【表紙】
| 【提出書類】 | 四半期報告書 |
| 【根拠条文】 | 金融商品取引法第24条の4の7第1項 |
| 【提出先】 | 関東財務局長 |
| 【提出日】 | 平成30年8月9日 |
| 【四半期会計期間】 | 第112期第1四半期(自 平成30年4月1日 至 平成30年6月30日) |
| 【会社名】 | パナソニック株式会社 |
| 【英訳名】 | Panasonic Corporation |
| 【代表者の役職氏名】 | 代表取締役社長 津 賀 一 宏 |
| 【本店の所在の場所】 | 大阪府門真市大字門真1006番地 |
| 【電話番号】 | 大阪(06)6908-1121 |
| 【事務連絡者氏名】 | 経理・財務部 部長 井 垣 誠 一 郎 |
| 【最寄りの連絡場所】 | 東京都港区東新橋一丁目5番1号(パナソニック東京汐留ビル) |
| 【電話番号】 | 東京(03)3437-1121 |
| 【事務連絡者氏名】 | 経理・財務部 渉外担当 坂 本 隼 人 |
| 【縦覧に供する場所】 | パナソニック株式会社 (東京都港区東新橋一丁目5番1号(パナソニック東京汐留ビル)) 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号) 株式会社名古屋証券取引所 (名古屋市中区栄三丁目8番20号) |
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
| 回次 | 第111期 第1四半期 連結累計期間 | 第112期 第1四半期 連結累計期間 | 第111期 | |
| 会計期間 | 自平成29年4月1日 至平成29年6月30日 | 自平成30年4月1日 至平成30年6月30日 | 自平成29年4月1日 至平成30年3月31日 | |
| 売上高 | (百万円) | 1,865,275 | 2,008,735 | 7,982,164 |
| 税引前利益 | (百万円) | 81,972 | 102,246 | 378,590 |
| 親会社の所有者に帰属する 四半期(当期)純利益 | (百万円) | 48,759 | 57,360 | 236,040 |
| 親会社の所有者に帰属する 四半期(当期)包括利益 | (百万円) | 124,907 | 85,884 | 292,381 |
| 親会社の所有者に帰属する持分 | (百万円) | 1,627,508 | 1,753,675 | 1,707,551 |
| 資本合計 | (百万円) | 1,798,723 | 1,919,394 | 1,882,285 |
| 資産合計 | (百万円) | 6,156,490 | 6,385,523 | 6,291,148 |
| 基本的1株当たり親会社の 所有者に帰属する四半期 (当期)純利益 | (円) | 20.91 | 24.59 | 101.20 |
| 希薄化後1株当たり親会社の 所有者に帰属する四半期 (当期)純利益 | (円) | 20.90 | 24.58 | 101.15 |
| 親会社所有者帰属持分比率 | (%) | 26.4 | 27.5 | 27.1 |
| 営業活動による キャッシュ・フロー | (百万円) | 78,468 | 36,630 | 423,182 |
| 投資活動による キャッシュ・フロー | (百万円) | △125,160 | △77,124 | △458,828 |
| 財務活動による キャッシュ・フロー | (百万円) | △131,668 | △4,681 | △128,763 |
| 現金及び現金同等物の四半期末(期末)残高 | (百万円) | 1,095,715 | 1,058,609 | 1,089,585 |
(注)1.当社は、国際財務報告基準(以下、「IFRS」)に基づいて要約四半期連結財務諸表および連結財務諸表を作成しています。
2.当社は、要約四半期連結財務諸表を作成しているため、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載していません。
3.売上高には、消費税等は含まれていません。
2【事業の内容】
当社グループは、当社及び連結子会社589社を中心に構成され、総合エレクトロニクスメーカーとして関連する事業分野について、国内外のグループ各社との緊密な連携のもとに、開発・生産・販売・サービス活動を展開しています。
当社グループの製品の範囲は、電気機械器具のほとんどすべてにわたっており、「アプライアンス」「エコソリューションズ」「コネクティッドソリューションズ」「オートモーティブ&インダストリアルシステムズ」の4つの報告セグメントと、報告セグメントに含まれないその他の事業活動から構成されています。なお、平成30年度より一部の事業をセグメント間で移管しています。各セグメント及び事業移管の詳細については、要約四半期連結財務諸表注記「3. セグメント情報」に記載しています。
当社は、IFRSに基づいて連結財務諸表を作成しており、関係会社の範囲についても当該会計基準の定義に基づいて開示しています。「第2 事業の状況」においても同様です。
当第1四半期連結累計期間において、主要な関係会社の異動はありません。
第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 経営成績
当第1四半期連結累計期間の世界経済は、米国では堅調な個人消費に加えて設備投資の回復により好調に推移したほか、中国も外需拡大により輸出が増加、日本でも堅調な雇用情勢などを背景に回復するなど、緩やかな景気拡大が継続しました。今後も景気の改善が続くとみられる一方で、リスク要因としては、各国の政治・金融情勢、保護貿易の広がり、新興国経済の悪化などが考えられます。
このような経営環境のもと、当社グループは経営資源を集中する分野をより明確にしながら、持続的に成長していくための戦略を推進しています。
当第1四半期連結累計期間は、平成30年4月1日付で、車載向けリチウムイオン電池を中心に急拡大する二次電池事業の更なる成長を図るため、二次電池事業を顧客・業界別に再編しました。効率的な開発リソース体制のもとで成長戦略を加速していきます。また、中国、東南アジアと並ぶ家電事業の重点地域と位置づけるインドにおいて、同年4月より、現地で生産した冷蔵庫の販売を開始しました。市場のニーズに合った商品をより早くお客様にお届けし、急速に成長する市場での家電事業の拡大を目指します。同年6月には、日東工業㈱と配電盤事業等で包括的協業を検討することに合意しました。国内だけでなく海外も視野に入れ、生産・開発・技術分野で連携し、顧客満足度の高いソリューション提供を目指します。
当第1四半期連結累計期間も、前連結会計年度から引き続き、増収増益を達成しました。
連結売上高は、2兆87億円(対前年同期比8%増)となりました。国内売上は、アプライアンスのコンシューマ向け販売が減収となりましたが、車載関連・パソコンなどの増販により、全体では増収となりました。海外売上は、オートモーティブやエナジーなどの車載関連や、プロセスオートメーションの実装機などの事業が引き続き好調で、大きく増収となりました。
営業利益は、1,000億円(対前年同期比19%増)となりました。固定費増加や原材料価格高騰などの減益影響を、増販益によりカバーしたことに加え、土地売却益など、その他の損益の良化もあり、増益となりました。また、税引前利益は、1,022億円(対前年同期比25%増)、親会社の所有者に帰属する四半期純利益は、574億円(対前年同期比18%増)となりました。
(2) セグメントの経営成績
当第1四半期連結累計期間のセグメントの業績は次のとおりです。
平成30年度より一部の事業をセグメント間で移管しています。平成29年度のセグメント情報については、平成30年度の形態に合わせて組み替えて算出しています。
a アプライアンス
売上高は、7,202億円(対前年同期比1%減)となりました。中国でのeコマースや北米での食品流通の増収はありましたが、エアコン・AVCなどの苦戦により、減収となりました。
営業利益は、減販損や原材料価格高騰の影響を、合理化の取り組みでカバーできず、前年同期に比べ減益の391億円(対前年同期比15%減)となりました。
b エコソリューションズ
売上高は、4,444億円(対前年同期比6%増)となりました。インド・中国などでの電材事業の堅調な推移や、新築請負に加えて分譲事業が好調なパナソニック ホームズ㈱、さらには㈱松村組の新規連結などの影響により、増収となりました。
営業利益については、原材料価格高騰の影響や、海外電材事業拡大に向けた先行費用などにより、前年同期に比べ減益の1億円の損失(前年同期は11億円の利益)となりました。
c コネクティッドソリューションズ
売上高は、2,743億円(対前年同期比11%増)となりました。自動車産業向け実装機などが好調なプロセスオートメーション、パソコンが堅調なモバイルソリューションズ、物流・流通業界向け販売が伸長したパナソニック システムソリューションズ ジャパン㈱が牽引し、増収となりました。
営業利益は、プロセスオートメーションなどの増販益などにより、前年同期に比べ増益の224億円(対前年同期比42%増)となりました。
d オートモーティブ&インダストリアルシステムズ
売上高は、7,338億円(対前年同期比12%増)となりました。国内・欧米でインフォテインメントが伸長したオートモーティブ、車載電池に加えて蓄電システムも成長したエナジー、車載・産業向けのデバイスが拡大したインダストリアルが軒並み増収となりました。
営業利益については、大幅な増販益はあったものの、北米車載電池工場の立ち上げ費用の増加などにより、前年同期に比べ減益の154億円(対前年同期比15%減)となりました。
(3) 財政状態
