| 【表紙】 | |
|---|---|
| 【提出書類】 | 四半期報告書 |
| 【根拠条文】 | 金融商品取引法第24条の4の7第1項 |
| 【提出先】 | 関東財務局長 |
| 【提出日】 | 2023年8月4日 |
| 【四半期会計期間】 | 第20期 第2四半期(自 2023年4月1日 至 2023年6月30日) |
| 【会社名】 | オンコリスバイオファーマ株式会社 |
| 【英訳名】 | Oncolys BioPharma Inc. |
| 【代表者の役職氏名】 | 代表取締役社長 浦田 泰生 |
| 【本店の所在の場所】 | 東京都港区虎ノ門四丁目1番28号 |
| 【電話番号】 | 03-5472-1578(代表) |
| 【事務連絡者氏名】 | 取締役 吉村 圭司 |
| 【最寄りの連絡場所】 | 東京都港区虎ノ門四丁目1番28号 |
| 【電話番号】 | 03-5472-1578(代表) |
| 【事務連絡者氏名】 | 取締役 吉村 圭司 |
| 【縦覧に供する場所】 | 株式会社東京証券取引所(東京都中央区日本橋兜町2番1号) |
第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
| 回次 | 第19期第2四半期累計期間 | 第20期第2四半期累計期間 | 第19期 | |
| 会計期間 | 自 2022年1月1日至 2022年6月30日 | 自 2023年1月1日至 2023年6月30日 | 自 2022年1月1日至 2022年12月31日 | |
| 売上高 | (千円) | 426,152 | 63,038 | 976,182 |
| 経常損失(△) | (千円) | △590,514 | △867,441 | △1,163,008 |
| 四半期(当期)純損失(△) | (千円) | △570,569 | △868,762 | △1,148,938 |
| 持分法を適用した場合の投資利益 | (千円) | ― | ― | ― |
| 資本金 | (千円) | 3,000,000 | 3,000,000 | 3,000,000 |
| 発行済株式総数 | (株) | 17,405,200 | 17,405,200 | 17,405,200 |
| 純資産額 | (千円) | 2,737,637 | 1,290,506 | 2,159,269 |
| 総資産額 | (千円) | 3,504,831 | 1,866,628 | 2,650,959 |
| 1株当たり四半期(当期)純損失金額(△) | (円) | △32.92 | △50.16 | △66.31 |
| 潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額 | (円) | ― | ― | ― |
| 1株当たり配当額 | (円) | ― | ― | ― |
| 自己資本比率 | (%) | 77.9 | 68.7 | 81.2 |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | △722,482 | △451,552 | △1,717,135 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | 20,841 | △748 | 20,117 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | 29,599 | 45,445 | △113,830 |
| 現金及び現金同等物の四半期末(期末)残高 | (千円) | 2,613,656 | 1,090,340 | 1,466,201 |
| 回次 | 第19期第2四半期会計期間 | 第20期第2四半期会計期間 | |
| 会計期間 | 自 2022年4月1日至 2022年6月30日 | 自 2023年4月1日至 2023年6月30日 | |
| 1株当たり四半期純損失金額(△) | (円) | △13.94 | △31.47 |
(注) 1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりませんので、連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移については記載しておりません。
2.持分法を適用した場合の投資利益については、重要性が乏しいため記載を省略しております。
3.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額については、潜在株式は存在するものの、1株当たり四半期(当期)純損失金額であるため、記載しておりません。
2 【事業の内容】
当第2四半期累計期間(2023年1月1日~2023年6月30日)において、当社が営む事業の内容について、重要な変更又は主要な関係会社における異動はありません。
