| 【表紙】 | |
|---|---|
| 【提出書類】 | 有価証券報告書 |
| 【根拠条文】 | 金融商品取引法第24条第1項 |
| 【提出先】 | 関東財務局長 |
| 【提出日】 | 2025年6月23日 |
| 【事業年度】 | 自 2024年1月1日 至 2024年12月31日 |
| 【会社名】 | プルデンシャル・ファイナンシャル・インク (Prudential Financial, Inc.) |
| 【代表者の役職氏名】 | 取締役会会長兼最高経営責任者兼社長 アンドリュー・F・サリバン (Andrew F. Sullivan, Chairman, Chief Executive Officer and President) |
| 【本店の所在の場所】 | アメリカ合衆国07102ニュージャージー州ニューアーク ブロード・ストリート751 (751 Broad Street, Newark, New Jersey 07102, U.S.A.) |
| 【代理人の氏名又は名称】 | 弁護士 赤 上 博 人 |
| 【代理人の住所又は所在地】 | 東京都千代田区大手町一丁目1番1号 大手町パークビルディング アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業 |
| 【電話番号】 | (03)6775-1000 |
| 【事務連絡者氏名】 | 弁護士 小 野 領 斗 弁護士 鳥 居 奈 那 弁護士 下 平 玲 子 弁護士 渡 邊 俊 行 |
| 【連絡場所】 | 東京都千代田区大手町一丁目1番1号 大手町パークビルディング アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業 |
| 【電話番号】 | (03)6775-1000 |
| 【縦覧に供する場所】 | 該当なし |
第一部【企業情報】
注記: 1. 文書中、文脈から別意に解すべき場合を除いて、「プルデンシャル・ファイナンシャル」又は「当社」とはニュージャージー州法に準拠して設立された「プルデンシャル・ファイナンシャル・インク」を意味するものとする。
2. 別段の記載がある場合を除いて、文書中「ドル」又は「$」はそれぞれ米ドルを指すものとする。
文書中一部の財務データについては、便宜を図るためドルから日本円(「円」又は「¥」)への換算がなされている。この場合の換算は、特に別のレートの記載がない限り、2025年6月10日現在の株式会社三菱UFJ銀行の対顧客電信直物相場-仲値である$1.00=¥144.71により計算されている。
3. 文書中の表で計数が四捨五入されている場合、合計欄に記載されている数値は計数の総和と必ずしも一致しない場合がある。
将来の見通しに関する記述
本書中の記述の一部は、1995年米国民事証券訴訟改革法(U.S. Private Securities Litigation Reform Act of 1995)に定義されるところの「将来の見通しに関する記述(forward-looking statements)」に該当する。「予測する」、「考える」、「予想する」、「含む」、「予定する」、「推定する」、「見積もる」、「見込む」、「意図する」等の用語やこれらの変形は、一般に将来の見通しに関する記述を構成するものである。将来の見通しに関する記述は、将来の動向並びにそれがプルデンシャル・ファイナンシャル・インク及びその子会社に及ぼす可能性のある影響に関する経営陣の現時点における予測及び所見に基づきなされている。プルデンシャル・ファイナンシャル及びその子会社に影響を与える将来の動向が、経営陣の予想どおりとなるという保証はなしえない。これらの将来の見通しに関する記述は将来の業績の保証ではなく、リスクや不確定要素を伴うものであり、当該将来の見通しに関する記述に表されている予測や見積もりとは実際には時として重大に異なる結果をもたらしうる重要な要素が存在する。かかる要素には、以下に掲げるものが含まれるが、これらに限定されない。(1)信用度若しくは価値の低下若しくはカウンターパーティの債務不履行による投資若しくは金融契約の損失、(2)当社商品の価格設定を行った当時の当社の予測と大幅に異なる死亡経験率、罹患経験率若しくは契約者の行動経験による保険商品における損失、(3)(a)当社商品の利益率、それら商品に対応する分離勘定の価値及び当社が管理する資産の価値に悪影響を及ぼす、(b)リスクをヘッジし若しくは証拠金規則の要件を引き上げるために当社が利用するデリバティブの損失をもたらす、若しくは(c)適切な収益率で投資を行う機会を制限する可能性がある、利率、株式価格及び外国為替レートの変動、(4)市場の動きに左右されやすく、当社利益を減少させ若しくは当社の営業成績若しくは財務状態の変動性を高める可能性がある、特定の当社商品における保証、(5)(a)デリバティブ担保市場のリスクヘッジ、(b)資産と負債の不均衡、(c)金融市場において使用可能な資金の不足、若しくは(d)深刻な惨事による死亡率上昇若しくは契約失効に起因する予想外の現金需要による流動性ニーズ、(6)(a)当社のシステム及びデータの崩壊、(b)情報セキュリティ違反、(c)極秘データの秘密保護の不履行、(d)第三者への依拠若しくは(e)労働・雇用問題などを含む、不十分な若しくは故障したプロセス若しくはシステム、外部事象及びヒューマンエラー若しくは違法行為によりもたらされた財務損失若しくは顧客損失、若しくは規制措置若しくは法的措置、(7)(a) 金融セクター規制改革、(b)税制の変更、(c)受託者責任規則及びその他の注意義務基準、(d) 州保険法及びグループ全体の監督、資本及び準備金に関する進展、(e)米国外の保険業者の自己資本比率規制及び(f)プライバシー及びサイバーセキュリティに関する規制に関する状況を含む規制の状況の変化、(8)当社の投資ポートフォリオに含まれる企業に悪影響を及ぼす若しくは保険経験の当社仮定からの逸脱をもたらす可能性のある技術変革、(9)当社の知的財産権及び他社の知的財産権の侵害に対する請求権を保護する能力の喪失、(10)格付けの引き下げ、(11)当社商品の売上若しくは継続率に悪影響を及ぼす可能性のある市況、(12)競争、(13)信用上の損害、並びに(14)当社の戦略を実施する当社計画にかかる費用、効果、タイミング及び成功等が挙げられる。プルデンシャル・ファイナンシャル・インクは、本書中の特定の将来の見通しに関する記述を最新のものに更新することを保証しない。当社の事業及び当社の発行する証券への投資に関するリスクに関しては本書の「第一部 企業情報」「第3 事業の状況」「2 事業等のリスク」の項を参照のこと。
第1 【本国における法制等の概要】
1 【会社制度等の概要】
(1)
【提出会社の属する国・州等における会社制度】
当社を規制する法体系は米国連邦法及びニュージャージー州法である。米国連邦法は、会社の事業活動の多くの分野に影響を及ぼしており、その範囲は独占禁止、破産、労使関係、有価証券及び税務を始めとする広い範囲に及んでいる。米国の連邦証券関係諸法の施行は米国証券取引委員会(「SEC」)がこれを司っているが、同法は一般的に詐欺的手段による有価証券の売買を禁ずるとともに、当社のように株式を公開している会社の大部分に対しては、定期的に財務その他の報告をSEC及び株主に行うことを要求している。
米国においては、会社は一般に州法に基づいて設立されている。当社はニュージャージー州の法律に基づいて設立されているが、ニュージャージー州にはニュージャージー州事業会社法を始めとして会社に適用される数多くの法律がある(総称して「ニュージャージー会社法」という)。以下は、ニュージャージー会社法の骨子である。
(a) 基本定款及び付属定款
ニュージャージー州の会社はニュージャージー州務長官に基本定款を届け出ることによって設立される。基本定款は、最低限、名称、所在地、事業目的、授権資本株式数及び株式の種類(もしあれば)並びに最初の取締役会を構成する取締役の員数等の会社の基本的事項を定めなければならない。基本定款の他に、会社は、事業の実施並びに株主、取締役及び役員の権利、権限、義務及び機能に関する、基本定款の規定並びに適用される州法及び連邦法と矛盾しない種々の規定を内容とする付属定款を採用する。
(b) 株式の種類
ニュージャージー会社法によれば、会社は、その基本定款に定めるところに従って、一種又は数種の株式を発行することができるほか、株式を発行する場合には額面株式としても無額面株式としてもこれを発行することができ、また議決権株式としても無議決権株式としてもこれを発行することができ、基本定款に定める名称、相対的議決権、配当、残余財産分配権、その他の権利、優先権及び制限付きの形で発行することができると定められている。基本定款に別段の定めがない限り、株主はその所有株式1株につき1議決権を有する。会社は、会社の取締役会の決議によって、基本定款に定められた授権枠内において株式を発行することができる。基本定款に含まれる制限に従い、株式引受の対価は取締役会の決するところによる。
(c) 株主総会
定時株主総会は取締役の選任を目的として会社の付属定款に定めるところに従って開催される。臨時株主総会は社長又は取締役会がこれを招集することができるほか、付属定款に定めるところに従ってこれを招集することができる。付属定款の定めるところにより、又はかかる定めがない場合には、取締役会の決定するところにより、総会の前10日以上60日以下の日を、株主総会において議決権を行使できる株主を確定するための基準日とすることができる。その基準日に名簿に登録されている株主は議決権を行使できる。通常、株主総会の法律上の定足数は、基本定款又はニュージャージー会社法に別段の規定がない限り、議決権のある株式の過半数を有する株主が自ら又は代理人によって出席すれば、満たされる。ニュージャージー会社法は、会社の基本定款において定めることのできる最低限の定足数を規定していない。当社株式のいずれかのクラス又はシリーズが1クラスとして議決権を行使する場合には、追加の要件が適用される。
(d) 取締役会
ニュージャージー会社法に基づいて設立された会社の場合には、ニュージャージー会社法又は基本定款に別段の定めある場合を除き、その事業の管理運営は取締役会がこれを司る。一般に取締役会には、ニュージャージー会社法及び基本定款によって課されている制限の範囲内において、会社の事業の管理運営に関する広範囲な権限が認められている。取締役は、各定時株主総会において選任される。取締役の死亡、辞任又は定員の増加によって欠員が生じたときは、株主が定時総会において、又は在任中の取締役らが自ら、空席を補充する取締役を選任することができる。基本定款で認められている場合には、取締役会はこれを2以上のグループに分割することができ、2つ以上のグループがあるときには、グループごとに任期をずらすことができる。取締役は、正当な理由をもって、又は基本定款に別段の定めある場合は、理由がなくとも、株主の過半数の議決によってのみ解任されうる。但し、取締役会がグループに分けられているときには、基本定款に別段の定めのない限り、株主は取締役を理由のあるときのみ解任できる。
取締役会は基本定款及び付属定款に定めるところに従ってこれを招集する。基本定款又は付属定款で特に制限されていない限り、全取締役の書面による同意がある場合には、取締役会の議決は実際に取締役会を開催しなくてもこれを書面決議として有効に採決することができる。
(e) 委員会
基本定款又は付属定款に規定のあるときには、取締役会は、取締役会の過半数による議決により、1人以上の取締役が構成する委員会に、一定の権限を委譲することができる。
(f) 役員
付属定款に別段の定めのある場合を除き、会社の日常の業務執行を担当する役員は、通常、取締役会の決議によって選任される。役員は、社長1名、秘書役1名、財務役1名、取締役会会長(望ましい場合)、1名以上の副社長及び付属定款に定められるその他の役員により構成される。各役員の権限は、付属定款に定められ又は取締役会が認めた付属定款に反しないものとされる。
(2)
【提出会社の定款等に規定する制度】
当社の会社制度は、米国連邦法及び当社設立の準拠法であるニュージャージー州法によって決せられるほか、当社の修正・再記述基本定款(「基本定款」)及び修正・再記述付属定款(「付属定款」)によって規定されている。その内容は下記に定めるとおりである。
(a) 株式
概要
当社普通株式は、ニューヨーク証券取引所(「NYSE」)において「PRU」の略称で取引されている。2025年1月31日において、当社普通株式の登録原簿上の株主は1,019,340名であり、354百万株が発行済みであった。
発行体によるエクイティ証券の購入
下表は2024年12月31日に終了した3ヶ月間に当社が購入した普通株式に関する情報をまとめたものである。
| 期間 | 購入済み株式 総数 (注1) | 1株当たり 平均価格(ドル) | 公表されたプ ログラムに基 づき購入され た株式総数 | 当該プログラムに基づき購入される可能性のある株式の概算ドル価値 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年10月1日~2024年10月31日 | 679,420 | 123.85 | 672,930 | |
| 2024年11月1日~2024年11月30日 | 666,408 | 125.74 | 662,617 | |
| 2024年12月1日~2024年12月31日 | 687,131 | 121.86 | 684,318 | |
| 合計 | 2,032,959 | 2,019,865 | 0 |
(注1) 当該期間中に権利が確定した制限付き株式ユニットの株式で、所得税の源泉徴収目的で参加者から源泉徴収した株式数を含む。当該制限付き株式ユニットは、当初、プルデンシャル・ファイナンシャル・インクのオムニバス・インセンティブ・プランに基づき参加者に発行された。
2024年12月10日に、プルデンシャル・ファイナンシャルの取締役会は、2025年1月1日から2025年12月31日までの期間中、当社経営陣の裁量にて、10億ドルを上限として発行済普通株式を買い戻すことを承認した。
当社の株式買戻し承認に基づく株式の買戻しの時期及び金額は、市況その他の留意事項に基づき経営陣により決定され、かかる買戻しは、デリバティブ、加速型自社株買い及びその他の相対方式により、1934年証券取引法(その後の改正を含む。)に基づく規則10b5-1(c)を遵守することを目的とした計画に沿って、公開市場において実施することができる。
(b) 株主総会
招集場所:
付属定款(2条1項「株主総会開催場所」)により、株主総会開催場所は、取締役会が指定し、株主総会通知に記載する場所で開催されることとなっている。従来、株主総会はニュージャージー州で開催されている。付属定款はまた、株主総会の一部又は全部をリモート通信によって行うことを容認し、かつ促進しており、取締役会が従前に予定していた年次株主総会又は臨時株主総会を当社が延期、再調整又は中止することができると定めている。
年次株主総会:
付属定款(2条2項「年次株主総会」)により、年次株主総会は取締役の選出及び同総会の前に適正に提出された議題の処理のため、取締役会によって定められる日時に開催される。
臨時株主総会:
付属定款(2条3項「臨時株主総会」)により、臨時株主総会は、目的の如何を問わず、法律により別段の定めのある場合を除き、株主総会において議決権を行使できる株式総数の10%以上を保有する株主により、又は会長、最高経営責任者、社長若しくは取締役会により招集され、取締役会が決定する日時及び場所にて開催される。
株主総会招集通知:
付属定款(2条2項及び3項)により、株主総会の招集通知は、総会開催日時前の10日以上60日以内に、同総会において議決権を有する名簿上の各株主宛てに、開催場所、開催日時及び同総会の開催目的を記載した書面により行うこととされている。
定足数:
付属定款(2条4項「定足数」)により、定足数を満たす株式の割合は、基本定款による定められることとされている。基本定款により、当初、株主総会において議決権を有する票数の過半数の保有者により定足数が満たされると定められている。
議決権:
当社の基本定款には、当社普通株式の各株の議決権を制限する規定はない。当社の株主は、基本定款、又は1つ以上のシリーズによる優先株式の発行を授権するために提出される修正定款の記載及び法の定めるところに従い議決権を有するとされている。
(c) 取締役会
権限、員数、任期及び選任:
付属定款(3条1項)により、当社の取締役の員数は、9名以上14名以下でなければならないものと定められ、取締役の員数は定足数の出席のある取締役選出ための総会における過半数の賛成票により選出される。
開催、招集権者:
付属定款(3条7項)により、定例取締役会は、取締役会が定める日時及び場所にて開催されるものとされている。
付属定款(3条7項)により、臨時取締役会は、取締役会会長、最高経営責任者、副会長、又はその時点で在職中の過半数の取締役によって招集できるとされている。
定足数、票決:
付属定款(3条8項)により、取締役会の定足数は、取締役11名又は全取締役の過半数のうちいずれか少ない方の人数により満たされる。法律、基本定款又は付属定款に特に別段の定めがある場合を除き、定足数が満たされている会議に出席している取締役の過半数の賛成票を得ることにより、取締役会の行為として成立する。
(d) 委員会
任命、欠員等:
付属定款(3条11項)により、取締役会は、その構成員から1名以上を任命し、1ないし複数のその他の委員会を設立することができるが、取締役会は特に、当社又は関係会社の役員又は従業員ではない取締役から構成される監査委員会、報酬委員会、コーポレート・ガバナンス委員会を指定することとなっている。取締役会は、1名以上の取締役を補充委員に任命し、委員会の会議において欠席した委員や、資格を失った委員の補充とすることができる。
(e) 役員
主要役員:
付属定款(4条)により、当社の役員は、最高経営責任者1名、社長1名、1名以上の副社長、秘書役1名、財務役1名及び監査役1名と定められている。
資格:
付属定款(4条)により、上席副社長レベル又はそれ以上の当社の役員は、取締役会が望ましいとみなすときに、取締役会により随時選任されると定められている。シニア・バイス・プレジデント以上の役員の間で発生した欠員は、取締役会によって補充することができる。取締役会によって任命された役員は、取締役会の過半数の賛成票によって、理由の如何を問わず、いずれの時点においても解任することができる。シニア・バイス・プレジデント以下の役員は当社の適切な役員によって任命される。
その他の役員:
各役員は、当社の付属定款に定められる権限を有し、任務を遂行する。
(f) 株主に対する配当金及びその他の配当
当社の基本定款(4条(b)(2)項)により、当社普通株式の保有者は、基本定款に定める一定の制限に従い、取締役会により宣言された場合に、宣言されたとおり、宣言された時点で配当を受ける権利を有するとされている。上記「1 会社制度等の概要 -(2) 提出会社の定款等に規定する制度-(a) 株式」の項を参照のこと。
2 【外国為替管理制度】
現時点では、米国には、一般的には非居住者による当社株式の取得並びにその配当金及び売却代金の送金又は会社清算に際しての資産の分配に対する外国為替管理上の規制は存在していない。
3 【課税上の取扱い】
(1) 日本と米国との所得に関する2003年租税条約
2003年11月6日、米国及び日本は2003年条約を締結し、2003年条約は2004年3月30日に発効した。さらに、2019年8月30日に2003年条約を改正する議定書が発効した。当該改正後の2003年条約は、本書提出日現在においても有効である。
(2) 米国における課税上の取扱い
(a) 当社株式につき配当決定がなされた場合の所得税に係る源泉徴収税
日本の居住者たる個人(米国民でも米国の居住者でもない者に限る)又は日本法人が実質株主となって所有する当社株式に対して支払われる配当からは、原則として2003年条約に基づき10%の税率で米国連邦所得税が源泉徴収される。ディーラーとして、当社の株式を所持する、又は当社の株式の5%を超えて所有する米国市民、米国の住民、会社は、米国の税務顧問に相談すべきである。
(b) 当社株式の譲渡益所得に対する課税
2003年条約の下では、日本の当社株式の実質株主(米国非居住者)は、当社株式が合衆国不動産持分(米国税法で定義される)に該当する場合には、外国人不動産投資税法(FIRPTA)の規定の適用により、当社株式の譲渡によって実現した譲渡収益について米国連邦所得税を課せられる。しかし、かかる課税については、一定の要件を満たす場合には、適用されない。
さらに、非米国居住者の実質株主が個人の場合、当該個人が株式譲渡を行った課税年度を通じて米国にいる場合、又は当該個人が米国内に一定期間以上固定施設を有するときには、当該個人所有者は当該譲渡益につき米国連邦所得税を課せられることとなる。いずれの場合においても、かかる個人は米国の租税顧問に相談すべきである。
(c) 当社株式についての配当及び譲渡所得に対する州及び地方の所得税
上記 (a) 及び (b) に対する米国連邦所得税の外に、当社株式についての日本の実質的株主が米国内に恒久的施設又は住所を有しているときには、一定の状況下で関係租税条約上課税が認められている場合には、その州税及び地方税が課せられることがあるため、米国の税務顧問に相談すべきである。取扱いは州及び地方によって異なる。
(d) 相続税
日本の居住者が所有する当社株式は、原則的にはその株主が死亡したときの時価で米国相続税の課税財産となる。しかしながら、特別控除を定めている相続税及び贈与税に関する条約により、大部分の日本の株主は米国相続税の対象とはならない。個人は米国の税務顧問に相談すべきである。
(e) 贈与税
当社株式の日本の実質的株主である個人が当該所有株式を贈与した場合、当該贈与者は原則として米国贈与税の対象とはならない。
(3) 日本における課税上の取扱い
日本国の所得税法、法人税法、相続税法及びその他の関連法令の遵守を条件として、かつその限度で、日本人及び日本法人は、上記(2)「米国における課税上の取扱い」(a)、(b)、(c)及び(d)に記述した個人又は法人の所得(個人の場合には相続財産を含む。)を課税対象とする日本で支払うべき米国の租税については、日本国あるいは米国で外国税額控除の適用を受けることができる。個人は日本の税務顧問に相談すべきである。
4 【法律意見】
当社の秘書役補佐を務めるブライアン・スピッツァーから、以下の趣旨の法律意見書が提出されている。
(a) 当社はニュージャージー州法に基づき適法に設立され、かつ同法のもと有効に存続していること。
(b)「1 会社制度等の概要」における米国及びニュージャージー州の現行法に関する記述が、あらゆる重要な点で真実かつ正確であること。
第2 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
| 12月31日に終了した事業年度 | ||||||||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | 2021年 | 2020年 | ||||||
| (単位:百万ドル、但し1株当たりの数値及び比率を除く) | ||||||||||
| 損益計算書データ: | ||||||||||
| 収益の部: | ||||||||||
| 保険料(2024年、2023年及び2022年の12月31日に終了した各事業年度の繰延利益負債償却の見積りの変更による利益(損失)、それぞれ73ドル、323ドル及び(377ドル)を含む)(1) | 42,897 | 27,364 | 36,475 | 33,950 | 31,140 | |||||
| 契約賦課金及び報酬収益 | 4,298 | 4,527 | 4,615 | 5,433 | 6,029 | |||||
| 純投資収益 | 19,909 | 17,865 | 16,037 | 18,287 | 17,410 | |||||
| 資産運用・サービス手数料(1) | 4,090 | 3,717 | 4,062 | 4,901 | 4,391 | |||||
| その他収益(損失)(1) | 3,037 | 4,065 | 608 | 2,964 | 1,950 | |||||
| 実現投資利益(損失)、純額(1) | (3,429) | (3,615) | (4,507) | 2,115 | (3,887) | |||||
| 市場リスクを伴う給付の価値の増減(関連するヘッジ利益(損失)を控除後) | (397) | 56 | (409) | 3,597 | - | |||||
| 収益合計 | 70,405 | 53,979 | 56,881 | 71,247 | 57,033 | |||||
| 保険金・給付金及び費用の部: | ||||||||||
| 契約者保険金・給付金(1) | 47,119 | 30,931 | 40,816 | 37,991 | 35,059 | |||||
| 責任準備金負債の変更見積額(1) | (37) | 337 | 654 | (35) | - | |||||
| 契約者預り金勘定への付与利息 | 4,582 | 3,983 | 2,193 | 3,431 | 4,538 | |||||
| 保険契約者配当金 | 698 | 1,069 | 198 | 2,874 | 1,625 | |||||
| 繰延保険契約取得費用の償却 | 1,492 | 1,459 | 1,433 | 1,482 | 2,221 | |||||
| のれんの減損 | 0 | 177 | 903 | 1,060 | 0 | |||||
| 一般管理費(1) | 13,342 | 12,951 | 12,576 | 13,609 | 13,913 | |||||
| 保険金・給付金及び費用合計 | 67,196 | 50,907 | 58,773 | 60,412 | 57,356 | |||||
| 法人所得税控除前並びに合弁事業及びその他の運営事業体の損益に対する持分反映前の利益(損失) | 3,209 | 3,072 | (1,892) | 10,835 | (323) | |||||
| 法人所得税費用(利益)合計 | 507 | 613 | (279) | 1,995 | (81) | |||||
| 合弁事業及びその他の運営事業体の損益に対する持分反映前利益(損失) | 2,702 | 2,459 | (1,613) | 8,840 | (242) | |||||
| 合弁事業及びその他の運営事業体の損益に対する持分、税引後 | 144 | 49 | (62) | 98 | 96 | |||||
| 当期純利益(損失) | 2,846 | 2,508 | (1,675) | 8,938 | (146) | |||||
| 非支配株主持分及び償還可能非支配持分に帰属する利益(損失)による減少 | 119 | 20 | (28) | 70 | 228 | |||||
| 当社に帰属する当期純利益(損失) | 2,727 | 2,488 | (1,647) | 8,868 | (374) | |||||
| 1株当たり利益 | ||||||||||
| 基本 1株当たり利益- 普通株式: | ||||||||||
| 当社に帰属する継続事業利益(損失) | 7.54 | 6.76 | (4.49) | 22.56 | (1.00) | |||||
| 当社に帰属する当期純利益(損失) | 7.54 | 6.76 | (4.49) | 22.56 | (1.00) | |||||
| 希薄化後 1株当たり利益- 普通株式: | ||||||||||
| 当社に帰属する継続事業利益(損失) | 7.50 | 6.74 | (4.49) | 22.40 | (1.00) | |||||
| 当社に帰属する当期純利益(損失) | 7.50 | 6.74 | (4.49) | 22.40 | (1.00) | |||||
| 普通株式1株当たり配当宣言額 | 5.20 | 5.00 | 4.80 | 4.60 | 4.40 | |||||
(注1) 関連当事者間の取引に関する詳細は、注記24を参照のこと。
| 12月31日現在 | ||||||||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | 2021年 | 2020年 | ||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||
| 貸借対照表データ: | ||||||||||
| 保険約款貸付を除く投資計 | 434,985 | 424,686 | 407,395 | 481,813 | 542,349 | |||||
| 分離勘定資産 | 193,372 | 198,888 | 197,679 | 246,145 | 327,277 | |||||
| 資産合計(1) | 735,587 | 721,212 | 689,029 | 941,464 | 940,722 | |||||
| 責任準備金及び保険契約者預り金勘定 | 435,166 | 420,299 | 397,397 | 447,984 | 468,025 | |||||
| 分離勘定負債 | 193,372 | 198,888 | 197,679 | 246,145 | 327,277 | |||||
| 短期借入債務 | 953 | 618 | 775 | 722 | 925 | |||||
| 長期借入債務 | 19,187 | 18,882 | 19,908 | 18,622 | 19,718 | |||||
| 負債合計 | 705,461 | 691,336 | 657,110 | 911,142 | 872,512 | |||||
| メザニン資本合計(1) | 1,939 | 1,766 | 371 | |||||||
| プルデンシャル・ファイナンシャル・インク 資本 | 27,872 | 27,820 | 30,593 | 29,590 | 67,425 | |||||
| 非支配持分(1) | 315 | 290 | 955 | 732 | 785 | |||||
| 資本合計 | 28,187 | 28,110 | 31,548 | 30,322 | 68,210 | |||||
(注1) 2023年12月31日に終了した事業年度の金額は、当年度の表示に合わせて改訂されている。
| 各年12月31日現在又は12月31日に終了した事業年度 | |||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | 2021年 | 2020年 | |
| 発行済総普通株式数 | 354,567,002 | 359,215,973 | 365,962,731 | 376,286,338 | 396,437,451 |
| 1株当たりの総株主持分 当社普通株式 | $78.61 | $77.45 | $83.60(1) | $78.64(1) | $170.08(1) |
| 自己資本比率 (総株主持分/総資産) 連結ベース | 3.8% | 3.9% | 4.4% | 3.1% | 7.2% |
| 自己資本利益率 (純損益/総株主持分) 連結ベース | 9.8% | 8.9% | -5.4% | 30.0% | -0.6% |
| 株価収益率 (12月31日時点の株価/希薄化後の1株当たりの純損益) 金融サービス事業 | 15.80 | 15.39 | -22.15(2) | 4.83(2) | -78.07(2) |
| 配当性向 (1株当たりの配当/希薄化後の1株当たりの純利益) | 69.3% | 74.2% | -106.9%(3) | 20.5%(3) | -440.0%(3) |
(注1) 発行済みであった当社普通株式の実数に基づき計算されている。すべての事業年度について、普通株式1株当たりの総株主持分を示している。
(注2) 株価収益率は、当社普通株式の株価(2024年12月31日現在、$118.53;2023年12月29日現在、$103.71;2022年12月31日現在、$99.46;2021年12月31日現在、$108.24;2020年12月31日現在、$78.07)、2024年、2023年、2022年、2021年及び2020年の普通株式1株当たりの当期連結純利益(2024年度:基本:($7.54)、希薄化後:($7.50)、2023年度:基本:($6.76)、希薄化後:($6.74)、2022年度:基本:($4.49)、希薄化後:($4.49)、2021年度:基本:$22.56、希薄化後:$22.40、2020年度:基本:($1.00)、希薄化後:($1.00))に基づいている。
(注3) 2024年度第4四半期に当社普通株式に対して1株当たり$1.30の配当が宣言された。2024年度の四半期配当の合計は$5.20であった。2023年度第4四半期に当社普通株式に対して1株当たり$1.25の配当が宣言された。2023年度の四半期配当の合計は$5.00であった。2022年度第4四半期に当社普通株式に対して1株当たり$1.20の配当が宣言された。2022年度の四半期配当の合計は$4.80であった。2021年度第4四半期に当社普通株式に対して1株当たり$1.15の配当が宣言された。2021年度の四半期配当の合計は$4.60であった。2020年度第4四半期に当社普通株式に対して1株当たり$1.10の配当が宣言された。2020年度の四半期配当の合計は$4.40であった。
2 【沿革】
(1) 当社の沿革
ザ・プルデンシャル・インシュアランス・カンパニー・オブ・アメリカの沿革
ザ・プルデンシャル・インシュアランス・カンパニー・オブ・アメリカ(「プルデンシャル・インシュアランス」又は「当社」)は、1873年にニュージャージー州の株式保険会社として設立され、1875年に事業を開始した。当社は1890年に支店を開設し始め、1909年にはトロントにおいて当社初のカナダの支店を開設した。1892年までには、100万に及ぶ生命保険契約を発行しており、1911年には、保有保険契約は1,000万件に達した。
1913年に、プルデンシャル・インシュアランスは、相互保険会社となるべく手続を開始した。当社の主要株主は1915年に株式を売り戻した。当社は、1943年までに残りの株式を買い戻し、そうすることによって相互保険会社となった。
当社の事業は、20世紀初期も成長し続け、1948年の時点でカリフォルニア州ロサンゼルス、イリノイ州シカゴ、ミネソタ州ミネアポリス、ペンシルベニア州フィラデルフィア、フロリダ州ジャクソンビル、テキサス州ヒューストン、マサチューセッツ州ボストン、ニュージャージー州北部及びカナダのトロントにおいてかかる地域の本社を開設していた。
1951年の時点で、プルデンシャル・インシュアランスの団体保険プログラムは530万人の従業員を対象としていた。同年に、プルデンシャル・インシュアランスは個人傷害健康保険の分野における事業を開始した。当社は、1956年に家族保険を導入し、1963年には歯科保険の販売を開始した。プルデンシャル・インシュアランスは、1970年に個人への変額年金保険を販売する初の主要保険会社となった。同時に当社は自動車保険及び住宅所有者保険事業に参入し、1971年には、かかる種類の保険の引受及び販売を行うため、ザ・プルデンシャル・プロパティ・アンド・カジュアルティ・インシュアランス・カンパニーを設立した。
当社は1973年に健康維持組織事業に参入し、同年にヒューストンのプルケアは保険会社によって所有される最初の連邦政府認可HMO(会員制民間健康維持組織)となった。同年に、当社はプルデンシャル・リインシュアランス・カンパニーという子会社を設立することにより、再保険事業を拡大した。当社はまた、グアム及び香港において新たな支店を開設することを発表した。
ソニーとプルデンシャル・インシュアランスの合弁事業の産物として、ソニー・プルデンシャル生命保険が1979年に日本で事業を開始した。保険業界外への事業多角化の最初の大規模な試みとして、プルデンシャル・インシュアランスは、1981年にバック・ハルシー・スチュアート・シールズ・インクの証券会社を買収した。同社は、プルデンシャル・バック・セキュリティーズ・インクと名称変更された。
1980年代には、当社が営む事業において大きな拡大が見られた。プルデンシャル・インシュアランスは、1984年に変額識別生命保険を導入し、1985年には当商品は当社の最も人気の高い保険となった。当社は、年金基金の株式及び債券運用会社であるジェニソン・アソシエイツ・キャピタル・コーポレーションを買収した。プルデンシャル・インシュアランスはまた、ザ・プルデンシャル・ホーム・モーゲージ・カンパニーを通して住宅モーゲージ市場に再び参入した。同じく1985年に当社の資産は1,000億ドルを超えた。2年後に当社は、当社初の住宅不動産仲介事業への進出としてプルデンシャル・リアル・エステート・アフィリエイツを設立し、当社の成長中のミューチュアル・ファンドを管理するためにプルデンシャル・ミューチュアル・ファンド・マネジメントを設立した。1997年までに、プルデンシャル・インシュアランスの運用資産は3,000億ドルを超過していた。
1980年の後半はまた、国際的な事業拡大が始まったときでもある。その頃までにプルデンシャル・インシュアランスは日本におけるソニーとの合弁事業を解消しており、プルデンシャル生命保険株式会社として日本の保険市場に参入していた。1988年に当社は日本において新な代理店を10店開設した。2年後に、当社はスペイン、イタリア及び台湾で保険商品の販売を始め、日本の顧客のために国際的に証券を運用する事務所を東京に設立した。1991年には、プルデンシャル・インシュアランスは韓国において保険商品の販売を開始した。当社は1997年に、ブラジル最大の銀行の子会社であるブラデスコ・セグロスとの合弁事業を始めることにより、ラテン・アメリカにおける事業を開始した。1999年には、プルデンシャル・インシュアランスはブエノスアイレスにおけるその生命保険関連会社としてプルデンシャル・セグロスS.A.の設立を発表した。当社はまた、ポーランドに生命保険関連会社を設立し、フィリピンにおいても生命保険商品の販売を開始した。最後に、2001年4月にプルデンシャル・インシュアランスは日本において協栄生命保険株式会社を買収した。同社は、現在ではジブラルタ生命として知られている。
かかる期間中に、プルデンシャル・インシュアランスは特定の事業の整理も始めた。1995年にプルデンシャルはその住宅モーゲージ事業及び再保険子会社を売却する計画を発表し、1998年にはエトナに健康保険部門を売却する契約が締結されたことを発表した。
プルデンシャル・インシュアランスが株式会社化への準備を正式に開始したのは1998年であった。同年に、ニュージャージー州知事が株式会社化に関するニュージャージー州法に署名し、翌年には当社が正式に株式会社化する意思を正式公表した。2000年12月15日に、プルデンシャル・インシュアランスの取締役会が全員一致で再編計画を採択し、2001年3月に当社はニュージャージー州銀行保険局長に株式会社化の許可を得るための申請書を正式に提出した。当局は、2001年7月17日及び18日に同計画に関する公聴会を開き、2001年7月31日までに保険契約者が同計画を圧倒的に支持する投票を行った。当局は、2001年10月15日に同計画を承認する命令を交付した。同計画は2001年12月18日(プルデンシャル・ファイナンシャル・インクの普通株式の新規株式公開が終了した日)に発効した。その時点をもって、プルデンシャル・インシュアランスは、株式保険会社となり、プルデンシャル・ファイナンシャル・インクの完全間接子会社となった。
2003年5月1日、当社は、購入価格総額11億8,400万ドルで、スカンディアUSインクを買収した。当該買収により、変額年金保険に関して米国における当社の第三者による販売能力が大幅に拡大、多様化し、商品提供の幅も広がった。
2003年7月1日、当社は、当社の小口証券ブローカー業務及び決済業務をワコビア・コーポレーションのそれと統合し、現在本社をミズーリ州、セントルイスとする合弁事業であるワコビア・セキュリティーズ・ファイナンシャル・ホールディングス・エルエルシー(「ワコビア・セキュリティーズ」)を設立した。ワコビア・セキュリティーズは米国でも最大級の小口証券ブローカー及び決済組織であり、個人及び法人に対してフル・サービス証券ブローカー業務及び財務アドバイザリー業務を提供している。
2003年、当社は全国的に事業展開していた損害保険事業をリバティ・ミューチュアル・グループ(「リバティ・ミューチュアル」)に売却し、ニュージャージー州における損害保険事業をパリサデス・グループに売却した。これらの事業は、当社の保険部門の一部であった損害保険セグメントの業績の一部として反映されていた。歴史的に見て、売却した会社は、全米個人市場において、特に自動車保険や住宅総合保険を担保範囲とした個人向け損害保険商品の組成販売を行っていた。
2004年4月1日には、当社はコネチカット州に所在地を有するシグナ・ライフ・インシュアランス・カンパニー、登録投資顧問であるグローバル・ポートフォリオ・ストラテジーズ・インク及び登録ブローカー・ディーラーであるシグナ・ファイナンシャル・サービシズ・インクの株式を買収した。さらに、シグナの貯蓄金融子会社であるシグナ・バンク・アンド・トラスト・カンパニーF.S.B.は当社の貯蓄金融子会社であるザ・プルデンシャル・セービングス・バンクF.S.B.と合併された。シグナ・ライフ・インシュアランス・カンパニーはその後プルデンシャル・リタイアメント・インシュアランス・アンド・アニュイティ・カンパニーに名称を変更した。2006年の第1四半期に、買収したシグナの退職金事業の統合は実質的に完了した。
2006年6月1日に、当社はオールステート・コーポレーション(「オールステート」)の変額年金保険事業を総額635百万ドルの再保険取引を通じて買収した。当該買収は当社の規模を拡大し、米国における第三者による販売能力(オールステートの代理店の営業部隊である約15,000名の独立契約者及び金融専門家を通した、独占的販売網を含む。)も拡大した。オールステートから買収した変額年金保険事業の統合は、2008年度第2四半期に完了した。
2007年に、当社はユニオン・バンク・オブ・カリフォルニアの退職金事業の一部を買収し、当社の退職金事業に統合した。この買収により、資産残高72億ドルの、20の確定拠出プラン及び600の確定給付型年金プランが当事業に追加された。
2007年に、当社のライフ・プランナーの第一グループはメキシコで生命保険商品の販売を開始した。また、当社は不動産事業の大手グループであるDLFグループとの合弁事業を通して、インドの生命保険市場に参入した。
2008年10月10日、当社は、役員手当ソリューション及び金融戦略(非適格役員手当制度の運営を含む。)の提供会社であるマリンTBG・インシュアランス・エージェンシー・サービシズLLC及び関連会社を買収した。この買収により、当社の商品提供の幅が拡大し、営業及び販売網も拡張し、適格及び非適格退職給付制度及び繰延報酬制度の両方を提供する唯一のサービサーとしての当社の地位が向上した。
2009年12月31日に、当社はワコビア・セキュリティーズの合弁事業に対する少数持分を、現金45億ドルでウェルズ・ファーゴに売却した。
2011年2月1日に、当社はアメリカン・インターナショナル・グループ・インク(「AIG」)から、エイアイジー・スター生命保険株式会社、AIGエジソン生命保険株式会社及びその他AIG子会社の一部の買収を完了した。買収総額は約48億ドルであり、その内訳は、約42億ドルの現金及び6億ドルの第三者に対する負債の引受であった。
2011年7月1日に、当社はグローバル・コモディティ事業を419.5百万ドルでジェフリーズ・グループ・インクに売却したことを発表した。
2011年12月6日に、当社はデラウェア州の有限責任会社である、BRPSエルエルシー(「BRPS」)及びオンタリオの会社である、ブルックフィールド・アセット・マネジメント・インク(BRPSと総称して「ブルックフィールド」という。)と売買契約を締結し、当該契約に従って、当社の不動産売買仲介フランチャイズ及びリロケーション・サービス事業をブルックフィールドに売却した。当該取引において、当社は、プルデンシャル・リアル・エステート・アンド・リロケーション・サービシズ・インク(「PRERS」)の全株式資本を売却した。PRERS及びその子会社は、当社の不動産売買仲介フランチャイズ及びリロケーション・サービス事業を構成していた。
2012年11月1日に、当社はゼネラル・モーターズの約110,000名の有給退職者の退職者年金給付義務の譲渡を完了したことを発表した。当該契約に基づき、当社は団体年金契約の購入について、約250億ドルの保険料を有給従業員のためのゼネラル・モーターズ退職金制度より受領した。2013年1月1日より、当社はこれらの退職者に対する支払いの管理を開始する。
2012年12月10日に、当社はヴェライゾン・マネジメント・ペンション・プランが、当該プランの年金負債の約75億ドルを支払うために、一時払い保険料団体年金契約を当社より購入したことを発表した。当該契約に基づき、当社は、2013年1月1日より、ヴェライゾン・マネジメント・ペンション・プランの約41,000名の参加者に対して将来年金を支払う義務を取消不能な形で引き継いだ。
2013年1月2日に、当社は再保険取引を通じて、ハートフォードの個人生命保険事業を買収したことを発表した。当社は、契約高約1,350億ドルに上る約700,000件の生命保険契約について、主に再保険を提供するための受再手数料の形式で、615百万ドルの現金対価を支払った。
2015年1月2日、当社とクラスB株式の株主らとの間で2014年12月1日に締結された株式買戻契約に基づき、当社は現金購入価格総額651百万ドルに相当するクラスB株式すべてを購入し消却した。その結果、自己株式であるクラスB株式は抹消され、「利益剰余金」の484百万ドルの減額及び「追加資本準備金」の167百万ドルの減額をもたらした。当該株式買戻契約の規定に従い、クラスB株式の株主らはその後、購入価格の計算に異議を唱える権利を行使した。この紛争は2016年第1四半期中に解決され、その結果、現金購入価格は119百万ドルに増額され、総購入価格は770百万ドルとなった。現金購入価格の増額により、それに対応する「利益剰余金」は減額となった。
2016年3月、当社は、チリ建設協会の投資対象の子会社であるインベルシオーネス・ラ・コンストゥルクシオンS.A.(「ILC」)からのチリの退職金サービスの大手供給業者である退職金資金運営会社(「AFPハビタット」)の間接保有持分40%の買収を完了した。当社は1株当たり899.90ペソを支払い、株式取得日の為替相場に基づき、総購入価格は約532百万ドルとなった。当社及びILCは現在、共同持株会社を通じてAFPハビタットの間接の支配権を等分に保有する。当社の投資は持分法で計上され、「その他の資産」として記録されている。この買収により、当社は成長中のチリの年金市場に参入が可能となる。
2019年10月、当社はアシュアランスIQ・インク(「アシュアランス」)の買収を完了した。同社は活動中の代理店の大規模なネットワークがより幅広い社会経済的範囲のより多くの人にカスタマイズされたソリューションを販売することを可能にするために高度なデータ分析を用いている。同社の買収に対して、前払金総額23億5000万ドルプラス、アシュアランスが複数年度の成長目標を達成することを条件に現金及び株式で11億5000万ドルが支払われる。
(2) 当社の日本における沿革
当社は、日本において以下に掲げる子会社を有している。
| 社名 | 所在地/設立年 | |
|---|---|---|
| 1. | プルデンシャル生命保険株式会社 | 所在地:東京都千代田区永田町2-13-10 プルデンシャルタワー 設立: 1987年 |
| 2. | PGIMジャパン株式会社 | 所在地:東京都千代田区永田町2-13-10 プルデンシャルタワー 設立: 2006年 |
| 3. | ジブラルタ生命保険株式会社 | 所在地:東京都千代田区永田町2-13-10 プルデンシャルタワー 設立: 1947年(2001年に買収) |
| 4. | プルデンシャル・ジブラルタエージェンシー株式会社 | 所在地:東京都品川区西五反田8-1-5 設立: 1976年 |
| 5. | 株式会社協栄年金ホーム | 所在地:千葉県流山市東深井948 設立: 1965年 |
| 6. | PGビジネス・サービス株式会社 | 所在地:東京都豊島区東池袋4-24-3 設立: 1974年(2011年に買収) |
| 7. | プルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパン株式会社 | 所在地:東京都千代田区永田町2-13-10 プルデンシャルタワー 設立: 2001年、2009年に組織変更 |
| 8. | 株式会社PGI | 所在地:東京都千代田区永田町2-13-10 プルデンシャルタワー 設立: 1963年(2002年年に現在の事業を開始) |
| 9. | 株式会社三栄収納サービス | 所在地:東京都豊島区東池袋4-24-3 設立: 1981年 |
| 10. | PG収納サービス株式会社 | 所在地:東京都豊島区東池袋4-24-3 設立: 1978年(2011年に買収) |
| 11. | プルデンシャル・ジェネラル・サービス・ジャパン有限会社 | 所在地:東京都千代田区永田町2-13-10 プルデンシャルタワー 設立: 2006年 |
| 12. | PGIMリアル・エステート・ジャパン株式会社 | 所在地:東京都千代田区永田町2-13-10 プルデンシャルタワー 設立: 2005年(2007年に買収) |
| 13. | プルデンシャル・ジャパン・テクノロジー株式会社 | 所在地:東京都千代田区永田町2-13-10 プルデンシャルタワー 設立: 2008年 |
| 14. | プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社 | 所在地:東京都千代田区永田町2-13-10 プルデンシャルタワー 設立: 1955年(2009年に買収) |
| 15. | 株式会社CLIS(35%はIBM株式会社が保有) | 所在地:東京都品川区南大井6-26-1 大森ベルポートA館 設立: 1990年(2011年に買収) |
| 社名 | 所在地/設立年 | |
|---|---|---|
| 16. | プルデンシャル信託株式会社 | 所在地:東京都千代田区永田町2-13-10 プルデンシャルタワー 設立: 2015年 |
| 17. | AREF II合同会社 | 所在地:東京都千代田区永田町2-13-10 プルデンシャルタワー 設立: 2020年 |
| 18. | PGフレンドリー・パートナーズ株式会社 | 所在地:東京都千代田区永田町2-13-10 プルデンシャルタワー 設立: 2021年 |
| 19. | ソナミラ株式会社 | 所在地:東京都千代田区麹町3-2-1 HAKUWAビル 設立: 2022年 |
女性管理職比率(2024年度)
・ 株式会社CLIS:10.4%
・ プルデンシャル・ジブラルタエージェンシー株式会社:43.8%
・ プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社:24.5%
男性社員の育児休業取得率(2024年度)
・ 株式会社CLIS:64%
・ プルデンシャル・ジブラルタエージェンシー株式会社:100%
・ プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社:92.3%
日本における歴史
| 1979年 | ザ・プルデンシャル・インシュアランス・カンパニー・オブ・アメリカが、ソニー株式会社と合弁事業を開始。 |
|---|---|
| 1981年4月 | ソニー・プルデンシャル生命保険が業務を開始。 |
| 1987年10月 | プルデンシャルが合弁事業を撤退し、本店所在地を東京とする完全子会社、プルデンシャル生命保険株式会社(プルデンシャル日本法人)を設立。 |
| 1988年4月 | プルデンシャル日本法人が全国10ヶ所に販売代理店を構えて業務を開始。 |
| 2001年2月 | 東京本店に加え、プルデンシャル日本法人は、46の支社と合計2,800名の従業員を有する。 |
| 2001年4月 | 東京地方裁判所の認可により更生手続中の協栄生命保険株式会社を取得し、ジブラルタ生命保険株式会社(「ジブラルタ生命」)と社名変更。 |
| 2007年3月 | 米国法人の支店であったプルデンシャル・セキュリティーズ・ジャパンは、日本法人であり、プルデンシャル・セキュリティーズ・ジャパンの完全子会社であるプルデンシャル証券株式会社に現地法人化した。 |
| 2007年6月 | 当社は当社の子会社であるプルデンシャル・エクイティ・グループ・エルエルシーのそれを含む、プルデンシャル・エクイティ・グループの株式調査、販売及び取引事業からの撤退を発表した。 |
| 2007年12月 | 当社の子会社であるプルデンシャル・インベストメント・マネジメント・インクは、日本における新たな法人を取得し、プルデンシャル・リアルエステート・インベスターズ・ジャパン株式会社として届け出たことを発表した。その後、商号をPGIMリアル・エステート・ジャパン・リミテッドに変更。 |
| 2008年5月 | プルデンシャル・システムズ・ジャパン株式会社を設立した。 |
| 2009年3月 | 大和生命を買収。大和生命はジブラルタ生命の完全子会社である。その後、大和生命の商号をプルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険会社に変更。 |
| 2009年4月 | プルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパン株式会社(「PHJ」)はプルデンシャル日本法人及びジブラルタ生命の規制保険持株会社になった。 |
| 2011年2月 | プルデンシャル・ファイナンシャルは、エイアイジー・スター生命保険株式会社(「スター」)及びAIGエジソン生命保険株式会社(「エジソン」)をアメリカン・インターナショナル・グループ・インクから買収した。両社ともジブラルタ生命の完全子会社である。 |
| 2012年1月 | スター及びエジソンは、ジブラルタ生命に吸収合併された。 |
| 2015年9月 | 日本における新会社であるプルデンシャル信託株式会社を設立した。 |
| 2016年12月 | ファイナンシャル・アシュアランス・ジャパン株式会社は、PHJに吸収合併された。 |
| 2018年4月 | 2018年4月4日、さつき株式会社はPGインシュアランス・サービス株式会社に吸収合併された。 |
| 2019年6月 | 2019年6月1日、PGインシュアランス・サービス株式会社はプルデンシャル・リアルエステート・マネジメント有限会社に吸収合併され、商号を株式会社PGIに変更。 |
| 2021年2月 | PGフレンドリー・パートナーズ株式会社を設立。 |
| 2022年8月 | ソナミラ株式会社を設立。 |
3 【事業の内容】
概要
プルデンシャル・ファイナンシャル・インク(「プルデンシャル・ファイナンシャル」又は「PFI」)は米国、アジア、欧州及びラテン・アメリカで事業を行う、運用資産約1兆5120億ドル(2024年12月31日現在)を有するグローバルなファイナンシャル・サービスの大手企業でありアクティブな主要グローバル投資管理会社である。当社は、子会社、関連会社を活用し独自の流通ネットワーク及び第三者流通ネットワークを通じて、生命保険、年金、退職金関連商品及びサービス、ミューチュアル・ファンド及び投資運用などを含む広範囲の財務商品・サービスを個人顧客、法人顧客に提供している。当社の本社機構はニュージャージー州ニューアーク市にあり、プルデンシャル・ファイナンシャルの普通株式はニューヨーク株式市場において「PRU」のティッカーシンボルで取引されている。
2001年12月18日、プルデンシャル・インシュアランスは保険契約者が所有する相互会社から株式会社へと組織変更を行い、プルデンシャル・ファイナンシャルが全額出資する子会社となった。株式会社化はプルデンシャル・インシュアランスの組織変更計画に基づいて実行され、この再編計画の実行にあたっては、「クローズド・ブロック」と称する法制上の機構を設置運用することが必要であった。クローズド・ブロックには、有効な利益配当型保険及び年金商品、これらの商品について保険契約者配当を支払うための資産並びに関連する資産及び負債が含まれる。
当社の主な事業は、PGIM(当社のグローバル投資管理事業)、米国事業(退職戦略、団体保険及び個人生命保険から成る。)、国際事業、クローズド・ブロック部門並びに全社及びその他の業務にて構成されている。クローズド・ブロック部門は、全社及びその他の業務に含まれる撤退事業及びラン・オフ事業とは別に報告される撤退事業として記録される。撤退事業及びラン・オフ事業は、売却され若しくは撤退した事業、又は売却され若しくは撤退する予定の事業(縮小対象の事業を含む。)で、米国会計基準(「U.S. GAAP」)が定める「非継続事業」の経理処理に該当しない事業の業績が反映される。当社の全社及びその他の業務は、特定の事業セグメントに割り当てられない全社の項目及びイニシアチブ並びに上記の撤退事業及びラン・オフ事業を含む。各セグメントの総売上高、損益計算、資産総額については、連結財務書類の注記23を参照のこと。
2023年9月、当社はウォーバーグ・ピンカス及び機関投資家グループとともに、バミューダを拠点とし認可を受けた生命保険・年金保険の再保険会社であるプリズミック・ライフ・リインシュアランス・リミテッド(「プリズミック再保険」)の設立を発表した。この発表と同時に、当社は当社の全社及びその他の業務を通じ、プリズミック再保険のすべての発行済み株式を保有するバミューダ免除リミテッド・パートナーシップであるプリズミック・ライフ・ホールディング・カンパニー・エル・ピー(「プリズミック・ホールディング」)に対して持分の20%に相当する約2億ドルの初回株式投資を行った。当社は、このパートナーシップがもたらす再保険能力の強化が、世界中の人々の投資、保険及び退職後の保証へのアクセスを拡大するという当社のビジョンを後押しすると期待している。この投資は持分法に基づき計上されるため、プリズミック・ホールディングとプリズミック再保険はいずれも関連当事者とみなされる。関連当事者間の取引に関する詳細は、連結財務書類の注記24を参照のこと。
当社の戦略は、より高く成長し、市場の影響を受けにくく、より迅速に対応できる企業になるために、相互に強化し合うビジネスシステムを軸としている。当社のビジネスシステムには、優良な保障、退職金及び投資管理事業の当社事業構成が含まれる。この事業構成は、長期的で持続的なトレンドを活かして成長の可能性を生み出し、事業の区分を超えた総合的ソリューションを顧客に提供するとともに、バランスの取れたリスク・プロファイルによる資金面の利益をもたらすものである。当社は、PGIM、当社の米国事業及び国際事業を通じて、顧客のニーズに応え、重要な市場機会を活用するために格好の立場にあると考えている。詳細については、「第3 事業の状況」「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」の「(3)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」を参照のこと。
PGIM
PGIMは、上場債券、上場株式、不動産ローン及びエクイティ、プライベート・クレジット及びオルタナティブ投資、並びにマルチアセットクラス戦略に関連する投資管理サービス及びソリューションを、世界中の機関投資家及び個人顧客、並びに当社の保険事業及び退職金事業に対して提供している。
商品
当社の商品及びサービスは、次の事業を通じて提供されている。
・PGIM債券等
PGIM債券は、すべての上場債券市場におけるグローバルなアクティブ資産運用サービス並びにオルタナティブ投資を提供している。
・ジェニソン・アソシエイツ
ジェニソン・アソシエイツは一連の成長、価値、グローバル及びスペシャリティ・エクイティ戦略を対象とするアクティブ・ファンダメンタル株式・債券資産運用サービス並びに債券戦略を提供している。
・PGIMクオンティテイティブ・ソリューションズ
PGIMクオンティテイティブ・ソリューションズは、エクイティ、マルチアセット及び高流動代替プラットフォームにまたがる、様々なシステマティックでカスタマイズされたソリューションを提供している。
・PGIMプライベート・キャピタル
PGIMプライベート・キャピタルは投資適格、高利回り、直接貸付の私募債及びメザニン型債券を含むリスク領域に渡るプライベート・クレジット・サービスを提供している。
・PGIMリアル・エステート
PGIMリアル・エステートは、様々な公開及び非公開の不動産ローン及びエクイティ戦略、並びに中小規模の資本市場向けセカンダリー取引に焦点を当てたプライベート・エクイティ投資を提供している。
・PGIMインベストメンツ
PGIMインベストメンツは、米国の個人投資家、確定拠出型年金制度及び金融仲介業者向けにミューチュアル・ファンド、上場及び非上場のクローズドエンド型投資信託、上場投資信託(ETF)及びラップ口座を含むアクティブ運用型の投資ソリューション、並びに欧州、アジア及び南米で選定された国々の金融仲介業者向けに譲渡可能証券の集団投資事業(UCITS)その他の投資ソリューションを提供している。また、台湾及びインドで現地資産運用事業を営み、中国において運営合弁事業の持分を保有している。
・PGIMマルチアセット・ソリューションズ
PGIMポートフォリオ・アドバイザーは、公開及び非公開のマルチアセットクラス債務に基づく投資ソリューションを機関投資家向けに提供している。
当社は、(i)第三者の投資を募る前に実績を蓄積する目的で新規商品若しくは投資戦略を立ち上げるため、又は(ii)PGIMが運用するファンドの顧客の利益と当社の利益が連動していることを示す目的で当該顧客と共に共同投資を行うために、当社の投資商品の一部に対し初期投資及び共同投資を行っている。
マーケティング及びディストリビューション
当社は主に次の経路を通じて商品を提供している。
・機関投資家向け
◦ 独立したマーケティング及び顧客サービスチームを有するPGIMの各事業の自己勘定販売部隊。
◦ 各国の大手機関との関係を構築し、当該機関にPGIMの広範な能力を紹介するPGIMの機関投資家リレーションシップ・グループ。
・個人投資家向け
◦ 当社の投資オプションを商品及びプラットフォームに組み込んでいる各国の第三者仲介業者及び商品メーカー/販売業者。
◦ プルデンシャルのその他の事業セグメントに関連する販売網。
◦ プルデンシャル・アドバイザーズと連携する金融専門家、プルデンシャルの全国的な自己勘定販売組織。
・一般勘定
◦ 当社一般勘定のために様々な資産クラスに渡る投資管理サービスを提供。
PGIM(続き)
収益及び収益性
当社の主な収益源は以下のとおりである。
・通常、運用資産のパーセンテージに基づき計算される資産運用手数料。一定の資産運用の取決めにおいては、運用資産に対する利益が一定のベンチマーク又はその他の業績目標を超えた場合に業績に基づいたインセンティブ報酬を受け取る場合もある。
・商業用モーゲージ貸付組成・サービシング事業の収益。
・主に不動産及び未上場債券に関して、資産の組成、売買に関連して支払われる取引手数料。
・初期投資及び共同投資からの投資利益。
当社の収益性は以下に大きく影響を受ける。
・マクロ市場の動向(例:金利、信用スプレッド及びエクイティ市場の業績)
・目標水準を超える投資収益を達成する当社の能力
・顧客の投資を引き寄せ、維持する当社の能力
競争
投資管理セグメントは、多数の資産運用業者及びその他の金融機関と競争している。当社の投資管理商品において、当社は、投資実績、投資戦略及び投資プロセス、能力、組織としての安定性並びに顧客との関係など複数の要因によって競争している。
当社は、各商品分野又は資産クラスの価値を高めるために設計されたアプローチを採用する特別な投資チームにより、様々な資産クラスに商品を提供している。組織としての安定性及び強固な機関投資家向け及び個人投資家向け事業により、顧客に投資利益を提供するために必要な才能ある人材を引き寄せ、維持することができている。当社のプライベート・クレジット及び商業用不動産貸付事業は価格、条件、出来栄え及び借主との関係の強度により競争している。
米国事業
退職戦略
退職戦略セグメントは、当社の法人顧客及び個人顧客の両方の退職金ニーズに対応している。当社の法人退職戦略事業は、国内外(主に英国内)における公共団体、民間団体及び非営利セクターの退職金プランのスポンサーに対する退職金投資及び退職年金商品及びサービスを開発し、提供する。当社の個人退職戦略事業は、主に一般富裕層(投資可能資産又は年収が10万ドルを超える世帯)及び富裕層(投資可能資産が25万ドルを超える世帯)を対象に、革新的な商品設計とリスク管理戦略に注力して、米国において個人変額年金保険及び定額年金保険商品を組成し販売している。
商品
退職戦略セグメントは、幅広い退職金ニーズ及び目的に応える様々な商品及びソリューションを提供する。
法人退職戦略
支払年金 一般的に年金受給者の生涯にわたって予測可能な月次所得を提供する商品
・年金リスク移転商品 年金制度スポンサー及び仲介業者を対象に発行する無配当団体年金及び再保険契約であり、当社は、通常、開始時に一時払いで支払われる保険料に対して、当該制度の一定の参加者グループに関連するすべての投資リスク及び保険数理計算上のリスクを制度スポンサーから引き継ぐ。
・年金リスク移転商品 カウンターパーティと締結し、第三者が保証した年金制度の長命リスクを保証する長命リスク再保険契約。これら商品の保険料は通常、始期の一括払いではなく契約期間にわたって支払われる。
ステーブル・バリュー型商品 当社の義務が当社の一般勘定により保証される商品で、当社は商品に応じた投資及び資産/負債管理リスクの一部又は全部を負担する。
・投資専門商品 これら商品は、機関投資家向けの資本市場及び適格制度において使用する。これには主に、顧客が所有する信託に顧客資金が保有され投資結果を顧客に引き渡す報酬ベースのラップ商品が含まれる。当社は一般勘定により保証された最小限の金利保証によって報酬収益を受け取る。
・元本・利回り保証投資契約及び融資契約 当該商品には、指定されたレートでの利息を支払い、契約満了若しくは契約終了時に元本を返還する義務が含まれる。
その他の商品 仕組み決済及びその他の団体年金を含む。
個人退職戦略
指数連動変額年金保険商品
・プルデンシャル・フレックスガード® 指数連動変額年金保険商品では、契約者が変動型サブアカウント及びインデックスベース戦略に資金を振り分けることができる。この戦略は、契約上の最低保証予定利率及び最高保証予定利率を条件として、選択されたインデックス及び選択された期間における当該インデックスの業績に連動した(それらへの投資ではない)金利の一部を提供するものであり、所定の水準及び期間における様々なレベルの値下がりリスク保障も提供する。この商品は、追加の預託金も認めており、追加手数料なしで死亡給付金の払込購入金額の返金(ROP)を提供する。
・プルデンシャル・フレックスガード®インカム 指数連動変額年金保険商品は、追加費用の支払いにより所得補償を提供するもので、所得補償に焦点を当てたプルデンシャル・フレックスガード®商品に類似した投資及びクレジット特約を提供する。クレジット戦略は、給付段階では制限されている。
伝統的変額年金保険
・プルデンシャル・プレミア® 投資変額年金保険(「PPI」)は、繰延税金資産積立、年金化オプション及び死亡給付オプションを提供し、当該契約について支払われた購入全額から一部の解約金を差し引いた金額を、契約者の死亡時に契約者の受益者に返金することを保証している。
・プルデンシャル・マイロック®アドバイザー変額年金は、オプションのダイナミック保証給付(「IB」)特約を提供する報酬ベースの商品であり、この特約は変動所得基準に適用される事前に定められた引出率により長命リスク保障を提供する。また、この商品は、基本死亡保険金、又は死亡保険金のROPを提供する。IB及びROPは、いずれも追加手数料を支払うことで提供される。
定額年金保険
・プル・セキュア®、シュア・パス®及びシュア・パス®インカムは、すべて一時払い定額インデックス年金保険であり、預り金勘定をインデックスベース戦略と固定金利戦略とに振り分ける柔軟性を提供する。インデックスベース戦略は、契約上の最低保証予定利率及び最高保証予定利率を条件に、選択されたインデックス及びその選択された期間(プル・セキュア®については1、3若しくは5年間、シュア・パス®及びシュア・パス®インカムについては1年間若しくは3年間)の業績に連動した(当該インデックスに対する投資ではない)金利又は金利の一部を提供する。インデックスと連動しない固定金利戦略は、1年間の設定された金利による成長を保証し、年に一度更新することができる。さらに、シュア・パス®インカムは、終身解約給付金を保証する給付金を提供する。
・日次所得給付®(「DAI」)付のプルデンシャル定額年金保険は、一時払定額年金保険であり、追加手数料を支払うことで元本保証及び生涯解約保証給付が提供される。生涯給付額は、契約者が引出しを開始するまでの間、エクイティ市場のリスクに晒されることなく日々増加する。
・2023年8月に開始した一時払固定金利据置年金である、プルデンシャル・ウェルスガードSMマルチイヤー保証年金は、当初保証期間(すなわち、3年、5年又は7年)にわたって課税繰延による成長と保証収益率を提供する。
・一時払即時開始年金であるプルデンシャル即時開始年金(「PIIA」)は、定期的かつ継続的な給付金支払いを提供する。支払いは保証され、変更はできず、流動性資産を提供する商品による保証額より高額である。
退職戦略(続き)
収益及び収益性
当社の収益には主に以下のものがある。
法人退職戦略
・保険契約、再保険契約及び終身年金契約の保険料。
・主に報酬ベースのステーブル・バリュー型商品及び長命リスク再保険商品の積立金残高に基づく契約賦課金及び報酬収益。
・(当社商品の付与利息と関連費用の純スプレッドを拠出する)投資収益。
当社の収益性は当社商品の価格設定を適切に行う当社の能力に大きく影響を受ける。当社は、投資環境や当社のリスク、報酬、費用、利益率目標を考慮した当社の価格設定モデル、並びに死亡率や早期退職の確率に関する仮定に基づき、当社の商品の価格設定を行っている。これらの仮定条件は、特定の市場においては予測がより難しい場合がある。
個人退職戦略
・資産運用報酬からの報酬収益、及び独自の又は一般的なミューチュアル・ファンドからの営業サービス費用及び販売手数料などのサービス手数料。資産運用報酬は、変額年金保険商品における当社の自社ミューチュアル・ファンドの平均資産の一定のパーセンテージとして決定される(他社ファンドの副投資顧問費用を除く)。
・(場合に応じて)年金分離勘定残高における日ごとの平均純資産価額、勘定価値、保険料、若しくは保証価格に基づく各種保険関連オプションや特約の死差益及び経費及びその他の手数料などの契約賦課金及び報酬収益
・(特定の商品の付与利息と関連費用の純スプレッドを拠出する)投資収益及び取引先に計上される担保に係る金利収益
当社の収益性は、当社商品の価格設定を適切に行う当社の能力に大きく影響を受ける。当社は、以下に基づいて当社の商品の価格設定を行っている。
・想定されるリスクの評価及び適用されるヘッジ及び再保険費用を含むリスク管理戦略の考慮。
・契約継続率、及び生前給付特約オプション付き契約については給付の利用並びに解約のタイミング及び効率などを含む、投資収益や契約者の行動に関する予測やその他の予測。
マーケティング及びディストリビューション
法人退職戦略
当社は主に次の経路を通じてこのセグメントの商品を提供している。
・保険数理計算人及び第三者のブローカーを通じて販売される年金リスク移転商品
・第三者の専門ブローカーを通じた仕組決済方式商品
・制度スポンサーへ直接販売される任意所得商品及びその他の団体年金
・自己勘定販売部隊及び第三者の仲介業者を通じて販売されるステーブル・バリュー型商品
個人退職戦略
当社の販売への取り組みは、内部及び外部のホールセラーによるサポートのもと、下記を含む様々な販売業者によって行われている。
・以下を通じた第三者販売網
◦ ブローカー・ディーラー
◦ 銀行及び証券会社
◦ 独立金融プランナー
◦ (特にシュア・パス®及びシュア・パス®インカムに関して)独立のマーケティング組織(「IMO」)
・プルデンシャル・アドバイザーズと関連する金融専門家、プルデンシャルの全国的な自己勘定販売組織を含む金融専門家
競争
法人退職戦略
当社は、他の巨大大手保険会社、資産運用業者及び様々な金融機関と競争している。
当社は主に以下に基づいて競争している。
・価格設定
・組成能力
・革新的な商品ソリューションを提供し、大規模な取引を成功させる能力
当社は制度スポンサーに対する革新的な年金リスク管理ソリューション及びステーブル・バリュー型商品市場のリーダー企業である。この年金リスク移転市場は、今後も当社の専門性にマッチした魅力的なビジネス・チャンスになるであろうと考えている。
個人退職戦略
当社は、業界最大手の個人年金保険提供業者の一つであり、他の退職貯蓄及び積立商品の提供会社(保険・金融サービスの一流大手企業及び未公開株式投資会社を含む。)と競合している。
当社の競争優位性は、主に革新的な商品特性及び当社のリスク管理戦略、並びにブランド知名度、財務力、幅広い販売網及び当社の顧客へのサービス能力にあると考えている。
当社は、顧客価値及び企業価値を達成することを目的として、市場と当社の戦略に基づき、定期的に商品の構成、価格及び内容を調整している。
米国事業
団体保険
当社の団体保険事業は、従業員及び組合員向け年金制度を強化する目的で、機関投資家、専門職協会、アフィニティー・グループ向けに団体生命保険全般、長期、短期の団体所得補償保険、コーポレート・バンク向け、信託向け団体生命保険を全米で提供、販売している。また、障害、重大疾病、入院実費給付補償などの任意加入の保険商品も提供している。当社のサービスには、育児介護休業法、障害のあるアメリカ人法、有給家族休暇などの従業員の有給及び無給休暇を対象とする制度管理及び欠勤管理も含まれる。2024年には医療費超過補償市場に参入し、2025年1月1日に補償の適用を開始した。
商品
退職金セグメントは、非経験料率方式の保険契約(すべての死亡率及び罹患率のリスクを前提とする)及び経験料率方式の保険契約(経験死亡率/罹患率が当社と顧客で共有される)の両方に基づき、以下の事業を通じて様々な商品及びサービスを提供する。
団体生命保険
・雇用主支払い、従業員支払い及び加盟者支払いの定期生命保険、団体ユニバーサル生命保険、及び団体変額ユニバーサル生命保険、並びに死亡・傷害保険商品。一部の保険は、転退職時に保険を継続できるようにしている。また、認められている疾患に契約者が罹患した場合、保険料免除のシステムも提供している。
・当社の団体法人・銀行・信託所有生命保険は、分離勘定を利用した団体変額生命保険契約である。当該商品は、通常、大企業が繰延報酬制度及び退職者給付計画に対する資金調達に利用する保険である。
団体所得補償保険及びその他の保険
・病気や傷害に対する収入補償を行う短期、長期の団体所得補償保険。短期団体所得補償保険は一般的に週単位で給付金を、3ヶ月から6ヶ月間提供し、長期団体所得補償保険は毎月支払われ、待機期間経過後に給付金の支払いを開始し、一般的に契約者が復職するまで又は通常の退職年齢に達するまでのいずれかの時点まで継続する。
・その他の補完的医療保険ソリューションには、傷害保険、重症疾患保険及び入院実費給付補償など、医療関連の費用を補償するものがある。
・保険制度管理サービス及び休職管理サービス 州、連邦及び企業が負担する有給休暇ソリューションであり、従業員の休暇プログラムの管理に伴う管理業務の負担を最小限に抑えながら、複雑な州法の遵守を確保する支援を行う。
・医療費超過補償保険は、自家保険の雇用主を、あらかじめ定められた水準を超える高額な医療費請求から保護する支援を行うことを目的としたリスク管理商品である。当社の医療費超過補償保険には、個別医療費超過補償と総額医療費超過補償とがある。個別医療費超過補償は、一定の免責水準を超える個人に対する請求支払いを補償する一方、総額医療費超過補償は、契約期間中の雇用主による従業員グループ全体に対する請求の支払総額を限定するものである。
マーケティング及びディストリビューション
団体保険は、主に市場別に組織された自己勘定販売部隊を通じて商品を提供しており、併せて従業員給付制度のブローカーやコンサルタントを通じて販売を行っている。当社は、当社の市場セグメントを以下のとおりに定義している。
・米国内マーケット・セグメント―5,000名以上の給付対象従業員を有する雇用主グループ
・プレミアマーケット・セグメント―100名から5000名の給付対象従業員を有する雇用主グループ
・組合セグメント―あらゆる規模のアフィニティー・グループ
団体保険(続き)
収益及び収益性
当社の収益には主に以下のものがある。
・当社の団体生命保険、団体所得補償保険及び補完的医療保険商品の保険料並びに契約賦課金
・(当社商品の付与利息と関連費用の純スプレッドを拠出する)投資収益
当社の収益性は当社商品の価格設定を適切に行う当社の能力に大きく影響を受ける。当社商品の多くには、複数年にわたる保障が含まれる。当社は、当社の商品の価格設定を以下に基づいて行っている。
・当社、業界及び/又はその他過去の実績に基づいた引受実務及び標準料率システム
・個々の商品の特約事項にもよるが、死亡率及び罹患率、金利及び費用の想定値を使用して計算する給付金及びその他費用の予測支払額
競争
当社は、成熟した市場における他の巨大大手生命保険・健康保険業者と競争している。当社の主な競走優位性には、ブランド知名度、財務力、及び雇用主が従業員の福利厚生をサポートする包括的な福利厚生プログラムを構築する上で役立つ多様な商品構成が含まれる。当社はまた、顧客との関係及び経験全般を重視している。当社の保険料の大部分は米国内マーケット・セグメントによるものであるが、当社は引き続き、プレミアマーケット・セグメント及び組合セグメントの成長を通じて当社の業容の多様化を図っていく。
雇用主がコストを管理し、給付に関する決定及び資金調達を、職場で付与される給付を引き続き重要視する従業員に移行しようとする中で、従業員支払保険は重要である。当社の収益性は任意保険市場に一部依存しており、これは将来の雇用及び報酬率により影響を受ける。
米国事業
個人生命保険
個人生命保険セグメントは、主として米国の一般市民層(投資可能資産が2万5千ドルを超える又は年収が5万ドルを超える世帯)、一般富裕層(投資可能資産又は年収が10万ドルを超える世帯)及び富裕層(投資可能資産が25万ドルを超える世帯)の顧客向けに、変額生命保険、ユニバーサル生命保険及び定期生命保険商品の組成、販売を行っており、個人、家族及び事業を守るための生命保険ソリューションを提供し、また不動産・資産移転計画をサポートすることに注力している。
商品
当社は、幅広い保障ニーズ及び目的に応えるための、基本契約と特約(当社の生前死亡給付特約など)で構成される以下のような様々な商品を提供している。
変額生命保険 基礎投資オプションに基づき解約払戻金を累積することができる終身保険。
・当社の変額生命保険は、支払いオプションを選択できる柔軟性、並びに一連の基礎投資オプション又は固定金利オプションを通じて解約払戻金を累積することができる可能性を保険契約者に提供している。
・指数連動変額年金保険商品は、指数連動投資オプション(インデックス戦略)、及び一連の基礎投資オプション又は固定金利オプションを提供している。この指数戦略は、一定の上限、段階式料率、加入率及びバッファレートなどのパラメーター、並びに最低保証予定利率及び最高保証予定利率を条件として、外部インデックス業績に連動した(これに対する投資ではない)解約払戻金の付与利息を提供する。
ユニバーサル生命保険 解約払戻金を累積することができる終身保険。
・当社のユニバーサル生命保険は、支払いオプションを選択できる柔軟性、並びに最低保証予定利率を条件として当社が決定する付与利率に基づき利息を得る口座に解約払戻金を累積することができる可能性を保険契約者に提供している。
・物価指数連動型ユニバーサル生命保険は、一定の上限及び加入率並びに最低保証予定利率及び最高保証予定利率を条件として、外部インデックス業績に連動した(これに対する投資ではない)解約払戻金の付与利息を提供する。
定期生命保険 税が優遇される保証死亡給付付きの一定の年数の保険。
・当社の定期生命保険のほとんどは、非課税の死亡給付、及び平準保険期間中変わらない保険料保証を提供する。
・当社の定期生命保険のほとんどは、契約者を生涯保証する可能性がある終身生命保険に切替えることを保険契約者に認める、切替えオプションも付帯している。
その他
・最終費用保険 より少額の額面で保険を提供する終身生命保険商品で、葬儀費用に使用されることが多い。
マーケティング及びディストリビューション
当社の販売への取り組みは、内部及び外部のホールセラーによるサポートのもと、下記を含む様々な販売業者によって行われている。
・以下を通じた第三者による販売
◦ 独立ブローカー
◦ 銀行及び証券会社
◦ 総代理店及びプロデューサー・グループ
・プルデンシャルの全国的な自己勘定販売組織であるプルデンシャル・アドバイザーズと連携する金融専門家
・以下を介した埋め込み型デジタルソリューションによる、信頼関係に基づくパートナーシップ
◦ 信用組合
◦ 住宅ローン貸出業者
◦ アフィニティー・グループ
◦ デジタルマーケティング分野の関連会社/有料メディアを通じた取り組み
個人生命保険(続き)
収益及び収益性
当社の収益には主に以下のものがある。
・保険契約の条件に応じた固定の保険料。
・契約賦課金、並びに有効な契約及び/又は資産に基づく報酬から成る報酬収益。
・(当社商品の付与利息と関連費用の純スプレッドを拠出する)投資収益
当社の収益性は当社商品の価格設定を適切に行う当社の能力に大きく影響を受ける。当社は、以下に関する当社の将来見込みに基づき、当社の商品の価格設定を行っている。
・死亡率及び罹患率
・契約者の行動
・金利及び投資利益率
・費用
・保険料支払いパターン
・出再した再保険の業績
・分離勘定ファンドの業績
・商品から生じた課税控除
競争
当社は、成熟市場において他の巨大大手生命保険会社と競争している。当社は主に価格、(引受のスピード及び容易さを含む)サービス、販売網、ブランド知名度及び財務力によって競争している。
当社は、顧客価値及び企業価値を達成することを目的として、市場と当社の戦略に基づき、定期的に商品の構成、価格及び内容を調整している。。
国際事業
生命保険商品、退職金商品、投資家向け商品及び固定給付付きの個人傷害健康保険を開発し、日本、ブラジル及びメキシコにおいて、ライフ・プランナー事業を通じて一般富裕層及び富裕層の顧客に提供している。また、当社のジブラルタ生命及びその他の事業は、複数の販売網(ライフ・コンサルタント、銀行及び独立系代理店を含む)を通じて、チリ、中国、インド及びインドネシアの当社合弁事業、並びにガーナ、ケニア及び南アフリカにおける当社の戦略的投資により、日本全国の幅広い中流層及び一般富裕層の顧客に類似商品並びにアドバイザリー・サービス及び管理サービスを提供している。
商品
商品は以下の4つの分類に区別される。
生命保険商品 定額又は逓増保険や、定期又は終身の保険料支払いオプションを提供する、様々な伝統的な終身生命保険商品が含まれる。
・また、当社では一定期間の保障を提供する逓増、逓減及び定額定期保険商品、並びに保障指向の変額生命保険を提供している。
・これらの保険商品の一部は米ドル建てであり、一部の商品は死亡保険と一緒に健康保険又は貯蓄的な要素も加えた包括商品として販売されている。
退職金商品 定期生命保険に類する保険による保障と、以下を組み合わせた退職所得商品を含む。
・あらかじめ定められた年齢から開始する生涯所得
・顧客が選択した株式及び社債のポートフォリオに連動した金額保証のない保険金額を提供する貯蓄型の変額生命保険
・死亡又は保険の満期のいずれか早い時期に保険金額を支払う養老保険
投資商品 主に、当社の日本国内の事業で販売している米ドル建て及び円建ての投資契約商品であり、次の商品を含む。
・一定期間、保証利率が適用され、満期まで保有しなかった場合に市場価値による調整が行われる一時払保険商品。
・無保証利益又は選択指数に基づく利益を提供し、契約上の上限及び下限により業績の下振れリスクを抑制する指数連動型変額年金。
傷害及び医療保険商品 以下を提供している。
・事故による死亡及び手足喪失、入院、手術、癌及びその他の致死性疾患に対する保険給付。しばしば特約として販売されており、独立した商品としては販売されていない。
・顧客が該当する傷害を負った場合に保険料を免除する保険料払込免除の制度。
マーケティング及びディストリビューション
当社のマーケティング及び販売努力は、下記の独自の代理店モデル及び第三者販売網を通じて行っている。
独自の代理店モデル:
・ライフ・プランナー 一般富裕層から富裕層の顧客及び中小企業にそのニーズに合わせた保護指向型の生命保険商品を販売し、また中小企業に対して退職金関係の商品を販売することに注力している。当社の人材採用基準、教育プログラム及び保障パッケージこそ当社ライフ・プランナー・モデルのキーポイントであると考えている。これにより、ライフ・プランナー事業が高レベルのエージェント在籍率、エージェント生産性、契約継続率を誇ることができる。
・ライフ・コンサルタント 当社のジブラルタ生命事業の提供商品を取り扱う独自の流通戦力である。この戦力は重点的に、特にアフィニティー・グループとの関係を通じて、主に日本の広範囲の中流所得層を対象に個人保障商品を提供している。ライフ・コンサルタント事業は変額報酬制度に基づいており、当該制度は、ライフ・コンサルタントの在籍率、生産性の向上を図るとともに、当社のライフ・プランナー事業における保障プランにも類似させたものである。
第三者販売網:
・銀行の販売網 主に、将来の貯蓄、早期の死亡に対する保障及び遺産計画給付を提供する生命保険商品、並びに主に米ドル建ての投資商品を販売する。当社は、この販売網を当社の中核的なライフ・プランナー及びライフ・コンサルタントを通じた販売網の追加的なものとしてとらえている。当社は日本の主要銀行及び地方銀行とも提携しており、当社は引き続き当該販売網を通じた販売能力拡大の可能性を適宜追求する。
・独立系代理店販売網 退職金給付のための保障商品及び高額解約返戻金商品を法人市場を通じて販売しており、また保護及び投資商品を含む様々な商品を、個人市場を通じて販売している。企業代理店及び独立系代理店を含むその他の独立系代理店関係の組み合わせにより多様性を維持し、個人及び法人市場に安定的に重点を置く。
国際事業(続き)
収益及び収益性
当社の収益には主に以下のものがある。
・固定又は保険契約の条件に応じて柔軟な保険料。
・契約賦課金、並びに有効な契約及び/又は資産に基づく報酬から成る報酬収益。
・(当社商品の付与利息と関連費用の純スプレッドを拠出する)投資収益
当社の収益性は当社商品の価格設定を適切に行う当社の能力に大きく影響を受ける。日本国内の円以外の通貨建ての商品の販売及び解約は、為替変動の影響を受けやすく、とりわけそれぞれの国の金利レートの影響も受ける場合がある。
当社は、当社の商品の価格設定を以下に基づいて行っている。
・一般的に商品提供や価格設定、サービス内容などに関して米国の保険規制よりも制限的な各地域の規制。各国における国際保険の営業部門には、個々の保険契約のリスク引受に関する米国の慣行を調整適合させる引受部門を用意している。当社は、現地の規制によって許容される範囲において、当社の商品の保険料及び契約賦課金を予定死亡数及び罹病給付、解約払戻金、費用、必要準備金、金利、契約の継続率及び保険料払込パターンに基づいて決定している。引受限度の設定にあたっては、それぞれの地域業界基準に配慮し、業界慣行とは異なる選択を回避するとともに、業界の動向に順応するよう努めている。また、各国営業部門の再保険業者とともに引受限度の設定を行っている。
・各国の資本費用、リスク及び競争環境も考慮した上で、各事業の目標利益率を達成すること。当社の商品の収益性は、経験死亡率、罹患率、費用及び投資実績と当初の価格設定の関連する仮定条件の差により影響を受ける。その結果、当社の商品の収益性は期間ごとに変動する可能性がある。また、各国税法の改正なども収益率に影響を与える場合がある。
競争
日本の生命保険市場は、成熟した市場であり、厳しい価格競争が存在する。日本における人口統計の傾向によると、人口に占める退職に備える人の割合が増加する中、貯蓄と所得補償を可能にする保険商品の導入や付加価値サービスを伴う差別化した医療保険商品の提供といった商品開発の機会が高まっている。複数の補完的な販売網を有していることも当社の強みである。しかし、販売人員及び第三者販売網の競争は極めて厳しいものである。
ブラジルにおいては、生命保険の普及率は依然として低いものの、生命保険に対するニーズへの意識の高まりを背景に、生命保険市場は継続的な成長を見せている。市場は競争が激しいが、高品質なサービス及び商品イノベーション、及び変化し続ける顧客ニーズを戦略的に重視し、第三者販売業者との強力なパートナーシップ関係を維持することにより、市場における当社のプレゼンスを強化する機会は存在する。
両市場において、当社は、価格による競争を主とするのではなく、通常、ニーズに基づく販売手法、販売能力の質及び多様性、並びに当社の財務力を含む、顧客サービスに基づいて競争している。
当社は、顧客価値及び企業価値を達成することを目的として、市場と当社の戦略に基づき、定期的に商品の構成、価格及び内容を調整している。
全社及びその他
当社の事業セグメント、財務業績と事業の影響が小さいとみなされる一部の事業、及び撤退事業又は撤退若しくは段階的に縮小する予定の事業(クローズド・ブロック事業を除く。)に割り当てられない項目及びイニシアチブが含まれる。クローズド・ブロック事業の業績は、特定の関連する資産及び負債と共に全社及びその他の業務に含まれる撤退事業及びラン・オフ事業とは別に報告される。
全社業務 主として(1)ビジネス・セグメントに入れることができない自社資本、(2)事業セグメントに割り当てることができない投資、(3)借入資本、(4)事業セグメントに割当後の当社の適格及び非適格年金制度及びその他の従業員給付制度からの収益及び費用、(5)事業セグメントに割当後の法人レベルの活動(主に戦略的支出、買収・処分費用、コーポレート・ガバナンス、企業広報、慈善事業、繰延報酬、一定の臨時費用及び法務に関連するものを含む。)、(6)当社の複数の事業やこれら事業を支援する機能分野にまたがる複数年計画のプログラムに関する費用、(7)株式会社化前の契約者とのある種の債務、(8)当社のリスク選好の枠組みに基づくリスク管理業務の影響、(9)当社の国際事業セグメントにおける非米ドル建て利益をヘッジするために利用する外貨利益ヘッジ・プログラム、(10)当社の国際事業セグメント及びPGIMセグメントにおける一定の米ドル以外の通貨立ての利益(固定相場ベース)の換算のための企業間合意の影響、(11)当社のPGIM事業で運営する一部の連結対象の投資ファンドの業績、(12)プルデンシャルの全国的な自己勘定販売組織であるプルデンシャル・アドバイザーズ、(13)プリズミック・ホールディングに対する当社の利益持分、及び資産留保の取り決め及び源泉預かり未払い金の相殺による共同保険を通じたプリズミック再保険の再保険を付した契約を支える投資資産、並びに(14)その他のセグメントとの取引(統合時の会社間取引の廃止を含む。)が含まれる。
撤退事業及びラン・オフ事業 当社が売却した若しくは今後売却される事業(縮小対象の事業を含む。)で、U.S. GAAPが定める「非継続事業」の経理処理に該当しない事業の業績が反映される。当社ではこの撤退事業の業績を調整済事業収入からは除外している。撤退事業及びラン・オフ事業には、主に以下の事業が含まれる。
・長期介護保険 当社は2012年に個人及び団体長期介護保険商品の販売を打ち切った。これらの商品については、U.S. GAAPに基づき準備金を設定している。将来の契約者給付金のための準備金を設定する場合、当社は最良推定値を使用して設定し、これには罹患率、死亡率、死亡率の改善、継続率及びインフレ等の仮定条件が含まれる。また当社の仮定条件には、州の規制当局の承認が必要となる可能性のあるものを含め、想定される将来の保険料引き上げのタイミング及び金額及び契約者給付金の減額の最良推定値、並びに中程度以上の等級の確定利付商品の利回りに基づく割引率の過程も含まれる。
・PGIMワドワニLLP(「PGIMW」) 2024年第3四半期に、当社はロンドンを拠点とする当社の先物投資管理会社であるPGIMWから撤退した。その時点で、この事業の業績はPGIMセグメントから撤退及びラン・オフ事業へと移転されている。
・アシュアランスIQ LLC(「AIQ」) 2024年第1四半期に、当社はAIQの持病から撤退する計画を掲げた。同事業の業績は撤退及びラン・オフ事業に反映され、その時点で過年度の数値はすべて修正再表示された。
・プルデンシャル・オブ・アルゼンチン(「POA」) 2024年第1四半期、当社はPOAを売却する最終契約を締結した。同事業の業績及び同事業による売上予測への影響は、その時点で国際事業セグメントから撤退及びラン・オフ事業へと移転されている。販売は2024年第2四半期に完了している。
・総合退職金事業 2021年第3四半期、当社は当社の総合退職金事業を売却する最終契約を締結した。その時点で、同事業の業績及び同事業による売上予測への影響は、退職金セグメントから撤退及びラン・オフ事業へと移転されている。この売却は、2022年第2四半期に完了した。
クローズド・ブロック部門
2001年の株式会社化に関連して、当社では保険加入者が業績を反映した加入者配当を受け取ることができる国内の配当付き個人向け生命保険商品及び年金商品の提供を中止した。したがって、現在効力を有する当社個人向け配当付き生命保険商品に対する債務は、これら商品に関わる給付金、加入者配当、経費、税金の支払いに専ら充てられる資産とともに、「クローズド・ブロック」へと分離した。当社は、契約者給付金、経費及び税金の支払いを行うために、かつ、2000年に実施された保険契約者配当の基礎となった経験率が継続するものと仮定して、当該保険契約者配当と同等の配当を継続して支払うために、クローズド・ブロックの存続期間中に、クローズド・ブロックの収益と併せて十分なキャッシュ・フローを生むと予測された資産の金額を選定した。株式会社化後に販売された新規保険契約はクローズド・ブロックに付加されることはないので、当社が保険加入者給付を全額償還するにつれて、現行の業務は減少していくものと思われる。
クローズド・ブロックの業績は、特定の関連する資産及び負債と共に、クローズド・ブロック部門を構成し、当社の調整後営業利益の定義に基づく撤退事業として取り扱われ、当社の全社及びその他の業務に含まれる他の撤退事業及びラン・オフ事業とは別に報告される。
連結財務書類の注記16にあるとおり、クローズド・ブロックの業績が当初資金調達で想定していた仮定よりも良好又は不調である範囲内において、将来、クローズド・ブロックの契約者に支払われる総配当額は、2000年に実施された保険契約者配当が継続すると仮定した場合に契約者に支払われる総配当額より増減する場合がある。これらの超過経験率について保険契約者配当準備金が設定されており、保険契約者配当金の一環としてクローズド・ブロックの契約者に対して長期間にわたって分配され、株主に対して支払われることはない。クローズド・ブロックに保証された保険給付金の支払いに十分な資金がない場合、かかる支払いはクローズド・ブロック以外のプルデンシャル・インシュアランスの資産からなされる。毎年、プルデンシャル・インシュアランスの取締役会は、クローズド・ブロック事業の経験率(投資収益、実現・未実現投資損益純額、死亡経験率及びその他の要因を含む。)に基づき翌年に利益配当型保険契約に対して支払われる配当を決定する。「クローズド・ブロック部門の収入・損益・総資産」については、連結財務書類の注記23を参照のこと。
当社の戦略は、保険加入者給付金の全額支払いが進むにつれてこれが徐々に減少する間に、当社の組織変更計画に従い、クローズド・ブロックを維持することである。当社はニュージャージー州銀行保険局コミッショナーによる組織変更計画の事前の承認に基づいて、クローズド・ブロック契約の根本的なリスクの全部若しくは一部を譲渡する契約を締結することを許されている。
主要な金融項目の季節要因
以下の表は、営業成績における当社の季節要因の主要な内容を示している。
| 第1四半期 | 第2四半期 | 第3四半期 | 第4四半期 | |
|---|---|---|---|---|
| PGIM | 報酬費用の増加(1) | |||
| 個人生命保険 | 引受利益が最低水準 | 引受利益が最高水準 | ||
| 国際事業 | 保険料が最高水準 | 保険料の低下 | 保険料が最低水準 | |
| 全社及びその他 | 報酬費用の増加(1) | |||
| 全事業 | 仮定について年に一度行う見直しの影響(2) | 費用の増加(3) |
(注1) 退職金受給資格を有する従業員への長期報酬費用について、給付がなされる時、すなわち、通常各第1四半期に計上される。
(注2) 仮定について年に一度行う見直し及び更新並びにその他の修正の影響。PGIMは含まない。
(注3) 第4四半期においては、費用は通常、四半期平均を上回る。
再保険
当社は、出再会社又は受再会社として定期的に第三者再保険契約を締結している。当社はまた、資本管理を目的とする出再会社及び受再会社として関連再保険契約も締結している。出再会社としては、元の保険商品の特定の権利義務を相手方に譲渡することにより再保険のリスクが緩和されている。反対に、受再会社としては、元の保険商品の特定の権利義務を相手方から譲受することにより再保険のリスクが高まっている。
当社は様々な理由から出再会社として再保険契約を締結しているが、主な理由は損失リスクの緩和、リスク変動の抑制、将来の成長のための付加能力の提供、事業の売却の促進及び資本管理である。出再した再保険に基づき、第三者再保険業者がその債務を履行できない場合には、当社は元の保険契約者に対し責任を負い続ける。当社は、全社的に再保険会社の財務状況を分析し、信用リスクの集中を監視し、当該リスクを軽減するために、担保を適宜維持している。
当社は、当社の通常の商品提供プロセスの一環として(例えば、当社の法人退職戦略事業における特定の年金リスク移転商品)、又は事業の買収を促進する目的で、受再会社として再保険契約を締結する。
以下の表は当社の該当する報告セグメント並びに全社及びその他の業務における現在の第三者再保険の活用の概要を示している。これらの契約の詳細については、連結財務書類の注記15を参照のこと。
| セグメント | 主な再保険の種類 | 目的 |
|---|---|---|
| 全社及びその他 | 出再 | 2022年の当社の総合退職金事業の売却に伴い、特定の退職金商品について再保険を出再した。この売却の詳細については、連結財務書類の注記1を参照のこと。 |
| 退職戦略 | 出再/受再 | 法人退職戦略 プルデンシャル・インシュアランスによる特定の仕組決済型年金契約について再保険を出再した。国際再保険年金リスク移転商品の一環として、再保険を受再した。 個人退職戦略 出再した再保険には以下の商品が含まれる。 ・2015年4月1日から2016年12月31日までの間に発行された最高日次生涯給付(「HDI」) v.3.0変額年金事業の一部。 ・2019年10月15日以降に効力を生ずるよう発行された(特にプル・セキュア®及びシュア・パス®に関する)特定のインデックス連動型定額年金事業。 ・2019年7月1日以降に発行されたインデックス連動型定額年金保険及び生涯保証解約給付付き定額年金保険。 ・2013年2月1日から2020年12月31日までの間にプルコ・ライフ・インシュアランス・カンパニーが発行した生前給付特約付きプルデンシャル確定給付型(「PDI」)伝統的変額年金契約 2006年のオールステート・コーポレーション(「オールステート」)の変額年金事業の買収に伴う再保険、及びPALACの売却に関連して保有する一定の年金商品の再保険を受再した。この売却の詳細については、連結財務書類の注記1を参照のこと。 |
| 団体保険 | 出再 | 大きな保険金請求額からの損失を制限するため、(また顧客の要望に応じて及び資本管理目的で)ほとんどの商品について再保険を出再した。 |
| セグメント | 主な再保険の種類 | 目的 |
|---|---|---|
| 個人生命保険 | 出再/受再 | 市場感応度を低下させ、死亡率リスクを緩和するための様々な商品をカバーする再保険を出再した。2000年以降販売した契約については、当社は、死亡リスクの大部分に外部の再保険をかけてきた。この部分は市場の要因及び戦略的な目的によって、時間の経過とともに変動している。2024年、当社は、2件の取引を通じて、保有する保証付ユニバーサル生命保険事業ブロックの大部分に対する再保険を出再した。 2013年のハートフォードの個人生命保険事業の買収と合わせて再保険を受再した。 |
| 国際事業 | 出再 | 特定の商品の死亡率リスク及び罹患率リスクを緩和する目的、並びに資金管理目的で、再保険を出再した。 |
無形知的財産
当社は、必要に応じて連邦政府のビジネス手法特許を申請し、著作権及び企業秘密を管理することにより、当社の金融サービス商品の革新を獲得し、保護する。当社では、特に、「プルデンシャル」、「プルデンシャルのロゴ」、「ロック」のシンボル及び「PGIM」を含む、連邦、州、コモンロー及び諸外国の多数のサービスマークを使用している。当社の多数の特許、著作権及び企業秘密、サービスマークに関連する営業権は有意で競争力のある資産であると考えている。
2004年以降、当社と関連が全くない英国のプルデンシャル・ピーエルシーと「プルデンシャル」及び「プル」という名称を世界中で使用するそれぞれの権利に関する契約を締結している。2019年以降、当該契約には英国のM&G・ピーエルシーも加わっており、M&G・ピーエルシーはプルデンシャル・ピーエルシーからの分割以降、プルデンシャル・アシュアランス・カンパニー・リミテッドの親会社となっている。当該契約は「プルデンシャル」及び「プル」の名称及び印の当社の使用に関して、米国を除く欧州、アフリカ及びアジア地域のほぼ全域で制約が設けられている。このような制約がある地域では、当社は「ロック」のシンボルと代替的な文字マークとを組み合わせている。当社としては、これら制限によって当社が国際的に営業し、発展していく上で重大なる影響が生ずるものでないと考えている。
規制
概説
当社のビジネスは、包括的な規制及び監督を受けている。これら規制が目指すところは、必ずしも当社の株主又は債権者の保護ではなく、当社の顧客と金融システム全体の保護である。当社が適用を受ける法律規則の多くは定期的に再吟味される。また既存の法律規則又は将来の法律規則が当社の業務又は収益性に対し制限を強め、別の形で悪影響を及ぼし、コンプライアンス費用を増加させ、又は規制リスクを高める可能性がある。金融市場の混乱によって、当社の米国及び国際的な事業に適用する法規及び規制体系は広範囲にわたり変更されており、今後も変更される可能性があると考えている。当社は、既存の法律規制及び規制の枠組みに対する現行又は将来のイニシアチブによる今後の影響については予測することができない。
当社の海外事業では、規制において、外国会社はより厳格な要件の適用を受ける場合があり、これによって、当社の会社間の取引、投資及びその他の事業運営の面で柔軟性が低下し、当社の流動性及び収益性に悪影響が及ぶ場合がある。場合によっては、一部の国の規制当局は、顧客又は当該法域の金融システムを、認識されたシステミックリスクから保護するために、プライバシー、顧客保護、従業員保護、コーポレート・ガバナンス及び自己資本比率などに関して、異なる、米国又はその他の国より厳しい法令を適用する場合がある。さらに、当社の特定の国際営業は、米国内にはない可能性のある政治的、法律的、営業的リスクに直面することがある。一例を挙げれば、差別的規制、独立契約者又はフランチャイズ加盟者の地位、従業員連合や労働組合に関連する労働問題、資産の国有化又は没収及び価格統制と為替統制、その他営業している国から営業利益を振り替える場合や手持ち現地通貨を米ドルなど外国通貨に交換する場合における当社の能力を制限する規制などがある。当社が合弁事業を行っている一部の法域においては、当社の持分に上限が設けられており、これによって、当社はさらに営業上のリスク、コンプライアンスリスク、法的リスク及び合弁パートナーリスクに晒され、パートナーに契約不履行があった場合に当社が受けることのできる救済の選択肢は制限されている。
当社に適用される主要な規制の枠組みについては、次のセクションの見出しに続いて詳細に記載する。
-ドッド・フランク金融制度改革・消費者保護法
-ERISA
-受託者責任規則及びその他の注意義務基準
-州の保険持株会社の規制
-米国の保険業務
・州の保険規制
・保険業務に影響を与える連邦及び州の証券規制
・連邦及び州の医療保険制度規制
・その他の消費者保護規制
-海外の保険規制
-米国の投資及び退職金商品並びに投資管理事業
-米国の証券及びコモディティ事業
-海外の投資商品及び退職金商品並びに投資管理事業
-デリバティブ規制
-プライバシー、データ保護及びサイバーセキュリティに関する規制
-人工知能
-マネーローンダリング防止及び贈収賄防止に関する法律
-環境法令
-未請求財産に関する法律
-税制
・米国の税制
・海外の税制
-海外の規制イニシアチブ
ドッド・フランク金融制度改革・消費者保護法
ドッド・フランク金融制度改革・消費者保護法(「ドッド・フランク法」)により、当社事業が連邦政府の規制対象となる可能性が高まる。ドッド・フランク法に基づき、金融安定化評議会(「FSOC」又は「カウンシル」)は、(i)当該会社の深刻な財政難又は(ii)当該会社の事業活動の内容、範囲、規模、スケール、集中、相関性若しくは組み合わせが、米国の金融安定に対する脅威となりうると判断した場合には、金融業者に対し、連邦準備制度理事会(「FRB」)の監督の対象となるノンバンクシステム上重要な金融機関(「SIFI」)に指定することがある。2023年11月、FSOCはSIFI指定ガイダンスの改訂及び企業や事業活動によるリスク評価の分析の枠組みを採択した。これにより、今後の金融機関のSIFI指定を容易になる。プルデンシャルは現在SIFIに指定されていない。
当社は、プルデンシャルの指定に関してFSOCがどのような行動をとるか、また解釈の手引き、新法又はドッド・フランク法及び金融システム規制の改訂を目的としたその他のイニシアチブが当社に影響するか否かを予測することはできない。
ERISA
従業員退職所得保障法(「ERISA」)は、民間雇用主と労働組合とが提案した、従業員給付制度に適用される包括的連邦法規である。ERISAの適用を受ける制度には、年金、利益配分制度や健康、生命、生涯制度を含む福祉制度などがある。ERISAの規定の中には、報告開示規則、制度受託者に適用される行動基準、利益相反に関わる取引や給付制度と利害関係者との間の取引の禁止(「禁止取引」として知られる。)が含まれ、ERISAはまた民事刑事罰則施行制度などを規定する。ERISAによれば、当社の保険、投資管理及び退職金業務は、当社がERISAの受託者となるようなサービスも含め、すべて、従業員給付制度にサービスを提供するものとなる。さらに、ERISA制度に商品及びサービスを提供するビジネスに対するERISAの規制に加え、当社はこれら制度との取引についてERISAの禁止取引規則が適用される当事者であるとみなされる。このことは、たとえ利害関係者を生み出すことには無関係のビジネスであっても、これら制度と取引を行う能力やこれら制度との取引が行われる条件に影響を及ぼすことになろう。ERISAの対象となる当社が提供する従業員給付制度については、当社は特定の状況下で適用される禁止取引規則の適格プロフェッショナル・アセット・マネージャー(「QPAM」)に対する適用除外に依拠している。当社がQPAMとしてのステータスを失うこととなった場合は、当社の投資管理事業に悪影響を及ぼす可能性がある。QPAMステータスの喪失は、特に当社又は当社の関連会社(これには、当社が支配権を有さず、又は限定的な支配権しか有しない合弁事業パートナーを含む可能性がある。)が米国又は外国の法域において「対象となる」犯罪で有罪判決を受けた場合などに発生する可能性がある。2024年6月、米国労働省(「DOL」)は、QPAM資格の喪失につながる「禁止された不正行為」の定義を拡大し、不起訴又は起訴猶予の合意の対象となる行為も含むこととした。
DOL****受託者責任規則及びその他の注意義務基準
当社及び当社の販売業者には、当社商品の販売及び当社の顧客への助言に適用される注意義務基準に関する規則が適用される。これには、DOL受託者責任規則、米国証券取引委員会(「SEC」)最善の利益規則、全米保険監督官協会(「NAIC」)及び日本の金融庁(「FSA」)の注意義務基準に関する規制などがふくまれる。
DOL**受託者責任規則
DOL受託者責任規則は、退職金貯蓄者に助言を行う投資専門家向けの統一した注意義務基準を定める一連の規則である。これは、この規則の下で「受託者」となる投資専門家がその顧客の最善の利益のために行動することを保証することを目的としている。この規則は特に、受託者が自ら所有する投資や金銭的利害関係を有する投資を勧めてはならないと規定している。同規則はまた受託者に対し、その投資助言に関する一定の情報(報酬及びリスクに関する情報を含む)を顧客に提供することを義務付けている。DOL受託者責任規則のコンプライアンスは、費用の増加をもたらした。
2024年10月、DOLは2023年10月に提案されていた「退職保障規則」と題する最終規制を採択し、投資アドバイザーである受託者が利用できる禁止取引の類型的適用除外規定(「PTE」)の最終修正を発表した。最終規則の主な内容は以下のとおりである。
(1) 「投資アドバイザーである受託者」の定義が拡大され、個人退職積立金勘定の保有者に有償で投資アドバイスを提供する金融サービス提供者、401(k)などのワークプレイス・プランの加入者、並びにプラン及びプラン資産の管理を担うプラン担当者が含まれる。
(2) 改正PTEに依拠する場合、顧客に対する投資助言に関する一定の情報の提供、及び最善の利益のための注意義務基準の遵守などの様々な条件に従うことが義務づけられる。改正PTEでは、受託者は、退職投資家を保護するための一定の条件を満たせば、通常は禁止される特定の取引を行うことが認められる。
最終規則及び改正PTEは2024年9月に発効する予定で、1年間の改正PTEの一定の条件の導入期間が設けられていた。しかし、特にその実施の全体的又は部分的な延期をもたらす可能性がある最終規則に関する訴訟が係争中である。2024年7月、2ヶ所の連邦地方裁判所は、かかる訴訟及び上訴が係属している間、規則の施行を延期する命令を発出した。
SEC**の最善の利益規則
2019年6月、SECは規則制定及び解釈の手引きとなる一括法を採択した。この手引きは特に、ブローカー・ディーラーが個人顧客に対して証券取引又は投資戦略について助言する際は、当該個人顧客の利益を最優先して行動することを義務づけている。この手引きは、投資顧問会社がその顧客に負うフィデューシャリー・デューティーに関するSECの見解も明確にしている。この最善の利益規則は、2020年6月30日に発効した。この規則は、当社のPGIM、退職戦略及び個人生命保険事業が提供する特定の商品の購入提案に適用され、コンプライアンス費用の増加をもたらしており、かかる費用の増加は当社の全社及びその他の業務の業績に組み込まれている。
NAIC**の注意義務基準
2020年2月、NAICは、年金商品の販売に適用されるモデル適合性規則の修正規則を採択した。修正モデル規則は、保険の販売員は「プロデューサー又は保険業者の経済的利害を消費者の利害に優先させることなく」行為しなくてはならないと定めている。当該モデル規則は各州で採択されるため、当社も適用対象となる。また、一部の州の規制機関及び議会はそれぞれ独自の最大利益基準を採択し、又は採択を検討している。例えば、2018年7月、ニューヨーク州金融サービス局(「NY DFS」)はその適合性規制の修正版を公表した。この修正は、ニューヨーク州内における年金及び生命保険商品の販売に最大利益基準を課すもので、2020年2月、マサチューセッツ州証券局は、ブローカー・ディーラー及びその代理店に適用される受託者行動規範を採択している。
日本の注意義務基準
米国外では、2017年、FSAは、顧客関連の金融サービスの提供にあたり金融機関が採用することを推奨される一連の受託者原則である「顧客本位の業務運営に関する原則」を公表した。これらの原則は2021年にさらに改訂され、顧客が様々な金融機関の商品内容を比較できる共通の情報フォームの採用などの詳細が強化された。2024年、この原則は商品ガバナンスを導入する形で拡大された。プルデンシャル生命保険株式会社(「プルデンシャル生命」)、ジブラルタ生命及びプルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社(「PGFL」)がこの原則を採用している。FSAは、ベストプラクティスとしてこれらの原則を自主的に採択することを推奨しているが、採択は規制で義務づけられてはいない。ただし、誠実かつ公正に事業を行い、同時に顧客の最善の利益を考慮するという原則は法定義務である。各社の原則に係る方針は、対象顧客や製品の複雑さなど、個別の事業に応じて調整することができる。かかる原則を採択して方針を策定した企業は、その方針を開示し、従業員が確実に原則を遵守するための措置を講じ、措置の有効性を定期的に評価し、措置の進捗状況を公表することが求められる。
州の保険持株会社の規制
当社は、当社の保険子会社の組織が存在し、(これに該当する州は現在のところニュージャージー、アリゾナ及びインディアナである。)又は、ニューヨーク州のように商業上存在するものとみなされている州の、保険持株会社法の適用を受けている。この保険持株会社法は持株会社の直接、間接所有の各保険会社に対し、保険会社の事業所の所在する州の保険部に登録し、持株会社制度に含まれる企業の営業に関する財務その他の情報(グループのリスク管理並びに現在及び将来のソルベンシー・ポジションの評価を含む。)を毎年提出するよう求めている。一般的に、持株会社制度に規定される関連会社(保険会社を含む。)間のあらゆる取引は公正かつ合理的でなければならず、重要な取引の場合は、州の保険局に事前通知し、その承認、不承認を受ける必要がある。
支配権の変更
当社の米国における各保険会社が事業所を置いている州を含む多くの州には、保険業者又は保険業者の持株会社の直接的又は間接的な支配権変更について規制当局の承認を受ける必要があると定める保険法が存在する。当社にも適用されるこのような法律は、いかなる者といえどもプルデンシャル・ファイナンシャルの支配権、又は当社保険子会社の支配権を取得することを妨げている。但し、保険規制者に特定の情報を記載した弁明書を提供し、事前に当局の承認を得ている場合はこの限りではない。多くの州の州法に基づけば、保険会社又はその親会社の議決権株の10%以上を取得することは、反証はあるかもしれないが、支配権の変更と推定できる。2022年1月時点、ニュージャージー州は、ニュージャージー州内に所在する企業又はその親会社の取締役会の10%以上を選任するために十分な数の代理人を有し又は支配した場合にさらに支配権を得たものと推定することを認めた。したがって、議決権株の取得、又はニュージャージー州における場合は代理権の累積によって、事業所が所在する州の管轄保険規制者の事前承認を受けずにプルデンシャル・ファイナンシャルの支配権を取得した者は、上記の州法に違反していることになり、当該保険規制者からかかる株式の処分又は没収若しくは代理権を求める若しくはかかる株式の議決権若しくは代理権を無効にする強制命令が出されるか、又は当該保険規制者が決定するその他の措置が適用されることになる。さらに、州内に事業所を置いていないが営業を行っている保険会社の支配権変更については、州の保険局に対する事前通知を求める保険法のある州が多い。
グループ全体での監督
ニュージャージー州銀行保険局(「NJDOBI」)は、国際的に活動している保険グループ(「IAIGs」)のグループ全体での監督を認めるニュージャージーの法律に基づき、プルデンシャル・ファイナンシャルのグループ全体の監督者としての機能を果たしている。当該法律は、企業リスク評価の目的で、保険会社の財務状況を判断することにより、NJDOBIがプルデンシャル・ファイナンシャル及びその子会社を審査することを認めている。この権限に基づき、NJDOBIは、ニュージャージー州に拠点を置く保険子会社の事業を含む当社事業に関する情報を得ている。
保険持株会社のグループ全体での監督に関して重点を置くその他の分野には、以下が含まれる。
・審査:州の保険当局は、NAICが公表しているガイドラインに基づき、一般的に3年から5年に一度の割合で定期的に、それぞれの州に事業所を有する保険会社の帳票類、財務報告書、証券ファイル、市場行動を審査している。NJDOBIは、グループ全体の監督者として、当社の他の監督者と共に、定期的審査を拡大し、プルデンシャル及びその全子会社が対象となる定期審査を拡大した。2023年、NJDOBIは、アリゾナ州、コネチカット州及びインディアナ州の保険局と共に、2021年12月31日までの5年間について、プルデンシャル及びその子会社のグローバルなグループ全体の連結審査を完了しており、報告すべき所見又は法令違反は認められなかった。
・グループ資本計算方法:NAICは、リスクベース資本(「RBC」)集計手法を用いたグループの資本計算方法を構築し実施している。この計算方法は、州規制当局が保険グループ内及び保険グループをまたがる潜在的リスクを評価する上で役立つ追加的ツールとして機能することを目的としている。
・監督カレッジ:国内外の一部の規制当局は、NJDOBIが主催する年一度の監督カレッジに参加している。監督カレッジの目的は、進行中の監督間調整を促進し、規制当局間の情報共有を円滑化し、当社のリスクプロフィールに関する各規制当局の理解を深めることである。
新たなグループ全体の基準がプルデンシャル・ファイナンシャルに対し追加的な要件及びコンプライアンス費用を生じさせるとしても、どのような追加的な要件及びコンプライアンス費用が課されることになるかは予測できない。
米国の保険業務
州の保険規制
当社米国内保険業務全般は州の保険法の規制を受けるとともに、50州、コロンビア特別区、各準州、海外領土の保険局による監視も受けている。プルデンシャル・インシュアランスはニュージャージー州に拠点を置き、保険規制に関わる主務官庁はNJDOBIである。当社の他の米国内の保険子会社を規制するのは、主としてそれぞれの事業所が拠点を置く州の保険局である。一般的に当社の保険商品は販売される州の保険規制に関わる当局による承認が必要である。当社の保険商品に本質的な影響を及ぼすのが、連邦及びいくつかの州の各税法である。
州の保険当局は、下記項目を含む、保険業務のあらゆる側面に関する広範な行政権限を有している。
(1)取引のためのライセンス供与
(2)エージェントの認可
(3)資産の法定余剰金への組み込み
(4)一定の保険商品に対する保険料率の規制
(5)保険証書様式の承認
(6)不公正な取引・不公正な保険金請求慣行の規制
(7)準備金要件及び支払基準の確立
(8)生命保険約款貸付に対する最大金利及び最少累積金額・解約金額の決定
(9)認可すべき投資その他の種類、金額、評価方法の規制
(10)再保険取引の規制(キャプティブ再保険会社の役割を含む。)
(11)その他の事項
NAICの保険持株会社法モデル第440号を含む州の保険関連法令は、当社の各米国保険会社に対し、州保険局が規定する又は許容する会計基準、手続に従って財務書類を各保険会社を管轄する国内規制当局に提出するよう求めている。当社の各米国保険会社の業務及び会計は、常に管轄当局による財務検査の対象となる。モデル第440号に従い、他の州は通常、財務書類及び監督に関して(当該監督機関の州が認可を受けている限り)主な国内監督機関の判断に従う。
財務に係る規制
配当支払制限:ニュージャージー州保険法及び各社が事業所を有する他州の保険法では、プルデンシャル・インシュアランス及びその他の米国保険会社が支払う配当金額を規制している。追加の情報については、連結財務書類の注記17を参照のこと。
リスクベース資本金:当社は、保険業者の支払能力規定を強化するために設計されたRBC要件の適用を受けている。保険業者の法定資本が十分であるか否かを規制者が評価にあたって使用するRBCの計算方法は、会社の資産・負債、バランスシート外項目のリスク特性を測定するものである。通常、RBCの計算は、各種資産、保険料、請求、費用、準備金といった項目に一定の係数を適用して行う。所定のリスクカテゴリ内では、これら係数は潜在リスクが大きい項目では高く、小さい項目では低くなる。要求される法定資本を下回る保険業者は資本が十分でないとみなされ、不足レベルに応じて、いろいろな段階の規制措置の適用を受ける。
RBCの枠組みは、定期的な再審査又は見直しがなされる場合がある。RBCに関するNAICの活動は継続的なものであるため、当社は、これらの変更案が生じる最終的なタイミングや、これらの変更が当社に与える影響を判断することはできない。
経済シナリオ・ジェネレーター(「ジェネレーター」):2017年、米国アクチュアリー学会はNAICに対し、NAICは法定準備金と資本金の計算に用いられるジェネレーターを維持するためのリソースを有していないと通知した。2020年、NAICは、生命保険及び年金の法定準備金及び資本金の計算のために構築されたジェネレーターを提供、維持、サポートする第三者ベンダーを選定した。NAICは2026年以降にその実施を見込んでいる。NAICのジェネレーターに関する活動が進行中であるため、当社は、新たなジェネレーターが最終的に当社事業にどのような影響をもたらすかを予測することはできない。
保険準備金:各州の保険法では、当社に対し毎年準備金の適正度を分析するよう求めている。当社の生命保険会社の各任命保険計理人は、準備金に関連して当社が保有する資産と照らし合わせ、自社の準備金が契約上の債務及び関連費用に対し十分備えができている旨の意見書を提出しなければならない。
生命保険商品の**プリンシプル・ベースの準備金アプローチ:2016年、NAICは生命保険商品のプリンシプル・ベースの準備金(「PBR」)アプローチを採択した。プリンシプル・ベースの準備金アプローチは、従前の準備金の計算式が保険業者の債務又は負債のリスク又はコストを正確に反映していない可能性のある生命保険商品の準備金の計算手法に取って代わるものである。PBRは、2017年1月1日以前に発効した保険契約の準備金には影響しない。当社は、PBRの実施以前に作成された保険契約に対して非経済的であると判断した定期及びユニバーサル生命保険の法定準備金の一部の調達のために、キャプティブ再保険の子会社を利用している。当社の生命保険準備金及び準備金の資金調達については、「第3 事業の状況」「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」「(3)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」の「流動性及び資本資源-資本-資金調達-定期生命保険及びユニバーサル生命保険の準備金の調達」を参照のこと。
変額年金制度の変更:NAICは2019年、責任準備金評価マニュアル(VM-21)及び2020年の新たな変額年金法定フレームワークを実施するためのリスクベース資本に関する指令についての最終改訂案を採択した。この変更案には、(i)負債評価におけるヘッジングへの経済性の反映、(ii)スタンダード・シナリオの廃止及びスタンダード・プロジェクションへの置き換え、並びに(iii)資本市場の仮定の標準化及び総資産要件と責任準備金の枠組みの整合が含まれる。枠組みの改訂による目標資本レベルに大きな影響はなかった。NAICは定められた仮定及び/又は手法をアップデートする可能性があり、かかる計算を拘束力が伴う義務とするか開示のみとするかについて、検討を行うこととなる。
ニューヨーク州における年金及び生命保険商品の準備金:当社の一定の変額年金保険及び生命保険商品の準備金の計算方法に関するNY DFSとの合意の結果、ニューヨークで認可を受けている当社の一部の保険子会社は、ニューヨーク州法の定める方針に基づき、追加の法定準備金を準備し、当該追加準備金によって、ニューヨーク州の法定剰余金は減額される。米国において事業を行っている当社の保険会社でニューヨーク州を拠点としているものはなく、これらの変更は当社の保険子会社の拠点がある州又はニューヨーク州以外の州において報告される法定準備金に影響は与えず、したがって、RBC比率にも影響は与えない。しかし、合意された準備金の計算方法によって、将来的にニューヨークにおいて追加の法定準備金の増額が要求される場合がある。ニューヨーク版のPBRは2020年1月に発効したが、これはNAICの準備金評価モデルの修正を可能にするものであり、ニューヨーク州の修正によって、当社がニューヨーク州の法定準備金を増額することを要求される可能性がある。
年毎に更新可能な定期再保険の準備金クレジット*:*2021年8月、NAICは年毎に更新可能な定期の(「YRT」)準備金クレジット(修正提案フォーム2020-10)への制限を導入した。これにより、保険業者は、所在する州の証券委員会から4年以内の追加的な延長を受けた場合を除き、2024年12月31日までに2020年以前のPBR業務の段階的導入を完了することが求められる。当社は2021年12月31日に終了した事業年度の起算点の調整とともに、7年間の移行期間が付与された。この修正により、2022年以降、評価日を過ぎた将来死亡率の改善(「FMI」)を慎重な水準で認める。
再保険: NAICは、資産適切性テストを含む、再保険の利用に関するいくつかの取り組みを行っている。本業務の性質上、これらの取り組みが当社事業に及ぼす影響があるとしても、どのような影響がもたらされることになるかを当社が予測することはできない。
金利変動準備金*:*2023年8月、NAICは、純マイナス金利変動準備金(「IMR」)の法定上の会計処理の一時的変更を採択した。これにより、保険会社は、当該保険会社のRBC比率が統制基準RBCの300%を超えていれば、法定上の調整後黒字を上限10%まで純マイナスIMRとして計上することが認められる。この変更は、現在のところ2026年1月1日に失効することになっている。
市場行動規制
各州の保険関係法律規則には、消費者への情報開示の様式と内容、挿図の入れ方、広告、販売慣行及びクレーム処理、並びに引受け及び請求に関する規定を含め、保険業者の市場における活動に関する様々な規定がある。各州規制当局は一般的に市場行動定期審査を通じてこの規定を実効性のあるものにしている。当社は、当社が保証付団体年金保険の顧客を探したり関連準備金を設定したりする際に利用するポリシーや手順に関する活動を含む、市場における活動に関する市場行動審査の対象となっている。州規制当局が行う市場行動審査は、当社の法定準備金の増額、運用プロセス及び手続の変更をもたらしており、また、今後ももたらす可能性があり、そして罰金その他の罰の賦課や発動の対象となる可能性がある。
保険保証協会の査定
どの州にも、州内で営業を行う保険業者を協会員とする、保険会社の保険契約者やクレーム申立人に対する保険会社の支払不能債務を、州の保険保証協会が査定できることを定めた保険保証協会法がある。代表的な例を挙げれば、各州では州内のすべての保険業者が引き受けた事業のうち、当該メンバー保険業者に比例按分した金額を用いて各メンバー保険業者の査定を行う。州の保険保証協会法の大部分は、将来の保険料税に対する評価の一定割合を税額控除として提供する。2024年、2023年及び2022年の各12月31日に終了した事業年度には、当社は州保険保証協会法による査定で、それぞれおよそ71百万ドル、0.7百万ドル、0.4百万ドルを支払っている。この法律に基づく当社の米国内の保険会社各社が今後どの時期にどれだけの金額査定を受けるかは予測できないが、現在支払不能手続を適用されている保険会社に関する将来の査定がなされるような場合に備えて見積もった準備金(2024年12月31日時点で総額約29百万ドル)を設定している。
保険業務に影響を与える米国の連邦及び州の証券規制
当社の変額保険商品、変額年金保険商品及びミューチュアル・ファンド商品は、一般的に連邦証券法の定義するところの証券であり、連邦証券法に基づく登録が必要とされる場合があり、SEC及び金融取引業規制機構(「FINRA」)の規制対象となっているものである。当社の一部の保険子会社は、これらの商品の提供に基づき、SECの報告及び開示義務の対象となっている。「米国の投資及び退職金商品並びに投資管理事業」及び「米国の証券及びコモディティ事業」の項で以下に述べる規制に類似の、連邦及び州によっては州の証券規制があり、これによって、これらの商品に関する投資アドバイスや販売その他関連活動が影響を受けている。
当社のミューチュアル・ファンド、及び州によっては当社の変額生命保険及び変額年金保険商品は、州の証券法規に定義される「証券」に含まれる。証券として、これらの商品は書類の提出及びその他の要件に従わなければならない。また、これらの商品の販売は通常、州証券法による規制対象となっている。かかる規制によって、これらの商品に関する投資アドバイスや販売その他関連活動が影響を受けている。
海外の保険に関する規制
当社の国際保険事業を監督するのは、主としてそれぞれが営業している国・地域の国外保険主務官公庁である。例えば、日本における金融サービス監督機関であるFSAがこれにあたる。日本以外では、当社はバミューダ、ブラジル及びメキシコで保険会社を運営しており、合弁事業を通して中国、インド及びインドネシアで保険事業を実施している。当社はガーナ、ケニア及び南アフリカでも保険事業への戦略的投資を行っている。これらの事業の保険規制当局は(1)会社の許認可、(2)保険販売員の許認可、(3)保険商品の承認、(4)販売実務、(5)保険金支払実務、(6)許容される投資、(7)支払能力及び適正資本、(8)保険支払準備金、(9)プライバシー並びに(10)マネーローンダリング防止及び金融犯罪防止などを監督する。特定の商品について、いくつかの国・地域においては、規制当局が、保険料率(若しくは価格設定の構成)又は最低金利保証を義務づけている。保険会社の帳簿及び記録の定期的な審査、財務報告の義務、市場行動の審査及び契約提出義務などのテクニックを利用して、これらの規制当局は米国外の保険事業を監督している。最後に、日本を含む当社の保険会社が所在する一部の法域の保険監督当局は、当該法域の法律に基づいて組織された保険会社の支配権の変更をすべて承認しなければならない。
ソルベンシー規制
保険会社の支払能力を監督するために、当社が営業している米国外の国・地域の規制当局は、通常、保険会社に対し、米国保険規制当局が用いるRBC比率の概念と類似の何らかの形の最低支払余力(ソルベンシー)要件を設定している。当該ソルベンシー比率は、規制当局が、保険会社の資本及び保険金支払能力の充実度を査定するために使用され、関連会社との取引による影響も含む。一部の国・地域においては、ソルベンシー比率の公衆への開示を義務づけている。規制当局が要請する数値よりソルベンシー比率が低い保険会社は、過少資本とみなされ、過少資本の度合いに応じて様々なレベルの規制措置の対象となる。
日本の資本及びソルベンシーに関する規制
当社の日本国内の保険事業は現在、ソルベンシー・マージン比率(「SMR」)の枠組みと呼ばれる資本基準の適用を受けている。この基準は、保険会社の自己資本の計算方法を規定しており、金融市場の変動への対応、保険会社のリスク管理実務の改善及び保険会社の子会社に関連するリスクの検討を目的としている。近年、FSAは、新たな市場に基づく経済ソルベンシー比率(「ESR」)と呼ばれるSMRの枠組みの策定を行っている。これは2025年に施行され、2026年に新たに義務づけられた枠組みのもとで開示されることとなっている。
配当支払制限
当社が海外事業を展開しているいくつかの国においては、当社の子会社が株主に分配できる配当金の金額を規制している場合がある。海外子会社が配当金を支払う能力については、連結財務書類の注記20を参照のこと。
保険支払補償基金制度
日本における保険事業を含む当社の一部の国際保険事業は、保険契約者や受給者に対する支払不能保険会社の一定の債務について、査定の対象となる場合があり、通常これは当該法域において引き受けた事業の比例持分に基づいて行われる。一部の法域においては、将来の査定の時期を予想することができず、特に四半期若しくは年次の国際保険事業の業績に重大な影響を与える場合がある。日本の保険業法に基づき、日本のすべての認可保険会社は、日本保険契約者保護機構(「PPC」)の会員でなければならず、事前拠出ベースで負担金が課される。当該負担金は、支払不能保険会社が契約保有者及び保険請求者に対して負担する債務の一部を履行するために用いられる共同ファンドを生成する。PPCは、保険料収入及び責任準備金に応じた金額を、各会員に課す。2024年及び2023年の12月31日に終了した事業年度は、これによる支払いはなかった。2022年12月31日に終了した事業年度は、当社は、日本の保険業法に基づき負担金として約12百万ドル(固定相場ベース)を支払った。
バミューダの保険規制
プルデンシャルの子会社であるジブラルタ・リインシュアランス・カンパニー・リミテッド及びロータス・リインシュアランス・カンパニー・リミテッド、並びにプルデンシャルが大幅な持分を保有しているプリズミック・ホールディングは、有限責任株式を有するバミューダの免除会社であり、それぞれ1978年バミューダ保険法及び随時改正される関連規則(「バミューダ保険法」)に基づくクラスE(再)保険会社として登録されている。バミューダ保険法に基づく登録により、これらの会社はバミューダ金融サービス規制当局であるバミューダ金融庁(「BMA」)の監督下にある。バミューダ保険法は、BMAのリスクベースの規制アプローチの一環として、(再)保険会社の業務を監督、調査及び介入する権限をBMAに付与している。バミューダ保険法は、バミューダの(再)保険会社に対し、ソルベンシー、資本及び流動性に関する基準、並びに監査及び報告の要件を課している。これには、一定の財務状況が満たされ、かつ/又はBMAから事前の承認を得られた場合を除き、企業が事業年度中に配当の宣言又は支払いをすることを禁ずる規定が含まれる。
米国の投資及び退職金商品並びに投資管理事業
当社の退職金・投資商品及びサービスは、連邦及び州の証券及び信託法、ERISA及びその他法律規則の適用を受ける。当社の退職金及び投資管理業務は、米国において、主にSEC、FINRA、商品先物取引委員会(「CFTC」)、全米先物協会(「NFA」)、州証券委員会、州の銀行部門及び保険部門、DOL及び財務省といった規制機関の規制を受ける。当社の国内における退職金事業及び投資事業は、米国以外の証券法及び規制を受ける場合もある。
当社の事業が提供する分離勘定、登録済みファンド、その他プール式の投資の中には、証券法に基づく登録の他に、1940年投資会社法(その後の改正を含む。)に基づく投資会社の営業活動としての登録がなされているものもあり、これら登録実体の株式の中にはいくつかの州やコロンビア特別区における販売が認められているものもある。分離勘定投資商品は上記のとおり州の保険規則の対象にもなる。また、1934年証券取引法(「取引法」。その後の改正を含む。)に基づきブローカー・ディーラーとして登録されている子会社があり、これは連邦・州の規制の対象となっている。さらに、1940年投資顧問法(その後の改正を含む。)に基づき登録されている投資顧問会社を務める子会社も数社ある。証券を商品として販売する当社の第三者アドバイザー及びプルデンシャル・アドバイザーの認可を受けた販売専門職並びにその他の従業員は、取引法の適用を受け、かつSEC、FINRA、各州証券委員会による審査要件及び規制の対象となっている。規制及び審査基準はこれら個人を雇用しあるいは監督するプルデンシャル社の各種実体にも拡大適用される。
議会は、当社の退職金商品及びサービスの退職金制度スポンサー及び管理者にとっての魅力を増減させる、又はこれらの商品若しくはサービスから収益をあげる当社の能力に有利若しくは不利となる可能性のある一定の法律を随時検討し、施行する。これらの変更は今後、当社の確定給付年金・確定拠出型年金商品及びサービスの売上を制限し、当社が投資管理、事務管理又はその他のサービスを提供している既存のプランについてスポンサーによる中止につながる可能性があるが、反対に、これらの変更はそうした制度に関連して提供する商品及びサービスの魅力を高める可能性もある。
2020年に制定されたSetting Every Community up for Retirement Enhancement Act(「SECURE」)は、2023年統合歳出法の一部として制定されたSECURE2.0(総称して以下「SECURE法」)とともに、制度保障の促進を支援し、退職金制度の貯蓄を増加させ、かつ生涯給付保証ソリューションへのアクセスを促進することを目的としている。SECURE法は、小企業が合同事業者年金制度に容易に参加できるようにすることで保証範囲の問題に対応し、また長期のパートタイム従業員に対する保証を義務付けている。SECURE法は、自動加入を通じて拠出される上限金額を引き上げ、最低引出要件の年齢制限を引き上げ、個人退職積立金勘定(「IRA」)拠出の年齢制限を撤廃することで、貯蓄の問題にも対応している。また、SECURE法は、年金事業者の選定のセーフハーバーを提供し、加入者の年金保険商品への投資の携行性を提供することで、雇用主がその年金制度の一部として生涯給付保証を盛り込むことを容易にした。
米国の証券及びコモディティ事業
当社にはブローカー・ディーラーや投資顧問会社などの子会社がある。SEC、CFTC、州証券当局、FINRA、NFA、地方債規則制定委員会、類似の機関がそれぞれ該当する場合の当該子会社の主要規制機関である。
当社のブローカー・ディーラー及びコモディティ関連企業は、FINRA及びNFA等(該当する場合)の「自主規制組織」に加入するとともに、その規制の対象となっている。自主規制組織は、会員の審査を実施するとともに、これに適用する規則も採択している。さらに、州の証券委員会やその他の監督機関には、当社の登録ブローカー・ディーラーに対する規制と監視の権限が与えられている。米国及びある種の他の法域におけるブローカー・ディーラー及びその営業部隊は、販売方法や取引慣行など、証券ビジネスの多くの側面を規定する規制の適用を受けている。これら規制では、個人顧客に対する投資の適正度、顧客の資金及び証券の利用保管法、資本の適正度、記帳状況、財務報告、取締役、管理職、従業員の行動などが対象となっている。米国各州の証券委員会及び米国以外の規制当局をはじめ、SEC、CFTC及びその他の政府機関や自主規制組織は、ブローカー・ディーラー、投資顧問会社又はコモディティ会社とその従業員に対し、譴責、罰金、停止命令、ブローカー・ディーラーとしての営業停止、営業終止、営業制限などの行政手続をとる権限を有している。当社の米国で登録されたブローカー・ディーラー子会社は、連邦純資本要件の適用も受けており、当該要件により子会社がプルデンシャル・ファイナンシャルに対して配当金を支払う能力を制限される場合がある。
海外における投資及び退職金商品並びに投資管理事業
当社の保険以外の国際事業は、主に事業を行っている国の規制当局による監督を受けている。当社は、日本、台湾、英国、アイルランド、インド、香港、メキシコ、ドイツ、ルクセンブルグ、オランダ、スイス、中国及びシンガポール等において投資関連事業を行っており、中国及び南アフリカにおいて投資関連合弁事業、チリ、ペルー及びコロンビアにおける事業で退職金関連合弁事業に参加している。これらの事業は、資産運用商品サービス、ミューチュアル・ファンド、個別運用勘定及び退職金商品を提供する。これらの事業の規制当局は、一般的に、(1)会社の許認可、(2)投資商品販売員の資格、(3)販売実務、(4)支払能力及び適正資本、(5)ファンド商品の承認並びに関連する開示、並びに(6)証券、商品、退職金、年金及び適用される法律などを監督する。当社の国際投資事業は、米国証券法及び規制の対象となる場合もある。
デリバティブ規制
プルデンシャル・ファイナンシャル及び当社の子会社は、デリバティブを様々な目的(金利、外貨、株式市場その他のリスクのヘッジを含む。)で利用する。ドッド・フランク法により、店頭デリバティブ市場の規制に対する枠組みが創出された。この枠組みはデリバティブ取引の決済及び報告に関する要件並びに証拠金規則の要件を定めている。当社の子会社の間で締結された関連会社間スワップは一般的にこれらの要件の大部分から除外されている。
当社は、規制の進展、並びに証拠金要件及びデリバティブ取引の自己資本規制の強化によるヘッジ費用への潜在的影響について、引き続き監視を行う。また、現金担保又は一定の担保を付す必要性により、収益性の高い資産の現金への換金が必要となり、投資収益にマイナスの影響をもたらす場合がある。
プライバシー、データ保護及びサイバーセキュリティに関する規制
当社は、金融機関及びその他の企業に対し、各企業が管理及び処理をする可能性がある知的財産、健康関連及び顧客に関する情報を含む個人情報、機密情報その他の非公開情報の安全性と機密性を保護し、そうした情報の収集、利用並びに開示に関する金融機関の方針・慣行を、顧客及びその他の適切な者に知らせることを要求している連邦法規及び指令の対象となっている。さらに当社は、国境を越えた個人情報の移動又は使用に関する法、規則及び指令を含む、個人情報の安全及び保護に関する国際的なデータ保護及びプライバシー関連法、規則及び指令が適用される。
これらの法規及び指令は、以下のとおり定めている。
・国民識別番号(例:社会保障番号など)又は人種若しくは民族等の一定のセンシティブな個人情報の使用及び開示に関する保護又はそれらの制限を義務づける。
・一定の個人情報又は秘密情報の機密性、完全性又は入手可能性に関する違反行為があった場合には、影響を受ける個人、規制当局及びその他に対して通知することを義務づける。
・金融機関及び債権者に対し、個人情報の盗難を発見、防止及び軽減する有効なプログラムを実施するよう義務づける。
・金融機関が消費者及び顧客にマーケティングのための電話をかけることや、電子メール、テキスト又はファックスによるメッセージを送ることを規制する。
・個人情報又は秘密情報へのアクセスがあり、かつ当該情報を扱う第三者の監視を義務付ける。
・個人に対し、自らの個人情報に係る一定の権利(収集されている個人情報の種類及びかかる情報が販売又は共有されるか否かを知る権利、当該個人情報の携帯可能な写しを取得し、又は当該個人情報の削除若しくは修正を求める権利など)を提供する。
・消費者情報及び消費者レポート情報を含む特定の個人情報の使用の許容範囲を定める。
一部の国は、国内でのデータ処理及び/又は当該国民の個人情報の国内での保管、法域内での個人情報の収集、又はその他の範囲内のデータのカテゴリーを義務付ける法律も制定した。かかる法律の遵守は、当社の技術費用、管理費用及びその他の費用の増大をもたらし、商品及びサービスの提供方法に影響し、又は効率がより低い方法で当社の事業、業務及びシステムを組み立てることを義務づける場合がある。
プライバシー、データ保護及び情報並びにサイバーセキュリティの分野の規制及び立法に関する活動は引き続き世界的に拡大する。米国及び当社が事業を行う国外法域の金融監督機関は、引き続きデータの機密性及びサイバーセキュリティ(規制の策定及び規制対象企業の審査を含む。)に力を入れており、期待の高まりを表明している。例えば、2018年5月に発効したEUの一般データ保護規則(「GDPR」)及び英国の2018年データ保護法は、EU及び英国内の個人に追加のプライバシー権を付与し、その違反に対する重大な罰則を規定している。プルデンシャルの事業部門は(EU域内に所在するか否かに関わらず)、EU域内の個人に対する商品やサービスの提供に関連して個人データが処理される場合、又は当社がEU域内の個人の活動をモニタリングする場合、GDPRの適用を受ける可能性がある。EUのデジタル・オペレーショナル・レジリエンス・アクトは2023年1月に施行され、2025年1月から施行された。国際的には、ブラジル、インド、日本といった多くの国がGDPRに類似した規制を施行しているが、アルゼンチンなど他の国はそうした規制を検討中であり、中国は他のプライバシー及びデータセキュリティ規制を施行している。
また、米国では、連邦議会の一部議員が多数の包括的なプライバシー関連法案を提出しており、1999年グラム・リーチ・ブライリー法の改正法が2023年6月に発効した。カリフォルニア州では、カリフォルニア州消費者プライバシー法(「CCPA」)が2020年に施行され、同法はプライバシー保護の拡大並びに個人情報の収集、使用及び共有に関する管理権の拡大を含む、多数のプライバシー権を個人に与えている。これに対応して、企業には、カリフォルニア州の消費者に対して一定の開示を行う義務を含む、プライバシーの保護措置を講じる義務が課せられている。CCPAに違反した場合は、規制当局から罰金を科されるリスクがある。また、CCPAは、合理的なセキュリティ手順及び慣行を維持する義務の違反に起因して特定の種類の個人情報の不正アクセス、流出、盗難又は開示が発生した場合の私訴権並びに法定損害賠償を認めている。カリフォルニアプライバシー権法(「CPRA」)は、2023年1月に施行されCCPAを改正したもので、特定の機密個人情報に関する消費者の権利の拡大を含む、追加的な権利義務を課している。CPRAはまた、CCPA、CPRA及び関連規制の実施及び施行の権限を持つ州当局を新たに設立する。さらに、米国のプライバシー関連法令は進化を続けており、最近ではコロラド、コネチカット、ユタ及びバージニアなどの州がCCPA及びCPRAと対象範囲が類似する包括的プライバシー・情報関連法を成立させており、これら法令が適用される範囲において、当社事業に適用されるコンプライアンス義務を課している。米国の他の州も同様の法律を検討しており、全米のプライバシー関連法について議論がなされている。今後数年間で、当社が事業を展開する各国・地域において、GDPRやCCPAと類似した新たな法令が制定される見込みである。
2017年10月、NAICは保険データセキュリティ・モデル法を採択した。当該モデル法は、特に、保険会社に対してサイバーセキュリティプログラムを構築することを義務づけており、具体的な技術的保護条項、並びにガバナンス、事故発生時対応策、データ管理、システム検査、ベンダーの監視及び監督者への通知に関する要件が含まれる。NY DFSは2017年3月にNAICと同様の規制を施行し、2023年11月には、サイバーセキュリティ規制を拡大し、認証、ガバナンス、監査要件、技術及び事業継続性、セキュリティ管理及びトレーニング要件、通知義務に関する追加的な新しい要件を追加する改正を、2023年12月から2025年11月までを施行期間として最終決定した。20以上の米国の州がNAICの保険データセキュリティ・モデル法を制定したか、又は近い将来に同モデル法又は類似する法律を制定する予定であり、さらに多くの州がそれに追随すると予想される。こうした法律の制定は、特に、州間又は既存の法律や規制との間で矛盾がある場合、コンプライアンス費用の増加やコンプライアンス違反のリスクの増大につながる可能性があり、規制当局による執行措置や罰則の対象となるリスク、及び評判の低下を招くおそれがある。2023年2月、NAICは、NAIC保険情報とプライバシー保護モデル法 (#670)、並びに消費者金融及び健康情報のプライバシー規制(#672)に明示的に取って代わる更新モデルプライバシー規制を発表しており、各州は2024年に更新モデル法を採択し始める。
当社は、これらの分野の規制の手引き及び規則制定を監視しており、また、コンプライアンス費用及び規制の増加に晒される可能性がある。
人工知能
人工知能(「AI」)の利用に関する規制基準は、当社が事業を展開する各国で策定されつつあり、バイアス、不公正な差別、透明性、及び情報セキュリティに関連するリスクを増大させる可能性がある。例えば、EUは特定のAI技術、並びにAIの学習、テスト及び展開に使用されるデータを対象とする新たな規制の導入を進めている。米国の州規制当局もAIの利用と保険業務における潜在的な差別やバイアスについて懸念を強めている。例えば、2024年7月、ニューヨーク州金融サービス局は、「保険通達7:保険引受と価格設定における人工知能システム及び外部消費者データ並びに情報源の利用に関する通達案」を採択し、AI及び外部消費者データ並びに情報源を利用している保険会社に対し義務を課している。2024年5月、コロラド州は上院法案24-205(「コロラド州AI法」)を可決しており、2026年2月1日に施行する予定で、これにより特定のAIシステムを規制し、コロラド州で事業を行うAIシステム導入者及び開発者に対し義務を課している。既存法の適用、及び新法令又は改正法令の導入は、当社の事業運営の変更、コンプライアンス費用の増加、当社のAI技術の導入による利益の減少を招く可能性がある。
マネーローンダリング防止及び贈収賄防止に関する法律
当社の事業は、テロやマネーローンダリングに関わる可能性のある当事者を識別するにあたり金融機関、監督官庁、法律執行者の間における協力を推進することを目的とした、様々なマネーローンダリング防止及び金融透明性法令の対象となる。さらに、現行の米国の法及び規制に基づき、ある条件下における、特定の個人又は法人との取引を禁止され、また、顧客の活動の監視が義務づけられることがある。このことは、当社の顧客を引き付け、確保する能力に影響を及ぼす可能性がある。当社はまた、連邦海外汚職行為防止法及び英国贈収賄禁止法を含む、汚職及び政府職員その他の者に対する不正な支払いに関する様々な法令の適用を受ける。顧客識別、疑わしい取引の監視と通報、政府職員とのやり取りの監視、監督機関や法律執行者からの情報提供要請への対応、他の金融機関との情報共有化など、当社を含む金融機関にとって責務が増すため、社内慣行や処理手続、コントロール方法などの実行と維持が求められるようになった。
環境法令
連邦・州、その他地方自治体の環境関連法律規則は、当社の不動産の所有権や運用に適用されている。目に見えない環境に係る責任とその除去費用は、不動産の所有、運用に内在する事柄である。予期しない環境に係る責任は常に発生するものであるが、当社は、不動産の所有権取得に先立ち環境評価を行う等、社内手続を遵守することによって当該リスクを最小限に抑える努力をしている。
未請求財産に関する法律
当社は、未請求資金又は放棄された資金の特定、報告及び没収について州及びその他の法域の法律及び規制の対象となっており、これらの条件の遵守について、監査及び検査の対象となっている。当該事項に関する詳細については、連結財務書類の注記23を参照のこと。
税制
米国の税制
当社及び一部の国内子会社は、生命保険会社及び非生命保険会社の両方を含む連結ベースの法人税申告書を提出する。当社の実際の法人税額と適用される法定連邦法人税率との差額は通常、非課税投資収益に対する控除額であり、配当控除(「DRD」)、米国の税率と異なる税率の外国税額及び特定の税額控除を含む。適用される法定連邦法人税率は21%となる。今後、法定連邦法人税率が21%超に増額された場合は、当社の税務上の取扱いに悪影響をもたらすこととなる。さらに、後述のとおり、当社商品の租税属性は当社及び当社顧客の税務上の取扱いに影響を与える場合がある。当社の税務上の取扱いについては、連結財務書類の注記2及び同注記17の「法人所得税」の項を参照のこと。後に詳述するとおり、新たな税制及び今後改正される可能性のある税法の規定が、当社の税務上の取扱い及び当社商品の魅力に影響する可能性がある。
米国の2017年税制改革法(2017年税法)は、税率の引き下げと、課税所得の増加及び特定の控除額の繰延又は排除を通じた課税ベースの拡大、並びに外国子会社の所得に対する課税システムの変更により、法人及び個人の課税を変更した。当社にとって最大の変更点は、(1)法人税率の35%から21%への引き下げ、(2)納税引当金及びDRDの控除額の算定手法の改訂、(3)特定の商品に関する取得費用の資産計上期間及び償却期間の延長、並びに(4)外国子会社の該当する所得に対する課税システムの全世界課税繰延べシステムから修正された領土内所得課税システムへの変更、((a)外国子会社の所得に対する課税(グローバル無形資産低税率所得(「GILTI」))、並びに(b)持分25%以上の米国以外の関連会社に対する支払いに対する課税(税源浸食・濫用防止税(「BEAT」))を含む。)であった。
GILTIの規定は、外国子会社の所得に課される米国の最低課税額のうち、連結外国子会社の有形資産のみなし利益の10%を超える部分に対し、当該外国子会社に50%の米国税率を課すことにより適用され、外国法人所得税の部分的外国税額控除を提供する。2026年より、GILTIの規定は米国の税率をかかる利益の62.5%に引き上げる。任意の期間におけるGILTIに対する税額は、米国と事業を行う国の課税所得の認識に関する規則の違い、米国事業における課税所得の額、及びGILTIによる米国税額の減額が適用される外国の税額控除額を制限する米国の費用配分規則に左右されうる。場合によっては、米国事業の課税所得により、外国関連会社の所得の50%超がGILTI規定の対象となる場合もある。損失の繰り戻しの影響の結果などに起因して米国連結PFIグループが純営業損失を被り、又は国内事業から損失を計上した年においては、GILTI規定はかかる損失の一部又は全部に対し米国税額控除の損失を計上し、事実上外国の所得に対する課税を増加させる。
BEAT規定は、一定の条件下において、当社の税費用を増加させる場合がある。BEATは米国会社からその25%以上保有する外国関連会社への課税控除の対象となる支払いが米国税額控除の3%を超える場合に導入される代替税である。これが導入されれば、BEATは2019年以降は10%、2026年には12.5%と増加する税率で修正課税所得に課税し、外国の及び特定のその他の税額控除の恩恵なしに計算されたBEAT税額が当該年の通常の法人所得税額を超えている場合に支払いを求められる。一般に、修正課税所得は、納税者の通常の法人所得税に、外国関連会社に対する支払いに関する特定の「税源浸食的税額控除」の金額及び純営業損失控除の「税源浸食割合」を足し戻すことにより計算される。
2017年税法の制定後、米国財務省及び内国歳入庁(「IRS」)は、多くの2017年税法改正の規定及び当該法に影響される規定(GILTIを含む)、外国税額控除、純利息税控除及びBEATに関する規制の法案及び最終版を公表した。これら規制の発行により、米国関連会社が受再した再保険において当社の米国保険事業により当社の外国関連会社に支払われた保険給付金及び保険金は、税源浸食的支払いとみなされるべきではないことが明示された。2020年には、海外子会社が18.9%を超える現地税の課税対象である場合、納税者が外国子会社の所得をGILTI規定に基づく課税対象から除外することを選択することを認める規制が施行された。財務省及びIRSは、規制案に関するコメントを募集した。この法律の一部の規定について完全に理解し実施するためには財務省及びIRSからのガイダンスが必要となる可能性があり、この規制案に関する当社の分析はまだ終了していない。その他の生命保険会社及び金融サービス会社はこれら税法改正により多少なりとも恩恵を受ける可能性があり、このことが当社の全体的な競争上の地位に影響する可能性もある。2017年税法改正の施行にかかわらず、大統領及び議会、並びに州及び地方政府は、当社が支払う法人税額を増加し、収入を減少させる可能性がある法案を引き続き随時検討する可能性がある。
2022年1月、財務省及びIRSは、外国の課税を外国所得税、又は外国の税額控除の申請が可能な所得税に代わる税として扱う場合の基準を変更する最終規制(「FTC最終規制」)を公布した。FTC最終規制は、2021年12月28日以降に開始する課税年度に適用される。FTC最終規制は、外国の課税が控除可能な外国所得税に該当するためには、帰属ルール又は法域の関連性に関するルールを満たしていなくてはならないと定めている。外国の課税は、当該国の移転価格ルールが独立企業の原則の適用を義務付けていない場合は、法域の関連性に関するルールを満たしていないこととなる。2023年まで有効だったブラジルの税法は、独立企業の原則に従っていない可能性があるため、FTC最終規則の結果、当社はブラジルに関しては外国税額控除を受ける権利を有していなかった可能性がある。2023年7月、IRSは、2022年及び2023年の課税年度に外国税が米国外国税額控除の対象となるか否かを決定する間、納税者を一時的に救済する通知2023-55を発行した。具体的には、ブラジルに支払う税金の米国外国税額控除を申請する能力に影響する最終規則の規定を2024年まで延期した。2023年12月、IRSは救済の期間を追加延長する通知2023-80を発行した。
2022年インフレ削減法(「インフレ削減法」)は、主に(1)2022年以降に終了する任意の3年間において財務書類の平均収入額が10億ドルを超える企業に対する15%の代替ミニマム税(「CAMT」)、及び(2)米国の上場企業又はその特定の関連会社が買い戻す株式の公正市場価格に対する1%の消費税を課している。いずれの規定も2022年12月31日より後に開始する課税年度に適用される。2024年9月12日、米国財務省及びIRSは、CAMTの実施に関するガイダンスを示す規制案を公表した。規制案は、定義、財務書類上の収益の調整、及び適用される報告要件など、この税に関する様々な側面について規定している。当社は、規制の動向を引き続き注視し、これが当社の納税義務に与える潜在的影響について評価していく。該当する場合の代替ミニマム税の影響は、当社のGAAP所得と課税所得の関係に応じて事業年度ごとに異なる。
現行の米国連邦所得税法等は、内国歳入法のセクション952に基づく選択(「セクション952選択」)を行うことができると定めており、これによって特定の保険事業からの利益に対し、関連する外国税額控除を行った上で、当該利益を得た課税年度に米国で課税することを選択することができる。当社は、ブラジルで設立した当社の関連会社に関して、2017年及びそれ以降の課税年度に適用されるセクション952選択を行った。2019年10月、IRSはすべての納税者に適用される法律に関する覚書を発行した。この覚書において、1998年に当該選択の運用が無効になったと述べている。当社はIRSの立場には同意していない。当社とIRSは、IRS独立不服審査局において、この意見の相違の解決には至っていない。当社は、本件の解決のために取れるあらゆる選択肢を検討している。セクション952選択については、連結財務書類の注記17を参照のこと。
当社は、米国外の法域の法律に基づいて設立した子会社を多数有している。これらの米国外の子会社は、米国内での貿易若しくは事業に携わっているとの取扱いを受けず、また現行の米国連邦所得税がその当期純利益に課されない方法で事業を運営することを意図している。しかし、外国法人がいつ米国内の貿易又は事業に携わることとなるかについては不確実性が存在し、その判断は非常に事実に基づいたものであり、かつ年一度なされなければならないため、IRSが、非米国法人が米国における貿易又は事業に携わっていると主張しないとの確証はない。非米国企業が米国における貿易又は事業に携わっていると判断された場合、当該企業は当該米国貿易又は事業に有効に関連する利益(純額ベース)に対し、米国連邦所得税及び該当する州税(当該利益に帰属する所得及び収益の一部に課される米国支店利益税を含む。)を課される可能性がある。こうした税はいずれも相当額の納税義務をもたらす可能性がある。
現行の米国連邦所得税法等は一般的に、配当金の支払いがなされるまで、特定の退職金商品、年金保険商品及び生命保険商品の利殖部分の累積額に対する課税を繰り延べることを認め、一般的に生命保険契約に基づき支払われた死亡保険金を課税対象から除外している。2017年税法改正ではこのルールに変更はなかった。但し、総合的な実効税率が相対的に低い個人にとっては、当社の商品の課税繰延という特徴は魅力のないものと映る可能性もある。個人所得税率の全般的な引き下げ及び一部の個人税額控除の廃止も、現在の顧客又は潜在的顧客が退職後に備えて貯蓄し、当社の商品を購入することで死亡率リスク及び長命リスクを管理するための税引後所得が増加又は減少するかによって、当社に影響を及ぼす可能性がある。議会は、退職金貯蓄、生命保険及び年金商品の優遇税制を改訂する立法を含め、消費者にとっての当社の商品の魅力を低減させるようなその他の税法改正を随時立法化する可能性がある。そのような法律は、生命保険、退職貯蓄若しくは年金の税優遇の側面に対する直接的な変更、又は富裕税若しくは市場の税構造への影響といった間接的な変更の形になる可能性があり、これによって当社の商品を保持することの魅力を減ずる場合がある。
当社が販売する商品にはそれぞれ異なる税の特徴があり、税額控除及び税額減免の対象となるものもある。米国又は外国の税法の改正は、分離勘定商品をサポートするための当社の投資について源泉徴収された外国税の控除申請を行う当社の能力を含む、当社が現在得ている税額控除及び税額減免に対し、マイナスの影響をもたらす可能性がある。このような法改正は、当社の実際の税費用を増加させ、当社の連結純利益を減額させる。
特定の商品の収益性は、当該商品特有の特徴及び課税所得を継続的に生み出す当社の能力に大いに依存している。これらは商品価格の決定の際に考慮されており、当社の資本管理戦略の一要素でもある。したがって、税法改正、課税所得を生み出す当社の能力、又は当社商品の税の特性の利用可能性又は価値を左右するその他の要素は、商品の価格決定に影響し、当社の税費用を増加させ、かつ当社がそれら商品の販売を減少させ、又は当社事業に悪影響を及ぼしうるその他の措置を講じざるを得ない状況をもたらす可能性がある。
海外の税制
当社の国際事業は、当該事業が組織され、運営されている国の税法及び税に関する規制の対象となる。外国政府は、随時、当社が支払う税金に影響を及ぼす又は当社の商品の売上に影響を及ぼす可能性がある法律を検討している。例えば、経済協力開発機構(OECD)は、グローバルな税源浸食的税のモデルの選択肢を引き続き検討し提言を行っている。OECDは2021年、グローバル税源浸食防止ルール(第二の柱)の一環として、調整後財務報告所得に対する15%のグローバルミニマム課税を提言した。欧州連合及び英国を含む、当社が事業を行う多くの法域は、2024年に開始する課税年度の第二の柱の一環として、適格国内ミニマム税額及び所得合算ルールを採択した。日本、香港及びシンガポールを含む、当社が事業を行う他の法域は、2025年から当社に適用される可能性がある第二の柱の採択を公表している。この第二の柱のルールに関するガイダンスはまだ策定されている段階だが、第二の柱の課税が当社に重大な影響を与えることはないと見込んでいる。
2023年12月、バミューダ政府は法人所得税を制定した。バミューダ法人所得税は、バミューダ内で設立又は運営され、OECDの第二の柱ルールの対象となる企業に対し、15%の所得税から適用可能な外国税額控除を差し引いた税金を課すものである。バミューダ法人所得税は2025年1月1日以降に開始する課税年度から適用される。セクション953(d)を採用するバミューダの保険会社が支払った米国所得税は、外国税額控除として申告し、バミューダ所得税と相殺することができる。一方、米国の課税規定の意味において、被支配外国法人であるバミューダ法人の2027年1月1日より前に終了する事業年度の所得を除外するという選択肢も存在する。したがって、バミューダ所得税が当社に重大な影響を与えることはないと見込んでいる。
日本の適用法人税率は23.2%である。さらに、日本国内で得た当社の所得に課される地方所得税もある。当社のライフ・プランナー及びライフ・コンサルタントに支払われる保険手数料は一定の収入限度額を超える個人については10%の消費税の対象となる。しかし、消費税は従業員の報酬(手数料を除く)又は保険料に対しては課税されない。2024年12月、日本政府は2026年4月1日より開始される法人税の4%の追加課税を提案した。この措置により、日本の税率は現行の23.2%から24.1%程度に引き上げられることとなる。この提案が可決されるか否かは不明である。
海外の規制イニシアチブ
主要20カ国(「G20」)、金融安定理事会(「FSB」)及び関連当局は金融グループの監視、資本及びソルベンシーの基準、システミックリスク、役員報酬を含むコーポレート・ガバナンス、機構関連の金融リスク並びに関連する多くの課題に対処するための提案を行っている。保険分野のグローバルな基準策定機関である保険監督者国際機構(「IAIS」)は、効果的かつ国際的に一貫した監督業務を促進し、公平かつ安全で安定した保険市場を維持することを目的とした基準の策定を通じて、G20及びFSBの業務に貢献している。基準を設定する機関として、IAISはIAISが策定する基準に従うよう保険会社に対して要求する直接的な権限はない。しかし、当社及び当社の事業は、それぞれの管轄規制当局によってこれらの基準が採用された場合、その適用対象となる可能性があり、それが当社の資本展開、事業の構成及び管理運営方法に影響を与える可能性があり、米国内外での事業展開にも影響を与える可能性がある。
人的資本
2024年12月31日時点で、当社の従業員は下表のとおり構成されている。
| 各国の従業員の構成 | ||||||
| 地域 | 従業員数(1) | 常勤相当従業員数(2) | ||||
| 米国 | 14,087 | 13,868 | ||||
| 米国以外 | 24,109 | 24,068 | ||||
| 合計 | 38,196 | 37,936 | ||||
(注1) 独立の請負業者及びそれぞれの法域において非従業員と分類されるその他の個人を除く。
(注2) 常勤に相当する従業員の数を表している。パートタイムで勤務する従業員もいるため、全従業員数を反映していない。
コーポレート・ガバナンス委員会及び企業倫理委員会を含む、プルデンシャルの取締役会は、当社の人的資本、ダイバーシティ及びインクルージョンの慣行及び企業風土を監督する責務を有する。取締役会の会議では毎回、人的資源についての討議を行い、また少なくとも年に一度、時間を取って当社全体の各事業及び機能的リーダーシップのレベルで人的資本について討議を行っている。
従業員の獲得
最高水準の人材を採用し維持することは、プルデンシャルがその目的を果たし、ステークホルダーのために価値を創造する上で欠かせない要素である。また、多様な背景や視点を融合させたインクルーシブな組織を構築することは、当社の戦略的ビジネス・イニシアチブの重要な要素である。プルデンシャルのインクルーシブな文化、すなわち、従業員の様々な背景、視点及び経験を尊重し評価する文化は、革新的な商品やソリューションを開発し、当社の顧客やクライアントのニーズに最も適切に応えるために、最高の人材を惹きつけ、採用し、維持する当社の能力の基盤となっている。
従業員の育成
当社は、当社の成功は当社従業員の成功と結びついていると考えている。従業員が最高の業務を行うために必要な開発ツールとサポートを有していれば、会社全体が利益を享受する。当社が採用している人材慣行及びプラットフォームは、すべての従業員がスキルを高めるために必要なリソースを確保できるように設計されている。提供されるリソースには、オンデマンドの学習コンテンツ、コーチングサークル、ライブ学習イベントなどが含まれる。米国の適格従業員は、特に当社の行動規範、セキュリティと安全性、ソーシャルメディアの基準、デジタルコミュニケーションといった重要なトピックに関する一連の研修コースに参加することも求められる。
従業員の維持
当社の精力的な才能獲得プロセス、従業員のキャリアを通じた専門分野の強化・向上の機会の提供、及び当社の多様でインクルーシブな企業文化が、従業員を維持するための当社の能力を強化するものと考えている。
プルデンシャルは、各国で「EQ調査」と題した従業員エンゲージメント調査を行っている。EQ調査は、当社の風土、経営、キャリアチャンス、給与及び諸手当に関する従業員からのフィードバックを求めている。EQ調査の結果は、当社がいかに当社の企業風土を強化し、社内で変革を行っていくかを左右している。2024年、当社の各国の適格従業員の89%がEQ調査に回答している。
当社の米国従業員の2024年の年間離職率(自己都合退職及び会社都合退職を含む)は15.3%であった。当社の米国の全従業員の自己都合退職率は4.7%であった。2024年、当社は米国内で約1,900のポジションを補充したが、そのうち37%は内部で賄われた。
報酬制度及び退職金制度
当社の報奨制度の根底にある哲学は、業績と連動し、株主の利益に合致した、魅力があり柔軟かつ市場に基づいた包括的報酬制度を提供することである。当社の目的は、持続的な優れた業績を株主、顧客及びコミュニティに提供するために必要な能力を有する従業員の雇用と維持である。当社の報酬制度はこうした人事政策全体の重要な要素となっている。同様に重要なのは、当社が報酬実務を、当社の目標及び行動規範及び業績基準を伝達し、従業員の意欲を引き出しその成果に応じて報酬を与える手段と捉えている点である。
退職金給付は長期的な勤務を奨励するものであることから、当社は、退職金給付が当社の報酬制度の重要な要素であると考えている。そのため、当社は退職所得を積み上げる機会を提供する、包括的報酬プログラムを従業員に付与している。このプログラムには、確定給付年金と確定拠出型年金の両方が含まれる。
当社は、当社が従業員に提供する報酬制度(退職金を含む。)の競争力を、当社が人材をめぐって幅広く競争している他の雇用主のものと定期的に比較している。当社は、他の雇用主と比較して、競争市場の中央値又はその前後に位置する福利厚生を当社従業員に提供することを目的としている。
4 【関係会社の状況】
(1) 親会社
当社には親会社は存在しない。
(2) 子会社
以下では、資本金の額が100百万ドルを超える子会社を記載している。投資対象である子会社については、資本金の額が100百万ドルを超えているものについても記載していない。資本金の額は、2024年12月31日時点で公表されたものであり、2024年12月の提出後に書き換えられた額を記載したものではない。
| 名 称 | 主たる 事務所の所在地 | 主たる業務 | 資本金 (別段の記載がない限り 千ドル) | 提出会社の 所有割合 (議決権) |
|---|---|---|---|---|
| ● 資産運用会社 | ||||
| PGIM・ストラテジック・インベストメンツ・インク | デラウェア州 | 主に不動産(モーゲージ貸付を含む)、プライベート・デット(銀行ローンを含む)、プライベート・エクイティ(バイアウトを含む)、資産担保証券、公債、及び特定の状況における上場エクイティへの戦略的投資。 | 170,214 | 100% (100%) |
| PGIMインク(PGIM, Inc.) (独立) | ニュー ジャージー州 | プルデンシャルの投資業務を担当。その他の子会社の全発行済み株式を保有。 | 509,757 | 100% (100%) |
| PGIM・リアル・エステート・ファイナンス・ホールディング・カンパニー (PGIM Real Estate Finance Holding Company) | ニュー ジャージー州 | PGIMリアル・エステート・ファイナンス・エルエルシーの親会社兼持株会社。 | 372,969 | 100% (100%) |
| PGIMファイナンシャル・リミテッド (PGIM Financial LTD) | イングランド及びウェールズ | PGIMファイナンシャル・リミテッドはPGIMインクの英国、アイルランド、オランダの子会社の持株会社である。 | 352,269 | 100% (100%) |
| ジェニソン・アソシエイツLLC (Jennison Associates LLC) | デラウェア州 | 主に会社、受託者の管理に移された年金と利益分配計画、慈善団体、寄贈、保険分離勘定、関連会社及び第三者のミューチュアル・ファンド、その他の合同運用型ファンド、及びブローカー・ディーラーがスポンサーとなっている合同運用勘定プログラムの個別運用勘定への投資運用サービスの提供。 | 138,330 | 有限責任会社(株式なし) |
| PREIアクイジションI・インク (PREI Acquisition I, Inc.) | デラウェア州 | 企業の合法的な事業、目的又は活動すべて(不動産の取得、管理及び処分などを含むがこれらに限らない。)。 | 119,964 (注:PREIアクイジションの子会社の資本金を含む。) | 100% (100%) |
| 名 称 | 主たる 事務所の所在地 | 主たる業務 | 資本金 (別段の記載がない限り 千ドル) | 提出会社の 所有割合 (議決権) |
|---|---|---|---|---|
| PIFMホールディング・カンパニーLLC (PIFM HOLDCO LLC) | デラウェア州 | PGIMインベストメンツLLC及びプルデンシャル・ミューチュアル・ファンド・サービシズLLCの持株会社。 | 528,278 | 有限責任会社(株式なし) |
| PGIMホールディングス・リミテッド(PGIM Holdings Limited) | イングランド及びウェールズ | モンタナ・キャピタル・パートナーズAGの英国持株会社。 | 324,272 | 100% (100%) |
| PGIMディアパス・パートナーズLLC(PGIM Deerpath Partners LLC) | デラウェア州 | ディアパス・キャピタル法人の統合のための持株会社。 | 366,938 | 有限責任会社(株式なし) |
| ● 保険業務 | ||||
| プルコ・ライフ・インシュアランス・カンパニー・オブ・アリゾナ(PRUCO Life Insurance Company of Arizona) | アリゾナ州 | コロンビア特別区、グアム、ニューヨークを除くすべての州において生命保険及び年金商品を販売する。 | 4,601,512 | 100% (100%) |
| プルデンシャル・アニュイティーズ・ホールディング・カンパニーLLC (Prudential Annuities Holding Company, LLC.) | デラウェア州 | 保険関連の事業を行う子会社の持株会社。 | 119,935 | 有限責任会社(株式なし) |
| プルデンシャル・レガシー・インシュアランス・カンパニー・オブ・ニュージャージー (Prudential Legacy Insurance Company of New Jersey) | ニュー ジャージー州 | RBC及びRBC以外で保有されている一定の関連準備金を再保険するが、提携していない再保険会社によって再保険された特定の契約を除外して保証された分離勘定に入れ、再保険契約を支える資本をより効率的に調達できるようにしている。 | 1,753,811 | 100% (100%) |
| プルデンシャル・ユニバーサル・リインシュアランス・エンティティ・カンパニー(Prudential Universal Reinsurance Entity Company) | アリゾナ州 | この子会社は、2001 年から 2014 年の間に発行された保証付ユニバーサル生命保険事業の連結拠点として設立され、修正共同保険式再保険を通じて、このブロックのリスクのサマセット・リーへのパススルーを円滑化する役割を果たす。 | 253,071 | 100% (100%) |
| プルデンシャル・アリゾナ・リインシュアランス・ユニバーサル・カンパニー(Prudential Arizona Reinsurance Universal Company) | アリゾナ州 | この事業体は、関連会社が発行した特定の商品に関連する法定準備金の非経済的な部分を分離し、より効率的な財務構造で支援するために設立された。この事業体が再保険を引き受けているすべての保険契約は、ハートフォード生命の事業の取得に伴い引き受けた保証付ユニバーサル生命保険契約である。 | 359,947 | 100% (100%) |
名 称 主たる 事務所の所在地 主たる業務 資本金 (別段の記載がない限り 千ドル) 提出会社の 所有割合 (議決権) プルデンシャル・アリゾナ・リインシュアランス・キャプティブ・カンパニー(Prudential Arizona Reinsurance Captive Company) アリゾナ州 この事業体は、関連会社が発行した特定の商品に関連する法定準備金の非経済的な部分を分離し、より効率的な財務構造で支援するために設立された。この事業体が再保険を引き受けているすべての保険契約は、2004年からPBR採択までの間に発行された定期個人生命保険契約である。 808,257 100% (100%) ロータス・リインシュアランス・カンパニー・リミテッド(Lotus Reinsurance Company Ltd.) バミューダ 国内の再保険元受会社から引き受けた保険事業の再保険を促進するための関連会社。 943,973 100% (100%)
| ● 国際保険会社 | ||||
|---|---|---|---|---|
| プルデンシャル・インターナショナル・インシュアランス・サービス・カンパニーLLC(Prudential International Insurance Service Company, LLC) | デラウェア州 | この事業体は、様々な国際保険の現地業務に代わってヘッジ取引を促進し、一般管理費(すなわち、国際保険に関して企業に割り当てられた間接費)を計上し、必要に応じて他の国際保険イニシアチブに参加する。 | 1,240,611 | 有限責任会社 (株式なし) |
| プルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパン株式会社 (Prudential Holdings of Japan, Inc.) プルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパン・コンソリデイテッド(Prudential Holdings of Japan Consolidated) ジブラルタ生命保険 株式会社(Gibraltar Life Insurance Co., Ltd) プルデンシャル生命保険株式会社 (The Prudential Life Insurance Company, Ltd.) | 日本 | プルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパン株式会社の主な事業は、投資及び金融産業における事業の持株会社である。 | 10,669,347 (注:この金額はプルデンシャル・ホールディング・コンソリデイテッド($135,390)、ジブラルタ生命($7,874,593)及びザ・プルデンシャル・ライフ・インシュアランス($2,659,364)を含む、プルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパン株式会社の子会社の資本金を含む。) | 100% (100%) |
| 名 称 | 主たる 事務所の所在地 | 主たる業務 | 資本金 (別段の記載がない限り 千ドル) | 提出会社の 所有割合 (議決権) |
|---|---|---|---|---|
| プルサービコス・パルティシパソス Ltda. (Pruservicos Participacoes, Ltda.) | ブラジル | ブラジルにおける保険事業を管理する有限責任会社。 | 746,036 | 100% (100%) |
| プルデンシャル・セグロス・メキシコS.A. de C.V.(Prudential Seguros Mexico, S.A. de C.V.) | メキシコ | 第三者販売契約を通じて、生命保険商品を販売。 | 118,284 | 100% (100%) |
| ニュー・ベルドLLC (New Veld, LLC) | デラウェア州 | ニュー・ベルドは、南アフリカの企業であるアレクサンダー・フォーブス・グループ・ホールディングス・リミテッドを買収し、その株式を保有することを目的としている。 | 139,995 | 有限責任会社 (株式なし) |
| ● その他 | ||||
|---|---|---|---|---|
| アシュアランスIQ LLC | ワシントン州 | デジタルプラットフォームを通じて個人顧客に生命保険、医療保険、及びその他の金融商品を提供する保険代理店サービスの運営及び提供。 | 425,793 | 有限責任会社 (株式なし) |
当社は上記の会社を含め、約544社の子会社を有している。
5 【従業員の状況】
従業員数
2024年12月31日時点で、当社の従業員は下表のとおり構成されている。
| 各国の従業員の構成 | ||||||
| 地域 | 従業員数(1) | 常勤相当従業員数(2) | ||||
| 米国 | 14,087 | 13,868 | ||||
| 米国以外 | 24,109 | 24,068 | ||||
| 合計 | 38,196 | 37,936 | ||||
__________
(注1) 独立の請負業者及びそれぞれの法域において非従業員と分類されるその他の個人を除く。
(注2) 常勤に相当する従業員の数を表している。パートタイムで勤務する従業員もいるため、全従業員数を反映していない。
米国従業員平均年齢:44.00
米国従業員:平均勤務年数:10.92
米国従業員:平均月間給与:11,464.16(2024年、完全歩合制の従業員を除く。)
海外従業員平均年齢:44.00
海外従業員:下表を参照のこと
海外従業員:平均月間給与:入手不可能
勤続年数別従業員数(米国外)
| 2024年度 | 2023年度 | |
|---|---|---|
| 1年未満 | 2,111 | 2,272 |
| 1年以上3年未満 | 3,321 | 3,571 |
| 3年以上5年未満 | 2,399 | 2,848 |
| 5年以上10年未満 | 4,922 | 5,051 |
| 10年以上15年未満 | 3,057 | 3,320 |
| 15年以上 | 7,523 | 7,470 |
| 合計 | 23,333 | 24,532 |
2023年度及び2024年度のデータは当社のグローバル人事システムから取得したものであり、米国外のすべての従業員数を反映しておらず、下表の合計数とは一致しない。
従業員数報告
企業概況:継続事業における総従業員数(2024年12月)
| 2024年12月(注1) | |
| 実数 | |
| 退職金ソリューション及び投資運用 | |
| 年金セグメント | 0 |
| 投資運用及びアドバイザリー・サービス | 3,917 |
| プルデンシャル投資 | 872 |
| 国際投資 | 90 |
| 資産運用セグメント | 4,879 |
| 退職金セグメント | 1,258 |
| 退職金及び投資運用合計 | 6,137 |
| 個人生命保険及び団体保険 | |
| 個人生命保険セグメント(代理店を通じた販売を含む) | 984 |
| 団体保険セグメント | 1,721 |
| 個人生命保険及び団体保険合計 | 2,705 |
| 国際保険及び投資 | |
| ライフ・プランナー事業 | 8,697 |
| ジブラルタ生命(注1) | 12,972 |
| 国際保険部門合計 | 21,669 |
| 全社及びその他の業務 | |
| 全社勘定 | 6,957 |
| 全社及びその他の業務合計 | 6,957 |
| アシュアランスIQ | |
| アシュアランスIQ | 0 |
| アシュアランスIQ合計 | 0 |
| 継続事業の当社従業員数合計 | 37,468 |
| 生産及びサポート社員合計 | 22,685 |
| 販売社員合計 | 14,783 |
| 継続事業の当社従業員数合計 | 37,468 |
(注1) ジブラルタ生命の実数は、1ヶ月のずれをもって報告されている。
第3 【事業の状況】
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
下記「3 事業等のリスク」及び「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」の項を参照のこと。将来に関する記述は本書提出日現在の記述である。
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】
ガバナンス及びリスク管理
取締役会は、サステナビリティを、現在の世代と次世代のために最も信頼されるパートナーとなり、保護者となるという当社の志と一体化し、連携させるものと考えている。取締役会は、当社がアジアとアフリカ全域のサステナビリティを形成する上で、また当社が事業を展開する地域社会の長期的な成功、回復力、健全性を確保する上で、引き続き果たすべき大きな役割を認識している。そのため、気候変動を含むサステナビリティに関する事項は取締役会が監督しており、取締役会は全体的な戦略を決定し、主要重点分野の優先順位を決定する責任を負っている。
レスポンシビリティ&サステナビリティ・ワーキング・グループ(「RSWG」)は、ジョージ・サルトレル非常勤取締役が議長を務め、顧客、文化、デジタル、人材、地域社会に関する事項に重点を置いている。RSWGは2021年に設立され、独立した非常勤取締役のみで構成されている。
もう一つの取締役会レベルの委員会であるリスク委員会は、当グループの事業及び投資ポートフォリオの脱炭素化に関するコミットメントや、気候変動に焦点を当てた責任投資に関するコミットメントの実施を含む、環境・気候変動関連の問題を監督している。ジェレミー・アンダーソン非常勤取締役が委員長を務める同委員会は、サステナビリティ報告書を通じて、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の勧告に照らした当グループの報告の進捗状況の監視など、同委員会の権限に含まれる分野に関する外部報告も担当している。
2024年、取締役会はRSWGに代わるサステナビリティ委員会を設立し、リスク委員会から環境・気候関連問題の監督機能を引き継ぐ予定である。同委員会の委員長はジョージ・サルトレル非常勤取締役が務める。
リスク委員会は、気候変動目標に対する進捗状況を含め、気候変動に関する監視を定期的に議題としている。将来の目標やコミットメントを設定する際、リスク委員会は検討し、取締役会に適切な推奨を行う。リスク委員会の任務には、全体的な戦略、主要な行動計画、リスク管理方針、年次予算、事業計画を見直し、指導する際に、気候変動関連の問題を検討することも含まれる。リスク委員会の職務遂行を支援するため、当グループの重要な決定や取引に関する方針とプロセスには、主要な資本支出、買収、事業売却の設定と監督を含め、承認を必要とする事項が、当グループのサステナビリティ戦略をどのようにサポートし、又はどのような影響を与えるかを検討することが含まれている。
戦略並びに指標及び目標
当社は、2050年までにネットゼロ・アセットオーナーになることを表明した。パリ協定の勧告に沿って、当社はより短期的な目標を設定した。2022年には、ネット・ゼロ・アセット・オーナー・アライアンス(NZAOA)のプロトコルに沿って、2024年末に2030年の脱炭素化目標を設定するなど、投資ポートフォリオの気候変動関連の目標を見直すことを表明した。それ以降、以下のような新たな目標を設定している。
・ 2019年を基準として、2030年までに投資ポートフォリオの炭素排出原単位を55%削減する。
・ 低炭素な未来への移行資金調達に関する社内投資目標(注:これは加重平均炭素原単位(WACI)削減目標の重要な土台であり、役員報酬と連動している。)
・ 当社の投資ポートフォリオにおける絶対排出量の65%に責任を負う企業と連携する。
・ 2030年末までにスコープ1と2(市場ベース)の排出量をカーボンニュートラルにするために、2016年を基準として事業活動の排出原単位を25%削減し、カーボンオフセット・イニシアチブを通じて残りの排出量を削減する。
脱炭素化と経済のブラウンからグリーンへの移行が本質的に関連していると考えるため、当社は、ポートフォリオの脱炭素化目標の基礎となる、移行期の資金調達に関する新たな投資目標を設定した。新たな事業戦略に合わせてサステナビリティ戦略を刷新した際、持続可能な事業に関する追加目標を設定し、データを取得して基準値を設定するための測定プロセスも導入した。
人材に関する戦略並びに指標及び目標
すべての人材管理職は、2026年末までにサステナビリティに連動した重要業績評価指標(KPI)を設定することを義務付けられている。サステナビリティ戦略の刷新の一環として、当社におけるサステナビリティの意味と、事業戦略とどのように整合するかについて社員が共通認識を持てるよう、社員向けのサステナビリティに関する研修を実施した。当社の取り組みをさらに明確に示すため、サステナビリティ・メトリクスは、2024年プルデンシャル長期インセンティブ報奨制度における業務執行取締役の報奨総額の10%を占め、うち5%は二酸化炭素削減に、さらに5%はダイバーシティに連動している。また、以下のとおり新たな目標を設定した。
・ 2023年末までに、上級管理職の35%を女性とする。
・ 2026年末までに、グループ・リーダーシップ・チームにおける女性の割合を40%とする。
3 【事業等のリスク】
以下のリスクは、慎重に検討されるべきである。その他当社が直面するリスクには、上記の「将来の見通しに関する記述」における要素及び本書のその他の箇所に記載する当社の事業のリスクが含まれるが、これらに限定されない。これらのリスクのうちの多くが相互に関連するものであり、類似の事業や経済環境下において発生する可能性があり、これらのリスクの一部が発生した場合、他のリスクが発生し又はその影響が増加する可能性がある。リスクが組み合わされることにより、当該リスクが当社の事業、経営成績、財政状態及び流動性に与える影響の重大性が大幅に増大する場合がある。
概要
当社は、当社のリスクを管理及び監督するため、一体化されたリスク管理の枠組みを使用している。当社のリスクには、投資リスク、保険リスク、市場リスク、流動性リスク、オペレーショナル・リスク及びモデル・リスク、並びに当社の中核的なビジネス・モデルについて、実施する事業の内容の変更又は実施方法の変更を通じた変更を生じさせる可能性があるストラテジック・リスクが含まれる。当社のストラテジック・リスクには、規制上及びテクノロジー上の変更その他外的要因が含まれる。当社のリスクについては、以下で詳述する。
投資リスク
当社の投資ポートフォリオは、債務不履行又は信用度若しくは価値の低下に伴う損失のリスクにさらされている。
当社は、主に上場・非上場の満期固定証券、商業モーゲージ及びその他貸付、持分証券並びにプライベート・エクイティ、ヘッジ・ファンド及び不動産等の代替資産から成る投資を通じて投資リスクにさらされている。一般勘定投資の詳細については、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」「(3)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」の「一般勘定投資」の項を参照のこと。当社はまた、カウンターパーティの潜在的な債務不履行による投資リスクにもさらされている。
投資リスクは、①経済状況、②資本市場における不利な市況(個別の市場部門の混乱又は市場における買手の不足を含む。)、③ボラティリティ、④信用スプレッドの変動、⑤ベンチマーク金利の変動、⑥外国為替レートの変動、及び⑦原担保の価値の低下によって生じる可能性がある。これらの要素は、信用度、流動性並びに投資及びデリバティブの価値に影響を与えることがあり、資本費用と未実現・実現損失の増加につながるおそれがある。また、当社が保有している投資の一部は、市況にかかわらず、比較的流動性が低く、当社が当該資産を満額で速やかに売却する能力が制限される可能性がある。さらに、当社による投資の評価には、投資の評価額の変更につながるおそれのある手法、情報及び仮定が含まれることがあり、当社の経営成績又は財務状況に重大な影響が及ぶおそれがある。当社の投資の評価の詳細については、連結財務書類の注記6を参照のこと。
***当社の投資ポートフォリオは、信用リスク(債務者(又は保証人)が、満期固定証券、ローンその他の債務について契約上の支払債務を履行できない又は履行する意思を有しないリスク)にさらされている。***信用リスクは、特殊な(すなわち、個々の借主又は業界に特有の)態様又は市場全体の信用サイクルを通じて発生することがある。債務者の財務状態の悪化は、債務不履行リスクを増加させ、投資を保有するためにNAICのRBC、FSAのSMRその他の体制において要求される資本費用を増加させる可能性があり、これにより当社の全体的な資本の柔軟性が制限される可能性がある。信用破綻(及び信用減損、信用販売に関する実現損失、信用関連準備金の増加)は、損失につながる可能性があり、収益、資本、及び当社が負債を適切に処理し、将来の債務を履行する能力に悪影響を与える可能性がある。
***当社は、カウンターパーティ・リスク(取引の最終決済前又は最終決済時にカウンターパーティが債務不履行に陥る又はその信用度が低下するリスク)にさらされている。***当社は、通常の事業活動において、リスク管理(市場リスクを管理するためのデリバティブ、保険リスクを管理するための再保険協約等)、投資収益の改善(証券貸出及び買戻し等)、並びに流動性の源の提供又は資金調達(信用契約、証券貸出契約及び現先取引レポ等)を目的とした金融契約を締結している。再保険協約はまた、ある事業体の購入又は売却が現実的でない場合に、事業の一区分の取得や売却を容易にすることによって当社の戦略的目標を推進させるために使用される場合がある。これらの取引を通じて、当社は、カウンターパーティ・リスクにさらされている。カウンターパーティには、商業銀行、投資銀行、ブローカー・ディーラー、保険会社及び再保険会社が含まれる。カウンターパーティにおいて信用悪化又は債務不履行が生じた場合、損失(代替費用など)の規模は、その時点の市況及び新たなカウンターパーティと代替取引を行うことの実現可能性(複雑性に左右される。)やこれに要する時間に左右される。戦略的再保険などの高度に特別に設計された取引の場合は、確実性の度合いを問わず、これを再現することができない可能性があり、当社が再度責任を負ったり、準備金や資本の再設定又は強化が必要となる可能性があり、これにより資本の柔軟性が低下する可能性がある。損失は、ストレスの生じている状況において増加する可能性が高い。
***当社の投資ポートフォリオは、株式リスク(上場株式又は代替資産の市場価値の低下に伴う損失のリスク)にさらされている。***当社は、上場株式と代替資産(プライベート・エクイティ、ヘッジ・ファンド及び不動産を含む。)をそのポートフォリオ構成に含めているが、これは、当該資産クラスが、当社の一部の負債の長期性に見合った、より長期間にわたる利益を創出できるためである。上場株式及び代替資産の価格透明性の度合いは、様々である。証券取引所で取引される株式(上場株式)は、多くの場合その取引の公開を要求されているため、その価格は極めて透明性が高い。価格の透明性が低い資産には、プライベート・エクイティ(合弁事業/リミテッド・パートナーシップ)及び直接保有不動産が含まれる。これらの投資資産は、通常、公開市場で取引されず、換金可能な市場価値の指数の入手が困難であり、その評価は頻繁には行われずかつ/又はより不安定なものである可能性がある。上場株式市場及び代替市場の継続的な低迷により、受取配当金、不動産管理収益及びキャピタル・ゲインが期待値を下回り、当社の投資ポートフォリオの収益が減少する可能性があり、それによって利益、資本及び商品価格設定の仮定に悪影響が及ぶ場合がある。また、当該資産は、原投資の配当が不安定であることに伴い利益のボラティリティを生じることもある。
保険リスク
当社は、保険契約者への給付に関連して多額の負債を有しており、当該負債は、保険リスクにさらされている。保険リスクとは、実際の経験が保険に関する仮定(死亡率、罹患率及び保険契約者の行動に関する仮定を含む。)から不利な形で乖離するリスクをいう。
当社は、財務上の様々な不安定性から顧客を保護することを目的とした各種個人・団体保険商品を提供している。当社の保険商品は、顧客の潜在的な損失リスクについて、より多くの個別のエクスポージャーをプールし分散させてこれらのリスクをより効率的に管理できる当社に移転することにより、当該リスクから顧客を保護している。かかる移転プロセスにおいて、当社は、当社の保険商品において実際に経験される損失が当社の予想から大きく乖離するリスクを負う。具体的には、保険リスクとは、当社の将来における負債に影響を与えるような乖離に関するリスクをいう。経験死亡率、経験罹患率又は保険契約者の行動に関する経験が商品の価格設定時における当社の予想と大幅に異なる場合、当社の収益性が減少する可能性がある。さらに、解約返戻金、引出額又は保険金請求が予想を上回った場合、当社の流動性ポジションが悪影響を受ける可能性があり、解約返戻金、引出額又は保険金のための資金調達を行うために資産の売却が必要な場合に当社が投資損失を被るおそれがある。損失を出しても資産を売却する必要がある場合、当社の経営成績及び財政状態が悪影響を被る可能性がある。保険に関する仮定の変更が当社の財政状態に与える影響については、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」「(3)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」の「会計方針及び発表-重要会計方針の適用-保険負債」の項を参照のこと。
***当社の保険商品の一部は、死亡率リスク(実際の死亡率が当社の予想から不利な形で乖離するリスク)にさらされている。***死亡率リスクとは、以下の態様で発生する可能性のあるバイオメトリクス(生物測定的)なリスクをいう。
・死亡災厄とは、パンデミック、自然災害、人災、軍事行動又はテロリズムの結果として1年当たりの死亡率が当社の予想から不利な形で乖離するリスクである。死亡災厄事由により、当社の利益や資本が減少し、予想を上回る額の保険金を支払うために満期前の資産の売却を強いられる可能性がある。死亡災厄リスクは、顧客(団体生命保険及び個人生命保険の顧客を含む。)や従業員又は主要事業が集中する主要大都市等の特定の地理的エリア並びに当社がより大きい軍事行動又は紛争の潜在的脅威に直面して事業を行う国及び地域についてより顕著となる。最終的な損失は、各種セグメントの被保険者の死亡率及び罹患率、再保険の回収可能性、当社の投資ポートフォリオについて想定されるマクロ経済的影響、保有契約の失効及び解約に対する効果、並びに新規契約及びその他の変額年金保険の売上等、様々な要素に左右される。
・死亡率の傾向は、将来における死亡率の改善が当社の予想から不利な形で乖離するリスクである。死亡率の傾向は、長期にわたって段階的に発生する可能性がある長期的なリスクである。長寿商品(年金保険、退職年金リスクの移転及び長期介護保険等)については、予想を上回る死亡率の改善に伴う不利な影響を受ける場合がある。死亡保障商品(生命保険等)については、予想を下回る死亡率の改善に伴う不利な影響を受ける。当該リスクが発生した場合、当社は、保有保険契約の準備金の算出にあたって使用される仮定を更新するが、その結果として、予想を上回る年金保険金請求又は予想より早期の生命保険金の請求に対応するために追加の資産が必要になる可能性がある。仮定の更新による準備金の増加は、当社の経営成績及び財政状態に直ちに影響を与えるが、超過アウトフローは長期にわたって支払われるため、その経済的な影響は、通常、長期的なものとなる。
・基準死亡率は、実際の基準死亡率が商品の価格設定・評価時における予想基準死亡率から不利な形で乖離するリスクである。基準死亡率リスクは、仮定の基準とする上で信用に値するデータが不足していることにより発生する可能性がある。
当社は、主に当社の引受実務を通じて死亡率リスクを管理している。当社は、さらに死亡率リスクを管理するため、再保険やデリバティブ商品の使用をはじめとする様々な戦略を用いている。しかしながら、こうした戦略が十分な効果を上げるとは限らず、実際の経験死亡率がどうなるかによって、また、当社が再保険会社に対して支払う保険料水準の将来の変動によって、回収額を超える支払いをカウンターパーティに行わなければならなくなる場合がある。また、不利な死亡率又は長寿シナリオにおいて、死亡保障商品と長寿商品との間でそれぞれが受けた影響を相殺することにより利益を得る場合もあるが、相殺の度合いは様々である。