当第1四半期連結会計期間末の連結総資産は、6兆3,855億円となり、前連結会計年度末に比べ944億円増加しました。これは、季節要因やB2B事業の拡大に伴い、営業債権及び契約資産や棚卸資産が増加したことなどによるものです。
負債は、4兆4,661億円となり、前連結会計年度末に比べ573億円増加しました。
親会社の所有者に帰属する持分は、親会社の所有者に帰属する四半期純利益の計上などにより、前連結会計年度末に比べ461億円増加し、1兆7,537億円となりました。また、親会社の所有者に帰属する持分に非支配持分を加味した資本合計は、1兆9,194億円となりました。
(4) キャッシュ・フロー
当第1四半期連結累計期間の営業活動により増加したキャッシュ・フローは366億円(前年同期は785億円の増加)となりました。前年同期差の主な要因は、棚卸資産の増減の良化はありましたが、法人所得税費用の支払増加や一時的な法務関連費用の支払があったためです。投資活動により減少したキャッシュ・フローは771億円(前年同期は1,252億円の減少)となりました。前年同期差の主な要因は、設備投資の減少及び固定資産売却収入の増加のためです。この結果、フリーキャッシュ・フロー(営業活動及び投資活動によるキャッシュ・フローの合計)は、マイナス405億円(対前年同期差62億円の改善)となりました。
また、財務活動により減少したキャッシュ・フローは47億円(前年同期は1,317億円の減少)となりました。前年同期差の主な要因は、短期社債500億円の新規発行に加え、前年同期にパナホーム等の追加取得をしたためです。
これらに為替変動の影響を加味した結果、当第1四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物の残高は1兆586億円(対前連結会計年度末差310億円減)となりました。
(5) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は、1,158億円(対前年同期比8%増)です。当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 設備投資
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の設備投資は、568億円(対前年同期比38%減)です。
(7) 減価償却費
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の減価償却費は、561億円(対前年同期比0.2%増)です。
(8) 従業員数
当第1四半期連結会計期間末の従業員数(就業人員数)は、273,520人(対前連結会計年度末差623人減)です。
(9) 株式会社の支配に関する基本方針
①当社の企業価値向上に向けた取り組み
当社は創業以来、「事業活動を通じて、世界中の人々のくらしの向上と、社会の発展に貢献する」という経営理念をすべての活動の指針として、事業を進めてまいりました。今後も、製造業として培ってきた強みを磨きながら、様々なパートナーとともに、お客様一人ひとりにとっての「より良いくらし、より良い世界」を実現していくなかで、株主の皆様や投資家、お客様、取引先、従業員をはじめとするすべての関係者の皆様にご満足いただけるよう、持続的な企業価値の向上に努めてまいります。
平成30年度については、経営資源を集中する分野を明確にしながら、持続的に成長していくための戦略を推進してまいります。
②大規模買付行為に対する取り組み
当社は、当社株式の大規模な買付行為がなされた場合にこれを受け入れるかどうかは、最終的には、株主の皆様の判断に委ねられるべきものと考えております。ただし、大規模買付行為のなかには、株主の皆様が適切な判断を行うために必要な情報が十分に提供されない場合や、その目的などからみて、企業価値・株主共同の利益を著しく侵害するおそれがある場合もあり得ます。
当社は、当社株式の大規模買付を行おうとする者に対しては、株主の皆様が適切な判断を行うために必要かつ十分な情報の提供を求め、あわせて取締役会の意見等を表明・開示し、株主の皆様の検討のための時間の確保に努める等、金融商品取引法、会社法、およびその他関係法令の許容する範囲内において、適切な措置を講じてまいります。また、取締役会の意見等の表明・開示にあたっては、その内容の客観性を確保するため、社外取締役、社外監査役で構成される独立委員会を設置し、取締役会として意見を諮問するとともに、本委員会の答申を最大限尊重してまいります。
3【経営上の重要な契約等】
当第1四半期連結会計期間における経営上の重要な契約等の決定又は締結はありません。
第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
| 種類 | 発行可能株式総数(株) |
| 普通株式 | 4,950,000,000 |
| 計 | 4,950,000,000 |
②【発行済株式】
| 種類 | 第1四半期会計期間末 現在発行数(株) (平成30年6月30日) | 提出日現在 発行数(株) (平成30年8月9日) | 上場金融商品取引所名 又は登録認可金融商品 取引業協会名 | 内容 |
| 普通株式 | 2,453,053,497 | 2,453,053,497 | 東京証券取引所(市場第一部) 名古屋証券取引所(市場第一部) | 一単元の株式数は100株であります。 |
| 計 | 2,453,053,497 | 2,453,053,497 | ― | ― |
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
| 年月日 | 発行済株式総数増減数 (千株) | 発行済株式総数残高 (千株) | 資本金増減額 (百万円) | 資本金残高 (百万円) | 資本準備金増減額 (百万円) | 資本準備金残高 (百万円) |
| 平成30年4月1日~ 平成30年6月30日 | ― | 2,453,053 | ― | 258,740 | ― | ― |
(5)【大株主の状況】
当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
(6)【議決権の状況】
当第1四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載することができないことから、直前の基準日(平成30年3月31日)に基づく株主名簿による記載をしています。
①【発行済株式】
| 平成30年3月31日現在 |
| 区分 | 株式数(株) | 議決権の数(個) | 内容 |
| 無議決権株式 | ― | ― | ― |
| 議決権制限株式(自己株式等) | ― | ― | ― |
| 議決権制限株式(その他) | ― | ― | ― |
| 完全議決権株式(自己株式等) | (自己保有株式) 普通株式 120,718,300 | ― | 権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式 |
| (相互保有株式) 普通株式 14,838,300 | ― | 同上 | |
| 完全議決権株式(その他) | 普通株式 2,309,521,500 | 23,095,215 | 同上 |
| 単元未満株式 | 普通株式 7,975,397 | ― | 一単元(100株)未満の株式 |
| 発行済株式総数 | 2,453,053,497 | ― | ― |
| 総株主の議決権 | ― | 23,095,215 | ― |
(注)1 「完全議決権株式(その他)」欄及び「単元未満株式」欄の普通株式には、証券保管振替機構名義の株式がそれぞれ12,700株(議決権127個)及び89株含まれています。
2 「単元未満株式」欄の普通株式には下記の自己保有株式及び相互保有株式が次のとおり含まれています。
自己保有株式 パナソニック株式会社(3株)
相互保有株式 株式会社パナソニック共済会(7株)、旭鍍金工業株式会社(71株)、
エーシーテクノサンヨー株式会社(75株)
②【自己株式等】
| 平成30年3月31日現在 |
| 所有者の氏名又は名称 | 所有者の住所 | 自己名義所有株式数(株) | 他人名義所有株式数(株) | 所有株式数の合計(株) | 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%) |
| (自己保有株式) | |||||
| パナソニック株式会社 | 大阪府門真市大字門真1006番地 | 120,718,300 | ― | 120,718,300 | 4.92 |
| (相互保有株式) | |||||
| 株式会社パナソニック共済会 | 大阪府門真市大字門真1006番地 | 14,798,800 | ― | 14,798,800 | 0.60 |
| 旭鍍金工業株式会社 | 大阪市旭区新森四丁目5番16号 | 23,400 | ― | 23,400 | 0.00 |
| 大阪ナショナル電工株式会社 | 大阪市東住吉区今川八丁目7番21号 | 10,000 | ― | 10,000 | 0.00 |
| エーシーテクノサンヨー株式会社 | さいたま市北区日進町三丁目597番地1 | 5,100 | ― | 5,100 | 0.00 |
| 山陰パナソニック株式会社 | 島根県出雲市渡橋町416番地 | 1,000 | ― | 1,000 | 0.00 |
| 相互保有株式 計 | ― | 14,838,300 | ― | 14,838,300 | 0.60 |
| 計 | ― | 135,556,600 | ― | 135,556,600 | 5.52 |
(注)当第1四半期会計期間末日現在の自己保有株式数(単元未満株式を除く)は、120,685,700株となっています。「発行済株式総数に対する所有株式数の割合」は4.91%です。
2【役員の状況】
該当事項はありません。