第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第2四半期累計期間(2023年1月1日~2023年6月30日)において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期累計期間(2023年1月1日~2023年6月30日)における日本経済は、日経平均株価はバブル後高値を更新し、7月に発表された6月日銀短観では幅広い会社で原料費の価格転嫁が進み、円安による訪日外国人向けビジネスへの追い風や輸出ビジネスの営業利益増益などにより、大企業を中心に景況感の急改善が見られています。一方で、世界経済においては、米連邦準備委員会(FRB)は金利据え置きを決定したものの、英国イングランド銀行はインフレ対策として利上げを継続するなど主要国中央銀行の金融引き締めによる世界景気の減速リスクは続き、先行き不透明感は継続しています。
このような状況下、当社は「未来のがん治療に新たな選択肢を与え、がん治療の歴史に私たちの足跡を残してゆくこと」をビジョンとし、経営の効率化及び積極的な研究・開発・ライセンス活動を展開いたしました。
特に、がんのウイルス療法テロメライシン(OBP-301)や新型コロナウイルス感染症治療薬OBP-2011を中心に、「がんのウイルス療法」と「重症ウイルス感染症治療薬」を事業領域とした「ウイルス創薬」を目指し、研究・開発・ビジネス活動を推進させています。また、核酸系逆転写酵素阻害剤OBP-601(censavudine)は、Transposon Therapeutics, Inc.(以下「Transposon社」)とのライセンス契約の下、同社の全額費用負担により欧米で複数の臨床試験が進められています。
当社活動の詳細に関しては、「2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (7) 研究開発活動」をご確認ください。
当第2四半期の業績は、売上高63,038千円(前年同四半期は売上高426,152千円)、営業損失900,989千円(前年同四半期は営業損失658,898千円)となりました。また、営業外収益として、受取利息533千円、為替差益35,051千円等を、営業外費用として支払利息1,781千円、譲渡制限付株式報酬償却435千円を計上した結果、経常損失867,441千円(前年同四半期は経常損失590,514千円)になり、四半期純損失868,762千円(前年同四半期は四半期純損失570,569千円)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期会計期間末における資産は、現金及び預金の減少等により1,866,628千円(前事業年度末比29.6%減)となりました。負債は、未払金の増加等により576,121千円(前事業年度末比17.2%増)となりました。純資産は、四半期純損失等により1,290,506千円(前事業年度末比40.2%減)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物は、前事業年度の1,466,201千円から1,090,340千円へと375,860千円減少しました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは451,552千円の支出(前年同四半期は722,482千円の支出)となりました。これは主として、税引前四半期純損失867,305千円、前払金の減少192,523千円、為替差益34,696千円、未収入金の減少149,396千円、未収消費税等の減少54,519千円、未払金の増加31,576千円、株式報酬費用5,488千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは748千円の支出(前年同四半期は20,841千円の収入)となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出951千円、有形固定資産の売却による収入136千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは45,445千円の収入(前年同四半期は29,599千円の収入)となりました。これは主として、長期借入による収入100,000千円、長期借入金の返済による支出52,774千円等によるものであります。
(4) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第2四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について、重要な変更はありません。