***当社の保険商品の一部は、罹患リスク(発生、利用又は罹患の継続に関する経験が不利な形で予想から乖離するリスク)にさらされている。***罹患リスクは、以下の態様で発生する可能性のあるバイオメトリクス(生物測定的)なリスクである。
・罹患の発生とは、保険契約者が健康を害する(かつ保険契約に基づく給付の受給につき適格となる)割合が不利な形で予想から乖離するリスクをいう。当社は主に、米国における短期所得補償保険商品、長期所得補償保険商品及び長期介護保険商品、並びに日本における障害疾病保険商品につき罹患率リスクにさらされている。
・罹患による利用とは、保険契約者による罹患給付利用(利用可能な給付上限額に対する割合)が、不利な形で当社の予想から乖離するリスクをいう。このリスクは、主に当社の長期介護保険商品に関連する。
・罹患の継続とは、保険契約者が健康を害している期間が不利な形で予想から乖離するリスクである。当該リスクは、主に当社の所得補償保険商品及び長期介護保険商品に存在する。
いずれの場合においても、保険金請求の増加又は罹患率に関する仮定の更新に伴う準備金の増加は、当社の経営成績及び財政状態に直ちに影響を与える可能性があるが、継続的な疾病又は障害について保険金を支払う商品についての罹患リスクの経済的な影響は、通常、罹患に関する保険金の支払いに伴ってより長期にわたって発生する。
当社の保険商品の一部は、保険契約者の行動に関するリスク(保険契約者の実際の行動が不利な形で予想から乖離するリスク)にさらされている。
・失効事由は、短期の失効率が不利な形で予想から乖離するリスクである(例えば、当社の財務力格付けの引下げ又は評判の悪化によって特定の保険商品の解約が増加する可能性がある。)。当該リスクにさらされているのは一部の商品に限られる。一般勘定における、現金で解約返還金額を支払う商品(無配当型終身生命保険商品等)は、短期の潜在的な失効事由リスクを生じる可能性がある。当該商品の解約は流動性に影響を与える可能性があり、特定の市況においては、解約の請求に対応するため資産の売却が必要となる可能性がある。失効事由は、将来の予想収益への影響を通じて当社の利益及び資本にも影響を与える可能性がある。
・保険契約者の行動リスクとは、当社の顧客又は保険契約者の行動が不利な形で予想から乖離するリスクをいう。保険契約者の行動リスクは、保険契約者に対して一定程度の選択肢や柔軟性を提供する商品特性(保険金請求の金額及び/又はタイミングに影響を与える可能性がある。)を通じて発生する。当該選択肢には、解約、失効、一部引出し、保険約款貸付利用及び変額保険料保険の保険料支払率が含まれる。一部の行動は、市場の変動等のマクロ的要素に基づくものであるが、根本的なレベルの保険契約者の行動は、主に保険契約者の個別のニーズに基づくものであり、提供される特性、各商品のマーケティングのアプローチ及び競合会社の価格設定といった多数の要素により、商品ごとに大幅に異なることがある。例えば、年金保険事業における継続率(契約が継続する可能性)は、多くの変額年金保険商品に含まれる最低給付額保証の価額が市場の低迷その他要因を受けて現在の勘定価値を上回っている場合に、多大な影響を受ける場合がある。当社の商品の多くは、顧客に対し、保険積立金の金額及びタイミング並びに保険価額からの引出しの金額及びタイミングについて幅広い柔軟性を提供している。とりわけこれらの商品の特性が市場において比較的新しいものであった場合、これらの商品の保険積立金及び引出しの実際の額と予想していた額との差額により、業績が変動する場合がある。特定の生前給付保証を含む当社の特定の変額年金保険商品の価格設定は、利用率(すなわち、契約期間中に給付を利用する契約の割合)に関する仮定(初回の引出しのタイミングを含む。)にも基づいている。実際の給付の利用と予想される利用の差異によって、業績が変動する可能性がある。また、当社は、給付の売却を希望する顧客の影響を受けることがある。とりわけ生命保険決済や末期患者の生命保険証券の買取り及び投資家の所有する生命保険といった生命保険の二次市場の発展、並びに年金保険事業における第三者の投資家による戦略は、既存の契約の収益性及び当社の新契約の価格設定の仮定に悪影響を与える可能性がある。保険契約者の行動リスクは、通常、段階的に発生する長期的なリスクとなる。仮定の更新に伴う準備金の増加は、当社の経営成績及び財政状態に直ちに影響を与えるが、超過アウトフローは長期にわたって支払われるため、経済又はキャッシュ・フローの観点からは、当該影響は、通常、長期に及ぶものとなる。
***商品価格を再設定する当社の能力は制限されており、保険に関する仮定からの乖離を相殺できない可能性がある。***当社の一部の商品では、当社が契約期間中に保険料の増額又はその他の損益勘定の調整を行うことが認められているが、当該契約条項に認められる調整で収益性を維持できるとは限らず、保険契約が失効する可能性がある。例えば、当社の長期介護保険商品について、責任準備金に関する当社の仮定には、予想されているが未届出の保険料率の引上げ(州の承認を必要とする可能性があるものを含む。)のタイミングと金額に関する推定を組み込み済みである。価格引上げに関する当社の実際の経験は、当社の予想と著しく異なることがあり、その結果、保険契約債務のさらなる増加が生じ、当該増加が重大なものであるおそれがある。当社の商品の多くは、契約期間中の保険料の増額やその他の損益勘定の調整又は当該調整の制限を認めていない。保険契約に基づき認められている場合であっても、その他の要因により、十分な保険料の引上げ又はその他の手数料の調整を行うか否かについての当社の決定が左右される可能性がある。したがって、実際の経験が価格設定の仮定から大幅に乖離し、当社の商品の収益性に悪影響が及ぶ可能性がある。
市場リスク
当社の多数の保険商品及び年金商品の収益性並びに当社が投資管理事業において稼得する手数料は、市場リスクにさらされている。市場リスクは、金利、株価及び外国為替レートの変動に伴う損失のリスクである。
当社の保険商品及び年金商品の多くの収益性は、部分的にこれらの商品に対応する分離勘定の価値に依拠し、これは市況により大幅に変動する可能性がある。当社の運用資産の価値の減少につながる市況は、主に運用資産の価値に連動した手数料収入に依存する当社の投資管理事業の収益及び収益性に悪影響を与え、当社の戦略的投資の価値を減少させる可能性がある。
当社の商品及び事業に関連する為替リスク、金利リスク及び株式市場リスク並びにその他のリスクをヘッジ及び管理するために当社が使用するデリバティブ商品は、意図した又は期待した効果をもたらさない場合があり、実現損失や流動性及び/又は規制目的上の自己資本へのストレスが予想を上回るおそれがある。市況によってはヘッジ手段のアベイラビリティが制限され、追加の担保の差入れが必要となり、商品関連ヘッジの実行のコストが更に増大する場合があり、当該費用がヘッジの対象となっている原商品の価格設定により回収できない場合がある。
市場リスクは、その時点の金利環境又はその他の要因等によって当社が利用可能な資金を期待どおりの収益を伴う形で投資する機会を制限する可能性があり、その結果、当社全体の業績に悪影響が及ぶ可能性がある。魅力的な投資機会が制限されることにより、現金の長期間にわたる保有やデュレーション管理及びその他のポートフォリオ管理を目的としたデリバティブの利用の増加につながる可能性がある。デリバティブ又はポートフォリオリバランスの利用が増加することにより、当社のU.S. GAAPに基づく業績及び法定資本におけるボラティリティが上昇する可能性がある。
当社の投資、経営成績及び財政状態は、世界経済、米国経済(連邦準備制度の金利及び金融政策に関連する措置の結果、並びに不利な政治動向を含む。)、及び日本経済(インフレ又はデフレの影響、金利のボラティリティ、日本国債の格付けの変更、及び米ドルに対する円相場の重大な変動を含む。)の展開によって悪影響を受ける可能性もある。国際経済、米国経済又は日本経済における経済活動及び金融市場が、特定の地域における不利な展開又は状況により、悪影響を被る可能性もある。
市況の変動が当社の財政状態に与える影響については、「3 事業等のリスク」の項を参照のこと。
***当社の保険商品、年金商品及び一部の投資商品並びに投資収益は、金利リスク(一般勘定投資並びに他の事業体及び事業の投資資産における資産/負債のデュレーションのミスマッチにより生じる損失のリスク)にさらされている。***資産/負債のデュレーションのミスマッチのリスクは、主に商品負債の特定のダイナミクスによって生じる。キャッシュ・フローは利用可能な資産によって調整されるため、一部の商品負債については金利に関する軽度のリスクのみが想定されているが、その他の商品負債は、長期(30年以上)のキャッシュ・フローを生じ、これらのキャッシュ・フローは市場において売却可能な資産によって調整することができないため、重大な金利リスクを生じ、当社は、将来における再投資リスクにさらされる。さらに、当社商品の中には保険料が定期払いとなっているものがあり、これらは価格設定時の仮定に含まれる金利より低い金利で投資される場合がある。市場感応型キャッシュ・フローは、無失効保証、最低保証予定利率及び/又は保険に関する仮定の変動を通じて他の商品負債(キャッシュ・フローが市場のパフォーマンスと連動する可能性のある商品を含む。)と併存する。
当社の金利に対するエクスポージャーは、利益及び資本の両方にボラティリティを生じさせることにより、利益圧縮と同様に複数年にわたって又は短期間において発生する可能性がある。例えば、当社は、一部の商品について、金利の変動に伴い当社が契約上支払うべき金額と当該契約に対応する一般勘定投資により当社が得る利益率の間のスプレッドが減少するリスクにさらされる。金利が低下した場合又は低金利が継続した場合、当社は利回りの低い商品に投資しなければならず、これにより、純投資収益が減少し、一部の商品を販売する能力が制限される可能性がある。当該リスクは、低金利環境において保険契約を維持する保険契約者が増加することにより増加する。当社の保険契約には保証最低予定利率又は付与利率の再設定の制限等を定めているものが多く、スプレッドの減少の可能性があり、スプレッドがマイナスになる場合も想定される。
また、金利が上昇した場合には、当社の一般勘定資産を、これらの商品や契約の競争力を維持するために必要な、より高い付与利率の資金をまかなうための高利回りの資産と迅速に入れ替えることができない場合がある。より高い付与利率を求めて保険契約及び年金保険契約を維持する保険契約者が減少する可能性があり、当社が損失や流動性上のストレスにさらされる可能性がある。さらに、金利の上昇により、当社が運用する固定利付資産の市場価値が減少し、これに伴い資産運用手数料の受領額が減少する可能性がある。金利の急上昇も当社の流動性や資本ポジション、キャッシュフロー、経営成績及び財務状態に悪影響を及ぼす可能性があり、これまでも悪影響を及ぼしてきた。
当社の金利リスクを緩和する取組みは、主に多様な満期を有する投資ポートフォリオを維持することに焦点を当てている。当該ポートフォリオのキー・レート・デュレーション・プロファイルは、当社の負債及び剰余金のベンチマークのキー・レート・デュレーション・プロファイルとほぼ同じである。但し、当該ベンチマークは、複雑な負債のキャッシュ・フロー・プロファイルの見積りに基づいており、とりわけ市場が不安定な時期においては不正確である可能性がある。さらに、当社がこのマッチングを達成する能力は、実務上及び資本市場上の制約を受ける。これらの要因及びその他の要因を理由として、当社は負債を返済するために、損失を計上して満期前に投資を清算しなければならなくなるか、又はさらなる低金利環境において資金を再投資せざるを得なくなる場合がある。
***当社は、米国外における重要な事業活動を通じて為替リスク(関連する負債と異なる通貨建てで投資された資産、並びに外貨建ての事業に由来する当社の利益及び外貨建ての事業に対応する資本のうち、ヘッジされていない部分から生じる損失のリスク)にさらされている。***米国に拠点を置き、米国外(とりわけ日本)において重要な事業を行っている当社は、当該事業及び投資ポートフォリオに関連して外国為替リスクにさらされている。外国為替レートの変動は、当社の収益性、財政状態及びキャッシュ・フローに悪影響を与え、U.S. GAAPに基づく当社の経営成績のボラティリティを上昇させる可能性がある。短期的には、日本事業のソルベンシー・マージンが外国為替レートの変動の影響を受ける可能性がある。
当社の国際事業、非米ドル建て再保険契約に係る退職戦略セグメントの利益及びPGIMの非米ドル建ての投資業務について、外国為替レートの変動により、当該事業の利益及び持分の米ドル相当額について当社がボラティリティを経験するリスクが生じる。当社は、様々なヘッジ戦略(外国為替ヘッジの利用及び当該事業の一部の投資ポートフォリオにおける米ドル建ての証券の保有を含む。)を通じて当該リスクを管理することを目指している。さらに、当社の日本の保険事業は、各種非円建て商品を販売している。当社の日本以外の国際保険事業の一部について、当社は、外国為替レートの変動による子会社の株式投資の変動のリスクをヘッジしないことを選択している。
当社の米国内保険事業に対応する米国内投資ポートフォリオ及びその他の自己勘定投資ポートフォリオについて、当社の外国為替リスクは、主に外貨建ての投資から生じる。当社は、米国内の外貨建ての確定利付き投資のほぼすべてを米ドルにヘッジすることにより当該リスクを管理する。当社は、通常、非関連会社である外国事業体の持分証券への投資に係る外貨リスクのすべてをヘッジしているわけではない。当社の外貨建て投資の価値及び流動性は、現地の市場、経済及び財政状態により、悪影響を受けることがある。
当社のヘッジその他の戦略によって効果的に外国為替リスクを緩和できる保証はない。当社のヘッジ・プログラム及び外国為替レートが当社の事業に与える影響については、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」「(3)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」の「外国為替レートの影響」の項を参照のこと。
***一部の商品における保証、とりわけ変額年金保険並びに(程度は少ないものの)特定の個人生命保険及び国際保険商品は、市場の動きに敏感であり、当社の利益を減少させ、又は当社の経営成績若しくは財務状況におけるボラティリティを上昇させる可能性がある。***当社の商品の一部(とりわけ変額年金保険商品及び(程度は少ないものの)特定の国際保険商品)には、最低解約払戻金又は定期若しくは終身の年金額の保証が含まれ、それらは、勘定価値を超える可能性がある。当社の商品の一部(とりわけ変額年金保険商品及び変額生命保険商品)には、最低死亡給付金額や「無失効保証」(「無失効保証」保険料が支払われている限り死亡給付金が保証される。)が含まれている。当社の商品の一部(とりわけ特定の指数連動型年金保険商品及び個人生命保険商品)には、指数の変動に基づく利息付与保証が含まれる。株式市場の低迷、株式のボラティリティの上昇、信用スプレッドの拡大又は上記の金利の低下は、当該保証に関連する負債の評価額を増加させ、その結果、準備金が増加し、純利益が減少する可能性がある。当社は、当該リスクを部分的に緩和するため、商品特性を含む様々なヘッジ戦略及びリスク管理戦略を利用しており、定期的かつ段階的に当該戦略を変更することがある。しかしながら、これらの戦略が完全な効果を発揮しない場合がある。さらに、当社が、これらのリスクを完全にヘッジできない場合あるいは完全にヘッジしないという選択を行う場合がある。ヘッジ商品が、保証費用を効果的に相殺しない場合、又は当社の債務につき不十分である場合がある。株式市場若しくは金利の状況、不履行リスク又はその他の事由により、ヘッジ商品の価値が、関連する負債と一致して変動しない場合もある。当社は、U.S. GAAPに基づく経営成績又は財務状況が受ける影響の予想又は実際の影響とは一致しない基準の下、これらのリスクをヘッジすることを選択する場合がある。責任準備金の評価額及び有効にヘッジされた当社の債務額の事業年度間の変動により、U.S. GAAPに基づく当社の経営成績及び財務状況並びに保険子会社の法定資本レベルのボラティリティにつながる。当社がヘッジ活動に関連して行う見積り及び仮定は、当社の保証に由来する実際の長期的なエクスポージャーを反映していないか、又はこれに一致していないおそれがある。さらに、ヘッジ並びにその他の資本及びリスク管理戦略によってカバーされない保証費用が増加するリスクは、市況又はその他の要因に伴う保険契約者の行動の変化によって深刻化する可能性がある。上記の要因は、個別的又は集合的に当社の経営成績、財政状態又は流動性に重大な悪影響を与える可能性がある。
多数の変額年金保険商品に含まれる最低年金額に対する負債を評価する際に、当社は、自らの不履行リスクに対する市場認識を考慮に入れねばならない。また、格付けの引上げその他事由による当社の信用スプレッドの縮小又は市況により、これらの負債の計上価値が増加する場合があり、その結果、当社の経営成績及び財務状況に悪影響が及ぶおそれがある。
***当社は再保険取引に伴うカウンターパーティ・リスクにさらされている。***このリスクを緩和するため、当社は、資産留保型共同保険式や修正共同保険式を使用する場合がある。これらの再保険契約により、当社は、関連する投資実績が第三者再保険会社に帰属する資産を当社の貸借対照表上で保持する。これらの資産の構成は、再保険協約固有の投資ガイドラインに従うものとし、当社が通常投資を行うものとは異なる場合がある。GAAPに基づき、資産留保型共同保険式再保険や修正共同保険式再保険は、出再会社及び再保険会社のために組込デリバティブを組成することが良くあり、これらは公正価値で計上される。こうした組込デリバティブの評価は、出再保険会社が保有する資産の信用スプレッドなどの市場要因に左右されやすく、市況によっては当期純利益の大きな変動をもたらす可能性がある。組込デリバティブの公正価値の変動は、連結損益計算書の「実現投資利益(損失)、純額」に含まれるが、資産の公正価値における変動は、主に「その他の包括利益累計額」に計上される。
流動性リスク
金融サービス会社として、当社は、流動性リスク(支払期日が迫っている債務について、支払期日の到来時に当社がこれを履行できないリスク)にさらされている。
流動性リスクは、他の種類のリスク(市場、保険、投資、オペレーショナルの各リスク)に誘発された事由によって発生する。流動性の不足は、資金調達源の不足又は即時かつ多額の現金若しくは担保のニーズが生じた場合に発生することがある。さらに、下記の流動性の需要を充足するにあたって想定される流動性の源(信用枠等)が利用できない又は不適切となる可能性もある。
当社において、流動性エクスポージャー及びこれに関連して重大な流動性需要を生じさせるものとして、主に以下の4つの要因が存在する。
・デリバティブ担保市場エクスポージャー:金利、株式及び/又は為替市場の急激な変動により、カウンターパーティに対する担保要件が増加し、当社に流動性リスクが生じる可能性がある。
・資産負債のミスマッチ:資産のキャッシュ・フローと一致する前に満期を迎える負債に関連する流動性リスクが存在する。構造的な満期のミスマッチは、より長期の資産を調達するために利用される負債が実質的にオーバーナイトの公開取引である証券貸出等の業務において発生する可能性がある。
・大口資金調達:当社の資金調達は、金融市場(コマーシャル・ペーパーの発行、証券貸出及び現先取引レポ、並びに資本市場におけるその他の形式による借入等)に依存している。ストレス発生時においては、これらの資金調達源が利用できない又は不利な条件の下でしか利用できないこともあり、当社の収益性の低下や財務上の柔軟性の大幅な減少につながる可能性がある。
・保険のキャッシュ・フロー:当社は、深刻な死亡災厄、顧客による引出し又は失効事由に伴う想定外の現金需要に起因する潜在的な流動性リスクに直面している。当該事由が発生した場合、当社は、保険契約者に対して予期せぬ高額の保険金を支払わなければならない可能性がある。
当社の流動性並びに流動性の源及び使途(子会社の配当金支払能力に対する法律・規制上の制限に関する情報を含む。)については、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」「(3)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」の「流動性及び資本資源-流動性」の項を参照のこと。
オペレーショナル・リスク
当社の事業は、不適切な又は破綻した手続又はシステム、人的ミス又は違法行為及び外的事由に起因する損失のリスクにさらされている。
オペレーショナル・リスクに関する失敗が当社に対する一又は複数の、実際の又は潜在的な影響につながることがある。オペレーショナル・リスクは、当社の運営方法の大きな変更により高まる場合がある。これには、組織変更や実行リスクを増加する現在進行中の事業転換の取組みが含まれる。当社の事業転換の取組みに関する詳細については、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」「(3)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」の「概要」の項を参照のこと。
オペレーショナル・リスクの種類
・人-内部不正、雇用法の違反、無許可の行為、主要な人員の喪失又は不足、不適切な研修、不適切な監督
・手続-手続上の失敗、文書/記録の保護又は維持の失敗、評価/価格設定のモデル・手続における欠陥、プロジェクト管理又は実施の失敗、不適切な販売慣行、当社商品の不適切な事務処理、クライアント投資指針の不遵守
・テクノロジー-新たなシステムの開発・導入時における障害、システム障害
・外的事由-外部の犯罪行為、サイバー攻撃、外注に伴うリスク、ベンダーに関するリスク、自然災害その他の災害、法律/規制の改正
・法令-法令の違反(当社に適用される規制の説明については、「第2 企業の概況」「3 事業の内容」の「規制」の項を参照のこと。)
想定される影響
・財務上の損失-当社が財務上の損失を被る。当該損失は、様々な要因(取引の処理における過失及び不正を含むがこれらに限られない。)により生じる可能性がある。
・クライアントサービスへの影響-当社が顧客にサービスを提供できない可能性がある。事業中断事由の発生時において当社が業務を継続できない場合又はマルウェア若しくはウイルスによるシステムへの不正侵入があった場合、こうした影響が生じる可能性がある。
・規制上の罰金又は制裁-当社が適用法令を遵守しない場合、規制上の罰金又は制裁が課されることがある。さらに、事業活動に制限が課される可能性もある。
・法的行為-法令を遵守しない場合、当社は、訴訟のリスクにもさらされる。これにより、財務上の損失が生じる可能性もある。
・レピュテーションの悪化-規制当局、顧客、投資家その他利害関係者の期待に応えることができない場合、レピュテーションが悪化する可能性がある。
業務上の失敗の結果として当社が被る可能性のある負債については、連結財務書類の注記25「偶発債務」を参照のこと。また、当社に影響を与える未確定の規制及び係属中の裁判に関連する事項並びに当該事由が当社の事業に与えるリスクについては、連結財務書類の注記25を参照のこと。当社は、将来においてさらなる規制上及び法律上の措置の対象となる可能性がある。
主要事業オペレーショナル・リスク
主要事業オペレーショナル・リスクには、特に以下のものが含まれる。
***当社は、事業中断リスク(当社又は当社が依拠している第三者の業務、システム又はデータが破壊されるリスク)にさらされている。***当社について、特に以下に起因する事業継続性の中断が生じる可能性がある。
・深刻なパンデミック、エピデミック又はその他の公衆衛生上の危機(自然発生又は故意に発生させられた病原体によるものか問わない。)
・地政学的リスク(武力紛争、内戦を含む。)
・テロリスト事由
・重大な自然災害又は偶発的な災害
・サイバー攻撃(インターネット、クラウドサービス及び/又はその他の金融サービス業界のインフラストラクチャに影響を与えるような全体的に影響を及ぼす攻撃並びに当社のシステム又は当社が依拠する第三者のシステムの不具合又は破壊をもたらすような標的を絞った攻撃の両方)
・インサイダーの脅威
・物的インフラストラクチャの停止
・特に上記事由のいずれかを原因として労働力が利用できなくなること
事業の実施及び顧客へのサービス提供にあたり、当社は、電気通信、情報技術及びその他の運用システム、並びに当社が使用するデータの完全性及び継続的利用可能性に大きく依存している。当社がその全部又は一部を制御できない事象又は状況により、これらのシステムや利用可能なバックアップが適切に機能しなくなることや停止することがある。
さらに、当社は、決済機関、証券取引所その他金融仲介機関及び当社がサービス提供又は業務を委託するベンダーその他の第三者といった他者に運営上及び技術上の障害が生じるリスクに直面している。
***当社又は当社が依拠する第三者が情報セキュリティを適切に維持できない可能性がある。***プルデンシャル及び金融サービス・セクターにおける他社をはじめとする事業に対する深刻かつ増加するサイバー攻撃活動が継続しており、いかなる組織も、システムを防御し脅威を検知するための対策を講じていたとしても、サイバー攻撃を完全に免れることはできない。当社のサイバーセキュリティリスクは引き続き高く、これは、特に、サイバー脅威が急速に進化する性質及び広範性を有すること、当社のブランドや評判、当社の規模やスケール、当社の地理的プレゼンス並びに金融サービス業界及びより広範な経済における当社の役割などによるものである。サイバーセキュリティリスクの管理及びガバナンスに関する詳細については、「第1C項 サイバーセキュリティ」の項を参照のこと。サイバー攻撃に関するリスクは、様々な分野において発生し、これには以下を含む。
・秘密情報の保護が継続的に必要である。しかしながら、リスクの中には、事務的、技術的又は物理的管理等の利用によっても完全に軽減することができないものがある。
・引き続き従業員、顧客、当社が依拠している第三者サービス提供業者又はその他の当社システム利用者を主な経路として、悪意ある部外者が当社又は当社顧客のネットワーク、システム及びデータにアクセスすることがある。多くの攻撃は、内部ユーザーに悪意のある添付物又はリンクをクリックさせ、マルウェアを社内のシステムにインストールさせたり又はユーザー名やパスワードを盗み取るために、ソーシャルエンジニアリングの手口(フィッシング、ビッシング、スミッシング等)を利用している。こうしたソーシャルエンジニアリングの手口は、ますます高度になっており、ディープフェイクといった新しい技術が使用される場合もある。シニアレベルの執行役は、これまで以上にこうした攻撃の標的になっている。コールセンター、遠隔ヘルプデスク及び自動音声応答システムを通じて情報を引き出す詐欺の手口も引き続き増加し、高度化している。
・特に強奪やその他の目的で個人情報又は秘密情報を開示させようとする暗号化及び/若しくは脅威(すなわち、ランサムウェア)又は通信妨害(すなわち、サービス妨害)によるサイバー攻撃も引き続き行われており、増加している。
・金融サービス会社及びその第三者サービス提供業者(これらの下請サービス提供業者を含む。)は、これまで以上にハッカーや、金銭をゆすり取るため又はその他悪意ある目的で個人情報又は秘密情報の現金化をもくろむ詐欺者の標的となりつつある。こうした攻撃は、オンライン上の申請やサービスを標的としていた。
・国家が支援する又は国家に関連する組織や政治的動機を持つ攻撃者は、金銭目的に限らず、外国国民、外国企業及び外国政府の情報を取得し、又は商業や政治に影響を与え若しくは混乱を生じさせることを目的としてサイバー攻撃に関与している。欧州や中東での紛争をはじめとする近時の地政学的事象に照らし、国家が支援する又は国家に関連する当事者やこれらの支援者が、報復的なサイバー攻撃を行ったり、サプライチェーンや他の第三者サービス提供業者の混乱を引き起こそうとするおそれや、当社の業務を混乱させたり、当社のシステム又はデータを侵害するおそれのあるその他の地政学的動機による報復的行為を行うおそれがある。
・これまで以上に、悪意ある行為者が、検知されるまでの間、より長時間にわたり社内のシステムにとどまることができるようになっている。悪意ある行為者を迅速に発見できた場合であっても、侵害の範囲、並びに流出した情報がある場合には流出の程度、量及び種類を当社が特定し、悪意ある行為者を完全に封じ込め、是正及び復旧するために、より一層多くの時間を要する可能性がある。
・従業員、第三者サービス提供業者又はその他当社の代理と称して行為する個人が、(人的エラーや不法行為の結果として)適用あるポリシー及び手順を遵守しなかったり、不正目的で管理や安全対策を回避する可能性がある。当社がリモートワークの導入を進めたことにより、従業員や外部のサービス提供業者とのやり取りが、当社の管理が十分に及ばず、監視を行うことがより困難である可能性のある情報システム、ネットワーク及び環境上で行われるため、これらのリスクが高まる。
・当社は、下記のとおり、サービスの提供について第三者に依存している。当社はサービスの提供元であるすべてのベンダーについて一定の基準を維持しているものの、当該ベンダー及び当該ベンダーへのサービス提供会社がセキュリティ侵害(契約上の義務に従って履行しなかったことに起因するものを含む。)の対象となったことがある。
・第三者により開発された、第三者から取得した又は第三者により提供された仕様書に従い導入されたハードウェア、ソフトウェア及びアプリケーションに、設計上、保守上又は製造上の脆弱性が含まれ、当社の情報セキュリティの侵害に利用される可能性がある。
・リモートアクセスツール及び携帯電話技術(個人のデバイスの使用を含む。)を含むリモート又は柔軟な勤務態勢の継続的な使用により、潜在的攻撃経路が拡大した。
・第三者の財務データ収集サイト及び新興技術(人工知能の開発及び使用を含む。)の急増により、当社の情報セキュリティのリスク及びエクスポージャーが増加する。
***人口知能(「AI」)(生成人工知能(「生成AI」)を含む。)の開発及び導入、並びに当社又は当社が依拠する第三者によるAIの使用及び想定される使用により上記のオペレーショナル・リスクが増加したり、当社が現在想定していないような新たなオペレーショナル・リスクが生じる可能性がある。***AI技術は、顧客サービスのパーソナライズやプロセスの自動化などの分野に恩恵をもたらす可能性があり、当社は、商品やサービスの提供を助け、重要部門を支援するためにAIや生成AIを使用することが想定される。また、当社は、当社が依拠する第三者も同様にこれらを使用するだろうと想定している。AIの開発及び展開に関連する大きなリスクが存在しており、AIの使用により当社の商品又はサービスが強化されたり、AIの使用が当社の事業(効率性や収益性を含む。)に有益であるという保証はない。当社や第三者がAIや生成AIを誤用する可能性もあり、そうしたリスクは、当該技術が比較的新しいものであり、その導入のスピードやその使用に適用される法律、規制又は基準の欠如のために増加する。こうした誤用により、当社は、法律上又は規制上のリスクにさらされ、顧客との関係を損ない、評判に害が及ぶ可能性がある。さらに、当社が引き続きAI技術を開発し、効率的に展開できるかは、特定の第三者設備やその他の物理的インフラストラクチャ(プロセッシングハードウェアやネットワーク容量等)にアクセスできるかに左右されるが、当社は、これらについて、特に競争の激しい環境においては、可用性又は価格設定を管理することができない。また、当社の競合会社がAIや生成AIを当社より迅速に又はより効果的に導入する可能性もあり、その場合、競争力が害される可能性がある。生成AI技術は非常に新しいものであるため、生成AIにより生じる可能性のあるリスクの一部は、まだ分からない。しかしながら、AIや生成AIに関連する固有のリスクには、特に以下のものが含まれる可能性がある。
・評判の悪化:悪意ある行為者が当社の執行役のディープフェイクの生成や財務文書の改ざんにAIを使用する可能性があり、これにより顧客の信用の喪失や著しい風評被害につながる。さらに、不正確なデータセットで学習させたAIの使用により、誤った決定や偏りのある決定につながる可能性がある。
・詐欺行為:AIは、金融詐欺を行うための偽造文書作成や個人のなりすましに使用される可能性があり、これにより財務上の損失や規制当局による調査につながる。
・誤報及び偽情報:現実的で説得力のある合成メディアを生成する能力は、誤報や偽情報を拡散するために使用される可能性があり、これにより世論に影響を与え、金融システムの信頼を低下させる。
・プライバシーに関する懸念:AIは、合成身分証明書の作成や個人データの改ざんに使用される可能性があり、これによりデータ漏洩やその他消費者権利及びデータ保護関連規制の潜在的違反に関連するプライバシーについての懸念が高まる。
・サイバーセキュリティ脅威:AIは、高度なフィッシング攻撃を生成したり、セキュリティ対策を回避したりするために使用される可能性があり、これによりサイバー攻撃やデータ侵害のリスクが高まる。
***当社又は当社が依拠する第三者は、個人情報及び秘密情報の完全性、機密性又は可用性を適切に保証できない可能性がある。***通常業務の一環として、当社は、大量の個人情報及び秘密情報(健康に関する情報等の個人の機密情報が含まれることもある。)を収集し、保存し、様々な第三者(サービス・プロバイダー、再保険会社等)に対して開示する。当社は、当該情報の完全性、機密性又は可用性が上記の情報セキュリティの侵害等によって侵害されるリスク又はこうした事象が第三者に発生した場合に適時に当社に報告されないリスクにさらされている。また、そのような違反行為の発生源である第三者に対して、当社が十分な法的措置を取ることができない可能性もある。当社は、サイバー・セキュリティ事象が発生したことがあり、これによりとりわけ当社の従業員、顧客及びその他関係者の個人情報及び秘密情報(健康に関連するセンシティブ情報を含む。)が危険にさらされた。サイバーセキュリティ事象に関する適用法令(通知、開示又は救済を求める法令を含む。)については、「第2 企業の概況」「3 事業の内容」の「規制-プライバシー及びサイバーセキュリティに関する規制」の項を参照のこと。
***当社は、サイバー攻撃又はその他の情報セキュリティ侵害により多額の費用やその他の好ましくない結果が生じる可能性がある。***当社又は当社のベンダーのシステム又はデータのセキュリティが危険にさらされている又は危険にさらされているとみなされることにより、当社の評判が損なわれ、とりわけ顧客、販売業者、政府管掌健康保険取引所、マーケティング・パートナー及び保険会社との関係悪化や関係終了が生じたり、当社のサービスに対する需要が減少したり、事業機会の喪失につながったり、また当社が重大な責任や多額の費用を負ったり、規制上の措置、罰則及び訴訟の対象となったりする可能性があり、そのような場合、当社の事業、業績及び財政状態が害されることとなる。当社は、当社の対応、回復、救済、防御策の修正及びコンプライアンスの取組みに関連して多額の費用(サービスのエラー、中断、遅延又は停止の影響を軽減することに関連する費用を含む。)を負担する可能性もある。また、サイバー事象を関係者に適時又は正確に伝えなかった場合、規制上のリスク、オペレーショナル・リスク及びレピュテーション・リスクが生じる可能性がある。当社がサイバー保険に加入している場合、特定のサイバー・インシデントから生じた負債又は損失が当該保険契約により補償されない、又は一部しか補償されない可能性がある(例えば、将来、保険会社が特定の請求に関する補償を否定し、評判の悪化を考慮しなくなった場合、その費用を定量化することは不可能であり、保険金の額が適切でない可能性がある。)。また、サイバー・インシデントに関する当社の保険補償について、将来、費用が増加する可能性や、商業上合理的な条件で利用できなくなったり、全く利用できなくなったりする可能性がある。
***第三者(委託先、ベンダー、サプライヤー及び合弁事業パートナー)により、当社の事業にさらなるオペレーショナル・リスクが生じる。***当社のビジネス・モデルは、広い分野にわたり、受託したサービスの実施にあたって第三者の利用に大きく依存している。これに伴い、第三者が委託したサービスを提供しないことにより当社が、法律、規制、財務若しくは顧客に関する債務を履行できないリスクにさらされ、又は第三者が統制のとれていない態様で業務を行うことにより当社がレピュテーション・リスクにさらされる。当社は、特定のサービス及び機能の提供にあたって米国外の関連会社及び第三者のベンダーを利用するが、これにより、当社は米国外における事業の実施に特有のリスクに起因して事業が中断するリスク及び政治的なリスクにもさらされる。当社が少数持分を有する投資又は第三者が運用する投資において、その実施につき当社は運用及び運営を管理することができず、当社がさらなるオペレーショナル・リスク、コンプライアンス・リスク及び法務リスクにさらされ、当社が当該投資の価値を保護し又は増加させるための手段を講じる又は講じさせることが出来ないことがある(例えば、「第2 企業の概況」「3 事業の内容」の「規制-ERISA」の項を参照のこと。)。当社が法律によって合弁事業に対する持分の過半数を保有することを制限される法域において、合弁事業パートナーによる違反があった場合の当社の救済が制限される可能性がある(例えば、当社が「コール」オプションを行使する能力を有しないことがある。)。
***当社の商品を販売する関連販売会社及び第三者販売会社により、当社の事業に関してさらなる規制、競争及びその他に関するリスクが生じる。***当社の商品は、主にキャプティブ/関連会社である販売会社及び第三者の販売会社を通じて販売されている。当社のキャプティブ/関連会社である販売会社は、販売スタッフ(通常、手数料ベースの報酬を受領する。)から構成される。第三者の販売会社は、ほとんどが当社の専属ではなく、頻繁に当社の競合会社の商品を推奨及び/又は販売することがある。したがって、当社は、そのサービスについて競争を展開しなければならない。当社が第三者の販売会社を惹きつけ、維持し、モチベーションを与えることが出来ない場合、当該販売ネットワークに対し、当社の商品に関する支援、研修、報酬及び教育を適切に提供することが出来ない場合、又は当社の商品に競争力がなく消費者のニーズに適切に対応できない場合、その売上が悪影響を受けることがある。第三者の販売会社は、独立して規制上の説明責任を負うが、規制当局により、商品のメーカーが販売慣習につき重大な説明責任を負い続けることが期待されている旨が明示されている。
当社及び当社の販売会社は、当社顧客に対する当社商品の販売及びアドバイスの提供に適用される注意義務基準に関する規則を遵守することが求められており、近年こうした規則の多くが改正又は再検討されている。さらに、金融サービス商品を販売するブローカー及び代理店のマーケティング慣行並びにそれらが受領する支払いに関する多数の調査が行われている。また、販売慣行及び投資家保護は、ますます規制上の審査の重点分野となってきている。当該調査や審査は、当社、並びに保険業界の会社やこれらの会社の商品のマーケティング及び販売を行うブローカー及び代理店に対する強制措置につながっている。強制措置は、罰金、是正措置計画の実施及び/又は業界における慣行の変更につながる可能性があり、これにより、当社が商品を販売する能力が悪影響を受ける可能性がある。当社の商品が不適切な態様で販売された場合、若しくは当該商品が不適格な顧客に対して販売された場合、又は当社の商品の販売会社が不正行為を行った場合、当社のレピュテーションが損なわれ、その他事業に損害が及び、規制上の措置、罰則又は損害賠償の対象となる可能性がある。また、キャプティブ/関連会社である販売会社が第三者商品の販売に関連して不適切な行為を行った場合、当社の事業も損害を受ける可能性がある。
商品の販売に関連する訴訟及び規制上の事項に関する詳細については、連結財務書類の注記25を参照のこと。
当社の販売員の多くは、独立した契約者又はフランチャイズ加盟者である。これまで何度かこうした販売員の地位について法廷で争われ、また政府当局による異議の申立てを受け、特に雇用税その他雇用給付について、独立した契約者の分類上の地位を従業員とみなすための判断基準を取り扱う様々な法律上又は規制上の提案がなされてきた。こうした独立した契約者及びフランチャイズ加盟者の分類が変更される可能性に伴う費用は、これまでも当社の業績に影響を与えてきたが、今後も当社の事業に対して重大な不利な影響を与える可能性がある。
当社は、幅広い販売網を通じて商品を販売しているが、主要な代理店との関係も維持している。例えば、日本における当社の売上の相当額が日本の大手銀行を通じたものであり、日本におけるライフ・コンサルタントを通じた当社の売上の相当額が単一の提携関係に由来するものである。当社は、定期的にこれらの提携関係の条件について交渉を行っているが、これらの条件が当社又は当該第三者にとって容認可能なものであり続ける保証はない。主要な提携関係の中断は、当社の商品のマーケティング能力に重大な悪影響を与える可能性があり、当社の事業、業績及び財務状況に重大な悪影響が及ぶ場合がある。販売会社は、当社の事業の業績悪化、商品提供の競争力、格付機関による当社にとって不利な行為、又は市場関連リスクに関する懸念といった理由により、当社との販売提携の縮小又は解消を選択することがある。当社は、主要な販売パートナーの合併、当社の商品の販売方法に影響を与える形でのビジネス・モデルの変更、若しくは当社との販売契約の解消というリスク、又は新たな販売網が生じ、当社の販売努力の有効性に悪影響が及ぶというリスクも有している。銀行及びブローカー・ディーラーの合併の増加により、販売会社の利用に関する競争が激化する可能性がある。その結果、販売費用が増加し、当社のこれらの販売網を通じた商品のマーケティング能力が損なわれるおそれがある。販売会社の合併活動及び/又は業界におけるその他の変更により、販売会社が既存の販売契約の条件について当社にとって不利となる再交渉を試みる可能性が高まることもある。また、新たな技術や当社の既存の関係に介入するような市場参加者によって生じる困難に直面する可能性もある。
***当社の知的財産を保護することができず、侵害請求を受ける可能性がある。***当社は、従業員及び第三者との間で有する契約上の権利の組み合わせ、並びに著作権、商標、特許及び企業秘密関連の法律に基づき、当社の知的財産を設定し保護している。当社の権利を保護するよう尽力しているが、第三者による当社の知的財産の侵害又は悪用が生じる可能性がある。当社は、当社の著作権、商標、特許、企業秘密及びノウハウを実施し保護するため、又はこれらの範囲、有効性若しくは実施可能性を確定するため、訴訟を提起しなければならない場合がある。これにより、膨大なリソースの使途変更が求められる場合があり、当社の尽力が功を奏しない場合もある。当社の知的財産資産を確保、保護又は保持できない場合、当社の事業及び競争力に重大な悪影響が及ぶ可能性がある。
当社は、第三者から①著作権、商標又は特許の侵害、②著作権、商標又はライセンスの使用権違反、③企業秘密の悪用について、請求を受ける場合がある。こうした請求及びその結果申し立てられた訴訟により、膨大な費用と損害賠償責任を負う可能性がある。当社が第三者の特許又はその他の知的財産権を侵害又は悪用したと認められた場合、場合によっては、特定の商品やサービスを顧客に提供することや、特定の方法、プロセス、著作権、商標、企業秘密又はライセンスの使用やこれらの恩恵を得ることを禁じられる可能性がある。あるいは、高額なライセンス契約を第三者と締結することを求められたり、費用のかかる対応策の実施を求められたりする可能性がある。こうしたシナリオはいずれも、当社の事業及び経営成績に重大な悪影響を及ぼす可能性がある。
モデル・リスク
***金融サービス会社として、当社は、モデル・リスク(モデルの欠陥やモデル上の制約、モデルの不正確な実施、モデルの誤使用又はモデルへの過度の依存により、財務的損失又はレピュテーション上の損害若しくは規制上の不利な影響が生じるリスク)にさらされている。***主に商品の価格設定、準備金の算出及び資産の評価、並びにリスク評価及び必要資金の算出等に関連する将来におけるキャッシュ・フローを予想するため、当社の事業及びコーポレート部門は、モデルを利用している。モデルは、当社全体で使用されているため、モデル・リスクは、すべてのリスクの種類に影響を与える。当社の事業が成長及び発展を続けるにあたり、当社が使用するモデルの数や複雑さは増加し、モデル(関連するデータ及び仮定を含む。)の設計、実施又は使用における誤りに対する当社のエクスポージャーも増加する。さらに、モデル・リスクは、事業転換の期間中又は新しい法令若しくは法令の改正により高まる。
ストラテジック・リスク
当社は、当社の基本的なビジネス・モデルの変更(当社が実施する事業の転換であるか実施方法の変更であるかを問わない。)につながる可能性のある事由に関するリスクにさらされている。
さらに、その他のリスクもストラテジック・リスクになりうる。例えば、金利環境が新商品開発及び金利による影響を受けやすい商品の販売継続に与える影響について、検討してきており、引き続き検討が必要である。
***外国政府の措置により、特に新興市場における当社の事業の価値及び長期的な成長の見通しに悪影響が及ぶ可能性がある。***例えば、一部の法域(チリ、コロンビア及びペルーを含む。)で提案されている年金制度改革により、民間企業の役割が制限される可能性があり、これらの市場における当社の事業を根本的に変える可能性がある。同様に、地政学的緊張(中国と台湾間の緊張を含む。)により、政府が制裁を実施したり、当社が事業を行う又はその他の利益を有する市場における又は市場間の商業活動を制限するその他の政策を実施するなどの措置を講じる可能性がある。潜在的な措置の時期や程度は不透明であり、また、これらの措置による影響を限定するために当社が講じる対策の有効性も不透明である。
***規制環境の変化は、当社のビジネス・モデルを不安定にする可能性がある。***過去数年間において金融規制監視が強化されたことにより、米国その他当社が事業を行う国において、新たな法律及び規制の検討が急ピッチで行われている。提案されている若しくは想定外の法律若しくは規制の改正、又は既存の法律若しくは規制の執行方法の変更により、当社の事業が悪影響を受ける可能性がある。国際規制当局、連邦政府・州の規制当局により昨今制定された及び検討中の法令案並びにそれらが当社の事業に与える潜在的な影響(以下の分野を含む。)については、「第2 企業の概況」「3 事業の内容」の「規制」の項を参照のこと。
・金融セクターの規制改革
・BEAT、GILTI及びCAMTを含む米国の連邦、州及び地方自治体並びに米国外の税法。
・フィデューシャリー・ルール及びその他の注意義務基準
・米国の州保険法に基づく当社に対する規制、並びにグループ全体の監督及び資本に関する基準、会計規則、投資資産及び生命保険商品、変額年金保険商品その他商品の準備金に係るRBC計数の進展
・日本その他の米国外の法域における保険会社の資本基準
・プライバシー、データ、AI及びサイバー・セキュリティに関する規制
当社の事業に適用される会計規則の変更も、当社の経営成績又は財政状態に悪影響を与える可能性がある。会計方針の発表及びそれらが当社の事業に与える潜在的な影響については、連結財務書類の注記2を参照のこと。
***テクノロジーその他の外的要因の変化は、当社のビジネス・モデルを不安定にする可能性がある。***当社は、テクノロジーその他の変化には、当社のビジネス・モデルに著しい影響を与える下記の側面があると考えている。これ以外にも、当社のビジネス・モデルに著しい影響を与える予期せぬテクノロジー及び外的環境の変化(技術の変化に応じた規制上の対策を含む。)が生じる可能性がある。
・顧客とのインタラクション:テクノロジーは急速に変化しており、その過程で既存のビジネス・モデルにストレスを与えている。当社が想定している変更としては、顧客の当社に対するインタラクションに関する選択肢の拡充、当社からのインタラクションに関する選択肢の拡充等がある。新たに発生する顧客の嗜好及び変化するプライバシー規制により、商品の再設計や顧客とのやり取りの方法の変更の必要性が生じる可能性がある。当社の販売網は、顧客が選択する場所・時期において、自動化をさらに推し進めるために変更される可能性がある。当該変更により、当社のビジネス・モデルが一時的に中断される可能性が高い。
・投資ポートフォリオ:テクノロジーは、当社が投資する会社に著しい影響を与える可能性がある。例えば、環境に関する懸念は、科学的調査につながり、石油・ガスに対する風力・太陽光発電の相対的魅力を変化させる可能性がある。運送業界は、物品の代替運送手段を選好する可能性があり、トラック運送又は空輸の人気が低下する可能性がある。消費者が購買行動を変化させ、オンライン上での活動を選好することにより、ショッピングモールや小売店舗の役割が変化する可能性がある。
・医療の発達:当社は、医療の発達の影響にさらされている。消費者・保険会社による詳細な医療情報(遺伝子検査等)の可用性に関する不平等性により、情報の非対称性リスクや逆選択リスクが発生する可能性がある。また、延命技術により、とりわけ死亡率や長寿の可能性に係るリスクに関連する保険数理上の仮定と一致しなくなる可能性がある。
以下の項目は、当社の事業に重要な影響を与える可能性のあるその他の要因の例である。
・*当社の財務力格付又は信用格付の格下げにより、事業の見通し、経営成績、財政状態及び流動性等に悪影響が及ぶ可能性がある。*格付け及び格付けの引下げが当社の事業に与える潜在的影響については、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」「(3)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」の「流動性及び資本資源-格付け」の項を参照のこと。例えば、当社の財務力格付け又は信用格付けの引下げは、当社の日本の保険子会社の法定資本状況に悪影響を及ぼす可能性があり、これらの保険子会社が自らが関係する関連会社間取引によるプルデンシャル・ファイナンシャルに対する資本返還能力が低下する可能性がある。詳細については、「第2 企業の概況」「3 事業の内容」の「規制-海外の保険に関する規制-ソルベンシー規制」の項及び「第3 事業の状況」「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」「(3)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」の「流動性及び資本資源-子会社からの配当及び資本の回収」の項を参照のこと。当社は、格付機関がどのような追加措置を講ずるのか、また格付機関の措置に対して当社がどのような対応策を取ることができるのかを予想することができず、これらは当社の事業に悪影響を及ぼすおそれがある。格付機関は、通知を行うことなく随時、当社の格付けを引き下げることがある。信用格付機関は、資本及び利益の評価モデル等の格付手法並びに監視している会社(当社を含む。)に対する格付けを継続的に見直している。また、信用格付機関は、業界全体としての評価も行い、当社の属する業界全体に対する評価に基づき当社の信用格付を変更する可能性もある。さらに、ある国の国債の格付けの引下げが、当該法域において事業を行う当社の子会社の格付けの引下げにつながり、ひいては当社及び他の子会社の格付けが引き下げられることがある。
・*競争環境の変化は、当社に悪影響を与える可能性がある。*当社の各事業において、当社は、当社商品の最終的な顧客及び多くの事業における非系列販売網を通じての販売などについて、保険会社、資産運用会社、プライベート・エクイティ会社及びその他の多様な金融機関との厳しい競争に直面している。テクノロジーの発展、顧客の期待の変化(電磁的勧誘に関するものを含む。)、顧客データへのアクセス、又はその他の市場の変化により、顧客の期待の高まりに当社よりも効果的に対応することができる、確立された商品や販売網を有しない新たな又は小規模な企業にとっての機会が創出される可能性がある。フィンテック及びインシュアテック関連企業並びにより容易に顧客及びデータにアクセスできるその他の業界の企業は、世界規模で業界を混乱させる可能性があり、これらの市場参加者の多くは、業界参加者から一部出資を受けている。例えば、PGIMについて、当社は、パッシブ投資やロボットによる助言を行う販売網の増加への注力に鑑みて、手数料に対する圧力の継続を予想している。
・*気候変動により、災害の深刻度及び頻度が増加し、又は当社の投資ポートフォリオ若しくは投資家心理に悪影響が及ぶ可能性がある。*気候変動が天候に関連する災害及びパンデミックの発生頻度や深刻度を増加させる可能性がある。また、気候変動に関連する規制が、当社がその証券を保有している会社及びその他の事業体の見通し又は当社が当該証券の保有を継続する意思に影響を与える可能性がある。また、このことは、再保険会社等その他のカウンターパーティにも影響を与え、当社が保有する又は他者のために運用する不動産投資等の投資の価値にも影響が及ぶ可能性がある。当社は、気候変動又はそれに関連する規制が当社に与える長期的な影響を予測することはできない。また、気候変動は、当社及び当社のポートフォリオへの投資に関する投資家心理にも影響を及ぼす可能性がある。
・*当社は、環境、社会及びガバナンスの基準及び慣行に関連する期待に応えられない可能性がある。*一部の既存又は潜在的な投資家、顧客及び規制当局は、当社の事業又はその他の実務を、様々な環境、社会及びガバナンス(「ESG」)の基準及び期待値によって評価する。一部の規制当局は、当社の事業に適用されるESGルール又は基準を既に提案・採用しているか、今後提案・採用する可能性がある。当社の実務は、ESG基準によって判断される可能性があるが、ESG基準は、継続的に変化しており、常に明確であるとは限らない。一般的なESGの基準及び期待値は、相反する又は矛盾する価値や意図を反映している場合もある。当社は、当社の公約や目標を達成できない可能性もあり、ESG基準をその他の事業上の優先事項と連携させて評価及び管理するための当社の方針及びプロセスが十分に有効なものではない可能性や、これらの方針及びプロセスが投資家、顧客、規制当局等にとって満足できるものではない可能性がある。当社は、規制当局、投資家、顧客、メディア又は公衆による不利な監視に直面する可能性があり、これらにより事業上、レピュテーション上又は法律上の問題が生じる場合がある。
・市況及びその他の要因により、商品売上が悪影響を受け、又は費用が増加する可能性がある。その例には、以下のものが含まれる。
- インフレの上昇及び金利の上昇などの市況の変動は、消費者の心理や行動を変化させ、当社の貯蓄商品及び保障商品などの売上及び継続率に悪影響を与える可能性がある。また、これとは反対に、低インフレ及び低金利により、これらの商品の実際の継続率と予想継続率の間に差異が生じ、収益性に悪影響が及ぶおそれがある。同様に、経済状況の変動及び金融機関に対するネガティブな公共認識は、顧客の行動に影響を与える可能性がある(特定の商品における保険金請求又は解約の増加を含む。)。
- 市場の低迷、市場のボラティリティの上昇又はその他の市況により、顧客が投資又は商品に不満を持った場合、当社の投資ベースの商品及びサービス並びに資産運用商品及びサービスの売上が下落し、特定の保険商品の失効及び解約、並びに投資商品からの資産の引出しが増加する可能性がある。
- 年金及びその他の退職給付金制度に関する当社の割引率、予想利益率、平均寿命、医療費及び報酬増加の仮定の変更により費用が増加し、当社の収益性が低下する場合がある。
・*本項において記載するリスクのいずれかが現実化した場合、当社のレピュテーションが悪影響を受ける可能性がある。*レピュテーション・リスクは、当社のリスク特定プロセスにおいて特定されたいずれのリスクからも生じる可能性がある。幅広いリスク事由にわたり効果的にリスクを管理できない場合、当社のレピュテーションが損なわれるおそれがある。当社のレピュテーションが著しく損なわれる場合、保険契約者とカウンターパーティのいずれも当社との既存の取引関係の清算を希望する可能性がある。さらに、信用度、とりわけ信用格付が大幅に変化した場合、資金調達市場の利用に影響が及ぶ可能性があるほか、既存の取引関係について追加の担保要件が設定される可能性もある。こうしたリスクの管理ミスにより、当社のレピュテーション資産が損なわれる可能性がある。当社の事業は、ブランド力、価値観の統一及び顧客への約束を守る実績あるコミットメントによって支えられている。ネガティブな公共認識(確立された認識であるか否かを問わない。)は、ソーシャルメディア等を通じて広範囲にかつ急速に共有される可能性があり、当社のレピュテーションを損ねるおそれがある。
市場リスク
市場リスクは、当社の負債の価値の変動が資産の価値の変動によって相殺されない場合の資産/負債のミスマッチによる、金利、株価及び外国為替レートの変動に起因する損失のリスクと定義される。
金利及びその他の市場の変動並びに一般的な経済状況及び市況が当社の事業及び収益性に与える潜在的な影響については、本項の他の箇所も参照のこと。当社の一般勘定投資の運用全般及び当社の資産ミックス戦略についての詳細は、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」「(3)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」の「一般勘定投資-投資の運用」の項を参照のこと。市場リスクの変動の影響を受ける可能性のある、当社の流動性及び資本資源についての詳細は、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」「(3)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」の「流動性及び資本資源」の項を参照のこと。
市場リスク管理
市場リスク(当社は、当該リスクを投資リスクと市場リスクのエクスポージャーの両方が組み合わされたものとみなしている。)の管理には、様々な形のリスクの識別と測定、リスクの閾値の設定、原資産・負債における利益を最大限にする一方でリスクをこれら閾値内で維持するための手続の策定などが含まれている。
当社のリスク管理プロセスでは、以下を含む様々な手段と手法が使用されている。
・市場の変化(金利、株価指数、為替レート等)に対する価格感応度の測定
・資産/負債の管理
・ストレス・シナリオ・テスト
・ヘッジ・プログラム、及び
・リスク管理ガバナンス(方針、制限、及び投資・市場リスクを監視する委員会を含む。)。
市場リスクの緩和
リスクの緩和は、主に以下の3つの形態をとっている。
・資産/負債管理:負債ベースの手法に則って、資産を管理する。例えば、投資方針では、負債の特徴に基づき資産の目標デュレーションが特定され、また、資産ポートフォリオは、当該デュレーションに近い範囲で管理される。これにより、金利の変動に伴う潜在的かつ想定外の経済的損失が緩和される。
・ヘッジ:デリバティブを用いてリスク・エクスポージャーを相殺する。例えば、当社の変額年金保険事業について、市況の悪化に伴い発生が予想される生前給付の請求は、デリバティブ商品を用いてヘッジされる。
・ポートフォリオ集中リスクを管理する。例えば、事業体レベルでのキー・レート、為替及びその他の集中リスクの継続的な監視及び管理により、個別の市場及びリスクの発生源に対するエクスポージャーを緩和するための多角化に向けた取り組みを支えている。
金利に関連する市場リスク
当社は、負債対応投資を行い、慎重な資産/負債管理に取り組んでいる。資産/負債のミスマッチにより、負債の価値の変動と関連する資産の価値の変動の間に齟齬が生じるリスクが発生する。さらに、金利の変動は、その他の項目(以下のものを含むが、これらに限定されない。)に影響を与える可能性がある。
・一般勘定投資によってサポートされる特定の商品に関する投資について、当社が支払いを求められる金額と当社が取得可能な利益率の間の純投資スプレッド
・運用資産又は保険契約者積立金に係る資産ベース報酬
・一部の商品について提供される保証に対する正味エクスポージャー、並びに
・当社の規制対象事業体の資本レベル
当社は、金利変動に対する価格の感応度を測定するために、デュレーション分析及びコンベクシティ分析を採用している。デュレーションは、金利変動に対する金融商品の公正価値の相対的感応度を測定し、コンベクシティは、金利変動に関係するデュレーションにおける変動率を測定するものである。当社は、資産・負債管理及びデリバティブ戦略を実施し、資産・負債価値の金利変動に対する相対的感応度をマッチさせることにより、又は資産・負債のデュレーション目標における「デュレーションのミスマッチ」をコントロールすることにより、法人ごとに当社の金利エクスポージャーを管理している。特定の市場において、当社は、デュレーション目標を設定する上で、当社の一部の負債のデュレーションに近似する資産を取得する当社の能力を妨げる資本市場の制約を考慮している。当社は、資産・負債管理戦略においてリスクベースの資本及び税務上の影響並びに現在の市況も考慮している。
当社は、現行金利から算定する利回り曲線で、信用スプレッド又は無リスク・レートの変動を反映した100ベーシス・ポイントの上向き、下向きの平行移動を想定した仮定テスト・シナリオを用いて、金利の変動が当社の金融資産、金融負債及びデリバティブの価値に与える影響を査定している。下表は、2024年12月31日及び2023年12月31日現在における、100ベーシス・ポイントの上向き移動を仮定した場合のこれらの金融商品の公正価値の潜在的な純減の推定額をとりまとめたものである。同表は、総額ベースで表示されており、U.S. GAAPに基づく金融負債とはみなされない一部の保険負債に対する相殺の影響は除外されている。当該シナリオにより、両日においてテストされた仮定シナリオの金利リスクに対する正味エクスポージャーが最大となった。当該テスト・シナリオは、単に一例を挙げるために示したものであり、将来の金利又は債券市場の業績に関する当社の予想を反映するものではないが、そのような事象の潜在的影響を説明できる、近い将来において十分起こりうる仮定的な変動を表していると言える。このテスト・シナリオでは、利回り曲線の非平行移動の結果生じた価値変動は測定されないが、この移動からは、満期が異なれば割引率の変化も異なると考えられる。その結果、100ベーシス・ポイントの金利変動による公正価値の実損は、上記算定によって表示されたものとは異なる可能性がある。予想される公正価値の変動には、分離勘定資産は含まれていない。
| 2024年12月31日現在 | 2023年12月31日現在 | |||||
| 額面価額 | 公正価値 | 公正価値 の仮定的 変動 | 額面価額 | 公正価値 | 公正価値 の仮定的 変動 | |
| (単位:百万ドル) | ||||||
| 金利リスクを伴う金融資産(注1): | ||||||
| 満期固定資産(注2) | 309,562 | (26,593) | 318,108 | (30,804) | ||
| 商業モーゲージ及びその他貸付 | 58,932 | (2,148) | 56,148 | (2,275) | ||
| 金利リスクを伴うデリバティブ: | ||||||
| スワップ | 285,786 | (11,014) | (2,428) | 276,414 | (11,980) | (3,768) |
| 先物 | 11,792 | (16) | (369) | 11,120 | (20) | (460) |
| オプション | 139,693 | (436) | 20 | 85,760 | (777) | (166) |
| 先渡し | 35,144 | 268 | (112) | 36,112 | (116) | (125) |
| シンセティックGIC | 76,416 | 0 | (1) | 78,009 | 0 | (9) |
| 指数連動ユニバーサル生命保険契約 | (1,434) | 179 | (1,348) | 169 | ||
| 指数連動年金保険契約 | (11,312) | 137 | (6,404) | (645) | ||
| 組込デリバティブ合計(注3) | (12,746) | 316 | (7,752) | (476) | ||
| 金利リスクを伴う金融負債(注4): | ||||||
| 短長期負債 | 19,092 | 2,730 | 18,886 | 3,026 | ||
| 保険契約者預り金勘定-投資契約 | 74,871 | 3,048 | 68,883 | 2,786 | ||
| 金利リスクを伴う保険債務: | ||||||
| 給付準備金(伝統的保険契約及び短期払込保険契約)(注5) | 186,845 | 21,294 | 192,302 | 25,711 | ||
| 市場リスクを伴う給付(注6) | 2,124 | 1,602 | 3,486 | 2,113 | ||
| 潜在的損失予測純額 | (2,641) | (4,447) | ||||
(注1) 留保資産に関連する経済的利益及び投資リスクは最終的に再保険会社に帰属するため、留保資産とみなされる金融資産を除く。過年度の金額は、当年度の表示に合わせて改訂されている。
(注2) 「満期固定証券:売却可能有価証券、公正価値」、「経験料率契約者保険負債に対応する資産、公正価値」及び「満期固定証券:売買目的有価証券、公正価値」に分類される資産を含む。2024年12月31日及び2023年12月31日現在における満期固定証券のうち、それぞれ約3,040億ドル及び3,100億ドルは、売却可能有価証券に分類される。売却可能有価証券に分類される満期固定証券の公正価値の変動は、その他の包括利益累計額に含まれる。
(注3) 組込デリバティブの変動をヘッジするために購入されたデリバティブ商品による相殺の影響は、除外されている。報告された金額には、第三者への出再保険は含まれていない。
(注4) 2024年12月31日及び2023年12月31日現在の金融負債とはみなされない一部の保険準備金及び預り金債務、それぞれ約1,690億ドル及び1,550億ドルを含んでいない。当社は、これら保険負債の金利感応度が、投資契約を含む金融資産及び金融負債の正味金利リスクを相殺する役割を果たしていると考えている。
(注5) 給付準備金(伝統的保険契約及び短期払込保険契約)の公正価値の変動は、その他の包括利益累計額に含まれる。
(注6) 報告された金額には、第三者への出再保険は含まれていない。
U.S. GAAPに基づき、上記の表に反映されている指数連動ユニバーサル生命保険契約及び指数連動年金保険契約に付随する一部の特約のための市場リスクを伴う給付(「MRB」)及び組込デリバティブの公正価値には、市場参加者が考える当社の不履行リスク(「NPR」)の影響が含まれている。当社が公正価値の決定にあたって使用する主要な推定及び仮定(NPRを含む。)の詳細については、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」「(3)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」の「会計方針及び発表-重要会計方針の適用-市場リスクを伴う給付(「MRB」)」の項を参照のこと。
MRBとして会計処理される当社の変額年金保険の生前給付特約オプション及び当該MRBの公正価値の変動をヘッジするために使用される関連するデリバティブの詳細については、下記の「一部の変額年金保険商品に関連する市場リスク」の項を参照のこと。金利環境の変化による影響については、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」「(3)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」の「金利環境の変化による影響」の項を参照のこと。
株価に関連する市場リスク
当社は、資産/負債のミスマッチ(当社の一般勘定投資ポートフォリオにおいて保有される持分証券に対する投資、並びに主に特定の変額年金保険の生前給付特約のMRBに関連する保険負債における未ヘッジのエクスポージャーを含む。)により、株式リスクに対するエクスポージャーを有している。当社のエクイティ・ベースのデリバティブは、主にこれらの生前給付特約のMRBに組み込まれた株式リスクをヘッジするものである。株価の変動により、資産価値の変動と原商品又はヘッジ対象商品に関連する負債の価値の変動の間に齟齬が生じるリスクが発生する。さらに、株価の変動は、その他の項目(以下のものを含むが、これらに限られない。)に影響を与える可能性もある。
・運用資産又は保険契約者積立金に係る資産ベース報酬
・一部の商品について提供される保証に対する正味エクスポージャー
当社は、それぞれの市場基準価格に照らして株価リスクを管理している。米国株式については、主にS&P500及びラッセル2000などを組み合わせた市場指針に照らして、株式所有による当社利益の基準値を計算している。当社は、東証株価指数並びに欧州、豪州及び極東株式の株価指数であるMSCI EAFE指数に照らして外国株式の基準値を計算している。また、当社は、これら基準値指数に近似する価格感応度を目標としている。
当社は、株式ベンチマークの市場レベルの10%の減少仮定に基づき当社の株式リスクを予測する。下表は、2024年12月31日及び2023年12月31日現在の、当該減少に伴って予想される公正価値の潜在的な純減を示したものである。当該シナリオは、単に一例を挙げるために示したものであり、将来における株式市場や当社の株式ポートフォリオの業績に関する当社の予想を反映するものではないが、そのような事象の潜在的影響を説明できる、近い将来において十分起こりうる仮定的な変動を表していると言える。これらのシナリオは、株式ベンチマークの市場レベルの下落が公正価値に与える直接的な影響のみを考慮しており、収益として認識される資産ベース報酬の変動、又は生前給付特約オプションの公正価値に影響を与える可能性のある市場ボラティリティ又は変額年金契約における死亡率、利用率若しくは継続率などの仮定の変更を考慮していない。さらに、これらのシナリオは、変額年金保険商品の基礎となる投資ファンドの業績と、当社がヘッジ戦略を策定する際に基礎として用いる市場指数との潜在的な差異などのベーシス・リスクの影響を反映していない。ベーシス・リスクの影響によって、エクイティ・ベースのデリバティブの公正価値の変動と関連する生前給付特約オプションの間との差異が、当該シナリオと比較して拡大する場合がある。この金額の算定にあたり、分離勘定持分証券は除外されている。
| 2024年12月31日現在 | 2023年12月31日現在 | |||||
| 額面価額 | 公正価値 | 公正価値 の仮定的 変動 | 額面価額 | 公正価値 | 公正価値 の仮定的 変動 | |
| (単位:百万ドル) | ||||||
| 持分証券(注1) | 12,298 | (1,230) | 10,282 | (1,028) | ||
| エクイティ・ベースのデリバティブ(注2) | 116,253 | 720 | (1,538) | 61,701 | (441) | (679) |
| 指数連動ユニバーサル生命保険契約 | (1,434) | 23 | (1,348) | 21 | ||
| 指数連動年金保険契約 | (11,312) | 2,278 | (6,404) | 1,388 | ||
| 組込デリバティブ合計(注2)(注3) | (12,746) | 2,301 | (7,752) | 1,409 | ||
| 市場リスクを伴う給付(注4) | 2,124 | (848) | 3,486 | (1,069) | ||
| 潜在的損失予測純額 | (1,315) | (1,367) | ||||
(注1) 「経験料率契約者保険負債に対応する資産」及び「持分証券、公正価値」に分類される株式を含む。
(注2) エクイティ・ベースのデリバティブの額面価額及び公正価値並びに組込デリバティブの公正価値も、上記の「金利に関連する市場リスク」の数値に反映されており、累積されていない。
(注3) 組込デリバティブの変動をヘッジするために購入されたデリバティブ商品による相殺の影響は、除外されている。報告された金額には、第三者への出再保険は含まれていない。
(注4) 報告された金額には、第三者への出再保険は含まれていない。
外国為替レートに関連する市場リスク
米国外(とりわけ日本)においても大規模な事業を展開する米国に拠点を置く会社として、当社は、当該事業並びに一般勘定投資ポートフォリオ及びその他の自己勘定投資ポートフォリオに関連する外国為替レートのリスクにさらされている。
当社の国際保険事業について、外国為替レートの変動により、当社が米ドル換算した当該事業の利益及びエクイティについてボラティリティを経験するリスクが発生する。当社は、各種ヘッジ戦略(外国為替ヘッジの使用を含む。)及び特定の事業の投資ポートフォリオにおける米ドル建ての証券の保有を通じて当該リスクを積極的に管理している。また、当社の日本の保険事業は、非円建ての各種商品を販売しており、これらは、対応する通貨建ての投資によって裏付けられている。当該非円建ての資産が商品負債の通貨と経済的に調整される一方、外国為替レートの変動に伴う当該資産及び負債の価値の変動については、会計上の取扱いが異なることがある。これに伴い、報告されたU.S. GAAP上の利益についてボラティリティが生じることとなる。当該ボラティリティは、ジブラルタ生命において、原商品及び原投資と合致する個別の機能通貨を備えた米ドル建て及び豪ドル建ての保険契約を別々の部門に分散することにより緩和されている。当社の日本以外の国際保険事業の一部について、当社は、外国為替レートの変動に伴う株式投資の変動に関するリスクをヘッジしないことを選択している。詳細については、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」「(3)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」の「外国為替レートの影響-U.S. GAAP上の利益に対する非現地通貨建て商品の影響」の項を参照のこと。
当社の米国内保険事業に対応する米国内の一般勘定投資ポートフォリオ及びその他の自己勘定投資ポートフォリオについて、外国為替リスクは、主として、外貨建ての投資によって発生する。当社は、米国内の外貨建ての債券投資のほぼすべてを米ドルに変換してヘッジすることによって当該リスクを管理している。当社は、関連会社ではない米国外の事業体の持分証券に対する投資に係る外国為替リスクのすべてをヘッジしているわけではない。
当社は、外国為替レートに係るリスクを、所定の限度内にとどめるよう管理し、エクスポージャー(日本の保険事業における株式を除く。)を外国為替レートの10%の仮定的な変動に対して予測している。下表は、2024年12月31日及び2023年12月31日現在における、当該変動に伴う公正価値の潜在的な純減の推定額を示したものである。当該シナリオは、単に一例を挙げるために示したものであり、外国為替市場の将来における変動に関する当社の予想を反映したものではないが、当該事由の潜在的な影響を表す合理的に起こりうる短期的な仮定的変動を示すものである。
| 2024年12月31日現在 | 2023年12月31日現在 | |||
| 公正価値 | 公正価値の仮定的な 変動 | 公正価値 | 公正価値の仮定的な 変動 | |
| (単位:百万ドル) | ||||
| ヘッジされていない国際子会社に対するエクイティ投資及び米国内一般勘定ポートフォリオにおける外貨建て投資 | 2,859 | 286 | 3,808 | 381 |
詳細については、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」「(3)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」の「一般勘定投資-ポートフォリオ構成」及び「セグメント別営業成績-国際事業」の項を参照のこと。
デリバティブ
当社は、主に金利、株価及び為替レートの変動によって生じる市場リスクを削減するため、デリバティブ商品を利用している(資産と負債のミスマッチから生じる金利又は為替レートに対するエクスポージャーの修正のための利用を含む。)。当社のデリバティブには、主に上場している又はOTC市場におけるスワップ、先物、オプション及び先渡契約が含まれている。
当社のデリバティブには、当社がシンセティックGIC商品について提供する金利保証も含まれている。シンセティックGICは、従来型の保険関連GICの業績を想定しているが、U.S. GAAPに基づきデリバティブとして会計処理される。これは、保険契約者が原資産を保有しており、当社は顧客の保有する信託における顧客のファンドの簿価「ラップ」のみを提供するためである。当該ラップによって顧客に対して保証元本及び利息が支払われるため、金利の変動によりリスクが生じ、顧客の資金の市場価値の減少に伴って当該保証に対する当社の正味エクスポージャーが増加するおそれがある。しかしながら、当社の義務は、既存の顧客のファンドの価値を超える分の金額の支払いに限定されている。さらに、当社は、0%を下限として付与利率を定期的に再設定する能力及び価格を引き上げる能力を有している。また、当社の契約では、契約者は簿価で資金を引き出すことを認められているが、契約者による引出しは、即時の引出しの場合は市場価値によってのみ、また、段階的な引出しの場合は簿価によってのみ、これを行うことができる旨が規定されている。とりわけこれらの要素による当該契約の公正価値の変動は、その額面価額が多額であるにもかかわらず、最小限のものである。
また、当社のデリバティブには、組込デリバティブ商品も含まれており、それらは、特定のユニバーサル生命保険商品及び年金保険商品の指数連動型特約オプション並びに資産留保型再保険契約に関連するものである。当社のデリバティブ活動の詳細については、連結財務書類の注記5を参照のこと。
変額年金保険商品に関連する市場リスク
当社の変額年金契約の主なリスク・エクスポージャーは、当該商品の当初の価格設定に使用された仮定(株式市場収益、金利及び市場のボラティリティといった資本市場に関する仮定、並びに保険数理上の仮定を含む。)からの実際の逸脱又はその変更に関連するものである。当社は、資本市場の変動に伴う特定のリスクに対するエクスポージャーを、主に自動リバランス機能や当社のALM戦略に含めるなど、商品特性の組み合わせを通じて管理している。さらに、当社は、出再保険を追加的なリスク軽減の一手段として利用している。当社の変額年金保険の保証付生前給付及び死亡給付特約オプションは、MRBとして会計処理され、公正価値で計上される。MRB及び当該MRBの公正価値の変動をヘッジするために使用される関連するデリバティブのU.S. GAAPに基づく価値の市場リスク感応度については、上記の「金利に関連する市場リスク」及び「株価に関連する市場リスク」の項を参照のこと。
当社のリスク管理戦略(ALM戦略及び商品特性を含む。)の詳細については、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」「(3)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」の「セグメント別営業成績-米国事業-退職戦略」の項を参照のこと。
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)業績等の概要
下記「(3)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」の項を参照のこと。
(2)生産、受注及び販売の状況
上記「第2 企業の概況」「3 事業の内容」の項及び下記「(3)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」の項を参照のこと。
(3)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
本項中の記述の一部は、1995年米国民事証券訴訟改革法(U.S. Private Securities Litigation Reform Act of 1995)に定義されるところの「将来の見通しに関する記述(forward-looking statements)」に該当する。将来の見通しに関する記述は、将来の動向並びにそれがプルデンシャル・ファイナンシャル・インク及びその子会社に与える潜在的な影響に関する経営陣の現時点における予測及び所見に基づいている。プルデンシャル・ファイナンシャル・インクの実際の業績は、将来の見通しに関する記述における予測又は見積りから(場合によっては大幅に)乖離することがある。実際の業績を将来の見通しに関する記述における予測又は見積りから(場合によっては大幅に)乖離させるおそれのある特定の重要な要素については、本書の「2 事業等のリスク」及び「将来の見通しに関する記述」の項において記載されている。
概要
当社は、主にアメリカ合衆国(「米国」)、アジア、欧州及びラテンアメリカにおいて営業している。当社は、子会社及び関連会社を通じて、生命保険、年金保険、退職金ソリューション、ミューチュアル・ファンド、投資運用を含む幅広い金融商品及びサービスを提供している。当社は、金融サービス業界最大級の販売ネットワークを通じて、これらの商品及びサービスを個人顧客及び法人顧客に提供している。
当社の主要事業は、PGIM(当社のグローバル投資運用事業)、米国事業(退職戦略事業、団体保険事業及び個人生命保険事業から成る。)、国際事業、クローズド・ブロック部門並びに全社及びその他から構成される。クローズド・ブロック部門は、全社及びその他に含まれる撤退及びラン・オフ事業とは別に報告される撤退事業として会計処理される。撤退及びラン・オフ事業は、売却・撤退した又は売却・撤退予定の事業から成る(段階的撤退の状態にある事業であって、アメリカ合衆国で一般に認められている会計原則(「U.S. GAAP」)に基づく「非継続事業」の会計処理に該当しない事業を含む。)。全社及びその他には、事業セグメントに割り当てられていない法人項目及びイニシアチブ、並びに上記の撤退及びラン・オフ事業が含まれている。収益源の内容及び当社の収益性への影響の詳細については、第一部「第2 企業の概況」「3 事業の内容」の項を参照のこと。さらに、当社の収益性は、効果的に資本を配置し、税務能力を活用し、費用を管理する能力に影響を受ける。
経営陣は、業績が引き続き相補的な事業システムの恩恵(相互に補完し合うことで競争上の優位性をもたらす事業の構成、利益の多角化、及びバランスのとれたリスク・プロファイルに由来する資本上の恩恵を含む。)を享受するものと予想している。当社は、当社の顧客及び社会全体において発生するニーズに対応するにあたり、市場機会を活用する上で好位置につけていると考えている。当社の高品質の補償、退職金及び投資管理事業が組み合わされることにより、当社は、幅広い財務的なニーズを網羅したソリューションを提案し、複数の経路を通じて顧客に対応することができる。
2023年9月、当社はウォーバーグ・ピンカス及び機関投資家グループと共同で、バミューダを拠点とする認可生命・年金再保険会社であるプリズミック・ライフ・リインシュアランス・リミテッド(「プリズミック再保険」)の設立を発表した。当該発表に伴い、当社は、全社及びその他の業務を通じて、最初の株式投資として、プリズミック再保険の全発行済株式を所有するバミューダの特例リミテッド・パートナーシップであるプリズミック・ライフ・ホールディング・カンパニー・エル・ピー(「プリズミック・ホールディング」)に対し、持分の20%に相当する約200百万ドルを投資した。当社は、かかるパートナーシップがもたらす再保険能力の強化により、世界中の人々の投資、保険、退職後の生活保障へのアクセスを拡大するというビジョンを支援できるものと考えている。最初の取引として、2023年9月、当社の仕組決済型年金事業に関連する準備金の70%に相当する約90億ドルをプリズミック再保険に出再した。当該取引の詳細については、連結財務書類の注記15を参照のこと。
継続的な改善プロセスの一環として、当社は経営構造を簡略化し、従業員がより迅速な意思決定手続を行えるよう権限を付与し、テクノロジーとデータの基盤に投資することで、無駄がなく機動的な企業を目指している。その一環として、当社は組織構造の変更を実施し、2023年度第4四半期に200百万ドルの再編費用を計上した。当該継続的措置により営業効率が向上し、能力構築、さらなる効率化の実現、競争力強化及び将来の成長のための再投資能力が生まれることが期待されている。
2024年度第4四半期において、当社は、調整後営業利益の適用における軽微な誤謬を特定した。当該誤謬により、2024年度第1四半期乃至第3四半期及び2023年度の各4四半期において、退職戦略セグメント内の指数連動変額年金保険商品及び定額年金保険商品について、調整後営業利益が過大に計上されていた。これに伴い、当社は関連する期間の過去の調整後営業利益を自主的に修正し、その結果、税引前調整後営業利益は、2024年9月30日に終了した9ヶ月間については149百万ドル(未監査)、2023年12月31日に終了した1年間については55百万ドル減少した。当該修正は、GAAPに準拠して決定されたいずれの期間の「当期純利益(損失)」にも影響を与えなかった。調整後営業利益に関する詳細は、注記23を参照のこと。
見通し
当社は、当社の総合的かつ相補的な事業の基盤に基づく将来の見通しに自信を有している。当社は、再保険取引等によるさらなるリスク回避の努力を含め、市場感応度の低い体質への変革を継続し、持続可能な長期成長(変化を続ける顧客ニーズに対応した商品及びソリューションへの投資を含む。)を実現することを計画している。当社は引き続き、高成長事業からの利益の寄与を増加させ、低成長・高資本集約型事業への資本配分を減少させる目的で、事業間の資本の配置を予定している。
各事業の具体的な見通しに関する考察は以下のとおりである。
・ PGIM 当社のグローバル投資運用事業であるPGIMは、運用される約1兆3,750億ドルの資産の規模を活用しつつ堅調な投資実績の維持に努め、全世界における事業を多角化している。当社は、買収並びに顧客へのサービス改善及び成長支援のための有機的なイニシアチブを通じて、販売網及び資産運用能力を拡大するとともに、プリズミック・ホールディングに対して資産管理サービスを提供している。第三者の顧客へのサービス提供に加え、当社は、多様な資産クラスにおける投資に関する専門知識(公的資産及び個人資産クラスに関する能力を含む。)を通じて当社の米国事業及び国際事業に競争上の優位性を提供している。当社の成長戦略を裏付けているのは、当社が堅調な投資実績を達成し続け、高度な投資能力を有する人材を惹きつけ、維持する能力である。
・ 退職戦略 当社は、退職後の生活保障の提供を拡大し、新たな関係性、プラットフォーム及びアドバイザーを通じて販路を拡大することで、顧客の投資と退職金に関するニーズの充足支援に引き続き注力している。当社の法人退職戦略事業は、変化を続ける市況において適切な価格設定と収益予想を維持する一方、年金制度スポンサー、退職者及び年金受給者のニーズに対応した商品の提供への注力を継続している。当社の傑出した能力と実績が、年金リスク移転及び国際再保険の市場における当社の事業に勢いをもたらすことが期待されている。しかしながら、当社は、当該取引が一時的に発生するものであるという性質に鑑みて、成長は一定なものとはならないものと予想している。個人退職戦略において、当社は、現在の経済環境において確実に適切なリターンを実現するため、金利への感応度が少ない商品へ移行する戦略の実施を継続している。当社は引き続き、様々な経済環境において、より簡潔でハイテクな経路を通じて顧客に保護された成長と成果を提供する商品へと、その注力の対象を移行していく予定である。
・ 団体保険事業 当社は、団体保険給付のトップクラスの提供者であり、米国内マーケット・セグメントにおけるトップの地位を維持する一方、プレミアマーケット・組合セグメントの拡大及び任意健康補助商品の成長(2025年1月1日以降に発効する医療費補填保険の市場に参入することを含む。)によるポートフォリオの更なる多様化に注力している。当社はまた、雇用主と従業員の関係を強化し、最高水準の顧客体験への投資にも引き続き注力していく。
・ 個人生命保険事業 当社は、幅広い商品ポートフォリオを提供することにより、生命保険ソリューションが金融の専門家、パートナー及び顧客にとってより利用しやすくなるよう、注力を続けている(積立型及び簡略化された保証商品オプション数の増加、並びに複数の販売網による販売能力の強化を含む。)。当社は、現在の経済環境において適切なリターンを実現し、かつ金利に対する感応度をさらに抑制するべく商品構成を多角化するために、価格設定及び商品に関する措置を実施した。
・ 国際事業 当社は引き続き、顧客の保障や財務上のニーズの充足と、当社の販売経路の潜在的な強度の維持に注力している。当社の戦略は、特定の高成長新興市場における存在感を拡大する一方、日本におけるポジションを強化するというものである。当社は、長期的な成長目標の支援として規模の拡大と新興市場における事業ポートフォリオの補完を目的とした買収機会を模索しつつ、既存事業の強化に努めている。
業界の動向
当社の事業は、金融市場、経済状況、規制監督及び当社が競争を展開する業界に影響を与える様々な動向に左右されている。
金融及び経済環境
・ PGIM 長期にわたる低金利と好調な経済状況を経て、2022年度と2023年度には、株式市場のボラティリティの高まりと商業用不動産業界の低迷が相まって金利が急上昇した。景気の見通しは改善しているものの、金利は依然として高く、不動産市場は、依然として回復の初期段階にある。金利が長期にわたり安定している又は低下している環境は、特に投資家が過去最高額のマネーマーケット資産を債券、不動産、その他の高利回り資産クラスに再配分する中で、PGIMに好影響をもたらすものと期待される。これに対し、市況の悪化(株式市場の低迷、金利の上昇、信用スプレッドの拡大又は不動産価値の下落等)は報酬ベースの収益の減少、インセンティブ報酬の実現に要する時間の長期化、並びにシード投資及び共同投資における損失につながる可能性がある。経済の低迷は、不動産価格や特定の個人資産クラスの取引量に影響を与える可能性もある。当社は、PGIMの独自の多角的なグローバル・プラットフォームが、市場及び業界における逆境に直面する中でも優れた回復力を有していると考えている。
・ 米国内事業 下記の「金利環境の変化による影響」において述べるとおり、米国における金利は、継続して過去最低水準を経験しており、その後2022年度において急上昇し、2023年度及び2024年度においても高水準を維持した。当社は、金利上昇の継続が、長期的には当社の業績にプラスになると考えている。当社は、現在の市場環境と、経済成長の鈍化やマイナス成長が当社の事業に与える影響について、引き続き注視している。さらに、下記「セグメントの営業成績」における該当する記載、及び上記「3 事業等のリスク」における概説にあるとおり、当社は、株式市場の変動と信用サイクルの動向に関連する財務的な影響にさらされている。
・ 国際事業 当社の国際事業(とりわけ日本における事業)は、長年にわたって低金利環境において運営されており、下記の「金利環境の変化による影響」において述べるとおり、かかる低金利は、当社の投資スプレッド業績純額及び再投資利回りに悪影響を与えている。さらに当社は、為替レート(とりわけ日本円)の変動に関連する財務的影響も受けている。円相場の変動が円建て及び非円建て商品の顧客にとっての相対的な魅力、ひいては売上及び解約の両方に影響を与える可能性がある。さらに、下記「セグメントの営業成績」における該当する記載、及び上記「3 事業等のリスク」における概説にあるとおり、当社は、株式市場の変動と信用サイクルの動向に関連する財務的な影響にさらされている。
デモグラフィック:
・ PGIM 世界的に高齢化が進行するにつれ、機関投資家や個人投資家のポートフォリオにおけるリスク回避傾向が強まり、退職後の生活に必要な収入を得るための高利回り投資への需要が高まっている。これに伴い、投資家は、PGIMが世界市場を牽引する公共及び民間の確定利付資産への配分を増やしている。とりわけ米国や英国において、雇用主が退職後の主な資金源として確定給付型年金から確定拠出型年金への移行を進める中、個人の退職後の生活をより安定させるための、パーソナライズされた退職後のソリューションに対するニーズが高まっている。PGIMのような資産運用会社は、かかる課題に対処するために必要な投資と助言能力を提供するにあたって、世界中の政府、企業及び個人と提携する上で重要な役割を果たすことになる。
・ 米国内事業 個人顧客のデモグラフィックは変化を続け、ミレニアル世代向け市場や多文化的な市場等、異なる消費者セグメントにおいて新たな機会が生まれている。消費者の期待と嗜好も変化している。当社は、既存の及び潜在的な顧客の双方において、ハイテクなデバイスを通じて入手可能な、分かりやすく費用効率に優れたソリューションの需要が高まるものと考えている。同時に、所得保障、貯蓄及び退職を迎えるベビーブーム世代のニーズは、引き続き保険業界の中心を成している。貯蓄・所得保障の両方について、退職後の保障に関する格差は依然として根強い。
・ 国際事業 日本では、人口の高齢化が進んでおり、多くの個人資産プールが利回りの低い預金及び貯蓄手段に投資されている。日本の人口の高齢化並びに公的年金及び医療制度のひっ迫により、退職、投資及び資産贈与に関する財務ソリューションを提供する商品、並びに医療関連商品に対する需要が高まっている。ブラジルは南米最大の人口を擁し、最近では人口の緩やかな増加を経験している。ブラジルでは、中高年層の割合の増加を特徴とするデモグラフィックの変化が急速に進んでいる。こうしたデモグラフィックの変化により、特に経済的な安定と財産の保護に特化した多様な生命保険商品への需要が高まっている。
規制環境:当社に影響を与える可能性のある規制上の進展及び関連するリスクについては、「第2 企業の概況」「3 事業の内容」の「規制」の項を参照のこと。
競争環境:当社の各セグメントの競争環境及び競争基盤については、「第2 企業の概況」「3 事業の内容」の項を参照のこと。
金利環境の変化による影響
グローバルな金融サービス会社である当社の流動性及び資本ポジション、キャッシュ・フロー、経営成績並びに財政状態は、市場金利によって大きく左右される。金利の変動は、これらにあらゆる面で影響(以下に対するプラス又はマイナスの影響を含む。)を与える可能性がある。
・投資関連業務(投資収益、投資スプレッド業績純額、新たな貸付金利、モーゲージ・ローンの繰上返済及び社債の償還を含む。)、
・債券投資及びデリバティブ商品の評価、
・担保差入の要件、ヘッジ費用及びその他のリスク軽減活動、
・顧客の口座価値及び運用資産額(報酬関連収益への影響を含む。)、
・保険の準備金水準(市場リスクを伴う給付(「MRB」)及び市場経験調整を含む。)、
・保険契約者の行動(解約又は脱退を含む。)、
・商品の販売、設計、付与利率及び販売構成、並びに
・営業権等の無形資産の公正価値及び想定される減損
金利に関するリスクの詳細については、上記「3 事業等のリスク―市場リスク」の項を参照のこと。
当社の米国及び日本事業における現在の金利環境、当該環境が純投資スプレッドに与える影響、並びに保険負債・保険契約者預り金勘定の構成については、以下を参照のこと。
米国事業(クローズド・ブロック部門を除く。)
米国における金利は、長期にわたり過去最低水準を経験している一方、2022年度を通じて金利は上昇し、2024年度を通じて高水準で維持されており、当社の平均再投資利回りは、概ね現在の平均ポートフォリオ利回りを上回っている。
金利変動が当社の純投資スプレッドに与える影響を管理するため、当社は、積極的な資産・負債管理計画を採用しており、これには、規律あるリスク管理の枠組みの範囲内における戦略的資産配分及びヘッジ戦略が含まれている。当該戦略は、当社の商品の負債の特徴に合致し、資産の金利感応度を商品負債の予想金利感応度に厳密に近似させることを目指すものである。当社の資産・負債管理プログラムは、デリバティブの利用を通じて、資産と負債の間のデュレーションのギャップのリスク、為替変動リスク及びその他のリスクの管理を支援している。当社は、商品の変化、顧客の行動の変化及び市況の変化が生じるごとに、かかる動的なプロセスを調整している。その結果、当社の資産・負債管理プロセスにより、当社が商品に関連する金利リスクを、複数の市場サイクルを通じて管理することが可能になっている。当社の金利エクスポージャーは、当社の事業の構成(報酬ベースの利益及び保険引受利益が、商品の収益性にとってより重大な役割を果たしている事業を含む。)によっても緩和されている。また、当社は、当社の商品販売及びその収益性を定期的に見直している。その結果、一部の商品の価格が改定され、当社の収益予想に合致していない他の商品の販売が中止されることがある。
2024年12月31日現在、当社の米国事業並びに全社及びその他業務に対応する一般勘定の一部について、(純帳簿価額ベースで)約2,050億ドルの満期固定証券及び商業モーゲージ貸付があり、平均ポートフォリオ利回りは約4.9%であった。当該事業に帰属する一般勘定のかかる部分について、当社は、2026年度を通じて、当社が再投資を求められる年間の元本返済額と繰上返済額が満期固定証券及び商業モーゲージ貸付のポートフォリオの約7.4%に相当するものと予想している。
満期固定証券及び商業モーゲージ貸付2,050億ドルのうち、約1,700億ドルについては発行体の裁量によるコール・オプション又は償還のオプションが付されており、その加重平均金利は約5%である。当該1,700億ドルのうちの約55%が、繰上返済手数料に関する規定を含むものである。(ⅰ)現在のポートフォリオ利回りと異なるレート(保険契約によって保証されているレートを下回る場合を含む。)での予定支払額又は繰上返済額(繰上返済手数料は適用されない。)の再投資、及び(ⅱ)有利な純投資スプレッドを維持する目的における上記のその他の資産・負債管理戦略の利用により、将来における運用成績に影響が及ぶ可能性がある。
下表は、下記の日付現在の当社のクローズド・ブロック部門を除く米国事業の保険負債及び保険契約者預り金勘定残高を種類別に示したものである。
| 2024年12月31日現在 | |
|---|---|
| (単位:十億ドル) | |
| 固定利率・利率保証付き長期保険商品 | 194 |
| 付与利率が最低保証予定利率に基づき調整される保険契約 | 37 |
| 投資収益に関するリスクが最終的に保険契約者の負担となる利益配当型保険契約 | 1 |
| 合計 | 232 |
上記の1,940億ドルは、団体年金等の長期商品、仕組み決済及び固定利率・利率保証付きのその他の保険商品に関連するものである。当社は、上記の資産/負債管理を通じて金利変動がこれらの契約に及ぼす影響を管理することを目指している。
上記の370億ドルは、付与利率が保険契約の期間にわたって最低保証予定利率に基づき調整される保険契約に関連するものである。最低保証予定利率を上回る保険契約について、当社は当該付与利率を引き下げることができるものの、かかる引下げに対する当社の意思は、競争による圧力によって抑制されることがある。付与利率が最低保証予定利率に基づき調整される保険契約の詳細については、連結財務書類の注記13を参照のこと。
当該事業の保険負債及び保険契約者預り金勘定残高のうち残りの10億ドルは、投資収益に関するリスクが最終的に保険契約者の負担となる利益配当型保険契約に関連するものである。当該保険契約の付与利率は、関連資産の利益に基づいて定期的に調整される。
クローズド・ブロック部門
クローズド・ブロック部門の一般勘定資産470億ドルのほぼすべてが、クローズド・ブロックの保険契約のみに関連する債務及び負債に対応している。クローズド・ブロックの詳細については、連結財務書類の注記16を参照のこと。
日本事業
日本は、長年にわたって低金利環境を経験しており、その間、日本銀行の金融政策により一部の国債の利回りが一層低下し、一時はマイナスとなった。しかしながら、昨今の日本銀行の措置により、2024年度の金利は上昇した。
当社の日本事業は、昨今の金利環境が当社の純投資スプレッドに与える影響を可能な限り管理するため、積極的な資産/負債管理プログラムを採用している。当社は、期間が10年以上である長期債の購入を継続している。また、当社は、定期的に商品の販売とその収益性を見直している。その結果、一部の商品の価格が改定され、一部の商品の手数料が調整され、当社の収益予想に合致していない他の商品の販売が中止されることがある。さらに、当社は、通貨構成や保険料支払構造につき多様な商品ポートフォリオを有しているため、金利環境の変化による影響をさらに管理することができる。当該事業の販売成績の詳細については、下記の「国際事業-販売成績」の項を参照のこと。
2024年12月31日現在、当社の日本事業に対応する一般勘定の一部について、(純帳簿価額ベースで)約1,420億ドルの満期固定証券及び商業モーゲージ貸付があり、平均ポートフォリオ利回りは約3.0%であった。当社の日本事業は、米ドル建ての商品ポートフォリオに対応する米ドル建ての資産への投資を継続しており、その結果、平均再投資率は現在の平均ポートフォリオ率を上回っている。当該事業に帰属する一般勘定の当該部分について、当社は、2026年度を通じて、当社が再投資を求められる年間の元本返済額と繰上返済額が満期固定証券及び商業モーゲージ貸付のポートフォリオの約6.1%に相当するものと予想している。
満期固定証券及び商業モーゲージ貸付1,420億ドルのうち、約120億ドルについては発行体の裁量によるコール・オプション又は償還のオプションが付されており、その加重平均金利は約4%である。当該120億ドルのうちの約7%が、繰上返済手数料に関する規定を含むものである。(ⅰ)現在のポートフォリオ利回りと異なるレート(保険契約によって保証されているレートを下回る場合を含む。)での予定支払額又は繰上返済額(繰上返済手数料は適用されない。)の再投資、及び(ⅱ)有利な純投資スプレッドを維持する目的における上記のその他の資産・負債管理戦略の利用により、将来における運用成績に影響が及ぶ可能性がある。
下表は、下記の日付現在の当社の日本事業の保険負債及び保険契約者預り金勘定を種類別に示したものである。
| 2024年12月31日現在 | |
|---|---|
| (単位:十億ドル) | |
| 固定利率・利率保証付き保険商品 | 108 |
| 満期前に解約される場合に市場価値調整が行われる保険契約 | 36 |
| 付与利率が最低保証予定利率に基づき調整される保険契約 | 8 |
| 合計 | 152 |
上記の1,080億ドルは、主に固定利率・利率保証付きの長期保険商品から構成されており、その原資産を現在のポートフォリオ利回りを下回る金利で再投資しなければならない可能性がある。残りの保険負債及び契約者預り金勘定残高には、満期前に契約が解約される場合に市場価値調整が行われる保険契約に関連する360億ドル、及び付与利率が最低保証予定利率に基づき保険契約の期間にわたって調整される可能性のある契約に関する80億ドルが含まれている。しかしながら、当該保険契約について、現行の付与利率の大部分は、契約上の最低保証予定利率又はそれに近い料率である。一定の場合において、当社は最低保証予定利率を上回る保険契約について付与利率を引き下げることができるが、当該保険契約の大部分について、付与利率は、公式により決定される。保険契約者預り金勘定に関する付与利率の詳細は、連結財務書類の注記13を参照のこと。
営業成績
連結営業成績
下表は、表示された各期間の純利益(損失)をまとめたものである。
| 12月31日に終了した年度 | |||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | |
| (単位:百万ドル) | |||
| 収益 | 70,405 | 53,979 | 56,881 |
| 給付金及び費用 | 67,196 | 50,907 | 58,773 |
| 法人所得税並びに合弁事業及びその他の運営事業体損益に対する持分反映前利益(損失) | 3,209 | 3,072 | (1,892) |
| 法人所得税費用(利益) | 507 | 613 | (279) |
| 合弁事業及びその他の運営事業体損益に対する持分反映前利益(損失) | 2,702 | 2,459 | (1,613) |
| 合弁事業及びその他の運営事業体損益に対する持分、税引後 | 144 | 49 | (62) |
| 当期純利益(損失) | 2,846 | 2,508 | (1,675) |
| 非支配株主持分及び償還可能非支配持分に帰属する利益(損失)による減少 | 119 | 20 | (28) |
| 当社株主に帰属する当期純利益(損失) | 2,727 | 2,488 | (1,647) |
2024**年度と2023年度の年次比較:「当社株主に帰属する当期純利益(損失)」の239百万ドルの増加は、以下の税引前ベースの重要項目を反映した。
・ 実現投資利益(損失)、純額並びに関連費用及び調整額に由来する、360百万ドルのプラスの変動。
・ 事業セグメントからの調整後営業利益の増加による327百万ドルのプラスの変動(詳細については、「セグメントの営業成績」の項を参照のこと。)。
「当社株主に帰属する当期純利益(損失)」の増加は、以下の項目によって一部相殺された。
・ 市場リスクを伴う給付の価値の変動を反映した、453百万ドルのマイナスの変動(関連するヘッジ利益(損失)控除後)。
・ 市場実績の更新による、162百万ドルのマイナスの変動。
「当社株主に帰属する当期純利益(損失)」は、主に上記に含まれる課税対象外の税引前項目の増加を反映した、法人所得税による106百万ドルのプラスの変動も反映した。
セグメントの営業成績
当社は、調整後営業利益というセグメントの収益性の指標を用いてセグメント並びに全社及びその他の業績を分析している。調整後営業利益及びそのセグメントの営業成績の指標としての利用については、以下の「セグメント指標」の項を参照のこと。
下表は、下記の各年度の各セグメント並びに全社及びその他の調整後営業利益への寄与額、並びに連結損益計算書に記載の「法人所得税並びに合弁事業及びその他の運営事業体損益に対する持分反映前利益(損失)」に対する当該セグメントの業績指標の調整額をまとめたものである。
| 12月31日に終了した年度 | |||||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | |||||
| (単位:百万ドル) | |||||||
| セグメント別税引前調整後営業利益: | |||||||
| PGIM | 875 | 713 | 843 | ||||
| 米国事業: | |||||||
| 退職戦略(注1) | 3,619 | 3,513 | 4,529 | ||||
| 団体保険 | 314 | 319 | (16) | ||||
| 個人生命保険 | (205) | (95) | (1,802) | ||||
| 米国事業合計(注1) | 3,728 | 3,737 | 2,711 | ||||
| 国際事業 | 3,106 | 3,183 | 3,205 | ||||
| 全社及びその他(注2) | (1,783) | (2,034) | (1,561) | ||||
| セグメント別税引前調整後営業利益合計(注1、2) | 5,926 | 5,599 | 5,198 | ||||
| 調整項目: | |||||||
| 実現投資利益(損失)、純額並びに関連費用及び調整額 (注1、2、3) | (2,150) | (2,510) | (6,325) | ||||
| 市場リスクを伴う給付の価値の変動(関連するヘッジ利益(損失)控除後) | (397) | 56 | (443) | ||||
| 市場実績の更新 | (52) | 110 | 642 | ||||
| 撤退及びラン・オフ事業(注4): | |||||||
| クローズド・ブロック部門 | (113) | (100) | (18) | ||||
| その他の撤退及びラン・オフ事業(注2、5) | 30 | 21 | (887) | ||||
| 合弁事業及びその他の運営事業体損益に対する持ち分及び非支配株主持分利益(注6) | (16) | (68) | (36) | ||||
| その他調整(注2、7) | (19) | (36) | (23) | ||||
| 連結ベース、法人所得税並びに合弁事業及びその他の運営事業体損益に対する持分反映前利益(損失) | 3,209 | 3,072 | (1,892) | ||||
(注1) 2023年度の金額は、退職戦略事業セグメント内の指数連動変額年金保険商品及び定額年金保険商品に関する誤謬の訂正を反映している。詳細については、上記の「—概要」の項を参照のこと。
(注2) 過年度の金額は、当年度の表示に合わせて改訂されている。
(注3) 詳細については、「-一般勘定投資」の項及び連結財務書類の注記23を参照のこと。
(注4) 売却・撤退済み又は売却・撤退予定の撤退及びラン・オフ事業の利益(損失)への寄与を表している(終了予定であるがU.S. GAAPに基づく「撤退事業」としての会計上の取扱いに該当しなかった事業を含む。)。詳細については、「第2 企業の概況」「3 事業の内容」の「撤退及びラン・オフ事業」の項を参照のこと。
(注5) 2023年度第4四半期及び2022年度第4四半期においてアシュアランスIQに関連して計上されたのれんの減損がそれぞれ177百万ドル及び903百万ドル含まれる。詳細については、連結財務書類の注記2及び注記10を参照のこと。
(注6) 合弁事業及びその他の運営事業体損益に対する持分は、調整後営業利益に含まれているが、「法人所得税並びに合弁事業及びその他の運営事業体損益に対する持分反映前利益(損失)」からは除外されている。これは、合弁事業及びその他の運営事業体損益に対する持分が、連結損益計算書において税引後U.S. GAAPベースで別項目として反映されているためである。非支配持分に帰属する利益は、調整後営業利益には含まれていないが、「法人所得税並びに合弁事業及びその他の運営事業体損益に対する持分反映前利益(損失)」には含まれている。これは、非支配持分に帰属する利益が連結損益計算書においてU.S. GAAPベースで別項目として反映されているためである。非支配持分に帰属する利益は、少数株主の持分に関連する、連結事業体からの利益の一部を表している。
(注7) 事業買収の対価の一部(必要な役務期間にわたって報酬費用として認識される。)も含まれる。
上記の2024年度のセグメントの業績には、以下が反映されている。
PGIM 2024年度の業績は、主に資産運用手数料(純額)及びその他の関連収益(純額)の増加、(費用の増加によって一部相殺された。)を反映して2023年度の業績を上回った。
退職戦略 2024年度の業績は、仮定について年に一度行う見直し及び更新並びにその他の修正に伴う有利な比較正味影響を含め、2023年度の業績を上回った。当該項目を除外した場合、主に費用の増加及び純報酬収益の減少(投資スプレッド業績純額の増加によって一部相殺された。)により、業績は低下した。
団体保険 2024年度の業績は、仮定について年に一度行う見直し及び更新並びにその他の修正に伴う不利な比較正味影響を含め、2023年度の業績を下回った。当該項目を除外した場合、主に引受実績の改善及び投資スプレッド業績純額の増加(費用の増加により一部相殺された。)により、業績は改善した。
個人生命保険 2024年度の業績は、仮定について年に一度行う見直し及び更新並びにその他の修正に伴う不利な比較正味影響を含め、2023年度の業績を下回った。当該項目を除外した場合、主に費用の増加(昨今の保証付ユニバーサル生命保険契約の再保険取引及び内部のキャプティブ再保険取引の統合による費用を含む。)(当該再保険取引の継続的なプラスの影響により一部相殺された。)により、業績は悪化した。
国際事業 2024年度の業績は、為替レートの不利な正味影響、並びに仮定について年に一度行う見直し及び更新並びにその他の修正に伴う不利な比較正味影響を含め、2023年度の業績を下回った。これらの項目を除外した場合、主に投資スプレッド業績純額の増加、並びに合弁事業及びその他の事業体の利益の増加(引受実績の低下により一部相殺された。)により、業績は改善した。
全社及びその他 2024年度の業績は、主にその他の法人業務に由来する費用純額の減少による、対2023年度比での損失の減少を反映した。
クローズド・ブロック部門 2024年度の業績は、主に投資活動業績純額の減少(契約者配当準備金の減少によって一部相殺された。)により、2023年度の業績を下回った。
5 【経営上の重要な契約等】
本書に記載がない限り、特に重要な契約は存在しない。
6 【研究開発活動】
該当事項なし。
第4 【設備の状況】
1 【設備投資等の概要】
第4の2を参照のこと。
2 【主要な設備の状況】
当社は、ニュージャージー州ニューアーク市ブロード・ストリート751番地に所在する本社ビルを所有している。以下に述べる国際事業及びPGIMの国際事業の業務に使用している当社の本社ビル及び不動産を除外すると、2024年12月31日現在、米国内の所有地及び賃貸地の両方で事業と本社機能を遂行している。また、米国外のリース物件においてもバックオフィス機能を遂行している。
国際事業では、2024年12月31日現在、日本、ブラジル及びメキシコに本社オフィスを所有し、賃借している。当社はまた、これらの国々で所有又は賃借している不動産において事業を行っている。PGIM国際事業では、2024年12月31日現在、日本、台湾、英国、インド及びアイルランドに本社オフィスを賃借している。また、PGIMが事業を行っている国々において、重要な不動産並びに支店及び営業所を賃借している。
当社は、当社の不動産が当社の現在の事業にとって適切かつ妥当であり、それらが適切に維持されていると考えている。上記の不動産には、当社が投資目的でのみ所有する不動産は含まれていない。
国内の本社ビルでは、排出量削減に向けた取り組みを進めている。これらのプログラムには、エネルギー効率を向上させる方法を模索することも含まれる。ブラジル及び日本の本社オフィスでは、社内リサイクルやコンポスト化インフラなどの廃棄物転用対策や、第三者による廃棄物転用プログラムを展開している。ニュージャージー州ニューアークにあるプルデンシャルタワーの本社オフィスは、米国グリーンビルディング協会からLEEDゴールド認定を受けている。
3 【設備の新設、除却等の計画】
第4の2を参照のこと。
第5 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1)
【株式の総数等】
① 【株式の総数】
ストック・オプションの行使により2024年度に発行された株式は、自己株式であった。したがってこのプログラムでは新規発行株式はなかった。2024年12月31日現在行使可能のストック・オプションについては、下記を参照のこと。
| 2024年12月31日現在の株式の総数 | 授権株数 | 発行済株式総数 | 未発行株式数 |
|---|---|---|---|
| 普通株式(額面0.01ドル) | 1,500,000,000株 | 666,305,189株 | 833,694,811株 |
| 優先株式(額面0.01ドル) | 10,000,000株 | 0株 | 10,000,000株 |
② 【発行済株式】
| 発行済株式 | 記名・無記名の別及び額面・無額面の別 | 種類 | 発行数 | 上場金融商品取引所又は登録金融商品業協会名 | 摘 要 |
| 記名・額面 (額面金額0.01ドル) | 普通株式 | 666,305,189株 | ニューヨーク証券取引所 |
(注1) 当社はプルデンシャル・ファイナンシャル・インク国際株式購入プラン(以下「PISPP」という。)及び/又はプルデンシャル・ファイナンシャル・インク株式購入プラン(旧名称 プルデンシャル・ファイナンシャル・インク従業員株式購入プラン)(以下「PESPP」という。)(総称して、「PSPP」という。)に基づき、行使価額修正条項付新株予約権(以下「オプション」という。)を発行する。オプションの行使時に当社の普通株式は発行され、当該オプションの実際の行使価格は購入時に決定される。
PSPPは当社の一定の従業員並びに当社及び関連会社の契約社員(以下「適格従業員」という。)に対して当社の普通株式を購入するオプション(外国会社によって発行される新株予約権証券に類似した有価証券)を提供する。
給与控除対象期間は1年で4回(1月から3月、4月から6月、7月から9月、10月から12月)を原則として予定しており、本オプションが行使される日(「行使日」)は事務局が定める。
各適格従業員によるPSPPの登録時に、参加が許された各適格従業員について個人口座が開設される。PSPPに参加することを選択した適格従業員は、当該選択を行った時点で、あらかじめ定められた金額を当社が当該従業員の月給(基本給及び残業手当。一定の販売手数料も含まれることがある。)から控除することを当社に許可し、行使日(賃金控除の詳細については以下を参照)にオプションを購入するまで、当社は当該控除額を保管する。毎月の月給からの控除額は従業員が決定するが、従業員の月給の10%を超えないものとし、年間で適格収入の10%又は21,250ドルの日本円相当額(国際株式購入プランの参加者の場合)を超えないものとする(行使日現在の金額は「累積金額」という。)。給与控除対象期間中は各個人口座の出資金についての利息は支払われない。
賃金控除対象は適格従業員による登録後の最初の給与控除対象期間から開始される。プラン参加者は1ヶ月に1度、出資額を変更することができる。プラン参加者は中止を要求した場合には出資を中止することができる。プラン参加者は行使日前に請求することによって現在の給与控除対象期間の累積金額を引き出すことを要求することができる(プラン参加者が指定された者である場合、取引窓口が開いている間で、かつ当該要求について予備審査を経た場合又は現地の会社が定める支払日以降に当該引き出しの要求をした場合にのみ変更ができる。)。
各給与控除対象期間終了時に、オプションが行使され、累積金額は当社の普通株式及び端株を購入するために利用される。プラン参加者の出資により購入された株式はプラン参加者各自の個人口座に保管する。
プラン参加者(従業員株式購入プランの参加者の場合)は、オプションが付与された暦年中の株式の公正市場価格が25,000ドルを超える場合には、PSPP又はその他の株式購入プランに基づくオプションを行使することはできない。プラン参加者は(A)(i)6,250ドルを(ii)給与控除対象期間の最初の営業日現在の当社普通株式の公正市場価格の85%で除して計算した株式数、又は(B) 1,000株のいずれか多い方を超過する数の当社普通株式を購入することはできない。
PSPPに基づき付与されたオプションは譲渡することはできない。但し、オプションを行使したことにより取得した株式の保有期間などの制限はない。
プラン参加者の有給休暇中も(雇用終了に伴う有給休暇を除く)、PSPPに参加することができる。プラン参加者の出資は通常の給与から引き続き控除され、有給休暇中も出資率の変更又は参加の中止を行うことができる。プラン参加者が無給休暇となった場合は、給与からの控除は中止される。普通株式は行使日の時点で残っている累積金額で購入される。復職した際には、すべての適格条件が満たされていることを条件として、PSPPへの参加復帰のための再登録の必要はない。出資は、適格給与から以前の出資率で再開される。
当社又は関連会社におけるプラン参加者の雇用が終了した場合、当該プラン参加者は自動的に(各日本法人において定められた事務ガイドラインに従って)PSPPから脱退し、累積金額は手続上可能な限り迅速に返還する。
「公正市場価格」とは、基準日、前取引日、次取引日における当社普通株式のニューヨーク証券取引所又はその他の確立された取引所(又は複数の取引所)における始値、終値、出来高、高値、低値、若しくは平均販売価格に基づく価格又は複数取引日の平均値に基づき、事務局がその裁量で決定する価格を意味する。公正市場価格の定義は、事務局がその裁量で定めるとおり、本オプションの付与、行使、権利確定、決済又は支払に関してそれぞれ異なる場合がある。但し、参加者に付与された株式報酬の会計に使用される会計基準がPSPPの効力発生日以降大幅に変更された場合、事務局は、該当する事実及び状況に基づき本オプションの公正市場価格を設定することができる。当社普通株式が確立した取引所において取引されていない場合、客観的な基準に基づき事務局が公正市場価格を決定する。
「事務局」とは、取締役会の報酬委員会又はその他の委員会が選任する当社又は当社子会社の取締役又は使用人のみで構成される、3名以上の構成員から成る委員会を意味する。「事務局」への言及には、事務局の被指名人又は(PSPPに基づき認められた委任に基づく)受任者を含むが、専ら委任された権限の範囲とし、また、文脈上別段の解釈を要する場合はこの限りでない。PSPPは事務局が運営する。事務局は、PSPPを解釈するための権限を有し、その解釈及び決定は最終的かつ確定的であるものとする。事務局は、米国以外の法域の法律及び手続に関する特定の要件に対応するための規則及び規程を含め、PSPPの管理に関する規則及び規程を採択することができる。
(注2) 普通株式は1種類である。普通株式の株主は同一クラスの株主として議決権を行使する。普通株式の株主は、保有する普通株式1株につき1議決権を有する。
(注3) 行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の特質
下記のとおり決定されるオプションの実際の行使価格が下落した場合、オプション行使期間中のオプションの行使により発行される株式数は増加する。なお、オプションの実際の行使価額の下落によって発行総額が減少するものではない。
新株予約権の実際の行使価格は、募集期間の最初の取引日現在の当社普通株式の公正市場価格の85%又は募集期間の最終の取引日の公正市場価格の85%いずれか低い方に相当する額である。
PSPPに基づき発行される普通株式の数は、2004年12月31日現在の発行済み普通株式の5%に相当する26,367,235株を超えてはならないものとされている。
PSPPの主目的は当社のための資金調達ではなく、従業員に対し、任意の税引後給与出資を通じて普通株式を購入する機会を与えることにより、従業員の株式保有を奨励し、株式の購入を容易にすることにあるため、PSPPには行使価額等の下限及び発行総額の下限は設けられていない。なお、すべてのオプションが行使されるとは限らない。
当社にはオプションを購入する権利はない。
(注4)
(a) 企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第9項に規定する場合に該当する場合、行使価額修正条項付新株予約権に関するデリバティブ取引その他の取引の内容
該当なし
(b) 当該行使価額修正条項付新株予約権付社債券等に表示された権利の行使に関する事項についての当該行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の所有者との間の取決めの内容
オプションはPSPPに基づき行使され、その他の特別な取決めはない。
(c) 提出者の株券の売買に関する事項についての当該行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の所有者との間の取決めの内容
該当なし
(d) 提出者の株券の貸借に関する事項についての当該行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の所有者と提出者の特別利害関係者等との間の取決めがあることを知っている場合にはその内容
該当なし
(e) その他投資社の保護を図るため必要な事項
該当なし
(2)
【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
| 中間会計期間 (2024年7月1日から 2024年12月31日まで) | 2024年度会計期間 (2024年1月1日から 2024年12月31日まで) | |
|---|---|---|
| 当該期間に権利行使された当該行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の数 | 468,499 | 1,047,313 |
| 当該期間の権利行使に係る交付株式数 | 468,499 | 1,047,313 |
| 当該期間の権利行使に係る平均行使価額等 | 100.33ドル | 97.10ドル |
| 当該期間の権利行使に係る資金調達額 | 46,984,842.96ドル | 101,103,253.27ドル |
| 当該期間の末日における権利行使された当該行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の数の累計 | 22,843,010.8490 | 22,843,010.8490 |
| 当該期間の末日における当該行使価額修正条項付新株予約権付社債券等に係る累計の交付株式数 | 22,843,010.8490 | 22,843,010.8490 |
| 当該期間の末日における当該行使価額修正条項付新株予約権付社債券等に係る累計の平均行使価額等 | 65.41ドル | 65.41ドル |
| 当該期間の末日における当該行使価額修正条項付新株予約権付社債券等に係る累計の資金調達額 | 1,411,678,308ドル | 1,411,678,308ドル |
| 当該期間の末日において残存する当該行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の数 | すべてのオプションは、購入日に行使されるため、該当なし。 | すべてのオプションは、購入日に行使されるため、該当なし。 |
(3)
【発行済株式総数及び資本金の推移】
| 会計年度 | 発行済株式総数 増減数(株) | 発行済株式総数残高(株) | 資本金増減額 (百万ドル) | 資本金残高 (百万ドル) |
|---|---|---|---|---|
| 2020年度 | 普通株式:0 | 普通株式:666,305,189 | 4,491 | 68,210 |
| 2021年度 | 普通株式:0 | 普通株式:666,305,189 | (38,227) | 29,983 |
| 2022年度 | 普通株式:0 | 普通株式:666,305,189 | 951 | 30,934 |
| 2023年度 | 普通株式:0 | 普通株式:666,305,189 | (2,824) | 28,110 |
| 2024年度 | 普通株式:0 | 普通株式:666,305,189 | 77 | 28,187 |
プルデンシャル・ファイナンシャル・インク 連結株主資本変動表
(単位:百万ドル)
| 普通株式 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | 自己株式 (普通株式) | 累積 その他の 包括利益 (損失) | 自己資本合計 | 非支配持分 | 資本合計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021年12月31日現在残高 | 6 | 25,732 | 35,183 | (21,838) | (9,493) | 29,590 | 393 | 29,983 |
| 普通株式の取得 | (1,500) | (1,500) | (1,500) | |||||
| 非支配株主からの出資 | 10 | 10 | ||||||
| 非支配株主への配当 | (76) | (76) | ||||||
| 非支配株主の連結化/(非連結化) | (20) | (20) | ||||||
| 株式に基づく報酬制度 | 15 | 270 | 285 | 285 | ||||
| 普通株式配当宣言額 | (1,822) | (1,822) | (1,822) | |||||
| 包括利益: | ||||||||
| 当期純利益(損失) | (1,647) | (1,647) | 35 | (1,612) | ||||
| その他の包括利益(損失)、税引後 | 5,687 | 5,687 | (1) | 5,686 | ||||
| 包括利益(損失)合計 | (1,647) | 5,687 | 4,040 | 34 | 4,074 | |||
| 2022年12月31日現在残高 | 6 | 25,747 | 31,714 | (23,068) | (3,806) | 30,593 | 341 | 30,934 |
| 普通株式の取得 | (1,006) | (1,006) | (1,006) | |||||
| 非支配株主からの出資 | 19 | 19 | ||||||
| 非支配株主への配当 | (40) | (40) | ||||||
| 非支配株主の連結化/(非連結化) | (36) | (36) | ||||||
| 株式に基づく報酬制度 | (1) | 294 | 293 | 293 | ||||
| 普通株式配当宣言額 | (1,850) | (1,850) | (1,850) | |||||
| 包括利益: | ||||||||
| 当期純利益(損失) | 2,488 | 2,488 | 6 | 2,494 | ||||
| その他の包括利益(損失)、税引後 | (2,698) | (2,698) | 0 | (2,698) | ||||
| 包括利益(損失)合計 | 2,488 | (2,698) | (210) | 6 | (204) | |||
| 2023年12月31日現在残高 | 6 | 25,746 | 32,352 | (23,780) | (6,504) | 27,820 | 290 | 28,110 |
| 普通株式の取得 | (1,006) | (1,006) | (1,006) | |||||
| 非支配株主からの出資 | 15 | 15 | ||||||
| 非支配株主への配当 | (63) | (63) | ||||||
| 非支配株主の連結化/(非連結化) | (3) | (3) | ||||||
| 株式に基づく報酬制度 | 155 | 275 | 430 | 430 | ||||
| 普通株式配当宣言額 | (1,892) | (1,892) | (1,892) | |||||
| 包括利益: | ||||||||
| 当期純利益(損失) | 2,727 | 2,727 | 76 | 2,803 | ||||
| その他の包括利益(損失)、税引後 | (207) | (207) | 0 | (207) | ||||
| 包括利益(損失)合計 | 2,727 | (207) | 2,520 | 76 | 2,596 | |||
| 2024年12月31日現在残高 | 6 | 25,901 | 33,187 | (24,511) | (6,711) | 27,872 | 315 | 28,187 |
(注1)過年度の金額は、当期の表示方法に合わせるために修正されている。
連結財務書類の注記参照
(注記)
1.2024年12月31日現在の新株予約権の残高(オムニバス・インセンティブ・プラン):
(1) 従業員に対するストック・オプション:661,895(うち661,895が2024年12月31日現在行使可能)(注1)
(2) 非従業員に対するストック・オプション:なし
(3) 従業員からの制限付株式ユニット:3,919,337(未確定ユニット)
(4) 非従業員からの制限付株式ユニット:0(未確定ユニット)
(5) 従業員に対する制限付き株式業績連動型株式(ユニット):1,923,149
(6) 非従業員に対する制限付き株式業績連動型株式(ユニット):なし
2.2024年12月31日現在の新株予約権の残高(アシュアランスIQ関連):
(1) 従業員に対するストック・オプション:2,171(うち2,171が2024年12月31日現在行使可能)(注1)
(2) 非従業員に対するストック・オプション:なし
(3) 従業員からの制限付株式ユニット:0(未確定ユニット)
(4) 非従業員からの制限付株式ユニット:0(未確定ユニット)
(5) 従業員に対する制限付き株式業績連動型株式(ユニット):0
(6) 非従業員に対する制限付き株式業績連動型株式(ユニット):なし
3.新株予約権の行使により発行する株式の発行価格(アシュアランスIQ関連のストック・オプション及び制限付株式ユニットは含まれていない。):
(1) 従業員に対するストック・オプション:96.00ドル(行使可能な661,895株につき加重平均行使価格)(注1)
(2) 従業員からの制限付株式ユニット:104.53ドル(2024年12月31日現在における、3,919,337未確定ユニットにつき加重平均付与日公正価値)
(3) 非従業員からの制限付株式ユニット:0ドル(2024年12月31日現在における、0未確定ユニットにつき加重平均付与日価格)
(4) 従業員に対する制限付株式業績連動型株式(ユニット):101.50ドル(2024年12月31日現在における、1,923,149ユニットにつき加重平均付与日公正価値)
4.資本組入額:該当なし(将来のストック・オプションの行使、制限付株式の付与並びに制限付株式ユニット及び業績連動型株式の確定について、新株を発行する予定はない。)
(注1) 行使可能なストック・オプションは、発行済みのそれぞれのオプションの一部である。
(4)
【所有者別状況】
普通株式
(2024年12月31日現在)
| 株主数 | 株式数 | 発行済株式総数 に対する 所有株式数の割合 | |
|---|---|---|---|
| 個人(登録上) | 990,355 | 54,345,234 | 8.2% |
| DTC(名義) | 1 | 294,619,140 | 44.2% |
| 企業、銀行、商社(登録上) | 6,563 | 2,466,019 | 0.4% |
| その他(登録上) ノミニー、利益分配、年金基金、信託、財団、後見人等 | 24,931 | 314,874,804 | 47.3% |
| 合 計 | 1,060,758 | 666,305,328 | 100.00% |
(注) その他に含まれる自己株式311,743,275株を含む。これらの株式は発行済株式とはみなされない。
(5)
【大株主の状況】
普通株式
当社の普通株式の1%以上の保有者については、米国の証券法上、当該株主による報告が求められていないため、当該情報を開示することができない。
下表は、当社の議決権付株式のいずれかのクラスの5%超の実質的所有者であるすべての法人を示す。
(2024年12月31日現在)
| クラス | 名称及び住所 | 所有株式数 (株) | クラスにおける割合 (%) |
|---|---|---|---|
| 普通株式 | ブラックロック・インク 米国 ニューヨーク州ニューヨーク10055 55イースト 52nd ストリート | 32,541,140(注1) | 9.00% |
| 普通株式 | ザ・ヴァンガード・グループ 米国 ペンシルベニア州 19355 マルヴァーン、ヴァンガード・ブルヴァード100 | 42,287,607(注2) | 11.71% |
(注1) 2024年1月25日にブラックロック・インクがSECに提出したスケジュール13G/Aに含まれる2023年12月31日現在の情報に基づく。スケジュール13G/Aは、ブラックロック・インクが当該株式のすべてについて単独の処分決定権を有し、また当該株式のうち29,720,372株について単独の議決権を有し、他者と処分決定権及び議決権を共有していないことを示している。
(注2) 2024年2月13日にザ・ヴァンガード・グループがSECに提出したスケジュール13G/Aに含まれる2023年12月31日現在の情報に基づく。スケジュール13G/Aは、ザ・ヴァンガード・グループが当該株式のうち40,683,313株について単独の処分決定権を有し、1,604,294株について共有の処分決定権を有し、単独の議決権を有さず、464,542株については共有議決権を有することを示している。
上記を除き、当社の知る限り、いかなる者又は法人も、当社の普通株式の5%超の実質的保有者ではない。
2 【配当政策】
(1) 当社は配当金の再投資を提供していないため、配当は現金で株主に支払われる。当社の株式が株主の証券口座にある場合には、配当金は当該証券会社の配当再投資方針に従って当社の株式に再投資することができる。
取締役会は2024年度第4四半期の配当金を2024年11月5日に宣言した。配当基準日は2024年11月19日であった。
(2) 2024年12月12日に支払われた普通株式1株当たり配当金:1.30ドル
普通株式について支払われた配当金総額:462,120,609.60ドル
(制限付ユニットについて支払われた配当金等価物は含まれていない。)
3 【コーポレート・ガバナンスの状況等】
(1)
【コーポレート・ガバナンスの概要】
当社は、優れたコーポレート・ガバナンスに注力しており、これにより、より効率的な競争、成功の維持及び長期的な株主価値の構築が可能となっている。取締役会は、当社の方針と事業戦略を定期的に見直し、当社の事業を担う最高経営責任者及びその他の業務執行役員に対し、助言と勧告を行う。当社は取締役会及び取締役会付属委員会により管理されており、委員会は年間を通して会議を行っている。取締役は取締役会及び委員会においてその責務を果たし、また各取締役間及び経営陣とのコミュニケーションを通じてその責務を果たしている。
取締役会は、当社の効率的なガバナンスのための枠組みを提供するべくコーポレート・ガバナンスの方針及び慣行を採用している。コーポレート・ガバナンスの方針及び慣行は、定期的に見直され、適宜更新されている。取締役会の採用している独立性の定義を含む当社のコーポレート・ガバナンス方針及び実務の全文、コーポレート・ガバナンス及び企業倫理委員会、報酬委員会、人的資本委員会及び監査委員会の規則、主席独立取締役に関する規則、取締役会メンバーのビジネス行動・倫理規範、プルデンシャルの行動規範「正しい選択をする(Making the Right Choices)」、並びに関連当事者間取引承認方針については、www.prudential.com/governanceを参照のこと。これらの書類の写しは、チーフ・ガバナンス・オフィサー兼秘書役からも入手することができる。
ガバナンスは、取締役会をはじめ、経営陣や全従業員に至るまで、当社にとっての継続的な関心事項である。したがって、取締役会は、当社の方針及びビジネス戦略を検討し、最高経営責任者及び当社の事業を管理運営しているその他の業務執行役員に対してアドバイスと助言を提供している。これには、少なくとも年に一度、当社の戦略計画の積極的な見直しを行うことが含まれている。
また、当社は、コーポレート・ガバナンスと業務執行役員の報酬慣行等について株主からのフィードバックを求めており、これらの事項に関して様々な団体及び個人と議論をしている。
取締役の選任プロセス
コーポレート・ガバナンス及び企業倫理委員会は、取締役会による指名の候補者として取締役候補を選抜し、提言する。取締役会は、9名から14名が最適な人数であるという考えに基づき、当社の付属定款は、取締役会の人数を9名から14名と定めている。本委員会は、その採用活動につき第三者調査会社の協力を得て、取締役会の基準を満たす候補者の紹介を受ける。調査会社は、当社の要求に応じて、候補者に関する調査とその他の関連情報を提供する。2024年7月に取締役に選任されたディ・シビオ氏は、独立した第三者調査会社から推薦されました。
取締役候補の株主による推薦及び推奨
当社の付属定款は、当社の発行済株式の3%以上を3年以上にわたって保有している最大20名の株主からなる集団は、当社の株主招集通知に記載するため、取締役会議席数の最大20%にあたる取締役の候補者を提示することを認めている。但し、かかる株主及び取締役の候補者は、当社の付属定款に定める要件を満たしているものとする。
株主招集通知に記載する取締役候補を推薦すること、又は定時株主総会において、付属定款に定める方法に従って直接推薦することを希望する株主は、株主招集通知に従ってこれを行うものとする。
取締役候補を推薦することを希望する株主は、ニュージャージー州07102 ニューアーク ブロード・ストリート751の当社チーフ・ガバナンス・オフィサー、シニア・バイス・プレジデント兼秘書役であるマーガレット・M・フォーラン宛てに推薦する取締役候補名を送付する。委員会は取締役選任の条件に従って、株主が推薦した取締役候補を検討する。
取締役の出席率
2024年度中、取締役会は9回の会議を開催した。取締役は、取締役会全体及び各自が委員を務める委員会の全会合に99%出席した。
取締役は定時株主総会に出席することになっている。2024年の定時株主総会には、当時の取締役全員が出席した。
取締役の独立性
取締役会は現在、9名の取締役で構成されている。そのうち1名(ロウリー氏)は、当社の従業員である。2025年3月31日にファルゾン氏は取締役を退任し、現従業員でもあるサリバン氏が取締役に就任した。スコヴァナー氏とマーフィー氏が取締役を退任した2025年5月13日まで、取締役の総数は11名(うち被従業員取締役は9名)であったが、2名の退任後9名となった。取締役会は、アニュアル・レビューを実施し、非従業員取締役(ハンドミジーン氏、ジョーンズ氏、マーフィー氏、ピアナルト氏、プーン氏、カセラス氏、ディ・シビオ氏、スコヴァナー氏及びトッドマン氏)の全員が、NYSEの上場基準及びプルデンシャルのコーポレート・ガバナンス方針及び実務において定義される「独立」取締役に該当するものと肯定的に考えている。
独立取締役による会議
独立取締役は通常、取締役会の定例会議の最初と最後に、主席独立取締役が議長を務める幹部会議に出席する。取締役会の独立取締役は、2024年に2回会合を開き、後継者育成について独自の会議を複数回開催した。
取締役会の指導体制
現在の取締役会の指導体制は、主席独立取締役、取締役会会長(最高経営責任者を兼任)及び各種委員会の委員長から成る。取締役会は、当社の構造によって、取締役会の独立した指導体制と職務が実現されると考えている。
取締役会は、少なくとも年1回、筆頭独立取締役及びコーポレート・ガバナンス及び企業倫理委員会委員長のリーダーシップの下で、そのリーダーシップの構造を見直し、会長と最高経営責任者の役割を引き続き統合するか分割するかを徹底的に分析する。独立取締役の見解、当社の主要株主の見解、最近の独立委員長からの提案の投票結果、学術研究、ピア企業での実務経験、ベンチマーク及び業績データを検討した上で、2024年に取締役会は、取締役会会長が最高経営責任者を兼任することが当社及びその株主の最善の利益になると判断した。
2025年3月31日、ロウリー氏はCEOを退任し、会長として取締役会に留まり、サリバン氏がCEOに就任して取締役会に加わった。ロウリー氏は18ヶ月間会長に留まる予定である。取締役会は、CEOを会長に任命することが当社にとって最善の利益であると判断し、今後もこの体制の適切性を監視していく。
主席独立取締役
当社のコーポレート・ガバナンス方針及び実務に基づき、独立取締役は、取締役会長を毎年選任し、取締役会会長が独立取締役ではない場合には、独立取締役を主席独立取締役に選任する。主席独立取締役の任期は通常1年以上3年未満とする。マイケル・A・トッドマン氏は、2023年5月に主席独立取締役に選任された。
主席独立取締役の主な責任:
・ 独立取締役会を招集する。
・ 独立取締役のエグゼクティブ・セッションを含め、会長が出席していない取締役会のすべての会合で議長を務める。
・ 独立取締役と会長とのコミュニケーションを促進する。
・ 独立した取締役会のリーダーシップを発揮する。
・ 毎年選出され、3年を超えて在任することはない。
・ すべての取締役会の議題及び取締役会資料を承認する。
・ 必要に応じて、株主及びその他の主要な構成員と連絡を取る。
・ 当社の管理職及び非管理職の従業員と直接会う。
・ 他の独立取締役と協力して、独立取締役の経営会議で議論すべき事項を特定し、会長に決定事項や経営会議での提案事項について助言する。
・ コーポレート・ガバナンス及び企業倫理委員会と協力して、取締役会の有効性、パフォーマンス、構成について検討する。
・ 取締役会全体の問題について取締役会に直接報告する外部アドバイザー及びコンサルタントを雇用する権限を有する。
取締役会によるリスク監視
| 取締役会 | |||||||||||||||||||
| 監査委員会: 保険リスク及びモデル・リスクを含む事業リスク、財務管理、法務、規制、サイバー・セキュリティ及びコンプライアンスに関するリスクを監視 | 報酬及び人的資本委員会: 当社のグローバル・ビジネス全体を通じて、人的資本管理に関する当社の戦略、評判、及びリスクを監督し、当社の後継者育成計画、役員及び従業員に適用される報酬方針及びプログラムに関連するリスクの評価を監視(評価結果のレビューを含む。)。 | コーポレート・ガバナンス及び企業倫理委員会:レピュテーション・リスクを最小限に抑え、将来の持続可能性に重点的に取り組むべく、当社の全体的な倫理文化、政治献金、ロビー活動費及び全般的な政治戦略、並びに当社の環境リスク(気候リスクを含む。)、持続可能性及び社会的責任について監視 | 財務委員会: 流動性リスク、当社の資本管理に関するリスク、借入金の負担及び返済、事業の資本構造、給付制度への拠出、法定保険料積立金に関連するリスク、ソルベンシーの自己評価(ORSA)及びリスク・アペタイト・フレームワークを監視 | 投資委員会: 投資リスク、市場リスク及び投資機能の強度を監視 | |||||||||||||||
リスク監視の責務を履行するにあたり、取締役会とその付属委員会は、上級経営陣が重要なリスクに対する当社のエクスポージャーを管理する際に使用する方針及びガイドラインの見直しを行う。これらのリスク監視は、時折重複することがあるため、取締役会付属委員会は、適切な場合に合同会議を開催し、特定の問題については取締役会が一丸となってこれに対処する。2024年中、監査委員会及び財務委員会は、チーフ・リスク・オフィサーより、リスク及びソルベンシーの自己評価(ORSA)に関する議論を含め、当社が直面している重大なリスクについて報告を受けた。さらに、取締役会とその付属委員会は、当社のリスク管理機能の実績及び機能を監視し、当社のリスク監督プロセスと開示統制及び手続との整合性についても検討した。
当社は、取締役会の監視の下、リスクに関する強い意識とリスク管理の文化が促進される形で組織されている。最高リスク責任者は、多数の運営委員会に出席し、また独立した事業リスク管理部門の長も務めている。法律顧問及び最高コンプライアンス責任者も、主要な運営委員会に出席し、経営と監視を分離するため、当該者が監督する機能は事業とは独立して運営されている。また、従業員に対しては、リスクと倫理に関する評価を行っている。
サイバー・セキュリティ・リスクの監視
取締役会は当社の情報セキュリティ・プログラムを監督している。セキュリティ侵害やサイバー攻撃の脅威に対応するため、当社は、当社が所有する又は当社の管理下にあるすべての情報の機密性、完全性及び継続的な可用性を保護し、維持するためのプログラムを開発し、当該プログラムは最高情報セキュリティ責任者と情報セキュリティオフィスが監督している。当該プログラムにはサイバー・インシデント対応計画も含まれ、重要なサイバー・セキュリティ・インシデントを適時かつ正確に報告するための管理と手順を提供する。サイバー・セキュリティを含む、特定のリスク問題の監視を担当する監査委員会は、最高情報セキュリティ責任者、グローバル・テクノロジー及びオペレーション責任者及びリスク管理責任者から一年を通じて報告を受ける。少なくとも年に一度、取締役会及び監査委員会は、当社の技術プログラム及び内部対応の準備に関する第三者の独立した評価を提供する外部アドバイザーの主導による演習の結果及び対応準備状況を含むプログラムの評価についての最新情報を入手している。
監査委員会は定期的にこれらの事項について取締役会に報告し、取締役会はサイバー脅威に関し社内又は外部の専門家より定期的に説明を受け、取締役会のサイバー問題に関するリテラシーを高めている。
サイバー・セキュリティ・ガバナンスのハイライト
- 当社の最高情報セキュリティ責任者と情報セキュリティオフィスが、重要な進展に対応して取締役会に包括的な報告を実施する。
- サイバー・セキュリティ・リスクに対応するため、グローバル・テクノロジー、リスク、法務、コンプライアンス及び監査部門が連携し部門横断的なアプローチをとっている。
- サイバー・セキュリティ・プログラムは、当社のリスク管理フレームワーク内に統合されており、ビジネス及びコーポレート機能のリーダーシップ、並びに当社のエグゼクティブ・リスク委員会、エンタープライズ・リスク管理協議会及び執行委員会へのエスカレーション・ポイントが含まれている。これにより、サイバー・リスクと管理体制の項目は、適切な監視のために、リスクを考慮した上で、取締役会又は監査委員会に提出される。
- リスク環境と関連する管理体制は、現在及び将来の潜在的な脅威を考慮し、継続的に評価する。
- 当社のシステムにアクセスできる従業員は、責任ある情報セキュリティ、データセキュリティ、サイバー・セキュリティの実践と、サイバー脅威からデータを保護する方法に関する包括的な研修を毎年受講する。
- 当社の詳細なインシデント対応プランは、サイバーイベントの際のエスカレーションと評価プロセスについて規定している。このプランは、サイバー法及びプライバシー法専門部署、渉外、リスクマネジメントなどの社内部署と緊密に連携し実行されている。
- 財務報告の内部統制に係るサイバー・セキュリティ統制については、プルデンシャルの年次統合監査の観点から検討される。
- 当社のセキュリティ・プログラムは、当社のプラットフォーム、事業活動、事業環境、及び関連するリスクに基づいて、適宜、米国立標準技術研究所サイバー・セキュリティ・フレームワーク(NIST CSF)、国際標準化機構(ISO)、及びその他の業界で認知されたセキュリティ・フレームワークと連携している。
- 24時間365日稼働のサイバー脅威対策センターをグローバル展開
役員報酬リスクの監視
当社は、報酬制度及び個別の業務執行役員の報酬に関する決定に関連するリスクを継続的に監視している。経営陣は毎年、当社の報酬に関する方針及び慣行に起因するリスクを評価するため、当社の各種報酬制度の検討を行っている。経営陣は、かかるリスク評価を報酬及び人的資本委員会に対して提出している。当該リスク評価には、当社の報酬制度の初期設計の特性、報酬プール及び従業員向け報奨の決定プロセスの検討が含まれ、また、これらの特性が直接的又は間接的にリスク・テークをどのように助長又は緩和するかについても分析が行われた。リスク評価の一環として、当社の年次報奨制度が最終的な業績の任意の消極的調整を可能とし、その結果、リスク・テークの緩和につながっている点が指摘された。
さらに、上級経営陣は、株式保有及び保持制度の対象になっており、過去においては上級経営陣の報酬の大部分は長期的なエクイティ報奨の形式で支払われてきた。さらに、上級経営陣の報酬は、複数年のサイクルで支払われる。かかる報酬制度は、インセンティブと適切なリスク・テークを一致させることを意図した制度である。また、当社の一般的なリスク管理は、決定を行う者が報酬プランに基づき付与されるインセンティブを獲得するために過度のリスクを取ることを防止する。報酬及び人的資本委員会は、特定されたリスクが当社の効率的なリスク監視・管理能力の範囲内にあり、当社の報酬制度は不要又は過度のリスク負担を奨励するものではなく、合理的に判断して当該リスクが当社に重大な悪影響を与える可能性は低いという結論に至り、報酬委員会もこの結論に合意した。
環境スチュワードシップ
プルデンシャルの気候変動対策を含む環境スチュワードシップは、当社取締役会のコーポレート・ガバナンス及び企業倫理委員会が監督している。取締役会は、各委員会からサステナビリティ関連のリスクと機会に関する報告を受け、取締役が経営上の意思決定と戦略計画を検討する際に、これらの事項を考慮できるようにしている。関連するシニア・リーダーで構成されるエグゼクティブ・サステナビリティ委員会は、環境スチュワードシップと気候を含む当社のサステナビリティ・アプローチを監督し、サステナビリティ・オフィス、気候変動タスクフォース、日本とブラジルのサステナビリティ委員会、PGIMのESGカウンシルによってサポートされている。
人的資本管理と後継者育成計画
報酬及び人的資本委員会及び取締役会全体による、リーダーシップ開発及び後継者育成計画への関与は、体系的かつ継続的に行われている。取締役会は、CEOから組織全体に広がる人的資本管理と後継者育成計画が、当社の成功にとって最も重要であり、当社の長期戦略の中心であると考えている。
委員会の規約は、その目的、責任、権限の概要を示している。2023年、委員会は、組織の人材及びリーダーシップに関するプログラムや実務、後継者育成計画及び報酬に関するリスク、さらには人的資本管理に関連する戦略や方針に対する監督を完全に反映するため、その名称を「報酬委員会」から「報酬及び人的資本委員会」に変更した。
取締役会は、CEO候補を評価するための明確な基準を設けており、これには、確固たる能力開発計画に照らし合わせながら、複数年にわたる実績を挙げることも含まれる。これによって取締役会は、個人のリーダーシップの資質や、長期にわたってさまざまなシナリオにおける戦略的判断力を評価することができる。CEO及び最高人事責任者は、委員会及び他の取締役会委員会と協力して、CEOより数段階下の経営陣の能力開発及び後継者育成計画を作成し、評価する。委員会は、CEO後継者育成計画と候補者評価を少なくとも年1回取締役会に報告し、取締役会の意見と評価を求める。
さらに、取締役会は少なくとも年1回、事業戦略を支える当社の人的資本全般の見通しを検討し、取締役会では人材に関する問題点について頻繁に話し合っている。人材育成に対する当社の取り組みを支援するため、年間を通じて、高いポテンシャルを持つリーダーとしてみなされた個人は、正式なプレゼンテーションや、取締役会夕食会などの非公式なイベントを通じて、取締役会メンバーに紹介され、その存在を知られるようになる。これにより取締役は、プルデンシャルの人材の層の深さや、当社の目標を指導し達成するために必要なスキルの有無について、十分な情報を得た上で意見を述べることができる。各事業部門及びリスク、監査、財務部門は、少なくとも年に1回、重要な役割の後継者育成計画に取り組んでいる。
2024年12月、取締役会は、18ヶ月間会長に留まるチャールズ・ロウリー氏の後任として、サリバン氏を次期CEOに任命することを発表した。このCEO引継計画は、社内外の候補者の評価を含む、複数年にわたる慎重かつ協調的な取り組みであり、その結果、スムーズなリーダーシップの移行が実現した。この計画の緻密さにより、取締役会は現CEOの退任よりかなり前に候補者を特定し、候補者と接触することができ、市場に動揺を与えることなくCEOの後継者を公表することができた。
取締役との連絡
株主及びその他の利害関係者は、委員会の委員長及び主席独立取締役を含む独立取締役に対して、以下の住所を利用して連絡を取ることができる。
プルデンシャル・ファイナンシャル・インク
チーフ・ガバナンス・オフィサー、シニア・バイス・プレジデント兼秘書役 マーガレット・M・フォーラン方
取締役会宛
ニュージャージー州07102 ニューアーク
ブロード・ストリート751
Eメール:[email protected]
当社のチーフ・ガバナンス・オフィサー、シニア・バイス・プレジデント兼秘書役は、独立取締役に対する連絡を検討し、これを下記のとおり独立取締役に回送する。会計又は監査に関する実質的な内容を含む連絡は、これらの事由に関する連絡の取扱いについて監査委員会が定めたタイムフレームに従って、直ちに監査委員会委員長及び当社の企業倫理担当最高責任者に転送する。財務以外の内容に関する連絡については、速やかに転送する。取締役会の責任とは無関係の項目、例えば事業の勧誘又は広告、製品に関連した質問、ダイレクトメール又は大量郵送、履歴書又は求職関連の質問、スパム及び過度又は公然と敵対的、脅迫的、違法である可能性のあるもの、又は同様に不適切な連絡は転送されない。
業務執行役員の報酬に関するフィードバック
株主は、当社のウェブサイト(www.prudential.com/executivecomp.)にて業務執行役員の報酬についてその意見を寄せることができる。
取締役会付属委員会
取締役会は、その職務を遂行するため、監査、報酬、人事、コーポレート・ガバナンス及び企業倫理、経営、財務並びに投資の各委員会を含む様々な委員会を設置している。各委員会の主要な責任、現在の委員数及び2024年中に開催された会議数は、以下のとおりである。委員会の憲章は、当社のウェブサイト(www.prudential.com/governance)を参照のこと。取締役会は、NYSEのコーポレート・ガバナンス上場基準に鑑みて、監査、報酬及び人事、並びにコーポレート・ガバナンス及び企業倫理委員会の委員が独立しているものと判断している。さらに、監査委員会及び報酬及び人的資本委員会の委員である取締役は、NYSEの上場規則が設ける、これらの委員会の委員となる取締役の独立性及び資格に関する追加的な条件を満たしている。
| 委員会 | 現在のメンバー | 詳細 | |
| 監査委員会 2024年の会議数:12 | マルティナ・ハンドミジーン (委員長) カーマイン・ディ・シビオ ウェンディ・E・ジョーンズ ダグラス・A・スコヴァナー | 監査委員会は、当社の経理・財務報告及び開示の手続、経営陣が設立した開示及び内部統制方式の適切性、並びに当社の財務書類の監査につき監視を行う。監査委員会は、保険リスク、業務リスク、財務管理、法務、規制、サイバー・セキュリティ及びコンプライアンスに関連する問題の監視、並びにリスク管理のガバナンス構造及びリスク管理機能全体の監視を行う。 | とりわけ、監査委員会は、 ・ 独立監査人の指名、その資格、独立性及び業績の評価、 ・ 内部及び外部監査についての監査計画書及び監査結果の検証、並びに ・ 法律及び規制上の要件の遵守のために経営陣が確立したプロセスに関連する報告書の検証を行う。 取締役会は、監査委員会の委員全員が金融のリテラシーを有し、SECの定める監査委員会の金融専門家に該当するものと考えている。 |
| 報酬及び人的資本委員会 2024年の会議数:7 | マイケル・A・トッドマン (委員長) ギルバート・F・カセラス ウェンディ・E・ジョーンズ | 報酬及び人的資本委員会は、人材とリーダーシップに関する当社のプログラムと慣行、当社執行役員の報酬、株式ベースの報酬制度とその他の報酬制度の管理、後継者計画と報酬に関するリスクの管理、人的資本管理に関する戦略と方針を監督する。 | |
| コーポレート・ガバナンス及び企業倫理委員会 2024年の会議数:6 | ギルバート・F・カセラス (委員長) ウェンディ・E・ジョーンズ サンドラ・ピアナルト | コーポレート・ガバナンス及び企業倫理委員会は、取締役会に対し取締役の報酬に関する提言を行い、また、当社の企業倫理及び利害の対立に関する方針、政治献金及びロビー活動費に関する方針、並びに当社の世界中における事業に関わる環境スチュワードシップ、持続可能性、気候変動、包摂性と多様性を含む人的資本管理に関する外部への報告、企業の社会的責任を含む環境、社会及び企業統治の課題に関する戦略及び評価方針を監視しながら、取締役候補の推薦を含む当社のコーポレート・ガバナンスの手続及び慣行を監視する。 |
|---|---|---|
| 経営委員会 2024年の会議数:0 | マイケル・A・トッドマン(委員長) ギルバート・F・カセラス マルティナ・ハンドミジーン チャールズ・F・ロウリー クリスティーン・A・プーン ダグラス・A・スコヴァナー | 経営委員会は、取締役会会議が終わり、次の取締役会会議が招集されるまでの間、当社の付属定款等において取締役会に留保された権限を除く当社の権力を行使する権限を有している。 |
| 財務委員会 2024年の会議数:5 | クリスティーン・A・プーン (委員長) マルティナ・ハンドミジーン マイケル・A・トッドマン | 財務委員会は、当社における資本、流動性、借入量、準備金、給付プランの資金及び主要資本支出を監視し、措置を講じ、関連する方針を承認し、ORSA及び当社のリスク・アペタイト・フレームワークを監視する。 |
| 投資委員会 2024年の会議数:4 | ダグラス・A・スコヴァナー(委員長) キャスリーン・A・マーフィー サンドラ・ピアナルト クリスティーン・A・プーン | 投資委員会は、運用資産の取得、管理及び処分を監視し、これに対応し、投資のリスク及びエクスポージャーに加え、第三者のために管理されている商品及び口座の投資成果を審査する。 |
上記の委員会会議に加えて、2024年中、取締役会は9回の会議を開催した。
特定の関係者及び関連当事者間取引
当社は、書面による「関連当事者間取引承認方針」を採用している。当該方針は、以下の場合に適用される。
・当社又はその子会社が当事者となっている取引又は一連の取引の場合
・金額が120,000ドルを超える場合、及び
・関連当事者(当社の取締役又は業務執行役員、取締役の候補者、当社の株主資本合計の5%超を保有する株主、及び左記の者の近親者)が直接的又は間接的に多大な利害を有している場合(取締役、受託者又はこれに類するその他の役職に就任していること、又は他の事業体の10%未満の受益権者であることのみによるものを除く)。
当該方針は、コーポレート・ガバナンス及び企業倫理委員会によって管理される。同委員会は、当該取引について同意又は承認するか否かを決定するにあたり、関連する事実関係や状況を検討し、同委員会が当該状況において適切又は望ましいと判断した場合にのみ、当該取引について同意又は承認する。
当社は、通常の業務において、随時、プルデンシャル・ファイナンシャルの取締役を兼任する役員又は取締役を有する他の法人又は金融機関と取引を行うことができる。すべての場合において、かかる取引は、独立当事者間の取引として行われる。さらに、プルデンシャル・ファイナンシャルの業務執行役員及び取締役は、通常の業務において、随時、保険及び投資サービスなど当社の提供するサービスに関連する取引を行うことができる。かかる取引は、プルデンシャル・ファイナンシャル並びにその子会社及び関連会社の従業員全般に適用されている取引条件と同様の条件で行われる。コーポレート・ガバナンス及び企業倫理委員会は直接的又は間接的な重要な利害関係を発生させない、又は伴わない一定の種類の取引を定め、これには(i)市場において一般的な条件(又は該当する場合には、通常の従業員割引率にて)及び法律に則って通常の営業過程における関連当事者に対する金融サービス又は金融商品の販売、(ii) 市場において一般的な条件及び法律に則って行われた、5%株主又は取締役、取締役候補者に関連する事業又は取締役、取締役候補者の近親者と当社の間のすべての取引関係が含まれる。
当社の方針に従い、コーポレート・ガバナンス及び企業倫理委員会は、2024年度期首以降に行われた取引のうちの1件が開示可能な関連当事者間取引に該当すると判断した。
当社の副会長であるロバート・M・ファルゾン氏の兄弟であるマイケル・F・ファルゾン氏は、当社のプルデンシャル・アドバイザーズ担当バイス・プレジデント兼ビジネス・テクノロジー・オフィサーである。2024年度において、マイケル・ファルゾン氏に支払われた報酬総額(基本給、ボーナス及び長期インセンティブ報奨の付与日現在の価値を含む。)は、760,000ドル未満であった。マイケル・ファルゾン氏の報酬は、同等の地位にある他の従業員の報酬と同程度のものであった。
責任の限定及び補償に関する事項
修正・再表示された基本定款
当社の修正再表示された基本定款では、取締役は、取締役としての義務不履行による損害について、当社又は当社の株主に対して、以下の責任を除き、個人的責任を問われないと定めている。
・当社又は当社の株主に対する忠実義務の違反
・善意ではない又は故意の法律違反が伴う作為又は不作為によるもの、又は
・取締役が不当な個人的利益を派生させた又は受領した取引によるもの
本規定は、株主が上記の特定の責任根拠の1つを証明できる場合を除き、株主が当社の取締役に対して義務違反のための損害賠償請求訴訟を求めることを妨げるものである。修正・再表示された基本定款にこの規定が含まれていることにより、たとえ訴訟が成功すれば当社及び株主の利益になるとしても、株主又は経営陣が取締役の義務違反を理由として訴訟を提起することを抑制又は抑止することができる可能性がある。この規定は、取締役の善管注意義務違反に基づく差止命令や取消のような非金銭的救済の利用可能性に影響を与えるものではない。本規定は、取締役による注意義務違反に基づく差止命令又は合意解除などの非金銭的救済手段の利用可能性には影響を及ぼさない。
修正・再表示された付属定款
当社は、当社の取締役又は役員であるか、当社の取締役又は役員であったか、当社の要求のもと、他法人の取締役、役員又は従業員であるか、当社の要求のもと、他法人の取締役、役員又は従業員であったという事実のために提起される恐れのある、係属中の、又は終結した訴訟又は手続の当事者であったか当事者である者又は当該訴訟の当事者とされる恐れのある者を補償することを定めている。この補償は、被補償者のかかる訴訟又は手続に関連して、実際かつ合理的に負担した費用、判決、罰金、違約金及び和解で支払われた金額を対象とする。補償を受けるためには、被保障者が善意で、かつ、当社の最高の利益になる又は当社の最高の利益に反しないと合理的に信じる方法で行動したことを条件とする。刑事訴訟又は刑事手続の場合、被補償者はまた、自らの行為が違法であると信じるに足る合理的な理由がなかったことが必要である。修正・再表示された付属定款は、当社に対して責任を負っていた場合の補償を制限している。
(2)
【役員の状況】
(a) 取締役会(全員一年ごとに選任)
男性の取締役の数:5名、女性の取締役の数:4名(女性の取締役の比率:44%)
ギルバート・F・カセラス氏(Gilbert F. Casellas):
72歳
2001年1月から取締役(1998年4月からプルデンシャル・インシュアランスの取締役)
当社委員会への所属
・報酬及び人的資本委員会
・コーポレート・ガバナンス及び企業倫理委員会(委員長)
・経営委員会
カセラス氏は、2011年から2017年までOMNITRU(コンサルティング兼投資会社)の会長を務めた。2007年から2010年までは、世界的なコンピューター製造会社であるデル・インクの企業責任担当のバイス・プレジデントを務めていた。同氏は、1994年から1998年にかけて、米国雇用機会平等委員会の会長を務め、1993年から1994年にかけて、米国空軍省の法律顧問を務めていた。
カーマイン・ディ・シビオ(Carmine Di Sibio):
61歳
2024年7月から取締役
当社委員会への所属
・監査委員会
上場会社取締役会への所属
・ペイパル・ホールディングス・インク
過去5年間における取締役会への所属
・EY(2024年6月まで)
ディ・シビオ氏は、2019年から2024年まで、税務、情報技術、コンサルティング顧問サービスを専門とする組織であるEYのグローバル会長兼CEOを務めた。それ以前には、2013年から2019年までEYのグローバル・マネージング・パートナー(クライアントサービス担当)として、EYの4つの地理的エリアと4つのサービスラインにおけるグローバル戦略の実行を主導していた。また、同氏はEYのグローバル・イノベーションチームを創設し、テクノロジーを活用して既存サービスを変革し、新たなソリューションを生み出す方法を再定義する上で重要な役割を果たした。さらに、同氏はEYに在籍している間、EYグローバル金融市場エグゼクティブの議長やアメリカ地域金融サービス組織(FSO)のリージョナル・マネージング・パートナーとしても活躍し、この間にEYリスク管理及び規制対応サービスを立ち上げた。このサービスは現在では数十億ドル規模のグローバル・ビジネスに成長している。同氏は1985年に監査人としてEYでキャリアをスタートさせ、その後、多くのエグゼクティブポジションを歴任してきた。
マルティナ・ハンドミジーン氏(Martina Hund-Mejean):
64歳
2010年10月から取締役
当社委員会への所属
・監査委員会(委員長)
・経営委員会
・ファイナンス委員会
上場会社取締役会への所属
・コルゲート・パルモリーブ・カンパニー
・GEベルノバ・インク
過去5年間における取締役会への所属
・シェル・ピーエルシー(2023年5月まで)
ハンドミジーン氏は、2007年から2019年までマスターカード・ワールドワイド(国際決済業界のテクノロジー企業)の最高財務責任者及び経営委員会の委員を務めた。ハンドミジーン氏は2003年から2007年までタイコ・インターナショナル・リミテッドのシニア・バイス・プレジデント兼財務担当者を、2000年から2002年までルーセント・テクノロジーのシニア・バイス・プレジデント兼財務担当者を務めた。1988年から2000年までゼネラル・モーターズ・カンパニーの管理職を務めた。ハンドミジーン氏は、ドイツ、フランクフルトのダウ・ケミカルにおいてクレジット・アナリストとしてのキャリアを開始した。
ウェンディ・E・ジョーンズ(Wendy E. Jones):
59歳
2021年1月から取締役
当社委員会への所属
・監査委員会
・報酬及び人的資本委員会
・コーポレート・ガバナンス及び企業倫理委員会
ジョーンズ氏は、2016年10月から2020年12月まで、eBay, Inc. (多国籍電子商取引企業)のグローバル・オペレーション担当シニア・バイス・プレジデントを務め、世界中のeBayの顧客サービス、リスク、信頼、決済業務、職場資源の機能を担当した。その間、同氏は、eBayの運営委員会の委員長も務め、同社の製品チームとビジネスチームの関わりを管理し、同社の年間ビジネスロードマップの開発と実行を監督した。それ以前は、ブラジル、ロシア、メキシコなどの市場でのeBayの立ち上げや、eBayのクロスボーダー取引の先頭に立つなど、他の様々な指導的立場を務め、キャリアの多くをeBayのグローバル・プレゼンスに注力してきた。eBay入社以前は、ステート・ストリート・バンク、ランド・ローバーNA、iSKYインクなどで様々な指導的役割を務めてきた。
チャールズ・F・ロウリー氏(Charles F. Lowrey):
67歳
2018年12月から取締役
プルデンシャル委員会への所属
・経営委員会
ロウリー氏は2025年3月31日付で当社の取締役会長に選任され、2018年から2025年まで会長兼最高経営責任者を務めてきた。現職就任前は、2014年から2018年までプルデンシャルのエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼最高業務執行責任者(COO)(国際事業)を務めた。2011年から2014年にかけてプルデンシャルのエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼COO(米国事業)を務めた。また、プルデンシャル・インベストメント・マネジメント・インクの最高経営責任者兼プレジデントを務め、PGIMリアル・エステートの最高経営責任者を務めた。2001年に当社に入社する前は、1988年に投資銀行での経歴を開始することとなったJPモルガンの不動産及び宿泊施設の投資銀行グループで、米州のマネージング・ディレクター及び責任者を務めた。同氏はまた、ニューヨーク市で同氏が設立した建築企業においてマネージング・パートナーを4年間務めた。当該期間中に、建築家としてニューヨーク州に登録された。
サンドラ・ピアナルト氏(Sandra Pianalto):
70歳
2015年7月から取締役
当社委員会への所属
・コーポレート・ガバナンス及び企業倫理委員会
・投資委員会
上場会社取締役会への所属
・イートン・コーポレーション・ピーエルシー
過去5年間における取締役会への所属
・J.M.スマッカー・カンパニー(2023年8月)
・ファーストエネジー・コーポレーション(2021年5月)
ピアナルト氏は2003年2月から2014年5月に退職するまで、クリーブランド連邦準備銀行の総裁を務めた。ピアナルト氏は1983年から1988年までクリーブランド連邦準備銀行において様々な経営幹部職や経営監督職を務めた。クリーブランド連邦準備銀行以前は、連邦準備制度理事会のエコノミスト、米国議会下院の予算委員会のスタッフを務めた。
クリスティーン・A・プーン氏(Christine A. Poon):
72歳
2006年9月から取締役
当社委員会への所属
・経営委員会
・財務委員会(委員長)
・投資委員会
上場会社取締役会への所属
・レジェネロン ・ファーマスーティカルズ
・シャーウィン・ウィリアムズ・カンパニー
・ニューロクライン・バイオサイエンス
過去5年間における取締役会への所属
・デシベル・セラピューティックス・インク(2021年12月)
・コーニンクレッカ・フィリップスNV(2021年5月)
プーン氏は、2015年から2020年の退職まで、オハイオ州立大学、マックス・M・フィッシャー・カレッジ・オブ・ビジネス(「フィッシャー・カレッジ・オブ・ビジネス」)のExecutive in Residenceを務め、フィッシャー・カレッジ・オブ・ビジネスで2014年10月から2015年9月まで、経営及び人事管理の教授を務めた。同氏は2009年4月から2014年10月まで、フィッシャー・カレッジ・オブ・ビジネスのDean and John W. Berry, Sr. Chair in Businessを務めた。2005年から2009年3月に退職するまでジョンソン&ジョンソンの副会長兼取締役会の一員を務めた。2000年にファーマスーティカル・グループのカンパニー・グループ・チェアマンとしてジョンソン&ジョンソンに入社した。2001年にジョンソン&ジョンソンの執行委員会委員及びファーマスーティカル・グループのワールドワイド・チェアパーソンに就任し、2003年から2005年にかけてメディスンズ&ニュートリショナルズのワールドワイド・チェアパーソンを務めた。ジョンソン&ジョンソン入社前は、ブリストル・マイヤーズ・スクイブにて15年間にわたり様々な管理職を務めた。
アンドリュー・F・サリバン氏(Andrew F. Sullivan):
54歳
2025年3月31日から取締役
サリバン氏は、2025年3月31日付で当社及びプルデンシャル・インシュアランス・カンパニー・オブ・アメリカの最高経営責任者兼社長に選任され、同時に取締役会のメンバーとなった。それ以前はエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼国際事業及びグローバル・インベストメント・マネジメントの責任者として、当社の国際保険部門を統括し、アジア、ラテンアメリカ、アフリカにおける当社の事業、戦略的投資、合弁事業の開発、販売、サービスを行うとともに、当社のグローバル資産運用事業であるPGIMを率いた。さらにそれ以前は、当社で、団体保険、個人生命保険、リタイヤメント戦略、リテール・アドバイス・アンド・ソリューションズといった米国を拠点とする事業の責任者など、さまざまなリーダー職を歴任した。また、プルデンシャルのワークプレイス・ソリューション事業の責任者を務め、グループ保険の引受、保険金請求、サービス組織の責任者でもあった。2011年にプルデンシャルに入社する以前は、ケアファースト・ブルークロス・ブルーシールド、シグナ、ダイヤモンド・テクノロジー・パートナーズ、ダイムラー・クライスラーでさまざまなリーダー的役割を務めた。サリバン氏は、メリーランド州アナポリスにあるアメリカ合衆国海軍兵学校(United States Naval Academy)を卒業し、原子力潜水艦の士官として海軍でのキャリアをスタートさせた。海軍に在籍中、USSネブラスカ(オハイオ級原子力潜水艦)での優れたリーダーシップと功績が認められ、海軍・海兵隊功労賞を授与された。
マイケル・A・トッドマン氏(Michael A. Todman):
67歳
2016年3月から取締役
2023年から主席独立取締役
当社委員会への所属
・報酬委員会(委員長)
・経営委員会(委員長)
・財務委員会
上場会社取締役会への所属
・ブラウン・フォーマン・コーポレーション
・キャリア・グローバル・コーポレーション
・モンデリーズ・インターナショナル・インク
過去5年間における取締役会への所属
・ニューウェル・ブランズ(2020年5月)
トッドマン氏は2014年11月から2015年12月まで、世界的な家庭用品の製造会社であるワールプール・コーポレーション(「ワールプール」)の副会長を務めた。同氏は2006年から2007年、及び2010年から2014年までワールプール・インターナショナルの社長を務め、2007年から2010年までは、北米ワールプールのプレジデントを務めた。同氏はワールプール社で複数の上位役職を務めた。
(b) 業務執行役員
男性の業務執行役員の数:5名、女性の業務執行役員の数:3名(女性の業務執行役員の比率:38%)
プルデンシャル・ファイナンシャルの業務執行役員の氏名並びに(本報告書提出日現在の)年齢及び役職は以下のとおりである。
| 氏名 | 年齢 | 役職 | その他の取締役職 |
|---|---|---|---|
| チャールズ・F・ロウリー (Charles F. Lowrey) | 67 | 会長、最高経営責任者兼プレジデント | なし |
| ロバート・M・ファルゾン (Robert M. Falzon) | 65 | 副会長 | なし |
| アン・M・カプラー (Ann M. Kappler) | 66 | エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼法律顧問兼チーフ・コンプライアンス・オフィサー | なし |
| ヤネラ・C・フリアス (Yanela C. Frias) | 52 | エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼最高財務責任者 | |
| キャロライン・A・フィーニー (Caroline A. Feeney) | 55 | エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼米国事業責任者 | なし |
| ルシエン・A・アルジアリ (Lucien A. Alziari) | 65 | エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼主席人事担当役員 | なし |
| スコット・E・ケース (Scott E. Case) | 54 | エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼グローバル・テクノロジー及びオペレーション責任者 | なし |
| ティモシー・L・シュミット (Timothy L. Schmidt) | 66 | シニア・バイス・プレジデント兼最高投資責任者 | なし |
プルデンシャル・ファイナンシャルの業務執行役員の経歴は以下のとおりである。
**チャールズ・F・ロウリー氏(Charles F. Lowrey)**は、2019年4月にプルデンシャル・ファイナンシャルの取締役会会長、2018年12月に、プルデンシャル・ファイナンシャル及びプルデンシャル・インシュアランスの最高経営責任者、プレジデント及び取締役に選任された。同氏は、2014年3月から2018年11月までプルデンシャル・ファイナンシャル及びプルデンシャル・インシュアランスのエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼最高業務執行責任者(国際事業)を務めた。2011年2月から2014年3月にかけてプルデンシャル・ファイナンシャル及びプルデンシャル・インシュアランスのエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼最高業務執行責任者(米国事業)を務めた。同氏はさらに、2008年1月から2011年2月にかけてプルデンシャル・インベストメント・マネジメント・インク(現PGIM)の最高経営責任者兼プレジデントを務めた。2002年2月から2008年1月にかけて当グループの不動産投資管理及び助言業務部門であるプルデンシャル・リアル・エステート・インベスターズ(「PREI」)(現PGIMリアル・エステート)の最高経営責任者を務めた。2001年3月に当社に入社する前は、1988年に投資銀行での経歴を開始することとなったJPモルガンの不動産及び宿泊施設の投資銀行グループで、米州のマネージング・ディレクター及び責任者を務めた。同氏はまた、ニューヨーク市で設立した建築及び開発企業においてマネージング・パートナーを4年間務めた。
**ロバート・M・ファルゾン氏(Robert M. Falzon)**は、2019年8月にプルデンシャル・ファイナンシャルの取締役に選任され、2018年12月からプルデンシャル・ファイナンシャル及びプルデンシャル・インシュアランスの副会長に就任している。2013年3月から2018年11月までプルデンシャル・ファイナンシャル及びプルデンシャル・インシュアランスのエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼最高財務責任者を務めた。ファルゾン氏は、1983年に当社に入社し、様々な役職を歴任してきた。同氏は、2010年から2013年にかけてプルデンシャル・インシュアランス及びプルデンシャル・ファイナンシャルのシニア・バイス・プレジデント兼財務責任者を務めた。従前においては、PREIのマネージング・ディレクター、PREIのグローバル・マーチャント・バンキング・グループ長及び欧州事業の最高経営責任者、プルデンシャル・セキュリティーズのマネージング・ディレクター、並びにプルデンシャル・キャピタル・グループ(現PGIMプライベート・キャピタル)のリージョナル・バイス・プレジデントであった。
**アン・M・カプラー氏(Ann M. Kappler)**は、2020年9月にプルデンシャル・ファイナンシャル及びプルデンシャル・インシュアランスのエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼法律顧問に選任され、2024年2月にチーフ・コンプライアンス・オフィサーに任命された。2015年から2020年までシニア・バイス・プレジデント、副法律顧問及び渉外担当責任者を務めた。2009年以降、2014年から2015年までは副法律顧問及び渉外担当責任者、2012年から2014年までは訴訟・規制担当チーフ・リーガル・オフィサー、2009年から2012年まではコーポレートサービス担当チーフ・リーガル・オフィサーなど、さまざまな監督者の役職を務めた。2009年にプルデンシャルに入社する前は、ウィルマー・カトラー・ピッカリング・ヘイル・ドール法律事務所のパートナー、連邦住宅抵当公庫(Fannie Mae)のジェネラル・カウンセル、ジェナー&ブロック法律事務所の訴訟パートナーを務めた。同氏は、米国最高裁判所及び米国連邦控訴裁判所(D.C.巡回区)でロークラーク(Judicial Law Clerk)としてキャリアをスタートさせた。
**ヤネラ・C・フリアス氏(Yanela C. Frias)**は、2024年3月にプルデンシャル・ファイナンシャル及びプルデンシャル・インシュアランスのエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼最高財務責任者に選任された。この役職に就く前は、2021年10月から2024年3月までプルデンシャルの団体保険事業部長を務めていた。それ以前は、2019年から2021年までプルデンシャル・リタイヤメントの部長、2017年から2019年まで投資及び年金ソリューション部門責任者を務めた。また、プルデンシャル社内では、プルデンシャルの個人年金及び個人生命保険事業の最高財務責任者(CFO)など、さまざまな役職を歴任した。フリアス氏は1997年にプルデンシャルに入社した。
**キャロライン・A・フィーニー(Caroline A. Feeney)**は、2023年1月にプルデンシャル・ファイナンシャル及びプルデンシャル・インシュアランスのエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼米国事業責任者に就任した。それ以前は、2021年1月から2022年12月まで、団体保険、個人生命保険、プルデンシャル退職戦略、リテール・アドバイス及びソリューション部門、並びにイネーブリング・ソリューション及びエンタープライズ・キャパビリティを含む主要サポート部門からなる米国保険・退職金事業のCEOとして勤務していた。以前は、個人向けソリューションのCEOを務め、それ以前は、プルデンシャル・インディビジュアル・ライフ・インシュアランス及びプルデンシャル・アドバイザーズの社長を務めていた。1993年に当社に入社。
**ルシエン・A・アルジアリ氏(Lucien A. Alziari)**は、2018年10月にエグゼクティブ・バイス・プレジデントに任命され、2017年6月からプルデンシャル・ファイナンシャル及びプルデンシャル・インシュアランスのエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼主席人事担当役員を務めている。2012年から2017年までは、A.P. モラー・マースクのエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼主席人事担当役員を務めた。2004年から2012年まで、同氏はエイボン・プロダクツ・インクの主席人事担当役員兼主席企業責任者を務めた。エイボン・プロダクツ・インクの前は、英国のマーズ・コンフェクショナリー及びニューヨーク、ウィーン及びドバイのペプシコ・インクに勤務していた。
**スコット・E・ケース氏(Scott E. Case)**は、2024年11月にプルデンシャル・ファイナンシャル及びプルデンシャル・インシュアランスのグローバル・テクノロジー及びオペレーション部門のエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼責任者に選任された。それ以前は、2019年から2024年までトゥルーイスト社の最高情報責任者を務めていた。トゥルーイスト以前は、サントラストの消費者セグメント部門で最高技術責任者を務めていた。また、ジョン・ハンコック、ファースト・ユニオン・ナショナル・バンク、バンク・オブ・アメリカでもさまざまな役職を歴任した。
**ティモシー・L・シュミット氏(Timothy L. Schmidt)**は、2018年12月にプルデンシャル・ファイナンシャル及びプルデンシャル・インシュアランスのシニア・バイス・プレジデント兼最高投資責任者に選任された。同氏は上席資産負債委員会の議長を務め、国際金融協会の資産・投資運用委員会においてプルデンシャルの代表を務める。2012年から2018年までは、プルデンシャルのグローバル・ポートフォリオ・マネジメント長であった。2010年から2012年までは、プルデンシャルの退職金及び団体保険事業の資産/負債の全体的な管理の責任者であった。2010年7月にプルデンシャルに入社するまでは、メットライフの個人事業の最高財務責任者を務め、ウェルス・ストラテジー・グループ長も務めた。メットライフでの25年間で、ポートフォリオ・マネジメント・ユニット長や、ストラクチャード・ファイナンス長、国債部門長などを含む投資部門での様々な役職を歴任した。
(c) 役員及び取締役の株式所有状況
下表は、以下の者による2025年3月14日現在の当社の普通株式の実質的な所有状況を示すものである。
・ 各取締役、取締役候補及び各指定執行役員
・ 当社グループとしてのすべての現役の取締役及び業務執行役員
| 実質所有者の氏名 | 普通株式の 株式数 | 行使可能な オプションの対象となる 株式数 | 実質的に所有される株式数 (注1) | 取締役株式 繰延ユニット/追加未行使ユニット (注2、3、4) | 実質的に所有される株式数及び未行使ユニット数合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| ギルバート・F・カセラス | 500 | 500 | 41,501 | 42,001 | |
| カーマイン・ディ・シビオ | 200 | 200 | 1,304 | 1,504 | |
| マルティナ・ハンドミジーン | 128 | 128 | 38,780 | 38,908 | |
| ウェンディ・ジョーンズ | 1,000 | 1,000 | 9,048 | 10,048 | |
| キャスリーン・マーフィー | 0 | 0 | 2,970 | 2,970 | |
| サンドラ・ピアナルト | 451 | 451 | 21,775 | 22,226 | |
| クリスティーン・A・プーン | 11,583 | 11,583 | 17,844 | 29,427 | |
| ダグラス・A・スコヴァナー | 24,969 | 24,969 | 19,243 | 44,212 | |
| マイケル・A・トッドマン | 375 | 375 | 22,375 | 22,750 | |
| チャールズ・F・ロウリー | 199,359 | 67,691 | 267,050 | 351,748 | 618,798 |
| ロバート・M・ファルゾン | 253,718 (注5) | 0 | 253,718 | 290,322 | 544,040 |
| キャロライン・フィーニー | 30,709 | 5,043 | 35,752 | 167,320 | 203,072 |
| アンドリュー・F・サリバン | 27,497 | 5,828 | 33,325 | 137,838 | 171,163 |
| ケネス・Y・タンジ | 28,249 | 60,385 | 88,634 | 67,960 | 156,594 |
| ヤネラ・フリアス | 17,569 | 3,942 | 21,511 | 42,526 | 64,037 |
| 集団としてのすべての取締役及び業務執行役員(19名) | 696,466 | 200,948 | 897,414 | 1,500,313 | 2,397,727 |
(注1) 個々の取締役及び業務執行役員、並びに集団としての取締役及び業務執行役員が2025年3月14日現在で実質的に所有する発行済み普通株式は、全体の1%未満である。
(注2) 数値には、非従業員取締役の繰延報酬制度及びプルデンシャル・インシュアランス・カンパニー・オブ・アメリカ繰延報酬制度を通じた繰延ユニットの、議決又は投資に関する権利を伴わない株式又は株式等価物が含まれる。カセラス氏、41,501ユニット;ディ・シビオ氏、1,304ユニット;ハンドミジーン氏、38,780ユニット;ジョーンズ氏、9,048ユニット;マーフィー氏、2,970ユニット;ピアナルト氏、21,775ユニット;プーン氏、17,844ユニット;スコヴァナー氏、19,243ユニット;トッドマン氏、22,375ユニット;及びサリバン氏、9,330ユニット。
(注3) 業績連動型株式報奨制度に基づく、当社の一定の業績目標達成時に受領する、以下の目標株式数が含まれている:ロウリー氏、287,860;ファルゾン氏、236,980;フィーニー氏、86,980;サリバン氏、105,402;タンジ氏、58,277;及びフリアス氏、32,809。
(注4) 以下の権利未確定の制限付株式ユニットを含む:ロウリー氏、63,888;ファルゾン氏、53,342;フィーニー氏、80,340;サリバン氏、23,106;タンジ氏、9,683;及びフリアス氏、9,717。
(注5) ファルゾン・ファミリー・プライベート財団が保有する1,100株が含まれる。
(2) 報酬
(a) 取締役報酬
コーポレート・ガバナンス及び企業倫理委員会は、定期的に(通常、3年ごとに)当社の非従業員取締役の報酬を検討し、必要と判断した場合、取締役会に対してその変更を提言している。
前回の報酬増額が2014年であったことを踏まえ、委員会は2024年にアーサー・J・ギャラガー・アンド・カンパニーの独立報酬コンサルタントであるジェームズ・F・レダに、現行の取締役報酬プログラムの検証を依頼した。この検証結果を受け、委員会は非従業員取締役向けの新しい報酬プログラムを取締役会に提案し、取締役会はこれを承認した。新プログラムは2025年1月1日に発効した(注1)。新プログラムは非授業員取締役の報酬を市場の慣行に合わせることを目的としており、約3年後に再評価される予定である。
下表は、2024年度の当社の非従業員取締役の報酬制度の構成要素を記載したものである。
| 報酬の構成要素 | 取締役報酬制度 |
|---|---|
| 年間報酬 | 150,000ドル。取締役の選択により繰延可能 |
| 年間株式報酬 | 1年後(又は、より早期に開催される次の定時株主総会期日)に権利が確定する制限付株式ユニット150,000ドル |
| 取締役会及び委員会報酬 | なし |
| 取締役会会長 | 監査委員会には35,000ドル 報酬及び人的資本委員会には30,000ドル その他すべての委員会には20,000ドル(注2) |
| 主席独立取締役 | 50,000ドル |
| コーポレート・ソーシャル責任委員会委員の会議費用(注3) | 1会議につき1,250ドル(会議への出席を条件とする。) |
| 新任取締役エクイティ報奨(1回限りの付与) | 1年後に権利が確定する制限付株式ユニット150,000ドル |
| 株式所有ガイドライン | 取締役会に所属して6年以内の年間現金報酬の6倍に相当する価値の当社普通株式又は繰延株式ユニットの所有権(注4) |
(注1) 2025年1月1日以降、新任の非従業員取締役に対する年間株式報酬及び一時的付与は180,000ドルとなった(その結果、新しい報酬構成は現金45%、株式55%となった)。主席独立取締役及び委員会委員長の報酬は以下のとおりである: 主席独立取締役:60,000ドル、監査委員会委員長:40,000ドル、報酬及び人的資本委員会委員長:35,000ドル、業務執行役員会を除くその他の委員会委員長:25,000ドル。
(注2) 随時設立される取締役会付属の常任委員会及び非常任委員会を含むが、業務執行役員会は除く。
(注3) コーポレート・ソーシャル責任監督委員会は、経営陣及び取締役会で構成される。当該委員会は、通常、取締役会及び取締役会付属委員会とは別の日程で会議を行う。当該委員会に所属する非従業員取締役は、現在、カセラス氏及びピアナルト氏により構成される。2024年度中、コーポレート・ソーシャル責任監督委員会は、3度の会議を行った。
(注4) 2024年12月31日現在、2023年9月に取締役に就任したマーフィー氏と2024年7月に取締役に就任したディ・シビオ氏を除く各非従業員取締役は本ガイドラインの条件を満たしている。マーフィー氏とディ・シビオ氏は取締役就任日から6年以内に本ガイドラインの株式所有の条件を満たすことを求められている。株式保有ガイドラインの目的から、株式所有レベルを一度満たした非従業員取締役は、当該取締役が所有する普通株式の価値の変動にかかわらず、引き続き当該ガイドラインを満たしているものとみなされる。
当社は、非従業員取締役の繰延報酬制度(「本制度」)を維持する。2011年度以降、取締役会及び委員会の年間取締役報酬の50%が1年後(又は、より早期に開催される次の定時株主総会期日)に権利が確定する制限付株式ユニットにて付与されている。非従業員取締役は、当社普通株式、又は2024年12月30日以降、本制度の条件に基づき、プルデンシャル従業員貯蓄制度(以下「PESP」)において提供されるマネーマーケットファンドオプションの投資(同日付で固定金利ファンドがPESPの投資オプションから除外されるため)を再現した本制度の勘定において、現金又は権利確定済み株式を投資することを選択できる。取締役の選択により、本制度は、取締役の任期の満了の際若しくは満了後又は取締役会に所属している間に分配が開始される旨を規定している。
各取締役は、本制度に基づく繰延勘定に保有する制限付株式ユニットについて配当金等価物を受領し、当該配当は当社の普通株式につき支払われる配当額と同額とする。当該繰延勘定に振替えられた配当金は、追加の株式ユニットの形式で再投資される。
取締役の報酬制度の下では、非従業員取締役が株式所有ガイドラインを満たした場合、年次の持分として付与された制限付株式ユニットは、(取締役の選択により)現金又は当社普通株式として権利が確定した後に支払われるか、取締役の選択により権利確定後も繰延可能となる。もし取締役が株式所有ガイドラインを満たさない場合、制限付株式ユニットは取締役の任期の満了まで自動的に繰り延べられる。
2024****度の取締役報酬
| 報酬 | その他の 報酬 (注2) | 合計 | ||
| 現金 | 株式報奨 (注1) | |||
| 氏名 | (米ドル) | |||
| ギルバート・F・カセラス | 173,750 | 150,000 | 1,000 | 324,750 |
| カーマイン・ディ・シビオ(注3) | 75,000 | 150,000 | 225,000 | |
| マルティナ・ハンドミジーン | 185,000 | 150,000 | 5,000 | 340,000 |
| ウェンディ・E・ジョーンズ | 150,000 | 150,000 | 300,000 | |
| キャスリーン・A・マーフィー | 150,000 | 150,000 | 300,000 | |
| サンドラ・ピアナルト | 153,750 | 150,000 | 303,750 | |
| クリスティーン・A・プーン | 170,000 | 150,000 | 320,000 | |
| ダグラス・A・スコヴァナー | 170,000 | 150,000 | 320,000 | |
| マイケル・A・トッドマン | 230,000 | 150,000 | 380,000 | |
(注1) 当社普通株式のユニットにて付与された金額を示している。記載された数値は、米国財務会計基準審議会会計基準編纂書トピック718(「ASCトピック718」)に基づき算出された、当該年度中に付与された制限付株式ユニットの付与日現在の公正価値の総額である。ASCトピック718に基づき、付与日現在の公正価値は、普通株式の付与日における市場終値を用いて算出され、当該報奨の要件となる在職期間における市場価値の変動に応じて認識される。繰延報酬制度の各非従業員取締役の勘定のユニット建ての総残高(過年度からのすべての繰延及び2024年度の繰延を含む。)及び年度末の価値は、以下のとおりであった。カセラス氏、41,501ユニット及び4,919,114ドル;ディ・シビオ氏、1,304ユニット及び154,563ドル;ハンドミジーン氏、38,780ユニット及び4,596,593ドル;ジョーンズ氏、9,048ユニット及び1,072,459ドル;マーフィー氏、2,970ユニット及び352,034ドル;ピアナルト氏、21,775ユニット及び2,580,991ドル;プーン氏、17,844ユニット及び2,115,049ドル;スコヴァナー氏、22,765ユニット及び2,698,335ドル;トッドマン氏、22,375ユニット及び2,652,109ドル。
(注2) 金額は、同額の慈善寄付を表している。
(注3) ディ・シビオ氏は2024年7月の取締役就任時に150,000ドル相当の制限付き株式ユニットの付与を受けた。
(b) 役員報酬
2024年度要約報酬表
下表は、2024年、2023年、及び2022年の12月31日に終了した各事業年度における指定執行役員に支払われた報酬を示したものである。
この情報を検証するにあたり、SEC規則により、要約報酬表(SCT)の株式報奨の列に一定の金額が含まれているが、これはNEOに対する報奨や支払額を表すものではないことを考慮することが重要である。これは、SCTの脚注(2)で説明されている。
ヤネラ・フリアスは2024年3月15日、ケネス・Y・タンジの後任として執行副社長兼最高財務責任者に就任した。タンジ氏は2024年9月30日まで当社に在籍した。
2025年3月31日付けで、アンドリュー・F・サリバンが最高経営責任者(CEO)に、チャールズ・F・ロウリーが会長に、キャロライン・A・フィーニーがグローバル・リタイヤメント及び保険部門担当の執行副社長に就任した。
副会長のロバート・M・ファルゾンは、2025年7月11日付けで当社を退職する。
| 氏名及び主要役職 | 年度 | 給与 (ドル) (注1) | 株式報奨 (ドル) (注2) | 非株式 インセン ティブ・ プラン報酬 (ドル) (注3) | 年金価額の 変動及び非適格繰延報酬 (ドル) (注4) | その他 すべての 報酬 (ドル) (注5) | 合計 (ドル) |