第4【経理の状況】
1.要約四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号。以下、「四半期連結財務諸表規則」)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、四半期連結財務諸表規則第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」(以下、「IAS第34号」)に準拠して作成しています。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(平成30年4月1日から平成30年6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(平成30年4月1日から平成30年6月30日まで)の要約四半期連結財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人により四半期レビューを受けています。
1【要約四半期連結財務諸表】
(1)【要約四半期連結財政状態計算書】
| (単位:百万円) |
| 注記 番号 | 前連結会計年度末 (平成30年3月31日) | 当第1四半期 連結会計期間末 (平成30年6月30日) | |
| 資産 | |||
| 流動資産 | |||
| 現金及び現金同等物 | 1,089,585 | 1,058,609 | |
| 営業債権 | 2 | 1,038,984 | - |
| 営業債権及び契約資産 | 2 | - | 1,093,070 |
| その他の金融資産 | 203,557 | 243,825 | |
| 棚卸資産 | 988,609 | 1,036,139 | |
| その他の流動資産 | 165,223 | 183,161 | |
| 流動資産合計 | 3,485,958 | 3,614,804 | |
| 非流動資産 | |||
| 持分法で会計処理されている投資 | 147,959 | 149,630 | |
| その他の金融資産 | 166,466 | 178,664 | |
| 有形固定資産 | 1,374,066 | 1,325,026 | |
| のれん及び無形資産 | 738,251 | 743,561 | |
| 繰延税金資産 | 325,255 | 314,554 | |
| その他の非流動資産 | 53,193 | 59,284 | |
| 非流動資産合計 | 2,805,190 | 2,770,719 | |
| 資産合計 | 6,291,148 | 6,385,523 |
| (単位:百万円) |
| 注記 番号 | 前連結会計年度末 (平成30年3月31日) | 当第1四半期 連結会計期間末 (平成30年6月30日) | |
| 負債 | |||
| 流動負債 | |||
| 短期負債及び一年以内返済長期負債 | 375,392 | 454,559 | |
| 営業債務 | 1,146,476 | 1,156,398 | |
| その他の金融負債 | 304,977 | 279,725 | |
| 未払法人所得税 | 77,380 | 76,334 | |
| 引当金 | 2 | 285,954 | 222,677 |
| 契約負債 | 2 | - | 120,360 |
| その他の流動負債 | 2 | 907,756 | 883,710 |
| 流動負債合計 | 3,097,935 | 3,193,763 | |
| 非流動負債 | |||
| 長期負債 | 864,052 | 831,846 | |
| その他の金融負債 | 18,623 | 16,862 | |
| 退職給付に係る負債 | 349,873 | 344,615 | |
| 引当金 | 10,217 | 10,488 | |
| 繰延税金負債 | 56,447 | 56,077 | |
| 契約負債 | 2 | - | 6,705 |
| その他の非流動負債 | 2 | 11,716 | 5,773 |
| 非流動負債合計 | 1,310,928 | 1,272,366 | |
| 負債合計 | 4,408,863 | 4,466,129 | |
| 資本 | |||
| 親会社の所有者に帰属する持分 | |||
| 資本金 | 258,740 | 258,740 | |
| 資本剰余金 | 527,408 | 527,074 | |
| 利益剰余金 | 1,300,336 | 1,322,365 | |
| その他の資本の構成要素 | 4 | △168,259 | △143,888 |
| 自己株式 | △210,674 | △210,616 | |
| 親会社の所有者に帰属する持分合計 | 5 | 1,707,551 | 1,753,675 |
| 非支配持分 | 174,734 | 165,719 | |
| 資本合計 | 1,882,285 | 1,919,394 | |
| 負債及び資本合計 | 6,291,148 | 6,385,523 |
(2)【要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
【要約四半期連結損益計算書】
| (単位:百万円) |
| 注記 番号 | 前第1四半期連結累計期間 (自 平成29年4月1日 至 平成29年6月30日) | 当第1四半期連結累計期間 (自 平成30年4月1日 至 平成30年6月30日) | |
| 売上高 | 7 | 1,865,275 | 2,008,735 |
| 売上原価 | △1,317,291 | △1,447,642 | |
| 売上総利益 | 547,984 | 561,093 | |
| 販売費及び一般管理費 | △468,193 | △479,511 | |
| 持分法による投資損益 | 1,806 | 1,196 | |
| その他の損益 | 8 | 2,328 | 17,178 |
| 営業利益 | 83,925 | 99,956 | |
| 金融収益 | 6,629 | 7,754 | |
| 金融費用 | △8,582 | △5,464 | |
| 税引前利益 | 81,972 | 102,246 | |
| 法人所得税費用 | △29,781 | △40,724 | |
| 四半期純利益 | 52,191 | 61,522 |
| 四半期純利益の帰属 | |||
| 親会社の所有者 | 48,759 | 57,360 | |
| 非支配持分 | 3,432 | 4,162 |
| 1株当たり四半期純利益(親会社の所有者に帰属) | 5 | ||
| 基本的1株当たり四半期純利益 (円) | 20.91 | 24.59 | |
| 希薄化後1株当たり四半期純利益 (円) | 20.90 | 24.58 |
【要約四半期連結包括利益計算書】
| (単位:百万円) |
| 注記 番号 | 前第1四半期連結累計期間 (自 平成29年4月1日 至 平成29年6月30日) | 当第1四半期連結累計期間 (自 平成30年4月1日 至 平成30年6月30日) | |
| 四半期純利益 | 52,191 | 61,522 | |
| その他の包括利益 - 税効果調整後 | |||
| 純損益に振り替えられることのない項目 | |||
| 確定給付制度の再測定 | 40,003 | 1,874 | |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する 金融資産 | 13,549 | 10,784 | |
| 純損益に振り替えられることのない項目の合計 | 53,552 | 12,658 | |
| 純損益に振り替えられる可能性のある項目 | |||
| 在外営業活動体の換算差額 | 27,342 | 15,636 | |
| キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の 純変動 | △1,253 | △1,451 | |
| 純損益に振り替えられる可能性のある項目の合計 | 26,089 | 14,185 | |
| その他の包括利益 合計 | 79,641 | 26,843 | |
| 四半期包括利益 合計 | 131,832 | 88,365 |
| 四半期包括利益の帰属 | |||
| 親会社の所有者 | 124,907 | 85,884 | |
| 非支配持分 | 6,925 | 2,481 |
(3)【要約四半期連結持分変動計算書】
前第1四半期連結累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年6月30日)
| (単位:百万円) |
| 注記 番号 | 資本金 | 資本 剰余金 | 利益 剰余金 | その他の資本の 構成要素 | 自己株式 | 親会社の所有者に帰属する持分合計 | 非支配 持分 | 資本合計 | |
| 平成29年4月1日残高 | 258,740 | 636,905 | 1,051,445 | △164,632 | △210,569 | 1,571,889 | 188,046 | 1,759,935 | |
| 四半期包括利益 | |||||||||
| 四半期純利益 | - | - | 48,759 | - | - | 48,759 | 3,432 | 52,191 | |
| 確定給付制度の再測定 | - | - | - | 40,066 | - | 40,066 | △63 | 40,003 | |
| その他の包括利益を通じて 公正価値で測定する金融資産 | - | - | - | 13,507 | - | 13,507 | 42 | 13,549 | |
| 在外営業活動体の換算差額 | - | - | - | 23,818 | - | 23,818 | 3,524 | 27,342 | |
| キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の純変動 | - | - | - | △1,243 | - | △1,243 | △10 | △1,253 | |
| 四半期包括利益合計 | - | - | 48,759 | 76,148 | - | 124,907 | 6,925 | 131,832 | |
| ヘッジ対象の 非金融資産への振替 | - | - | - | △75 | - | △75 | - | △75 | |
| その他の資本の構成要素 から利益剰余金への振替 | - | - | 46,751 | △46,751 | - | - | - | - | |
| 配当金 | 4 | - | - | △34,986 | - | - | △34,986 | △14,745 | △49,731 |
| 自己株式の取得 | - | - | - | - | △32 | △32 | - | △32 | |
| 自己株式の売却 | - | △1 | - | - | 4 | 3 | - | 3 | |
| 新規連結子会社の取得 | 9 | - | - | - | - | - | - | 23,747 | 23,747 |
| 非支配持分との取引等 | 8 | - | △40,883 | - | 6,685 | - | △34,198 | △32,758 | △66,956 |
| 平成29年6月30日残高 | 258,740 | 596,021 | 1,111,969 | △128,625 | △210,597 | 1,627,508 | 171,215 | 1,798,723 |
当第1四半期連結累計期間(自 平成30年4月1日 至 平成30年6月30日)
| (単位:百万円) |
| 注記 番号 | 資本金 | 資本 剰余金 | 利益 剰余金 | その他の資本の 構成要素 | 自己株式 | 親会社の所有者に帰属する持分合計 | 非支配 持分 | 資本合計 | |
| 平成30年4月1日残高 | 258,740 | 527,408 | 1,300,336 | △168,259 | △210,674 | 1,707,551 | 174,734 | 1,882,285 | |
| 四半期包括利益 | |||||||||
| 四半期純利益 | - | - | 57,360 | - | - | 57,360 | 4,162 | 61,522 | |
| 確定給付制度の再測定 | - | - | - | 1,802 | - | 1,802 | 72 | 1,874 | |
| その他の包括利益を通じて 公正価値で測定する金融資産 | - | - | - | 10,707 | - | 10,707 | 77 | 10,784 | |
| 在外営業活動体の換算差額 | - | - | - | 17,451 | - | 17,451 | △1,815 | 15,636 | |
| キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の純変動 | - | - | - | △1,436 | - | △1,436 | △15 | △1,451 | |
| 四半期包括利益合計 | - | - | 57,360 | 28,524 | - | 85,884 | 2,481 | 88,365 | |
| ヘッジ対象の 非金融資産への振替 | - | - | - | 13 | - | 13 | - | 13 | |
| その他の資本の構成要素 から利益剰余金への振替 | - | - | 4,166 | △4,166 | - | - | - | - | |
| 配当金 | 4 | - | - | △46,647 | - | - | △46,647 | △10,036 | △56,683 |
| 自己株式の取得 | - | - | - | - | △14 | △14 | - | △14 | |
| 自己株式の売却 | - | △31 | - | - | 72 | 41 | - | 41 | |
| 非支配持分との取引等 | - | △303 | - | - | - | △303 | △1,460 | △1,763 | |
| 新会計基準適用による 累積的影響額 | 2 | - | - | 7,150 | - | - | 7,150 | - | 7,150 |
| 平成30年6月30日残高 | 258,740 | 527,074 | 1,322,365 | △143,888 | △210,616 | 1,753,675 | 165,719 | 1,919,394 |
(4)【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
| (単位:百万円) |
| 注記 番号 | 前第1四半期連結累計期間 (自 平成29年4月1日 至 平成29年6月30日) | 当第1四半期連結累計期間 (自 平成30年4月1日 至 平成30年6月30日) | |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | |||
| 四半期純利益 | 52,191 | 61,522 | |
| 減価償却費及び償却費 | 69,917 | 71,646 | |
| 有形固定資産、のれん及び無形資産の減損 | - | 597 | |
| 法人所得税費用 | 29,781 | 40,724 | |
| 営業債権の増減額(△は増加) | △47,578 | - | |
| 営業債権及び契約資産の増減額(△は増加) | - | △41,549 | |
| 棚卸資産の増減額(△は増加) | △80,304 | △47,533 | |
| 営業債務の増減額(△は減少) | 42,742 | 14,789 | |
| 契約負債の増減額(△は減少) | - | 14,861 | |
| その他(純額) | 37,299 | △42,538 | |
| 小計 | 104,048 | 72,519 | |
| 利息の受取額 | 5,070 | 5,938 | |
| 配当金の受取額 | 1,559 | 1,662 | |
| 利息の支払額 | △5,263 | △5,630 | |
| 法人所得税の支払額 | △26,946 | △37,859 | |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 78,468 | 36,630 | |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | |||
| 有形固定資産の取得 | △115,424 | △96,272 | |
| 有形固定資産の売却 | 9,407 | 24,080 | |
| 無形資産の取得 | △14,112 | △17,579 | |
| リース債権の回収 | - | 18,954 | |
| 持分法投資及びその他の金融資産の取得 | △3,190 | △13,024 | |
| 持分法投資及びその他の金融資産の売却及び償還 | 816 | 6,069 | |
| 連結子会社の売却 | 183 | - | |
| 新規連結子会社の取得 | 9 | △1,922 | △500 |
| その他(純額) | △918 | 1,148 | |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △125,160 | △77,124 | |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | |||
| 短期借入債務の増減額(△は減少) | △2,712 | 50,446 | |
| 長期借入債務による調達額 | 2,316 | 216 | |
| 長期借入債務の返済額 | △2,538 | △2,823 | |
| 親会社の所有者への配当金の支払額 | 4 | △34,986 | △46,647 |
| 非支配持分への配当金の支払額 | △14,745 | △10,036 | |
| 自己株式の取得 | △32 | △14 | |
| 自己株式の売却 | 3 | 41 | |
| 非支配持分との取引 | 8 | △70,205 | △2,000 |
| その他(純額) | △8,769 | 6,136 | |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | △131,668 | △4,681 | |
| 現金及び現金同等物に係る換算差額 | 3,288 | 14,199 | |
| 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | △175,072 | △30,976 | |
| 現金及び現金同等物の期首残高 | 1,270,787 | 1,089,585 | |
| 現金及び現金同等物の四半期末残高 | 1,095,715 | 1,058,609 |
【要約四半期連結財務諸表注記】
1.報告企業
パナソニック株式会社は日本に所在する企業です。当社(以下、原則として連結子会社を含む)は、総合エレクトロニクスメーカーとして関連する事業分野について、国内外のグループ各社の緊密な連携のもとに、開発・生産・販売・サービス活動を展開しています。
当社の主な事業内容及び主要な活動は、「3.セグメント情報」に記載しています。
2.作成の基礎
(1)要約四半期連結財務諸表がIAS第34号に準拠している旨
当社の要約四半期連結財務諸表は、四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第93条の規定により、IAS第34号に準拠して作成しています。要約四半期連結財務諸表は年度の連結財務諸表で要求されている全ての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものです。