(5) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、新たな事業上及び財務上の対処すべき課題の発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業上及び財務上の対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(7) 研究開発活動
当社の当第2四半期累計期間における創薬事業の研究開発費は、636,952千円となりました。なお、当第2四半期累計期間における研究開発活動の状況は以下のとおりです。
1) 研究開発体制について
2023年6月30日現在、研究開発部門は20名在籍しており、これは総従業員数の50.0%に当たります。
2) 研究開発並びにビジネス活動について
当社は、以下のプロジェクトを中心に研究開発並びにビジネス活動を進めました。
①がんのウイルス療法テロメライシン(OBP-301,国際一般名称:suratadenoturev)に関する活動
テロメライシンは現在、日本国内で厚生労働省より再生医療等製品の「先駆け審査指定」を受けて「放射線併用による食道がんPhase2臨床試験」を実施し、すでに症例組み入れを完了して全症例の予後を追跡調査する段階になっており、2024年に国内での新薬承認申請を行う計画です。また、商用スケールのウイルス製造開発を進め、PMDAとの事前相談を行っています。さらに、当社独自の製造販売体制の整備を開始し、販売提携候補企業とアライアンスに向けたデューデリジェンスや条件交渉を進めています。一方、海外展開に関しては、米国でのテロメライシンの共同開発体制の構築に向けて、免疫チェックポイント阻害剤を販売する海外大手製薬企業に対して臨床試験プロトコールを提示し、その合意が得られている段階です。
現在、テロメライシンは、組入れが終了した臨床試験も含めて、以下の3つの臨床試験が国内外で進められています。
i) 放射線併用食道がんPhase2臨床試験
ii) 抗PD-1抗体ペムブロリズマブ併用胃がん・胃食道接合部がんPhase2医師主導治験
iii)放射線化学療法併用食道がんPhase1医師主導治験
上記i)の「放射線併用食道がんPhase2臨床試験」は、2019年4月の「先駆け審査制度」の指定に基づき全国17か所の治験実施施設で進められ、2022年12月に本治験の目標症例に到達したことを確認しました。現在、症例の予後の追跡調査を進めており、2023年6月にはPhase2臨床試験の専門委員会を開催し、治験の進行状況を確認し、今後の方針などについて報告しました。本治験の結果は、2023年10月に取得できる見通しです。なお、現時点までに本治験を中断するような安全性上の問題は発生しておりません。当社は本治験と並行して、PMDAと承認申請に向けた非臨床試験・臨床試験・製造等に関する事前相談を開始しています。
当社はテロメライシンの新薬承認申請に向けて、Henogen社(ベルギー)で商用製品製造の開発を進めています。2023年11月にはプロセスバリデーションを開始し、承認申請を行う2024年には商用製造を開始する計画です。
また、Henogen社でテロメライシンを製剤化した後、日本国内へ輸入して医療機関までGMP体制を維持したまま円滑に移送できるよう、国内製造所の役割を担う企業と提携して物流体制を構築する準備を進め、2023年9月の契約締結を計画しています。2023年6月にはユーロフィン分析科学研究所と契約を締結し、テロメライシンの最終出荷判定に必要な品質試験のバリデーションを開始しています。さらに、国内での効率的な販売を行うために、製薬会社との販売提携交渉を進め、2023年中の契約締結を目指しています。
上記ii)の「抗PD-1抗体ペムブロリズマブ併用胃がん・胃食道接合部がんPhase2医師主導治験」は、米国コーネル大学を中心に、過去に治療歴のある最も重症度が高い患者を対象に、テロメライシンと抗PD-1抗体ペムブロリズマブを併用した場合の有効性及び安全性の評価を行うことを目的として、2019年5月から開始されました。これまでに組入れた16例のうち3例で長期生存が確認され、この結果は本試験の有効性を示す基準を満たす結果と判断され、目標とされていた18例までの組入れを待たず、2022年末で本治験の症例組入れを前倒しで終了することを決定しました。また、本治験の中間解析結果は、米国コーネル大学のマニッシュ・シャー医師により米国臨床腫瘍学会(ASCO2023年6月)で発表されました。なお、現在当社は、本試験の結果をもとに米国コーネル大学と次ステップの臨床試験を計画しており、免疫チェックポイント阻害剤を販売する海外製薬会社を含めた共同開発体制を2023年9月に構築する計画です。