| チャールズ・F・ ロウリー 会長兼最高経営責任者 | 2024 | 1,383,333 | 20,889,309 | 4,558,000 | 1,247,861 | 89,755 | 28,168,258 |
| 2023 | 1,300,000 | 13,000,041 | 4,143,000 | 691,074 | 79,213 | 19,213,328 | |
| 2022 | 1,284,615 | 12,500,145 | 5,191,834 | 1,016,309 | 100,705 | 20,093,608 | |
| ヤネラ・フリアス エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼最高財務責任者 | 2024 | 572,917 | 1,451,922 | 1,590,000 | 84,169 | 44,211 | 3,743,219 |
| ロバート・M・ ファルゾン 副会長 | 2024 | 1,106,667 | 16,694,385 | 3,646,000 | 806,560 | 68,346 | 22,321,958 |
| 2023 | 1,040,000 | 10,400,115 | 3,315,000 | 1,533,539 | 89,919 | 16,378,573 | |
| 2022 | 1,033,846 | 10,000,019 | 4,158,447 | 184,599 | 47,146 | 15,424,057 | |
| アンドリュー・F・サリバン エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼国際事業及びPGIM責任者 | 2024 | 750,000 | 7,625,495 | 2,385,000 | 227,789 | 77,146 | 11,065,430 |
| 2023 | 750,000 | 5,000,127 | 2,302,000 | 323,379 | 45,089 | 8,420,595 | |
| 2022 | 700,000 | 4,400,154 | 2,517,435 | 761 | 40,895 | 7,659,245 | |
| キャロライン・A・フィーニー エグゼクティブ・バイス・プレジデント(米国事業) | 2024 | 720,833 | 5,253,778 | 2,306,000 | 176,023 | 107,010 | 8,563,645 |
| 2023 | 700,000 | 3,700,164 | 2,148,000 | 401,524 | 32,176 | 6,981,864 | |
| ケネス・Y・タンジ エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼最高財務責任者 | 2024 | 646,154 | 6,199,309 | 1,391,000 | 922,128 | 3,791,437 | 12,950,028 |
| 2023 | 692,308 | 4,050,146 | 1,790,000 | 441,955 | 46,507 | 7,020,916 | |
| 2022 | 650,000 | 3,600,104 | 2,072,272 | 1,075 | 34,097 | 6,357,548 |
(注1) 2024年度の給与欄に記載された金額には、ロウリー氏、フリアス氏、ファルゾン氏、サリバン氏、フィーニー氏及びタンジ氏による、基本給の一部のSESPへの選択的な拠出が含まれている。拠出額はそれぞれ41,533ドル、9,117ドル、30,467ドル、16,200ドル、0ドル及び23,894ドルであった。
(注2) 2024年1月、プルデンシャルの取締役会は、当時進行中であった業績連動型株式報酬(2021年、2022年、2023年付与)の変更を承認し、その内容は当社の2024年株主総会招集通知で開示された。プルデンシャルの2024年株主総会招集通知及び年次報告書(フォーム10-K)には、変更による見込み報酬費用が記載されている。その結果、会計上の追加費用総額は6,200万ドルとなり、そのうち6,000万ドルは2024年第1四半期に計上された。この費用のうち2,200万ドルは、2024年の6人のNEOに帰属する。
SECは、修正による公正価値の増加分を、SCT報告の目的上、実際の株式付与があったものとして考慮し、修正が行われた暦年にこの金額を含めることを要求している。したがって、2024年の株式報奨の列には、2024年に実際に付与された報奨の付与日公正価値に加えて、業績シェア修正の増加公正価値に相当する金額が各NEOごとに含まれている。すべての年度において、株式報奨の欄に報告された金額には、各年度における目標株式及び制限付株式ユニットの付与日の公正価値の合計が含まれている。2024年の付与日の公正価値には、退職資格のあるNEOに付与された報奨に9%の割引率が組み込まれており、権利確定後の譲渡制限の影響を反映している(FASB ASCトピック718に従って計算)。さらに、2024年の行の各NEOには、2021年、2022年、2023年に付与された報奨に対する業績シェア修正の増分公正価値が含まれている。以下の表は、2024年の株式報奨の列に含まれる要素の詳細を示している。本制度に基づく報奨の付与表にも、さらに詳細な情報が記載されている。
| 2024年 株式報奨の内訳 | A | B | C | D | E |
| 制限付株式ユニット の付与 (ドル) | 目標業績における 業績連動型株式報酬の 価値(ドル) | 2024年に付与された 株式報奨の合計(A+B) (ドル) | 業績連動型株式報酬の 変更 (ドル) | SCTで報告された合計 (C+D)(ドル) | |
| チャールズ・ロウリー | 3,181,460 | 9,544,190 | 12,725,650 | 8,163,659 | 20,889,309 |
| ヤネラ・フリアス | 300,039 | 700,056 | 1,000,095 | 451,827 | 1,451,922 |
| ロブ・ファルゾン | 2,545,130 | 7,635,390 | 10,180,520 | 6,513,865 | 16,694,385 |
| アンドリュー・サリバン | 1,136,250 | 3,408,653 | 4,544,903 | 3,080,592 | 7,625,495 |
| キャロライン・フィーニー | 988,550 | 2,965,556 | 3,954,106 | 1,299,672 | 5,253,778 |
| ケネス・タンジ | 920,345 | 2,761,035 | 3,681,380 | 2,517,929 | 6,199,309 |
2024年度、2023年度及び2022年度について支払われる業績連動型株式の上限は、それぞれ目標額の1.50倍、1.50倍及び1.25倍である。付与日の公正な市場価値(終値)に基づき、ロウリー氏、フリアス氏、ファルゾン氏、サリバン氏、フィーニー氏及びタンジ氏に付与された2024年度の株式報奨金の最高額は、それぞれ17,497,745ドル、1,350,124ドル、13,998,215ドル、6,249,229ドル、5,436,864ドル、及び5,061,897ドルである。
(注3) 非株式インセンティブ・プラン報酬の欄に記載されている額は各年の2月に支払われたパフォーマンス年度についての年間インセンティブを表している。2022年に記載されている額には、2020年から2022年の業績に対する2023年2月に支払われた簿価単位の価値も含まれており、ロウリー氏には987,834ドル、ファルゾン氏には795,447ドル、サリバン氏には275,435ドル、タンジ氏には334,272ドルがそれぞれ支払われた。
(注4) 年金価額の変動欄に記載された金額は、各指定執行役員の統合退職給付制度、補足的退職給付制度及びSERPに基づく累積給付額の保険数理上の現在価値の変動を表したものである。当該金額は、連結財務書類について使用されたものと同じ利率及び死亡率の仮定、並びに税制適格でない基準で繰り延べられた報酬による市場利益を上回る利益に基づき計算されている。
すべてのNEOの年金給付は現金残高年金計算式に基づき支払われる。
2024年度については、この欄に記載された金額には、統合退職金制度空の支払額(タンジ氏について2,205,413ドル)及び補足的な退職給付制度からの支払額(ロウリー氏、フリアス氏、ファルゾン氏、サリバン氏、フィーニー氏及びタンジ氏について、それぞれ750,808ドル、1,732ドル、252,906ドル、4,484ドル、4,762ドル及び2,652ドル);及びSESPに係る市場金利を上回る金利(ロウリー氏、フリアス氏、ファルゾン氏、サリバン氏、フィーニー氏及びタンジ氏について、それぞれ0ドル)が含まれている。
(注5) 2024年度の下表に記載された金額の内訳は、下記の「その他すべての報酬」の表に記載されている。
その他すべての報酬
| 手当 (ドル) (注1) | PESP拠出 (ドル) (注2) | SESP拠出 (ドル) (注2) | 退職金 (ドル) | 合計 (ドル) | |
|---|---|---|---|---|---|
| チャールズ・F・ロウリー | 34,422 | 13,800 | 41,533 | - | 89,755 |
| ヤネラ・フリアス | 21,294 | 13,800 | 9,117 | - | 44,211 |
| ロブ・ファルゾン | 29,829 | 8,050 | 30,467 | - | 68,346 |
| アンドリュー・サリバン | 49,446 | 11,500 | 16,200 | - | 77,146 |
| キャロライン・フィーニー | 23,210 | 13,800 | 70,000 (注3) | - | 107,010 |
| ケネス・タンジ | 7,376 | 4,667 | 23,894 | 3,755,500 (注4) | 3,791,437 |
(注1) すべての指定執行役員について、「手当」欄に報告されている金額は、会社提供車の通勤及び制限された個人使用の費用であり、ドライバーと燃料に関連する費用を含む様々な費用を考慮に入れた式に基づいて、各個人の実際の通勤及び個人使用に割り当てられる費用の当社の判断を反映している。さらに、報告された金額にはロウリー氏については588ドル、ファルゾン氏については14,555ドル、サリバン氏については22,594ドルのセキュリティ・サービスの追加費用が含まれている。
(注2) PESP拠出及びSESP拠出の欄に記載される金額は、(a) PESP(適格所得の最大50%を、内国歳入法が定める範囲内で、税引前の拠出、ロス401 (k)に基づく拠出及び/又は税引後の拠出の任意の組合せにて拠出する機会を従業員に提供する確定給付制度)及び(b)プルデンシャル補助的従業員貯蓄制度(内国歳入法が定める上限(2024年度においては345,000ドル)を上回る所得を受領する従業員に対して、かかる上限を超える適格所得の最大4%を繰り延べる機会を提供する非適格退職給付制度)に基づく各指定執行役員の口座への当社の拠出を表している。当社は、PESPに基づく従業員の税引前の拠出又はRoth 401(k)に基づく適格所得の最大4%の繰延と、SESPに基づく従業員の繰延のすべてをマッチングする。
(注3) この金額は、2024年4月1日に当社がフィーニー氏のSESP口座に行った一時的な拠出額を表している。追加拠出は、管理上の問題により、フィーニー氏が数年間SESPに参加しなかったことを受けたものである。
(注4) 当社の退職金制度に基づき、タンジ氏に2022年、2023年、2024年に支払われた年次インセンティブ賞与の平均額の1.5倍に、同氏の給与の1.5倍を加えた合計額である。当社の標準的な算定式に特別な考慮や例外は適用されていない。
(c) 退職給付制度
退職給付制度
当社は、退職給付が当社の執行役員報酬制度の重要な構成要素であると考えている。それは、退職給付により、長期的な勤務が促進されるためである。したがって、当社は、指定執行役員を含む従業員のために、年金収入を提供する総合的な給付制度を設けている。この制度には、確定給付制度及び確定拠出制度、並びに高額報酬を付与される従業員(すなわち、報酬及び給付について、内国歳入法が設ける上限を上回る金額を受領する従業員)が上記の上限がなかった場合に付与されていたものと同じ給付を受領することを可能とする2つの補足的な退職給付制度が含まれる。さらに、当社は、指定執行役員を含む一部の適格業務執行役員のために、3つの役員退職給付制度(「SERPs」)を設けている。当該制度は、特定の場合における退職給付の潜在的損失若しくは喪失の埋め合わせをするもの、又は特定の主要な役員に付加的な給与を与えるものである。
当社はまた、プルデンシャル・インシュアランス・カンパニー・オブ・アメリカ繰延報酬制度(「繰延報酬制度」)を設けている。当該制度は、競争慣行の一環として業務執行役員(指定執行役員を含む。)に対して提供されている。
当社は、退職給付を含む当社の従業員向け給付制度の競争力を、当社が人材獲得競争を行うその他の企業が提供している給付制度の競争力と定期的に比較している。当社は、当社の従業員に対して、他社と比較した場合に競争市場の平均か又はそれに近い給付パッケージを提供することを目標としている。
(d) プルデンシャル退職及び上級役員退職制度;支配権の変更プログラム
退職及び支配権の変更手続
取締役会は、当社と指定執行役員を含む当社の一切の業務執行役員との間で、株主の承認を得ることなく、業務執行役員に対してその基本給及び直近の年間インセンティブ報奨の総額の2.99倍を超える給付及び給与を付与する旨を規定する離職又は支配権の変更に関する取決めを行うことを禁止する方針を採択した。当社は、一切の業務執行役員に消費税の負担、還付又はグロスアップを行わない。
他の業務執行役員が、「事由」無き強制的な雇用解除により退職金を受領する資格を有する場合であっても、当社の最高経営責任者及び会長は、かかる利益を付与する退職制度に参加しない。
業務執行役員に対し、競争力があり、かつ総合的な報酬パッケージを提供することを可能にするため、また当該業務執行役員と当社との将来における雇用関係を不明確にするおそれのある取引を検討する際に当該業務執行役員の残留を促進するため、当社は、特定の事象の発生に際して、指定執行役員を含む業務執行役員に対し退職年金及び退職給付を提供している。かかる退職年金及び退職給付は、2種類の制度に基づき付与される。
・プルデンシャル退職制度(「退職制度」)
・支配権変更制度
当社は、指定執行役員との間で個別の雇用契約を締結していない。かかる契約の締結に代わり、死亡、障害、退職若しくは定年退職、又は当社の支配権の変更を含む退職年金に関する特定の事象に関する指定執行役員の権利は、これら2つの制度により保証されている。
当社は、退職及び支配権の変更に係る支払及び給付を付与するにあたり、複数の理由から個別の交渉による契約ではなく、制度を利用している。第一に、「制度」というアプローチにより、当社はこれらの取決めの条件を、随時、柔軟に変更することができる。雇用契約を変更する場合には、関連する指定執行役員の同意が必要となる。第二に、このアプローチは、会社の内外に対してより透明性が高いものである。内部に対する透明性により、退職又はその他の雇用関係の終了に係る支払や給付につき個別的な交渉を行う必要性が削減される。さらに、指定執行役員に対して、その他の指定執行役員と同等の退職金の支払や給付が付与されることが保証される。
以上のとおり、指定執行役員を含む当社の業務執行役員は、最高経営責任者及び会長を除き、「事由」無き非自発的な雇用関係の終了に際して退職金の支払及び給付を受領する権利を有している。かかる業務執行役員、最高経営責任者及び会長はまた、支配権の変更に関連する、「事由」無き非自発的な雇用関係の終了、又は「正当な理由」のある非自発的な雇用関係の終了という「ダブルトリガー」の退職金を受領する権利を有している。当社のエクイティ報奨もまた、当該報奨が、実質的に同等な条件による支配権の変更があった後においても、当該変更前に適用されていた条件の下で継続可能な限りにおいて、「ダブルトリガー」となるものとされている。
目標成果に応じた当該報奨の支払は、支配権の変更以前における業務執行役員に期待される業績に報いるものである。
(e) 長期インセンティブ・プログラム
当社の指定執行役員が当社の事業目標を達成するために貢献する動機付けと報酬を与えるために、長期インセンティブは、各指定執行役員の目標達成による直接的な報酬総額の大部分を構成し、当社の複数年のROE、調整後の帳簿価額、及び普通株式の業績に連動している。
2025年2月に、報酬委員会は各指定執行役員について、長期目標の達成によって報奨金を受け取る制度を設けた。これらの長期目標の設定のため、報酬委員会は以下のことを検討した。
・指定執行役員の報酬総額及び同業他社における同様の役割の役員の報酬における長期インセンティブとして提供される報酬総額の部分に関する競争市場における分析;
・当社及び各指定執行役員の個人の業績及び当該役員から将来期待される貢献;
・指定執行役員の役割における経験のレベル;及び
・人材の維持確保のための報酬
2025年2月に当社の指定執行役員に付与された長期目標に基づくインセンティブの値は、下表のとおりである。指定執行役員の報奨金の75%が業績連動型株式で、25%が制限付株式ユニット(以下「RSU」という。)で付与された。指定執行役員に付与される業績連動型株式(目標)及びRSUの数は、付与額を付与日の当社普通株式の終値で除して決定する。
| 氏名 | 長期目標に基づく報奨金 (ドル) |
|---|---|
| チャールズ・F・ロウリー | 14,000,000 |
| ヤネラ・フリアス | 3,200,000 |
| ロバート・M・ファルゾン | 12,200,000 |
| アンドリュー・F・サリバン | 5,000,000 |
| キャロライン・A・フィーニー | 4,350,000 |
業績連動型株式
業績連動型株式は、長期的な業績を促進するために毎年設定される目標の達成に向けて、指定執行役員の長期インセンティブの大部分を調整するものである。委員会は、3年間の業績達成をバランスよく示すことができると判断した業績連動型株式報奨プログラムの指標を選択する。2021年2月以降、は、委員会は、当社の定める同業他社の業績中央値と当社の予想した調整後1株当たりの簿価の成長率と比較したROEを選択している。NEOは現在、3つの業績連動型株式報奨を保有しており、各報奨において目標株式数の0倍から1.5倍までの株式を獲得する機会を与えられている。
2022年から2024年までの業績期間について、2025年2月に指定執行役員に支払われた最終的な業績連動型株式は、下表のとおりである。
| 指定執行役員 | 業績連動型株式の目標数 | 実際に付与された 業績連動型株式数 |
|---|---|---|
| チャールズ・F・ロウリー | 77,269 | 62,975 |
| ロバート・M・ファルゾン | 61,815 | 50,380 |
| アンドリュー・サリバン | 27,199 | 22,168 |
| キャロライン・A・フィーニー | 15,578 | 12,697 |
| ケネス・タンジ | 22,254 | 18,138 |
制限付き株式ユニット(RSU)
指定執行役員は長期インセンティブ報奨の25%を制限付き株式ユニットで受け取る。付与された制限付き株式ユニットの3分の1は、付与日の属する月の末日から3年ごとに権利が確定する。
(f) 年度末現在の発行済みエクイティ報奨
下表は、2024年12月31日現在の指定執行役員の発行済株式報奨を示している。オプション報奨の欄のエクイティ報奨は、非適格ストック・オプションから成る。株式報奨の欄のエクイティ報奨は、業績連動型株式報奨及び制限付き株式ユニットから成る。業績連動型株式の付与は3年間の業績サイクルで行われ、2021年の付与は2021-2023年の業績サイクル、2022年の付与は2022-2024年の業績サイクル、2023年の付与は2023-2025年の業績サイクル、2024年の付与は2024-2026年の業績サイクルに基づく。
2024年度末現在の発行済みエクイティ報奨
| オプション報奨 | 株式報奨 | ||||||||
| 氏名 | 付与日 | 未行使 オプションについての 株式数 (行使可) | オプション 行使価格 (ドル) | オプション 満了日 | 権利未確定の株式、ユニット又はその他の権利数(#)(注1) | 権利未確定の株式ユニットの市場価値 (ドル) (注1) | エクイティ・ インセンティブ・プラン報奨:権利未確定の株式、ユニット又はその他の権利数(注2) | エクイティ・ インセンティブ・プラン報奨:権利未確定の株式、ユニット又はその他の権利の市場価値又はペイアウト価値(ドル) (注2) | |
| チャールズ・F・ ロウリー | 2024年 2月13日 | 33,258 | 3,942,071 | 149,658 | 17,738,963 | ||||
| 2023年 2月14日 | 20,981 | 2,486,878 | 141,620 | 16,786,219 | |||||
| 2022年 2月8日 | 8,586 | 1,017,699 | 96,587 | 11,448,458 | |||||
| 2018年 2月13日 | 30,885 | 106.89 | 2028年 2月13日 | ||||||
| 2017年 2月14日 | 36,806 | 110.45 | 2027年 2月14日 | ||||||
| ヤネラ・フリアス | 2024年 2月13日 | 2,851 | 337,929 | 9,978 | 1,182,693 | ||||
| 2023年 2月14日 | 1,356 | 160,727 | 7,118 | 843,697 | |||||
| 2022年 2月8日 | 577 | 68,392 | 5,049 | 598,458 | |||||
| 2020年 2月11日 | 3,942 | 95.87 | 2030年 2月11日 | ||||||
| ロバート・M・ ファルゾン | 2024年 2月13日 | 26,606 | 3,153,609 | 119,727 | 14,191,242 | ||||
| 2023年 2月14日 | 16,785 | 1,989,526 | 113,297 | 13,429,094 | |||||
| 2022年 2月8日 | 6,869 | 814,183 | 77,269 | 9,158,695 | |||||
| オプション報 | 株式報奨 | |||||||
| アンドリュー・ F・サリバン | 2024年 2月13日 | 11,878 | 1,407,899 | 53,450 | 6,335,429 | |||
| 2023年 2月14日 | 8,070 | 956,537 | 54,470 | 6,456,330 | ||||
| 2022年 2月8日 | 3,023 | 358,316 | 33,999 | 4,029,902 | ||||
| 2018年 2月13日 | 3,251 | 106.89 | 2028年 2月13日 | |||||
| 2017年 10月2日 | 1,128 | 107.28 | 2027年 10月2日 | |||||
| 2017年 2月14日 | 2,577 | 110.45 | 2027年 2月14日 | |||||
| キャロライン・ A・フィーニー | 2024年 2月13日 | 10,334 | 1,224,889 | 46,502 | 5,511,882 | |||
| 2023年 2月14日 | 5,972 | 707,861 | 40,308 | 4,777,708 | ||||
| 2022年 2月8日 | 2,226 | 263,848 | 19,473 | 2,308,135 | ||||
| 2021年 1月12日 | 60,761 | 7,202,001 | ||||||
| 2018年 6月12日 | 397 | 99.76 | 2028年 6月12日 | |||||
| 2018年 2月13日 | 2,926 | 106.89 | 2028年 2月13日 | |||||
| 2017年 10月2日 | 1,222 | 107.28 | 2027年 10月2日 | |||||
| 2017年 2月14日 | 2,117 | 110.45 | 2027年 2月14日 | |||||
| ケネス・Y・ タンジ | 2024年 2月13日 | 9,621 | 1,140,377 | 43,295 | 5,131,756 | |||
| 2023年 2月14日 | 6,537 | 774,831 | 44,121 | 5,229,663 | ||||
| 2022年 2月8日 | 2,473 | 293,125 | 27,818 | 3,297,268 | ||||
| 2020年 2月11日 | 29,280 | 95.87 | 2030年 2月11日 | |||||
| 2019年 2月12日 | 26,079 | 93.36 | 2029年 2月12日 | |||||
| 2018年 2月13日 | 2,357 | 106.89 | 2028年 2月13日 | |||||
| 2017年 2月14日 | 2,669 | 110.45 | 2027年 2月14日 | |||||
(注1) これらの株式報奨は発行済みの制限付株式ユニットであり、付与日から3年経過後の2月末に年3分の1の割合で権利が確定する。記載されているドル額は、直近の年度末の株価に基づく、発行済株式ユニットの推定価値を示している。
(注2) エクイティ・インセンティブ・プラン報奨欄は、各指定執行役員が2024年度、2023年度、2022年度及び2021年度の付与として支払レベルで受領する発行済み業績連動型株式数の上限を反映しており、記載された金額は、直近の年度末の株価を反映している。業績連動型株式は、3年間の業績評価期間の対象とし、業績評価期間終了後に業績評価指標に基づく配当が決定される。CD&Aで議論されたとおり、委員会は、2022年2月8日に付与された報奨に対して、最終的なアーンアウト係数を0.815とすることを承認した。
(g) プルデンシャル・ファイナンシャル・インク2016年オムニバス・インセンティブ・プランの承認
2016年5月10日に開催された定時株主総会において、当社の株主はプルデンシャル・ファイナンシャル・インク2016年オムニバス・インセンティブ・プランを承認した(以下「2016年オムニバス・プラン」という。)。当社の取締役会は、株主による承認を前提として、2016年オムニバス・プランを承認している。とりわけ、2016年オムニバス・プランによって、対象となる取締役、従業員及び代理人に対して発行できる普通株式は23,000,000株増加する。
(3)
【監査の状況】
(a) 内部監査
上記の「第5 3 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1) コーポレート・ガバナンスの概要」を参照のこと。
(b) 監査報酬の内容等
PwCは、当社が2001年に上場して以来、またそれ以前は1996年から当社の独立監査人を務めている。
PwCを当社の独立監査人として再任するかどうかを決定する際、監査委員会は毎年、以下を含む複数の事項を考慮する。
・ PwCの独立性と客観性
・ 主席監査パートナーの専門知識と能力を含む、プルデンシャルのグローバル業務及びリスク・プロファイルの広範かつ複雑さに対処するPwCの能力と専門知識
・ PwCが従事してきた期間
・ PwCの監査委員会とのコミュニケーションの程度と質
・監査業務の質やコミットメントの遵守など、PwCの全般的なパフォーマンスに関する経営陣の調査結果
・ PwCに関する最近の公開会社会計監査委員会(Public Company Accounting Oversight Board)の検査報告を含む、監査の品質とパフォーマンスに関するデータ、及び
・ PwCの手数料が、絶対ベースでも同業他社と比較しても妥当であること。
SECの規則に従い、独立監査パートナーは、当社への連続したサービス提供年数を5年以内に制限するローテーション要件に従う。当社の主席監査パートナーを選定するプロセスには、当社の経営陣と監査委員長が会計監査人の候補者を検討することが含まれ、主席監査パートナーの最終選定については監査委員会全体で協議する。主席監査パートナーの交代制は、2027年度まで義務付けられていない。
① 【外国監査公認会計士等に対する報酬の内容】
| 区分 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 監査証明業務 に基づく報酬 (百万ドル) | 非監査業務 に基づく報酬 (百万ドル) | 監査証明業務 に基づく報酬 (百万ドル) | 非監査業務 に基づく報酬 (百万ドル) | |
| 提出会社 | - | - | - | - |
| 連結子会社 | - | - | - | - |
| 計(注) | 68 | 3 | 61 | 3 |
(注) 当社は、当社と連結子会社の監査証明業務に基づく報酬と非監査業務に基づく報酬を分けて表示することはできない。上表の詳細は、下記のとおりである。
独立監査人の報酬
下表は2024年度及び2023年度にPwCが提供したサービスに対する報酬の概要である。
| 世界全体での報酬 | (単位:百万ドル) | |
| サービス | 2024年度 | 2023年度 |
| 監査(1) | 55 | 62 |
| 監査関連(2) | 6 | 6 |
| 税務(3) | 3 | 3 |
| その他 | 0 | 0 |
| 合計 | 64 | 71 |
(1) プルデンシャル・ファイナンシャル、及び必要に応じて、国内及び海外の子会社の連結財務書類の統合監査について提供された専門家サービス、コンフォート・レターの発行、規制により必要とされている証明業務、同意、SECに提出する書類の見直し作業の補助等に係る報酬総額。2023年度の監査報酬から700万ドル減少した主な要因は、「ASU2018-12 金融サービス-保険 (トピック944)長期契約の会計処理に関する限定的な改善」の適用の完了によるものである。
(2) 内部管理報告書及び財務コンプライアンス報告書等の保証やその他の関連サービス、規制上は必要とされない証明業務、実施年度前の新会計基準に関する保証業務、並びに新会計基準、買収及び今後適用される財務報告要件に関する会計上のコンサルティングに係る報酬総額。
(3) 確定申告の作成、合併・買収、その他の国際・国内・州内でのプロジェクト及び規則作成要望に関連する税務上の助言に係る費用総額。2024年度度の税務コンプライアンス及び準備費用は約1.7百万ドル、税務助言費用は約0.8百万ドルであった。2023年度度の税務コンプライアンス及び準備費用は約1.3百万ドル、税務助言費用は約1.4百万ドルであった。
② 【その他重要な報酬の内容】
該当事項なし。
③ 【外国監査公認会計士等の提出会社に対する非監査業務の内容】
該当事項なし。
④ 【監査報酬の決定方針】
監査委員会は独立監査人が提供する監査及び許される範囲での監査以外のサービスに関して事前の承諾を必要とする方針を定めた。当該方針は独立監査人の独立性が損なわれないよう、サービスを承認する上で監査委員会が検討しなければならない方針を定め、提供できる監査、監査関連及び税務並びにその他のサービス及び提供してはならない監査以外のサービスについて定め、許可されるすべてのサービスに関する事前承諾の条件を定める。当該方針は具体的な監査、監査関連及び税務サービスの種類についての事前承認と当該サービスの年次ベースでの費用の限度を定めている。その他の許可されたサービスについては具体的な事前承認を求めている。独立監査人は定期的に監査委員会全員に対して当該事前承認に基づき提供されたサービスの範囲及び提供された当該費用のその時点での費用について報告するものとする。監査委員会の方針に従い、当社の監査委員長及び主任会計責任者が次回の監査委員会までにサービスを開始することが合理的に必要であると判断した場合、次の監査委員会までの間に、最大250,000ドルまでの費用のサービスに関して事前承認の権限を会長に委任することができる。会長は次回の監査委員会において、事前承認した案件につき報告しなければならない。監査委員会は独立監査人のサービスの事前承認に関する監査委員会の責務を経営陣に委任することはできない。
上記のすべての監査、監査関連、税務及びその他のサービスは、当該方針に従って監査委員会によって承認された。
(4)
【役員の報酬等】
上記「第5 3 コーポレート・ガバナンスの状況等 (2) 役員の状況 (2) 報酬」を参照のこと。
(5)
【株式の保有状況】
該当事項なし。
第6 【経理の状況】
(イ)プルデンシャル・ファイナンシャル・インクおよびその子会社(以下「プルデンシャル」)の添付の連結財務書類(2024年12月31日および2023年12月31日現在の連結財政状態計算書ならびに2024年12月31日、2023年12月31日および2022年12月31日にそれぞれ終了した各事業年度の連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本変動計算書および連結キャッシュ・フロー計算書)および附属明細表は、米国において一般に公正妥当と認められた会計原則、手続、用語、様式および表示方法に準拠して作成されている。
プルデンシャルが採用した会計原則、手続および表示方法のうち日本で一般に認められた会計原則と相違するもので、重要なものは、「4 日米の会計原則および慣行の相違」で説明されている。
プルデンシャルの連結財務書類は「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」)第328条第1項の規定に従って作成されている。
(ロ)プルデンシャルの添付の2024年12月31日および2023年12月31日現在の連結財政状態計算書ならびに2024年12月31日、2023年12月31日および2022年12月31日にそれぞれ終了した各事業年度の連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本変動計算書および連結キャッシュ・フロー計算書、およびプルデンシャルの添付の附属明細表は、プルデンシャルの独立登録会計事務所であるプライスウォーターハウスクーパースLLPの監査を受けており、その独立登録会計事務所の監査報告書を添付している。
なお、前述の連結財務書類および附属明細表は、金融商品取引法施行令(昭和40年政令第321号)第35条の規定に基づく「財務諸表等の監査証明に関する内閣府令」(昭和32年大蔵省令第12号)第1条の3の規定により、金融商品取引法第193条の2の規定に基づく監査を受けていない。
(ハ)本書に含まれる、あるいは添付されたプルデンシャルの連結財務書類、附属明細表および独立登録会計事務所の監査報告書の原文(英文)はプルデンシャルが米国証券取引委員会に提出したものと実質的に同一であるが、所要の修正を加えたものである。日本文は、これらの原文の連結財務書類、附属明細表および独立登録会計事務所の監査報告書の翻訳である。
(ニ)プルデンシャルの原文の連結財務書類は米ドルで表示されている。日本文の中の円表示額は、「財務諸表等規則」第331条の規定に基づき、1米ドル=144.71円(2025年6月10日現在の株式会社三菱UFJ銀行の対顧客電信直物相場仲値)の換算率を用い計算されている。この計算は、この換算率あるいは他のいかなる換算率によっても、表示された金額が、円金額に決済された、あるいは決済されうるものであるとの表現と解釈がなされるべきではない。
(ホ)円表示額および「2 主な資産・負債および収支の内容」から「4 日米の会計原則および慣行の相違」における記載事項は、プルデンシャルの原文の連結財務書類に含まれておらず、当該事項における財務書類への参照事項を除き、上記(ロ)の監査の対象から除かれている。
プルデンシャル・ファイナンシャル・インク
1【財務書類】
(1)連結財政状態計算書
| 期別 | 2024年12月31日現在 | 2023年12月31日現在 | |||
| 科目 | 百万ドル | 百万円 | 百万ドル | 百万円 | |
| 資産の部 | |||||
| 満期固定証券:売却可能有価証券、公正価値(貸倒引当金、2024年現在:331百万ドル(47,899百万円);2023年現在:160百万ドル(23,154百万円))(償却原価、2024年現在:341,004百万ドル(49,346,689百万円);2023年現在:334,598百万ドル(48,419,677百万円))(1) | $311,570 | ¥45,087,295 | $316,321 | ¥45,774,812 | |
| 満期固定証券:売買目的有価証券、公正価値(償却原価、2024年現在:13,631百万ドル(1,972,542百万円);2023年現在:10,624百万ドル(1,537,399百万円))(1) | 12,530 | 1,813,216 | 9,790 | 1,416,711 | |
| 経験料率契約者保険負債に対応する資産、公正価値 | 3,707 | 536,440 | 3,168 | 458,441 | |
| 持分証券、公正価値(原価、2024年現在:7,043百万ドル(1,019,193百万円); 2023年現在:5,786百万ドル(837,292百万円))(1) | 9,417 | 1,362,734 | 8,242 | 1,192,700 | |
| 商業モーゲージおよびその他貸付(貸倒引当金、2024年現在:574百万ドル(83,064百万円);2023年現在:460百万ドル(66,567百万円)控除後、2024年12月31日時点の公正価値オプションにて測定される公正価値702百万ドル(101,586百万円)および2023年12月31日時点の公正価値オプションにて測定される公正価値519百万ドル(75,104百万円)を含む。)(1) | 62,341 | 9,021,366 | 59,305 | 8,582,027 | |
| 保険約款貸付 | 9,795 | 1,417,434 | 10,047 | 1,453,901 | |
| その他運用資産(貸倒引当金、2024年現在:2百万ドル(289百万円);2023年現在:1百万ドル(145百万円)控除後、2024年12月31日時点の公正価値オプションにて測定される7,574百万ドル(1,096,034百万円)および2023年12月31日時点の公正価値オプションにて測定される6,074百万ドル(878,969百万円)を含む。)(1) | 26,351 | 3,813,253 | 22,855 | 3,307,347 | |
| 短期投資(貸倒引当金、2024年現在:0百万ドル(0百万円);2023年現在:0百万ドル(0百万円)控除後) | 9,069 | 1,312,375 | 5,005 | 724,274 | |
| 投資合計 | 444,780 | 64,364,114 | 434,733 | 62,910,212 | |
| 現金および現金同等物(1) | 18,497 | 2,676,701 | 19,419 | 2,810,123 | |
| 未収投資収益(1) | 3,441 | 497,947 | 3,287 | 475,662 | |
| 繰延保険契約取得費用 | 20,448 | 2,959,030 | 20,856 | 3,018,072 | |
| 事業取得価値 | 435 | 62,949 | 530 | 76,696 | |
| 市場リスクを伴う給付に係る資産 | 2,331 | 337,319 | 1,981 | 286,671 | |
| 再保険回収見込額および預金債権(貸倒引当金、2024年現在:12百万ドル(1,737百万円);2023年現在:12百万ドル(1,737百万円)控除後、2024年12月31日時点の公正価値オプションにて測定される公正価値849百万ドル(122,859百万円)および2023年12月31日時点の公正価値オプションにて測定される公正価値149百万ドル(21,562百万円)を含む。)(2) | 37,680 | 5,452,673 | 27,311 | 3,952,175 | |
| 法人所得税資産 | 866 | 125,319 | 939 | 135,883 | |
| その他資産(貸倒引当金、2024年現在:2百万ドル(289百万円);2023年現在:3百万ドル(434百万円)控除後、2024年12月31日時点の公正価値オプションにて測定される公正価値0百万ドル(0百万円)および2023年12月31日時点の公正価値オプションにて測定される公正価値11百万ドル(1,592百万円)を含む。)(1)(2)(3) | 13,737 | 1,987,881 | 13,268 | 1,920,012 | |
| 分離勘定資産 | 193,372 | 27,982,862 | 198,888 | 28,781,082 | |
| 資産合計 | $735,587 | ¥106,446,795 | $721,212 | ¥104,366,589 | |
(1) 変動持分事業体に関する残高の詳細は注記4参照
(2) 関連当事者取引についての追加情報は注記24参照
(3) 過年度の金額は当期の表示に一致させるため訂正されている。
連結財務書類の注記を参照
プルデンシャル・ファイナンシャル・インク
(1)連結財政状態計算書(続き)
| 期別 | 2024年12月31日現在 | 2023年12月31日現在 | |||
| 科目 | 百万ドル | 百万円 | 百万ドル | 百万円 | |
| 負債、メザニン持分および資本の部 | |||||
| 負債の部 | |||||
| 責任準備金 | $268,912 | ¥38,914,256 | $273,281 | ¥39,546,494 | |
| 保険契約者預り金勘定 | 166,254 | 24,058,616 | 147,018 | 21,274,975 | |
| 市場リスクを伴う給付に係る負債 | 4,455 | 644,683 | 5,467 | 791,130 | |
| 契約者配当金 | 718 | 103,902 | 1,475 | 213,447 | |
| 買戻条件付売却有価証券 | 6,796 | 983,449 | 6,056 | 876,364 | |
| 貸付有価証券見合現金担保預り | 9,621 | 1,392,255 | 6,477 | 937,287 | |
| 再保険および保留債務(組み込みデリバティブ公正価値2024年12月31日現在 (118)百万ドル((17,076)百万円);2023年12月31日現在 490百万ドル(70,908百万円)を含む)(2) | 17,084 | 2,472,226 | 15,729 | 2,276,144 | |
| 短期借入債務 | 953 | 137,909 | 618 | 89,431 | |
| 長期借入債務 | 19,187 | 2,776,551 | 18,882 | 2,732,414 | |
| その他負債(貸倒引当金(純額)2024年12月31日現在 14百万ドル(2,026百万円);2023年12月31日現在 15百万ドル(2,171百万円)、デリバティブ公正価値2024年12月31日現在 4,751百万ドル(687,517百万円);2023年12月31日現在 4,175百万ドル(604,164百万円)を含む)(1) | 16,679 | 2,413,618 | 16,071 | 2,325,634 | |
| 連結変動持分事業体により発行された債券(公正価値オプションで測定された公正価値2024年12月31日現在 60百万ドル(8,683百万円);2023年12月31日現在 778百万ドル(112,584百万円)を含む)(1) | 1,430 | 206,935 | 1,374 | 198,832 | |
| 分離勘定負債 | 193,372 | 27,982,862 | 198,888 | 28,781,082 | |
| 負債合計 | 705,461 | 102,087,261 | 691,336 | 100,043,233 | |
| 契約債務および偶発債務 (注記25参照) | |||||
| メザニン持分の部 | |||||
| 被支配株主持分の償還(3) | 1,939 | 280,593 | 1,766 | 255,558 | |
| メザニン持分合計 | 1,939 | 280,593 | 1,766 | 255,558 | |
| 資本の部 | |||||
| 優先株式(額面0.01ドル;授権株式 10,000,000株;発行済株式なし) | 0 | 0 | 0 | 0 | |
| 普通株式(額面0.01ドル;授権株式 1,500,000,000株;発行済株式-2024年12月31日現在:666,305,189株、2023年12月31日現在:666,305,189株) | 6 | 868 | 6 | 868 | |
| 資本剰余金 | 25,901 | 3,748,134 | 25,746 | 3,725,704 | |
| 自己株式(普通株式)、取得原価(2024年12月31日現在:311,738,187株、2023年12月31日現在:307,089,216株) | (24,511) | (3,546,987) | (23,780) | (3,441,204) | |
| 累積その他の包括利益(損失)(2) | (6,711) | (971,149) | (6,504) | (941,194) | |
| 利益剰余金 | 33,187 | 4,802,491 | 32,352 | 4,681,658 | |
| プルデンシャル・ファイナンシャル・インク資本合計 | 27,872 | 4,033,357 | 27,820 | 4,025,832 | |
| 非支配株主持分(3) | 315 | 45,584 | 290 | 41,966 | |
| 資本合計 | 28,187 | 4,078,941 | 28,110 | 4,067,798 | |
| 負債、メザニン持分および資本の部 | $735,587 | ¥106,446,795 | $721,212 | ¥104,366,589 | |
(1) 変動持分事業体に関する残高の詳細は注記4参照
(2) 関連当事者取引についての追加情報は注記24参照
(3) 過年度の金額は当期の表示に一致させるため訂正されている。
連結財務書類の注記を参照
プルデンシャル・ファイナンシャル・インク
(2)連結損益計算書
| 期間 科目 | 12月31日に終了した事業年度 | ||||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | |||||
| 百万ドル | 百万円 | 百万ドル | 百万円 | 百万ドル | 百万円 | ||
| 収益の部 | |||||||
| 保険料(2024年、2023年および2022年12月31日に終了した1年間の繰延利益負債の償却の推計の変動による利益(損失)73百万ドル(10,564百万円)323百万ドル(46,741百万円)、(377)百万ドル((54,556)百万円)を含む。)(1) | $42,897 | ¥6,207,625 | $27,364 | ¥3,959,844 | $36,475 | ¥5,278,297 | |
| 契約賦課金および報酬収益 | 4,298 | 621,964 | 4,527 | 655,102 | 4,615 | 667,837 | |
| 純投資収益 | 19,909 | 2,881,031 | 17,865 | 2,585,244 | 16,037 | 2,320,714 | |
| 資産運用およびサービス手数料(1) | 4,090 | 591,864 | 3,717 | 537,887 | 4,062 | 587,812 | |
| その他収益(損失)(1) | 3,037 | 439,484 | 4,065 | 588,246 | 608 | 87,984 | |
| 実現投資利益(損失)、純額(1) | (3,429) | (496,211) | (3,615) | (523,127) | (4,507) | (652,208) | |
| 市場リスクを伴う給付の価値の増減(関連するヘッジ損益を控除後) | (397) | (57,450) | 56 | 8,104 | (409) | (59,186) | |
| 収益合計 | 70,405 | 10,188,308 | 53,979 | 7,811,301 | 56,881 | 8,231,250 | |
| 保険金・給付金および費用の部 | |||||||
| 契約者保険金・給付金(1) | 47,119 | 6,818,590 | 30,931 | 4,476,025 | 40,816 | 5,906,483 | |
| 責任準備金見積額の増減(1) | (37) | (5,354) | 337 | 48,767 | 654 | 94,640 | |
| 契約者預り金勘定への付与利息 | 4,582 | 663,061 | 3,983 | 576,380 | 2,193 | 317,349 | |
| 契約者配当金 | 698 | 101,008 | 1,069 | 154,695 | 198 | 28,653 | |
| 繰延保険契約取得費用の償却 | 1,492 | 215,907 | 1,459 | 211,132 | 1,433 | 207,369 | |
| のれんの減損 | 0 | 0 | 177 | 25,614 | 903 | 130,673 | |
| 一般管理費(1) | 13,342 | 1,930,721 | 12,951 | 1,874,139 | 12,576 | 1,819,873 | |
| 保険金・給付金および費用合計 | 67,196 | 9,723,933 | 50,907 | 7,366,752 | 58,773 | 8,505,041 | |
| 法人所得税、合弁事業およびその他の運営事業損益に対する持分反映前事業利益(損失) | 3,209 | 464,374 | 3,072 | 444,549 | (1,892) | (273,791) | |
| 法人所得税費用合計(利益) | 507 | 73,368 | 613 | 88,707 | (279) | (40,374) | |
| 合弁事業およびその他の運営事業損益に対する持分反映前事業利益(損失) | 2,702 | 391,006 | 2,459 | 355,842 | (1,613) | (233,417) | |
| 合弁事業およびその他の運営事業損益に対する持分、税引後 | 144 | 20,838 | 49 | 7,091 | (62) | (8,972) | |
| 当期純利益(損失) | 2,846 | 411,845 | 2,508 | 362,933 | (1,675) | (242,389) | |
| 非支配株主持分および償還可能非支配持分に帰属する利益(損失)による減少 | 119 | 17,220 | 20 | 2,894 | (28) | (4,052) | |
| 当社株主に帰属する当期純利益(損失) | $2,727 | ¥394,624 | $2,488 | ¥360,038 | ($1,647) | (¥238,337) | |
| 期間 科目 | 12月31日に終了した事業年度 | ||||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | |||||
| ドル | 円 | ドル | 円 | ドル | 円 | ||
| 1株当たり利益 | |||||||
| 基本 1株あたり利益- 普通株式: | |||||||
| 当社株主に帰属する当期純利益(損失) | $7.54 | ¥1,091 | $6.76 | ¥978 | ($4.49) | (¥650) | |
| 希薄化後 1株あたり利益- 普通株式: | |||||||
| 当社株主に帰属する当期純利益(損失) | $7.50 | ¥1,085 | $6.74 | ¥975 | ($4.49) | (¥650) | |
(1) 関連当事者取引についての追加情報は注記24参照
連結財務書類の注記を参照
プルデンシャル・ファイナンシャル・インク
(3)連結包括利益計算書
| 期別 科目 | 12月31日に終了した事業年度 | ||||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | |||||
| 百万ドル | 百万円 | 百万ドル | 百万円 | 百万ドル | 百万円 | ||
| 当期純利益(損失) | $2,846 | ¥411,845 | $2,508 | ¥362,933 | ($1,675) | (¥242,389) | |
| その他包括利益(損失)、税引前 | |||||||
| 当期における外貨換算調整額 | (852) | (123,293) | (264) | (38,203) | (1,131) | (163,667) | |
| 純未実現投資利益(損失) | (10,125) | (1,465,189) | 6,219 | 899,951 | (55,845) | (8,081,330) | |
| 将来の保険給付金の金利再測定(1) | 11,804 | 1,708,157 | (8,770) | (1,269,107) | 63,643 | 9,209,779 | |
| 市場リスクを伴う給付に係る不履行リスクの変化による利益(損失) | (466) | (67,435) | (693) | (100,284) | 938 | 135,738 | |
| 確定給付年金および退職後給付費用の未実現当期純利益(費用) | (204) | (29,521) | (27) | (3,907) | 636 | 92,036 | |
| 合計 | 157 | 22,719 | (3,535) | (511,550) | 8,241 | 1,192,555 | |
| その他包括利益(損失)に関する法人所得税費用(還付)による減少 | 364 | 52,674 | (837) | (121,122) | 2,555 | 369,734 | |
| その他包括利益(損失)、税引後 | (207) | (29,955) | (2,698) | (390,428) | 5,686 | 822,821 | |
| 包括利益(損失) | 2,639 | 381,890 | (190) | (27,495) | 4,011 | 580,432 | |
| 非支配株主および償還可能非支配持分に帰属する包括利益(損失)による減少 | 119 | 17,220 | 20 | 2,894 | (29) | (4,197) | |
| 当社に帰属する包括利益(損失) | $2,520 | ¥364,669 | ($210) | (¥30,389) | $4,040 | ¥584,628 | |
(1) 関連当事者取引についての追加情報は注記24参照
連結財務書類の注記を参照
プルデンシャル・ファイナンシャル・インク
(4)連結株主資本変動計算書 (単位:百万ドル)
| 普通株式 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | 自己株式 (普通株式) | 累積その他の包括利益 (損失) | 自己資本 合計 | 非支配株主 持分(1) | 資本合計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021年12月31日現在残高 | $6 | $25,732 | $35,183 | ($21,838) | ($9,493) | $29,590 | $393 | $29,983 |
| 普通株式の取得 | (1,500) | (1,500) | (1,500) | |||||
| 非支配株主からの出資 | 10 | 10 | ||||||
| 非支配株主への配当 | (76) | (76) | ||||||
| 非支配株主の連結化/(非連結化) | (20) | (20) | ||||||
| 株式に基づく報酬制度 | 15 | 270 | 285 | 285 | ||||
| 普通株式配当宣言額 | (1,822) | (1,822) | (1,822) | |||||
| 包括利益: | ||||||||
| 当期純利益(損失) | (1,647) | (1,647) | 35 | (1,612) | ||||
| その他の包括利益(損失)、税引後 | 5,687 | 5,687 | (1) | 5,686 | ||||
| 包括利益(損失)合計 | (1,647) | 5,687 | 4,040 | 34 | 4,074 | |||
| 2022年12月31日現在残高 | 6 | 25,747 | 31,714 | (23,068) | (3,806) | 30,593 | 341 | 30,934 |
| 普通株式の取得 | (1,006) | (1,006) | (1,006) | |||||
| 非支配株主からの出資 | 19 | 19 | ||||||
| 非支配株主への配当 | (40) | (40) | ||||||
| 非支配株主の連結化/(非連結化) | (36) | (36) | ||||||
| 株式に基づく報酬制度 | (1) | 294 | 293 | 293 | ||||
| 普通株式配当宣言額 | (1,850) | (1,850) | (1,850) | |||||
| 包括利益: | ||||||||
| 当期純利益(損失) | 2,488 | 2,488 | 6 | 2,494 | ||||
| その他の包括利益(損失)、税引後 | (2,698) | (2,698) | 0 | (2,698) | ||||
| 包括利益(損失)合計 | 2,488 | (2,698) | (210) | 6 | (204) | |||
| 2023年12月31日現在残高 | 6 | 25,746 | 32,352 | (23,780) | (6,504) | 27,820 | 290 | 28,110 |
| 普通株式の取得 | (1,006) | (1,006) | (1,006) | |||||
| 非支配株主からの出資 | 15 | 15 | ||||||
| 非支配株主への配当 | (63) | (63) | ||||||
| 非支配株主の連結化/(非連結化) | (3) | (3) | ||||||
| 株式に基づく報酬制度 | 155 | 275 | 430 | 430 | ||||
| 普通株式配当宣言額 | (1,892) | (1,892) | (1,892) | |||||
| 包括利益: | ||||||||
| 当期純利益(損失) | 2,727 | 2,727 | 76 | 2,803 | ||||
| その他の包括利益(損失)、税引後 | (207) | (207) | 0 | (207) | ||||
| 包括利益(損失)合計 | 2,727 | (207) | 2,520 | 76 | 2,596 | |||
| 2024年12月31日現在残高 | $6 | $25,901 | $33,187 | ($24,511) | ($6,711) | $27,872 | $315 | $28,187 |
(1) 過年度の金額は当期の表示に一致させるため訂正されている。
連結財務書類の注記を参照
プルデンシャル・ファイナンシャル・インク
(4)連結株主資本変動計算書 (単位:百万円)
| 普通株式 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | 自己株式 (普通株式) | 累積その他の 包括利益 (損失) | 自己資本 合計 | 非支配株主 持分(1) | 資本合計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021年12月31日現在残高 | ¥868 | ¥3,723,678 | ¥5,091,332 | (¥3,160,177) | (¥1,373,732) | ¥4,281,969 | ¥56,871 | ¥4,338,840 |
| 普通株式の取得 | (217,065) | (217,065) | (217,065) | |||||
| 非支配株主からの出資 | 1,447 | 1,447 | ||||||
| 非支配株主への配当 | (10,998) | (10,998) | ||||||
| 非支配株主の連結化/(非連結化) | (2,894) | (2,894) | ||||||
| 株式に基づく報酬制度 | 2,171 | 39,072 | 41,242 | 41,242 | ||||
| 普通株式配当宣言額 | (263,662) | (263,662) | (263,662) | |||||
| 包括利益: | ||||||||
| 当期純利益(損失) | (238,337) | (238,337) | 5,065 | (233,273) | ||||
| その他の包括利益(損失)、税引後 | 822,966 | 822,966 | (145) | 822,821 | ||||
| 包括利益(損失)合計 | (238,337) | 822,966 | 584,628 | 4,920 | 589,549 | |||
| 2022年12月31日現在残高 | 868 | 3,725,848 | 4,589,333 | (3,338,170) | (550,766) | 4,427,113 | 49,346 | 4,476,459 |
| 普通株式の取得 | (145,578) | (145,578) | (145,578) | |||||
| 非支配株主からの出資 | 2,749 | 2,749 | ||||||
| 非支配株主への配当 | (5,788) | (5,788) | ||||||
| 非支配株主の連結化/(非連結化) | (5,210) | (5,210) | ||||||
| 株式に基づく報酬制度 | (145) | 42,545 | 42,400 | 42,400 | ||||
| 普通株式配当宣言額 | (267,714) | (267,714) | (267,714) | |||||
| 包括利益: | ||||||||
| 当期純利益(損失) | 360,038 | 360,038 | 868 | 360,907 | ||||
| その他の包括利益(損失)、税引後 | (390,428) | (390,428) | 0 | (390,428) | ||||
| 包括利益(損失)合計 | 360,038 | (390,428) | (30,389) | 868 | (29,521) | |||
| 2023年12月31日現在残高 | 868 | 3,725,704 | 4,681,658 | (3,441,204) | (941,194) | 4,025,832 | 41,966 | 4,067,798 |
| 普通株式の取得 | (145,578) | (145,578) | (145,578) | |||||
| 非支配株主からの出資 | 2,171 | 2,171 | ||||||
| 非支配株主への配当 | (9,117) | (9,117) | ||||||
| 非支配株主の連結化/(非連結化) | (434) | (434) | ||||||
| 株式に基づく報酬制度 | 22,430 | 39,795 | 62,225 | 62,225 | ||||
| 普通株式配当宣言額 | (273,791) | (273,791) | (273,791) | |||||
| 包括利益: | ||||||||
| 当期純利益(損失) | 394,624 | 394,624 | 10,998 | 405,622 | ||||
| その他の包括利益(損失)、税引後 | (29,955) | (29,955) | 0 | (29,955) | ||||
| 包括利益(損失)合計 | 394,624 | (29,955) | 364,669 | 10,998 | 375,667 | |||
| 2024年12月31日現在残高 | ¥868 | ¥3,748,134 | ¥4,802,491 | (¥3,546,987) | (¥971,149) | ¥4,033,357 | ¥45,584 | ¥4,078,941 |
(1) 過年度の金額は当期の表示に一致させるため訂正されている。
連結財務書類の注記を参照
プルデンシャル・ファイナンシャル・インク
(5)連結キャッシュ・フロー計算書
| 期間 科目 | 12月31日に終了した事業年度 | |||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||
| 百万ドル | 百万円 | 百万ドル | 百万円 | 百万ドル | 百万円 | |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | ||||||
| 当期純利益(損失) | $2,846 | ¥411,845 | $2,508 | ¥362,933 | ($1,675) | (¥242,389) |
| 営業活動から得た現金(純額)への当期純利益(損失)の調整 | ||||||
| 実現投資(利益)損失、純額(1) | 3,429 | 496,211 | 3,615 | 523,127 | $4,507 | 652,208 |
| 市場リスクを伴う給付の価値の増減(関連するヘッジ(利益)損失控除後) | 397 | 57,450 | (56) | (8,104) | $409 | 59,186 |
| 契約賦課金および報酬収益 | (2,128) | (307,943) | (2,186) | (316,336) | ($2,230) | (322,703) |
| 契約者預り金勘定への付与利息 | 4,582 | 663,061 | 3,983 | 576,380 | $2,193 | 317,349 |
| のれんの減損 | 0 | 0 | 177 | 25,614 | $903 | 130,673 |
| 減価償却費および償却費 | 383 | 55,424 | (70) | (10,130) | $117 | 16,931 |
| 経験料率契約者保険負債に対応する勘定資産による損失(利益)、純額 | (595) | (86,102) | (503) | (72,789) | $1,128 | 163,233 |
| 勘定残高増減: | ||||||
| 繰延保険契約取得費用 | (1,111) | (160,773) | (869) | (125,753) | (722) | (104,481) |
| 責任準備金およびその他の保険債務 | 4,803 | 695,042 | 5,489 | 794,313 | 6,132 | 887,362 |
| 再保険関連残高(1)(2) | (2,731) | (395,203) | (683) | (98,837) | (868) | (125,608) |
| 法人所得税 | (146) | (21,128) | (442) | (63,962) | (1,594) | (230,668) |
| デリバティブ、純額 | 897 | 129,805 | (746) | (107,954) | (2,533) | (366,550) |
| その他、純額 (1)(2)(3) | (2,124) | (307,364) | (3,707) | (536,440) | (609) | (88,128) |
| 営業活動からの(に使用した)キャッシュ・フロー | 8,502 | 1,230,324 | 6,510 | 942,062 | 5,158 | 746,414 |
| 投資活動からのキャッシュ・フロー | ||||||
| 資産の売却/満期償還/期限前償還による収入: | ||||||
| 満期固定証券、売却可能 | 59,059 | 8,546,428 | 44,097 | 6,381,277 | 50,823 | 7,354,596 |
| 満期固定証券、満期保有目的 | 0 | 0 | 22 | 3,184 | 38 | 5,499 |
| 満期固定証券、売買目的 | 3,398 | 491,725 | 1,559 | 225,603 | 1,641 | 237,469 |
| 経験料率契約者保険負債に対応する資産 | 1,474 | 213,303 | 2,286 | 330,807 | 11,410 | 1,651,141 |
| 持分証券 | 5,790 | 837,871 | 4,348 | 629,199 | 3,697 | 534,993 |
| 商業モーゲージおよびその他貸付 | 5,466 | 790,985 | 3,985 | 576,669 | 5,580 | 807,482 |
| 保険約款貸付 | 1,972 | 285,368 | 1,806 | 261,346 | 1,738 | 251,506 |
| その他投資資産 | 1,936 | 280,159 | 1,260 | 182,335 | 1,789 | 258,886 |
| 短期投資 | 33,316 | 4,821,158 | 32,684 | 4,729,702 | 40,653 | 5,882,896 |
| 資産の購入/組成による支払: | ||||||
| 満期固定証券、売却可能 | (72,997) | (10,563,396) | (47,580) | (6,885,302) | (60,070) | (8,692,730) |
| 満期固定証券、売買目的 | (7,041) | (1,018,903) | (4,174) | (604,020) | (659) | (95,364) |
| 経験料率契約者保険負債に対応する資産 | (1,773) | (256,571) | (2,290) | (331,386) | (11,799) | (1,707,433) |
| 持分証券 | (6,576) | (951,613) | (4,296) | (621,674) | (3,451) | (499,394) |
| 商業モーゲージおよびその他貸付 | (9,134) | (1,321,781) | (6,359) | (920,211) | (5,497) | (795,471) |
| 保険約款貸付 | (1,601) | (231,681) | (1,544) | (223,432) | (1,248) | (180,598) |
| その他投資資産 | (3,884) | (562,054) | (3,049) | (441,221) | (2,832) | (409,819) |
| 短期投資 | (37,244) | (5,389,579) | (32,872) | (4,756,907) | (37,894) | (5,483,641) |
| 売却(売却時現金控除後)(4) | 0 | 0 | 0 | 0 | 422 | 61,068 |
| デリバティブ、純額 | (696) | (100,718) | (1,329) | (192,320) | (1,881) | (272,200) |
| その他、純額 | (50) | (7,236) | (676) | (97,824) | (98) | (14,182) |
| 投資活動からの(に使用した)キャッシュ・フロー | (28,585) | (4,136,535) | (12,122) | (1,754,175) | (7,638) | (1,105,295) |
| 期間 科目 | 12月31日に終了した事業年度 | |||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||
| 百万ドル | 百万円 | 百万ドル | 百万円 | 百万ドル | 百万円 | |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | ||||||
| 契約者預り金勘定への預け入れ | 35,913 | 5,196,970 | 28,521 | 4,127,274 | 30,094 | 4,354,903 |
| 契約者預り金勘定からの引出し | (19,388) | (2,805,637) | (18,307) | (2,649,206) | (24,149) | (3,494,602) |
| 買戻条件付売却有価証券および貸付有価証券見合現金担保預りの純変化 | 3,884 | 562,054 | (156) | (22,575) | (1,541) | (222,998) |
| 普通株式の現金配当金の支払 | (1,891) | (273,647) | (1,846) | (267,135) | (1,817) | (262,938) |
| 財務アレンジによる純変化(期間90日以下) | (583) | (84,366) | 10 | 1,447 | (214) | (30,968) |
| 普通株式の取得 | (1,000) | (144,710) | (1,012) | (146,447) | (1,488) | (215,328) |
| ストック・オプション行使のための普通株式の再発行 | 201 | 29,087 | 126 | 18,233 | 163 | 23,588 |
| 借入債務発行による収入(期間90日超) | 1,423 | 205,922 | 716 | 103,612 | 2,706 | 391,585 |
| 借入債務の返済(期間90日超) | (814) | (117,794) | (1,982) | (286,815) | (1,184) | (171,337) |
| 連結VIE発行債権による収入 | 1,436 | 207,804 | 1,360 | 196,806 | 137 | 19,825 |
| 連結VIE発行債権による返済 | (617) | (89,286) | (336) | (48,623) | 0 | 0 |
| その他、純額(1)(5) | 830 | 120,109 | 645 | 93,338 | 2,226 | 322,124 |
| 財務活動からの(に使用した)キャッシュ・フロー | 19,394 | 2,806,506 | 7,739 | 1,119,911 | 4,933 | 713,854 |
| 外国為替レートの変動の現金残高への影響 | (254) | (36,756) | 37 | 5,354 | (159) | (23,009) |
| 現金、現金同等物、制限付現金および制限付現金同等物純増加(減少)額(売却目的保有に分類された残高を含む) | (943) | (136,462) | 2,164 | 313,152 | 2,294 | 331,965 |
| 売却目的保有現金残高の純増減額(4) | 0 | 0 | 0 | 0 | (2,071) | (299,694) |
| 現金、現金同等物、使途制限付現金および使途制限付現金同等物の純増減額 | (943) | (136,462) | 2,164 | 313,152 | 4,365 | 631,659 |
| 現金および現金同等物、制限付現金および制限付現金同等物の期首残高 | 19,463 | 2,816,491 | 17,299 | 2,503,338 | 12,934 | 1,871,679 |
| 現金および現金同等物、制限付現金および制限付現金同等物の期末残高 | $18,520 | ¥2,680,029 | $19,463 | ¥2,816,491 | $17,299 | ¥2,503,338 |
| 期間 科目 | 12月31日に終了した事業年度 | |||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||
| 百万ドル | 百万円 | 百万ドル | 百万円 | 百万ドル | 百万円 | |
| キャッシュ・フローについての補足情報 | ||||||
| 法人所得税支払額(還付控除後) | $756 | ¥109,401 | $895 | ¥129,515 | $1,090 | ¥157,734 |
| 利息支払額 | $1,995 | ¥288,696 | $1,555 | ¥225,024 | $1,452 | ¥210,119 |
| 売却目的保有区分(4) | ||||||
| 売却目的保有資産 | $0 | ¥0 | $0 | ¥0 | ($153,935) | (¥22,275,934) |
| 売却目的保有負債 | $0 | ¥0 | $0 | ¥0 | ($151,508) | (¥21,924,723) |
| 売却目的保有純資産 | $0 | ¥0 | $0 | ¥0 | ($2,427) | (¥351,211) |
| 当期非現金取引 | ||||||
| 株式に基づく報酬制度のための自己株式発行 | $217 | ¥31,402 | $282 | ¥40,808 | $236 | ¥34,152 |
| 年金契約の更改(6) | $0 | ¥0 | $491 | ¥71,053 | $3,129 | ¥452,798 |
| IRA契約の解約により移転した資産(7) | $0 | ¥0 | $2,019 | ¥292,169 | $0 | ¥0 |
| 重要な年金リスク移行取引: | ||||||
| 取得資産(現金および現金同等物以外) | $11,693 | ¥1,692,094 | $2,264 | ¥327,623 | $8,246 | ¥1,193,279 |
| 引受負債 | 16,020 | 2,318,254 | 3,257 | 471,320 | 8,764 | 1,268,238 |
| 受取金額純額 | $4,327 | ¥626,160 | $993 | ¥143,697 | $518 | ¥74,960 |
| プリズミック再保険の取引(8): | ||||||
| 現金および現金同等物を除いた移転純資産 | $0 | ¥0 | $1,351 | ¥195,503 | $0 | ¥0 |
| 資金留保ベースの共同保険で設定された債務 | 102 | 14,760 | 8,185 | 1,184,451 | 0 | 0 |
| 将来保険給付に設定された再保険金回収見込額 | 0 | 0 | (5,584) | (808,061) | 0 | 0 |
| 契約者勘定に設定された預かり資産 | 0 | 0 | (3,723) | (538,755) | 0 | 0 |
| 繰延保険獲得費用の解放 | 0 | 0 | 23 | 3,328 | 0 | 0 |
| 繰延再保険損失 | (102) | (14,760) | (240) | (34,730) | 0 | 0 |
| 受取金額純額 | 0 | 0 | 12 | 1,737 | 0 | 0 |
| サマーセット・リインシュアランスとの取引(8): | ||||||
| 修正共同保険式再保険の再保険回収見込額(純額) | (578) | (83,642) | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 繰延保険獲得費用の解放 | 284 | 41,098 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 繰延再保険収益 | 363 | 52,530 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 受取金額純額 | 69 | 9,985 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| ウィルトン・リインシュアランスとの取引(8): | 0 | 0 | 0 | |||
| 現金および現金同等物を除いた移転純資産 | 6,679 | 966,518 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 譲渡された保険約款貸付 | 44 | 6,367 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 共同保険式再保険の再保険回収見込額 | (7,362) | (1,065,355) | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 繰延保険獲得費用の解放 | 699 | 101,152 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 繰延再保険損失 | (980) | (141,816) | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 支払再保険金債務 | 175 | 25,324 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 支払金額純額 | ($745) | (¥107,809) | $0 | ¥0 | $0 | ¥0 |
| 財政状態計算書に対する調整 | ||||||
| 現金および現金同等物 | $18,497 | ¥2,676,701 | $19,419 | ¥2,810,123 | $17,251 | ¥2,496,392 |
| 制限付現金および制限付現金同等物(その他資産を含む) | $23 | ¥3,328 | $44 | ¥6,367 | $48 | ¥6,946 |
| 現金、現金同等物、制限付現金および制限付現金同等物の合計 | $18,520 | ¥2,680,029 | $19,463 | ¥2,816,491 | $17,299 | ¥2,503,338 |
(1) 関連当事者取引についての追加情報は注記24参照。
(2) 過年度の金額は当期の表示に一致させるため更新されている。
(3) 2022年12月31日に終了した1年間の金額には2022年4月1日に完了したプルデンシャル・アニュイティーズ・ライフ・アシュアランス・コーポレーション(以下「PALAC」)及び総合退職金事業の売却益の認識額を含む。これらの売却の追加情報は注記1を参照。
(4) 売却についての詳細な情報は注記1を参照。
(5) 2022年12月31日に終了した1年間の金額にはPALACの売却関連の担保付借入からの約1.6十億ドルを含む。なお、担保付借入は、以前に出再された特定の年金商品の更改に関連して2022年に非現金取引の一環として認識を中止した。追加情報は注記1を参照。
(6) 「営業活動からの(に使用した)キャッシュ・フロー」および「投資活動からの(に使用した)キャッシュ・フロー」は、 フォーティテュード・グループ・ホールディングス・エルエルシーから当社へ以前に再保険された特定の年金商品の更改に関する非現金取引を除く。追加情報は注記1を参照。
(7) 「営業活動からの(に使用した)キャッシュ・フロー」および「投資活動からの(に使用した)キャッシュ・フロー」は、当社からグレート・ウェスト・ライフ・アンド・アニュイティ・インシュアランス・カンパニーへの特定の個人退職勘定(IRA)契約の解約の結果発生する総合退職金事業の売却に関する非現金取引を除く。この売却の追加情報は注記1を参照。
(8) プリズミック・ライフ・リインシュアランス・リミテッド(プリズミック再保険)、サマーセット・リインシュアランス・リミテッド(サマーセット再保険)、ウィルトン・リインシュアランス・カンパニー、ウィルトン・リインシュアランス・バミューダ・リミテッド(まとめてウィルトン再保険)との再保険取引に関する追加情報は注記15を参照。
連結財務書類の注記を参照
2【主な資産・負債及び収支の内容】
添付の連結財務書類を参照のこと。
3【その他】
(1)後発事象
該当事項なし。
(2)訴訟
当社に影響する係属中の訴訟及び規制上の問題並びに当社の事業に対する当該事由による一定のリスクについては、連結財務書類の注記23「訴訟および規制上の問題」を参照のこと。
4【日米の会計原則および慣行の相違】
添付の連結財務書類は、米国において一般的に公正妥当と認められた会計原則および慣行に従って作成されている。従って、日本の会計原則および慣行に従ったものとは異なっている。主要な相違は以下のように要約される。
(1)保険料の認識基準
米国においては、短期保険契約の保険料は、一般に保険の契約期間にわたり均等に収益として認識され、長期保険契約(主として生命保険)からの保険料は、保険契約者に対する保険料の徴収期日に収益として認識される。投資契約あるいはユニバーサル・ライフ・タイプの契約に分類される保険契約から受け取った保険料は収益として報告されず、預り金として報告される。これらの契約では、契約者に課された金額が収益となる。
日本では、生命保険からの保険料は現金基準によって収益として認識される。
(2)繰延保険契約取得費用
主として新規の保険契約や年金保険契約の取得に関連して発生し、それに応じて変動する費用は、保険契約取得費用と呼ばれている。米国においては、保険契約取得費用は将来の利益から回収可能であると考えられる範囲において繰延べられ、収益性の見込みとは無関係に、関連する契約の予想期間にわたって一定水準で償却される。未償却残高は資産として計上される。
日本においては、保険契約取得費用は発生時に全て費用処理されている。従って、将来保険料に対応する保険契約取得費用が繰延べられ、保険契約期間にわたり償却されることはない。
(3)損害費用の認識基準
米国における損害費用(保険金および損害調査費)の会計基準は以下のとおりである。
保険契約にかかわる未払の損害費用に対する債務(既発生未報告損害(以下「IBNR」)に関する見積費用を含む)(以下「支払備金」)は、現在の傾向を加味した過去の経験値と、過去の経験値を修正するその他の要因を用いて見積った最終的な保険金支払額に基づいている。
弁護士費用および損害調査員費用のような、支払保険金、または保険金支払いのプロセスに関する損害調査費は、関連の支払備金が計上された時に、同時に債務として計上される。
日本では、保険業法等の規定により、IBNR備金の引当計上が要求されており、過去のIBNRや支払保険金等の実績値に基づいて計算される。支払備金に関連した損害調査費に対する積立金は要求されていない。
(4)責任準備金
米国においては、長期保険契約にかかわる責任準備金は、その保険契約締結時の報告日時点の信用リスクが低い格付けの債券利回り、死亡率、罹病率および脱退率等(これらの基礎率は将来の仮定と実績値の両方の変動について少なくとも1年に1度レビューし、必要な場合はアップデートする)についての予想値に基づき平準純保険料式により算出される。
日本においては、責任準備金は金融庁の標準的な算出基準、または、平準純保険料式により計算される。チルメル式などの他の方法も金融庁によって認められる。また、金融庁の定める算出基準に従って危険準備金の積立てを行わなければならない。将来収支分析の結果、将来5年間、責任準備金の積立が不可能と予測される場合、原則的に追加責任準備金が積み立てられる。
(5)債券および株式
米国では、有価証券は「トレーディング目的」、「売却可能」または「満期保有」の3分類のいずれかに区分される。トレーディング目的または売却可能と区分された有価証券は、その見積公正価額で計上される。トレーディング目的有価証券の公正価額算出の際の未実現損益は当期損益の計算の中に含められる。売却可能有価証券の公正価額算出の際の未実現損益は資本の部の包括利益に計上される。満期保有に区分された有価証券は、償却原価で計上される。なお、持分投資(持分法を適用する投資または連結子会社への投資を除く)は、原則として公正価値で測定し、公正価値の変動を当期損益の計算の中に含めることが求められる。
日本では、保険会社に関してはこれらの区分以外に「責任準備金対応債券」の区分が認められる。責任準備金対応債券は、責任準備金とのデュレーション・マッチングに用いられ、償却原価で計上される。
また、日本において保険会社は、価格変動による損失が生じ得る株式およびその他の資産について、保険業法施行規則で定めるところにより価格変動準備金を積み立てなければならないが、米国では、保険会社はそのような積立金を求められていない。
(6)年金以外の退職後給付および有給休暇引当金
米国においては、退職後の医療費給付および生命保険給付等の年金以外の退職後給付を、従業員の勤務期間にわたって、発生主義により会計処理することが要求される。また、決算日までに従業員が稼得した有給休暇に関する債務について、引当金が計上される。
日本においては、退職後給付または有給休暇引当金の計上は求められていない。これらの従業員給付は、従業員によって使用された際に認識される。
(7)営業権およびその他の無形資産
米国では、 ASC第350号により、個別に、またはその他資産グループと共に取得した無形資産について、取得時において認識し、公正価額に基づいて測定することを求めている。耐用年数を確定できる無形資産は、耐用年数にわたって償却され、営業権を含む耐用年数を確定できない無形資産は償却されない。耐用年数が確定できない全ての無形資産は当基準書に従い、減損テストを実施する。
日本では、営業権は20年以内の期間で償却される。「固定資産の減損に係る会計基準」が適用され、減損のテストを受けている。
(8)保険保護基金への拠出金
米国の会計基準では、拠出金が既に課されており、保険会社が拠出金を支払うべき事象が発生しており、かつ金額が見積可能な場合、保険保護基金への拠出金について債務が計上される。
日本においては、保険契約者保護基金並びに保険契約者保護機構に対する拠出金は支払時に費用として計上される。
(9)再保険
米国では、再保険協約により回収可能な金額は、財務諸表上、資産として報告される。
日本では、再保険による回収可能額は資産として報告されないが、負債は再保険協約により回収可能な金額を差し引いて報告される。
(10)特定の非従来型の長期契約および分離勘定
米国においては、ASC第 944号により、分離勘定の開示および評価、販売報奨金の会計上の認識、変額年金および変額保険契約の最低保証死亡給付および最低保証年金額給付に関する追加負債の積立等を定義している。
日本では、特別勘定の資産および負債は、一般勘定の資産および負債と同様の方法で財務諸表上に表示され、特別勘定資産および負債の総額を注記しなければならない。販売奨励金に関して特段の会計基準は発布されていない。特別勘定を設けた保険契約であって、保険金等の額を最低保証している保険契約に係わる一般勘定の保険料積立金については、平成17 年4 月1 日以降に締結される保険契約を対象として平成8年2月大蔵省告示第48 号(平成16 年10 月金融庁告示第55 号により改正されたもの)に定める標準的方式により計算される。
(11)変動持分事業体の連結
米国では、議決権以外の手段を通じた明確な財務上の持分に関する支配が存在しない場合には、変動持分事業体の資産と負債に係るリスクと潜在的便益に対する会社のエクスポージャー(変動持分)が、支配を示す証拠と考えられる。会社がある事業体の経済的成果に最も重要な影響を及ぼす当該事業体の活動を左右するパワーを有しており、当該事業体から生じうる潜在的に重要な損失を吸収する義務又は残余利益を受け取る権利を有している場合、主たる受益者であるとみなされ、変動持分事業体の資産、負債、経営成績を連結することが要求される。
日本会計基準では、変動持分事業体に関する会計処理については特に言及されていない。
(12)公正価値の測定
米国においては、ASC 第820号により、公正価値を、測定日における市場参加者間の規則的取引で、資産売却時に受領する、あるいは負債の移転により支払われるであろう価格として定義し、公正価値測定の枠組みを設定している。また、測定日現在における資産または負債の評価でのインプットの透明性に基づき公正価値測定について3つのレベルの階層が設定されている。
日本においては、「金融商品に関する会計基準」及び「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」により、原則としてすべての金融商品についての時価の開示が求められることになったが、そこでは公正価値の階層についての記載はない。
(13)公正価値オプション
米国においては、ASC第825号により、一部の金融資産、金融負債、まだ認識されていない確定契約、および以前まで公正価値で計上されていなかった書面による貸出金コミットメントについての代替的な測定として公正価値を選択するオプションを規定している。また、ASU2018-12に基づき、市場リスクを伴う給付を公正価値で測定することが求められる。
日本においては、金融資産および金融負債のための公正価値オプションに関する包括的な会計基準は設定されていない。
(14)法人所得税における不確実性
米国においては、ASC第740号により、法人所得税における不確実性に関する会計処理を明確にしている。ASC第740号は税務ポジションの財務書類での認識および測定のための基準を示している。また、認識の中止、分類、利息および課徴金、中間期の会計処理ならびに開示に関する指針を規定している。
日本においては、不確実なタックス・ポジションに関する会計基準は制定されていない。
第7 【外国為替相場の推移】
日本円と米ドルの為替相場は、国内において時事に関する事項を掲載する2以上の日刊新聞紙に最近5年間の事業年度及び最近6ヶ月間において掲載されているので、本項の記載を省略する。
第8 【本邦における提出会社の株式事務等の概要】
1 本邦における株式事務等の概要
(1) 本邦における株式の名義書換取扱場所及び名義書換代理人
日本においては当社株式の名義書換取扱場所又は名義書換代理人は存在しない。
(2) 株主に対する特典
な し。
(3) 株式の譲渡制限
な し。
(4) その他の株主事務に関する手続
(A) 決算期 各年12月31日
(B) 定時株主総会 取締役会又は権限ある取締役会委員会により、定められた日時に開催される。
(C) 基準日 株主総会又は延会の通知を受ける権利のある株主、株主総会又は延会で議決権を行使する権限のある株主、配当その他の分配の支払又は権利の割り当てを受ける権限がある株主、株式の変更、転換若しくは交換に関する権利を行使する権利を有する株主、その他の合法的な行為を目的とする株主の特定を当社が行うために、取締役会は基準日を定めることができる。基準日は基準日を特定する取締役会の決議日より前の日であってはならない。(1)株主総会又はその延会における議決権を有する株主を特定するための基準日の場合、株主総会の日より60日を超えて先の日であってはならず、最低10日前までなければならず、(2)その他の行為の場合、当該行為の日より60日を超えて先の日であってはならない。
基準日が定められていない場合は、
(1)株主総会の通知を受ける又は議決権を有する株主を特定するための基準日は、株主に対する通知が発信された日の前日の営業終了時、又は通知が免除されている場合、総会開催日の前日の営業終了時、
(2)その他の目的で株主を特定するための基準日は、取締役会が当該議案について決議した日の営業終了時とする。
株主総会の通知を受けるか、議決権を行使する権利を有する登録簿上の株主の特定は、延会にも適用されるものとするが、取締役会が延会について新たに基準日を設定する場合はこの限りではない。
(D) 株券の種類 任意の株数を表示できる。
(E) 株券に関する
手数料 アメリカ合衆国においては、当社名義書換代理人又は登録機関が株主より徴収する名義書換手数料又は登録手数料はない。
(F) 公告掲載新聞名 日本国内において、公告を掲載する新聞はない。
2 本邦における株主の権利行使に関する手続
本邦の株主が日本においてその権利を実行する方法はない。本邦の株主は下記住所の名義書換及び登録代理人に問い合わせ、株主としての権利行使に関する関係情報を入手することができる。
コンピューターシェア・インベスター・サービシス
アメリカ合衆国07310ニュージャージー州ジャージー・シティ
ワシントン・ブルヴァード 525
電話番号 201-324-0014
(1) 本邦における株主の議決権行使に関する手続
日本における当社株式の株主は、自ら又は書面による委任状によってあらゆる総会で議決権を行使することができる。委任状は、委任状の中で明確にそれよりも長期間を指定している場合を除いて、11ヶ月有効である。
(2) 配当請求等に関する手続
日本において当社株式の株主が権利を行使する方法はない。日本における当社株式の株主は上記住所の名義書換及び登録代理人に問い合わせ、権利行使に関する情報を入手することができる。2024年12月12日、当社は普通株式に対する1株当たり1.30ドルの配当を、2025年11月19日を基準日として株主に小切手を送付することにより支払った。
(3) 株式の譲渡に関する手続
日本における当社株式の株主は、株券の裏面に裏書きすることにより、又は譲渡することを認める書面による委任状と会社の名簿に株式の移転を記載することによって譲渡することができる。
(4) 本邦における配当等に関する課税上の取扱い
A 配当
(i) 総論
当社から株主に支払われる配当は、日本の税法上、配当所得として取り扱われる。
(ii) 国内における支払取扱者を通じて配当が支払われる場合
日本の居住者たる個人又は日本の法人に対して支払われる当社の配当金については、当該配当金額(米国において源泉徴収税が徴収される場合、当該控除後の金額)につき、当該配当の支払を受けるべき期間に応じ、下表に記載された源泉徴収税率に相当する金額の日本の所得税・住民税が源泉徴収される。
配当課税の源泉徴収税率
| 配当を受けるべき期間 | 日本の法人 | 日本の居住者たる個人 |
|---|---|---|
| 2014年1月1日~2037年12月31日 | 所得税15.315% | 所得税15.315%、住民税5% |
| 2038年1月1日~ | 所得税15% | 所得税15%、住民税5% |
2013年1月1日から2037年12月31日までの期間については、源泉徴収税率(15%)に従い計算される各所得税額の2.1%が、「東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法」に基づく「復興特別所得税」として追加で賦課される。
日本の居住者たる個人は、当社から株主に支払われる配当については、源泉徴収がなされた場合には確定申告をする必要はなく、また当該配当については、配当金額の多寡に関係なく確定申告の対象となる所得金額から除外することができる。
当社から株主に支払われる配当については、日本の居住者たる個人は、申告分離課税を選択することが可能である。申告分離課税を選択した場合の確定申告の際の税率は、2014年1月1日から2037年12月31日までに当社から当該個人株主に支払われる配当については20.315%(所得税15.315%、住民税5%)、2038年1月1日以降に当社から当該個人株主に支払われる配当については20%(所得税15%、住民税5%)であるが、かかる配当所得の計算においては上場株式等の譲渡損を控除することができ、2016年1月1日以降は上場株式や一定の公社債の譲渡損等を控除することができる。
なお、配当控除(個人の場合)及び受取配当益金不算入(法人の場合)の適用はない。
米国において課税された税額は、配当につき確定申告した場合には日本の税法の規定に従い外国税額控除の対象となり得る。
(iii) 国内における支払取扱者を通じて配当が支払われない場合
当社が支払うあらゆる配当は、日本において課税の対象となる。配当を受領した株主は、確定申告においてそれを報告しなければならない。
米国において課税された税額は、配当につき確定申告した場合には日本の税法の規定に従い外国税額控除の対象となり得る。
B 株式譲渡損益
日本における当社株式の取引から生ずる株式譲渡損益に対する課税措置は、国内企業の株式の取引から生ずる株式譲渡損益に対する課税措置と同様である。他方、米国における当社株式の取引から生ずる株式譲渡損益は、米国において課税の対象となる可能性がある。
C 相続税
日本の税法上日本の居住者である実質株主が、米国で発行された株式を相続又は遺贈によって取得した場合、日本の相続税法によって原則として相続税が課されるが、一定の要件を満たしているときには、外国税額控除が認められることがある。
第9 【提出会社の参考情報】
1 【提出会社の親会社等の情報】
該当事項なし。
2 【その他の参考情報】
当事業年度の開始日から本有価証券報告書提出日までの間において、以下の書類が提出されている。
| (1) | 有価証券届出書及びその添付書類 | 2024年1月15日 関東財務局長に提出 |
|---|---|---|
| (2) | 有価証券届出書及びその添付書類 | 2024年4月12日 関東財務局長に提出 |
| (3) | 有価証券報告書及びその添付書類 自 2023年1月1日 至 2023年12月31日 | 2024年6月24日 関東財務局長に提出 |
| (4) | 有価証券届出書及びその添付書類 | 2024年7月12日 関東財務局長に提出 |
| (5) | 半期報告書及びその添付書類 自 2024年1月1日 至 2024年6月30日 | 2024年9月26日 関東財務局長に提出 |
| (6) | 有価証券届出書及びその添付書類 | 2024年10月15日 関東財務局長に提出 |
| (7) | 有価証券届出書及びその添付書類 | 2025年1月15日 関東財務局長に提出 |
| (8) | 有価証券届出書及びその添付書類 | 2025年4月11日 関東財務局長に提出 |
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項なし。
セグメント指標
調整後営業利益:当社では事業運営に当たり「調整後営業利益」を用いて当社のセグメント並びに全社及びその他の業務の業績を分析している。調整後営業利益は、U.S. GAAPの定める「法人所得税控除前並びに合弁事業及びその他の運営事業体の損益に対する持分反映前の利益(損失)」又は「純利益(損失)」に相当するものではないが、セグメント業績を分析し、資金を割り当てるために使用するセグメント別の損益の基準であり、当局のガイダンスと一致しており、当社のセグメント業績の基準である。調整後営業利益を計算する上での調整は、当社全体の業績を理解する上で重要である。調整後営業利益については、これをU.S. GAAPに準拠して求めた利益の代用になるものではない。また、当社でいう調整後営業利益の定義は他の企業で使われている定義とは異なっている可能性がある。しかしながら、経営のための尺度として調整後営業利益を公表することは、継続中の事業の業績とその基礎となる当社事業の収益性を際立たせることにより、当社事業の業績への理解を深めていただけるものと考えている。
セグメント業績の表示及び調整後営業利益の定義については、連結財務書類の注記23を参照のこと。
年換算新事業保険料:当社の個人生命保険事業、団体保険事業及び国際事業セグメントを運営する上で、当社は年換算新事業保険料を分析する。年換算新事業保険料はU.S. GAAPに準拠した収益ではない。年換算新事業保険料は事業の現在の販売業績の尺度であり、これに対して収益は、現在の販売額に加えて、主に過年度に契約された契約の継続率と純投資利益を反映している。年換算新事業保険料には、個人生命保険及び国際事業セグメントにおける初年度の保険料の10%又は一括払商品については預り金が含まれている。有限払込契約についてその他調整は行っていない。
ある一定期間の年換算新事業保険料の金額は、複数の要因により大きく左右される。かかる要因には、新商品の追加、既存商品の廃止、特定の商品への付与金利の変動及びその他商品の改変、保険料率の変更、税法の改正、規制の変更又は競争環境の変化が含まれるがこれらに限定されない。売上高は、これらの特定の変化又は変更の発効前に増加又は減少し、その後にかかる変化又は変更に応じて逆方向に変動することがある。
運用資産:当社のPGIMセグメントを運営する上で、当社は運用資産(U.S. GAAPに直接準拠した資産ではない。)を分析する。これは、主な収益源が運用資産に基づく報酬であるためである。運用資産は、当社が機関投資家顧客、個人顧客及び当社の一般勘定のために直接運用する資産、並びに第三者であるマネージャーにより運用されている当社の商品に投資された資産の公正市場価額又は勘定価値にあたる。
勘定価値:退職戦略セグメントを運営する上で、当社は勘定価値を分析するが、これはU.S. GAAPに直接準拠した資産ではない。法人退職戦略事業における純追加額(引出額)及び個人退職戦略事業における販売額(償還額)はU.S. GAAPに準拠した収益ではないが、事業活動を測る尺度として利用されている。
外国為替レートの影響
外国為替レートの変動及び関連ヘッジ戦略
米国に拠点を置き、米国外(特に日本)で大規模な事業を行っている会社として、当社は米ドル相当の株主資本利益率に影響する、外国為替レートの変動によるリスクにさらされている。当社は米ドル建て資産の海外の子会社における所有など、様々なヘッジ戦略によってこの影響を軽減するよう努めている。
当社は、外国為替レートの変動によるエクイティのボラティリティを削減するため、レバレッジのない状態での全社的な株主資本利益率に対する円ベースの事業の相対的な寄与を維持するようヘッジレベルを調整する円ヘッジ戦略を主に採用している。当社は、このヘッジ戦略を様々な商品を採用して実施しているが、これらの商品には、米ドル建て資産、並びに日本の保険子会社が現地で保有するデュアルカレンシー及びシンセティック・デュアルカレンシー投資が含まれる。全体的なヘッジレベルは、当社の全社的な株主資本利益率に対する円ベースの事業の相対的な寄与の定期的な評価によって変動する。
下表は、表示された各日付現在の日本の保険子会社における米ドル相当の株主資本利益率に対する為替変動の影響をヘッジするための商品の総額を示したものである。
| 12月31日 | |||
| 2024年 | 2023年 | ||
| (単位:十億ドル) | |||
| 為替ヘッジ商品: | |||
| 円を基本通貨とする事業体に関連する米ドル建て資産(注1) | 6.1 | 7.2 | |
| デュアルカレンシー及びシンセティック・デュアルカレンシー投資(注2) | 0.3 | 0.3 | |
| 為替ヘッジ合計 | 6.4 | 7.5 | |
(注1) 米ドル建て満期固定証券、償却原価及び関連未収投資収益、並びに為替デリバティブ契約の未払米ドル想定元本を含む。この金額は、エクイティに対する為替ボラティリティの影響をヘッジする役割を果たす米ドル資産のみを表している。当該プログラムを除いた場合、当社の日本事業には、2024年12月31日現在及び2023年12月31日現在の米ドル建て商品に関連する米ドル建て負債に対応する米ドル建て資産それぞれ832億ドル及び800億ドルが含まれる。
(注2) デュアルカレンシー及びシンセティック・デュアルカレンシー投資は、円を基本通貨とする当社の事業体が満期固定証券及び貸付(元本は円建て、受取利息は米ドル建て)の形態で保有している。表中の額は、将来の米ドル建てキャッシュ・フローの現在価値である。
当社の日本における保険事業からの米ドル相当の株主資本利益率に係る外国為替レートの変動の影響をヘッジする米ドル建て投資は円を基本通貨とする事業体において計上されており、そのため、かかる米ドル建て投資の日本における円を基本通貨とする保険事業体において計上された価値は為替変動により影響を受ける。当社は、為替レートが将来不利に変動した場合に、これらの米ドル建て投資の日本における円を基本通貨とする保険事業体において計上された価値が低下し、かかる事業体の持分及び規制上のソルベンシー・マージンに悪影響を与えるリスクを、当社の日本の保険事業に、プルデンシャル・ファイナンシャルの子会社と通貨ヘッジ取引を行わせることにより軽減しようと努めている。これらのヘッジ戦略は、為替変動によるかかる米ドル建て投資の価値の変動を当社の円を基本通貨とする事業体から米ドルを基本通貨とする事業体に移動する経済的効果がある。
これらの米ドル建て投資は同様の円建て投資よりも一般的に利子が高い。この高い利回りの、当社の米ドル建て投資並びにデュアルカレンシー及びシンセティック・デュアルカレンシー投資に対する付加的影響は、時間の経過とともに変わり、原投資のデュレーション及び投資の時点における米国及び日本の両国における金利の環境により左右される。
セグメントの営業成績に対する外国為替レートに関する社内的な取決めの影響
当社の国際事業及びPGIMの業績は、当該セグメントの米ドル建て以外の利益を、先物為替レートを使用して前年度の第3四半期中に予め決定される固定為替レートで換算するという全社及びその他の業務との社内的な取決めの影響を反映している。全社及びその他の業務の業績には固定為替レートと実際の平均為替レートにより当該セグメントが計上した当該期間中の為替換算調整の差額が含まれる。
加えて、当社が第三者との為替予約契約を使用して特定の通貨をヘッジする国際事業に限っては、全社及びその他の業務の業績には、当該期間中に決済された為替予約契約により計上された損益の影響(実際の収益が予想していた収益とは異なったことによるオーバーヘッジ又はアンダーヘッジの影響が含まれる。)も含まれる。
下表は表示された各期間の国際事業セグメント、PGIM並びに全社及びその他の業務の収益及び調整後営業利益の増加(減少)を示したものである(社内的な取決めの影響を反映している。)。
| 12月31日に終了した年度 | |||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | |
| (単位:百万ドル) | |||
| 社内的な取決めによるセグメント別の影響: | |||
| 国際事業 | (8) | (28) | (57) |
| PGIM | 3 | 1 | 11 |
| 社内的な取決めによる影響(注1) | (5) | (27) | (46) |
| 全社及びその他: | |||
| 社内的な取決めによる影響(注1) | 5 | 27 | 46 |
| 為替予約契約の決済による損益(注2) | (11) | (31) | 21 |
| 全社及びその他に対する純利益(損失) | (6) | (4) | 67 |
| 連結収益及び調整後営業利益に対する正味影響額 | (11) | (31) | 21 |
(注1) 加重平均月次為替レートにて換算された非米ドル建て利益と、為替収益ヘッジ・プログラムに関連して決定された固定為替レートにて換算された非米ドル建て利益の差額。
(注2) 2024年12月31日現在、2023年12月31日現在及び2022年12月31日現在、全社及びその他の業務におけるこれらの為替予約契約の想定元本はそれぞれ8億ドル、8億ドル及び7億ドルであった。
U.S. GAAP上の利益に対する非現地通貨建て商品の影響
当社の国際保険事業は現地通貨建ての商品を提供しているが、一部は非現地通貨建ての商品も提供している。これは特に、現在主に米ドル建ての商品を提供し、また、過去においては豪ドル建ての商品も提供してきた日本における事業で顕著である。これらの商品に関連する非現地通貨建て保険負債はこれに対応する通貨建ての投資(うち相当部分が売却可能証券として指定されている。)によって支えられている。これらの非現地通貨建て資産及び負債に対する為替変動の影響は金額上合致しているが、為替変動によるこれらの資産及び負債の価値の変動を会計処理した際に差異が生じたことにより、U.S. GAAP上の利益が大きく変動したこともかつてはあった。
このため、当社は、ジブラルタ生命の事業において、米ドル建て事業と豪ドル建て事業を、それぞれ原商品及び原投資と同じ通貨を機能通貨とする別々の部門に分ける仕組みを導入した。この調整の結果、外国為替レートの変動により生じるこれらの資産及び負債の価値の変動の説明における差異が減少した。この仕組みの下で移転された米ドル及び豪ドル建ての資産について、その他の包括利益累計額(「AOCI」)に計上されている外国為替の再評価に関連する累積未実現投資利益(純額)は、2024年12月31日現在及び2023年12月31日現在においてそれぞれ11億ドル及び14億ドルに上ったが、これは当該資産の満期時又は売却時に「実現投資利益(損失)、純額」の利益として経時的に認識される。所定満期より前にこれらの資産のうち売却されるものがない限り、2024年12月31日現在における11億ドルの残余額の約3%は2025年度に、約5%は2026年度に、残余額が2027年から2051年までの間に認識されることとなる。
高インフレ経済
当社のアルゼンチンにおける以前の保険事業であるプルデンシャル・オブ・アルゼンチン(「POA」)は、従来、当該事業体が事業を行っていた主要な経済環境の通貨であることに鑑み、アルゼンチン・ペソを機能通貨として用いてきた。2018年度中、アルゼンチンの累積インフレ率は3年間で100%を超えた。その結果、アルゼンチン経済は高インフレとみなされ、2018年7月1日付で報告形態が変更された。U.S. GAAPにおいて、高インフレ経済にある海外の事業体の財務書類は、将来の期間について、その機能通貨(以前はアルゼンチン・ペソ)がその親会社である報告主体の報告通貨(米ドル)であるかのように再測定されることになっている。これによってPOAの業績が米ドルに再測定及び/又は変換されていた方法が変更された一方、当該事業の相対的な規模を考慮すれば、当社の財務書類への影響は重大なものではなかった。以下の「国際事業」でさらに詳しく説明されているように、2024年3月、当社はPOAを売却する最終合意に達し、これらの事業を全社及びその他の業務に含まれる撤退及びラン・オフ事業に移管した。この取引は2024年5月に完了した。
ガーナにおける当社の戦略的投資であるエンタープライズグループは、従来、事業体が事業を行う主要な経済環境の通貨であることに鑑み、ガーナ・セディを機能通貨として用いてきた。2023年第4四半期、ガーナは3年間の累積インフレ率が100%を超えた。その結果、ガーナ経済は高インフレとみなされ、エンタープライズグループへの当社の投資の業績は2024年1月1日より前述のU.S. GAAPの要件に従って米ドルで再測定する必要がある。投資の相対的な規模を考慮すれば、当社の財務書類への影響は過去においても重大でなく、また、将来においても重大でないと予想される。
会計方針及び発表
重要会計方針の適用
U.S. GAAPに従って財務書類を作成するには、しばしば相当程度の判断力が求められるような会計方針を適用する必要がある。経営陣は、継続的に、当社の財務書類の作成で採用された予測値や仮定を検証している。経営陣がその時点の事実や状況に配慮して、予測値や仮定の変更が適切であると判定した場合、連結財務書類に計上される当社の営業成績や財務状況が大幅に変更されることがある。
以下の各項では、経営陣が予測値や仮定の適用に依存している部分が最も大きいとみなす、また、経営陣による最も困難で、主観的又は複雑な判断を必要とするとみなす、財務書類作成のための会計方針について説明する。
保険負債
責任準備金
責任準備金(支払備金及び未払損害調査費用を含む)
当社では、U.S. GAAPに定める手法を用いて、保険契約者に対する、又は保険契約者のための責任準備金を準備する。準備金に関して使用される手法には、以下のものが含まれる。
・ 契約期間が長い保険契約の大部分について、当社は責任準備金に係る負債の計算に純保険料評価方式を用いている。この方式に基づき、当社は保険料収入が認識された時点で、当社の責任準備金に係る負債を負う。責任準備金に係る負債は、保険契約者に対して又は当該契約者のために支払われると見込まれる将来の予想給付金及び関連する予想非平準保険金支払費用の現在価値から将来の予想純保険料の現在価値を差し引いたもの(当期の最良見積りの仮定により将来予想されるすべての給付及び関連する予想非平準保険金支払費用を賄うために必要な総保険料の部分)に基づいている。ネット対グロス(Net-To-Gross:「NTG」)比率は、予想保険給付金及び予想非平準保険金支払費用の現在価値を、予想総保険料の現在価値で除した比率として算出される。保険料収入は認識されているため、NTG比率を総保険料に適用することにより、純保険料が決定される。予想保険給付金及び予想非平準保険金支払費用の現在価値から当該純保険料が差し引かれて、責任準備金の負債が決定され、この負債はゼロを下回ることはない。コホート測定単位レベルのNTG比率は100%を越えることはできず、100%を超えた場合は、超過給付費用は当期利益に対する費用として計上される。純保険料評価方式の結果、ある時点における負債は、責任準備金の原資となると見込まれるその時点までに受領した保険料の部分の累積額(すなわち、その時点までに受領した純保険料)から、既に支払われた保険金及び費用を差し引いたものとなる。負債は将来受領する純保険料で賄われ、その時点で負債として認識されるため、必ずしも契約終了時に当社が支払うと予測される保険契約者への負債の全額を反映するものではない。保険キャッシュ・フローの仮定は実際の経験を反映して四半期ごとに更新され、また将来の保険キャッシュ・フローの最良見積りの仮定の変更を反映するために、当期利益に計上された影響を用いて遡及的アンロック方式により通常年一度更新される。かかる経験や当期の最良見積りの仮定のアンロックの時点で、過去の実際のキャッシュ・フロー実績、及び(存在する場合は)ロックイン割引率で割引された、修正後の将来の保険キャッシュ・フローの最良見積りの仮定を用いて修正NTG比率が計算される。その後、修正後のNTG比率は前期のキャッシュ・フローに適用され、四半期期首時点の累積的な遡及修正を導き出す。修正後のNTG比率はその後、準備金を計上するために次のアンロック時まで使用される。負債は、中の上程度の格付けを有する確定利付商品の利回りに基づき、当期の割引率を用いて四半期ごとに再測定され、影響はその他の包括利益の累積額を通じて計上される。負債に含まれる費用の仮定は請求関連費用のみであり、取得費用及び請求以外の費用(例えば、投資、総務、契約維持、商品開発、市場調査及び一般管理に係る費用)は含まれない。
・ 短期払込保険契約に関しては、上述の純保険料評価方式を用いて算出される負債に加えて、純保険料の見込額を越えて受領した総保険料額に対し、繰延利益負債(「DPL」)が設定され、有効な生命保険の割引額又は年金契約の給付支払見込額に関して、償却されて保険料収入として認識される。DPLは、責任準備金と整合的な遡及的アンロック調整の対象となる。
・ 無失効保証など一定の契約特約については、関連する評価(これには、定額指数連動型ファンドに預け入れられた保険契約者預り金勘定の投資差益並びに管理、死亡、支出、解約に係る費用及びその他の費用を含むすべての契約賦課金が含まれる)が認識された時点で負債が計上される。この負債は、当期の最良見積りの仮定を使用して計上され、契約期間にわたっての予想超過支払額(例えば、口座の価値に対する支払超過額)の現在価値を、予想賦課総額で除した比率(すなわち、給付率)に基づいている。この負債は、当期の給付率にその時点までに認識された累積評価額を乗じ、金利を加えて、その時点までの累積超過支払額を減じた額に相当する。超過支払額は将来受領する評価額で賄われ、その時点で負債として認識されるため、この負債は必ずしも契約終了時に当社が支払うと予測される保険契約者への負債の全額を反映するものではない。準備金は、年に一度の仮定の見直しに基づく調整、及び後述の市場平均を含む経験に応じた四半期ごとの調整の対象となっている。これらの調整は、発行日から貸借対照表の日付までの過去の実際の実績に加え、将来の実績の最新の見積りを用いた給付率への影響を反映したものとなる。その後、最新の給付率は従前の全期の評価に適用され、当期利益への給付又は賦課を通じて計上される準備金の調整が導き出される。
・ ユニバーサル生命保険契約及び有配当契約について、当社は、少なくとも年一度、利益がエクイティ市場の業績と密接に連動している企業に対しては四半期ごとに、保険料不足テストを実施し、最良見積りの仮定を使用している。当期の純準備金が最良見積りに基づく負債より少ない場合、既存の純準備金は、まず、当期利益への賦課を通じて関連する繰延販売準備金(「DSI」)又は取得事業の価値(「VOBA」)を不足額だけ減額又はゼロとすることによって調整される。不足額が保険契約に関するDSI又はVOBAを上回る場合、当期利益への賦課を通じて超過分だけ準備金が積み増しされる。運用利回りが割引率として用いられるため、保険料不足テストも市場利回りに基づく割引率を用いて行われる(すなわち、テスト日時点で未実現利益(損失)が実現した場合にどのような影響があるかを想定する)。市場利回りを用いることによって不足が発生した場合は、不足分の調整が行われ、AOCIに含まれる。
仮定について年に一度行う見直し及び四半期ごとの調整
準備金の設定に用いる仮定は通常、場合に応じて、当社の経験、業界の経験及び/又はその他の要因である。当社は、死亡率、罹患率、退職及び保険契約者の行動に関する保険数理上の仮定を年一度更新しているが、中間期間中に当社の実績又は公開された業界の経験に重大な変更があり、長期的傾向を示すと当社が判断した場合にはこの限りではない。概して短期的に傾向が大きく変化することはないと考えており、こうした傾向が変化する場合、そのような変化は長期にわたる緩やかなものになるだろうと予測している。
当社は、将来の保険料、保険金、及びその他のキャッシュ・フローを見積もるために利用する仮定を毎年総合的に見直している。見直しの対象となる仮定は、死亡率、罹患率、失効、解約及びその他の保険契約者の行動に関する仮定、並びに予想される将来の投資利益率等の経済的な仮定を含む。当社は通常、これら仮定の主な根拠として関連する当社の経験に着目しているが、関連する当社の経験がない場合、又はその信頼性が不十分な場合は、社内又は業界内の他の類似する事業ブロックの経験に目を向ける場合がある。この見直しの一環として、これらの仮定を更新し、実績、将来の予測及び長期的傾向を示すと判断した観察可能な市場データを含むその他のデータに基づきモデルを調整する場合がある。これらの仮定の変更による当社の営業成績への影響は相殺される可能性があり、その経時的な動きや影響を当社は予測することができない。
前述の市場平均に対する四半期ごとの調整は、実際のファンドの業績及び市況を反映するために、将来の投資利益率についての当社の見積の変更による影響を反映している。当社の変額生命保険契約の投資利益率の一部は分離勘定投資オプションにおいて保有する資産の総収益率に依存している。この収益率は、当社が受領する手数料、及び変額生命保険契約に対して支払われる保険金の見込み支払額、並びにその他の収入源に影響を与える。任意の期間における当社の予想を上回る利益は、予想を上回る積立金残高を創出する。これにより、変額生命保険契約について当社が将来において受領するであろう手数料が増加し、変額生命保険契約について支払うべき保険金の見込み支払額が減少する。業績が予想を下回った場合は、これと逆の現象が発生する。
予想市場利益率の展開に使用される加重平均収益率の仮定は、各商品タイプに特有の多くの要素(資産のデュレーション、資産配分及びその他の要素を含む。)を考慮している。エクイティ市場の仮定に関しては、主に米国内外の変額生命保険商品について、特定の当社商品の責任準備金の負債を分析する際に使われる短期的な将来の収益率の仮定は、通常四半期ごとに更新され、業界の慣行として、平均回帰アプローチにより算出される。このアプローチに基づき、当社は、過去における株式収益を検討し、当初向こう5年間(「短期間」)にわたる将来の予想株式利益を調整し、エクイティ収益率が予想された長期収益率に収束するようにする。将来における短期間の予想収益率が当社の将来における短期間の最大収益率15.0%を上回っている場合、将来における最大収益率を使用する。将来における短期間の予想収益率が当社の将来における短期間の最低収益率0%を下回っている場合、将来における最低収益率を使用する。2024年12月31日現在、当社の米国内変額生命保険事業は8.0%の長期株式予想収益率及び2.9%の短期平均回帰株式予想収益率を前提としており、当社の国外の変額生命保険事業は5.0%の長期株式予想収益率及び0.2%の短期平均回帰株式予想収益率を前提としている。
当社の一部商品の将来の保険金給付のための負債の評価に使われる金利の仮定に関しては、当社は、債券の収益率の予想に用いる将来の長期及び短期の金利を毎年及び四半期ごとにそれぞれ更新する。当社が2024年度に行った、仮定について年に一度行う見直し及び更新並びにその他の修正の結果、当社は、米国国債10年物の利回りの長期予想及び日本国債10年物の利回りの長期予想を25ベーシス・ポイント引き上げ、現在、10年間でそれぞれ3.50%及び1.24%と格付けしている。当社は、当社の四半期ごとの市場実績の更新の一環として、金利の短期予測を現行利率の変更を反映するよう更新した。責任準備金負債の設定に用いる割引率に関する詳細については、連結財務書類の注記2を参照のこと。
以下の段落では、当社が設定した準備金についての詳細について記載する。
国際事業 当社の国際事業の責任準備金は、2024年12月31日時点で当社の責任準備金総額の37%に相当するが、これは主に無配当終身生命保険及び定期生命保険商品並びに寄付契約に関連するもので、前述のとおり、通常純保険料評価方式を用いて計算される。将来の予想給付金及び費用の判断に用いられる主な仮定には、死亡率、失効、罹患率及び金利に関する仮定などがある。準備金には、既報告未払保険金請求、及び既発生未報告保険金請求も含まれる。また、一定の契約に係る責任準備金には、前述のとおり、当社の繰延利益負債に係る金額も含まれる。
法人退職戦略 当社の法人退職戦略セグメントの責任準備金は、2024年12月31日時点で当社の責任準備金総額の32%に相当するが、これは主に無配当条件付団体生命年金及び仕組み決済商品に関連するもので、前述のとおり、通常純保険料評価方式を用いて計算される。これらの準備金の設定に用いられる主な仮定には、死亡率、退職及び金利に関する仮定などがある。また、一定の契約に係る責任準備金には、前述のとおり、当社の繰延利益負債に係る金額も含まれる。
個人退職戦略 当社の個人退職戦略セグメントの責任準備金は、2024年12月31日時点で当社の責任準備金総額の1%未満に相当するが、これは主に純保険料を超過して受領した総保険料額に対して繰延利益負債が設定された条件付終身年金契約に係る準備金に関連するもので、通常純保険料評価方式を用いて計算される。将来の予想給付金及び費用の判断に用いられる主な仮定には、死亡率、失効、罹患率及び金利に関する仮定などがある。
個人生命保険 当社の個人生命保険セグメントの責任準備金は、2024年12月31日時点で当社の責任準備金総額の10%に相当するが、これは主に定期生命保険及びユニバーサル生命保険商品に関連するものである。定期生命保険については、責任準備金は、前述のとおり、通常純保険料評価方式を用いて計算される。将来の予想給付金及び費用の判断に用いられる主な仮定には、死亡率、失効及び金利に関する仮定などがある。ユニバーサル生命保険商品(無失効保証が付いたユニバーサル生命保険契約を含む)については、責任準備金は当期の最良見積りの仮定を使用して計上され、前述のとおり、給付率に基づいている。これらの準備金の設定に用いられる主な仮定には、通常、死亡率、失効及び給付パターン、並びに金利及びエクイティ市場の利益率に関する仮定などがある。準備金には、既報告未払保険金請求、及び既発生未報告保険金請求も含まれる。
団体生命保険 当社の団体生命保険セグメントの責任準備金は、2024年12月31日時点で当社の責任準備金総額の2%に相当するが、これは主に団体生命保険及び所得補償給付に関連するものである。短期契約については、請求がなされた時点で負債が発生する。団体生命保険及び所得補償給付の準備金には、支払備金及び未払損害調査費用の負債も含まれ、これは主に長期団体所得補償商品に関連するものである。この負債は、貸借対照表の日付時点の所得補償請求の支払及び費用の現在価値の見積り、並びに既発生未報告保険金請求に関する当社の見積り額である。予想される将来の請求に対する支払の判断に用いられる主な仮定は、請求終了要因、予定利率、及び予想される公的年金控除である。団体生命保険及び所得補償給付に係る責任準備金の残りの引当金は、主に当社の団体生命保険事業に関連するものであり、保険料免除のための積立金、既報告未払保険金請求、及び既発生未報告保険金請求が含まれる。保険料準備金の免除は、将来の予想給付金の現在価値として計算され、予想死亡率及び回復率などの仮定を利用している。既報告未払保険金請求のための準備金は、既報告未払保険金請求の目録に基づいている。既発生未報告保険金請求のための準備金は、請求報告の予想パターンを用いて見積もられている。
全社及びその他 当社の全社及びその他事業の責任準備金は、2024年12月31日時点で当社の責任準備金総額の3%に相当するが、これは主に当社の長期介護保険商品に関連するものであり、前述のとおり、通常純保険料評価方式を用いて計算される。これらの準備金の設定に用いられる主な仮定には、通常、罹患率、死亡率、死亡率の改善、契約継続率、保険料率の上昇、インフレ及び金利に関する仮定が含まれる。
クローズド・ブロック部門 クローズド・ブロック部門の伝統的配当付生命保険商品の責任準備金は、2024年12月31日時点で当社の責任準備金総額の16%に相当し、純保険料評価方式を用いて計算される。この方式の適用に際し、当社は死亡率の仮定を用いて当社の将来の予想給付金及び予想保険料を決定し、金利を適用してこれらの金額の現在価値を判断している。死亡率の仮定は、保険契約の解約返戻金の決定に使われる業界の標準的な死亡率表、及び保険契約の解約返戻金の計算に用いられる金利に基づいている。
保険契約者預り金勘定
保険契約者預り金勘定は、貸借対照表日時点で契約者の給付に生じた契約の価値を表している。この負債は主に、累積的な積立額に付与利息を加え、該当するものがあれば、契約者の引出額と残高に対して課せられるその他の手数料を差し引いた額に関連する。保険契約者預り金勘定には、一定のユニバーサル生命保険及び固定年金商品の指数連動特約に伴う組込デリバティブ商品の公正価値を表す金額も含まれている。不履行リスク(「NPR」)の変動を含む組込デリバティブの公正価値の変動は、当期純利益に計上されている。これらの組込デリバティブの評価に関する詳細については、連結財務書類の注記6を参照のこと。
市場リスクを伴う給付(「MRB」)
市場リスクを伴う給付に係る債務(又は資産)は、契約者を保護し当社を名目的でない資本市場リスクにさらす契約又は契約特約をいう。これは主として最低死亡保証(「GMDB」)、最低累積給付保証(「GMAB」)、最低引き出し保障(「GMWB」)、最低年金額保証給付(「GMIB」)、最低所得保障・引き出し保障(「GMIWB」)など、個人退職戦略セグメントにおいて最低給付が保証されている繰延年金に関連する。MRBの負債(又は資産)は、公正価値測定手法を用いて見積もられる。これらMRBの公正価値は、市場参加者が市場リスクを伴う給付の評価に用いる仮定に基づいている。四半期ごとに、これらMRBの公正価値は、保険契約者への将来の予想給付金の現在価値から、市場リスクを伴う給付に係る将来の予想特約報酬の現在価値を減じたものとして計算される。市場リスクを伴う給付の公正価値の変動は、その他の包括利益(「OCI」)に計上される当社のNPRの変動に起因する変動部分を除き、「市場リスクを伴う給付の価値の増減(関連するヘッジ利益(損失)を控除後)」において関連のヘッジを控除した純利益として計上される。当社は、自社の信用リスクをプラス50及びマイナス50ベーシス・ポイント(「bps」)とする変動の仮定により、OCIがそれぞれ650百万ドル、700百万ドルとなる増減をもたらすと予測している。MRBの評価に関する詳細については、連結財務書類の注記6を参照のこと。
保険資産及び負債の感応度
下表は、特定の主要な仮定の変更により、記載される各財務諸表残高に生じる可能性のある影響額の総計を示している。下記の数値は、当社の数値の合算を示している。以下の情報は例示目的で作成したものであり、2024年12月31日時点の単一の仮定上の変更の残高に対する仮定上の影響を示すものであり、複数の仮定の組合せによる変更は考慮していない。また、以下の保険の仮定による影響の例示は、当社内の保険の仮定のパラレルシフトを反映しているが、実際はパラレルではない可能性や、特定の事業のみに適用される可能性もある。現在の仮定の変更は、財務諸表残高に記載されている金額を超える影響をもたらす可能性がある。これら財務諸表残高の作成に用いられた見積及び仮定については、前述のとおりである。保険キャッシュ・フローの仮定の変更は、遡及的アンロック方式により、伝統的長期保険、短期払込保険及びユニバーサル生命保険といった種類の商品の純利益に反映される。
下表に示す影響額は、当社の資産負債管理戦略の影響を除外している。資産負債管理戦略は、下表に示す残高の変動を相殺することを目的としており、主に投資及びデリバティブで構成される。これらの商品へのU.S. GAAP会計方針の適用に関わる見積及び仮定についての記述は下記を参照のこと。また、特定の重要な仮定が変更された場合の関連残高への仮定上の影響については「2 事業等のリスク」を参照のこと。また、下表に示す影響額は、再保険控除後の金額であり、最近完了したサマセット・リインシュランス(「サマセット・リー」)並びにウィルトン・リアシュアランス・カンパニー及びウィルトン・リインシュランス・バルミューダ・リミテッド(以下2社を併せて「ウィルトン・リー」という。)との取引による影響も含む。これらの再保険契約に関する詳細は、連結財務諸表の注記15を参照のこと。
| 責任準備金、市場リスクを伴う給付(注1)、及び保険契約者預り金勘定への変更による純利益の増加(減少)(再保険控除後) | ||||
| (単位:百万ドル) | ||||
| 現在の仮定に対する仮定上の変更 | ||||
| 長期金利:: | ||||
| 25ベーシス・ポイントの増加 | 10 | |||
| 25ベーシス・ポイントの減少 | (10) | |||
| 長期株式予想収益率: | ||||
| 50ベーシス・ポイントの増加 | 15 | |||
| 50ベーシス・ポイントの減少 | (15) | |||
| 死亡率: | ||||
| 1%の増加 | 95 | |||
| 1%の減少 | (95) | |||
| 失効(注2): | ||||
| 10%の増加 | 200 | |||
| 10%の減少 | (185) | |||
| 長期介護保険の高度障害保険請求の発生: | ||||
| 5%の増加 | (80) | |||
| 5%の減少 | 85 | |||
(注1) 「市場リスクを伴う給付」は、ヘッジ前のマーケットリスクを伴う給付の資産及び負債の純影響額を反映している。
(注2) すべての商品に同じ影響が生じたことを仮定。しかし、異なる製品の失効率が一様に変化するとは当社は考えていない。
その他の会計方針
営業権
2024年12月31日現在、当社の営業権の残高1,053百万ドルは、主に、PGIM(946百万ドル)及びジブラルタ生命その他(96百万ドル)の報告対象ユニットに反映されている。
当社は、1年に1度、12月31日付けで、又は潜在的な減損の可能性を示唆する事由若しくは状況が発生した場合はそれより多い頻度で営業権の減損テストを行う。営業権の減損分析は、当社の事業セグメントと同一の又は事業セグメントの1レベル下位に位置する報告対象ユニット・レベルで行われる。会計指針は、営業権の減損テストについて任意適用の質的評価を定めているが、当社はすべての報告対象ユニットについて定量テストを行い、2024年12月31日現在の各報告対象ユニットの推定公正価値と帳簿価額を比較した。帳簿価額は、当該事業が独立した事業体として運営される場合に必要となる資本を表す。
2024年12月31日現在におけるPGIMの公正価値は、収益倍数に基づくマーケット・アプローチを用いて見積もられた。各会社の予想売上高に関する独立アナリストのコンセンサス予想に基づく比較対象の公開会社の将来の収益倍数の平均値をPGIMの予測業績に適用し、インプライド・コントロール・プレミアムが加算された。ジブラルタ及びその他の公正価値についても、同様のアプローチを用いて見積もられた。PGIM並びにジブラルタ及びその他の公正価値は、2024年12月31日現在、帳簿価額を大きく上回り、その結果営業権の減損はなかった。
当社は、2023年度及び2022年度において、それぞれ177百万ドル及び903百万ドルの税引前減損費用を計上した。これらはいずれも全社及びその他の業務の中のアシュアランスIQ(「AIQ」)の報告対象ユニットに関連したものであり、その結果、2023年12月31日現在、AIQに割り当てられた営業権は残っていなかった。
報告対象ユニットの公正価値の予想は、経営陣による重要な見積りの使用を含む主観的なプロセスである。業績若しくは規制環境の予期せぬ変化、市場の下落、及び営業権が割り当てられている報告対象ユニットの公正価値に影響を及ぼすその他の事象、又は当該事業をサポートするために必要な株主資本の水準の増加は、将来の期間において、営業権の減損費用をもたらす可能性がある。営業権及び当社の報告対象セグメントの詳細は、連結財務書類の注記2及び注記10を参照のこと。
投資の評価(デリバティブを含む。)、貸倒引当金の測定及び一時的ではない減損の認識
当社の投資ポートフォリオは、上場及び非上場の満期固定証券、商業モーゲージ貸付及びその他貸付、株式、その他投資資産、並びにデリバティブ金融商品で構成される。デリバティブは、その価値が金利、為替レート、金融指数、証券若しくは商品の価値、信用スプレッド、市場のボラティリティ、予想リターン及び流動性に由来する金融商品である。通常使用されるデリバティブ金融商品には、スワップ、先物、先渡し及びオプションが含まれており、証券取引所又は店頭取引(「OTC」)市場で取引される。当社は、金融商品に「組み込まれる」デリバティブ商品を内包する金融商品の当事者でもある。経営陣は、デリバティブを含む投資に関連する以下の会計方針は、見積り及び仮定に大きく依拠するものと考えている。それぞれの方針については、以下に挙げる投資及びデリバティブに関連する記述の中で詳述する。
・ デリバティブを含む投資の評価
・ 売却可能として分類される満期固定証券、商業モーゲージ貸付及びその他貸付の貸倒引当金の測定、並びに
・ 持分法投資に関する一時的ではない減損(「OTTI」)及び完全所有投資不動産の認識
当社は、売却可能に分類されている債券投資、経験料率契約者保険負債に対応する資産など売買目的有価証券として分類されている投資、並びに一定の満期固定証券、株式、及び「その他投資資産」に含まれる一定の投資(デリバティブ等)を、財政状態計算書において、公正価値で反映している。満期固定証券及び株式並びにデリバティブ商品、組込デリバティブ及びその他の投資の公正価値の決定に関する主要な見積り及び仮定についての詳細は、連結財務書類の注記6及び「資産及び負債の評価-資産及び負債の公正価値」の項を参照のこと。
売却可能に分類されている投資については、公正価値の変動の影響は、資本の独立科目であるその他の包括利益累計額(「AOCI」)として、未実現利益又は損失として計上されている。売買目的に分類される当社の投資及び株式に関しては、公正価値の変動の影響は「その他収益(損失)」として計上している。当社の商業モーゲージ貸付及びその他貸付は、主に、未払元金残高から、未償却繰延貸付組成手数料・費用、未償却保険料又は割引料及び貸倒引当金を差し引いて計上する。
さらに、売却可能満期固定証券、商業モーゲージ貸付及びその他貸付について、各四半期に貸倒引当金が測定される。貸倒引当金の測定に関する当社の方針についての詳細は、連結財務書類の注記2を参照のこと。
持分法投資及び完全所有投資不動産については、これら投資の価値の下落が一時的ではないと判断された場合には、帳簿価額は、公正価値まで評価減又は減損される。
年金及びその他の退職後給付金
当社は、特定の適格性条件を満たす従業員を対象とした年金及びその他の退職後給付金制度を運営している。これらの制度のための当社の純期間費用は、仮定割引率(金利)、これらの制度の資産と補償レベルの予想される増加に関する予想収益率、死亡率及び保健医療費における傾向を考慮する。これらの仮定のうち、当社の収益率の仮定及び割引率の仮定は、これらの制度に関連する純期間費用に最も大きな影響を与えた。
制度資産の予想収益率はビルディングブロック方式に基づき決定する。ビルディングブロック方式は、計画資産ミックス、無リスク・レート、インフレ、実質収益、期間プレミアム、信用スプレッド、株式リスク・プレミアム及び資産の評価増並びに費用、アクティブ運用の影響及び加重平均ベースで年金資産ポートフォリオに適用されるエクイティ、負債及び不動産資産の構成のリバランシングの効果を含む。資産別の資産の割当並びに当社の年金及びその他の退職後給付金制度に関する投資方針ガイドラインに定められた資産割当の範囲については、連結財務書類の注記19を参照のこと。2024年度の当社の長期収益率の仮定は、米国内年金制度については7.50%、その他の退職後給付金制度については6.75%であった。2023年12月31日現在の制度資産の額を考慮して、計測期間の初めに、米国内の年金及びその他の米国内の退職後給付金制度について当社の見積もった率よりも100ベーシス・ポイント多く又は少なく見積もっていた場合、純期間費用の変動は以下の表のとおりとなった。下表の情報は、計測期間の初めの時点での投資資産のレベルと組み合わせに基づく当社の長期収益率の仮定の変動のみを考慮しており、長期収益率の仮定の変動に最終的に伴う可能性のある上記のその他の仮定の変更の可能性については考慮していない。
| 2024年12月31日に終了した年度 | ||
| 純期間年金給付金費用 の増加(減少) | 純期間その他の退職後給付金 費用の増加(減少) | |
| (単位:百万ドル) | ||
| 予想収益率の100ベーシス・ポイントの増加 | (126) | (11) |
| 予想収益率の100ベーシス・ポイントの減少 | 126 | 11 |
米国外の年金制度は、2024年度期首現在、制度資産の3%を占めた。予想収益率の100ベーシス・ポイントの増加が純期間年金給付金費用の3百万ドルの減少につながる可能性があり、反対に予想収益率の100ベーシス・ポイントの減少が、純期間年金給付金費用の3百万ドルの増加につながる可能性がある。
年金や退職後給付債務を評価する際に使われる国内の割引率は、優良社債の現在収益と同じレートに基づいている。2024年度の割引率を決定するにあたり採用された2023年12月31日現在の方法については、連結財務書類の注記19を参照のこと。2024年度の割引率は、米国内年金制度については5.30%、その他の米国内の退職後給付制度については5.20%であった。2023年12月31日現在の年金及び退職後給付債務の額を考慮して、測定年度の初めに、当社の米国内の年金及びその他の退職後給付制度について採用した割引率より100ベーシス・ポイント多い又は少ない割引率を採用した場合の純期間費用の変動は、下表のとおりである。下表の情報は、当社が採用した割引率の変動のみを考慮しており、採用した割引率の変動に付随するその他の仮定の変動を考慮していない。
| 2024年12月31日に終了した年度 | ||
| 純期間年金給付金費用 の増加(減少) | 純期間その他の退職後給付金 費用の増加(減少) | |
| (単位:百万ドル) | ||
| 予想割引率の100ベーシス・ポイントの増加 | (53) | (2) |
| 予想割引率の100ベーシス・ポイントの減少 | 103 | 2 |
米国外の年金制度は、2024年度期首現在の年金制度債務の11%を占めている。割引率の100ベーシス・ポイントの増加が、純期間年金給付金費用の1百万ドルの増加につながる可能性があり、反対に割引率の100ベーシス・ポイントの減少が純期間年金給付金費用の0百万ドルの増加につながる可能性がある。
年金に関する権威ある会計指針の適用、並びに割引率の変動による保険数理計算上の利益又は損失の繰延及び償却を考慮すると、仮定割引率が100ベーシス・ポイント増加することによる定期的な退職給付費用の変動は、仮定割引率が100ベーシス・ポイント減少することによる定期的な退職給付費用の変動に必ずしも等しくならないものと予想される。
当社の制度資産に対する予想収益率及び2024年度の適格年金制度の予想割引率に関しては、「セグメント別営業成績-全社及びその他」の項を参照のこと。
2025年12月31日に終了した年度の当社の適格年金制度からの年金保険料収入を計算するため、当社は、割引率を2024年度の5.30%から5.85%に引き上げた。年金制度の資産の予想収益率は、2024年度の7.50%から2025年度は8.00%に引き上げられ、報酬の予想増加率は、6.25%のままで変わらなかった。
仮定の変動による影響に加えて、年金及びその他の退職後給付金の純期間費用及び給付は、当社の予想とは異なる実経験、退職従業員に対する特別給付金又は制度に基づく給付の変更等により変化する可能性がある。
2024年12月31日現在、割引率の100ベーシス・ポイントの変動に対する当社の米国内外の年金及び退職後給付金債務の感応度は、以下のとおりである。
| 2024年12月31日に終了した年度 | ||
| 年金給付債務の 増加(減少) | 累積退職後給付金債務の 増加(減少) | |
| (単位:百万ドル) | ||
| 割引率の100ベーシス・ポイントの増加 | (849) | (64) |
| 割引率の100ベーシス・ポイントの減少 | 984 | 74 |
所得税
当社の実効税率は、当社が事業を行う法域における当社の予想される収入、非課税かつ控除不可能な項目、税額控除、法定税率及び税務計画に基づく。当社の年間税率を決定する上で、事業計画に関する判断、計画機会及び将来の結果に関する予想などを考慮する。受取配当控除(「DRD」)は、当社の実効税率と米国法定税率の間の差異の大きな要因である。DRDは、前年度と当年度の情報及び当年度の株価実績を反映した見積額である。現在のDRDの見積りと将来におけるDRDのいずれも、DRDにつき適格な受取配当金額の変動、原資金投資からの分配金額の変動、変額生命保険契約や年金保険契約の実際の残高の変動、当社のDRD控除前の課税対象収益といった要因(これらに限られない。)によって変動する可能性がある。
実効税率の1パーセンテージ・ポイントの引上げ又は引下げは、当社の2024年度の「法人所得税費用(ベネフィット)合計」を32百万ドル減少又は増加させる可能性があった。
偶発事象
偶発事象とは、将来のある事象によって最終的に解決されるある程度の不確実性を包含している既存の状態を言う。この将来の事象が発生する可能性があり、かつそのインパクトが適正に予測できる場合には、偶発事象に係る計上金額(未解決の法的手続に関連する準備金等)を設定するよう求めている。当初の準備金は、経営陣によるかかる問題の最終的解決に要するコストの最善の予測を反映し、事実関係や状況の変化に応じて、また、それらが最終的に解決された際に改定される。
手数料収入
AIQが提供するデジタル保険仲介斡旋業務において、当社は、保険会社の保険契約の斡旋に伴う報酬として、初期手数料及び更新手数料の両方を得ている。当社は、将来の保険契約の推定解約時期を考慮して、当該保険契約の発効日付で初期手数料及び更新手数料に係る予想生涯収益を「その他の収入(損失)」 に計上している。当該見積りは、報告期間ごとに再評価され、見積りの変更は当期に反映される。2024年3月に、当社はAIQの事業から撤退する計画に着手した。
新たな会計基準の採用
2024年に採用された新しい会計方針により、新たな重要な会計上の見積りが生じることはなかった。発行されたがまだ採用されていない会計基準及び新たに採用された会計基準については、連結財務諸表の注記2を参照のこと。
セグメント別営業成績
PGIM
事業に関する最新情報
・2023年12月、当社は、米国を拠点とし、約50億ドルの運用資産を有する大手プライベート・クレジット及びダイレクト・レンディング・マネージャーであるディアパス・キャピタル・マネジメントLP(「ディアパス」)の株式の過半数の取得を完了した。
・2024年7月、当社はロンドンを拠点とする当社の運用先物投資管理会社であるPGIMワドワニ・エルエルピー(「PGIMW」)から撤退した。PGIMWの2024年第2四半期以降の業績は、当社の全社及びその他の業務に含まれる撤退及びラン・オフ事業に反映されている。
営業成績
下表は、表示された期間について、PGIMの営業成績を示すものである。
| 12月31日に終了した年度 | |||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | |
| (単位:百万ドル) | |||
| 営業成績(注1): | |||
| 収益 | 4,092 | 3,638 | 3,622 |
| 費用 | 3,217 | 2,925 | 2,779 |
| 調整後営業利益 | 875 | 713 | 843 |
| 実現投資利益(損失)、純額並びに関連費用及び調整額 | 0 | 0 | (8) |
| 合弁事業及びその他の運営事業体の損益に対する持ち分及び非支配株主持分利益 | 132 | 16 | (4) |
| その他の調整(注2) | (19) | (36) | (22) |
| 法人所得税控除前並びに合弁事業及びその他の運営事業体の損益に対する持分反映前の利益(損失) | 988 | 693 | 809 |
(注1) PGIMの投資活動の一部は、米ドル以外の通貨建てであるため、為替リスクにさらされている。PGIMの業績には、全社及びその他の業務との社内的な取決めの影響が含まれているが、当該取決めは、PGIMの米ドル相当の利益に対する為替変動の影響を緩和するために設計されている。この社内的な取決めに関連する詳細は、上記の「営業成績-外国為替レートの影響」を参照のこと。
(注2) 事業の取得の対価の一定の要素も含まれる。これは所要勤務期間にわたり報酬費用として認識される。
調整後営業利益
2024**年度と2023年度の年次比較: 調整後営業利益は162百万ドル増加した。当該増加は主に、資産運用手数料(関連費用控除後)の増加及びその他の関連収益(関連費用控除後)の増加を反映したものであった。報酬費用の増加により、上記影響が一部相殺された。
収益及び費用
下表は、表示された期間について、上表の「営業成績」に則して表示したPGIMの収益をタイプ別に示したものである。
| 12月31日に終了した年度 | |||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | |
| (単位:百万ドル) | |||
| 収益(タイプ別): | |||
| 資産運用手数料(源泉別): | |||
| 機関投資家顧客 | 1,530 | 1,448 | 1,443 |
| 個人顧客(注1) | 1,153 | 1,014 | 1,081 |
| 一般勘定 | 496 | 457 | 508 |
| 資産運用手数料合計 | 3,179 | 2,919 | 3,032 |
| その他の関連収益(源泉別): | |||
| インセンティブ報酬 | 202 | 46 | 85 |
| 取引報酬 | 24 | 17 | 14 |
| シード投資及び共同投資 | 135 | 127 | 3 |
| 商業モーゲージ貸付(注2) | 69 | 57 | 127 |
| その他の関連収益合計 | 430 | 247 | 229 |
| サービス、販売及びその他の収益 | 483 | 472 | 361 |
| 収益合計 | 4,092 | 3,638 | 3,622 |
(注1) 個人向けミューチュアル・ファンド並びに変額年金保険及び変額生命保険の分離勘定資産、当社の確定拠出型年金商品を通じた自己勘定ミューチュアル・ファンドに投資された資金、並びに第三者とのサブ・アドバイザリー関係からの報酬から成る。定額年金保険からの収益と変額年金保険及び変額生命保険の固定金利勘定からの収益は、一般勘定に含まれる。
(注2) 商業モーゲージ貸付組成・サービシング事業による、モーゲージ貸付の組成による収益を含む。
2024**年度と2023年度の年次比較: 収益は454百万ドル増加した。資産運用手数料は増加したが、これは、株式市場の上昇及び好調な投資成績並びにディアパスの取得の影響を主に反映したものであった。その他の関連収益は増加したが、これは、好調な投資成績によるインセンティブ報酬の増加及びディアパスの取得の影響を主に反映したものであった。
費用は、292百万ドル増加した。これは、業績ベースのインセンティブ報酬に関連した変動費用の増加及びセグメント全体の収益の増加を主に反映したものであった。この増加は、事業の成長に起因する報酬費用の増加(ディアパスの取得の影響を含む。)、及び投資業績に連動する一部の長期従業員報酬計画に関連した増加も反映していた。
運用資産
下表は、表示された日付現在の運用資産を、資産クラス別にまとめたものである。
| 2024年 12月31日現在 | 2023年 12月31日現在 | 2022年 12月31日現在 | |
| (単位:十億ドル) | |||
| 運用資産(注1)(公正価値): | |||
| 上場株式 | 215.7 | 183.6 | 147.8 |
| 上場債券 | 832.2 | 799.8 | 776.8 |
| 不動産 | 127.2 | 129.2 | 129.6 |
| プライベート・クレジット及びその他の代替資 産 | 118.0 | 112.1 | 103.4 |
| マルチ・アセット | 82.1 | 73.4 | 70.8 |
| PGIM運用資産合計 | 1,375.2 | 1,298.1 | 1,228.4 |
| 他の報告対象セグメントにおける運用資産(注2) | 137.2 | 151.5 | 148.9 |
| PFI運用資産合計 | 1,512.4 | 1,449.6 | 1,377.3 |
(注1) 「上場株式」とは、法人若しくはパートナーシップ(ヘッジ・ファンドを除く。)又は不動産投資信託に対する持分を表す。「上場債券」は、利息が支払われ、通常満期を有する債券を表す(モーゲージを除く。)。「不動産」には、直接不動産持分及び不動産モーゲージが含まれる。「プライベート・クレジット及びその他の代替資産」には、プライベート・クレジット、プライベート・エクイティ、ヘッジ・ファンド及びその他の代替戦略が含まれる。「マルチ・アセット」には、株式及び債券ファンドとターゲット・デート・ファンドのバランスをとり複数の資産クラスに投資するファンド又は商品が含まれる。
(注2) 主に、一部の年金保険商品、変額生命保険商品、米国事業並びに全社及びその他の業務における退職金及び団体生命保険商品、並びに国際事業における特定の一般勘定資産に関連する特定の資産を含む。当該資産は直接PGIMによって管理されておらず、非独占ファンドに投資されているか、又は当該部門自体若しくは当社の投資担当最高責任者機関によって管理されている。
下表は、表示された日付現在の運用資産を、資産の源泉別にまとめたものである。
| 2024年 12月31日現在 | 2023年 12月31日現在 | 2022年 12月31日現在 | |
| (単位:十億ドル) | |||
| 運用資産(注1)(公正価値): | |||
| 機関投資家顧客 | 620.2 | 582.6 | 549.2 |
| 個人顧客 | 370.9 | 330.3 | 299.6 |
| 一般勘定 | 384.1 | 385.2 | 379.6 |
| PGIM運用資産合計 | 1,375.2 | 1,298.1 | 1,228.4 |
| 他の報告対象セグメントにおける運用資産(注2) | 137.2 | 151.5 | 148.9 |
| PFI運用資産合計 | 1,512.4 | 1,449.6 | 1,377.3 |
(注1) 「機関投資家顧客」は、第三者たる機関投資家の資産及び団体保険契約からなる。「個人顧客」は、個人向けミューチュアル・ファンド及び当社の分離勘定資産の変額年金保険及び変額生命保険、当社の確定拠出制度商品を通じた自己勘定ミューチュアル・ファンド、並びに第三者との副助言関係からの報酬からなる。「一般勘定」には、定額年金保険からの収益と変額年金保険及び変額生命保険の固定金利勘定も含まれる。
(注2) 主に一部の年金保険商品、変額生命保険商品、米国事業及び全社及びその他の業務における退職金及び団体生命保険商品、並びに国際事業における特定の一般勘定資産に関連する特定の資産を含む。当該資産は直接PGIMによって管理されておらず、非独占ファンドに投資されているか、又は当該部門自体若しくは当社の投資担当最高責任者機関によって管理されている。
下表は、表示された期間について、PGIM部門の運用資産の変動をまとめたものである。
| 2024年 12月31日現在 | 2023年 12月31日現在 | 2022年 12月31日現在 | |
| (単位:十億ドル) | |||
| 期首運用資産 | 1,298.1 | 1,228.4 | 1,523.8 |
| 第三者機関投資家からのフロー | 12.2 | (23.3) | 3.0 |
| 第三者個人顧客からのフロー | 1.4 | (15.1) | (23.2) |
| 第三者からのフロー合計 | 13.6 | (38.4) | (20.2) |
| 関係者からのフロー(注1) | 24.1 | (5.6) | 13.2 |
| 市場の上昇(下落)(注2) | 60.6 | 118.3 | (240.9) |
| 為替レートによる影響 | (9.4) | (4.3) | (16.0) |
| マネー・マーケット活動その他による純増加(減少)(注3) | (11.8) | (0.3) | (31.5) |
| 期末運用資産 | 1,375.2 | 1,298.1 | 1,228.4 |
(注1) PGIMが当社の他の報告対象セグメントのために運用する資産を示している。これらの資産の追加額及び引出額は、他の報告対象セグメントの第三者商品の流入及び流出に左右される。
(注2) 該当する場合、利益再投資を含む。
(注3) 2022年12月31日に終了した年度の業績は、総合退職金事業及びプルデンシャル・アニュイティーズ・ライフ・アシュアランス・コーポレーション(「PALAC」)の売却による運用資産の減少を含む。
2024**年度と2023年度の年次比較: PGIMの運用資産は2024年に770億ドル増加した。これは主に株式市場の上昇、債券等の純流入及び好調な投資成績によるものであった。
プライベート・キャピタル投資
プライベート・キャピタル投資は、投資される資本のペース及び規模を示すものであり、管理手数料、取引手数料、インセンティブ報酬及びサービシング収益を含む将来の収益並びにこれらの資産を管理するための将来のコストをもたらす。
プライベート・キャピタル投資は、不動産債務及び持分並びにプライベート・クレジット及びエクイティの資産クラスに投資されたプライベート・キャピタルの総額を表す。プライベート・キャピタルの配置により生じた運用資産は、主に上記「運用資産」の資産クラス別の表において「不動産」及び「プライベート・クレジット及びその他の代替資産」に含まれている。2024年12月31日現在、かかる資産は、2023年12月31日から約39億ドル増加した。かかる増加は、主にプライベート・キャピタルの純流入を反映したものであったが、不利な為替レートの影響により一部相殺された。
プライベート・キャピタル投資には、第三者投資家に組成・販売されるエージェンシー・コマーシャル・モーゲージ・ローンで構成されるPGIMの不動産エージェンシー債券事業が含まれる。PGIMはこれらの貸付のサービスを継続しているが、これらは運用資産には含まれていない。
下表は、表示された期間について、PGIMの投資されたプライベート・キャピタルを資産クラス別にまとめたものである。
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | |
| (単位:十億ドル) | |||
| 投資されたプライベート・キャピタル | |||
| 不動産債務及び持分 | 20.9 | 17.6 | 26.9 |
| プライベート・クレジット及びエクイティ | 22.4 | 14.0 | 16.1 |
| 投資されたプライベート・キャピタル合計 | 43.3 | 31.6 | 43.0 |
シード投資及び共同投資
2024年12月31日現在及び2023年12月31日現在、PGIMのシード投資はそれぞれ約1,079百万ドル及び1,088百万ドル(簿価)、共同投資はそれぞれ415百万ドル及び443百万ドル(簿価)であり、主に上場債券、上場株式、不動産投資、プライベート・クレジット及びその他の代替資産で構成されていた。
米国事業
営業成績
下表は、表示された期間における米国事業の営業成績を示したものである。
| 12月31日に終了した年度 | ||||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||
| (単位:百万ドル) | ||||||
| 法人所得税控除前の調整後営業利益 | ||||||
| 米国事業: | ||||||
| 退職戦略(注1) | 3,619 | 3,513 | 4,529 | |||
| 団体保険 | 314 | 319 | (16) | |||
| 個人生命保険 | (205) | (95) | (1,802) | |||
| 米国事業合計(注1) | 3,728 | 3,737 | 2,711 | |||
| 調整項目: | ||||||
| 実現投資利益(損失)、純額並びに関連費用及び調整額(注1) (注2) | (1,389) | (2,023) | (4,188) | |||
| 市場リスクを伴う給付の価値の増減(関連するヘッジ利益(損失)を控除後) | (414) | 42 | (469) | |||
| 市場実績の更新 | (143) | 154 | 439 | |||
| 合弁事業及びその他の運営事業体の損益に対する持ち分及び非支配株主持分利益 | 2 | 0 | 2 | |||
| 法人所得税控除前並びに合弁事業及びその他の運営事業体の損益に対する持分反映前の利益(損失) | 1,784 | 1,910 | (1,505) | |||
(注1)2023年度の金額は、退職戦略セグメント内の指数連動型変額年金保険商品及び定額年金保険商品に関連するエラーの修正を反映している。詳細については、上記の「—概要」を参照のこと。
(注2)過年度の金額は、当期の表示に合わせて改訂されている。
2024**年度と2023年度の年次比較: 当社の米国事業の調整後営業収益は、主に以下に起因して9百万ドル減少した。
・個人生命保険、団体保険及び法人退職戦略事業における営業費用の増加、並びに事業成長による個人退職戦略事業における取得費償却費の増加に主に起因する費用の増加
・純流出による勘定価値の減少に起因する、主に当社の個人退職戦略事業における手数料収入(販売費用控除後)の減少(有利な株式市場により一部相殺された。)
上記の減少は、以下により大部分が相殺された。
・当社の個人生命保険事業における特定の保証付ユニバーサル生命保険契約の再保険取引の影響並びに当社の個人生命保険及び団体保険事業における改善された死亡率経験を主に反映した、引受業績の増加
・当社が年に一度行う見直し及び更新並びにその他の修正による有利な比較正味影響額。これはこれらの更新による当社の法人退職戦略事業の2024年第2四半期における純利益を主に反映したものであったが、当社の個人生命保険事業における純費用により一部相殺された。
・事業成長、再投資率の上昇及びノンクーポン債投資からの収益増を主に反映した投資スプレッド業績純額の増加(当社の個人生命保険事業及び法人退職戦略事業における最近の再保険取引に含まれる資産に係る収益が今年度はなかったことにより、一部相殺された。)
退職戦略
事業に関する最新情報
・2023年5月、当社は、コンステレーション・インシュアランス・ホールディングス・インク(Constellation Insurance Holdings, Inc.)の関連会社である、オーガスター・ライフ・インシュランス・カンパニー(AuguStar Life Insurance Company)(「オーガスタ―」)として知られるオハイオ・ナショナル・ライフ・インシュアランス・カンパニー(The Ohio National Life Insurance Company、「オハイオ・ナショナル」)との間で、プルデンシャル・ファイナンシャルの完全子会社であるプルコ・ライフ・インシュアランス・カンパニー(Pruco Life Insurance Company)(「プルコ・ライフ」)が発行する生前給付特約付きPDI伝統的変額年金契約の約100億ドルの勘定価値を再保険に付す契約を締結した。この取引は2023年6月30日に完了しており、2023年4月1日を発効日としたものであった。詳細については連結財務書類の注記15を参照のこと。
・2023年9月、当社はプリズミック再保険の間で、プルデンシャル・フィナンシャルの完全子会社であるPICAが発行する一部の仕組み決済年金契約に関する約90億ドルの準備金を再保険に付す契約(2023年9月に発効)を締結した。これらの契約は、当社が保有する仕組み決済年金事業の約70%に相当するものである。詳細については、連結財務書類の注記15を参照のこと。
営業成績
下表は、表示された期間の退職戦略事業の営業成績を示すものである。
| 12月31日に終了した年度 | |||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | |
| (単位:百万ドル) | |||
| 営業成績:(注1) | |||
| 収益: | |||
| 法人退職戦略 | 28,195 | 11,030 | 19,116 |
| 個人退職戦略 | 5,125 | 4,532 | 5,470 |
| 収益合計 | 33,320 | 15,562 | 24,586 |
| 保険金・給付金及び費用: | |||
| 法人退職戦略 | 26,339 | 9,335 | 17,569 |
| 個人退職戦略 | 3,362 | 2,714 | 2,488 |
| 保険金・給付金及び費用合計 | 29,701 | 12,049 | 20,057 |
| 調整後営業利益 | |||
| 法人退職戦略 | 1,856 | 1,695 | 1,547 |
| 個人退職戦略 | 1,763 | 1,818 | 2,982 |
| 調整後営業利益合計 | 3,619 | 3,513 | 4,529 |
| 実現投資利益(損失)、純額並びに関連費用及び調整額(注2) | (594) | (1,665) | (2,546) |
| 市場リスクを伴う給付の価値の変動(関連するヘッジ利益(損失)控除後) | (414) | 42 | (469) |
| 合弁事業及びその他の運営事業体の損益に対する持ち分及び非支配株主持分利益 | 1 | 0 | 2 |
| 法人所得税控除前並びに合弁事業及びその他の運営事業体の損益に対する持分反映前の利益(損失) | 2,612 | 1,890 | 1,516 |
(注1)2023年度の金額は、個人退職戦略事業内の指数連動型変額年金保険商品及び定額年金保険商品に関連するエラーの修正を反映している。詳細については、上記の「—概要」を参照のこと。
(注2)過年度の金額は、当期の表示に合わせて改訂されている。
調整後営業利益
2024**年度と2023年度の年次比較: 法人退職戦略事業からの調整後営業利益は161百万ドル増加したが、これには当社が仮定について年に一度行う見直し及び更新並びにその他の修正による有利な比較正味影響が含まれている。2024年度及び2023年度の業績には、それぞれ上記の仮定についての更新による132百万ドル及び6百万ドルの純利益が含まれている。当該項目を除くと、調整後営業利益は、35百万ドル増加した。これは、主に事業成長及びノンクーポン債投資からの収益増を反映した投資スプレッド業績純額の増加によるものであったが、上述の前年度において生じた一部の仕組み決済年金契約の再保険に関連する資産に係る収益が今年度は生じなかったことにより一部相殺された。当該増加は、営業費用の増加及び不利な準備金経験により一部相殺された。
個人退職戦略事業からの調整後営業利益は55百万ドル下減少したが、これには当社が仮定について年に一度行う見直し及び更新並びにその他の修正による有利な比較正味影響が含まれている。2024年度の業績には、8百万ドルの純利益が含まれていたが、2023年度の業績には、当社が仮定について年に一度行う見直し及び更新による正味影響はなかった。当該項目を除くと、調整後営業利益は63百万ドル減少した。これは主に、報酬収益の減少(販売費用控除後)及び償却費用の増加によるものであった。かかる報酬収益の減少(販売費用控除後)は、純流出額に起因する分離勘定の平均価値の減少に起因するものであったが、有利な株式市場により一部相殺された。当該減少は、指数連動型変額年金保険の成長及び再投資率の上昇に起因する投資スプレッド業績純額の増加により一部相殺された。
当社の個人退職戦略事業は、定額年金保険及び変額年金保険の両保険を含んでおり、当該保険には、生前給付特約オプション(例:GMIB、GMAB、GMWB及びGMIWB)並びに/又は最低保証死亡給付(例:GMDB)が含まれることがある。また、当社が定めるレート(契約上の最低額に準拠する。)又は指標のパフォーマンスに基づくレート(上限額及び連動率に準拠する。)での元本及び利息の保証を提供する定額年金保険並びに複数の指数連動利息付与手法及びあらかじめ決められた水準・期間で様々なレベルのダウンサイド・プロテクションを提供する指数連動型変額年金保険を提供している。当社の業績のこれらの要素は、通常、調整後営業利益に含まれているが、下記のとおり、一定の保証については例外としている。
U.S. GAAPにおいて、当社の生前及び死亡給付特約付きの変額年金保険(例:GMAB、GMIB、GMWB、GMIWB及びGMDB)はMRBとして処理され、公正価値で計上されている。調整後営業利益は、セグメント業績を測定する目的において、MRBの公正価値の変動を含まず、代わりにこれらの特約の業績を「市場リスクを伴う給付の価値の変動(関連するヘッジ利益(損失)控除後)」における純利益(関連するヘッジ控除後)に反映する(OCIに計上されている当社のNPRの変動に起因する変動部分を除く。)。2023年4月、当社は、オーガスタ―との間で、生前給付特約付きPDI伝統的変額年金契約の約100億ドルの勘定価値を再保険に付す契約を締結した。当社の再保険に関する外部との契約についての詳細は、「第2 企業の概況」「3 事業の内容」の「再保険」の項及び連結財務書類の注記15を参照のこと。
U.S. GAAPにおいて、当社の定額及び変額指数連動型年金保険商品に関連する保険契約者債務は、「保険契約者の勘定残高」に計上されており、保険契約者の利益に対して発生した契約価値と、これらの商品の指数連動機能に関連する組込デリバティブ商品の公正価値の両方が含まれている。これらの商品に係る債務の変動は、U.S.GAAPに基づき要求される評価方法を用いて測定され、当期に係るすべてのインデックス・クレジット及び将来見込まれる保険契約の更新額のすべての公正価値が含まれる。しかし、調整後営業利益は、セグメント業績を測定する目的において、保険契約者が選択した当期に関連する債務の変動のみを反映しており、将来見込まれるすべての更新額に関連する負債の変動は除外されている。
収益、保険金・給付金及び費用
2024**年度と2023年度の年次比較: 法人退職戦略事業からの収益は17,165百万ドル増加した。上記に記載されている、当社が仮定について年に一度行う見直し及び更新並びにその他の修正の影響を除いた場合、収益は、17,465百万ドル増加した。この増加は主に、当年度における大規模な売上に起因する年金リスク移転事業における保険料の積立の増加、及び前年度における一部の仕組み決済年金契約の再保険の影響(後述するとおり、これに対応して契約者保険金・給付金が相殺された。)を反映したものであった。
法人退職戦略事業の保険金・給付金及び費用は、17,004百万ドル増加した。上記に記載されている、当社が仮定について年に一度行う見直し及び更新並びにその他の修正の影響を除いた場合、保険金・給付金及び費用は、17,430百万ドル増加した。契約者保険金・給付金(責任準備金の変動を含む。)は、主に前述の年金リスク移転事業における保険料の積立の増加、及び一部の仕組み決済年金契約の再保険の影響に関連して増加した。
個人退職戦略事業からの収益は593百万ドル増加した。上記に記載されている、当社が仮定について年に一度行う見直し及び更新並びにその他の修正の影響を除いた場合、収益は、601百万ドル増加した。この増加は主に、指数連動型変額年金保険の成長及び再投資率の上昇に起因する投資収益純額の増加によるものであった。
個人退職戦略事業の保険金・給付金及び費用は648百万ドル増加した。上記に記載されている、当社が仮定について年に一度行う見直し及び更新並びにその他の修正の影響を除いた場合、保険金・給付金及び費用は、664百万ドル増加した。この増加は主に、契約者預り金勘定への利息振替の増加並びに一般管理費用の減少(資本化にかかったものを除く。)の増加によるものであった。
勘定価値
法人退職戦略 勘定価値は、営業成績の重要な要素であり、純追加額(引出額)及び市場の変動の影響により変動する。当社のスプレッド・ベース商品の投資収入と契約者に付与する利息は、一般勘定価値のレベルによって異なる。ほとんどの報酬ベース商品についての収入は、報酬ベース勘定価値のレベルによって異なる。これは、多くの契約報酬がこれらの価値により決定されるためである。
下表は、表示された期間についての法人退職戦略における商品の勘定価値の変動をまとめたものである。勘定価値には当社又は外部で運用されている顧客残高が含まれている。これは、残高の合計が法人退職戦略事業の収益を左右するためである。当社が運用する資産の残高の詳細については、「PGIM」の項を参照のこと。
| 12月31日に終了した年度 | |||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | |
| (単位:百万ドル) | |||
| 法人退職戦略合計: | |||
| 期首勘定価値合計(注1) | 267,654 | 251,818 | 245,720 |
| 追加額(注2) | 36,331 | 28,498 | 31,773 |
| 引出額、保険金・給付金 | (25,327) | (25,283) | (16,398) |
| 市場価額の変動、付与利息及び利息収入 | 10,590 | 7,722 | (4,110) |
| その他(注3) | (1,046) | 4,899 | (5,167) |
| 期末勘定価値合計、総額 | 288,202 | 267,654 | 251,818 |
| 出再保険 | (9,011) | (9,237) | 0 |
| 期末勘定価値合計、純額 | 279,191 | 258,417 | 251,818 |
(注1) 期首勘定価値合計(出再保険控除後)は、2024年12月31日終了年度、2023年12月31日終了年度及び2022年12月31日終了年度について、それぞれ258,417百万ドル、251,818百万ドル及び245,720百万ドルであった。
(注2) 追加額は主に、受領した保険料に基づいて算出される団体年金及び積立型年金再保険、将来予測給付の現在の価値として算出される国際長命リスク再保険契約、顧客所有の信託に預託された顧客のファンドの公正価値として算出される投資専門のステーブル・バリュー型契約、並びに受領した保険料に基づいて算出される発行されたファンディング契約を含む。
(注3) 「その他」の活動には、当社の英国ポンド建て国際再保険事業に関する為替レート変動の影響及び外部で運用されている勘定の資産残高の変動が含まれている。2024年12月31日終了年度、2023年12月31日終了年度及び2022年12月31日終了年度について、「その他」の活動には、3,231百万ドルの支出に相殺された3,148百万ドルの収入、3,533百万ドルの支出に相殺された3,557百万ドルの収入及び3,516百万ドルの支出に相殺された3,800百万ドルの収入がそれぞれ含まれており、これは通常満期が90日未満のコマーシャル・ペーパーを裏付けとするファンディング契約に関するものである。
2024**年度と2023年度の年次比較: 法人退職戦略の勘定価値純額の増加は、主に大規模な年金リスク移転取引(年金リスク移転取引への積立及び国際再保険の販売を含む。)による純追加額、投資専門のステーブル・バリュー型勘定の預り金、顧客資金への付与利息及び資産の市場価格の上昇を反映したものであるが、為替のマイナスの影響により一部相殺された。
個人退職戦略 勘定価値は、当社の業績の重要な要素である。報酬の大部分は、分離勘定資産のレベルにより決定されるため、主に勘定価値のレベルに基づき当社の報酬収益は変化する。勘定価値は、新契約販売額による純流入額、解約、引出及び給付金の支払い、契約賦課金並びに有利又は不利な市場価格の変動の影響に左右される。下表は、表示された各期間の個人退職戦略の商品の勘定価値に関する情報をまとめたものである。
| 12月31日に終了した年度 | |||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | |
| (単位:百万ドル) | |||
| 個人退職戦略合計: | |||
| 期首勘定価値合計(注1) | 129,708 | 120,022 | 182,305 |
| 販売額 | 14,067 | 7,635 | 6,027 |
| 全面解約返戻金及び死亡給付 | (11,093) | (6,766) | (6,115) |
| 販売額(全面解約返戻金及び死亡給付控除後) | 2,974 | 869 | (88) |
| 一部の引出額及びその他の給付金 | (5,180) | (4,531) | (4,670) |
| 純流入額 | (2,206) | (3,662) | (4,758) |
| 市場価額の変動、付与利息、その他(注2) | 13,308 | 15,624 | (54,809) |
| 契約賦課金 | (2,171) | (2,276) | (2,716) |
| 期末勘定価値合計、総額 | 138,639 | 129,708 | 120,022 |
| 出再保険 | (11,519) | (11,797) | (817) |
| 期末勘定価値合計、純額(注3) | 127,120 | 117,911 | 119,205 |
(注1)期首勘定価値合計(出再保険控除後)は、2024年12月31日終了年度、2023年12月31日終了年度及び2022年12月31日終了年度について、それぞれ117,911百万ドル、119,205百万ドル及び181,828百万ドルであった。
(注2)2022年12月31日に終了した年度の業績は、PALACの売却による勘定価値の減少を反映している。
(注3)小口投資商品として販売された変額年金保険及び定額年金保険の純額を含んでいる。変額年金保険勘定価値は、2024年12月31日現在、2023年12月31日現在及び2022年12月31日現在で、それぞれ116,849百万ドル、111,335百万ドル及び13,941百万ドルであった。定額年金保険勘定価値は、2024年12月31日現在、2023年12月31日現在及び2022年12月31日現在で、それぞれ10,271百万ドル、6,576百万ドル及び5,264百万ドルであった。
2024**年度と2023年度の年次比較: 個人退職戦略の勘定価値純額の増加は、市場価格の上昇を反映したものであったが、純流出額及び保険約者勘定に係る契約賦課金により一部相殺された。
個人退職戦略の販売額の増加(全面解約返戻金及び死亡給付控除後)は主に、指数連動型変額年金保険商品及び定額年金保険商品の売上増を反映したものであったが、全面解約返戻金の増加により一部相殺された。
リスク及びリスク回避策
以下は、個人退職戦略商品に関連する特定のリスク、当社による当該リスクの特定の回避戦略(当該戦略の前年度末以降の更新を含む。)、及び関連する財務業績についての要旨である。
定額年金保険リスク及びリスク回避策: 定額年金保険商品の主なリスクは、顧客の預かり勘定への振替が要求される最低保証金利又はインデックス連動型金利を顧客に提供するために当社が負担する投資リスクに関連しており、これには、金利変動及び/又は低金利の期間が継続すること、並びに原投資に関連する信用リスクが含まれる。当社はこれらのリスクを、主に当社の投資戦略(デリバティブを含む。)及び商品設計の要素によって管理している。当社の商品設計の要素には、最低保証金利を前提とした金利のリセット、及び早期引出に対する保護を提供するために保険契約の初期の年に適用される解約手数料が含まれている。また、定額保険商品の一部には、金利上昇時の失効防止のための市場価値調整引当金を設定している。当社はまた、特定の定額保険商品について、出再保険も用いて上記のリスクを管理している。当社の出再保険契約に関する詳細は、「第2 企業の概況」「3 事業の内容」の「再保険」の項及び連結財務書類の注記15を参照のこと。
指数連動型変額年金保険リスク及びリスク回避策: 指数連動型変額年金保険商品の主なリスクは、各期末における選択された指数のパフォーマンスに基づき要求される付与利息を顧客の預かり勘定へ振り替えるために当社が負担する投資リスクに関連するものである。当社はこれらのリスクを、主に当社の投資戦略(デリバティブを含む。)及び商品設計の要素によって管理している。当社の商品設計の要素には、契約上の最低金利を前提とした金利のリセット、及び早期引出に対する保護を提供するために保険契約の初期の年に適用される解約手数料が含まれている。また、当社の指数連動型変額年金保険商品の戦略には、金利上昇時における一定の保護を提供するための中間値の規定が設けられている。
変額年金保険リスク及びリスク回避策: 変額年金保険契約の主なリスクは、これらの商品の当初の価格設定の際に使用された仮定からの乖離又は変更によるものであり、これらの仮定にはエクイティ市場の利益率、金利及び市場のボラティリティなど資本市場の仮定や、契約者の死亡率、年金化及び引出のタイミング及び金額、並びに契約失効などの保険数理上の仮定が含まれる。これらのリスク・エクスポージャーについては、当社の見積収益の達成は、実際の経験がこれらの商品の当初の価格設定に使用した仮定と異なるというリスクに左右される。当社は、主に、後述する(i)当社の商品設計の要素及び(ii)当社の資産・負債管理戦略の組合せにより、資本市場の変動により生じる一定のリスクに対するエクスポージャーを管理している。当社はまた、特定の変額年金保険商品について、出再保険によってもこれらのリスク・エクスポージャーを管理している。
2023年4月、当社は、オーガスタ―との間で、生前給付特約付きPDI伝統的変額年金契約の約100億ドルの勘定価値を再保険に付す契約を締結した。当社の出再保険契約に関する詳細は、「第2 企業の概況」「3 事業の内容」の「再保険」の項及び連結財務書類の注記15を参照のこと。
i) 商品設計の要素
当社が提供していた変額年金保険契約には、自動リバランス特約(資産移転特約とも言う)が含まれるものがある。この特約は契約レベルで実施され、年金保険契約者が選択した一定の変額投資サブ・アカウントと、(給付の内容に応じて)一般勘定の固定金利勘定又は分離勘定の債券ファンドのサブ・アカウントの間で資産が移管される。自動リバランス特約の目的は、エクイティ市場リスク及び市場のボラティリティを低減することである。当社が使用するその他の商品設計の要素には、資産の配分制限、最低発行年齢条件及び掛金額の一定の制限、並びに当社の一定の商品のための一般勘定への必要最低割当等がある。さらに、一部の報酬は、主に給付保証金額、契約者勘定価値及び/又は保険料に基づいており、報酬設定には多様性があるため、市場の変動により勘定価値が減少した場合にも一定の収益の流れが維持される。
ii) 資産・負債管理(「ALM」)戦略(確定利付商品及びデリバティブを含む)
当社は、U.S. GAAPにおいてMRBとみなされる年金保証に関連する予想債務に対処するため、従来の確定利付商品及びデリバティブの組合せを利用したALM戦略を採用している。当社がヘッジするMRB負債は、さまざまな市況において予想される生前及び死亡給付金請求(確定利付商品、デリバティブ、又はそれらの組み合わせによって処理される。)から成る。PDI変額年金保険については、予想債務に対処するため、確定利付商品を利用している。当社のALM戦略のデリバティブについて執行される部分に関しては、上場している、あるいはOTCの株式、金利デリバティブ及び信用デリバティブ(エクイティ先物及び国債先物、トータル・リターン・スワップ、クレジット・デフォルト・スワップ及び金利スワップ、並びにエクイティ・オプション、スワップション及びフロア及びキャップを含むオプションを含むがこれらに限定されない。)について取引する。当該戦略の目的は、資本市場の変動による純利益の変動を継続して軽減する一方で、これらの商品に関連する資本及び流動性をより効率的に管理することである。当社は、期待される成果を達成するために、デリバティブと確定利付商品の組み合わせを最適化することにより、ALM戦略の定期的な見直し及び再調整を行っている。当社は、変額年金のALM戦略の定期的な見直しの一環として、当社のリスク・アペタイト・フレームワーク(「RAF」)に基づき、2023年第1四半期にヘッジ手法を簡素化し、株式ヘッジの総額を1つのプログラムに統合した。
当社は、ALM戦略において、確定利付商品(売却可能又は売買目的のいずれかとして指定される。)及びデリバティブの価値の変動と、それに比較される、これらの資産が対応するMRB負債の変動との間で、U.S. GAAPの純利益影響に差異が生まれると予想している。これらの差異は、主に2つの明確な領域に帰属する。
・負債とそれら負債に対応する資産との間の会計処理の差異-U.S. GAAPにおいては、デリバティブ商品及び売買目的として指定される確定利付商品並びにMRBの公正価値の変動(当社のNPRスプレッドの変動を除く。)は、直ちに純利益に反映される。一方で、売却可能として指定される確定利付商品の公正価値の変動は、その他の包括利益における未実現利益(損失)に計上される。
・一般的ヘッジ業績-ALM戦略のデリバティブ部分に関しては、ヘッジによる正味影響額(ヘッジ商品の価値の変動が、当社がヘッジするMRBの部分の価値の変動を相殺する程度)は、以下を含む複数の要因の影響を受ける。当社のヘッジ商品と、当社がヘッジするMRBの対応する部分のキャッシュ・フローのタイミングの違い、ヘッジされる実際の原契約者資金とヘッジ可能な指標との基準の違い、市場の変動によるヘッジ商品の動態的リバランスに関連するリバランス費用、ヘッジされない可能性のあるMRBの特定の要素(一部の保険数理上の仮定を含む。)、及び、当社がヘッジすることを目指すMRBの部分に関連するヘッジ・ポジションに関する、予想される又は実際の市場のボラティリティ。
商品特有のリスク及びリスク回避策
特定の生前給付保証については、保険金は、主に累計引出額が保険契約者の勘定価値を初めて超えた後の保険契約者による終身引出金の調達額に相当する。有効なブロックの年齢により、これまでに限定的な保険金の支払いのみが発生しており、現時点の仮定においては、今後5年間でそれらが大幅に増加することはないものと予想されている。将来における保険金請求のタイミングと金額は、保険契約者の勘定価値に対する実際の利益と、当社の仮定と比較した場合の実際の契約者行動に左右される。当社の現在の生前給付保証の大部分は、保険契約者による「最高日次」契約価値保証を含む終身引出金を保証している。当社のPDI変額年金保険は、「最高日次」ベースの給付を提供する当社の変額年金商品を補完し、保険契約者の終身引出金の支払いを保証しているが、保険契約者の資産配分は、分離勘定内の単一の債券ファンドのサブ・アカウントに限定されている。
当社の従来型生前給付保証付きの変額年金保険契約の大部分及び最高日次給付特約を付された契約には、自動リバランス特約及び/又はALM戦略という形をとったリスク回避機能が含まれている。当社は、付加的なリスク回避の一種として出再保険も利用することがある。自動リバランス特約を展開する前に販売された過去の商品の保証特約と結びついたリスクも、当社のALM戦略により管理されている。一部の過去のGMAB特約オプション付きの商品は自動リバランス特約を含むが、ALM戦略には含まれていない。2023年4月、当社は、オーガスタ―との間で、生前給付特約付きPDI伝統的変額年金契約の約100億ドルの勘定価値を再保険に付す契約を締結した。当社の再保険に関する外部との契約についての詳細は、「第2 企業の概況」「3 事業の内容」の「再保険」の項及び連結財務書類の注記15を参照のこと。
GMDBについて、当社は、契約者の死亡時に給付金を支払っている。当社の基本GMDBは、通常、一部の引出額を調整後の積立金累積額の利益に等しい。一部の商品には、契約価値又は増加価値に対する最低リターンのいずれか高い方の金額に基づく高度GMDBオプションが含まれている。死亡給付金総額が契約者残高を上回るリスクは当社が負担する。しかし、GMDBに関連する勘定価値の大部分では、契約者が自動リバランス特約を含む生前給付保証を選択しているため、自動リバランス特約の対象となる。生前給付保証付きの変額年金保険勘定価値にはすべてGMDBが含まれている。これらの契約の生前給付及び死亡給付特約は、同じ期間について保証をしており、そのため、当該契約の長命リスク及び死亡リスクについて当社は保険で備えている。
下表は、当社の生前給付保証及びGMDB特約のリスク管理プロファイルを、表示された期間についてまとめたものである。
| 2024年12月31日現在 | 2023年12月31日現在 | 2022年12月31日現在 | ||||
| 勘定価値 | 合計に 対する パーセン テージ (%) | 勘定価値(注1) | 合計に 対する パーセン テージ (%) | 勘定価値 | 合計に 対する パーセン テージ (%) | |
| (単位:百万ドル) | ||||||
| 生前給付/GMDB特約 (注1): | ||||||
| ALM戦略及び自動リバランス(注2,3) | 64,856 | 52 | 70,013 | 58 | 69,282 | 61 |
| ALM戦略のみ(注3) | 1,782 | 1 | 1,933 | 2 | 1,972 | 2 |
| 自動リバランスのみ | 77 | 0 | 80 | 0 | 83 | 0 |
| 出再保険(注4) | 10,665 | 9 | 12,418 | 10 | 2,482 | 2 |
| PDI | 1,342 | 1 | 1,536 | 1 | 11,988 | 11 |
| その他の商品 | 1,553 | 1 | 1,585 | 1 | 1,561 | 1 |
| 生前給付/GMDB特約合計 | 80,275 | 87,565 | 87,368 | |||
| GMDB特約及びその他 (注5) | 45,338 | 36 | 33,873 | 28 | 26,573 | 23 |
| 変額年金保険勘定価値合計 | 125,613 | 121,438 | 113,941 | |||
(注1) 生前給付保証のある契約にはすべて、当該対象契約をカバーするGMDB特約が含まれている。
(注2) 当社のALM戦略に含まれており、かつ自動リバランス特約が付されている、生前給付を伴う契約である。
(注3) 本表において別途表示されている留保されたPDIを除外している。
(注4) 外部カウンターパーティとの再保険取引の対象となる契約を表す。上述のPDI再保険取引に関連する約90億ドルの勘定価値、及び2015年4月1日から2016年12月31日までの期間における特定の最高日次生涯給付(「HDI」)v.3.0事業が含まれている。HDI契約には、自動リバランス特約も付されている。追加の情報については、連結財務書類の注記15を参照のこと。
(注5) GMDB特約が付され、自動リバランス特約のない契約を含む。
調整後営業利益から除外された業績
下表は、調整後営業利益から除外された退職戦略の業績の一部による当社の連結損益計算書に対する正味影響額を示したものである。
| 12月31日に終了した年度 | ||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||
| (単位:百万ドル)(注1) | ||||
| 調整後利益から除外された業績 | ||||
| MRBの変動(NPR調整の変動を除く。)(注2) | 2,735 | 2,499 | 4,631 | |
| 非MRB負債の変動(NPR調整の変動を除く。)(注3)(注4) | 1,087 | (118) | (357) | |
| NPR調整の変動(OCIにおいて認識された変動を除く。) | (128) | (18) | 32 | |
| ヘッジ資産の公正価値の変動(注5)(注6) | (3,165) | (2,812) | (4,482) | |
| その他(注7) | (339) | (244) | (1,130) | |
| 調整後利益から除外された個人退職戦略の業績合計 | 190 | (693) | (1,306) | |
| 調整後利益から除外された法人退職戦略の業績合計 | (1,197) | (930) | (1,707) | |
| 調整後利益から除外された業績合計 | (1,007) | (1,623) | (3,013) | |
(注1) プラスの数値は利益、マイナスの数値は損失を表す。
(注2) 本表の「ヘッジ資産の公正価値の変動」に含まれている、関連するヘッジ損益も除外されている。
(注3) 2023年度の金額は、個人退職戦略事業内の指数連動型変額年金保険商品及び定額年金保険商品に関連するエラーの修正を反映している。詳細については、上記の「—概要」を参照のこと。
(注4) U.S.GAAPに基づき要求される評価方法を用いて測定される、当社の定額及び変額指数連動型年金保険に係る負債の変動(これらの商品に関連する組込デリバティブ商品の公正価値を含む。)を表す。GAAP負債の合計には、当期に係るすべてのインデックス・クレジット及び将来見込まれる保険契約のすべての更新額の公正価値が含まれるが、保険契約者が選択した当期に関連する債務の変動のみが調整後営業利益に含まれており、将来見込まれる保険契約のすべての更新額に関連する債務の変動は調整後営業利益から除外されている。
(注5) 当社の変額年金生前及び死亡給付保証に関連した潜在的な保険金請求をヘッジするために用いられるデリバティブの公正価値の変動を表す。
(注6) 2023年度及び2022年度の業績は、変額年金保険事業の全体的な資本ポジションの一部をそのエクイティ市場へのエクスポージャーから保護することを目的とした、それぞれマイナス225百万ドル及び598百万ドルのキャピタル・ヘッジ・プログラムに関連する株式デリバティブの公正価値の変動を表す。キャピタル・ヘッジ・プログラムは、2023年第1四半期に終了した。
(注6) デュレーション・スワップ、DAC償却額、取引による損益及びその他の活動における変動を含む。
2024年度においては、1,007百万ドルの損失となった。これは主に、法人退職戦略内における資産の売却による実現損失及び金利の上昇がデリバティブに与えた影響によるものであった。
団体保険
営業成績
下表は、表示された期間の団体保険の営業成績並びに給付率及び営業管理費率を示すものである。
| 12月31日に終了した年度 | |||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | |
| (単位:百万ドル) | |||
| 営業成績: | |||
| 収益 | 6,427 | 6,285 | 6,115 |
| 保険金・給付金及び費用 | 6,113 | 5,966 | 6,131 |
| 調整後営業利益 | 314 | 319 | (16) |
| 実現投資利益(損失)、純額並びに関連費用及び調整額 | (51) | (46) | (137) |
| 法人所得税控除前並びに合弁事業及びその他の運営事業体の損益に対する持分反映前の利益(損失) | 263 | 273 | (153) |
| 給付率(注1)(注4): | |||
| 団体生命保険(注2) | 86.9% | 87.0% | 93.3% |
| 団体所得補償保険(注2) | 71.8% | 70.2% | 73.9% |
| 団体保険合計(注2) | 82.7% | 82.5% | 88.5% |
| 営業管理費率(注3)(注4): | |||
| 団体生命保険 | 11.6% | 11.7% | 10.8% |
| 団体所得補償保険 | 26.6% | 25.2% | 31.3% |
| 団体保険合計 | 15.7% | 15.2% | 15.8% |
(注1) 既経過保険料、契約賦課金及び報酬収益に対する契約者保険金・給付金の比率。
(注2) 給付率は当社が仮定について年に一度行う見直し及び更新並びにその他の修正の影響を反映している。これらの影響を除いた場合、団体生命保険、団体所得補償保険及び団体保険合計の給付率は、2024年度についてそれぞれ86.9%、73.3%及び83.1%、2023年度についてそれぞれ87.6%、71.1%及び83.2%、2022年度についてそれぞれ93.4%、73.3%及び88.4%であった。
(注3) 総保険料、並びに契約賦課金及び報酬収益に対する一般管理費(コミッションを除く。)の比率。
(注4) 給付金及び営業管理費率は、収益性及び効率性を評価するために用いられる指標である。
調整後営業利益
2024**年度と2023年度の年次比較: 調整後営業利益は5百万ドル減少し、これには当社が仮定について年に一度行う見直し及び更新並びにその他の修正の不利な比較影響純額が含まれていた。2024年度及び2023年度の業績には、これらの更新による25百万ドル及び36百万ドルの純利益がそれぞれ含まれている。この項目を除いた場合、調整後営業利益は6百万ドル増加したが、これは主に、より有利な死亡率経験によりもたらされた団体生命保険事業における引受実績の向上と、再投資率の上昇による投資スプレッド業績純額の増加を反映したものであった。当該増加は、大部分が事業の成長を支援するための営業費用及び変動費用の増加により、一部相殺された。
収益、保険金・給付金及び費用
2024**年度と2023年度の年次比較: 収益は142百万ドル増加した。上記で説明された、仮定について年に一度行う見直し及び更新並びにその他の修正の影響を除いた場合、収益は145百万ドル増加した。この増加は主に、団体所得補償保険事業における事業の成長に起因する保険料の増加(健康補助商品を含む。)と、再投資率の上昇による純投資収益の増加を反映したものであった。
保険金・給付金及び費用は147百万ドル増加した。上記で説明された、仮定について年に一度行う見直し及び更新並びにその他の修正の影響を除いた場合、保険金・給付金及び費用は139百万ドル増加した。当該増加は主に、長期所得補償契約における不利な請求経験に起因する契約者保険金・給付金の増加、及び大部分が事業の成長を支援するための一般管理費の増加を反映したものであった。
販売成績
下表は、表示された期間の上記「セグメント指標」に定義された団体保険の年換算新事業保険料を示している。
| 12月31日に終了した年度 | |||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | |
| (単位:百万ドル) | |||
| 年換算新事業保険料(注1): | |||
| 団体生命保険 | 289 | 296 | 283 |
| 団体所得補償保険 | 261 | 235 | 196 |
| 合計 | 550 | 531 | 479 |
(注1) 金額は、既存契約の保険料率変更、当社サービスメンバーの団体生命保険契約による追加保険契約及び団体ユニバーサル生命保険において解約返戻金の原資となる一方、額面保険金額の買取りはできない超過保険料からの新保険料を除外している。
2024*年度と2023年度の年次比較:* 年換算新事業保険料合計は19百万ドル増加した。この増加は主に、全米市場セグメントにおける売上増(健康補助商品の売上増を含む。)、及び団体所得補償事業内のアソシエーション市場セグメントにおける売上増によるものであった。当該増加は、当社の団体所得補償事業及び団体生命保険事業内のプレミア市場セグメントにおける販売減により、前年度にあった大規模な売上がなかったことを反映して一部相殺された。
個人生命保険
事業に関する最新情報
当社は、以下の2つの外部再保険契約を締結した。これにより、当社が以前に設定した、当社の保有する保証付ユニバーサル生命保険事業ブロックの法廷準備金が合計で約60%減少した。
・2023年7月、当社はサマセット・リーとの間で、プルコ・ライフ及びプルコ・ライフ・インシュアランス・カンパニー・オブ・ニュージャージー(「PLNJ」)(両社ともプルデンシャル・フィナンシャルの完全所有子会社である。)が発行する保証付ユニバーサル生命保険契約の一部を再保険に付す契約を締結した。これらの保険契約は、当社の保有する保証付ユニバーサル生命保険事業部門の法廷準備金の約30%に相当するものであった。この取引は、2024年1月1日を効力発生日として、2024年3月に完了した。詳細については、連結財務書類の注記15を参照のこと。