要約四半期連結財務諸表は平成30年8月9日において、代表取締役社長 津賀 一宏及び取締役(CFO)梅田 博和により承認されています。
(2)機能通貨及び表示通貨
要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円で表示しており、百万円未満を四捨五入しています。
(3)重要な会計方針
要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、「(5)新たな基準書及び解釈指針の適用」を除き、前連結会計年度において適用した会計方針と同一です。
(4)重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断
当社は、要約四半期連結財務諸表を作成するために、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定を用いています。実際の業績は、会計上の見積り及びその基礎となる仮定とは異なる場合があります。
見積り及びその基礎となる仮定は、継続して見直され、会計上の見積りの見直しによる影響は、当該見直しを行った会計期間及び将来の会計期間において認識されます。
要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える見積り及び判断は、前連結会計年度に係る連結財務諸表と同様です。
(5)新たな基準書及び解釈指針の適用
当社は、IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」を、当連結会計年度の期首(平成30年4月1日)より、同基準の適用による累積的影響額を適用開始日において認識する方法を用いて適用しています。
IFRS第15号の適用に伴い、下記の5ステップアプローチに基づき、収益を認識しています。
ステップ1:顧客との契約の識別
ステップ2:履行義務の識別
ステップ3:取引価格の算定
ステップ4:取引価格の履行義務への配分
ステップ5:履行義務の充足による収益の認識
当社には、主に家庭用製品、産業用製品、製造機器及び消耗品等の製品販売取引があります。これらの取引については、原則として、製品の引渡時点において顧客がその支配を獲得し、履行義務を充足することから、当該製品の引渡時点において収益を認識しています。当社には、この他に役務の提供や請負工事契約があります。これらの取引については、原則として、一定の期間にわたり履行義務を充足することから、その進捗度に応じて収益を認識しています。
当社は、消費者向け販売店に対する売上に係る、製品価格の下落を補償するための支払に充当される一定の価格調整費用及び販売店に提供するインセンティブ・プログラムに基づく販売リベートを、変動対価の一部として売上高から控除しています。
IFRS第15号の適用による「利益剰余金」の当連結会計年度の期首時点における累積的影響額は、7,150百万円(増加)です。また、当第1四半期連結累計期間の「売上高」、「四半期純利益」、「基本的1株当たり四半期純利益」及び「希薄化後1株当たり四半期純利益」への影響は軽微です。
IFRS第15号の適用に伴い、当連結会計年度の期首より、従来、「その他の流動負債」及び「その他の非流動負債」に含めていた前受金・前受収益を「契約負債」として表示しています。この結果、従前の会計基準を適用していた場合と比較して、当第1四半期連結累計期間の期首及び期末において、「その他の流動負債」がそれぞれ105,287百万円及び120,360百万円減少し、「契約負債」(流動負債)が同額増加、「その他の非流動負債」がそれぞれ6,116百万円及び6,705百万円減少し、「契約負債」(非流動負債)が同額増加しています。
また、従来、「引当金」に含めていた販売促進に係る引当金(販売諸施策に基づき、流通過程における製品等の販売促進に係る総費用を見積り、引当計上したもの)を返金負債の一部として認識し、「その他の流動負債」に含めて表示しています。この結果、従前の会計基準を適用していた場合と比較して、当第1四半期連結累計期間の期首及び期末において、「引当金」が、それぞれ36,937百万円及び38,942百万円減少し、「その他の流動負債」が同額増加しています。
なお、従来、「営業債権」に含めていた工事未収入金等を契約資産として認識しています。これに伴い、「営業債権」を「営業債権及び契約資産」に変更しています。
3.セグメント情報
(1)報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち独立した財務情報が入手可能であり、最高経営意思決定者が、経営資源の配分の決定及び業績の検討のため、定期的に評価を行う対象となっているものです。
当社は、経営管理上、4つのカンパニーがそれぞれの担当領域において事業部の自主責任経営を支えグローバルに事業推進を行っており、その成果を「アプライアンス」「エコソリューションズ」「コネクティッドソリューションズ」「オートモーティブ&インダストリアルシステムズ」の4つの報告セグメントに区分して開示しています。
「アプライアンス」は、ルームエアコン、大型空調、テレビ、デジタルカメラ、ビデオ機器、オーディオ機器、固定電話、冷蔵庫、洗濯機、掃除機、電子レンジ、炊飯器、美・理容器具、コンプレッサー、燃料電池、ショーケース等の開発・製造・販売を行っています。「エコソリューションズ」は、照明器具、ランプ、配線器具、太陽光発電システム、水まわり設備、内装建材、外装建材、換気・送風・空調機器、空気清浄機、戸建住宅、集合住宅、分譲用土地・建物、リフォーム、自転車、介護関連等の開発・製造・販売を行っています。「コネクティッドソリューションズ」は、航空機内エンターテインメントシステム・通信サービス、電子部品実装システム、溶接機、プロジェクター、業務用カメラシステム、パソコン・タブレット、監視・防犯カメラ等の開発・製造・販売を行っています。「オートモーティブ&インダストリアルシステムズ」は、車載インフォテインメントシステム、電装品、自動車用ミラー、車載電池、リチウムイオン電池、乾電池、制御機器、モーター、半導体、電子部品、電子材料、液晶パネル等の開発・製造・販売を行っています。
「その他」は、報告セグメントに含まれない事業活動であり、原材料の販売等が含まれています。
なお、平成30年度より、従来「その他」に含めていたパナソニック ホームズ㈱(旧パナホーム㈱)を「エコソリューションズ」に含めています。また、これまで特定のセグメントに帰属していなかった北米、欧州及びアジアの一部のコンシューマー販売部門を「アプライアンス」に含めています。
以上のセグメント区分の変更に伴い、平成29年度のセグメント情報については、平成30年度の形態に合わせて組み替えて表示しています。
(2)セグメント情報
セグメント情報は、次のとおりです。
① 前第1四半期連結累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年6月30日)
(単位:百万円)
| 報告セグメント | その他 | 消去・ 調整 | 連結計 | ||||
| アプライアンス | エコソリューションズ | コネクティッドソリューションズ | オートモーティブ&インダストリアルシステムズ | ||||
| 売上高 | |||||||
| 外部顧客に対するもの | 667,939 | 378,509 | 217,873 | 620,107 | 61,405 | △80,558 | 1,865,275 |
| セグメント間取引 | 58,678 | 42,441 | 29,091 | 36,404 | 1,138 | △167,752 | - |
| 計 | 726,617 | 420,950 | 246,964 | 656,511 | 62,543 | △248,310 | 1,865,275 |
| 利益 | 45,926 | 1,064 | 15,751 | 18,106 | 2,921 | 157 | 83,925 |
② 当第1四半期連結累計期間(自 平成30年4月1日 至 平成30年6月30日)
(単位:百万円)
| 報告セグメント | その他 | 消去・ 調整 | 連結計 | ||||
| アプライアンス | エコソリューションズ | コネクティッドソリューションズ | オートモーティブ&インダストリアルシステムズ | ||||
| 売上高 | |||||||
| 外部顧客に対するもの | 665,532 | 400,525 | 242,570 | 703,339 | 69,732 | △72,963 | 2,008,735 |
| セグメント間取引 | 54,620 | 43,825 | 31,761 | 30,463 | 1,669 | △162,338 | - |
| 計 | 720,152 | 444,350 | 274,331 | 733,802 | 71,401 | △235,301 | 2,008,735 |
| 利益(△は損失) | 39,113 | △51 | 22,438 | 15,355 | 74 | 23,027 | 99,956 |
報告セグメントの会計方針は、「2.(3)重要な会計方針」で記載している当社の会計方針と同一です。
セグメント間における取引は、独立企業間価格を基礎として行われています。
報告セグメントの利益は、営業利益をベースとした数値です。
「消去・調整」欄には、セグメントに帰属しない収益・費用や、連結会計上の調整及びセグメント間の内部取引消去が含まれています。
前第1四半期連結累計期間及び当第1四半期連結累計期間の売上高に関する調整には、主として、一部のコンシューマー商品の販売部門経由の外部顧客に対する売上が内部業績管理価格を用いて作成されていることによる取引価格の差額及び販売価格に関する連結会計上の調整が含まれています。