上記iii)の「放射線化学療法併用食道がんPhase1医師主導治験」は、米国の権威あるがん研究組織NRGオンコロジーグループにより、テロメライシンと放射線化学療法を併用した際の安全性と有効性の検討を目的として2021年12月から開始されました。現在アメリカ国内6施設で実施されており、第一段階の全6例の組み入れが完了しています。これまでに問題となるような副作用は報告されていません。テロメライシンは米国において食道がんのオーファンドラッグ指定を受けており、同指定の下、本治験は実施されています。そのため、補助金の支給や臨床研究費用の税額控除の優遇を受けることができ、さらに、米国においてテロメライシン承認後の7年間は先発権保護が与えられ、その期間中は市場独占権が得られることになっています。
②核酸系逆転写酵素阻害剤OBP-601(censavudine)に関する活動
2006年にYale大学から導入したOBP-601は、2010年から2014年にかけてBristol-Myers Squibb Co.(以下「BMS社」)へライセンスし、抗HIV薬としてPhase2b臨床試験が実施された結果、OBP-601の既存薬との非劣性が示されました。同時期にはBMS社によって、OBP-601の長期毒性試験、がん原性試験や多くの臨床データが得られましたが、BMS社のHIV領域撤退という戦略変更によってライセンス契約は終了しました。
その後、ブラウン大学(米国)の研究成果から、HIVの核酸系逆転写酵素阻害剤(NRTI)がレトロトランスポゾンの異所性発現を抑制することが確認され、同作用を持つOBP-601の脳内移行性が高く、LINE-1というレトロトランスポゾンの産生を強力に抑制することが確認されました。このようなメカニズムに着目してOBP-601を神経難病に応用しようと計画していたTransposon 社との間で、当社は2020年6月に全世界を対象とした総額3億ドル超の新規ライセンス契約を締結し、同年11月にTransposon社は第1回マイルストーンを達成しています。
現在、Transposon社によって「進行性核上性麻痺(PSP: Progressive Supranuclear Palsy)」とC9 ORFという酵素の異常発現を伴った「筋萎縮性側索硬化症(ALS: Amyotrophic Lateral Sclerosis)及び前頭側頭型認知症(FTD: Frontotemporal Degeneration)」を対象としたプラセボを用いた二重盲検法による2つのPhase2a臨床試験が欧米の多施設で進められています。また、2023年7月にアイカルディ・ゴーティエ症候群(AGS: Aicardi-Goutières Syndrome)を対象にした欧州での単群によるPhase2a臨床試験の投与を開始しました。
PSPを対象とした臨床試験は2021年11月に1例目への投与が開始され、2022年8月に目標症例数の組入れが完了しました。当社はTransposon社から中間解析結果の報告を受けましたが、その内容の詳細に関してはTransposon社の意向により現段階では非開示としています。なお、現在までに、本臨床試験で試験を中止するような安全性上の問題は報告されていません。
また、C9 ALS/FTDを対象とした臨床試験も2022年1月に投与が開始され、2023年3月に目標症例数の組入れが完了し、組み入れ患者の長期フォローアップをしています。現在までに、本臨床試験で試験を中止するような安全性上の問題は報告されていません。
さらに、Transposon社は、AGSという小頭症や高度な精神発達遅滞等を呈する遺伝性疾患を対象に、欧州で規制当局の承認を得て、2023年7月に新たなPhase2a臨床試験の投与を開始しました。これらのOBP-601に関する臨床試験は、全額Transposon社の費用負担で進められています。
なお、Transposon社はOBP-601の開発を目的に設立された企業であり、当社は、Transposon社が戦略変更を理由にOBP-601の開発を中断するリスクは低いと考えています。
③新型コロナウイルス感染症治療薬OBP-2011に関する活動
当社は、OBP-2011がヌクレオカプシド形成を阻害する新規メカニズムを有する化合物であることを実験結果から推定していますが、現段階ではその詳細なメカニズムは解明されていません。OBP-2011はすでに承認されているコロナ治療薬の主なメカニズムであるポリメラーゼ阻害やプロテアーゼ阻害とは異なるメカニズムであることが推察されており、コロナウイルスの様々な変異株に対して効果が左右されないというデータが得られています。しかし、新型コロナ治療薬の承認ハードルが上昇していること、並びに新型コロナ治療薬の複数上市による緊急性の低下などの外部環境の変化や、2024年に承認申請を目指すテロメライシンへの経営リソース集中により、開発方針を見直す必要性が生じました。今後は、鹿児島大学や国立感染症研究所と共同研究体制による詳細なメカニズム解明を行った上でコロナウイルス以外のRNAウイルスに対する新規適応を検討し、新たなパンデミックに対応できる体制を維持していく考えです。
④次世代テロメライシンOBP-702に関する活動