・2024年8月、当社はウィルトン・リーとの間で、プルコ・ライフ及びPLNJが発行した一部の保証付ユニバーサル生命保険契約を再保険に付す契約を締結した。これらの保険契約は、上述のサマセット・リーとの再保険取引の完了後、当社の保有する保証付ユニバーサル生命保険事業部門の法廷準備金の約40%に相当するものであった。この取引は、修正共同保険ベースで行われ、カウンターパーティによる超過担保の設定や合意された投資ガイドラインなどの重要な構造的保護が含まれている。この取引は、2024年10月1日を効力発生日として、2024年12月に完了した。詳細については、連結財務書類の注記15を参照のこと。
営業成績
下表は、表示された期間の個人生命保険の営業成績を示すものである。
| 12月31日に終了した年度 | |||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | |
| (単位:百万ドル) | |||
| 営業成績: | |||
| 収益 | 6,195 | 6,274 | 5,786 |
| 保険金・給付金及び費用 | 6,400 | 6,369 | 7,588 |
| 調整後営業利益 | (205) | (95) | (1,802) |
| 実現投資利益(損失)、純額並びに関連費用及び調整額(注1) | (744) | (312) | (1,505) |
| 市場実績の更新 | (143) | 154 | 439 |
| 合弁事業及びその他の運営事業体の損益に対する持ち分及び非支配株主持分利益 | 1 | 0 | 0 |
| 法人所得税控除前並びに合弁事業及びその他の運営事業体の損益に対する持分反映前の利益(損失) | (1,091) | (253) | (2,868) |
(注1)過年度の金額は、当期の表示に合わせて改訂されている。
調整後営業利益
2024年度と2023年度の年次比較: 調整後営業利益は110百万ドル減少したが、これには、当社が仮定について年に一度行う見直し及び更新並びにその他の修正による不利な比較正味影響が含まれていた。2024年度及び2023年度の業績には、この年に一度の見直しによる98百万ドルの純費用及び26百万ドルの純費用がそれぞれ含まれていた。この項目を除いた場合、調整後営業利益は38百万ドル減少した。これは主に、費用の増加(前述の再保険取引に関連する費用及び内部キャプティブ再保険契約の統合に起因する費用を含む。)によるものであった。この統合に関する詳細は、「流動性及び資本資源-概観」を参照のこと。当該減少は、これらの再保険取引からの有利な影響が継続したこと、及び経験死亡率が前期と比べて不利なものでなかったことにより、一部相殺された。
収益、保険金・給付金及び費用
2024**年度と2023年度の年次比較: 収益は79百万ドル減少した。上記に記載されている、当社が仮定について年に一度行う見直し及び更新並びにその他の修正の影響を除くと、収益は78百万ドル減少した。当該減少は主に、前述の再保険取引に関連する資産に係る収益が今年度はなかったことを反映した投資業績の低下によるものであったが、投資率の上昇及びノンクーポン債投資からの収益増を反映した純投資収益の増加、並びに事業成長に起因する契約賦課金及び報酬収益の増加により、一部相殺された。
保険金・給付金及び費用は31百万ドル増加した。上記に記載されている、当社が仮定について年に一度行う見直し及び更新並びにその他の修正による影響を除くと、保険金・給付金及び費用は40百万ドル減少した。当該減少は主に、契約者保険金・給付金の減少(準備金の変動を含む。)及び前述の再保険取引の結果保険契約者預り金勘定への利息振替が減少したこと、並びに責任準備金に係る負債の見積もりの有利な変動によるものであった。当該減少は、上記で述べた純投資収益の増加に対応する準備金調達費用の増加による利息費用の増加、前述の再保険取引及び内部キャプティブ再保険契約の統合に関連する一般管理費の増加、また、前年度に生じた法定準備金の減少が今年度は生じなかったことにより、一部相殺された。
販売成績
下表は、表示された期間の個人生命保険の年換算新事業保険料(上記の「営業成績-セグメント指標」において定義する。)を、販売網及び商品別に示したものである。
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | |||||||
| プルデン シャル・ アドバイ ザー | 第三者 | 合計 | プルデン シャル・ アドバイ ザー | 第三者 | 合計 | プルデン シャル・ アドバイ ザー | 第三者 | 合計 | |
| (単位:百万ドル) | |||||||||
| 変額生命 | 145 | 542 | 687 | 120 | 416 | 536 | 109 | 315 | 424 |
| 定期生命 | 18 | 116 | 134 | 20 | 100 | 120 | 18 | 75 | 93 |
| ユニバーサル生命 | 4 | 81 | 85 | 4 | 77 | 81 | 6 | 86 | 92 |
| 合計 | 167 | 739 | 906 | 144 | 593 | 737 | 133 | 476 | 609 |
2024**年度と2023年度の年次比較: 年換算新事業保険料合計は、169百万ドル増加したが、これは、第三者による全商品の売上増及びプルデンシャル・アドバイザーズによる変額生命保険の売上増によるものであった。
国際事業
事業に関する最新情報
・2024年3月、当社はグルーポ ST エス・エーとの間で、POAを売却する最終契約を締結した。POAの業績及びPOAの売却の影響は、2024年第1四半期より、全社及びその他事業に含まれる撤退及びラン・オフ事業に反映されている。この取引は2024年5月に完了したが、当社の業績に重大な影響を与えることはなかった。
・2024年12月、当社は、当社の日本の関連会社が創設した日本の特定の米ドル建て終身生命保険契約について、約70憶ドルの準備金を再保険するため、プリズミックの完全子会社であるプリズミック・ライフ・リインシュアランス・インターナショナル・リミテッドと契約を締結した。この取引は、規制当局の承認及び一般的なクロージング条件に従うものである。
営業成績
国際事業の業績は加重平均月次為替レートで換算されており、上記「営業成績-外国為替レートの影響」の項に記載の社内的な取決めによる影響も含む。国際事業の営業成績の把握に資するように、前年度比の外国為替変動の影響を除外して営業成績を分析している場合があり、その場合はその旨表示している。外国為替変動の影響を除外した当社の営業成績は、表示された全期間について、外貨を固定為替レートで米ドルに換算することによって計算されている。下記の固定為替レートで表示された米ドル情報についても同様に計算されている。日本における事業について使用された為替レートは、1米ドルに対して129円であった。さらに、下記の固定為替レートで表示されたドル情報については、米ドル建ての活動は一般に米ドル建てで取引された金額に基づき報告されている。下記の「売上業績」の項において固定為替レートで表示された年換算新契約保険料は、同じくこれらの固定為替レートで換算されたものを反映している。
下表は、表示された各期間の国際事業の営業成績を示している。
| 12月31日に終了した年度 | |||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | |
| (単位:百万ドル) | |||
| 営業成績: | |||
| 収益: | |||
| ライフ・プランナー | 9,352 | 9,596 | 9,541 |
| ジブラルタ生命及びその他 | 8,573 | 9,086 | 9,470 |
| 収益合計 | 17,925 | 18,682 | 19,011 |
| 保険金・給付金及び費用: | |||
| ライフ・プランナー | 7,482 | 7,596 | 7,597 |
| ジブラルタ生命及びその他 | 7,337 | 7,903 | 8,209 |
| 保険金・給付金及び費用合計 | 14,819 | 15,499 | 15,806 |
| 調整後営業利益: | |||
| ライフ・プランナー | 1,870 | 2,000 | 1,944 |
| ジブラルタ生命及びその他 | 1,236 | 1,183 | 1,261 |
| 調整後営業利益合計 | 3,106 | 3,183 | 3,205 |
| 実現投資利益(損失)純額並びに関連費用及び調整額(注1) | (911) | 93 | (2,094) |
| 市場リスクを伴う給付の価値の増減(関連するヘッジ利益(損失)を控除後) | 17 | 14 | 26 |
| 市場実績の更新 | 89 | (46) | 196 |
| 合弁事業及びその他の運営事業体損益に対する持分及び非支配株主持分利益 | (116) | (76) | 13 |
| 法人所得税並びに合弁事業及びその他の運営事業体損益に対する持分反映前利益(損失) | 2,185 | 3,168 | 1,346 |
(注1) 過年度の金額は、当年度の表示に合わせて改訂されている。
調整後営業利益
2024年度と2023年度の年次比較: 当社のライフ・プランナー事業の調整後営業利益は130百万ドル減少し、これには為替変動による41百万ドルの不利な正味影響額が含まれている。両年度とも、仮定について年に一度行う見直し及び更新並びにその他の修正の影響も含み、これらにより、2023年度は5百万ドルの純費用となったのに対し、2024年度は、56百万ドルの純費用となった。
上記の為替変動の影響並びに仮定について年に一度行う見直し及び更新並びにその他の修正による影響を除くと、当社のライフ・プランナー事業の調整後営業利益は38百万ドル減少した。この減少は主に、日本における保有契約数の減少による引受業績の減少を反映するものであり、ブラジルにおける保有契約数の増加により一部相殺された。また、ブラジルにおける保有契約数の増加による変動費用の増加をはじめとする費用の増加もこの減少の一因となった。これらの減少は、再投資率の上昇による投資スプレッド業績純額の増加により一部相殺された。
ジブラルタ生命及びその他事業の調整後営業利益は53百万ドル増加し、これには為替変動による27百万ドルの有利な正味影響額が含まれていた。両年度とも、仮定について年に一度行う見直し及び更新並びにその他の修正の影響も含んでおり、これらにより、2023年度は18百万ドルの純利益となったのに対し、2024年度は、1百万ドルの純利益となった。
上記の為替変動の影響並びに仮定について年に一度行う見直し及び更新並びにその他の修正による影響を除くと、ジブラルタ生命及びその他事業の調整後営業利益は43百万ドル増加した。この増加は主に、投資スプレッド業績純額の増加を反映するものであり、投資スプレッド業績純額の増加は、ノンクーポン債投資からの収益の増加、合弁事業及びその他の運営事業体からの利益の増加並びに営業費用の減少によるものである。これらの影響は、日本における保有契約数の減少による引受業績の減少により一部相殺された。
収益、保険金・給付金及び費用
2024年度と2023年度の年次比較: ライフ・プランナー事業からの収益は、244百万ドル減少し、これには為替変動による295百万ドルの不利な正味影響額、並びに仮定について年に一度行う見直し及び更新並びにその他の修正による74百万ドルの純利益が含まれている。これらの項目を除くと、収益は23百万ドル減少したが、この減少は主に、日本における保有契約数の減少による保険料の減少(ブラジルにおける保有契約数の増加により一部相殺された。)及びデリバティブ決済の有利性が減少したことによる投資利益の減少を反映するものである。これらの減少は、再投資率の上昇による純投資利益の増加並びに日本における変額商品及び投資商品の双方における契約数増加を反映する契約賦課金及び報酬収益の増加により一部相殺された。
ライフ・プランナー事業による保険金・給付金及び費用は、114百万ドル減少し、これには為替変動による254百万ドルの有利な正味影響額、並びに仮定について年に一度行う見直し及び更新並びにその他の修正による125百万ドルの純費用が含まれている。これらの項目を除くと、保険金・給付金及び費用は15百万ドル増加した。この増加は主に、日本における変額商品及び投資商品の双方における契約数増加を反映する保険契約者預り金勘定への利息振替の増加、並びにブラジルにおける保有契約数の増加による一般管理費の増加を反映している。これらの増加は、上記で述べた日本における保有契約数の減少による契約者保険金・給付金の減少(準備金の変動を含む。)及び責任準備金負債の見積額の有利な変動により一部相殺された。
ジブラルタ生命及びその他事業からの収益は513百万ドル減少し、これには為替変動による198百万ドルの不利な正味影響額、並びに仮定について年に一度行う見直し及び更新並びにその他の修正による82百万ドルの純費用が含まれている。これらの項目を除くと、収益は233百万ドル減少したが、この減少は主に、保有契約数の減少による保険料の減少及び出再保険の影響(その大部分は、下記の契約者保険金・給付金において相殺された。)並びに不利なデリバティブ決済による投資損失の増加を反映している。これらの減少は、ノンクーポン債投資からの収益の増加、ポートフォリオの成長及び再投資率の上昇による純投資収益の増加並びに合弁事業及びその他の運営事業体からの利益の増加により一部相殺された。
ジブラルタ生命及びその他事業による保険金・給付金及び費用は566百万ドル減少し、これには為替変動による225百万ドルの有利な正味影響額並びに仮定について年に一度行う見直し及び更新並びにその他の修正による65百万ドルの純利益が含まれている。これらの項目を除くと、保険金・給付金及び費用は276百万ドル減少しており、これは主に、上記で述べた保有契約数の減少及び出再保険の影響による契約者保険金・給付金の減少(準備金の変動を含む。)、並びに責任準備金負債の見積額の有利な変動及び一般管理費の減少を反映するものである。これらの減少は、投資商品の契約数増加を反映する保険契約者預り金勘定への利息振替の増加により一部相殺された。
売上業績
下表は表示された各期間における実際の為替レート及び固定の為替レートに基づく年換算新契約保険料(上記「営業成績-セグメント指標」で定義。)を示したものである。
| 12月31日に終了した年度 | |||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | |
| (単位:百万ドル) | |||
| 年換算新契約保険料: | |||
| 実際の為替レート基準: | |||
| ライフ・プランナー | 1,067 | 1,069 | 941 |
| ジブラルタ生命及びその他 | 1,055 | 1,018 | 878 |
| 合計 | 2,122 | 2,087 | 1,819 |
| 固定為替レート基準: | |||
| ライフ・プランナー | 1,089 | 1,019 | 893 |
| ジブラルタ生命及びその他 | 1,082 | 1,030 | 880 |
| 合計 | 2,171 | 2,049 | 1,773 |
ある一定期間の年換算新契約保険料の金額並びに商品の種類及び通貨建てごとの売上構成は、複数の要因により大きく左右される。かかる要因には、新商品の追加、既存商品の廃止、特定の商品への保証利率の変動及びその他商品の改変、保険料率の変更、金利の変動又は通貨市場の変動、税法の改正、生命保険規制の変更又は競争環境の変化が含まれるがこれらに限定されない。これら変化又は変更の一部については、その発効前に売上高の増加又は減少が見られ、その後、かかる変化又は変更後に売上高が逆方向に変動することがある。
日本においては、当社の商品ポートフォリオは通貨構成及び保険料支払構造が多様であるため、当社はこの低金利環境を含め、変化する市場及び競争力学に適応することができる。当社は定期的に当社の商品構成及び各商品の収益性並びに当社の期待収益を満たさない特定商品の価格改定又はその販売中止を精査している。こうした措置の影響は、特定の新商品の導入と相まって、一般的に他の通貨建ての商品と比較して米ドル建て商品の販売増加につながっているが、円建て商品への需要が増加したことにより、近年、当社の新たな円建て生命保険や退職金商品の売上が増加した。
2024年度と2023年度の年次比較: 下表は表示された各期間について、商品カテゴリー及び販売網別の年換算新契約保険料を固定為替レートで示したものである。
| 2024年12月31日に終了した年度 | 2023年12月31日に終了した年度 | |||||||||
| 生命 保険 | 傷害 及び 健康 保険 | 退職金 (注1) | 投資契約 (注2) | 合計 | 生命 保険 | 傷害 及び 健康 保険 | 退職金 (注1) | 投資契約 (注2) | 合計 | |
| (単位:百万ドル) | ||||||||||
| ライフ・プランナー | 545 | 87 | 286 | 171 | 1,089 | 509 | 78 | 252 | 180 | 1,019 |
| ジブラルタ生命及びその他: | ||||||||||
| ライフ・コンサルタント | 106 | 18 | 70 | 302 | 496 | 131 | 21 | 24 | 372 | 548 |
| 銀行 | 15 | 0 | 1 | 293 | 309 | 30 | 0 | 2 | 224 | 256 |
| 独立代理店 | 31 | 13 | 88 | 145 | 277 | 55 | 29 | 86 | 56 | 226 |
| 小計 | 152 | 31 | 159 | 740 | 1,082 | 216 | 50 | 112 | 652 | 1,030 |
| 合計 | 697 | 118 | 445 | 911 | 2,171 | 725 | 128 | 364 | 832 | 2,049 |
(注1) 退職所得保険、養老保険及び貯蓄型変額生命保険を含む。
(注2) 一時払市場価格調整投資契約、一時払終身生命保険商品及び定期払年金商品を含む。
固定為替レートベースでのライフ・プランナー事業からの年換算新契約保険料は、70百万ドル増加した。これは主に、ブラジルの生命保険商品の売上増加によるものであった。日本における売上も、主に退職金商品の売上増加によりこの増加の一因となったが、これは投資契約売上の減少により一部相殺された。
固定為替レートベースでのジブラルタ生命及びその他事業からの年換算新契約保険料は、52百万ドル増加した。銀行及び独立系代理店販売網の売上は、それぞれ53百万ドル及び51百万ドル増加したが、これらは、投資契約の売上増加を反映するものであり、生命保険商品の売上減少により一部相殺された。独立系代理店の売上は、傷害及び健康保険商品の売上減少も反映している。ライフ・コンサルタントの売上は、52百万ドル減少したが、これは、投資契約及び生命保険商品の売上減少を反映するものであり、退職金商品の売上増加により一部相殺された。
販売員
下表は、表示された各期間についてライフ・プランナー及びライフ・コンサルタントの人数を示したものである。
| 12月31日に終了した年度 | |||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | |
| ライフ・プランナー: | |||
| 日本 | 4,309 | 4,310 | 4,446 |
| その他の国 | 1,726 | 1,546 | 1,478 |
| ジブラルタ生命のライフ・コンサルタント | 6,844 | 6,808 | 6,821 |
| 合計 | 12,879 | 12,664 | 12,745 |
2024年度と2023年度の年次比較: ライフ・プランナーの人数は179名増加した。これは主に、ブラジルにおける増加によるものであり、この増加は保有契約数の増加を反映するものであるが、アルゼンチンにおけるPOAの売却による減少により一部相殺された。ジブラルタ生命のライフ・コンサルタントの人数は36名増加した。これは、採用活動が好調であったこと及び退職者の減少を反映するものである。
全社及びその他
事業に関する最新情報
・2024年3月、当社は、AIQの事業から撤退する計画を明言しており、そのため2024年度第1四半期以降、AIQは当社の全社及びその他業務内の撤退事業に分類されている。AIQの業績は、調整後営業利益から除外されており、過年度の業績は、当期の表示に合わせて改訂されている。
・2023年9月、当社は、プリズミック再保険の発行済株式のすべてを所有するバミューダの特例リミテッド・パートナーシップであるプリズミックの持分20%をリミテッド・パートナーとして取得した。2023年度第4四半期以降、全社及びその他の営業成績は、プリズミックにおける利益に占める当社持分を四半期遅れで反映している。
売上業績
全社及びその他には、当社の事業セグメントへの割当後の全社業務、並びにU.S. GAAP上「非継続事業」として会計処理することが認められるもの以外の撤退及びラン・オフ事業が含まれる。下表は、表示された各期間について、全社及びその他の営業成績をまとめたものである。
| 12月31日に終了した年度 | ||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||
| (単位:百万ドル) | ||||
| 営業成績: | ||||
| 投資収益 | 202 | 161 | 177 | |
| 債務に係る支払利息 | (849) | (829) | (829) | |
| 年金及び従業員給付 | 366 | 345 | 387 | |
| その他の全社業務(注1) | (1,502) | (1,711) | (1,296) | |
| 調整後営業利益(注1) | (1,783) | (2,034) | (1,561) | |
| 実現投資利益(損失)純額並びに関連費用及び調整額(注1) | 150 | (580) | (35) | |
| 市場実績の更新 | 2 | 2 | 7 | |
| 撤退及びラン・オフ事業(注1)(注2) | 30 | 21 | (887) | |
| 合弁事業及びその他の運営事業体損益に対する持分及び非支配株主持分利益 | (34) | (8) | (47) | |
| その他調整(注1) | 0 | 0 | (1) | |
| 法人所得税並びに合弁事業及びその他の運営事業体損益に対する持分反映前利益(損失) | (1,635) | (2,599) | (2,524) | |
(注1) 2024年度第1四半期以降、AIQの業績は、全社及びその他業務の調整後営業業績から除外され、撤退及びラン・オフ事業に含まれている。過年度の金額は、当年度の表示に合わせて改訂されている。
(注2) 2023年度及び2022年度の各第4四半期にAIQに関連してそれぞれ計上された、177百万ドル及び903百万ドルの営業権減損を含む。営業権減損に関する詳細については、連結財務書類の注記2及び注記10を参照のこと。
2024年度と2023年度の年次比較: 全社及びその他の業務による調整後営業利益ベースの損失は251百万ドル減少した。その他の全社的活動による純費用は209百万ドル減少したが、これは主に、前年度に計上された再編成費用が発生しなかったこと及び訴訟引当金の減少をはじめとする全社的なイニシアチブに関連する費用の減少を反映するものであり、純費用及びその他の全社的費用の増加により一部相殺された。年金及び従業員給付は21百万ドル有利な状況となったが、これは主に、退職後退職者医療費制度の変更を反映するものである。
2025年12月31日に終了する年度の適格年金制度に基づく年金収入の計算については、2024年12月31日をもって割引率を5.30%から5.85%に引き上げた。制度資産の期待収益率は、2024年度の7.50%から2025年度は8.00%に引き上げた。報酬レベルの仮定増加率は、2025年度も6.25%のまま維持される。上記変更の実施やその他の要因により、2025年度の当社の適格年金制度からの収入は、2024年度の水準を約25百万ドルから30百万ドル上回るものと予想する。この増加は、主に割引率の引上げによるものである。
2025年12月31日に終了する年度の退職後収入の計算については、2024年12月31日をもって割引率を5.20%から5.70%に引き上げた。制度資産の期待収益率は、2024年度の6.75%から2025年度は6.50%に引き下げた。前述の変更の実施その他要因により、当社は、2025年度の退職後収入は、2024年度の水準を約10百万ドルから15百万ドル下回るものと予想する。この減少は、主に医療費用の増加によるものである。
2025年度においては、就業中の従業員に係る年金その他の退職後給付業務費用は、引き続き当社の各事業セグメントに割り当てられる。当社の年金及び退職後給付制度に関する詳細は、連結財務書類の注記19を参照のこと。
撤退及びラン・オフ事業
全社及びその他に含まれる撤退及びラン・オフ事業
撤退及びラン・オフ事業の利益は、縮小中の事業を含む既に売却又は撤退したか、今後売却又は撤退する各種事業であって、U.S. GAAP上「非継続事業」としての会計処理が適用されない事業の業績を含んでいる。かかる撤退及びラン・オフ事業の業績は、全社及びその他の業務には反映されているが、調整後営業利益からは除外されている。表示された各期間について、全社及びその他の業務に反映された撤退及びラン・オフ事業の業績の概要は下記のとおりである。
| 12月31日に終了した年度 | |||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | |||
| (単位:百万ドル) | |||||
| 長期介護保険 | 413 | 217 | (316) | ||
| その他(注1) | (383) | (196) | (571) | ||
| 調整後営業利益から除外された撤退及びラン・オフ事業利益(損失)合計 | 30 | 21 | (887) | ||
(注1) 2024年度第1四半期以降、AIQの業績は、全社及びその他業務の調整後営業業績から除外され、本表に含まれている。過年度の金額は、当年度の表示に合わせて改訂されている。2024年度第2四半期以降、PGIMWの業績は、PGIMの調整後営業業績から除外され、本表に含まれている。
2024**年度と2023年度の年次比較
長期介護保険: 業績は、196百万ドル増加した。これには、仮定について年に一度行う見直し及び更新並びにその他の修正による相対的に有利な正味影響額が含まれる。2024年度の業績は、これらの更新による111百万ドルの純利益を含んでいた。一方、2023年度の業績は、これらの更新による79百万ドルの純費用を含んでいた。この項目を除くと、業績は6百万ドル増加したが、これは主に、持分証券の市場価額の変動による影響の有利性が高まったことを反映するものであり、その大部分は、主に確定利付証券の売却により生じた損失の増加による実現投資損失純額の増加により相殺された。
その他の撤退及びラン・オフ事業: 業績は、187百万ドル減少した。この減少は主に、前年度に生じた解約返戻金の増加による繰越利益の加速償却が当年度は生じなかったことを主な要因とする総合退職金事業に関連する不利な業績、並びにPGIMWから撤退するとの経営陣の決定に関連する減損及び費用並びにその後2024年度第2四半期にPGIMWが撤退事業に分類されたことを反映するものである。
クローズド・ブロック部門
クローズド・ブロック部門は、伝統的な国内向け配当付き生命保険及び年金保険商品の特定の保有契約、これらの契約の保険金・給付金及び契約者配当の支払いに使用されている資産(総称して「クローズド・ブロック」)、並びに特定の関連資産及び負債を含んでいる。当社はこれら伝統的な国内向け配当付き保険契約の提供を既に打ち切っている。詳細については、連結財務書類の注記16を参照のこと。
プルデンシャル・インシュアランス取締役会は、毎年、投資収益、実現投資利益(損失)、純額及び未実現投資利益(損失)、純額、経験死亡率、並びにその他の要素を含めてクローズド・ブロックの実績に基づいて翌年の配当付き保険契約の配当を決定する。配当の決定の基となるクローズド・ブロックの実績は法定の業績に基づいているが、クローズド・ブロックが設けられた当時、U.S. GAAPが要求するところにより、当社は、クローズド・ブロックに含まれる保険契約からの将来の最大利益のタイミングの保険数理計算法を開発した。U.S. GAAPの定める実際の累積利益は当年度の実現投資損益の計上並びにクローズド・ブロック契約を支える資産及び関連する負債の変動を反映している。ある期の実際の累積利益が当社の予想累積利益より多い場合には、その超過分を契約者配当準備金として計上する。さらに、クローズド・ブロックの設定後に発生した未実現投資利益純額の累積額は、契約者配当準備金として反映され、対応する金額はAOCIに計上される。一方、未実現投資損失純額の累積額は、契約者配当準備金の全体額が正の値である範囲で、契約者配当準備金の減額として反映される。
その後、将来のクローズド・ブロックの実績が当社の当初の予想を下回り、それにより超過分が相殺されない限り、超過分を追加配当としてクローズド・ブロックの契約者に支払うことになる。クローズド・ブロック部門の費用に計上する契約者配当は、プルデンシャル・インシュアランス取締役会が宣言した実際の契約者配当に加えて、ある期の実際の累積利益が当社の予想累積利益を超過する部分について当社が認識する契約者配当準備金の変更を含む。実際累積利益が将来の期間において見積累積利益を下回った場合、主に投資業績の変動により生じるクローズド・ブロック部門の利益変動は、累積利益契約者配当準備金の変動をもって相殺できない場合がある。クローズド・ブロック部門の実現投資利益(損失)、純額の詳細については、「一般勘定投資」の項を参照のこと。
2024年12月31日現在、実際の累積利益は予想累積利益を2,096百万ドル上回ったものの、未実現投資損失純額の累積額がこの金額を上回ったため、2024年12月31日現在の契約者配当準備金残高はゼロに減額された。
営業成績
下表は、表示された各期間のクローズド・ブロック部門の実績である。
| 12月31日に終了した年度 | |||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | |
| (単位:百万ドル) | |||
| U.S. GAAPに基づく実績: | |||
| 収益 | 3,287 | 3,666 | 2,958 |
| 保険金・給付金及び費用 | 3,400 | 3,766 | 2,976 |
| 法人所得税並びに合弁事業及びその他の運営事業体損益に対する持分反映前利益(損失) | (113) | (100) | (18) |
法人所得税並びに合弁事業及びその他の運営事業体損益に対する持分反映前利益(損失)
2024年度と2023年度の年次比較: 法人所得税並びに合弁事業及びその他の運営事業体損益に対する持分反映前利益(損失)は13百万ドル減少した。投資活動業績純額は減少したが、これは主に、確定利付証券及び持分証券の市場価格の不利な変動により確定利付証券の売却により生じた実現投資損失の増加及びその他収益の減少を反映するものである。これらの減少は、ノンクーポン債投資による純投資収益の増加により一部相殺された。上記及びその他要因により、契約者配当準備金については、2024年度は777百万ドルの減額が計上され、これに対して2023年度は335百万ドルの減額が計上されていた。
収益、保険金・給付金及び費用
2024年度と2023年度の年次比較: 収益は379百万ドル減少し、この減少は、上記のとおり主に実現投資損失の増加及びその他収益の減少によるものであり、実現投資利益の増加により一部相殺された。
保険金・給付金及び費用は366百万ドル減少したが、これは主に、契約者配当金の減少によるものであり、上記のとおり累積利益の変動及びその他要因による契約者配当準備金の減少がより増加したことを反映するものである。
法人所得税
米国連邦法定法人所得税率を2024年度、2023年度及び2022年度については21%として算出した予測法人所得税額と報告された法人所得税費用(ベネフィット)との間の金額の差異は、下表に示すとおりである。
| 12月31日に終了した年度 | |||
| 2024年 | 2023年(注1) | 2022年(注1) | |
| (単位:百万ドル) | |||
| 連邦法定税率による連邦法人所得税費用(ベネフィット)予想額 | 674 | 645 | (397) |
| 非課税投資所得 | (168) | (162) | (86) |
| 米国税率以外の外国税 | 189 | 191 | 122 |
| 低所得者用住宅その他に関する税額控除 | (94) | (106) | (128) |
| 税法改正 | 50 | (99) | (11) |
| GILTI | (24) | 5 | 101 |
| 子会社の売却 | (10) | 0 | 86 |
| 損金不算入費用 | 39 | 29 | 21 |
| 評価性引当金の増減額 | (45) | 111 | 16 |
| 州税(連邦給付控除後) | 26 | 20 | 13 |
| その他 | (130) | (21) | (16) |
| 法人所得税費用(ベネフィット)計上額 | 507 | 613 | (279) |
| 実効税率 | 15.8% | 20.0% | 14.7% |
(注1) 過年度の金額は、当年度の表示に合わせて改訂されている。
実効税率
実効税率とは、「法人所得税費用(ベネフィット)合計」を「法人所得税並びに合弁事業及びその他の運営事業体損益に対する持分反映前利益」で割って求めた比率をいう。2024年度、2023年度及び2022年度の当社の実効税率は、それぞれ15.8%、20.0%及び14.7%であった。各重要調整項目の内容に関する詳細については、連結財務書類の注記17を参照のこと。
未認識税務ベネフィット
当社の法人所得税金負債には、IRSや他の税務当局による調査をまだ受ける可能性がある課税年度の未認識税務ベネフィット及び延滞税に係る負債が含まれている。監査期間の調査が終わると、あるいは米国連邦の追徴課税請求期限が到来すると、それを受けて法人所得税負債を修正する可能性もある。2024年、2023年及び2022年の各年12月31日現在の未認識税務ベネフィット合計は、それぞれ132百万ドル、133百万ドル及び84百万ドルであった。本件の解決に向けて、当社が向こう12ヶ月以内に、連結財務書類の注記17に記載される第952条の選択に起因する過年度の監査サイクルについて約86百万ドルの未認識税務ベネフィットを支払う可能性がある。当社は、追徴課税請求期限が到来していない課税年度に関する未認識税務ベネフィットの合計について、向こう12ヶ月以内に重大な変動が生じるか否かにつき、合理的な正確性をもって予想することはできない。
法人所得税費用と現金払法人所得税
U.S. GAAPに基づき計上される法人所得税費用は、通常、当該年度に現金で支払った法人所得税の金額と異なる。U.S. GAAPに基づき計上される法人所得税費用は、当社の当年度に関する連結損益計算書に報告された利益に基づくもので、これには当年度の税金及び繰延税金の両方が含まれている。当該年度中に支払われた法人所得税には、当年度について行われた分割納付並びに過年度に関連する税金の支払金及び還付金が含まれる。
法人所得税関連項目の詳細については、「第2 企業の概況」「3 事業の内容」の「規制」の項及び連結財務書類の注記17を参照のこと。
一般勘定投資
当社は顧客への債務及びその他一般的な債務をサポートすべく、当社の一般勘定に多種多様な投資ポートフォリオを維持している。一般勘定負債に対応しないため、当社の一般勘定から除外される投資及びその他資産は、以下のとおりである。
・ デリバティブ業務にかかわる資産
・ 第三者のために運用する投資を含む投資運用業務の資産
・ 当社の貸借対照表上「分離勘定資産」とされる資産
当社の一般勘定投資の一部は、資産留保型共同保険式及び修正共同保険式の協約に基づき再保険されている顧客負債に対応している。当社は、これらの再保険協約により資産の法的所有権を留保しており(かかる資産を総称して「留保資産」)、かかる資産は、当社の連結財政状態計算書上で保持されているが、当該留保資産に関連する経済的利益及び投資リスクは、最終的に再保険会社に帰属する。留保資産の構成は、再保険協約固有の投資ガイドラインに従うものとし、このガイドラインは、留保資産を除く当社の一般勘定について当社が定める投資ガイドラインとは異なる場合がある。投資ガイドラインは、留保資産ポートフォリオに関連する投資リスクが適切に管理されているようにするために実施されている。当社の重要な再保険協約に関する詳細については、連結財務書類の注記15を参照のこと。
一般勘定ポートフォリオ(留保資産を除く。)については、PFI(クローズド・ブロック部門及び留保資産を除く。)とクローズド・ブロック部門の明確な目標及び投資ポリシー・ステートメントに従い管理している。PFI(クローズド・ブロック部門及び留保資産を除く。)の主たる投資目標には下記事項が含まれる。
・ 当社の主な商品負債及びその他の債務の市場リスク特性をヘッジ又はその他の方法で管理すること
・ リスク制約内で投資収益利回りを経時的に最適化すること
・ 一定のポートフォリオについては、対応する商品負債に関連する市場リスク・エクスポージャーを管理しつつ、投資収益利回りと資本増価を含めた総利益をリスク制約内で経時的に最適化すること
当社は、以下の手段により、PFI(クローズド・ブロック部門及び留保資産を除く。)の投資収益利回りを経時的に最適化するという目標を追求する。
・ 営業活動による正味キャッシュ・フロー(新商品の保険料による流入額を含む。)、並びに投資資産の売却、返済、及び期限前償還による利益を魅力的なリスク調整後利回りの投資商品に投資すること
・ 該当する場合には、税金及び資本に対する影響を考慮しつつ、多様なキャッシュ・フローの需要を満たすため、又はポートフォリオのデュレーション、信用、為替若しくはその他のリスク要因に関連するリスク・エクスポージャー・プロファイルを管理するために投資を売却すること
クローズド・ブロック部門の主たる投資目標には下記事項が含まれる。
・ クローズド・ブロック部門の利益配当型保険契約者が期待する合理的な配当金を提供すること
・ クローズド・ブロック部門の主な商品に関連する市場リスク・エクスポージャーを管理しつつ、投資収益利回りと資本増価を含めた総利益をリスク制約内で最適化すること
当社のポートフォリオ管理のアプローチは、投資収益利回り及び資産・負債リスク管理の目標を重視する一方で、ポートフォリオ活動による資本及び税金に対する影響、並びに債務証券の価値回復に要する期間にわたり当該債務証券を保有する当社の能力と意思に関する表明も考慮している。当社の貸倒引当金(予測される債務証券の価値回復より前に当該証券を売却する意思又は必要性に関する当社の表明を含む。)の詳細については、下記の「実現投資損益-信用損失」の項を参照のこと。
投資の運用
当社の自己売買投資(一般勘定ポートフォリオ(留保資産を除く。)を含む。)は、当社の取締役会(「取締役会」)投資委員会が監視し、また業績とリスク・ポジションを定期的に検証している。当社の投資担当最高責任者機関(「CIO機関」)は、当社の国内外の保険関連子会社の一般勘定ポートフォリオについて、当社のリスク管理グループの提案したリスク・リミットに従った投資方針を策定し、投資委員会が年次ベースで承認するリスク・リミットの範囲内で一般勘定ポートフォリオ(留保資産を除く。)の管理を指示及び監視する。
CIO機関(保険子会社の関連機関を含む。)は、当社商品の特性及び関連する市場リスク・エクスポージャーを理解するために、商品開発保険数理人及びリスク管理グループと密接に連携している。かかる情報は、目標とする資産ポートフォリオの策定に組み込まれ、当該ポートフォリオは、負債特性に関連する市場リスク・エクスポージャーを管理し、当社の投資リスク制約により定められる許容度の範囲内で、魅力的なリスク調整後利益が見込める投資リスク・エクスポージャーを設定する。当社は、特有のリスク特性をもっている特定のクラスの商品に伴う債務や属性剰余、累積剰余に対する資産戦略を展開している。負債に関連する市場リスク・エクスポージャーには金利リスク及び為替リスクが含まれ、金利リスクについては目標となる資産構成のデュレーション特性により対応し、為替リスクについては目標となる資産構成の通貨特性により対応する。米国及び日本以外における一定の小規模市場においては、資本市場の制約により、金利リスク・エクスポージャーを米国及び日本事業と同程度にヘッジすることができず、当社はこれらの小規模なポートフォリオについてより高い金利リスクを受容することとなる。一般勘定ポートフォリオには、通常、投資利回り及び収益を経時的に増加させる手法として、信用リスク及びその他の投資リスクに対する配分が含まれている。
当社の大部分の商品は次の3クラスに分類される。
・ 利息供与型商品:定額年金やユニバーサル生命保険などの、顧客に供与した金利を定期的に調整し、市場と競争相手の動向や投資実績を反映させる商品
・ 配当付き個人・経験料率型団体商品:年間配当金又は利息や保険料の還付を通じて顧客が実際の投資の成果及び業績に関与している商品
・ 期間固定又は保証期間付き商品:従来型の終身及び養老商品、保証付投資契約(「GIC」)、ファンディング契約並びに支払年金商品等
当社の全体的な投資ポートフォリオは、多数の運用ポートフォリオにより構成されている。各運用ポートフォリオは一定の負債一式を支えており、デュレーション、キャッシュ・フロー、流動性需要及びその他の要件をはじめとする負債特性を支える資産構成を目標としている。2024年12月31日現在、当社のPFI(クローズド・ブロック部門及び留保資産を除く。)に帰属する国内一般勘定投資ポートフォリオの平均デュレーション(デリバティブの影響を含む。)は、6年~7年であった。2024年12月31日現在、当社の日本における保険事業に帰属する国際一般勘定ポートフォリオの平均デュレーション(デリバティブの影響を含む。)は約10年であったが、これは円建て投資商品と米ドル及び豪ドル建て投資商品の混合となっており、これらは当該通貨で当社が発行した保険負債に対応する異なった平均デュレーションを有している。当社の資産・負債管理プロセスにより、複数回の市場サイクルにわたり当社のポートフォリオについて管理を行うことが可能である。
当社は、主として国債、政府機関債、上場・非上場の社債、仕組み証券、及び商業モーゲージ貸付等、多岐にわたる債券等資産に対する投資によりポートフォリオ戦略を実行する。さらに、当社は、ノンクーポン債投資(持分証券その他リミテッド・パートナーシップ及び有限責任会社(「LPs/LLCs」)等の投資資産を含む。)、直接所有する不動産、デリバティブ商品及び新規事業投資も別勘定に配分している。
当社では、CIO機関及びリスク管理グループの指図若しくは監視に従ったリスクプロフィールに合わせて、また、当社の国内及び国際保険ポートフォリオに影響を与える市場環境を反映したプロフィールに合わせて、上場満期固定証券ポートフォリオを管理している。ポートフォリオで実現する収益は投資収益及び投資の実現利益若しくは実現損失に反映される。
また、ポートフォリオの収益とポートフォリオ全体の多様性を高める目的で、当社では私募社債や商業モーゲージ貸付(地理、不動産の種類及び借主の面で多様性のある不動産に設定されたモーゲージにより構成される。)を採用している。私募債は、非流動性プレミアムにより高い利回りを提供することが多く、また、一般的に高度な信用保護を約定の形で提供する。当社にはこれを組成する能力があるので、それだけ取引が増えることになり、さらに約定やコール保護といった有利な条件を獲得する機会も得られる上、独創的な取引構造を生かすことも可能である。
デリバティブ戦略は、当社のリスク管理フレームワーク内において、負債に関連する資産ポートフォリオの金利リスク及び為替リスク・エクスポージャーを管理する能力を高めるため、また、投資ポートフォリオの信用ポジション及びエクイティ・ポジションを管理するために用いている。リスク管理プロセスについては、「第3 事業の状況」「3 事業等のリスク」の項を参照のこと。
当社におけるポートフォリオの資産配分は、資産の種類、分野及び発行者について多様性を保つことを重要視する当社の方針を反映しているものである。CIO機関は、直接、また保険子会社の関連機関を介して、主に当社のPGIMセグメントの様々な投資管理ユニットを通してポートフォリオ戦略を実行する。PGIMセグメントが一般勘定ポートフォリオのために実行する活動は、CIO機関により指示・監督され、リスク管理グループにより投資リスク制限の遵守について監視される。
ポートフォリオ構成
当社の投資ポートフォリオは、上場・非上場の満期固定証券、商業モーゲージ及びその他貸付、保険約款貸付、並びにノンクーポン債投資にて構成されており、これには持分証券、並びにLPs/LLCs、直接保有の不動産、デリバティブ商品及び分離勘定のシード資金投資等のその他投資資産が含まれている。当社の一般勘定の構成には、リスク管理アプローチの定める規律内において、競争可能な成果に対するニーズや主に当社PGIMセグメントを通じて入手可能である多様な投資代案の選択が反映されている。当社の投資ポートフォリオの規模のおかげで、一般の投資家では利用することが不可能な資産種類への投資が可能となっている。
下表は、それぞれの日付におけるPFI(クローズド・ブロック部門及び留保資産を除く。)、クローズド・ブロック部門及び留保資産に割り当てられた当社一般勘定投資ポートフォリオの構成をまとめたものである。
| 2024年12月31日 | |||||||||
| PFI(クローズド・ブロック部門及び留保資産を除く。) | クローズド・ ブロック部門 | 留保資産 | 合計 | ||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||
| 満期固定証券: | |||||||||
| 売却可能上場証券、公正価値 | 206,078 | 54.9% | 19,103 | 4,837 | 230,018 | ||||
| 売却可能非上場証券、公正価値 | 68,759 | 18.3% | 9,625 | 2,795 | 81,179 | ||||
| 満期固定証券、売買目的有価証券、公正価値 | 4,068 | 1.1% | 647 | 7,732 | 12,447 | ||||
| 経験料率契約者保険負債に対応する資産、公正価値 | 3,707 | 1.0% | 0 | 0 | 3,707 | ||||
| 持分証券、公正価値 | 7,254 | 1.9% | 1,642 | 0 | 8,896 | ||||
| 商業モーゲージ及びその他貸付、帳簿価格(引当金控除後) | 53,987 | 14.4% | 7,652 | 233 | 61,872 | ||||
| 保険約款貸付、残高 | 6,447 | 1.7% | 3,348 | 0 | 9,795 | ||||
| その他投資資産(引当金控除後) (注1) | 16,781 | 4.4% | 4,929 | 1,867 | 23,577 | ||||
| 短期投資(引当金控除後) | 8,493 | 2.3% | 520 | 43 | 9,056 | ||||
| 一般勘定投資総額 | 375,574 | 100.0% | 47,466 | 17,507 | 440,547 | ||||
| その他事業体及び事業の投資資産 (注2) | 4,233 | 0 | 0 | 4,233 | |||||
| 投資総額 | 379,807 | 47,466 | 17,507 | 444,780 | |||||
| 2023年12月31日 | |||||||||
| PFI(クローズド・ブロック部門及び留保資産を除く。)(注3) | クローズド・ ブロック部門 | 留保資産(注3) | 合計 | ||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||
| 満期固定証券: | |||||||||
| 売却可能上場証券、公正価値 | 217,469 | 58.9% | 20,483 | 3,270 | 241,222 | ||||
| 売却可能非上場証券、公正価値 | 61,861 | 16.7% | 10,003 | 2,678 | 74,542 | ||||
| 満期固定証券、売買目的有価証券、公正価値 | 4,954 | 1.3% | 887 | 2,944 | 8,785 | ||||
| 経験料率契約者保険負債に対応する資産、公正価値 | 3,168 | 0.9% | 0 | 0 | 3,168 | ||||
| 持分証券、公正価値 | 5,664 | 1.5% | 1,970 | 0 | 7,634 | ||||
| 商業モーゲージ及びその他貸付、帳簿価格(引当金控除後) | 50,994 | 13.8% | 7,769 | 23 | 58,786 | ||||
| 保険約款貸付、残高 | 6,568 | 1.8% | 3,479 | 0 | 10,047 | ||||
| その他投資資産(引当金控除後) (注1) | 13,934 | 3.8% | 4,513 | 1,007 | 19,454 | ||||
| 短期投資(引当金控除後) | 4,709 | 1.3% | 232 | 51 | 4,992 | ||||
| 一般勘定投資総額 | 369,321 | 100.0% | 49,336 | 9,973 | 428,630 | ||||
| その他事業体及び事業の投資資産 (注2) | 6,103 | 0 | 0 | 6,103 | |||||
| 投資総額 | 375,424 | 49,336 | 9,973 | 434,733 | |||||
(注1) その他投資資産は、LPs/LLCsに対する投資、直接所有の不動産、デリバティブ商品及びその他雑投資で構成されている。これらの投資の詳細については、下記の「その他投資資産」の項を参照のこと。
(注2) 当社の投資管理及びデリバティブ業務による投資資産を含む。但し、第三者に代わって当社が運用する投資運用業務の資産及び当社の連結財政状態計算書上「分離勘定資産」に分類される資産を除く。これらの投資の詳細については、下記の「その他事業体及び事業の投資資産」の項を参照のこと。
(注3) 過年度の金額は、当年度の表示に合わせて改訂されている。
2024年度におけるPFI(クローズド・ブロック部門及び留保資産を除く。)に帰属する一般勘定投資の増加は、主に、純事業流入及び純投資収益の再投資によるものであり、米ドルが対日本円で上昇したことによる為替換算の影響並びに米国及び日本における金利上昇により一部相殺された。当社の満期固定証券の公正価値を決定する方法については、連結財務書類の注記6を参照のこと。
2024年及び2023年の各年12月31日現在、PFI(クローズド・ブロック部門及び留保資産を除く。)に帰属する一般勘定投資のそれぞれ42%及び44%が当社の日本における保険事業に関するものであった。下表は、それぞれの日付における当社の日本における保険事業の一般勘定における投資の構成をまとめたものである。
| 12月31日 | |||
| 2024年 | 2023年 | ||
| 日本における保険事業 | |||
| (単位:百万ドル) | |||
| 満期固定証券: | |||
| 売却可能上場証券、公正価値 | 102,904 | 113,737 | |
| 売却可能非上場証券、公正価値 | 21,603 | 20,891 | |
| 満期固定証券、売買目的有価証券、公正価値 | 461 | 669 | |
| 経験料率契約者保険負債に対応する資産、公正価値 | 3,707 | 3,168 | |
| 持分証券、公正価値 | 1,845 | 1,614 | |
| 商業モーゲージ及びその他貸付、帳簿価格(引当金控除後) | 16,137 | 17,980 | |
| 保険約款貸付、残高 | 2,608 | 2,670 | |
| その他投資資産(注1) | 6,588 | 5,617 | |
| 短期投資(引当金控除後) | 2,324 | 421 | |
| 日本における一般勘定投資総額 | 158,177 | 166,767 | |
(注1) その他投資資産は、LPs/LLCsに対する投資、直接所有の不動産、デリバティブ商品及びその他雑投資で構成されている。
2024年度の当社の日本における保険事業に関連する一般勘定投資の減少は、主に米ドルが対日本円で上昇したことによる為替換算の影響並びに米国及び日本の金利上昇によるものであり、純事業流入及び純投資収益の再投資により一部相殺された。
2024年12月31日現在、当社の日本における保険事業の米ドル建て投資は881億ドル(簿価)であり、これには、第三者とのデリバティブ契約により円に対するヘッジを行っている10億ドル及び米ドル建て負債に対応する805億ドルが含まれており、残りは米ドル相当のエクイティに係る外貨為替レートのリスクのヘッジの一部である。2023年12月31日現在、当社の日本における保険事業の米ドル建て投資は865億ドル(簿価)であり、これには、第三者とのデリバティブ契約により円に対するヘッジを行っている13億ドル及び米ドル建て負債に対応する777億ドルが含まれており、残りは米ドル相当のエクイティに係る外貨為替レートのリスクのヘッジの一部である。米ドル建て投資の2023年12月31日現在からの16億ドル(簿価)の増加は、主に純投資利益の再投資及び純事業流入によるポートフォリオの成長によるものであった。
2024年及び2023年の各年12月31日現在、当社の日本における保険事業の豪ドル建て投資はそれぞれ25億ドル及び42億ドル(簿価)であり、これは豪ドル建て負債に対応するものである。豪ドル建て投資の2023年12月31日現在からの17億ドル(簿価)の減少は、主にポートフォリオのラン・オフによるものである。当社の日本の保険事業が保有する米ドル及び豪ドル建ての投資の詳細並びに当社の円ヘッジ戦略については、上記の「セグメント別営業成績-外国為替レートの影響」の項を参照のこと。
投資の成果
下表は、PFI(クローズド・ブロック部門及び留保資産を除く。)、クローズド・ブロック部門及び留保資産に配分された当社一般勘定の投資成果を表示された各期間についてまとめたものである。利回りはU.S. GAAPに準拠して報告された純投資収益に基づいており、「実現投資利益(損失)、純額」に含まれているデュレーション管理スワップの決済をはじめとする一部の金利関連項目は含まれていない。
| 2024年12月31日に終了した年度 | |||||||||||||||||
| PFI(クローズド・ブロック部門、留保資産及び日本における保険事業を除く。) | 日本における 保険事業 | PFI(クローズド・ブロック部門及び留保資産を除く。) | クローズド・ブロック部門 | 留保資産 | 合計 (注5) | ||||||||||||
| 利回り (%) (注1) | 金額 | 利回り (%) (注1) | 金額 | 利回り (%) (注1) | 金額 | 金額 | 金額 | 金額 | |||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||
| 満期固定証券(注2) | 5.53 | 8,538 | 3.15 | 4,358 | 4.40 | 12,896 | 1,491 | 828 | 15,215 | ||||||||
| 経験料率契約者保険負債に対応する資産 | 0.00 | 0 | 1.11 | 38 | 1.11 | 38 | 0 | 0 | 38 | ||||||||
| 持分証券 | 3.23 | 121 | 3.29 | 49 | 3.25 | 170 | 35 | 1 | 206 | ||||||||
| 商業モーゲージ及びその他貸付 | 4.81 | 1,605 | 3.81 | 632 | 4.48 | 2,237 | 325 | 13 | 2,575 | ||||||||
| 保険約款貸付 | 5.18 | 194 | 3.81 | 98 | 4.62 | 292 | 204 | (4) | 492 | ||||||||
| 短期投資及び現金同等物 | 6.46 | 870 | 5.57 | 126 | 6.35 | 996 | 72 | 9 | 1,077 | ||||||||
| 投資収益総額 | 5.42 | 11,328 | 3.21 | 5,301 | 4.44 | 16,629 | 2,127 | 847 | 19,603 | ||||||||
| 投資費用 | (0.20) | (787) | (0.12) | (329) | (0.16) | (1,116) | (288) | (3) | (1,407) | ||||||||
| 投資費用差引後の投資収益 | 5.22 | 10,541 | 3.09 | 4,972 | 4.28 | 15,513 | 1,839 | 844 | 18,196 | ||||||||
| その他投資資産(注3) | 546 | 489 | 1,035 | 209 | 448 | 1,692 | |||||||||||
| その他事業体及び事業の投資結果(注4) | 21 | 0 | 21 | 0 | 0 | 21 | |||||||||||
| 純投資収益合計 | 11,108 | 5,461 | 16,569 | 2,048 | 1,292 | 19,909 | |||||||||||
| 2023年12月31日に終了した年度 | |||||||||||||||||
| PFI(クローズド・ブロック部門、留保資産及び日本における保険事業を除く。)(注6) | 日本における 保険事業 | PFI(クローズド・ブロック部門及び留保資産を除く。)(注6) | クローズド・ブロック部門 | 留保資産(注6) | 合計 (注5) | ||||||||||||
| 利回り (%) (注1) | 金額 | 利回り (%) (注1) | 金額 | 利回り (%) (注1) | 金額 | 金額 | 金額 | 金額 | |||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||
| 満期固定証券(注2) | 5.18 | 8,114 | 2.92 | 4,004 | 4.12 | 12,118 | 1,489 | 105 | 13,712 | ||||||||
| 経験料率契約者保険負債に対応する資産 | 0.00 | 0 | 1.13 | 25 | 1.13 | 25 | 0 | 0 | 25 | ||||||||
| 持分証券 | 2.82 | 95 | 3.61 | 61 | 3.09 | 156 | 41 | 0 | 197 | ||||||||
| 商業モーゲージ及びその他貸付 | 4.19 | 1,299 | 3.70 | 649 | 4.01 | 1,948 | 322 | 0 | 2,270 | ||||||||
| 保険約款貸付 | 5.07 | 191 | 3.88 | 99 | 4.59 | 290 | 209 | 0 | 499 | ||||||||
| 短期投資及び現金同等物 | 5.62 | 748 | 3.72 | 94 | 5.41 | 842 | 55 | 0 | 897 | ||||||||
| 投資収益総額 | 5.17 | 10,447 | 3.03 | 4,932 | 4.24 | 15,379 | 2,116 | 105 | 17,600 | ||||||||
| 投資費用 | (0.13) | (551) | (0.13) | (318) | (0.13) | (869) | (254) | (1) | (1,124) | ||||||||
| 投資費用差引後の投資収益 | 5.04 | 9,896 | 2.90 | 4,614 | 4.11 | 14,510 | 1,862 | 104 | 16,476 | ||||||||
| その他投資資産(注3) | 629 | 306 | 935 | 97 | 78 | 1,110 | |||||||||||
| その他事業体及び事業の投資結果(注4) | 279 | 0 | 279 | 0 | 0 | 279 | |||||||||||
| 純投資収益合計 | 10,804 | 4,920 | 15,724 | 1,959 | 182 | 17,865 | |||||||||||
| 2022年12月31日に終了した年度 | |||||||||||||||||
| PFI(クローズド・ブロック部門、留保資産及び日本における保険事業(注7)を除く。) | 日本における 保険事業 | PFI(クローズド・ブロック部門及び留保資産(注7)を除く。) | クローズド・ブロック部門 | 留保資産(注7) | 合計 (注5) | ||||||||||||
| 利回り (%) (注1) | 金額 | 利回り (%) (注1) | 金額 | 利回り (%) (注1) | 金額 | 金額 | 金額 | 金額 | |||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||
| 満期固定証券(注2) | 4.56 | 7,036 | 2.75 | 3,831 | 3.71 | 10,867 | 1,375 | 0 | 12,242 | ||||||||
| 経験料率契約者保険負債に対応する資産 | 1.68 | 123 | 1.01 | 30 | 1.49 | 153 | 0 | 0 | 153 | ||||||||
| 持分証券 | 1.95 | 56 | 3.59 | 67 | 2.59 | 123 | 37 | 0 | 160 | ||||||||
| 商業モーゲージ及びその他貸付 | 3.67 | 1,164 | 3.67 | 686 | 3.67 | 1,850 | 322 | 0 | 2,172 | ||||||||
| 保険約款貸付 | 4.94 | 184 | 3.90 | 99 | 4.52 | 283 | 216 | 0 | 499 | ||||||||
| 短期投資及び現金同等物 | 2.70 | 340 | 3.75 | 31 | 2.75 | 371 | 24 | 0 | 395 | ||||||||
| 投資収益総額 | 4.19 | 8,903 | 2.86 | 4,744 | 3.61 | 13,647 | 1,974 | 0 | 15,621 | ||||||||
| 投資費用 | (0.13) | (350) | (0.13) | (281) | (0.13) | (631) | (155) | 0 | (786) | ||||||||
| 投資費用差引後の投資収益 | 4.06 | 8,553 | 2.73 | 4,463 | 3.48 | 13,016 | 1,819 | 0 | 14,835 | ||||||||
| その他投資資産(注3) | 744 | 208 | 952 | 157 | 0 | 1,109 | |||||||||||
| その他事業体及び事業の投資結果(注4) | 93 | 0 | 93 | 0 | 0 | 93 | |||||||||||
| 純投資収益合計 | 9,390 | 4,671 | 14,061 | 1,976 | 182 | 16,037 | |||||||||||
(注1) 利回りの基準は、満期固定証券以外のすべての資産の種類について四半期平均簿価に基づく。満期固定証券の利回りの基準は償却原価(引当金控除後)に基づく。また、満期固定証券、短期投資及び現金同等物の金額は証券貸付事業についてネッティングが行われる(つまり、収益からリベート費用が差し引かれ、資産価額から証券貸付負債が差し引かれる。)。その他投資資産の利回りは、投資成績を示す有意な尺度とみなされないため、表示されていない。利回りは、その他投資資産に関連する投資収益及び資産を除く。
(注2) 売却可能目的として分類される満期固定証券を含むが、売買目的として分類される満期固定証券は除外され、当該満期固定証券はその他投資資産に含まれる。
(注3) その他投資資産は、LPs/LLCsに対する投資、直接所有の不動産、デリバティブ商品、売買目的に分類される満期固定証券及びその他雑投資で構成されている。
(注4) 投資運用事業の純投資収益を含む。
(注5) 2024年、2023年及び2022年の各年12月31日に終了した年度の総利回り(留保資産を除く。)は、それぞれ4.19%、4.01%及び3.54%であった。
(注6) 過年度の金額は、当年度の表示に合わせて改訂されている。
(注7) 2022年度中の金額は大きなものではなかった。
2024年度のクローズド・ブロック部門、留保資産及び日本における保険事業のポートフォリオを除く当社の一般勘定投資に帰属する投資費用差引後の投資収益利回りは、2023年度に比べて上昇したが、これは主に、債券等の再投資率の上昇によるものであった。
2024度の日本における保険事業のポートフォリオに帰属する投資費用差引後の投資収益利回りは、2023年度に比べて上昇したが、これは主に債券等の再投資率の上昇によるものであった。
第三者とのデリバティブ契約により円に対してヘッジされていない米ドル建て及び豪ドル建て満期固定証券の利回りは、これらに相当する円建ての満期固定証券の利回りよりかなり高い。2024年及び2023年の各年12月31日に終了した年度について、第三者とのデリバティブ契約により円に対してヘッジされていない米ドル建て満期固定証券の平均償却原価はそれぞれ約670億ドル及び627億ドルであった。米ドル建て満期固定証券の大半は、米ドル建ての負債に対応している。2024年及び2023年の各年12月31日に終了した年度について、第三者とのデリバティブ契約により円に対してヘッジされていない豪ドル建て満期固定証券の平均償却原価は、それぞれ約31億ドル及び約45億ドルであった。豪ドル建て満期固定証券の大半は、豪ドル建ての負債に対応している。当社の日本における保険事業が保有する米ドル及び豪ドル建ての投資の詳細については、上記「セグメント別営業成績-外国為替レートの影響」の項を参照のこと。
実現投資損益
下表は、PFI(クローズド・ブロック部門及び留保資産を除く。)、クローズド・ブロック部門及び留保資産に割り当てられた当社の一般勘定の投資タイプ別「実現投資利益(損失)、純額」、並びに「関連費用及び調整額」を、表示された各期間についてまとめたものである。
| 12月31日に終了した年度 | ||||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||
| (単位:百万ドル) | ||||||
| PFI(クローズド・ブロック部門及び留保資産(注4)を除く。): | ||||||
| 実現投資利益(損失)、純額: | ||||||
| 満期固定証券に関する貸倒引当金の(追加)/取崩し | (146) | (49) | (5) | |||
| 満期固定証券の評価減(注1) | (893) | (43) | (85) | |||
| 売却及び満期による利益(損失)、純額 | (1,037) | (659) | (1,027) | |||
| 満期固定証券(注2) | (2,076) | (751) | (1,117) | |||
| 貸付に関する貸倒引当金の(追加)/取崩し | (100) | (199) | (65) | |||
| モーゲージ貸付の評価減 | (123) | (29) | 0 | |||
| 売却及び満期による利益(損失)、純額 | 0 | 0 | (70) | |||
| 商業モーゲージ及びその他貸付 | (223) | (228) | (135) | |||
| デリバティブ | 78 | (1,774) | (3,198) | |||
| 利益に認識されたその他投資資産のOTTI損失 | (16) | (50) | (69) | |||
| その他投資資産に関する貸倒引当金の(追加)/取崩し | 0 | 4 | (4) | |||
| その他利益(損失)、純額 | 193 | 202 | 48 | |||
| その他 | 177 | 156 | (25) | |||
| 小計 | (2,044) | (2,597) | (4,475) | |||
| その他事業体及び事業の投資結果(注3) | 48 | 0 | 238 | |||
| 合計-PFI(クローズド・ブロック部門及び留保資産(注4)を除く。) | (1,996) | (2,597) | (4,237) | |||
| 関連費用及び調整額 | (163) | (296) | (2,089) | |||
| 実現投資利益(損失)、純額並びに関連費用及び調整額 (注4) | (2,159) | (2,893) | (6,326) | |||
| クローズド・ブロック部門: | ||||||
| 実現投資利益(損失)、純額: | ||||||
| 満期固定証券に関する貸倒引当金の(追加)/取崩し | (49) | 29 | (17) | |||
| 満期固定証券の評価減(注1) | (8) | (6) | (31) | |||
| 売却及び満期による利益(損失)、純額 | (679) | (370) | (318) | |||
| 満期固定証券(注2) | (736) | (347) | (366) | |||
| 貸付に関する貸倒引当金の(追加)/取崩し | (17) | (58) | (14) | |||
| モーゲージ貸付の評価減 | (30) | 0 | (26) | |||
| 商業モーゲージ及びその他貸付 | (47) | (58) | (40) | |||
| デリバティブ | 13 | 19 | 145 | |||
| その他投資資産に関する貸倒引当金の(追加)/取崩し | 0 | 2 | (2) | |||
| その他利益(損失)、純額 | 1 | 4 | (7) | |||
| その他 | 1 | 6 | (9) | |||
| 小計-クローズド・ブロック部門 | (769) | (380) | (270) | |||
| 留保資産(注4): | ||||||
| 実現投資利益(損失)、純額 | ||||||
| 満期固定証券に関する貸倒引当金の(追加)、取崩し | 0 | 0 | 0 | |||
| 満期固定証券の評価減(注1) | (24) | (32) | 0 | |||
| 売却及び満期による利益(損失)、純額 | (434) | (179) | 0 | |||
| 満期固定証券(注2) | (458) | (211) | 0 | |||
| 商業用モーゲージ及びその他貸付 | 0 | 0 | 0 | |||
| デリバティブ | 574 | (444) | 0 | |||
| その他投資資産に関する貸倒引当金の(追加)/取崩し | 0 | 0 | 0 | |||
| その他利益(損失)、純額(注4) | (780) | 17 | 0 | |||
| その他 | (780) | 17 | 0 | |||
| 小計:留保資産 | (664) | (638) | 0 | |||
| 関連費用及び調整額 | 673 | 966 | 0 | |||
| 実現投資利益(損失)、純額並びに関連費用及び調整額 (注5) | 9 | 328 | 0 | |||
| 連結PFI実現投資利益(損失)、純額 | (3,429) | (3,615) | (4,507) | |||
(注1) 市場で活発に取引されている証券、償却原価ベースでの回復前に当社が売却しなければならなくなる可能性がどちらかといえば高い証券及び信用が悪化した証券の評価減を示している。
(注2) 売却可能目的として分類される満期固定証券を含むが、売買目的として分類される満期固定証券は除外される。
(注3) 当社の投資運用業務の「実現投資利益(損失)、純額」を含む。
(注4) 一部の再保険取引相手先に出再された、留保された資産に対する純投資収益の影響を主に反映する再保険債務及び留保資産債務の価額の変動を含む。
(注5) 2023年12月31日に終了した年度の金額は、当年度の表示に合わせて改訂されている。2022年12月31日に終了した年度の金額は、大きなものではなかった。
以下の分析は、PFI(クローズド・ブック部門及び留保資産を除く。)に帰属する実現利益(損失)を反映している。
2024**年度と2023年度の年次比較: 2024年12月31日に終了した年度の満期固定証券の売却及び満期による純損失は、1,037百万ドルであった。これは、主により高金利の環境における売却により生じた純損失によるものであり、当社の国際事業で満期となった又は売却された米ドル建て有価証券に対する外国為替レートの変動の影響により一部相殺された。2023年12月31日に終了した年度の満期固定証券の売却及び満期による純損失は、659百万ドルであった。これは、主により高金利の環境における売却の純損失によるものであり、当社の国際事業で満期となった又は売却された米ドル建て有価証券に対する外国為替レートの変動の影響により一部相殺された。
2024年12月31日に終了した年度のデリバティブ商品の純実現利益は、78百万ドルであり、これには主に以下を含んでいた。
・ 一部の指数連動型年金保険契約に関連する商品関連組込デリバティブ及び関連ヘッジポジションについて生じた682百万ドルの純利益
・ 主に米ドルが対ユーロ、ブラジルレアル、英国ポンド及び豪ドルで上昇したことにより外国為替ヘッジについて生じた513百万ドルの利益
・ シンセティック保証について生じた100百万ドルの利益
・ 信用スプレッドの縮小によりクレジット・デフォルト・スワップについて生じた94百万ドルの利益
これらの利益は、以下により一部相殺された。
・ スワップ及び米国債の利回り上昇により金利デリバティブについて生じた1,311百万ドルの損失
2023年12月31日に終了した年度のデリバティブ商品の純実現損失は、1,774百万ドルであり、これには主に以下を含んでいた。
・ 一部の指数連動型年金保険契約に関連する商品関連組込デリバティブ及び関連ヘッジポジションについて生じた826百万ドルの純損失
・ スワップ及び米国債の利回り上昇により金利デリバティブについて生じた544百万ドルの損失
・ 主に米ドルが対ユーロ及び英国ポンドで下落したことにより外国為替ヘッジについて生じた496百万ドルの損失
これらの損失は、以下により一部相殺された。
・ 信用スプレッドの縮小によりクレジット・デフォルト・スワップについて生じた147百万ドルの利益
当社の個人退職戦略事業の生前給付保証及び関連するヘッジポジションについては、上記「セグメント別営業成績-米国事業-退職戦略」の項を参照のこと。
上表には「関連費用及び調整額」が含まれており、これには「実現投資利益(損失)、純額」のうち①調整後営業利益、又は②その他「撤退及びラン・オフ事業」といった調整後営業利益を調整する項目のいずれかに含まれる部分を含む。また、「関連調整額」は、「その他利益(損失)」、「純投資収益」及び「契約者保険金・給付金」のうち調整後営業利益から除外される部分及び③調整後営業利益から除外される「実現投資利益(損失)、純額」に関連する費用も含む。
当該調整は、調整後営業利益から除外されている「実現投資利益(損失)、純額及び関連費用及び調整額」を算定するために行われる。調整後営業利益及び「法人所得税並びに合弁事業及びその他の運営事業体損益に対する持分反映前利益(損失)」に対するその調整についての詳細は、連結財務書類の注記23を参照のこと。業績は、売買目的に指定されている持分証券及び確定利付証券の公正価値の変動、デリバティブに関連する決済及び価額の変動、一部の非現地通貨建て資産及び負債に対する外国為替レートの変動の影響並びに一部の責任準備金及びその他の費用の変動も含む。
信用損失
信用損失の水準は一般に現在の経済情勢及び予想される経済情勢を反映するものであり、経済情勢が悪化すると増加し、改善すると減少すると考えられる。従来、信用損失の原因は各発行体固有のものであり、同じ産業又は地域におけるその他の証券の信用損失を直接的に引き起こすものではなかった。また、当社の信用リスクとポートフォリオ運用目標に従い投資商品を売却することにより上記以外の信用及び金利関連の損失が生じる場合もある。
当社では上場満期固定証券と非上場満期固定証券について別々のモニタリング手続を維持し、特に監視と管理が必要とされる証券については監視リストを作成する。私募債については、当社の信用及びポートフォリオ管理プロセスにより、評価及び運用の慎重な管理を確保している。新規の投資については、「抑制と均衡」を確立するため、価格設定プロセスと承認プロセスを別々に設けている。当社はすべての取引について、かかる取引が内部のスタッフを通じてオリジネートしたものか、あるいは代理人を通じてオリジネートしたものかに関わらず、信用分析と適正評価に係る一貫した基準を適用する。地域の支店は各地域におけるポートフォリオを厳密に監視している。すべての評価基準は本店で決定し、すべての投資の公正価値を四半期ごとに評価している。当社の上場及び非上場満期固定証券投資マネージャーは、保有するすべての上場及び非上場満期固定証券を、四半期ごとに、又は格下げ、予期せぬ価格変動及び/又は企業若しくは業界特有の問題等による信用悪化の可能性を特定するために必要な場合はより頻繁に、正式に見直す。
持分法を用いて会計処理されるLPs/LLCs及び完全所有投資不動産については、これら投資の価値の下落が一時的ではないと判断された場合には、帳簿価額は、公正価値まで評価減又は減損される。当社のOTTIの方針に関する詳細については、連結財務書類の注記2を参照のこと。
PFI(クローズド・ブロック部門及び留保資産を除く。)の一般勘定投資
以下の項では、クローズド・ブロック部門及び留保資産ポートフォリオで保有する投資を除く当社の投資ポートフォリオの詳細について記載する。当社は、クローズド・ブロック部門及び留保資産を除く当社の投資ポートフォリオの構成の詳細は、プルデンシャル・ファイナンシャル・インクへの投資家に関連する当社の業務を理解する上で最も関連性が高いと考えている。というのも、①実質的にすべてのクローズド・ブロック部門の資産は、クローズド・ブロックの保険契約に関連する債務及び負債に対応するものであり、その経済的側面がそれら配当付き保険契約に帰属しており、当社の普通株式の株主に帰属するものではなく、②留保資産は、再保険協約に関連する負債に対応するものであり、留保資産の経済的利益及び関連する投資リスクが最終的に再保険会社に帰属するためである。当社の重要な再保険協約及びクローズド・ブロック部門に関する詳細については、それぞれ連結財務書類の注記15及び16を参照のこと。
以下の項では、留保資産ポートフォリオに関連する投資を除くため、過年度の金額は当年度の表示に合わせて改訂されている。
満期固定証券
以下の項では、経験料率契約者保険負債に対応する資産として分類される満期固定証券及び売買目的として分類される満期固定証券を除く当社の満期固定証券ポートフォリオについて詳述する。
契約満期日別満期固定証券
下表は、記載された日付現在における満期固定証券ポートフォリオの償却原価の明細を、契約満期別にまとめたものである。
| 2024年12月31日 | ||
| 償却原価 (単位:百万ドル) | 構成比 (%) | |
| 法人証券及び国債 | ||
| 満期:2025年 | 8,549 | 2.9 |
| 満期:2026年 | 11,721 | 3.9 |
| 満期:2027年 | 13,851 | 4.6 |
| 満期:2028年 | 12,359 | 4.1 |
| 満期:2029年 | 14,298 | 4.8 |
| 満期:2030年 | 12,007 | 4.0 |
| 満期:2031年 | 11,955 | 4.0 |
| 満期:2032年 | 12,109 | 4.0 |
| 満期:2033年 | 9,501 | 3.2 |
| 満期:2034年 | 10,290 | 3.4 |
| 満期:2035年 | 6,135 | 2.0 |
| 満期:2036年以降 | 154,080 | 51.3 |
| 法人証券及び国債合計 | 276,855 | 92.2 |
| 資産担保証券 | 14,664 | 4.9 |
| 商業モーゲージ証券 | 6,185 | 2.1 |
| 住宅ローン担保証券 | 2,468 | 0.8 |
| 満期固定証券合計 | 300,172 | 100.0% |
業種別満期固定証券
下表は、それぞれの日付における当社の満期固定証券のうち売却可能ポートフォリオの部分の構成を、関連する未実現利益及び損失の総額並びに貸倒引当金(「ACL」)とともに、業種別にまとめたものである。
| 2024年12月31日 | 2023年12月31日 | |||||||||
| 業種(注1) | 償却 原価 | 未実現 利益 総額 | 未実現 損失 総額 | ACL | 公正 価値 | 償却 原価 | 未実現 利益 総額 | 未実現 損失 総額 | ACL | 公正 価値 |
| (百万ドル) | ||||||||||
| 法人証券: | ||||||||||
| 金融 | 43,697 | 470 | 3,614 | 4 | 40,549 | 39,542 | 485 | 3,255 | 10 | 36,762 |
| 消費財(非景気循環型) | 31,721 | 420 | 3,504 | 33 | 28,604 | 32,392 | 697 | 2,998 | 11 | 30,080 |
| 公共事業 | 28,984 | 421 | 2,991 | 18 | 26,396 | 27,548 | 635 | 2,610 | 3 | 25,570 |
| 資本財 | 19,444 | 242 | 1,561 | 37 | 18,088 | 17,357 | 412 | 1,284 | 0 | 16,485 |
| 消費財(景気循環型) | 11,955 | 198 | 674 | 81 | 11,398 | 10,739 | 287 | 574 | 5 | 10,447 |
| 外国機関 | 1,838 | 26 | 168 | 0 | 1,696 | 2,795 | 80 | 210 | 0 | 2,665 |
| エネルギー | 12,310 | 159 | 894 | 19 | 11,556 | 11,157 | 270 | 730 | 0 | 10,697 |
| コミュニケーション | 6,872 | 169 | 568 | 63 | 6,410 | 6,648 | 272 | 541 | 60 | 6,319 |
| 基幹産業 | 7,651 | 96 | 619 | 0 | 7,128 | 6,678 | 174 | 498 | 3 | 6,351 |
| 運輸 | 11,783 | 177 | 1,002 | 0 | 10,958 | 10,858 | 326 | 785 | 0 | 10,399 |
| 技術 | 5,554 | 84 | 408 | 14 | 5,216 | 4,935 | 101 | 333 | 0 | 4,703 |
| その他の産業 | 4,750 | 30 | 881 | 5 | 3,894 | 5,018 | 49 | 726 | 6 | 4,335 |
| 法人証券合計 | 186,559 | 2,492 | 16,884 | 274 | 171,893 | 175,667 | 3,788 | 14,544 | 98 | 164,813 |
| 外国政府(注2) | 62,880 | 1,828 | 7,801 | 0 | 56,907 | 71,130 | 3,878 | 5,169 | 54 | 69,785 |
| 住宅ローン担保証券(注3) | 2,468 | 14 | 214 | 0 | 2,268 | 2,305 | 22 | 190 | 0 | 2,137 |
| 資産担保証券 | 14,664 | 201 | 40 | 0 | 14,825 | 9,799 | 190 | 79 | 0 | 9,910 |
| 商業モーゲージ証券 | 6,185 | 22 | 344 | 0 | 5,863 | 6,159 | 23 | 434 | 0 | 5,748 |
| 米国政府 | 21,451 | 584 | 4,499 | 0 | 17,536 | 21,434 | 1,072 | 3,402 | 0 | 19,104 |
| 州及び地方自治体 | 5,965 | 129 | 549 | 0 | 5,545 | 8,018 | 244 | 429 | 0 | 7,833 |
| 売却可能満期固定証券合計 | 300,172 | 5,270 | 30,331 | 274 | 274,837 | 294,512 | 9,217 | 24,247 | 152 | 279,330 |
(注1) 投資データは、米国内保有上場証券については標準的な業種分類に基づき、その他一切の保有証券については類似した業種別分類方法に基づき分類した。
(注2) 2024年12月31日及び2023年12月31日現在、償却原価に基づき、それぞれ90%及び88%が当社の日本における保険事業が保有する日本国債である。その他いずれの個別の国の国債も2024年及び2023年ともに12月31日現在の残高の5%を超えるものはなかった。
(注3) 2024年12月31日及び2023年12月31日現在、償却原価に基づき、それぞれ93%及び100%がA以上の格付けを有している。
2023年12月31日から2024年12月31日までの未実現損失純額の増加は、主に米国及び日本の金利上昇によるものであり、これは、信用スプレッドの縮小によって一部相殺された。
満期固定証券の信用度
全米保険監督官協会(「NAIC」)の有価証券評価事務局(「SVO」)では、法定報告を行う目的から、保険業者の投資内容の評価を行っており、満期固定証券については「NAIC分類」という6段階の評価を行っている。一般的にNAIC分類「1」(最優良)、「2」(優良)には投資適格とみなされる満期固定証券が含まれるが、これには、ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(「ムーディーズ」)でBaa3以上、スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービシズ(「S&P」)でBBB-以上の証券が含まれる。NAIC分類「3」から「6」には一般的に、投資不適格とされる満期固定証券が含まれ、これには、ムーディーズでBa1以下、S&PでBB+以下の証券が含まれる。商業モーゲージ証券及びサブプライム・ローンを担保とする当社の資産担保証券を含む民間機関住宅ローン担保証券のNAIC分類は、(NAICが委託する)独立した第三者によるモデルに基づく証券レベルの推定損失額及び当該証券の法定帳簿価格(以前に認識された一切の仕入割引又は減損費用を含む。)に基づく。
投資のための資金調達、法的書類の完成、SVO書類作成・提出過程にタイムラグがあるため、満期固定証券ポートフォリオには、各貸借対照表日付時点でSVOによって分類がなされていない一定の証券も含まれることになる。SVO分類を受領できるまでは、NAIC分類によるこれら証券の分類は社内分析によってなされる予測格付に基づくことになる。
米国内でも定評ある格付機関による格付けには、S&P、ムーディーズ、フィッチ・レーティングス・インク(「フィッチ」)及びモーニングスター・インク(「モーニングスター」)によるものを含む。各銘柄の総合的格付け中の低い格付けでは、大手信用格付機関による格付けを使用し、これらが入手できない場合には、類似の内部格付を使用している。付与された格付けが同等でない有価証券については、2番目に低い格付けが使用されている。
当社の国際保険会社の投資はNAICガイドラインの対象外である。当社の日本における保険事業の投資は、日本政府の省庁の一つである金融庁(「FSA」)による国内規制の対象となっている。金融庁には独自の投資品質基準やリスクコントロール基準がある。当社の日本法人保険会社は金融庁の信用度調査やリスク監視指導に従って営業している。当社の日本法人保険会社における投資の信用格付は、ムーディーズ及びS&Pを含む米国内でも定評ある格付機関による格付け又は日本の格付機関による格付けに基づく類似の格付けに基づいている。
下表は、それぞれの日付における売却可能満期固定証券ポートフォリオをNAIC分類又は類似の格付け別にまとめたものである。
| 2024年12月31日 | 2023年12月31日 | |||||||||
| NAIC分類 (注1)(注2) | 償却 原価 | 未実現 利益 総額 | 未実現 損失 総額 (注3) | ACL | 公正 価値 | 償却 原価 | 未実現 利益 総額 | 未実現 損失 総額 (注3) | ACL | 公正 価値 |
| (百万ドル) | ||||||||||
| 1 | 195,449 | 3,669 | 22,081 | 0 | 177,037 | 199,226 | 6,923 | 17,232 | 1 | 188,916 |
| 2 | 87,400 | 1,287 | 7,197 | 0 | 81,490 | 77,919 | 1,900 | 6,190 | 0 | 73,629 |
| 優良又は最優良証券小計(注4) | 282,849 | 4,956 | 29,278 | 0 | 258,527 | 277,145 | 8,823 | 23,422 | 1 | 262,545 |
| 3 | 11,290 | 174 | 856 | 0 | 10,608 | 10,346 | 261 | 484 | 5 | 10,118 |
| 4 | 3,910 | 63 | 131 | 28 | 3,814 | 4,877 | 78 | 188 | 55 | 4,712 |
| 5 | 1,490 | 46 | 46 | 36 | 1,454 | 1,762 | 34 | 132 | 10 | 1,654 |
| 6 | 633 | 31 | 20 | 210 | 434 | 382 | 21 | 21 | 81 | 301 |
| その他の証券 小計(注5)(注6) | 17,323 | 314 | 1,053 | 274 | 16,310 | 17,367 | 394 | 825 | 151 | 16,785 |
| 売却可能満期 固定証券合計 | 300,172 | 5,270 | 30,331 | 274 | 274,837 | 294,512 | 9,217 | 24,247 | 152 | 279,330 |
(注1) 国際保険事業の投資に対する類似の格付けを反映する。
(注2) SVO格付け受領前のためNAIC分類の予測によって分類した証券としては、2024年12月31日及び2023年12月31日現在でそれぞれ、803件、償却原価4,147百万ドル(公正価値3,840百万ドル)及び639件、償却原価7,242百万ドル(公正価値7,227百万ドル)を含む。
(注3) 2024年12月31日現在は優良又は最優良以外の上場満期固定証券及び非上場満期固定証券による625百万ドル及び428百万ドルの未実現損失総額を含んでおり、2023年12月31日現在は優良又は最優良以外の上場満期固定証券及び非上場満期固定証券による416百万ドル及び409百万ドルの未実現損失総額を含む。
(注4) 償却原価ベースで、2024年12月31日現在は219,914百万ドルの上場満期固定証券及び62,935百万ドルの非上場満期固定証券を含んでおり、2023年12月31日現在は221,463百万ドルの上場満期固定証券及び55,682百万ドルの非上場満期固定証券を含む。
(注5) 償却原価ベースで、2024年12月31日現在は6,706百万ドルの上場満期固定証券及び10,617百万ドルの非上場満期固定証券を含んでおり、2023年12月31日現在は7,684百万ドルの上場満期固定証券及び9,683百万ドルの非上場満期固定証券を含む。
(注6) 償却原価ベースで、2024年12月31日現在、各銘柄の総合的格付け中の低い格付けに基づき投資不適格とされた証券は総額14,353百万ドル(満期固定証券合計の5%)であり、これには上記の基準に基づきNAICが優良又は最優良とした証券が含まれる。
資産担保証券及び商業モーゲージ証券
下表は、当社の売却可能満期固定証券ポートフォリオ内の資産担保証券及び商業モーゲージ証券について、表示された日付現在の償却原価及び公正価値を信用度別にまとめたものである。
| 2024年12月31日 | 2023年12月31日 | |||||||||||||||
| 資産担保証券 (注2) | 商業モーゲージ証券 (注3) | 資産担保証券 (注2) | 商業モーゲージ証券 (注3) | |||||||||||||
| 各銘柄の総合的格付け中の低い格付け (注1) | 償却原価 | 公正価値 | 償却原価 | 公正価値 | 償却原価 | 公正価値 | 償却原価 | 公正価値 | ||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||
| AAA | 7,548 | 7,624 | 4,905 | 4,735 | 5,449 | 5,523 | 4,683 | 4,432 | ||||||||
| AA | 4,836 | 4,863 | 1,271 | 1,119 | 3,327 | 3,314 | 1,475 | 1,315 | ||||||||
| A | 1,790 | 1,795 | 1 | 1 | 814 | 816 | 1 | 1 | ||||||||
| BBB | 363 | 367 | 0 | 0 | 68 | 70 | 0 | 0 | ||||||||
| BB以下 | 127 | 176 | 8 | 8 | 141 | 187 | 0 | 0 | ||||||||
| 合計(注4) | 14,664 | 14,825 | 6,185 | 5,863 | 9,799 | 9,910 | 6,159 | 5,748 | ||||||||
(注1) 上表は、S&P、ムーディーズ、フィッチ及びモーニングスターを含む、米国内でも定評ある格付機関による2024年12月31日及び2023年12月31日現在の格付けを表示している。
(注2) ローン担保証券(「CLO」)、自動車ローン、教育ローン及びその他の種類の資産を担保とするクレジットトランシェ証券を含む。
(注3) 2024年及び2023年ともに、12月31日現在、償却原価に基づき、100%が2013年以降に発行された証券であった。
(注4) 「経験料率契約者保険負債に対応する資産」及び「満期固定証券、売買目的有価証券」として分類される満期固定証券を除く。
上記「資産担保証券」に含まれるものとしては、CLOへの投資がある。下表は、表示された日付現在の当社の売却可能満期固定証券ポートフォリオ内のCLOへの投資に関する情報をまとめたものである。
| 2024年12月31日 | 2023年12月31日 | |||||||
| ローン担保証券 | ||||||||
| 各銘柄の総合的格付け中の低い格付け (注1) | 償却原価 | 公正価値 | 償却原価 | 公正価値 | ||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||
| AAA | 5,811 | 5,883 | 4,744 | 4,828 | ||||
| AA | 3,937 | 3,970 | 2,968 | 2,967 | ||||
| A | 13 | 13 | 14 | 13 | ||||
| BBB | 14 | 14 | 15 | 14 | ||||
| BB以下 | 11 | 11 | 11 | 11 | ||||
| 合計 (注2)(注3) | 9,786 | 9,891 | 7,752 | 7,833 | ||||
(注1) 上表は、S&P、ムーディーズ、フィッチ及びモーニングスターを含む、米国内でも定評ある格付機関による2024年12月31日及び2023年12月31日現在の格付けを表示している。
(注2) 2024年及び2023年ともに、12月31日現在、貸倒引当金はなかった。
(注3) 「経験料率契約者保険負債に対応する資産」及び「満期固定証券、売買目的有価証券」として分類される満期固定証券を除く。
経験料率契約者保険負債に対応する資産
「経験料率契約者保険負債に対応する資産」の内訳は、連結財務書類の注記3を参照のこと。
商業モーゲージ及びその他貸付
投資ミックス
下表は、表示された日付現在の、商業モーゲージ及びその他貸付のポートフォリオ構成をまとめたものである。
| 2024年12月31日現在 | 2023年12月31日現在 | |
| (単位:百万ドル) | ||
| 商業モーゲージ及び農業不動産貸付 | 53,384 | 50,786 |
| 無担保貸付 | 595 | 425 |
| 住宅不動産担保貸付 | 19 | 30 |
| その他の担保付貸付 | 457 | 125 |
| 帳簿上の投資額合計(引当金を含む。)(注1) | 54,455 | 51,366 |
| 貸倒引当金 | (468) | (372) |
| 商業モーゲージ及びその他貸付合計、純額 | 53,987 | 50,994 |
(注1) 引当金を含めて計上された投資額の占める割合として、2024年12月31日及び2023年12月31日現在のいずれにおいても、当該資産の99%が流動性資産であった。
当社は、専門の販売・引受スタッフを利用し、当社の米国における多様な地域オフィス並びに主にロンドン及び東京における国外のオフィスを通じて、商業モーゲージ及び農業不動産貸付を組成する。すべての貸付けは、当社の不動産及びモーゲージ貸付における業界経験に基づき開発された独自の質的格付システムを用いた基準に従って引き受けられる。
無担保貸付は主に、法人貸付及び無担保消費者貸付を指す。
住宅不動産担保貸付には、主に日本におけるリコース・ローンが含まれる。これらのリコース・ローンについて貸倒れがある場合、当社は、抵当財産に加え不動産所有者の動産に対しても債権を主張することができる。また、これらの貸付けは、第三者の保証人によっても保証されている。
その他の担保付貸付には、メザニン不動産債投資及び消費者貸付が含まれている。
商業モーゲージ及び農業不動産貸付の構成
当社の商業モーゲージ及び農業不動産貸付ポートフォリオ戦略では、資産の種類及び立地の多様性を重視している。下表は、それぞれの日付について、地域と資産の種類別に、商業モーゲージ及び農業不動産貸付の総繰越価額の内訳を表したものである。
| 2024年12月31日現在 | 2023年12月31日現在 | |||||||
| 総繰越 価額 | 構成比 (%) | 総繰越 価額 | 構成比 (%) | |||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||
| 地域別商業モーゲージ及び 農業不動産貸付: | ||||||||
| 米国地域(注1): | ||||||||
| 太平洋地域 | 18,683 | 35.0 | 18,515 | 36.5 | ||||
| 南大西洋地域 | 8,643 | 16.2 | 7,340 | 14.4 | ||||
| 中部大西洋地域 | 6,192 | 11.6 | 5,681 | 11.2 | ||||
| 東北中部地域 | 3,090 | 5.8 | 2,668 | 5.3 | ||||
| 西南中部地域 | 5,428 | 10.2 | 5,762 | 11.2 | ||||
| 山岳地域 | 2,845 | 5.3 | 2,516 | 5.0 | ||||
| ニューイングランド地域 | 1,205 | 2.3 | 1,248 | 2.5 | ||||
| 西北中部地域 | 520 | 1.0 | 503 | 1.0 | ||||
| 東南中部地域 | 1,122 | 2.1 | 1,229 | 2.4 | ||||
| 米国地域-小計 | 47,728 | 89.5 | 45,462 | 89.5 | ||||
| 欧州 | 3,505 | 6.5 | 3,498 | 6.9 | ||||
| メキシコ(注2) | 913 | 1.7 | 430 | 0.8 | ||||
| アジア地域 | 688 | 1.3 | 773 | 1.5 | ||||
| その他(注2) | 550 | 1.0 | 623 | 1.3 | ||||
| 商業モーゲージ及び農業不動産貸付合計 | 53,384 | 100.0 | 50,786 | 100.0 | ||||
(注1) アメリカ合衆国国勢調査局によって定義された地域をいう。
(注2) 過年度の金額は、当年度の表示に合わせて改訂されている。
| 2024年12月31日現在 | 2023年12月31日現在 | |||||||
| 総繰越 価額 | 構成比 (%) | 総繰越 価額 | 構成比 (%) | |||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||
| 資産別商業モーゲージ及び 農業不動産貸付: | ||||||||
| 工業用建造物 | 15,314 | 28.7 | 13,731 | 27.1 | ||||
| 小売店舗 | 4,547 | 8.5 | 4,323 | 8.5 | ||||
| オフィス | 6,587 | 12.3 | 7,059 | 13.9 | ||||
| アパート/集合住宅 | 15,066 | 28.2 | 14,296 | 28.1 | ||||
| 農業不動産 | 6,497 | 12.2 | 6,051 | 11.9 | ||||
| ホスピタリティ | 1,603 | 3.0 | 1,805 | 3.6 | ||||
| その他 | 3,770 | 7.1 | 3,521 | 6.9 | ||||
| 商業モーゲージ及び農業不動産貸付合計 | 53,384 | 100.0 | 50,786 | 100.0 | ||||
融資比率及びデット・サービス・カバレッジ・レシオは一般的に、商業モーゲージ及び農業不動産貸付の質を評価するために使用される基準である。融資比率は、ローンを担保する原資産の公正価値と、借入金の金額を比較したものであり、一般的にパーセンテージで表示される。融資比率が100%未満の場合は、担保価値が借入金の金額を上回っていることが示唆される。融資比率が100%を超えている場合、借入金の金額が担保価値を上回っていることが示唆される。デット・サービス・カバレッジ・レシオは、資産の純営業利益と、債務元利返済金を比較したものである。デット・サービス・カバレッジ・レシオが1.0倍未満の場合、資産の運営が現行の債務支払額をカバーするのに十分な利益を生み出していないことを示唆する。デット・サービス・カバレッジ・レシオが1.0倍超の場合、純営業利益が債務支払額を上回っていることが示唆される。
2024年12月31日現在、当社の商業モーゲージ及び農業不動産貸付の加重平均デット・サービス・カバレッジ・レシオは2.38倍であり、加重平均融資比率は59%であった。2024年12月31日現在、商業モーゲージ及び農業不動産貸付の95%が固定金利貸付であった。2024年度に組成された、これらの商業モーゲージ及び農業不動産貸付について、加重平均デット・サービス・カバレッジ・レシオは1.65倍、加重平均融資比率は62%であった。
これらの融資比率の計算において使用される数値は、当社の商業モーゲージ及び農業不動産貸付ポートフォリオの定期的なレビューの一環として計算されたものであり、これには担保価値の社内評価が含まれる。当社の定期的なレビューには、信用度の再格付プロセスも含まれており、当社は、当該プロセスにより、上記の独自の質的格付システムに基づく引受けの当初の社内評価を更新している。以下に述べるとおり、社内の信用度の格付けは、当社が貸倒引当金を決定する上で、重要な指標となっている。
建設中、改装中又はリースアップ中の担保が付されたローンについては、予想される安定価格及び純営業収益を利用してローントゥバリュー及びデット・サービス・カバレッジ・レシオを計算する。当社の商業モーゲージ及び農業不動産貸付ポートフォリオには、2024年12月31日及び2023年12月31日現在、当該ローンがそれぞれ18億ドルと15億ドル含まれていた。その他の条件が同じ場合、これらのローンは既に安定している資産を担保とするローンよりも潜在的にリスクが高い。2024年12月31日及び2023年12月31日現在、当該ローンに関連する引当金は、それぞれ1百万ドル未満と1百万ドルであった。また、かかる不安定なローンは、以下に述べる当社のポートフォリオ引当金の計算に含まれている。
下表は、表示された日付現在の、商業モーゲージ及び農業不動産貸付の総繰越価額を、ローントゥバリュー及びデット・サービス・カバレッジ・レシオ別にとりまとめたものである。
| 2024年12月31日現在 | ||||||||
| デット・サービス・カバレッジ・レシオ | ||||||||
| 1.2倍以上 | 1.0倍- 1.2倍未満 | 1.0倍未満 | 商業 モーゲージ 及び農業 不動産貸付 合計 | |||||
| 融資比率 | (単位:百万ドル) | |||||||
| 0% - 59.99% | 25,783 | 780 | 218 | 26,781 | ||||
| 60% - 69.99% | 14,521 | 727 | 170 | 15,418 | ||||
| 70% - 79.99% | 5,517 | 362 | 203 | 6,082 | ||||
| 80%以上 | 2,889 | 1,181 | 1,033 | 5,103 | ||||
| 商業モーゲージ及び農業不動産貸付 合計 | 48,710 | 3,050 | 1,624 | 53,384 | ||||
下表は、表示された日付現在の、商業モーゲージ及び農業不動産貸付の内訳を組成年別にとりまとめたものである。
| 2024年12月31日現在 | |||
| 組成年 | 総繰越 価額 | 構成比 (%) | |
| (単位:百万ドル) | |||
| 2024年 | 7,348 | 13.7 | |
| 2023年 | 5,529 | 10.4 | |
| 2022年 | 4,493 | 8.4 | |
| 2021年 | 7,116 | 13.3 | |
| 2020年 | 3,264 | 6.1 | |
| 2019年 | 5,797 | 10.9 | |
| 2018年 | 5,271 | 9.9 | |
| 2017年以前 | 14,424 | 27.0 | |
| リボルビングローン | 142 | 0.3 | |
| 商業モーゲージ及び農業不動産貸付合計 | 53,384 | 100.0 | |
契約満期日別商業モーゲージ貸付及びその他貸付
下表は、それぞれの日付における、当社の商業モーゲージ貸付及びその他貸付ポートフォリオの構成を、契約満期別にとりまとめたものである。
| 2024年12月31日現在 | |||
| ビンテージ | 総繰越 価額 | 構成比 (%) | |
| (単位:百万ドル) | |||
| 2025年に契約期間満了 | 4,726 | 8.7 | |
| 2026年に契約期間満了 | 5,408 | 9.9 | |
| 2027年に契約期間満了 | 5,728 | 10.5 | |
| 2028年に契約期間満了 | 8,055 | 14.8 | |
| 2029年に契約期間満了 | 8,160 | 15.0 | |
| 2030年に契約期間満了 | 4,795 | 8.8 | |
| 2031年に契約期間満了 | 4,316 | 7.9 | |
| 2032年に契約期間満了 | 2,903 | 5.3 | |
| 2033年に契約期間満了 | 2,076 | 3.8 | |
| 2034年に契約期間満了 | 2,102 | 3.9 | |
| 2035年に契約期間満了 | 1,339 | 2.5 | |
| 2036年以降に契約期間満了 | 4,847 | 8.9 | |
| 商業モーゲージ貸付及びその他貸付合計 | 54,455 | 100.0 | |
商業モーゲージ及びその他貸付の質
商業モーゲージ及びその他貸付のポートフォリオは継続的に監視されている。一定の条件が満たされる場合、ローンは、以下の「監視リスト」のいずれかに分類される。
(1)「要注意債権」:ローンの評価基準が許容されるレベルを下回った場合に借主が非協力的である若しくは重大な変更を要求する、又はポートフォリオ・マネジャーが分類の変更を指示するといった各種の検討事項が含まれる。
(2)「不良債権」:不履行状態にあるローン又は差し押さえられている、若しくは借主が破産している等、元金喪失の可能性が高いローンが含まれる。
当社の債務整理及びスペシャル・サービシングの専門家が、監視リスト上のローンの管理にあたっている。
現在予想信用損失(「CECL」)引当金は、資産の残存期間にわたる予想信用損失に関する当社の最良の見積りを示すものである。引当金の決定にあたっては、過去の信用損失の経験、現在の状況及び合理的かつ信用に値する予想を考慮する。引当金は、商業モーゲージ貸付、農業モーゲージ貸付、無担保貸付、その他の担保付貸付及び住宅不動産担保貸付について個別に算出される。
商業モーゲージ貸付及び農業不動産貸付について、引当金は、内部で構築されたCECLモデルを用いて算出される。
CECLモデルの主要な指標には、未払元本残高、内部の信用格付、年間の予想損失に関する要素、繰上返済の検討につき調整される貸付金の平均残存期間、現在及び過去の金利に関する仮定、並びに経済サイクルの現況及び将来の経済状況に関する当社の見解に影響を与えるその他の要素が含まれる。主観的な検討には、過去の損失の経験が現在の市況及び当社のクレジットサイクルに関する見解を表しているか否かに関する検討が含まれる。モデルの仮定及び要素は、適宜見直し及び更新される。
個別の貸付金が、商業又は農業モーゲージ貸付のプールの信用リスクの性質を示さなくなった場合、それらは、プールから削除され、引当金につき個別に評価される。引当金は、貸付金残高から、当該貸付金の実効金利で割り引かれた将来のキャッシュ・フロー予想額の現在価値、又は当該貸付金に担保が付されている場合は、担保の公正価値を控除した金額に基づいて決定される。
償却減価を帳簿価額とするその他の担保付貸付及び無担保貸付に関するCECL引当金は、セクター別の債務不履行に関する仮定を踏まえた債務不履行及び損失の可能性、信用度並びに貸付金の平均残存期間に基づき決定される。
下表は、以下の日付現在及び当該日付に終了した年度の、当社の商業モーゲージ及びその他貸付ポートフォリオの貸倒引当金の残高及び変動をとりまとめたものである。
| 2024年12月31日現在 | 2023年12月31日現在 | |
| (単位:百万ドル) | ||
| 期首引当金 | 372 | 172 |
| 貸倒引当金の追加(取崩し) | 207 | 227 |
| 準備金に計上される評価減 | (107) | (29) |
| その他 | (4) | 2 |
| 期末引当金 | 468 | 372 |
2024年12月31日現在の貸倒引当金は、主に小売及びオフィス・セクターの農業不動産貸付及び商業モーゲージ貸付の個別引当金の増加、並びに担保付及び無担保の貸付ポートフォリオの両方の一般引当金の設定に関連して、2023年12月31日時点から増加した。
持分証券
持分証券のポートフォリオの主な構成要素は、上場会社の普通株式及び優先株式、並びにミューチュアル・ファンド持分への投資である。下表は、表示された日付現在の、持分証券ポートフォリオと関連する未実現損益総額の内訳を表したものである。
| 2024年12月31日現在 | 2023年12月31日現在 | |||||||||||||||
| コスト | 未実現 利益 総額 | 未実現 損失 総額 | 公正価値 | コスト | 未実現 利益 総額 | 未実現 損失 総額 | 公正価値 | |||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||
| ミューチュアル・ ファンド | 903 | 1,010 | 9 | 1,904 | 932 | 697 | 11 | 1,618 | ||||||||
| その他の普通株式 | 4,728 | 684 | 122 | 5,290 | 3,056 | 971 | 43 | 3,984 | ||||||||
| 非償還優先株式 | 43 | 36 | 19 | 60 | 39 | 42 | 19 | 62 | ||||||||
| 持分証券合計、 公正価値 | 5,674 | 1,730 | 150 | 7,254 | 4,027 | 1,710 | 73 | 5,664 | ||||||||
期末においても維持され、「その他収益(損失)」において計上される持分証券の未実現利益(損失)の変動(純額)は、2024年12月31日及び2023年12月31日に終了した年度について、それぞれ475百万ドルと336百万ドルであった。
その他投資資産
下表は、それぞれの日付現在の「その他投資資産」の内訳を示したものである。
| 2024年12月31日現在 | 2023年12月31日現在 | ||
| (単位:百万ドル) | |||
| LPs/LLCs: | |||
| 持分法: | |||
| プライベート・エクイティ | 7,535 | 6,821 | |
| ヘッジ・ファンド | 2,339 | 2,440 | |
| 不動産関連(注1) | 1,586 | 1,445 | |
| 持分法小計(注1) | 11,460 | 10,706 | |
| 公正価値: | |||
| プライベート・エクイティ | 728 | 785 | |
| ヘッジ・ファンド | 1,308 | 1,050 | |
| 不動産関連 | 423 | 147 | |
| 公正価値小計 | 2,459 | 1,982 | |
| LPs/LLCs合計(注1) | 13,919 | 12,688 | |
| 直接保有の不動産(注2) | 1,426 | 591 | |
| オルタナティブ投資資産合計 | 15,345 | 13,279 | |
| クレジット類似商品(注3) | 933 | 0 | |
| デリバティブ商品 | (438) | (260) | |
| その他(注1、4) | 941 | 915 | |
| その他投資資産合計 | 16,781 | 13,934 | |
下表は、上表に含まれる「オルタナティブ投資資産合計」を「営業事業体のオルタナティブ投資資産合計」に調整するものである。
| 2024年12月31日現在 | 2023年12月31日現在 | ||
| (単位:百万ドル) | |||
| オルタナティブ投資資産合計 | 15,345 | 13,279 | |
| 差引:撤退事業(注5) | (799) | (763) | |
| 差引:当社関連会社でない投資家が保有する持分(注6) | (1,209) | 0 | |
| 営業事業体のオルタナティブ投資資産合計 | 13,337 | 12,516 | |
(注1) 過年度の金額は、当年度の表示に合わせて改訂されている。
(注2) 2024年12月31日及び2023年12月31日現在、直接保有の不動産について、それぞれ185百万ドルと158百万ドルのモーゲージ借入債務が設定されていた。
(注3) 連結されているフィーダー・ファンドへの仕組債投資を含み、その結果、当社は連結されているフィーダー・ファンドがマスター・ファンドの純資産に占める比例部分を「その他投資資産」に計上している。
(注4) 主に代替の測定法にて会計処理された株式投資、優遇税制適格投資、レバレッジドリース、並びにニューヨーク連邦住宅貸付銀行のメンバー株式及び活動基準での株式を含む。当社がニューヨーク連邦住宅貸付銀行において保有する株式に関する詳細は、連結財務書類の注記18を参照のこと。
(注5) 2024年12月31日及び2023年12月31日現在、撤退事業が保有する持分には、プライベート・エクイティがそれぞれ520百万ドル及び507百万ドル、ヘッジ・ファンドがそれぞれ117百万ドル及び111百万ドル、不動産関連がそれぞれ156百万ドル及び131百万ドル、直接保有の不動産がそれぞれ6百万ドル及び14百万ドル含まれている。
(注6) 2024年12月31日及び2023年12月31日現在、財政状態計算書に連結された当社関連会社でない投資家が保有する持分には、直接保有の不動産がそれぞれ741百万ドル及び0百万ドル、ヘッジ・ファンドがそれぞれ177百万ドル及び0百万ドル、不動産関連がそれぞれ291百万ドル及び0百万ドル含まれている。
その他事業体及び事業の投資資産
下記の「その他事業体及び事業の投資資産」は、一般勘定外で保有されている投資を含んでおり、主に当社の投資管理事業及びデリバティブ事業に関連する投資資産を表している。当社のデリバティブ事業は、主に金利、為替、信用及びエクイティに対するエクスポージャーを管理する目的において関連会社のために活動する。当社の投資管理事業が第三者のために運用する資産、及び当社の連結財政状態計算書上「分離勘定資産」に分類される資産は含まれていない。
| 2024年12月31日現在 | 2023年12月31日現在 | ||
| (単位:百万ドル) | |||
| 満期固定証券: | |||
| 売却可能な上場証券、公正価値(注1) | 368 | 557 | |
| 売却可能な非上場証券、公正価値 | 5 | 0 | |
| 満期固定証券、売買目的有価証券、公正価値(注1) | 83 | 1,005 | |
| 持分証券、公正価値 | 521 | 608 | |
| 商業モーゲージ及びその他貸付、帳簿価額(注2) | 469 | 519 | |
| その他投資資産 | 2,774 | 3,401 | |
| 短期投資 | 13 | 13 | |
| 投資合計 | 4,233 | 6,103 | |
(注1) 2024年12月31日及び2023年12月31日現在、残高には、公正価値がそれぞれ224百万ドル及び298百万ドルの、CLOに対する投資が含まれている。
(注2) 帳簿価額は通常、未払元本残高から貸倒引当金、又は公正価値オプションが選択された場合は公正価値を控除した金額に基づいている。
満期固定証券、売買目的有価証券
「満期固定証券、売買目的有価証券、公正価値」は、主に当社が運用会社を務める連結変動持分事業体(「VIE」)に関連する資産に関するものである。連結VIEの資産は、通常、公正価値オプションが選択された負債により相殺される。連結VIEに関する詳細は、連結財務書類の注記4を参照のこと。
商業モーゲージ及びその他貸付
当社の投資管理事業には、商業モーゲージ貸付事業が含まれており、当該貸付事業は、当社の一般勘定、機関投資家顧客、連邦住宅局及び政府系金融機関(ファニーメイ、フレディマック等)に対しモーゲージ組成、投資管理及びサービシングを行っている。
当社の商業モーゲージ事業によるこれらのモーゲージ貸付は、「商業モーゲージ及びその他貸付」に含まれており、当社の商業モーゲージ事業に関連するデリバティブ及びその他のヘッジ商品は、主に「その他投資資産」に含まれている。
その他投資資産
「その他投資資産」には主に、金利、為替、信用及びエクイティに対するエクスポージャーを管理するために使用されるデリバティブ事業の資産が含まれる。
さらに、その他投資資産には、投資管理事業の一環として行われる戦略的投資が含まれている。当社は、不動産並びに債務証券、上場株式及び不動産証券(支配持分を含む。)に対して戦略的投資を行っている。当該投資の一部は、当社のマネージド・ファンド及び仕組商品への共同投資目的で行われている。その他の戦略的投資は、投資家への売却又はシンジケーション目的(一般勘定を含む。)あるいは当社が提供・運用するファンド及び仕組商品に対するプレースメント目的のシード投資で行われている。投資管理事業の一環として、当社は、投資家からのエクイティ・コミットメント及びファンドの資産により担保されている当社のマネージド・ファンドに対しても融資を行っている。「その他投資資産」には、当社が管理しているものとみなされる連結投資ファンドにおける特定の資産も含まれる。
資産及び負債の評価
資産及び負債の公正価値
当局の公正価値の測定に関するガイダンスは公正価値の測定のための枠組みを定めたものであり、公正価値の測定のために使用されるインプットを分類する3レベルの階層が含まれる。公正価値が当該階層のどのレベルに該当するかは、公正価値測定に重要な最低レベルのインプットに基づき決定される。レベル3に分類される資産及び負債の公正価値には、測定において観察不能な重要性あるインプットが最低1つ含まれる。これらの評価階層レベルの詳細及び各階層レベル別に連結ベースで表示された、経常ベースの公正価値で測定される資産及び負債残高については、連結財務書類の注記6を参照のこと。
下表は、表示された各期間の経常ベースの公正価値で測定された資産及び負債残高、並びに当該資産及び負債のうち評価階層のレベル3に分類された部分をまとめたものである。また、下表においては、当該資産及び負債(クローズド・ブロック部門及び留保資産のポートフォリオにおいて保有するものを除く。)の詳細も提示する。(1)クローズド・ブロック部門の資産の実質上すべてが、経済的な利益が利益配当型の保険契約に帰属し、当社の普通株式の株主には帰属しないクローズド・ブロック部門の保険契約に関する債務及び負債に対応するものであること、並びに(2)留保資産が再保険契約に関連する負債に対応し、留保資産の経済的便益と関連投資リスクが最終的に再保険会社に帰属することを踏まえ、当社は、プルデンシャル・ファイナンシャル・インクの投資家に関連する当社事業に関する理解を促すにあたって、クローズド・ブロック部門及び留保資産を除外した金額を提示することが、最も適切であると考えている。当社の重要な再保険契約及びクローズド・ブロックの詳細については、それぞれ連結財務書類の注記15及び注記16を参照のこと。
| 2024年12月31日現在 | ||||||
| PFI(クローズド・ブロック部門及び留保資産を除く。) | クローズド・ブロック 部門 | 留保資産 | ||||
| 公正価値 合計 | レベル3 合計(注1) | 公正価値 合計 | レベル3 合計(注1) | 公正価値 合計 | レベル3 合計(注1) | |
| (単位:百万ドル) | ||||||
| 満期固定証券、売却可能有価証券 | 275,210 | 6,712 | 28,728 | 914 | 7,632 | 551 |
| 経験料率契約者保険負債に対応する資産: | ||||||
| 満期固定証券 | 826 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 持分証券 | 2,881 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| その他(注2) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 小計 | 3,707 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 市場リスクを伴う給付に係る資産 | 2,331 | 2,331 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 満期固定証券、売買目的有価証券 | 4,151 | 467 | 647 | 15 | 7,732 | 1,504 |
| 持分証券 | 7,776 | 479 | 1,641 | 39 | 0 | 0 |
| 商業モーゲージ及びその他貸付 | 469 | 0 | 0 | 0 | 233 | 233 |
| その他投資資産(注3) | 2,526 | 952 | 2 | 1 | 25 | 0 |
| 短期投資 | 8,091 | 383 | 460 | 76 | 44 | 2 |
| 現金同等物 | 10,144 | 0 | 346 | 0 | 201 | 0 |
| 再保険金回収見込額及び預金債権 | (75) | 0 | 0 | 0 | 924 | 613 |
| その他資産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 分離勘定資産 | 166,672 | 232 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 資産合計 | 481,002 | 11,556 | 31,824 | 1,045 | 16,791 | 2,903 |
| 市場リスクを伴う給付に係る負債 | 4,455 | 4,455 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 保険契約者預り金勘定 | 12,746 | 12,746 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 再保険及び源泉預かり未払金 | (27) | 0 | 0 | 0 | (91) | 0 |
| その他負債(注3) | 4,749 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 |
| 連結VIE発行債券 | 60 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 負債合計 | 21,983 | 17,262 | 0 | 0 | (89) | 0 |
| 2023年12月31日現在 | ||||||
| PFI(クローズド・ブロック部門及び留保資産を除く。) | クローズド・ブロック 部門 | 留保資産 | ||||
| 公正価値 合計 | レベル3 合計(注1) | 公正価値 合計 | レベル3 合計(注1) | 公正価値 合計 | レベル3 合計(注1) | |
| (単位:百万ドル) | ||||||
| 満期固定証券、売却可能有価証券 | 279,887 | 5,241 | 30,486 | 868 | 5,948 | 9 |
| 経験料率契約者保険負債に対応する資産: | ||||||
| 満期固定証券 | 889 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 持分証券 | 2,279 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| その他(注2) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 小計 | 3,168 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 市場リスクを伴う給付に係る資産 | 1,981 | 1,981 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 満期固定証券、売買目的有価証券 | 5,959 | 409 | 887 | 20 | 2,944 | 0 |
| 持分証券 | 6,112 | 451 | 1,891 | 61 | 0 | 0 |
| 商業モーゲージ及びその他貸付 | 519 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| その他投資資産(注3) | 1,949 | 846 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 短期投資 | 3,714 | 19 | 135 | 10 | 51 | 0 |
| 現金同等物 | 8,930 | 4 | 966 | 0 | 406 | 0 |
| 再保険金回収見込額及び預金債権 | (75) | 0 | 0 | 0 | 224 | 224 |
| その他資産 | 11 | 11 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 分離勘定資産 | 171,812 | 1,094 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 資産合計 | 483,967 | 10,056 | 34,365 | 959 | 9,573 | 233 |
| 市場リスクを伴う給付に係る負債 | 5,467 | 5,467 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 保険契約者預り金勘定 | 7,752 | 7,752 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 再保険及び源泉預かり未払金 | (24) | 0 | 0 | 0 | 514 | 0 |
| その他負債(注3) | 4,174 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 |
| 連結VIE発行債券 | 778 | 778 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 負債合計 | 18,147 | 13,998 | 1 | 0 | 514 | 0 |
(注1) 経常ベースでの公正価値で測定した資産合計額に対するレベル3資産の割合は、PFI(クローズド・ブロック部門及び留保資産を除く。)、クローズド・ブロック部門並びに留保資産について、2024年12月31日現在でそれぞれ合計2.4%、3.3%及び17.3%であり、2023年12月31日現在でそれぞれ合計2.1%、2.8%及び2.4%であった。
(注2) 「その他」は、現金同等物及び短期投資を表す。
(注3) 「その他投資資産」及び「その他負債」には、主にデリバティブが含まれる。当該金額は、マスター・ネッティング契約に基づくネッティングの影響を含む。
一定の資産及び負債に関する公正価値の決定は見積り及び仮定の適用により左右されるが、当社の営業成績に重大な影響を与える可能性があり、資産及び負債を評価する能力は市場活動の低下又は秩序ある方法により行われる取引の不足により大きく影響されるため、市況によっては、より判断力を要する場合がある。
当社における公正価値の階層のレベル3に含まれる満期固定証券は一般的に、社内で開発した評価方法又はブローカーによる指標となる相場価格に基づき価格決定される。非上場満期固定証券及び持分証券の一部については、社内評価モデルは重要な観察不能なインプットを使用する。したがって、かかる証券は公正価値の階層のレベル3に分類される。PFI(クローズド・ブロック部門及び留保資産を除く。)のレベル3満期固定証券は、2024年12月31日現在で約1,717百万ドルの上場満期固定証券を含み、その価格は主にブローカーによる指標となる相場価格に基づいており、また約7,516百万ドルの非上場満期固定証券を含み、その価格は主に社内で開発されたモデルに基づいていた。価格評価に使用された重要な観察不能なインプットには、各銘柄特有のスプレッド調整、重大な非公表の財務情報、経営判断、将来の収益及びキャッシュ・フローに関する予測、デフォルト・レートに関する仮定、流動性に関する仮定並びにマーケット・メーカーによる指標となる相場価格などが含まれていた。当社における公正価値の階層のレベル3に含まれる分離勘定資産には、主に法人証券及び商業モーゲージ貸付が含まれている。
当社における公正価値の階層のレベル3に含まれる「市場リスクを伴う給付に係る資産」及び「市場リスクを伴う給付に係る負債」に計上される契約又は契約特約並びに「保険契約者預り金勘定」に計上される組込デリバティブは、当社の変額年金保険契約の生前給付特約並びに特定の生命保険商品及び年金保険商品の指数連動保証利率特約に係る一般勘定資産及び負債を示している。「市場リスクを伴う給付に係る資産」及び「市場リスクを伴う給付に係る負債」は公正価値で計上され、公正価値の変動は、その他の包括利益(損失)に計上される当社のNPRにおける変動による増減部分を除き、「市場リスクを伴う給付の価値の増減(関連するヘッジ利益(損失)を控除後)」に含まれる。「保険契約者預り金勘定」に含まれる組込デリバティブは、公正価値で計上され、公正価値の変動は「実現投資利益(損失)、純額」に含まれる。これらの資産及び負債は、経営陣により開発された重要な見積り及び仮定が必要となる社内で開発したモデルを用いて価額を評価する。これらの見積り及び仮定の変更は、当社の営業成績に重大な影響を与える場合がある。
公正価値の決定のために使用する評価方法並びに主な見積り及び仮定の詳細については、連結財務書類の注記6を参照のこと。
流動性及び資本資源
概観
流動性とは、当社が支払債務を履行する上で十分な現金資源を創出する能力をいう。資本とは、当社の事業の運営を支え、事業成長のための資金を供給し、逆境に対処するための緩衝材として提供可能な長期的な金融資産をいう。十分な流動性及び資本を創出及び維持する当社の能力は、当社の事業の収益性、全般的な経済状況、並びに当社の資本市場及び本書に記載する流動性及び資本のその他の源へのアクセスに依存している。
効果的かつ慎重な流動性及び資本の管理は、当社全体の優先事項である。経営陣は、プルデンシャル・ファイナンシャル及びその子会社の流動性を日常的に監視し、複数年の期間にわたる借入金及び資金需要を予測する。当社においては、当社全体で負担されるすべてのリスクを当社が当該リスクを負担する能力及び意思と合致させるべく、「リスク選好の枠組み」(「RAF」)が使用されている。RAFは、資本及び流動性に関するストレスの影響を動的に評価するものであり、これらの影響を吸収するにあたって十分な資金源が利用可能であることを担保することを意図したものである。当社は、当社の資本及び流動性の源がプルデンシャル・ファイナンシャルとその子会社の資本及び流動性の需要を充足する上で十分であると考えている。
当社の事業は、国内外の規制当局による包括的な規制と監督の対象となっている。当該規制には、現在、資本及び流動性管理に関する要件(その多くについては、現在も規則の制定作業が行われている。)が含まれている。当該規制上のイニシアチブ及びそれらが当社に与える潜在的な影響の詳細については、第一部「第2 企業の概況」「3 事業の内容」の「規制」及び「第3 事業の状況」「3 事業等のリスク」の項を参照のこと。
2024年度初頭から本書提出日までの期間において、当社は、以下の重要な措置を講じ、これにより、当社の流動性と資本のポジションに影響が生じるか、又は生じる可能性がある。
・3月、当社は、下位劣後債10億ドルを発行した。その手取金は、2045年度満期の下位劣後債10億ドルの償還又は買戻しを含む企業運営一般に利用される予定である。
・3月、当社は、金利5.200%、2044年度満期の下位劣後債500百万ドルを償還した。
・3月、当社は、プルコ・ライフ・インシュアランス・カンパニー及びプルコ・ライフ・インシュアランス・カンパニー・オブ・ニュージャージー(いずれもプルデンシャル・ファイナンシャルの完全子会社)が発行する保証付ユニバーサル生命保険契約の一部についてサマセット・リーとの間の再保険取引を締結した。当該再保険契約は、当社が保有する保証付ユニバーサル生命保険契約につき従前において設定された法定準備金額の約30%に相当する。当該取引の結果、信用連動債制度の形態によるガイドラインAXXX準備金に関連する当社の資金調達額は、2023年12月31日から5,040百万ドル減少した。詳細については、下記「定期生命保険及びユニバーサル生命保険の準備金の調達」の項を参照のこと。
・7月、当社は、40億ドル、5年間の信用枠を修正再表示し、その期間を2029年7月まで延長した。詳細については、連結財務書類の注記18を参照のこと。
・9月、当社は、プルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパン株式会社(「PHJ」)が借主となっている1,000億円、5年間の信用枠を借り換え、その期間を2029年9月まで延長した。詳細については、連結財務書類の注記18を参照のこと。
・11月、当社は、保有する定期生命保険契約の一部について、一連の内部のキャプティブ再保険契約を再編した。既存の外部との定期融資契約を解除し、信用連動債制度の形式による規則XXX準備金の調達を支援するために、外部の取引先と新たな融資契約を締結した。詳細については、下記の「定期生命保険及びユニバーサル生命保険の準備金の調達」の項を参照のこと。
・12月、当社は、プルコ・ライフ・インシュアランス・カンパニー及びプルコ・ライフ・インシュアランス・カンパニー・オブ・ニュージャージーが発行した保証付ユニバーサル生命保険契約の一部について、ウィルトン・リーとの再保険取引を締結した。当該保険契約は、上記の3月におけるサマセット・リーとの間の再保険契約に続くものであり、当社の残りの保証付ユニバーサル生命保険契約の約40%に相当する。当該取引の結果、信用連動債制度の形式によるガイドラインAXXX準備金に係る資金調達額は、2023年12月31日時点からさらに2,100百万ドル減少した。詳細については、下記の「定期生命保険及びユニバーサル生命保険の準備金の調達」の項を参照のこと。
資本
当社の資本管理の枠組みは、主としてリスクベース資本(「RBC」)及びソルベンシー・マージンに関する法定基準に基づくものである。当社の多様な事業構成及び当社に適用される規制上の要件に鑑み、当社は、当社全体の事業に関するリスクをより適切に一貫性のある形で反映するよう、当該枠組みの一定の強化を行った。
当社は、プルデンシャル・ファイナンシャルの資本構成及び財務プロファイルがその格付目標と一致していると考えている。プルデンシャル・ファイナンシャルの長期優先債格付目標は、S&P、ムーディーズ、及びフィッチについては「A」、AMベスト・カンパニー(「AMベスト」)については「a」である。当社の生命保険会社の財務力格付目標は、S&P、ムーディーズ及びフィッチについては、それぞれ「AA/Aa/AA」であり、AMベストについては「A+」である。一部の事業体は、現在、当該格付目標を下回っている可能性があるが、当社のすべての保険子会社が上記の各格付機関によって格付けされているわけではない。格付低下による潜在的影響に関する考察については、下記の「格付け」の項を参照のこと。
資本管理
当社の資本管理の枠組みは、最終的には当社取締役会による検討と承認を受ける。取締役会は、当社の取締役会会長、最高経営責任者及び取締役会副会長に、当社に代わって所定の上限額まで特定の資本活動を行うことを承認し、また、資本活動に関する権限を適切な役員に再委任する権限を付与している。上級経営陣に付与された権限の範疇を超える資本コミットメントについては、取締役会が別途これを承認しなければならない。
さらに、当社の資本・財務委員会(「CFC」)は、当社の戦略的目標、格付目標並びにその他の目標及び目的と一致する形での資本の効果的な利用を促進するため、一定の上限額を超えた資本の使途及び配分を検討する。当該経営委員会は、資本の使用が必要となる特定のイニシアチブ又は取引(M&Aを含む。)について多岐にわたるデュー・ディリジェンスを行う。CFCは、当社の年間資本計画(及び当該計画のアップデート)、並びに当社の資本、流動性及び財務ポジション、借入計画及びその関連事項について、取締役会との当該事項に関する協議に先立ち、評価を行っている。
資本構成
当社の資本構成は、主に株式及び発行済資本債務(下位劣後債を含む。)から成る。下表に示すとおり、2024年12月31日現在、当社は、484億ドルの資本を有しており、その全額が各事業並びに全社及びその他業務部門におけるすべての資金需要に対応するために利用可能であった。当社によるそれらの事業及び業務の評価に鑑みて、当社は、当該資本レベルが当社の格付目標と合致するものであると考えている。
| 2024年12月31日現在 | 2023年12月31日現在 | ||
| (単位:百万ドル) | |||
| エクイティ(注1) | 34,583 | 34,324 | |
| 下位劣後債(ハイブリッド証券を含む。) | 7,588 | 8,094 | |
| その他の資本債務 | 6,237 | 4,869 | |
| 資本合計 | 48,408 | 47,287 | |
(注1) プルデンシャル・ファイナンシャルに帰属する金額(その他の包括利益累計額を除く。)。
保険規制目的上の自己資本
当社は、プルデンシャル・インシュアランス、プルデンシャル生命保険株式会社(「プルデンシャル生命」)、ジブラルタ生命及びその他の重要な保険子会社の規制目的上の自己資本を、当社の「AA」の格付目標と一致するレベルで管理している。当社は、当社の米国内保険子会社の適正資本量の主要な指標として、RBC率を、日本の保険子会社の適正資本量の主要な指標としてソルベンシー・マージン比率を使用している。
RBCは、法定の財務書類及びNAICの慣行に則ったリスク定式に基づき算出される。RBCは、とりわけ投資資産の種類と質に関するリスク、保険会社の商品及び負債に関連する保険関連リスク、金利リスク及び事業活動に伴うリスクを考慮する。RBC率の計算は、保険規制当局による保険会社のソルベンシー及び将来における保険金の支払能力に関する判断を支援することを意図している。RBCの測定の報告は、保険会社のランキング又はマーケティング、広告、若しくはプロモーション活動のために使用することを目的とするものではないが、一般向けに公開される。
プルデンシャル・インシュアランスの2023年12月31日(同社の直近の法定事業年度の終了日かつRBCの報告日)現在のRBC率は、435%であった。プルデンシャル・インシュアランスのRBC率は、連結ベースで算出され、プルコ・ライフ・インシュアランス・カンパニー(「プルコ・ライフ」)、プルコ・ライフ・インシュアランス・カンパニー・オブ・ニュージャージー(「PLNJ」)(プルコ・ライフの子会社)及びプルデンシャル・レガシー・インシュアランス・カンパニー・オブ・ニュージャージー(「PLIC」)が含まれる。
現時点では公表されていないが、2024年12月31日現在のプルデンシャル・インシュアランス及び当社のその他の米国内保険子会社のRBC率は、引き続き「AA」という財務力格付を支える目標水準を上回るものとみられている。
米国の保険規制当局が採用するRBC率と同様に、当社が事業を行う海外の法域の規制当局も、現地の法定の会計慣行に基づき保険会社の最低ソルベンシー・マージン要件を設けている。これらのソルベンシー・マージンは、当社の国際保険事業の適正資本量を分析する主な基準となっている。日本等の特定の法域においては、ソルベンシー・マージンの開示が義務づけられており、ソルベンシー・マージンが保険会社の財務力の一般的な評価にも影響を与えるため、ソルベンシー・マージンを一定のレベルに保つことは、当社の競争力維持のためにも重要である。
下表は、当社の最も重要な国際保険子会社について、2024年9月30日(情報を入手可能な直近の日付)現在における、そのソルベンシー・マージン比率を示したものである。
| ソルベンシー・マージン 比率 | |||
|---|---|---|---|
| プルデンシャル生命連結(注1) | 785% | ||
| ジブラルタ生命連結(注2) | 1,025% |
(注1) プルデンシャル生命の子会社であるプルデンシャル信託株式会社が含まれる。
(注2) ジブラルタ生命の子会社であるプルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社(「PGFL」)が含まれる。
現時点では公表されていないが、2024年12月31日現在の上記の各子会社のソルベンシー・マージン比率は、700%(規制上の最低要件の3.5倍)を超える見込みである。
当社のすべての米国内保険子会社及び重要な国際保険子会社の資本レベルは、適用ある保険業規制により求められる最低水準を大幅に上回っている。当社の保険子会社の法定資本や当社全体の資本の柔軟性が、とりわけ市況及び保険準備金の変動(保険数理上の仮定の更新に由来するものを含む。)の影響を受ける可能性がある。当社の規制目的上の自己資本レベルも、将来において、国内外の保険規制当局が現在検討中の規制の変更や提案による影響を受ける可能性がある。日本の金融庁は、ソルベンシー・マージン比率の枠組みに代わる新たな市場ベースの指標として、経済価値ベースのソルベンシー比率(「ESR」)を開発しており、これは当社の日本の保険子会社に適用される。ESRは2025年度に導入され、2026年度以降は新たな枠組みに基づく開示が求められる。NAICが2023年8月にマイナス金利維持準備金の取扱いを変更したことに関する詳細は、第一部「第2 企業の概況」「3 事業の内容」の「規制」の項を参照のこと。RBC及びソルベンシー・マージン比率の算出方法、並びに規制上の最低水準の詳細については、連結財務書類の注記20を参照のこと。
キャプティブ再保険会社
当社は、経済状況に応じて準備金及び資本をより効率的に管理し、リスクを集約・移転するためにキャプティブ再保険会社を利用している。当社のキャプティブ再保険会社は、関連会社の保険契約のみを引き受けている。引き受けたリスクに対応するため、当社のキャプティブ再保険会社は、当社の保険子会社の「AA」という財務力格付目標に合致すると判断されたレベルの資本の提供を受ける。当社のすべてのキャプティブ再保険会社には、その業務について規定する社内の方針も適用される。当社は、その通常業務において、当該キャプティブ再保険会社に対し、事業成長及びその他のニーズを支援するための資金を提供する。さらに、ファイナンシング契約に関連して、プルデンシャル・ファイナンシャルは、複数のキャプティブ再保険会社との間でサポート契約を締結した。キャプティブ再保険会社の資金調達の詳細については、下記「資金調達-子会社の借入金-定期生命保険及びユニバーサル生命保険の準備金の調達」の項を参照のこと。
株主配当
株式買戻プログラム及び株主配当
2023年12月、プルデンシャル・ファイナンシャルの取締役会は、当社が2024年1月1日から2024年12月31日までの期間に、経営陣の裁量により、最大で総額10億ドルの発行済普通株式を買い戻すことを承認した。2024年度において、当社は、当該10億ドルの株式買戻承認額の全額を利用した。2024年12月、取締役会は、当社が2025年1月1日から2025年12月31日までの期間において、経営陣の裁量により、最大で10億ドルの発行済普通株式を買い戻すことを承認した。
通常、株式買戻しのタイミング及び金額は、市況及びその他の検討事項(適用法令の遵守、並びにとりわけ、投資ポートフォリオにおける信用格付けの推移及び損失、規制上の資本要件の変更、並びに成長及び買収の機会に由来する当社の事業の資金需要の増加を含む。)に基づき、経営陣によって決定される。買戻しは、一般市場において、デリバティブ、加速型自社株買い及びその他相対取引、並びに1934年証券取引所法(その後の改正を含む。)に基づく規則10b5-1(c)を遵守したプランを通じて行われる。
下表は、2024年度の各四半期及び2024年度より前の4年間における、普通株式の配当宣言額及びプルデンシャル・ファイナンシャルの普通株式の買戻しを示したものである。
| 配当金額 | 株式買戻し | |||||||
| 以下の日付に終了した四半期: | 1株当たり (ドル) | 総額 (百万ドル) | 株式数 (百万株) | 費用合計 (百万ドル) | ||||
| 2024年12月31日 | 1.30 | 470 | 2.0 | 250 | ||||
| 2024年9月30日 | 1.30 | 471 | 2.1 | 250 | ||||
| 2024年6月30日 | 1.30 | 475 | 2.2 | 250 | ||||
| 2024年3月31日 | 1.30 | 476 | 2.3 | 250 | ||||
| 配当金額 | 株式買戻し | |||||||
| 以下の日付に終了した年度: | 1株当たり (ドル) | 総額 (百万ドル) | 株式数 (百万株) | 費用合計 (百万ドル) | ||||
| 2024年12月31日 | 5.20 | 1,892 | 8.6 | 1,000 | ||||
| 2023年12月31日 | 5.00 | 1,850 | 10.9 | 1,000 | ||||
| 2022年12月31日 | 4.80 | 1,822 | 14.5 | 1,500 | ||||
| 2021年12月31日 | 4.60 | 1,821 | 24.5 | 2,500 | ||||
| 2020年12月31日 | 4.40 | 1,769 | 6.7 | 500 | ||||
さらに、2025年2月4日、プルデンシャル・ファイナンシャルの取締役会は、2025年2月18日時点で株主名簿に記載されている株主に対し、2025年3月13日付けで支払われる、普通株式1株当たり1.35ドルの現金配当を宣言した。
流動性
流動性管理とストレス・テストは、法人ベースで行われる。これは、子会社間で資金の移転を行う能力の一部が規制上の制約によって制限されるためである。流動性のニーズは、親会社及び事業子会社における日常の及び四半期ごとのキャッシュ・フロー予想を通じて決定される。資本市場も利用できない際に事業子会社からのキャッシュ・フローが減少した場合に、プルデンシャル・ファイナンシャルが固定費を賄うために利用可能な適切な流動性を担保するため、当社は高流動性資産の最低残高の維持を目指している。
当社は、通常、負債の満期前の事前借換え(prefund)を行うことにより、市況の圧迫に伴い資金調達源の利用が制限される又は失われるリスクを軽減することを目指している。当社は、負債証券の期限を調達された資産と一致させることにより、運営上の資金ニーズの充足のために利用される負債証券に関連するリファイナンス・リスクを緩和する。ストレス・シナリオにおいて適切な流動性を確保するため、当社の主要事業子会社についてストレス・テストが実施される。当社は、流動性に関するリスクを、以下に述べる流動性の代替源の利用を維持することによって、さらに緩和することを目指している。
プルデンシャル・ファイナンシャルの流動性
持株親会社であるプルデンシャル・ファイナンシャルが利用可能な主要資金源は、子会社からの配当、資本の回収及び借入れ、並びに発行済債券の手取金及び一部の株式に基づく報酬制度である。これらの資金源は、プルデンシャル・ファイナンシャルの資本市場の利用、及び下記の「流動性の代替源」により補完される場合がある。
プルデンシャル・ファイナンシャルにおける資金の主たる使途には、負債のサービシング、子会社に対する出資及び貸付けの実施、買収、株主配当宣言額の支払い、並びに取締役会の権限の下に実施される発行済普通株式の買戻しが含まれている。
2024年12月31日現在、プルデンシャル・ファイナンシャルは、高流動性資産を保有しており、その簿価は2023年12月31日から1,694百万ドル増となる6,264百万ドルであった。高流動性資産には主に、現金、短期投資、米国財務省証券、その他の米国政府機関債及び/又は外国債が含まれる。当社は、プルデンシャル・ファイナンシャルとその子会社の間の日々の資金の貸借を円滑化することにより、現金を最大限に活用することを意図した、会社間の流動性勘定を維持している。会社間の流動性勘定からの借入純額を除いた場合、2024年12月31日現在、プルデンシャル・ファイナンシャルは、2023年12月31日から546百万ドル増となる4,641百万ドルの高流動性資産を有していた。
下表は、以下の期間における、プルデンシャル・ファイナンシャルの高流動性資産(会社間の流動性勘定からの借入純額を除く。)の主な資金源及び使途を示したものである。
| 12月31日に終了した年度 | ||
| 2024年 | 2023年 | |
| (単位:百万ドル) | ||
| 期首現在の高流動性資産 | 4,095 | 4,535 |
| 子会社からの配当金及び/又は資本の回収額(注1) | 3,332 | 4,636 |
| 関連会社からのローン/(借入れ)-(資本活動) (注2) | 702 | 604 |
| 子会社への出資(注3) | (384) | (1,651) |
| 事業による資本活動合計額 | 3,650 | 3,589 |
| 株式買戻(注4) | (1,000) | (1,012) |
| 普通株式配当金(注5) | (1,891) | (1,846) |
| 株式買戻、配当金及び事業売却業務合計 | (2,891) | (2,858) |
| 債券発行による手取金(注6) | 1,124 | 495 |
| 債券の返済 | (512) | (1,514) |
| 債券業務合計 | 612 | (1,019) |
| 純支払利息 | (831) | (880) |
| 関連会社からの(借入れ)/ローン-(営業活動)(注7) | (887) | 726 |
| その他、純額(注8) | 893 | 2 |
| その他の業務合計 | (825) | (152) |
| 高流動性資産の純増(減) | 546 | (440) |
| 期末高流動性資産 | 4,641 | 4,095 |
(注1) 2024年度の数値には、プルデンシャル・インシュアランスからの1,550百万ドル、当社のキャプティブ再保険子会社の1社により調達された、持株会社からの800百万ドル(当社の保証付ユニバーサル生命保険契約の一部の再保険に関連する収入を含む。)、国際保険子会社からの585百万ドル、その他の子会社からの336百万ドル、及びPGIM子会社からの61百万ドルが含まれた。2023年度の数値には、プルデンシャル・インシュアランスからの3,100百万ドル、ラビトラストからの900百万ドル、国際保険子会社からの548百万ドル(現物配当の形での332百万ドルを含む。)、PGIM子会社からの66百万ドル、プルデンシャル・アニュイティーズ・ホールディング・カンパニーからの18百万ドル、及びその他の子会社からの4百万ドルが含まれる。
(注2) 資本管理を目的として行われた、子会社への貸付金及び子会社からの借入金を表す。2024年度の数値には、国際保険子会社からの502百万ドル、及びキャプティブ再保険会社からの200百万ドルが含まれている。2023年度の数値には、保険子会社からの604百万ドルが含まれている。
(注3) 2024年度の数値には、国際保険子会社への出資240百万ドル、PGIM子会社への出資90百万ドル(上表の「関連会社からの(借入れ)/ローン-(営業活動)」において全額相殺されている。)、及びその他の子会社への出資54百万ドルが含まれている。2023年度の数値には、PGIM子会社への出資829百万ドル(そのうち401百万ドルが上表の「関連会社からの(借入れ)/ローン-(営業活動)」において相殺されている。)、国際保険子会社への出資705百万ドル、及びその他の子会社への出資117百万ドルが含まれている。
(注4) その後の年度において決済された取引に係る現金支払額を除く。
(注5) 過年度において宣言された配当金に関する現金支払額を含む。
(注6) 2024年度の数値には、プルデンシャル・インシュアランスからの資金調達契約の取得にのみ使用された、リテール・ミディアムターム・ノートの発行による手取金135百万ドルが含まれる。
(注7) 事業活動上のニーズを充足するための関連子会社に対する貸付金及び関連子会社からの借入金を指す。
(注8) 2024年度の数値には、株式報酬及びストック・オプション行使による手取金343百万ドル、内部関連決済による102百万ドル、及び法人所得税還付金純額448百万ドルが含まれる。2023年度の数値には、株式報酬及びストック・オプション行使による手取金267百万ドル、内部関連決済による246百万ドル、及び法人所得税の支払純額554百万ドルが含まれる。
子会社からの配当及び資本の回収
米国内保険子会社 2024年度中、プルデンシャル・ファイナンシャルは、プルデンシャル・インシュアランスから1,550百万ドルの配当金を受領した。普通株式配当金の支払いに加え、米国内保険事業は、関連会社間貸付及びバミューダを拠点とする関連会社との間の再保険契約等のその他の方法により、プルデンシャル・ファイナンシャルに対して資本の還元を行うことがある。2024年度第2四半期において、米国内キャプティブ保険子会社が持株会社との間で関連会社間ローンを締結し、800百万ドルの資本の還元(当社の保証付ユニバーサル生命保険契約の一部の再保険による収入が含まれた。)を促進した。
国際保険子会社 2024年度中、プルデンシャル・ファイナンシャルは、国際保険子会社から585百万ドルの配当金を受領した。普通株式配当金の支払いに加え、当社の国際保険事業は、プルデンシャル・ファイナンシャルに対し、プルデンシャル・ファイナンシャル又はその他の関連会社によって保有される優先株式に係る債務の弁済、関連会社間貸付、関連会社間デリバティブ、並びに米国を拠点とする関連会社及びバミューダを拠点とする関連会社との間の再保険契約等のその他の方法による資本の還元を行うことができる。
その他の子会社 2024年度中、プルデンシャル・ファイナンシャルは、その他の子会社から336百万ドルの配当金を、PGIM子会社から61百万ドルの配当金を受領した。
子会社からの配当及び資本の回収の制限 当社の保険子会社は、プルデンシャル・ファイナンシャル及びその他の関連会社に対する配当金の支払い及びその他の資金移転について、適用ある保険法及び規制による制限を受けている。さらに、市況が当社の保険子会社の資本ポジションに悪影響を与える可能性があり、ひいてはその配当金支払能力がさらに制限されるおそれがある。また、より広い範囲においては、子会社による配当金の支払いは、当該子会社の取締役会による宣言に基づき行われ、市況やその他の要素の影響を受けることがある。
米国内保険子会社について、プルデンシャル・インシュアランスは、ニュージャージー州銀行保険局(「NJDOBI」)に対して事前の通知を行うことを条件として、ニュージャージー州保険法に定める算出額に基づき普通配当金を支払うことを認められている。任意の12ヶ月間における当該金額を上回る額の分配金は、「特別」配当金とみなされ、その支払いに先立ちNJDOBIの承認を得なければならない。当社のその他の米国内保険子会社が所在する州における配当を規制する法律は、ニュージャージー州のそれに類似してはいるが、まったく同一というわけではない。
当社の国際保険子会社からの資本の再移転は、それらが事業を行う米国外の法域における規制要件に従う。当社最大の国際保険子会社であるプルデンシャル生命及びジブラルタ生命は、日本の法律に定める算出額に基づく普通株式の配当金を支払うことを認められている。当該金額を上回る額の配当金及びその他の形式による資本の分配には、日本の金融庁の事前の承認が必要となることがある。プルデンシャル生命及びジブラルタ生命の規制上の事業年度は、2025年3月31日に終了し、その後、金融庁の事前の承認を得ることなく支払うことが可能な普通株式の配当金の金額が決定される。
当社のPGIM子会社及び当社のその他の事業子会社の多くが配当金を支払う能力については、規制上の観点からは、その大部分が制限されていない。
具体的な配当制限の詳細については、連結財務書類の注記20を参照のこと。
保険子会社の流動性
当社は、当社のすべての債務に対処すべく、安定的で、信頼性があり、かつ費用効率の高いキャッシュ・フローの源を確保するために、保険事業の流動性管理を行っている。当社の各保険子会社の流動性は、流動性資産ポートフォリオを含む多数の種類の源泉によりもたらされている。当社の保険事業全体の流動性には、子会社の投資ポートフォリオが不可欠である。当社は、当社の投資ポートフォリオを分割し、当社の各商品ラインの要件に特化した資産/負債管理アプローチを採用する。このことにより、金利及び信用リスクの側面を含む各ポートフォリオの流動性の管理において適用されている規律が、商品負債の特徴に見合った方法により、強化される。
流動性は、資産ポートフォリオ及びこれが支える負債の両方の特徴を考慮した、社内で開発されたベンチマークに対して測定される。当社は、各種ストレス・シナリオ(会社特有の事由及び市場全般の事由を含む。)における当社の保険事業の流動性を評価するための内部の流動性基準を算出するにあたり、流動性資産の様々な分類(資産の種類及び信用度等)の特性を考慮する。当社は引き続き、継続事業から創出される現金及び当社の資産のプロファイルにより、各保険子会社について合理的に予想されるストレス・シナリオにおいて十分な流動性が確保されているものと考えている。
キャッシュ・フロー
当社の保険子会社の流動性の主要源泉は、保険料、投資収益・運用手数料収益、満期到達投資、投資の売却、保険事業及び年金事業に関連する販売収入、並びに社内外からの借入れである。当該資金の主な使途には、保険契約者に対する給付金、保険金及び契約者配当の支払い、並びに解約、引出し及び契約者貸付に関連した保険契約者及び契約保有者に対する支払いが含まれる。その他の資金の使途として、手数料や一般管理費の支払い、投資商品の購入、持株親会社への配当金の支払い、ヘッジ及び再保険業務、並びに資金調達活動に関連する支払いが含まれることがある。
当社は、主要な保険子会社に関して、事業からのキャッシュ・フローが、現在の流動性要件に対応する上で十分適切な水準にあると考えている。当該流動性を引き続き妥当な水準に維持できるか否かは、今後の証券市況、金利水準の動向、保険契約者による当社の財務力の認識、保険契約者の行動、大惨事及び競合商品の相対的な安全性及び魅力等の要因に左右されるものであり、これらの要因次第で現金流入が減少し、又は現金支出が増大する可能性がある。当社の保険事業の投資活動によるキャッシュ・フローは、元金の返済、投資資産の満期及び売却による収入、並びに再投資額控除後の投資収益によるものである。かかるキャッシュ・フローに関する主要な流動性リスクは、債務者又は債券発行者の不履行リスク、当社の取引相手方による買戻し及び/又は有価証券貸出協定の延長希望、投資のコミットメント並びに市場のボラティリティである。当社は、信用リスク管理プロセス及び当社の流動性状態の定期的なモニタリングを通して、当該リスクを綿密に管理している。
米国内保険事業:米国内保険事業の流動性を管理する上で、当社は、契約債務を保証するために資産を選択する際に、想定期限よりも早期に保険契約者及び契約保有者が引出しを行うリスクを考慮している。当社は、解約手数料及びその他の約款上の規定を用いて、顧客による資金引出の範囲、タイミング、及び収益性への影響を緩和している。下表は、それぞれの日付現在における当社の特定の米国内保険子会社の市場リスクを伴う給付、責任準備金及び保険契約者預り金勘定に関する負債をとりまとめたものである。
| 2024年12月31日現在 | 2023年12月31日現在 | ||
| (単位:十億ドル) | |||
| プルデンシャル・インシュアランス | 234.6 | 226.7 | |
| PLIC | 46.2 | 47.4 | |
| プルコ・ライフ | 96.3 | 78.8 | |
| その他(注1) | (83.1) | (84.9) | |
| 市場リスクを伴う給付、責任準備金及び保険契約者預り金勘定合計(注2、3) | 294.0 | 268.0 | |
(注1) 会社間の相殺消去の影響が含まれている。
(注2) 数値には、関連する再保険金回収額の総額が反映されている。
(注3) 保険契約者預り金勘定に関連する解約払戻金の詳細については、連結財務書類の注記13を参照のこと。
上記の負債は、主に当社の一般勘定における投資資産によって裏付けられている。上述のとおり、当該契約債務に対応する資産を選択するにあたり、当社は、保険契約者及び契約保有者が想定期限より早期に資金を引き出すリスクを考慮する。その結果、資産には、流動性資産(以下において記載する。)及びその他当社がその負債を裏付ける上で適切と考える資産の両方が含まれることとなる。
プルデンシャル・インシュアランス及びその他の子会社について、上記の負債には、主に年金準備金及び預り金債務、並びに個人生命保険準備金が含まれる。個人生命保険契約は、解約手数料を生じることがあり、保険契約者は、新規の保険契約を締結するにあたって新たな保険引受手続を踏むことが必要となる可能性がある。プルデンシャル・インシュアランスの団体年金契約に対する準備金は、主に、年金リスク移転契約に関連するものであり、これらは、通常、期限前引出の影響を受けない。個人年金契約について、契約継続を促すため、変額年金保険及び定額年金保険の大部分には、一定の年数について解約又は引出手数料が設定されている。また、特定の定額年金保険については、投資額が償還期限まで維持されない場合、市場価値調整が行われる。変額年金保険の生前給付保証も、契約が継続された場合にのみ生前給付の潜在的価値が確定されることから、契約継続が推奨されている。
2024年度における米国内保険事業の商品からの引出総額は、当社の資産/負債管理の仮定と概ね一致したものであったため、これに関する現金流出は当社の全体的な流動性に悪影響を及ぼすものではなかった。
*国際保険事業:*米国内事業と同様に、当社の国際保険子会社の流動性を管理する上で、当社は契約債務を保証するための資産を選択する際に、想定期限よりも早期に保険契約者及び契約保有者が資金の引出を行うリスクを検討する。下表は、それぞれの日付における当社の特定の国際保険子会社の市場リスクを伴う給付、責任準備金及び保険契約者預り金勘定に関する負債を示したものである。
| 2024年 12月31日現在 | 2023年 12月31日現在 | |||
| (単位:十億ドル) | ||||
| プルデンシャル生命(注1) | 58.7 | 63.8 | ||
| ジブラルタ生命(注2) | 96.0 | 106.2 | ||
| その他の国際保険子会社(日本を除く) | 2.5 | 3.5 | ||
| その他(注3) | (13.9) | (17.7) | ||
| 市場リスクを伴う給付、責任準備金及び保険契約者預り金勘定合計 (注4、5) | 143.3 | 155.8 | ||
(注1) 2024年12月31日及び2023年12月31日現在、プルデンシャル生命の保険関連負債のうち、それぞれ203億ドルと210億ドルが、当社の米国内保険事業と共同で引き受けられ、かつ米ドル建て資産により裏付けられる米ドル建て商品に関連するものである。2024年12月31日及び2023年12月31日現在、プルデンシャル生命の保険関連負債のうち、それぞれ48億ドル及び40億ドルが、主にバミューダを拠点とする再保険関連会社であるジブラルタ・リーと共同で引き受けられ、かつ主に円建て及び米ドル建て資産によって裏付けられる円建て及び米ドル建て商品に関連するものである。
(注2) 2024年12月31日及び2023年12月31日現在のジブラルタ生命(PGFLを含む。)に係る保険関連負債のうち、それぞれ65億ドル及び67億ドルが、当社の米国内保険事業と共同で引き受けられ、かつ米ドル建て資産によって裏付けられた米ドル建て商品に関連するものである。2024年12月31日及び2023年12月31日現在、ジブラルタ生命(PGFLを含む。)の保険関連負債のうち、それぞれ251億ドル及び173億ドルが、主にジブラルタ・リーと共同で引き受けられ、かつ主に円建て及び米ドル建て資産によって裏付けられた円建て及び米ドル建て商品に関連するものである。
(注3) 会社間の相殺消去の影響を反映している。
(注4) 数値は、関連する再保険金回収可能額を含めて反映されている。
(注5) 保険契約者預り金勘定に関連する解約払戻金の詳細については、連結財務書類の注記13を参照のこと。
上記の負債は、主に当社の一般勘定における投資資産によって裏付けられている。当該契約債務に対応する資産を選択するにあたり、当社は、保険契約者及び契約保有者が想定期限よりも早期に資金を引き出すリスクを考慮する。その結果、資産には、流動性資産(以下において記載する。)及びその他当社がその負債を裏付ける上で適切と考える資産の両方が含まれることとなる。
当社は、当社の日本事業が販売する、長期の定期払個人生命保険契約の大部分については、保険契約者が解約手数料を負担する可能性があり、新たな保険契約を取得するために別途引受手続を行わなければならないため、引出リスクはさほど重大ではないと考えている。
プルデンシャル生命及びジブラルタ生命は、解約が収益性に与える影響を緩和する市場価値調整機能を有する米ドル建て投資契約を販売している(当該契約は、円が下落した場合又は米国における金利が日本における金利と比較して低下した場合に、解約が増加しやすいため。)。2024年12月31日現在、市場価値調整機能を有する商品は、当社の日本事業の保険関連負債のうちの356億ドルを占めていた。
流動性資産
流動性資産には、現金及び現金同等物、短期投資、米国財務省証券、償還期限まで保有することが指定されていない満期固定証券並びに上場持分証券が含まれる。当社の保険会社の流動性は、主要な投資ポートフォリオの利用に加え、資金調達及び/又はキャッシュ・フローのミスマッチ(予想を超えるレベルの保険金請求により、随時発生するものを含む。)を管理する上で利用可能な様々な投資商品を利用することにより管理されている。当社が子会社間の資産及び流動性を利用する能力は、規制上の及びその他の制約による制限を受けている。当社は、当社の継続事業及び資産の流動性プロファイルが、当社の各保険子会社について、合理的に予測可能なストレス・シナリオにおいて十分な流動性を提供すると考えている。
下表は、それぞれの日付における、当社の特定の米国内保険事業の流動性資産のポートフォリオの公正価値を示したものである。
| 2024年12月31日現在 | |||||
| プルデン シャル・ インシュ アランス (注1) | PLIC | プルコ・ ライフ | 合計 | 2023年 12月31日 現在 | |
| (単位:十億ドル) | |||||
| 現金及び短期投資 | 7.7 | 1.0 | 3.8 | 12.5 | 10.8 |
| 満期固定証券投資(注2): | |||||
| 優良証券又は最優良証券 | 117.9 | 26.1 | 36.3 | 180.3 | 163.6 |
| 優良証券又は最優良証券以外 | 7.4 | 2.3 | 2.4 | 12.1 | 12.6 |
| 小計 | 125.3 | 28.4 | 38.7 | 192.4 | 176.2 |
| 上場持分証券(公正価値) | 1.2 | 1.6 | 2.6 | 5.4 | 4.1 |
| 合計 | 134.2 | 31.0 | 45.1 | 210.3 | 191.1 |
(注1) 法人全体を指し、米国内及び国際事業を含む。
(注2) 償還期限まで保有することが指定されている満期固定証券を除く。信用度は、NAIC又は同等の格付けに基づいている。
下表は、それぞれの日付における当社の国際保険事業の流動性資産のポートフォリオの公正価値を示したものである。
| 2024年12月31日現在 | |||||
| プルデン シャル生命 | ジブラルタ生命 (注1) | その他 (注2) | 合計 | 2023年 12月31日 現在 | |
| (単位:十億ドル) | |||||
| 現金及び短期投資 | 0.8 | 3.9 | 2.7 | 7.4 | 6.7 |
| 満期固定証券投資(注3): | |||||
| 優良証券又は最優良証券(注4) | 26.9 | 50.0 | 25.7 | 102.6 | 111.8 |
| 優良証券又は最優良証券以外 | 0.4 | 0.5 | 2.7 | 3.6 | 4.2 |
| 小計 | 27.3 | 50.5 | 28.4 | 106.2 | 116.0 |
| 上場持分証券 | 3.1 | 0.8 | 0.3 | 4.2 | 3.9 |
| 合計 | 31.2 | 55.2 | 31.4 | 117.8 | 126.6 |
(注1) PGFLを含む。
(注2) 日本を除く当社の国際保険事業を指す。
(注3) 償還期限まで保有することが指定されている満期固定証券を除く。信用度は、NAIC又は同等の格付けに基づいている。
(注4) 2024年12月31日現在、631億ドル(61%)が国債又は政府系機関債に投資されていた。
当社の投資ポートフォリオの規模と流動性プロファイルに鑑み、当社は、当社の予想と異なる保険金請求実績(保険契約者による引出し及び解約を含む。)が重大な流動性リスクには当たらないものと考えている。当社のALMプロセスは、予想される投資の満期及び予想される保険金の支払い、並びに当該負債の具体的な内容とリスク・プロファイルを考慮する。予想を上回る保険金請求に応じる必要がある場合、当社は一時的な借入れを行うか、又は予定より早く投資を処分してこれらの請求に応じることがある。その結果、借入コスト又は実現投資利益若しくは損失(金利又は信用スプレッドの変動に起因するものを含む。)が増加する場合がある。保険金の支払い及び予定を前倒しした投資の処分は、財務書類に計上される営業活動、投資活動及び資金調達活動からのキャッシュ・フローのレベルに影響を与える可能性がある。これまでの経験上、当社の投資の予想される満期と保険金の支払の間に大きな差異はなかった。
その他の活動に関連する流動性
個人退職戦略に関連するヘッジ活動
ヘッジを通じて実施される個人退職戦略のALM戦略の一環として、当社は、市況の悪化に関連する特定の資本市場リスクをヘッジするため、上場している、清算される、あるいはその他店頭取引される多様な株式及び金利デリバティブの取引を実施する。個人退職戦略のリスク管理戦略の詳細については、「セグメント別営業成績-米国事業-退職戦略」の項を参照のこと。個人退職戦略のALM戦略における当該機能は、定期的な決済、購入、満期及び終了等に係る支払いといった、当該デリバティブに関連する支払債務を履行するために流動性へのアクセスを必要としている。こうした流動性のニーズは、とりわけ金利、株式市場、死亡率及び保険契約者の行動の変化によって大きく変動することがある。
当社の個人退職戦略のALM戦略におけるヘッジ機能により、(当社が差入側である場合には)取引先に対する、又は(当社が受領側である場合には)取引先からのデリバティブ関連担保の差入れが行われる可能性もある。担保のポジションは、ヘッジされるエクスポージャーの元本額に関連する金利及び株式市場の変動に左右される。市況によっては、当社が差入側である場合に、担保の差入要件により、重大な流動性のニーズが生じる可能性がある。
為替ヘッジ活動
当社は、外国為替レートの変動(とりわけ日本円に関連する変動)に対する潜在的なエクスポージャーに対処するため、様々なヘッジ戦略を採用している。当社の総合的な円ヘッジ戦略は、当社の円建て事業による当社全体のレバレッジ・ニュートラル・ベースの株主資本利益率への相対的な貢献を維持するため、ヘッジレベルを調整する。当社は、主に米ドル建ての保有株式をヘッジするために内部及び外部のヘッジを有している。当該ヘッジは、日本円・米ドルの為替レートの変動に起因する米ドル建て株式をヘッジする米ドル建て投資の市場価値の変動に由来する、円建ての子会社のソルベンシー・マージンのボラティリティも軽減する。
当社のヘッジ戦略の詳細については、「営業成績-外国為替レートの影響」の項を参照のこと。
当該ヘッジ活動の現金決済は、プルデンシャル・ファイナンシャルの子会社と国際子会社又は外部の当事者の間のキャッシュ・フローにつながる。当該キャッシュ・フローは、外国為替レートの変動やヘッジされたエクスポージャーの名目元本額に左右される。例えば、長期にわたる大幅な円安が、正味キャッシュ・インフローにつながる可能性がある。その一方で、大幅な円高が、正味キャッシュ・アウトフローにつながる可能性もある。下表は、以下の期間における、円その他の通貨に関連するヘッジ活動に由来する現金決済額(純額)及び資産又は負債(純額)に関する情報を示したものである。
| 2024年12月31日に 終了した1年間 | 2023年12月31日に 終了した1年間 | |
| 現金決済受領額(支払額): | (単位:百万ドル) | |
| 内部ヘッジ(注1) | 740 | 1,176 |
| 外部ヘッジ(注2) | (162) | (525) |
| 現金決済額合計 | 578 | 651 |
| 2024年12月31日現在 | 2023年12月31日現在 | |
| 資産(負債): | (単位:百万ドル) | |
| 内部ヘッジ(注1) | 968 | 875 |
| 外部ヘッジ(注3) | 341 | 134 |
| 資産(負債)合計(注4) | 1,309 | 1,009 |
(注1) 外国を拠点とする事業体と米国を拠点とする事業体の間の内部取引を指す。表示された金額は、米国を拠点とする事業体からの金額である。
(注2) 2024年12月31日及び2023年12月31日に終了した年度について、それぞれ主にブラジルレアル、チリ・ペソ及び豪ドル建ての非円建て現金決済受領額9百万ドル、並びに主にブラジルレアル、豪ドル及びチリ・ペソ建ての非円建て現金決済支払額37百万ドルが含まれている。
(注3) 2024年12月31日及び2023年12月31日現在における、それぞれ主にブラジルレアル、チリ・ペソ及び豪ドル建ての非円建て資産91百万ドル、並びに主にブラジルレアル、豪ドル及びチリ・ペソ建ての非円建て負債74百万ドルが含まれている。
(注4) 2024年12月31日現在、市場価値(純額)のうち約613百万ドルは2025年度において、260百万ドルは2026年度において、436百万ドルはそれより後の年度において決済される予定である。資産(負債)の市場価値(純額)は、該当する相殺ポジションが存在しない範囲において、市況の変化によって変動する。
PGIM事業
当社の報酬ベースのPGIM事業の主な流動性の源には、資産運用によるキャッシュ・フロー、商業モーゲージのオリジネーション及びサービシング業務、並びに社内外の資金調達ファシリティが含まれる。報酬ベースのPGIM事業に係る流動性の主な使途には、一般管理費、商業モーゲージ貸付事業の促進、シード投資及び共同投資ポートフォリオの資金需要の充足並びにプルデンシャル・ファイナンシャルに対する配当及び資本の回収額が含まれる。報酬ベースのPGIM事業の流動性リスクは、主に当該事業の収益性に関するものであり、それは市況、当社の投資管理成績及び顧客の債務履行状況に影響を受ける。当社は、当社の報酬ベースのPGIM事業からのキャッシュ・フローが、当該事業の現行の流動性需要を充足する上で適切であると考えており、また社内基準により監視されている、合理的に予測可能なストレス・シナリオに基づき生じる可能性のある流動性需要についても対応可能であると考えている。
当社のPGIM事業が保有するシード投資及び共同投資の主な流動性の源は、投資によるキャッシュ・フロー、上記の報酬ベースの事業からのキャッシュ・フロー、プルデンシャル・ファイナンシャル及びプルデンシャル・インシュアランスの完全子会社であるプルデンシャル・ファンディング・エルエルシー(「プルデンシャル・ファンディング」)を含む内部の資金源からの借入れ、並びにPGIMのリミテッド・リコース信用枠を含む外部の資金源である。シード投資及び共同投資に係る流動性の主たる使途には、事業の成長を後押しするための投資、並びに当該投資の資金を調達するための内部及び外部からの借入れに係る利息の支払いが含まれる。主な流動性リスクには、適時の資産売却の失敗、資産価値の下落及びクレジット・デフォルトがある。
流動性の代替源
プルデンシャル・ファイナンシャル及びその子会社の一部は、下記の資産担保付融資に加え、シンジケート、無担保信用枠、ニューヨーク連邦住宅貸付銀行への加盟、ファーマーマックとの間の融資契約、コマーシャル・ペーパー・プログラム及びファシリティ契約の形式による臨時の融資制度を含む、その他の流動性の源も利用することができる。かかる流動性の源の詳細については、連結財務書類の注記18を参照のこと。
資産担保付融資
当社はスプレッド利益の獲得、資金借入、又はトレーディング活動の促進のため、証券貸付融資、コミッテッド及びアンコミッテッドの現先取引レポ並びにモーゲージ・ドル・ロール等を含む資産担保付又はその他の担保付の融資を、当社の保険子会社及びその他の子会社において行っている。これらのプログラムは、主に貸出可能な証券のポートフォリオの保有により、市場における当該証券についての相手方の需要に基づき行われている。これらのプログラムについて受領する担保は、主に当社の保険事業体における短期スプレッド・ポートフォリオにおいて証券を購入するために使用される。短期スプレッド・ポートフォリオで保有される投資には、現金及び現金同等物、短期投資(主に社債)、住宅ローン及び満期固定証券で、かつ短期ポートフォリオによる購入時点の加重平均年数が4年以下であるもの(主にローン担保証券及びその他の仕組証券への投資)が含まれる。変動金利資産は、当社の短期スプレッド・ポートフォリオの大部分を占める。これらの短期ポートフォリオは、具体的な運用方針に従うものとし、当該運用方針は、特に大幅な資産/負債の金利デュレーションのミスマッチを考慮していない。
下表は、それぞれの日付における、資産担保型の、又はその他の担保付の資金調達プログラムに基づく当社の負債をとりまとめたものである。
| 2024年12月31日現在 | 2023年12月31日現在 | ||||||||||
| PFI(クロ ーズド・ブ ロック部門 を除く。) | クローズ ド・ブロッ ク部門 | 連結 | PFI(クロ ーズド・ブ ロック部門 を除く。) | クローズ ド・ブロッ ク部門 | 連結 | ||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||
| 買戻条件付売却有価証券 | 4,779 | 2,017 | 6,796 | 3,803 | 2,253 | 6,056 | |||||
| 貸付証券の担保金 | 8,315 | 1,306 | 9,621 | 5,173 | 1,304 | 6,477 | |||||
| 売却されたが買い戻されていない証券 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||
| 合計(注1、2) | 13,094 | 3,323 | 16,417 | 8,976 | 3,557 | 12,533 | |||||
| 上記の証券のうち、翌日に当社に返却され、かつ即時に担保金を返済する必要のある証券 | 12,325 | 3,220 | 15,545 | 8,217 | 3,457 | 11,674 | |||||
| 加重平均満期(単位:日)(注3) | 5 | 4 | 8 | 4 | |||||||
(注1) 2024年12月31日及び2023年12月31日に終了した年度における1日平均残高は、PFI(クローズド・ブロック部門を除く。)については、それぞれ11,196百万ドルと8,993百万ドルであり、クローズド・ブロック部門については、それぞれ3,671百万ドルと3,178百万ドルであった。
(注2) PGIMの商業モーゲージ組成業務に係る外部の資金調達ファシリティの利用を含む。
(注3) 翌日に当社に返却される証券を除く。
2024年12月31日現在、当社の米国内保険事業体は、資産担保型又はその他の担保付きの融資プログラムに適格である資産973億ドルを有しており、うち159億ドルは貸し出されていた。当社は、2024年12月31日現在の市況と未払融資残高を考慮すると、残りの適格資産のうち約136億ドルは貸出可能であると考えている(PFI(クローズド・ブロック部門を除く。)に関連する約109億ドルを含む。)。そのうち46億ドルが特定の分離勘定に関連するものであり、その利用は、当該勘定に関連する資金調達活動のみに限定されており、残りの27億ドルは、クローズド・ブロック部門に関連するものであった。
資金調達
2024年12月31日現在、当社の短期借入債務及び長期借入債務の合計は、連結ベースで、2023年12月31日から6億ドル増となる201億ドルであった。下表は、それぞれの日付現在の当社の連結借入金の合計をまとめたものである。当社は随時、一般市場における購入、個別に交渉した取引等を通じて、当社の発行済債務証券の償還又は買戻しを行うことができる。かかる行為は、実勢的な市況、当社の流動性ポジション及びその他の要素に左右される。
| 2024年12月31日現在 | 2023年12月31日現在 | ||||||||||
| プルデン シャル・ ファイナ ンシャル | 子会社 | 連結 | プルデン シャル・ ファイナ ンシャル | 子会社 | 連結 | ||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||
| 一般財源短期借入債務: | |||||||||||
| コマーシャル・ペーパー | 25 | 496 | 521 | 25 | 510 | 535 | |||||
| 一年以内返済予定長期 借入債務 | 0 | 347 | 347 | 0 | 0 | 0 | |||||
| 小計 | 25 | 843 | 868 | 25 | 510 | 535 | |||||
| 一般財源長期借入債務: | |||||||||||
| 優先債 | 10,245 | 0 | 10,245 | 10,112 | 0 | 10,112 | |||||
| 下位劣後債(注1) | 8,548 | 39 | 8,587 | 8,050 | 44 | 8,094 | |||||
| サープラスノート(注2) | 0 | 0 | 0 | 0 | 346 | 346 | |||||
| 小計 | 18,793 | 39 | 18,832 | 18,162 | 390 | 18,552 | |||||
| 一般財源借入債務合計 | 18,818 | 882 | 19,700 | 18,187 | 900 | 19,087 | |||||
| リミテッド・リコース 及びノン・リコース借入債務(注3) | |||||||||||
| 短期借入債務 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||
| 一年以内返済予定長期 借入債務 | 0 | 85 | 85 | 0 | 83 | 83 | |||||
| 長期借入債務 | 0 | 355 | 355 | 0 | 330 | 330 | |||||
| 小計 | 0 | 440 | 440 | 0 | 413 | 413 | |||||
| 借入債務合計 | 18,818 | 1,322 | 20,140 | 18,187 | 1,313 | 19,500 | |||||
(注1) 2024年12月31日及び2023年12月31日現在、営業債務に分類されるハイブリッド証券がそれぞれ1,000百万ドル及び0ドル含まれている。
(注2) 2024年12月31日及び2023年12月31日現在で、それぞれ14,748百万ドルと12,370百万ドルであった相殺手続の対象となる資産を控除後の金額。金額には、2024年3月にサマセット・リーに出再された保険契約に係るガイドラインAXXX準備金の調達に利用された信用連動債制度が含まれる。
(注3) リミテッド・リコース借入債務及びノン・リコース借入債務は、主に不動産投資資産に対してのみ償還請求される当社の子会社の2024年12月31日及び2023年12月31日現在のモーゲージ・デットそれぞれ185百万ドル及び157百万ドル、並びに2024年12月31日及び2023年12月31日現在における当社が差し入れた担保に対してのみ償還請求される信用枠からの引出額いずれも255百万ドルを表している。
2024年12月31日及び2023年12月31日現在、当社は、上記の表に示す借入れについて、すべての借入契約条項を遵守していた。当社の短期及び長期の借入債務の詳細については、連結財務書類の注記18を参照のこと。
当社は、手取金の使途に応じて、借入金を資本債務及び営業債務に分類する。資本債務は、当社の事業の資金需要を充足するために使用される債務であり、2024年12月31日及び2023年12月31日現在、それぞれ138億ドル及び130億ドルであった。営業債務は、2024年12月31日及び2023年12月31日現在、それぞれ59億ドル及び61億ドルであり、特定の目的(PGIM及びAIQに関連する業務を含むことがある。)の事業資金の調達に利用される。営業債務はまた、特定の投資資産ポートフォリオに係る資金を調達するために発行された債券から構成され、当該ポートフォリオからの手取金によって当該債務が弁済される。具体的には、当該債務には、以下において述べる規則XXX及びガイドラインAXXXに基づく準備金に対応するための資産、並びに機関投資家及び保険会社のポートフォリオのキャッシュ・フローのタイミングのずれの補完に係る資金調達が含まれる。
プルデンシャル・ファイナンシャルの借入金
長期の借入れは、主にプルデンシャル・ファイナンシャルによって行われる。プルデンシャル・ファイナンシャルは、同社の資本及びその他の資金のニーズ、並びにその子会社の資本及びその他の資金のニーズを充足するために当該借入れを行う。プルデンシャル・ファイナンシャルは、SECに一括登録届出書を提出しており、これにより公募債、株式及びハイブリッド証券の発行が認可されている。SEC規則に基づく「著名適格発行者」であるプルデンシャル・ファイナンシャルの一括登録届出書においては、提出時の自動的な効力発生が規定されているが、発行可能額は規定されていない。
プルデンシャル・ファイナンシャルの借入金は、主に10億ドルの下位劣後債の発行及び135百万ドルのリテール・ノートの発行によって2023年12月31日から6億ドル増加したが、500百万ドルの債務償還により相殺された。2024年3月、当社は、元本総額10億ドル、金利6.50%、2054年3月満期の下位劣後債を発行した。2024年3月、当社は、元本総額500百万ドル、金利5.20%、2044年満期の下位劣後債を全額償還した。長期借入債務の詳細については、連結財務書類の注記18を参照のこと。
子会社の借入金
子会社の借入れは、主にプルデンシャル・ファンディングのコマーシャル・ペーパーによる借入れ、資産担保付きの資金調達及び不動産投資による資金調達から成る。当社の子会社の借入金は、2023年12月31日から9百万ドル増加した。
定期生命保険及びユニバーサル生命保険の準備金の調達
プリンシプル・ベースの責任準備金評価の実施前に引き受けられた契約について、規則XXX及びガイドラインAXXXにより、米国の生命保険会社は、長期保険料保証の付された定期生命保険及びユニバーサル生命保険契約について、同様の保証の付されたその他の個人生命保険契約と同様の法定準備金の設定を義務づけられている。市場参加者の多くは、やや不利な経験に対する支払能力の維持のために合理的に必要な水準に照らして、かかる準備金の水準が過剰であると考えている。法定準備金とやや不利な経験に対する支払能力維持のために必要な金額の差額は、法定準備金における非経済的な部分とみなされる。
当社は、規則XXX及びガイドラインAXXXに基づき当社の米国内生命保険子会社が維持を求められる法定準備金のうち当社が非経済的であると考える部分を調達する目的で、キャプティブ再保険子会社を利用している。資金調達には、定期生命保険及びユニバーサル生命保険契約の当社のキャプティブ再保険会社への出再保険、並びに当該キャプティブ再保険会社によるサープラスノート(法定上の資本とみなされる。)の発行が含まれる。当該サープラスノートは、保険契約者に対する債務に劣後し、当該サープラスノートの元本及び利息の返済は、保険規制機関の事前の承認がある場合にのみ行うことができる。
当社は外部の取引先との間で、信用連動債の受領と引き換えに当社のキャプティブ再保険子会社によるサープラスノートを発行する契約を締結している(「信用連動債制度」)。当該契約に基づき、キャプティブ再保険会社は、サープラスノートと引き換えに、当社の特別目的関連会社が発行する一又は複数の信用連動債を、発行されたサープラスノートの元本総額と等しい額だけ受領する。キャプティブ再保険会社は、規則XXX又はガイドラインAXXX(場合による。)に基づく非経済的な準備金に対応する資産として当該信用連動債を保有する。キャプティブ再保険会社は、発行済信用連動債の元本金額について、キャプティブ再保険会社に影響を与える特定の流動性ストレス事由が発生した際、当該事由の治癒に必要な金額を現金により償還することができる。当該契約に従って、外部の取引先は、手数料の受領と引き換えに信用連動債に基づく支払いの資金を調達することに同意している。これまで、信用連動債に基づく支払いは必要となっていない。当該取引について、有効な相殺権が存在しているため、サープラスノート及び信用連動債制度の利息及び元本の支払いは、純額ベースで決済され、サープラスノートは、当社の連結借入金合計額に純額ベースで反映されている。サマセット・リー及びウィルトン・リーとの再保険取引の結果、当社の残りの保険契約について、ガイドラインAXXXに対応する信用連動債制度が削減された。11月、内部のキャプティブ再保険の一連の取決めを再編し、その結果、規則XXXに対応する信用連動債制度が統合された。
2024年12月31日現在、当社は、発行限度額が8,000百万ドルの信用連動債制度を有しており、うち7,560百万ドルが発行されていた(2023年12月31日時点の発行限度額は15,700百万ドルであり、うち13,820百万ドルが発行されていた。)
下表は、2024年12月31日現在の当社の信用連動債制度の構成を純額ベースで要約したものである。
| サープラスノート | 2024年 12月31日 現在の発行済 証券数 | ||||||
| 信用連動債制度: | 当初発行日 | 満期日 | 融資枠の規模 | ||||
| (単位:百万ドル) | |||||||
| XXX | 2024 | 2044 | 7,560 | 8,000 | |||
(注1) 2024年3月にサマセット・リーに出再された保険契約に係るガイドラインAXXXの準備金を調達するために使用された信用連動債制度は含まれていない。詳細については、連結財務書類の注記15を参照のこと。
2024年12月31日現在、当社が規則XXXに基づく非経済的な準備金を調達する目的で発行した、総額200百万ドルの債券も流通している。さらに、2024年12月31日現在、ガイドラインAXXXに基づく非経済的な準備金を調達する目的で、一社のキャプティブ再保険会社が関連会社に対して発行した、3,982百万ドルのサープラスノートが流通している。
当社は、2020年1月1日までに、プリンシプル・ベースの責任準備金の採用にあたっての要件に関連して、個人生命保険商品を強化した。強化されたこれらの商品の価格は、現在、準備金の調達を要することなくプリンシプル・ベースの法定準備金の水準が維持されるように設定されている。
オフバランスシート・アレンジメント
オフバランスシート・アレンジメントについては連結財務書類の注記18を、その他の債務については連結財務書類の注記25を参照のこと。
当社は、非連結事業体に移転された資産における留保若しくは偶発持分、又は非連結事業体、若しくは信用・流動性・市場リスクをサポートするその他の類似の取引、手続、取引関係に対する変動持分で、かつ合理的にみて当社の財務状況、財務状況の変動、収益若しくは費用、営業成績、流動性、資本支出、資本源へのアクセス若しくはその要件に重大な影響を与えると考えられる持分は有していない。さらに、当社は、契約によって業務を当社による関連資産の移転又は入手を促進する業務に限定されている非連結事業体との関係も有していない。
格付け
財務力格付(場合により、「保険金支払能力」格付ともいう。)及び信用格付は、保険会社に対する一般の人々の信頼及び商品販売における競争力に影響を及ぼす重要な要素である。当社の信用格付は、債券発行による増資能力及び資金調達費用にとっても重要なものである。米国において広く認知された格付機関(Nationally Recognized Statistical Ratings Organizations)は、当該機関が格付けする事業体(プルデンシャル・ファイナンシャル及び格付対象となる子会社等を含む。)の業績及び財務状態を継続的に検証している。
プルデンシャル・ファイナンシャル又はその格付対象子会社の信用格付又は財務力格付の低下は、とりわけ当社の商品販売能力に制約を与え、当社の競争力を低下させ、保険契約の解約及び引出数の件数及び金額を増大させ、当社の借入費用を増大させ、資金の借入れを困難なものとし、信用状等の財務保証の獲得に悪影響を及ぼし、一定の契約について追加の担保条件やその他の支払義務を発生させる可能性がある。その結果、取引業者がデリバティブ契約を解除する、及び/又は債権者、代理店若しくは取引同業者との関係が悪化するおそれがある。これにより、当社の収益性、流動性及び/又は資本が悪影響を被る可能性もある。さらに、当社は当社の負債の公正価値を決定する際、当社自身の不履行リスクを考慮している。そのため、当社の信用格付又は財務力格付の変更は、当社の負債の公正価値に影響を与える可能性がある。
財務力格付とは、保険会社が保険契約に基づく債務を履行する財務的能力に関する格付機関の評価を表すものである。信用格付とは、事業体の債務履行能力に関する格付機関の評価を表すものである。下表は、プルデンシャル・ファイナンシャル及びその子会社の一部の本書提出日現在の格付けをとりまとめたものである。
| AM ベスト (注1) | S&P (注2) | ムーディ ーズ (注3) | フィッチ (注4) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最終評価日 | 2025年 1月17日 | 2024年 11月24日 | 2024年 6月12日 | 2024年 10月18日 | ||||
| 現在のアウトルック | 安定的 | 安定的 | 安定的 | 安定的 | ||||
| 財務力格付: | ||||||||
| ザ・プルデンシャル・インシュアランス・カンパニー・オブ・アメリカ | A+ | AA- | Aa3 | AA- | ||||
| プルコ・ライフ・インシュアランス・カンパニー | A+ | AA- | Aa3 | AA- | ||||
| プルコ・ライフ・インシュアランス・カンパニー・オブ・ ニュージャージー | A+ | AA- | NR* | AA- | ||||
| プルデンシャル生命保険株式会社(プルデンシャル生命) | NR | A+ | NR | NR | ||||
| ジブラルタ生命保険株式会社 | NR | A+ | NR | NR | ||||
| プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社 | NR | A+ | NR | NR | ||||
| 信用格付: | ||||||||
| プルデンシャル・ファイナンシャル・インク: | ||||||||
| 短期借入 | AMB-1 | A-1 | P-2 | F1 | ||||
| 長期優先債務 | a- | A | A3 | A- | ||||
| 長期下位劣後債務 | bbb | BBB+ | Baa1 | BBB | ||||
| ザ・プルデンシャル・インシュアランス・カンパニー・オブ・アメリカ: | ||||||||
| 資本及びサープラスノート | a | A | A2 | A | ||||
| プルデンシャル・ファンディング・エルエルシー: | ||||||||
| 短期債務 | AMB-1 | A-1+ | P-1 | F1+ | ||||
| 長期優先債務 | a+ | AA- | (P)A1 | NR | ||||
| プリコア・グローバル・ファンディングI: | ||||||||
| 長期優先債務 | aa- | AA- | Aa3 | AA- |
* 「NR」は、「格付けなし」を意味する。
(注1) AMベスト・カンパニー(「AMベスト」)の保険会社に対する財務力格付は、「A++(優秀)」から「D(不十分)」までである。「A+」は、13の格付分類のうち、上から2番目の格付けにあたる。AMベストの長期信用格付は、「aaa(優秀)」から「c(不十分)」までである。AMベストの短期信用格付は、短期負債を返済する能力が最も高い「AMB-1+」から「AMB-4(疑義あり)」までがある。
(注2) スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービシズ(「S&P」)の保険会社の財務力格付は、「AAA(非常に強い)」から「D(債務不履行)」までとなっている。「AA-」は、22の格付分類のうち、上から4番目の格付けにあたる。S&Pの長期債発行の信用格付は、「AAA(非常に強い)」から「D(債務不履行)」までである。S&Pの短期信用格付は、「A-1(非常に強い)」から「D(債務不履行)」までである。
(注3) ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(「ムーディーズ」)の保険財務力格付は、「Aaa(最優良)」から「C(最低)」までである。「Aa3」は、21の格付分類のうち、上から4番目の格付けにあたる。同一グループ内のランキングを示すために、最高を1、最低を3とした数字が付されることもある。これらの表示は、同一区分内での相対的な能力を示すために用いられる。ムーディーズの長期信用格付は、「Aaa(最高級)」から「C(債務不履行)」までである。ムーディーズの短期格付は、短期債務の履行において優れた能力を表す「プライム1(P-1)」から、かかる債務の履行に対する一応の能力を表す「プライム3 (P-3)」まである。「プライムなし」発行者とは、プライム格付のいずれのカテゴリーにも該当しない発行者を意味する。