前第1四半期連結累計期間及び当第1四半期連結累計期間の利益に関する調整には、本社部門等の損益(当第1四半期連結累計期間における固定資産売却益を含む)及び一部のコンシューマー商品の販売部門に帰属する損益が含まれています。また、連結会計上の調整として、本社部門で管理している企業結合で取得した無形資産の償却費等やセグメントに帰属しない持分法による投資損益等が含まれています。なお、各セグメントに帰属する持分法による投資損益の金額は重要ではありません。
4.資本
(1)その他の資本の構成要素
その他の資本の構成要素の内訳は、次のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末 (平成30年3月31日) | 当第1四半期連結会計期間末 (平成30年6月30日) | |
| 確定給付制度の再測定 ※ | - | - |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する 金融資産 | 47,279 | 55,622 |
| 在外営業活動体の換算差額 | △216,355 | △198,904 |
| キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の純変動 | 817 | △606 |
| 合計 | △168,259 | △143,888 |
※当第1四半期連結累計期間において、確定給付制度を再測定した結果、その他の資本の構成要素が1,802百万円(税効果考慮後)増加しており、同額をその他の資本の構成要素から利益剰余金へ直接振り替えています。
(2)配当金
① 前第1四半期連結累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年6月30日)
配当金の支払額
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) | 配当の原資 | 1株当たり 配当額 (円) | 基準日 | 効力発生日 |
| 平成29年5月11日 取締役会 | 普通株式 | 34,986 | 利益剰余金 | 15.0 | 平成29年3月31日 | 平成29年6月8日 |
② 当第1四半期連結累計期間(自 平成30年4月1日 至 平成30年6月30日)
配当金の支払額
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) | 配当の原資 | 1株当たり 配当額 (円) | 基準日 | 効力発生日 |
| 平成30年5月10日 取締役会 | 普通株式 | 46,647 | 利益剰余金 | 20.0 | 平成30年3月31日 | 平成30年6月8日 |
5.1株当たり情報
1株当たり親会社所有者帰属持分は、次のとおりです。
| 前連結会計年度末 (平成30年3月31日) | 当第1四半期連結会計期間末 (平成30年6月30日) | |
| 1株当たり親会社所有者帰属持分 | 732円12銭 | 751円89銭 |
基本的1株当たり親会社の所有者に帰属する四半期純利益及び希薄化後1株当たり親会社の所有者に帰属する四半期純利益の調整計算は、次のとおりです。
| 前第1四半期連結累計期間 (自 平成29年4月1日 至 平成29年6月30日) | 当第1四半期連結累計期間 (自 平成30年4月1日 至 平成30年6月30日) | |
| 親会社の所有者に帰属する四半期純利益 | 48,759百万円 | 57,360百万円 |
| 期中平均普通株式数 | 2,332,394,346株 | 2,332,346,428株 |
| 希薄化効果 | ||
| ストックオプションによる普通株式増加数 | 958,627株 | 1,291,227株 |
| 希薄化後の期中平均普通株式数 | 2,333,352,973株 | 2,333,637,655株 |
| 基本的1株当たり親会社の所有者に帰属する 四半期純利益 | 20円91銭 | 24円59銭 |
| 希薄化後1株当たり親会社の所有者に帰属する 四半期純利益 | 20円90銭 | 24円58銭 |
6.金融商品の公正価値
(1)公正価値と帳簿価額の比較
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度末 (平成30年3月31日) | 当第1四半期連結会計期間末 (平成30年6月30日) | |||
| 帳簿価額 | 公正価値 | 帳簿価額 | 公正価値 | |
| 長期負債(一年以内返済長期負債を含む) | 980,129 | 990,684 | 977,584 | 987,903 |
公正価値は、市場価格または将来のキャッシュ・フローを連結会計年度末(当第1四半期連結会計期間においては、第1四半期連結会計期間末)における観察可能な割引金利を使用して計算した現在価値に基づいて算定しており、すべてレベル2(「(2)公正価値測定のヒエラルキー」参照)に分類しています。
上記以外の償却原価で測定する金融資産及び金融負債の公正価値は、帳簿価額と近似しています。
(2)公正価値測定のヒエラルキー
IFRS第13号「公正価値測定」では、公正価値を、その測定のために使われるインプット情報における外部からの観察可能性に応じて、次の3つのレベルに区分することが規定されています。
・レベル1:活発な市場における公表価格により測定された公正価値
・レベル2:レベル1以外の、観察可能なインプットを直接または間接的に使用して算出された公正価値
・レベル3:観察可能な市場データに基づかないインプットを含む、評価技法から算出された公正価値
公正価値の測定に使用される公正価値測定のヒエラルキーのレベルは、公正価値の測定の重要なインプットのうち、最も低いレベルにより決定しています。
公正価値で測定される金融商品の内訳は、次のとおりです。
① 前連結会計年度末(平成30年3月31日)
| (単位:百万円) |
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
| 金融資産: | ||||
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | ||||
| デリバティブ資産 | ||||
| 為替予約 | - | 8,029 | - | 8,029 |
| 商品先物 | 6,710 | 1,346 | - | 8,056 |
| 小計 | 6,710 | 9,375 | - | 16,085 |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | ||||
| 株式 | 96,416 | - | 32,634 | 129,050 |
| その他 | - | 2,622 | - | 2,622 |
| 小計 | 96,416 | 2,622 | 32,634 | 131,672 |
| 合計 | 103,126 | 11,997 | 32,634 | 147,757 |
| 金融負債: | ||||
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融負債 | ||||
| デリバティブ負債 | ||||
| 為替予約 | - | 3,046 | - | 3,046 |
| 通貨スワップ | - | 16 | - | 16 |
| 商品先物 | 7,791 | 4,952 | - | 12,743 |
| 合計 | 7,791 | 8,014 | - | 15,805 |
② 当第1四半期連結会計期間末(平成30年6月30日)
| (単位:百万円) |
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
| 金融資産: | ||||
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | ||||
| デリバティブ資産 | ||||
| 為替予約 | - | 6,067 | - | 6,067 |
| 通貨スワップ | - | 40 | - | 40 |
| 商品先物 | 13,942 | 998 | - | 14,940 |
| 小計 | 13,942 | 7,105 | - | 21,047 |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | ||||
| 株式 | 106,945 | - | 34,037 | 140,982 |
| その他 | - | 2,591 | - | 2,591 |
| 小計 | 106,945 | 2,591 | 34,037 | 143,573 |
| 合計 | 120,887 | 9,696 | 34,037 | 164,620 |
| 金融負債: | ||||
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融負債 | ||||
| デリバティブ負債 | ||||
| 為替予約 | - | 6,168 | - | 6,168 |
| 通貨スワップ | - | 44 | - | 44 |
| 商品先物 | 14,717 | 5,762 | - | 20,479 |
| 合計 | 14,717 | 11,974 | - | 26,691 |
レベル1に区分した市場性のある株式及び商品先物等は、十分な取引量と頻繁な取引がある活発な市場における調整不要な市場価格で評価しています。
レベル2に区分したデリバティブに含まれている為替予約、通貨スワップ、商品先物等は、評価技法を用いて評価され、為替レート及び商品先物市場価格などの観察可能な市場インプットを使用した価格モデルに基づき定期的に検証しています。