OBP-702は、強力ながん抑制遺伝子p53をベクター内に搭載する「がん遺伝子治療」と、テロメライシンの持つ「腫瘍溶解作用」を組み合わせた2つの抗腫瘍効果を持つ第二世代のウイルス療法です。国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の助成金事業を活用して、岡山大学消化器腫瘍外科学・藤原俊義教授の研究グループにより非臨床試験が進められています。特に、ゲムシタビン耐性すい臓癌細胞株のマウスモデルを用いた実験においては、PD-L1抗体を併用することでより強い抗腫瘍効果が確認されています。また、がん治療で問題となっているがん組織の間質系細胞(CAF : Cancer Associated Fibroblast)に対しても殺傷効果を示すことが示されており、今後、間質系細胞によって治療が困難と考えられているすい臓がんなどの難治性がんに対する新しい治療法として開発してゆくことが期待されます。なお、2024年に承認申請を目指すテロメライシンへ経営リソースを集中させるために、OBP-702の開発は助成金の範囲内で継続してゆく予定です。
⑤がん検査薬テロメスキャン(OBP-401)に関する活動
テロメスキャンは、がん患者の血液中を循環している生きたがん細胞(CTC:Circulating Tumor Cells)の検査自動化プラットフォームの確立を目的に、順天堂大学と共同研究講座「低侵襲テロメスキャン次世代がん診断学講座」を2021年6月に開設いたしました。しかし、AIによる画像学習のためには多くの画像取得が必要であり、当初計画と比較して画像取得に時間を要しているため、順天堂大学との開発進捗は遅延しています。
⑥HDAC阻害剤OBP-801に関する活動
2009年にアステラス製薬株式会社から導入したヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)阻害剤であるOBP-801は、各種固形がんを対象とした米国でのPhase1臨床試験で用量制限毒性(DLT:Dose Limiting Toxicity)が発生し、推定有効量までの投与量の増量が不可能となったため、がん領域での開発を中断しました。
一方、新規適応領域である眼科領域では、京都府立医科大学眼科学教室の実験において、緑内障手術を行った際に形成される濾過胞形成の線維化抑制作用が認められ、2023年4月の日本眼科学会や2023年4月に米国ルイジアナ州ニューオーリンズで開催されたARVO(視覚と眼科学研究協会学会)で研究結果が発表されました。今後は点眼剤での開発が期待されています。
主なパイプラインの開発状況は、以下のとおりです。
| 開発品 | 適応疾患 | 併用療法 | 開発地域 | 開発ステージ |
| テロメライシン(OBP-301)(suratadenoturev) | 食道がん | 放射線療法 | 日本 | Phase2(組入れ終了) |
| 放射線化学療法 | 米国 | Phase1 | ||
| 抗PD-1抗体ペムブロリズマブ | 日本 | Phase1(組入れ終了) | ||
| 胃がん・胃食道接合部がん | 抗PD-1抗体ペムブロリズマブ | 米国 | Phase2(組入れ終了) | |
| 肝細胞がん | 抗PD-L1抗体アテゾリズマブ及び分子標的薬 | 日本 | Phase1(終了) | |
| 単独療法 | 韓国・台湾 | Phase1(終了) | ||
| OBP-601(censavudine) | 進行性核上性麻痺(PSP) | 単独療法 | 米国 | Phase2a(組入れ終了) |
| 筋萎縮性側索硬化症(C9-ALS)/前頭側頭型認知症(FTD) | 単独療法 | 米国・欧州 | Phase2a(組入れ終了) | |
| アイカルディ・ゴーティエ症候群(AGS) | 単独療法 | 欧州 | Phase2a | |
| OBP-2011 | 新型コロナウイルス感染症 | 未定 | 日本 | 前臨床 |
| OBP-702 | 固形がん | 抗PD-(L)1抗体を想定 | 日本 | 前臨床 |
| テロメスキャン(OBP-401) | 固形がん | - | 日本 | 臨床研究 |
| OBP-801 | 緑内障手術後の濾過胞線維化抑制 | 単独療法 | 日本 | 前臨床 |
3 【経営上の重要な契約等】
当第2四半期会計期間(2023年4月1日~2023年6月30日)において、2013年6月12日にWonik Co., Ltd.と締結したStrategic Business Agreementは、10年間の契約期間を満了したため終了しました。
第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
| 種類 | 発行可能株式総数(株) |
|---|---|
| 普通株式 | 30,000,000 |
| 計 | 30,000,000 |
② 【発行済株式】