(注4) フィッチ・レーティング・インク(「フィッチ」)の財務力格付は、「AAA(非常に強い)」から「C(行き詰まっている)」までである。「AA-」は、21の格付分類のうち、上から4番目の格付けにあたる。フィッチの長期信用格付は、財務コミットメントのタイムリーな履行能力が極めて強いことを表す「AAA(最高の信用度)」から「D(債務不履行)」までである。短期格付は、「F1+(最高の信用度)」から「D(債務不履行)」までである。
上記の格付けは、各格付機関の現在の評価を反映するものである。各格付けは、他の格付けから独立して評価されねばならない。当該格付けは、株主に向けられたものではなく、普通株式の安全性及び確実性の評価を反映するものではない。これらの格付けは定期的に見直され、格付機関により随時変更される可能性がある。その結果、利害関係者に対して当社が将来においても現行の格付けを維持できると保証することはできない。
格付機関は、業界及び個々の企業に対して「アウトルック」を用いている。業界について、安定的なアウトルックとは、一般的に、格付機関が今後12ヶ月から18ヶ月の間、当該業界の企業においては格付けに変更がないことを見込んでいることを示している。AMベスト、S&P及びムーディーズは、現在、米国の生命保険業界の格付けのアウトルックを「安定的」としている一方、フィッチは2024年12月、同業界のアウトルックを「改善中」から「中立的」に修正した。
特定の企業について、アウトルックは一般的に、中期的又は長期的(通常6ヶ月から2年)な基本的な信用の動向を示し、こういった状況が継続する場合、格付変更につながることがあることを示唆する。これらの指標は、必ずしも格付変更を予告するものではないが、格付機関が予告なしに随時格付を変更する可能性を排除するものでもない。AMベスト、フィッチ、S&P及びムーディーズは、現在、当社の格付けのアウトルックを「安定的」としている。
格付けの引下げによるデリバティブ契約を含む特定の契約における担保の差入れ又はその他の支払いに係る要件は、当該契約の条件に基づき、現金又は子会社が保有する適格な証券を差し入れることにより、これを履行することができる。さらに、当社の米国内生命保険会社に対するAMベストの格付けが「A-」に引き下げられた場合、プルデンシャル・インシュアランスは、オールステートから取得した変額年金事業に関連する法定準備金のレベルに基づき、担保の差入れ又は約9億ドルの信用状の提出を求められる可能性がある。当社は、かかる担保の差入れがプルデンシャル・インシュアランスにとっての重大な流動性事由にはあたらないと考えている。
プルデンシャル・ファイナンシャル・インク
連結財務書類の注記
1. 業務および表示の基準
プルデンシャル・ファイナンシャル・インク(以下「プルデンシャル・ファイナンシャル」)およびその子会社(以下「プルデンシャル」または「当社」と総称)は、米国全土およびその他の多くの国々で、広範な保険業務、投資運用業務およびその他の金融商品や金融サービスを個人および法人顧客を対象に提供している。主な取扱商品およびサービスとしては、生命保険、年金保険、退職金ソリューション、投資信託および資産運用業務がある。
当社の主たる業務は、PGIM(当社のグローバル投資運用事業)、米国事業(退職戦略、団体保険、個人生命保険で構成される)、国際事業、クローズド・ブロック部門ならびに当社の「全社およびその他」業務で構成される。クローズド・ブロック部門は、「全社およびその他」業務に含まれる撤退事業およびラン・オフ事業とは別途に報告される撤退事業として会計処理される。撤退およびラン・オフ事業は、売却もしくは撤退またはその予定の事業で構成され、U.S.GAAPの下では「非継続事業」の会計処理適格ではない段階的撤退の状況に分類された事業を含む。当社の「全社およびその他」の業務には、事業セグメントには配賦されない全社的項目および取組み、ならびに上記の撤退およびラン・オフ事業が含まれる。
当社は、2023年9月に、当社の「全社およびその他」の業務を通じて、約200百万ドルを出資し、バミューダに本拠を置く認可を受けた生命保険および年金再保険会社であるプリズミック・ライフ・リインシュアランス・リミテッド(以下「プリズミック再保険」という)の発行済み株式の全数を所有する、バミューダの特例リミテッド・パートナーシップであるプリズミック・ライフ・ホールディング・カンパニー・エル・ピー(以下「プリズミック・ホールディング」という)の資本持分20%を、リミテッド・パートナーとして取得した。本投資は持分法で会計処理されているため、プリズミック・ホールディングおよびプリズミック再保険は関連当事者に該当する関連当事者取引に関する追加の情報については注記24を参照。2023年第4四半期以降、「全社およびその他」の業務の営業成績は、プリズミック・ホールディングにおける利益に占める当社持分を1四半期の遅れで反映している。2023年9月に実施されるプリズミック再保険との最初の再保険取引については、注記15を参照。
継続的な改善プロセスの一環として、当社は、経営体制を簡素化し、従業員がより迅速な意思決定プロセスを行えるよう権限を与え、テクノロジーとデータ基盤に投資することにより、無駄がなく機動的な企業を目指して取り組んでいる。その一環として、当社は機構改革を実施し、2023年第4四半期に「全社およびその他」の業務におけるリストラにかかる費用として、200百万ドルを「一般管理費」に計上した。当社は、これらの継続的な取り組みによって業務が効率化され、能力の育成、さらなる効率化の実現、競争力の強化、将来の成長の促進のための再投資する能力が得られることを期待している。
表示の基準
当連結財務諸表は、米国において一般に公正妥当と認められている会計原則(以下「U.S.GAAP)に準拠して作成されている。当連結財務書類には、プルデンシャル・ファイナンシャル、当社が支配力を行使する事業体(当社の過半数支配子会社および当社がゼネラル・パートナーを務めるリミテッド・パートナーシップ等の当社が少数株主である法人を含む)、ならびに当社が主たる受益者であるとみなされる変動持分事業体(以下「VIE」)の財務書類が含まれている。当社の連結変動持分事業体の詳細は、注記4を参照のこと。会社間の残高および取引は相殺消去している。
見積の利用
U.S. GAAPに準拠した財務書類の作成では、決算日現在の資産・負債の報告金額および偶発資産・偶発債務の開示ならびに当期中の収益および費用の報告金額に影響を及ぼす見積りおよび仮定を経営者が行うことが求められている。実際の結果は、これらの見積値と異なることがある。
最も重要な見積りとしては、責任準備金、一定のユニバーサル生命保険および年金商品の指数連動特約に伴う組込デリバティブ商品の公正価値に関連する保険契約者預り金勘定、市場リスクを伴う給付、営業権および関連する減損の測定、投資の評価(デリバティブを含む)、貸倒引当金の測定および一時的でない減損(以下「OTTI」)の認識、年金およびその他の退職後給付、法人所得税に対する引当および繰延税金資産の評価、ならびに偶発債務の発生分(未決着の訴訟および規制案件に関連する見積額を含む)の算定時に用いられる見積り、などがある。
既発行の財務書類の修正
当社は、当年度の表示に適合するように過年度における特定の金額を組み替え、また、以下を含むその他の修正を計上した。
2024年第4四半期に、退職戦略セグメントの指数連動変額年金保険商品および定額年金保険商品について、2024年第1四半期から3四半期および2023年の各四半期において、セグメントの業績評価指標である調整後営業利益の適用に重要性のない誤謬があり、過大計上されていることが判明した。当社は自主的に該当期間について過去の調整後営業利益を修正し、その結果、税引前調整後営業利益が2024年9月30日に終了した9か月間について149百万ドル(未監査)、2023年12月31日に終了した事業年度について55百万ドル、それぞれ減少した。これらの修正は、GAAPに準拠して決定された何れの期間の当期純利益(損失)についても影響を及ぼさなかった。調整後営業利益に関する追加の情報は注記23を参照。
当社は、主にPGIMが運用する連結対象ファンドに関連して、当社の支配が及ばず保有者の選択により償還が行われる特定の非支配持分について、前期の表示を修正した。これらの非支配持分は、従来「非支配持分」として報告されていたが、現在は「メザニン持分」としての表示に訂正されており、その総額は、2023年、2022年および2021年12月31日現在、それぞれ1,153百万ドル、614百万ドルおよび339百万ドルであった。2023年12月31日現在の修正後のメザニン持分残高1,766百万ドルには、その他の重要性のない調整も含まれている。
事業の売却
個人年金保険の伝統的変額年金事業ブロックの一部であるプルデンシャル・アニュイティーズ・ライフ・アシュアランス・コーポレーション
2022年4月1日、当社は保有する伝統的変額年金事業ブロックの一部で、完全所有子会社であるプルデンシャル・アニュイティーズ・ライフ・アシュアランス・コーポレーション(以下「PALAC」)の持分のフォーティテュード・グループ・ホールディングス・エルエルシー(以下「フォーティテュード」)への売却を完了した。PALACブロックは主に2011年より前に発行されたニューヨーク以外の生前給付保証を伴った伝統的変額年金で構成され、案件完了時点のプルデンシャルの保有個人年金口座総額の約30十億ドルを占めていた。当社は、共同保険協約および修正共同保険協約を通じて、PALACが発行する特定の変額年金保険商品、指数連動年金保険および終身引出保証機能付きの定額年金の経済性を保持している。
当社は、「その他の収入」で2022年に1,448百万ドルの税引前売却益を計上しており、退職戦略セグメントの調整後営業利益に含まれている。
総合退職金事業
2022年4月1日、当社は当社の総合退職金事業のグレート・ウェスト・ライフ・アンド・アニュイティ・インシュアランス・カンパニー(以下「グレート・ウェスト」)への売却を主に以下の組合わせを通して完了した。(i)プルデンシャル・リタイアメント・インシュアランス・アンド・アニュイティ・カンパニー(以下「PRIAC」)を含む特定の法人の全発行済資本持分の売却、(ii)再保険を通じての特定の保険契約の譲渡、および(iii)特定の対象範囲内の契約および証券口座の売却、移転および/または更改。
当社は、2022年に650百万ドルの税引前売却益を認識しており、その内訳は(i)「その他収益」に計上された850百万ドル、(ii)特定の出再の一環としてグレート・ウェストへ転嫁された資産に関連して「実現投資利益(損失)、純額」に計上された150百万ドルの実現損失、(iii)連結損益計算書の「一般管理費」に計上された間接費および諸費用50百万ドルである。これらの金額は、取引契約の条件に従い、一定の決算後調整を反映したものである。純利益は調整後営業利益から除外され、全社およびその他の業務の一部として撤退事業において報告された。また、当社は2022年にグレート・ウェストへの出再による特定の保険契約の譲渡に対して、決算後の調整分を含む約400百万ドルの繰延利益を計上した。この繰延出再利益は、譲渡された保険契約の期間にわたって収益として認識される。
2022年に計上された売却益を除くと、総合退職金事業の2022年12月31日に終了した事業年度の税引前利益/(損失)は、(220)百万ドルであった。この金額からは、当社の「全社およびその他」の業務に残された間接費用の影響は除外されており、これらの金額はグレート・ウェストに転嫁されることはない。
2. 重要な会計方針および会計基準
資産の部
売却可能満期固定証券、公正価値(AFS負債証券)には、公正価値で計上される長期債券、短中期債券および償還可能優先株式が含まれる。公正価値の決定に関する追加の情報は注記6を参照。満期固定証券の購入原価は、満期または該当する場合は繰上償還日までのプレミアムの償却額およびディスカウントの増価額で修正される。
公正価値が償却原価を下回っているAFS負債証券は、当該証券の償却原価ベースが回収可能かどうかを判定するために、四半期ごとにレビューされる。モーゲージ証券および資産担保証券に関しては、当該証券について、償却原価が予想将来キャッシュ・フローの正味現在価値(以下「正味現在価値」)を上回る範囲で貸倒引当金として信用減損が認識され、実現投資利益(損失)、純額に計上される。
他のすべてのAFS負債証券に関しては、下落幅、価額の下落の理由(例えば、信用事由、通貨または一般的な信用スプレッドの拡大を含む金利関連)、発行体の財務状況を含むがこれらには限定されない定性的要因がまず考慮される。これらの定性的要因の分析の結果として、当該証券について減損処理が必要とされた場合、償却原価が予想将来キャッシュ・フローの正味現在価値(「正味現在価値」)を上回る範囲で貸倒引当金として信用減損が認識され、実現投資利益(損失)、純額に計上される。
計上される信用減損は、各証券の償却原価と公正価値の差額を超えることはできない。信用減損の測定に使用する正味現在価値は、将来の予想キャッシュ・フローの最善の見積りを、当該AFS負債証券の取得日現在の計算上の実効金利を用いて割引くことにより計算される。償却原価の全部または一部が回収不能とみなされた場合には、AFS負債証券の償却原価ベースを引き下げ、引当金を貸借対照表から除去する。AFS債券の公正価値の変動額のうち、貸倒引当金として計上されていない金額は、その他の包括利益(損失)(以下「OCI」)に計上される。
AFS負債証券の公正価値が償却原価を下回り、当社が当該AFS負債証券を売却する意図を有している場合、または予測される回復前に当社が当該AFS負債証券を売却することが必要となる可能性の方が必要とならない可能性よりも高い場合、当該AFS負債証券の償却原価ベースは公正価値まで減額され、以前に認識した引当金は戻入される。この評価減は、「実現投資利益(損失)、純額」に計上される。
プレミアムの償却額およびディスカウントの増価額を含む利息収入は、実効金利法を用いて「純投資収益」に含まれる。また、期限前償還プレミアムも「純投資収益」に含まれる。
高格付(AA格以上)のAFS負債証券であるモーゲージ証券および資産担保証券については、当該証券の償却原価および実効利回りは、必要に応じて過去の期限前償還実績および将来の期限前償還予想の変更を反映して修正される。償却原価の修正は遡及法に基づき、「純投資収益」の損益に計上される。
AAを下回る格付けのAFS負債証券であるモーゲージ証券および資産担保証券については、実効利回りは、投資が信用の悪化した状態で購入されたあるいはそれぞれの証券について現在引当金が計上されていない限り、見積キャッシュ・フローの時期と金額の変化に応じて将来的に調整される。投資に減損が生じた場合、予想されるキャッシュ・フローの時期および金額の変動は、利回りの調整ではなく信用減損として計上される。資産が信用の悪化した状態で購入された(または以前に減損が生じた)場合、引当金をゼロまで減額した後にキャッシュ・フローに好ましい変化があれば、実効利回りが調整される。
AFS負債証券であるモーゲージ証券および資産担保証券に関するキャッシュ・フローの見積りは、特定の証券の担保となっている資産の、一般に認められている第三者機関のデータまたは社内の見積りに基づく金利および期限前償還の仮定を含む支払条件を考慮する。見積キャッシュ・フローは、金利および期限前償還に関する仮定に加えて、デフォルト率および回収率(担保資産の種類と所在地によりばらつきがある)、ならびに当該有価証券のビンテージ・イヤーなど、原担保に関するその他の仮定を含んでいる。これらの仮定は、収益認識、OCIにおける未実現利益および損失、ならびに損益で認識される減損の金額に重要な影響を与える可能性がある。各証券の支払優先度も考慮される。他のすべてのAFS負債証券については、見積キャッシュ・フローは、デフォルトの確率ならびにデフォルト時における回収の時期および金額に関する見積りによって決定される。当社は、産業アナリストの調査報告および予想、セクター信用格付、ならびに当該有価証券の一般的支払条件および当該発行体の資本構成における当該有価証券のポジションなど、有価証券の回収可能性に関するその他の適切な情報を含む市場で観察可能なデータに加え、過去の経験に基づいた情報を使用してこのような見積りを算出している。
「満期保有目的満期固定証券、償却原価」(以下「HTM負債証券」)は、当社が積極的に満期まで保有する意思と能力の両方を持ち、現在予想損失(以下「CECL」)引当金控除後の償却原価で計上される長期債券が含まれる。HTM負債証券の利息収入は、AFS負債証券の利息収入と同じ方法で計算される。当社は、2023年第3四半期に、HTM負債証券ポートフォリオの一部を保有する意向を変更し、再保険取引の一部として償還することにした。その結果、2023年9月30日より、HTM負債証券ポートフォリオ全体をAFS負債証券に組替えし、公正価値で計上している。
当該組替より前は、HTM負債証券の信用減損はCECL引当金を通じて計上していた。CECL引当金は、一般的に、セクター、信用の質および残存期間に応じたデフォルト確率およびデフォルト時損失の仮定に基づいて決定された。引当金の増減は「実現投資利益(損失)、純額」に計上された。償却原価の全部または一部が回収不能とみなされた場合には、当該証券の償却原価ベースを引き下げ、回収不能部分についての引当金を貸借対照表から除去した。
CECL引当金は、資産の残存期間にわたる予想信用損失に関する当社の最善の見積もりを表している。引当金の算定では、過去の貸倒実績、現在の状況、合理的かつ裏付け可能な予測が考慮される。引当金は、各HTM負債証券について個別に計算された。
CECLモデルへの主要なインプットには、未払元本残高、信用格付、年間予想損失要因、期限前償還を考慮して調整された平均残存期間、現在および過去の金利の仮定、ならびに現在の景気循環の段階および将来の経済状況に関する当社の見解に影響を及ぼすその他の要因が含まれる。主観的な検討事項には、過去の損失実績が現在の市場状況を表しているかどうかのレビュー、および信用サイクルに関する当社の見解が含まれる。モデルの仮定および要素は適宜見直しが行われ、更新される。
満期固定証券、売買目的有価証券、公正価値(「売買目的の負債証券」)は、デリバティブとみなされる機能を組み込んだ満期固定証券、および連結変動持分事業体の中に含まれる資産など、公正価値で計上される負債証券を含む。公正価値の決定に関する追加の情報は注記6を参照。これらの投資に係る実現損益および未実現損益は、「その他収益(損失)」に計上され、これらの投資からの利息収入は「純投資利益」に計上される。
経験料率契約者保険負債に対応する資産、公正価値は、投資結果が最終的に契約加入者に生じると予想される経験料率の一定の商品に対応し、満期固定有価証券、持分証券、短期投資および現金同等物で構成される投資資産を含んでいる。これらの投資に係る実現損益および未実現損益は、「その他収益(損失)」の中で報告される。これらの投資からの利息収入および受取配当金は「純投資利益」の中で報告される。
持分証券、公正価値は、公正価値で計上される普通株式、投資信託受益証券および非償還優先株式で構成される。これらの投資に係る実現損益および未実現損益は、「その他収益(損失)」に計上され、受取配当金は配当落ち日付けで「純投資利益」に計上される。
商業モーゲージおよびその他の貸付は、商業モーゲージ・ローン、農業不動産貸付、ならびに一部のその他担保付および無担保の貸付で構成されている。無担保貸付は、当社の国際保険業務が保有するリバース・デュアル・カレンシー・ローンおよび法人貸付が主体である。
投資目的で組成し保有する商業モーゲージおよびその他の貸付は、一般的に、未返済元本残高から未償却繰延貸付組成手数料・費用とCECL引当金を差し引いた値で評価される。特定のオフバランスの信用エクスポージャー(例えば、サービシングを提供したモーゲージ・ローンの補償、および当社が無条件で約定を取り消すことができない一部の未実行のモーゲージ・ローン・コミットメント)もCECL引当金の対象となる。追加の情報は注記25を参照。当社は、当社の商業モーゲージ業務に由来する特定の商業モーゲージ・ローンに関して公正価値オプションを選択した場合には、当該ローンの公正価値を簿価としている。売却目的で保有するローンの簿価は、当社が公正価値オプションを選択しなかった場合には低価法または公正価値で決定される。事業の買収などに伴い取得した商業モーゲージおよびその他の貸付は、未返済元本残高に対するプレミアムおよびディスカウントを反映した買取時の公正価値で計上されている。利息収入ならびに関連するプレミアムおよびディスカウントの償却額は、実効金利法を用いて「純投資収益」に含まれる。また、期限前償還手数料も「純投資収益」に含まれる。
CECL引当金は、資産またはオフバランスシートの信用エクスポージャーの残存期間にわたる予想信用損失に関する当社の最善の見積もりを表している。引当金の算定では、過去の貸倒実績、現在の状況、合理的かつ裏付け可能な予測が考慮される。引当金は、商業モーゲージ・ローン、農業モーゲージ・ローンならびに、その他の有担保および無担保貸付に分けて計算される。商業モーゲージ・ローンおよび農業モーゲージ・ローンについては、引当金は、類似したリスク特性を共有するローンをプールする、社内で開発されたCECLモデルを使用して計算される。プールを作成するために使用される類似のリスク特性には、ビンテージ、満期、信用格付け、担保の種類が含まれるが、これらに限定されない。
CECLモデルへの主要なインプットには、未払元本残高、内部信用格付、年間予想損失要因、期限前償還を考慮して調整された貸付金の平均残存期間、現在および過去の金利の仮定、ならびに現在の景気循環の段階および将来の経済状況に関する当社の見解に影響を及ぼすその他の要因が含まれる。主観的な検討事項には、過去の損失実績が現在の市場状況を表しているかどうかのレビュー、および信用サイクルに関する当社の見解が含まれる。モデルの仮定および要素は適宜見直しが行われ、更新される。以下で、特定の主要なインプットに関する情報を詳述している。
商業モーゲージ・ローンおよび農業モーゲージ・ローンの内部信用格付を決定する主な要因には、融資比率およびデット・サービス・カバレッジ・レシオがある。その他の要因には、部分返済、融資年限、予想される市場価値の成長率、および物件の種類と地域が抱える不安定さが含まれる。融資比率は、貸付金の帳簿価額を、その貸付金を担保している不動産の公正価値と比較したもので、一般的にパーセンテージで表示される。融資比率が100%を超えている場合は、貸付金の帳簿価額が担保価値を上回ることを示している。融資比率が100%未満である場合は、担保価値が貸付金の帳簿価額を上回ることを示している。デット・サービス・カバレッジ・レシオは、不動産の営業純利益のその債務の元利返済額に対する割合である。デット・サービス・カバレッジ・レシオが1.0より小さい場合は、その不動産の運用により、その貸付金に係る現行債務支払額をカバーするのに充分な収益が生み出されていないことを示している。デット・サービス・カバレッジ・レシオが1.0より大きい場合、営業純利益が債務の元利返済額を上回ることを示している。これら指標の計算に使用される価額は、商業モーゲージ・ローンおよび農業不動産貸付のポートフォリオに対する当社定期レビューの一環として算定され、担保となる資産の価値に関する社内の評価を含んでいる。また、当社の定期レビューは質的再格付のプロセスも含んでおり、それにより当初引受時に付与された社内の質的格付は、現在の貸付金と不動産および市場の情報に基づき、不動産の質的格付システムを使用してアップデートされる。当社の商業モーゲージ・ローンおよび農業貸付のポートフォリオに関する融資比率およびデット・サービス・カバレッジ・レシオについて、詳しくは注記3を参照。
年間予想損失率は、過去のデフォルトと損失実績要素に基づいている。平均残存期間を用いて、年間予想損失率を残存期間の予想損失に変換する。
個々のローンが商業モーゲージ・ローンまたは農業モーゲージ・ローンのプールの信用リスク特性を持たなくなった場合、当該ローンはプールから取り除かれ、個別に引当金の評価が行われる。貸倒引当金は、貸付金残高から、当該貸付金の将来の予想キャッシュ・フローをその貸付金の実効金利で割り引いた現在価値、または当該貸付金が抵当融資の場合はその担保の公正価値を控除して算定される。
商業モーゲージおよびその他貸付に対するCECL引当金は、上記の要因により毎期増減する可能性がある。引当金の増減は、「実現投資利益(損失)、純額」に計上される。本指針の対象となる未実行のコミットメントに関しては、CECL引当金は「その他負債」に計上され、引当金の増減は「実現投資利益(損失)、純額」に計上される。
償却原価で計上されているその他の有担保・無担保貸付金(例えば、法人貸付)に対するCECL引当金は、セクター別のデフォルト確率およびデフォルト時損失の仮定、信用の質ならびに貸付金の平均残存期間に基づいて決定される損失引当金の追加または取崩しは「実現投資利益(損失)、純額」に計上される。
償却原価の一部が回収不能とみなされた場合には、当該貸付金の償却原価ベースを引き下げ、回収不能部分についての引当金を貸借対照表から除去する。貸付金の簿価は、価額がその後増加しても、それについての調整はなされない。
延滞貸付金に係る受取利息は、元本回収可能性に関する当社の評価に基づき、元本に対応させるか、あるいは、純投資収益として計上される。当社は、契約上の予定期日を30日以上過ぎても回収されていない元本または利息を、「延滞」と定義している。当社の延滞貸付金について、詳しくは注記3を参照。
元本または利息の支払いが90日以上延滞している貸付金、またはそれ以前でも回収に懸念があると当社が判断した貸付金について、当社は未収利息の計上を停止している。貸付金に係る未収利息の計上を停止した場合、その貸付金と他の貸付金が同じ担保であれば、発生していても回収不能な利息は、同じ会計期に利息収入から控除される。一般的に、延滞していた元利返済分が完済されて初めて、貸付金は利息が計上される状態に戻る。利息返済が長期間停止している貸付金、または条件が変更された貸付金の場合は、定期的な返済履行が確立されて初めて、利息計上状態に戻る。
商業モーゲージおよびその他貸付は、時にリストラクチャリングされることがある。これらのリストラクチャリングには、通常、当初の契約条件にない部分的もしくは全額の返済、利率の変更、期限の延長または契約条項の追加もしくは修正のうち一つ以上の事象が含まれる。加えて、当社は、貸付金の一部または全額の返済として資産を受け入れる場合もある。当社は、会計基準アップデート(以下「ASU」)2022-02金融商品*-信用損失(トピック326**)**:*不良債権のリストラクチャリング及び発生年別の開示を2023年1月1日付けで非遡及的に適用した。このASUにより、債権者に係る不良債権リストラクチャリング(以下「TDR」)に関する会計ガイダンスは廃止され、全ての貸付金のリストラクチャリングはASC310-20の修正ガイダンスの対象となることが義務付けられる。
ASU2022-02の適用前は、リストラクチャリングが行われる場合、これらは個別に評価され、当該リストラクチャリングまたは修正が、正式な会計指針で定義されるTDRに相当するかが判定されていた。貸付先が財政難に陥り、当社が条件の緩和を与えた場合、部分的な返済または貸付金全額の返済のための資産の受入を伴うリストラクチャリングは、TDRとみなされていた。貸付金がTDRに修正された場合、貸付金のCECL引当金は修正後の条件および貸付金の当初の利回りを用いて再測定されていた。
ASU2022-02の適用後は、すべてのリストラクチャリングはASC310-20の修正ガイダンスに基づいて評価される。貸付金が修正される場合、当社はリストラクチャリングの結果として既存の貸付金が継続するのか、新規貸付金となるのかを評価している。既存の貸付の継続につながる修正については、修正後の実効利回りを含む修正後の条件を用いてCECL引当金を再測定し、適宜引当金を修正する。
修正により新規貸付金となる場合は、いかなるCECL引当金も戻入され、当該引当金の金額だけ貸付金が直接に評価減される。新規貸付金の公正価値と貸付金への投資残高の差額について、回収額控除後で追加損失または利益が計上される。当該新規貸付は、それ以降、前述したCECL引当金のプロセスに基づく信用減損評価が行われる。
当社のPGIM事業は、商業モーゲージの組成、引受およびサービシングを特定の政府系事業体(以下「GSE」)に提供している。当社は、当社がサービシングを行う一部のモーゲージに関連する信用リスクの一部に関し、GSEに補償を提供することで合意している。経営者は、過去の損失情報、現在の状況、合理的かつ裏付可能な予測を考慮したCECL引当金を設定している。また、引当金には補償の対象となる貸付金の残存期間も考慮されている。CECL引当金は「その他負債」に含まれ、CECL引当金の変動は「実現投資利益(損失)、純額」で報告されている。追加の情報は注記25を参照。
保険約款貸付は、関連する保険契約の解約返戻金の額を上限として保険契約者に貸し付けた資金であり、保険契約者から当社に対する未払元本額で計上される。保険約款貸付の利息収入は発生時に契約利率で「純投資収益」に計上される。保険約款貸付は、関連保険契約の解約返戻金により全額が担保されている。
その他投資資産は、リミテッド・パートナーシップおよびリミテッド・ライアビリティ・カンパニーズ(以下「LPs/LLCs」)(合弁事業およびその他の運営事業体を除く)、完全所有投資不動産、デリバティブ資産、その他の投資における当社のノンクーポン投資から構成されている。LPs/LLCsの利益は、持分法会計または、変動分が「その他収益(損失)」に計上される公正価値のいずれかで処理される。合弁事業およびその他の運営事業体への投資を除き、持分法を用いて会計処理されるLPs/LLCsの投資から生じる当社の利益は、「純投資利益」に含まれる。これらの投資の価値の下落が一時的ではないと判断された場合には、帳簿価額は公正価値まで評価減あるいは減損される。持分法の適用(OTTIの評価を含む)に際し、当社は投資先から通常1ヵ月から3ヵ月遅れで提供される財務情報を使用する。当社が支配力を行使できると思われる場合、あるいは当社が変動持分事業体の主要な受益者とみなされる場合は、LPs/LLCsを連結している。VIEsについての追加の情報は注記4を参照。
当社の完全所有投資不動産は、収益目的で保有する不動産と売却目的で保有する不動産とで構成される。収益目的で保有する不動産は、減価償却累計額控除後の原価から、減損による公正価値までの評価減を控除した後の金額で計上され、簿価の回収ができない可能性があるとみられる事象や事態が生じた場合にはいつでも、減損について再評価される。売却目的で保有する不動産は、減価償却累計額控除後の原価または公正価値から見積売却費用を控除した後の金額のどちらか低い方の値で計上され、売却目的保有と分類され次第、それ以降は減価償却されない。投資不動産の簿価が、その投資からの割引前予想将来キャッシュ・フロー(支払利息は除く)を上回る場合は、減損が認識される投資不動産の簿価は、その時点で公正価値まで切り下げられる。収益目的で保有する投資用不動産に生じたOTTIによる簿価の減少は、「実現投資利益(損失)、純額」に計上される。収益目的で保有する不動産の減価償却費は、物件の見積耐用年数に亘って定額法で算出され、「純投資利益」に算入される。
短期投資は、主として取得時において満期日まで3ヵ月超12ヵ月以下の流動性の高い負債証券で構成されているが、この定義を満たしていても「経験料率契約者保険負債に対応する資産、公正価値」に算入されている負債証券は除かれる。これらの短期投資は、一般的には公正価値またはほぼ公正価値と一致した償却原価で計上され、特定の短期金融商品投資、規制対象マネー・マーケット・ファンドに類似した運用のファンド、政府系機関発行の短期負債証券およびその他の流動性の高い負債証券が含まれる。
現金および現金同等物には、手元現金、銀行預金、一部の短期金融市場商品、規制対象マネー・マーケット・ファンドに類似した運用のファンドおよび購入時において満期日まで3ヵ月以内のその他の負債証券が含まれる。ただし、「経験料率契約者保険負債に対応する資産、公正価値」および売戻条件付購入有価証券に関連する債権に含まれるものを除く(後述の「買戻条件付売却有価証券」も参照のこと)。これらの資産は、通常、公正価値で、または公正価値に近似した償却原価で計上されている。
未収投資収益には、主として稼得されたが未収となっている投資の利息および配当金収益の未収計上額が含まれている。
**繰延保険契約取得費用(DAC)は、保険契約および年金契約の新規・更新獲得の成功に直接的に関連する費用である。このようなDACには、主にコミッション、保険契約書の発行および引受のコスト、ならびに獲得に成功した契約に直接関連するその他の特定の費用が含まれる。各報告期間において、過去に資産計上されたDACは償却され、「繰延保険契約取得費用の償却」に計上される。ASU2018-12金融サービス—保険(トピック944**):長期契約の会計処理に関する限定的な改善の適用に伴い、長期契約のDACの帳簿価額は回収可能性テストの対象ではなくなった。
大部分の長期契約についてDACは、原保険契約の予想残存期間にわたって、契約グループ・レベルで定額法により償却される。契約は、当該契約の責任準備金(またはその他の関連残高)を見積もるために使用されるグループと一致するようにグループ分けされる。グループ内の契約は規模が異なる場合があるため、グループ内の契約は、適切な償却を実施するために、また保険契約が有効でなくなったときにDACが確実に認識中止となるようにウェイト付けされる。グループ内の契約をウェイト付けし、DACを償却するために使用される定額法は、一般的に次のとおり定義される。
・ 生命保険契約 – 生命保険契約に関連するDACは、一般的に、保有生命保険の当初額面金額に比例して償却される。これには、個人生命保険および国際事業のセグメントならびにクローズド・ブロック部門における伝統的な保険商品およびユニバーサル生命保険商品、ならびに団体保険セグメントにおける企業や銀行が所有する団体生命保険契約が該当する。
・ 支払年金契約 – 退職戦略セグメントの支払年金契約に関連するDACは、年間の給付金支払額に比例して償却される。
・ 据置型年金契約 – 退職戦略および国際事業のセグメントにおける定額および変額の据置型年金契約に関連するDACは、預り金に比例して償却される。
・ 医療保険契約 – 国際保険セグメントの医療保険契約に関連するDACは、一般的に、最大生涯給付額に比例して償却される。
ファンディング・アグリーメント・ノート、生命保険が付いていない一時払い方式の仕組決済型契約、および生命保険が付いていない一時払い方式の即時型年金保険に関しては、取得費用は繰延べられ、利息法で予定契約期間にわたり償却される。その他の団体生命保険、団体所得補償保険ならびに保証付投資契約(以下「GIC」)に関しては、取得費用は発生時に費用計上される。
当期のDAC償却額は、該当する場合に応じて、当期における実際の保有保険の増減および四半期末時点で実施される将来の仮定の変更の影響を反映している。当社は、通常、保険数理上の仮定を毎年第2四半期に更新する(後述の「年次仮定見直し」を参照)。ただし、長期的な傾向を示唆する重要な変化が中間の期間で認められる場合はこの限りでない。一般的に、当社は短期的に傾向が大きく変化するとは考えておらず、また、これらの傾向が変化する場合には、長期的に緩やかに変化すると見込んでいる。
DACで使用される仮定は、当該契約の責任準備金(またはその他の関連残高)を見積もる際に使用される仮定と一致している。保有契約の終了を予測する際に用いられる集約レベルや保険数理上の仮定を決定するには判断が求められる。質的および量的な重要性の閾値をともに考慮することによって集約レベルを決定するように、内部基準が策定されている。
保有契約の終了の予測に使用される仮定は死亡率、死亡率の改善および失効に関する仮定である。これらの仮定は、一般的に、該当する場合に応じて当社の経験、業界の経験および/またはその他の要因に基づいている。変額の据置型年金契約の解約失効率は、生前給付金のイン・ザ・マネーの程度に基づき契約レベルで調整され、解約料の適用などその他の要素も反映する。解約失効率は、契約がイン・ザ・マネーにあればあるほど低くなる。また解約失効率は一般に、解約料が適用される期間の方が低いと仮定される。
一部の商品の場合、保険契約者は、新契約と交換する、契約を変更もしくは裏書きする、特約を付加する、または契約の内容もしくは保障を選定することにより、商品の保険金・給付金、内容、権利または保障範囲の変更を選択できる。こうした取引は、内部での契約乗換えとして知られている。契約者が伝統的な生命保険契約を解約し、確定保証期間のない生命保険契約と交換する場合、当社は、解約された保険契約に係るDAC未償却残高を直ちに費用計上する。既存の基本契約を変更しないような非総合型の契約特性の追加を伴うものを除き、その他の内部での契約乗換えの場合は、交換後の保険契約条件が交換前と酷似していない限り、DAC未償却残高は直ちに費用計上される。交換後の保険契約条件が交換前と酷似している場合は、DAC未償却残高は、交換後の保険契約関連のものとして維持され、交換後の保険契約の予定契約期間にわたり償却される。DACに関する追加の情報については注記7を参照。
***事業取得価値(以下「VOBA」)***は、企業結合において、パーチェス法による会計処理の適用の下で購入価格の一部が帰属された識別可能な無形資産を表す。VOBAは、保有保険契約債務を取得日時点で算定された公正価値で表示するための、表示額に対する調整額を示す。VOBA残高については、取得時と同じ方法を用いて回収可能性テストが行われる。当社はVOBAを主に取得した生命保険、定額給付特約付の傷害・医療保険のために設定している。2024年12月31日現在のVOBA残高の大半は、2011年のAIGスター生命保険株式会社、AIGエジソン生命保険株式会社、AIGファイナンシャル・アシュアランス・ジャパン株式会社およびAIGエジソン・サービス株式会社(以下「スター生命およびエジソン生命の事業」と総称)の買収に関連している。当社は、VOBAの償却費を「一般管理費」に計上し、DACおよび繰延販売報奨金(以下「DSI」)の償却に使用したのと同じ方法、係数および仮定を使用して、取得した契約の予想残存期間にわたって償却している。VOBAに関する追加の情報については注記7を参照。
市場リスクを伴う給付に係る資産は、資産としての市場リスクを伴う給付(以下「MRB」)を表し、負債としてのMRBとは別に表示されている。後述の「市場リスクを伴う給付に係る負債」を参照のこと。MRBに係る資産は、伝統的な変額年金契約である当社のプルデンシャル・デファインド・インカム(以下「PDI」)の再保険から生じる出再したMRBも反映している。PDIの再保険に関する追加の情報は注記15を参照。
再保険回収見込額および預金債権には、再保険契約に基づく回収可能価額および預かり金会計処理法に従った債権が含まれている(下記「再保険」を参照)。
その他資産は主として、前払年金給付費用(注記19参照)、一定の拘束資産(例えば、現金および現金同等物)、売掛金、営業権およびその他の無形資産、「使用権」リース資産(後述の「その他負債」を参照)、DSI、合弁事業およびその他の運営事業体への当社の投資、有形固定資産、再保険未収金(後述の「再保険」を参照)、ならびに貸借対照表日現在未だ決済していない有価証券売却未収金で構成されている。
売掛金は主にアシュアランスIQ(以下「AIQ」という)に関連し、CECL引当金控除後で報告されている。CECL引当金は、取引相手の信用度を考慮したものであり、概して、デフォルト確率とデフォルト時損失の仮定に基づいて決定される。損失引当金の追加または取崩しは「一般管理費」に計上される。2024年3月、当社はAIQの運営から撤退する計画を公表した。
有形固定資産については、取得原価から減価償却累計額を控除した金額で計上している。減価償却は、対象資産の耐用年数を基に定額法で行っている。耐用年数は概ね3年から40年である。
一部の買収の結果、当社は営業権に関する資産(取得資産と引受負債を合算した純公正価値を超過する取得原価の部分)を認識している。営業権が当初に計上された時点で、営業権は報告単位に割り当てられる。報告単位は事業セグメント、またはそれより一段下の単位で、個別の財務情報が作成され定期的に経営者が評価する単位である。営業権は報告単位に割り当てられた後は、特定の買収との関連性は維持せずに、買収事業、内生事業を問わず当該報告単位内のすべての事業活動で営業権の価値を支える。
当社は、12月31日付で年1回、営業権の減損テストを行っているが、報告単位の公正価値が簿価を下回る可能性の高い事象または状況の変化が生じている場合は、これより頻繁に行う。会計指針では、営業権の減損テストに関して、企業が定量的なテストを省略することを認めた、選択適用の定性評価を規定している。営業権の年次減損テストの一環として、当社は、各報告単位の公正価値を営業権を含む帳簿価額との比較を含む定量的テストを適用して、報告単位の公正価値を見積もっている。報告単位の公正価値が帳簿価額を上回っている場合は、当該営業権に減損は発生していないとみなされる。帳簿価額が公正価値を上回っている場合には、営業権は減額され、その超過額について純損益で減損費用が認識される。営業権の減損損失の測定には、税務上控除可能な営業権からの関連する税効果が含まれる。減損損失が報告単位に割り当てられた営業権の金額を上回ることはなく、減損の計上により営業権の簿価は洗い替えられる。その後に減損を戻入することは認められていない。報告単位の公正価値の決定の際に、経営者はこれらには限られないが、予想収益、営業利益率、適用される割引率および成長率ならびに比較市場価格倍率など重要な見積りを行うことが求められる。営業権に関する追加の情報は注記10を参照。
繰延販売報奨金は、主に定額および/または変額の据置型年金契約を購入するための報奨金として契約者の口座残高に貸記される金額である。販売報奨金は繰り延べられ、DACの償却に用いたのと同じ方法、要因および仮定を使用して、保険契約の予想契約期間にわたって償却される。DSIの償却費は「保険契約者預り金勘定への利息振替」に計上される。DACとは異なり、DSIは契約上のキャッシュ・フローと見なされ、その結果として定期的な回収可能性テストの対象となる。DSIに関する追加の情報については注記7を参照。
識別可能無形資産は主に顧客関係およびモーゲージ債権回収権によって構成され、償却費累計額を控除して計上している。当社は識別可能無形資産について減損テストを12月31日付で毎年1回、または識別可能無形資産の帳簿価額が当該無形資産の利用および処分から得られると見込まれる割引前のキャッシュ・フローの合計を超過する可能性が高い事象または状況の変化が生じた場合には、その都度行っている。この条件が存在し、識別可能無形資産の帳簿価額が公正価値を上回った場合、超過額は減損として認識され損益に計上される。無形資産の測定には見積りの利用が必要とされる。重要な見積りは規定通り、無形資産に帰属される予想正味キャッシュ・フロー、および公正価値見積りのために将来正味キャッシュ・フローの割引に用いられる割引率などである。識別可能無形資産の追加の情報は注記10を参照。
合弁事業およびその他の運営事業体への投資は一般的に持分法を適用して会計処理される。これらの投資の価値の下落が一時的ではないと判断された場合には、帳簿価額は公正価値まで評価減あるいは減損される。合弁事業およびその他の運営事業体への投資に関する追加の情報は注記9を参照。
リースは貸借対照表上、「使用権」資産およびリース負債として、それぞれ「その他資産」および「その他負債」に計上される。リースはオペレーティング・リースまたはファイナンス・リースのいずれかに分類され、リース費用は「一般管理費」で認識されている。オペレーティング・リースについては、リース賃借人として総リース費用を定額法を用いて認識している。ファイナンス・リースは、資金提供を受けての資産の購入として扱われる。また、リース賃貸人として、セールスタイプリースと直接金融リースについては、当社はリース賃借人に譲渡されたとみなされるリース資産の帳簿価額の認識を中止し、リース債権と残存資産を計上している(「債権・残存」アプローチ)。リースに関する追加の情報は注記11を参照。
分離勘定資産は、特定の保険契約者、年金基金およびその他の顧客のために投資されている分別保管された資金を表す。この資産は、株式、満期固定証券、不動産関連証券、不動産モーゲージ・ローン、短期投資およびデリバティブ商品で構成され、公正価値で計上される。各勘定の資産は、法律的に分別保管されており、当社の他の業務から生ずるいかなる請求に対しても無関係である。市場価格変動に伴う投資リスクは、特定の勘定に関して当社が行っている最低保証の範囲を除き、顧客が負担する。分離勘定資産による投資収益および実現投資損益は、一般的に契約者に帰属し、当社の業績には計上されない。この勘定に対して課せられた死亡保険料、契約管理料および解約控除金は、「契約賦課金および報酬収益」に含まれる。この口座に賦課された資産運用手数料は、「資産運用手数料」に含まれる。当社が分離勘定に投資するシード・マネーは、該当する一般勘定資産項目に計上される。分離勘定に投資したシード・マネーによる投資収益および実現投資損益は当社に帰属し、当社の業績に計上される。契約上の保証がある分離勘定に関する追加の情報については、注記8を参照のこと。後述の「分離勘定負債」も参照のこと。
負債の部
責任準備金は、主に、保険契約者に対する、または保険契約者のために将来支払われると見込まれる金額(かかる支払いの時期および金額は保険契約者の死亡率または罹患率に依存する)の現在価値から、将来の純保険料見込額の現在価値を差し引いたものである(純保険料は、総保険料に後述のネット対グロス(Net-To-Gross:「NTG」)比率を乗じたものである)。責任準備金は、保険料収入が認識されるにつれ、時間の経過と共に発生する。責任準備金に関する追加の情報は注記12を参照。
有配当でない伝統的な保険契約および短期払込保険契約に関して使用される準備金算出方法には以下が含まれる。
・ *キャッシュ・フローの仮定。*責任準備金を測定する際には純保険料評価方式が用いられる。この方法に基づき、責任準備金は、最良見積りによる当期の保険の仮定と契約発行日に固定された金利の仮定を用いて確定される。NTG比率は、予想保険給付金および予想非平準保険金支払費用の現在価値を、予想総保険料の現在価値で除した比率として算出される。保険料収入は認識されているため、NTG比率を総保険料に適用することにより、純保険料が決定される。次に、責任準備金は、将来の予想保険給付金および予想非平準保険金支払費用の現在価値から将来の予想純保険料の現在価値を差し引いたものとして決定される。責任準備金の測定上、契約は、主として発行年、報告セグメントおよび主要な保険種目に基づいてグループ分けされる。
NTG比率は、一般的に、長期的な傾向を示唆する重要な変化が中間の期間で認められない限り、実際の経験値については四半期ごとに、将来キャッシュ・フローの仮定の更新については毎年第2四半期に当社の年次仮定見直しプロセスにおいて更新が実施される(後述の「年次仮定見直し」を参照)。ただし、当社が契約発行時点で固定(ロックイン)させることを全社レベルで選択した保険金支払費用の仮定を除く。NTG比率は、過去の実際の経験値と最新の将来キャッシュ・フローの仮定を使用して、上記契約グループの存続期間にわたって見込まれるキャッシュ・フローの最良見積りを更新する遡及的アンロック方式に従う。この更新後キャッシュ・フローは、修正NTG比率を算出するために使用される。修正NTG比率は、当初の契約発行時割引率で割り引かれた、当報告期間の期首時点の更新後責任準備金を導き出すために使用される。次に、実際の経験値や将来キャッシュ・フローの仮定に関する更新に先立ち、当四半期の期首時点で更新された責任準備金を同時点における責任準備金の帳簿価額と比較し、当期における責任準備金見積額の増減を決定する。この責任準備金の当期の増減は、「責任準備金見積額の増減」における当期収益を通じて計上される責任準備金再測定損益である。
その後の期間において、修正NTG比率は、将来の改訂に従って責任準備金を測定するために使用される。
ある契約グループが、責任準備金に将来の予想総保険料の現在価値を加えた金額が将来の予想保険給付金や予想非平準保険金支払費用を賄うのに不十分と判断される損失状態にある場合、そのNTG比率は100%を上限とする。こういった場合には、実際の経験値の乖離と将来の仮定の変化との両方から生じる予想保険給付金のあらゆる変動は直ちに認識される。責任準備金は、契約グループ・レベルでゼロ未満(すなわち、負の負債)にすることはできず、したがって残高はゼロが下限(すなわち、「フローリング」)となる一方、NTG比率はマイナスとなり得る。これは、将来の純保険料の現在価値に評価日時点での責任準備金を加えた額が、将来の予想保険給付金および予想非平準保険金支払費用の現在価値を上回るように状況が改善した場合である。この場合には、負のNTG比率が、受領した総保険料に対して将来的に適用され、受領分は実質的に償却されて利益となり、責任準備金は時間の経過とともに減少する。
また、短期払込保険契約に関して、責任準備金は、純保険料を上回って受領した総保険料を表す繰延利益負債(以下「DPL」)も含み、一般的に、生命保険契約については保有保険契約、年金契約については将来の予想給付支払額との一定の関係において収益として認識される。DPLは、上述した責任準備金と整合的な遡及的アンロック調整の対象となる。DPLは、契約グループ・レベルでゼロ未満(すなわち、負の負債)にすることはできないため、残高はゼロが下限となる(すなわち、「フローリング」)。
2021年1月1日より前に発行された契約については、ASU2018-12に移行するために修正遡及移行方式が用いられている。この方式では、上述したように、NTG比率およびDPLを遡及的にアンロックする目的で、移行日の2021年1月1日が保有契約の新たな発行日となる。
・ *割引率の仮定。*ロックイン割引率は、一般的に、2021年1月1日より前に発行された契約については契約開始時の期待投資収益率、2021年1月1日以降に発行された契約については契約開始時における中の上程度の格付けを有する社債の利回り(すなわち、グローバル・シングルA)に基づいて算出される。契約開始時点の有効な割引率は、NTG比率と、純利益を通じた責任準備金に係る利子費用の増額とを計算するために固定されている。ただし、貸借対照表の再測定のため、割引率は各報告期間において当期のシングルAの利率を用いて更新され、かかる更新による責任準備金への影響はOCIにおける「責任準備金の金利再測定」に計上される。
責任準備金の計算に使用されるキャッシュ・フローを割り引くためのシングルA割引率曲線を構築する際に用いられる方法は、適用される保険負債の特性を反映している。シングルA割引率曲線は、適用される保険負債の期間特性を反映する、中の上程度の格付け(信用リスクが低い)を有する債券の利回りを参照して作成される。米国および日本などの外国のシングルA割引率曲線(観察可能なA格社債のスプレッドを持つ)は、観測可能な期間におけるグローバルに相当する公開企業のA格債券スプレッドを国債金利に上乗せした金利を用いて作成される。中の上の格付けの定義は、ムーディーズの定義に基づき、A全体(すなわち、A-からA+まで)を含む。外国(ただし、後述の一部の新興市場を除く)の事業で使用される金利は、締結された保険契約と同一の通貨、国で発行されている社債に関するグローバル格付機関のシングルA格付けに相当する金利に基づいている。観測可能な期間を定義する際には流動性が考慮され、当社が最終的に設定した長期的な経済的仮定に合わせて線形外挿法が用いられる。当社の長期的な経済的仮定の設定プロセスについて、詳細は後述の「年次仮定見直し」を参照。
当社は、中の上程度の格付け(信用リスクが低い)を有する債券の利回りに関する観測可能な市場データが限られているかまたは存在しないという特定の新興市場でも、保険契約者に対する外貨建ての保険債務を有している。当社は、中の上程度の格付けを有する債券の利回りの代替として、保険債務のキャッシュ・フローと同程度の期間における市場で観測可能な米国債と外国ソブリン債のイールドカーブの関係に基づきグローバル・シングルAの米ドル建て債券イールドカーブを変換することにより、新興国通貨建てでグローバル・シングルA利回りに相当する利回りを推定している。導き出された外国通貨建てのグローバル・シングルA曲線は、類似の新興国における観察可能なグローバル・シングルA社債金利の入手可能な証拠に照らして評価される。当社は、現地通貨建ての責任準備金を算出するために、内挿や外挿の手法を用いて保険負債の存続期間における割引率の構築を完成させている。
また、当社の責任準備金には、無失効保証契約特約(追加保険準備金または「AIR」債務)などの一定の長期生命保険契約に関連した保証給付に係る純債務(これには、固定金利および指数連動ファンドに預け入れられた保険契約者預り金勘定の投資差益ならびに管理、死亡、支出、解約に係る費用およびその他の費用を含むすべての契約賦課金が含まれる)も含まれており、関連する賦課が認識された時点で負債が計上される。この負債は、当期の最良見積りの仮定を使用して計上され、契約期間にわたっての予想超過支払額(すなわち、口座の価値に対する支払超過額)の現在価値を、予想賦課総額で除した比率(すなわち、給付率)に基づいている。売却可能に分類された有価証券の未実現純利益(損失)に関連する当該負債の調整は、AOCIに含まれている。
ユニバーサル生命保険契約及び有配当契約について、当社は、保険料不足テストを実施し、テスト日時点の最良見積りの仮定を使用している。これらの最良見積りの仮定に基づいて決定された債務が純準備金(すなわち、再保険を差し引いた前受収益準備金(URR)を含むGAAP準備金、およびDSIまたはVOBA資産)よりも大きい場合、既存の純準備金は、まず、当期利益への賦課を通じて不足額だけDSI、VOBA、繰延再保険損失などの資産を減額またはゼロとすることによって調整される。不足額が保険契約に関するこれらの資産残高を上回る場合、「契約者保険金・給付金」に含まれる当期利益への賦課を通じて超過分だけ純準備金が積み増しされる。運用利回りが割引率として用いられるため、保険料不足テストも市場利回りに基づく割引率を用いて行われる(すなわち、テスト日時点で未実現利益(損失)が実現した場合にどのような影響があるかを想定する)。市場利回りを用いることによって不足が発生した場合は、不足分の調整が行われ、AOCIに含まれる。
責任準備金に関する当社の負債は、未払保険金および保険金支払請求査定費を含む。当社は損失準備金を実際に損失が発生するまでは設定しない。しかし、当社が貸借対照表日時点に報告されていない未払保険金が発生しうると確信している場合、見積保険金は未払保険金および保険金支払請求査定費に含まれる。
保険契約者預り金勘定は、貸借対照表日時点で契約者の給付に生じた契約の価値を表している。この負債は主に、累積的な積立額に付与利息を加え、該当するものがあれば、契約者の引出額と残高に対して課せられるその他の手数料を差し引いた額に関連する。保険契約者預り金勘定は年金開始後の確定年金の給付および一部の未経過収益のための準備金も含んでいる。未経過収益負債は、将来の期間に提供されるサービスに対する契約賦課金である。この賦課金は発生した時点で繰り延べられ、通常、DACの償却に使用されるのと同じ方法、係数、仮定を使用して契約の予想期間にわたって償却される。保険契約者預り金勘定の追加の情報は注記13を参照。保険契約者預り金勘定には、一定のユニバーサル生命保険および定額年金商品の指数連動特約に伴う組込デリバティブ商品の公正価値を表す金額も含まれている。これらの組込デリバティブの評価に関する追加情報については、注記6を参照。
市場リスクを伴う給付に係る債務は、契約者を保護し当社を名目的でない資本市場リスクにさらす契約または契約特約をいい、主として最低死亡保障(「GMDB」)、最低所得保障(「GMIB」)、最低累積給付保障(「GMAB」)、最低引き出し保障(「GMWB」)、最低所得保障・引き出し保障(「GMIWB」)など、退職戦略セグメントにおいて最低給付が保証されている据置型年金に関連する。給付は公正価値測定枠組みを用いて会計処理される。契約が複数の市場リスクを伴う給付を含む場合、その給付はひとまとめにされ、単一の複合市場リスクを伴う給付として会計処理される。資産としての市場リスクを伴う給付は、契約間の法的相殺権がないため、負債としての市場リスクを伴う給付とは別に表示される。市場リスクを伴う給付の公正価値は、契約者に対する将来の予想給付支払額の現在価値から、市場リスクを伴う給付に帰属する将来の予想特約手数料の現在価値を差し引いて算出される。市場リスクを伴う給付の公正価値は、市場参加者が市場リスクを伴う給付を評価する際に用いる仮定に基づいている。市場リスクを伴う給付の評価に関する追加の情報については、注記6を参照。四半期ベースでは、市場リスクを伴う給付の公正価値の変動は、OCIに計上される当社の不履行リスク(NPR)の変動に起因する変動部分を除き、「市場リスクを伴う給付の価値の増減(関連するヘッジ利益(損失)を控除後)」において関連のヘッジを控除した純利益として計上される。市場リスクを伴う給付に関する追加の情報は注記14を参照願う。MRBの再保険については、後述の「再保険」を参照のこと。
契約者配当金には、契約者に支払われる配当金およびクローズド・ブロックに含まれる有配当契約に関連する契約者配当準備金が含まれる。クローズド・ブロックに含まれる契約に支払われる配当金は、法定会計上の業績、資本ポジション、格付け、クローズド・ブロックの新たに生起する経験に基づき、プルデンシャル・インシュアランス・カンパニー・オブ・アメリカ(以下「PICA」)の取締役会により毎年年度末に翌年について決定される。契約者配当準備金は、追加的な契約者配当としてクローズド・ブロックの契約者に支払われると見込まれる額を示すが、将来のクローズド・ブロック業績と相殺されることがある。売却可能に分類されている有価証券の未実現純利益(損失)に関連した契約者配当準備金の修正は、AOCIに計上される。契約者配当準備金に関する追加の情報については、注記16を参照。クローズド・ブロックに含まれる有配当契約以外の契約に支払われる配当金には、一定の団体および個人の保険契約に基づいて支払われる配当金が含まれている。
買戻条件付売却有価証券は、主にスプレッド収入の獲得に利用される有価証券の買戻し契約に関連する負債を表す。買戻条件付売却有価証券契約の一環として、当社は米国債および政府機関債を第三者に譲渡し、現金を担保として受領する。買戻条件付売却有価証券で受け取った現金は通常、現金同等物、短期投資あるいは満期固定証券で運用される。売戻条件付購入有価証券に関連する債権は、一般的には現金同等物に分類される。売戻条件付購入有価証券契約の一環として、当社は現金を投資して、米国債またはその他の債券を担保として受領する。
一定の条件を満たした買戻条件付売却有価証券および売戻条件付購入有価証券は担保付借入取引または担保付貸付取引として扱われる。これらは、個々の取引で定められたその後の売戻価額あるいは買戻価額で計上される。売戻条件付購入有価証券については、当社の方針として、直接的または第三者保管会社を通じて、当該有価証券を所有下または支配下に置いている。これらの有価証券は日次で評価され、信用エクスポージャーからの保護のために適当な場合は、追加の有価証券または現金の担保の受入れまたは返却を行う。売戻される有価証券は、預託した有価証券と同一のもの、もしくは実質的に同一のものである。これらの取引の大半は、大手証券会社および大手銀行との間で行っている。買戻条件付売却有価証券については、買戻される有価証券の市場価額をモニターし、与信エクスポージャー回避のため必要に応じて追加担保を取得する。当社は、売却された有価証券の公正価値の少なくとも95%に相当する金額の担保を取得している。買戻される有価証券は、売却されたこれらの有価証券と同一のもの、もしくは実質的に同一のものである。これらの取引の大半は、高格付のマネー・マーケット・ファンドとの間で行っている。保険会社でスプレッド収入の獲得のために執行されるこれらの取引に関連する利益および費用は、「純投資利益」として報告される。
貸付有価証券見合現金担保預りは、有価証券貸付取引で受領した現金を返還する債務を表す。有価証券貸付取引は、主にスプレッド収入の獲得に利用される。有価証券貸借取引の一環として、当社は米国内外の債券、株式、ならびに米国債および政府機関債を譲渡し、担保として現金を受け取っている。有価証券貸付取引での現金受領額は主としてスプレッド収入の獲得のために利用され、現金は通常、現金同等物、短期投資あるいは満期固定証券で運用される。有価証券貸付取引は金融取引として扱われ、収受した現金額で計上される。貸付有価証券に対し、国内有価証券の場合については当該証券の公正価値の102%に相当する価額、外国有価証券の場合については同じく105%に相当する価額の担保を徴求している。当社は貸付有価証券の市場価額を日々モニターしており、必要があれば追加担保を徴求している。当社は実質的にすべての有価証券貸付取引を、大手証券会社および大手銀行と行っている。スプレッド収入の獲得のために利用される有価証券貸付取引に伴う利益および費用は、「純投資利益」として報告される。
当社は、通常米国もしくは日本の国債またはその他のソブリン債を非現金担保として受け入れる有価証券貸付取引も締結している。受け入れた担保は、当社の連結財政状態計算書には報告されていない。これらの取引では、当社は手数料を受領することに加えて、貸し付けた有価証券の公正価値の102%から105%に相当する担保を徴求している。当社は貸付有価証券の市場価額を日々モニターしており、必要があれば追加担保を徴求している。実質的にすべてのこれらの取引は、大手証券会社および大手銀行との間で行っている。収益は「純投資利益」として報告されている。
再保険および源泉預かり未払金は、再保険契約に基づく未払額を表している(下記「再保険」を参照)。
短期および長期借入債務は、主として未償却のディスカウントまたはプレミアムおよび債券発行費用控除後の未決済元本の残高で計上されている。当初発行時のディスカウントまたはプレミアムおよび債券発行費用は当該債務の予想期間にわたり利息法を用いて償却され、利息費用の一部として認識される。支払利息は、原則として当社の連結損益計算書の「一般管理費」の中で表示される。業界の特別なガイダンスに定められた特定の業務に関しては、支払利息が「純投資収益」の中で報告される場合もある。短期借入債務は12ヵ月以内に返済期限が到来する債務で、長期借入債務として分類される債務の12ヵ月以内に返済期限が到来する金額を含む。短期借入債務でも、当社が近日中に長期借入債務で借り換えを行う意思および能力がある場合は、短期借入債務として表示されないこともある。短期および長期借入債務についての追加の情報は注記18を参照。
その他負債は主として、買掛金、リース負債(上記「その他資産」を参照)、年金およびその他の従業員給付債務(注記19を参照)、デリバティブ負債(後述の「デリバティブ金融商品」を参照)、繰延再保険利益(後述の「再保険」を参照)、ならびに貸借対照表日現在で未だ決済していない有価証券購入未払金で構成されている。
連結変動持分事業体発行債券は、特定の資産担保投資ビークルが発行した債券で、主としてローン担保証券(以下「CLO」)を表し、当社は当該債券を連結することを義務付けられている。これらVIEの債権者は、当社に対しVIEの保有資産を超える金額を償還請求する権利を有していない。当社は、これらの債券の過半数について公正価値オプションを選択し、対応する銀行借入担保も公正価値に基づいている。公正価値の変動は、「その他収益(損失)」に計上される。
分離勘定負債は主に分離勘定資産における保険契約者の勘定残高を示し、また、大きくはないが分離勘定の借入金も含まれている。分離勘定負債は、分離勘定資産合計と同額で相殺されるものである。上記の「分離勘定資産」も参照のこと。
契約債務および偶発債務は、債務が既に発生している可能性が高く、かつ、その金額が合理的に見積可能である場合に計上される。経営者は合理的に見積り可能な事項の最終的解決に関する追加の法的あるいはその他のコストがあるかを評価し、その場合それらは発生額に含められる。これらの引当債務は、通常「その他負債」に計上される。
メザニン持分
償還可能非支配持分には、特定のPGIMが運営する連結事業体に関連する償還可能な非支配持分が含まれている。これらの償還可能非支配持分は「メザニン持分」に分類しているが、これは、それらの償還が保有者の選択によるものであり、当社の制御の範囲内ではないためである。償還可能非支配持分に帰属する利益(損失)は、「非支配持分および償還可能非支配持分に帰属する利益(損失)」に計上している。
収益、保険金・給付金および費用
保険収益および費用の認識
個人生命保険(ユニバーサル生命保険および変額生命保険を除く)ならびに医療保険および長期介護保険から生じる保険料は、払込期日に認識される。保険料払込期間が保険金・給付金支払期間より大幅に短い場合は、総保険料から純保険料を差し引いた分(すなわち、将来の予想保険給付金および予想非平準保険金支払費用を賄うために必要な総保険料の部分)は原則として繰延べられ、保有保険契約と一貫して対応させる方法で、収益として認識される。保険金・給付金は、発生時に費用計上される。責任準備金については、前述の「責任準備金」で記載されているように、保険料が認識された時点で計上される。
無配当の生命保険付団体年金保険、一時払い方式の生命保険付仕組決済型契約、および一時払い方式の生命保険付即時型年金保険から生じる保険料も、払込期日に認識される。保険料払込期間が保険金・給付金支払期間より大幅に短い場合は、保険料から純保険料を差し引いた分は原則として繰延べられ、将来の予想給付支払額に基づいて収益に認識される。保険金・給付金は、発生時に費用計上される。責任準備金については、前述の「責任準備金」で記載されているように、保険料が認識された時点で計上される。
一部の個人年金保険契約においては、死亡給付金または年金が所定の最低額を下回らない旨の保証を契約者に付与している。これらの給付金は、一般的に市場リスクを伴う給付として計上される(上記「市場リスクを伴う給付」を参照)。
ユニバーサルまたは変額の団体・個人生命保険、据置型の定額または変額年金保険商品、生命保険の付かない仕組決済型契約およびその他の契約、有配当団体年金保険の払込みとして保険契約者から領収した金額は、「保険契約者預り金勘定」への預入れおよび/または「分離勘定負債」として計上される。これらの契約からの収益は「契約賦課金および報酬収益」に計上され、主として死亡およびその他の給付の保険料、契約管理料、ならびに解約控除金のための保険契約者預り金勘定に対して付保期間内に課される手数料から構成される。一般勘定のポートフォリオ内の預り金の運用からは、手数料に加えて、投資収益を稼得する。将来の期間において提供されるサービスに対する当社への報酬として算定された手数料、およびその他の特定の手数料は一般的に繰り延べられ、上述のDACの償却で使用された方法、係数および仮定と同じものを使用して、関連の契約期間にわたり償却され収益として認識される。これらの商品に関する保険金・給付金や費用には、関連する預り金勘定残高を上回る保険金、契約管理費用、保険契約者の勘定残高への利息収益額、ならびにDAC、DSIおよびVOBAの償却額が含まれる。
保険契約者預り金勘定には、一定のユニバーサル生命保険および定額年金商品の指数連動特約に伴う組込デリバティブ商品の公正価値を表す金額も含まれており、この組込デリバティブの価値の変動は、「実現投資利益(損失)、純額」を通じて計上される。これらの組込デリバティブの評価に関する追加情報については、注記6を参照。
団体生命保険(ユニバーサル型および変額の団体生命保険を除く)および団体所得補償保険の保険料は、通常当該保険料による付保期間を通じ、保険金額に応じて認識される。保険金および保険金支払請求査定費は、発生時に認識される。
資産運用手数料に含まれるのは主として、資産残高に基づいた資産運用手数料であり、当該サービス提供が行われた期間に認識される。一部の資産運用手数料取り決めでは、運用資産のリターンが一定のベンチマークのリターンまたは他の目標パフォーマンスを上回ると、成功報酬を受領できるとされている。当社は、これらの資産のベンチマークとの相対での将来のパフォーマンス次第では、このような成功報酬の全部または一部を返還することを義務付けられる場合がある。当社は、資産運用手数料の取り決め上の契約条件が満たされ、手数料の大幅な返金が発生しないことが予想された時点で、成功報酬を収益計上している。この原則の下では、当社は前に説明した成功報酬の収益認識基準を満たす前に成功報酬に関連して現金を受領した範囲で繰延成功報酬負債を計上する。
***その他収益(損失)***には、「満期固定証券、売買目的有価証券、公正価値」、「経験料率契約者保険負債に対応する資産、公正価値」、「持分証券、公正価値」、および公正価値で測定された「その他投資資産」として分類される投資、ならびに特別投資会社の公正価値会計を適用する連結会社の実現損益および未実現損益が含まれる。また、「その他収益(損失)」には、下記の「外貨」で詳細が説明されている主に外貨建資産および負債の再測定に関連する損益に加え、事業の売却に係る損益も含まれている。これらの売却についての詳細は注記1を参照。
また、AIQが提供しているデジタル保険仲介業者紹介サービスについて、当社は保険会社の保険契約の斡旋に対する報酬として、新規および更新の両方の手数料を稼得する。保険契約の発効日に、当社は新規および更新の手数料について、将来における保険の解約の時期の見積りを考慮に入れて、予想全期間の収益を「その他収益(損失)」に計上する。これらの見積りは、各報告期間に再評価され、見積りの変更は当該期に反映される。2024年3月、当社はAIQの運営から撤退する計画を公表した。
実現投資利益(損失)、純額には、投資の売却および満期償還による実現損益、貸倒引当金の変動、その他の減損、公正価値オプションが選択されているモーゲージ・ローンの公正価値変動、およびデリバティブ損益が含まれる。デリバティブ損益には、組込デリバティブを含むデリバティブ商品およびその他のヘッジ手段の満期、解約および公正価値の変動の影響が含まれる。有価証券の売却による実現投資利益(損失)は、平均原価法を用いる国際事業のポートフォリオの一部を除き、一般的に個別法で算出される。
その他の会計方針
***未収還付法人所得税(未払法人所得税)***は、主に純繰延税金資産または負債および当該年度および監査が終了していない年度の当社の見積未収還付または未払法人所得税を表す。
当社および米国内の連結税務申告に含めることができる子会社は、生命保険会社および損害保険会社を含む連結連邦法人所得税申告書を提出している。米国外で事業を営んでいる子会社は、それぞれの国で適用される法令に基づいて課税され、法人所得税費用が計上されている。当社が所得の本国送金を仮定している米国以外の法域については注記17を参照。
税法によって税務申告書に含めることが義務付けられる項目は、財務書類に含められている項目とは異なる場合がある。その結果、財務書類に反映されている実効税率は、税務申告書において適用された実際の税率とは異なる場合がある。当社の税務申告書において控除が認められない費用など、こうした差異の一部は永久差異であり、一部の差異は保険準備金の評価など、時間とともに戻される一時的差異である。一時的差異に基づいて、繰延税金資産および負債が計上される。繰延税金資産は、一般的に将来の年度に税務上の控除項目または税額控除として使用することができ、当社がすでに当社の連結損益計算書上でその税務ベネフィットを計上している項目を示している。繰延税金負債は、一般的に当社の財務書類上で認識されたが支払は繰り延べられている税金費用、または当社の税務申告書上すでに控除されているが当社の財務書類においては未認識の支出を示している。繰延所得税は、財務諸表上と税務報告上の目的の違いから、資産と負債の価値が異なる内容になる場合には、制定税率に基づいて計上している。
U.S.GAAPを適用する場合は、当社の繰延税金資産の回収可能性を評価し、必要であれば、実現しないよりも実現する可能性の方が高くなると見込まれる金額まで当社の繰延税金資産を引き下げるために、評価性引当金を設定することが要求される。評価性引当金の設定が必要か否かを決定し、必要となった場合にそのような評価引当金の額を決定するには、相当な判断が要求される。評価性引当金の必要性を評価する際に検討する要因については、注記17を参照。
2017年米国税制改正法(以下「2017年税法」)には、当社の実効税率および税金の納付額に影響を及ぼす可能性のある2つの新税の規定が含まれている。税源浸食・濫用防止税(以下「BEAT」)は、2019年から10%の税率で修正課税所得に課税を開始し、その後税率は2026年に12.5%に増加する。外国税額控除と一定の税額控除の恩恵を考慮することなく計算されたBEAT額が、所定の年度の通常法人税より大きい場合、BEAT税が支払うべき税額となる。一般に、修正課税所得は、納税者の通常課税所得に、外国関係会社への支払いに関する一定の「税源浸食税務ベネフィット」の金額と共に、税務上の繰越欠損金控除の「税源浸食率」の金額を足し戻すことで計算される。最終規則で、米国の関係会社が引き受けた再保険について、当社の米国保険事業から国外関係会社に支払われた給付および保険金は、税源浸食に該当する支払ではないことが確認された。グローバル無形資産軽課税所得(以下「GILTI」)の規定は、外国子会社の有形資産みなし利益率10%を超える連結外国子会社の利益に米国のミニマム税を適用する。これは、この外国関係会社の利益に50%の米国の税率を課し、外国法人所得税に部分的な外国税額控除を認めるものである。2026年以降、本GILTI規定は、かかる収益の62.5%に米国税を課すことを目的として機能することになっている。あらゆる期間において、GILTIの税額がある場合、その金額は米国の課税所得認識規則と事業を遂行している国の課税所得認識規則の差異ならびに米国事業の全体の課税所得と同様に、GILTI規定に基づく米国の税額の削減に適用できる外国税額控除額を制限する米国の経費配分規則に左右される可能性がある。特定の状況において、米国事業の課税所得について、外国関係会社の利益の50%以上がGILTI規定の対象となる可能性がある。PFIの連結納税申告書において税務上の繰越欠損金または繰戻欠損金を含め、米国源泉の業務に帰属する損失が報告された年度において、GILTI規定はこれらの一部またはすべての損失に対する米国税務ベネフィットの損失を生じさせ、実質的に外国利益に対する税額を増加させる。当社は、BEATおよびGILTI規定の影響が発生した場合、その影響を発生時の期間費用として会計処理している。
U.S.GAAPでは、企業が税務申告書上でとったまたはとると見込まれる不確実な税務ポジションが、財務書類上でどのように認識、測定、表示および開示されるべきかについての包括的なモデルを規定している。この指針の適用は2段階のプロセスである。最初の段階で、当社は、専門的観点に基づいて、当該税務ポジションが税務監査に耐え得る可能性が耐えられない可能性よりも高いかを判定する。税務ポジションがこの耐え得る可能性の方が高いかの認識基準を満たさない場合、そのポジションによる税務ベネフィットは財務書類上で認識されない。第2段階は測定である。当社は、すべての関連する情報について十分な知識を有する税務当局との間での最終的な決着の結果により実現する確率が、50%超であるベネフィットの最大額として、税務ポジションを測定する。この測定では、事実、状況および報告日現在で入手可能な情報を使用して、最終的な決着で実現される可能性のある結末の金額と確率が考慮に入れられる。
当社は、米国内国歳入庁(以下「歳入庁」)や他の税務当局による調査をまだ受ける可能性がある課税年度の未認識税務ベネフィット、利子、および追徴金に係る負債を見越し計上している。追徴課税請求期限が過ぎるまで、当該監査期間には調査を受ける可能性が残存する。一般的に、税務上の繰越欠損金、キャピタル・ロスまたは税額控除の繰越し(以下「税務上の繰越項目」)が発生した課税年度については、それらを残らず使用した課税年度の追徴課税請求期限が終了するまで、それら税務上の繰越項目の範囲で追徴課税の請求があり得る。監査期間の調査が終わると、あるいは追徴課税請求期限が到来すると、それを受けて法人所得税負債を修正する可能性もある。当社では、税務の不確実性に伴う延滞税および加算税を、すべて法人所得税費用として分類している。法人所得税の追加の情報は注記17を参照。
株式報酬支払
当社は、従業員持株制度で保有するエクイティ商品を除き、従業員への株式報酬支払は公正価値測定法を適用して会計処理を行っている。超過税務ベネフィット(不足額)は、損益に計上され、実現した実際の税務ベネフィットと株式報酬支払に起因して計上された繰延税金資産の金額の累積的差異を表す。
当社は、製品・サービスの入手または販売に関連して従業員以外の者に発行されたエクイティ商品の会計処理に関する正式指針および関連解釈に準拠し、従業員以外の者を対象に付与したストック・オプションを公正価値法により会計処理を行っている。
1株当たり利益
普通株式1株当たり利益は、プルデンシャル・ファイナンシャルの連結利益を反映している。基本1株当たり利益は、普通株主に帰属する利益を期中の発行済普通株式の加重平均数で除して計算されている。希薄化後1株当たり利益は、その期間中に発行されているすべての希薄化効果のある潜在的普通株式の効果を含んでいる。追加の情報は注記21を参照。
通貨
当社が財務諸表の作成にあたって使用した通貨(以下「報告通貨」)は、米ドルである。外国での事業の資産、負債および業績は、それぞれの外国事業の機能通貨に基づいて計上されている。機能通貨の決定は、それぞれの外国事業に関連する経済的事実および状況に基づく。当社の外国事業の現地通貨がその機能通貨となるのが通常である。ただし、複数の機能通貨が存在する当社の日本での事業を重要な例外とする。
当社の財務諸表でこれらの外国取引と残高を表示するにあたって、外貨測定と外貨換算という2つの異なるプロセスがある。外貨測定は、外貨で行われた取引が機能通貨として表示されるプロセスをいう。外貨測定から生じる損益は、「その他収益(損失)」の当期の損益で報告されている。外貨換算は、外国事業体の機能通貨を、財務諸表では報告通貨として表現するプロセスである。米ドル以外の通貨で報告される外国での事業や子会社の資産および負債は、期末日現在の為替レートで換算される。収益、保険金・給付金、およびその他の費用は、期中の平均レートで換算される。米ドル以外の機能通貨を使用している米国外企業の損益計算書および財政状態計算書の換算による影響は、関連する適格ヘッジ損益および法人所得税控除後の金額で、AOCIの項目である「外貨換算差額の調整」に計上される。
デリバティブ金融商品
デリバティブとは、その価額が金利、為替レート、金融指数、有価証券やコモディティの価格、信用スプレッド、市場ボラティリティ、予想リターン、および流動性の変動から派生する金融商品である。デリバティブの価額はまた、評価モデルで使用される見積りおよび仮定の変更による影響を受け、その見積りおよび仮定の変更には契約相手の行動や不履行リスク(NPR)なども含まれる。当社が利用するデリバティブ金融商品は、スワップ取引、先物取引、先渡取引、およびオプション取引などで、取引所を通して売買される取引、または店頭市場(「OTC」)で契約される取引である。当社のOTCデリバティブの一部は、中央清算機関を通じて清算および決済される(OTC-清算)一方で、その他は両当事者間の双務契約(OTC-双務)である。デリバティブ持高は、一般的に市場価格または価格決定モデルを用いて、公正価値で計上される。
デリバティブは、資産または負債の金利面および通貨面の特性を管理する目的、ならびに為替レートの変動による機能通貨以外での見込利益や外国事業への純投資の変動を軽減する目的で利用されている。デリバティブはまた、保有資産または購入や売却が予定されている資産、および発生したか発生が見込まれる負債に関連した金利リスク、信用リスク、為替リスクならびに持分リスクを軽減するために利用される。下記および注記5において記述されているとおり、デリバティブの公正価値の実現および未実現変動額は、キャッシュ・フロー・ヘッジおよび外国事業への純投資のヘッジを除き、すべて当期の損益に計上される。当社はまた、連結会社間でデリバティブ契約を締結することがある。連結上、この契約の結果は当該商品の期間にわたって消去される。デリバティブによるキャッシュ・フローは、同デリバティブの性質および目的に基づき、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動、投資活動または財務活動の区分に計上される。
デリバティブは、資産であれば資産項目の「その他投資資産」に、負債であれば負債項目の「その他負債」に計上される。ただし、関連する主契約に一体で計上される組込デリバティブは除く。当社は、マスター・ネッティング契約を締結した契約相手との間では、すべてのデリバティブ金融商品の公正価値を純額で表示している。
当社はデリバティブを、(1)認識された資産もしくは負債、または未認識確定契約の公正価値をヘッジするもの(以下「公正価値ヘッジ」)、(2)予定取引または認識された資産もしくは負債に関連して受払いされるキャッシュ・フローの変動可能性をヘッジするもの(以下「キャッシュ・フロー・ヘッジ」)、(3)外貨建の公正価値またはキャッシュ・フローをヘッジするもの(以下「外貨ヘッジ」)、(4)外国事業への純投資をヘッジするもの、または(5)ヘッジ会計が認められないデリバティブ、のいずれかに指定する。
ヘッジ会計が認められるためには、デリバティブがヘッジ対象として指定されたリスクを軽減する高い有効性を持たなければならない。ヘッジの有効性は、ヘッジ取引の開始時点からヘッジ期間中を通して、正式な評価を受ける。
当社はヘッジ手段とヘッジ対象間のすべての関係、または様々なヘッジ取引を実施するリスク管理目的および戦略を取引開始時に正式に文書化している。この手続きは公正価値ヘッジ、キャッシュ・フロー・ヘッジ、または外貨ヘッジとして指定されたすべてのデリバティブを貸借対照表上の特定資産および負債、または特定の確定契約あるいは予想される取引と関連付けている。外国事業における純投資のヘッジは、特定の外国事業に関連付けされる。
デリバティブが公正価値ヘッジとして指定され、かつ有効性が高いと判定される場合、その公正価値の変動は、ヘッジ対象資産または負債の公正価値の変動(確定契約の損益を含む)と共に、基本的には純額で連結損益計算書上の「実現投資利益(損失)、純額」に計上される。スワップ取引にヘッジ会計が用いられる際、関連する定期的決済は、ヘッジ対象の決済と同じ連結損益計算書項目に計上される。
デリバティブがキャッシュ・フロー・ヘッジとして指定され、かつ有効性が高いと判定される場合、その公正価値の変動は、キャッシュ・フローの変動可能性によって損益が影響を受けるまで(例えば、変動金利資産または負債の定期的決済が損益に計上される時)AOCIに計上される。その時点で、デリバティブ商品に関する繰延損益のうち関連する部分はヘッジ対象と共に連結損益計算書項目に組替えられ計上される。
デリバティブが外貨ヘッジに指定され、かつ有効性が高いと判定された場合、その公正価値の変動は、そのヘッジ取引が公正価値ヘッジ(たとえば認識された外国通貨資産または負債のヘッジ)である場合は当該期間の損益に、またそのヘッジ取引がキャッシュ・フロー・ヘッジ(たとえば外国通貨建の予定取引)である場合はAOCIに計上される。外国事業への純投資のヘッジとしてデリバティブが用いられている場合、その公正価値変動の会計処理は、外貨換算調整と同一の方法により行われる(すなわち、AOCIの中の累積外貨換算調整勘定の中で報告される)。
デリバティブが有効な公正価値ヘッジまたはキャッシュ・フロー・ヘッジと認められないと判定された場合、あるいは経営者がヘッジ指定を解除した場合、当該デリバティブは引き続き公正価値で貸借対照表に計上され、同時に公正価値の変動が「実現投資利益(損失)、純額」で認識される。この場合で公正価値ヘッジ対象のヘッジされた資産あるいは負債は、ヘッジ対象リスクに伴う公正価値の変動について調整されず、その時点における調整額は、当該資産あるいは負債に関連する連結損益計算書項目で償却される。中止されたキャッシュ・フロー・ヘッジに関連するAOCIの項目は、当初のヘッジ対象のキャッシュ・フローが損益に及ぼす影響と同じ、ヘッジ対象のキャッシュ・フロー関連の連結損益計算書項目に組替えられる
ヘッジ対象が確定契約の定義を満たさなくなったため、あるいは予定取引が所定期間終了時までに行われない可能性が高いために、ヘッジ会計の適用が中止になった場合は、当該デリバティブは引き続き公正価値で貸借対照表に計上され、同時に公正価値の変動が「実現投資利益(損失)、純額」で認識される。確定契約の認識に従って計上された資産あるいは負債は、貸借対照表上から消去され、同時に「実現投資利益(損失)、純額」で認識される。予定取引のキャッシュ・フロー・ヘッジに従ってAOCIに計上されていた損益は、直ちに「実現投資利益(損失)、純額」で認識される。
デリバティブのヘッジ会計が認められない場合、その公正価値の変動は受取および支払純額を含めすべて「実現投資利益(損失)、純額」に計上され、経済的に関連する資産または負債の公正価値の変動は考慮されない。
当社は、金融商品にデリバティブが「組み込まれた」金融商品の契約当事者である。当社はその契約開始時に、組み込まれた商品の経済的特性がその金融商品(つまり主契約)の他の構成要素の経済的特性に明確に、そして密接に関連しているか否か、およびその組込商品と同じ条件の個別商品がデリバティブ商品の定義に当てはまるか否かについて評価する。(1)組込商品が主契約の経済的特性に明確にそして密接に関連していない経済的特性を持ち、かつ(2)同じ条件の個別商品がデリバテブ商品として認められると判断された場合、その組込商品は、主契約と区分して公正価値で評価され、公正価値の変動が「実現投資利益(損失)、純額」に含められる組込デリバティブとして適格となる。他の場合であれば区分処理および公正価値による報告が必要となる組込デリバティブが含まれる特定の金融商品については、当社は、商品全体を公正価値で計上し、「その他投資資産」または「その他負債」に含めて報告する選択を行うことができる。
再保険
当社は、適用される会計基準に従って、保険リスクに関連する損失または負債を補償する契約であるか否かを、再保険契約ごとに判断している。当社は、契約のあらゆる特性、中でも再保険会社が負担する保険リスクの度合いを制限しうる特性、あるいは保険金の適時支払いを遅らせる特性についてレビューしている。
当社は、出再保険事業体または再保険者(つまり受再事業体)のいずれかとして、様々な立場で再保険協約に加入している。当社の再保険協約に関する追加の情報は注記15を参照。受再保険事業は、一般に元受保険と同じ方法で会計処理される。再保険契約により現在回収可能な金額は、「再保険回収見込額および預金債権」に、未払金額は、「再保険および保留債務」に含めている。「再保険回収見込額および預金債権」には、(1)当社が定額指数連動年金を出再した預金債券に係る組込デリバティブ、ならびに(2)当社が再保険者である修正共同式再保険協約からの回収見込額に関連する組込デリバティブおよび当社が出再保険者である修正共同式再保険協約からの回収見込額を含み、一般的には出再者が保有する投資資産の公正価値を反映する。また、「再保険および保留債務」には、資金留保契約のある共同保険の下での受再保険者への支払額、または当社が出再者である修正共同式再保険協約で、当社が保持する投資資産の公正価値を通常反映し、主契約とは区分され、公正価値で個別に計上され、その公正価値の変動が「実現投資利益(損失)、純額」を通じて計上される組込デリバティブを含む当該協約からの純債務が含まれる。収益ならびに保険金・給付金および費用には、再保険契約に基づき引き受けた金額が含まれ、出再保険控除後の金額を反映している。
再保険に出しても、第一義的な保険者としての当社の責任は存続する。出再保険残高は、再保険会社が再保険条件に基づく当社への弁済を履行できなくなった場合における、当社の債務を表していると考えることもできる。再保険回収見込額は、現在予想信用損失(以下「CECL」)引当金控除後で報告されている。CECL引当金は、再保険のカウンターパーティの信用度を考慮したものであり、概して担保の取決めを考慮した上で、デフォルト確率とデフォルト時損失の仮定に基づいて決定される。損失引当金の追加または取崩しは「契約者保険金・給付金」に計上される。共同保険方式で再保険に出した長期保険契約に関する再保険料、手数料、費用実費支払、給付金および準備金は、原保険契約の付保期間にわたり、当該原保険契約の会計処理に用いられたものと同様の基礎率を用いて会計処理される。有配当でない伝統的な保険契約および短期払込保険契約の保有ブロックの再保険に関しては、再保険の開始時点における再保険回収見込額の認識から直ちにその他の包括利益(損失)が生じないようにするため、再保険回収見込額および再保険のコストを計算する際に、再保険契約開始時点での直接的負債の現在価値を使用している。有配当でない伝統的な保険契約および短期払込保険契約に関する再保険回収見込額は、直接的負債と同じく、当期のシングルA金利を使用して各期間につき再測定され、この更新による再保険回収見込額への影響額は、OCIの「責任準備金の金利再測定」に計上される。短期払込保険契約の再保険については、当社は、直接DPLに係る再保険資産の費用を設定し、当該費用を直接DPLの償却と同様の方法及び前提条件を用いて「保険料」として償却する。
重大な保険リスクを移転する長期契約の既存の保有契約ブロックの再保険については、交換された正味対価の公正価値と、原保険契約に関連して出再された正味負債との差額を、再保険契約の開始時における正味再保険費用と見なしている。この新規正味再保険費用は、DACの償却に使用される手法および仮定と一致する基準で、再保険契約の残存期間にわたって繰り延べられ、収益に償却される。この新規正味再保険費用は、「その他負債」に計上され、「その他収益(損失)」を通じて償却される繰延再保険利益か、あるいは、「その他資産」に計上され、「一般管理費」を通じて償却される繰延再保険損失をもたらす可能性がある。
元受契約と一致して、再保険協約には、MRBの定義を満たす特徴も含まれる場合があり、その場合は公正価値で会計処理される。元受または受再のMRBの公正価値は当社のNPRを反映し、出再MRBの公正価値は再保険会社のカウンターパーティ信用リスクを反映している。出再MRBの公正価値の変動は、カウンターパーティ信用リスクの変動の影響を含め、「市場リスクを伴う給付の価値の増減(関連するヘッジ利益(損失)を控除後)」の純利益に計上されている。
共同保険協約は、死亡リスクのみが再保険者に移転され、そのリスクを出再するために保険料が再保険者に支払われる当社の1年毎更新の協約とは対照をなす。1年毎に更新される契約で出再される死亡リスクは、原再保険契約に規定されている死亡給付金と、対応する準備金または同契約に関する当社の勘定残高との差異を表している。再保険者に対して支払われる保険料は、原契約の契約者が当社に支払う実際の保険料に基づくのではなく、交渉による金額に基づいている。当社は、再保険契約が原保険契約の期間にわたって有効であることを期待して、通常1年毎に更新可能な契約を締結するため、これらは長期再保険契約とみなされる。ユニバーサル生命保険商品の再保険費用は、一般に、原元受保険契約の総賦課に基づいて認識される。定期保険商品の再保険費用は、一般に、原保険契約の期間にわたって、直接的な保険料に比例して認識される。短期再保険契約関連の再保険費用は、再保険契約期間にわたって会計処理される。
再保険契約によって、再保険者を保険リスクによる重大な損失にさらす合理的な可能性がないと当社が判断した場合、当社は預金法を使用して、この契約を会計処理している。受領した預金は「再保険金および保留債務」に、預金は「再保険回収見込み額および預金債権」に含まれる。金額を支払いまたは受領した場合、原契約と一致するように預金資産または負債は調整される。そうした預金に対する利息は、「その他収益(損失)」または「一般管理費」に適宜計上される。
年次仮定見直し
当社は、将来の保険料や保険金・給付金などのキャッシュ・フローを見積もるために設定した仮定について、毎年、包括的な見直しを行っている。仮定には、経済的仮定と保険関連の仮定が含まれる。保険関連の仮定は、将来の死亡率、罹病率、失効率、解約率、年金化率、費用などの項目に関する当社の最良見積りに基づいている。当社は、一般的に、これらの仮定の主要な基礎として当社の関連する経験に着目する。当社の関連経験が利用できない、または十分な信頼性に欠ける場合、当社または業界のいずれかにおける類似の契約ブロックの経験に着目することがある。死亡率の仮定は、一般的に当社の経験に基づいており、当社の経験だけでは信頼性が十分ではない場合には当社の経験と業界の数値を組み合わせることもある。当社は、主要な保険種目の種類によって異なる死亡率および罹病率の仮定を設定している。事業種類の内部でも年齢や性別に応じて死亡率や罹病率は異なる。当社は、時間の経過とともに見えてくる長期的な人口死亡率の傾向に従って、将来の死亡率改善に関する調整を適用している。失効および解約の仮定は、利用可能な場合、当社および業界の経験に基づいている。当社は、商品固有の特性を考慮して、商品の種類ごとに異なる比率を設定している。
このレビューの一環として、当社は、新たに得た実績、将来の予測、および長期的なトレンドを示唆していると当社が判断する観測可能な市場データを含むその他のデータに基づいて、これらの仮定を更新し、モデルを改良する可能性がある。長期的傾向を示すものであると当社が考える重大な変化が期中に観察されない限り、これらの仮定は一般に年次で更新される。一般的に、当社は短期的に傾向が大きく変化するとは考えておらず、また、これらの傾向が変化する場合には、長期的に緩やかに変化すると見込んでいる。
また、準備金の計算に影響を与える長期金利の仮定や自己資本利益率の仮定を含む経済的仮定について包括的見直しを実施している。当社は、一般的に、これらの仮定の主要な基礎として関連の経済見通しや業界調査を活用しており、これらは将来の投資利益率を予測するために使用される場合もある。
最近公表された会計基準
U.S.GAAPの変更は、米国財務会計基準審議会(以下「FASB」)がFASB会計基準編纂書(以下「ASC」)に対する会計基準アップデート(以下「ASU」)の形態で規定する。当社はすべてのASUの適用可能性と影響について検討する。以下に挙げたASUには、当事業年度中に適用されたASU、および発行されているが2024年12月31日現在および本報告書提出時点で未適用のASUが含まれる。以下に挙げられていないASUは、評価されたが非該当または重要性がないと判定されたものである。
2024年12月31日に終了した事業年度に適用されたASU
| 変更項目 | 内容 | 効力発生日および 適用方法 | 財務書類への影響またはその他の重要な事項 | |||
| ASU2023-07セグメント報告 (トピック280) :報告セグメントの開示の改善 | このASUでは、事業体は、最高執行意思決定者に定期的に提供されている、主要なセグメントの費用に関するより詳細な情報を提供することが求められている。 | 2023年12月15日以降に開始する会計年度と2024年12月15日以降に開始する会計年度の四半期に適用され、遡及方式による早期適用が認められている。 | このASUの適用は、当社の連結財務書類に影響を与えなかったが、連結財務書類の注記における開示を拡充させた。 | |||
| 2024年12月31日現在、発行されているが未適用のASU | ||||||
| 変更項目 | 内容 | 効力発生日および 適用方法 | 財務書類への影響またはその他の重要な事項 | |||
| ASU 2024-03-損益計算書-包括利益の報告-費用の細分化開示 (サブトピック220-40):損益計算書上の費用の細分化(DISE) | このASUは、公開会社に対し、期中報告期間および年次報告期間において、特定の費用に関する追加情報を財務書類の注記で開示することを求めている。 | 2026年12月15日以降に開始する会計年度と2027年12月15日以降に開始する会計年度の四半期に適用され、早期適用が認められ、非遡及的または遡及的に適用される。 | 当社は現在、ASUの適用が、連結財務書類および連結財務書類の注記に与える影響について評価している。 | |||
| ASU2023-09法人所得税 (トピック740)法人所得税開示の改善 | このASUでは、主に実効税率の調整と法人所得税の納付に関連する追加の情報を提供することが事業体に求められている。 | 2024年12月15日以降に開始する会計年度から適用され、早期適用が認められている。当社は、2025年1月1日に開始する年次報告期間からこのASUを適用する予定である。 | 当社は現在、ASUの適用が、連結財務書類および連結財務書類の注記に与える影響について評価している。 | |||
3. 投資
満期固定証券
次の表はそれぞれの時点における満期固定証券(トレーディングに分類された投資を除く)の構成を示している。
| 2024年12月31日現在 | |||||||||||||||||||
| 償却原価 | 未実現 利益総額 | 未実現 損失総額 | 貸倒 引当金 | 公正価値 | |||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||||
| 売却可能満期固定証券: | |||||||||||||||||||
| 米国財務省証券および米国政府関係 機関が発行した負債証券 | $ | 24,869 | $ | 584 | $ | 5,105 | $ | 0 | $ | 20,348 | |||||||||
| 米国州および州政府機関が発行する 負債証券 | 6,590 | 132 | 618 | 0 | 6,104 | ||||||||||||||
| 外国政府が発行する負債証券 | 63,523 | 1,837 | 7,881 | 0 | 57,479 | ||||||||||||||
| 米国の公募社債 | 108,883 | 1,226 | 11,529 | 72 | 98,508 | ||||||||||||||
| 米国の私募社債(1) | 45,854 | 918 | 2,926 | 57 | 43,789 | ||||||||||||||
| 外国の公募社債 | 23,165 | 248 | 1,421 | 10 | 21,982 | ||||||||||||||
| 外国の私募社債 | 38,652 | 314 | 4,311 | 192 | 34,463 | ||||||||||||||
| 資産担保証券(2) | 16,979 | 214 | 59 | 0 | 17,134 | ||||||||||||||
| 商業モーゲージ証券 | 9,791 | 29 | 547 | 0 | 9,273 | ||||||||||||||
| 住宅モーゲージ証券(3) | 2,698 | 15 | 223 | 0 | 2,490 | ||||||||||||||
| 売却可能満期固定証券合計(1) | $ | 341,004 | $ | 5,517 | $ | 34,620 | $ | 331 | $ | 311,570 | |||||||||
| (1) ネッティング契約に基づき関連する借入債務と相殺された社債(償却原価14,748百万ドル、公正価値14,748百万ドル)を除く。 | |
| (2) ローン債権、ホーム・エクイティ・ローン、自動車ローン、教育ローンおよびその他の種類の資産を担保とする信用トランシェ証券を含む。 | |
| (3) 上場取引されている政府関係機関のパススルー証券およびモーゲージ担保証券を含む。 | |
| 2023年12月31日現在 | ||||||||||||||||||
| 償却原価 | 未実現 利益総額 | 未実現 損失総額 | 貸倒 引当金 | 公正価値 | ||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||||
| 売却可能満期固定証券: | ||||||||||||||||||
| 米国財務省証券および米国政府関係 機関が発行した負債証券 | $ | 24,874 | $ | 1,091 | $ | 4,169 | $ | 0 | $ | 21,796 | ||||||||
| 米国州および州政府機関が発行する 負債証券 | 8,650 | 267 | 459 | 0 | 8,458 | |||||||||||||
| 外国政府が発行する負債証券 | 71,556 | 3,895 | 5,208 | 53 | 70,190 | |||||||||||||
| 米国の公募社債 | 105,593 | 2,357 | 9,711 | 67 | 98,172 | |||||||||||||
| 米国の私募社債(1) | 42,801 | 807 | 2,574 | 14 | 41,020 | |||||||||||||
| 外国の公募社債 | 20,473 | 487 | 1,298 | 19 | 19,643 | |||||||||||||
| 外国の私募社債 | 35,128 | 613 | 3,446 | 5 | 32,290 | |||||||||||||
| 資産担保証券(2) | 12,514 | 202 | 119 | 2 | 12,595 | |||||||||||||
| 商業モーゲージ証券 | 10,571 | 34 | 713 | 0 | 9,892 | |||||||||||||
| 住宅モーゲージ証券(3) | 2,438 | 24 | 197 | 0 | 2,265 | |||||||||||||
| 売却可能満期固定証券合計(1) | $ | 334,598 | $ | 9,777 | $ | 27,894 | $ | 160 | $ | 316,321 | ||||||||
| (1) ネッティング契約に基づき関連する借入債務と相殺された社債(償却原価12,370百万ドル、公正価値12,370百万ドル)を除く。 | |
| (2) ローン債権、教育ローン、自動車ローン、ホーム・エクイティ・ローンおよびその他の種類の資産を担保とする信用トランシェ証券を含む。 | |
| (3) 上場取引されている政府関係機関のパススルー証券およびモーゲージ担保証券を含む。 | |
次の表は、それぞれの時点において、貸倒引当金が設定されていない売却可能満期固定証券について、投資の種類および個別の満期固定証券の未実現損失状態の継続期間別に公正価値および未実現損失総額を示したものである。
| 2024年12月31日現在 | |||||||||||||||||||||||
| 12ヵ月未満 | 12ヵ月以上 | 合計 | |||||||||||||||||||||
| 公正 価値 | 未実現損失 総額 | 公正 価値 | 未実現損失 総額 | 公正 価値 | 未実現損失 総額 | ||||||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||||||||
| 売却可能満期固定証券: | |||||||||||||||||||||||
| 米国財務省証券および米国政府 関係機関が発行した負債証券 | $ | 6,667 | $ | 334 | $ | 10,161 | $ | 4,771 | $ | 16,828 | $ | 5,105 | |||||||||||
| 米国州および州政府機関が発行する 負債証券 | 1,592 | 53 | 3,288 | 565 | 4,880 | 618 | |||||||||||||||||
| 外国政府が発行する負債証券 | 8,280 | 349 | 20,780 | 7,532 | 29,060 | 7,881 | |||||||||||||||||
| 米国の公募社債 | 25,420 | 1,036 | 48,152 | 10,485 | 73,572 | 11,521 | |||||||||||||||||
| 米国の私募社債 | 7,581 | 183 | 24,846 | 2,743 | 32,427 | 2,926 | |||||||||||||||||
| 外国の公募社債 | 5,751 | 170 | 8,084 | 1,246 | 13,835 | 1,416 | |||||||||||||||||
| 外国の私募社債 | 8,702 | 282 | 18,862 | 4,010 | 27,564 | 4,292 | |||||||||||||||||
| 資産担保証券 | 1,488 | 11 | 1,015 | 48 | 2,503 | 59 | |||||||||||||||||
| 商業モーゲージ証券 | 1,092 | 8 | 6,432 | 539 | 7,524 | 547 | |||||||||||||||||
| 住宅モーゲージ証券 | 361 | 4 | 1,377 | 219 | 1,738 | 223 | |||||||||||||||||
| 売却可能満期固定証券合計 | $ | 66,934 | $ | 2,430 | $ | 142,997 | $ | 32,158 | $ | 209,931 | $ | 34,588 | |||||||||||
| 2023年12月31日現在 | |||||||||||||||||||||
| 12ヵ月未満 | 12ヵ月以上 | 合計 | |||||||||||||||||||
| 公正 価値 | 未実現損失 総額 | 公正 価値 | 未実現損失 総額 | 公正 価値 | 未実現損失 総額 | ||||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||||||
| 売却可能満期固定証券: | |||||||||||||||||||||
| 米国財務省証券および米国政府 関係機関が発行した負債証券 | $ | 2,718 | $ | 95 | $ | 12,642 | $ | 4,074 | $ | 15,360 | $ | 4,169 | |||||||||
| 米国州および州政府機関が発行する 負債証券 | 862 | 14 | 3,816 | 445 | 4,678 | 459 | |||||||||||||||
| 外国政府が発行する負債証券 | 9,098 | 542 | 19,589 | 4,664 | 28,687 | 5,206 | |||||||||||||||
| 米国の公募社債 | 4,881 | 103 | 61,204 | 9,604 | 66,085 | 9,707 | |||||||||||||||
| 米国の私募社債 | 3,026 | 69 | 27,062 | 2,504 | 30,088 | 2, 573 | |||||||||||||||
| 外国の公募社債 | 1,766 | 37 | 10,812 | 1,246 | 12,578 | 1,283 | |||||||||||||||
| 外国の私募社債 | 1,578 | 120 | 22,145 | 3,324 | 23,723 | 3,444 | |||||||||||||||
| 資産担保証券 | 846 | 30 | 5,886 | 89 | 6,732 | 119 | |||||||||||||||
| 商業モーゲージ証券 | 287 | 3 | 8,251 | 710 | 8,538 | 713 | |||||||||||||||
| 住宅モーゲージ証券 | 92 | 2 | 1,599 | 195 | 1,691 | 197 | |||||||||||||||
| 売却可能満期固定証券合計 | $ | 25,154 | $ | 1,015 | $ | 173,006 | $ | 26,855 | $ | 198,160 | $ | 27,870 | |||||||||
2024年12月31日および2023年12月31日現在の貸倒引当金が設定されていない売却可能満期固定証券の未実現損失総額は、全米保険監督官協会(以下「NAIC」)の格付またはそれに相当する格付に基づく最高格付「1」または高格付「2」の証券に係るものがそれぞれ33,437百万ドルおよび26,879百万ドル、それ以外の証券に係る未実現損失総額がそれぞれ1,151百万ドルおよび991百万ドルであった。2024年12月31日現在、12ヵ月以上の未実現損失総額32,158百万ドルは、金融、非景気敏感消費財、および公益事業のセクターの社債ならびに外国政府証券に集中していた。2023年12月31日現在、12ヵ月以上の未実現損失総額26,855百万ドルは、金融、非景気敏感消費財、および公益事業のセクターの社債ならびに外国政府証券に集中していた。
注記2に記載されている方針に準拠し、当社は2024年12月31日現在、これらの満期固定証券に関連した信用損失について利益の調整が必要ないと判断した。この判断は、証券ごとに信用状態およびキャッシュ・フローを詳細に分析した結果に基づくものであった。未実現損失総額の発生は主に、金利の上昇、全般的な信用スプレッドの拡大および為替レートの変動によるものである。2024年12月31日現在、当社はこれらの有価証券を売却する意思はなく、予期される償却原価までの回復の前に当社がこれらの有価証券の売却を余儀なくされる可能性はどちらかといえば低いと考えている。
次の表は、それぞれの時点での契約上の償還期限別の満期固定証券の償却原価および公正価値を示している。
| 2024年12月31日現在 | ||||||
| 売却可能 | ||||||
| 償却原価 | 公正価値 | |||||
| (単位:百万ドル) | ||||||
| 満期固定証券: | ||||||
| 1年以内 | $ | 9,963 | $ | 9,930 | ||
| 1年超5年以内 | 58,822 | 57,973 | ||||
| 5年超10年以内(1) | 63,001 | 61,513 | ||||
| 10年超(1) | 179,750 | 153,257 | ||||
| 資産担保証券 | 16,979 | 17,134 | ||||
| 商業モーゲージ証券 | 9,791 | 9,273 | ||||
| 住宅モーゲージ証券 | 2,698 | 2,490 | ||||
| 合計 | $ | 341,004 | $ | 311,570 | ||
| (1) ネッティング契約に基づき関連する借入債務と相殺された社債(償却原価14,748百万ドル、公正価値14,748百万ドル)を除く。 | |
実際の償還期日は、発行体が中途償還や期限前償還の権利を有しているために契約上の期日とは異なることがある。資産担保証券、商業モーゲージ証券、住宅モーゲージ証券の償還期日は単一ではないため、上表では別々に表示されている。
次の表は、それぞれの期間の満期固定証券による手取金の源泉、関連する投資利益(損失)、ならびに満期固定証券の評価減および貸倒引当金設定による損失を示している。
| 12月31日に終了した各事業年度 | ||||||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||
| 売却可能満期固定証券: | ||||||||
| 売却による手取金(1) | $ | 36,727 | $ | 27,161 | $ | 33,010 | ||
| 満期/期限前償還による手取金 | 22,432 | 17,010 | 17,957 | |||||
| 売却および満期償還による総投資利益 | 1,400 | 973 | 1,240 | |||||
| 売却および満期償還による総投資損失 | (3,553) | (2,183) | (2,589) | |||||
| 損益に認識された評価減(2) | (924) | (81) | (116) | |||||
| 貸倒引当金の(追加)/取崩し | (195) | (22) | (24) | |||||
| 満期保有目的満期固定証券: | ||||||||
| 満期/期限前償還による手取金(3) | $ | 0 | $ | 21 | $ | 37 | ||
| 貸倒引当金の(追加)/取崩し | 0 | 2 | 2 | |||||
| (1) 2024年、2023年、2022年の12月31日に終了した各事業年度において、売買決済のタイミングにより生じた非現金の関連手取金の取引それぞれ(100)百万ドル、(74)百万ドル、(144)百万ドルを除く。 (2) 金額は、積極的に売却のために市場取引されている有価証券、償却原価ベース回復の前に売却しなければならない可能性がどちらかといえば高い有価証券、および信用不安のある有価証券の評価減である。 (3) 2023年および2022年の12月31日に終了した各事業年度において、売買決済のタイミングにより生じた非現金の関連手取金の取引それぞれ1百万ドルおよび1百万ドル未満を除く。2024年中に満期保有目的満期固定証券はなかった。 | |
満期固定証券についての貸倒引当金のそれぞれの時点の残高およびそれぞれの期間の変動は下表のとおりである。
| 2024年12月31日に終了した事業年度 | |||||||||||||||||||||
| 米国財務証券および米国の州政府が発行する負債証券 | 外国政府が発行する負債証券 | 米国および外国の社債 | 資産担保証券 | 商業 モーゲージ証券 | 住宅 モーゲージ証券 | 合計 | |||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||||||
| 売却可能満期固定証券: | |||||||||||||||||||||
| 期首残高 | $ | 0 | $ | 53 | $ | 105 | $ | 2 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 160 | |||||||
| 以前に計上されていなかった貸倒引当金への繰入額 | 0 | 0 | 235 | 0 | 0 | 0 | 235 | ||||||||||||||
| 期中に売却した有価証券についての減少額 | 0 | (30) | (55) | 0 | 0 | 0 | (85) | ||||||||||||||
| 売却目的有価証券についての減少額 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||||||||||||
| 以前に貸倒引当金が計上 されていた有価証券に係る増加額(減少額) | 0 | (23) | 46 | (2) | 0 | 0 | 21 | ||||||||||||||
| 引当金を使用した評価減 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||||||||||||
| 期末残高 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 331 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 331 | |||||||
| 2023年12月31日に終了した事業年度 | |||||||||||||||||||||
| 米国財務証券および米国の州政府が発行する負債証券 | 外国政府が発行 する負債証券 | 米国および外国の社債 | 資産担保証券 | 商業 モーゲージ証券 | 住宅 モーゲージ証券 | 合計 | |||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||||||
| 売却可能満期固定証券: | |||||||||||||||||||||
| 期首残高 | $ | 0 | $ | 1 | $ | 136 | $ | 1 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 138 | |||||||
| 以前に計上されていなかった貸倒引当金への繰入額 | 0 | 62 | 99 | 0 | 0 | 0 | 161 | ||||||||||||||
| 期中に売却した有価証券についての減少額 | 0 | 0 | (162) | 0 | 0 | 0 | (162) | ||||||||||||||
| 以前に貸倒引当金が計上 されていた有価証券に係る増加額(減少額) | 0 | (10) | 49 | 1 | 0 | 0 | 40 | ||||||||||||||
| 引当金を使用した評価減 | 0 | 0 | (17) | 0 | 0 | 0 | (17) | ||||||||||||||
| 期末残高 | $ | 0 | $ | 53 | $ | 105 | $ | 2 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 160 | |||||||
| 2023年12月31日に終了した事業年度 | |||||||||||||||||||||
| 米国財務証券および米国の州政府が発行する負債証券 | 外国政府が発行 する負債証券 | 米国および外国の社債 | 資産担保証券 | 商業 モーゲージ証券 | 住宅 モーゲージ証券 | 合計 | |||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||||||
| 満期保有目的満期固定証券: | |||||||||||||||||||||
| 期首残高 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 2 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 2 | |||||||
| 予想損失に対する 当期繰入額(1) | 0 | 0 | (2) | 0 | 0 | 0 | (2) | ||||||||||||||
| 為替変動 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||||||||||||
| 期末残高 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | |||||||
| (1) 2023年第3四半期に、当社は満期保有目的のポートフォリオの一部を保有する意向を変更した。これは、最近発表された再保険取引の一部として償還された。その結果、満期保有目的のポートフォリオ全体を売却可能資産に組み替え、公正価値で計上した。 | |
当社の引当金および予想損失の作成方法に関する追加の情報については、注記2を参照。
2024年12月31日に終了した事業年度に関して、売却可能有価証券に係る貸倒引当金の純増は、主に景気敏感消費財、資本財、エネルギー・セクターの社債での予想キャッシュ・フロー悪化による積み増しに関連していた。2023年12月31日に終了した事業年度に関して、売却可能有価証券に係る貸倒引当金の純増は、主に通信セクターの社債と外国政府証券での予想キャッシュ・フロー悪化による積み増しに関連しているが、公共事業と資本財セクターの条件緩和証券における取り崩しによって一部相殺された。
2024年12月31日現在または2023年12月31日現在で、当社は信用状態が悪化した状態で購入した満期固定証券を保有していない。
経験料率契約者保険負債に対応する資産
次の表は、それぞれの時点における「経験料率契約者保険負債に対応する資産」の構成を示している。
| 2024年12月31日 現在 | 2023年12月31日 現在 | |||||||||||
| 償却原価または 取得原価 | 公正 価値 | 償却原価または 取得原価 | 公正 価値 | |||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||
| 満期固定証券: | ||||||||||||
| 社債 | $ | 68 | $ | 67 | $ | 81 | $ | 79 | ||||
| 外国政府が発行する負債証券 | 544 | 539 | 606 | 604 | ||||||||
| 米国政府関係機関が発行した負債証券ならびに米国の州政府が発行した負債証券 | 207 | 220 | 202 | 206 | ||||||||
| 満期固定証券合計(1) | 819 | 826 | 889 | 889 | ||||||||
| 持分証券 | 1,763 | 2,881 | 1,607 | 2,279 | ||||||||
| 経験料率契約者保険負債に対応する資産合計(2) | $ | 2,582 | $ | 3,707 | $ | 2,496 | $ | 3,168 | ||||
| (1) 2024年12月31日現在および2023年12月31日の両方の時点において、償却原価での構成比で、ポートフォリオの99%がNAICまたは同等の格付に基づいて高いまたは最高の品質であるとみなされている。 | |
| (2) ポートフォリオは、2024年12月31日と2023年12月31日の両方の時点で、償却原価での構成比で100%が公募証券で構成されている。 | |
期末に保有する、経験料率契約者保険負債に対応する資産からの未実現利益(損失)の純増減は「その他収益(損失)」に計上される。これらの損益額は、2024年、2023年、2022年の12月31日に終了した各事業年度は、それぞれ495百万ドル、440百万ドル、(737)百万ドルであった。
売買目的満期固定証券
期末に保有する、売買目的満期固定証券に対応する資産からの未実現利益(損失)の純増減は「その他収益(損失)」に計上される。これらの損益額は、2024年、2023年、2022年の12月31日に終了した各事業年度は、それぞれ(551)百万ドル、518百万ドル、(1,427)百万ドルであった。
持分証券
期末に保有する、持分証券からの未実現利益(損失)の純増減は「その他収益(損失)」に計上される。これらの損益額は、2024年、2023年、2022年の12月31日に終了した各事業年度は、それぞれ735百万ドル、612百万ドル、(914)百万ドルであった。
金融商品の集中
当社は、保有金融商品における集中を監視し、単一発行体へのエクスポージャーが制限されている分散化された投資ポートフォリオを維持することによって信用リスクを軽減している。
以下のそれぞれの時点において、当社は、米国債、特定の米国政府機関債、米国政府保証債および以下に開示された有価証券について、単一の発行体に対して当社の資本の10%を超える信用リスク集中のエクスポージャーを有している。
| 2024年12月31日 現在 | 2023年12月31日 現在 | |||||||||||||
| 償却原価 | 公正価値 | 償却原価 | 公正価値 | |||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||
| 日本国債および日本政府機関債への投資: | ||||||||||||||
| 売却可能満期固定証券 | $ | 56,457 | $ | 51,177 | $ | 62,591 | $ | 61,484 | ||||||
| 売買目的満期固定証券 | 18 | 18 | 19 | 19 | ||||||||||
| 経験料率契約者保険負債に対応する資産 | 472 | 462 | 522 | 514 | ||||||||||
| 合計 | $ | 56,947 | $ | 51,657 | $ | 63,132 | $ | 62,017 | ||||||
| 2024年12月31日 現在 | 2023年12月31日 現在 | |||||||||||||
| 償却原価 | 公正価値 | 償却原価 | 公正価値 | |||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||
| ブラジル国債およびブラジル政府機関債への投資: | ||||||||||||||
| 売却可能満期固定証券 | $ | 2,753 | $ | 2,251 | $ | 3,028 | $ | 2,992 | ||||||
| 売買目的満期固定証券 | 44 | 40 | 0 | 0 | ||||||||||
| 短期投資 | 2 | 2 | 0 | 0 | ||||||||||
| 現金同等物 | 228 | 228 | 427 | 427 | ||||||||||
| 合計 | $ | 3,027 | $ | 2,521 | $ | 3,455 | $ | 3,419 | ||||||
商業モーゲージおよびその他貸付
次の表は、それぞれの時点における「商業モーゲージおよびその他貸付」の構成を示している。
| 2024年12月31日 現在 | 2023年12月31日 現在 | ||||||||||||
| 金額 | 割合合計 | 金額 | 割合合計 | ||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||
| 商業モーゲージおよび農業不動産貸付の不動産種類別分類: | |||||||||||||
| オフィス | $ | 7,867 | 12.7 | % | $ | 8,402 | 14.2 | % | |||||
| 個人 | 5,552 | 9.0 | 5,384 | 9.1 | |||||||||
| アパート/集合住宅 | 17,522 | 28.3 | 16,555 | 28.0 | |||||||||
| 工業用 | 16,900 | 27.3 | 15,263 | 25.8 | |||||||||
| 宿泊施設 | 1,831 | 3.0 | 2,086 | 3.5 | |||||||||
| その他 | 4,386 | 7.1 | 4,069 | 6.9 | |||||||||
| 商業モーゲージ・ローン合計 | 54,058 | 87.4 | 51,759 | 87.5 | |||||||||
| 農業不動産貸付 | 7,775 | 12.6 | 7,426 | 12.5 | |||||||||
| 商業モーゲージおよび農業不動産貸付合計 | 61,833 | 100.0 | % | 59,185 | 100.0 | % | |||||||
| 貸倒引当金 | (528) | (459) | |||||||||||
| 商業モーゲージおよび農業不動産貸付合計(純額) | 61,305 | 58,726 | |||||||||||
| その他貸付 | |||||||||||||
| 無担保貸付 | 595 | 425 | |||||||||||
| 住宅不動産貸付 | 19 | 30 | |||||||||||
| その他担保貸付 | 468 | 125 | |||||||||||
| その他貸付合計 | 1,082 | 580 | |||||||||||
| 貸倒引当金 | (46) | (1) | |||||||||||
| その他貸付合計(純額) | 1,036 | 579 | |||||||||||
| 商業モーゲージおよびその他貸付合計(純額)(1) | $ | 62,341 | $ | 59,305 | |||||||||
| (1) 公正価値オプションに基づき公正価値で計上され、主として集合住宅が担保に供されている貸付を含む。2024年12月31日および2023年12月31日現在のこれらの貸付の正味帳簿価額はそれぞれ、702百万ドルおよび519百万ドルであった。 | |
2024年12月31日現在、商業モーゲージおよび農業不動産貸付は、米国中に地理的に分散された不動産を担保としており、米国内で最も集中しているのは、カリフォルニア州(28%)、テキサス州(7%)、およびフロリダ州(6%)であり、ヨーロッパ(6%)、メキシコ(2%)、アジア(1%)およびオーストラリア(1%)の不動産を担保とした貸付も含まれている。
商業モーゲージおよびその他貸付についての貸倒引当金のそれぞれの時点の残高およびそれぞれの期間の変動は下表のとおりである。
| 商業 モーゲージ・ローン | 農業 不動産 貸付 | 住宅 不動産 貸付 | その他 担保貸付 | 無担保貸付 | 合計 | |||||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||||
| 2021年12月31日時点残高 | $ | 111 | $ | 4 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 4 | $ | 119 | ||||||
| 予想損失引当金の追加/ (取崩し) | ||||||||||||||||||
| 72 | 9 | 0 | 0 | (1) | 80 | |||||||||||||
| その他 | 5 | 0 | 0 | 0 | (1) | 4 | ||||||||||||
| 2022年12月31日現在残高 | 188 | 13 | 0 | 0 | 2 | 203 | ||||||||||||
| 予想損失引当金の追加/ (取崩し) | ||||||||||||||||||
| 282 | 3 | 0 | 0 | (1) | 284 | |||||||||||||
| 引当金を使用した評価減 | (29) | 0 | 0 | 0 | 0 | (29) | ||||||||||||
| その他 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | ||||||||||||
| 2023年12月31日現在残高 | 443 | 16 | 0 | 0 | 1 | 460 | ||||||||||||
| 予想損失引当金の追加/ (取崩し) | 100 | 110 | 0 | 32 | 13 | 255 | ||||||||||||
| 引当金を使用した評価減 | (132) | (5) | 0 | 0 | 0 | (137) | ||||||||||||
| その他 | (4) | 0 | 0 | 0 | 0 | (4) | ||||||||||||
| 2024年12月31日現在残高 | $ | 407 | $ | 121 | $ | 0 | $ | 32 | $ | 14 | $ | 574 | ||||||
当社の引当金および予想損失の作成方法に関する追加の情報については、注記2を参照。
2024年12月31日に終了した事業年度において、商業モーゲージおよびその他貸付に係る貸倒引当金の純増加は、主として個人およびオフィスセクターの商業モーゲージおよび農業不動産貸付の個別引当金の増加、ならびに有担保貸付および無担保貸付の両方のポートフォリオについての一括引当金の設定による。2023年12月31日に終了した事業年度において、商業モーゲージおよびその他貸付に係る貸倒引当金の純増加は、主として市況の悪化を反映した引当金の増加およびオフィスセクターの個別引当金の増加による。
2024年12月31日に終了した事業年度において、137百万ドルの評価減が引当金を取り崩して実施されたが、このうち132百万ドルは2016年に組成された貸付金に関連するものであり、5百万ドルは2015年に組成された貸付金に関連するものであった。2023年12月31日に終了した事業年度において、2018年に組成された貸付金に関連して貸倒引当金を取り崩して29百万ドルの評価減が計上された。
次の表は、表示された時点における貸倒引当金控除前の投資勘定計上額に基づいて主要な信用度指標を表示したものである。
| 2024年12月31日現在 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 組成年度別償却原価 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | 2021年 | 2020年 | それ以前 | リボルビング・ローン | 合計 | |||||||||||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 商業モーゲージ・ローン | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 融資比率: | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 0%-59.99% | $ | 2,122 | $ | 1,492 | $ | 1,183 | $ | 2,295 | $ | 1,378 | $ | 16,652 | $ | 36 | $ | 25,158 | ||||||||||||||
| 60%-69.99% | 4,726 | 2,287 | 1,013 | 2,192 | 846 | 5,113 | 0 | 16,177 | ||||||||||||||||||||||
| 70%-79.99% | 809 | 1,326 | 953 | 1,327 | 446 | 2,293 | 0 | 7,154 | ||||||||||||||||||||||
| 80%以上 | 48 | 135 | 482 | 216 | 281 | 4,407 | 0 | 5,569 | ||||||||||||||||||||||
| 合計 | $ | 7,705 | $ | 5,240 | $ | 3,631 | $ | 6,030 | $ | 2,951 | $ | 28,465 | $ | 36 | $ | 54,058 | ||||||||||||||
| デット・サービス・カバレッジ・ レシオ: | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 1.2倍超 | $ | 6,771 | $ | 4,563 | $ | 3,283 | $ | 5,929 | $ | 2,795 | $ | 25,790 | $ | 0 | $ | 49,131 | ||||||||||||||
| 1.0−1.2倍 | 745 | 527 | 313 | 43 | 102 | 1,279 | 36 | 3,045 | ||||||||||||||||||||||
| 1.0倍未満 | 189 | 150 | 35 | 58 | 54 | 1,396 | 0 | 1,882 | ||||||||||||||||||||||
| 合計 | $ | 7,705 | $ | 5,240 | $ | 3,631 | $ | 6,030 | $ | 2,951 | $ | 28,465 | $ | 36 | $ | 54,058 | ||||||||||||||
| 農業不動産貸付 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 融資比率: | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 0%-59.99% | $ | 657 | $ | 371 | $ | 877 | $ | 2,004 | $ | 679 | $ | 1,491 | $ | 122 | $ | 6,201 | ||||||||||||||
| 60%-69.99% | 87 | 555 | 125 | 10 | 53 | 43 | 0 | 873 | ||||||||||||||||||||||
| 70%-79.99% | 0 | 0 | 0 | 6 | 0 | 3 | 0 | 9 | ||||||||||||||||||||||
| 80%以上 | 0 | 6 | 521 | 0 | 71 | 42 | 52 | 692 | ||||||||||||||||||||||
| 合計 | $ | 744 | $ | 932 | $ | 1,523 | $ | 2,020 | $ | 803 | $ | 1,579 | $ | 174 | $ | 7,775 | ||||||||||||||
| デット・サービス・カバレッジ・ レシオ: | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 1.2倍超 | $ | 688 | $ | 864 | $ | 932 | $ | 1,967 | $ | 739 | $ | 1,384 | $ | 122 | $ | 6,696 | ||||||||||||||
| 1.0−1.2倍 | 56 | 63 | 530 | 45 | 23 | 98 | 52 | 867 | ||||||||||||||||||||||
| 1.0倍未満 | 0 | 5 | 61 | 8 | 41 | 97 | 0 | 212 | ||||||||||||||||||||||
| 合計 | $ | 744 | $ | 932 | $ | 1,523 | $ | 2,020 | $ | 803 | $ | 1,579 | $ | 174 | $ | 7,775 | ||||||||||||||
| 2023年12月31日現在 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 組成年度別償却原価 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2023年 | 2022年 | 2021年 | 2020年 | 2019年 | それ以前 | リボルビング・ローン | 合計 | |||||||||||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 商業モーゲージ・ローン | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 融資比率: | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 0%-59.99% | $ | 1,822 | $ | 911 | $ | 2,264 | $ | 1,437 | $ | 3,205 | $ | 16,569 | $ | 0 | $ | 26,208 | ||||||||||||||
| 60%-69.99% | 2,765 | 1,440 | 2,541 | 1,107 | 2,146 | 4,530 | 0 | 14,529 | ||||||||||||||||||||||
| 70%-79.99% | 1,001 | 1,004 | 1,278 | 401 | 1,013 | 2,277 | 0 | 6,974 | ||||||||||||||||||||||
| 80%以上 | 145 | 357 | 203 | 330 | 209 | 2,804 | 0 | 4,048 | ||||||||||||||||||||||
| 合計 | $ | 5,733 | $ | 3,712 | $ | 6,286 | $ | 3,275 | $ | 6,573 | $ | 26,180 | $ | 0 | $ | 51,759 | ||||||||||||||
| デット・サービス・カバレッジ・ レシオ: | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 1.2倍超 | $ | 5,237 | $ | 3,194 | $ | 6,122 | $ | 3,182 | $ | 5,988 | $ | 23,196 | $ | 0 | $ | 46,919 | ||||||||||||||
| 1.0−1.2倍 | 346 | 366 | 82 | 38 | 265 | 1,713 | 0 | 2,810 | ||||||||||||||||||||||
| 1.0倍未満 | 150 | 152 | 82 | 55 | 320 | 1,271 | 0 | 2,030 | ||||||||||||||||||||||
| 合計 | $ | 5,733 | $ | 3,712 | $ | 6,286 | $ | 3,275 | $ | 6,573 | $ | 26,180 | $ | 0 | $ | 51,759 | ||||||||||||||
| 農業不動産貸付 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 融資比率: | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 0%-59.99% | $ | 360 | $ | 880 | $ | 2,027 | $ | 774 | $ | 455 | $ | 1,481 | $ | 74 | $ | 6,051 | ||||||||||||||
| 60%-69.99% | 586 | 668 | 25 | 50 | 20 | 4 | 0 | 1,353 | ||||||||||||||||||||||
| 70%-79.99% | 7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | ||||||||||||||||||||||
| 80%以上 | 0 | 0 | 0 | 0 | 15 | 0 | 0 | 15 | ||||||||||||||||||||||
| 合計 | $ | 953 | $ | 1,548 | $ | 2,052 | $ | 824 | $ | 490 | $ | 1,485 | $ | 74 | $ | 7,426 | ||||||||||||||
| デット・サービス・カバレッジ・ レシオ: | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 1.2倍超 | $ | 948 | $ | 1,535 | $ | 2,040 | $ | 750 | $ | 489 | $ | 1,290 | $ | 74 | $ | 7,126 | ||||||||||||||
| 1.0−1.2倍 | 0 | 5 | 4 | 58 | 0 | 151 | 0 | 218 | ||||||||||||||||||||||
| 1.0倍未満 | 5 | 8 | 8 | 16 | 1 | 44 | 0 | 82 | ||||||||||||||||||||||
| 合計 | $ | 953 | $ | 1,548 | $ | 2,052 | $ | 824 | $ | 490 | $ | 1,485 | $ | 74 | $ | 7,426 | ||||||||||||||
当社の商業モーゲージおよびその他貸付の信用度モニタリング・プロセスに関する追加の情報については、注記2を参照。
当社は、資金難に陥っている借り手向けの商業モーゲージおよびその他貸付ポートフォリオでローン条件変更を認める場合がある。これらのローン条件変更は、元本免除、金利引き下げ、大幅な支払い遅延、期間延長、またはそれらの組み合わせという形で行われることがある。認められた条件変更の金額、時期および程度、ならびにその後の履行状況は、貸倒引当金を決定する際に考慮に入れられる。
以下の表は、それぞれの期間において資金難に陥っている借り手に対して行われた条件変更を償却原価ベースで示している。
| 2024年12月31日に終了した事業年度 | ||||||
| 期間延長 | 償却原価での 構成比 | 大幅な遅延 | 償却原価での 構成比 | |||
| (単位:百万ドル) | ||||||
| 商業モーゲージ・ローン | $ | 337 | 0.6 % | $ | 63 | 0.1 % |
| 農業不動産貸付 | $ | 3 | 0.0 % | $ | 0 | 0.0 % |
この条件変更による商業モーゲージ・ローンと農業用不動産貸付の両ポートフォリオの加重平均残存期間の増加は、1年未満であった。
2023年12月31日に終了した事業年度において、当社は、資金難に陥っている借り手に対する条件変更を行っていない。
当社は、2024年12月31日現在、条件変更されたローンに関して、資金難に陥っている状況にある借り手に追加資金を貸し出す旨のコミットメントを保有していない。
次の表は、それぞれの時点における貸倒引当金控除前の投資勘定計上額に基づいた延滞商業モーゲージおよびその他貸付の延滞期間、ならびに未収利息計上停止状態の商業モーゲージおよびその他貸付の金額を示したものである。
| 2024年12月31日現在 | ||||||||||||||||||||
| 延滞なし | 延滞期間が30-59日 | 延滞期間が60-89日 | 延滞期間が90日 以上(1)(2) | 延滞合計 | 貸付合計 | 未収利息計上停止状態(3) | ||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||||||
| 商業モーゲージ・ローン | $ | 53,873 | $ | 0 | $ | 3 | $ | 182 | $ | 185 | $ | 54,058 | $ | 220 | ||||||
| 農業不動産貸付 | 7,012 | 0 | 21 | 742 | 763 | 7,775 | 767 | |||||||||||||
| 住宅不動産貸付 | 19 | 0 | 0 | 0 | 0 | 19 | 0 | |||||||||||||
| その他担保貸付 | 468 | 0 | 0 | 0 | 0 | 468 | 0 | |||||||||||||
| 無担保貸付 | 595 | 0 | 0 | 0 | 0 | 595 | 25 | |||||||||||||
| 合計 | $ | 61,967 | $ | 0 | $ | 24 | $ | 924 | $ | 948 | $ | 62,915 | $ | 1,012 | ||||||
| (1) 2024年12月31日現在、未収利息計上状態のこのカテゴリーの貸付はない。 | |
| (2) 米国の政府機関保証により信用損失が発生しないと見込まれる貸付を含む。 | |
| (3) 貸付金の未収利息計上の当社の方針に関する追加の情報については、注記2を参照。 | |
| 2023年12月31日現在 | ||||||||||||||||||||
| 延滞なし | 延滞期間が30-59日 | 延滞期間が60-89日 | 延滞期間が90日以上(1)(2) | 延滞合計 | 貸付合計 | 未収利息計上停止状態(3) | ||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||||||
| 商業モーゲージ・ローン | $ | 51,665 | $ | 34 | $ | 0 | $ | 60 | $ | 94 | $ | 51,759 | $ | 94 | ||||||
| 農業不動産貸付 | 7,392 | 15 | 15 | 4 | 34 | 7,426 | 38 | |||||||||||||
| 住宅不動産貸付 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | |||||||||||||
| その他担保貸付 | 125 | 0 | 0 | 0 | 0 | 125 | 0 | |||||||||||||
| 無担保貸付 | 425 | 0 | 0 | 0 | 0 | 425 | 25 | |||||||||||||
| 合計 | $ | 59,637 | $ | 49 | $ | 15 | $ | 64 | $ | 128 | $ | 59,765 | $ | 157 | ||||||
| (1) 2023年12月31日現在、未収利息計上状態のこのカテゴリーの貸付はない。 | |
| (2) 主に、米国の政府機関保証により信用損失が発生しないと見込まれる貸付を含む。 | |
| (3) 貸付金の未収利息計上の当社の方針に関する追加の情報については、注記2を参照。 | |
2024年12月31日および2023年12月31日に終了した各事業年度において、未収利息計上停止貸付金は、それぞれ16百万ドルおよび3百万ドルの利息を認識した。2024年12月31日現在および2023年12月31日現在で、関連する貸倒引当金が設定されていない未収利息計上停止貸付金は、それぞれ207百万ドルおよび126百万ドルであった。
2024年12月31日現在および2023年12月31日現在の両方で、信用が悪化した状態で購入した商業モーゲージおよびその他貸付について、当社では損失は発生していない。
その他投資資産
次の表は、それぞれの時点における「その他投資資産」の構成を示している。
| 12月31日現在 | ||||||
| 2024年 | 2023年 | |||||
| (単位:百万ドル) | ||||||
| LPs/LLCs: | ||||||
| 持分法: | ||||||
| プライベート・エクイティ | $ | 10,615 | $ | 8,929 | ||
| ヘッジ・ファンド | 3,143 | 3,164 | ||||
| 不動産関連(1) | 2,661 | 2,256 | ||||
| 持分法小計 | 16,419 | 14,349 | ||||
| 公正価値: | ||||||
| プライベート・エクイティ | 1,076 | 1,247 | ||||
| ヘッジ・ファンド | 2,080 | 2,078 | ||||
| 不動産関連 | 951 | 800 | ||||
| 公正価値小計 | 4,107 | 4,125 | ||||
| LPs/LLCs合計 | 20,526 | 18,474 | ||||
| 直接保有の不動産(2) | 1,743 | 1,794 | ||||
| オルタナティブ投資資産合計 | 22,269 | 20,268 | ||||
| クレジット類似商品(3) | 933 | 0 | ||||
| デリバティブ商品 | 1,597 | 1,100 | ||||
| その他(1)(4) | 1,552 | 1,487 | ||||
| その他投資資産合計 | $ | 26,351 | $ | 22,855 | ||
| (1) 過年度の金額は、当年度の表示に合わせて改訂されている。 | |
| (2) 2024年12月31日現在および2023年12月31日現在の直接保有の不動産に伴うモーゲージ借入債務は、それぞれ185百万ドルおよび158百万ドルであった。 | |
| (3) 連結されているフィーダー・ファンドへの仕組債投資を含み、その結果、当社は連結されているフィーダー・ファンドがマスター・ファンドの純資産に占める比例部分を「その他投資資産」に計上している。 | |
| (4) 主に、代替の測定法にて会計処理された株式投資、優遇税制適格投資、投資運用業務により実施された戦略的投資、レバレッジドリース、ニューヨークの連邦住宅貸付銀行のメンバー株式および活動株式保有が含まれている。ニューヨーク連邦住宅貸付銀行における株式保有に関する追加の情報については、注記18を参照。 | |
特定の投資構造では、当社の投資運用業務は他の共同投資家と合同で、フィーダー・ファンドと呼称される投資ファンドに投資する。これらの構造では、複数のフィーダー・ファンドへの投資資金は混蔵され、マスター・ファンドと呼称される別のファンドの所有持分取得に充当される。マスター・ファンドは、これらの投資資金を用いて(場合によっては、他のデット・ファイナンスで調達した資金も併せて用いて)、投資家に代わって様々な種類の資産を買付ける。投資会社向けの特殊な業種別会計では、フィーダー・ファンドは、マスター・ファンド持分比率を問わず、その比率に応じたマスター・ファンド純資産の比例配分に等しい単一の純資産として、マスター・ファンド投資を表示するよう求めている。当社がフィーダー・ファンドを連結する場合、当社はフィーダー・ファンドの純資産表示を維持して、マスター・ファンドの純資産のうち連結したフィーダー・ファンドに比例配分される分を「その他投資資産」に計上し、同時に当社関連会社でない投資家が保有するフィーダー・ファンド少数持分を「その他の負債」または「非支配持分」に計上している。このように純資産ベースで表示されている連結したフィーダー・ファンドのマスター・ファンドに対する投資は2024年12月31日現在および2023年12月31日現在で、それぞれ788百万ドルおよび712百万ドルであった。2024年12月31日現在および2023年12月31日現在で、フィーダー・ファンドの非関連会社持分はそれぞれ450百万ドルおよび404百万ドルであり、マスター・ファンドの総資産はそれぞれ43,004百万ドルおよび37,046百万ドル、総負債はそれぞれ41,370百万ドルおよび35,344百万ドルであるが、当社の連結財政状態計算書には含まれていない。
持分法適用の投資
持分法に基づいて会計処理される重要なLP/LLC持分(注記9でさらに詳述する合弁事業およびその他の運営事業体に対する当社の投資を含む)を合算した財務情報の要約は、以下の表に示すとおりである。以下の表の期間ごとの変化は、合弁事業およびその他の運営事業体ならびにLP/LLC内の活動の変化、ならびに当該事業体に対する当社の投資水準の変化を反映している。
| 12月31日現在 | ||||||
| 2024年 | 2023年 | |||||
| (単位:百万ドル) | ||||||
| 財政状態計算書 | ||||||
| 資産合計(1) | $ | 803,096 | $ | 681,739 | ||
| 負債合計(2) | $ | 59,358 | $ | 61,785 | ||
| パートナー資本 | 743,738 | 619,954 | ||||
| 上記に含まれる負債およびパートナー資本合計 | $ | 803,096 | $ | 681,739 | ||
| 上記に含まれているLP/LLC持分の中の当社持分 | $ | 16,586 | $ | 14,895 | ||
| 上記に含まれていないLP/LLC持分の中の当社持分 | 1,003 | 968 | ||||
| 簿価 | $ | 17,589 | $ | 15,863 | ||
| (1) 金額は、当社が顕著な投資を行っている各ファンドの総資産を表示している。これらの資産は、主に不動産投資、有価証券投資およびその他雑資産からなる。 | |
| (2) 金額は、当社が顕著な投資を行っている各ファンドの総負債を表示している。これらの負債は、主に第三者資金借入、買戻条件付売却証券およびその他の雑負債からなる。 | |
| 12月31日に終了した各事業年度 | ||||||||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||
| 損益計算書 | ||||||||||
| 収益合計(1) | $ | 86,249 | $ | 43,325 | $ | 28,299 | ||||
| 費用合計(2) | (22,327) | (14,551) | (3,608) | |||||||
| 当期純利益 (損失) | $ | 63,922 | $ | 28,774 | $ | 24,691 | ||||
| 上記に含まれる当期純利益(損失)の中の当社持分 | $ | 1,112 | $ | 620 | $ | 641 | ||||
| 上記に含まれないLP/LLC持分の当期純利益(損失)中に 含まれる当社の持分 | (245) | 22 | 16 | |||||||
| 当期純利益(損失)中の持分合計 | $ | 867 | $ | 642 | $ | 657 | ||||
| (1) 金額は、当社が顕著な投資を行っている各ファンドの総収益を表示している。この収益は、主に不動産投資および有価証券投資からの収益ならびにその他の収益からなる。 | |
| (2) 金額は、当社が顕著な投資を行っている各ファンドの総費用を表示している。これらの費用は、主に支払利息、投資運用報酬、給与およびその他の費用からなる。 | |
未収投資収益
次の表は、それぞれの時点における「未収投資収益」の構成を示している。
| 12月31日現在 | ||||||
| 2024年 | 2023年 | |||||
| (単位:百万ドル) | ||||||
| 満期固定証券 | $ | 2,892 | $ | 2,727 | ||
| 持分証券 | 8 | 6 | ||||
| 商業モーゲージおよびその他貸付 | 228 | 224 | ||||
| 保険約款貸付 | 236 | 259 | ||||
| その他投資資産 | 12 | 23 | ||||
| 短期投資および現金同等物 | 65 | 48 | ||||
| 未収投資収益合計 | $ | 3,441 | $ | 3,287 | ||
2024年12月31日および2023年12月31日に終了した事業年度の未収投資収益の評価減は、それぞれ2百万ドルおよび1百万ドル未満であった。
純投資利益
次の表は、それぞれの期間の投資の種類別の「純投資利益」を示している。
| 12月31日に終了した各事業年度 | ||||||||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||
| 売却可能満期固定証券(1) | $ | 14,948 | $ | 13,305 | $ | 11,773 | ||||
| 満期保有目的満期固定証券(1) | 0 | 148 | 213 | |||||||
| 売買目的満期固定証券 | 555 | 292 | 233 | |||||||
| 経験料率契約者保険負債に対応する資産 | 56 | 45 | 167 | |||||||
| 持分証券 | 206 | 197 | 160 | |||||||
| 商業モーゲージおよびその他貸付 | 2,591 | 2,279 | 2,196 | |||||||
| 保険約款貸付 | 492 | 499 | 499 | |||||||
| その他投資資産 | 1,326 | 1,347 | 1,240 | |||||||
| 短期投資および現金同等物 | 1,171 | 954 | 406 | |||||||
| 総投資収益 | 21,345 | 19,066 | 16,887 | |||||||
| 差引:投資費用 | (1,436) | (1,201) | (850) | |||||||
| 純投資収益 | $ | 19,909 | $ | 17,865 | $ | 16,037 | ||||
| (1) 相殺権についての条件が満たされていることから、関連するサープラスノートと同一の財務書類科目で計上されている、信用連動債に係る収益を含む。 | |
2024年12月31日現在、商業モーゲージおよびその他貸付には非収益獲得資産の帳簿価額21百万ドルが含まれている。非収益獲得資産は、2024年12月31日以前の12ヵ月間に収益をもたらさなかった投資を表す。
実現投資利益(損失)、純額
次の表は、それぞれの期間の投資の種類別の「実現純投資利益(損失)」を示している。
| 12月31日に終了した各事業年度 | ||||||||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||
| 満期固定証券(1) | $ | (3,272) | $ | (1,311) | $ | (1,487) | ||||
| 商業モーゲージおよびその他貸付 | (236) | (255) | (133) | |||||||
| 投資不動産 | 0 | 45 | 83 | |||||||
| LPs/LLCs | 57 | 72 | (120) | |||||||
| デリバティブ | 678 | (2,234) | (2,851) | |||||||
| その他(2) | (656) | 68 | 1 | |||||||
| 実現投資利益(損失)、純額 | $ | (3,429) | $ | (3,615) | $ | (4,507) | ||||
| (1) 売買目的に分類された満期固定証券は除く。 | |
| (2) 主に、特定の再保険カウンターパーティに出再された保留資産の純投資収益の影響を反映している再保険債務および保留債務の評価額の変動を含む。 | |
AOCIにおける純未実現投資利益(損失)
次の表は、それぞれの時点における純未実現投資利益(損失)を示したものである。
| 12月31日現在 | ||||||||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||
| 売却可能満期固定証券、引当金計上 | $ | 6 | $ | (72) | $ | (45) | ||||
| 売却可能満期固定証券、引当金計上なし | (29,109) | (18,045) | (27,545) | |||||||
| キャッシュ・フロー・ヘッジとしてのデリバティブ(1) | 1,780 | 869 | 2,616 | |||||||
| 公正価値ヘッジとしてのデリバティブ(1) | (64) | (60) | (54) | |||||||
| その他の投資(2) | 106 | 57 | 24 | |||||||
| 未実現純投資利益(損失) | $ | (27,281) | $ | (17,251) | $ | (25,004) | ||||
| (1) キャッシュ・フロー・ヘッジおよび公正価値ヘッジに関する追加情報については、注記5を参照。 | |
| (2) 戦略的投資の性格を有し、「その他資産」に計上されている特定の合弁事業に関する未実現純利益(損失)を含む。 | |
買戻契約および有価証券貸付
当社は、通常の業務過程で、買戻条件付きで有価証券を売却し、有価証券貸付取引を実施する。次の表は、表示された時点における「買戻条件付売却有価証券」の構成を示したものである。
| 2024年12月31日現在 | 2023年12月31日現在 | |||||||||||||||||||||||||
| 契約上の満期までの残存期間 | 契約上の満期までの残存期間 | |||||||||||||||||||||||||
| 翌日物 および 満期日ローリング | 30日以下 | 30-90日 | 合計 | 翌日物 および 満期日ローリング | 30日以下 | 30-90日 | 合計 | |||||||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||||||||||||
| 米国財務省証券および米国政府関係機関が発行した負債証券 | $ | 6,450 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 6,450 | $ | 5,693 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 5,693 | ||||||||||
| 米国の公募社債 | 0 | 327 | 0 | 327 | 0 | 118 | 0 | 118 | ||||||||||||||||||
| 外国の公募社債 | 0 | 19 | 0 | 19 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||||||||||||||||
| 商業モーゲージ証券 | 0 | 0 | 0 | 0 | 245 | 0 | 0 | 245 | ||||||||||||||||||
| 住宅モーゲージ証券 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||||||||||||||||
| 買戻条件付売却有価証券合計 | $ | 6,450 | $ | 346 | $ | 0 | $ | 6,796 | $ | 5,938 | $ | 118 | $ | 0 | $ | 6,056 | ||||||||||
次の表は、表示された時点における「貸付有価証券見合現金担保預り」の構成を示したものである。これらは、以下の種類の貸付有価証券について受け入れた現金担保を返済する債務を表している。
| 2024年12月31日現在 | 2023年12月31日現在 | ||||||||||||||||||||||
| 契約上の満期までの 残存期間 | 契約上の満期までの 残存期間 | ||||||||||||||||||||||
| 翌日物 および 満期日ローリング | 30日以下 | 合計 | 翌日物 および 満期日ローリング | 30日以下 | 合計 | ||||||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||||||||
| 米国財務省証券および 米国政府関係機関が発行した負債証券 | $ | 1 | $ | 0 | $ | 1 | $ | 1 | $ | 0 | $ | 1 | |||||||||||
| 米国州および州政府機関が 発行する負債証券 | 46 | 0 | 46 | 67 | 0 | 67 | |||||||||||||||||
| 外国政府が発行する負債証券 | 122 | 6 | 128 | 242 | 0 | 242 | |||||||||||||||||
| 米国の公募社債 | 7,506 | 403 | 7,909 | 4,399 | 420 | 4,819 | |||||||||||||||||
| 外国の公募社債 | 1,181 | 118 | 1,299 | 649 | 76 | 725 | |||||||||||||||||
| 持分証券 | 238 | 0 | 238 | 623 | 0 | 623 | |||||||||||||||||
| 貸付有価証券見合現金担保預り合計(1) | $ | 9,094 | $ | 527 | $ | 9,621 | $ | 5,981 | $ | 496 | $ | 6,477 | |||||||||||
| (1) 当社には、表示された時点で満期までの残存期間が30日を超える契約残高はない。 | |
差入れ有価証券
当社は、有価証券貸付、買戻条件付売却有価証券、担保付借入、デリバティブ取引相手への担保供託等の取引を通じて、非関係会社に自己が保有する投資有価証券を担保として差入れている。次の表は、第三者に差し入れた投資の、それぞれの時点における帳簿価額を示している。
| 12月31日現在 | ||||||
| 2024年 | 2023年 | |||||
| (単位:百万ドル) | ||||||
| 売却可能満期固定証券 | $ | 22,891 | $ | 21,187 | ||
| 売買目的満期固定証券 | 201 | 50 | ||||
| 分離勘定資産 | 442 | $ | 1,468 | |||
| 持分証券 | 476 | 827 | ||||
| 短期投資 | 351 | 0 | ||||
| その他 | 357 | 336 | ||||
| 差入れ有価証券合計(1) | $ | 24,718 | $ | 23,868 | ||
| (1) これらの資産は、当社の連結財政状態計算書で報告されている。 | |
次の表は、差入担保によって裏付けられた負債の、それぞれの時点における帳簿価額を示している。
| 12月31日現在 | ||||||
| 2024年 | 2023年 | |||||
| (単位:百万ドル) | ||||||
| 買戻条件付売却有価証券 | $ | 6,796 | $ | 6,056 | ||
| 貸付有価証券見合現金担保預り | 9,621 | 6,477 | ||||
| 保険契約者預り金勘定(1) | 2,501 | 2,501 | ||||
| 分離勘定負債 | 454 | 1,507 | ||||
| 短期借入債務 | 1 | 0 | ||||
| 長期借入債務 | 99 | 27 | ||||
| その他負債(2) | 4,762 | 4,181 | ||||
| 裏付担保の差入れを行った負債合計 | $ | 24,234 | $ | 20,749 | ||
| (1) ニューヨーク連邦住宅貸付銀行に対する資金調達契約を含む。 | |
| (2) 主にデリバティブの契約相手方に関連する負債を含む。 | |
通常の事業活動において、当社は売却または再担保提供が可能な担保を受け入れている。これらの担保の源泉は、主として、顧客勘定中の有価証券、売戻条件付購入有価証券、およびOTCデリバティブの契約相手方からの担保の差入れである。この担保の公正価値は、2024年12月31日現在で1,920百万ドル(うち最大の構成要素には、OTCデリバティブの契約相手方からの265百万ドルの有価証券および1,655百万ドルの現金が含まれていた)、2023年12月31日現在で717百万ドル(うち最大の構成要素には、OTCデリバティブの契約相手方からの388百万ドルの有価証券および329百万ドルの現金が含まれていた)であった。前記の有価証券の一部は、両方の期間において売却または再担保提供の対象となった。
預託資産、信託保管資産、売却制限
次の表は、記載された日付現在で保有されている預託資産、信託保管資産、売却制限付有価証券を示している。
| 12月31日現在 | ||||||
| 2024年 | 2023年 | |||||
| (単位:百万ドル) | ||||||
| 政府機関または受託機関に預託された資産 | $ | 10 | $ | 8 | ||
| 任意信託で保管されている資産(1) | 533 | 510 | ||||
| 再保険およびその他の契約に関連して保管されている資産(2) | 13,236 | 13,214 | ||||
| 売却制限付有価証券(3) | 142 | 144 | ||||
| 預託資産、信託保管資産、売却制限付有価証券の合計 | $ | 13,921 | $ | 13,876 | ||
| (1) 主に特定の保険契約者への保証配当の積立、および一定の従業員給付の積立目的で設立された任意信託で保管されている資産を示している。 | |
| (2) 再保険契約に関連する信託保管資産を示している。ただし、完全子会社間の再保険契約を除く。2024年12月31日現在および2023年12月31日現在、完全子会社間の再保険契約に関連する信託保管資産は、それぞれ16.0十億ドルおよび25.7十億ドルで評価されている。 | |
| (3) ニューヨークの連邦住宅貸付銀行のメンバーシップに関する、メンバー株式および活動株式保有が含まれている。 | |
4. 変動持分事業体
当社は、通常の事業活動において、VIEとみなされる様々な特別目的事業体およびその他の事業体と関係を結んでいる。VIEとは、(1)持分投資家に財政上の支配力(事業体の活動に対する支配力、事業体の予測損失を負担する義務、ならびに事業体の予測残余利益を受け取る権利を含む)の点で一定の基礎的な要素が欠けている、または(2)他の事業体による財政支援を受けなければ十分な事業資金を欠き、他の事業体がVIEの予測損失の少なくとも一部を負担する事業体である。
当社が(1)VIEの業績に最も大きな影響を与える活動を指揮する権限を付与されている場合、および(2)VIEにとって潜在的に重要な損失を負担する義務を負っているか、または潜在的に重要な利益を当該事業体から受け取る権利を付与されている場合には、当社は当該VIEの主たる受益者に該当する。当社がVIEの「主たる受益者」であると判断した場合には、当社は当該VIEを連結する。
連結変動持分事業体
当社は、CLOと呼ばれる特定の資産担保投資ビークルおよび特定のその他のビークルの運用会社を務め、その運用会社としてのサービスに対して、報酬収益を受領している。当社はこれらのビークルを通じ、主に当社投資運用業務部門の戦略的投資活動の一環として、投資商品の販売またはシンジケートを行うことがある。さらに当社は、これらビークルにより発行された有価証券に投資することがある。当社はまた、連結子会社が受益持分の100%を所有している特定の投資構造の運用会社も務めている。
当社はこれらの関係を分析し、特定のCLOおよびその他の投資構造については、当社が主たる受益者であると判定し、これらを連結した。この分析には、(1)当社の運用会社としての権利と義務および、(2)当社が保有する変動持分(該当がある場合)のレビューが含まれている。これらのVIEの資産は使途を制限されており、まずVIEの負債の返済に充当しなければならない。当社は、これらのVIEに対して財務上またはその他の重要な支援を提供する義務はなく、また提供したこともない。
また、当社は、運用会社を務めていないが、投資活動の一部として投資した特定のVIEの主たる受益者である。これらには、円建て投資を複数通貨間の金利スワップ契約と組み合わせることにより合成された、デュアル・カレンシーの投資資産を運用しているVIEが発行した仕組証券が含まれている。これらの投資のストラクチャリングに対する当社の関与に加え、当社の経済的な利益は、当社が主たる受益者になっていることを示している。当社はこれらのVIEに対し、契約上要求されている以上の重要な財務的支援またはその他の支援を行っていない。
次の表は、連結VIEの資産および負債が計上された簿価と貸借対照表項目を反映したものである。当該負債は主に、VIEの発行した負債金融商品に基づく債務から構成される。これらVIEの債権者は、当社に対しVIEの保有資産を超える金額を償還請求する権利を有していない。
| 当社が運用会社を務めている連結VIE(1) | その他の連結VIE | ||||||||||||
| 12月31日現在 | 12月31日現在 | ||||||||||||
| 2024年 | 2023年 | 2024年 | 2023年 | ||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||
| 売却可能満期固定証券 | $ | 1,250 | $ | 539 | $ | 716 | $ | 836 | |||||
| 売買目的満期固定証券 | 166 | 943 | 0 | 0 | |||||||||
| 持分証券 | 80 | 106 | 0 | 0 | |||||||||
| 商業モーゲージおよびその他貸付 | 681 | 764 | 490 | 0 | |||||||||
| その他投資資産 | 6,379 | 4,319 | 500 | 485 | |||||||||
| 現金および現金同等物 | 308 | 302 | 0 | 0 | |||||||||
| 未収投資収益 | 6 | 7 | 3 | 3 | |||||||||
| その他資産 | 644 | 1,023 | 613 | 636 | |||||||||
| 連結VIE資産合計 | $ | 9,514 | $ | 8,003 | $ | 2,322 | $ | 1,960 | |||||
| その他負債 | $ | 218 | $ | 588 | $ | 1 | $ | 0 | |||||
| 連結VIE発行債券(2) | 1,392 | 1,374 | 38 | 0 | |||||||||
| 連結VIE負債合計 | $ | 1,610 | $ | 1,962 | $ | 39 | $ | 0 | |||||
| (1) 2024年12月31日現在および2023年12月31日現在で、連結VIE資産合計には連結子会社が受益持分の100%を所有しているVIEに関連した、それぞれ3,835百万ドルおよび4,003百万ドルが含まれている。 | |
| (2) 償還請求権は、それぞれのVIEの資産に限定されており、当社の一般債務とはならない。2024年12月31日現在、これらの債務の満期は5年から14年である。 | |
非連結変動持分事業体
当社は、運用会社を務めているか否かに関わらず、一部のVIEについて自らが主たる受益者ではないと判断した。こうしたVIEは主として、(1)VIEの業績に最も大きな影響を与える活動を指揮する権限または、(2)VIEにとって潜在的に重要な当該事業体の損失を負担する義務または潜在的に重要な利益を当該事業体から受け取る権利のいずれかが付与されていないため、当社が当該VIEの主たる受益者ではないと判断したCLOおよび投資ファンドで構成されている。当社が非連結VIEとの関係で被る潜在的損失の最大額は、当該VIEへの投資額に限定されており、2024年12月31日現在および2023年12月31日現在の金額はそれぞれ1,529百万ドルおよび1,165百万ドルである。これらの投資は、「売却可能満期固定証券」、「売買目的満期固定証券」、「持分証券」および「その他投資資産」に含まれている。当社の連結財政状態計算書上に、これらの非連結VIEに関連する負債は計上されていない。
さらに、当社は通常の事業活動において、当社が運用会社を務めていないVIEを含む仕組証券に対する投資を行う予定である。これらの仕組証券は一般的に固定利付証券に対する投資を行うもので、第三者によって管理されており、資産担保証券、商業モーゲージ担保証券および住宅モーゲージ担保証券を含んでいる。これらの仕組証券から発生する当社の潜在的損失の最大額は、VIEかVIE以外かにかかわらず、当社の投資総額に限定されている。これらの資産の簿価および分類に関する詳細については注記3を参照。当社はこれらの仕組証券に対し、契約で要求されたもの以外の重要な財務上またはその他の支援を行っていない。当社は、これらの事業体を支配していないという事実を理由に、主たる受益者ではないと判断している。
リミテッド・パートナーシップおよびリミテッド・ライアビリティ・カンパニーズ
当社は通常の事業活動において、ヘッジ・ファンド、プライベート・エクィティ・ファンド、および不動産関連ファンドを含むLPs/LLCsに投資することがあり、これらはVIEである場合もあるがVIEでない場合もある。当社はこれらの投資を「その他投資資産」に分類しており、これらのVIEおよび非VIE事業体に関連した潜在的損失の最大額はその投資額に限定されており、2024年12月31日現在および2023年12月31日現在でそれぞれ21,847百万ドルおよび18,796百万ドルであった。当社は、(1)これらの事業体を支配していない、あるいは(2)これらの事業体にとって潜在的に重要な損失を負担する義務を負っていない、もしくは潜在的に重要な利益を受け取る権利が付与されていないという理由から、これらの事業体を連結する必要はないと判断している。
5. デリバティブ商品およびヘッジ
デリバティブ商品およびヘッジ手段の種類
金利デリバティブ
当社は、金利スワップ、金利トータル・リターン・スワップ、オプションおよび先物取引を利用して、金利変動から生じるリスクを軽減し、資産と負債のミスマッチから生じる金利エクスポージャーを管理し、また所有する資産・負債または取得もしくは売却を予定している資産・負債の価値変動をヘッジしている。
スワップは、特定の資産または負債に帰属する場合と、資産または負債のポートフォリオに帰属する場合がある。金利スワップでは、当社は取引相手と、合意した想定元本に基づき計算された固定金利と変動金利の差額の受払いを一定期間ごとに行うことを契約する。金利トータル・リターン・スワップの下で、当社は取引相手と特定された期間ごとに、一定の想定元本に基づいて、一定の債券市場指数のリターンと担保付翌日物調達金利(以下「SOFR」)に関連する資金調達スプレッドを上乗せした率との差異を交換することで合意する。
当社は、金利リスクを管理するために、金利スワップション、金利キャップおよび金利フロアーも利用している。スワップションは、将来の開始日からスワップ取引を行うことができるオプションである。当社は、買建てのスワップションに対してオプション料を支払い、売建てのスワップションに対してオプション料を受け取る。金利キャップでは、キャップの買手は、金利が合意された行使価格金利を超過した各期間の末に支払いを受ける。同様に、金利フロアーではフロアーの買手が、金利が合意された行使価格金利を下回った各期間の末に支払いを受ける。スワップション、キャップおよびフロアーは、金利オプションに含まれている。
標準化された上場金利先物取引において、当社は、原資産である参照投資の日々の市場価値によってその価値が算定される所定の取引件数を売買する。当社は、上場先物取引を取引所会員である正規の先物業者と行っている。
株式デリバティブ
当社は、当社が所有する、あるいは取得もしくは売却を予定している資産および負債の価値に影響を与える株式市場へのエクスポージャーを管理するために、株式オプション、株式トータル・リターン・スワップおよび先物を使用している。
株価指数オプションは、参照指数の契約締結時における価格と行使価格との差異に基づく差金で決済される契約である。当社は、買い建と売り建の株価指数オプションを組み合わせることにより、株価指数の不利な変動の影響をあらかじめ決められた範囲内にヘッジしている。
株式トータル・リターン・スワップは、当社が取引相手と特定された期間ごとに、一定の想定元本に基づいて、一定の株式資産(または株式市場指数)のリターンとSOFRに関連する資金調達スプレッドを上乗せした率との差異を交換することで合意した契約である。当社は、概して株式トータル・リターン・スワップを株価指数の不利な変動の影響をヘッジするために使用している。
標準化された上場株式先物取引において、当社は、原資産である参照株価指数の日々の市場価値によってその価値が算定される所定の取引件数を売買する。当社は、上場先物取引を取引所会員である正規の先物業者と行っている。
外国為替デリバティブ
当社は通貨先物、オプション、為替予約、外貨建借入債務を含む通貨デリバティブを利用して、当社が保有している、または取得もしくは売却しようとしている外貨建投資に関する為替レートの変動から生じるリスクを軽減し、また外国事業への純投資および外国事業の見込収益に係る為替リスクをヘッジしている。
為替予約では、当社は取引相手と特定通貨の特定金額を将来の特定の日に受け渡すことを契約する。通常、価格は契約締結時に合意され、当該契約に係る支払いはその将来の特定の日に行われる。当社は、前述のとおり主として国際保険事業や国際投資事業にあたる特定の米国外事業から獲得される利益の米ドル同等額に対する為替レートの変動の影響を軽減するために、為替予約を利用している。当社は特定の為替レートでヘッジ対象外貨売り、米ドル買いの為替予約を締結する。それら為替予約の満期日は、非米ドル建利益が得られると期待される将来の期間と一致している。
通貨スワップでは、当社は、取引相手と、合意した想定元本に基づき計算された特定の為替レートによる両通貨の差額の受払いを一定期間ごとに行うことを契約する。通貨スワップでは、通常、取引開始日と満期日に契約当事者間で、それぞれの通貨元本が交換される。
外貨建借入債務については、当社は為替レートの変動による外国子会社への純投資の変動リスクをヘッジするために、外貨建借入債務(外国子会社の機能通貨と同一の外貨)の一部を使用している。これらの借入債務は、株式投資による当社の外貨エクスポージャーを軽減し、投資のヘッジとしての役割を果たす。
クレジット・デリバティブ
当社は、上場満期固定金融商品現物の投資と類似したエクスポージャーをとるために、クレジット・デフォルト・スワップを実施する。これらのデリバティブにおいて、当社は単一の発行体または特定の指数を参照して与信プロテクションを売却する代わりに、四半期毎にプレミアムを受け取る。通常、このプレミアムまたは信用スプレッドは、契約締結時における参照銘柄(または指数の参照銘柄群)の上場満期固定金融商品現物の利回りとスワップ金利との差異に対応している。契約書で定義が示されているように、参照銘柄または指数の参照銘柄群の何れかに債務不履行事由が生じた場合、当社は、契約書で定める参照額を取引相手に支払い、債務不履行となった参照証券または類似証券を受け取る(クレジット・デフォルト指数の場合)、あるいは参照額からオークションによる回収率相当額を差し引いた値を支払う義務が生じる。保証について、詳しくは「クレジット・デリバティブ」欄を参照。当社は、与信プロテクションの売却に加え、当社の投資ポートフォリオにおける特定のクレジット・エクスポージャーをヘッジする為にクレジット・デリバティブを利用して与信プロテクションを購入している。
その他のデリバティブ
***「To* Be *Announced(以下「TBA」)」先渡契約。***当社は、TBA(モーゲージ・プールを特定しない取引)の先渡契約を利用して、モーゲージ証券の投資リスクと収益に対してエクスポージャーをとっている。TBA取引は、当社の投資ポートフォリオの収益向上に役立てることができ、こうした目標の達成に対して、個々のモーゲージ証券プールを売買するよりも、流動性が高く、費用効率に優れた方法を提供することができる。通常、価格は契約締結時に合意され、当該契約に係る支払いはその将来の特定の日に行われる。さらに、当社のモーゲージ・ダラー・ロール・プログラムに従って、TBAまたはモーゲージ証券は将来の期日に買い戻す合意の下に取引相手に譲渡されている。これらの取引は担保付借入とはみなされず、デリバティブとして会計処理されている。
***貸出コミットメント。***モーゲージ業務では、所定の期間内に所定の利率およびその他の適用される条件で商業モーゲージ・ローンを供与するコミットメントを結んでいる。これらのコミットメントは、取引相手への与信に関する法的拘束力がある契約である。売却目的で保有する貸付に関する貸出コミットメントはデリバティブとして認識され、公正価値で計上される。デリバティブとして会計処理される貸出コミットメントの公正価値を決定するにあたっては、当該貸付の条件、証券化評価モデルまたは投資家による購入コミットメントのどちらかに基づく貸付の出口戦略案、実勢金利、組成収益または費用、債権回収権の価値など、様々な要因を勘案している。投資目的で保有するモーゲージ・ローンの組成に伴う貸出コミットメントは、デリバティブとして会計処理されないため、当社の財務書類では認識されない。追加の情報は注記25を参照。
***組込デリバティブ。***当社は一定の商品(例えば、指数連動ユニバーサル生命保険)を提供しており、これには組込デリバティブとして会計処理される特約が付加されている場合がある。これらの組込デリバティブは、評価モデルを利用して決定される原契約保証の価値変動に基づき、「実現投資利益(損失)、純額」を通じて公正価値で計上されている。注記15に記載されている特定の資金留保再保険契約および修正共同式保険協約の一部として、再保険協約には組込デリバティブが含まれている可能性があり、それらも、原資産ポートフォリオの総リターンに基づいて「実現投資利益(損失)、純額」を通じて公正価値で評価される。
***合成保証。***当社は、投資専門の販路を通じて、合成GICを主に適格確定拠出年金が使用する投資ビークルに販売している。合成GICは、このような年金の受託人が所有する資産に関連して発行され、同受託人が当該資産を当社との間で合意した契約条件に基づいて投資するというものである。この契約は、加入者残高および当該残高への振替利息を定めている。加入者残高は、原資産によって裏付けられる。加入者による特定の脱退に関連して、この契約は、すべての原資産が清算された後に残った加入者残高は、当社によって支払われることを保証している。このような契約は、デリバティブとして会計処理され、公正価値で計上される。
デリバティブによって管理される主なリスク
次の表は、デリバティブ契約の名目元本合計および公正価値を、これらの契約の活用によって管理されている主な対象リスクごとに示したものである。ただし、組込デリバティブを除く。デリバティブ商品の多くは、複数の対象リスクを含んでいる。以下の表における公正価値の金額は、マスター・ネッティング契約の相殺効果および現金担保を考慮する前のデリバティブ契約の価値を表している。これらの相殺効果により、デリバティブ資産合計は、2024年12月31日現在および2023年12月31日現在でそれぞれ1,601百万ドルおよび1,103百万ドル、デリバティブ負債合計は、2024年12月31日現在および2023年12月31日現在でそれぞれ4,751百万ドルおよび4,181百万ドルとなり、これらは連結財政状態計算書に計上されている。
| 2024年12月31日現在 | 2023年12月31日現在 | ||||||||||||||||||
| 公正価値 | 公正価値 | ||||||||||||||||||
| 主要な対象リスク/商品の 種類 | 名目元本 総額 | 資産 | 負債 | 名目元本 総額 | 資産 | 負債 | |||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||||
| ヘッジ会計商品として指定 されているデリバティブ: | |||||||||||||||||||
| 金利 | |||||||||||||||||||
| 金利スワップ | $ | 4,260 | $ | 11 | $ | (404) | $ | 3,582 | $ | 55 | $ | (252) | |||||||
| 金利フォワード | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||
| 通貨 | |||||||||||||||||||
| 通貨フォワード | 4,771 | 92 | (197) | 4,748 | 43 | (195) | |||||||||||||
| 通貨/金利 | |||||||||||||||||||
| 通貨スワップ | 31,301 | 2,652 | (368) | 27,933 | 1,952 | (676) | |||||||||||||
| ヘッジ会計商品として指定 されている | |||||||||||||||||||
| デリバティブ合計 | $ | 40,342 | $ | 2,755 | $ | (969) | $ | 36,263 | $ | 2,050 | $ | (1,123) | |||||||
| ヘッジ会計商品として認められていないデリバティブ: | |||||||||||||||||||
| 金利 | |||||||||||||||||||
| 金利スワップ | $ | 228,392 | $ | 11,272 | $ | (24,802) | $ | 224,445 | $ | 8,604 | $ | (21,599) | |||||||
| 金利先物 | 9,773 | 6 | (21) | 10,448 | 7 | (26) | |||||||||||||
| 金利オプション | 34,005 | 430 | (1,583) | 32,718 | 292 | (1,095) | |||||||||||||
| 金利フォワード | 2,544 | 9 | (80) | 3,678 | 39 | (14) | |||||||||||||
| 金利トータル・リターン・ スワップ | 485 | 4 | (2) | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||
| 通貨 | |||||||||||||||||||
| 通貨フォワード | 27,819 | 1,625 | (1,181) | 27,686 | 965 | (954) | |||||||||||||
| 通貨/金利 | |||||||||||||||||||
| 通貨スワップ | 7,525 | 658 | (129) | 7,771 | 502 | (164) | |||||||||||||
| クレジット | |||||||||||||||||||
| クレジット・デフォルト・ スワップ | 4,027 | 90 | 0 | 3,446 | 64 | 0 | |||||||||||||
| 株式 | |||||||||||||||||||
| 株式先物 | 2,019 | 6 | (7) | 672 | 1 | (2) | |||||||||||||
| 株式オプション | 104,438 | 4,507 | (3,790) | 51,792 | 1,688 | (1,662) | |||||||||||||
| 株式トータル・リターン・ スワップ | 9,796 | 331 | (327) | 9,237 | 48 | (514) | |||||||||||||
| その他 | |||||||||||||||||||
| その他(1) | 1,250 | 0 | 0 | 1,250 | 0 | 0 | |||||||||||||
| シンセティックGIC | 76,416 | 1 | (1) | 78,009 | 1 | (1) | |||||||||||||
| ヘッジ会計商品として認められていない | |||||||||||||||||||
| デリバティブ合計 | $ | 508,489 | $ | 18,939 | $ | (31,923) | $ | 451,152 | $ | 12,211 | $ | (26,031) | |||||||
| デリバティブ合計(2)(3) | $ | 548,831 | $ | 21,694 | $ | (32,892) | $ | 487,415 | $ | 14,261 | $ | (27,154) | |||||||
| (1) 「その他」は、主に当社の長寿リスクおよび死亡率リスクのテール・リスクのバランスを改善させることに使用されるデリバティブ契約を含む。これらの契約の下では、当社の利益(損失)は、名目元本を上限としている。 | |
| (2) 複数の対象リスクを含む組込デリバティブを除く。これらの組込デリバティブの公正価値は、2024年12月31日現在および2023年12月31日現在でそれぞれ、純負債11,783百万ドル(プリズミック源泉預かり関連組込デリバティブ純負債(91)百万ドルを含む)および8,096百万ドル(プリズミック源泉預かり関連組込デリバティブ純負債508百万ドルを含む)であり、主に「保険契約者口座残高」および「再保険および源泉預かり未払金」に含まれている。 | |
| (3) 連結財政状態計算書上、「その他投資資産」および「その他負債」に計上されている。 | |
2024年12月31日現在、次の金額がヘッジ対象資産(負債)の帳簿価額および帳簿価額に含まれる公正価値ヘッジの累計ベースの調整に関連して、連結財政状態計算書に計上されている。
| 2024年12月31日現在 | 2023年12月31日現在 | |||||||||||
| ヘッジ対象項目が計上されている貸借対照表科目 | ヘッジ対象資産(負債)の帳簿価額 | ヘッジ対象資産(負債)の帳簿価額に含まれる公正価値ヘッジ調整の累積額(1) | ヘッジ対象資産(負債)の帳簿価額 | ヘッジ対象資産(負債)の帳簿価額に含まれる公正価値ヘッジ調整の累積額(1) | ||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||
| 売却可能満期固定証券、公正価値 | $ | 216 | $ | 11 | $ | 224 | $ | 19 | ||||
| 保険契約者預り金勘定 | $ | (1,510) | $ | 327 | $ | (810) | $ | 219 | ||||
| 責任準備金 | $ | (2,280) | $ | 423 | $ | (2,441) | $ | 298 | ||||
| (1) ヘッジ会計が中止されたヘッジ対象の資産および負債について、重要な公正価値ヘッジ調整はない。 | |
当社のデリバティブの大部分は、さまざまな理由により、ヘッジ会計として非適格となっている。たとえば、(i)組込デリバティブを経済的にヘッジするデリバティブは、組込デリバティブの公正価値の変動が既に純利益に計上されていることから、ヘッジ会計として非適格となる、(ii)さまざまなリスクに対する当社のエクスポージャーのマクロ・ヘッジとして利用されるデリバティブは、ポートフォリオのヘッジ会計原則で求められる基準を満たさないことから、通常はヘッジ会計として非適格となる、また(iii)商品として単独のデリバティブとなるシンセティックGICは、ヘッジ会計原則の下ではヘッジ商品として非適格となる。
資産と負債の相殺
次の表は、認識されたデリバティブ金融商品(組込デリバティブを除く)のほか、連結財政状態計算書で相殺された、および/または(連結財政状態計算書で相殺されるか否かにかかわらず)法的強制力のあるマスター・ネッティング契約または類似の契約の対象となるレポ取引とリバース・レポ取引を表示している。
| 2024年12月31日現在 | |||||||||||||||
| 認識された金融商品の総額 | 財政状態計算書で相殺された総額 | 財政状態計算書で表示された純額 | 金融商品/担保(1) | 純額 | |||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||
| 金融資産の相殺 | |||||||||||||||
| デリバティブ | $ | 21,574 | $ | (20,093) | $ | 1,481 | $ | (696) | $ | 785 | |||||
| 売戻条件付購入有価証券 | 277 | 0 | 277 | (277) | 0 | ||||||||||
| 資産合計 | $ | 21,851 | $ | (20,093) | $ | 1,758 | $ | (973) | $ | 785 | |||||
| 金融負債の相殺 | |||||||||||||||
| デリバティブ | $ | 32,891 | $ | (28,141) | $ | 4,750 | $ | (4,403) | $ | 347 | |||||
| 買戻条件付売却有価証券 | 6,796 | 0 | 6,796 | (6,796) | 0 | ||||||||||
| 負債合計 | $ | 39,687 | $ | (28,141) | $ | 11,546 | $ | (11,199) | $ | 347 | |||||
| 2023年12月31日現在 | |||||||||||||||
| 認識された金融商品の総額 | 財政状態計算書で相殺された総額 | 財政状態計算書で表示された純額 | 金融商品/担保(1) | 純額 | |||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||
| 金融資産の相殺 | |||||||||||||||
| デリバティブ | $ | 14,169 | $ | (13,158) | $ | 1,011 | $ | (240) | $ | 771 | |||||
| 売戻条件付購入有価証券 | 388 | 0 | 388 | (363) | 25 | ||||||||||
| 資産合計 | $ | 14,557 | $ | (13,158) | $ | 1,399 | $ | (603) | $ | 796 | |||||
| 金融負債の相殺 | |||||||||||||||
| デリバティブ | $ | 27,154 | $ | (22,973) | $ | 4,181 | $ | (3,775) | $ | 406 | |||||
| 買戻条件付売却有価証券 | 6,056 | 0 | 6,056 | (5,811) | 245 | ||||||||||
| 負債合計 | $ | 33,210 | $ | (22,973) | $ | 10,237 | $ | (9,586) | $ | 651 | |||||
| (1) 金額には、カウンターパーティから受け入れた/カウンターパーティに差し入れた超過担保は含まれない。 | |
上の表のデリバティブ資産および負債に関連した相殺権について、詳しくは下記の「**-**カウンターパーティの信用リスク」を参照。売戻条件付購入有価証券および買戻条件付売却有価証券に関し、当社は、信用リスクから保護するため、証券価値を監視し、必要に応じて担保を維持している。当社が同一のカウンターパーティと買戻および売戻契約を結んでいる場合、デフォルト発生時には、当社には通常相殺権の行使が認められる。有価証券の買戻および売戻契約についての当社の会計方針に関する追加情報については、注記2を参照。
キャッシュ・フロー、公正価値、および純投資ヘッジ
公正価値、キャッシュ・フローおよび純投資ヘッジの会計上の関係において当社が利用する主なデリバティブおよび非デリバティブ商品は、金利スワップ、通貨スワップ、通貨フォワードおよび外貨建債務である。これらの商品は、適切な基準を満たした場合にのみ、ヘッジ会計で処理される。当社は、公正価値、キャッシュ・フロー、あるいは純投資ヘッジの会計上の関係のいずれにおいても、先物、オプション、クレジットまたは株式デリバティブを使用しない。
次の表は、公正価値ヘッジ関係におけるヘッジ項目の相殺を含め、適格、非適格のヘッジ関係で利用されるデリバティブの財務書類上の分類および影響を示す。
| 2024年12月31日に終了した事業年度 | |||||||||||||||||||||||||
| 実現投資利益(損失) | 市場リスクを伴う給付の価値の増減(関連するヘッジ利益(損失)を控除後) | 純投資利益 | その他収益(損失) | 支払利息 | 保険契約者 預り金勘定 | 契約者保険金・給付金 | AOCIの 増減(1) | ||||||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||||||||||
| ヘッジ会計商品として 指定されているデリバティブ: | |||||||||||||||||||||||||
| 公正価値ヘッジ | |||||||||||||||||||||||||
| ヘッジ商品として指定されているデリバティブに係る利益(損失): | |||||||||||||||||||||||||