レベル3に区分した株式は非上場株式であり、当社の定める最も適切かつ関連性の高い入手可能なデータを利用するための方針と手続に基づき、当該投資先の将来の収益性の見通し、純資産価額や当該投資先が保有する主要な資産等の定量的な情報を総合的に考慮した適切な評価方法により公正価値を測定しています。当該評価の合理性については、会計担当部門が様々な手法を用いて検証しており、部門管理者の承認を受けています。なお、検証の具体的な手法には、外部評価機関の利用が含まれています。
レベル3に区分した金融商品について、観察可能でないインプットを合理的に考え得る代替的な仮定に変更した場合に重要な公正価値の増減は見込まれていません。
レベル間の振替は、振替を生じさせた事象または状況の変化が生じた日に認識しています。当第1四半期連結累計期間において、レベル間の重要な振替が行われた金融商品はありません。
当第1四半期連結累計期間において、公正価値測定のヒエラルキーのレベル3に分類された金融商品について、重要な変動は生じていません。
7.収益
収益の分解
当社は、顧客との契約から生じる収益を、その性質を適切に反映する製品別及び地域別(顧客の所在地別)に分解しています。製品別及び地域別の収益は、報告セグメント毎に分解しています。これらの分解した収益は、次のとおりです。
当第1四半期連結累計期間(自 平成30年4月1日 至 平成30年6月30日)
(単位:百万円)
| 製品別 | 売上高 | 地域別 | 売上高 | |||
| 報告セグメント | アプライ アンス | B2C | 446,745 | 日本 | 241,035 | |
| B2B | 128,139 | 米州 | 67,409 | |||
| 欧州 | 68,068 | |||||
| アジア・中国他 | 198,372 | |||||
| 小計 | 574,884 | 小計 | 574,884 | |||
| エコソリューションズ | 電材 | 184,167 | 日本 | 324,501 | ||
| 建築 | 74,725 | 米州 | 13,899 | |||
| その他(住建含む) | 144,213 | 欧州 | 11,389 | |||
| アジア・中国他 | 53,316 | |||||
| 小計 | 403,105 | 小計 | 403,105 | |||
| コネクティッドソリューションズ | バーティカルソリューション | 120,987 | 日本 | 74,355 | ||
| プロダクトソリューション | 144,309 | 米州 | 103,143 | |||
| 欧州 | 32,679 | |||||
| アジア・中国他 | 55,119 | |||||
| 小計 | 265,296 | 小計 | 265,296 | |||
| オートモーティブ&インダストリアルシステムズ | オートモーティブ | 239,274 | 日本 | 209,354 | ||
| エナジー | 156,994 | 米州 | 174,395 | |||
| インダストリアル | 244,565 | 欧州 | 92,978 | |||
| その他 | 52,769 | アジア・中国他 | 216,875 | |||
| 小計 | 693,602 | 小計 | 693,602 | |||
| その他 | 71,848 | その他 | 71,848 | |||
| 合 計 | 2,008,735 | 合 計 | 2,008,735 | |||
アプライアンスの製品は、「B2C」「B2B」に区分しています。「B2C」には、ルームエアコン、テレビ、デジタルカメラ、ビデオ機器、オーディオ機器、固定電話、冷蔵庫、洗濯機、掃除機、電子レンジ、炊飯器、美・理容器具等が含まれています。「B2B」には、大型空調、コンプレッサー、燃料電池、ショーケース等が含まれています。
エコソリューションズの製品は、「電材」「建築」「その他(住建含む)」に区分しています。「電材」には、照明器具、ランプ、配線器具、太陽光発電システム、換気・送風・空調機器、空気清浄機等が含まれています。「建築」には、戸建住宅、集合住宅、分譲用土地・建物、リフォーム等が含まれています。「その他(住建含む)」には、水まわり設備、内装建材、外装建材、自転車、介護関連等が含まれています。
コネクティッドソリューションズの製品は、「バーティカルソリューション」「プロダクトソリューション」に区分しています。「バーティカルソリューション」とは、開発・製造・販売が一体となった事業部がソリューションを提供する事業であり、航空機内エンターテインメントシステム・通信サービス、電子部品実装システム、溶接機等が含まれています。「プロダクトソリューション」とは、製品を製造する事業部が販売会社を通じてソリューションを提供する事業であり、プロジェクター、業務用カメラシステム、パソコン・タブレット、監視・防犯カメラ等が含まれています。
オートモーティブ&インダストリアルシステムズの製品は、「オートモーティブ」「エナジー」「インダストリアル」「その他」に区分しています。「オートモーティブ」には、車載インフォテインメントシステム、電装品、自動車用ミラー等が含まれています。「エナジー」には、車載電池、リチウムイオン電池、乾電池等が含まれています。「インダストリアル」には、制御機器、モーター、半導体、電子部品、電子材料、液晶パネル等が含まれています。「その他」には、他社商品等が含まれています。
各報告セグメントの収益の分解と、注記「3.(2)セグメント情報」との関連は、次のとおりです。
(単位:百万円)
| アプライアンス | エコ ソリューションズ | コネクティッド ソリューションズ | オートモーティブ& インダストリアル システムズ | |
| 収益の分解 | 574,884 | 403,105 | 265,296 | 693,602 |
| 管理会計上の調整 | 80,171 | 9,667 | 1,537 | 7,969 |
| クロスセル | 19,740 | △12,395 | △23,654 | 1,836 |
| 他社商品等 | △9,263 | 148 | △609 | △68 |
| 注記「3.(2)セグメント情報」 外部顧客に対する売上高 | 665,532 | 400,525 | 242,570 | 703,339 |
各報告セグメントの「収益の分解」に「管理会計上の調整」「クロスセル」「他社商品等」を調整した金額が、注記「3.(2)セグメント情報」の「外部顧客に対する売上高」に一致します。「管理会計上の調整」には、主に管理会計上は考慮されていない販売価格に関する調整が含まれています。「クロスセル」には、各セグメントの製品を他のセグメントで販売した売上高に関する調整が含まれています。「他社商品等」には、主に管理会計上の売上高には含まれない他社商品に関する売上高の調整が含まれています。
8.補足説明
(1)その他の損益
前第1四半期連結累計期間における「その他の損益」の金額の内訳項目に個々に重要性がないため、開示を省略しています。
当第1四半期連結累計期間における「その他の損益」には、固定資産売却益が23,013百万円含まれています。
(2)有形固定資産の取得
前第1四半期連結累計期間及び当第1四半期連結累計期間における「有形固定資産」の取得による帳簿価額の増加額は、それぞれ91,632百万円及び56,791百万円です。
(3)有形固定資産の売却または処分
前第1四半期連結累計期間における「有形固定資産」の売却または処分による帳簿価額の減少額に重要性がないため、開示を省略しています。
当第1四半期連結累計期間における「有形固定資産」の売却または処分による帳簿価額の減少額は、51,675百万円であり、貸手としてのファイナンス・リースによる減少額が含まれています。
(4)非支配持分の取得
前第1四半期連結累計期間において、連結子会社であるパナホーム㈱(現パナソニック ホームズ㈱)の普通株式を公開買付けにより追加取得しました。追加取得の対価は52,675百万円で、追加取得の結果、「非支配持分との取引」として「資本剰余金」が31,124百万円減少、「その他の資本の構成要素」が6,685百万円増加しています。
当第1四半期連結累計期間における「非支配持分との取引」の金額の内訳項目に個々に重要性がないため、開示を省略しています。
9.企業結合
(1)前第1四半期連結累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年6月30日)
① フィコサ・インターナショナル㈱の連結子会社化
当社は、平成29年4月19日に、当社が発行済株式総数の49%を保有するスペインの持分法適用会社フィコサ・インターナショナル㈱(以下、傘下子会社を含めて「フィコサ」という)に関して、当社が保有する同社株式の20%を追加取得するコール・オプションの行使に係る諸条件が整ったことに伴い、当該コール・オプションの潜在的議決権を考慮して、フィコサを連結子会社としました。
フィコサは、自動車向けメカトロニクス、電子システム等の製造・販売・開発を展開しています。この取得の結果、当社とフィコサが進めている、次世代コックピットシステムや先進運転支援システムなど今後の成長分野での事業拡大を目指した協業商品の開発を加速させることができます。
フィコサの支配持分獲得のために支払われた対価の公正価値及び非支配持分の金額(いずれも暫定的金額の調整後)は、以下のとおりです。なお、支配獲得日直前に保有していた資本持分の公正価値(レベル3)は、ディスカウント・キャッシュフロー法により、非支配持分の金額は、フィコサの識別可能純資産における比例割合に基づいて、各々測定しています。
| (単位:百万円) | ||
| 対価全体(取得日直前に保有 していた資本持分)の公正価値 | 22,818 | |