| 種類 | 第2四半期会計期間末現在発行数(株)(2023年6月30日) | 提出日現在発行数(株)(2023年8月4日) | 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 | 内容 |
|---|---|---|---|---|
| 普通株式 | 17,405,200 | 17,431,800 | 東京証券取引所グロース市場 | 完全議決権株式であり、株主としての権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式であり、単元株式数は100株であります。 |
| 計 | 17,405,200 | 17,431,800 | ― | ― |
(注) 1.発行済普通株式のうち8,000株は、現物出資(普通自動車1台 800千円)によるものであります。
2.発行済普通株式のうち189,200株は譲渡制限付株式報酬として、金銭報酬債権(427,970千円)を出資の目的とする現物出資により発行したものです。
3.発行済普通株式のうち112,000株は譲渡制限付株式報酬として、金銭報酬債権(384,720千円)を出資の目的とする現物出資により発行したものです。
4.発行済普通株式のうち64,100株は譲渡制限付株式報酬として、金銭報酬債権(77,561千円)を出資の目的とする現物出資により発行したものです。
5.提出日現在発行数には、2023年8月1日からこの四半期報告書提出日までの新株予約権の行使により発行された株式数は、含まれておりません。
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
| 年月日 | 発行済株式総数増減数(株) | 発行済株式総数残高(株) | 資本金増減額(千円) | 資本金残高(千円) | 資本準備金増減額(千円) | 資本準備金残高(千円) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023年4月1日~2023年6月30日 | ― | 17,405,200 | ― | 3,000,000 | ― | 586,425 |
(5) 【大株主の状況】
2023年6月30日現在
| 氏名又は名称 | 住所 | 所有株式数(株) | 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
|---|---|---|---|
| アステラス製薬株式会社 | 東京都中央区日本橋本町2丁目5-1号 | 727,200 | 4.19 |
| セントラル短資株式会社 | 東京都中央区日本橋本石町3丁目3-14 | 696,200 | 4.02 |
| 浦田 泰生 | 東京都港区 | 496,900 | 2.86 |
| 株式会社SBI証券 | 東京都港区六本木1丁目6番1号 | 490,164 | 2.83 |
| 野村信託銀行株式会社(信託口2052261) | 東京都千代田区大手町2丁目2-2 | 378,300 | 2.18 |
| 中西 均 | 北海道札幌市北区 | 207,000 | 1.19 |
| 朝日インテック株式会社 | 愛知県瀬戸市暁町3番地100 | 118,600 | 0.68 |
| 樫原 康成 | 東京都港区 | 115,000 | 0.66 |
| auカブコム証券株式会社 | 東京都千代田区霞が関3丁目2番5号 | 100,500 | 0.58 |
| 松井証券株式会社 | 東京都千代田区麹町1丁目4番地 | 100,000 | 0.57 |
| 金 龍雄 | 京都府京都市西京区 | 100,000 | 0.57 |
| 計 | - | 3,529,864 | 20.38 |
(6) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
| 2023年6月30日現在 | |||||
| 区分 | 株式数(株) | 議決権の数(個) | 内容 | ||
| 無議決権株式 | ― | ― | ― | ||
| 議決権制限株式(自己株式等) | ― | ― | ― | ||
| 議決権制限株式(その他) | ― | ― | ― | ||
| 完全議決権株式(自己株式等) | (自己保有株式) 普通株式 87,700 | 普通株式 | 87,700 | ― | ― |
| 普通株式 | 87,700 | ||||
| 完全議決権株式(その他) | 普通株式 17,308,700 | 普通株式 | 17,308,700 | 173,087 | 権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式 |
| 普通株式 | 17,308,700 | ||||
| 単元未満株式 | 普通株式 8,800 | 普通株式 | 8,800 | ― | ― |
| 普通株式 | 8,800 | ||||