| 金利 | $ | 8 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | (119) | $ | (125) | $ | 0 | |||||||||
| 通貨 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | (31) | 0 | |||||||||||||||||
| ヘッジ商品として指定されているデリバティブに係る利益(損失)合計 | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | (119) | (156) | 0 | |||||||||||||||||
| ヘッジ項目に係る利益(損失): | |||||||||||||||||||||||||
| 金利 | (8) | 0 | 12 | 0 | 0 | 109 | 95 | 0 | |||||||||||||||||
| 通貨 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 31 | 0 | |||||||||||||||||
| ヘッジ項目に係る利益(損失)合計 | (8) | 0 | 12 | 0 | 0 | 109 | 126 | 0 | |||||||||||||||||
| 有効性評価の対象外とした利益(損失)の償却 | |||||||||||||||||||||||||
| 通貨 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | (10) | (4) | |||||||||||||||||
| 有効性評価の対象外とした利益(損失)の 償却合計 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | (10) | (4) | |||||||||||||||||
| ヘッジ項目相殺後の公正価値ヘッジに係る利益(損失)合計 | 0 | 0 | 12 | 0 | 0 | (10) | (40) | (4) | |||||||||||||||||
| キャッシュ・フロー・ヘッジ | |||||||||||||||||||||||||
| 金利 | (15) | 0 | (16) | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | |||||||||||||||||
| 通貨 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 52 | |||||||||||||||||
| 通貨/金利 | 78 | 0 | 328 | 207 | 0 | 0 | 0 | 857 | |||||||||||||||||
| キャッシュ・フロー・ヘッジに係る利益 (損失)合計 | 63 | 0 | 312 | 207 | 0 | 0 | 0 | 911 | |||||||||||||||||
| 純投資ヘッジ | |||||||||||||||||||||||||
| 通貨 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 27 | |||||||||||||||||
| 通貨/金利 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||
| 純投資ヘッジに係る 利益(損失)合計 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 27 | |||||||||||||||||
| ヘッジ会計商品として 認められていないデリバティブ: | |||||||||||||||||||||||||
| 金利 | (1,554) | (2,313) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||
| 通貨 | 263 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||
| 通貨/金利 | 292 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||
| クレジット | 109 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||
| 株式 | 3,257 | (852) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||
| その他 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||
| 組込デリバティブ (2) | (1,752) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||
| ヘッジ会計商品として認められていないデリバティブに係る利益(損失)合計 | 615 | (3,165) | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||
| 合計 | $ | 678 | $ | (3,165) | $ | 324 | $ | 209 | $ | 0 | $ | (10) | $ | (40) | $ | 934 | |||||||||
| 2023年12月31日に終了した事業年度 | |||||||||||||||||||||||||
| 実現投資利益(損失) | 市場リスクを伴う給付の価値の増減(関連するヘッジ利益(損失)を控除後) | 純投資利益 | その他収益(損失) | 支払利息 | 保険契約者預り金勘定 | 契約者保険金・給付金 | AOCIの増減(1) | ||||||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||||||||||
| ヘッジ会計商品として 指定されているデリバティブ: | |||||||||||||||||||||||||
| 公正価値ヘッジ | |||||||||||||||||||||||||
| ヘッジ商品として指定されているデリバティブに係る利益(損失): | |||||||||||||||||||||||||
| 金利 | $ | 2 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | (31) | $ | (39) | $ | 0 | |||||||||
| 通貨 | (1) | 0 | (1) | 0 | 0 | 0 | 104 | 0 | |||||||||||||||||
| ヘッジ商品として指定されているデリバティブに係る利益(損失)合計 | 1 | 0 | (1) | 0 | 0 | (31) | 65 | 0 | |||||||||||||||||
| ヘッジ項目に係る利益(損失): | |||||||||||||||||||||||||
| 金利 | (2) | 0 | 13 | 0 | 0 | 2 | 10 | 0 | |||||||||||||||||
| 通貨 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | (102) | 0 | |||||||||||||||||
| ヘッジ項目に係る利益(損失)合計 | (1) | 0 | 14 | 0 | 0 | 2 | (92) | 0 | |||||||||||||||||
| 有効性評価の対象外とした利益(損失)の償却 | |||||||||||||||||||||||||
| 通貨 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | (8) | (6) | |||||||||||||||||
| 有効性評価の対象外とした利益(損失)の 償却合計 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | (8) | (6) | |||||||||||||||||
| ヘッジ項目相殺後の公正価値ヘッジに係る利益(損失)合計 | 0 | 0 | 13 | 0 | 0 | (29) | (35) | (6) | |||||||||||||||||
| キャッシュ・フロー・ヘッジ | |||||||||||||||||||||||||
| 金利 | (21) | 0 | (16) | 0 | 0 | 0 | 0 | 23 | |||||||||||||||||
| 通貨 | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | (122) | |||||||||||||||||
| 通貨/金利 | 74 | 0 | 315 | (189) | 0 | 0 | 0 | (1,648) | |||||||||||||||||
| キャッシュ・フロー・ヘッジに係る利益 (損失)合計 | 61 | 0 | 299 | (189) | 0 | 0 | 0 | (1,747) | |||||||||||||||||
| 純投資ヘッジ | |||||||||||||||||||||||||
| 通貨 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 12 | |||||||||||||||||
| 通貨/金利 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||
| 純投資ヘッジに係る 利益(損失)合計 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 12 | |||||||||||||||||
| ヘッジ会計商品として 認められていないデリバティブ: | |||||||||||||||||||||||||
| 金利 | (285) | (1,657) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||
| 通貨 | (567) | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||
| 通貨/金利 | (211) | 0 | 0 | (3) | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||
| クレジット | 164 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||
| 株式 | 1,751 | (929) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||
| その他 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||
| 組込デリバティブ (2) | (3,133) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||
| ヘッジ会計商品として認められていないデリバティブに係る利益(損失)合計 | (2,281) | (2,586) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||
| 合計 | $ | (2,220) | $ | (2,586) | $ | 312 | $ | (189) | $ | 0 | $ | (29) | $ | (35) | $ | (1,741) | |||||||||
| 2022年12月31日に終了した事業年度 | |||||||||||||||||||||||||
| 実現投資利益(損失) | 市場リスクを伴う給付の価値の増減(関連するヘッジ利益(損失)を控除後) | 純投資利益 | その他収益(損失) | 支払利息 | 保険契約者 預り金勘定 | 契約者保険金・給付金 | AOCIの 増減(1) | ||||||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||||||||||
| ヘッジ会計商品として 指定されているデリバティブ: | |||||||||||||||||||||||||
| 公正価値ヘッジ | |||||||||||||||||||||||||
| ヘッジ商品として指定されているデリバティブに係る利益(損失)。 | |||||||||||||||||||||||||
| 金利 | $ | 39 | $ | 0 | $ | (5) | $ | 0 | $ | 0 | $ | (375) | $ | (438) | $ | 0 | |||||||||
| 通貨 | (28) | 0 | (2) | 0 | 0 | 0 | (224) | 0 | |||||||||||||||||
| ヘッジ商品として指定されているデリバティブに係る利益(損失)合計 | 11 | 0 | (7) | 0 | 0 | (375) | (662) | 0 | |||||||||||||||||
| ヘッジ項目に係る利益(損失): | |||||||||||||||||||||||||
| 金利 | (39) | 0 | 14 | 0 | 0 | 387 | 448 | 0 | |||||||||||||||||
| 通貨 | 31 | 0 | 9 | 0 | 0 | 0 | 225 | 0 | |||||||||||||||||
| ヘッジ項目に係る利益(損失)合計 | (8) | 0 | 23 | 0 | 0 | 387 | 673 | 0 | |||||||||||||||||
| 有効性評価の対象外とした利益(損失)の償却 | |||||||||||||||||||||||||
| 通貨 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | (4) | (19) | |||||||||||||||||
| 有効性評価の対象外とした利益(損失)の 償却合計 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | (4) | (19) | |||||||||||||||||
| ヘッジ項目相殺後の公正価値ヘッジに係る利益(損失)合計 | 3 | 0 | 16 | 0 | 0 | 12 | 7 | (19) | |||||||||||||||||
| キャッシュ・フロー・ヘッジ | |||||||||||||||||||||||||
| 金利 | (4) | 0 | (3) | 0 | 0 | 0 | 0 | (217) | |||||||||||||||||
| 通貨 | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 191 | |||||||||||||||||
| 通貨/金利 | 121 | 0 | 299 | 477 | 0 | 0 | 0 | 1,623 | |||||||||||||||||
| キャッシュ・フロー・ヘッジに係る利益 (損失)合計 | 132 | 0 | 296 | 477 | 0 | 0 | 0 | 1,597 | |||||||||||||||||
| 純投資ヘッジ | |||||||||||||||||||||||||
| 通貨 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | |||||||||||||||||
| 通貨/金利 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||
| 純投資ヘッジに係る 利益(損失)合計 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | |||||||||||||||||
| ヘッジ会計商品として 認められていないデリバティブ: | |||||||||||||||||||||||||
| 金利 | (3,410) | (6,483) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||
| 通貨 | (400) | 0 | 0 | (3) | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||
| 通貨/金利 | 854 | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||
| クレジット | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||
| 株式 | 6 | 1,403 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||
| その他 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||
| 組込デリバティブ (2) | (26) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||
| ヘッジ会計商品として認められていないデリバティブに係る利益(損失)合計 | (2,969) | (5,080) | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||
| 合計 | $ | (2,834) | $ | (5,080) | $ | 312 | $ | 480 | $ | 0 | $ | 12 | $ | 7 | $ | 1,580 | |||||||||
| (1) 2024年、2023年および2022年12月31日に終了した事業年度について、非デリバティブ商品を使用した純投資ヘッジに関連する増減それぞれ78百万ドル、28百万ドルおよび134百万ドルを除く。 (2) 2024年および2023年12月31日に終了した事業年度のプリズミック源泉預かり関連組込デリバティブ実現利益(損失)の、それぞれ598百万ドルおよび(508)百万ドルを含む。 | |
次の表は、税引前AOCIにおける当期キャッシュ・フロー・ヘッジのロールフォワードを示したものである。
| (単位:百万ドル) | ||
| 2021年12月31日現在残高 | $ | 1,019 |
| AOCIに計上された金額 | ||
| 金利 | (224) | |
| 通貨 | 206 | |
| 通貨/金利 | 2,520 | |
| AOCIに計上された金額合計 | 2,502 | |
| AOCIから純損益に振替えられた金額 | ||
| 金利 | 7 | |
| 通貨 | (15) | |
| 通貨/金利 | (897) | |
| AOCIから純損益に振替えられた金額合計 | (905) | |
| 2022年12月31日現在残高 | $ | 2,616 |
| AOCIに計上された金額 | ||
| 金利 | (15) | |
| 通貨 | (108) | |
| 通貨/金利 | (1,448) | |
| AOCIに計上された金額合計 | (1,571) | |
| AOCIから純損益に振替えられた金額 | ||
| 金利 | 38 | |
| 通貨 | (14) | |
| 通貨/金利 | (200) | |
| AOCIから純損益に振替えられた金額合計 | (176) | |
| 2023年12月31日現在残高 | $ | 869 |
| AOCIに計上された金額 | ||
| 金利 | (28) | |
| 通貨 | 55 | |
| 通貨/金利 | 1,469 | |
| AOCIに計上された金額合計 | 1,496 | |
| AOCIから純損益に振替えられた金額 | ||
| 金利 | 30 | |
| 通貨 | (3) | |
| 通貨/金利 | (612) | |
| AOCIから純損益に振替えられた金額合計 | (585) | |
| 2024年12月31日現在残高 | $ | 1,780 |
キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の変動はAOCIで繰り延べられ、連結包括利益計算書上で「純未実現投資利益(損失)」に含められる。これらの金額は、その後、ヘッジ項目が利益に影響を与えた時に利益に組み替えられる。2024年12月31日現在の値を用いると、2025年12月31日で終了する次の12か月間におよそ405百万ドルの税引前利益がAOCIから損益に組み替えられることが予想される。
これらの適格キャッシュ・フロー・ヘッジによってヘッジされている当社のエクスポージャーには、外貨建ての予想取引、投資資産の購入、および既存の金融商品に係る受取利息と支払利息からの将来キャッシュ・フローの変動性が含まれる。当社が予想取引に関する将来キャッシュ・フローの変動性に対するエクスポージャーをヘッジしている最長期間は27年である。
予測された取引が、予定日までに、あるいはデリバティブおよびヘッジの会計処理に関する会計基準で認められた延長期間内に発生しなかったために、当社がキャッシュ・フロー・ヘッジの会計処理を中止した取引に関連してAOCIから収益に振替えられた金額は実質的になかった。加えて、ヘッジ対象の確定約定が公正価値ヘッジとして認められなくなったことにより、当社が公正価値ヘッジ会計処理を中止したという事例はなかった。
純投資ヘッジについては、当社はデリバティブに加えて、為替レートの変動による在外子会社への純投資額の変動リスクをヘッジするために、外貨建債務を利用している。有効な純投資ヘッジについて、AOCIの累積外貨換算調整に計上された税引前の金額は、2024年12月31日に終了した年度で104百万ドル、2023年12月31日に終了した年度で39百万ドル、2022年12月31に終了した年度で134百万ドルであった。
クレジット・デリバティブ
以下の表は、売建て与信プロテクションの名目元本および資産(負債)として表示されている公正価値の要約である。これらのクレジット・デリバティブにおいて対象証券の価値が無価値になると仮定した当社の予想最大損失額は、前述の名目元本に等しい。これらのクレジット・デリバティブの満期は、インデックスを参照したものが10年未満である。
| 2024年12月31日現在 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 原債務のNAIC格付指定(1) | ||||||||||||||||||||||||||||
| NAIC 1 | NAIC 2 | NAIC 3 | NAIC 4 | NAIC 5 | NAIC 6(2) | 合計 | ||||||||||||||||||||||
| 名目元本総額 | 公正 価値 | 名目元本総額 | 公正 価値 | 名目元本総額 | 公正 価値 | 名目元本総額 | 公正 価値 | 名目元本総額 | 公正 価値 | 名目元本総額 | 公正 価値 | 名目元本総額 | 公正 価値 | |||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 個別銘柄参照(3) | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 |
| インデックス参照(3) | 0 | 0 | 0 | 0 | 3,365 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 662 | 50 | 4,027 | 90 | ||||||||||||||
| 合計 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 3,365 | $ | 40 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 662 | $ | 50 | $ | 4,027 | $ | 90 |
| 2023年12月31日現在 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 原債務のNAIC格付指定(1) | ||||||||||||||||||||||||||||
| NAIC 1 | NAIC 2 | NAIC 3 | NAIC 4 | NAIC 5 | NAIC 6(2) | 合計 | ||||||||||||||||||||||
| 名目元本総額 | 公正 価値 | 名目元本総額 | 公正 価値 | 名目元本総額 | 公正 価値 | 名目元本総額 | 公正 価値 | 名目元本総額 | 公正 価値 | 名目元本総額 | 公正 価値 | 名目元本総額 | 公正 価値 | |||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 個別銘柄参照(3) | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 |
| インデックス参照(3) | 0 | 0 | 0 | 0 | 2,723 | 19 | 0 | 0 | 89 | 5 | 634 | 40 | 3,446 | 64 | ||||||||||||||
| 合計 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 2,723 | $ | 19 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 89 | $ | 5 | $ | 634 | $ | 40 | $ | 3,446 | $ | 64 |
| (1) NAICの格付は、ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(「ムーディーズ」)、スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービシズ(「S&P」)およびフィッチ・レーティングス・インク(「フィッチ」)の格付の入手可能性とその中で最も低い格付に基づいている。格付機関による格付がない場合は、NAIC6の格付が使用される。 (2) NAICの格付指定は、2024年12月31日現在および2023年12月31日現在で、NAIC6と格付されたインデックス参照銘柄のそれぞれ約4%と3%である。 (3) 個別銘柄を参照するクレジット・デフォルト・スワップは、企業債務、ソブリン債務、ストラクチャード・ファイナンスの信用を参照する場合がある。インデックス参照のNAICの格付指定は、インデックスに含まれる最も低格付の個別銘柄に基づいている。 | |
2024年および2023年12月31日現在、当社には購入した信用プロテクションに対するエクスポージャーはない。
カウンターパーティの信用リスク
公正価値がプラスの金融デリバティブ取引に対し、カウンターパーティの不履行があった場合、当社には損失リスクが発生することになる。当社は以下の方法により信用リスクを管理している。(i)高格付の主要な金融機関およびその他の信用度の高いカウンターパーティと、該当する場合にはマスター・ネッティング契約の下で、デリバティブ取引を行うこと、(ii)中央清算および店頭(以下「OTC」)のカウンターパーティを通じて取引を行うこと、(iii)それが適切な場合には現金や有価証券などの担保を徴求すること、ならびに(iv)単一の当事者との信用エクスポージャーの限度額を設定し、定期的に経営陣による見直しを行うこと。
実質的に、当社のデリバティブ契約はすべてゼロ閾値を設定しており、負債ポジションの当事者による日々の完全担保化を要求する。また、当社のデリバティブ契約の一部には、信用リスクに関連した偶発条項が含まれている。デリバティブ契約の一方の当事者の信用格付が一定水準以下となった場合、公正価値がプラスの当事者は、その時点の公正価値での解約、あるいは格付が悪化し、正味負債ポジションにある当事者から即時完全担保化を要求することができる。
2024年12月31日現在、信用リスク関連の偶発条項を備えたデリバティブのカウンターパーティに対する負債ポジションはなかった。すべてのデリバティブは、デリバティブ契約条件に従って、当社またはカウンターパーティによって適切に担保が差し入れられている。
6. 資産および負債の公正価値
公正価値の測定-公正価値は、市場参加者間の秩序ある取引において、資産の売却に対して受け取る、あるいは負債の譲渡に対して支払われる測定日時点の価格を表す。公正価値の会計基準では、公正価値測定のための枠組みを定めており、これには公正価値の測定に使用されるインプット(入力データ)の分類に適用されるヒエラルキー(階層)が含まれる。公正価値の測定に使用される公正価値のヒエラルキーは、公正価値の測定に有意義な最低レベルのインプットに基づいて決定される。公正価値のヒエラルキーは以下のとおりである。
レベル1-公正価値は、当社が入手し得る同一の資産または負債の活発な市場における非修正の公表価格に基づく。当社のレベル1の資産および負債としては、主として、特定の現金同等物、活発な取引所市場で売買されている短期投資、持分証券、デリバティブ契約が挙げられる。
レベル2-公正価値は、レベル1に含まれる市場価格以外で、資産または負債に対して直接的または間接的に観察可能な市場データによる裏付を通じて、当該資産または負債の実質満期にわたって観察可能かつ有意義なインプットに基づく。レベル2の入力データには、同様の資産および負債に関する活発な市場の公表価格、同一または同様の資産や負債に関する活発でない市場の公表価格、およびその他市場の観察可能なインプットが含まれる。当社のレベル2の資産および負債としては、満期固定証券(上場および非上場の社債、大半の国債、特定の資産担保証券およびモーゲージ証券など)、特定の持分証券(投資信託で、公開されていないことから活発な市場で取引されていないもの)、および特定の商業モーゲージ・ローン、短期投資、特定の現金同等物(主にコマーシャル・ペーパー)、特定のOTCデリバティブが挙げられる。
レベル3-公正価値は、資産または負債に関し少なくとも1つの有意義な観察することのできないインプットに基づく。この分類の資産および負債は、公正価値の決定に重要な判断または見積が必要とされる。当社のレベル3の資産および負債としては、主として、特定の非上場満期固定証券および同持分証券、手動で価格が決められる特定の上場持分証券および同満期固定証券、高度な仕組みの特定のOTCデリバティブ契約、当社がゼネラル・パートナーを務め、連結対象となっている特定の不動産ファンド、当社の変額年金契約の生前給付(市場リスクを伴う給付)に係る契約や特約、特定のユニバーサル生命保険および年金商品の指数連動特約に関連する組込デリバティブが挙げられる。
ヒエラルキー・レベル別の資産および負債-次の表は、経常的に公正価値で計上される資産および負債のそれぞれの時点における残高を示している。
| 2024年12月31日現在 | ||||||||||||||||||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | ネッティング(1) | 合計 | ||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||||
| 売却可能満期固定証券: | ||||||||||||||||||
| 米国財務省証券および米国政府関係 機関が発行した負債証券 | $ | 0 | $ | 20,348 | $ | 0 | $ | $ | 20,348 | |||||||||
| 米国州および州政府機関が発行する 負債証券 | 0 | 6,098 | 6 | 6,104 | ||||||||||||||
| 外国政府が発行する負債証券 | 0 | 57,472 | 7 | 57,479 | ||||||||||||||
| 米国の公募社債 | 0 | 98,442 | 66 | 98,508 | ||||||||||||||
| 米国の私募社債(2) | 0 | 39,848 | 3,941 | 43,789 | ||||||||||||||
| 外国の公募社債 | 0 | 21,946 | 36 | 21,982 | ||||||||||||||
| 外国の私募社債 | 0 | 32,675 | 1,788 | 34,463 | ||||||||||||||
| 資産担保証券(3) | 0 | 15,654 | 1,480 | 17,134 | ||||||||||||||
| 商業モーゲージ証券 | 0 | 8,420 | 853 | 9,273 | ||||||||||||||
| 住宅モーゲージ証券 | 0 | 2,490 | 0 | 2,490 | ||||||||||||||
| 小計 | 0 | 303,393 | 8,177 | 311,570 | ||||||||||||||
| 経験料率契約者保険負債に対応する 資産: | ||||||||||||||||||
| 米国財務省証券および米国政府関係 機関が発行した負債証券 | 0 | 220 | 0 | 220 | ||||||||||||||
| 外国政府が発行する負債証券 | 0 | 539 | 0 | 539 | ||||||||||||||
| 社債 | 0 | 67 | 0 | 67 | ||||||||||||||
| 持分証券 | 1,522 | 1,359 | 0 | 2,881 | ||||||||||||||
| 小計 | 1,522 | 2,185 | 0 | 3,707 | ||||||||||||||
| 市場リスクを伴う給付に係る資産 | 0 | 0 | 2,331 | 2,331 | ||||||||||||||
| 売買目的満期固定証券 | 0 | 10,544 | 1,986 | 12,530 | ||||||||||||||
| 持分証券 | 7,154 | 1,745 | 518 | 9,417 | ||||||||||||||
| 商業モーゲージおよびその他貸付 | 0 | 469 | 233 | 702 | ||||||||||||||
| その他投資資産(5) | 10 | 21,683 | 953 | (20,093) | 2,553 | |||||||||||||
| 短期投資 | 1,896 | 6,238 | 461 | 8,595 | ||||||||||||||
| 現金同等物 | 326 | 10,365 | 0 | 10,691 | ||||||||||||||
| 再保険金回収見込額および預金債権 | 0 | 236 | 613 | 849 | ||||||||||||||
| その他資産 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||||||||||||
| 分離勘定資産(6)(7) | 8,441 | 157,999 | 232 | 166,672 | ||||||||||||||
| 資産合計 | $ | 19,349 | $ | 514,857 | $ | 15,504 | $ | (20,093) | $ | 529,617 | ||||||||
| 市場リスクを伴う給付に係る負債 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 4,455 | $ | $ | 4,455 | |||||||||
| 保険契約者預り金勘定 | 0 | 0 | 12,746 | 12,746 | ||||||||||||||
| 再保険および源泉預かり未払金 | 0 | (118) | 0 | (118) | ||||||||||||||
| その他負債 | 28 | 32,863 | 1 | (28,141) | 4,751 | |||||||||||||
| 連結VIE発行債券 | 0 | 0 | 60 | 60 | ||||||||||||||
| 負債合計 | $ | 28 | $ | 32,745 | $ | 17,262 | $ | (28,141) | $ | 21,894 | ||||||||
| 2023年12月31日現在 | ||||||||||||||||||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | ネッティング(1) | 合計 | ||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||||
| 売却可能満期固定証券: | ||||||||||||||||||
| 米国財務省証券および米国政府関係 機関が発行した負債証券 | $ | 0 | $ | 21,796 | $ | 0 | $ | $ | 21,796 | |||||||||
| 米国州および州政府機関が発行する 負債証券 | 0 | 8,451 | 7 | 8,458 | ||||||||||||||
| 外国政府が発行する負債証券 | 0 | 70,182 | 8 | 70,190 | ||||||||||||||
| 米国の公募社債 | 0 | 98,097 | 75 | 98,172 | ||||||||||||||
| 米国の私募社債(2) | 0 | 38,199 | 2,821 | 41,020 | ||||||||||||||
| 外国の公募社債 | 0 | 19,576 | 67 | 19,643 | ||||||||||||||
| 外国の私募社債 | 0 | 30,447 | 1,843 | 32,290 | ||||||||||||||
| 資産担保証券(3) | 0 | 12,236 | 359 | 12,595 | ||||||||||||||
| 商業モーゲージ証券 | 0 | 8,954 | 938 | 9,892 | ||||||||||||||
| 住宅モーゲージ証券 | 0 | 2,265 | 0 | 2,265 | ||||||||||||||
| 小計 | 0 | 310,203 | 6,118 | 316,321 | ||||||||||||||
| 経験料率契約者保険負債に対応する 資産: | ||||||||||||||||||
| 米国財務省証券および米国政府関係 機関が発行した負債証券 | 0 | 206 | 0 | 206 | ||||||||||||||
| 外国政府が発行する負債証券 | 0 | 604 | 0 | 604 | ||||||||||||||
| 社債 | 0 | 79 | 0 | 79 | ||||||||||||||
| 持分証券 | 1,004 | 1,275 | 0 | 2,279 | ||||||||||||||
| 小計 | 1,004 | 2,164 | 0 | 3,168 | ||||||||||||||
| 市場リスクを伴う給付に係る資産 | 0 | 0 | 1,981 | 1,981 | ||||||||||||||
| 売買目的満期固定証券 | 0 | 9,361 | 429 | 9,790 | ||||||||||||||
| 持分証券(4) | 5,953 | 1,538 | 512 | 8,003 | ||||||||||||||
| 商業モーゲージおよびその他貸付 | 0 | 519 | 0 | 519 | ||||||||||||||
| その他投資資産(5) | 27 | 14,234 | 846 | (13,158) | 1,949 | |||||||||||||
| 短期投資 | 125 | 3,746 | 29 | 3,900 | ||||||||||||||
| 現金同等物 | 2,240 | 8,058 | 4 | 10,302 | ||||||||||||||
| 再保険金回収見込額および預金債権 | 0 | (75) | 224 | 149 | ||||||||||||||
| その他資産 | 0 | 0 | 11 | 11 | ||||||||||||||
| 分離勘定資産(6)(7) | 8,925 | 161,793 | 1,094 | 171,812 | ||||||||||||||
| 資産合計 | $ | 18,274 | $ | 511,541 | $ | 11,248 | $ | (13,158) | $ | 527,905 | ||||||||
| 市場リスクを伴う給付に係る負債 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 5,467 | $ | $ | 5,467 | |||||||||
| 保険契約者預り金勘定 | 0 | 0 | 7,752 | 7,752 | ||||||||||||||
| 再保険および源泉預かり未払金 | 0 | 490 | 0 | 490 | ||||||||||||||
| その他負債 | 35 | 27,112 | 1 | (22,973) | 4,175 | |||||||||||||
| 連結VIE発行債券 | 0 | 0 | 778 | 778 | ||||||||||||||
| 負債合計 | $ | 35 | $ | 27,602 | $ | 13,998 | $ | (22,973) | $ | 18,662 | ||||||||
| (1) 「ネッティング」の金額は、2024年および2023年12月31日現在それぞれ(8,049)百万ドルおよび(9,815)百万ドルの現金担保を示し、マスター・ネッティング契約に基づき、同一のカウンターパーティが保有する資産および負債ポジションの相殺による影響を表す。 | |
| (2) ネッティング契約に基づき関連の債務と相殺された、2024年12月31日現在および2023年12月31日現在で、それぞれ14,748百万ドルの公正価値(帳簿価額14,748百万ドル)および12,370百万ドルの公正価値(帳簿価額12,370百万ドル)の社債を除く。 | |
| (3) ローン債権、ホーム・エクイティ・ローン、自動車ローン、教育ローンおよびその他の種類の資産を担保とする信用トランシェ証券を含む。 | |
| (4) 公正価値のヒエラルキーから除外された持分証券には、実務上の簡便法として公正価値が1株当たり(またはそれと同等)の純資産価額(以下「NAV」)で測定された一部のファンドが含まれる。2023年12月31日現在、この投資の公正価値は239百万ドルである。 | |
| (5) 公正価値のヒエラルキーから除外されたその他投資資産には、一部のヘッジ・ファンド、プライベート・エクィティ・ファンド、および、実務上の簡便法として公正価値が1株当たり(またはそれと同等)のNAVで測定されたその他のファンドが含まれる。2024年12月31日現在および2023年12月31日現在のかかる投資の公正価値はそれぞれ、5,021百万ドルおよび4,125百万ドルであった。 |
|---|
| (6) 公正価値のヒエラルキーに含まれた分離勘定資産には、実務上の簡便法として1株当たり(またはそれと同等の)NAVを算出する事業体における投資は含まれない。公正価値のヒエラルキーから除外されたそのような投資には、不動産投資、ヘッジ・ファンドおよびその他投資資産が含まれる。2024年12月31日現在および2023年12月31日現在のかかる投資の公正価値はそれぞれ、26,700百万ドルおよび27,076百万ドルであった。 |
| (7) 分離勘定資産は、特定の顧客のために投資されている分別保管された資金を表す。市場価格変動に伴う投資リスクは、特定の勘定に関して当社が行っている最低保証の範囲を除き、顧客が負担する。分離勘定負債は、当社の連結財政状態計算書では、公正価値ではなく、契約額で計上されるため、上表には算入されていない。 |
経常的に公正価値で測定される資産および負債の公正価値の見積りに当社が用いる方法と仮定の要約は、以下のとおりである。
満期固定証券-当社の上場満期固定証券の公正価値は、一般的に、独立した立場のプライシング・サービスから入手した価格に基づく。一般に各銘柄の価格は複数のプライシング業者から入手し、過去のプライシング経験および専門知識に基づき資産のタイプ毎に業者の優先順位を維持する。当社は、最終的には各資産タイプに応じて優先順位が最も高い業者のプライシング・サービスから入手した価格を使用する。プライシングのヒエラルキーは、新しい金融商品および様々な業者との間の最近のプライシングの事例により更新される。上述の公正価値ヒエラルキーに合わせて、プライシング・サービスから入手し検証された相場価格がある証券は、主に類似した資産に対する観察可能なプライシングもしくはその他の観察可能な市場データまたはその両方に基づいているため、一般的にはレベル2に分類される。これらのプライシング・サービスが使用する典型的なデータには、報告された売買、ベンチマークの利回り、発行体スプレッド、ビッド、オファー、および/またはキャッシュ・フローの見積り、期限前返済率およびデフォルト率が含まれるが、これらに限定されるわけではない。第三者のプライシング・サービスから入手した価格情報が市場動向または観察可能な市場データを反映していないとみなされる場合には、当社は正式なプロセスを通じプライシング・サービスに異議を申し立てる、あるいは当該有価証券をレベル3に分類することができる。プライシング・サービスが、提示された市場での観察データにより近い値に価格を更新しても、その有価証券がレベル2に分類されることに変わりはない。
業者から価格を入手できない場合、または当社が独立した立場のプライシング・サービスから入手した価格情報は市場動向を反映していないと最終的に結論付けた場合、社内で算出された評価またはブローカーから入手した気配値を用いて公正価値を算定する。当社が、プライシング・サービスから入手した値とブローカーから入手した値のいずれも市場動向を反映していないという結論を下した場合には、社内で算出された評価を踏まえて、かかる情報を無効にすることもある。2024年12月31日現在と2023年12月31日現在、無効にした価格情報の純額は、重大な値ではなかった。公正価値ヒエラルキーでは、プライシング・サービスから入手したものの無効と判断した価格情報、社内で算出された評価、およびブローカーから入手した気配値は、通常レベル3に含まれる。
当社は、複数の特別な価格監視活動を行っている。日々の分析によって、予め定義された閾値を超える変動が金融商品レベルで特定される。価格が市場活動を反映しているか、それとも調整が正当化されるかを判断するために、価格の完全性に関する様々なレポートの精査を日々および月ごとに行う。実行されるその他の手順には、第三者プライシング・サービスの手法の見直し、価格のトレンドの見直しおよびバックテストが含まれるが、これらに限定されるわけではない。
社内の非上場資産運用担当者が組成した非上場満期固定証券の公正価値は、主として割引キャッシュ・フロー・モデルを用いて算定する。このモデルは主に、財務省証券または類似する基準利率などの観察可能なデータと、それぞれの有価証券を評価するための信用スプレッドの推定値とを合わせて用いる。信用スプレッドは、流通および発行の両市場における取引を行っている私募市場仲介業者の調査を通じて入手され、いくつかある要因の中でも特に、発行体の信用力および私募に伴う流動性の低さを考慮して決定される。観測されたセクター別のスプレッドのばらつきを反映するために、社内調整が行われる。大半の私募商品が、観察可能な標準的市場データ、および観察された市場データ(類似する上場銘柄の観察された価格およびスプレッドを含むがこれらには限定されない。)から導き出される、または当該市場データによって補強されるデータを用いて評価されるので、これらの商品はレベル2に反映されている。特定の満期固定私募証券の場合は、市場参加者が当該資産の価格設定に用いるようなデータに関する当社独自の仮定を反映した重要な観察不能インプットも、割引キャッシュ・フロー・モデルに組み入れる場合もある。こうした観察不能インプットが有価証券の価格決定上重要であると経営陣が判断する範囲で、レベル3の分類が行われる。
経験料率契約者保険負債に対応する資産-経験料率契約者保険負債に対応する資産は主として、満期固定証券、持分証券、および上記の「満期固定証券」、下記の「持分証券」、「デリバティブ商品」の欄に記載した類似商品と同様に公正価値が算定されるデリバティブで構成されている。
持分証券-持分証券は主として、上場企業の普通株式および優先株式、永久優先株式、非上場株式、ならびに投資信託の受益証券で構成されている。大半の上場株式の公正価値は活発な市場における同一資産の相場価格に基づき、公正価値ヒエラルキーではレベル1に分類される。大部分の非上場株式に対する公正価値の見積りは、データに関して重要な判断を要する割引キャッシュ・フロー・モデル、収益倍率、およびその他の評価モデルを用いて算定されるため、レベル3に分類される。日常的に取引されるが、一般には入手不可能なために活発な市場では取引されないミューチュアル・ファンドの受益証券の公正価値は、同一のファンドの受益証券の取引価格に基づき、公正価値ヒエラルキーのレベル2に分類される。永久優先株式の公正価値は、主にブローカーから入手した気配値に基づいた独立した立場のプライシング・サービスから入手した価格に基づく。その結果、永久優先株式の公正価値は、レベル3に分類される。
商業モーゲージおよびその他貸付-保有しており公正価値オプションを用いて会計処理される貸付の公正価値は、投資家が予め設定された価格でこれらの貸付を購入することにコミットしていて、これらの貸付の主要な売却市場とみなされるホールローン市場の価格指標を使用して決定される。当社は、予め設定された売却価格の存在、貸付条件、実勢金利、信用リスクなど、これらの資産に用いられる評価データを査定し、主要な価格データは公正価値ヒエラルキーでレベル2に分類されるデータだと判断している。
その他投資資産-その他投資資産には、LP/LLC、デリバティブ取引、当社が変動持分事業体に支配権を行使できるとみなされるか、あるいは主たる受益者とみなされるために、連結されている特定のリミテッド・パートナーシップへの投資が主に含まれる。これらの事業体は主として投資会社であり、当該業種特有の会計が適用されるため資産が公正価値で計上されている。これらの事業体が保有する投資にはマスター・ファンド(保有資産は一般に上場されている満期固定証券、持分証券およびミューチュアル・ファンド受益証券)への様々なフィーダー・ファンド投資、およびその他の投資ファンドが保有する完全所有不動産が含まれる。非連結ファンドへの投資については、公正価値は主にファンド・マネジャーにより算定されるが、実務上の簡便法としてNAVによって測定される。
再保険回収見込額および預金債権-再保険回収見込額および預金債権には主として、(1) 当社が定額指数連動年金を出再した預金債権に係る組込デリバティブ、ならびに(2)当社が再保険者である修正共同式再保険協約からの回収見込額に関連する組込デリバティブおよび当社が出再保険者である修正共同式再保険協約からの回収見込額を含み、一般的には出再者が保有する投資資産の公正価値を反映する。
その他資産-レベル3に反映されているその他資産には主に、公正価値オプションを使用して保有および会計処理された戦略的投資の公正価値が含まれる。
デリバティブ商品-デリバティブは公正価値で計上され、資産であれば資産項目の「その他投資資産」に、負債であれば負債項目の「その他負債」に計上される。ただし、関連する主契約と一体に計上される組込デリバティブは除く。デリバティブ契約の公正価値は、金利、為替レート、コモディティ価格、信用スプレッド、市場ボラティリティ、予想リターン、NPR、流動性およびその他の要素の変動の影響を受ける。公正価値ヒエラルキーのレベル3に含まれるデリバティブのポジションについては、既存の重要なリスク・ポジションの退出コストを反映するために流動性評価調整を行うが、その際は、デリバティブ・ポジションの売買呼び値スプレッド、満期、複雑性、その他固有の特性を考慮に入れる。
当社が利用する上場先物および上場オプションは、米国債先物、ユーロドル先物、コモディティ先物、ユーロドル・オプション、コモディティ・オプションである。上場先物および上場オプションは、活発な市場における相場価格を用いて評価され、公正価値ヒエラルキーではレベル1に分類される。
当社のデリバティブのポジションの大部分はOTCデリバティブ市場で取引され、公正価値ヒエラルキーのレベル2に分類される。レベル2に分類されるOTCデリバティブは、活発な取引相場価格や外部の市場データ提供業者、第三者プライシング・ベンダーおよび/または直近の取引より入手した観察可能な市場データを用いるモデルを用いて評価される。当社は公正価値の最良推定値の決定に際しては市場仲値を使用する方針である。金利スワップ、クロス・カレンシー・スワップ、為替先渡契約、コモディティ先渡契約、クレジット・デフォルト・スワップ、売却目的で保有する貸出コミットメント、米国政府系機関が発行する高格付のモーゲージ証券に係るTBAの先渡契約など、大部分のOTCデリバティブの公正価値は割引キャッシュ・フロー・モデルを用いて決定される。欧州方式のオプション契約の公正価値はブラック・ショールズ・オプション価格モデルを用いて決定される。このモデルの主要な仮定事項には、各契約の契約条件、および利率、為替レート、信用スプレッド、株価、指数配当利回り、NPR、ボラティリティおよびその他の要素などの重要な観察可能なデータが含まれる。
当社のクリアリング対象の金利スワップおよび一定の指標に連動するクレジット・デリバティブは、外部の市場データ提供業者、第三者プライシング・ベンダーおよび/または直近の取引より入手したSOFRなどの観察可能な市場データや、活発な取引相場価格を用いるモデルを用いて評価される。これらのデリバティブは、公正価値ヒエラルキーのレベル2に分類される。
当社の大半のデリバティブ契約は高格付の主要な国際的金融機関との間で締結されている。当社はSOFRに対する追加スプレッドを、OTCデリバティブの負債の担保相殺後の公正価値を決定する際に利用された割引率に組み込み、自社のNPRと取引相手のNPRに関する市場の見方を反映している。OTCデリバティブ資産を評価するために予想キャッシュ・フローを割り引く際に使用されるレートは、クレジット・サポート・アネックス(CSA)の条件を反映している。
レベル3に分類されたデリバティブには、ルックバック株式オプションおよびその他の仕組商品が含まれる。これらのデリバティブは、重要だが観察不可能インプットを用いたモンテカルロ・シミュレーション・モデルやその他の技法などのモデルに基づき評価される。レベル3の評価方法は当社策定の公正価値と外部のブローカー・ディーラーの評価を定期的に比較することにより検証されている。
現金同等物および短期投資-現金同等物および短期投資には、短期金融商品、コマーシャル・ペーパー、その他流動性が高い負債商品が含まれる。特定の短期金融商品は、同一資産を売買できる活発な市場における未修正相場価格を用いて評価され、主にレベル1に分類される。現金同等物と短期投資に含まれる残りの金融商品は、通常、市場で観察可能なデータに基づく公正価値で評価されるため、主にレベル2に分類されている。
分離勘定資産-分離勘定資産には、上記の「満期固定証券」、「持分証券」および「商業モーゲージおよびその他貸付」において述べた類似商品と同様に価値が決定される、ミューチュアル・ファンド、満期固定証券、米国債、持分証券、不動産および商業モーゲージ・ローンが含まれる。
市場リスクを伴う給付-2023年第1四半期にASU2018-12を適用した結果として、当社はすべての市場リスクを伴う給付(例えば、変額年金に伴う生前給付や死亡給付の保障)を公正価値で測定することが求められる。市場リスクを伴う給付債務(または資産)は、契約者を保護し保険事業体を名目的でない資本市場リスクにさらす契約または契約特約をいい、主として、GMDB、GMIB、GMAB、GMWB、GMIWBなど、退職戦略セグメントにおいて最低給付が保証されている据置型年金に関連する。これらの給付はひとまとめにされ、公正価値測定枠組みを用いて単一の複合市場リスクを伴う給付として会計処理される。
これらの市場リスクを伴う給付の公正価値は、契約者に対する将来の予想給付支払額の現在価値から、市場リスクを伴う給付に帰属する将来の予想特約手数料の現在価値を差し引いて算出される。これらの給付特性の公正価値は、市場参加者が市場リスクを伴う給付を評価する際に用いる仮定に基づいている。この方法では、資本市場や様々な保険数理上の仮定の変動により、計算結果が負債となる場合も資産となる場合もあり得る。これらの債務を譲渡する観察可能で活発な市場は存在しないため、評価額はオプション価格技法を用いて社内で策定したモデルを用いて計算される。このモデルはリスク中立的な評価フレームワークに基づき、評価技法、データおよび将来のキャッシュ・フローの時期と金額に関する不確実性に固有なリスクに対するプレミアムが加えられている。リスク・プレミアムの決定には経営陣の判断が必要である。
これらの市場リスクを伴う給付の評価モデルへの重要なインプットとしては、資本市場に関する仮定(金利水準やボラティリティに関する仮定など)、当社自身の市場で認識されているNPR、保険数理的に決定される様々な仮定(失効率、給付利用率、解約率および死亡率などの契約者行動等)が挙げられる。これらの仮定の多くは観察不能であり、かつ評価への重要なインプットとみなされるため、市場リスクを伴う給付に含まれる資産と負債は、公正価値ヒエラルキーのレベル3に反映されている。
資本市場に関するデータおよび実際の保険契約者預り金の価額は、金利、株式市場およびボラティリティを含む各四半期末の資本市場の状況に基づいて四半期ごとに更新される。リスク中立評価法においては、当初のスワップ・カーブが保険契約者預かり金の価額の増加に使用されるトータル・リターンを導き出す。当社の割引率の仮定は、当社が債務を履行しないリスクとして市場で認識されている当社のNPRを反映させるため、SOFRに対する追加スプレッドを調整したSOFRスワップ曲線に基づいている。NPRは主に、当社が締結した資金調達契約に関連するクレジット・スプレッドを使用し、流動性リスク・プレミアムを勘案して推定される。当社の財務力格付を反映するため、債務に関連したクレジット・スプレッドではなく、資金協定・調達契約に関連したクレジット・スプレッドがこの見積りの作成に使用される。その理由は、資金協定・調達契約、生前給付保証および指数連動金利付与保証は保険負債であり、債務より優先されるためである。
数理計算上の仮定は、契約者行動や死亡率などを含め、少なくとも毎年一度は見直しが行われ、当社の新たな経験値や業界調査、将来の予測およびその他のデータ(観察可能な市場データを含む)に基づいて更新される。長期的傾向を示すものであると当社が考える重大な変化が四半期中に観察されない限り、これらの仮定は一般に年次で更新される。
保険契約者預り金勘定-保険契約者預り金勘定に関する負債は、保険契約者に契約で明示された期間にわたって、指数に連動した保証利息を提供する特定のユニバーサル生命保険および年金商品に伴う特定の組込デリバティブ商品に関連している。これらの負債の公正価値は、金利および株価指数のボラティリティの仮定などの資本市場の仮定、市場で認識されている当社のNPRならびに保険数理的に決定される死亡率、失効率および予想ヘッジコストを含んだ割引キャッシュ・フロー・モデルを使用して算定される。
これらの負債の活発で観察可能な市場はないため、公正価値は保険契約者に、契約上保証された最低限度を超えて支払われる勘定の現在価値として、評価日現在の預り金を含む指数期間についてオプション価格技法を使用し、また当社が指数連動利率付与の期間を宣言していない場合は、将来の指数連動期間にわたる予想オプション費用を使用して算定される。評価技法、インプットならびに将来キャッシュ・フローの時期および金額をめぐる全般的な不確実性に内在するリスクに対するプレミアムも、これらの負債の公正価値に含められる。これらの負債の評価には、リスク・プレミアムを決定するための経営陣の判断と観察不可能インプットの使用が必要であるため、これらの負債は公正価値ヒエラルキーにおけるレベル3に反映されている。
金利や株式市場のボラティリティを含む資本市場のインプットと実際の契約者の口座価値は、四半期ごとに更新される。数理計算上の仮定は、少なくとも毎年一度は見直しが行われ、新たな経験値、将来の予測、および観察可能な市場データを含むその他のデータを考慮して更新される。これらの年次での更新を除いては、これらの仮定は一般に、長期的傾向を示すものであると当社が考える重大な変化が四半期中に観察された場合に限り更新される。
再保険および源泉預かり未払金-再保険および源泉預かり未払金には、主に、注記15に記載されている特定の資金留保再保険契約に関連する組込デリバティブが含まれ、再保険会社に対する負債を裏付ける資産に関連するトータル・リターン・スワップを示している。公正価値は、対象の再保険の相手方に支払うべき額を裏付けるために特定された保留原資産の評価に基づいて決定される。
その他負債-その他負債には、特定のデリバティブ商品が含まれる。デリバティブ商品の公正価値は、主として上記「デリバティブ商品」に記載の公正価値と整合的に決定される。
連結VIE発行債券-これらの債券の公正価値は、対応する銀行借入の担保の公正価値に基づいている。これらの債券は参照担保に基づいて評価されるため、レベル3に分類される。詳細については、注記4および以下の「公正価値オプション」を参照。
社内で値付けされたレベル3の資産および負債に関する定量的情報-次の表は、社内で値付けされた主なレベル3の資産および負債に関する定量的情報を示す。
| 2024年12月31日現在 | ||||||||||||||
| 公正価値 | 評価方法 | 観察不能 インプット | 最低値 | 最高値 | 加重 平均 | インプットの増加による公正価値への影響(1) | ||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||
| 資産の部: | ||||||||||||||
| 社債(2)(3) | $ | 6,763 | 割引キャッシュ・フロー | 割引率 | 0.95% | 20.00% | 10.36% | 減少 | ||||||
| 類似株価比準法 | EBITDA倍率(4) | 3.0倍 | 8.8倍 | 7.6倍 | 増加 | |||||||||
| 解散価値法 | 解散価値 | 75.00% | 75.00% | 75.00% | 増加 | |||||||||
| 資産担保証券 | $ | 529 | 割引キャッシュ・フロー | 割引率 | 2.30% | 10.70% | 6.08% | 減少 | ||||||
| 商業モーゲージ 証券 | $ | 853 | 割引キャッシュ・フロー | 流動性プレミアム | 1.00% | 1.00% | 1.00% | 減少 | ||||||
| 市場リスクを伴う給付に係る資産(6) | $ | 2,331 | 割引キャッシュ・フロー | 解約失効率(8) | 1% | 20% | 増加 | |||||||
| 対SOFRスプレッド(9) | 0.29% | 1.71% | 増加 | |||||||||||
| 利用率(10) | 37% | 94% | 減少 | |||||||||||
| 解約率 | 表脚注(11) を参照。 | |||||||||||||
| 死亡率(12) | 0% | 16% | 増加 | |||||||||||
| 株価ボラティリティ・カーブ | 16% | 25% | 減少 | |||||||||||
| 持分証券 | $ | 209 | 割引キャッシュ・フロー(5) | 割引率(5) | 0.16% | 40% | 減少 | |||||||
| 類似株価比準法 | EBITDA倍率(4) | 5.5倍 | 12.2倍 | 6.0倍 | 増加 | |||||||||
| 純資産価格 | 株価 | $3 | $1,810 | $779 | 増加 | |||||||||
| 再保険金回収見込額および預金債権 | $ | 613 | 割引キャッシュ・フロー | 解約失効率(8) | 1% | 50% | 増加 | |||||||
| 対SOFRスプレッド(9) | 0.29% | 1.71% | 増加 | |||||||||||
| オプション予算(13) | 0% | 6% | 減少 | |||||||||||
| 負債の部: | ||||||||||||||
| 市場リスクを伴う給付に係る負債(6) | $ | 4,455 | 割引キャッシュ・フロー | 解約失効率(8) | 1% | 20% | 減少 | |||||||
| 対SOFRスプレッド(9) | 0.29% | 1.71% | 減少 | |||||||||||
| 利用率(10) | 37% | 94% | 増加 | |||||||||||
| 解約率 | 表脚注(11) を参照。 | |||||||||||||
| 死亡率(12) | 0% | 16% | 減少 | |||||||||||
| 株価ボラティリティ・カーブ | 16% | 25% | 増加 | |||||||||||
| 保険契約者預り金勘定(7) | $ | 12,741 | 割引キャッシュ・フロー | 解約失効率(8) | 0% | 80% | 減少 | |||||||
| 対SOFRスプレッド(9) | 0.29% | 1.73% | 減少 | |||||||||||
| 死亡率(12) | 0% | 23% | 減少 | |||||||||||
| オプション予算(13) | (1)% | 7% | 増加 | |||||||||||
| 2023年12月31日現在 | ||||||||||||||
| 公正価値 | 評価方法 | 観察不能 インプット | 最低値 | 最高値 | 加重平均 | インプットの増加による公正価値への影響(1) | ||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||
| 資産の部: | ||||||||||||||
| 社債(2)(3) | $ | 1,311 | 割引キャッシュ・フロー | 割引率 | 0.57% | 20.00% | 8.65% | 減少 | ||||||
| 類似株価比準法 | EBITDA倍率(4) | 5.5倍 | 8.8倍 | 7.4倍 | 増加 | |||||||||
| 解散価値法 | 解散価値 | 3.55% | 68.00% | 57.63% | 増加 | |||||||||
| 商業モーゲージ 証券 | $ | 938 | 割引キャッシュ・フロー | 流動性プレミアム | 0.60% | 0.75% | 0.70% | 減少 | ||||||
| 市場リスクを伴う 給付に係る資産(6) | $ | 1,981 | 割引キャッシュ・フロー | 解約失効率(8) | 1% | 20% | 増加 | |||||||
| 対SOFRスプレッド(9) | 0.41% | 1.82% | 増加 | |||||||||||
| 利用率(10) | 38% | 95% | 減少 | |||||||||||
| 解約率 | 表脚注(11) を参照。 | |||||||||||||
| 死亡率(12) | 0% | 15% | 増加 | |||||||||||
| 株価ボラティリティ・カーブ | 15% | 25% | 減少 | |||||||||||
| 持分証券 | $ | 246 | 割引キャッシュ・フロー | 割引率(5) | 0.16% | 20% | 減少 | |||||||
| 類似株価比準法 | EBITDA倍率(4) | 1.0倍 | 10.0倍 | 6.3倍 | 増加 | |||||||||
| 純資産価格 | 株価 | $3 | $1,714 | $733 | 増加 | |||||||||
| 負債の部: | ||||||||||||||
| 市場リスクを伴う 給付に係る負債(6) | $ | 5,467 | 割引キャッシュ・フロー | 解約失効率(8) | 1% | 20% | 減少 | |||||||
| 対SOFRスプレッド(9) | 0.41% | 1.82% | 減少 | |||||||||||
| 利用率(10) | 38% | 95% | 増加 | |||||||||||
| 解約率 | 表脚注(11) を参照。 | |||||||||||||
| 死亡率(12) | 0% | 15% | 減少 | |||||||||||
| 株価ボラティリティ・カーブ | 15% | 25% | 増加 | |||||||||||
| 保険契約者預り金 勘定(7) | $ | 7,752 | 割引キャッシュ・フロー | 解約失効率(8) | 1% | 80% | 減少 | |||||||
| 対SOFRスプレッド(9) | 0.41% | 1.85% | 減少 | |||||||||||
| 死亡率(12) | 0% | 23% | 減少 | |||||||||||
| オプション予算(13) | (1)% | 7% | 増加 | |||||||||||
| (1) 表に示されているように、反対にインプットの減少による影響は公正価値に対して逆の影響を及ぼす。 | |
| (2) 満期固定証券(売却可能有価証券)、経験料率契約者保険負債に対応する資産、および満期固定証券(売買目的有価証券)に分類される資産が含まれる。 | |
| (3) ネッティング契約により関連する債務と相殺された社債を除く。 | |
| (4) 金利、税金、償却前利益(以下「EBITDA」)の倍率を表すもので、市場参加者が当該投資価値の評価にそのような倍率を使用すると当社が判断した場合に使用される金額。 | |
| (5) これらの投資では、一定範囲の割引率が通常使用され(10%から20%)、そのため加重平均よりも評価に使用された観察不能インプットをより有意義に表している。 | |
| (6) 市場リスクを伴う給付は、積立保障、引き出し保障、所得保障を含むあらゆる生前保障の公正価値を主に表している。これらの資産および負債の評価方法では、キャッシュ・フロー予測期間において契約レベルで異なるさまざまなインプットを使用するため、加重平均よりも値の範囲を示した方が、評価に使用される観察不能データをより有意義に表す。 |
|---|
| (7) 保険契約者預り金勘定は主に、組込デリバティブとして会計処理される当社の生命保険商品および年金商品の一部に付与される指数連動利息に対応する一般勘定負債を表す。生前給付保証を伴った契約の解約失効率は、生前給付金のイン・ザ・マネーの程度に基づき、契約レベルで調整され、解約料の適用などその他の要素も反映する。 解約失効率は、契約がイン・ザ・マネーにあればあるほど低くなる。指数連動付与保証を伴った契約の解約失効率は、解約料の適用、商品の種類、および利率などの市場関連要素に基づき、契約レベルで調整される場合がある。また解約失効率は一般に、解約料が適用される期間の方が低いと仮定される。あらゆる契約について、解約失効率はこれらの残高の評価目的でキャッシュ・フローが予測された期間全体にわたって変化する。 |
| (8) 生前給付保証を伴った契約の解約失効率は、生前給付金のイン・ザ・マネーの程度に基づき、契約レベルで調整され、解約料の適用などその他の要素も反映する。解約失効率は、契約がイン・ザ・マネーにあればあるほど低くなる。指数連動付与保証を伴った契約の解約失効率は、解約料の適用、商品の種類、および利率などの市場関連要素に基づき、契約レベルで調整される場合がある。また解約失効率は一般に、解約料が適用される期間の方が低いと仮定される。あらゆる契約について、解約失効率はこれらの残高の評価目的でキャッシュ・フローが予測された期間全体にわたって変化する。 |
| (9) SOFRスワップ・カーブに対するスプレッドは、市場参加者が生前給付の累積段階および給付金支払段階の両方ならびに指数連動利息付与保証の評価に使用する金利についての当社の見積りを反映するために、無リスク金利の代替金利(SOFR)に対して、2024年12月31日および2023年12月31日のそれぞれの時点において上乗せされるプレミアムを表す。このスプレッドには、当社が将来義務を果たさない場合のリスクであるノンパフォーマンス・リスク(NPR)の推定が含まれる。NPRは主に、資金協定・調達契約の発行に関連したクレジット・スプレッドを使用し、流動性リスク・プレミアムを調整して推定される。当社の財務力格付を反映するため、債務に関連したクレジット・スプレッドではなく、資金協定・調達契約に関連したクレジット・スプレッドがこの見積りの作成に使用される。その理由は、資金協定・調達契約は保険負債であり、債務より優先されるためである。2023年4月より、コンステレーション・インシュアランス・ホールディングス・インクの関連会社であり、現在はオーグスター・ライフ・インシュアランス・カンパニー(「オーグスター」)として知られる、オハイオ・ナショナル・インシュアランス・カンパニーとの間で、保証生前給付付きの伝統的な変額年金契約であるPDIの口座価値約10十億ドルを再保険する契約を締結した。この取引に関する追加の情報については注記15を参照。この取引の結果、当社への再保険金を公正価値評価するために出再されたMRB資産残高が設定された。公正価値の設定のためには、オーグスターのNPRを見積ることが求められ、これは当社のNPRとは異なる可能性はあるが、オーグスターのNPRスプレッドは当社のNPRスプレッドと類似した技法を使用して策定された。 |
| (10) 利用率の仮定は、契約期間中に当該給付金を利用する契約、および契約開始後一定期間で終身引出の利用を開始する契約の割合を推定したものである。それ以外の契約保有者は、終身引出の利用を直ちに開始するか、あるいは給付金の利用を一切行わないものと仮定する。利用率の仮定は、商品の種類、税務上の状況および年齢によって異なる場合がある。これらの仮定の変更の影響は、商品の種類と販売時の契約者の年齢、および最初の終身所得引出しの時期に大きく左右される。範囲は、生前給付金付保険の大部分の利用率を反映する。 |
| (11) 解約率の仮定は、契約上の許容限度額に対する契約保有者の年間解約返戻金の規模を推定したものである。これらの仮定は、契約保有者の年齢、契約に関する税務上の取扱い、契約保有者が終身引出しの利用を開始してからの期間によって異なる。2024年12月31日および2023年12月31日現在、解約率の仮定の下限はそれぞれ78%および81%である。2024年12月31日および2023年12月31日現在、解約率の仮定の上限は100%を超える可能性がある。負債の公正価値は一般的に、解約率が100%に近いほど増加し、100%から遠ざかるにつれて減少する。 |
| (12) 範囲は、保険契約者の年齢が50歳から90歳までの生前給付金付保険およびその他の契約の大部分に関する死亡率を反映する。生前給付金付保険の大部分には最低年齢が設定されているが、一部の他の契約に関しては年齢制限がない。この結果、一部の給付金付保険について、契約保有者の死亡率が0%に近くなる。死亡率は、商品、年齢および契約期間によって異なる場合がある。死亡率改善予想も、全体の死亡率表に組み込まれている。 |
| (13) オプション予算は、株価および金利の変動に伴うエクスポージャーをヘッジするために使用されるオプションの長期的な予想コストを見積もったものである。オプション予算の水準は、オプションの将来のコストを決定し、それは勘定価額の増大と組み込みデリバティブの評価に影響を与える。 |
観察不能インプットの相互関係*-*上記の表に反映されているように、単独の観察不能インプットそれぞれにおける変化に対する公正価値測定の敏感度に加え、これらのインプット間の相互関係も存在する可能性があり、ある観察不能インプットの変化により、別のインプットあるいは複数のインプットに変化が生じる可能性がある。内部で価格が評価された重要なレベル3の資産および負債の相互関係の事例は、次のとおりである。
社債-将来キャッシュ・フローの割引率は、現状におけるリスク・フリーの金利に信用スプレッドと流動性スプレッドの要件(市場参加者が資産の評価をする際に用いるもの)を加えて計算される。割引率は、市場サイクル、デフォルト予測、担保、期間、資産の複雑性など、多くの要因の影響を受ける可能性がある。これらの要因は、それぞれに独立して、または、他の要因と連動して、割引率に影響を与えることがある。景気後退期においては、デフォルト予想が上昇し信用スプレッドが拡大するため、その結果として公正価値が減少する。
商業モーゲージ証券—特定の市場状況に応じて、期限前償還率、デフォルト率および/または損失規模の間に相互関係が存在する場合がある。好景気の局面では、期限前償還率は基礎となる不動産価格の上昇とその後のキャッシュアウト・リファイナンスによって一般的に上昇し、デフォルト率と損失規模は低下する可能性がある。不景気の局面では、期限前償還率は低下する可能性がある一方、デフォルト率と損失規模は上昇する。一般的に、デフォルト確率に関して用いられる仮定の変動は、損失規模に関して用いられる仮定の同方向への変動と、期限前償還率に関して用いられる仮定の反対方向への変動を伴う。これらの要因が平均存続期間や経済性に与える影響は、ディール構造やトランシェの劣後構造によって異なる。
市場リスクを伴う給付-当社は一般的に、効率的な給付金使用率・解約率と失効率との間には相関性があると予測している。しかし、契約者の行動は、事実関係や個人契約者を取り巻く環境に大きく左右される。例えば、流動資金ニーズや税務上の事情は、他の保険契約者の行動の前提条件とはかかわりなく失効行動を引き起こす可能性がある。保険契約者がより効率的な行動をとり、契約レベルにおけるイン・ザ・マネーの状態が進む限り、当該契約の失効率は下がることになる。同様に、株式のボラティリティ上昇が資本市場全体の低迷と相関関係を持つ限り、契約は一層イン・ザ・マネーの状態になるため、失効率は下がることになる。
レベル3の資産および負債における変化-次の表は、それぞれの時点におけるレベル3の資産および負債の公正価値の変化、ならびに、それぞれの期末時点で保有するこれら資産および負債に関する未実現利益または損失に帰属する収益に含まれた一部の利益または損失を表している(注記14で開示されているMRBを除く)。資産および負債をレベル3に分類すると判断した際、その判断は、公正価値の測定全体における観察不能インプットの重要性に基づく。すべての振替は、評価インプットの観察可能性の変化に基づき、これには、当社が検証可能なプライシング・サービス情報の利用可能性が含まれる。レベル3への変更は、概して評価方法において観察不能なデータが使用されたこと、および以前は観察可能データを使用して評価していた資産について、ブローカーから入手した気配値を使用した結果である。レベル3からの変更は、概して評価方法において観察可能なデータを使用したこと、および一定の資産に関して当社が検証可能なプライシング・サービス情報を利用可能なことによる。
| 2024年12月31日に終了した事業年度(6) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 期首残高、公正価値 | 実現および未実現投資利益 (損失)合計 | 購入 | 売却 | 発行 | 決済 | その他(1) | レベル3への振替(8) | レベル3からの 振替(8) | 期末残高、公正価値 | 保有資産に 関する未実現利益(損失)(2) | ||||||||||||||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 売却可能満期固定証券: | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 米国州債 | $ | 7 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | (1) | $ | 0 | $ | 0 | $ | 6 | $ | (1) | ||||||||||||||
| 外国政府債 | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | (1) | 0 | 0 | 0 | 7 | 0 | |||||||||||||||||||||||||
| 社債(3) | 4,806 | (253) | 2,181 | (145) | 0 | (806) | (144) | 250 | (58) | 5,831 | (227) | |||||||||||||||||||||||||
| 仕組債(4) | 1,297 | 5 | 2,764 | (244) | 0 | (125) | (494) | 67 | (937) | 2,333 | (2) | |||||||||||||||||||||||||
| その他資産: | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 売買目的満期固定証券 | 429 | (67) | 1,826 | (56) | 0 | (218) | 1 | 466 | (395) | 1,986 | (64) | |||||||||||||||||||||||||
| 持分証券 | 512 | (22) | 153 | (55) | 0 | (67) | 5 | 2 | (10) | 518 | (6) | |||||||||||||||||||||||||
| 商業モーゲージおよびその他貸付 | 0 | 0 | 0 | 0 | 210 | 0 | 23 | 0 | 0 | 233 | 0 | |||||||||||||||||||||||||
| その他投資資産 | 846 | (85) | 175 | (2) | 0 | 0 | 19 | 0 | 0 | 953 | (85) | |||||||||||||||||||||||||
| 短期投資 | 29 | 0 | 488 | (25) | 0 | (6) | (25) | 0 | 0 | 461 | 1 | |||||||||||||||||||||||||
| 現金同等物 | 4 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | (9) | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||||||||||
| 再保険金回収見込額および預金債権 | 224 | 144 | 223 | 0 | 0 | (66) | 88 | 0 | 0 | 613 | 78 | |||||||||||||||||||||||||
| その他資産 | 11 | 0 | 8 | 0 | 0 | 0 | (19) | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||||||||||
| 分離勘定資産 | 1,094 | (61) | 322 | (1,061) | 0 | (14) | 0 | 12 | (60) | 232 | (24) | |||||||||||||||||||||||||
| 負債の部: | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 保険契約者預り金勘定(5) | (7,752) | (2,785) | 0 | 0 | (2,254) | 0 | 45 | 0 | 0 | (12,746) | 1,165 | |||||||||||||||||||||||||
| その他負債 | (1) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | (1) | 0 | |||||||||||||||||||||||||
| 連結VIE発行債券 | (778) | (5) | 0 | 0 | (60) | 0 | 783 | 0 | 0 | (60) | 0 | |||||||||||||||||||||||||
| 2024年12月31日に終了した事業年度 | |||||||||||||||||||||||||||||
| 実現および未実現投資利益(損失)合計 | 保有資産に関する未実現利益(損失)(2) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 実現投資 利益(損失)、純額 | その他収益(損失) | 契約者預り金勘定への付与利息 | その他の包括利益(損失)に含まれる 金額 | 純投資収益 | 実現投資 利益(損失)、純額 | その他収益(損失) | 契約者預り金勘定への付与利息 | その他の包括利益(損失)に含まれる 金額 | |||||||||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||||||||||||||
| 売却可能満期固定 証券: | $ | (269) | $ | 0 | $ | 0 | $ | 22 | $ | (1) | $ | (240) | $ | 0 | $ | 0 | $ | 10 | |||||||||||
| その他資産: | |||||||||||||||||||||||||||||
| 売買目的満期固定証券 | 0 | (69) | 0 | 0 | 2 | 0 | (64) | 0 | 0 | ||||||||||||||||||||
| 持分証券 | 0 | (22) | 0 | 0 | 0 | 0 | (6) | 0 | 0 | ||||||||||||||||||||
| 商業モーゲージ およびその他貸付 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||||||||||||||||||
| その他投資資産 | (1) | (84) | 0 | 0 | 0 | (1) | (84) | 0 | 0 | ||||||||||||||||||||
| 短期投資 | (1) | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | ||||||||||||||||||||
| 現金同等物 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||||||||||||||||||
| 再保険金回収見込額および預金債権 | |||||||||||||||||||||||||||||
| その他資産 | 144 | 0 | 0 | 0 | 0 | 78 | 0 | 0 | 0 | ||||||||||||||||||||
| 分離勘定資産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||||||||||||||||||
| 負債の部: | 0 | 0 | (61) | 0 | 0 | 0 | 0 | (24) | 0 | ||||||||||||||||||||
| 保険契約者預り金勘定 | (2,785) | 0 | 0 | 0 | 0 | 1,165 | 0 | 0 | 0 | ||||||||||||||||||||
| その他負債 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||||||||||||||||||
| 連結VIE発行債券 | 0 | (5) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||||||||||||||||||
| 2023年12月31日に終了した事業年度(6) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 期首残高、公正価値 | 実現および未実現投資利益(損失)合計 | 購入 | 売却 | 発行 | 決済 | その他(1) | レベル3への 振替(8) | レベル3からの 振替(8) | 期末残高、公正価値 | 保有資産に関する未実現利益(損失)(2) | ||||||||||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 売却可能満期固定 証券: | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 米国州債 | $ | 7 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 7 | $ | 0 | ||||||||||
| 外国政府債 | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8 | 0 | |||||||||||||||||||||
| 社債(3) | 3,858 | 26 | 1,864 | (211) | 0 | (988) | 26 | 418 | (187) | 4,806 | 19 | |||||||||||||||||||||
| 仕組債(4) | 1,289 | (47) | 587 | (6) | 0 | (38) | (81) | 113 | (520) | 1,297 | (56) | |||||||||||||||||||||
| その他資産: | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 売買目的満期固定証券 | 304 | 11 | 129 | (39) | 0 | (23) | 88 | 17 | (58) | 429 | 5 | |||||||||||||||||||||
| 持分証券 | 627 | 26 | 45 | (75) | 0 | (36) | (41) | 3 | (37) | 512 | 12 | |||||||||||||||||||||
| 商業モーゲージ およびその他貸付 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||||||
| その他投資資産 | 539 | (38) | 361 | (16) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 846 | (38) | |||||||||||||||||||||
| 短期投資 | 18 | 5 | 49 | 0 | 0 | (43) | 0 | 0 | 0 | 29 | 0 | |||||||||||||||||||||
| 現金同等物 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | |||||||||||||||||||||
| 再保険金回収見込額および預金債権 | 141 | (40) | 146 | 0 | 0 | (23) | 0 | 0 | 0 | 224 | (63) | |||||||||||||||||||||
| その他資産(7) | 11 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 11 | 0 | |||||||||||||||||||||
| 分離勘定資産 | 1,081 | 55 | 450 | (368) | 0 | (68) | 0 | 50 | (106) | 1,094 | 42 | |||||||||||||||||||||
| 負債の部: | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 保険契約者預り金勘定(5) | (3,492) | (2,601) | 0 | 0 | (1,664) | 0 | 5 | 0 | 0 | (7,752) | (322) | |||||||||||||||||||||
| その他負債 | (1) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | (1) | 0 | |||||||||||||||||||||
| 連結VIE発行債券 | 0 | 9 | 0 | 0 | 0 | 0 | (787) | 0 | 0 | (778) | 9 | |||||||||||||||||||||
| 2023年12月31日に終了した事業年度 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 実現および未実現投資利益(損失)合計 | 保有資産に関する未実現利益(損失)(2) | |||||||||||||||||||||||||||||
| 実現投資 利益(損失)、純額 | その他収益(損失) | 契約者預り金勘定への付与利息 | その他の包括利益(損失)に含まれる 金額 | 純投資 収益 | 実現投資 利益(損失)、純額 | その他収益(損失) | 契約者預り金勘定への付与利息 | その他の包括利益(損失)に含まれる 金額 | ||||||||||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 売却可能満期固定 証券 | $ | (25) | $ | 0 | $ | 0 | $ | (5) | $ | 9 | $ | (7) | $ | 0 | $ | 0 | $ | (30) | ||||||||||||
| その他資産: | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 売買目的満期固定証券 | 0 | 9 | 0 | 0 | 2 | 0 | 5 | 0 | 0 | |||||||||||||||||||||
| 持分証券 | (1) | 27 | 0 | 0 | 0 | 0 | 12 | 0 | 0 | |||||||||||||||||||||
| 商業モーゲージ およびその他貸付 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||||||
| その他投資資産 | (4) | (34) | 0 | 0 | 0 | (4) | (34) | 0 | 0 | |||||||||||||||||||||
| 短期投資 | 3 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||||||
| 現金同等物 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||||||
| 再保険金回収見込額および預金債権 | (40) | 0 | 0 | 0 | 0 | (63) | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||||||
| その他資産(7) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||||||
| 分離勘定資産 | 0 | 0 | 55 | 0 | 0 | 0 | 0 | 42 | 0 | |||||||||||||||||||||
| 負債の部: | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 保険契約者預り金勘定 | (2,601) | 0 | 0 | 0 | 0 | (322) | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||||||
| その他負債 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||||||
| 連結VIE発行債券 | 0 | 9 | 0 | 0 | 0 | 0 | 9 | 0 | 0 | |||||||||||||||||||||
| 2022年12月31日に終了した事業年度 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 実現および未実現投資利益(損失)合計 | 保有資産に関する未実現利益(損失)(2) | |||||||||||||||||||||||||||||
| 実現投資 利益(損失)、純額 | その他収益(損失) | 契約者預り金勘定への付与利息 | その他の包括利益(損失)に含まれる 金額 | 純投資 収益 | 実現投資 利益(損失)、純額 | その他収益(損失) | 契約者預り金勘定への付与利息 | その他の包括利益(損失)に含まれる 金額 | ||||||||||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 売却可能満期固定 証券 | $ | (89) | $ | 0 | $ | 0 | $ | (783) | $ | 8 | $ | (101) | $ | 0 | $ | $ | 0 | $ | (782) | |||||||||||
| その他資産: | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 売買目的満期固定証券 | 0 | (16) | 0 | 0 | 0 | 0 | (17) | 0 | 0 | |||||||||||||||||||||
| 持分証券 | 0 | (18) | 0 | 0 | 0 | 0 | (39) | 0 | 0 | |||||||||||||||||||||
| 商業モーゲージ およびその他貸付 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||||||
| その他投資資産 | (12) | 24 | 0 | 0 | 0 | (12) | 24 | 0 | 0 | |||||||||||||||||||||
| 短期投資 | (5) | 0 | 0 | 0 | 0 | (6) | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||||||
| 現金同等物 | (1) | 0 | 0 | 0 | 0 | (2) | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||||||
| 再保険金回収見込額および預金債権 | 44 | 0 | 0 | 0 | 0 | 48 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||||||
| その他資産(7) | 0 | 0 | 0 | 67 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||||||
| 分離勘定資産 | 0 | 0 | (215) | 0 | 0 | 0 | 0 | (211) | 0 | |||||||||||||||||||||
| 負債の部: | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 保険契約者預り金勘定 | (66) | 0 | 0 | 0 | 0 | 67 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||||||
| その他負債 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||||||
| 連結VIE発行債券 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||||||
| (1) 「その他」には、レベル3の資産および負債のロールフォワード内の特定のカテゴリーに割り当てられていない追加的な活動が含まれる。 | |
| (2) 当該期末時点で保有していた資産に関連する未実現利益または損失には、プレミアムおよびディスカウントの償却または増価は含まれない。 | |
| (3) 米国公募社債、米国私募社債、外国公募社債および外国私募社債を含む。 | |
| (4) アセットバック証券、商業モーゲージ証券、および住宅モーゲージ証券を含む。 | |
| (5) 保険契約者預り金勘定の発行および決済は、このロールフォワードでは純額で表示されている。 | |
| (6) 2024年12月31日現在および2023年12月31日現在の、MRB資産それぞれ2,331百万ドルおよび1,981百万ドル、ならびにMRB負債それぞれ4,455百万ドルおよび5,467百万ドルを除く。追加の情報は注記14を参照。 | |
| (7) 過年度の金額は、当年度の表示に合わせて改訂されている。 | |
| (8) レベル3への振替およびレベル3からの振替は一般に、当該四半期末時点で保有していたそのようなポジションに関し振替が発生した四半期の期首時点の評価で計上されている。 | |
デリバティブの公正価値情報
次の表は、経常的に公正価値で測定される一定のデリバティブ資産および負債のそれぞれの時点における残高を、それらが対象としている主なリスクごとに示している。これらの表にはNPRが含まれ、組込デリバティブは含まれない。以下に示したデリバティブ資産および負債は、前述の「-ヒエラルキー別資産および負債」および「-レベル3の資産および負債における変化」のセクションに記載された表では「その他投資資産」あるいは「その他負債」に含まれている。
| 2024年12月31日現在 | |||||||||||||||||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | ネッティング(1) | 合計 | |||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||
| デリバティブ資産: | |||||||||||||||||
| 金利 | $ | 7 | $ | 11,725 | $ | 1 | $ | $ | 11,733 | ||||||||
| 通貨 | 0 | 1,717 | 0 | 1,717 | |||||||||||||
| クレジット | 0 | 90 | 0 | 90 | |||||||||||||
| 通貨/金利 | 0 | 3,310 | 0 | 3,310 | |||||||||||||
| 株式 | 3 | 4,841 | 0 | 4,844 | |||||||||||||
| ネッティング(1) | (20,093) | (20,093) | |||||||||||||||
| デリバティブ資産合計 | $ | 10 | $ | 21,683 | $ | 1 | $ | (20,093) | $ | 1,601 | |||||||
| デリバティブ負債: | |||||||||||||||||
| 金利 | $ | 21 | $ | 26,871 | $ | 1 | $ | $ | 26,893 | ||||||||
| 通貨 | 0 | 1,378 | 0 | 1,378 | |||||||||||||
| クレジット | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||
| 通貨/金利 | 0 | 497 | 0 | 497 | |||||||||||||
| 株式 | 7 | 4,117 | 0 | 4,124 | |||||||||||||
| ネッティング(1) | (28,141) | (28,141) | |||||||||||||||
| デリバティブ負債合計 | $ | 28 | $ | 32,863 | $ | 1 | $ | (28,141) | $ | 4,751 | |||||||
| 2023年12月31日現在 | |||||||||||||||||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | ネッティング(1) | 合計 | |||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||
| デリバティブ資産: | |||||||||||||||||
| 金利 | $ | 7 | $ | 8,990 | $ | 1 | $ | $ | 8,998 | ||||||||
| 通貨 | 0 | 1,008 | 0 | 1,008 | |||||||||||||
| クレジット | 0 | 64 | 0 | 64 | |||||||||||||
| 通貨/金利 | 0 | 2,454 | 0 | 2,454 | |||||||||||||
| 株式 | 19 | 1,718 | 0 | 1,737 | |||||||||||||
| ネッティング(1) | (13,158) | (13,158) | |||||||||||||||
| デリバティブ資産合計 | $ | 26 | $ | 14,234 | $ | 1 | $ | (13,158) | $ | 1,103 | |||||||
| デリバティブ負債: | |||||||||||||||||
| 金利 | $ | 26 | $ | 22,960 | $ | 1 | $ | $ | 22,987 | ||||||||
| 通貨 | 0 | 1,149 | 0 | 1,149 | |||||||||||||
| クレジット | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||
| 通貨/金利 | 0 | 840 | 0 | 840 | |||||||||||||
| 株式 | 10 | 2,168 | 0 | 2,178 | |||||||||||||
| ネッティング(1) | (22,973) | (22,973) | |||||||||||||||
| デリバティブ負債合計 | $ | 36 | $ | 27,117 | $ | 1 | $ | (22,973) | $ | 4,181 | |||||||
| (1) 「ネッティング」の金額は、現金担保を示し、マスター・ネッティング契約に基づき、同一のカウンターパーティが保有する資産および負債ポジションの相殺による影響を表す。 | |
レベル3のデリバティブ資産および負債における変化-次の表は、それぞれの時点におけるレベル3のデリバティブ資産および負債の公正価値の変化の概要、および、それぞれの期末時点で保有するこれら資産および負債に関連する未実現利益または損失に帰属する収益に含まれた一部の利益または損失を表している。
| 2024年12月31日に終了した事業年度 | ||||||||||||||||||||||
| 期首 残高、公正 価値 | 実現および未実現投資利益(損失)合計(1) | 購入 | 売却 | 発行 | 決済 | その他 | レベル3への振替 (2) | レベル3からの振替 (2) | 期末残高、公正価値 | 保有資産に関する未実現利益(損失) (1) | ||||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||||||||
| デリバティブ-株式、純額 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 |
| デリバティブ-金利、純額 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||
| 2023年12月31日に終了した事業年度 | ||||||||||||||||||||||
| 期首 残高、公正 価値 | 実現および未実現投資利益(損失)合計(1) | 購入 | 売却 | 発行 | 決済 | その他 | レベル3への振替 (2) | レベル3からの振替 (2) | 期末残高、公正価値 | 保有資産に関する未実現利益(損失) (1) | ||||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||||||||
| デリバティブ-株式、純額 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 |
| デリバティブ-金利、純額 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||
| 2022年12月31日に終了した事業年度 | ||||||||||||||||||||||
| 期首 残高、公正 価値 | 実現および未実現投資利益(損失)合計(1) | 購入 | 売却 | 発行 | 決済 | その他 | レベル3への振替 (2) | レベル3からの振替 (2) | 期末残高、公正価値 | 保有資産に関する未実現利益(損失) (1) | ||||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||||||||
| デリバティブ-株式、純額 | $ | 1 | $ | 1 | $ | 0 | $ | (2) | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 1 |
| デリバティブ-金利、純額 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | (1) | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||
| (1) 実現および未実現投資利益(損失)合計ならびに当該期末時点の保有資産に関する未実現利益(損失)は、「実現投資利益(損失)、純額」に計上されている。 | |
| (2) レベル3への振替およびレベル3からの振替は一般に、当該四半期末時点で保有していたそのようなポジションに関し振替が発生した四半期の期首時点の評価で計上されている。 | |
非経常的な公正価値測定-次の表は、非経常的に公正価値で測定される資産についての情報を示している。これらの資産は、トリガーとなる事象(例えば減損の証拠)が発生している場合にのみ公正価値で測定されるため、その公正価値の測定は非経常的となる。表に記載された資産は、それぞれの報告期間に減損を認識し、報告日時点でまだ保有している資産である。これらの金額の推定公正価値は、有意義な観察不能インプット(レベル3)を使って決定される。
| 12月31日に終了した各事業年度 | ||||||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||
| 利益(損失): | ||||||||
| 商業モーゲージ・ローン(1) | $ | 0 | $ | (29) | $ | 0 | ||
| モーゲージ債権回収権(2) | $ | 0 | $ | 0 | $ | (1) | ||
| 投資不動産 | $ | (12) | $ | (17) | $ | (12) | ||
| JV/LPへの投資その他 | $ | (7) | $ | (76) | $ | (129) | ||
| 営業権(4) | $ | 0 | $ | (177) | $ | (903) | ||
| 12月31日に終了した 各事業年度 | |||||
| 2024年 | 2023年 | ||||
| (単位:百万ドル) | |||||
| 測定後の期末計上額: | |||||
| 商業モーゲージ・ローン(1) | $ | 0 | $ | 34 | |
| モーゲージ債権回収権(2) | $ | 0 | $ | 0 | |
| 投資不動産(3) | $ | 73 | $ | 113 | |
| JV/LPへの投資その他(3) | $ | 128 | $ | 186 | |
| 営業権(4) | $ | 0 | $ | 0 | |
| (1) 商業モーゲージ・ローンは、市場金利または原不動産担保の公正価値を利用した割引キャッシュ・フローに基づいて評価される。 (2) モーゲージ債権回収権は、割引キャッシュ・フロー法を利用して評価される。このモデルは、予想される期限前返済、延滞率、預託金預かり収入、および推定される債権回収費用を調整したサービシング収入に関する仮定を取り入れている。このモデルに取り入れられた割引率は、当該事業に関し市場参加者が必要とする予想リターン(流動性およびリスク・プレミアムを含む)によって決定される。この仮定には、活発な市場におけるモーゲージ債権回収権の販売から利用可能な関連データが含まれる。 (3) 報告された2024年の簿価は、「JV/LPへの投資その他」については2024年3月31日、「投資不動産」については2024年6月30日および2024年9月30日の測定期間時点の値を含んでいる。報告された2023年の簿価は、「投資不動産」については2023年6月30日、「JV/LPへの投資その他」については2023年6月30日および2023年12月31日の測定期間時点の値を含んでいる。 (4) AIQについては、2023年および2022年に営業権の減損を計上している。公正価値は、割引キャッシュ・フローの評価手法に基づくインカムアプローチと、上場取引されている類似企業の市場の将来倍率に基づく市場評価アプローチを加重して決定している。各年の評価には、インカムアプローチにおける予想キャッシュ・フロー、適用される割引率、予想シナジーおよび事業成長率の仮定ならびにマーケット・アプローチにおける類似企業の将来市場倍率やインプライド支配権プレミアムなどの観察不能インプットが含まれている。適用されるインプットおよび仮定は、市場参加者がAIQおよび関連する営業権を評価する方法と整合している。追加の情報については注記10を参照。 | |
公正価値オプション
公正価値オプションにより、当社は、他では公正価値で計上されない一部の金融資産および金融負債に関し、代替の測定法として公正価値を選ぶことができる。当社は、異なる測定方法の特性から生じる損益変動を緩和するために、そのような選択をとっている。公正価値オプションの選択はまた、一部の資産および負債に関し、当社が一貫した会計処理を実現することを可能にしている。公正価値の変動は、商業モーゲージおよびその他貸付については「実現投資純利益(純損失)」、またその他資産および連結VIE発行債券については「その他収益(損失)」に反映される。商品特有の信用リスクによる公正価値の変化は、当該報告期間のクレジット・スプレッドおよび格付の変化を用いて推定される。商業モーゲージおよびその他貸付に係る利息収入は、「純投資収益」に含まれる。これらローンに係る利息収入は、ローン締結時に決定された実効金利に基づいて計上される。
次の表は、公正価値オプションが選択された資産および負債に関する情報を示す。
| 12月31日に終了した各事業年度 | ||||||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||
| 負債の部: | ||||||||
| 連結VIE発行債券: | ||||||||
| 公正価値の変動 | $ | 5 | $ | (9) | $ | 0 | ||
| 12月31日に終了した各事業年度 | ||||||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||
| 商業モーゲージおよびその他貸付 | ||||||||
| 利息収入 | $ | 26 | $ | 9 | $ | 23 | ||
| 連結VIE発行債券: | ||||||||
| 支払利息 | $ | 14 | $ | 11 | $ | 0 | ||
| 12月31日に終了した各事業年度 | |||||||
| 2024年 | 2023年 | ||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||
| 商業モーゲージおよびその他貸付(1): | |||||||
| 期末時点での公正価値 | $ | 702 | $ | 519 | |||
| 期末時点での契約元本合計 | $ | 697 | $ | 512 | |||
| その他投資資産: | |||||||
| 期末時点での公正価値 | $ | 19 | $ | 0 | |||
| その他資産: | |||||||
| 期末時点での公正価値 | $ | 0 | $ | 11 | |||
| 連結VIE発行債券: | |||||||
| 期末時点での公正価値 | $ | 60 | $ | 778 | |||
| 期末時点での契約元本合計 | $ | 60 | $ | 787 | |||
| (1) 2024年12月31日現在、公正価値オプションの適用を選択した貸付金について、いずれも返済が90日を越えて延滞していない。 | |
金融商品の公正価値
次の表は、公正価値で報告されない一部の金融商品に関する公正価値ヒエラルキー別の簿価および公正価値を示している。下の表に示された金融商品は、当社の連結財政状態計算書上、簿価で報告されている。以下に説明するように、場合によっては簿価が公正価値と等しくなる、あるいは近似することがある。
| 2024年12月31日現在 | ||||||||||||||
| 公正価値 | 帳簿価額(1) | |||||||||||||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | 合計 | ||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||
| 資産の部: | ||||||||||||||
| 商業モーゲージおよびその他貸付 | $ | 0 | $ | 17 | $ | 58,446 | $ | 58,463 | $ | 61,639 | ||||
| 保険約款貸付 | 8 | 0 | 9,787 | 9,795 | 9,795 | |||||||||
| その他投資資産 | 0 | 95 | 0 | 95 | 95 | |||||||||
| 短期投資 | 453 | 21 | 0 | 474 | 474 | |||||||||
| 現金および現金同等物 | 7,352 | 454 | 0 | 7,806 | 7,806 | |||||||||
| 未収投資収益 | 0 | 3,441 | 0 | 3,441 | 3,441 | |||||||||
| 再保険金回収見込額および預金債権 | 0 | 8 | 5,782 | 5,790 | 5,790 | |||||||||
| その他資産 | 23 | 3,062 | 1 | 3,086 | 3,086 | |||||||||
| 資産合計 | $ | 7,836 | $ | 7,098 | $ | 74,016 | $ | 88,950 | $ | 92,126 | ||||
| 負債の部: | ||||||||||||||
| 保険契約者預り金勘定-投資契約 | $ | 0 | $ | 31,405 | $ | 43,466 | $ | 74,871 | $ | 79,571 | ||||
| 買戻条件付売却有価証券 | 0 | 6,796 | 0 | 6,796 | 6,796 | |||||||||
| 貸付有価証券見合現金担保預り | 0 | 9,621 | 0 | 9,621 | 9,621 | |||||||||
| 再保険および源泉預かり未払金(2) | 0 | 10,489 | (35) | 10,454 | 10,454 | |||||||||
| 短期借入債務(3) | 0 | 521 | 439 | 960 | 953 | |||||||||
| 長期借入債務(4) | 524 | 17,185 | 423 | 18,132 | 19,187 | |||||||||
| 連結VIE発行債券 | 0 | 0 | 1,370 | 1,370 | 1,370 | |||||||||
| その他負債 | 0 | 6,886 | 32 | 6,918 | 6,918 | |||||||||
| 分離勘定負債-投資契約 | 0 | 21,144 | 18,677 | 39,821 | 39,821 | |||||||||
| 負債合計 | $ | 524 | $ | 104,047 | $ | 64,372 | $ | 168,943 | $ | 174,691 | ||||
| 2023年12月31日現在 | ||||||||||||||
| 公正価値 | 帳簿価額(1) | |||||||||||||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | 合計 | ||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||
| 資産の部: | ||||||||||||||
| 商業モーゲージおよびその他貸付 | $ | 0 | $ | 41 | $ | 55,611 | $ | 55,652 | $ | 58,786 | ||||
| 保険約款貸付 | 8 | 0 | 10,039 | 10,047 | 10,047 | |||||||||
| その他投資資産 | 0 | 97 | 0 | 97 | 97 | |||||||||
| 短期投資 | 1,092 | 13 | 0 | 1,105 | 1,105 | |||||||||
| 現金および現金同等物 | 8,709 | 408 | 0 | 9,117 | 9,117 | |||||||||
| 未収投資収益 | 0 | 3,287 | 0 | 3,287 | 3,287 | |||||||||
| 再保険金回収見込額および預金債権 | 0 | 5 | 5,171 | 5,176 | 5,176 | |||||||||
| その他資産 | 43 | 3,059 | 0 | 3,102 | 3,102 | |||||||||
| 資産合計 | $ | 9,852 | $ | 6,910 | $ | 70,821 | $ | 87,583 | $ | 90,717 | ||||
| 負債の部: | ||||||||||||||
| 保険契約者預り金勘定-投資契約 | $ | 0 | $ | 31,089 | $ | 37,794 | $ | 68,883 | $ | 72,604 | ||||
| 買戻条件付売却有価証券 | 0 | 6,056 | 0 | 6,056 | 6,056 | |||||||||
| 貸付有価証券見合現金担保預り | 0 | 6,477 | 0 | 6,477 | 6,477 | |||||||||
| 再保険および源泉預かり未払金(2) | 0 | 9,553 | (23) | 9,530 | 9,530 | |||||||||
| 短期借入債務(3) | 0 | 535 | 83 | 618 | 618 | |||||||||
| 長期借入債務(4) | 564 | 16,938 | 766 | 18,268 | 18,882 | |||||||||
| 連結VIE発行債券 | 0 | 0 | 596 | 596 | 596 | |||||||||
| その他負債 | 0 | 6,950 | 32 | 6,982 | 6,982 | |||||||||
| 分離勘定負債-投資契約 | 0 | 24,050 | 21,315 | 45,365 | 45,365 | |||||||||
| 負債合計 | $ | 564 | $ | 101,648 | $ | 60,563 | $ | 162,775 | $ | 167,110 | ||||
| (1) ここに表示している簿価は、それぞれの財務書類の科目に含まれる項目の一部が金融商品とはみなされないため、または金融商品の公正価値の開示に関する正式な指針の下で対象範囲外となっているために、当社の連結財政状態計算書におけるものとは異なっている。 (2) 2024年12月31日および2023年12月31日現在、それぞれプリズミック再保険との公正価値7,887百万ドル(帳簿価額7,887百万ドル)および公正価値8,036百万ドル(帳簿価額8,036百万ドル)の資金留保契約のある共同保険により再保険された契約を含み、その一部はそれぞれの時点の保険契約に関連している。プリズミック再保険との再保険協約の追加の情報は注記15を参照。 (3) ネッティング契約に基づき関連の社債と相殺された、2024年12月31日現在および2023年12月31日現在で、それぞれ0百万ドルの公正価値(帳簿価額0百万ドル)および2,000百万ドルの公正価値(帳簿価額2,000百万ドル)の債務を除く。 (4) ネッティング契約に基づき関連の社債と相殺された、2024年12月31日現在および2023年12月31日現在で、それぞれ14,748百万ドルの公正価値(帳簿価額14,748百万ドル)および10,370百万ドルの公正価値(帳簿価額10,370百万ドル)の債務を除く。 | |
上記の公正価値は、入手可能な市場情報を使用し、以下に詳述する市場価格評価手法を適用して決定されている。
商業モーゲージおよびその他貸付
大半の商業モーゲージ・ローンの公正価値は、適切な米国財務省証券の利率、あるいは外国国債の利率(米ドル建て以外の貸付の場合)に、信用度、平均残存期間および通貨が似通った貸付の適切な信用スプレッドを加えた割引率を用いた予想将来キャッシュ・フローの現在価値に基づく。適用される信用スプレッドの主要な決定要因であり、価格決定プロセスの重要な構成部分であるこれらの貸付の内容評価は、社内で開発された手法に基づく。特定の商業モーゲージ・ローンは、貸付の条件、裏付担保の相対的な強さ、貸付に関する主な出口戦略、実勢金利および信用リスクを含むその他の要因を組み込んで評価されている。
保険約款貸付
当社の保険約款貸付についての評価技法は、最新の保険約款貸付の表面利率で割り引いた割引キャッシュ・フローである。保険約款貸付は、原保険契約の解約返戻金により全額が担保されている。その結果、保険約款貸付の簿価は、公正価値にほぼ等しい値となっている。
短期投資、現金および現金同等物、未収投資収益、ならびにその他資産
当社は、一部の資産については、その短期的な性質から簿価が公正価値にほぼ一致すると考えている。こうした資産には、有価証券以外で償却原価で計上される一部の短期投資、現金および現金同等物商品、未収投資収益、ならびに未決済取引、売掛金および使途制限付き現金などの債権を含む金融商品の定義を満たすその他資産が含まれる。
再保険回収見込額および預金債権
再保険回収見込額および預金債権は、当社が再保険者である修正共同保険協約からの回収見込額を含み、一般的には出再者が保有する投資資産の公正価値を反映する。預金は、「再保険回収見込額および預金債権」に含まれる。金額を支払いした場合、原契約と一致するように預金資産は調整される。
保険契約者預り金勘定-投資契約
上記の表には、保険契約者預り金勘定残高のうち、投資契約(重大な死亡リスクや罹患リスクがない契約)にあたる商品に関連する部分だけが表示されている。据置型定額年金保険、一時払養老保険、配当型年金保険、および生存条件が付加されていない他の類似契約の公正価値は、当社の財務力格付を示し、そのため通常当社のNPRを反映している利率に基づく割引予想キャッシュ・フローを用いて導出される。GIC、融資契約、生存条件が付加されていない仕組決済、および他の類似商品の公正価値は、通常評価対象契約と満期が同じ類似契約に提示される利率に基づく割引予想キャッシュ・フローを用いて導出される。事前に通知しなくても、または違約金を払わずに顧客が随時引き出せる残高の公正価値は、報告日現在の顧客に対する債務の見積額とされ、一般的には簿価にあたる。確定拠出型契約、確定給付型契約、および特定の他の商品の公正価値は、当該負債を裏付ける資産の市場価額である。
買戻条件付売却有価証券
当社は、買戻条件付きで行う有価証券の売却については担保を受け取り、または売戻条件の下で担保を差し入れる。買戻条件付および売戻条件付契約とも一般的に短期的な性格であるため、これらの金融商品の簿価はほぼ公正価値と一致している。
貸付有価証券見合現金担保預り
貸付有価証券見合現金担保預りは、上記の買戻条件付売却有価証券に類似する有価証券の貸借に基づいて受領した、または支払った担保を示している。これらの取引の短期的な性質から、簿価は公正価値に近似している。
再保険および源泉預かり未払金
再保険および源泉預かり未払金には、当社が出再者である、資金留保契約のある共同保険協約に基づき、再保険者に支払われる金額が含まれる。受領した預金は「再保険および源泉預かり未払金」に含まれている。金額を受領した場合、原契約と一致するように預金負債は調整される。
借入債務
短期借入債務、長期借入債務、および連結VIE発行債券の公正価値は、一般的に、独立した立場のプライシング・サービスから入手し、当社が妥当性を検証した価格、または割引キャッシュ・フロー・モデルによって算定される。遡及求償権が各VIEの資産に限定され、当社の一般債権まで及ばない連結VIE発行債券を除き、これらの金融商品の公正価値は、当社のNPRを加味している。割引キャッシュ・フロー・モデルでは、条件、残存期間とも似通った借入債務や金融商品で現在当社に提示されうる借入利率など、市場で観察可能なインプットを主に用いる。コマーシャル・ペーパー発行および満期が90日未満の他の借入債務では、帳簿価額は公正価値に概ね等しい。
その他負債
その他負債は主に、未決済取引、手形および未払費用などの債務である。これらの負債の大部分は決済までの期間が短期であることから、当社は簿価が公正価値にほぼ一致すると考えている。
分離勘定負債***-***投資契約
上記の表には、分離勘定負債のうち、投資契約にあたる商品に関連する分だけが表示されている。分離勘定負債は、契約者に貸記された金額で計上されており、この金額は、引出額および手数料を控除した契約者預り金を含む対応する分離勘定資産の公正価値の変動を反映している。したがって、帳簿価額は概ね公正価値に等しい。
7. 繰延保険契約取得費用、繰延販売奨励金および事業取得価値
繰延保険契約取得費用
次の表は、重要なDAC残高を含む事業部門に関するロールフォワードと、当社のDAC残高合計への調整を示している。
| 2024年12月31日に終了した事業年度 | |||||||||||||||||
| 退職戦略 | 個人生命保険 | 国際事業 | |||||||||||||||
| 個人変額年金保険 | 定期生命保険 | 変額/ユニバーサル生命保険 | ライフプランナー | ジブラルタ生命など | 合計 | ||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||
| 期首残高 | $ | 3,676 | $ | 2,237 | $ | 5,364 | $ | 4,909 | $ | 4,442 | $ | 20,628 | |||||
| 繰延額 | 423 | 186 | 734 | 564 | 575 | 2,482 | |||||||||||
| 償却費 | (386) | (208) | (241) | (340) | (330) | (1,505) | |||||||||||
| その他調整 (1) | 0 | 0 | (979) | (43) | 3 | (1,019) | |||||||||||
| 外貨調整 | 0 | 0 | 0 | (336) | (140) | (476) | |||||||||||
| 期末残高 | $ | 3,713 | $ | 2,215 | $ | 4,878 | $ | 4,754 | $ | 4,550 | 20,110 | ||||||
| その他の事業 | 338 | ||||||||||||||||
| DAC合計残高 | $ | 20,448 | |||||||||||||||
| (1) 個人生命保険(ユニバーサル生命保険)におけるウィルトン再保険およびサマーセット再保険との再保険取引の影響を含む。追加の情報については注記15を参照。 | |
| 2023年12月31日に終了した事業年度 | |||||||||||||||||
| 退職戦略 | 個人生命保険 | 国際事業 | |||||||||||||||
| 個人変額年金保険 | 定期生命保険 | 変額/ユニバーサル生命保険 | ライフプランナー | ジブラルタ生命 など | 合計 | ||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||
| 期首残高 | $ | 4,171 | $ | 2,288 | $ | 5,000 | $ | 4,710 | $ | 4,231 | $ | 20,400 | |||||
| 繰延額 | 261 | 160 | 608 | 586 | 610 | 2,225 | |||||||||||
| 償却費 | (366) | (212) | (244) | (326) | (315) | (1,463) | |||||||||||
| その他調整 (1) | (390) | 1 | 0 | 20 | 0 | (369) | |||||||||||
| 外貨調整 | 0 | 0 | 0 | (81) | (84) | (165) | |||||||||||
| 期末残高 | $ | 3,676 | $ | 2,237 | $ | 5,364 | $ | 4,909 | $ | 4,442 | 20,628 | ||||||
| その他の事業 | 228 | ||||||||||||||||
| DAC合計残高 | $ | 20,856 | |||||||||||||||
| (1) 個人退職戦略におけるオーグスターとの再保険取引の影響を含む。追加の情報については注記15を参照。 | |
| 2022年12月31日に終了した事業年度 | |||||||||||||||||
| 退職戦略 | 個人生命保険 | 国際事業 | |||||||||||||||
| 個人変額年金保険 | 定期生命保険 | 変額/ユニバーサル生命保険 | ライフプランナー | ジブラルタ生命 など | 合計 | ||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||
| 期首残高 | $ | 4,872 | $ | 2,372 | $ | 4,679 | $ | 4,685 | $ | 4,135 | $ | 20,743 | |||||
| 繰延額 | 277 | 127 | 556 | 579 | 600 | 2,139 | |||||||||||
| 償却費 | (401) | (211) | (235) | (318) | (300) | (1,465) | |||||||||||
| その他調整 (1) | (577) | 0 | 0 | 22 | 0 | (555) | |||||||||||
| 外貨調整 | 0 | 0 | 0 | (258) | (204) | (462) | |||||||||||
| 期末残高 | $ | 4,171 | $ | 2,288 | $ | 5,000 | $ | 4,710 | $ | 4,231 | 20,400 | ||||||
| その他の事業 | 146 | ||||||||||||||||
| DAC合計残高 | $ | 20,546 | |||||||||||||||
| (1) 個人退職戦略におけるPALACの売却に関連する(584)百万ドルを含む。追加の情報については注記1を参照。 | |
繰延販売報奨金
次の表は、重要なDSI残高を含む唯一の事業部門である個人退職戦略における変額年金商品のDSI残高に関するロールフォワード、および当社のDSI合計残高への調整を示している。
| 12月31日に終了した各事業年度 | ||||||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||
| 期首残高 | $ | 410 | $ | 446 | $ | 799 | ||
| 繰延額 | 1 | 2 | 1 | |||||
| 償却費 | (35) | (38) | (46) | |||||
| その他調整(1) | 0 | 0 | (308) | |||||
| 期末残高 | 376 | 410 | 446 | |||||
| その他の事業 | 30 | 33 | 34 | |||||
| DSI合計残高 | $ | 406 | $ | 443 | $ | 480 | ||
| (1) 2022年の金額は PALACの売却に関連している。追加の情報については注記1を参照。 | |
事業取得価値
次の表は、重要なVOBA残高を含む唯一の事業部門である「ジブラルタ生命など」のVOBA残高に関するロールフォワード、および当社のVOBA合計残高への調整を示している。
| 12月31日に終了した各事業年度 | ||||||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||
| 期首残高 | $ | 511 | $ | 597 | $ | 746 | ||
| 償却費 | (42) | (49) | (58) | |||||
| 外貨調整 | (48) | (37) | (91) | |||||
| 期末残高 | 421 | 511 | 597 | |||||
| その他の事業(1) | 14 | 19 | 24 | |||||
| VOBA合計残高 | $ | 435 | $ | 530 | $ | 621 | ||
| (1) アオバ生命の事業を表す。 | |
次の表は、以下の期間についての将来の償却額の見積りを示したものである。
| 2025年 | 2026年 | 2027年 | 2028年 | 2029年 | それ 以降 | 合計 | ||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||||||
| 将来のVOBA償却の見積額 | $ | 39 | $ | 36 | $ | 33 | $ | 30 | $ | 27 | $ | 270 | $ | 435 | ||||||
8. 分離勘定
当社は運用収入および運用損益が直接契約者に帰属し、運用リスクを契約者が負う分離勘定を通じて変額年金保険契約および変額生命保険契約を発行している。大半の変額年金保険契約および変額生命保険契約は、分離勘定か一般勘定を選択できるように提供されている。追加の情報については注記13を参照。
変額年金保険契約および変額生命保険契約の変額部分に対応する資産は公正価値で計上され、「分離勘定資産」として報告され、同額が「分離勘定負債」として報告される。正味危険保険金額に関連する負債は、「責任準備金」または「市場リスクを伴う給付に係る負債」(または、適宜「市場リスクを伴う給付に係る資産」)に計上される。死亡、契約管理およびその他のサービスのために契約者に課された金額は「契約賦課金および報酬収益」として収益に含まれ、最低保証のための負債の変化額は通常「契約者保険金・給付金」または「市場リスクを伴う給付の価値の増減(関連するヘッジ利益(損失)を控除後)」に含まれる。
分離勘定資産
分離勘定に対応する資産の公正価値総額は、主要な投資資産カテゴリー別に次のとおりとなっている。
| 2024年 12月31日現在 | 2023年 12月31日現在 | ||||
| (単位:百万ドル) | |||||
| 資産タイプ: | |||||
| 米国財務省証券および米国政府関係機関が発行した負債証券 | $ | 4,674 | $ | 4,411 | |
| 米国州および州政府機関が発行する負債証券 | 2,224 | 2,116 | |||
| 外国政府が発行する負債証券 | 93 | 101 | |||
| 米国企業の社債 | 11,440 | 12,782 | |||
| 外国企業の社債 | 3,010 | 3,288 | |||
| 資産担保証券 | 1,283 | 1,211 | |||
| モーゲージ証券 | 14,144 | 14,253 | |||
| ミューチュアル・ファンド | |||||
| 株式 | 90,180 | 88,397 | |||
| 債券 | 33,828 | 37,065 | |||
| その他 | 5,439 | 5,587 | |||
| 持分証券 | 4,845 | 5,410 | |||
| 商業モーゲージおよびその他貸付 | 54 | 67 | |||
| その他投資資産 | 19,352 | 20,739 | |||
| 短期投資 | 1,137 | 1,202 | |||
| 現金および現金同等物 | 1,669 | 2,259 | |||
| 合計 | $ | 193,372 | $ | 198,888 | |
2024年12月31日、2023年12月31日および2022年12月31日に終了した各事業年度に関して、現金以外に一般勘定から分離勘定への資産の移転はなく、したがって損益は計上されなかった。
分離勘定負債
分離勘定負債の期末残高および期中の増減は以下のとおりである。
| 2024年12月31日に終了した事業年度 | |||||||||||||||||
| 退職戦略 | |||||||||||||||||
| PGIM | 法人 | 個人 | 団体 保険 | 個人生命保険 | 合計 | ||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||
| 期首残高 | $ | 32,648 | $ | 11,011 | $ | 94,130 | $ | 25,021 | $ | 39,223 | $ | 202,033 | |||||
| 預り金 | 15,374 | 143 | 606 | 734 | 3,728 | 20,585 | |||||||||||
| 運用実績 | (45) | 146 | 8,722 | 1,013 | 7,032 | 16,868 | |||||||||||
| 契約賦課金 | (69) | (11) | (2,231) | (317) | (1,168) | (3,796) | |||||||||||
| 解約および引き出し | (14,766) | (1,050) | (14,070) | (370) | (986) | (31,242) | |||||||||||
| 保険金・給付金の支払 | (3,550) | (541) | (87) | (303) | (449) | (4,930) | |||||||||||
| 一般勘定からの(への)正味 振替額 | (184) | (76) | (102) | 6 | (577) | (933) | |||||||||||
| その他 | (763) | (314) | 6 | (658) | 88 | (1,641) | |||||||||||
| 期末残高 | $ | 28,645 | $ | 9,308 | $ | 86,974 | $ | 25,126 | $ | 46,891 | $ | 196,944 | |||||
| その他の事業(1) | (3,572) | ||||||||||||||||
| 分離勘定負債 | $ | 193,372 | |||||||||||||||
| 現金解約価額(2) | $ | 28,645 | $ | 9,308 | $ | 86,081 | $ | 25,028 | $ | 43,333 | $ | 192,395 | |||||
| (1) 当社の撤退およびラン・オフ事業の活動および会社間取引の消去の影響を主に示す。関連する現金解約手数料はない。 (2) 「現金解約価額」は、貸借対照表日現在の分配可能な保険契約者預り金勘定残高から一定の解約手数料を差し引いた金額を表す。PGIMおよび法人退職戦略のセグメントに関する現金解約手数料はない。 | |
| 2023年12月31日に終了した事業年度 | |||||||||||||||||
| 退職戦略 | |||||||||||||||||
| PGIM | 法人 | 個人 | 団体 保険 | 個人生命保険 | 合計 | ||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||
| 期首残高 | $ | 40,056 | $ | 11,428 | $ | 93,395 | $ | 23,513 | $ | 32,930 | $ | 201,322 | |||||
| 預り金 | 6,848 | 259 | 446 | 103 | 2,972 | 10,628 | |||||||||||
| 運用実績 | (1,045) | 830 | 12,598 | 1,828 | 6,742 | 20,953 | |||||||||||
| 契約賦課金 | (81) | (12) | (2,316) | (337) | (1,075) | (3,821) | |||||||||||
| 解約および引き出し | (8,109) | (660) | (9,891) | (52) | (765) | (19,477) | |||||||||||
| 保険金・給付金の支払 | (3,477) | (562) | (95) | (290) | (342) | (4,766) | |||||||||||
| 一般勘定からの(への)正味 振替額 | (501) | (74) | (17) | 44 | (1,344) | (1,892) | |||||||||||
| その他 | (1,043) | (198) | 10 | 212 | 105 | (914) | |||||||||||
| 期末残高 | $ | 32,648 | $ | 11,011 | $ | 94,130 | $ | 25,021 | $ | 39,223 | 202,033 | ||||||
| その他の事業(1) | (3,145) | ||||||||||||||||
| 分離勘定負債 | $ | 198,888 | |||||||||||||||
| 現金解約価額(2) | $ | 32,648 | $ | 11,011 | $ | 92,927 | $ | 24,911 | $ | 35,921 | $ | 197,418 | |||||
| (1) 当社の撤退およびラン・オフ事業の活動および会社間取引の消去の影響を主に示す。関連する現金解約手数料はない。 (2) 「現金解約価額」は、貸借対照表日現在の分配可能な保険契約者預り金勘定残高から一定の解約手数料を差し引いた金額を表す。PGIMおよび法人退職戦略のセグメントに関する現金解約手数料はない。 | |
| 2022年12月31日に終了した事業年度 | ||||||||||||||||||
| 退職戦略 | ||||||||||||||||||
| PGIM | 法人 | 個人 | 団体 保険 | 個人生命保険 | 合計 | |||||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||||
| 期首残高 | $ | 42,020 | $ | 14,064 | $ | 158,546 | $ | 27,097 | $ | 39,789 | $ | 281,516 | ||||||
| 預り金 | 8,092 | 744 | 700 | 104 | 2,527 | 12,167 | ||||||||||||
| 運用実績 | 645 | (2,256) | (23,956) | (3,984) | (6,934) | (36,485) | ||||||||||||
| 契約賦課金 | (68) | (15) | (2,682) | (332) | (1,014) | (4,111) | ||||||||||||
| 解約および引き出し | (6,561) | (3,177) | (9,422) | (34) | (712) | (19,906) | ||||||||||||
| 保険金・給付金の支払 | (3,319) | (553) | (95) | (251) | (421) | (4,639) | ||||||||||||
| 一般勘定からの(への)正味 振替額 | (634) | 2,674 | (282) | 41 | (394) | 1,405 | ||||||||||||
| その他(1) | (119) | (53) | (29,414) | 872 | 89 | (28,625) | ||||||||||||
| 期末残高 | $ | 40,056 | $ | 11,428 | $ | 93,395 | $ | 23,513 | $ | 32,930 | $ | 201,322 | ||||||
| その他の事業(2) | (3,643) | |||||||||||||||||
| 分離勘定負債 | $ | 197,679 | ||||||||||||||||
| 現金解約価額(3) | $ | 40,056 | $ | 11,428 | $ | 91,831 | $ | 23,391 | $ | 30,049 | $ | 196,755 | ||||||
| (1) 個人退職戦略におけるPALACの売却を主に表している。 (2) 当社の撤退およびラン・オフ事業の活動および会社間取引の消去の影響を主に示す。関連する現金解約手数料はない。 (3) 「現金解約価額」は、貸借対照表日現在の分配可能な保険契約者預り金勘定残高から一定の解約手数料を差し引いた金額を表す。PGIMおよび法人退職戦略のセグメントに関する現金解約手数料はない。 | |
9. 合弁事業およびその他の運営事業体への投資
当社は、一部の合弁事業およびその他の運営事業体に対して、投資収益の創出だけを目的とするのではない戦略的投資を行っている。こうした投資は主として持分法で会計処理され、当社の連結財政状態計算書では「その他資産」に計上している。かかる投資からの利益は、主として当社連結損益計算書において税引後の値で「合弁事業およびその他の運営事業体損益に対する持分、税引後」に計上している。合弁事業およびその他の運営事業体への当社の投資の要約財務情報は、注記3に記載したすべての重要な持分法適用投資に関する合算財務情報の要約に含まれている。
次の表は、12月31日現在および同日に終了した各事業年度における合弁事業およびその他の運営事業体への当社の投資に関連する情報の記載である。
| 2024年 | 2023年(1) | 2022年 | ||||
| (単位:百万ドル) | ||||||
| 合弁事業およびその他の運営事業体への投資 | $ | 782 | $ | 1,192 | $ | 1,211 |
| 合弁事業およびその他の運営事業体からの受取配当金 | $ | 95 | $ | 66 | $ | 81 |
| 合弁事業およびその他の運営事業体の税引後持分法投資損益 | $ | 144 | $ | 49 | $ | (62) |
| (1) 2023年9月、当社はプリズミックのリミテッド・パートナーとして20%の持分を取得した。追加の情報については注記1を参照。 | |
2024年12月31日、2023年12月31日および2022年12月31日に終了した事業年度において、当社は、当社がこれらの合弁事業およびその他の運営事業体に提供したサービスについての資産運用手数料収入をそれぞれ31百万ドル、10百万ドル、および1百万ドル未満認識した。
10. 営業権およびその他の無形資産
報告セグメント別の営業権の簿価の推移は、以下のとおりである。
| PGIM | 国際事業 | 全社およびその他の 業務 | その他(1) | 合計 | ||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||
| 2021年12月31日現在の 営業権の残高 | $ | 558 | $ | 130 | $ | 1,106 | $ | 10 | $ | 1,804 | ||||
| 減損 | 0 | 0 | (903) | 0 | (903) | |||||||||
| 外貨換算 | (9) | (15) | (1) | 0 | (25) | |||||||||
| 2022年12月31日現在の 営業権の残高 | 549 | 115 | 202 | 10 | 876 | |||||||||
| 買収(2) | 373 | 0 | 0 | 0 | 373 | |||||||||
| 減損 | 0 | 0 | (177) | 0 | (177) | |||||||||
| 売却(3) | 0 | 0 | (23) | 0 | (23) | |||||||||
| 外貨換算 | 30 | (7) | (1) | 0 | 22 | |||||||||
| 2023年12月31日現在の 営業権の残高 | 952 | 108 | 1 | 10 | 1,071 | |||||||||
| 外貨換算差額の調整(2) | (6) | (12) | 0 | 0 | (18) | |||||||||
| 2024年12月31日現在の 営業権の残高: | $ | 946 | $ | 96 | $ | 1 | $ | 10 | $ | 1,053 | ||||
| (1) その他には、個人退職戦略、個人生命保険、団体保険に割り当てられた営業権の残高が含まれる。 (2) PGIMは2023年に、米国を拠点とする大手プライベート・クレジットおよび直接貸付管理会社であるディアパス・キャピタル・マネジメント・エルピーの株式の過半数を取得した。この買収に伴う営業権には、2024年中に行われた測定期間調整が含まれている。 (3) 全社およびその他の業務の撤退事業として分類されている外国事業の売却を含む。 | |
当社は、注記2でさらに述べているように、12月31日付で年1回、営業権の減損テストを行っているが、報告単位の公正価値がその簿価を下回る可能性の方が高い事象または状況の変化が生じている場合は、これより頻繁に行う。当社は、2024年12月31日、すべての報告単位について、定量的アプローチを用いた年次の営業権の減損テストを実施した。PGIMならびに国際事業セグメントのジブラルタルおよびその他の見積公正価値は、収益倍率に基づく市場アプローチを組み込んでおり、2024年12月31日現在の簿価を大幅に上回っており、そのため、営業権の減損は計上されなかった。
当社は、2023年および2022年にそれぞれ177百万ドルおよび903百万ドル、いずれもAIQに関連して税引前減損損失を全社およびその他事業に計上し、その結果、2023年12月31日および2024年12月31日現在、AIQに割り当てられた営業権の残高はない。
その他の無形資産
12月31日現在のその他の無形資産残高は次のとおりである。
| 2024年 | 2023年 | ||||||||||||||||
| 簿価総額 | 償却 累計額 | 簿価純額 | 簿価総額 | 償却 累計額 | 簿価純額 | ||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||
| 償却対象分 | |||||||||||||||||
| モーゲージ債権回収権 | $ | 897 | $ | (630) | $ | 267 | $ | 884 | $ | (600) | $ | 284 | |||||
| 顧客関係 | 260 | (173) | 87 | 268 | (158) | 110 | |||||||||||
| ソフトウェアおよびその他 | 41 | (30) | 11 | 189 | (135) | 54 | |||||||||||
| 償却対象外分 | 41 | N/A | 41 | 58 | N/A | 58 | |||||||||||
| 合計 | $ | 406 | $ | 506 | |||||||||||||
2024年12月31日現在および2023年12月31日現在のモーゲージ債権回収権純額の公正価値は、それぞれ、269百万ドルおよび286百万ドルであった。2024年、2023年および2022年12月31日に終了した各事業年度におけるその他の無形資産に対する償却費は、それぞれ80百万ドル、89百万ドルおよび104百万ドルであった。2024年、2023年および2022年の償却費の額には、モーゲージ債権回収権またはその他の無形資産に関して記録された減損は含まれていない。これらの減損に関するより追加の情報については、注記6の非経常的公正価値測定のセクションを参照。
次の表は、以下の期間についての将来の償却額の見積りを示したものである。
| 2025年 | 2026年 | 2027年 | 2028年 | 2029年 | ||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||
| その他の無形資産の将来の償却額の見積り | $ | 63 | $ | 59 | $ | 53 | $ | 48 | $ | 34 | ||||
11. リース
当社は様々な長期リースの下、多くの場所で賃借事務所およびその他の施設を使用し、また、コンピューターおよびその他の什器の長期使用に関する様々なリース契約を締結している。リースは、その特定の条件に応じて、オペレーティングまたはファイナンスのいずれかに分類され、リースの大部分はオペレーティング分類に該当する。当社のリースの残存期間は1年未満から24年にわたっており、一部のリース契約はリース期間を最長20年延長するオプションを含み、一部のリース契約には12年以内に解約するオプションが含まれている。解約違約金の存在、原資産に対して行われたリース改良資産、原資産の所在地などの要因を含む、特定のオプションを含むリースに伴うすべての経済的および非経済的要因の分析が、これらのリースが更新されることが合理的に確実であるかどうか、したがって、これらの契約の使用権資産およびリース負債を設定するために使用されるリース期間に当該オプションを含めるべきかどうかを判定するために実施された。
当社には、リース貸借人契約に伴う残存価値保証はなく、また、リース契約に伴う制約も制限条項もない。
リース貸借人
当社が貸借人であるリースに関する貸借対照表の補足情報は以下のとおりである。使用権資産およびリース負債は、それぞれ「その他資産」および「その他負債」に計上される。
| 12月31日現在 | |||||
| 2024年 | 2023年 | ||||
| (単位:百万ドル) | |||||
| オペレーティング・リース: | |||||
| 使用権資産 | $ | 373 | $ | 286 | |
| リース負債 | $ | 408 | $ | 311 | |
| 加重平均残存リース期間 | 9年 | 5年 | |||
| 加重平均割引率 | 2.58 % | 2.82 % | |||
オペレーティング・リース負債の満期は以下のとおり。
| 2024年12月31日現在 | ||
| (単位:百万ドル) | ||
| 2025年 | $ | 95 |
| 2026年 | 73 | |
| 2027年 | 54 | |
| 2028年 | 42 | |
| 2029年 | 35 | |
| それ以降 | 204 | |
| リース料支払額合計 | 503 | |
| 差引利息相当額 | (95) | |
| 合計 | $ | 408 |
リース費用は「一般管理費」に含まれ、オペレーティング・リース費用と短期リース費用で構成されている。オペレーティング・リース費用は、2024年、2023年および2022年12月31日に終了した事業年度において、それぞれ123百万ドル、121百万ドルおよび133百万ドルであった。短期リース費用は、2024年、2023年および2022年12月31日に終了した事業年度において、それぞれ68百万ドル、74百万ドルおよび80百万ドルであった。短期リース費用は、リース期間が12ヵ月以下で、行使されることが合理的に確実な原資産の購入オプションを含まないリースに関連している。
賃貸人
当社は、主に投資ポートフォリオに計上される特定の不動産を直接保有している。かかる不動産は第三者にリースされており、当社はリース賃貸人としての役割を果たしている。リース条件は、不動産の種類(例えば、商業用または住居用)によって異なる。大半の場合、リース賃借人は市場料率に基づいてリース契約を更新するオプションを有しているが、当該物件を購入するオプションは有していない。リース条件にはまた、共通区域の利用についての条項も含まれる場合がある。実務上の簡便法を適用した結果、当社はこのような非リース部分を別途に会計処理していない。「純投資収益」に含まれるリース収益は、2024年、2023年および2022年12月31日に終了した事業年度において、それぞれ69百万ドル、79百万ドルおよび85百万ドルであった。「その他収益」に含まれるリース収益は、2024年、2023年および2022年12月31日に終了した事業年度において、それぞれ11百万ドル、11百万ドルおよび12百万ドルであった。
12. 責任準備金
責任準備金は主に、以下で詳述される次の項目から構成されている。
・ 給付準備金
・ 繰延利益負債
・ 追加保険契約準備金
2024年に、当社は年次での仮定のレビューおよび更新ならびにその他の微調整に起因する純利益に対する好影響を認識した。この影響は、主に法人退職戦略および長期介護における死亡率の仮定の更新による、各発行年度のグループ別にこれらの負債の下限をゼロに設定した影響控除後での元受および受再の給付準備金ならびにDPLについての好影響であり、部分的に国際事業における一部の生命保険契約についての保険契約者の行動の仮定の更新の悪影響によって相殺された。また、元受および受再のAIRについて、主に個人生命保険における二次的保証付のユニバーサル生命保険に関する保険契約者の行動の仮定の更新による悪影響があった。
2023年に、当社は年次での仮定のレビューおよび更新ならびにその他の微調整に起因する純利益に対する悪影響を認識した。これは、長期介護における保険契約者の行動および保険金請求についての仮定の更新による、元受および受再の給付準備金ならびにDPLについての、各発行年度のグループ別にこれらの負債の下限をゼロに設定した影響控除後での悪影響であった。また、元受および受再のAIRについて、主に個人生命保険における二次的保証付のユニバーサル生命保険に関する、モデルの調整の悪影響があったが、部分的には将来の期待収益率を含む経済的な仮定の更新により相殺された。
2022年に、当社は、元受および受再の給付準備金ならびにDPLについての数理計算上の仮定の更新に起因する当期純利益への不利な影響を、各発行年度のグループ別にこれらの負債の下限をゼロに設定した影響控除後で認識した。この影響の純額は主に、個人定期生命保険契約に関する死亡率の仮定が更新されたことによるものであった。また当社は、元受および受再のAIRについての保険数理上の仮定の更新およびその他の調整に起因する当期純利益への悪影響を認識したが、これは主に二次的保証付のユニバーサル生命保険に関する保険契約者の行動の仮定の更新によるものであった。
給付準備金
表示されている期間における給付準備金の残高および増減は、次の3つの表で構成されている。「予想純保険料の現在価値ロールフォワード」、「予想責任準備金の現在価値ロールフォワード」および「責任準備金の純負債」。
| 2024年12月31日に終了した事業年度 | |||||||||||||||||
| 予想純保険料の現在価値 | |||||||||||||||||
| 退職戦略 | 個人生命保険 | 国際事業 | 全社およびその他の業務 | ||||||||||||||
| 法人 | 定期生命保険 | ライフプランナー | ジブラルタ生命 など | 長期介護保険 | 合計 | ||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||
| 期首残高 | $ | 71,407 | $ | 11,274 | $ | 29,064 | $ | 26,367 | $ | 3,286 | $ | 141,398 | |||||
| 割引率の仮定における累積的変化の影響(期首時点) | 11,869 | 228 | 596 | 622 | 16 | 13,331 | |||||||||||
| 当初割引率での期首残高 | 83,276 | 11,502 | 29,660 | 26,989 | 3,302 | 154,729 | |||||||||||
| 仮定の更新の影響 | 41 | 21 | (328) | (535) | (276) | (1,077) | |||||||||||
| 予想された経験等の活動と 実際との乖離による影響 | 568 | (228) | (1,286) | (874) | 122 | (1,698) | |||||||||||
| 調整後期首残高 | 83,885 | 11,295 | 28,046 | 25,580 | 3,148 | 151,954 | |||||||||||
| 発行 | 24,498 | 857 | 2,241 | 1,113 | 0 | 28,709 | |||||||||||
| 純保険料/徴収した対価 | (22,206) | (1,379) | (3,671) | (3,298) | (311) | (30,865) | |||||||||||
| 未収利息 | 2,896 | 530 | 835 | 692 | 149 | 5,102 | |||||||||||
| 外貨調整 | (2,002) | 0 | (1,934) | (1,275) | 0 | (5,211) | |||||||||||
| その他調整 | 0 | (1) | 121 | 0 | 0 | 120 | |||||||||||
| 当初割引率での期末残高 | 87,071 | 11,302 | 25,638 | 22,812 | 2,986 | 149,809 | |||||||||||
| 割引率の仮定の累積的変化による影響(期末時点) | (14,545) | (578) | (1,397) | (1,202) | (132) | (17,854) | |||||||||||
| 期末残高 | $ | 72,526 | $ | 10,724 | $ | 24,241 | $ | 21,610 | $ | 2,854 | 131,955 | ||||||
| その他の事業(期末時点) | 93 | ||||||||||||||||
| 合計期末残高 | $ | 132,048 | |||||||||||||||
| 2024年12月31日に終了した事業年度 | |||||||||||||||||
| 将来の予想保険給付金の現在価値 | |||||||||||||||||
| 退職戦略 | 個人生命保険 | 国際事業 | 全社およびその他の業務 | ||||||||||||||
| 法人 | 定期生命保険 | ライフプランナー | ジブラルタ生命 など | 長期介護保険 | 合計 | ||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||
| 期首残高 | $ | 141,135 | $ | 19,852 | $ | 79,822 | $ | 79,036 | $ | 12,139 | $ | 331,984 | |||||
| 割引率の仮定における累積的変化の影響(期首時点) | 14,751 | 334 | 563 | 7,355 | 603 | 23,606 | |||||||||||
| 当初割引率での期首残高 | 155,886 | 20,186 | 80,385 | 86,391 | 12,742 | 355,590 | |||||||||||
| 仮定の更新の影響 | (481) | 21 | (106) | (407) | (394) | (1,367) | |||||||||||
| 予想された経験等の活動と実際との乖離による影響 | 716 | (252) | (1,333) | (851) | 99 | (1,621) | |||||||||||
| 調整後期首残高 | 156,121 | 19,955 | 78,946 | 85,133 | 12,447 | 352,602 | |||||||||||
| 発行 | 24,498 | 857 | 2,241 | 1,113 | 0 | 28,709 | |||||||||||
| 未収利息 | 6,290 | 945 | 2,551 | 2,166 | 606 | 12,558 | |||||||||||
| 保険金・給付金の支払 | (13,131) | (1,615) | (4,370) | (4,793) | (327) | (24,236) | |||||||||||
| 外貨調整 | (2,017) | 0 | (5,251) | (4,702) | 0 | (11,970) | |||||||||||
| その他調整 | (95) | (12) | 290 | (5) | 0 | 178 | |||||||||||
| 当初割引率での期末残高 | 171,666 | 20,130 | 74,407 | 78,912 | 12,726 | 357,841 | |||||||||||
| 割引率の仮定の累積的変化による影響(期末時点) | (20,182) | (1,134) | (6,272) | (11,562) | (1,548) | (40,698) | |||||||||||
| 期末残高 | $ | 151,484 | $ | 18,996 | $ | 68,135 | $ | 67,350 | $ | 11,178 | 317,143 | ||||||
| その他の事業(期末時点) | 1,646 | ||||||||||||||||
| 合計期末残高 | $ | 318,789 | |||||||||||||||
| 2024年12月31日に終了した事業年度 | ||||||||||||||||||
| 正味責任準備金-給付準備金 | ||||||||||||||||||
| 退職戦略 | 個人生命保険 | 国際事業 | 全社およびその他の業務 | |||||||||||||||
| 法人 | 定期生命保険 | ライフプランナー | ジブラルタ生命 など | 長期介護保険 | 合計 | |||||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||||
| 期末残高、フローリング前 | $ | 78,958 | $ | 8,272 | $ | 43,894 | $ | 45,740 | $ | 8,324 | $ | 185,188 | ||||||
| フローリングの影響(期末時点) | 68 | 0 | 24 | 13 | 0 | 105 | ||||||||||||
| 期末残高、フローリング後 | 79,026 | 8,272 | 43,918 | 45,753 | 8,324 | 185,293 | ||||||||||||
| 差引:再保険金回収見込額 | 5,057 | 654 | 89 | 260 | 0 | 6,060 | ||||||||||||
| 再保険回収見込額控除後の 期末残高、フローリング後 | $ | 73,969 | $ | 7,618 | $ | 43,829 | $ | 45,493 | $ | 8,324 | 179,233 | |||||||
| その他の事業(期末時点)(1) | 1,493 | |||||||||||||||||
| 再保険回収見込額控除後の 合計期末残高 | $ | 180,726 | ||||||||||||||||
| 2023年12月31日に終了した事業年度 | ||||||||||||||||||
| 予想純保険料の現在価値 | ||||||||||||||||||
| 退職戦略 | 個人生命保険 | 国際事業 | 全社およびその他の業務 | |||||||||||||||
| 法人 | 定期生命保険 | ライフプランナー | ジブラルタ生命 など | 長期介護保険 | 合計 | |||||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||||
| 期首残高 | $ | 52,620 | $ | 11,282 | $ | 30,689 | $ | 28,951 | $ | 2,932 | $ | 126,474 | ||||||
| 割引率の仮定における累積的変化の影響(期首時点) | 14,349 | 572 | 1,354 | 1,326 | 103 | 17,704 | ||||||||||||
| 当初割引率での期首残高 | 66,969 | 11,854 | 32,043 | 30,277 | 3,035 | 144,178 | ||||||||||||
| 仮定の更新の影響 | (1,117) | (1) | 78 | (175) | 266 | (949) | ||||||||||||
| 予想された経験等の活動と実際との乖離による影響 | 540 | (223) | (1,092) | (845) | 161 | (1,459) | ||||||||||||
| 調整後期首残高 | 66,392 | 11,630 | 31,029 | 29,257 | 3,462 | 141,770 | ||||||||||||
| 発行 | 20,914 | 750 | 2,292 | 1,583 | 0 | 25,539 | ||||||||||||
| 未収利息 | (10,389) | (1,413) | (3,917) | (3,720) | (317) | (19,756) | ||||||||||||
| 保険金・給付金の支払 | 2,233 | 538 | 889 | 780 | 157 | 4,597 | ||||||||||||
| 外貨調整 | 4,126 | 0 | (756) | (907) | 0 | 2,463 | ||||||||||||
| その他調整 | 0 | (3) | 123 | (4) | 0 | 116 | ||||||||||||
| 当初割引率での期末残高 | 83,276 | 11,502 | 29,660 | 26,989 | 3,302 | 154,729 | ||||||||||||
| 割引率の仮定の累積的変化による影響(期末時点) | (11,869) | (228) | (596) | (622) | (16) | (13,331) | ||||||||||||
| 期末残高 | $ | 71,407 | $ | 11,274 | $ | 29,064 | $ | 26,367 | $ | 3,286 | 141,398 | |||||||
| その他の事業(期末時点) | 86 | |||||||||||||||||
| 合計期末残高 | $ | 141,484 | ||||||||||||||||
| 2023年12月31日に終了した事業年度 | |||||||||||||||||
| 将来の予想保険給付金の現在価値 | |||||||||||||||||
| 退職戦略 | 個人生命保険 | 国際事業 | 全社およびその他の業務 | ||||||||||||||
| 法人 | 定期生命保険 | ライフプランナー | ジブラルタ生命 など | 長期介護保険 | 合計 | ||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||
| 期首残高 | $ | 117,754 | $ | 19,288 | $ | 78,639 | $ | 80,331 | $ | 10,685 | $ | 306,697 | |||||
| 割引率の仮定における累積的変化の影響(期首時点) | 20,170 | 1,012 | 3,719 | 11,266 | 1,216 | 37,383 | |||||||||||
| 当初割引率での期首残高 | 137,924 | 20,300 | 82,358 | 91,597 | 11,901 | 344,080 | |||||||||||
| 仮定の更新の影響 | (1,289) | (1) | 145 | 44 | 357 | (744) | |||||||||||
| 予想された経験等の活動と実際との乖離による影響 | 514 | (269) | (1,030) | (806) | 160 | (1,431) | |||||||||||
| 調整後期首残高 | 137,149 | 20,030 | 81,473 | 90,835 | 12,418 | 341,905 | |||||||||||
| 発行 | 20,914 | 750 | 2,292 | 1,583 | 0 | 25,539 | |||||||||||
| 未収利息 | 5,109 | 944 | 2,615 | 2,287 | 594 | 11,549 | |||||||||||
| 保険金・給付金の支払 | (11,477) | (1,522) | (3,965) | (5,057) | (270) | (22,291) | |||||||||||
| 外貨調整 | 4,209 | 0 | (2,286) | (3,229) | 0 | (1,306) | |||||||||||
| その他調整 | (18) | (16) | 256 | (28) | 0 | 194 | |||||||||||
| 当初割引率での期末残高 | 155,886 | 20,186 | 80,385 | 86,391 | 12,742 | 355,590 | |||||||||||
| 割引率の仮定の累積的変化による影響(期末時点) | (14,751) | (334) | (563) | (7,355) | (603) | (23,606) | |||||||||||
| 期末残高 | $ | 141,135 | $ | 19,852 | $ | 79,822 | $ | 79,036 | $ | 12,139 | 331,984 | ||||||
| その他の事業(期末時点) | 1,716 | ||||||||||||||||
| 合計期末残高 | $ | 333,700 | |||||||||||||||
| 2023年12月31日に終了した事業年度 | |||||||||||||||||
| 正味責任準備金-給付準備金 | |||||||||||||||||
| 退職戦略 | 個人生命保険 | 国際事業 | 全社およびその他の業務 | ||||||||||||||
| 法人 | 定期生命保険 | ライフプランナー | ジブラルタ生命など | 長期介護保険 | 合計 | ||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||
| 期末残高、フローリング前 | $ | 69,728 | $ | 8,578 | $ | 50,757 | $ | 52,669 | $ | 8,852 | $ | 190,584 | |||||
| フローリングの影響(期末時点) | 61 | 0 | 19 | 6 | 0 | 86 | |||||||||||
| 期末残高、フローリング後 | 69,789 | 8,578 | 50,776 | 52,675 | 8,852 | 190,670 | |||||||||||
| 差引:再保険金回収見込額 | 5,539 | 744 | 102 | 202 | 0 | 6,587 | |||||||||||
| 再保険回収見込額控除後の期末残高、フローリング後 | $ | 64,250 | $ | 7,834 | $ | 50,674 | $ | 52,473 | $ | 8,852 | 184,083 | ||||||
| その他の事業(期末時点)(1) | 1,563 | ||||||||||||||||
| 再保険回収見込額控除後の合計 期末残高 | $ | 185,646 | |||||||||||||||
| 2022年12月31日に終了した事業年度 | |||||||||||||||||
| 予想純保険料の現在価値 | |||||||||||||||||
| 退職戦略 | 個人生命保険 | 国際事業 | 全社およびその他の業務 | ||||||||||||||
| 法人 | 定期生命保険 | ライフプランナー | ジブラルタ生命 など | 長期介護保険 | 合計 | ||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||
| 期首残高 | $ | 68,791 | $ | 12,971 | $ | 39,517 | $ | 37,815 | $ | 3,585 | $ | 162,679 | |||||
| 割引率の仮定における累積的変化の影響(期首時点) | (4,414) | (1,892) | (3,516) | (3,239) | (644) | (13,705) | |||||||||||
| 当初割引率での期首残高 | 64,377 | 11,079 | 36,001 | 34,576 | 2,941 | 148,974 | |||||||||||
| 仮定の更新の影響 | 249 | 1,313 | (76) | (176) | 49 | 1,359 | |||||||||||
| 予想された経験等の活動と実際との乖離による影響 | 371 | (139) | (1,621) | (989) | 184 | (2,194) | |||||||||||
| 調整後期首残高 | 64,997 | 12,253 | 34,304 | 33,411 | 3,174 | 148,139 | |||||||||||
| 発行 | 22,064 | 476 | 3,031 | 2,370 | 0 | 27,941 | |||||||||||
| 純保険料/徴収した対価 | (14,765) | (1,404) | (4,149) | (4,218) | (284) | (24,820) | |||||||||||
| 未収利息 | 1,640 | 542 | 935 | 859 | 145 | 4,121 | |||||||||||
| 外貨調整 | (6,967) | 0 | (2,220) | (2,145) | 0 | (11,332) | |||||||||||
| その他調整 | 0 | (13) | 142 | 0 | 0 | 129 | |||||||||||
| 当初割引率での期末残高 | 66,969 | 11,854 | 32,043 | 30,277 | 3,035 | 144,178 | |||||||||||
| 割引率の仮定の累積的変化による 影響(期末時点) | (14,349) | (572) | (1,354) | (1,326) | (103) | (17,704) | |||||||||||
| 期末残高 | $ | 52,620 | $ | 11,282 | $ | 30,689 | $ | 28,951 | $ | 2,932 | 126,474 | ||||||
| その他の事業(期末時点) | 88 | ||||||||||||||||
| 合計期末残高 | $ | 126,562 | |||||||||||||||
| 2022年12月31日に終了した事業年度 | |||||||||||||||||
| 将来の予想保険給付金の現在価値 | |||||||||||||||||
| 退職戦略 | 個人生命保険 | 国際事業 | 全社およびその他の業務 | ||||||||||||||
| 法人 | 定期生命保険 | ライフプランナー | ジブラルタ生命 など | 長期介護保険 | 合計 | ||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||
| 期首残高 | $ | 142,593 | $ | 22,768 | $ | 109,562 | $ | 114,846 | $ | 15,810 | $ | 405,579 | |||||
| 割引率の仮定における累積的変化の影響(期首時点) | (13,706) | (3,876) | (21,554) | (13,476) | (4,482) | (57,094) | |||||||||||
| 当初割引率での期首残高 | 128,887 | 18,892 | 88,008 | 101,370 | 11,328 | 348,485 | |||||||||||
| 仮定の更新の影響 | (187) | 1,777 | (115) | (164) | 49 | 1,360 | |||||||||||
| 予想された経験等の活動と実際との乖離による影響 | 273 | (218) | (1,730) | (892) | 208 | (2,359) | |||||||||||
| 調整後期首残高 | 128,973 | 20,451 | 86,163 | 100,314 | 11,585 | 347,486 | |||||||||||
| 発行 | 22,064 | 476 | 3,031 | 2,370 | 0 | 27,941 | |||||||||||
| 未収利息 | 4,231 | 937 | 2,641 | 2,399 | 554 | 10,762 | |||||||||||
| 保険金・給付金の支払 | (9,629) | (1,547) | (3,725) | (5,975) | (238) | (21,114) | |||||||||||
| 外貨調整 | (7,180) | 0 | (6,043) | (7,489) | 0 | (20,712) | |||||||||||
| その他調整 | (535) | (17) | 291 | (22) | 0 | (283) | |||||||||||
| 当初割引率での期末残高 | 137,924 | 20,300 | 82,358 | 91,597 | 11,901 | 344,080 | |||||||||||
| 割引率の仮定の累積的変化による 影響(期末時点) | (20,170) | (1,012) | (3,719) | (11,266) | (1,216) | (37,383) | |||||||||||
| 期末残高 | $ | 117,754 | $ | 19,288 | $ | 78,639 | $ | 80,331 | $ | 80,331 | 306,697 | ||||||
| その他の事業(期末時点) | 1,921 | ||||||||||||||||
| 合計期末残高 | $ | 308,618 | |||||||||||||||
| 2022年12月31日に終了した事業年度 | |||||||||||||||||
| 正味責任準備金-給付準備金 | |||||||||||||||||
| 退職戦略 | 個人生命保険 | 国際事業 | 全社およびその他の業務 | ||||||||||||||
| 法人 | 定期生命保険 | ライフプランナー | ジブラルタ生命など | 長期介護保険 | 合計 | ||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||
| 期末残高、フローリング前 | $ | 65,134 | $ | 8,006 | $ | 47,950 | $ | 51,380 | $ | 7,753 | $ | 180,223 | |||||
| フローリングの影響(期末時点) | 1 | 0 | 106 | 140 | 0 | 247 | |||||||||||
| 期末残高、フローリング後 | 65,135 | 8,006 | 48,056 | 51,520 | 7,753 | 180,470 | |||||||||||
| 差引:再保険金回収見込額 | 0 | 708 | 126 | 203 | 0 | 1,037 | |||||||||||
| 再保険回収見込額控除後の期末残高、フローリング後 | $ | 65,135 | $ | 7,298 | $ | 47,930 | $ | 51,317 | $ | 7,753 | 179,433 | ||||||
| その他の事業(期末時点)(1) | 1,758 | ||||||||||||||||
| 再保険回収見込額控除後の合計期末 残高 | $ | 181,191 | |||||||||||||||
| (1) 2024年12月31日現在、2023年12月31日現在および2022年12月31日現在のそれぞれ60百万ドル、69百万ドルおよび76百万ドルの再保険回収見込額控除後残高を反映している。 | |
次の表は、上記各表に含まれる給付準備金の残高および増減に係る補足情報を、表示された時点および期間に関してグロス(元受および受再)ベースで示している。
| 2024年12月31日に終了した事業年度 | |||||||||||||||||||||||
| 退職戦略 | 個人生命 保険 | 国際事業 | 全社およびその他の業務 | ||||||||||||||||||||
| 法人 | 定期生命 保険 | ライフ プランナー | ジブラルタ生命など | 長期介護保険 | |||||||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||||||||
| 割引前の将来の予想総保険料 | $ | 145,442 | $ | 22,947 | $ | 59,857 | $ | 47,987 | $ | 6,817 | |||||||||||||
| 割引後の将来の予想総保険料 (当初の割引率による) | $ | 94,222 | $ | 15,662 | $ | 46,238 | $ | 38,477 | $ | 4,542 | |||||||||||||
| 割引後の将来の予想総保険料 (当期の割引率による) | $ | 78,237 | $ | 14,901 | $ | 44,062 | $ | 36,554 | $ | 4,350 | |||||||||||||
| 割引前の将来の予想給付金・費用 | $ | 274,071 | $ | 31,068 | $ | 126,508 | $ | 127,500 | $ | 29,661 | |||||||||||||
| 加重平均債務期間(年) (当初の割引率による) | 8 | 10 | 18 | 17 | 17 | ||||||||||||||||||
| 加重平均債務期間(年) (当期の割引率による) | 8 | 9 | 16 | 15 | 16 | ||||||||||||||||||
| 加重平均金利(当初の割引率による) | 4.74 | % | 5.30 | % | 3.48 | % | 2.65 | % | 4.91 | % | |||||||||||||
| 加重平均金利(当期の割引率による) | 5.59 | % | 5.78 | % | 3.76 | % | 3.65 | % | 5.85 | % | |||||||||||||
| 2023年12月31日に終了した事業年度 | |||||||||||||||||||||||
| 退職戦略 | 個人生命 保険 | 国際事業 | 全社およびその他の業務 | ||||||||||||||||||||
| 法人 | 定期生命 保険 | ライフプランナー | ジブラルタ生命など | 長期介護保険 | |||||||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||||||||
| 割引前の将来の予想総保険料 | $ | 134,192 | $ | 23,083 | $ | 69,238 | $ | 56,398 | $ | 6,852 | |||||||||||||
| 割引後の将来の予想総保険料 (当初の割引率による) | $ | 90,606 | $ | 15,322 | $ | 53,640 | $ | 45,319 | $ | 4,509 | |||||||||||||
| 割引後の将来の予想総保険料 (当期の割引率による) | $ | 77,520 | $ | 15,044 | $ | 53,102 | $ | 44,420 | $ | 4,491 | |||||||||||||
| 割引前の将来の予想給付金・費用 | $ | 242,617 | $ | 31,114 | $ | 139,620 | $ | 141,171 | $ | 30,761 | |||||||||||||
| 加重平均債務期間(年) (当初の割引率による) | 9 | 10 | 19 | 19 | 18 | ||||||||||||||||||
| 加重平均債務期間(年) (当期の割引率による) | 8 | 10 | 19 | 17 | 17 | ||||||||||||||||||
| 加重平均金利(当初の割引率による) | 4.62 | % | 5.17 | % | 3.43 | % | 2.57 | % | 4.91 | % | |||||||||||||
| 加重平均金利(当期の割引率による) | 5.03 | % | 4.99 | % | 3.06 | % | 2.97 | % | 5.25 | % | |||||||||||||
| 2022年12月31日に終了した事業年度 | |||||||||||||||||||||||
| 退職戦略 | 個人生命 保険 | 国際事業 | 全社およびその他の業務 | ||||||||||||||||||||
| 法人 | 定期生命 保険 | ライフプランナー | ジブラルタ生命など | 長期介護保険 | |||||||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||||||||
| 割引前の将来の予想総保険料 | $ | 103,284 | $ | 23,526 | $ | 74,196 | $ | 64,059 | $ | 6,971 | |||||||||||||
| 割引後の将来の予想総保険料 (当初の割引率による) | $ | 72,479 | $ | 15,628 | $ | 57,985 | $ | 50,968 | $ | 4,539 | |||||||||||||
| 割引後の将来の予想総保険料 (当期の割引率による) | $ | 56,950 | $ | 14,886 | $ | 56,068 | $ | 48,902 | $ | 4,391 | |||||||||||||
| 割引前の将来の予想給付金・費用 | $ | 209,770 | $ | 31,412 | $ | 148,331 | $ | 155,711 | $ | 29,613 | |||||||||||||
| 加重平均債務期間(年) (当初の割引率による) | 8 | 10 | 20 | 20 | 19 | ||||||||||||||||||
| 加重平均債務期間(年) (当期の割引率による) | 8 | 10 | 19 | 18 | 18 | ||||||||||||||||||
| 加重平均金利(当初の割引率による) | 4.37 | % | 5.21 | % | 3.40 | % | 2.50 | % | 4.91 | % | |||||||||||||
| 加重平均金利(当期の割引率による) | 5.39 | % | 5.39 | % | 3.12 | % | 2.98 | % | 5.63 | % | |||||||||||||
観測可能な市場情報および上記の金利の仮定を決定するために用いられる手法に関する追加の情報については、注2を参照。
有配当でない伝統的な保険商品および短期払込保険商品について、ある契約グループが、責任準備金に将来の予想総保険料の現在価値を加えた金額が将来の予想保険給付金および予想非平準保険金支払費用の現在価値を賄うには不十分であると判断される損失状態にある場合、その時点およびその後において、実際の経験との乖離と将来の仮定の変化から生じる予想給付額の有利および不利なすべての変化がそれぞれ直ちに利益または損失として認識されるように、責任準備金が調整される。
2024年には、特定の発行年の契約グループで純保険料が総保険料を上回った有配当でない伝統的な保険商品および短期払込保険商品に関して純利益への軽微な影響があった。
2023年には、特定の発行年の契約グループで純保険料が総保険料を上回った有配当でない伝統的な保険商品および短期払込保険商品に関して純利益への軽微な影響があった。
2022年には、有配当でない伝統的な保険および短期払込保険商品に関して純損益に190百万ドルの費用が計上されたが、これは特定の発行年契約グループに関して純保険料が総保険料を上回ったことによるが、この影響を受けた契約グループについての出再保険の影響を反映した利益80百万ドルによって部分的に相殺された。2022年の不利な影響は、主に個人生命保険における定期生命保険事業に関連する仮定の更新が不利に作用したことによる。
繰延利益負債
表示された時点および期間におけるDPLの残高および増減は以下のとおりである。
| 2024年12月31日に終了した事業年度 | |||||||||||
| 繰延利益負債 | |||||||||||
| 退職戦略 | 国際事業 | ||||||||||
| 法人 | ライフ プランナー | ジブラルタ 生命など | 合計 | ||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||
| 期首残高 | $ | 5,615 | $ | 3,956 | $ | 5,303 | $ | 14,874 | |||
| フローリングの影響(期首時点) | 0 | 1 | 1 | 2 | |||||||
| 期首残高(フローリング前) | 5,615 | 3,955 | 5,302 | 14,872 | |||||||
| 仮定の更新の影響 | 370 | (150) | (138) | 82 | |||||||
| 予想された経験等の活動と実際との乖離による 影響 | (99) | (20) | (39) | (158) | |||||||
| 調整後期首残高 | 5,886 | 3,785 | 5,125 | 14,796 | |||||||
| 繰延利益 | 142 | 1,530 | 1,149 | 2,821 | |||||||
| 未収利息 | 236 | 164 | 156 | 556 | |||||||
| 償却 | (588) | (1,129) | (980) | (2,697) | |||||||
| 外貨調整 | (6) | (268) | (212) | (486) | |||||||
| その他調整 | 0 | 32 | 0 | 32 | |||||||
| 期末残高、フローリング前 | 5,670 | 4,114 | 5,238 | 15,022 | |||||||
| フローリングの影響(期末時点) | 0 | 1 | 1 | 2 | |||||||
| 期末残高 | 5,670 | 4,115 | 5,239 | 15,024 | |||||||
| 差引:再保険金回収見込額 | 391 | 9 | 31 | 431 | |||||||
| 再保険回収見込額控除後の残高 | $ | 5,279 | $ | 4,106 | $ | 5,208 | 14,593 | ||||
| その他の事業 | 161 | ||||||||||
| 再保険回収見込額控除後の合計残高 | $ | 14,754 | |||||||||
| 2023年12月31日に終了した事業年度 | |||||||||||
| 繰延利益負債 | |||||||||||
| 退職戦略 | 国際事業 | ||||||||||
| 法人 | ライフプランナー | ジブラルタ生命など | 合計 | ||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||
| 期首残高 | $ | 5,532 | $ | 3,379 | $ | 5,261 | $ | 14,172 | |||
| フローリングの影響(期首時点) | 0 | 0 | 1 | 1 | |||||||
| 期首残高(フローリング前) | 5,532 | 3,379 | 5,260 | 14,171 | |||||||
| 仮定の更新の影響 | 35 | (67) | (228) | (260) | |||||||
| 予想された経験等の活動と実際との乖離による 影響 | 21 | (14) | (61) | (54) | |||||||
| 調整後期首残高 | 5,588 | 3,298 | 4,971 | 13,857 | |||||||
| 繰延利益 | 342 | 1,674 | 1,331 | 3,347 | |||||||
| 未収利息 | 227 | 148 | 152 | 527 | |||||||
| 償却 | (565) | (1,158) | (1,015) | (2,738) | |||||||
| 外貨調整 | 15 | (39) | (137) | (161) | |||||||
| その他調整 | 8 | 32 | 0 | 40 | |||||||
| 期末残高、フローリング前 | 5,615 | 3,955 | 5,302 | 14,872 | |||||||
| フローリングの影響(期末時点) | 0 | 1 | 1 | 2 | |||||||
| 期末残高 | 5,615 | 3,956 | 5,303 | 14,874 | |||||||
| 差引:再保険金回収見込額 | 386 | 9 | 10 | 405 | |||||||
| 再保険回収見込額控除後の残高 | $ | 5,229 | $ | 3,947 | $ | 5,293 | 14,469 | ||||
| その他の事業 | 148 | ||||||||||
| 再保険回収見込額控除後の合計残高 | $ | 14,617 | |||||||||
| 2022年12月31日に終了した事業年度 | |||||||||||
| 繰延利益負債 | |||||||||||
| 退職戦略 | 国際事業 | ||||||||||
| 法人 | ライフプランナー | ジブラルタ生命など | 合計 | ||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||
| 期首残高 | $ | 5,183 | $ | 2,741 | $ | 5,014 | $ | 12,938 | |||
| フローリングの影響(期首時点) | 0 | 0 | 1 | 1 | |||||||
| 期首残高(フローリング前) | 5,183 | 2,741 | 5,013 | 12,937 | |||||||
| 仮定の更新の影響 | 382 | 28 | (5) | 405 | |||||||