| 非支配持分 | 11,383 | |
| 合計 | 34,201 |
支配獲得日直前に保有していた資本持分を再測定した結果、認識した評価損益は重要ではありません。また、支配持分獲得に関連して発生した費用は重要ではありません。
支配獲得日において取得した資産及び引き継いだ負債の金額(暫定的金額の調整後)は以下のとおりです。
| (単位:百万円) | ||
| 現金及び現金同等物 | 15,442 | |
| 営業債権 | 27,521 | |
| 有形固定資産 | 23,250 | |
| のれん | 11,881 | |
| 無形資産 | 17,991 | |
| その他の取得資産 | 20,098 | |
| 取得資産計 | 116,183 | |
| 短期負債及び長期負債 | 32,462 | |
| 営業債務 | 27,129 | |
| その他の引継負債 | 22,391 | |
| 引継負債計 | 81,982 | |
| 取得純資産計 | 34,201 |
「のれん」はすべて「オートモーティブ&インダストリアルシステムズ」セグメントに帰属し、税務上損金算入できません。「無形資産」はすべて償却対象無形資産で、技術、顧客等が含まれており、耐用年数は5年~10年です。
前第1四半期連結累計期間の要約四半期連結損益計算書に含まれているフィコサの売上高及び税引前利益は、それぞれ36,384百万円及び448百万円です。
なお、上記企業結合に係るプロ・フォーマ情報は、前第1四半期連結累計期間の要約四半期連結損益計算書に含まれていない金額に重要性がないため開示していません。
② ゼテス・インダストリーズ ㈱の支配獲得
当社は、平成29年4月27日に、ベルギーのゼテス・インダストリーズ ㈱(以下、傘下子会社を含めて「ゼテス」という)の56.66%(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合)を取得し、ゼテスの支配を獲得しました。
ゼテスは、欧州において物流・人物認証ソリューション事業を展開しています。この取得の結果、ゼテスの物流及び人物認証ソリューションと、当社の先端研究開発能力、グローバルな顧客基盤、技術的な専門知識を統合することで、サプライチェーンソリューション及びセキュリティソリューション両分野において、顧客に提供するソリューション及びサービスを拡大し、グローバル化を進める顧客ニーズに最適な対応をしていくことが可能となります。
ゼテスの支配持分獲得のために支払われた対価の公正価値及び非支配持分の金額(いずれも暫定的金額の調整後)は、以下のとおりです。なお、非支配持分の金額は、ゼテスの識別可能純資産における比例割合に基づいて測定しています。
| (単位:百万円) | ||
| 対価全体(現金)の公正価値 | 20,044 | |
| 非支配持分 | 8,247 | |
| 合計 | 28,291 |
支配持分獲得に関連して発生した費用は重要ではありません。
支配獲得日において取得した資産及び引き継いだ負債の金額(暫定的金額の調整後)は以下のとおりです。
| (単位:百万円) | ||
| 現金及び現金同等物 | 2,427 | |
| のれん | 9,263 | |
| 無形資産 | 20,062 | |
| その他の取得資産 | 16,412 | |
| 取得資産計 | 48,164 | |
| 短期負債及び長期負債 | 1,567 | |
| 繰延税金負債 | 6,935 | |
| その他の引継負債 | 11,371 | |
| 引継負債計 | 19,873 | |
| 取得純資産計 | 28,291 |
「のれん」はすべて「コネクティッドソリューションズ」セグメントに帰属し、税務上損金算入できません。「無形資産」のうち、償却対象無形資産18,605百万円の中には、耐用年数25年~29年の顧客15,299百万円が含まれています。
前第1四半期連結累計期間の要約四半期連結損益計算書に含まれているゼテスの売上高及び税引前利益は、重要ではありません。
なお、上記企業結合に係るプロ・フォーマ情報は、金額に重要性がないため開示していません。
(2)当第1四半期連結累計期間(自 平成30年4月1日 至 平成30年6月30日)
重要な企業結合はありません。
10.偶発負債
(訴訟等)
当社及び一部の子会社は、取引、租税、製品、知的財産権等に関して、複数の訴訟の被告となる、政府機関の調査を受けるなど、複数の法的手続に関与しています。
当社及び子会社は、これらの訴訟や調査に対応していますが、訴訟や調査の結果によっては当社と複数の子会社に損害賠償金や制裁金が課される可能性があるため、金額は不確定であるものの、合理的に見積り可能な制裁金を引当計上しています。
当社及び当社米国子会社のパナソニック アビオニクス㈱(以下、「PAC」)は、PACによる航空会社との特定の取引及びその取引に関連するエージェントやコンサルタントの起用に関する活動について、米国証券取引委員会及び米国司法省(以下、「米国政府当局」)から、連邦海外腐敗行為防止法及び米国証券関連法に基づく調査を受けていましたが、平成30年5月に米国政府当局との間で制裁金の支払について合意し、その後制裁金を支払いました。なお、本件が当第1四半期連結累計期間の損益に与える影響は重要ではありません。
また、当社及び当社子会社の三洋電機㈱は、二次電池事業に関する独占禁止法違反の可能性について、米国等において関連する訴訟の被告となっています。
その他にも当社及び一部の子会社はいくつかの訴訟をかかえていますが、それらの訴訟による損害が仮に発生したとしても、連結財務諸表に重要な影響を及ぼすものではないと考えています。
当社は、訴訟や当局の調査に関して、引当金以外の追加的な費用範囲の見積りは開示していません。調査や法的手続等には、複数の法的論点が存在し、多数の関与者が含まれ、あるいは関連法律が複雑または不透明な海外案件もあるため、そのような見積りは困難なためです。
2【その他】
(1)配当決議
平成30年5月10日開催の取締役会において、平成30年3月31日現在の株主名簿に記載または記録された株主に対し、第111期の期末配当を行うことを決議しました。
配当金の総額及び1株当たりの金額は、要約四半期連結財務諸表注記「4.(2)配当金」に記載のとおりです。
(2)訴訟等
当社に関する重要な訴訟等は、要約四半期連結財務諸表注記「10.偶発負債」に記載のとおりです。
(3)コミットメントライン契約の締結
前連結会計年度の有価証券報告書における連結財務諸表注記「36.後発事象」に記載のとおり、当社は、平成30年6月に複数の取引銀行と、期間を3年間とする総額700,000百万円のコミットメントライン契約を締結しました。
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
| 独立監査人の四半期レビュー報告書 |
| 平成30年8月9日 |
| パナソニック株式会社 |
| 取締役会 御中 |
| 有限責任 あずさ監査法人 |
| 指定有限責任社員 業務執行社員 | 公認会計士 | 目加田 雅洋 印 |
| 指定有限責任社員 業務執行社員 | 公認会計士 | 千 田 健 悟 印 |
| 指定有限責任社員 業務執行社員 | 公認会計士 | 廣 田 昌 己 印 |
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられているパナソニック株式会社の平成30年4月1日から平成31年3月31日までの連結会計年度の第1四半期連結会計期間(平成30年4月1日から平成30年6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(平成30年4月1日から平成30年6月30日まで)に係る要約四半期連結財務諸表、すなわち、要約四半期連結財政状態計算書、要約四半期連結損益計算書、要約四半期連結包括利益計算書、要約四半期連結持分変動計算書、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書及び要約四半期連結財務諸表注記について四半期レビューを行った。
要約四半期連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第93条の規定により国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した四半期レビューに基づいて、独立の立場から要約四半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行った。
四半期レビューにおいては、主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対して実施される質問、分析的手続その他の四半期レビュー手続が実施される。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
監査人の結論
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の要約四半期連結財務諸表が、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して、パナソニック株式会社及び連結子会社の平成30年6月30日現在の財政状態並びに同日をもって終了する第1四半期連結累計期間の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を適正に表示していないと信じさせる事項がすべての重要な点において認められなかった。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
| (注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。 |