| 予想された経験等の活動と実際との乖離による 影響 | 102 | (1) | (110) | (9) | |||||||
| 調整後期首残高 | 5,667 | 2,768 | 4,898 | 13,333 | |||||||
| 繰延利益 | 230 | 1,725 | 1,555 | 3,510 | |||||||
| 未収利息 | 214 | 123 | 143 | 480 | |||||||
| 償却 | (548) | (1,131) | (1,036) | (2,715) | |||||||
| 外貨調整 | (30) | (131) | (300) | (461) | |||||||
| その他調整 | (1) | 25 | 0 | 24 | |||||||
| 期末残高、フローリング前 | 5,532 | 3,379 | 5,260 | 14,171 | |||||||
| フローリングの影響(期末時点) | 0 | 0 | 1 | 1 | |||||||
| 期末残高 | 5,532 | 3,379 | 5,261 | 14,172 | |||||||
| 差引:再保険金回収見込額 | 0 | 8 | 10 | 18 | |||||||
| 再保険回収見込額控除後の残高 | $ | 5,532 | $ | 3,371 | $ | 5,251 | 14,154 | ||||
| その他の事業 | 183 | ||||||||||
| 再保険回収見込額控除後の合計残高 | $ | 14,337 | |||||||||
追加保険契約準備金
追加保険契約準備金(AIR)は、契約者預り金勘定を上回る年金、死亡その他の保険給付(GMDBおよびGMIB契約特約を含む)に係る追加の債務を表す。
次の表は、重要なAIR残高を有する唯一の事業部門である個人生命保険部門における変額年金商品およびユニバーサル生命保険商品のAIR残高に関するロールフォワード、および当社のAIR合計残高への調整を示している。
| 12月31日に終了した 各事業年度 | ||||||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||
| AOCIの金額を含む期首残高(フローリング後) | $ | 14,308 | $ | 12,684 | $ | 11,708 | ||
| AOCIにおけるフローリングの影響および金額 | 843 | 1,285 | (909) | |||||
| AOCIの金額を除いた期首残高(フローリング前) | 15,151 | 13,969 | 10,799 | |||||
| 仮定の更新の影響 | 153 | 23 | 2,200 | |||||
| 予想された経験等の活動と実際との乖離による影響 | 266 | 32 | (221) | |||||
| 調整後期首残高 | 15,570 | 14,024 | 12,778 | |||||
| 回収した賦課(1) | 1,251 | 938 | 973 | |||||
| 未収利息 | 539 | 488 | 435 | |||||
| 給付金支払額 | (353) | (301) | (217) | |||||
| その他調整 | 1 | 2 | 0 | |||||
| AOCIの金額を除いた期末残高(フローリング前) | 17,008 | 15,151 | 13,969 | |||||
| AOCIにおけるフローリングの影響および金額 | (632) | (843) | (1,285) | |||||
| AOCIの金額を含む期末残高(フローリング後) | 16,376 | 14,308 | 12,684 | |||||
| 差引:再保険金回収見込額 | 9,543 | 5,852 | 5,075 | |||||
| AOCIの金額を含む、再保険回収見込額控除後の期末残高 | 6,833 | 8,456 | 7,609 | |||||
| その他の事業 | 63 | 131 | 138 | |||||
| 再保険回収見込額控除後の合計残高 | $ | 6,896 | $ | 8,587 | $ | 7,747 | ||
| (1) 責任準備金の財源として必要な総評価額の一部を表す。 | |
| 12月31日に終了した各事業年度 | |||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | |||
| 加重平均債務期間(年)(当初の割引率による) | 21 | 22 | 23 | ||
| 加重平均金利(当初の割引率による) | 3.36% | 3.40% | 3.38% | ||
責任準備金に係る調整
次の表は、上記のロールフォワードによる給付準備金、DPLおよびAIR(その他負債を含み、関連する再保険回収可能価額の控除前)の期末残高から、表示された期間の当社の連結財政状態計算書における責任準備金合計への調整を示している。
| 12月31日に終了した各事業年度 | ||||||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||
| 給付準備金(期末、フローリング後) | $ | 186,846 | $ | 192,302 | $ | 182,304 | ||
| 繰延収益負債(期末、フローリング後) | 15,185 | 15,022 | 14,356 | |||||
| AOCIの金額を含む追加保険契約準備金 (期末、フローリング後) | 16,439 | 14,439 | 12,822 | |||||
| 上記開示金額の小計 | 218,470 | 221,763 | 209,482 | |||||
| その他の将来保険給付に係る準備金(1) | 50,442 | 51,518 | 52,291 | |||||
| 責任準備金合計 | $ | 268,912 | $ | 273,281 | $ | 261,773 | ||
| (1) 主に、クローズド・ブロック負債、未払保険金および保険金査定費ならびに発生したが報告されていない査定中の保険金請求に係る負債など、個別のロールフォワード開示が必要とされない残高を表す。 | |
収益および支払利息
次の表は、表示された時点の当社の連結損益計算書における給付準備金、DPLおよびAIRに関連した収益および支払利息、ならびに上記補足表に記載されていない関連の収益および支払利息を示している。
| 2024年12月31日に終了した事業年度 | ||||||||||||||||||||
| 収益(1) | ||||||||||||||||||||
| 退職戦略 | 個人生命保険 | 国際事業 | ||||||||||||||||||
| 法人 | 定期生命保険 | 変額/ユニバーサル生命保険 | ライフプランナー | ジブラルタ生命 など | その他の事業(2) | 合計 | ||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||||||
| 給付準備金 | $ | 22,814 | $ | 1,892 | $ | 0 | $ | 5,616 | $ | 5,445 | $ | 557 | 36,324 | |||||||
| 繰延利益負債 | (61) | 0 | 0 | (428) | (148) | (12) | (649) | |||||||||||||
| 追加保険契約準備金 | 0 | 0 | 3,458 | 0 | 0 | 0 | 3,458 | |||||||||||||
| 合計 | $ | 22,753 | $ | 1,892 | $ | 3,458 | $ | 5,188 | $ | 5,297 | $ | 545 | $ | 39,133 | ||||||
| 2023年12月31日に終了した事業年度 | ||||||||||||||||||||
| 収益(1) | ||||||||||||||||||||
| 退職戦略 | 個人生命保険 | 国際事業 | ||||||||||||||||||
| 法人 | 定期生命保険 | 変額/ユニバーサル生命保険 | ライフプランナー | ジブラルタ生命 など | その他の事業(2) | 合計 | ||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||||||
| 給付準備金 | $ | 11,156 | $ | 1,848 | $ | 0 | $ | 6,199 | $ | 6,154 | $ | 540 | 25,897 | |||||||
| 繰延利益負債 | (68) | 0 | 0 | (615) | (179) | 34 | (828) | |||||||||||||
| 追加保険契約準備金 | 0 | 0 | 2,947 | 0 | 0 | 0 | 2,947 | |||||||||||||
| 合計 | $ | 11,088 | $ | 1,848 | $ | 2,947 | $ | 5,584 | $ | 5,975 | $ | 574 | $ | 28,016 | ||||||
| 2022年12月31日に終了した事業年度 | ||||||||||||||||||||
| 収益(1) | ||||||||||||||||||||
| 退職戦略 | 個人生命保険 | 国際事業 | ||||||||||||||||||
| 法人 | 定期生命保険 | 変額/ユニバーサル生命保険 | ライフプランナー | ジブラルタ生命 など | その他の事業(2) | 合計 | ||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||||||
| 給付準備金 | $ | 15,427 | $ | 1,875 | $ | 0 | $ | 6,731 | $ | 6,987 | $ | 522 | 31,542 | |||||||
| 繰延利益負債 | (378) | 0 | 0 | (773) | (547) | 42 | (1,656) | |||||||||||||
| 追加保険契約準備金 | 0 | 0 | 2,678 | 1 | 0 | 0 | 2,679 | |||||||||||||
| 合計 | $ | 15,049 | $ | 1,875 | $ | 2,678 | $ | 5,959 | $ | 6,440 | $ | 564 | $ | 32,565 | ||||||
| 2024年12月31日に終了した事業年度 | ||||||||||||||||||||
| 支払利息 | ||||||||||||||||||||
| 退職戦略 | 個人生命保険 | 国際事業 | ||||||||||||||||||
| 法人 | 定期生命保険 | 変額/ユニバーサル生命保険 | ライフプランナー | ジブラルタ生命 など | その他の事業(2) | 合計 | ||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||||||
| 給付準備金 | $ | 3,394 | $ | 415 | $ | 0 | $ | 1,717 | $ | 1,474 | $ | 505 | 7,505 | |||||||
| 繰延利益負債 | 236 | 0 | 0 | 164 | 156 | 4 | 560 | |||||||||||||
| 追加保険契約準備金 | 0 | 0 | 539 | 1 | 0 | 0 | 540 | |||||||||||||
| 合計 | $ | 3,630 | $ | 415 | $ | 539 | $ | 1,882 | $ | 1,630 | $ | 509 | $ | 8,605 | ||||||
| 2023年12月31日に終了した事業年度 | ||||||||||||||||||||
| 支払利息 | ||||||||||||||||||||
| 退職戦略 | 個人生命保険 | 国際事業 | ||||||||||||||||||
| 法人 | 定期生命保険 | 変額/ユニバーサル生命保険 | ライフプランナー | ジブラルタ生命 など | その他の事業(2) | 合計 | ||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||||||
| 給付準備金 | $ | 2,876 | $ | 406 | $ | 0 | $ | 1,726 | $ | 1,507 | $ | 490 | $ | 7,505 | ||||||
| 繰延利益負債 | 227 | 0 | 0 | 148 | 152 | 4 | 531 | |||||||||||||
| 追加保険契約準備金 | 0 | 0 | 488 | 2 | 0 | 0 | 490 | |||||||||||||
| 合計 | $ | 3,103 | $ | 406 | $ | 488 | $ | 1,876 | $ | 1,659 | $ | 494 | $ | 8,026 | ||||||
| 2022年12月31日に終了した事業年度 | ||||||||||||||||||||
| 支払利息 | ||||||||||||||||||||
| 退職戦略 | 個人生命保険 | 国際事業 | ||||||||||||||||||
| 法人 | 定期生命保険 | 変額/ユニバーサル生命保険 | ライフプランナー | ジブラルタ生命 など | その他の事業(2) | 合計 | ||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||||||
| 給付準備金 | $ | 2,591 | $ | 395 | $ | 0 | $ | 1,706 | $ | 1,540 | $ | 464 | $ | 6,696 | ||||||
| 繰延利益負債 | 214 | 0 | 0 | 123 | 143 | 6 | 486 | |||||||||||||
| 追加保険契約準備金 | 0 | 0 | 435 | 3 | 0 | 0 | 438 | |||||||||||||
| 合計 | $ | 2,805 | $ | 395 | $ | 435 | $ | 1,832 | $ | 1,683 | $ | 470 | $ | 7,620 | ||||||
| (1) 給付準備金の「総保険料」、DPLの「収益」およびAIRの「賦課総額」を表す。 (2) 上記で開示された残高の残存部分、および個別のロールフォワード開示が上記で提供されない可能性がある残高を含む。 | |
13. 保険契約者預り金勘定
保険契約者預り金勘定の期末残高および期中の増減は以下のとおりである。
| 2024年12月31日に終了した事業年度 | |||||||||||||||||||||||||||||||
| 退職戦略 | 団体保険 | 個人生命保険 | 国際事業 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 法人 | 個人変額年金保険 | 個人定額年金保険 | 生命保険/障害保険 | 変額/ユニバーサル生命保険 | ライフプランナー | ジブラルタ生命など | 合計 | ||||||||||||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||||||||||||||||
| 期首残高 | $ | 17,738 | $ | 23,765 | $ | 7,095 | $ | 5,293 | $ | 27,439 | $ | 12,949 | $ | 38,450 | $ | 132,729 | |||||||||||||||
| 預り金 | 7,106 | 8,318 | 5,266 | 1,313 | 2,505 | 1,974 | 6,888 | 33,370 | |||||||||||||||||||||||
| 利息収入 | 757 | 511 | 252 | 148 | 774 | 867 | 943 | 4,252 | |||||||||||||||||||||||
| 処分 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | (336) | 0 | (336) | |||||||||||||||||||||||
| 契約賦課金 | (11) | (33) | (5) | (322) | (2,051) | (330) | (240) | (2,992) | |||||||||||||||||||||||
| 解約およ び引き出し | (5,895) | (919) | (719) | (1,452) | (1,654) | (817) | (1,556) | (13,012) | |||||||||||||||||||||||
| 保険金・給付金の支払 | (607) | (85) | (79) | 0 | (137) | (264) | (2,084) | (3,256) | |||||||||||||||||||||||
| 分離勘定からの(への)正味 振替額 | 0 | 122 | 0 | (6) | 613 | 0 | 0 | 729 | |||||||||||||||||||||||
| 時価の変動およびその他の調整額(1) | 0 | 2,406 | 210 | 0 | 107 | (17) | (13) | 2,693 | |||||||||||||||||||||||
| 外貨調整 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | (967) | (1,177) | (2,144) | |||||||||||||||||||||||
| 期末残高 | $ | 19,088 | $ | 34,085 | $ | 12,020 | $ | 4,974 | $ | 27,596 | $ | 13,059 | $ | 41,211 | 152,033 | ||||||||||||||||
| クローズド・ ブロック部門 | 4,359 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 未経過収益準備金、未経過費用控除、 追加利子準備金 | 6,009 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| その他(2) | 3,853 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 保険契約者預り金 勘定合計 | $ | 166,254 | |||||||||||||||||||||||||||||
| 加重平均予定利率 | 4.11 | % | 1.77 | % | 2.64 | % | 2.88 | % | 2.81 | % | 6.67 | % | 2.37 | % | 2.99 | % | |||||||||||||||
| 正味危険保険金額(3) | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 73,259 | $ | 400,990 | $ | 20,307 | $ | 6,128 | $ | 500,684 | |||||||||||||||
| 現金解約価額(4) | $ | 19,058 | $ | 32,501 | $ | 10,305 | $ | 3,892 | $ | 23,886 | $ | 12,191 | $ | 36,837 | $ | 138,670 | |||||||||||||||
| 2023年12月31日に終了した事業年度 | |||||||||||||||||||||||||||||||
| 退職戦略 | 団体保険 | 個人生命保険 | 国際事業 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 法人 | 個人変額年金保険 | 個人定額年金保険 | 生命保険/障害保険 | 変額/ユニバーサル生命保険 | ライフプランナー | ジブラルタ生命など | 合計 | ||||||||||||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||||||||||||||||
| 期首残高 | $ | 17,376 | $ | 17,524 | $ | 4,643 | $ | 5,839 | $ | 26,502 | $ | 11,168 | $ | 35,325 | $ | 118,377 | |||||||||||||||
| 預り金 | 5,657 | 4,638 | 2,659 | 1,212 | 2,447 | 2,417 | 6,611 | 25,641 | |||||||||||||||||||||||
| 利息収入 | 677 | 305 | 129 | 165 | 773 | 709 | 736 | 3,494 | |||||||||||||||||||||||
| 処分 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||||||||
| 契約賦課金 | (23) | (24) | (9) | (323) | (2,047) | (312) | (217) | (2,955) | |||||||||||||||||||||||
| 解約および引き 出し | (5,290) | (704) | (414) | (1,552) | (1,820) | (218) | (1,487) | (11,485) | |||||||||||||||||||||||
| 保険金・給付金の支払 | (659) | (76) | (76) | 0 | (154) | (266) | (1,919) | (3,150) | |||||||||||||||||||||||
| 分離勘定からの(への)正味 振替額 | 0 | 34 | 0 | (48) | 1,393 | 0 | 0 | 1,379 | |||||||||||||||||||||||
| 時価の変動およびその他の調整額(1) | 0 | 2,068 | 163 | 0 | 345 | 31 | (9) | 2,598 | |||||||||||||||||||||||
| 外貨調整 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | (580) | (590) | (1,170) | |||||||||||||||||||||||
| 期末残高 | $ | 17,738 | $ | 23,765 | $ | 7,095 | $ | 5,293 | $ | 27,439 | $ | 12,949 | $ | 38,450 | 132,729 | ||||||||||||||||
| クローズド・ ブロック部門 | 4,500 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 未経過収益準備金、未経過費用控除、 追加利子準備金 | 5,326 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| その他(2) | 4,463 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 保険契約者預り金 勘定合計 | $ | 147,018 | |||||||||||||||||||||||||||||
| 加重平均予定利率 | 3.85 | % | 1.48 | % | 2.21 | % | 2.96 | % | 2.87 | % | 5.88 | % | 1.99 | % | 2.78 | % | |||||||||||||||
| 正味危険保険金額(3) | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 72,858 | $ | 382,399 | $ | 19,276 | $ | 6,453 | $ | 480,986 | |||||||||||||||
| 現金解約価額(4) | $ | 17,738 | $ | 21,640 | $ | 5,827 | $ | 4,021 | $ | 23,234 | $ | 11,268 | $ | 33,833 | $ | 117,561 | |||||||||||||||
| 2022年12月31日に終了した事業年度 | |||||||||||||||||||||||||||||||
| 退職戦略 | 団体保険 | 個人生命保険 | 国際事業 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 法人 | 個人変額年金保険 | 個人定額年金保険 | 生命保険/障害保険 | 変額/ユニバーサル生命保険 | ライフプランナー | ジブラルタ生命など | 合計 | ||||||||||||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||||||||||||||||
| 期首残高 | $ | 16,391 | $ | 14,125 | $ | 4,652 | $ | 6,273 | $ | 26,859 | $ | 11,555 | $ | 37,615 | $ | 117,470 | |||||||||||||||
| 預り金 | 6,083 | 4,777 | 753 | 1,233 | 2,551 | 1,499 | 3,978 | 20,874 | |||||||||||||||||||||||
| 利息収入 | 561 | 211 | 87 | 153 | 816 | 38 | 518 | 2,384 | |||||||||||||||||||||||
| 処分 | 0 | (1,405) | (440) | 0 | 0 | 0 | 0 | (1,845) | |||||||||||||||||||||||
| 契約賦課金 | (22) | (6) | (5) | (322) | (2,040) | (216) | (174) | (2,785) | |||||||||||||||||||||||
| 解約および引き 出し | (5,075) | (372) | (163) | (1,457) | (1,657) | (210) | (2,816) | (11,750) | |||||||||||||||||||||||
| 保険金・給付金の支払 | (562) | (92) | (176) | 0 | (197) | (253) | (1,966) | (3,246) | |||||||||||||||||||||||
| 分離勘定からの(への)正味 振替額 | 0 | 246 | 0 | (41) | 449 | 0 | 0 | 654 | |||||||||||||||||||||||
| 時価の変動およびその他の調整額(1) | 0 | 40 | (65) | 0 | (279) | 28 | (10) | (286) | |||||||||||||||||||||||
| 外貨調整 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | (1,273) | (1,820) | (3,093) | |||||||||||||||||||||||
| 期末残高 | $ | 17,376 | $ | 17,524 | $ | 4,643 | $ | 5,839 | $ | 26,502 | $ | 11,168 | $ | 35,325 | 118,377 | ||||||||||||||||
| クローズド・ ブロック部門 | 4,607 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 未経過収益準備金、未経過費用控除、 追加利子準備金 | 4,581 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| その他(2) | 8,059 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 保険契約者預り金 勘定合計 | $ | 135,624 | |||||||||||||||||||||||||||||
| 加重平均予定利率 | 3.33 | % | 1.34 | % | 1.88 | % | 2.53 | % | 3.06 | % | 3.41 | % | 1.42 | % | 2.32 | % | |||||||||||||||
| 正味危険保険金額(3) | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 70,574 | $ | 367,698 | $ | 17,205 | $ | 7,138 | $ | 462,615 | |||||||||||||||
| 現金解約価額(4) | $ | 17,376 | $ | 15,297 | $ | 3,581 | $ | 4,147 | $ | 21,766 | $ | 9,612 | $ | 31,270 | $ | 103,049 | |||||||||||||||
| (1) 主に、特定の商品の指数連動特約に伴う組込デリバティブ商品の価値の変動に関連している。 (2) 2024年、2023年および2022年12月31日現在、グレート・ウェストに再保険された総合退職金事業の勘定残高それぞれ5,099百万ドル、5,479百万ドルおよび8,133百万ドルを含む。詳細は、注1を参照。 (3) 正味危険保険金額の計算には、一般勘定残高と分離勘定残高の両方が含まれる。 (4) 「現金解約価額」は、貸借対照表日現在の分配可能な保険契約者預り金勘定残高から一定の解約手数料を差し引いた金額を表す。法人退職戦略セグメントに関する現金解約手数料はない。 (5) 個人退職戦略におけるPALACの売却による純影響額を表している。 | |
法人退職戦略およびライフプランナーの保険契約者預り金勘定は、2024年、2023年および2022年12月31日現在の当社のファンディング・アグリーメント・ノート・イシュアランス・プログラム(以下「FANIP」)を含み、それぞれ5,547百万ドル、5,597百万ドルおよび5,064百万ドルである。最大発行認可枠が中期債券15十億ドルとコマーシャル・ペーパー6十億ドルのこのプログラムの下で、デラウェア州登録の法定信託が投資家向けに短期コマーシャル・ペーパーおよび中期債券を発行し、これらの債券はPICAが信託に対して発行した資金協定によって担保されている。当該発行済コマーシャル・ペーパーおよび中期債券は固定利付または変動利付であり、その利率の範囲は0.0%から5.6%、当初の償還期間は3か月から7年にわたっている。2024年、2023年および2022年の12月31日現在の金額には、償却原価を帳簿価額とする中期債券負債の担保となっている資金協定がそれぞれ3,486百万ドル、3,474百万ドルおよび2,968百万ドル、ならびに短期債券負債の担保となっている資金協定がそれぞれ2,086百万ドル、2,156百万ドルおよび2,130百万ドルが含まれる。
また、法人退職戦略の保険契約者預り金勘定には、2024年、2023年および2022年の12月31日現在、ニューヨーク連邦住宅貸付銀行(以下「FHLBNY」)に対して発行された担保付資金調達契約が、それぞれ2,628百万ドル、2,628百万ドルおよび2,628百万ドルが含まれる。これらの債務は償却原価で計上され、1.925%から4.510%の範囲の固定金利を負担し、当初の満期は7年である。FHLBNYプログラムの詳細については、注記18を参照。
当社は、変額生命保険およびユニバーサル生命保険契約を発行しているが、これらの契約には「無失効保証」特約保険料が支払われている限り、口座の価値がゼロになった場合でも、当社が保険契約者に対して死亡保険金を契約上保証する「無失効保証」が含まれている場合がある。
正味危険保険金額は一般に、貸借対照表日現在での現在の死亡給付が現在の積立金残高を上回る額と定義される。これらの契約に関して当社が負担する主なリスクは、契約者の死亡率、契約失効率、保険料のパターンならびに金利および株式市場のリターンなど当初これら商品の価格設定に使用された仮定と実績の間に生ずる乖離、または仮定の変更に関係している。
当社はまた、一定の死亡保険給付金および/または生前給付を保証し、MRBとして会計処理される年金契約を発行している。これらの保証に伴う正味危険保険金額を含む追加の情報については、注記14を参照。
保証最低予定利率の範囲別、およびこれと関連する、契約者に貸記される利率とそれぞれの保証最低利率との差異の範囲別(ベーシス・ポイント(bps))の預り金勘定残高は次のとおりである。
| 2024年12月31日現在 | |||||||||||||||
| 保証最低予定利率の範囲 (1) | 保証最低利率 | 保証最低利率より 1 - 50bps高い | 保証最低利率より 51 - 150bps高い | 保証最低利率より 150bps超高い | 合計 | ||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||
| 退職戦略 - 法人 | |||||||||||||||
| 1.00%未満 | $ | 401 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 401 | |||||
| 1.00% - 1.99% | 1,552 | 0 | 0 | 0 | 1,552 | ||||||||||
| 2.00% - 2.99% | 79 | 0 | 0 | 0 | 79 | ||||||||||
| 3.00% - 4.00% | 3,889 | 0 | 0 | 0 | 3,889 | ||||||||||
| 4.00%超 | 3,341 | 0 | 0 | 0 | 3,341 | ||||||||||
| 合計 | $ | 9,262 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 9,262 | |||||
| 退職戦略 - 個人 | |||||||||||||||
| 1.00%未満 | $ | 129 | $ | 503 | $ | 647 | $ | 0 | $ | 1,279 | |||||
| 1.00% - 1.99% | 124 | 295 | 2 | 0 | 421 | ||||||||||
| 2.00% - 2.99% | 21 | 4 | 4 | 0 | 29 | ||||||||||
| 3.00% - 4.00% | 1,708 | 3 | 8 | 0 | 1,719 | ||||||||||
| 4.00%超 | 83 | 0 | 0 | 0 | 83 | ||||||||||
| 合計 | $ | 2,065 | $ | 805 | $ | 661 | $ | 0 | $ | 3,531 | |||||
| 退職戦略 - 個人定額年金保険 | |||||||||||||||
| 1.00%未満 | $ | 0 | $ | 3 | $ | 12 | $ | 1,022 | $ | 1,037 | |||||
| 1.00% - 1.99% | 461 | 83 | 208 | 69 | 821 | ||||||||||
| 2.00% - 2.99% | 538 | 465 | 557 | 16 | 1,576 | ||||||||||
| 3.00% - 4.00% | 2,074 | 84 | 11 | 3 | 2,172 | ||||||||||
| 4.00%超 | 84 | 0 | 0 | 0 | 84 | ||||||||||
| 合計 | $ | 3,157 | $ | 635 | $ | 788 | $ | 1,110 | $ | 5,690 | |||||
| 団体保険 - 生命保険/障害保険 | |||||||||||||||
| 1.00%未満 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 959 | $ | 959 | |||||
| 1.00% - 1.99% | 0 | 0 | 3 | 2 | 5 | ||||||||||
| 2.00% - 2.99% | 24 | 15 | 0 | 0 | 39 | ||||||||||
| 3.00% - 4.00% | 1,482 | 0 | 38 | 22 | 1,542 | ||||||||||
| 4.00%超 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | ||||||||||
| 合計 | $ | 1,509 | $ | 15 | $ | 41 | $ | 983 | $ | 2,548 | |||||
| 個別生命保険 - 変額/ユニバーサル生命保険 | |||||||||||||||
| 1.00%未満 | $ | 7 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 317 | $ | 324 | |||||
| 1.00% - 1.99% | 290 | 0 | 2,238 | 1,513 | 4,041 | ||||||||||
| 2.00% - 2.99% | 33 | 1,668 | 2,750 | 419 | 4,870 | ||||||||||
| 3.00% - 4.00% | 6,098 | 1,727 | 1,321 | 36 | 9,182 | ||||||||||
| 4.00%超 | 5,384 | 0 | 0 | 0 | 5,384 | ||||||||||
| 合計 | $ | 11,812 | $ | 3,395 | $ | 6,309 | $ | 2,285 | $ | 23,801 | |||||
| 国際事業 - ライフプランナー | |||||||||||||||
| 1.00%未満 | $ | 288 | $ | 41 | $ | 80 | $ | 2,984 | $ | 3,393 | |||||
| 1.00% - 1.99% | 2,653 | 27 | 0 | 0 | 2,680 | ||||||||||
| 2.00% - 2.99% | 1,901 | 0 | 0 | 0 | 1,901 | ||||||||||
| 3.00% - 4.00% | 372 | 0 | 0 | 0 | 372 | ||||||||||
| 4.00%超 | 384 | 0 | 0 | 0 | 384 | ||||||||||
| 合計 | $ | 5,598 | $ | 68 | $ | 80 | $ | 2,984 | $ | 8,730 | |||||
| 国際事業 - ジブラルタ生命など | |||||||||||||||
| 1.00%未満 | $ | 15,268 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 15,268 | |||||
| 1.00% - 1.99% | 7,778 | 52 | 0 | 0 | 7,830 | ||||||||||
| 2.00% - 2.99% | 2,645 | 267 | 29 | 0 | 2,941 | ||||||||||
| 3.00% - 4.00% | 6,327 | 0 | 0 | 0 | 6,327 | ||||||||||
| 4.00%超 | 8,688 | 0 | 0 | 0 | 8,688 | ||||||||||
| 合計 | $ | 40,706 | $ | 319 | $ | 29 | $ | 0 | $ | 41,054 | |||||
| 2023年12月31日現在 | ||||||||||||||||
| 保証最低予定利率の範囲 (1) | 保証最低利率 | 保証最低利率より 1 - 50bps高い | 保証最低利率より 51 - 150bps高い | 保証最低利率より 150bps超高い | 合計 | |||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||
| 退職戦略 - 法人 | ||||||||||||||||
| 1.00%未満 | $ | 589 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 589 | ||||||
| 1.00% - 1.99% | 1,552 | 0 | 0 | 0 | 1,552 | |||||||||||
| 2.00% - 2.99% | 596 | 0 | 0 | 0 | 596 | |||||||||||
| 3.00% - 4.00% | 5,041 | 0 | 0 | 0 | 5,041 | |||||||||||
| 4.00%超 | 1,906 | 0 | 0 | 0 | 1,906 | |||||||||||
| 合計 | $ | 9,684 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 9,684 | ||||||
| 退職戦略 - 個人 | ||||||||||||||||
| 1.00%未満 | $ | 908 | $ | 807 | $ | 18 | $ | 0 | $ | 1,733 | ||||||
| 1.00% - 1.99% | 218 | 2 | 1 | 0 | 221 | |||||||||||
| 2.00% - 2.99% | 29 | 4 | 4 | 0 | 37 | |||||||||||
| 3.00% - 4.00% | 1,942 | 13 | 10 | 0 | 1,965 | |||||||||||
| 4.00%超 | 95 | 0 | 0 | 0 | 95 | |||||||||||
| 合計 | $ | 3,192 | $ | 826 | $ | 33 | $ | 0 | $ | 4,051 | ||||||
| 退職戦略 - 個人定額年金保険 | ||||||||||||||||
| 1.00%未満 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 1 | $ | 117 | $ | 118 | ||||||
| 1.00% - 1.99% | 526 | 122 | 250 | 80 | 978 | |||||||||||
| 2.00% - 2.99% | 550 | 469 | 562 | 17 | 1,598 | |||||||||||
| 3.00% - 4.00% | 321 | 11 | 0 | 0 | 332 | |||||||||||
| 4.00%超 | 95 | 0 | 0 | 0 | 95 | |||||||||||
| 合計 | $ | 1,492 | $ | 602 | $ | 813 | $ | 214 | $ | 3,121 | ||||||
| 団体保険 - 生命保険/障害保険 | ||||||||||||||||
| 1.00%未満 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 1,147 | $ | 1,147 | ||||||
| 1.00% - 1.99% | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||
| 2.00% - 2.99% | 29 | 0 | 0 | 0 | 29 | |||||||||||
| 3.00% - 4.00% | 1,543 | 0 | 0 | 50 | 1,593 | |||||||||||
| 4.00%超 | 73 | 0 | 0 | 0 | 73 | |||||||||||
| 合計 | $ | 1,645 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 1,197 | $ | 2,842 | ||||||
| 個別生命保険 - 変額/ユニバーサル生命保険 | ||||||||||||||||
| 1.00%未満 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 368 | $ | 368 | ||||||
| 1.00% - 1.99% | 201 | 0 | 2,588 | 813 | 3,602 | |||||||||||
| 2.00% - 2.99% | 30 | 1,445 | 2,944 | 340 | 4,759 | |||||||||||
| 3.00% - 4.00% | 4,422 | 4,092 | 1,311 | 19 | 9,844 | |||||||||||
| 4.00%超 | 5,491 | 0 | 0 | 0 | 5,491 | |||||||||||
| 合計 | $ | 10,144 | $ | 5,537 | $ | 6,843 | $ | 1,540 | $ | 24,064 | ||||||
| 国際事業 - ライフプランナー | ||||||||||||||||
| 1.00%未満 | $ | 331 | $ | 43 | $ | 89 | $ | 1,996 | $ | 2,459 | ||||||
| 1.00% - 1.99% | 2,969 | 28 | 0 | 0 | 2,997 | |||||||||||
| 2.00% - 2.99% | 2,124 | 0 | 0 | 0 | 2,124 | |||||||||||
| 3.00% - 4.00% | 354 | 0 | 0 | 0 | 354 | |||||||||||
| 4.00%超 | 400 | 0 | 0 | 0 | 400 | |||||||||||
| 合計 | $ | 6,178 | $ | 71 | $ | 89 | $ | 1,996 | $ | 8,334 | ||||||
| 国際事業 - ジブラルタ生命など | ||||||||||||||||
| 1.00%未満 | $ | 15,975 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 15,975 | ||||||
| 1.00% - 1.99% | 9,016 | 63 | 0 | 0 | 9,079 | |||||||||||
| 2.00% - 2.99% | 3,114 | 310 | 36 | 0 | 3,460 | |||||||||||
| 3.00% - 4.00% | 4,378 | 0 | 0 | 0 | 4,378 | |||||||||||
| 4.00%超 | 5,419 | 0 | 0 | 0 | 5,419 | |||||||||||
| 合計 | $ | 37,902 | $ | 373 | $ | 36 | $ | 0 | $ | 38,311 | ||||||
| 2022年12月31日現在 | |||||||||||||||
| 保証最低予定利率の範囲 (1) | 保証最低利率 | 保証最低利率より 1 - 50bps高い | 保証最低利率より 51 - 150bps高い | 保証最低利率より 150bps超高い | 合計 | ||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||
| 退職戦略 - 法人 | |||||||||||||||
| 1.00%未満 | $ | 401 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 401 | |||||
| 1.00% - 1.99% | 1,575 | 0 | 0 | 0 | 1,575 | ||||||||||
| 2.00% - 2.99% | 672 | 0 | 0 | 0 | 672 | ||||||||||
| 3.00% - 4.00% | 5,697 | 0 | 0 | 0 | 5,697 | ||||||||||
| 4.00%超 | 1,510 | 0 | 0 | 0 | 1,510 | ||||||||||
| 合計 | $ | 9,855 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 9,855 | |||||
| 退職戦略 - 個人 | |||||||||||||||
| 1.00%未満 | $ | 1,009 | $ | 861 | $ | 19 | $ | 0 | $ | 1,889 | |||||
| 1.00% - 1.99% | 246 | 2 | 1 | 0 | 249 | ||||||||||
| 2.00% - 2.99% | 33 | 1 | 0 | 0 | 34 | ||||||||||
| 3.00% - 4.00% | 2,289 | 10 | 10 | 0 | 2,309 | ||||||||||
| 4.00%超 | 111 | 0 | 0 | 0 | 111 | ||||||||||
| 合計 | $ | 3,688 | $ | 874 | $ | 30 | $ | 0 | $ | 4,592 | |||||
| 退職戦略 - 個人定額年金保険 | |||||||||||||||
| 1.00%未満 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | |||||
| 1.00% - 1.99% | 614 | 113 | 250 | 83 | 1,060 | ||||||||||
| 2.00% - 2.99% | 474 | 0 | 0 | 0 | 474 | ||||||||||
| 3.00% - 4.00% | 389 | 4 | 0 | 0 | 393 | ||||||||||
| 4.00%超 | 105 | 0 | 0 | 0 | 105 | ||||||||||
| 合計 | $ | 1,582 | $ | 117 | $ | 250 | $ | 83 | $ | 2,032 | |||||
| 団体保険 - 生命保険/障害保険 | |||||||||||||||
| 1.00%未満 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 1,564 | $ | 1,564 | |||||
| 1.00% - 1.99% | 7 | 0 | 0 | 0 | 7 | ||||||||||
| 2.00% - 2.99% | 53 | 0 | 0 | 0 | 53 | ||||||||||
| 3.00% - 4.00% | 1,658 | 0 | 0 | 0 | 1,658 | ||||||||||
| 4.00%超 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | ||||||||||
| 合計 | $ | 1,721 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 1,564 | $ | 3,285 | |||||
| 個別生命保険 - 変額/ユニバーサル生命保険 | |||||||||||||||
| 1.00%未満 | $ | 12 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 12 | |||||
| 1.00% - 1.99% | 420 | 0 | 774 | 1,928 | 3,122 | ||||||||||
| 2.00% - 2.99% | 402 | 121 | 2,414 | 1,844 | 4,781 | ||||||||||
| 3.00% - 4.00% | 7,787 | 32 | 2,280 | 145 | 10,244 | ||||||||||
| 4.00%超 | 5,594 | 0 | 0 | 0 | 5,594 | ||||||||||
| 合計 | $ | 14,215 | $ | 153 | $ | 5,468 | $ | 3,917 | $ | 23,753 | |||||
| 国際事業 - ライフプランナー | |||||||||||||||
| 1.00%未満 | $ | 356 | $ | 27 | $ | 93 | $ | 404 | $ | 880 | |||||
| 1.00% - 1.99% | 3,175 | 24 | 0 | 0 | 3,199 | ||||||||||
| 2.00% - 2.99% | 2,285 | 0 | 0 | 0 | 2,285 | ||||||||||
| 3.00% - 4.00% | 330 | 0 | 0 | 0 | 330 | ||||||||||
| 4.00%超 | 405 | 0 | 0 | 0 | 405 | ||||||||||
| 合計 | $ | 6,551 | $ | 51 | $ | 93 | $ | 404 | $ | 7,099 | |||||
| 国際事業 - ジブラルタ生命など | |||||||||||||||
| 1.00%未満 | $ | 17,485 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 17,485 | |||||
| 1.00% - 1.99% | 10,064 | 0 | 0 | 0 | 10,064 | ||||||||||
| 2.00% - 2.99% | 3,277 | 345 | 43 | 0 | 3,665 | ||||||||||
| 3.00% - 4.00% | 2,555 | 0 | 0 | 0 | 2,555 | ||||||||||
| 4.00%超 | 1,303 | 0 | 0 | 0 | 1,303 | ||||||||||
| 合計 | $ | 34,684 | $ | 345 | $ | 43 | $ | 0 | $ | 35,072 | |||||
| (1) 指数連動予定利率特約付きファンドやジャパン・バリアブル商品など、保証最低予定利率が設定されていない契約を除く。 | |
未経過収益準備金
次の時点および期間におけるURRの残高および増減は以下のとおりである。
| 2024年12月31日に終了した事業年度 | |||||||||||
| 個人生命 保険 | 国際事業 | ||||||||||
| 変額/ユニバーサル 生命保険 | ライフ プランナー | ジブラルタ生命 など | 合計 | ||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||
| 期首残高 | $ | 4,613 | $ | 359 | $ | 95 | $ | 5,067 | |||
| 未経過収益 | 872 | 141 | 20 | 1,033 | |||||||
| 償却費 | (240) | (17) | (5) | (262) | |||||||
| その他調整 | 0 | (57) | (1) | (58) | |||||||
| 為替調整 | 0 | (23) | (7) | (30) | |||||||
| 期末残高 | $ | 5,245 | $ | 403 | $ | 102 | 5,750 | ||||
| その他 | 59 | ||||||||||
| 未経過収益準備金残高合計 | $ | 5,809 | |||||||||
| 2023年12月31日に終了した事業年度 | |||||||||||
| 個人生命 保険 | 国際事業 | ||||||||||
| 変額/ユニバーサル 生命保険 | ライフ プランナー | ジブラルタ生命 など | 合計 | ||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||
| 期首残高 | $ | 3,983 | $ | 231 | $ | 81 | $ | 4,295 | |||
| 未経過収益 | 841 | 147 | 22 | 1,010 | |||||||
| 償却費 | (211) | (10) | (5) | (226) | |||||||
| その他調整 | 0 | 3 | 0 | 3 | |||||||
| 為替調整 | 0 | (12) | (3) | (15) | |||||||
| 期末残高 | $ | 4,613 | $ | 359 | $ | 95 | 5,067 | ||||
| その他 | 49 | ||||||||||
| 未経過収益準備金残高合計 | $ | 5,116 | |||||||||
| 2022年12月31日に終了した事業年度 | |||||||||||
| 個人生命保険 | 国際事業 | ||||||||||
| 変額/ユニバーサル 生命保険 | ライフ プランナー | ジブラルタ生命 など | 合計 | ||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||
| 期首残高 | $ | 3,357 | $ | 181 | $ | 68 | $ | 3,606 | |||
| 未経過収益 | 815 | 67 | 24 | 906 | |||||||
| 償却費 | (189) | (5) | (6) | (200) | |||||||
| その他調整 | 0 | 5 | 1 | 6 | |||||||
| 為替調整 | 0 | (17) | (6) | (23) | |||||||
| 期末残高 | $ | 3,983 | $ | 231 | $ | 81 | 4,295 | ||||
| その他 | 51 | ||||||||||
| 未経過収益準備金残高合計 | $ | 4,346 | |||||||||
14. 市場リスクを伴う給付
次の表は、重要なMRB残高を有する唯一の事業部門である個人退職戦略における変額年金商品のMRB残高に関するロールフォワード、および当社の以下の期日における正味MRB合計残高への調整を示している。
| 12月31日に終了した各事業年度 | ||||||||
| 2024年 | 2023 | 2022年 | ||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||
| 期首残高 | $ | 4,038 | $ | 4,987 | $ | 13,392 | ||
| NPRの累積変動額の影響額 | 1,137 | 1,828 | 898 | |||||
| NPRの変動の影響を考慮する前の期首残高 | 5,175 | 6,815 | 14,290 | |||||
| 回収した帰属手数料 | 1,122 | 1,186 | 1,339 | |||||
| 保険金支払額 | (79) | (114) | (99) | |||||
| 未収利息 | 246 | 317 | 157 | |||||
| 見込額と実際との差異 | 47 | 80 | 126 | |||||
| 金利変動の影響 | (1,493) | (1,480) | (8,374) | |||||
| 株式市場の変動の影響 | (1,745) | (1,952) | 3,522 | |||||
| 仮定の更新の影響 | 93 | 342 | (152) | |||||
| 発行 | 72 | 23 | 0 | |||||
| その他調整(1) | (26) | (42) | (3,994) | |||||
| NPRの変動の影響を考慮する前の期末残高 | 3,412 | 5,175 | 6,815 | |||||
| NPRの累積変動額の影響額 | (672) | (1,137) | (1,828) | |||||
| 期末残高 | 2,740 | 4,038 | 4,987 | |||||
| 除く:再保険されたMRB | 654 | 616 | 24 | |||||
| 再保険控除後の期末残高 | 2,086 | 3,422 | 4,963 | |||||
| その他の事業 | 38 | 64 | 101 | |||||
| 正味MRB合計残高 | $ | 2,124 | $ | 3,486 | $ | 5,064 | ||
| (1) 2022年にはPALACの売却に関連する(4,061)百万ドルが含まれている。追加の情報については注記1を参照。 | |
2024年および2023年の両年度において当社は、元受および受再のMRBについての保険数理上の仮定の更新に起因する当期純利益への悪影響を認識したが、これは主に特定の変額年金保険に関する保険契約者の行動の仮定の更新によるものであった。当社は、2022年には元受および受再のMRBについての保険数理上の仮定の更新に起因する当期純利益への好影響を認識したが、これは主に特定の変額年金保険に関する死亡率および保険契約者の行動の仮定の更新によるものであった。
当社は、(1)契約に対して行われた積立総額から一部引出を差し引いた金額に最低リターンを加えた金額および/または(2)特定日における最も高い応答日の契約価値から引出を差し引いた金額以上の返還を当社が契約者に対して契約上保証する特定の変額年金保険契約を発行している。これらの保証には、死亡時、年金開始時あるいは積立期間中の所定日に支払われる保険金・給付金、ならびに所定の期間に支払われる引出しおよび年金給付も含まれる。
当社はまた、リターンが規定された指数のリターンに連動するが、契約に対して行われた積立総額から死亡時の一部引出を差し引いた金額以上の返還を当社が契約者に契約上保証する、指数連動変額年金保険も発行している。こうした指数連動変額年金保険契約の一部では、当社はまた、契約者に対して特定の期間中に支払われる引出額を契約上保証している。
死亡時に支払われる給付金の保証については、正味危険保険金額は、現在の最低保証死亡給付が貸借対照表日時点の現在の積立金残高を上回る分と通常定義される。これらの契約に関して当社が負担する主なリスクは、債券市場および株式市場のリターン、契約失効率、ならびに契約者死亡率などの当初これらの商品の価格設定に使用された仮定と実績の間に生ずる乖離、または仮定の変更に関係している。
年金開始時に支払われる給付金の保証については、正味危険保険金額は、契約に従って定められた契約者が得られる最低保証年金給付の現価が現在の積立金残高を上回る部分として通常定義される。これらの契約に関して当社が負担する主なリスクは、債券市場および株式市場のリターン、年金開始の時期、契約失効率、ならびに契約者死亡率など当初これら商品の価格設定に使用された仮定と実績の間に生ずる乖離、または仮定の変更に関係している。
解約時に支払われる給付金の保証については、正味危険保険金額は、契約に従って定められた契約者が得られる最低保証解約給付の現価が現在の積立金残高を上回る部分として通常定義される。
積立金残高の保証については、正味危険保険金額は最低保証積立金から現在の勘定残高を引いたものと通常定義される。これらの契約に関して当社が負担する主なリスクは、当初これらの商品価格設定時に使用された株式市場のリターン、金利、市場のボラティリティおよび契約者行動などの仮定と実績との間に生ずる乖離、または仮定の変更に関係している。
次の表は、上記のロールフォワード表に付随する情報を示している。
| 2024年12月31日 現在 | 2023年12月31日 現在 | 2022年12月31日 現在 | ||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||
| 正味危険保険金額(1) | $ | 9,285 | $ | 9,753 | $ | 13,180 | ||
| 契約者の加重平均到達年齢 | 71 | 70 | 69 | |||||
| (1) 複数の給付の特徴を有する契約については、各契約についての最大正味危険保険金額が含まれている。 | |
次の表は、以下の日付におけるMRBの資産と負債を調整している。
| 2024年12月31日現在 | ||||||||
| 退職戦略 | ||||||||
| 個人変額 年金保険 | その他の 事業 | 合計 | ||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||
| 元受および受再 | $ | 1,516 | $ | 9 | $ | 1,525 | ||
| 出再 | 804 | 2 | 806 | |||||
| MRB資産合計 | $ | 2,320 | $ | 11 | $ | 2,331 | ||
| 元受および受再 | $ | 4,256 | $ | 49 | $ | 4,305 | ||
| 出再 | 150 | 0 | 150 | |||||
| MRB負債合計 | $ | 4,406 | $ | 49 | $ | 4,455 | ||
| 純負債 | $ | 2,086 | $ | 38 | $ | 2,124 | ||
| 2023年12月31日現在 | ||||||||
| 退職戦略 | ||||||||
| 個人変額 年金保険 | その他の 事業 | 合計 | ||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||
| 元受および受再 | $ | 1,221 | $ | 11 | $ | 1,232 | ||
| 出再 | 746 | 3 | 749 | |||||
| MRB資産合計 | $ | 1,967 | $ | 14 | $ | 1,981 | ||
| 元受および受再 | $ | 5,259 | $ | 78 | $ | 5,337 | ||
| 出再 | 130 | 0 | 130 | |||||
| MRB負債合計 | $ | 5,389 | $ | 78 | $ | 5,467 | ||
| 純負債 | $ | 3,422 | $ | 64 | $ | 3,486 | ||
| 2022年12月31日現在 | ||||||||
| 退職戦略 | ||||||||
| 個人変額 年金保険 | その他の 事業 | 合計 | ||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||
| 元受および受再 | $ | 863 | $ | 9 | $ | 872 | ||
| 出再 | (76) | 4 | (72) | |||||
| MRB資産合計 | $ | 787 | $ | 13 | $ | 800 | ||
| 元受および受再 | $ | 5,850 | $ | 114 | $ | 5,964 | ||
| 出再 | (100) | 0 | (100) | |||||
| MRB負債合計 | $ | 5,750 | $ | 114 | $ | 5,864 | ||
| 純負債 | $ | 4,963 | $ | 101 | $ | 5,064 | ||
15. 再保険
当社は、主に今後の成長のための追加的能力をもたらし、多大なリスクに起因する最大純損失額を抑えるとともに、事業の売買を行うために、第三者による再保険に加入している。
2024年10月付で、当社はウィルトン・リインシュアランス・カンパニーおよびウィルトン・リインシュアランス・バミューダ・リミテッド(以下、総称して「ウィルトン再保険」)との間で、いずれもプルデンシャル・ファイナンシャルの完全子会社であるプルコ・ライフ・インシュアランス・カンパニー(以下「プルコ・ライフ」)およびプルコ・ライフ・インシュアランス・カンパニー・オブ・ニュージャージー(以下「PLNJ」)が発行する特定の保証付ユニバーサル生命保険契約を再保険する協約を締結した。これらの協約は、後述するサマーセット・リインシュアランス・リミテッド(以下「サマーセット再保険」)との再保険取引成立を受けて、2024年9月30日時点で当社が保有する保証付ユニバーサル生命保険ブロックに係る法定準備金の残額の約40%に相当する。この取引は共同保険ベースで構成され、再保険会計に従っている。この取引の結果、当社は開始時に980百万ドルの繰延再保険損失を認識し、この繰延損失は再保険契約の見積残存期間にわたって収益に償却される。
当社は、サマーセット再保険との間で、プルコ・ライフおよびPLNJ(両社ともプルデンシャル・ファイナンシャルの完全子会社)が発行する特定の保証付ユニバーサル生命保険を再保険する協約(2024年1月発効)を締結した。これらの保険は、2023年12月31日時点で当社の保有する保証付ユニバーサル生命保険ブロックに係る法定準備金の約30%に相当していた。この取引は修正共同保険ベースで構成され、再保険会計に従っている。この取引の結果、当社は開始時に363百万ドルの繰延再保険利益を認識したが、この繰延利益は再保険契約の見積残存期間にわたって収益に償却される。未払再保険金は、修正共同保険式再保険協約の下での当社の債務を意味するが、連結財政状態計算書において再保険回収見込み額と相殺されている。これとは別に、プルデンシャル・ファイナンシャルの完全子会社であったPALACは、サマーセット再保険との間で、定額指数連動年金保険契約について比例留保金ベースで共同保険式再保険協約(2019年9月発効)を締結した。その後、2022年4月のPALAC売却に伴い、同契約は2021年10月にPALACからプルコ・ライフに更改された。この再保険協約(預託金方式で会計処理)に基づき、当社はサマーセット再保険に対し、出再契約に係る保険債務の比例割当分を出再している。2024年12月31日現在および2023年12月31日現在の預託金はそれぞれ2,795百万ドルおよび1,619百万ドルであり、2024年12月31日現在および2023年12月31日現在の留保金負債はそれぞれ2,595百万ドルおよび1,518百万ドルであった。
2023年9月付で、当社はプリズミック再保険と約9十億ドルの準備金を再保険する契約を締結した。これは、PICAが過去に発行した有効な仕組型和解年金事業の約70%に相当し、うち90%は資金留保ベースの共同保険で、10%は共同保険ベースである。年金加入者の生涯にわたって定期的な支払いを提供する仕組決済型年金の再保険は、再保険会計に従う。保証期間にわたって支払いを提供し、生死の偶然性リスクを含めない仕組決済型年金の再保険は、預金会計に従う。この取引の結果、当社は開始時に決算後の調整含め342百万ドルの繰延再保険損失を認識し、この繰延損失は再保険契約の見積残存期間にわたって収益に償却される。
2023年4月より、コンステレーション・インシュアランス・ホールディングス・インクの関連会社であるオハイオ・ナショナル・インシュアランス・カンパニー(現在はオーグスターとして知られている)との間で、プルデンシャル・ファイナンシャルの100%所有子会社であるプルコ・ライフが発行した保証生前給付付きの伝統的な変額年金契約であるPDIの口座価値約10十億ドルを再保険する契約を締結した。このブロックは、口座価値で、当社が保有する残存伝統的変額年金保険ブロックの約10%に相当する。当社は、修正共同保険式再保険協約のもとで分離勘定負債の100%、および共同保険協約のもとでプルコ・ライフが発行したPDI伝統的変額年金保険契約の一般勘定負債の100%を出再した。PDIの生前給付保証および死亡給付保証に関連する一般勘定負債およびこれらの負債の対応する再保険は、市場リスクを伴う給付として会計処理されている。この取引の結果、当社は開始時に309百万ドルの繰延再保険利益を認識したが、この繰延利益は再保険契約の見積残存期間にわたって収益に償却される。
総合退職金事業の売却に伴い、当社は2022年4月より、外部のカウンターパーティであるグレートウェストおよびグレートウェスト・ライフ・アンド・アニュイティ・インシュアランス・カンパニー・オブ・ニューヨーク(現在はエムパワー・アニュイティ・インシュアランス・オブ・アメリカおよびエムパワー・ライフ・アンド・アニュイティ・インシュアランス・カンパニー・オブ・ニューヨークとして知られる)のそれぞれと総合退職金事業の一部を再保険する個別の契約を締結している。当社は総合退職金事業について、修正共同保険式再保険協約のもとで分離勘定負債の100%、共同保険協約のもとで一般勘定負債の100%を出再した。当社の総合退職金事業は、マーケットバリューおよびステーブルバリューの分離勘定と、ステーブルバリューの積立ファンドやシンセティックGICとして知られるステーブルバリュー・ラップ商品などの一般勘定商品で構成されている。これらの商品の大半は、重大な保険リスクを含んでいないため投資契約とみなされ、したがって、これらの商品の再保険は預託金方式で会計処理されている。再保険契約は、保険契約者に当社からエムパワーへ契約を更改する機会を提供し、それにより更改された契約は本契約に基づく出再保険の対象ではなくなる。
2022年4月に、PALAC法人(現社名フォーティテュード・ライフ・インシュランス・アンド・アニュイティ・カンパニー、以下「FLIAC」)の売却に伴い、当社はFLIACと再保険契約を締結し、修正共同保険式再保険協約のもとでFLIACのすべての指数連動変額年金保険を引き受けた。指数連動変額年金保険の再保険は、再保険契約に組み込まれる死亡リスクを含め、すべての重大なリスクの移転を伴う。この契約の結果、再保険金回収見込額には、引き受けた修正共同式再保険の未収金が含まれ、これにはFLIACが保持する投資資産の価値とそれに伴う資産リターンが反映されている。また、当社は共同式再保険を通じて、預託金方式で会計処理される、FLIAC社の終身引出保証機能付きの定額指数連動型年金保険のすべてを引受けた。再保険契約は、保険契約者にFLIACから当社へ契約を更改する機会を提供し、それにより更改された契約は本契約に基づく出再保険の対象ではなくなる。
当社は、2015年4月を発効日として、外部のカウンターパーティであるユニオン・ハミルトン・リインシュアランス・リミテッド(以下「ユニオン・ハミルトン」)との間で、保証給付の機能であるハイエスト・デイリー・ライフタイム・インカム(以下「HDI」)v.3.0付きのプルデンシャル・プレミア®退職変額年金契約の約50%を出再する契約を締結した。この再保険契約は、2015年4月1日から2016年12月31日までの間に新しく締結されるHDI v.3.0変額年金契約の大半を担保するもので、2016年12月31日現在で新規特約保険料のうちユニオン・ハミルトンへの累積比例配分額は2.9十億ドルに達している。この契約の対象となる保険に係る再保険は、原年金契約の期間にわたって効力が継続する。2016年12月31日以降の新規契約は、この外部再保険契約では担保されない。この再保険契約は市場リスクを伴う給付として会計処理されている。
2013年1月、当社はハートフォード・ファイナンシャル・サービシズ・グループ・インク(以下「ハートフォード・ファイナンシャル」)の子会社3社との再保険取引を通じて、ハートフォード生命保険事業を買収した。関連する契約に基づき、当社は純保有契約高が約141十億ドルに上る約700,000件の生命保険契約について、再保険を提供した。当社は、共同保険式再保険協約、および特定の種類の一般勘定保険契約に関しては修正共同式再保険協約を通じて、一般勘定事業を買収した。また、当社は修正共同保険協約を通じて分離勘定事業を買収した。2018年5月、ハートフォード・ファイナンシャルは事業子会社のグループをタルコット・リゾリューション・ライフ・インシュアランス・カンパニー(以下「タルコット・リゾリューション」)に売却し、このグループには当該再保険協約での当社のカウンターパーティが2社含まれていた。タルコット・リゾリューションは2021年7月にシックスス・ストリートによって買収された。これらのカウンターパーティの支配の変更の結果、当社の条件、権利もしくは義務、またはこれらの再保険協約の運用に影響はない。
2011年以来、当社は英国における年金債務を引き受けるために、数多くの再保険契約を締結している。これらの契約に基づき、当社は一定の記名された年金受給者への年金給付に関する寿命リスクを引き受け、そして一部の契約では投資リスクも引き受けている。
2006年に、当社は再保険取引によってオールステート・コーポレーション(以下「オールステート」)の変額年金保険事業を買収した。オールステートとの再保険協約には、一般勘定の引受負債に関する共同保険式再保険協約と、分離勘定の引受負債に関する修正共同保険式再保険協約が含まれている。未払再保険金は、修正共同保険式再保険協約の下での当社の債務を意味するが、連結財政状態計算書において再保険回収見込み額と相殺されている。2021年度第4四半期に、オールステートは上記の変額年金再保険取引のカウンターパーティ2社を第三者に売却した。これらのカウンターパーティの支配の変更の結果、当社の条件、権利もしくは義務、またはこれらの再保険協約の運用に影響はない。
米国内の事業に関して、生命保険および障害年金については、一年毎更新の契約、一人当たり超過損害額、超過損害額および共同保険契約を中心に、様々な再保険制度を利用している。当社は、2000年以降に販売した個人生命保険の死亡リスクの重要な部分を出再した。出再保険は、主に自動的に行われているが、一部の特定のリスクについては任意で再保険が使用される。当社は、死亡1件当たり30百万ドルまで保有する承認を受けており、歴史的にその金額まで保有してきたが、2013年に死亡1件当たりの運用上の保有額を20百万ドルに引き下げ、2020年からは、新規ビジネスでは死亡1件当たり10百万ドルに引き下げた。運用上の限度額を超過する保有額は、例外として扱われる。
海外事業では、再保険は特定の新商品の販売に関して経験値を得るため、そして程度は少ないが、特定のプロテクション商品に対する死亡リスクを軽減し、資本管理目的のために使用される。
12月31日に終了する各事業年度についての保険料、契約賦課金および報酬収益、関連するヘッジ損益控除後の市場リスクを伴う給付の価値の変動、契約者保険金・給付金、ならびに責任準備金見積額の増減に関して、連結損益計算書に計上されている再保険の金額は、以下のとおりである。
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||
| 元受保険料 | $ | 39,222 | $ | 29,475 | $ | 34,721 | ||
| 受再保険 | 6,167 | 5,005 | 4,072 | |||||
| 出再保険 | (2,492) | (7,116) | (2,318) | |||||
| 保険料 | $ | 42,897 | $ | 27,364 | $ | 36,475 | ||
| 元受契約賦課金および報酬収益 | $ | 4,629 | $ | 3,933 | $ | 3,916 | ||
| 受再保険 | 1,188 | 1,228 | 1,247 | |||||
| 出再保険 | (1,519) | (634) | (548) | |||||
| 契約賦課金および報酬収益 | $ | 4,298 | $ | 4,527 | $ | 4,615 | ||
| 市場リスクを伴う給付の価値の直接的増減 (関連するヘッジ利益(損失)を控除後) | $ | (405) | $ | 123 | $ | (308) | ||
| 受再保険 | 134 | 120 | 21 | |||||
| 出再保険 | (126) | (187) | (122) | |||||
| 市場リスクを伴う給付の価値の増減(関連するヘッジ 利益(損失)を控除後) | $ | (397) | $ | 56 | $ | (409) | ||
| 元受保険金 | $ | 43,743 | $ | 32,044 | $ | 38,081 | ||
| 受再保険 | 7,722 | 7,128 | 5,900 | |||||
| 出再保険 | (4,346) | (8,241) | (3,165) | |||||
| 契約者保険金・給付金 | $ | 47,119 | $ | 30,931 | $ | 40,816 | ||
| 責任準備金見積額の直接的増減 | $ | 112 | $ | 447 | $ | 1,504 | ||
| 受再保険 | 78 | (147) | 471 | |||||
| 出再保険 | (227) | 37 | (1,321) | |||||
| 責任準備金見積額の増減 | $ | (37) | $ | 337 | $ | 654 | ||
12月31日現在の再保険金回収見込額は以下のとおりである。
| 2024年 | 2023年 | ||||
| (単位:百万ドル) | |||||
| 個人・団体年金保険 (1) | $ | 6,987 | $ | 7,516 | |
| 生命保険 (2) | 19,098 | 8,806 | |||
| その他再保険 | 401 | 415 | |||
| 再保険金回収見込額合計 (3)(4) | $ | 26,486 | $ | 16,737 | |
| (1) 主に、当社が保有する仕組型和解年金事業の一部を再保険したプリズミック再保険との再保険契約に基づく2024年12月31日現在および2023年12月31日現在の再保険金回収見込額それぞれ5,506百万ドルおよび5,981百万ドルを表している。また、当社は2024年12月31日現在および2023年12月31日現在、プリズミック再保険との再保険契約に関連して資金留保された未払金それぞれ7,796百万ドルおよび8,543百万ドルも計上している。また、FLIACとの再保険契約に基づいて設定された修正共同再保険の未収金を表す再保険金回収見込額も含んでおり、この再保険契約において、当社はFLIACのすべての指数連動変額年金保険(2024年12月31日現在で1,442百万ドル、2023年12月31日現在で1,485百万ドル)を引き受けている。 (2) ハートフォード生命保険事業の買収に関連する再保険協約に基づいて計上された再保険回収見込額(2024年12月31日現在および2023年12月31日現在でそれぞれ2,033百万ドルおよび2,090百万ドル)を含む。当社はまた、ハートフォード生命保険事業の買収に関連する未払再保険金(2024年12月31日現在および2023年12月31日現在でそれぞれ1,387百万ドルおよび1,396百万ドル)を計上している。また、当社が保有する保証付ユニバーサル生命保険契約ブロックの一部を再保険したサマーセット再保険との再保険協約に基づいて計上された修正共同保険式再保険貸に係る正味再保険回収見込み額1,591百万ドル(2024年12月31日現在)も含まれる。加えて、当社が保有する保証付ユニバーサル生命保険契約ブロックの一部を再保険したウィルトン再保険との再保険協約に基づいて計上された共同保険式再保険貸に係る再保険回収見込み額7,478百万ドル(2024年12月31日現在)も含まれる。 (3) 2024年12月31日現在および2023年12月31日現在の両時点で、(12)百万ドルの貸倒引当金を控除後。 (4) 2024年12月31日現在および2023年12月31日現在の預かり金会計処理での預金債権、それぞれ11,194百万ドルおよび10,574百万ドルを除く。プリズミック再保険との再保険契約に関連する預金債権は、2024年12月31日現在および2023年12月31日現在で、それぞれ3,578百万ドルおよび3,771百万ドル。 | |
ハートフォード生命保険事業に関連する再保険回収見込額を除くと、大手再保険会社4社が2024年12月31日現在の当社の再保険回収見込額の約67%を占める。当社は、再保険会社の支払不能による損失のリスクを軽減するために、再保険会社の財務状態、当該会社からの回収見込額および未経過再保険料を定期的に見直している。予想信用損失は、当社が信託、信用状または資金留保契約の形で入手した担保を考慮した後、CECL引当金に反映される。CECLに関する詳細については注記2を参照。当社は、当社の国際長寿再保険取引の下で、カウンターパーティの債務不履行リスクを軽減させるための担保をカウンターパーティから受け入れている。
16. クローズド・ブロック
株式会社化の日である2001年12月18日において、PICAは、一定の有配当の現保有保険契約および年金商品、ならびにこれらの商品の保険金・給付金および契約者配当金の支払に用いられる対応資産(以下「クローズド・ブロック」と総称)に対して、クローズド・ブロックを設定し、これらの配当付商品の販売を打ち切った。計上資産および負債は、帳簿価額でクローズド・ブロックに配分された。クローズド・ブロックは、クローズド・ブロック部門の主な構成要素となっている。クローズド・ブロックに関する財務情報については注記23を参照。クローズド・ブロック事業を構成する保険契約および年金契約は、2001年12月18日付でニュージャージー州銀行保険局(以下「NJDOBI」)によって承認された再編計画に準拠して管理され、PICAはクローズド・ブロックに属する保険契約および年金契約について直接の債務を負っている。
クローズド・ブロックに含まれる契約は、株式会社化の日における有効な契約であり、PICAが実績に基づく契約者配当金を現在支払っている、または支払う予定の、特定の個人生命保険契約および個人年金保険契約である。保険金・給付金支払のための準備金繰入、一定の経費および税金を含むクローズド・ブロックの契約に関連した債務および負債に対応し、かつ2000年に実施された契約者配当の基礎となった経験率が継続するとの仮定の下で当該契約者配当と同等の配当を継続して支払うために、クローズド・ブロックに含まれる契約からの収益と併せて十分となることが期待されるキャッシュ・フローを生成するものとして決定された金額が、資産としてクローズド・ブロックに配分されている。時の経過によりクローズド・ブロックに配分された資産からのキャッシュ・フロー、保険金・給付金支払およびクローズド・ブロックに関連した他の経験値が合計で、クローズド・ブロックを設定した際の仮定よりも良好または不調である範囲内において、クローズド・ブロックの契約者に支払われる総配当額は、2000年に実施された契約者配当が継続すると仮定した場合に契約者に支払われる総配当額と比べ増減する。仮定された金額を超過したキャッシュ・フローは、クローズド・ブロックの契約者への分配に利用され、株主のために用いられることはない。保証された保険金・給付金支払いを行うための十分な資金がクローズド・ブロックにない場合、PICAのクローズド・ブロック以外の資産から支払われる予定である。ニュージャージー州保険規制当局の同意のもとでクローズド・ブロックを予定より早く消滅させることがなければ、クローズド・ブロック内の契約が有効である限り、クローズド・ブロックは継続する予定である。
株式会社化の日におけるクローズド・ブロック資産を超過したクローズド・ブロック負債(AOCI関連の額の影響を消去し、調整された額)は、クローズド・ブロックに起因する事業から生じると予測されるクローズド・ブロックからのその日における税引後の見積最大将来利益を示している。クローズド・ブロックの設定にあたり、当社はこの最大将来利益のタイミングについて保険数理上の計算を行った。クローズド・ブロックの開始時から任意の期末までの実際累積利益が見積累積利益を上回る場合、見積利益だけが利益として認識される予定である。見積累積利益を超過した実際累積利益は、保険契約者に対する未分配累積利益を意味しており、契約者配当準備金として計上される。契約者配当準備金は、追加的な契約者配当としてクローズド・ブロックの契約者に支払われる額を示すが、当初の想定よりも好ましくない将来のクローズド・ブロック業績と相殺されることがある。クローズド・ブロックの開始時から任意の期末までの実際累積利益がクローズド・ブロックの見積累積利益を下回った場合、当社は実際利益のみを利益として認識する予定である。
2024年12月31日現在、当社は、実際累積利益が見積累積利益を上回った場合のクローズド・ブロックの契約者に対し、2,096百万ドルの契約者配当準備金を認識したが、この金額を超える未実現投資損失の累積により、2024年12月31日現在の契約者配当準備金の残高はゼロとなった。2023年12月31日現在、当社は、見積累積利益を超過する分の実際累積利益に関して、クローズド・ブロック契約者に対する契約者配当準備金を2,873百万ドルを認識した。さらに、累積未実現純投資利益(損失)は、2023年12月31日現在、(2,081)百万ドルの契約者配当準備金として反映され、対応する金額がAOCIに計上された。
PICAの取締役会は、毎年12月に、クローズド・ブロック契約で有効となる配当水準の引上げ、維持、または引下げについて決議している。これらの結果、認識された契約者配当債務は、2022年、2023年および2024年12月31日に終了した年度にそれぞれ約30百万ドル、77百万ドルおよび109百万ドル増加した。
2024年12月31日現在、クローズド・ブロックには保証された保険金・給付金支払いを行うための十分な資金があり、将来の支払いを賄うためにクローズド・ブロック以外の資産が必要になるとは予想されていない。以下の表に示された報告期間の終了時点におけるクローズド・ブロックの資産に対するクローズド・ブロックの負債の超過額は、現在の配当規模を前提とする最良推定負債に対する報告済み負債のマージンを合理的に示している。クローズド・ブロックに指定されたクローズド・ブロックの負債および資産、ならびにこれらの負債および資産から認識される最大将来利益は以下のとおりである。
| 2024年 | 2023年 | ||||
| (単位:百万ドル) | |||||
| クローズド・ブロック負債 | |||||
| 責任準備金 | $ | 42,464 | $ | 43,587 | |
| 未払契約者配当金 | 688 | 648 | |||
| 契約者配当準備金 | 0 | 792 | |||
| 保険契約者預り金勘定 | 4,359 | 4,500 | |||
| その他クローズド・ブロック負債 | 3,346 | 3,605 | |||
| クローズド・ブロック負債合計 | 50,857 | 53,132 | |||
| クローズド・ブロック資産 | |||||
| 売却可能満期固定証券、公正価値 | 28,570 | 30,314 | |||
| 売買目的満期固定証券、公正価値 | 647 | 887 | |||
| 持分証券、公正価値 | 1,642 | 1,970 | |||
| 商業モーゲージおよびその他貸付 | 7,652 | 7,769 | |||
| 保険約款貸付 | 3,348 | 3,479 | |||
| その他投資資産 | 4,929 | 4,513 | |||
| 短期投資 | 520 | 232 | |||
| 投資合計 | 47,308 | 49,164 | |||
| 現金および現金同等物 | 400 | 993 | |||
| 未収投資収益 | 403 | 421 | |||
| その他クローズド・ブロック資産 | 367 | 138 | |||
| クローズド・ブロック資産合計 | 48,478 | 50,716 | |||
| 報告されたクローズド・ブロック資産を超過したクローズド・ブロック負債 | 2,379 | 2,416 | |||
| 上記のうちその他の包括利益(損失)累計額部分: | |||||
| 未実現純投資利益(損失) | (2,299) | (2,241) | |||
| 契約者配当準備金への分配額 | 2,096 | 2,081 | |||
| クローズド・ブロック資産およびクローズド・ブロック負債から認識される 将来利益 | $ | 2,176 | $ | 2,256 | |
契約者配当準備金の詳細は、次のとおりである。
| 2024年 | 2023年 | ||||
| (単位:百万ドル) | |||||
| 1月1日現在残高 | $ | 792 | $ | 0 | |
| 契約者配当準備金への分配可能利益の影響 | (777) | (334) | |||
| 契約者配当準備金に配分された未実現純投資利益(損失)の変動 | (15) | 1,126 | |||
| 12月31日現在残高 | $ | 0 | $ | 792 | |
12月31日に終了した各事業年度のクローズド・ブロック収益、保険金・給付金および費用は以下のとおりである。
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||
| 収益 | ||||||||
| 保険料 | $ | 1,689 | $ | 1,675 | $ | 1,698 | ||
| 純投資収益 | 2,041 | 1,949 | 1,980 | |||||
| 実現投資利益(損失)、純額 | (769) | (380) | (270) | |||||
| その他収益(損失) | 319 | 411 | (447) | |||||
| クローズド・ブロック収益合計 | 3,280 | 3,655 | 2,961 | |||||
| 保険金・給付金および費用 | ||||||||
| 契約者保険金・給付金 | 2,343 | 2,354 | 2,428 | |||||
| 契約者預り金勘定への付与利息 | 117 | 118 | 121 | |||||
| 契約者配当金 | 641 | 1,008 | 115 | |||||
| 一般管理費 | 266 | 280 | 302 | |||||
| クローズド・ブロック保険金・給付金および費用合計 | 3,367 | 3,760 | 2,966 | |||||
| クローズド・ブロック保険金・給付金および費用控除後、 税金控除前クローズド・ブロック収益 | (87) | (105) | (5) | |||||
| 法人所得税費用(ベネフィット) | (166) | (176) | (103) | |||||
| クローズド・ブロック保険金・給付金、費用および税金控除後、 クローズド・ブロック収益 | $ | 79 | $ | 71 | $ | 98 | ||
17. 法人所得税
次の明細表は、表示された各事業年度の法人所得税費用(ベネフィット)の主要な内訳を表示している。
| 12月31日に終了した各事業年度 | ||||||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||
| 当年度法人所得税費用(ベネフィット): | ||||||||
| 米国 | $ | 495 | $ | (4) | $ | 214 | ||
| 米国州および地方 | 35 | 25 | 15 | |||||
| 外国 | 755 | 667 | 480 | |||||
| 当年度法人所得税費用(ベネフィット)合計 | 1,285 | 688 | 709 | |||||
| 繰延法人所得税費用(ベネフィット): | ||||||||
| 米国 | (545) | 323 | (789) | |||||
| 米国州および地方 | (1) | 0 | 1 | |||||
| 外国 | (232) | (398) | (200) | |||||
| 繰延法人所得税費用(ベネフィット)合計 | (778) | (75) | (988) | |||||
| 合弁事業およびその他の運営事業体損益に対する持分反映前利益(損失)に係る法人所得税費用(ベネフィット)合計 | 507 | 613 | (279) | |||||
| 合弁事業およびその他の運営事業体損益に対する持分に係る法人所得税費用(ベネフィット) | 41 | 34 | 25 | |||||
| 非継続事業に係る法人所得税費用(ベネフィット) | 0 | 0 | 0 | |||||
| 次に関連して資本計上された法人所得税費用(ベネフィット): | ||||||||
| その他の包括利益(損失) | 364 | (837) | 2,555 | |||||
| 法人所得税費用合計 | $ | 912 | $ | (190) | $ | 2,301 | ||
法定税率による予想税額と報告された法人所得税費用(ベネフィット)の調整計算
2024年、2023年および2022年に適用される法定の米国連邦法人所得税率21%による予想税額と、報告された法人所得税費用(ベネフィット)の差異の要約は、次のとおりである。
| 12月31日に終了した各事業年度 | |||||||||||
| 2024年 | 2023年(1) | 2022年(1) | |||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||
| 連邦法人所得税費用(ベネフィット)予想額 | $ | 674 | $ | 645 | $ | (397) | |||||
| 非課税投資収益 | (168) | (162) | (86) | ||||||||
| 米国税率以外の外国税 | 189 | 191 | 122 | ||||||||
| 低所得者用住宅その他に関する税額控除 | (94) | (106) | (128) | ||||||||
| 税法の変更 | 50 | (99) | (11) | ||||||||
| GILTI | (24) | 5 | 101 | ||||||||
| 子会社の売却 | (10) | 0 | 86 | ||||||||
| 損金不算入費用 | 39 | 29 | 21 | ||||||||
| 評価性引当金の増減額 | (45) | 111 | 16 | ||||||||
| 州税(連邦給付控除後) | 26 | 20 | 13 | ||||||||
| その他 | (130) | (21) | (16) | ||||||||
| 報告された法人所得税費用(ベネフィット)合計 | $ | 507 | $ | 613 | $ | (279) | |||||
| 実効税率 | 15.8 | % | 20.0 | % | 14.7 | % | |||||
| (1) 過年度の金額は、当年度の表示に合わせて改訂されている。 | |
実効税率は、「法人所得税費用(ベネフィット)合計」を「法人所得税、合弁事業およびその他の運営事業体損益に対する持分反映前利益」で除した比率である。当社の2024年度、2023年度および2022年度の実効税率は、それぞれ15.8%、20.0%および14.7%である。2024年、2023年および2022年に適用された当社の法定米国連邦所得税率21%と、当社の各期間における実効税率との差異に重要な影響を与えた項目の説明は以下の通りである。
非課税投資収益。米国の受取配当控除(以下「DRD」)は、米国の課税対象となる受取配当金収入額を減額し、上記の表における非課税投資収益に含まれる。具体的には、米国DRDは2024年の非課税投資収益の合計168百万ドルのうちの55百万ドル、2023年は合計162百万ドルのうちの62百万ドル、2022年は合計86百万ドルのうちの78百万ドルを占めている。当期のDRDは、2023年の情報、当期の投資運用実績および当年の株式市場の状況を使用して見積もられている。当期の実際のDRDは異なるものになる可能性があり、その要因は、DRD適格な受取配当金額の変動、ファンド投資からの分配額の変動、変額生命保険および変額年金保険の契約残高の変動ならびに当社のDRD前での課税所得などがあるが、これらに限るものではない。
*米国税率以外の外国税。*当社の米国以外の税管轄地で最大の地域における合算法定法人所得税率は、日本が約28%であり、これに対して2024年、2023年および2022年に適用される米国連邦法人所得税率は21%である。
*米国税法952条上の選択。*当社は2017税務年度より、ブラジルにおける保険事業からの利益を、利益を計上した税務年度に、関連する外国税額控除相殺後に、米国の税金の対象とする税務上の選択を行った。この選択は、これらの収益に対する当社の課税率を、ブラジルの約40%から米国の21%に引き下げる効果がある。この選択に伴い、当社は関連する繰延税金資産をこれまでのブラジルの45%から米国の21%に再測定したため、選択時に追加の法人所得税費用が発生した。税率の引下げの正味での影響額として、法人所得税費用が2021年には純額で12百万ドル減少した。2022年に外国税額控除規則が発行された結果および2021年以降のブラジルの所得税の控除性に関する不確実性の結果として、2017年以降の税年度に対する米国税法952条の選択による純効果は2022年に取り消された。以下の「外国税額控除規則」を参照。
*外国税額控除規則。*財務省とIRSは2022年1月4日、米連邦所得税上で特定の外国税の控除可否に影響を与える「最終規則」を連邦官報(財務省告示9959)に掲載した。最終規則は、ブラジルに支払われた税金に対して米国の外国税額控除を請求できるかどうかについての不確実性を生じさせた。ブラジルに支払われた税金に対する外国税額控除の申請可否は、収益課税年度に、ブラジルにおける当社の保険事業からの収益を、関連する外国税額控除を差し引いて米国で課税するために内国歳入法第952条に従って選択するベネフィットに影響を与えた。最終規則についての当社の解釈に基づき、2022年12月31日に終了した年度について、当社の業績の一環として反映する税費用は純額で11百万ドルである。これは、2017年から2021年の課税年度における第952条選択による純効果が取消されたものである。当社は、この選択は2021年以降の課税年度には適用されないことを引き続き前提としている。
2023年8月7日、IRSは通知2023-55を公表した。この通知は2022年および2023年課税年度の米国外国税額控除の適用可否の判断にあたり、納税者に暫定的な救済措置を提供するものである。その後、2023年12月11日にIRSは通知2023-80を発行し、暫定的な救済措置を撤回もしくは修正する通知または他の指針が発行される日以前に終了する課税年度までこの救済措置を延長し、最終規則が一般に課される外国所得税に代わって納付された税金の信用性について行っていた一定の変更を廃止した。この指針の結果、当社は2022年および2023年の課税年度において、ブラジルに対して支払った税金の米国外国税額控除を請求し、2024年にブラジルに支払った税金についても米国外国税額控除を請求することになる。これにより、2022年のGILTI税が7百万ドル軽減され、2023年および2024年のブラジル事業のGILTI非適用に寄与した。
*低所得者用住宅その他に関する税額控除。*これらの金額には、米国税法に規定された、低所得のアメリカ人向けの手ごろな住宅の開発のための控除および外国税額控除が含まれている。
*税法改正。*2023年12月、バミューダ政府はOECDの第二の柱の規定の適用範囲内にあるバミューダ内で設立または運営される企業に対して、適用される外国税額控除を差引後に15%の所得税を課す法人所得税を制定した。バミューダの法人所得税は、2025年1月1日に始まる課税年度から適用される。2027年1月1日以前に終了した会計年度については、当社はバミューダ法人所得税から、米国税法上の支配外国法人であるバミューダ法人の所得を除外することを選択する予定である。バミューダの法人所得税の適用の可能性については、いくつかの未確定項目がある。2023年、当社はバミューダ税法の変更の結果として99百万ドルの純税効果を反映したが、これは対応する評価引当金の変更によって完全に相殺された。2024年に、当社は50百万ドルの純法人所得税の修正を計上したが、これは対応する評価引当金の変動によって全額が相殺された。
*子会社の売却。*この項目は主に、売却した子会社の税務ベースとGAAPベースとの間の差異に関連している。最近の売却についての追加の情報は注記1を参照。
GILTI. GILTIの規定は、外国子会社の有形資産みなし利益率10%を超える連結外国子会社の利益に米国のミニマム税を適用する。これは、この外国関係会社の利益に50%の米国の税率を課し、外国法人所得税に部分的な外国税額控除を認めるものである。PFIの連結納税申告書において税務上の繰越欠損金または繰戻欠損金を含め、米国源泉の業務に帰属する損失が報告された年度において、GILTI規定はGILTIで容認される減額や控除を制限する可能性がある。2022年には、主にGILTI規定に関連する外国税額控除の制限により、101百万ドルの税金が生じた。これらの制限は、2023年または2024年に重大な影響を与えなかった。2024年に、当社は日本の事業における一部の商品について税務会計の方法を変更することについてIRSの同意を受領し、これにより2022年のGILTI税負債が減少した。
2020年7月20日、米国財務省および内国歳入庁は、国外関連会社が支払った税金が当該国外関連会社のGILTI金額の18.9%(米国の法定税率21%の90%)を超える場合に、内国歳入法第951A条に従って特定のGILTI金額を米国の税務申告から除外すること(「高税率除外」)の年次選択を認める最終規則(財務省告示9902)を公布した。これらの規則は、2017年以降に開始するすべての課税年度に適用される選択を伴う2021課税年度から効力を発する。日本およびブラジルを含め、当社が事業を営む多くの国では、課税ベースを決定するために使用される現地の税法とGILTIを決定するために使用される米国の税務原則との間に差異がある。また、当社の日本の関連会社の課税年度は、GILTIを決定するために使用される米国の暦年とは異なる。したがって、日本およびブラジルを含む多くの国では法定実効税率が閾値である18.9%を超えているが、個々の関連会社が毎年は閾値である18.9%を超えない場合があり、そのため、この年次除外の対象外となる可能性がある。当社は、2022年および2023年の税務年度において高税率除外を選択し、2024税務年度においても高額税率除外を選択する予定である。
その他。この項目は、個別には算出された予想連邦法人所得税費用(ベネフィット)の5%未満の調整項目で、したがって該当する開示指針に従ってこの調整計算目的のために合算された項目を表している。
繰延税金資産および繰延税金負債明細表
| 12月31日現在 | ||||||
| 2024年 | 2023年 | |||||
| (単位:百万ドル) | ||||||
| 繰延税金資産: | ||||||
| 未実現純投資損失 | $ | 6,987 | $ | 4,047 | ||
| 契約者配当金 | 55 | 213 | ||||
| 繰越欠損金および繰越キャピタル・ロス | 360 | 178 | ||||
| 従業員給付額 | 271 | 332 | ||||
| 投資 | 2,448 | 2,883 | ||||
| 営業権およびその他の無形資産 | 313 | 335 | ||||
| 評価性引当金控除前繰延税金資産 | 10,434 | 7,988 | ||||
| 評価性引当金 | (238) | (290) | ||||
| 評価性引当金控除後繰延税金資産 | 10,196 | 7,698 | ||||
| 繰延税金負債: | ||||||
| 保険契約準備金 | 4,629 | 2,742 | ||||
| 繰延保険契約取得費用 | 3,851 | 3,897 | ||||
| 事業取得価値 | 147 | 166 | ||||
| その他 | 1,261 | 969 | ||||
| 繰延税金負債 | 9,888 | 7,774 | ||||
| 正味繰延税金資産(負債) (1) | $ | 308 | $ | (76) | ||
| (1) 2024年12月31日現在、米国事業およびバミューダ事業に関連する正味繰延税金資産、それぞれ840百万ドルおよび401百万ドルを含む。2023年12月31日現在、米国事業およびバミューダ事業に関連する正味繰延税金資産、それぞれ542百万ドルおよび403百万ドルを含む。 | |
U.S.GAAPを適用する場合は、繰延税金資産の回収可能性を評価し、必要であれば、実現しない見込みよりも実現する見込みの方が高くなる金額まで繰延税金資産を引き下げるために、評価性引当金を設定することが要求される。評価性引当金の設定が必要か否かを決定し、必要となった場合にそのような評価引当金の額を決定するには、相当な判断が要求される。評価性引当金の必要性の評価に際して、当社は以下を含む多くの要素を検討する。(1)繰延税金資産および負債の性質、(2)経常的なものか資本的なものかの別、(3)それが発生した税管轄地および戻しのタイミング、(4)過去の繰戻還付対象年度の課税所得ならびに一時的差異の戻しと繰越欠損金控除を除いた予想課税利益、(5)各税管轄地において税務上の繰越項目が使用できる期間、(6)繰延税金資産の使用に影響を与える特殊な税務上の規則、および(7)税務ベネフィットが未使用のまま失効するのを回避するため当社が採用すべき戦略的税務計画、などである。実現性は保証されないものの、経営陣は評価性引当金控除後の繰延税金資産が実現する可能性は高いと信じている。
2022年の年初からの金利の著しい上昇を含む市況の変化により、当社の米国事業において未実現の正味欠損金に関連する繰延税金資産が計上された。当社は、これらの繰延税金資産の回収可能性を評価する際、必要に応じて原資産である有価証券について価値を回収するまで保有することができるか、そしてその意思があるかに加え、上述のその他の要因を考慮する。2024年12月31日現在、あらゆる証拠に基づき、売却可能有価証券のポートフォリオの未実現の税務上の欠損金に関する繰延税金資産は、実現されないよりも実現される可能性が高いと判断している。
評価性引当金は、一定の連邦税、州税、地方税および外国事業に関連する繰延税金資産に対して計上されている。評価性引当金は、実現可能な繰延税金資産額および当年度中に実際に実現した繰延税金資産についての経営陣の見通しの変更を反映して調整される。評価性引当金の繰延税金資産ごとの内訳は次のとおりである。
| 連邦 | 州 | 外国事業 | 合計 | |||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||
| 2022年12月31日現在残高 | $ | 22 | $ | 109 | $ | 28 | $ | 159 | ||||
| 費用への計上 | 3 | 0 | 8 | 11 | ||||||||
| その他調整 | 0 | 23 | 97 | 120 | ||||||||
| 2023年12月31日現在残高 | 25 | 132 | 133 | 290 | ||||||||
| 費用への計上 | (2) | 0 | 7 | 5 | ||||||||
| その他調整 | 0 | (4) | (53) | (57) | ||||||||
| 2024年12月31日現在残高 | $ | 23 | $ | 128 | $ | 87 | $ | 238 | ||||
次の表は、それぞれの時点における連邦、州および外国の税務上の繰越欠損金、繰越キャピタル・ロスおよび繰越税額控除の金額および控除期限を示している。
| 12月31日現在 | ||||||
| 2024年 | 2023年 | |||||
| (単位:百万ドル) | ||||||
| 連邦税上の繰越欠損金および繰越キャピタル・ロス | $ | 23 | $ | 0 | ||
| 州税上の繰越欠損金および繰越キャピタル・ロス (1) | $ | 1,888 | $ | 1,670 | ||
| 外国の繰越欠損金および繰越キャピタル・ロス (2) | $ | 907 | $ | 356 | ||
| 連邦税繰越外国税額控除 (3) | $ | 15 | $ | 18 | ||
| (1) 特定の州の繰越欠損金の繰越期限は2025年から2044年の間であるが、繰越期限のない州もある。 (2) 37百万ドルは2025年から2041年の間に控除期限が到来し、870百万ドルについての控除は無期限である。 (3) 2028年から2033年の間に控除期限が到来する。これらは非一般バスケット外国税額控除に関連している。 | |
2017年税法に従い、当社は当社の外国関係会社のすべての未送金利益に対して適用される米国の法人所得税を引き当てている。源泉徴収税が適用される税管轄地で設立された特定の外国関係会社または送金時に他の外国税の対象となる特定の外国関係会社について、当社はこれらの関係会社の未送金の外国利益は無期限に再投資されるとみなしており、したがって、当期税額および繰延税額債務を算出する際に源泉税を引き当てていない。源泉徴収税が適用される税管轄地で設立された特定のその他の外国関係会社について、当社は未送金利益が無期限に再投資されるとはみなしておらず、したがって、当期税額および繰延税額債務を算出する際に外国源泉税を引き当てている。次の表は、当社が事業を営み、配当金に対して租税条約によって免除されない源泉税を徴収、または送金時に他の外国税の対象となり徴収する税管轄地についての無期限の再投資に関する当社の表明を要約している。
| 未送金利益は無期限に再投資される | 未送金利益は無期限には再投資されない | |
|---|---|---|
| チリおよび中国における保険事業、韓国における非保険事業およびイタリア、フランス、ルクセンブルクでの一定の事業 | アルゼンチン、インド、インドネシア、ガーナ、ケニアおよび南アフリカにおける保険業務、ならびに中国、インド、台湾およびドイツやルクセンブルクの一部の事業体における非保険業務 |
2022年の第1四半期中に、当社はフランスとイタリアの特定の事業体の恒久的な投資主張を変更したが、これは収益をこれらの事業に恒久的に再投資する計画のためであり、2022年中に重要でない金額の法人所得税費用が発生した。2023年および2024年に当社は、本国送金の仮定を変更していない。
次の表は、各事業年度末における当社が利益の無期限の再投資を想定している外国子会社の未分配利益で、これらについて2024年度、2023年度および2022年度には外国源泉税に対する繰延税金またはその他の外国所得税は計上されていない。2024年の利益が送金された場合に発生する可能性がある正味税金負債は、外国為替の影響を含め、金額に重要性がない。
| 12月31日現在 | ||||||||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||
| 外国子会社の未分配利益(源泉税またはその他の米国以外の税目的にのみ、無期限の再投資を想定している部分) | $ | 351 | $ | 291 | $ | 238 | ||||
当社の2024年、2023年および2022年12月31日に終了した事業年度の「法人所得税、合弁事業およびその他の運営事業体損益に対する持分反映前利益(損失)」は、国内の事業による利益(損失)それぞれ2,077百万ドル、1,341百万ドルおよび(2,262)百万ドル、ならびに外国における事業による利益(損失)それぞれ1,132百万ドル、1,731百万ドルおよび369百万ドルを含んでいる。
税務調査および未認識税務ベネフィット
当社の法人所得税金負債には、米国内国歳入庁や他の税務当局による調査をまだ受ける可能性がある課税年度の未認識税務ベネフィットおよび延滞税に係る負債が含まれている。監査期間の調査が終わる、あるいは連邦の追徴課税請求期限が到来すると、それを受けて法人所得税負債を修正する可能性もある。
次の表は、各年度の期首時点および期末時点の未認識税務ベネフィットの合計額の調整計算を示している。
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||
| 1月1日現在残高 | $ | 133 | $ | 84 | $ | 12 | ||
| 過年度の未認識税務ベネフィットの増加 | 4 | 13 | 81 | |||||
| 過年度の未認識税務ベネフィットの(減少) | (5) | 0 | (1) | |||||
| 当年度の未認識税務ベネフィットの増加 | 0 | 36 | 0 | |||||
| 当年度の未認識税務ベネフィットの(減少) | 0 | 0 | (8) | |||||
| 課税当局との合意 | 0 | 0 | 0 | |||||
| 12月31日現在残高 | $ | 132 | $ | 133 | $ | 84 | ||
| 認識していたならば、実効税率を引き下げていたと思われる 未認識税務ベネフィット | $ | 132 | $ | 133 | $ | 84 | ||
本件の解決に向けて、当社が向こう12か月以内に、過年度の税務調査サイクルについて、上記の第952条の選択に起因する未認識税務ベネフィット86百万ドルを支払う可能性がある。当社では、追徴課税請求期限が到来していない年度に関する未認識税務ベネフィットの合計について、向こう12ヵ月以内に重大な変動が生じるかどうかにつき、合理的に正確な見積はできない。
当社では、税務の不確実性に伴う延滞税および加算税を、すべて法人所得税費用(ベネフィット)として分類している。12月31日に終了した各事業年度において、連結財務書類上で認識された延滞税および加算税は次のとおりである。
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||
| 連結損益計算書上で認識された延滞税および加算税 | $ | 10 | $ | 7 | $ | 8 | ||
| 2024年 | 2023年 | ||||
| (単位:百万ドル) | |||||
| 連結財政状態計算書上で負債として認識された延滞税および加算税 | $ | 33 | $ | 22 | |
2024年12月31日現在、主要な税管轄区による税務調査の対象である課税年度は以下に記載のとおりである。
| 主要な税管轄区 | 税務調査が終了していない課税年度 | |
|---|---|---|
| 米国 | 2014年から2024年 | |
| 日本 | 2020年3月31日から2024年3月31日に終了した事業年度 |
当社は、歳入庁のコンプライアンス・アシュアランス・プログラムに参加している。このプログラムでは、関連する法人所得税申告書での申告方法について当社との合意を形成することを目的に、歳入庁が、完了した取引について発生時に検査するよう、調査チームを任命する。意見が一致しない場合は、適時に相違点を解消するための制度が用意されている。
当社の日本の関連会社には、連結税務申告書を提出している会社もあれば、個別の税務申告書を提出している会社もある。当社の日本の関連会社は日本の税務当局の監査を受ける必要がある。一般的な追徴課税請求期限は、申告書提出後5年である。2023年に、日本の国税庁は、2022年3月31日までの3課税年度についてのジブラルタ生命保険株式会社の税務調査、および2022年3月31日までの4課税年度についてのプルデンシャルジブラルタファイナンシャル生命保険株式会社の税務調査を終了した。税務当局はまた、報告期間中に一部の非保険会社に対しても税務調査を実施した。当該調査は当社の業績に重要な影響を及ぼさなかった。
2020年8月、当社は韓国の関連会社であるプルデンシャル・オブ・コリアを売却した。同社は2017年、2016年および2015年の課税年度において、現地税務当局による定例税務調査の対象であった。2023年11月、外国税額控除の取扱いに関する係争問題は、税務不服審判所の上訴審においてプルデンシャル・オブ・コリアに有利な判決が下されたため、当社の業績に重要な影響を及ぼさなかった。
18. 短期および長期借入債務
短期借入債務
次の表は、各年12月31日現在における当社の短期借入債務を示したものである。
| 2024年 | 2023年 | ||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||
| コマーシャル・ペーパー: | |||||||
| プルデンシャル・ファイナンシャル | $ | 25 | $ | 25 | |||
| プルデンシャル・ファンディングLLC | 496 | 510 | |||||
| コマーシャル・ペーパー小計 | 521 | 535 | |||||
| 1年以内返済予定の長期借入債務: | |||||||
| サープラスノート | 347 | 0 | |||||
| モーゲージ借入債務 | 85 | 83 | |||||
| 差金決済の取決めの対象のサープラスノート(1) | 0 | 2,000 | |||||
| 1年以内返済予定の長期借入債務小計 | 432 | 2,083 | |||||
| 小計 | 953 | 2,618 | |||||
| 差引:差金決済の取決めの対象の資産 (1) | 0 | 2,000 | |||||
| 短期借入債務合計 (2) | $ | 953 | $ | 618 | |||
| 短期借入債務についての補足情報: | |||||||
| コマーシャル・ペーパーによる借入のうち、翌日物の部分 | $ | 310 | $ | 110 | |||
| コマーシャル・ペーパーの四半期の一日当たり平均借入残高 | $ | 1,823 | $ | 1,334 | |||
| コマーシャル・ペーパー残高の償還までの加重平均期間(日) | 15 | 49 | |||||
| コマーシャル・ペーパー残高の加重平均金利 | 4.61 | % | 5.50 | % | |||
| (1) サープラスノートには対応する資産があり、相殺を行う権利が存在する場合、その相殺によってサープラスノートの金額は減額される。 (2) 2024年および2023年12月31日現在でともに、プルデンシャル・ファイナンシャルの借入金25百万ドルを含む。 | |
2024年および2023年12月31日現在、当社は上記借入に関連するすべての契約条項を遵守している。
コマーシャル・ペーパー
プルデンシャル・ファイナンシャルは、発行認可枠3.0十億ドルのコマーシャル・ペーパー・プログラムを有している。プルデンシャル・ファイナンシャルのコマーシャル・ペーパーによる借入は、一般的に子会社の運転資金の調達とプルデンシャル・ファイナンシャルに短期流動性資金を提供するために利用されている。
PICAの完全所有子会社であるプルデンシャル・ファンディングLLC(以下「プルデンシャル・ファンディング」)は、発行認可枠7.0十億ドルのコマーシャル・ペーパー・プログラムを設けている。プルデンシャル・ファンディングのコマーシャル・ペーパーによる借入は、一般的にPICAおよびその子会社の運転資金需要を満たすための、追加的な資金調達先としての役割を果たしている。プルデンシャル・ファンディングは、プルデンシャル・ファイナンシャルの他の子会社に対しても、NJDOBIと合意した限度額まで貸付を行っている。プルデンシャル・ファンディングはPICAとの間で支援契約を締結しており、この契約によってPICAはプルデンシャル・ファンディングの自己資本をプラスの水準に維持することに同意している。これに加えて、プルデンシャル・ファイナンシャルは、プルデンシャル・ファンディングのコマーシャル・ペーパー・プログラム7.0十億ドルに対する劣後保証を供与している。
ニューヨーク連邦住宅貸付銀行
PICAはFHLBNYのメンバーである。FHLBNYのメンバーであることにより、PICAは担保付借入、担保付資金調達契約を含むFHLBNYの金融サービスを利用することができる。適用法に基づき、FHLBNYに発行された資金調達契約は、PICAの債権者に優先する請求権が付与されている。FHLBNYからの借入および資金調達契約は、適格モーゲージ関連資産または米国財務省証券を担保物としており、これらの担保物の公正価値は、未返済借入債務に対する特定の規定された水準に保たれなければならない。FHLBNYのメンバー資格を取得するためにはPICAはメンバー株式を取得するほか、借入を行う際には活動基準により借入残高の4.5%に相当する金額のFHLBNY株式を購入する必要がある。FHLBNYのガイドラインに基づくと、S&P/ムーディーズ/フィッチによるPICAの保険財務力格付のいずれかがそれぞれA-格/A3格/A-格-ネガティブを下回る場合、およびFHLBNYがPICAの支払能力に関してNJDOBIから書面の保証を受け取っていない場合には、FHLBNYからの新規借入の期間は90日以内に制限される。現在、FHLBNYからの借入期間に関する制限はない。PICAが購入したすべてのFHLBNY株式は、「その他投資資産」の制限付一般勘定投資に分類されており、その簿価は、2024年および2023年12月31日現在、それぞれ142百万ドルおよび169百万ドルであった。
PICAはNJDOBIから前年度末の法定純認容資産(分離勘定資産を除く)の5%を上限にFHLBNYに担保を差し入れることが認められている。PICAの2023年12月31日現在の法定純認容資産を基準にすると、5%という上限金額は適格資産の上限金額7.4十億ドルおよび見積借入上限金額(必要な担保水準を考慮後)約5.9十億ドルに相当する。いずれにせよ、FHLBNYからの借入は、FHLBNYの裁量とPICAによる適格資産の保有を条件にしている。
2024年12月31日現在、この信用枠のもとで2.5十億ドルの資金協定・調達契約が残高として残っており、返済期限は2027年2月から2029年11月、利率は1.925%から4.510%である。これらの資金協定・調達契約は連結財政状態計算書上、「保険契約者預り金勘定」に反映されており、そのため上記の表には含まれていない。
連邦農業抵当公社
2023年9月に、追加的な流動性調達源として、当社は連邦農業抵当公社(以下「ファーマーマック」)との間で契約を締結し、ファーマーマックの子会社に資金契約を発行することにより、特定の適格な農業抵当ローンを担保として最大750百万ドルの借入を行うことができる。2024年12月31日現在、当借入枠からの引き出しはない。
信用枠
2024年12月31日現在、当社はシンジケート無担保確定信用枠を以下のとおり維持している。
| 借り手 | 当初の 期間 | 満期日 | 借入 限度額 | 残高 | |||
| (単位:百万ドル) | |||||||
| プルデンシャル・ファイナンシャルおよびプルデンシャル・ファンディング | 5年 | 2029年7月 | $ | 4,000 | $ | 0 | |
| プルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパン株式会社 | 5年 | 2029年9月 | ¥ | 100,000 | ¥ | 0 | |
2024年7月、当社はプルデンシャル・ファイナンシャルとプルデンシャル・ファンディングの両社を借り手、金融機関のシンジケートを貸し手とした4.0十億ドル、期間5年の借入枠を修正および再記述し、この借入枠の期間を2029年7月まで延長した。この信用枠では、一般的な表明および保証、契約条項、ならびにデフォルト事由が取り決められているが、借入れは借り手の信用格付を条件とするものではなく、また重大な不利な変動に関する制限条項を付されたものでもない。この信用枠に基づく借入れは、一般的な条件を継続的に遵守することを条件としており、この財務制限条項には、プルデンシャル・ファイナンシャルが連結自己資本を22.1十億ドル以上に維持することが含まれている。このために、連結自己資本はU.S.GAAPに準拠した資本からAOCI、非支配持分およびクローズド・ブロックに帰属する資本ならびに当社のASU2018-12の適用に関連する一定の調整を除外した金額として算出される。当社は運転資本需要を満たすための資金調達をするために、この信用枠に基づき随時借入を行う場合があると見込んでいる。加えて、この信用枠の金額はスタンドバイ信用状の形式で利用することができ、当社の運転資金ニーズに充てることができる。
2024年9月、当社はプルデンシャル・ホールディングス・オブ・ジャパン株式会社(以下「PHJ」)を借入人とする期間5年の100十億円の信用枠を更新し、その期間を2029年9月まで延長した。この信用枠においても、一般的な表明および保証、契約条項、ならびにデフォルト事由が取り決められているが、借入れは借り手の信用格付を条件とするものではなく、また重大な不利な変動に関する制限条項を付されたものでもない。
これらの信用枠のそれぞれの下での借入れは、全社目的に使用することができる。2024年12月31日現在、当社はそれぞれの信用枠の下での契約条項を遵守している。
上記の信用枠に加え、当社は2024年12月31日現在で他の特定の信用枠223百万ドルを利用することができ、そのうち110百万ドルは不動産関連分離勘定のみの使用に関連している。分離勘定の借入枠には、融資比率要件および他の財務条項が含まれ、これらの信用枠に基づく債務の償還請求権は該当する分離勘定の資産に制限される。2024年12月31日現在、これらの信用枠のうち使用済金額はない。当社は、金融機関からの未確定信用枠も利用できる。
優先債発行契約
2020年5月、プルデンシャル・ファイナンシャルはデラウェア信託と10年間の信用枠契約を締結し、ルール144Aに基づく私募によるデラウェア信託の信託証券1.5十億ドルの売却を完了した。同信託は、信託証券の売却による受取金を米国財務省証券の元本および/または金利ストリップのポートフォリオに投資した。この信用枠契約により、プルデンシャル・ファイナンシャルは2030年5月15日満期の金利2.850%の優先債券を適宜最大1.5十億ドルまで当信託に対して発行および売却し、代わりに同信託が保有する対応する金額の米国財務省証券を受取る権利を有する。代わりに、当社は同信託に対し、当社が同信託に対しては発行および売却することができる優先債券の最大額に対して適用される年率2.175%の信用枠供与手数料を半期ごとに支払うことに合意している。当社のプット・オプション契約と同様に、この信用枠契約により、プルデンシャル・ファイナンシャルは流動資産源を手に入れた。
上記の優先債券を発行する権利は、信用枠供与手数料の支払いや同信託への費用の支払いなど、当社が同信託に対する特定の支払いを行わず、当社の未払いが30日以内に解決されなかった場合、および当社の倒産に伴う事象があった場合、自動的に全額が実行される。またU.S.GAAPに準拠して算出された連結株式資本(AOCIを除く)が9.0十億ドルを下回った場合、当社は発行権の行使を要求される。ただし、特定の場合では調整が行われる。当社は強制的な発行権の行使に先立ち、信託が保有するすべての当社の優先債券について、対応する金額の米国財務省証券と交換により買い戻す権利を有する。また、プルデンシャル・ファイナンシャルは、2030年2月15日より前に、発行済みの優先債券の全部または一部を、額面金額またはメイク・ホール・プライスのいずれか高い方に等しい償還価格で償還することができ、その後は額面金額で償還することができる。
プルデンシャル・ファイナンシャルは2023年3月、デラウェア州の2つの信託によるルール144A私募発行形式での信託証券1.5十億ドルの販売完了を受け、これらの信託とそれぞれ10年および30年の信用枠契約を締結した。両信託は、信託証券の売却で得た資金を米国財務省証券の元本および/または金利ストリップのポートフォリオに投資した。この信用枠契約により、プルデンシャル・ファイナンシャルは、2033年2月15日満期の5.791%優先債券を最大800百万ドル、2053年2月15日満期の5.997%優先債券を最大700百万ドルを適宜発行して同信託に販売し、それと引き換えに、同信託が保有する、これらに相当する額の米国財務省証券を受け取る権利を有する。代わりに、当社は、当社が発行しこれらの信託に販売することができる優先債券の上限額に対して10年間の信用供与枠については年率1.815%、30年間の信用供与枠については年率2.066%で、半年ごとに同信託に信用枠供与手数料を支払うことを同意した。
上記の優先債券を発行する権利は、信用枠供与手数料の支払いや同信託の費用に対する償還などの特定の支払いを当社が同信託に対して行わず、当社の未払いが30日以内に解決されなかった場合、および当社の倒産に伴う事象があった場合、自動的に全額行使される。またU.S.GAAPに準拠して算出された連結株式資本(AOCIを除く)が9.0十億ドルを下回った場合、当社は発行権の行使を要求される。ただし、特定の場合では調整が行われる。当社は強制的な発行権の行使に先立ち、信託が保有するすべての当社の優先債券について、対応する金額の米国財務省証券と交換により買い戻す権利を有する。また、プルデンシャル・ファイナンシャルは、10年間および30年間の信用供与枠につきそれぞれ2033年2月15日および2053年2月15日より前に、発行済みの優先債券の全部または一部を額面金額またはメイク・ホール・プライスのいずれか高い方に等しい償還価格で償還することができ、また、これらの期日が経過した後は、額面金額で償還することができる。
長期借入債務
次の表は、各年12月31日現在における当社の長期借入債務を示したものである。
| 満期日 | 12月31日現在 | ||||||||
| 金利(1) | 2024年 | 2023年 | |||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||
| 固定利付債: | |||||||||
| サープラスノート | $ | 0 | $ | 346 | |||||
| 差金決済の取決めの対象のサープラスノート(2) | 2035年-2049年 | 3.66%-5.48% | 14,748 | 9,790 | |||||
| 優先債 | 2026年-2051年 | 1.50%-6.63% | 10,245 | 10,112 | |||||
| モーゲージ借入債務(3) | 2029年-2034年 | 1.28%-1.72% | 69 | 0 | |||||
| 変動利付債: | |||||||||
| 信用枠 | 2027年 | 6.42%-7.00% | 255 | 255 | |||||
| 差金決済の取決めの対象のサープラスノート | 0 | 580 | |||||||
| モーゲージ借入債務(3) | 2029年-2031年 | 0.73%-1.40% | 31 | 75 | |||||
| 下位劣後債(4) | 2045年-2062年 | 1.63%-6.75% | 8,587 | 8,094 | |||||
| 小計 | 33,935 | 29,252 | |||||||
| 差引:差金決済の取決めの対象の資産(5) | 14,748 | 10,370 | |||||||
| 長期借入債務合計(6) | $ | 19,187 | $ | 18,882 | |||||
| (1) 2024年12月31日に終了した事業年度の金利の範囲を表す。 (2) この金額には、2024年3月にサマーセット再保険に出再された事業に係るガイドラインAXXX準備金の資金調達のために用いられた6.9十億ドルのサープラスノートが含まれる。追加の情報については注記15を参照。 (3) 2024年および2023年12月31日現在、それぞれ100百万ドルおよび27百万ドルの外貨建て債務を含む。 (4) 2024年12月31日現在、プルデンシャル・ファイナンシャルの債務8,548百万ドルおよび子会社の外貨建て債務39百万ドルが含まれている。 (5) 差金決済の取決めの対象の資産は、相殺を行う有効な権利が存在し、法的に強制し得る取決めの下で差額ベースで決済することが契約当事者双方の意図である場合の取決めに関連した利付サープラスノートの長期借入債務に含まれる金額の減額を示す。これらの資産には、公正価値で計上される売却可能有価証券が含まれている。 (6) 2024年および2023年12月31日現在でそれぞれ、プルデンシャル・ファイナンシャルの借入金18,793百万ドルおよび18,162百万ドルを含む。 | |
2024年および2023年12月31日現在、当社は上記の表の借入に関連するすべての契約条項を遵守している。
次の表は、2024年12月31日現在の当社の長期借入債務の契約で定められている満期を示したものである。
| 暦年 | |||||||||||||
| 2026年 | 2027年 | 2028年 | 2029年 | 2030年 以降 | 合計 | ||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||
| 長期借入債務 | $ | 536 | $ | 287 | $ | 390 | $ | 95 | $ | 17,879 | $ | 19,187 | |
優先債
一括登録届出書に基づき、当社は中期債プログラムおよびインターノーツ®リテール・ノート・プログラムを保有している。また、当社は、2017年に債務交換オファーを完了し、これに基づき2つのシリーズの優先債を発行した。
次の表は、各年12月31日現在におけるこれらの発行に関連した当社の残高およびモーゲージ借入債務の残高を示したものである。
| ファシリティ名 | 満期日範囲 | 2024年残高 | 2023年残高 | |||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||
| 中期債 | 2026年-2051年 | $ | 8,382 | $ | 8,378 | |||
| 優先債 | 2047年-2049年 | 1,493 | 1,484 | |||||
| インターノーツ®リテール・ノート | 2026年-2045年 | 370 | 249 | |||||
| モーゲージ借入債務(1) | 2024年-2034年 | 185 | 158 | |||||
| 合計 | $ | 10,430 | $ | 10,269 | ||||
| (1) 2024年12月31日現在、1年以内返済予定の長期債務85百万ドルを含む。 | |
2024年および2023年12月31日に終了した各事業年度における中期債、優先債およびインターノーツ®リテール・ノートの残高の加重平均金利は、金利ヘッジ活動の影響考慮後、連結子会社に発行された債券の影響除外後で、いずれも4.43%であった。
ファンディング・アグリーメント・ノート・イシュアランス・プログラム(以下「FANIP」)
当社は、FANIPを維持しており、このプログラムの中で、法定信託はPICAが信託に対して発行した資金協定により保護された中期債およびコマーシャル・ペーパーを発行する。この債務は、「保険契約者預り金勘定」に含まれており、前述の表には含まれていない。これらの債務に関する詳細は注記13を参照。
サープラスノート
2024年12月31日現在、PICAの固定利付サープラスノートの発行済残高は347百万ドルである。これらのノートは他のPICAの借入および保険契約者に対する債務に劣後し、NJDOBIが事前に承認して初めて、元利返済を実施することができる。所定の自己資本規制を満たせない場合は、NJDOBIがサープラスノートの元利返済を禁じる可能性がある。2024年および2023年12月31日現在、当社はこうした自己資本規制を満たしていた。
差金決済の取決めの対象のサープラスノート
| 契約開始日 | 満期年 | 最大借入能力 | 2024年残高 | 2023年残高 | |||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||
| 規則XXX | $ | ||||||||||
| 2024年 | 2044年 | $ | 8,000 | $ | 7,560 | 0 | |||||
| 2014年-2021年 | 2024年-2036年 | NA(1) | 0 | 1,600 | |||||||
| 2014年-2017年 | 2024年-2037年 | NA(1) | 0 | 2,330 | |||||||
| 2018年 | 2038年 | NA(1) | 0 | 1,000 | |||||||
| ガイドラインAXXX | |||||||||||
| 2024年(2) | 2049年 | 9,500 | 6,888 | $ | 0 | ||||||
| 2013年 | 2033年 | NA(1) | 0 | 3,500 | |||||||
| 2017年 | 2037年 | NA(1) | 0 | 1,540 | |||||||
| 2020年 | 2032年 | NA(1) | 0 | 2,100 | |||||||
| その他のノート | |||||||||||
| 2019年 | 2035年 | 4,000 | 300 | 300 | |||||||
| 合計 | $ | 21,500 | $ | 14,748 | $ | 12,370 | |||||
| (1) これらの債券は2024年に償還された。 (2) この金額には、2024年3月にサマーセット再保険に出再された事業に係るガイドラインAXXX準備金の資金調達のために用いられた6.9十億ドルのサープラスノートが含まれる。追加の情報については注記15を参照。 | |
規則XXX及びガイドラインAXXX準備金を裏付けるサープラスノート
上記の表に示されているように、当社のキャプティブ再保険子会社は、規則XXXおよびガイドラインAXXXで要求されている準備金を調達するためにキャプティブがサープラスノートを発行することを規定している外部取引相手との信用枠を保有している。この信用枠に基づき、キャプティブはサープラスノートと引き換えに、特別目的関係会社が発行する1つまたは複数の信用連動債を、発行済サープラスノートと同額の元本総額で受け取る。キャプティブは、キャプティブを通じた定期生命保険もしくはユニバーサル生命保険の再保険に関連して、規則XXXおよびガイドラインAXXXに基づき当社の米国内の保険子会社が保有しなければならない法定準備金の非経済的部分を裏付ける資産として、信用連動債を保有する。法定準備金の非経済的部分は、規則XXXならびにガイドラインAXXXに基づいて要求される法定準備金と、当社が適度な逆境に対して支払能力を維持するために必要とみなす金額との差額に相当する。信用連動債は、キャプティブに影響を及ぼす流動性逼迫事象の発生時に現金で償還され、外部取引相手は手数料の見返りにこれらの支払いを行うことに合意している。これらの様々な取引の一部で、プルデンシャル・ファイナンシャルは、特定の金額を超える投資損失をキャプティブに償還することで合意した。
上記のそれぞれの取引に関して、有効な相殺権が存在しているため、発行されたサープラスノートおよび関連する信用連動債に係る金利および元本の支払いは、純額ベースで決済され、サープラスノートは、純額ベースで当社の連結借入額合計に反映されている。上記のキャプティブ再保険子会社に関するサープラスノートは保険契約者に対する債務に劣後し、キャプティブに係る保険規制当局であるアリゾナ州保険・金融機関局の事前承認を得て初めて、元利返済を実施することができる。サープラスノートの利払いはアリゾナ州保険・金融機関局の承認を受けているが、保険局がこの承認を取り消す権限を有することが条件となっている。
その他のサープラスノート
上表の「その他のノート」に記載されているサープラスノート・ファシリティには、プルデンシャル・レガシー・インシュアランス・カンパニー・オブ・ニュージャージー(以下「PLIC」)が、特定の外部取引相手および、特別目的関係会社との間で締結した借入枠が反映されている。PLICは、この借入枠に基づき、その選択により、同一元本額の信用連動債と引き換えに4.0十億ドルまでの総元本額のサープラスノートを発行して当該関係会社に売却することができる。信用連動債は、PLICに影響を及ぼす流動性逼迫事象の発生時に現金で償還され、外部のカウンターパーティは手数料と引き換えにこれらの支払資金を提供することに合意している。PLICは、その発行の際に、PLICにおいて必要な将来の法定剰余金の資金を裏付ける資産として信用連動債を保有する。
下位劣後債
プルデンシャル・ファイナンシャルの発行済の下位劣後債は、格付機関から資本増強策として取り扱われるハイブリッド証券とみなされる。これらの発行済債券の内訳とその主要な条件は、以下のとおりである。
| 発行日 | 元本金額 | 当初利率 | 投資家の 種類 | オプションによる 償還日 | オプションによる償還日後の利率 (1) | 満期日 | ||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||
| 2015年5月 | $ | 1,000 | 5.38 % | 法人 | 2025年 5月15日 | SOFR + 3.29% (2) | 2045年5月15日 | |||||
| 2017年9月 | $ | 750 | 4.50 % | 法人 | 2027年 9月15日 | SOFR + 2.64% (2) | 2047年9月15日 | |||||
| 2018年8月 | $ | 565 | 5.63 % | 個人投資家 | 2023年 8月15日 | 5.63% | 2058年8月15日 | |||||
| 2018年9月 | $ | 1,000 | 5.70 % | 法人 | 2028年 9月15日 | SOFR + 2.93% (2) | 2048年9月15日 | |||||
| 2020年8月 | $ | 500 | 4.13 % | 個人投資家 | 2025年 9月1日 | 4.13% | 2060年9月1日 | |||||
| 2020年8月 | $ | 800 | 3.70 % | 法人 | 2030年 10月1日 | 米国財務省証券 + 3.04% | 2050年10月1日 | |||||
| 2022年2月 | $ | 1,000 | 5.13 % | 法人 | 2032年 2月28日 | 米国財務省証券 + 3.16% | 2052年3月1日 | |||||
| 2022年8月 | $ | 300 | 5.95 % | 個人投資家 | 2027年 9月1日 | 5.95% | 2062年9月1日 | |||||
| 2022年8月 | $ | 1,200 | 6.00 % | 法人 | 2032年 9月1日 | 米国財務省証券 + 3.23% | 2052年9月1日 | |||||
| 2023年2月 | $ | 500 | 6.75 % | 法人 | 2033年 3月1日 | 米国財務省証券 + 2.85% | 2053年3月1日 | |||||
| 2024年3月 | $ | 1,000 | 6.50 % | 法人 | 2034年 3月15日 | 米国財務省証券 + 2.40% | 2054年3月15日 | |||||
| (1) 2023年6月30日より、SOFRは従来ロンドン銀行間取引金利(以下「LIBOR」)を基準レートとして使用していた当社発行の一部の既発下位劣後債に関する代替基準レートとなっている。 (2) このスプレッドには、契約上のLIBORベースのスプレッドと0.26%の期間スプレッド調整が組み込まれている。 | |
当社はこれらの債券について、規定されている期間(通常5年から10年)デフォルトと認定されることなしに利払いを繰り延べる権利を有しているが、繰延があった場合、その間の利払いは複利計算される。オプションによる償還日以降、プルデンシャル・ファイナンシャルは、債券を額面に未払経過利息を加えた額で償還することができる。オプションによるこれらの償還日前には、原則としてメイクホール価格が償還に適用される。しかし、当社に関連した当該債券の規制上の自己資本の取り扱いの将来における変更など、特定の事象が発生した場合には、当社は債券をオプションによるこれらの償還日の前に額面により償還することができる。
支払利息
当社は、一部の負債証券について、金利および為替レートの変動リスクを管理するために、金利スワップを主とするデリバティブ商品を利用している。これらのデリバティブ商品による影響は、上記の表に記載されている利率には反映されていない。ヘッジ会計が認められているこれらのデリバティブ商品について、支払利息は2024年および2023年12月31日に終了した両事業年度は0百万ドル、2022年12月31日に終了した事業年度は1百万ドル未満であった。当社によるデリバティブ商品の使用に関する追加の情報は注記5を参照。
2024年、2023年および2022年12月31日に終了した各事業年度における短期借入債務および長期借入債務についての支払利息は、それぞれ1,956百万ドル、1,749百万ドルおよび1,562百万ドルであった。
19. 従業員給付制度
年金およびその他退職後給付制度
当社は、実質的に全従業員を対象とする、拠出型および無拠出型の確定給付年金制度(以下「年金制度」)を有する。一部の従業員に対する年金は、最終平均所得および勤続年数に基づくが(従来方式)、その他は年齢、勤続年数および在職中の所得を考慮した口座残高に基づく(キャッシュ・バランス方式)。2024年12月31日時点で当社の年金給付の約81%は、国内適格年金制度に関連しており、当初は従来方式に基づいて給付額が決定されていた。2001年1月1日より、この制度の対象となる現職の国内従業員には、従来方式からキャッシュ・バランス方式への転換の選択肢が与えられ、すべての新規国内従業員はキャッシュ・バランス方式で給付を受けるようになった。2024年12月31日現在、この制度における給付債務の約66%および約34%が、それぞれ従来方式(年金給付を受けているすべての退職者を含む)およびキャッシュ・バランス方式の加入者に関するものである。2024年12月31日現在、この制度の対象となる現職の従業員の大部分は、キャッシュ・バランス方式で給付を受けている。
当社では、退職者、その受益者および対象となる扶養家族に対し、特定の医療保険および生命保険を提供している(以下「その他退職後給付制度」)。医療保険は拠出制だが、生命保険は無拠出制である。当社の実質的にすべての米国従業員は、55歳を過ぎて退職し最低10年以上勤務したか、特定の状況においては50歳を過ぎて退職し最低20年以上の勤続年数がある場合、その他退職後給付制度の受給資格を得ることができる。
前払給付費用および未払給付債務は、当社の連結財政状態計算書のそれぞれ「その他資産」および「その他負債」に含まれる。これらの年金制度の2024年および2023年12月31日現在の積立状況の要約は次のとおりである。
| 年金給付制度 | その他退職後給付制度 | ||||||||||
| 2024年 | 2023年 | 2024年 | 2023年 | ||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||
| 給付債務の増減 | |||||||||||
| 期首給付債務額 | $ | (11,238) | $ | (11,099) | $ | (1,032) | $ | (1,348) | |||
| 勤務費用 | (206) | (204) | (7) | (9) | |||||||
| 利子費用 | (539) | (551) | (51) | (71) | |||||||
| 制度加入者の拠出 | 0 | 0 | (21) | (24) | |||||||
| 制度変更 | 0 | 2 | 0 | 298 | |||||||
| 保険数理上の純利益(損失)(1)(2) | 360 | (274) | (29) | (66) | |||||||
| 清算 | 62 | 22 | 0 | 0 | |||||||
| 特別解雇給付 | (1) | (25) | 0 | (5) | |||||||
| 給付金支払額 | 823 | 827 | 113 | 193 | |||||||
| 外国為替の変動その他 | 110 | 64 | 1 | 0 | |||||||
| 期末給付債務額 | $ | (10,629) | $ | (11,238) | $ | (1,026) | $ | (1,032) | |||
| 制度資産の増減 | |||||||||||
| 期首制度資産 | $ | 12,649 | $ | 12,519 | $ | 1,186 | $ | 1,191 | |||
| 制度資産の実際運用利益 | 366 | 788 | 88 | 155 | |||||||
| 雇用主の拠出 | 177 | 185 | 5 | 9 | |||||||
| 制度加入者の拠出 | 0 | 0 | 21 | 24 | |||||||
| 清算のための拠出 | (62) | (22) | 0 | 0 | |||||||
| 給付金支払額 | (823) | (827) | (113) | (193) | |||||||
| 外国為替の変動その他 | (14) | 6 | 0 | 0 | |||||||
| 期末制度資産 | $ | 12,293 | $ | 12,649 | $ | 1,187 | $ | 1,186 | |||
| 期末積立状況 | $ | 1,664 | $ | 1,411 | $ | 161 | $ | 154 | |||
| 財政状態計算書計上金額 | |||||||||||
| 前払給付費用 | $ | 3,451 | $ | 3,385 | $ | 232 | $ | 240 | |||
| 未払給付債務 | (1,787) | (1,974) | (71) | (86) | |||||||
| 正味計上金額 | $ | 1,664 | $ | 1,411 | $ | 161 | $ | 154 | |||
| 「その他の包括利益(損失)累計額」に計上され、期間純(給付)費用の構成要素として認識していない項目 | |||||||||||
| 過去勤務費用 | $ | (1) | $ | (2) | $ | (278) | $ | (345) | |||
| 保険数理上の純損失 | 2,924 | 2,797 | 218 | 209 | |||||||
| 正味未計上金額 | $ | 2,923 | $ | 2,795 | $ | (60) | $ | (136) | |||
| 累積給付債務 | $ | (9,925) | $ | (10,512) | $ | (1,026) | $ | (1,032) | |||
| (1) 2024年における年金に係る数理計算上の利益は、主に割引率の上昇によるものである。2024年におけるその他の退職後給付に係る数理計算上の損失は、主に医療費用の趨勢率の上昇によるものである。 (2) 2023年における年金およびその他の退職後給付に係る数理計算上の損失は、主に割引率の低下によるものである。 | |
上記の制度資産に加えて、当社は2007年に、保有資産を一部の税制非適格退職金制度の債務(給付債務は2024年および2023年12月31日現在でそれぞれ861百万ドルおよび893百万ドル)に充当することを目的に、一般的には「ラビトラスト」と呼称される取消不能信託を設定した。ラビトラストで保有する資産は、支払不能または破産に陥った場合に、当社の一般債権者への債務返済に充てることができる。1つ以上の制度の加入者への未払給付の原資とするため、当社が任意でラビトラストに資金を適宜拠出することがある。信託契約で定義されているところの当社支配権に変化があった場合には、権利確定分と未確定分の制度加入者への税引前未払給付の原資とするため、当社が当該信託に資金を拠出する必要が生じる。また、当社の裁量により、必要な運用資金や資本を賄うために、ラビトラストからの引出しや保険約款貸付を随時行うことがある。当社は、2024年に0百万ドル、2023年に900百万ドルの保険約款貸付をラビトラストを通じて行った。
当社は、2024年および2023年のいずれにおいても、ラビトラストへの任意の支払いや同トラストからの引き出しを行わなかった。2024年および2023年12月31日現在の当ラビトラストの資産の簿価はそれぞれ、157百万ドルおよび118百万ドルであった。
当社は、保有資産を一部のその他の税制非適格退職金制度の債務(給付債務は2024年および2023年12月31日現在で、それぞれ51百万ドルおよび57百万ドル)および一部の繰延現金報酬の債務に充当することを目的に、別のラビトラストを設定し、これを維持している。2024年および2023年12月31日現在の当ラビトラストの資産の簿価はそれぞれ、75百万ドルおよび77百万ドルであった。
海外の年金制度の年金給付は、2024年と2023年の期末給付債務のそれぞれ10%および11%を占めた。海外の年金制度が、2024年と2023年の期末制度資産公正価値に占めていた割合は、いずれの時点においても3%であった。海外には金額的に重要性のある退職後給付制度は無い。
予測給付債務が制度資産を上回っている年金制度
| 2024年 | 2023年 | |||
| (単位:百万ドル) | ||||
| 予測給付債務 | $ | 1,787 | $ | 1,974 |
| 制度資産の公正価値 | $ | 0 | $ | 0 |
累積給付債務が制度資産を上回っている年金制度
| 2024年 | 2023年 | |||
| (単位:百万ドル) | ||||
| 累積給付債務 | $ | 1,625 | $ | 1,795 |
| 制度資産の公正価値 | $ | 0 | $ | 0 |
期間純給付費用の構成要素
当社は、期間純(給付)費用の構成要素を算定するために市場連動価額を用いている。市場連動価額は、5年間にわたる制度資産の公正価値の変動を認識する。米国株式、海外株式、不動産およびその他の資産の公正価値の変動は5年間にわたり認識される。しかし、固定満期資産(短期投資を含む)の公正価値の変動は市場連動価額の目的上直ちに認識される。
12月31日に終了した各事業年度の連結損益計算書における「一般管理費」に含まれる期間純(給付)費用は、次の構成要素を含んでいる。
| 年金給付制度 | その他退職後給付制度 | ||||||||||||||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||
| 勤務費用 | $ | 206 | $ | 204 | $ | 276 | $ | 7 | $ | 9 | $ | 13 | |||||
| 利子費用 | 539 | 551 | 431 | 51 | 71 | 56 | |||||||||||
| 年金資産の予想リターン | (953) | (926) | (866) | (76) | (86) | (102) | |||||||||||
| 過去勤務費用の償却 | (1) | (1) | (1) | (67) | (7) | (8) | |||||||||||
| 保険数理上の損益、純額 | 90 | 69 | 160 | 8 | 10 | 6 | |||||||||||
| 決済 | 1 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||
| 縮小(1) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | (7) | |||||||||||
| 特別解雇給付(2)(3)(4) | 1 | 25 | 4 | 0 | 5 | 4 | |||||||||||
| 期間純給付費用 | $ | (117) | $ | (75) | $ | 6 | $ | (77) | $ | 2 | $ | (38) | |||||
| (1) 2022年については、その他の退職後給付制度に係る総合退職金事業の売却の結果、縮小額が認識されている。 (2) 2024年に、一部の従業員に対し、会社都合で退職した結果として、減額なしの早期退職給付という形で税制非適格制度に基づく特別退職給付が支給された。 (3) 2023年に、一部の従業員に対し、会社都合で退職した結果として、減額なしの早期退職給付という形で税制非適格制度に基づく特別退職給付が支給され、一方で当社の組織再編により、他の従業員には割増された給付金が支給された。 (4) 2022年に、一部の従業員に対し、会社都合で退職した結果として、減額なしの早期退職給付という形で税制非適格制度に基づく特別退職給付が支給され、一方で総合退職金事業の売却により、他の従業員には割増された給付金が支給された。 | |
累積その他の包括利益(損失)の増減
給付債務は、割引率、脱退率、退職率、死亡率、昇給率などの数理計算上の基礎率に基づいている。こうした数理計算上の基礎率の年度末における変更と加入者の人口統計データの更新に基づく実績の変動は、AOCIで繰り延べられる。制度資産からは、制度資産の実際運用利益と制度資産の期待運用収益が異なった際に数理計算上の損益が発生し、こうした差異もAOCIで繰り延べられる。AOCIにおける累積繰延利益(損失)は、期首現在の給付債務と制度資産のいずれか大きい方の10%を超過した場合に損益で償却され、償却期間は当該制度について保険数理上で計算された予想残余勤務年数に基づく。
期末の時点でAOCIに計上されているものの、まだ期間純(給付)費用の一部として認識されていない金額、および「その他包括利益(損失)」で認識されるこれらの項目の関連する期中変動は、次のとおりである。
| 年金給付制度 | その他退職後 給付制度 | ||||||||||
| 過去勤務費用 | 保険数理上の純(利益)損失 | 過去勤務費用 | 保険数理上の純(利益)損失 | ||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||
| 2021年12月31日現在残高 | $ | (5) | $ | 3,131 | $ | (69) | $ | 211 | |||
| 期中償却 | 1 | (160) | 8 | (6) | |||||||
| 期中繰延(1) | 1 | (431) | 0 | 20 | |||||||
| 為替変動・その他の影響 | 1 | (74) | 7 | (3) | |||||||
| 2022年12月31日現在残高 | (2) | 2,466 | (54) | 222 | |||||||
| 期中償却 | 1 | (69) | 7 | (10) | |||||||
| 期中繰延(2) | (2) | 411 | (298) | (3) | |||||||
| 為替変動・その他の影響 | 1 | (11) | 0 | 0 | |||||||
| 2023年12月31日現在残高 | (2) | 2,797 | (345) | 209 | |||||||
| 期中償却 | 1 | (90) | 67 | (8) | |||||||
| 期中繰延(3) | 0 | 227 | 0 | 17 | |||||||
| 為替変動・その他の影響 | 0 | (10) | 0 | 0 | |||||||
| 2024年12月31日現在残高 | $ | (1) | $ | 2,924 | $ | (278) | $ | 218 | |||
| (1) 2022年に、年金に係る繰延利益の要因となったのは、割引率の上昇で、資産パフォーマンスの不調により一部相殺された。その他の退職後給付に係る繰延損失の要因となったのは、不調な資産パフォーマンスで、割引率の上昇により一部相殺された。 (2) 2023年に、年金に係る繰延損失の要因となったのは、割引率の低下および資産パフォーマンスの不調であった。その他の退職後給付に係る繰延利益の要因となったのは、退職者医療制度の変更や割引率の低下、好調な資産パフォーマンスであった。 (3) 2024年に、年金に係る繰延損失の要因となったのは、資産パフォーマンスの不調であったが、割引率の上昇による相殺があった。その他の退職後給付に係る繰延損失の要因となったのは、医療費用の趨勢率の上昇であったが、割引率の上昇および好調な資産パフォーマンスによる相殺があった。 | |
当社が国内の給付債務の算出に使用した基礎率(期末)および純期間(給付)費用の決定に使用した基礎率(期首)は下表に記載のとおりである。
| 年金給付制度 | その他退職後給付制度 | ||||||||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||||
| 加重平均基礎率 | |||||||||||
| 割引率(期首) | 5.30 % | 5.45 % | 2.85 % | 5.20 % | 5.55 % | 2.75 % | |||||
| 割引率(期末) | 5.85 % | 5.30 % | 5.45 % | 5.70 % | 5.20 % | 5.55 % | |||||
| 昇給率(期首) | 6.25 % | 4.50 % | 4.50 % | N/A | N/A | N/A | |||||
| 昇給率(期末) | 6.25 % | 6.25 % | 4.50 % | N/A | N/A | N/A | |||||
| 制度資産の期待運用収益率(期首) | 7.50 % | 7.50 % | 6.00 % | 6.75 % | 7.75 % | 7.00 % | |||||
| 保証利率(期首) | 4.95 % | 4.25 % | 4.25 % | N/A | N/A | N/A | |||||
| 保証利率(期末) | 4.35 % | 4.95 % | 4.25 % | N/A | N/A | N/A | |||||
| 医療費用の趨勢率(期首) | N/A | N/A | N/A | 7.35 % | 6.50 % | 6.00 % | |||||
| 医療費用の趨勢率(期末) | N/A | N/A | N/A | 7.90 % | 7.35 % | 6.50 % | |||||
| 2024年、2023年、2022年に関する次の期間までの漸減考慮後の最終的な医療費用の趨勢率:2034年、2030年、2028年(期首時点) | N/A | N/A | N/A | 4.75 % | 4.75 % | 4.50 % | |||||
| 2024年、2023年、2022年に関する次の期間までの漸減考慮後の最終的な医療費用の趨勢率:2035年、2034年、2030年(期末時点) | N/A | N/A | N/A | 4.75 % | 4.75 % | 4.75 % | |||||
2024年12月31日および2023年12月31日現在で、年金債務および退職後給付債務の評価に使われる国内の割引率は、給付債務のキャッシュ・フローに対する支払いを支払期限に行うためのキャッシュ・フローを有する、Aa格の投資のポートフォリオの時価に基づいている。2024年12月31日時点のポートフォリオは、様々な残存期間の885銘柄程度のAa格債券から選択されている。債券の評価や利回りは各残存期間で大きくばらつくことがあるため、当社は債券の平均的な評価を採用し、利回りが異常に高いまたは低い債券を除外することにより、価格水準や評価が不適切なおそれがある債券に依拠しないようにしている。次に、Aa格ポートフォリオが選択され、その価値が給付債務の指標となる。Aa格ポートフォリオの価値が給付債務のキャッシュ・フローと等しいものになるような単一の同等な割引率が計算される。算出結果は5ベーシス・ポイント単位に丸められ、給付債務はこの丸められた割引率を使用して再計算される。
2024年度の年金およびその他の退職後給付の制度資産の長期期待運用収益率は、2023年12月31日現在の制度資産の配分を考慮した方法に基づいて決定された。期待運用収益率は、以下の投資方針および戦略の記述で示されているように資産種類別に見積もられる。資産種類別の期待運用収益率は、将来を予測するビルディング・ブロック(構成要素)アプローチを使用して算出されており、厳格に過去の運用収益率を基準にしたものではない。株式運用収益率の構成要素には、インフレ率、実質利回り、期間プレミアム、株式リスク・プレミアム、キャピタル・ゲイン、費用、アクティブ運用の効果、およびリバランシングの影響などが含まれる。満期固定債券運用収益率の構成要素には、インフレ率、実質利回り、期間プレミアム、信用スプレッド、キャピタル・ゲイン、アクティブ運用の効果、費用、リバランシングの効果などが含まれる。
当社は、2025年の制度資産の期待運用収益率の決定にも同一の手法を適用した。2025年の年金およびその他の退職後給付の期待運用収益率は、それぞれ8.00%および6.50%である。
海外の年金制度の基礎率は現地の市場に基づいている。海外には金額的に重要性のある退職後給付制度は無い。
制度資産
国内の年金制度資産の投資目標は、株式、債券、その他の投資を組み入れた分散投資型ポートフォリオでベンチマークを上回る収益を創出することである。年金受給者への給付が代表的な従来の方式、および一括給付と年金型給付が認められているキャッシュ・バランス方式を含む年金債務の資金需要は、ポートフォリオの債券および短期投資によって充当されるように設計されている
国内の退職後給付制度資産の投資目標は、株式、債券、その他の投資を組み入れた分散投資型ポートフォリオでベンチマークを上回る収益を創出する一方、医療費給付金(薬剤費を含む)、歯科治療費給付金、死亡給付金など、その他の退職後給付債務の資金需要を満たすことにある。
年金制度および退職後給付制度のリスク管理実務には、資産の集中、信用格付け、流動性および節税に対する指針が盛り込まれている。年金制度と退職後給付制度の制度資産受託人は、それぞれの運用マンデートに沿って制度の資産を運用する運用担当者を選定する。これらの運用担当者は、取引コストを削減し、資産の集中を修正するために先物契約などのデリバティブを使用することができ、デュレーションを調整するために金利スワップや金利先物を使用することができる。
当社の年金制度およびその他の退職後給付制度の制度資産受託人は、資産の種類ごとの配分率についての資産配分指針を設定し、その指針は毎年見直される。2024年12月31日現在の資産配分目標は次のとおりである。
| 年金給付 | その他の退職後給付 | ||||||
| 最低値 | 最高値 | 最低値 | 最高値 | ||||
| 資産の種類 | |||||||
| 米国株式 | 0 % | 3 % | 10 % | 30 % | |||
| 外国株式 | 0 % | 11 % | 3 % | 20 % | |||
| 満期固定証券 | 52 % | 71 % | 6 % | 76 % | |||
| 短期投資 | 0 % | 11 % | 0 % | 24 % | |||
| 不動産 | 3 % | 18 % | 0 % | 0 % | |||
| その他 | 8 % | 40 % | 0 % | 0 % | |||
投資戦略の実行に当たり、制度資産は、投資指針における資産カテゴリーのいずれかに対応する証券を主な投資対象とするファンドに投資される。しかし、いずれの時点においても、ファンドの資産の一部は、特定された資産カテゴリーと異なる性質を持つ可能性がある。
PICAで保有される資産は、合同分離勘定または顧客別分離勘定の何れかで保有される。銀行で保有される資産は共同もしくは集合信託または個別顧客信託で保有される。合同分離勘定および共同もしくは集合信託は、複数の投資家のために資産を保有する。それぞれの投資家が「勘定単位」を所有する。上記の資産配分ターゲットには、合同分離勘定および共同もしくは集合信託における原資産ミックスが含まれる。顧客別分離勘定または信託はひとつの米国適格年金制度のための資産しか保有せず、ファンドの保有するそれぞれの有価証券は個々に保有されているかのように取り扱われる。
2024年12月31日および2023年12月31日現在のいずれの時点でも、年金制度、その他の退職後給付制度ともにプルデンシャル・ファイナンシャルの普通株式に対する投資はなかった。
公正価値に関連する正式な会計指針は公正価値測定の枠組みを確立した。公正価値は、注記6に記載されているとおり、公正価値測定に用いられる評価技法のデータに順位をつけた公正価値ヒエラルキーを用いて開示される。
年金制度資産およびその他の退職後給付制度資産の公正価値測定に用いられた評価方法は次に記載されるとおりである。
保険会社の合同分離勘定、共同/集合信託、および英国の保険契約プール・ファンド-保険会社の合同分離勘定はPICAが販売する団体年金保険を通じて投資されている。資産は「勘定単位」によって表象される。この単位の償還価値は元となる投資の価値の総額から算出される単位1口当たりの基準価額に基づく。勘定単位価額は公正価値で評価する実務上の簡便法として使用される。
株式—注記6の株式の評価方法についての説明を参照。
米国政府証券(連邦、州およびその他)、外国政府が発行する証券および社債—注記6の満期固定証券の評価方法についての説明を参照。
金利スワップ—注記6のデリバティブ商品の評価方法についての説明を参照。
登録投資会社(ミューチュアルファンド)—有価証券は、報告日に登録投資会社が公表する最終価格であるNAVで評価される。
短期投資商品—有価証券は当初は取得価額で評価され、その後はディスカウントまたはプレミアムが調整される(すなわち償却原価)。償却原価は概ね公正価値に等しい。
パートナーシップ—パートナーシップにおける持分の評価は、私募発行証券、仕組債、不動産、株式、満期固定証券、商品およびその他の投資などの原投資の評価に基づく。
ヘッジファンド—ヘッジ・ファンドにおける持分は、株式、債券およびその他の投資など原投資に基づいて評価される。
変額生命保険契約—これらの資産は、PICAが発行した団体および個人変額生命保険契約として保有されている。団体生命保険契約は保険会社合同分離勘定に投資されている。個人生命保険契約は登録投資会社(ミューチュアル・ファンド)に投資されている。これらの保険契約の持分の価値は、原投資に基づく保険契約の解約返戻金額(契約価値)である。変額生命保険契約は、公正価値とほぼ一致する契約価値で評価されている。
投資指針に基づく年金制度資産の配分は次のとおりである。
| 2024年12月31日現在 | 2023年12月31日現在 | ||||||||||||||||||||||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | ||||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||||||||
| 満期固定証券: | |||||||||||||||||||||||
| 米国政府証券 (連邦) | $ | 0 | $ | 919 | $ | 0 | $ | 919 | $ | 0 | $ | 536 | $ | 0 | $ | 536 | |||||||
| 米国政府証券 (州およびその他) | 0 | 273 | 0 | 273 | 0 | 365 | 0 | 365 | |||||||||||||||
| 外国政府が発行する負債証券 | 0 | 42 | 0 | 42 | 0 | 51 | 0 | 51 | |||||||||||||||
| 企業債務: | |||||||||||||||||||||||
| :社債 | 0 | 2,035 | 6 | 2,041 | 0 | 2,480 | 9 | 2,489 | |||||||||||||||
| 資産担保証券 | 0 | 560 | 0 | 560 | 0 | 66 | 0 | 66 | |||||||||||||||
| 抵当付モーゲージ 証書(CMO) | 0 | 453 | 0 | 453 | 0 | 447 | 0 | 447 | |||||||||||||||
| ローン担保証券 | 0 | 24 | 0 | 24 | 0 | 549 | 0 | 549 | |||||||||||||||
| 金利スワップ(1) | 0 | (12) | 0 | (12) | 0 | 5 | 0 | 5 | |||||||||||||||
| 登録投資会社 | 44 | 0 | 0 | 44 | 110 | 0 | 0 | 110 | |||||||||||||||
| 普通株式 | 20 | 0 | 0 | 20 | 20 | 0 | 0 | 20 | |||||||||||||||
| その他(2) | 22 | 1 | 29 | 52 | 63 | (6) | 82 | 139 | |||||||||||||||
| 満期固定証券小計 | 86 | 4,295 | 35 | 4,416 | 193 | 4,493 | 91 | 4,777 | |||||||||||||||
| 不動産: | |||||||||||||||||||||||
| パートナーシップ | 0 | 0 | 770 | 770 | 0 | 0 | 942 | 942 | |||||||||||||||
| その他: | |||||||||||||||||||||||
| パートナーシップ | 0 | 0 | 2,437 | 2,437 | 0 | 0 | 2,142 | 2,142 | |||||||||||||||
| ヘッジ・ファンド | 0 | 0 | 1,685 | 1,685 | 0 | 0 | 1,495 | 1,495 | |||||||||||||||
| その他小計 | 0 | 0 | 4,122 | 4,122 | 0 | 0 | 3,637 | 3,637 | |||||||||||||||
| 公正価値ヒエラルキーにおける 純資産 | $ | 86 | $ | 4,295 | $ | 4,927 | $ | 9,308 | $ | 193 | $ | 4,493 | $ | 4,670 | $ | 9,356 | |||||||
| 実務的簡便法として純資産価値で測定されている投資(3): | |||||||||||||||||||||||
| 合同分離勘定 | $ | 2,090 | 2,222 | ||||||||||||||||||||
| 共同または集合信託 | 802 | 958 | |||||||||||||||||||||
| 英国の保険契約プールド・ファンド | 93 | 113 | |||||||||||||||||||||
| 純資産、公正価値 | $ | 12,293 | $ | 12,649 | |||||||||||||||||||
| (1) 金利スワップ想定元本は、2024年および2023年12月31日に終了した事業年度において、それぞれ1,227百万ドルであった。 (2) 主に現金および現金同等物、短期投資、債権・債務、未決済の先物契約におけるポジション(債券担保を含む)。 (3) 当年金制度は、公正価値を見積もるための実務上の簡便法として1株当たりNAV(またはそれに相当するもの)で測定されている投資を公正価値ヒエラルキーから除外している。米国株式の合計額は、2024年および2023年12月31日現在でそれぞれ、37百万ドルおよび63百万ドルであった。外国株式の合計額は、2024年および2023年12月31日現在でそれぞれ、185百万ドルおよび237百万ドルであった。満期固定証券の合計額は、2024年および2023年12月31日現在でそれぞれ、2,186百万ドルおよび2,249百万ドルであった。短期投資の合計額は、2024年および2023年12月31日現在でそれぞれ、67百万ドルおよび118百万ドルであった。不動産の合計額は、2024年および2023年12月31日現在でそれぞれ、510百万ドルおよび626百万ドルであった。 | |
レベル3に分類される年金制度資産の公正価値の変動
| 満期固定証券 | 不動産 | その他 | ||||||||||||
| 社債 | その他 | パートナーシップ | パートナーシップ | ヘッジ・ファンド | ||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||
| 公正価値、2023年1月1日 | $ | 0 | $ | 65 | $ | 1,004 | $ | 1,713 | $ | 1,455 | ||||
| 実際収益: | ||||||||||||||
| 報告日現在保有する資産に係る 収益 | 0 | 0 | (57) | 197 | 121 | |||||||||
| 期中に売却された資産に係る収益 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||
| 購入 | 12 | 0 | (5) | 232 | (81) | |||||||||
| 売却 | (3) | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||
| 発行 | 0 | 82 | 0 | 0 | 0 | |||||||||
| 決済 | 0 | (65) | 0 | 0 | 0 | |||||||||
| レベル3から、またはレベル3への分類変更 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||
| 公正価値、2023年12月31日 | $ | 9 | $ | 82 | $ | 942 | $ | 2,142 | $ | 1,495 | ||||
| 実際収益: | ||||||||||||||
| 報告日現在保有する資産に係る 収益 | 0 | 0 | (95) | 219 | 158 | |||||||||
| 期中に売却された資産に係る収益 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||
| 購入 | 0 | 0 | (18) | 76 | 32 | |||||||||
| 売却 | (3) | 0 | (59) | 0 | 0 | |||||||||
| 発行 | 0 | 29 | 0 | 0 | 0 | |||||||||
| 決済 | 0 | (82) | 0 | 0 | 0 | |||||||||
| レベル3から、またはレベル3への分類変更 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||
| 公正価値、2024年12月31日 | $ | 6 | $ | 29 | $ | 770 | $ | 2,437 | $ | 1,685 | ||||
投資指針に基づくその他の退職後給付制度資産の配分は次のとおりである。
| 2024年12月31日現在 | 2023年12月31日現在 | |||||||||||||||||||||||||||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |||||||||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 株式: | ||||||||||||||||||||||||||||
| 米国株式 | $ | 0 | 38 | $ | 0 | $ | 38 | $ | 0 | $ | 30 | $ | 0 | $ | 30 | |||||||||||||
| 外国株式 | 0 | 10 | 0 | 10 | 0 | 9 | 0 | 9 | ||||||||||||||||||||
| 株式小計 | 0 | 48 | 0 | 48 | 0 | 39 | 0 | 39 | ||||||||||||||||||||
| 満期固定証券: | ||||||||||||||||||||||||||||
| 株式 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 8 | 0 | 8 | ||||||||||||||||||||
| 満期固定証券小計 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 8 | 0 | 8 | ||||||||||||||||||||
| 短期投資: | ||||||||||||||||||||||||||||
| 登録投資会社 | 46 | 0 | 0 | 46 | 40 | 0 | 0 | 40 | ||||||||||||||||||||
| 公正価値ヒエラルキーにおける純資産 | $ | 46 | $ | 50 | $ | 0 | $ | 96 | 40 | 47 | $ | 0 | $ | 87 | ||||||||||||||
| 実務的簡便法として純資産価値で測定されている投資(1): | ||||||||||||||||||||||||||||
| 共同または集合信託 | $ | 148 | $ | 162 | ||||||||||||||||||||||||
| 純資産、公正価値 | 244 | 249 | ||||||||||||||||||||||||||
| 変額生命保険契約、契約価値 | 943 | 937 | ||||||||||||||||||||||||||
| 純資産合計 | $ | 1,187 | $ | 1,186 | ||||||||||||||||||||||||
| (1) 当退職後給付制度は、公正価値を見積もるための実務的な簡便法として1株当たりNAV(またはそれに相当するもの)で測定されている投資、および契約価値で評価されている変額生命保険契約を公正価値ヒエラルキーから除外している。米国株式の合計額は、2024年および2023年12月31日現在でそれぞれ、192百万ドル、351百万ドルであった。外国株式の合計額は、2024年および2023年12月31日現在でそれぞれ、99百万ドル、88百万ドルであった。満期固定証券の合計額は、2024年および2023年12月31日現在でそれぞれ、652百万ドルおよび660百万ドルであった。 (2) 2023年12月31日から2024年12月31日の間で、レベル3の退職後給付制度資産の公正価値に変動はなかった。 | |
当社の年金制度およびその他の退職後給付制度の予想給付額は次のとおりである。
| 年金給付金支払 | その他の退職後 給付支払 | ||||
| (単位:百万ドル) | |||||
| 2025年 | $ | 1,148 | $ | 127 | |
| 2026年 | 850 | 127 | |||
| 2027年 | 882 | 123 | |||
| 2028年 | 892 | 112 | |||
| 2029年 | 927 | 105 | |||
| 2030-2034年 | 4,532 | 402 | |||
| 合計 | $ | 9,231 | $ | 996 | |
当社は、2025年に年金制度に対して約160百万ドル、その他の退職後給付制度に対して約10百万ドルの現金拠出を行う予定である。
離職後給付
当社は定年退職者ではない元従業員や休職中の従業員に、離職後給付として所得保障、健康保険および生命保険給付を提供している。2024年および2023年12月31日現在のこれらの給付に係る累積純債務額は、それぞれ30百万ドルおよび27百万ドルであり、「その他負債」に含まれている。
その他の従業員給付
当社は、従業員向任意貯蓄制度(401(k)プラン)を有している。この制度は、従業員拠出分は給与から天引き納付され、給与年額の4%を上限として当社がマッチング拠出を行うというものである。「一般管理費」に含まれる当社のマッチング拠出額は、2024年、2023年および2022年12月31日に終了した各事業年度において、それぞれ87百万ドル、79百万ドルおよび77百万ドルであった。
20. 資本の部
優先株式
2024年、2023年および2022年12月31日現在、当社に授権株式10,000,000株の優先株式発行枠があるが、発行済みの優先株式はない。
普通株式
2001年12月の株式会社化の日に、プルデンシャル・ファイナンシャルは当社普通株式の公募(新規株式公開)を完了した。公募により発行された普通株式は、株式会社化の一環として保険契約者に対して当社が発行した普通株式に追加して発行されたものである。この普通株式はニューヨーク証券取引所において「PRU」というコードで取引されている。当社が清算、解散、または閉鎖の事態となった場合、普通株式の保有者は、全債務および優先株式の優先分配権に対する弁済後に残った純資産の比例持分を受け取る権利を有する。
普通株式の発行、自己普通株式数、普通株式残高の変化は、それぞれの年度で以下のとおりである。
| 普通株式 | |||||
| 発行済み | 自己株式 | 株式残高 | |||
| (単位:百万ドル) | |||||
| 2021年12月31日現在残高 | 666.3 | 290.0 | 376.3 | ||
| 普通株式の発行 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | ||
| 普通株式の取得 | 0.0 | 14.5 | (14.5) | ||
| 株式に基づく報酬制度(1) | 0.0 | (4.2) | 4.2 | ||
| 2022年12月31日現在残高 | 666.3 | 300.3 | 366.0 | ||
| 普通株式の発行 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | ||
| 普通株式の取得 | 0.0 | 10.9 | (10.9) | ||
| 株式に基づく報酬制度(1) | 0.0 | (4.1) | 4.1 | ||
| 2023年12月31日現在残高 | 666.3 | 307.1 | 359.2 | ||
| 普通株式の発行 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | ||
| 普通株式の取得 | 0.0 | 8.6 | (8.6) | ||
| 株式に基づく報酬制度(1) | 0.0 | (4.0) | 4.0 | ||
| 2024年12月31日現在残高 | 666.3 | 311.7 | 354.6 | ||
| (1) 当社の株式に基づく報酬制度に従い、自己資本から発行された正味株式を表す。 | |
資本剰余金
「資本剰余金」は、主に、(a)過去に発行した普通株式または当社の株式に基づく報酬制度に関連して自己株式から再発行された普通株式について、当社が受領した現金の合計、および(b)これらの株式に関する額面総額(1株当たり0.01ドル)、との累積超過で構成される。
自己株式
自己株式は、当社によって買い戻された過去に発行された当社株式であって、消却していないものを表す。これらの株式は、取得時の原価で会計処理される。自己株式は、通常、取締役会で承認された株式買戻しプログラムに基づく株式の買戻し、および再発行時の平均原価法で会計処理される当社の株式に基づく報酬制度またはその他の目的に関する株式の再発行の影響を受ける。自己株式の再発行による利益は、「資本剰余金」に計上される。自己株式の再発行による損失は、まず、過去に計上された自己株式売却益を上限に「資本剰余金」から控除し、次に「利益剰余金」から控除する。
取締役会は、適宜、その裁量により、経営陣による当社普通株式の買戻しを承認することができる。自社株買戻しの時期と金額は、市況およびその他の事情に基づき経営陣が決定し、かかる買戻しは、デリバティブ、加速型自社株買い、その他相対売買、および1934年証券法(以下「証券法」)規則第10b5-1(c)(改正後)に従った売買計画によって、公開市場で実行される。株式買戻しの認可に従った将来の自社株買いの時機と金額には、法律の遵守、自己資本規制の変更による当社の増資の必要性、成長と買収の機会、および市況悪化の影響を含むがこれらには限定されない、さまざまな要素が影響を与えると考えられる。
次の表は、過去3年間の各年度の株式買戻し、および2024年12月に取締役会で承認された2025年度の株式買戻しの認可についての要約である。
| 2025年1月1日~2025年12月31日 | 2024年1月1日~2024年12月31日 | 2023年1月1日~2023年12月31日 | 2022年1月1日~2022年12月31日 | ||||||||
| 取締役会で認可された株式買戻し金額合計(単位:十億ドル) | $ | 1.0 | $ | 1.0 | $ | 1.0 | $ | 1.5 | |||
| 年度末現在でこの認可により買い戻された合計株式数(単位:百万) | N/A* | 8.6 | 10.9 | 14.5 | |||||||
| * 将来の期間における株式買戻しの承認 | |
以下の事業年度につき宣言された普通株式1株当たり配当金:
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||||
| 発表された普通株式1株当たり配当金 | $ | 5.20 | $ | 5.00 | $ | 4.80 | ||
累積その他の包括利益(損失)
AOCI(累積その他の包括利益)は、累計OCI(その他の包括利益)項目であって、純利益と分けて報告され、連結包括利益計算書上で詳述されているものを表す。OCIを構成する各構成要素については、注記2(外貨換算差額の調整および未実現投資純利益(損失))、注記12(責任準備金の金利再測定)、注記14(市場リスクを伴う給付に係る不履行リスクの変動による利益(損失))および注記19(年金および退職後給付制度に係る未認識期間純給付(費用))で詳述している。12月31日現在および12月31日に終了した事業年度におけるAOCIの各構成要素の残高および増減は以下のとおりである。
| 当社に帰属する累積その他の包括利益(損失) | |||||||||||||||||
| 外貨換算差額の調整 | 未実現純投資利益 (損失)(1) | 責任準備金の 金利再測定 | 市場リスクを伴う給付に係る不履行リスクの変化による利益(損失) | 年金および退職給付費用の未実現期間純給付 費用 | 累積その他の 包括利益 | ||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||
| 2021年12月31日 現在残高 | $ | (1,107) | $ | 26,640 | $ | (33,220) | $ | 707 | $ | (2,513) | $ | (9,493) | |||||
| 組替表示前のOCIの変動 | $ | (1,145) | (56,430) | 63,643 | 938 | 478 | 7,484 | ||||||||||
| AOCIから組み替えられた金額 | 15 | 586 | 0 | 0 | 157 | 758 | |||||||||||
| 法人所得税ベネフィット(費用) | (37) | 13,010 | (15,181) | (197) | (150) | (2,555) | |||||||||||
| 2022年12月31日 現在残高 | $ | (2,274) | $ | (16,194) | $ | 15,242 | $ | 1,448 | $ | (2,028) | $ | (3,806) | |||||
| 組替表示前のOCIの変動 | (246) | 5,076 | (8,770) | (693) | (98) | (4,731) | |||||||||||
| AOCIから組み替えられた金額 | (18) | 1,143 | 0 | 0 | 71 | 1,196 | |||||||||||
| 法人所得税ベネフィット(費用) | (148) | (1,238) | 2,075 | 145 | 3 | 837 | |||||||||||
| 2023年12月31日 現在残高 | $ | (2,686) | $ | (11,213) | $ | 8,547 | $ | 900 | $ | (2,052) | $ | (6,504) | |||||
| 組替表示前のOCIの変動 | (811) | (12,822) | 11,804 | (466) | (234) | (2,529) | |||||||||||
| AOCIから組み替えられた金額 | (41) | 2,697 | 0 | 0 | 30 | 2,686 | |||||||||||
| 法人所得税ベネフィット(費用) | (77) | 2,651 | (3,045) | 98 | 9 | (364) | |||||||||||
| 2024年12月31日 現在残高 | $ | (3,615) | $ | (18,687) | $ | 17,306 | $ | 532 | $ | (2,247) | $ | (6,711) | |||||
| (1) キャッシュ・フロー・ヘッジとして2024年、2023年および2022年12月31日現在でそれぞれ1,780百万ドル、869百万ドルおよび2,616百万ドルを含み、公正価値ヘッジとして2024年、2023年および2022年12月31日現在でそれぞれ(64)百万ドル、(60)百万ドルおよび(54)百万ドルを含む。 | |
累積その他の包括利益(損失)からの組替
| 12月31日に終了した各事業年度 | 影響を受けた 連結損益計算書項目 | |||||||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||
| AOCIから組み替えられた金額(1)(2): | ||||||||||
| 外貨換算差額の調整: | ||||||||||
| 外貨換算差額の調整 | $ | 41 | $ | 18 | $ | (15) | 実現投資利益(損失)、純額 | |||
| 外貨換算差額の調整 | 0 | 0 | 0 | その他収益(損失) | ||||||
| 外貨換算差額の調整合計 | 41 | 18 | (15) | |||||||
| 未実現純投資利益(損失): | ||||||||||
| キャッシュ・フロー・ヘッジ-金利 | (30) | (38) | (7) | (3) | ||||||
| キャッシュ・フロー・ヘッジ-通貨 | 3 | 14 | 15 | (3) | ||||||
| キャッシュ・フロー・ヘッジ-通貨/ 金利 | 612 | 200 | 897 | (3) | ||||||
| 公正価値ヘッジ-通貨 | (10) | (8) | (4) | (3) | ||||||
| 売却可能証券に係る未実現純投資利益(損失) | (3,272) | (1,311) | (1,487) | 実現投資利益(損失)、純額 | ||||||
| 未実現純投資利益(損失)合計 | (2,697) | (1,143) | (586) | (4) | ||||||
| 確定給付型年金項目の償却: | ||||||||||
| 過去勤務費用 | 68 | 8 | 9 | (5) | ||||||
| 保険数理上の損益 | (98) | (79) | (166) | (5) | ||||||
| 確定給付型年金項目の償却合計 | (30) | (71) | (157) | |||||||
| 当期組替表示の合計 | $ | (2,686) | $ | (1,196) | $ | (758) | ||||
| (1) すべての金額は税引前金額である。 (2) プラスの金額は、利益/ベネフィットがAOCIから組み替えられたことを示す。マイナスの金額は、損失/費用がAOCIから組み替えられたことを示す。 (3) キャッシュ・フロー・ヘッジおよび公正価値ヘッジに関する追加情報については、注記5を参照。 (4) 将来の保険給付金および契約者配当金に対する影響など、未実現純投資利益(損失)に関する詳しい情報は、以下の表を参照。 (5) 従業員給付制度に関する情報は、注記19を参照。 | |
未実現純投資利益(損失)
売却可能満期固定証券、一部のその他投資資産、およびその他資産に係る未実現純投資利益(損失)は、当社の連結財政状態計算書にAOCIの構成要素として含まれている。これらの金額における変動には、過去の年度には「その他の包括利益(損失)」の一部であった科目で、現在は「当期純利益(損失)」に含まれている科目を「その他の包括利益(損失)」から除外した組替調整が含まれる。下に示した期間の金額は、貸倒引当金が計上された売却可能満期固定証券の未実現純投資利益(損失)に関連する金額と、その他すべての未実現純投資利益(損失)とに分けられており、以下のとおりとなる。
| ACLが認識されたAFS満期固定証券に関する未実現純投資利益(損失) | 他のすべての投資に関する未実現純投資利益(損失)(1) | 再保険金回収見込額 | 責任準備金、 保険契約者預かり金勘定、および再保険未払金 | 契約者配当金 | 法人所得税ベネフィット(費用) | 未実現純投資利益(損失)に関連するAOCI | ||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||||||
| 2021年12月31日現在残高 | $ | 23 | $ | 40,415 | $ | 417 | $ | (1,921) | $ | (3,657) | $ | (8,637) | $ | 26,640 | ||||||
| 当期発生した投資に係る純投資利益(損失) | (90) | (65,938) | 15,164 | (50,864) | ||||||||||||||||
| 純利益に含まれた(利益)損失に関する組替調整 | 23 | 563 | (135) | 451 | ||||||||||||||||
| 当期に計上した貸倒引当金による組替 | (1) | 1 | 0 | 0 | ||||||||||||||||
| 未実現純投資利益(損失)の影響 | (1,120) | 3,867 | 6,851 | (2,019) | 7,579 | |||||||||||||||
| 2022年12月31日現在残高 | $ | (45) | (24,959) | $ | (703) | $ | 1,946 | $ | 3,194 | $ | 4,373 | $ | (16,194) | |||||||
| 当期発生した投資に係る純投資利益(損失) | 15 | 6,595 | (1,327) | 5,283 | ||||||||||||||||
| 純利益に含まれた(利益)損失に関する組替調整 | (3) | 1,146 | (229) | 914 | ||||||||||||||||
| 当期に計上した貸倒引当金による組替 | (39) | 39 | 0 | 0 | ||||||||||||||||
| 未実現純投資利益(損失)の影響 | 219 | (640) | (1,113) | 318 | (1,216) | |||||||||||||||
| 2023年12月31日現在残高 | $ | (72) | $ | (17,179) | $ | (484) | $ | 1,306 | $ | 2,081 | $ | 3,135 | $ | (11,213) | ||||||
| 当期発生した投資に係る純投資利益(損失) | (24) | (12,703) | 3,339 | (9,388) | ||||||||||||||||
| 純利益に含まれた(利益)損失に関する組替調整 | 97 | 2,600 | (708) | 1,989 | ||||||||||||||||
| 当期に計上した貸倒引当金による組替 | 5 | (5) | 0 | 0 | ||||||||||||||||
| 未実現純投資利益(損失)の影響 | 215 | (325) | 15 | 20 | (75) | |||||||||||||||
| 2024年12月31日現在残高 | $ | 6 | $ | (27,287) | $ | (269) | $ | 981 | $ | 2,096 | $ | 5,786 | $ | (18,687) | ||||||
| (1) キャッシュ・フロー・ヘッジと公正価値ヘッジを含む。追加の情報については注記5を参照。 | |
利益剰余金
利益剰余金は主に、当社が獲得した累積純利益であって、報告日現在において当社によって保持されているものを表す。他の固有の項目は、新しい会計基準の更新の適用を含むがこれに限られることなく、利益剰余金に影響を与える場合がある。任意の期間において、利益剰余金は純利益により増加し、純損失または配当の宣言により減少する場合がある。普通株式の配当の宣言および支払いは、ニュージャージー州会社法によって制限されており、プルデンシャル・ファイナンシャルは、配当支払後に、(a)当社が通常の事業活動において期限を迎えた債務の返済が不可能となる、もしくは(b)当社の総資産が負債よりも少なくなる場合、普通株式の配当の支払いを禁止される。さらに、当社の発行済下位劣後債務の条件には、「配当ストッパー」条項が含まれており、下位劣後債務に対して利払いが行われない場合、普通株式への配当の支払いを制限している。
上記の制限を除き、当社の利益剰余金の残高には、普通株式配当金支払いに対する制限がない。ただし、普通株式の配当は財政状況、経営成績、現金の必要性、将来予想、および、親会社であるプルデンシャル・ファイナンシャルが利用可能な現金などを含むその他の要因に左右される。プルデンシャル・ファイナンシャルが利用可能な資金の主な源泉は、子会社からの配当および資本の回収額、子会社からの借入、子会社からの事業貸付金の返済、現金およびその他流動性の高い資産である。プルデンシャル・ファイナンシャルにおける主な資金の使途は、債務の元利支払い、営業費用の支払い、子会社への投融資、宣言した株主配当の支払い、および取締役会の承認により実施される場合は発行済普通株式の買戻しである。2024年12月31日現在、プルデンシャル・ファイナンシャルは、主に現金、短期投資、米国財務省証券、米国政府関係機関が発行した負債証券、および/または外国国債を含む高流動性資産(会社間流動性勘定で保有されている金額を除く)を4,641百万ドル保有している。
将来の普通株式配当の支払いに充当するためにプルデンシャル・ファイナンシャルが利用できる将来の現金は、受取配当金または子会社からの他の資金に依存している。その大半は、以下の注記でさらに説明する配当支払いおよび資金の他の移転に関する制限を含む包括的な規制の対象となる。
非支配持分
一部の子会社について、当社は子会社の支配持分を100%未満で保有しているが、U.S.GAAPに従い、当該子会社の財務諸表を100%で連結しなければならない。非支配持分とは、連結子会社の株式持分のうち当社に帰属しない部分を表す。
保険子会社 - 配当金の支払に関する法定財務情報および制限
米国保険子会社 - 法定財務情報
当社の米国内の保険子会社は、事業所のある州の保険監督当局の規定した、または認可した法定会計実務に準拠して法定財務書類を作成することを求められている。法定会計実務がU.S.GAAPと異なる主な点として、保険契約取得費用の発生時の費用化、異なる保険数理の仮定を利用した責任準備金の算出、投資および特定の資産の評価、ならびに異なる方式による税効果会計の処理が挙げられる。
リスクベース資本(以下「RBC」)比率は、当社および保険規制当局がPICAおよび当社の他の米国内の保険子会社の自己資本を評価する基本的な尺度である。RBCは、投資資産の種類および品質、保険会社の商品および負債に伴う保険関連リスク、金利リスクおよび一般的な事業リスクを考慮した規定の公式により、NAICが決定するRBC比率は、保険会社の調整後資本の合計額を、当該保険会社がその事業を支えるために要求される法定の資本金および剰余金の最低額(当該保険会社の「企業行動レベルRBC」)で割ったものである。法定資本が企業行動レベルRBCで要求される額より少ない保険会社は、資本が不十分であるとみなされ、資本不足のレベルに応じて様々な段階の規制措置の対象となる。当社は、PICAおよび他の米国内保険子会社について報告する2024年12月31日時点のRBC比率が、是正措置を求められる規制上の最低基準である100%を上回るとともに、「AA」の財務格付を裏付けるPICAの目標レベルも上回ると見込んでいる。
以下の表は、示された年月日現在およびその日に終了した各事業年度について、当社の米国保険子会社に係る一定の法定財務情報を要約したものである。
| PICA | ||||||||
| 2024年 12月31日現在 | 2023年 12月31日現在 | 2022年 12月31日現在 | ||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||
| 法定当期純利益(損失) | $ | 1,245 | $ | 1,732 | $ | 1,116 | ||
| 法定資本金および法定剰余金 | $ | 15,753 | $ | 16,085 | $ | 14,049 | ||
米国保険子会社—親持株会社であるプルデンシャル・ファイナンシャルへの配当金の支払制限
ニュージャージー州に拠点を置く保険子会社で、当社の主要な国内保険子会社でもあるPICAに関して、ニュージャージー州保険法は、下記の特別配当の場合を除き、PICAが支払う配当またはその他の分配金は、前年末において法定会計基準に基づいて算定された未処分剰余金から、未実現投資損益および資産の再評価を控除した金額からのみ支払うことができると規定している。2024年12月31日現在、PICAの未処分剰余金から適用される累積未実現投資利益の調整を控除した金額は、3,444百万ドルであった。PICAは、そのような配当金または分配金を支払う意図を、NJDOBIに事前通知しなければならない。また、配当と過去12ヵ月以内に支払われたその他の配当や分配金とを合算した額が、(i)直近の12月31日時点での法定資本金および法定剰余金の10%、または(ii)直近の12月31日に終了した12ヵ月間の実現投資損益を除く法定純事業利益のどちらか大きい方を超過する場合は、配当は「特別配当」とみなされ、NJDOBIからの事前承認が必要とされる。PICAは、ニュージャージー州保険法に基づきNJDOBIによる事前承認なしに、2025年に1,575百万ドルまで普通配当を支払うことが容認されている。この1,575百万ドルのうち、275百万ドルは2025年3月28日以降、追加の400百万ドルは2025年6月27日以降、残りの900百万ドルは2025年12月27日以降であれば、NJDOBIの事前承認なしに支払うことが認められている。
国際保険子会社 - 法定財務情報
当社の国際保険子会社は、現地の規制要件に従って財務書類を作成する。これらの法定会計実務がU.S.GAAPと異なる主な点として、保険契約取得費用の発生時の費用化、異なる保険数理の仮定を利用した責任準備金の算出、投資および特定の資産の評価、ならびに異なる方式による税効果会計の処理が挙げられる。
日本国金融庁(以下「FSA」)は、日本の保険会社の自己資本を評価するためにソルベンシー・マージン比率を使用している。ソルベンシー・マージン比率は、ソルベンシー・マージン・リスク金額に対するソルベンシー・マージン自己資本の水準とみなされ、RBCと類似の方法で計算される。2024年12月31日現在、プルデンシャル生命保険株式会社(以下「プルデンシャル日本」)およびジブラルタ生命の両社は、是正措置が必要となる規制上の最低水準の3.5倍を超えるソルベンシー・マージン資本を保有していると当社は見込んでいる。
当社の国内および米国外のすべての保険子会社は、それぞれの規制上の最低要件を超える資本および剰余金の水準を有しており、それぞれ2024年および2023年12月31日現在のまたはそれぞれ2024年、2023年、2022年12月31日に終了した各年度の業績に関して、規定または許可されているがNAICまたは同等な規制機関が定めた実務と実質的に異なる実務を使用しているものはない。
国際保険子会社-親持株会社であるプルデンシャル・ファイナンシャルへの配当金の支払制限
当社の海外の保険事業は、各社が事業を行う管轄区における規制当局による配当制限の対象となっている。当社の最も重要な海外での保険子会社で日本に拠点を置く、プルデンシャル日本およびジブラルタ生命に関しては、日本の法律により、普通株式の配当は、契約者への配当支払いなど特定の準備金基準を満たした後、前年度の税引後法定利益の83%を上限として支払うことができる。法定利益剰余金が法定払込資本金の100%を超えている場合は、準備金基準を満たした後、前年度の税引後法定利益の100%を支払うことができる。これらの金額を超える配当およびその他の形式の資本分配には、FSAの事前承認を要する。加えて、プルデンシャル日本およびジブラルタ生命は、配当または分配を支払う意思を事前にFSAに通知しなければならない。
2024年12月31日に終了した事業年度において、プルデンシャル・ファイナンシャルは海外保険子会社から585百万ドルを受領し、持株会社から800百万ドルを受領した。当社の国際保険事業会社は、普通株式配当の支払いに加えて、プルデンシャル・ファイナンシャルまたは他の関連会社が保有する優先株式債務の返済、関連会社間貸付、関連会社間デリバティブ、ならびに米国およびバミューダに本拠を置く関連会社との再保険など他の方法を通じた資本の還元、またはこれらの方法によって促進される資本の還元も行うことができる。当社の日本における保険事業会社は、保有契約の一部および一定の商品についての新規発行契約に伴う死亡率および罹患率リスクを出再するために、バミューダに本拠を置く当社の再保険関連会社であるジブラルタ・リーおよび当社の国内保険事業会社との間で再保険契約を締結している。当社は、これらの取引により、資本およびリスクプロファイルをより効率的に管理できると見込んでいる。プルデンシャル日本およびジブラルタ生命両方の現在の規制上の決算期は2025年3月31日であり、その後にはFSAによる事前承認なしに支払いが容認される普通株式の配当金額が決定可能となる。
加えて、上記の制限を上限とする配当支払いは法律では事前に規制当局の承認は必要ではないが、実際には、当社は配当実施の前に通常は関連規制当局と配当の支払いについて協議を行う。また、当社の子会社による配当支払いはその取締役会による宣言を条件とし、市場条件およびその他の要因に影響されることもある。
21. 1株当たり利益
12月31日に終了した各事業年度のプルデンシャル・ファイナンシャルの連結利益に基づいた基本および希薄化後普通株式1株当たり利益の計算における分子と分母の調整は、次のとおりである。
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||||||||||||||||||||||
| 利益 | 加重平均株式数 | 1株当たり利益 | 利益 | 加重平均株式数 | 1株当たり利益 | 利益 | 加重平均株式数 | 1株当たり利益 | ||||||||||||||||||
| (単位:百万ドル、1株当たりの金額を除く) | ||||||||||||||||||||||||||
| 基本1株当たり利益 | ||||||||||||||||||||||||||
| 当期純利益(損失) | $ | 2,846 | $ | 2,508 | $ | (1,675) | ||||||||||||||||||||
| 減少:非支配持分および償還可能非支配持分に帰属する利益(損失) | 119 | 20 | (28) | |||||||||||||||||||||||
| 減少:権利未確定の株式報酬に割り当てられた配当金および未処分利益 | 32 | 29 | 25 | |||||||||||||||||||||||
| 普通株式保有者のものとなるプルデンシャル・ファイナンシャルに帰属する純利益(損失) | $ | 2,695 | 357.5 | $ | 7.54 | $ | 2,459 | 363.5 | $ | 6.76 | $ | (1,672) | 372.3 | $ | (4.49) | |||||||||||
| 希薄化証券および 報酬制度の効果 | ||||||||||||||||||||||||||
| 増加:権利未確定の株式報酬(基本)に割り当てられた配当金および未処分利益 | $ | 32 | $ | 29 | $ | 25 | ||||||||||||||||||||
| 減少:権利未確定の株式報酬(希薄化)に割り当てられた配当金および未処分利益 | 32 | 29 | 25 | |||||||||||||||||||||||
| ストック・オプション | 0.3 | 0.2 | 0.0 | |||||||||||||||||||||||
| 繰延および長期報酬制度 | 1.5 | 0.9 | 0.0 | |||||||||||||||||||||||
| 希薄化後1株当たり 利益(1) | ||||||||||||||||||||||||||
| 普通株式保有者のものとなるプルデンシャル・ファイナンシャルに帰属する純利益(損失) | $ | 2,695 | $ | 359.3 | $ | 7.50 | $ | 2,459 | $ | 364.6 | $ | 6.74 | $ | (1,672) | $ | 372.3 | $ | (4.49) | ||||||||
| (1) 2022年12月31日に終了した事業年度については、希薄化株式および希薄化後1株当たり利益は純損失が報告された期間には適用されないため、基本1株当たり利益の計算に使用された加重平均株式数が希薄化後1株当たり利益の計算にも使用されている。2022年12月31日に終了した事業年度の普通株式保有者のものとなるプルデンシャル・ファイナンシャルに帰属する純損失の結果として、すべての潜在的なストック・オプションおよび報酬プログラムは、逆希薄化効果を有するとみなされた。 | |
失効させることのできない配当権利を含む未確定の株式報酬は、利益配当付きの証券であり、2種方式に従った1株当たり利益の計算に含まれる。この方法では、プルデンシャル・ファイナンシャルに帰属する利益は、株式報酬が第2種の株式であるかのように、普通株式と利益配当付きの証券に割り当てられる。普通株式保有者に純利益が発生する期間において、1株当たり利益の計算には、分子に利益配当付き証券に帰属する利益、および分母にこれらの証券の希薄化影響は含まれない。普通株式保有者に純損失が発生する場合、未処分利益は利益配当付き証券に割り当てられず、当社の損失を共有するものではないため、これら証券の希薄化影響は分母に含まれない。2024年、2023年および2022年12月31日に終了した事業年度に参加型受給権未確定株式報酬に配分された未分配利益は、適宜それぞれ4.0百万口、4.1百万口、4.9百万口の未行使期間加重報酬証券口数に基づいていた。
逆希薄化効果があると考えられる繰延および長期の報酬制度に関連するストック・オプションおよび株式は、希薄化後1株当たり利益の計算から除外される。ストック・オプションは、自己株式方式の適用に基づく場合、あるいは普通株式保有者に純損失が発生する場合には、逆希薄化効果があると見なされる。繰延および長期報酬制度に関連する株式は、普通株式保有者に純損失が発生する場合には、逆希薄化効果があると見なされる。12月31日に終了した各事業年度において、逆希薄化効果を持つとみなされ、希薄化後1株当たり利益の計算から除外され、発行されている期間で加重されている、ストック・オプションならびに繰延報酬および長期の報酬制度に関係する株式数は以下のとおりである。
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||||||||||
| 株式 数 | 1株当たり権利行使価格 | 株式 数 | 1株当たり権利行使価格 | 株式数 | 1株当たり権利行使価格 | |||||||||
| (単位:百万、加重平均に基づく1株当たりの金額を除く) | ||||||||||||||
| 自己株式方式の適用に基づく、逆希薄化効果のあるストック・オプション | 0.1 | $ | 110.42 | 1.2 | $ | 102.63 | 0.5 | $ | 108.19 | |||||
| 普通株式保有者における純損失の発生により、逆希薄化効果のあるストック・オプション | 0.0 | 0.0 | 0.4 | |||||||||||
| 自己株式方式の適用に基づく、逆希薄化効果のある株式 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | |||||||||||
| 普通株式保有者における純損失の発生により、逆希薄化効果のある株式 | 0.0 | 0.0 | 2.0 | |||||||||||
| 逆希薄化効果のあるストック・オプションおよび株式の合計 | 0.1 | 1.3 | 3.0 | |||||||||||
22. 株式に基づく支払
オムニバス・インセンティブ・プラン
プルデンシャル・ファイナンシャル・インクのオムニバス・インセンティブ・プランは、ストック・オプション、ストック・アプリシエーション・ライト、制限付株式、制限付株式ユニット、株式決済業績連動型株式および現金決済業績連動型ユニットを含む、株式に基づく報酬を提供している。一般的に、配当基準日において配当金同等物が発行済制限付株式および制限付株式ユニットに付与される。配当金同等物は、通常配当基準日において発行済の目標業績連動型株式およびユニットに対して引当計上される。これらの配当金同等物は、株式およびユニットの目標付与数を上限として、制限が解除された業績連動型株式およびユニットに対してのみ支払われる。一般的に、所要勤務期間が権利確定期間とされる。2024年12月31日現在、オムニバス・インセンティブ・プランの下で付与可能な株式数として13,684,720株が承認されている。
アシュアランスIQの取得
当社は2019年10月10日にAIQを取得した。取得の条件には、継続勤務に連動し、したがってASC718「株式報酬」の報告要件に該当する株式に基づく支払いの取決めが伴う報奨が含まれていた。これらの報奨には、ストック・オプション、制限付株式ユニットおよび業績連動型株式が含まれる。
報酬費用
従業員に付与された制限付株式ユニット、業績連動型株式および業績連動型ユニットの報酬費用は、付与日における原資産である普通株式の株価によって測定される。
従業員ストック・オプションの報酬費用は、付与日において見積もられた公正価値に基づく。オムニバス・インセンティブ・プランの下では、それぞれのストック・オプション報奨の公正価値は、従業員に発行されたストック・オプションの付与日時点で二項オプション価格モデルを使用して見積もられる。AIQ取得に関連した報奨については、それぞれのストック・オプション報奨の公正価値は、付与日における本源的価値に基づいている。2024年、2023年および2022年に付与されたストック・オプションはない。
予想ボラティリティは、プルデンシャル・ファイナンシャルの普通株式の過去のボラティリティ実績およびプルデンシャル・ファイナンシャルの普通株式の上場オプションのインプライド・ボラティリティに基づいている。当社は、評価モデルにおけるオプションの行使および従業員の退職の見積りには、過去のデータおよび将来の行使パターンの予測を使用している。付与されたオプションの予想期間は、付与されたオプションが未行使として残っていると予想される期間を表している。オプションの予想期間に対応する期間のリスク・フリー金利は、付与時点で実勢の米国財務省証券のイールドカーブに基づいている。
次の表は、12月31日に終了した各事業年度に、ストック・オプション、制限付株式ユニット、業績連動型株式および業績連動型ユニットについて認識された報酬費用および関連する法人所得税ベネフィットを要約したものである。
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | |||||||||||||||
| オムニバス・インセンティブ・プラン: | 認識された報酬費用合計 (1) | 法人所得税ベネフィット | 認識された報酬費用合計 (1) | 法人所得税ベネフィット | 認識された報酬費用合計 (1) | 法人所得税ベネフィット | |||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||
| 従業員ストック・ オプション | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 1 | $ | 0 | |||||
| 従業員制限付株式 ユニット | 200 | 47 | 200 | 47 | 189 | 44 | |||||||||||
| 従業員業績連動型株式および業績連動型 ユニット | 114 | 27 | 54 | 12 | 18 | 4 | |||||||||||
| 合計 | $ | 314 | $ | 74 | $ | 254 | $ | 59 | $ | 208 | $ | 48 | |||||
| (1) 退職適格の加入者に関連した報酬費用は、付与日(通常、毎年第1四半期)に計上される。 | |
2024年1月10日、プルデンシャル・ファイナンシャル・インクの取締役会は、2021年、2022年および2023年に付与された業績連動型株式の条件に対する一定の修正を承認した。これらの修正は、1)極端な金利ボラティリティはプラス方向であれマイナス方向であれ、1株当たり調整後純資産の増加目標の達成に関わることから、その影響を緩和し、2)特定の1株当たり純資産目標と支払上限額を引き下げる。これらの修正の影響により、3つの業績連動型プランすべてを通じて、161名の従業員に対して合計約600,000株の付与が増加する。また、これらの修正の結果として報酬費用は総額で約62百万ドル増加した。
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | |||||||||||||||
| アシュランスIQの 取得: | 認識された報酬費用合計 | 法人所得税ベネフィット | 認識された報酬費用合計 | 法人所得税ベネフィット | 認識された報酬費用合計 | 法人所得税ベネフィット | |||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||
| 従業員ストック・ オプション | $ | 0 | $ | 0 | $ | 2 | $ | 1 | $ | 10 | $ | 2 | |||||
| 従業員制限付株式 ユニット | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 1 | |||||||||||
| 従業員業績連動型 株式 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||||||
| 合計 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 3 | $ | 1 | $ | 12 | $ | 3 | |||||
2024年、2023年および2022年12月31日に終了した事業年度に、繰延取得費用に資産計上された株式に基づく報酬制度に係る報酬費用は、僅少であった。
ストック・オプション
オムニバス・インセンティブ・プランの下で付与された各ストック・オプションの行使価格は、付与日時点のプルデンシャル・ファイナンシャルの普通株式の公正価値であり、最長期間は10年である。一般的に、翌3年間のそれぞれで、付与されたオプションの3分の1ずつその権利が確定する。AIQの取得に関連して付与されたオプションの行使価格は、交換されたAIQのオプションの当初行使価格に基づき、その最長期間はAIQのオプションが当初に付与された日から10年である。AIQの取得に関連して付与されたオプションは通常、3年間にわたって四半期ごとに権利が確定する。
当社のストック・オプションの付与の状況は、以下に要約される。
| 従業員ストック・オプション | |||||||||
| オムニバス・インセンティブ・プラン | アシュアランスIQの 取得 | ||||||||
| 株式数 | 加重平均行使価格 | 株式数 | 加重平均行使価格 | ||||||
| 2023年12月31日現在未行使残高 | 1,700,332 | $ | 95.22 | 18,358 | $ | 1.53 | |||
| 付与分 | 0 | 0.00 | 0 | 0.00 | |||||
| 行使分 | (1,037,398) | 94.74 | (15,949) | 1.64 | |||||
| 権利喪失分 | 0 | 0.00 | 0 | 0.00 | |||||
| 期限到来分 | (1,039) | 84.53 | (238) | 7.56 | |||||
| 2024年12月31日現在未行使残高 | 661,895 | $ | 96.00 | 2,171 | $ | 0.09 | |||
| 2024年12月31日現在行使可能分 | 661,895 | $ | 96.00 | 2,171 | $ | 0.09 | |||
2024年、2023年または2022年に付与されたストック・オプションはない。2024年、2023年または2022年において、AIQの取得に関連したオプションは付与されていない。
2024年、2023年および2022年12月31日に終了した事業年度に行使された従業員ストック・オプションの本源的価値(すなわち、株式の市場価格からオプションの行使価格を差し引いた額)は、それぞれ26百万ドル、8百万ドルおよび33百万ドルであった。AIQ取得に関連した報奨については、2024年、2023年および2022年12月31日に終了した事業年度に行使された従業員ストック・オプションの本源的価値合計は、それぞれ2百万ドル、3百万ドル、15百万ドルであった。
2024年12月31日現在の、ストック・オプションの未行使残高および行使可能分の加重平均残存契約期間および本源的価値合計は、次のとおりである。
| 従業員ストック・オプション | |||||||||
| オムニバス・インセンティブ・ プラン | アシュアランスIQの取得 | ||||||||
| 加重平均残存 契約期間 | 本源的価値 合計 | 加重平均残存 契約期間 | 本源的価値 合計 | ||||||
| (単位:年) | (単位:百万ドル) | (単位:年) | (単位:百万ドル) | ||||||
| 株式残高 | 3.28年 | $ | 15 | 0.25年 | $ | 0 | |||
| 行使可能分 | 3.28年 | $ | 15 | 0.25年 | $ | 0 | |||
制限付株式ユニット、業績連動型株式報奨および業績連動型ユニット報奨
制限付株式ユニットとは、一定期間の終了時にプルデンシャル・ファイナンシャルの普通株式を受け取る非拠出型の無保証の権利で、権利喪失条項および譲渡制限が付されている。通常、譲渡制限は3年間で毎年3分の1ずつ失効する。業績連動型株式および業績連動型ユニットは、プルデンシャル・ファイナンシャルの普通株式で表される報奨である。ユニット数は、業績測定期間にわたって決定され、当社の特定の業績目標の達成に基づいて調整される場合がある。業績連動型株式報奨は、プルデンシャル・ファイナンシャルの普通株式で支払われる。業績連動型ユニット報奨は、現金で支払われる。2019年10月より、当社は業績連動型ユニット報奨を付与していない。残余の報酬費用は、2022年まで計上され、上記のとおり開示されている。
オムニバス・インセンティブ・プランの下での当社の制限付株式ユニットおよび業績連動型株式報奨の要約は次のとおりである。
| 制限付き株式ユニット | 加重平均付与日公正価値 | 業績連動型株式報奨(1) | 加重平均付与日公正価値 | ||||||
| 2023年12月31日現在制限対象分 | 4,058,190 | $ | 103.48 | 2,102,693 | $ | 103.72 | |||
| 付与分 | 2,146,030 | 102.66 | 709,411 | 97.67 | |||||
| 権利喪失分 | (276,716) | 105.56 | (72,428) | 105.88 | |||||
| 業績調整(2) | 0 | 0.00 | (40,560) | 103.71 | |||||
| 制限解除分 | (2,008,167) | 100.26 | (775,967) | 103.48 | |||||
| 2024年12月31日現在制限対象分 | 3,919,337 | $ | 104.53 | 1,923,149 | $ | 101.50 | |||
| (1) 業績連動型株式報奨は、それまでに付与された業績連動ユニット数から権利喪失分および制限解除分を差し引いた数値を反映している。各業績測定期間末時点で実際に付与されるユニット数は、明記された目標と比較した当社の公表業績を尺度として、付与された業績連動ユニット数の0%から150%の範囲内になる。2021年に経営上層部に付与された業績連動型報奨には、多様性および包摂性に関連して明記された目標が含まれ、それによって業績が±10%の範囲で修正される可能性がある。 (2) 業績連動ユニット数と、当社の業績目標達成度に基づいて付与される実際のユニット数との差異を表す。 | |
AIQ取得に関連した当社の制限付株式ユニット報奨の要約は次のとおりである。
| 制限付き株式 ユニット | 加重平均付与日公正価値 | |||
| 2023年12月31日現在制限対象分 | 4,101 | $ | 87.67 | |
| 付与分 | 0 | 0.00 | ||
| 権利喪失分 | (485) | 87.67 | ||
| 制限解除分 | (3,616) | 87.67 | ||
| 2024年12月31日現在制限対象分 | 0 | $ | 0.00 | |
2024年、2023年および2022年12月31日に終了した事業年度において、オムニバス・インセンティブ・プランに基づいて制限が解除された制限付株式ユニットおよび業績連動型株式の公正価値は、それぞれ302百万ドル、360百万ドル、および366百万ドルであった。2024年、2023年および2022年12月31日に終了した事業年度において、制限が解除されたオムニバス・インセンティブ・プランに基づくAIQ取得関連の報奨対象制限付株式ユニットの公正市場価値は、それぞれ1百万ドル、1百万ドルおよび2百万ドルであった。
2024年、2023年および2022年12月31日に終了した事業年度にオムニバス・インセンティブ・プランの下で付与された制限付株式ユニットの付与日現在の加重平均公正価値は、それぞれ102.66ドル、102.64ドルおよび119.71ドルであった。2024年、2023年および2022年12月31日に終了した事業年度にオムニバス・インセンティブ・プランの下で付与された業績連動型株式の付与日現在の加重平均公正価値は、それぞれ97.67ドル、103.27ドルおよび121.29ドルであった。2024年、2023年および2022年12月31日に終了した事業年度にAIQ取得のために付与された制限付株式ユニットはない。
未認識報酬費用
2024年12月31日現在、オムニバス・インセンティブ・プランに基づくストック・オプションについての未認識報酬費用はない。オムニバス・インセンティブ・プランに基づく制限付株式ユニットおよび業績連動型株式についての2024年12月31日現在の未認識報酬費用は174百万ドルであり、その加重平均認識期間は1.69年であった。2024年12月31日現在、AIQ取得に関連したストック・オプションおよび制限付ユニットについて未認識報酬費用はない。
実現した法人所得税ベネフィット
2024年、2023年および2022年12月31日に終了した事業年度における、オムニバス・インセンティブ・プランに基づくストック・オプションの権利行使に伴い実現した当社の法人所得税ベネフィットは、それぞれ3百万ドル、2百万ドル、8百万ドルであった。2024年、2023年および2022年12月31日に終了した事業年度における、アシュアランスIQ取得に関連したストック・オプションの権利行使に伴い実現した法人所得税ベネフィットは、それぞれ1百万ドル未満、1百万ドル、4百万ドルであった。
2024年、2023年および2022年12月31日に終了した事業年度における、オムニバス・インセンティブ・プランに基づく制限付株式ユニット、業績連動型株式および業績連動型ユニットの付与確定に伴い実現した法人所得税ベネフィットは、それぞれ60百万ドル、77百万ドル、75百万ドルであった。2023年、2022年および2021年12月31日に終了した事業年度における、AIQ取得に関連した制限付株式ユニットの権利確定に伴い実現した法人所得税ベネフィットは、それぞれ1百万ドル未満、1百万ドル未満、1百万ドル未満であった。
報奨の決済
当社の方針は、ストック・オプションの行使、制限付株式ユニットおよび業績連動型株式の制限解除の場合、自己株式に保有されている普通株式から株式を発行することである。当社は、業績連動型ユニットを現金で決済している。2024年、2023年および2022年12月31日に終了した事業年度に業績連動型ユニットの決済に使用された現金額は、それぞれ0百万ドル、0百万ドルおよび1百万ドルであった。2022年12月31日現在、発行済みの業績連動型ユニットはない。
23. セグメント情報
セグメント
当社の主たる業務は、PGIM(当社のグローバル投資運用事業)、米国事業(退職戦略、団体保険、個人生命保険で構成される)、国際事業、クローズド・ブロック部門ならびに当社の「全社およびその他」業務で構成される。クローズド・ブロック部門は、「全社およびその他」業務に含まれる撤退事業およびラン・オフ事業とは別途に報告される撤退事業として会計処理される。撤退およびラン・オフ事業は、売却もしくは撤退またはその予定の事業で構成され、U.S.GAAPの下では「非継続事業」の会計処理適格ではない段階的撤退の状況に分類された事業を含む。当社の「全社およびその他」の業務には、事業セグメントには配賦されない全社的項目および取組み、ならびに上記の撤退およびラン・オフ事業が含まれる。
PGIMセグメントは、世界中の機関投資家や個人投資家、ならびに当社の保険および退職金事業に対して、上場固定金利商品、上場株式、不動産関連の債券や株式、プライベート・クレジットやその他オルタナティブ、マルチアセット・クラス戦略に関連する投資管理サービスやソリューションを提供している。
米国事業は、保障、退職金、貯蓄、所得および投資上のニーズに及ぶ広範な商品およびソリューションを提供している。米国事業は次のセグメントで編成されている。
・ 法人および個人退職戦略事業を含む退職戦略セグメントは、それぞれ公的部門、民間部門、非営利部門の退職金制度スポンサーに幅広い退職投資およびインカム商品やサービスを提供し、主に米国のマス富裕市場および富裕市場向けに個人変額年金保険商品および個人定額年金保険商品を開発・販売している。
・ 団体保険セグメントは、従業員およびメンバー給付制度用として、主に法人顧客向けに、米国内で多岐にわたる団体生命保険、長期および短期団体障害保険、ならびに企業、銀行および信託が所有する形の団体生命保険を提供している。また、同セグメントは災害死亡/手足切断/完全視力喪失保険およびその他の補足医療保障商品を販売し、保険保障に関連した制度事務管理サービスを提供している。
・ 個人生命保険セグメントは、主に米国のマス中流市場、マス富裕市場および富裕市場向けに変額生命保険、ユニバーサル生命保険および定期生命保険を開発・販売している。
国際事業セグメントは、生命保険、退職金向け商品、および一定の定額給付の傷害・医療保険商品を、日本、ブラジルおよびメキシコのマス富裕市場や富裕市場向けに開発し、ライフ・プランナーの活動を通じて販売している。ジブラルタ生命およびその他の事業も、助言サービスや管理サービスに加え、日本全国で幅広い中間所得市場およびマス富裕市場向けに、チリ、中国、インドおよびインドネシアでは当社の合弁事業を通じて、また、ガーナ、ケニアおよび南アフリカの当社の戦略的投資では複数の販路(ライフ・コンサルタント、銀行および独立系代理店など)を通じて、類似商品を提供している。
クローズド・ブロック部門は、特定の配当付保険および年金商品の保有契約、これらの商品に関連する保険金・給付金、費用および契約者配当金の支払に用いられる対応資産ならびに特定の関連する資産および負債を含んでいる。株式会社化に伴い、当社はこれらの配当付商品の販売を打ち切った。クローズド・ブロック部門は、当社の全社およびその他の業務に含まれる撤退事業およびラン・オフ事業とは別途に報告される撤退事業として会計処理される。クローズド・ブロックに関する追加の情報については注記16を参照。
「全社およびその他の業務」は主として以下で構成される。(1)どの事業セグメントにも配分されていない資本、(2)事業セグメントに配分されていない投資、(3)資本債務、(4)事業セグメントに配分した後の残りの当社の適格年金、非適格年金およびその他の従業員福利厚生制度、(5)事業セグメントに配分した後の残りの全社レベルの活動(主として戦略的支出、買収・処分コスト、コーポレート・ガバナンス、企業広告、フィランソロピー活動、繰延報酬、ならびに特定の偶発事項および法的事項に関連する費用を含む)、(6)当社の複数の事業およびそれらの事業を支援する部署にまたがる複数年計画のプログラムに伴う費用、(7)株式会社化前の保険契約者に関連する一部の留保債務、(8)当社のリスク選好の枠組みに従ったリスク管理活動の影響、(9)国際事業セグメントにおける米ドル建て以外の特定の利益のヘッジに使用される外貨建て所得ヘッジ・プログラム、(10)米ドル以外の通貨建て利益を固定為替レートで換算するための国際事業セグメントおよびPGIMセグメントとの社内取決め、(11)当社のPGIM事業が運用する一定の連結投資ファンドの業績、(12)プルデンシャル独自の全国販売組織であるプルデンシャル・アドバイザーズ、(13)プリズミックの利益に対する当社の持分、および、資産留保の取決めを伴う共同保険式再保険契約の裏付けとなる投資資産とこれを相殺する未払い資産留保額、(14)他のセグメントとの、および他のセグメント間の取引(連結決算上の連結会社間取引の消去を含む)。
*セグメントの会計方針。*セグメントの会計方針は注記2と同一である。各セグメントの業績には、各セグメントのリスク対応に必要と経営陣が判断した水準で設定した帰属資本にかかる収益も算入される。特定のセグメントに具体的に帰属させることができる営業費用は、発生時に当該セグメントに配分される。セグメントの収益獲得に伴い発生したものの、特定のセグメントに帰属させることができない営業費用は、通常、セグメントの過去の一般管理費の割合に応じて配分される。
重要な事業取得・売却に関する情報については、注記1を参照。新しく公表された会計基準の採用に関連する情報については、注記2を参照。過年度におけるセグメント別業績は、これらの項目について、当年度の表示に合わせて適宜修正されている。
調整後営業利益
当社は、各セグメントの業績を「調整後営業利益」を使って分析する。調整後営業利益は、U.S.GAAPに準拠して算定された「法人所得税・合弁事業およびその他の運営事業体損益に対する持分反映前利益(損失)」または「当期純利益(損失)」と一致するものではないが、当社の最高経営意思決定者(以下「CODM」)である最高経営責任者が使用するセグメントの損益の指標であり、下記のセグメント業績の指標でもある。CODMは、(1)セグメント業績を評価するため、(2)主に年次予算編成および計画策定プロセスにおいて資源および資本を配分するため、(3)報酬プロセスにおいて事前に設定した目標値との差異を検討するために、調整後営業利益を使用する。調整後営業利益は、U.S.GAAPに基づいて判断される収益に代るものではなく、調整後営業利益についての当社の定義は、他の企業が使用するものとは異なる可能性がある。しかしながら、当社としては、経営目的で測定した「調整後営業利益」の表示により、継続事業の業績と事業の本来の収益性の要素を明確にすることで、業績の理解に役立つと考えている。
調整後営業利益は、事業の全体的業績の理解のために重要であり、次に詳述する項目に関して各セグメントの「法人所得税・合弁事業およびその他の運営事業体損益に対する持分反映前利益(損失)」を調整し、算出される。
・ 実現投資利益(損失)、関連する費用および調整控除後の純額
・ 市場リスクを伴う給付の価値の増減(関連するヘッジ利益(損失)を控除後)
・ 市場実績の更新
・ 撤退およびラン・オフ事業:
・ 合弁事業およびその他の運営事業体損益に対する持ち分および非支配株主持分利益
・ その他調整
2024年第4四半期に、退職戦略セグメントの指数連動変額年金保険商品および定額年金保険商品について、2024年第1四半期から3四半期および2023年の各四半期において、調整後営業利益の適用に重要性のない誤謬があり、過大計上されていることが判明した。当社は自主的に該当期間について過去の調整後営業利益を修正し、その結果、税引前調整後営業利益が2024年9月30日に終了した9か月間について149百万ドル(未監査)、2023年12月31日に終了した事業年度について55百万ドル、それぞれ減少した。
実現投資利益(損失)、関連する費用および調整控除後の純額
実現投資利益(損失)、純額
調整後営業利益は、以下に記載する特定の項目を除き、「実現投資利益(損失)、純額」を除外している。調整後営業利益から除外される重要な項目には、減損と有価証券の売却による信用関連の利益(損失)が含まれるが、その発生時期は市場の信用サイクルに大きく左右され、金額は会計期間によって大きく異なる。また、有価証券の売却による金利関連の利益(損失)は当社の裁量によるところが大きく、市場機会に加え当社の税金および資本の状況に影響される。加えて、調整後営業利益は、組込デリバティブを含む商品およびこれらの商品のリスクに関連した資産・負債管理プログラムの一部である関連デリバティブ・ポートフォリオからの実現投資利益(損失)、ならびに資金留保契約のある特定の共同保険および修正共同再保険協約に関連した投資資産および組込デリバティブの運用パフォーマンスからの実現投資利益(損失)を除外している。
次の表は、調整後営業利益に含まれ、よって調整後営業利益の算出上「実現投資利益(損失)、純額」の調整として反映される「実現投資利益(損失)、純額」の重要な構成要素を示している。
| 12月31日に終了した各事業年度 | ||||||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||
| 以下に係る利益(損失)、純額(1): | ||||||||
| 外貨建収益のヘッジの解約 | $ | (11) | $ | (32) | $ | 22 | ||
| 当該期間の利回り調整 | $ | 216 | $ | 467 | $ | 515 | ||
| 利益の主要な源泉 | $ | 50 | $ | 1 | $ | 245 | ||
| (1) 上表の項目に加えて、「実現投資利益(損失)、純額ならびに関連費用および調整額」には、撤退事業およびラン・オフ事業関連の「実現投資利益(損失)、純額」を反映するための調整が含まれている。以下の「その他の撤退およびラン・オフ事業」の説明を参照。 | |
*外貨建収益のヘッジの解約。*上表で示された金額は、特定の年度(四半期を含む)におけるすべての国での米ドル建て以外の利益を固定の為替レートで換算する、全社およびその他の業務と国際事業セグメントの間の内部取決めの影響を反映している。当該固定の為替レートは為替ヘッジ・プログラムに従って決定され、不利な為替レートの変動によりセグメントの収益の米国ドル換算額が減少するリスクを軽減するよう設定されている。このプログラムに従い、全社およびその他の業務は、ヘッジ対象通貨による予想収益に対するネット・エクスポージャーを売却し、特定の為替レートで米ドルに交換する為替先渡契約を第三者との間で締結することができる。これらの契約の満期日は、米ドル建て以外の特定の収益の発生が予想される将来の期間に対応している。これらの契約はU.S.GAAP上ではヘッジ会計として認められないため、契約から生じる損益は「実現投資利益(損失)、純額」に計上される。収益の発生が予想される期と同じ時期に契約が解約される場合、その結果生じるプラスの、あるいはマイナスのキャッシュ・フローによる影響額は調整後営業利益に含まれる。
*当該期間の利回り調整。*当社は、金利スワップ、通貨スワップ、ならびにその他のデリバティブを利用して、資産と負債のミスマッチ(デュレーション・ミスマッチを含む)から生じる金利および為替レートに対するエクスポージャーを管理している。ヘッジ会計が認められないデリバティブ契約については、他のデリバティブの関連する利回り調整と同様に定期的スワップ決済額は、原商品のヘッジ後利回りを反映するために「実現投資利益(損失)、純額」として計上され、調整後営業利益に算入される。特定の状況下においては、これらのデリバティブ契約が最終満期前に解約または相殺された場合、その結果発生する実現損益は、調整後営業利益が原商品のヘッジ後利回りを反映するよう、一般に当該デリバティブまたはその原商品の予想期間とほぼ同じ期間にわたって、調整後営業利益で認識される。上表に示された金額には、最終満期前に解約または相殺されたデリバティブ契約に係る利益(損失)が、2024年、2023年および2022年にそれぞれ140百万ドル、178百万ドル、および100百万ドル含まれている。2024年12月31日現在、主に個人退職戦略事業および国際事業で最終満期前に解約または相殺された特定のデリバティブ契約に関連して、純額で466百万ドルの利益が繰り延べられている。また、上表に示された金額には合成保証付投資契約(GIC)に係る手数料が、2024年、2023年および2022年にそれぞれ100百万ドル、107百万ドルおよび113百万ドル含まれている。合成GICは、U.S.GAAPの下ではデリバティブとして会計処理され、したがってこれらの手数料は「実現投資利益(損失)、純額」に計上される。合成GICに関する追加の情報については注記5を参照。
*利益の主要な源泉。*当社のPGIMセグメントを筆頭に、当社では実現投資利益(損失)が当該業務の主要収益源であるため調整後営業利益に算入される業務活動を行っている。例えば、PGIMセグメントの戦略的投資業務では、他の投資家への販売または他の投資家とのシンジケート結成のため、あるいは当社運用のファンドまたは仕組商品の募集販売またはこれらへの共同投資を行うため、投資を行っている。これらの戦略的投資の売却に伴う実現投資利益(損失)およびデリバティブの損益の大半は、この業務の主な活動であるため、調整後営業利益に算入される。また、当社の商業モーゲージ業務で組成した貸付、ならびに関連するデリバティブの損益および留保したモーゲージ債権回収権に伴う実現投資利益(損失)も、この業務の主な活動であるため、調整後営業利益に算入される。
実現投資利益(損失)、純額関連調整額
次の表は、調整後営業利益から除外され、調整後営業利益算出上「実現投資利益(損失)、純額」の調整項目として反映されている他の特定の項目を表示している。
| 12月31日に終了した各事業年度 | ||||||||
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||
| 以下に係る利益(損失)、純額: | ||||||||
| 純利益を通じて公正価値で計上される投資 | $ | (337) | $ | 754 | $ | (1,562) | ||
| 外国為替レートの変動 | $ | (76) | $ | (123) | $ | 286 | ||
| その他の項目(1) | $ | (1) | $ | (10) | $ | (33) | ||
| (1) 過年度の金額は、当年度の表示に合わせて改訂されている。 | |
*純利益を通じて公正価値で計上される投資。*当社では、一般勘定ポートフォリオに公正価値で計上され、公正価値の変動は「その他収益(損失)」で報告されている一定の投資がある。これには、例えば持分証券および売買目的の固定証券に対する当社の投資が含まれる。安定的に運用されるその他の投資に関する実現投資利益(損失)を除外するのと同様に、これらの投資の純損益は調整後営業利益から除外される。
*外国為替レートの変動。*当社には、U.S.GAAPに準拠すると、期中の外国為替の変動に伴う価値の変動を含め、価値の変動が「その他収益(損失)」に計上される特定の資産および負債がある。これらの資産および負債における外貨エクスポージャーが経済的にヘッジされている限り、あるいは海外子会社に関する当社の資金調達戦略の一環とみなされる限り、「その他収益(損失)」に算入される価値の変動は、調整後営業利益から除外される。この保険負債は、売却可能として指定されている重要な部分を含め、対応する通貨建ての投資によって裏付けられている。これらの円以外の通貨建ての資産および負債は経済的にヘッジされているが、U.S.GAAPに従い、売却可能投資の未実現利益(損失)は、外国為替レートの変動から生じた損益を含め、AOCIとして計上され、一方で円以外の通貨建ての負債は外国為替レートの変動に関して再測定され、関連する評価額の変動は「その他収益(損失)」として損益に計上される。このU.S.GAAPに基づいた損益に反映されている非経済要因によるボラティリティにより、「その他収益(損失)」に計上された評価額の変動は、調整後営業利益から除かれる。
*その他の項目。*前述の類似した調整と同様に、他の特定の項目も調整後営業利益から除外される。
実現投資利益(損失)に関連する費用、純額
実現投資利益(損失)の関連費用もまた、調整後営業利益から除外されるが、これには以下の項目が含まれる。
• 一定の実現投資利益(損失)が契約者に戻し入れられる特定の生命保険に関する契約者配当金および保険契約者預り金勘定への利息振替、ならびに実現投資利益(損失)、純額の影響を受ける特定の保険契約についての責任準備金繰入。
• 契約者による当社の年金商品の解約時に受払いした市場価額調整。これらの市場価額調整は投資先資産の売却時に発生する実現投資損益の純額の影響を軽減する。
市場リスクを伴う給付の価値の増減(関連するヘッジ利益(損失)を控除後)
当社はすべての市場リスクを伴う給付(例えば、変額年金に伴う生前給付や死亡給付の保障)を公正価値で測定することが求められる。業績の基礎的動向をより良く理解していただくため、当社は調整後営業利益から、当期の市況変化の影響を反映する「市場リスクを伴う給付の価値の増減(関連するヘッジ利益(損失)を控除後)」を除外している。市場リスクを伴う給付に関する追加の情報については、注記2を参照。
市場実績の更新
「市場実績の更新」は、現在の市場状況の変化が収益性の推定に及ぼす直接的な影響と、その変化が主に変額生命保険やユニバーサル生命保険に関連した準備金に及ぼす影響を表している。これらの金額は、当社が基礎的業績の傾向に対する理解を高めると信じる調整後営業利益から除外されている。
撤退およびラン・オフ事業
U.S.GAAPに準拠すると「非継続事業」として会計処理することが認められない、縮小中の事業を含む既に売却・撤退したあるいは売却・撤退予定である撤退事業およびラン・オフ事業の損益に寄与した額は、調整後営業利益から除外されている。これは、撤退事業およびラン・オフ事業の業績は、当社の継続事業の業績を理解するためには不適当とみなされるためである。
クローズド・ブロック部門は撤退事業として会計処理されている。これは同部門が主として当社が2001年の株式会社化の時点で販売を取りやめた特定の配当付保険および年金商品で構成されるためである。クローズド・ブロックに関する追加の情報については注記16を参照。
合弁事業およびその他の運営事業体損益に対する持ち分および非支配株主持分利益
合弁事業およびその他の運営事業体損益に対する税引前持分は、主要収益源であるため、調整後営業利益に算入される。これらの収益は、当社の連結損益計算書においては、U.S.GAAPに準拠し、税引後ベースで別項目として表示される。
非支配持分に帰属する利益も調整後営業利益から除外される。非支配持分に帰属する利益は、少数投資家の持分に対応する連結会社の利益部分で、当社の連結損益計算書においては、U.S.GAAPに準拠し、別項目として表示される。
その他調整
「その他調整」は、調整後営業利益から除外されるその他のすべての調整を表す。これには主に企業買収の対価の一部の構成要素が含まれ、必要とされる勤務期間にわたって報酬費用として認識される。
一部財務情報の照合
以下の表は、当社のセグメントについてCODMに定期的に報告される、調整後営業利益ベースの収益ならびに重要な保険金・給付金および費用、セグメント別資産、ならびにセグメント合計の連結財務書類で報告された金額との調整を含む、一定の財務情報を示している。
| 2024年12月31日に終了した事業年度 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 主要なセグメント別調整後営業利益ベースの収益ならびに重要な保険金・給付金および費用 | 純投資 利益 | 収益合計 | 契約者 保険金・給付金 | 保険契約者預り金勘定 | 支払 利息 | DAC 償却費 | 一般 管理費 (5) | その他の保険金・給付金および費用 (6) | 保険金・給付金および費用合計 | 保険金・給付金合計控除後の収益合計 | ||||||||||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| PGIM | $ | 15 | $ | 4,092 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 105 | $ | 2 | $ | 3,110 | $ | 0 | $ | 3,217 | $ | 875 | ||||||||||||
| 米国事業: | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 法人退職戦略 | 4,674 | 28,195 | 25,752 | 664 | 31 | 11 | 257 | (376) | 26,339 | 1,856 | ||||||||||||||||||||||
| 個人退職戦略 (1) | 2,110 | 5,125 | 141 | 1,039 | 84 | 394 | 1,696 | 8 | 3,362 | 1,763 | ||||||||||||||||||||||
| 退職戦略 (1)(2) | 6,784 | 33,320 | 25,893 | 1,703 | 115 | 405 | 1,953 | (368) | 29,701 | 3,619 | ||||||||||||||||||||||
| 団体保険 | 530 | 6,427 | 4,801 | 149 | 11 | 6 | 1,146 | 0 | 6,113 | 314 | ||||||||||||||||||||||
| 個人生命保険 (2) | 3,089 | 6,195 | 3,095 | 803 | 1,113 | 442 | 815 | 132 | 6,400 | (205) | ||||||||||||||||||||||
| 米国事業合計 | 10,403 | 45,942 | 33,789 | 2,655 | 1,239 | 853 | 3,914 | (236) | 42,214 | 3,728 | ||||||||||||||||||||||
| 国際事業: | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| ライフプランナー | 2,508 | 9,352 | 5,605 | 288 | (9) | 320 | 1,044 | 234 | 7,482 | 1,870 | ||||||||||||||||||||||
| ジブラルタ生命など | 3,215 | 8,573 | 4,643 | 922 | 7 | 326 | 1,272 | 167 | 7,337 | 1,236 | ||||||||||||||||||||||
| 国際事業合計 | 5,723 | 17,925 | 10,248 | 1,210 | (2) | 646 | 2,316 | 401 | 14,819 | 3,106 | ||||||||||||||||||||||
| 全社およびその他の業務 (3) | 1,234 | 94 | (19) | 84 | 677 | (56) | 1,191 | 0 | 1,877 | (1,783) | ||||||||||||||||||||||
| セグメント別、法人所得税控除前の調整後営業利益の合計 (1) | 17,375 | 68,053 | 44,018 | 3,949 | 2,019 | 1,445 | 10,531 | 165 | 62,127 | 5,926 | ||||||||||||||||||||||
| 照合項目: | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 実現投資利益(損失)、関連する費用および調整控除後の純額 (1)(4) | (17) | (1,741) | (3) | 347 | 0 | 32 | 0 | 33 | 409 | (2,150) | ||||||||||||||||||||||
| 市場リスクを伴う給付の価値の増減(関連するヘッジ利益(損失)を控除後) | 0 | (397) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | (397) | ||||||||||||||||||||||
| 市場実績の更新 | 0 | (88) | (3) | 0 | 0 | 0 | 0 | (33) | (36) | (52) | ||||||||||||||||||||||
| 撤退 およびラン・オフ事業: | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| クローズド・ブロック部門 | 2,048 | 3,287 | 2,342 | 117 | (2) | 12 | 290 | 641 | 3,400 | (113) | ||||||||||||||||||||||
| その他の撤退およびラン・オフ事業 | 503 | 1,426 | 765 | 169 | 13 | 3 | 591 | (145) | 1,396 | 30 | ||||||||||||||||||||||
| 合弁事業およびその他の運営事業体損益に対する持ち分および非支配株主持分利益 | 0 | (135) | 0 | 0 | 0 | 0 | (119) | 0 | (119) | (16) | ||||||||||||||||||||||
| その他調整 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 19 | 0 | 19 | (19) | ||||||||||||||||||||||
| 連結ベース、法人所得税ならびに合弁事業およびその他の運営事業体損益に対する持分反映前利益(損失) | $ | 19,909 | $ | 70,405 | $ | 47,119 | $ | 4,582 | $ | 2,030 | $ | 1,492 | $ | 11,312 | $ | 661 | $ | 67,196 | $ | 3,209 | ||||||||||||
| 2023年12月31日に終了した事業年度 | |||||||||||||||||||||||||||||||
| 主要なセグメント別調整後営業利益ベースの収益ならびに重要な保険金・給付金および費用 | 純投資 利益 | 収益合計 | 契約者 保険金・給付金 | 保険契約者預り金勘定 | 支払 利息 | DAC 償却費 | 一般 管理費 (5) | その他の保険金・給付金および費用 (6) | 保険金・給付金および費用合計 | 保険金・給付金合計控除後の収益合計 | |||||||||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||||||||||||||||||||||||
| PGIM | $ | 268 | $ | 3,638 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 113 | $ | 2 | $ | 2,810 | $ | 0 | $ | 2,925 | $ | 713 | |||||||||||
| 米国事業: | |||||||||||||||||||||||||||||||
| 法人退職戦略 | 4,180 | 11,030 | 8,759 | 552 | 1 | 16 | 208 | (201) | 9,335 | 1,695 | |||||||||||||||||||||
| 個人退職戦略 (1)(7) | 1,454 | 4,532 | 134 | 560 | 72 | 349 | 1,591 | 8 | 2,714 | 1,818 | |||||||||||||||||||||
| 退職戦略 (1)(2)(7) | 5,634 | 15,562 | 8,893 | 1,112 | 73 | 365 | 1,799 | (193) | 12,049 | 3,513 | |||||||||||||||||||||
| 団体保険 | 512 | 6,285 | 4,703 | 166 | 8 | 9 | 1,080 | 0 | 5,966 | 319 | |||||||||||||||||||||
| 個人生命保険 (2) | 2,860 | 6,274 | 3,295 | 912 | 898 | 456 | 694 | 114 | 6,369 | (95) | |||||||||||||||||||||
| 米国事業合計 | 9,006 | 28,121 | 16,891 | 2,190 | 979 | 830 | 3,573 | (79) | 24,384 | 3,737 | |||||||||||||||||||||
| 国際事業: | |||||||||||||||||||||||||||||||
| ライフプランナー | 2,351 | 9,596 | 5,841 | 243 | (3) | 306 | 1,104 | 105 | 7,596 | 2,000 | |||||||||||||||||||||
| ジブラルタ生命など | 2,938 | 9,086 | 5,216 | 700 | 26 | 316 | 1,361 | 284 | 7,903 | 1,183 | |||||||||||||||||||||
| 国際事業合計 | 5,289 | 18,682 | 11,057 | 943 | 23 | 622 | 2,465 | 389 | 15,499 | 3,183 | |||||||||||||||||||||
| 全社およびその他の業務 (3) | 730 | 49 | (11) | 113 | 639 | (37) | 1,379 | 0 | 2,083 | (2,034) | |||||||||||||||||||||
| セグメント別、法人所得税控除前の調整後営業利益の合計(1) | 15,293 | 50,490 | 27,937 | 3,246 | 1,754 | 1,417 | 10,227 | 310 | 44,891 | 5,599 | |||||||||||||||||||||
| 照合項目: | |||||||||||||||||||||||||||||||
| 実現投資利益(損失)、関連する費用および調整控除後の純額 (1)(4)(7) | (18) | (2,103) | (105) | 431 | 0 | 29 | 0 | 52 | 407 | (2,510) | |||||||||||||||||||||
| 市場リスクを伴う給付の価値の増減(関連するヘッジ利益(損失)を控除後) | 0 | 56 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 56 | |||||||||||||||||||||
| 市場実績の更新 | 0 | 67 | (2) | 0 | 0 | 0 | 0 | (41) | (43) | 110 | |||||||||||||||||||||
| 撤退およびラン・オフ事業: | |||||||||||||||||||||||||||||||
| クローズド・ブロック部門 | 1,959 | 3,666 | 2,354 | 118 | 0 | 13 | 273 | 1,008 | 3,766 | (100) | |||||||||||||||||||||
| その他の撤退およびラン・オフ事業 (5)(7) | 631 | 1,888 | 747 | 188 | 9 | 0 | 669 | 254 | 1,867 | 21 | |||||||||||||||||||||
| 合弁事業およびその他の運営事業体損益に対する持ち分および非支配株主持分利益 | 0 | (85) | 0 | 0 | 0 | 0 | (17) | 0 | (17) | (68) | |||||||||||||||||||||
| その他調整 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 36 | 0 | 36 | (36) | |||||||||||||||||||||
| 連結ベース、法人所得税ならびに合弁事業およびその他の運営事業体損益に対する持分反映前利益(損失) | $ | 17,865 | $ | 53,979 | $ | 30,931 | $ | 3,983 | $ | 1,763 | $ | 1,459 | $ | 11,188 | $ | 1,583 | $ | 50,907 | $ | 3,072 | |||||||||||
| 2022年12月31日に終了した事業年度 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 主要なセグメント別調整後営業利益ベースの収益ならびに重要な保険金・給付金および費用 | 純投資利益 | 収益合計 | 契約者保険金・給付金 | 保険契約者預り金勘定 | 支払利息 | DAC償却費 | 一般管理費 (5) | その他の保険金・給付金および費用 (6) | 保険金・給付金および費用合計 | 保険金・給付金合計控除後の収益合計 | ||||||||||||||||||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| PGIM | $ | 94 | $ | 3,622 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 57 | $ | 3 | $ | 2,719 | $ | 0 | $ | 2,779 | $ | 843 | ||||||||||||
| 米国事業: | 0 | |||||||||||||||||||||||||||||||
| 法人退職戦略 | 3,653 | 19,116 | 17,476 | 394 | 15 | 11 | 207 | (534) | 17,569 | 1,547 | ||||||||||||||||||||||
| 個人退職戦略 (1)(7) | 918 | 5,470 | 149 | 314 | (55) | 362 | 1,708 | 10 | 2,488 | 2,982 | ||||||||||||||||||||||
| 退職戦略 (1)(2)(7) | 4,571 | 24,586 | 17,625 | 708 | (40) | 373 | 1,915 | (524) | 20,057 | 4,529 | ||||||||||||||||||||||
| 団体保険 | 479 | 6,115 | 4,914 | 153 | 4 | 2 | 1,058 | 0 | 6,131 | (16) | ||||||||||||||||||||||
| 個人生命保険 (2) | 2,467 | 5,786 | 3,290 | 926 | 810 | 446 | 738 | 1,378 | 7,588 | (1,802) | ||||||||||||||||||||||
| 米国事業合計 | 7,517 | 36,487 | 25,829 | 1,787 | 774 | 821 | 3,711 | 854 | 33,776 | 2,711 | ||||||||||||||||||||||
| 国際事業: | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| ライフプランナー | 2,119 | 9,541 | 5,992 | 183 | 18 | 296 | 1,101 | 7 | 7,597 | 1,944 | ||||||||||||||||||||||
| ジブラルタ生命など | 2,847 | 9,470 | 5,735 | 555 | 17 | 300 | 1,431 | 171 | 8,209 | 1,261 | ||||||||||||||||||||||
| 国際事業合計 | 4,966 | 19,011 | 11,727 | 738 | 35 | 596 | 2,532 | 178 | 15,806 | 3,205 | ||||||||||||||||||||||
| 全社およびその他の業務 (3) | 605 | (84) | 0 | 137 | 712 | (39) | 667 | 0 | 1,477 | (1,561) | ||||||||||||||||||||||
| セグメント別、法人所得税控除前の調整後営業利益の合計 (1) | 13,182 | 59,036 | 37,556 | 2,662 | 1,578 | 1,381 | 9,629 | 1,032 | 53,838 | 5,198 | ||||||||||||||||||||||
| 照合項目: | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 実現投資利益(損失)、関連する費用および調整控除後の純額 (1)(4)(7) | (23) | (6,083) | 207 | (156) | 0 | 37 | 0 | 154 | 242 | (6,325) | ||||||||||||||||||||||
| 市場リスクを伴う給付の価値の増減(関連するヘッジ利益(損失)を控除後) | 0 | (443) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | (443) | ||||||||||||||||||||||
| 市場実績の更新 | 0 | 161 | (6) | 0 | 0 | 0 | 0 | (475) | (481) | 642 | ||||||||||||||||||||||
| 撤退およびラン・オフ事業: | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| クローズド・ブロック部門 | 1,976 | 2,958 | 2,428 | 121 | 9 | 14 | 289 | 115 | 2,976 | (18) | ||||||||||||||||||||||
| その他の撤退およびラン・オフ事業 (5)(7) | 902 | 1,250 | 631 | (434) | 10 | 1 | 1,000 | 929 | 2,137 | (887) | ||||||||||||||||||||||
| 合弁事業およびその他の運営事業体損益に対する持ち分および非支配株主持分利益 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 38 | 0 | 38 | (36) | ||||||||||||||||||||||
| その他調整 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 23 | 0 | 23 | (23) | ||||||||||||||||||||||
| 連結ベース、法人所得税ならびに合弁事業およびその他の運営事業体損益に対する持分反映前利益(損失) | $ | 16,037 | $ | 56,881 | $ | 40.816 | $ | 2,193 | $ | 1,597 | $ | 1,433 | $ | 10,979 | $ | 1,755 | $ | 58,773 | $ | (1,892) | ||||||||||||
| (1) 2023年の金額は、個人退職戦略セグメントの指数連動変額年金保険商品および定額年金保険商品に関連する誤謬の訂正を反映している。追加の情報については、前述の「―調整後営業利益」を参照。 (2) 退職戦略および個人生命保険のセグメントの業績は、事業が単独事業であるかのようにDACを反映している。この方針に従って資産計上されたセグメント間費用の消去は、全社およびその他の業務における連結調整に含まれる。 (3) 全社およびその他の業務は、プルデンシャル・アドバイザーを通じて、プルデンシャルおよび第三者が提供する特定の保険、年金、投資商品の販売と流通から手数料収入を生み出している。 (4) ASU2018-12を適用した結果、「実現投資利益(損失)に関する変動」は、実現投資利益(損失)純額によるDACの償却に与える当期中の影響には含まれない。上記の金額は、ASUの適用前の実現投資利益(損失)に関連する過去のDAC残高の償却を反映している。 (5) 「一般管理費」には、給与、従業員給付、設備関連費用、技術費、コンサルティング費、外部サービス費、サービス契約費、法務費、全社費用、施策費用、その他雑費に加え、特定の保険商品および投資商品の販売に関連するコミッション(繰延分控除後)、その他手数料などの変動費が含まれる。 (6) 「その他の保険金・給付金および費用」には主に、(i)退職戦略、個人生命保険および国際事業における、プラスにもマイナスにもなり得る責任準備金見積額の増減、(ii)調整後営業利益に含まれている個人生命保険および国際事業における契約者配当金、(iii)クローズド・ブロック部門における契約者配当金ならびに調整後営業利益に含まれないAIQに関連し、その他の撤退およびラン・オフ事業の営業権の減損が含まれる。 (7) 過年度の金額は、当年度の表示に合わせて改訂されている。 | |
| 12月31日現在 | |||||||
| 2024年 | 2023年 | ||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||
| セグメント別資産: | |||||||
| PGIM(1) | $ | 36,044 | $ | 42,153 | |||
| 米国事業: | |||||||
| 法人退職戦略 | 126,842 | 111,308 | |||||
| 個人退職戦略 | 150,151 | 139,934 | |||||
| 退職戦略 | 276,993 | 251,242 | |||||
| 団体保険 | 39,340 | 39,214 | |||||
| 個人生命保険 | 122,590 | 116,449 | |||||
| 米国事業合計 | 438,923 | 406,905 | |||||
| 国際事業: | |||||||
| ライフプランナー | 76,089 | 81,164 | |||||
| ジブラルタ生命など | 103,949 | 110,060 | |||||
| 国際事業合計 | 180,038 | 191,224 | |||||
| 全社およびその他の業務 | 31,767 | 29,842 | |||||
| クローズド・ブロック部門 | 48,815 | 51,088 | |||||
| 連結財政状態計算書における資産合計 | $ | 735,587 | $ | 721,212 | |||
| (1) 過年度の金額は、当年度の表示に合わせて改訂されている。 | |
U.S.GAAPに準拠して算出される、12月31日に終了した各事業年度の収益には、当社の連結収益合計の10%以上である地域別に以下が算入されている。
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||
| 米国 | $ | 48,568 | $ | 31,031 | $ | 36,826 | ||
| 日本 | 13,760 | 15,538 | 14,599 | |||||
| その他の国 | 8,077 | 7,410 | 5,456 | |||||
| PFI連結収益合計 | $ | 70,405 | $ | 53,979 | $ | 56,881 | ||
セグメント間収益
経営陣は、市場金利を基準にしてセグメント間の収益を決定している。セグメント間の収益は、当社の全社およびその他の業務で消去されている。12月31日に終了した事業年度におけるPGIMセグメントの収益には、主として資産ベースの運用、管理手数料で構成される次のようなセグメント間収益が算入されている。
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||
| PGIMセグメントのセグメント間収益 | $ | 837 | $ | 796 | $ | 822 | ||
セグメントは、他のセグメントと社内デリバティブ契約を締結する場合がある。調整後営業利益に関し、社内デリバティブの業績に対する各セグメントの会計処理は、他の同様な外部のデリバティブに対する方法と一致する。
資産運用手数料
以下の表は、主に投資運用業務に関連した、表示された期間の資産運用手数料を示している。
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||
| 資産残高に基づいた運用手数料 | $ | 3,386 | $ | 3,169 | $ | 3,434 | ||
| 成功報酬 | 198 | 45 | 84 | |||||
| その他手数料 | 506 | 503 | 544 | |||||
| 資産運用手数料合計 | $ | 4,090 | $ | 3,717 | $ | 4,062 | ||
24. 関連当事者間取引
当社は2023年9月に、バミューダで認可を受けて、同地に本拠を置く生命保険および年金保険の再保険会社であるプリズミック再保険の発行済み全株式を所有する、バミューダの特例リミテッドパートナーシップであるプリズミック・ホールディングに約200百万ドルを出資し、リミテッドパートナーとして20%の株式持分を取得した。この投資は持分法を適用しているため、プリズミック・ホールディングおよびプリズミック再保険は関連当事者とみなされる。
当社はまた2023年9月に、プリズミック再保険会社との間で、当社の完全子会社であるPICAが発行した特定の仕組決済型年金契約の準備金約9十億ドルを出再する契約を締結した。これらの契約は、当社が保有する仕組決済型年金事業の約70%を占める。これとは別に、当社は、PGIMを通じて、プリズミック再保険の資産の大部分を運用する投資運用契約をプリズミック・ホールディングと締結した。当社がプリズミック・ホールディングおよびプリズミック再保険と締結した契約に関連する当社の財務諸表への影響の概要は以下のとおりである。
プリズミック・ホールディングおよびプリズミック再保険との関連当事者残高が下記の期間における当社の貸借対照表に及ぼした影響は以下のとおりである。
| 2024年 12月31日 現在 | 2023年 12月31日 現在 | ||||
| (単位:百万ドル) | |||||
| 再保険金回収見込額および預金債権 | $ | 9,084 | $ | 9,752 | |
| その他資産 | $ | 187 | $ | 132 | |
| 再保険および源泉預かり未払い金(2024年および2023年12月31日現在、組込デリバティブの公正価値それぞれ(91)ドルおよび508ドルを含む) | $ | 7,796 | $ | 8,544 | |
| 累積その他の包括利益(損失) | $ | (139) | $ | 335 | |
当社は、プリズミック再保険が第三者金融機関から取得する可能性のある信用状に対するプリズミック再保険の返済義務を保証し、2024年12月31日現在および2023年12月31日現在でともに合計2.0十億ドルまでの再保険契約に基づき、プリズミック再保険の債務を支援することに合意している。当社の保証および契約上の義務に関する追加の情報は注記25を参照。
プリズミック・ホールディングおよびプリズミック再保険との関連当事者業務が当社の各期間の業績およびキャッシュ・フローに与えた影響は以下のとおりである。
| 12月31日に終了した 各事業年度 | |||||
| 2024年 | 2023年 | ||||
| (単位:百万ドル) | |||||
| 保険料 | $ | 6 | $ | (4,811) | |
| 資産運用手数料 | 38 | 10 | |||
| その他収益 | 150 | 52 | |||
| 実現投資利益(損失)、純額 | 255 | (491) | |||
| 契約者保険金・給付金 | (281) | (4,915) | |||
| 責任準備金見積額の増減 | 7 | 5 | |||
| 一般管理費 | 48 | 3 | |||
| 関連当事者からの利益(損失)、法人所得税控除前 | 675 | (333) | |||
| その他の包括利益(損失)、税引前 | (473) | 335 | |||
| 包括利益(損失)合計、税引前 | $ | 202 | $ | 2 | |
| 12月31日に終了した 各事業年度 | |||||
| 2024年 | 2023年 | ||||
| (単位:百万ドル) | |||||
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | |||||
| 当期純利益(損失)と営業活動による純現金の調整: | |||||
| 実現投資(利益)損失、純額 | $ | (255) | $ | 491 | |
| 勘定残高増減: | |||||
| 再保険関連残高 | $ | (743) | $ | (235) | |
| その他(純額) | $ | 16 | $ | 29 | |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | |||||
| その他(純額) | $ | 374 | $ | 3 | |
25. 契約債務および偶発債務
契約債務および保証債務
商業モーゲージ・ローンの契約債務
| 12月31日現在 | |||||
| 2024年 | 2023年 | ||||
| (単位:百万ドル) | |||||
| モーゲージ・ローン契約債務の合計残高 | $ | 2,552 | $ | 1,798 | |
| 投資家への売却が事前に取り決められている契約債務が一部存在する。 | $ | 578 | $ | 366 | |
当社は、商業モーゲージ業務の一環として、商業モーゲージ・ローンをオリジネートしている。売却目的で保有するローンの契約債務は、デリバティブとして認識され、公正価値で計上される。このような取引の一部において、当社は、当該ローンに資金提供後、下記に説明するような政府系の事業体を含む投資家に対して当該ローンを売却することを事前に取り決めている。上記金額には、無条件での解約はできない未実行の資金拠出契約債務が含まれている。関連する信用エクスポージャーについては、2024年12月31日現在および2023年12月31日現在でそれぞれ2百万ドルおよび1百万ドルの貸倒引当金が計上されている。2024年および2023年12月31日に終了した事業年度の引当金の変動は、それぞれ1百万ドルおよび0百万ドルであった。
投資資産の買い取り契約(商業モーゲージ・ローンを除く)
| 12月31日現在 | |||||
| 2024年 | 2023年 | ||||
| (単位:百万ドル) | |||||
| 分離勘定以外の一般勘定およびその他業務から資金供給予定 | $ | 11,664 | $ | 10,675 | |
| 分離勘定から資金供給予定 | $ | 0 | $ | 39 | |
当社は、投資資産の買い取りまたは資金提供に関するその他の契約債務を有し、その一部は、当社のカウンターパーティの裁量によるものなど、当社の管理できない事象または状況によって偶発的に発生する。当社は、このような契約債務の一部が最終的には分離勘定から資金提供されるようになると見込んでいる。上記金額には、無条件での解約はできない未実行の資金拠出契約債務が含まれている。2024年または2023年12月31日に終了した各事業年度で、関連する貸倒損失はない。
有価証券貸付取引および有価証券買戻取引の補償
| 12月31日現在 | |||||
| 2024年 | 2023年 | ||||
| (単位:百万ドル) | |||||
| 有価証券貸付取引および有価証券買戻取引について一定の顧客に 提供された補償(1) | $ | 5,015 | $ | 5,409 | |
| 上記の補償に伴い関連する担保の公正価値(1) | $ | 5,119 | $ | 5,528 | |
| 保証に関連した未払い負債 | $ | 0 | $ | 0 | |
| (1) 2024年12月31日現在および2023年12月31日現在、それぞれ有価証券買戻取引に関連した240百万ドルおよび0百万ドルを含む。 | |
通常の業務過程において、当社は一部顧客勘定(以下「勘定」と総称)のために、有価証券貸付取引または有価証券買戻しを行うことがある。このような取り決めの一部において、当社が行ったかかる取引に関連したカウンターパーティ(発行体など)の債務不履行により生じた損失を補償しかつ無害に保つため、当該勘定に対する補償を提供している。有価証券貸付取引において、取引開始時にカウンターパーティは当該勘定に対して、最低限貸付証券の公正価値の102%の担保を提供し、担保は、貸付証券の公正価値の少なくとも102%に相当する価値を日常的に維持する。有価証券買戻取引において、取引開始時にカウンターパーティは当該勘定に対して、最低限買戻対象有価証券の公正価値の95%の担保を提供し、担保は、買戻対象有価証券の公正価値の少なくとも95%に相当する価値を日常的に維持する。取引のカウンターパーティが債務不履行に陥り、保有する担保の価値が当該カウンターパーティに貸し付けた有価証券または当該カウンターパーティから買い戻す対象の有価証券の価値を下回る場合のみ、当社にリスクが発生する。当社は、このような補償に基づく何らかの支払の可能性はほとんどないと考える。
クレジット・デリバティブ契約
注記5で詳しく説明したように、当社はクレジット・デリバティブ契約を有し、これに従って当社には、当該契約の参照価格をカウンターパーティに支払う義務があり、引き換えに不履行証券または同様の有価証券を受け取る。
資産価値の保証
| 12月31日現在 | |||||
| 2024年 | 2023年 | ||||
| (単位:百万ドル) | |||||
| 第三者の資産に対して保証した価値 | $ | 76,416 | $ | 78,009 | |
| これらの資産に対応する担保の公正価値 | $ | 71,423 | $ | 73,186 | |
| 保証に関連する資産(負債)、公正価値 | $ | (1) | $ | (2) | |
退職戦略セグメントが引き受ける契約の一部には、保証される当事者が所有する金融資産に関連する保証が含まれる。このような契約は、デリバティブとして会計処理され、公正価値で計上される。これらの保証の裏付けになっている担保は連結財政状態計算書には反映されていない。
サービシングを提供したモーゲージ・ローンの補償
| 12月31日現在 | |||||
| 2024年 | 2023年 | ||||
| (単位:百万ドル) | |||||
| 当社がサービシングを提供するモーゲージ・ローンに関する 補償の取り決めに基づく最大リスク | $ | 3,272 | $ | 3,102 | |
| 上記に関する第1次損失リスク | $ | 942 | $ | 898 | |
| 保証に関連した未払い負債(1) | $ | 25 | $ | 28 | |
| (1) 保証に関連した未払い負債には、2024年12月31日現在および2023年12月31日現在、それぞれ12百万ドルおよび14百万ドルの貸倒引当金が含まれている。2024年および2023年12月31日に終了した事業年度の引当金の変動は、それぞれ2百万ドルおよび3百万ドルの減少であった。 | |
当社のPGIMセグメントの商業モーゲージ業務の一環として、当社は商業モーゲージのオリジネーション、またファニーメイおよびフレディマックなどの一部政府系事業体に対する引受けおよびサービシングの業務を提供する。当社は、代理権契約によって当社が提供する一部のモーゲージに関連する信用リスクの一部に関し、政府系事業体に補償を提供することで合意している。このような契約に基づき、当社は、政府系事業体に売却する複数世帯住宅モーゲージを、かかる事業体の特定する引受基準に基づいてオリジネートし、当社がサービシングを行う特定のローンに発生する損失のうち決められた負担割合をこれらの事業体に支払う。発生した損失に対する当社の負担割合は、通常ローン残高の4%から20%となり、一般にはローン残高の決められた割合に対する第1次損失リスク、および決められた第1次損失の割合を超える損失分に対する政府系事業体のリスク負担分に基づき、契約で特定された最高限度割合に従う。当社は、このリスクに関連する負債を、過去の損失経験および資産規模と残存期間により決定している。2024年12月31日現在および2023年12月31日現在で、この損失分担契約の対象となるモーゲージの当社取扱残高はそれぞれ25,763百万ドルおよび24,875百万ドルであり、すべてについて対象の集合住宅に対する第一順位抵当権が設定されている。2024年12月31日現在、これらのモーゲージの加重平均デット・サービス・カバレッジ・レシオは1.95倍であり、加重平均融資比率は62%であった。2023年12月31日現在、これらのモーゲージの加重平均デット・サービス・カバレッジ・レシオは1.97倍であり、加重平均融資比率は60%であった。2024年12月31日および2023年12月31日に終了した12か月間のいずれにおいても支払われた補償に関連する損失はなかった。
その他の保証
| 12月31日現在 | |||||
| 2024年 | 2023年 | ||||
| (単位:百万ドル) | |||||
| 金額の決定が可能なその他の保証 | $ | 289 | $ | 36 | |
| その他の保証および補償に対応する未払負債 | $ | 32 | $ | 32 | |
当社は、その他の金融保証および補償に関する取り決めにも従っている。当社は、とりわけ当社が提供する表明、保証あるいは誓約の不履行により発生した買収、処分、投資その他の取引に関連する補償および保証を提供している。このような義務は通常、契約または時効などの法律の運用により定義されたさまざまな期限に従う。最高の潜在義務が契約上の限度となる場合もあれば、そのような限度が特定されない、または適用されない場合もある。ここには、PICAとの再保険契約に関連する米国法定準備金をサポートするために、受益者であるPICAの利益のためにプリズミック再保険が第三者金融機関から取得する可能性のある1.5十億ドルのスタンバイ約定信用状および0.5十億ドルのスタンバイ未約定信用状に対して発行された保証が含まれる。2024年12月31日現在、この信用枠でPICAが発行した信用状はなく、PICAが信用枠を利用する可能性は低い。保証は年次ベースで更新される。保証の現在価値は重要ではないと推定される。当社とプリズミック再保険との関連当事者関係についての追加の情報は注記24を、当社の再保険取引に関する追加の情報は注記15を参照。
このような義務の一部には限度が適用されないため、これらの保証に基づく潜在的な支払限度額を決定することは不可能である。上記で特定された未払負債は、プルデンシャル・ライフ・インシュアランス・カンパニー・オブ・タイワン・インク(以下「POT」)の売却に関連しており、POTの特定の保険債務の金融保証を表している。
インソルベンシー・アセスメント(保護資金負担金)
当社が業務取引を認められている大半の地域では、域内で事業を営む保険会社に対して、経営難、支払不能、もしくは破綻に陥った保険会社の保険契約に従い契約で定められた保険金・給付金を支払うために組織された保証機関に加盟するよう求めている。これらの機関は、特定の州の加盟保険会社全社に対して、所定の負担率を上限として、経営難、支払不能、もしくは破綻に陥った保険会社が関与していた保険種目で加盟保険会社が引き受けた保険料に応じた負担金を課している。一部の州は、加盟保険会社に、全額または一部の保険料の税額控除という形で、支払負担金を回収することを認めている。それに加えて日本では、生命保険の提供を認可された企業への負担金課金により、日本の生命保険会社が支払不能に陥った場合に契約者を保護する緊急時対策として、生命保険契約者保護機構が設立された。
インソルベンシー・アセスメントに関して保有する資産および負債は、次のとおりであった。
| 12月31日現在 | |||||
| 2024年 | 2023年 | ||||
| (単位:百万ドル) | |||||
| その他資産: | |||||
| 将来の割引前負担金に対する割増税額控除 | $ | 25 | $ | 35 | |
| 支払負担金に対して現在利用できる割増税額控除 | 62 | 2 | |||
| 合計 | $ | 87 | $ | 37 | |
| その他負債: | |||||
| インソルベンシー・アセスメント | $ | 29 | $ | 29 | |
偶発債務
当社およびその規制当局は、継続的に当社の業務を検証しており、これには当社の販売およびその他の顧客インターフェイスの手続きおよび慣行、ならびに顧客およびその他の当事者に対する義務を履行するための手続きが含まれるが、これらには限定されない。これらの検証の結果、経営の監視、販売およびその他の顧客インターフェイスの手続きおよび慣行、ならびに顧客およびその他の当事者への支払のタイミングもしくは計算などの、プロセスの修正もしくは強化、またはその他の是正計画に至る可能性がある。特定の場合においては、必要に応じて当社が顧客またはその他の当事者に対し、問題の修復を提示することがあり、この場合はそのような問題修復の費用、事務管理費用、および規制当局に支払う罰金などを含む諸費用が発生する可能性がある。
当社は、未請求資金または放棄資金の特定、報告、帰属に関し、州およびその他司法管轄区の法律および規制に従い、これらの要件遵守のための監査および検査の対象となっている。
特定の四半期または年度における当社の事業損益またはキャッシュ・フローが、上記に説明した問題に関連して、または一部でそのような期間の事業損益やキャッシュ・フローが原因となり、関連する支払による影響を大きく受ける可能性がある。しかし、このような問題に関連した最終的な支払は、適切な準備金および求償権を考慮した結果、当社の財務状況に大きな悪影響を及ぼすことはないであろうと当社経営陣は考える。
訴訟および規制問題
当社は、通常の事業運営過程において、訴訟や規制措置の対象になる。係争中の訴訟および規制措置には、当社に固有の事業および経営の側面に関する手続、また当社の運営する事業に典型的な手続が含まれるが、どちらの場合も売却済みの事業や縮小段階にある事業も含まれる。このような手続きの中には、さまざまな集団訴訟のために行われるものもある。これらの問題においては、原告側が懲罰的損害賠償金など多額または中程度の金額を求める場合がある。訴訟または規制措置の結果、およびある特定時点における潜在的損失の金額またはその範囲は、本質的に不確かである場合が多い。
当社は、損失が発生する可能性の高い訴訟および規制措置に備えて未払費用を計上しており、その損失金額は合理的に推定されている。損失が合理的に考えられるが可能性は高くない、あるいは可能性は高いが合理的に推定することのできない訴訟および規制措置に関しては、未払費用を計上することはないが、重要と考えられる場合には、以下に説明する問題も含め当該問題について情報開示が行われる。当社は、2024年12月31日現在、合理的に損失を現在見積もることができる訴訟および規制上の問題について、その見積損失が計上済の引当金を超過する総額の範囲は250百万ドル未満と見積もっている。いかなる推定も予想される損失、あるいはそのような問題に関し考えられる当社の最大リスクを示すものではない。当社では、四半期および年度ベースで訴訟および規制措置の関連情報を検討し、未払費用、情報開示、およびそのような検討に基づき合理的に考えられる推定損失額を更新している。
労務および雇用の問題
プルデンシャル・オブ・ブラジルの労務および雇用問題
プルデンシャル・オブ・ブラジル(以下「POB」)はフランチャイズに加盟しているライフ・プランナー(以下「ライフ・プランナー」)を通じて保険商品を販売しているが、これらのライフ・プランナーは従業員としてではなく、独立した生命保険ブローカーとして従事している。ライフ・プランナーのPOBとの契約関係が解除された際、多くの場合にライフ・プランナーはPOBに対して、従業員関連給付の受給資格を申し立てて、訴訟を提起する。POBはブラジルにおいて、元ライフ・プランナーによって提起された多くのこのような訴訟での被告であり、POBのフランチャイズ・モデルの正当性に異議を申し立てる規制当局による措置の対象となっている。POBは、フランチャイズ・モデルを修正することによって労務リスクを軽減しようと対策を講じたにもかかわらず、引き続きさらなる労務訴訟やフランチャイズ・モデルの運用に関する規制措置を受けている。POBは、このリスクをさらに軽減するために、引き続きフランチャイズ・モデルを修正している。
個人年金保険、個人生命保険、団体保険
カリフォルニア州老人ホーム改革擁護団体(CANHR)対プルデンシャル・インシュアランス・カンパニー・オブ・アメリカおよびプルコ・ライフ・インシュアランス・カンパニー他
2024年1月、「カリフォルニア州老人ホーム改革擁護団体(CANHR)対プルデンシャル・インシュアランス・カンパニー・オブ・アメリカおよびプルコ・ライフ・インシュアランス・カンパニー他」と称された暫定集団訴訟の訴状がアラミーダ郡、カリフォルニア州上位裁判所に提出された。この訴状は、カリフォルニア州で発行または配送された生命保険証券に、(i)失効解約まで60日間の猶予期間を提供すること、(ii)保険契約者および被指名人に対し、30日以内に支払不能通知書および30日前に書面による失効解約通知を提供すること、および(iii)保険契約者に年1回、失効解約通知の追加受領者を指定する保険契約者の権利を通知することを義務付けたカリフォルニア州法の順守を当社が怠った旨を申し立てている。この訴状は、カリフォルニア州法違反に対する賠償を請求し、請求金額を特定しない損害賠償、宣言的救済および差止による救済を求めている。2024年2月、被告はカリフォルニア州裁判所からカリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所に訴えを移管した。原告は本件のアラミーダ郡、カリフォルニア州上位裁判所への差し戻しの申立てを提出し、2024年12月、この申立ては認められた。
公庫帰属訴訟
トータル・アセット・リカバリー・サービシズ・エルエルシー対メット・ライフ・インク他、プルデンシャル・ファイナンシャル・インク、プルデンシャル・インシュアランス・カンパニー・オブ・アメリカおよびプルデンシャル・インシュアランス・エージェンシー・エルエルシー
2017年12月、トータル・アセット・リカバリー・サービシズ・エルエルシーはニューヨーク州の代理で、プルデンシャル・ファイナンシャル・インク、プルデンシャル・インシュアランス・カンパニー・オブ・アメリカ、プルデンシャル・インシュアランス・エージェンシー・エルエルシーをはじめとした19被告を相手取り、当社がニューヨーク州不正請求防止法に違反して、生命保険金の公庫への納付を怠った旨を申し立てた第2回目の修正訴状をニューヨーク郡、ニューヨーク州最高裁判所に提出した。この2回目の修正訴状は、差止めによる救済、補償的損害賠償、課徴金、三倍額賠償、判決前利息、弁護士費用およびその他の費用を求めている。2018年5月、被告側は第2回目の修正訴状の棄却を求めた申立てを提出した。2019年4月、2回目の修正訴状の棄却を求めた被告側の申立てが認められ、その後原告はニューヨーク州最高裁判所第一部に審判請求を提出した。2020年12月、ニューヨーク州最高裁判所第一部は、第一審判決を破棄し、原告に第3回目の修正訴状を提出する許可を与えた。2021年3月、原告はすべての被告に対してニューヨーク州不正請求防止法違反を申し立てた3回目の修正訴状を提出し、差止による救済、補償的かつ三倍額損害賠償、弁護士費用およびその他の費用を求めた。2023年1月、原告は4回目の修正訴状を提出した。2023年3月、被告は第4回目の修正訴状の棄却を求める申立てを提出した。2024年10月、第4回目の修正訴状の棄却を求めた被告の申立ては却下された。2024年12月、被告は第4回目の修正訴状に対する答弁書を提出した。
有価証券訴訟
ウォーレン市対PFI他
2019年11月、「ウォーレン市警察および消防署退職制度対プルデンシャル・ファイナンシャル・インク、チャールズ・F・ロウリーおよびケネス・Y・タンジ」と称された暫定集団訴訟の訴状がニュージャージー地区連邦地方裁判所に提出された。訴状では、PFI、PFIの最高経営責任者であるチャールズ・ロウリーおよびPFIの最高財務責任者であるケネス・タンジそれぞれに対して連邦証券法違反に対する請求を主張し、(i)当社の準備金に関する仮定は、個人生命保険事業セグメントにおける死亡率実績の不利な展開を考慮することを怠り、(ii)当社の準備金が責任準備金に関する負債を満たすために不十分であり、(iii)死亡率実績の計算における仮定の不備により、当社が重大な負債の過少計上および純利益の過大計上を行った旨を申し立てている。暫定集団訴訟には、2019年2月15日から2019年8月2日の間のすべてのPFI普通株式の購入者が含まれている。2020年3月、裁判所はこの訴訟をドナルド・P・クロフォード対PFI他と統合し、「プルデンシャル・ファイナンシャル・インク有価証券訴訟に関する件」と称する命令を発行した。2020年6月、原告らは修正訴状を提出し、PFIの副会長であるロバート・M・ファルゾンを個人被告として加えた。2020年8月、当社は修正訴状の棄却の申立てを提出した。2020年12月、裁判所は、修正された訴状を棄却するための被告の申立てを認める命令を出し、その後、原告は、2021年1月、第三巡回区連邦控訴裁判所に上訴通知を提出した。2023年6月、第三巡回区控訴裁判所は、修正訴状を再審請求不可能分として棄却した2020年12月の第一審判決を部分的に支持し、部分的に覆し、2020年の地方裁判所の判決では到達しなかった別の棄却理由を検討するために、本件を地方裁判所に差し戻した。2024年2月、原告は、和解クラスの予備認定、クラス通知の承認、提案された集団訴訟和解の予備承認を求める申し立てを提出した。2024年3月、裁判所は和解の予備承認の申し立てを認める命令を出した。2024年6月、裁判所は和解に対して最終承認を与え、当該訴訟を再審請求不可能分として棄却する最終判決を発行した。この問題はこれにより終了している。
ドネル・デビッドソン対チャールズ・F・ロウリー他
2020年9月、「名目」被告としてのPFI、PFIの会長兼最高経営責任者、副会長、最高財務責任者、一部のPFIの元役員およびPFI取締役会の社外取締役全員を相手取った、「プルデンシャル・ファイナンシャル・インクの株主を代表した北京警察年金基金対チャールズ・F・ロウリー他」と称された株主代表訴訟の訴状(以下「株主代表訴訟の訴状」)がニュージャージー地区連邦地方裁判所に提出された。株主代表訴訟の訴状は、連邦証券法違反、受託者義務違反、会社資産の浪費および不当利得を申し立て、(i)当社の準備金における仮定は個人生命保険事業セグメントにおける死亡率実績の不利な動向を考慮に入れることを怠り、(ii)当社の準備金は将来の保険給付債務を充たすために不十分であり、(iii)当社は死亡率実績の計算における欠陥のある仮定により多額に負債の過小計上および当期純利益の過大計上を行い、(iv)個人被告は申し立てられた不正行為を容認することによって当社に対する善管注意義務および忠実義務に違反した旨を申し立てている。2020年12月、裁判所は北京警察年金基金に代ってドネル・ダビッドソンを原告に指定する命令を出した。2021年3月、裁判所はこの訴訟を、「プルデンシャル・ファイナンシャル・インクを代表するロバート・ラロー対チャールズ・F・ロウリー他」と併合し、「プルデンシャル・ファイナンシャル・インクに関する株主代表訴訟」と称する命令を発行した。2021年5月、当社は訴状の棄却を求める申立てを提出した。
ダニエル・プラウト対プルデンシャル・ファイナンシャル・インク
2020年10月、「名目」被告としてのPFI、PFIの会長兼最高経営責任者、副会長、およびPFI取締役会の社外取締役全員を相手取った「プルデンシャル・ファイナンシャル・インクの株主を代表したダニエル・プラウト対チャールズ・F・ロウリー他」と称された株主代表訴訟の訴状(以下「株主代表訴訟の訴状」)がニュージャージー州エセックス郡のニュージャージー州上位裁判所法務部に提出された。株主代表訴訟の訴状は、受託者義務違反、不当利得および支配権の濫用を申し立て、(i)当社の準備金における仮定は個人生命保険事業セグメントにおける死亡率実績の不利な動向を考慮に入れることを怠り、(ii)当社の準備金は将来の保険給付債務を充たすために不十分であり、(iii)当社は死亡率実績の計算における欠陥のある仮定により多額に負債の過小計上および当期純利益の過大計上を行い、(iv)個人被告は申し立てられた不正行為に加担することを通じて企業の不正行為、放漫経営および浪費を犯した旨を申し立てている。2024年9月、裁判所は本件を*ケヴィン**M.*フロスト他対プルデンシャル・ファイナンシャル・インクと併合し、「プルデンシャル・ファイナンシャル・インクに関する株主代表訴訟」と称する命令を発行した。
*ケヴィン**M.*フロスト他対プルデンシャル・ファイナンシャル・インク
2023年11月、「名目」被告としてのPFI、PFIの会長兼最高経営責任者、副会長、最高財務責任者、PFI取締役会の一部の元役員および現役員を相手取った「*プルデンシャル・ファイナンシャル・インクの株主を代表したケヴィン**M.*フロスト対チャールズ・F・ロウリー他」と称された株主代表訴訟の訴状(以下「株主代表訴訟の訴状」)がニュージャージー州エセックス郡のニュージャージー州上位裁判所法務部に提出された。株主代表訴訟の訴状は、個人被告に対して受託者義務違反に対する賠償を請求し、被告が当社の2019年第2四半期の個人生命保険事業に関する準備金増額推定値に関して誤解を招く、不正確な財務情報の配布を許可することで当社に損害を与えた旨を申し立てている。2024年9月、裁判所は本件を「ダニエル・プラウト対プルデンシャル・ファイナンシャル・インク」と併合し、「プルデンシャル・ファイナンシャル・インクに関する株主代表訴訟」と称する命令を発行した。本件の最新情報はダニエル・プラウトの訴訟と併合される。
株主の要求
2020年1月、取締役会は以下の主張を含んだ株主デマンドレターを受領した:(i)ウォーレン市およびクロフォードの訴状における主張と類似した不正行為、および(ii)当社の現在および過去の取締役および執行役員の一部による忠実義務、善管注意義務および開示義務違反。デマンドレターは、取締役会に調査および、主張されている違反の結果として当社が受けたとされる損害を、会社の利益のために回収するための、名前を挙げられた個人に対する訴訟の開始を要求している。2020年2月、取締役会は、株主のデマンドレターに記載された主張を調査するための特別委員会の設置を承認した。2020年4月、当社は、2020年1月のデマンドレターに記載されたものと同様の主張を提起する追加の株主デマンドレターを受領し、将来的にこれらの事項に関する追加活動の対象となる可能性がある。特別委員会は2021年1月に調査を終了し、2021年2月に取締役会は株主の要求を拒否する通知を行い、特別委員会を解散した。
アシュアランスIQエルエルシー
ウィリアム・ジェームス・グリフィン他対ベネフィット・テクノロジーズ・インク他およびアシュアランスIQエルエルシー
2021年2月、「ウィリアム・ジェームス・グリフィン他対ベネフィット・テクノロジーズ・インク(旧社名ヘルス・インシュアランス・イノベーションズ・インク)、ヘルス・プラン・インターミディアリーズ・ホールディングス・インクおよびアシュアランスIQエルエルシー」と称され、被告が組織犯罪規制法に違反し、総合的な医療保険を求めている個人に対して限定的な補償および短期健康保険を販売することで、共謀して顧客に詐欺を働いた旨を申し立てた暫定集団訴訟の訴状がフロリダ南地区連邦地方裁判所に提出された。訴状は、請求金額を特定しない三倍損害賠償、宣言的救済および差止による救済を求めている。2021年6月、当社は修正後の訴状の棄却を求める申立てを提出した。2022年3月、裁判所はアシュアランスIQエルエルシーの宣言的救済および差止による救済の請求棄却の申立てを認め、残りの請求については棄却の申立てを却下した。原告らは、2022年5月に、原告と推定される集団の範囲を狭めた2回目の修正訴状を提出し、当社はその回答を提出した。2023年1月、原告らはクラス認証の申し立てを提出し、2023年2月、原告は3回目の修正訴状を提出した。2023年2月、当社は第3回目の修正訴状に対する答弁書を提出した。2023年11月、原告は、和解クラスの予備認定、クラス通知の承認、クラス代表およびクラス弁護士の任命、ならびに提案された集団訴訟和解(以下「和解」)の予備承認を求める申し立てを提出した。2023年12月、裁判所は和解の予備承認の申し立てを認める命令を出した。2024年5月、裁判所は和解に対して最終承認を与え、当該訴訟を再審請求不可能分として棄却する最終判決を発行した。この問題はこれにより終了している。
その他の問題
チョー対PICA他
2019年11月、「チョー対プルデンシャル・インシュアランス・カンパニー・オブ・アメリカ他」と称された暫定集団訴訟の訴状がニュージャージー地区連邦地方裁判所に提起された。この訴状は、プルデンシャル従業員貯蓄制度(以下「当該制度」の加入者を代表して提起されたと主張し、(i)被告が、禁止された取引の実行など、当該制度の管理、運用および運営において1974年従業員退職所得保障法の下での受託義務の履行を怠った旨を申し立て、(ii)宣言的救済、差止による救済および衡平法上の救済、ならびに利息、弁護士費用および費用を含む金額の明示されていない損害賠償を求めている。2020年1月、被告は修正訴状の棄却を求める申立てを提出した。2020年9月、原告は修正訴状を提出し、PFIの役員の一部と、当社の管理委員会および投資監視委員会の現メンバーおよび元メンバーを個人被告として追加した。2020年12月、被告は修正訴状の棄却を求める申立てを提出した。2021年9月、裁判所は被告の申立てを認め、修正訴状を再審請求可能分として棄却した。2021年10月、原告は2回目の修正訴状を提出し、被告の1974年従業員退職所得保障法の下での受託者義務違反、禁止取引および受託者に対する監視不履行に対する請求を申し立てた。この2回目の修正訴状は、宣言的救済、差止による救済および衡平法上の救済、ならびに金額の明示されていない損害賠償、弁護士費用および費用を求めている。2021年12月、被告側は第2回目の修正訴状の棄却を求めた申立てを提出した。2022年8月、裁判所は、(i)プランの投資オプションにプルデンシャルに関連するファンドが含まれていることに基づいた忠実義務違反および禁止取引違反に関する請求を再審請求不可能分として棄却、(ii)プランでアンダーパフォームしているとされる特定のファンドに基づいた受託者に対する義務違反を再審請求不可能分として棄却、(iii)アンダーパフォームしているとされるファンドの除外が遅れたとされること基づいた受託者注意義務違反および受託者に対するその他の管理不履行に対する原告の請求を棄却した。2022年9月、原告は3回目の修正訴状を提出し、注意義務違反および受託者に対する管理不履行に対する請求を申し立てた。被告は、2022年10月に3回目の修正訴状に対する回答を提出した。2023年5月、原告はクラス認定の申請を提出した。2023年8月、裁判所は原告のクラス認定の申請を認める判決を言い渡した。2023年10月の裁判所命令により、2024年1月、被告は原告に略式判決準備書面を提出した。2024年12月、裁判所はプルデンシャルの略式判決を求めた申立てを認める命令を発行した。2025年1月、原告は第三巡回区連邦控訴裁判所に上訴通知を提出した。
LIBOR****訴訟
プルデンシャル・コア・ショートターム・ボンド・ファンドおよびプルデンシャル・コア・タクサブル・マネー・マーケット・ファンドを代表するプルデンシャル・インベストメント・ポートフォリオ*2(旧社名「ドライデン・コア・インベストメント・ファンド」)対バンク・オブ・アメリカ・コーポレーション他*
2014年5月、プルデンシャル・インベストメント・ポートフォリオ2は、プルデンシャル・コア・ショートターム・ボンド・ファンドおよびプルデンシャル・コア・タクサブル・マネー・マーケット・ファンド(以下「ファンズ」)を代表して、銀行が主要な指標金利であるLIBORの操作に参加したとして、銀行10行を相手取った訴訟をニュージャージー地区連邦地方裁判所に提起した。訴状では、被告である銀行がLIBORを操作した旨を申し立て、特にコモンロー上の詐欺、過失による不実表示、契約違反、契約および予測される将来の経済関係の妨害、不当利益、ニュージャージー州威力脅迫および腐敗組織法(以下「RICO」)違反およびシャーマン法違反を申し立てている。2014年6月、広域係属訴訟司法委員会は、この事件をニューヨーク州南部地区連邦地方裁判所に移送し、この事件はここで他の係属中のLIBOR関連訴訟の審理前手続きの目的で併合された。2014年10月、ファンズは修正した訴状を提出した。2014年11月、被告は修正後の訴状の棄却を求める申立てを提出した。2015年8月、裁判所は被告による棄却の申立てを部分的に認め、部分的に却下する決定を下した。裁判所は、募集書類における陳述に基づいた詐欺、ニュージャージー州RICO違反および明確な契約違反を申し立てた請求を含むファンズによる特定の請求を棄却した。裁判所は、虚偽のLIBORデータの英国銀行協会への提出に基づいた詐欺、過失による不実表示、不当利益ならびに誠実および公正な取引の黙示約款違反を申し立てたファンズによる特定の請求については維持した。2015年9月、プルデンシャルは、棄却を求める被告の申立てを一部認めた2015年8月の決定後、以下のLIBOR関連訴状を提出した。(i) ニューヨーク州南部地区で、「プルデンシャル・インベストメント・ポートフォリオ2他対バークレイズ・バンク・ピーエルシー他」と題し、バークレイズ・バンク・ピーエルシー、バークレイズ・キャピタル・インク、バークレイズ・ピーエルシー、シティバンク・エヌ・エイ、シティグループ・ファンディング・インク、クレディ・スイス・エイジー、クレディ・スイス・グループ・エイジー、クレディ・スイス(USA)インク、ドイチェバンク・アーゲー、HSBCバンク・ピーエルシー、HSBCホールディングズ・ピーエルシー、JPモルガン・チェイス&Co.、JPモルガン・チェイス・バンク・エヌ・エイ、ロイヤル・バンク・オブ・カナダ、およびザ・ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・ピーエルシーを被告とする訴状(以下「ニューヨークの訴状」という。)。これらの被告は管轄権を根拠として当初のLIBOR訴訟では棄却された。ニューヨークの訴状は、当初のLIBOR訴訟で申し立てられた訴訟原因を改めて主張している。ならびに、(ii)ノース・カロライナ州西部地区で、「プルデンシャル・インベストメント・ポートフォリオ2他対バンク・オブ・アメリカ・コーポレーション他」と題し、バンク・オブ・アメリカ・コーポレーションおよびバンク・オブ・アメリカ・エヌ・エイを被告とする訴状(以下「ノース・カロライナの訴状」)という。)。これらの被告は管轄権を根拠として当初のLIBOR訴訟では棄却された。ノース・カロライナの訴状では、当初のLIBOR訴訟を提起した訴因が再び主張された。ニューヨークとノース・カロライナの両方の訴状は、公判前の手続きのために、ニューヨーク南部地区連邦地方裁判所のバックワルド判事が主宰するLIBOR広域係属訴訟に移管された。2016年5月、第2巡回区控訴裁判所は、地方裁判所によるLIBOR原告の反トラスト請求の棄却を取り消し、原告が適用される反トラスト法の「効率的な執行者」としての地位を有するかどうかという問題を地方裁判所に差し戻した。2016年7月、被告は当事者資格の欠如および人的裁判管轄権の欠如を理由に、すべての反トラスト請求の棄却を求める共同申立てを提出した。2016年12月、この申立ての一部が認められ、一部が退けられた。2017年1月、連邦最高裁判所は原告の裁量上訴の申立てを退けた。2017年2月、裁判所は2016年12月の命令を明確化し、反トラスト請求はパネル行のみに対して存在するものであり、パネル行の関連事業体に対しては存在しない旨を維持した。この説明により、ファンズのニュージャージーの反トラスト請求は、当事者資格の欠如により棄却される結果となった。ファンズのニューヨークおよびノース・カロライナの反トラスト請求は依然として未決である。2017年7月、ファンズは以前に当事者資格の欠如により棄却されたニュージャージーの反トラスト請求についての判決記録を入手した。2017年7月、ファンズはニュージャージーの反トラスト請求の棄却に対する上訴を第二巡回区控訴裁判所に提出した。2019年6月、裁判所は2件の命令を執行して、和解を承認し、プルデンシャルのシティグループ・インク、シティバンク・エヌ・エイ、シティグループ・ファンディング・インクおよびシティグループ・グローバル・マーケッツ・インクに対する請求を再審請求不可能分として棄却した。2019年12月、裁判所は2件の命令を執行して、和解を承認し、プルデンシャルのHSBCホールディングズ・ピーエルシー、HSBCバンク・ピーエルシー、HSBCファイナンス・コープ、HSBCセキュリティーズ(USA)インク、およびHSBCユーエスエー・インクに対する請求を再審請求不可能分として棄却した。2020年5月、裁判所は2件の命令を執行して、和解を承認し、バークレイズ・バンク・ピーエルシー、バークレイズ・キャピタル・インク、バークレイズ・ピーエルシーに対するプルデンシャルの請求を再審請求不可能分として棄却した。2020年8月、裁判所は2件の命令を執行して、和解を承認し、ドイチェバンク・アーゲーに対するプルデンシャルの請求を再審請求不可能分として棄却した。2020年10月、裁判所は命令を発行し、JPモルガン・チェイス& Co.、JPモルガン・チェイス・バンク・エヌ・エイ、JPモルガン・セキュリティーズLLC(旧社名JPモルガン・セキュリティーズ・インク)、バンク・オブ・アメリカ・コーポレーション、バンク・オブ・アメリカ・エヌ・エイ、メリル・リンチおよびピアース・フェナー・アンド・スミス・インク(旧社名バンク・オブ・アメリカ・セキュリティーズLLC)に対するプルデンシャルの請求を再審請求不可能分として棄却した。2021年12月、第2巡回区控訴裁判所は、被告銀行との間の当時者関係の欠如に基づいて連邦および州の反トラスト法上の請求を却下する地方裁判所の命令を支持し、地方裁判所による非米国法人被告の対人管轄権に基づく棄却を覆した。2022年2月、裁判所は、命令を発行し、プルデンシャルのクレディ・スイス・グループ・エイジー、クレディ・スイス・エイジー、クレディ・スイス(USA)インクおよびクレディ・スイス・セキュリティーズ (USA)LLCに対する請求を再審請求不可能分として棄却する合意を承認した。2022年3月、被告は連邦最高裁判所に対し、個人の管轄権は外国人被告にも及ぶという第二巡回区控訴裁判所の判決を再審理するための移送命令を求めた。2022年6月、連邦最高裁判所は原告の裁量上訴の申立てを退けた。2024年12月、裁判所はこの訴訟の残りの被告について再審請求不可能分として棄却した。この問題はこれにより終了している。
規制上の問題
民事事件の調査に関する請求
当社は、アシュアランスIQの健康補助商品の販売およびマーケティング活動の適切性に関する民事事件の調査に関する請求およびその他の調査を受けている。当社は規制当局に協力しており、この件に関連してさらなる規制当局による問い合わせならびにその他の調査および措置の対象となる可能性がある。
変額商品
当社は、変額商品の販売および置換活動の適切性に関して、米国証券取引委員会(以下「SEC」)からの召喚状を含め、州および連邦の規制当局から、規制上の照会および情報提供の要請を受けている。当社は規制当局に協力しており、この件に関連してさらなる規制当局による問い合わせならびにその他の措置の対象となる可能性がある。2024年9月、SECは調査を終了し、法執行措置を勧告しない旨を当社に通知した。
要約
当社の訴訟および規制措置は、多くの不確定要素に係っており、その複雑性や範囲から結果を予測することはできない。特定の四半期または年度における当社の事業損益またはキャッシュ・フローが、係争中の訴訟および規制措置の不利な最終判決により重要な悪影響を受ける可能性があるが、これはそのような期間における損益またはキャッシュ・フローの結果にもよる。当社の訴訟および規制措置の予測不可能性から、場合によっては、1件または複数件の係争中の訴訟または規制措置に関する不利な最終判決が、当社の財務書類に重要な悪影響を及ぼす可能性がある。しかし、現状把握している情報に基づき、適用可能な準備金および求償権を考慮すれば、すべての係争中の訴訟および規制措置の最終判決が、当社の財務書類に重要な悪影響を与える可能性は少ないと当社経営陣は考える。
26. 後発事象
普通株式の配当金の宣言
2025年2月4日、プルデンシャル・ファイナンシャル取締役会は、2025年2月18日現在の記録上の株主に2025年3月13日に支払われる普通株式1株当たり1.35ドルの現金配当を宣言した。
プルデンシャル・ファイナンシャル・インク
付表****I
関連当事者に対する投資以外の投資の要約
2024年12月31****日現在
(単位:百万ドル)
| 投資の種類 | 償却原価または取得 原価 | 公正価値 | 貸借対照表 計上額 | |||||
| 売却可能満期固定証券: | ||||||||
| 社債: | ||||||||
| 米国財務省証券および米国政府関係機関が発行した負債証券 | $ | 24,869 | $ | 20,348 | $ | 20,348 | ||
| 米国州および州政府機関が発行する負債証券 | 6,590 | 6,104 | 6,104 | |||||
| 外国政府が発行する負債証券 | 63,523 | 57,479 | 57,479 | |||||
| 資産担保証券 | 16,979 | 17,134 | 17,134 | |||||
| 住宅モーゲージ証券 | 2,698 | 2,490 | 2,490 | |||||
| 商業モーゲージ証券 | 9,791 | 9,273 | 9,273 | |||||
| 公益株 | 34,779 | 31,572 | 31,572 | |||||
| その他の社債 | 181,512 | 166,858 | 166,858 | |||||
| 償還可能優先株式 | 263 | 312 | 312 | |||||
| 売却可能満期固定証券合計 | $ | 341,004 | $ | 311,570 | $ | 311,570 | ||
| 株式: | ||||||||
| 普通株式: | ||||||||
| その他普通株式: | $ | 5,720 | $ | 7,076 | $ | 7,076 | ||
| ミューチュアル・ファンド | 1,074 | 2,073 | 2,073 | |||||
| 償還不能優先株式 | 57 | 74 | 74 | |||||
| 永久優先株式 | 192 | 194 | 194 | |||||
| 持分証券、公正価値合計 | $ | 7,043 | $ | 9,417 | $ | 9,417 | ||
| 売買目的満期固定証券 | $ | 13,631 | $ | 12,530 | $ | 12,530 | ||
| 経験料率契約者保険負債に対応する資産(1) | 2,582 | 3,707 | ||||||
| 商業モーゲージおよびその他貸付(2) | 62,341 | 62,341 | ||||||
| 保険約款貸付 | 9,795 | 9,795 | ||||||
| 短期投資 | 9,069 | 9,069 | ||||||
| その他投資資産 | 26,351 | 26,351 | ||||||
| 投資合計 | $ | 471,816 | $ | 444,780 | ||||
| (1) 当社の「経験料率契約者保険負債に対応する資産、公正価値」の内訳については、連結財務書類注記3を参照。 (2) 抵当付商業モーゲージおよびその他貸付61,761百万ドルならびに無担保貸付580百万ドルを含む。 | |
プルデンシャル・ファイナンシャル・インク
付表****II
登録会社の個別要約財務情報
2024年および2023年12月31****日現在の要約財政状態計算書
(単位:百万ドル)
| 2024年 | 2023年 | ||||
| 資産の部 | |||||
| 満期固定証券、売却可能有価証券、公正価値(償却原価:2024年1,477ドル、 2023年1,519ドル) | $ | 1,335 | $ | 1,386 | |
| 持分証券、公正価値(取得原価:2024年 - 25ドル、2023年 - 25ドル) | 25 | 25 | |||
| その他投資資産 | 3,361 | 2,237 | |||
| 投資合計 | 4,721 | 3,648 | |||
| 現金および現金同等物 | 1,051 | 971 | |||
| 子会社に対する受取債権 | 3,460 | 2,377 | |||
| 子会社貸付金 | 5,251 | 7,448 | |||
| 子会社投資 | 41,054 | 38,519 | |||
| 有形固定資産 | 381 | 404 | |||
| 未収還付税金 | 418 | 682 | |||
| その他資産 | 475 | 315 | |||
| 資産合計 | $ | 56,811 | $ | 54,364 | |
| 負債および資本の部 | |||||
| 負債の部 | |||||
| 子会社に対する支払債務 | $ | 3,800 | $ | 3,166 | |
| 子会社借入金 | 5,602 | 4,602 | |||
| 短期借入債務 | 25 | 25 | |||
| 長期借入債務 | 18,793 | 18,162 | |||
| 未払法人税 | 167 | 100 | |||
| その他負債 | 552 | 489 | |||
| 負債合計 | 28,939 | 26,544 | |||
| 資本の部 | |||||
| 優先株式(額面0.01ドル;授権株式 10,000,000株;発行済株式なし) | 0 | 0 | |||
| 普通株式(額面0.01ドル;授権株式1,500,000,000株;発行済株式2024年12月31日 および2023年12月31日現在、666,305,189株) | 6 | 6 | |||
| 資本剰余金 | 25,901 | 25,746 | |||
| 自己株式として保有する普通株式、取得原価(2024年および2023年12月31日現在 それぞれ311,738,187株および307,089,216株) | (24,511) | (23,780) | |||
| 累積その他の包括利益(損失)(1) | (6,711) | (6,504) | |||
| 利益剰余金 | 33,187 | 32,352 | |||
| 資本合計 | 27,872 | 27,820 | |||
| 負債および資本合計 | $ | 56,811 | $ | 54,364 | |
登録会社の個別要約財務情報の注記を参照のこと。
プルデンシャル・ファイナンシャル・インク
付表****II
登録会社の個別要約財務情報
*2024*年、2023年および*2022年12月31*日に終了した年度の要約損益計算書
(単位:百万ドル)
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||||
| 収益の部 | ||||||||
| 純投資収益 | $ | 376 | $ | 345 | $ | 177 | ||
| 実現投資利益(損失)、純額 | (2) | (4) | 128 | |||||
| 関連会社受取利息 | 392 | 408 | 387 | |||||
| その他収益(損失) | 17 | 14 | 27 | |||||
| 収益合計 | 783 | 763 | 719 | |||||
| 費用 | ||||||||
| 一般管理費 | 164 | 173 | 71 | |||||
| 支払利息 | 1,322 | 1,282 | 1,161 | |||||
| 費用合計 | 1,486 | 1,455 | 1,232 | |||||
| 法人所得税ならびに子会社、合弁事業およびその他の運営事業体損益に対する持分反映前利益(損失) | ||||||||
| (703) | (692) | (513) | ||||||
| 法人所得税費用(ベネフィット)合計 | (192) | (152) | (134) | |||||
| 子会社、合弁事業およびその他の運営事業体損益に対する持分反映前 利益(損失) | ||||||||
| (511) | (540) | (379) | ||||||
| 子会社損益に対する持分 | 3,191 | 3,023 | (1,268) | |||||
| 合弁事業およびその他の運営事業体の税引後持分法投資損益 | 47 | 5 | 0 | |||||
| 当期純利益(損失) | $ | 2,727 | $ | 2,488 | $ | (1,647) | ||
| その他の包括利益(損失) | (207) | (2,698) | 5,687 | |||||
| 包括利益(損失)合計 | $ | 2,520 | $ | (210) | $ | 4,040 | ||
登録会社の個別要約財務情報の注記を参照のこと。
プルデンシャル・ファイナンシャル・インク
付表****II
登録会社の個別要約財務情報
*2024*年、2023年および*2022年12月31*日に終了した年度の要約キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万ドル)
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||||
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | ||||||||
| 当期純利益(損失) | $ | 2,727 | $ | 2,488 | $ | (1,647) | ||
| 当期純利益と営業活動による現金の調整: | ||||||||
| 子会社損益に対する持分 | (3,191) | (3,023) | 1,268 | |||||
| 合弁事業およびその他の運営事業体の税引後持分法投資損益 | (47) | (5) | 0 | |||||
| 実現投資(利益)損失、純額 | 2 | 4 | (128) | |||||
| 子会社からの配当金受取額 | 3,032 | 3,705 | 3,967 | |||||
| 有形固定資産 | (3) | (15) | (8) | |||||
| 勘定残高増減: | ||||||||
| 子会社に対する受取債権/支払債務、純額 | (106) | 212 | 681 | |||||
| その他の営業活動勘定 | 145 | (487) | 39 | |||||
| 営業活動からの(に使用した)キャッシュ・フロー | 2,559 | 2,879 | 4,172 | |||||
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | ||||||||
| 売却/満期による収入: | ||||||||
| 売却可能満期固定証券 | 212 | 372 | 76 | |||||
| 短期投資 | 15,502 | 19,196 | 23,529 | |||||
| 資産の購入による支払: | ||||||||
| 売却可能満期固定証券 | (171) | (171) | (744) | |||||
| 短期投資 | (16,627) | (18,938) | (24,080) | |||||
| 子会社への出資 | (384) | (1,651) | (2,527) | |||||
| 子会社からの出資の返還 | 300 | 599 | 2,098 | |||||
| 子会社貸付、返済額控除後 | 197 | 584 | (157) | |||||
| その他投資 | 0 | 0 | 0 | |||||
| 投資活動からの(に使用した)キャッシュ・フロー | (971) | (9) | (1,805) | |||||
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | ||||||||
| 普通株式の現金配当金の支払 | (1,891) | (1,846) | (1,817) | |||||
| 普通株式の取得 | (1,000) | (1,012) | (1,488) | |||||
| ストック・オプション行使のための普通株式の再発行 | 201 | 126 | 163 | |||||
| 借入債務発行による収入(期間90日超) | 1,123 | 495 | 2,474 | |||||
| 借入債務の返済(期間90日超) | (512) | (1,514) | (1,005) | |||||
| 子会社借入の返済 | (9) | (660) | (1,811) | |||||
| 子会社借入による収入 | 702 | 1,256 | 1,386 | |||||
| 財務取引の純増減(期間90日以下) | (1) | 1 | (2) | |||||
| その他財務活動 | (121) | (141) | (122) | |||||
| 財務活動からの(に使用した)キャッシュ・フロー | (1,508) | (3,295) | (2,222) | |||||
| 現金および現金同等物純増加(減少)額 | 80 | (425) | 145 | |||||
| 現金および現金同等物期首残高 | 971 | 1,396 | 1,251 | |||||
| 現金および現金同等物期末残高 | $ | 1,051 | $ | 971 | $ | 1,396 | ||
| 補足キャッシュ・フロー情報 | ||||||||
| 期中金利支払額 | $ | 1,231 | $ | 1,224 | $ | 1,071 | ||
| 期中支払税(受領税還付)額 | $ | (448) | $ | 554 | $ | (231) | ||
| 期中非現金取引 | ||||||||
| 子会社への非現金出資 | $ | (2,919) | $ | (753) | $ | (620) | ||
| 子会社からの非現金配当/資本の回収 | $ | 83 | $ | 1,067 | $ | 501 | ||
| 株式に基づく報酬制度のための自己株式発行 | $ | 216 | $ | 275 | $ | 235 | ||
登録会社の個別要約財務情報の注記を参照のこと。
プルデンシャル・ファイナンシャル・インク
付表****II
登録会社の個別要約財務情報
登録会社の個別要約財務情報の注記
1. 組織および表示
プルデンシャル・ファイナンシャル・インク(以下「プルデンシャル・ファイナンシャル」という。)は、ザ・プルデンシャル・インシュアランス・カンパニー・オブ・アメリカ(以下「PICA」という。)の完全子会社として1999年12月28日に設立された。2001年12月18日、PICAは相互生命保険会社から株式生命保険会社に転換し、プルデンシャル・ファイナンシャルの間接的な完全子会社となった。
プルデンシャル・ファイナンシャル・インク(以下「親会社」)の要約財務情報は、プルデンシャル・ファイナンシャル・インクとその子会社の連結財務書類およびその注記(以下「連結財務書類」)と併せて目を通されたい。プルデンシャル・ファイナンシャルの要約財務書類では、持分法の会計処理を用いて直接完全所有子会社を反映している。
プルデンシャル・ファイナンシャルは2023年9月、バミューダを拠点とする認可を受けた生命保険および年金再保険会社であるプリズミック・ライフ・リインシュアランス・リミテッド(以下「プリズミック再保険」)の発行済株式のすべてを所有するバミューダの特例リミテッド・パートナーシップであるプリズミック・ライフ・ホールディング・カンパニー・エル・ピー(以下「プリズミック・ホールディング」)に約200百万ドルを投資し、リミテッド・パートナーとして20%の株式持分を取得した。この投資は持分法を適用しているため、プリズミック・ホールディングおよびプリズミック再保険は関連当事者とみなされる。
2022年4月、プルデンシャル・ファイナンシャルは保有する伝統的変額年金事業ブロックの一部で、プルデンシャル・ファイナンシャルの子会社であるプルデンシャル・アニュイティーズ・ライフ・アシュアランス・コーポレーション(以下「PALAC」)の持分のフォーティテュード・グループ・ホールディングス・エルエルシー(以下「フォーティテュード」)への売却を完了した。プルデンシャル・ファイナンシャルは1,448百万ドルの税引前売却益を認識した。
2022年4月、プルデンシャル・ファイナンシャルは当社の総合退職金事業のグレート・ウェスト・ライフ・アンド・アニュイティ・インシュアランス・カンパニー(以下「グレート・ウェスト」)への売却を主に以下の組合わせを通して完了した。(i)プルデンシャル・リタイアメント・インシュアランス・アンド・アニュイティ・カンパニー(以下「PRIAC」)を含む特定の法人の全発行済資本持分の売却、(ii)再保険を通じての特定の保険契約の譲渡、および(iii)特定の対象範囲内の契約および証券口座の売却、移転および/または更改。プルデンシャル・ファイナンシャルは2022年に、グレート・ウェストへの出再による特定の保険契約の譲渡に対して、税引前売却益純額の650百万ドルおよび決算後の調整分を含む約400百万ドルの繰延利益を計上した。
2. その他の投資
プルデンシャル・ファイナンシャルの2024年および2023年12月31日現在のその他の投資は、主に流動性の高い負債投資および会社間の企業流動性勘定の資金によって構成されていた。
3. 借入債務
プルデンシャル・ファイナンシャルの短期および長期借入債務の概要は次のとおりである。
| 12月31日現在 | |||||||||
| 満期日 | 金利(1) | 2024年 | 2023年 | ||||||
| (単位:百万ドル) | |||||||||
| 短期借入債務: | |||||||||
| コマーシャル・ペーパー(2) | $ | 25 | $ | 25 | |||||
| 1年以内返済予定の長期借入債務 | 0 | 0 | |||||||
| 短期借入債務合計 | $ | 25 | $ | 25 | |||||
| 長期借入債務: | |||||||||
| 固定利付優先債 | 2026年-2051年 | 1.50%-6.63% | $ | 10,245 | $ | 10,112 | |||
| 下位劣後債 | 2045年-2062年 | 3.70%-6.75% | 8,548 | 8,050 | |||||
| 長期借入債務合計 | $ | 18,793 | $ | 18,162 | |||||
| (1) 2024年12月31日に終了した事業年度の金利の範囲を表す。 (2) 2024年および2023年12月31日現在の発行済みコマーシャル・ペーパーの加重平均金利は、それぞれ4.38%および5.35%であった。 | |
長期借入債務
金利変動に対するエクスポージャーを管理するために、プルデンシャル・ファイナンシャルは、一部の債券発行に伴いデリバティブ商品(主に金利スワップ)を利用している。これらのデリバティブ商品による影響は、上記の表に記載されている利率には反映されていない。支払利息は、2024年、2023年および2022年12月31日に終了したいずれの年度も0.0百万ドルで、ヘッジ会計の処理に適格なデリバティブはなかった。
長期借入債務満期スケジュール
次表は、プルデンシャル・ファイナンシャルの長期借入債務の2024年12月31日現在の契約上の満期を示す。
| 暦年 | ||||||||||||
| 2026年 | 2027年 | 2028年 | 2029年 | 2030年 以降 | 合計 | |||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||||||
| 長期借入債務 | $ | 536 | $ | 32 | $ | 390 | $ | 71 | $ | 17,764 | $ | 18,793 |
4. 配当金および資本の回収額
プルデンシャル・ファイナンシャルは、12月31日に終了した各年度に以下の子会社から現金配当および/または資本の返金を受領した。
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||||
| (単位:百万ドル) | ||||||||
| プルデンシャル・アニュイティーズ・ホールディング・カンパニー | $ | 0 | $ | 18 | $ | 74 | ||
| 国際保険事業および国際投資事業の持株会社 | 1,385 | 216 | 1,313 | |||||
| プルデンシャル・インシュアランス・カンパニー・オブ・ アメリカ(1) | 1,550 | 3,100 | 2,400 | |||||
| PGIM持株会社(1) | 61 | 66 | 156 | |||||
| プルデンシャル・アニュイティーズ・ライフ・アシュアランス・コーポレーション(1) | 0 | 0 | 2,081 | |||||
| その他の会社(2) | 336 | 904 | 41 | |||||
| 合計 | $ | 3,332 | $ | 4,304 | $ | 6,065 | ||
| (1) 2022年には、PRIAC売却による正味手取金2,400百万ドルおよび、PFIに分配されたPALACの売却による正味手取金2,081百万ドルが含まれる。 (2) 2023年には、900百万ドルの配当金およびラビトラストからの資本の回収が含まれる。 | |
5. 契約債務および保証債務
プルデンシャル・ファイナンシャルは、子会社の国内コマーシャル・ペーパー・プログラムに対して、劣後保証を供与している。このコマーシャル・ペーパー・プログラムに基づく2024年12月31日現在の発行残高は497百万ドルであった。
プルデンシャル・ファイナンシャルは、関連会社間の融資の元利返済に対して、保証を供与している。2024年12月31日現在、プルデンシャル・ファイナンシャルは、国際保険子会社とその他の関係会社との間の合計4.8十億ドルの残高の貸付の保証を発行していた。
2013年、プルデンシャル・ファイナンシャルは、ウェルス・ファーゴ・バンク・ノースウェスト・エヌ・エイとの間で500百万ドルの補償・保証契約を締結した。この契約に基づき、プルデンシャル・ファイナンシャルはPICAから関連会社への関連会社間貸付金に関する債務保証を行っている。この貸付金による収入は、ニュージャージー州ニューアークのプルデンシャル・タワー本社を建設するために使用された。
プルデンシャル・ファイナンシャルは、その子会社による履行または表明を保証する通常の業務で行う分を含め、他の債務保証、自己資本維持契約、および補償契約も引き受けている。プルデンシャル・ファイナンシャルは、その継続事業の一環として供与するものも含め、買収、売却、投資、債券発行、およびその他の取引に関連する補償および保証を供与しているが、これらは、とりわけプルデンシャル・ファイナンシャルまたはその子会社による表明、保証、または契約条項への違反などをトリガーに発動する。このような義務は通常、契約または時効などの法律の運用により定義されたさまざまな期限に従う。最高の潜在義務が契約上の限度となる場合もあれば、そのような限度が特定されない、または適用されない場合もある。ここには、PICAおよびプルコ・ライフの受益者として、PICAおよびプルコ・ライフとの再保険契約に関連する米国法定準備金をサポートするために、ロータス・リインシュアランス・カンパニーが第三者金融機関から取得した2.3十億ドルの信用状に対して発行された保証が含まれる。2024年12月31日現在、2.3十億ドルの信用状がPICAおよびプルコ・ライフに発行されているが、PICAおよびプルコ・ライフが信用枠を利用する可能性は低い。保証は、いずれかの当事者から終了の通知がない限り、毎年自動的に更新される。保証の現在価値は重要ではないと推定される。ここには、PICAとの再保険契約に関連する米国法定準備金をサポートするために、受益者であるPICAの利益のためにプリズミック再保険が第三者金融機関から取得する可能性のある1.5十億ドルのスタンバイ約定信用状および0.5十億ドルのスタンバイ未約定信用状に対して発行された保証も含まれる。2024年12月31日現在、この信用枠でPICAに発行された信用状はなく、PICAが信用枠を利用する可能性は低い。保証は年次ベースで更新される。保証の現在価値は重要ではないと推定される。
プルデンシャル・ファイナンシャル・インク
付表****III
補足保険情報
2024年12月31****日現在および同日に終了した事業年度
(単位:百万ドル)
| セグメント | 繰延保険契約取得費用 | 責任準備金、支払備金、未払費用 | 未経過保険料 | その他の未払保険金・給付金 | 保険料 契約賦課金および報酬収益 | 純投資利益 | 給付金、保険金、損失および決済費用 | DAC 償却費 | その他の営業費用 | |||||||||||||||||
| PGIM | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 15 | $ | 0 | $ | 2 | $ | 3,097 | ||||||||
| 米国事業: | ||||||||||||||||||||||||||
| 法人退職戦略 | 208 | 84,717 | 0 | 18,761 | 22,979 | 4,603 | 26,392 | 10 | 286 | |||||||||||||||||
| 個人退職戦略 | 4,091 | 1,181 | 0 | 46,105 | 1,312 | 2,124 | 1,042 | 430 | 1,779 | |||||||||||||||||
| 退職戦略 | 4,299 | 85,898 | 0 | 64,866 | 24,291 | 6,727 | 27,434 | 440 | 2,065 | |||||||||||||||||
| 団体保険 | 159 | 5,425 | 246 | 5,032 | 5,807 | 531 | 4,949 | 6 | 1,157 | |||||||||||||||||
| 個人生命保険 | 7,093 | 26,541 | 0 | 33,046 | 2,910 | 3,147 | 3,862 | 443 | 1,926 | |||||||||||||||||
| 米国事業合計 | 11,551 | 117,864 | 246 | 102,944 | 33,008 | 10,405 | 36,245 | 889 | 5,148 | |||||||||||||||||
| ライフプランナー | 4,754 | 48,285 | 1 | 13,462 | 6,652 | 2,499 | 6,458 | 320 | 1,034 | |||||||||||||||||
| ジブラルタ生命など | 4,550 | 51,348 | 65 | 41,419 | 5,451 | 3,216 | 5,601 | 326 | 1,280 | |||||||||||||||||
| 国際事業 | 9,304 | 99,633 | 66 | 54,881 | 12,103 | 5,715 | 12,059 | 646 | 2,314 | |||||||||||||||||
| 全社およびその他の業務 | (563) | 8,639 | 0 | 4,100 | 394 | 1,726 | 995 | (57) | 2,495 | |||||||||||||||||
| クローズド・ブロック部門を除くPFI合計 | 20,292 | 226,136 | 312 | 161,925 | 45,505 | 17,861 | 49,299 | 1,480 | 13,054 | |||||||||||||||||
| クローズド・ブロック部門 | 156 | 42,464 | 0 | 5,047 | 1,690 | 2,048 | 3,100 | 12 | 288 | |||||||||||||||||
| 合計 | $ | 20,448 | $ | 268,600 | $ | 312 | $ | 166,972 | $ | 47,195 | $ | 19,909 | $ | 52,399 | $ | 1,492 | $ | 13,342 | ||||||||
プルデンシャル・ファイナンシャル・インク
付表****III
補足保険情報
2023年12月31****日現在および同日に終了した事業年度
(単位:百万ドル)
| セグメント | 繰延保険契約取得費用 | 責任準備金、支払備金、未払費用 | 未経過保険料 | その他の未払保険金・給付金 | 保険料 契約賦課金および報酬収益 | 純投資利益 | 給付金、保険金、損失および決済費用 | DAC 償却費 | その他の営業費用 | |||||||||||||||||
| PGIM | $ | 0 | $ | 0 | $ | $ | 0 | $ | 0 | $ | 268 | $ | 0 | $ | 2 | $ | 2,937 | |||||||||
| 米国事業: | ||||||||||||||||||||||||||
| 法人退職戦略 | 139 | 75,431 | 0 | 17,520 | 6,375 | 4,161 | 9,209 | 10 | 210 | |||||||||||||||||
| 個人退職戦略 | 3,881 | 1,229 | 0 | 30,860 | 1,335 | 1,453 | 713 | 387 | 1,663 | |||||||||||||||||
| 退職戦略 | 4,020 | 76,660 | 0 | 48,380 | 7,710 | 5,614 | 9,922 | 397 | 1,873 | |||||||||||||||||
| 団体保険 | 137 | 5,348 | 251 | 5,342 | 5,699 | 517 | 4,869 | 9 | 1,088 | |||||||||||||||||
| 個人生命保険 | 7,600 | 24,748 | 0 | 32,266 | 3,180 | 2,879 | 4,152 | 456 | 1,590 | |||||||||||||||||
| 米国事業合計 | 11,757 | 106,756 | 251 | 85,988 | 16,589 | 9,010 | 18,943 | 862 | 4,551 | |||||||||||||||||
| ライフプランナー | 4,909 | 55,079 | 2 | 13,308 | 7,000 | 2,339 | 6,555 | 306 | 1,101 | |||||||||||||||||
| ジブラルタ生命など | 4,442 | 58,349 | 71 | 38,663 | 6,231 | 2,942 | 5,970 | 316 | 1,387 | |||||||||||||||||
| 国際事業 | 9,351 | 113,428 | 73 | 51,971 | 13,231 | 5,281 | 12,525 | 622 | 2,488 | |||||||||||||||||
| 全社およびその他の業務 | (420) | 9,186 | 0 | 4,594 | 396 | 1,347 | 1,035 | (40) | 2,880 | |||||||||||||||||
| クローズド・ブロック部門を除くPFI合計 | 20,688 | 229,370 | 324 | 142,553 | $ | 30,216 | 15,906 | 32,503 | 1,446 | 12,856 | ||||||||||||||||
| クローズド・ブロック部門 | 168 | 43,587 | 0 | 5,940 | 1,675 | 1,959 | 3,480 | 13 | 272 | |||||||||||||||||
| 合計 | $ | 20,856 | $ | 272,957 | $ | 324 | $ | 148,493 | $ | 31,891 | $ | 17,865 | $ | 35,983 | $ | 1,459 | $ | 13,128 | ||||||||
プルデンシャル・ファイナンシャル・インク
付表****III
補足保険情報
2022年12月31****日現在および同日に終了した事業年度
(単位:百万ドル)
| セグメント | 繰延保険契約取得費用 | 責任準備金、支払備金、未払費用 | 未経過保険料 | その他の未払保険金・給付金 | 保険料 契約賦課金および報酬収益 | 純投資利益 | 給付金、保険金、損失および決済費用 | DAC償却費 | その他の営業費用 | |||||||||||||||||
| PGIM | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 0 | $ | 94 | $ | 0 | $ | 3 | $ | 2,791 | ||||||||
| 米国事業: | ||||||||||||||||||||||||||
| 法人退職戦略 | 95 | 70,690 | 0 | 17,159 | 15,072 | 3,643 | 18,111 | 3 | 220 | |||||||||||||||||
| 個人退職戦略 | 4,282 | 1,232 | 0 | 22,168 | 1,605 | 924 | 577 | 409 | 1,654 | |||||||||||||||||
| 退職戦略 | 4,377 | 71,922 | 0 | 39,327 | 16,677 | 4,567 | 18,688 | 412 | 1,874 | |||||||||||||||||
| 団体保険 | 143 | 5,408 | 249 | 5,882 | 5,556 | 482 | 5,068 | 2 | 1,061 | |||||||||||||||||
| 個人生命保険 | 7,289 | 22,369 | 0 | 30,724 | 2,926 | 2,461 | 4,138 | 447 | 1,546 | |||||||||||||||||
| 米国事業合計 | 11,809 | 99,699 | 249 | 75,933 | 25,159 | 7,510 | 27,894 | 861 | 4,481 | |||||||||||||||||
| ライフプランナー | 4,710 | 51,793 | 1 | 11,400 | 7,127 | 2,130 | 6,038 | 296 | 1,119 | |||||||||||||||||
| ジブラルタ生命など | 4,231 | 57,148 | 76 | 35,536 | 6,717 | 2,840 | 6,281 | 300 | 1,450 | |||||||||||||||||
| 国際事業 | 8,941 | 108,941 | 77 | 46,936 | 13,844 | 4,970 | 12,319 | 596 | 2,569 | |||||||||||||||||
| 全社およびその他の業務 | (385) | 8,392 | 1 | 8,225 | 388 | 1,487 | 331 | (41) | 3,340 | |||||||||||||||||
| クローズド・ブロック部門を除くPFI合計 | 20,365 | 217,032 | 327 | 131,094 | 39,391 | 14,061 | 40,544 | 1,419 | 13,181 | |||||||||||||||||
| クローズド・ブロック部門 | 181 | 44,414 | 0 | 5,224 | 1,699 | 1,976 | 2,663 | 14 | 298 | |||||||||||||||||
| 合計 | $ | 20,546 | $ | 261,446 | $ | 327 | $ | 136,318 | $ | 41,090 | $ | 16,037 | $ | 43,207 | $ | 1,433 | $ | 13,479 | ||||||||
プルデンシャル・ファイナンシャル・インク
付表****IV
再保険
*2024*年、2023年および*2022年12月31*日現在および同日に終了した事業年度
(単位:百万ドル)
| 総額 | 他社への 出再保険 | 他社からの受再保険 | 純額 | 純額に対する受再保険の 比率 | ||||||||||
| 2024年 | ||||||||||||||
| 生命保険保有契約金額 | $ | 4,125,517 | $ | 979,667 | $ | 159,355 | $ | 3,305,205 | 4.8 | % | ||||
| 保険料: | ||||||||||||||
| 生命保険 | $ | 36,320 | $ | 2,384 | $ | 6,167 | $ | 40,103 | 15.4 | % | ||||
| 損害保険 | 2,902 | 108 | 0 | 2,794 | 0.0 | |||||||||
| 保険料合計 | $ | 39,222 | $ | 2,492 | $ | 6,167 | $ | 42,897 | 14.4 | % | ||||
| 2023 | ||||||||||||||
| 生命保険保有契約金額 | $ | 4,173,524 | $ | 891,770 | $ | 165,988 | $ | 3,447,742 | 4.8 | % | ||||
| 保険料: | ||||||||||||||
| 生命保険 | $ | 26,585 | $ | 7,028 | $ | 5,005 | $ | 24,562 | 20.4 | % | ||||
| 損害保険 | 2,890 | 88 | 0 | 2,802 | 0.0 | |||||||||
| 保険料合計 | $ | 29,475 | $ | 7,116 | $ | 5,005 | $ | 27,364 | 18.3 | % | ||||
| 2022年 | ||||||||||||||
| 生命保険保有契約金額 | $ | 4,133,602 | $ | 858,957 | $ | 178,286 | $ | 3,452,931 | 5.2 | % | ||||
| 保険料: | ||||||||||||||
| 生命保険 | $ | 31,900 | $ | 2,227 | $ | 4,072 | $ | 33,745 | 12.1 | % | ||||
| 損害保険 | 2,821 | 91 | 0 | 2,730 | 0.0 | |||||||||
| 保険料合計 | $ | 34,721 | $ | 2,318 | $ | 4,072 | $ | 36,475 | 11.2 | % | ||||
独立公認会計士事務所の報告書
プルデンシャル・ファイナンシャル・インクの取締役会および株主各位
財務諸表および財務報告に係る内部統制に関する意見
当事務所は、プルデンシャル・ファイナンシャル・インクおよびその子会社(以下「当社」という)の2024年12月31日時点および2023年12月31日時点の付属の連結財政状態計算書を監査し、また、2024年12月期までの3年間の各年度の関連する連結損益計算書、包括利益計算書、自己資本計算書およびキャッシュ・フロー計算書(第15項2の目録に記載されている関連注記および財務諸表別表を含む)(これらを総称して以下「連結財務諸表」という)を監査した。また、当会計事務所は、トレッドウェイ委員会組織委員会(COSO)が公表した「内部統制―統合的枠組み(2013年)」で確立した基準に基づき、2024年12月31日時点の財務報告に係る内部統制について監査を行った。
当事務所は、上記の連結財務諸表が、2024年12月31日時点および2023年12月31日時点の財政状態を、すべての重要な点において適正に表示しているものと認め、また、2024年12月期までの3年間の各年度の営業成績およびキャッシュ・フローは、米国で一般に公正妥当と認められている会計原則に準拠していることを認める。また、当事務所は、当社が2024年12月31日時点において、COSOが公表した「内部統制―統合的枠組み(2013年)」で確立した基準に基づき、すべての重要な点において財務報告に係る有効な内部統制を維持していたと認める。
意見表明の基礎
当社の経営陣は、付属の「財務報告に係る内部統制に関する経営陣の年次報告書」に記載されている、これらの連結財務諸表の作成、財務報告に係る実効性ある内部統制の維持、および財務報告に係る内部統制の有効性の評価の責任を負っている。当事務所の責任は、当監査法人の監査に基づいて、当社の連結財務諸表および財務報告に係る内部統制について意見を表明することにある。当事務所は、米国公開会社会計監督委員会(PCAOB)に登録された会計事務所であり、米国連邦証券法、米国証券取引委員会およびPCAOBの適用規則と規制に従って、当社から独立していることが義務付けられている。
当事務所はPCAOBの基準に従って監査を実施した。これらの基準は、誤記や不正によるものかどうかに関わりなく、連結財務諸表に重大な虚偽表示がないか、財務報告に係る内部統制がすべての重要な点において有効に保たれているかについて、合理的な保証を得るための監査を計画し、実施するよう、当事務所に義務付けている。
当事務所の連結財務諸表の監査では、誤記や不正によるものかどうかに関わりなく、連結財務諸表の重大な虚偽表示のリスクを評価する手続きを実施し、また、それらのリスクに対応するための手続きも実施した。かかる手続きでは、連結財務諸表の金額および開示に関する証拠を試査によって検証した。また、当事務所の監査では、用いられた会計方針と経営陣による重要な見積もりを評価するとともに、連結財務諸表の総合的な体裁を評価した。当事務所の財務報告に係る内部統制の監査では、財務報告に係る内部統制を理解し、重大な欠陥が存在するリスクを評価し、評価したリスクに基づいて内部統制の設計および運用上の有効性を試査し、査定した。また、当事務所の監査では、状況に応じて必要と判断したその他の手続きも実施している。当事務所は、本監査は当事務所の意見に合理的な根拠を提供していると判断している。
財務報告に係る内部統制の定義と限界
企業の財務報告に係る内部統制は、一般に公正妥当と認められている会計原則に従って、財務報告の信頼性および外部報告目的の財務諸表の作成に関して合理的な保証を提供するために設計されたプロセスである。企業の財務報告に係る内部統制には、次のような方針と手続きが含まれる。(i)企業資産の取引および処分を合理的に詳細に、正確かつ公正に反映する記録の維持に関連するもの。(ii)一般に公正妥当と認められている会計原則に準拠した財務諸表の作成を可能にするために、取引が必要に応じて記録されていることを合理的に保証するものであり、企業の領収と支出が企業の経営陣および取締役の許可に従ってのみ行われていることを合理的に保証するもの。(iii)財務諸表に重大な影響を与える可能性のある、正式に許可されていない、企業資産の取得、使用、または処分の防止または時宜にかなった検出に関する合理的な保証を提供するもの。
財務報告に係る内部統制は、固有の限界のために、虚偽表示を防止または発見することができない可能性がある。また、将来の期間にわたり有効性の評価を予測しても、状況の変化により統制が妥当性を欠くリスク、または方針や手続きの順守度が低下するリスクにさらされることになる。
重要な監査事項
以下に報告する重要な監査事項は、監査委員会に報告された、または報告が義務付けられていた連結財務諸表の当期監査に起因する事項であり、かつ、(i)連結財務諸表にとって重要な会計または開示に関するもの、および(ii)当事務所の特に困難、主観的、または複雑な判断を伴うものである。重要な監査事項の報告により、全体として見た連結財務諸表に関する当事務所の意見が部分的に変更になるのではなく、また当事務所は、以下の重要な監査事項を報告することにより、重要な監査事項またはそれらに関連する会計または開示について別個の意見を述べるものではない。
市場リスクを伴う給付(MRB)および責任準備金に含まれる特定の年金保険および生命保険商品に関連する、保証給付特約の評価
連結財務諸表の注記2、6、12、14に記載のとおり、当社は、保証給付特約を含む特定の年金保険および生命保険契約を発行している。変額年金契約に関連する保証の中には、市場リスクを伴う給付として会計処理しているものもある。市場リスクを伴う給付とは、当社が名目上の資本市場リスク以外でさらされる契約または特約であり、主に最低給付を保証した据置年金に関連している。これらの給付は、公正価値の測定方法により会計処理されている。市場リスクを伴う給付の公正価値は、市場参加者が市場リスクを伴う給付を評価する際に使用する仮定に基づいて、契約者への将来給付見込額の現在価値から市場リスクを伴う給付に帰属する将来の予想手数料の現在価値を差し引いて算定している。四半期ごとに、市場リスクを伴う給付の公正価値の変動は、その他の包括利益に計上される当社の契約不履行リスクの変動に帰属する変動部分を除き、関連するヘッジを差し引いて純利益に計上されている。この手法で算出すれば、変化する資本市場の状況や保険数理上の仮定を考慮すると、結果は負債残高または資産残高のいずれともなり得る。2024年12月31日時点で、市場リスクを伴う給付資産として会計処理されているこれらの支払保証の公正価値は、2.3十億ドル、市場リスクを伴う給付債務は4.5十億ドルであった。これらの債務の移転に係る、観測可能な、活発な市場が存在しないため、オプション価格付け手法を伴う自社開発モデルを用いて算出している。このモデルは、リスク中立的な評価の枠組みに基づいており、評価手法、入力情報、および将来キャッシュ・フローの時期と金額に関する一般的な不確実性に内在するリスクに対するプレミアムを組み込んでいる。これらの市場リスクを伴う給付の評価モデルへの重要な入力情報には、資本市場の仮定が含まれる。具体的には、金利水準および不安定さの仮定、市場が認識している、契約に基づく当社の不履行リスク、および保険数理上決定された仮定などであり、これには、失効率、給付金利用率、脱退率、死亡率などの契約者行動(総称して、重要な市場リスクを伴う給付の仮定)が含まれる。無失効保証など、他の特定の契約商品を含む特定の生命保険商品については、関連する評価が認識されたときに追加の保険準備金が設定される。無失効保証の債務は注記12の追加の保険準備金残高に含まれている。2024年12月31日時点で追加の保険準備金は16.4十億ドルであり、責任準備金に計上されている。経営陣が開示しているように、本債務は、死亡率、失効率、保険料パターン率などの現在の最善の見積もりの仮定のほか、金利と株式市場の運用益の仮定(総称して、重要な追加保険準備金の仮定)を用いて算出されているとともに、契約期間中の予想超過支払総額(すなわち、勘定価格を超える支払額)の現在価値を、予想される総査定額の現在価値(すなわち、給付率)で割った比率に基づいている。本債務は、現在の給付率に、現在までに計上された累積評価額を乗じ、利息を加えて、現在までの累積超過支払額を差し引いたものに等しい。
市場リスクを伴う給付として会計処理されている特定の年金および生命保険商品に関連する保証給付特約の評価に関連する手続き、および責任準備金に含まれるものの評価に関する手続きを行うことは重要な監査事項であると当事務所が判断する主な考慮事項は次のとおりである。(i)これらの保証の観察可能な市場がないため、市場リスクを伴う給付として計上される給付特約の評価モデルを決定する際の、また、市場リスクを伴う給付および追加保険契約準備金として計上される保証給付特約について前述の重要な仮定を策定する際の、経営陣による重要な判断。(ii)公正価値で計上された市場リスクを伴う給付に関する経営陣のモデル、および市場リスクを伴う給付および追加保険契約準備金として計上される保証給付特約の債務の評価において、経営陣が用いた前述の仮定に関連する手続きの実行および監査証拠の評価における高度な監査人の判断、主観性、および努力。また、(iii)専門的な技能と知識を持つ専門家の起用を伴う監査活動。
本件に取り組むに当たり、当事務所は、本連結財務諸表に対する総体的な意見の形成に関連して、手続きを実施し、監査証拠を評価した。これらの手続きには、市場リスクを伴う給付および責任準備金に含まれる特定の年金および生命保険商品に関連する保証給付特約の評価に関連する統制の有効性の試査が含まれており、さらに、これには市場リスクを伴う給付として会計処理されている給付特約のモデルに対する統制、および市場リスクを伴う給付および追加保険契約準備金として会計処理されている保証給付特約の債務の評価に使用される仮定の策定が含まれている。また、これらの手続きには、特に以下も含まれている。(i)市場リスクを伴う給付および責任準備金に含まれる、特定の年金および生命保険商品に関連する保証給付特約の評価に関する経営陣の決定プロセスの試査。(ii)以下の評価において力を借りるために行った専門的なスキルと知識を有する専門家の起用。(a)公正価値で計上された市場リスクを伴う給付に係る経営陣のモデルの妥当性、および(b)業界の知識とデータおよび当社の歴史的データと経験に基づく評価に使用された上記の仮定の合理性。この手続きには、前述の仮定を策定するために用いたデータの完全性と正確性の試査と、前述の仮定がモデルに正確に反映されていることの試査も含まれている。
/s/ PricewaterhouseCoopers LLP
ニューヨーク州ニューヨーク
2025年2月13日
当事務所は1996年から当社の監査人を務めており、これには当社がSECの報告要件の対象となる前の期間も含まれている。
Table of Contents
Report of Independent Registered Public Accounting Firm
To the Board of Directors and Shareholders of Prudential Financial, Inc.
Opinions on the Financial Statements and Internal Control over Financial Reporting
We have audited the accompanying consolidated statements of financial position of Prudential Financial, Inc. and its subsidiaries (the “Company”) as of December 31, 2024 and 2023, and the related consolidated statements of operations, comprehensive income, equity and cash flows for each of the three years in the period ended December 31, 2024, including the related notes and financial statement schedules listed in the index appearing under Item 15.2 (collectively referred to as the “consolidated financial statements”). We also have audited the Company's internal control over financial reporting as of December 31, 2024, based on criteria established in Internal Control - Integrated Framework (2013) issued by the Committee of Sponsoring Organizations of the Treadway Commission (COSO).
In our opinion, the consolidated financial statements referred to above present fairly, in all material respects, the financial position of the Company as of December 31, 2024 and 2023, and the results of its operations and its cash flows for each of the three years in the period ended December 31, 2024 in conformity with accounting principles generally accepted in the United States of America. Also in our opinion, the Company maintained, in all material respects, effective internal control over financial reporting as of December 31, 2024, based on criteria established in Internal Control - Integrated Framework (2013) issued by the COSO.
Basis for Opinions
The Company's management is responsible for these consolidated financial statements, for maintaining effective internal control over financial reporting, and for its assessment of the effectiveness of internal control over financial reporting, included in the accompanying Management’s Annual Report on Internal Control over Financial Reporting. Our responsibility is to express opinions on the Company’s consolidated financial statements and on the Company's internal control over financial reporting based on our audits. We are a public accounting firm registered with the Public Company Accounting Oversight Board (United States) (PCAOB) and are required to be independent with respect to the Company in accordance with the U.S. federal securities laws and the applicable rules and regulations of the Securities and Exchange Commission and the PCAOB.
We conducted our audits in accordance with the standards of the PCAOB. Those standards require that we plan and perform the audits to obtain reasonable assurance about whether the consolidated financial statements are free of material misstatement, whether due to error or fraud, and whether effective internal control over financial reporting was maintained in all material respects.
Our audits of the consolidated financial statements included performing procedures to assess the risks of material misstatement of the consolidated financial statements, whether due to error or fraud, and performing procedures that respond to those risks. Such procedures included examining, on a test basis, evidence regarding the amounts and disclosures in the consolidated financial statements. Our audits also included evaluating the accounting principles used and significant estimates made by management, as well as evaluating the overall presentation of the consolidated financial statements. Our audit of internal control over financial reporting included obtaining an understanding of internal control over financial reporting, assessing the risk that a material weakness exists, and testing and evaluating the design and operating effectiveness of internal control based on the assessed risk. Our audits also included performing such other procedures as we considered necessary in the circumstances. We believe that our audits provide a reasonable basis for our opinions.
Definition and Limitations of Internal Control over Financial Reporting
A company’s internal control over financial reporting is a process designed to provide reasonable assurance regarding the reliability of financial reporting and the preparation of financial statements for external purposes in accordance with generally accepted accounting principles. A company’s internal control over financial reporting includes those policies and procedures that (i) pertain to the maintenance of records that, in reasonable detail, accurately and fairly reflect the transactions and dispositions of the assets of the company; (ii) provide reasonable assurance that transactions are recorded as necessary to permit preparation of financial statements in accordance with generally accepted accounting principles, and that receipts and expenditures of the company are being made only in accordance with authorizations of management and directors of the company; and (iii) provide reasonable assurance regarding prevention or timely detection of unauthorized acquisition, use, or disposition of the company’s assets that could have a material effect on the financial statements.
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Table of Contents
Because of its inherent limitations, internal control over financial reporting may not prevent or detect misstatements. Also, projections of any evaluation of effectiveness to future periods are subject to the risk that controls may become inadequate because of changes in conditions, or that the degree of compliance with the policies or procedures may deteriorate.
Critical Audit Matters
The critical audit matter communicated below is a matter arising from the current period audit of the consolidated financial statements that was communicated or required to be communicated to the audit committee and that (i) relates to accounts or disclosures that are material to the consolidated financial statements and (ii) involved our especially challenging, subjective, or complex judgments. The communication of critical audit matters does not alter in any way our opinion on the consolidated financial statements, taken as a whole, and we are not, by communicating the critical audit matter below, providing a separate opinion on the critical audit matter or on the accounts or disclosures to which it relates.
Valuation of Guaranteed Benefit Features Associated with Certain Annuity and Life Products Included in the Market Risk Benefits and the Liability for Future Policy Benefits
As described in Notes 2, 6, 12 and 14 to the consolidated financial statements, the Company issues certain annuity and life contracts which contain guaranteed benefit features. Certain of the guarantees associated with variable annuity contracts are accounted for as market risk benefits. The market risk benefits represent contracts or contract features that expose the Company to other than nominal capital market risk, primarily related to deferred annuities with guaranteed minimum benefits. The benefits are accounted for using a fair value measurement methodology. The fair value of market risk benefits is calculated as the present value of expected future benefit payments to contractholders less the present value of expected future fees attributable to the market risk benefits, based on assumptions a market participant would use in valuing the market risk benefits. On a quarterly basis, changes in the fair value of market risk benefits are recorded in net income, net of related hedges, except for the portion of the change attributable to changes in the Company’s non-performance risk which is recorded in other comprehensive income. This methodology could result in either a liability or asset balance, given changing capital market conditions and various actuarial assumptions. As of December 31, 2024, the fair value of the obligations associated with these guarantees accounted for as market risk benefit assets was $2.3 billion and for market risk benefit liabilities was $4.5 billion. As there is no observable active market for the transfer of these obligations, the valuations are calculated using internally-developed models with option pricing techniques. The models are based on a risk neutral valuation framework and incorporate premiums for risks inherent in valuation techniques, inputs, and the general uncertainty around the timing and amount of future cash flows. The significant inputs to the valuation models for these market risk benefits include capital market assumptions, such as interest rate levels and volatility assumptions, the Company’s market-perceived non-performance risk under the contract, as well as actuarially determined assumptions, including contractholder behavior, such as lapse rates, benefit utilization rates, withdrawal rates and mortality rates (collectively, the significant market risk benefit assumptions). For certain life insurance products that include certain other contract features, including no-lapse guarantees, additional insurance reserves are established when associated assessments are recognized. The liability for no-lapse guarantee features is included within the additional insurance reserves balance in Note 12. As of December 31, 2024, the additional insurance reserve was $16.4 billion, recorded within the liability for future policy benefits. As disclosed by management, this liability is established using current best estimate assumptions, including mortality rates, lapse rates, and premium pattern rates, as well as interest rate and equity market return assumptions (collectively, the significant additional insurance reserve assumptions), and is based on the ratio of the present value of total expected excess payments (i.e., payments in excess of account value) over the life of the contract divided by the present value of total expected assessments (i.e., benefit ratio). The liability equals the current benefit ratio multiplied by cumulative assessments recognized to date, plus interest, less cumulative excess payments to date.
The principal considerations for our determination that performing procedures relating to the valuation of guaranteed benefit features associated with certain annuity and life products that are accounted for as market risk benefits and those that are included in the liability for future policy benefits is a critical audit matter are (i) the significant judgment by management when determining the valuation model for the benefit features accounted for as market risk benefits due to the lack of an observable market for these guarantees and when developing the aforementioned significant assumptions for the guaranteed benefit features accounted for as market risk benefits and additional insurance reserves, (ii) a high degree of auditor judgment, subjectivity and effort in performing procedures and evaluating audit evidence related to management’s model for market risk benefits recorded at fair value and the aforementioned assumptions used by management in the valuation of the liabilities for the guaranteed benefit features accounted for as market risk benefits and additional insurance reserves, and (iii) the audit effort involved the use of professionals with specialized skill and knowledge.
Addressing the matter involved performing procedures and evaluating audit evidence in connection with forming our overall opinion on the consolidated financial statements. These procedures included testing the effectiveness of controls relating to the valuation of guaranteed benefit features associated with certain annuity and life products included in market risk benefits and the liability for future policy benefits, including controls over the model for the benefit features accounted for as market risk benefits and development of the assumptions used in the valuation of the liabilities for the guaranteed benefit features accounted for as market risk benefits and additional insurance reserves.
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Table of Contents
These procedures also included, among others, (i) testing management’s process for determining the valuation of guaranteed benefit features associated with certain annuity and life products included in market risk benefits and the liability for future policy benefits, (ii) the use of professionals with specialized skill and knowledge to assist in evaluating (a) the appropriateness of management’s model for market risk benefits recorded at fair value and (b) the reasonableness of the aforementioned assumptions used in the valuation based on industry knowledge and data as well as historical Company data and experience. The procedures also included testing the completeness and accuracy of data used to develop the aforementioned assumptions and testing that the aforementioned assumptions are accurately reflected in the models.
/s/ PricewaterhouseCoopers LLP
New York, New York
February 13, 2025
We have served as the Company’s auditor since 1996, which includes periods before the Company became subject to SEC reporting requirements.
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