| 発行済株式総数 | 17,405,200 | ― | ― | ||
| 総株主の議決権 | ― | 173,087 | ― |
② 【自己株式等】
2023年6月30日現在
| 所有者の氏名又は名称 | 所有者の住所 | 自己名義所有株式数(株) | 他人名義所有株式数(株) | 所有株式数の合計(株) | 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%) |
|---|---|---|---|---|---|
| (自己保有株式)オンコリスバイオファーマ株式会社 | 東京都港区虎ノ門4丁目1-28 | 87,700 | - | 87,700 | 0.50 |
| 計 | ― | 87,700 | - | 87,700 | 0.50 |
2 【役員の状況】
前事業年度の有価証券報告書提出日後、当四半期累計期間における役員の異動は、次のとおりであります。
(1) 役職の異動
| 新役職名 | 旧役職名 | 氏名 | 異動年月日 |
|---|---|---|---|
| 代表取締役社長研究開発担当兼CMC担当 | 代表取締役社長研究開発担当兼事業開発担当 | 浦田 泰生 | 2023年6月16日 |
| 取締役事業開発担当 | 取締役CMC企画担当兼海外渉外担当 | 樫原 康成 | 2023年6月16日 |
第4 【経理の状況】
1.四半期財務諸表の作成方法について
当社の四半期財務諸表は、「四半期財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第63号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期会計期間(2023年4月1日から2023年6月30日まで)及び第2四半期累計期間(2023年1月1日から2023年6月30日まで)に係る四半期財務諸表について、EY新日本有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。
3.四半期連結財務諸表について
「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)第5条第2項により、当社では、子会社(2社)の資産、売上高、損益、利益剰余金及びキャッシュ・フローその他の項目から見て、当企業集団の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に関する合理的な判断を妨げない程度に重要性が乏しいものとして、四半期連結財務諸表は作成しておりません。
1 【四半期財務諸表】
(1) 【四半期貸借対照表】
| (単位:千円) | |||||||||||
| 前事業年度(2022年12月31日) | 当第2四半期会計期間(2023年6月30日) | ||||||||||
| 資産の部 | |||||||||||
| 流動資産 | |||||||||||
| 現金及び預金 | 1,711,280 | 1,335,419 | |||||||||
| 製品 | 8,434 | 6,124 | |||||||||
| 仕掛品 | 12,666 | ― | |||||||||
| 貯蔵品 | 3,149 | 2,828 | |||||||||
| 前払金 | 506,316 | 313,793 | |||||||||
| 前払費用 | 47,970 | 42,186 | |||||||||
| 関係会社短期貸付金 | 39,813 | 14,499 | |||||||||
| 未収入金 | 174,310 | 53,524 | |||||||||
| 未収還付法人税等 | 28,299 | ― | |||||||||
| 未収消費税等 | 75,982 | 21,463 | |||||||||
| 立替金 | 29 | ― | |||||||||
| その他 | 501 | 8 | |||||||||
| 流動資産合計 | 2,608,754 | 1,789,848 | |||||||||
| 固定資産 | |||||||||||
| 有形固定資産 | |||||||||||
| 建物 | 2,794 | 4,794 | |||||||||
| 減価償却累計額 | △2,794 | △2,794 | |||||||||
| 建物(純額) | ― | 2,000 | |||||||||
| 工具、器具及び備品 | 65,939 | 68,791 | |||||||||
| 減価償却累計額 | △65,939 | △66,080 | |||||||||
| 工具、器具及び備品(純額) | ― | 2,711 | |||||||||
| 有形固定資産合計 | ― | 4,711 | |||||||||
| 投資その他の資産 | |||||||||||
| 関係会社株式 | 20,936 | 20,936 | |||||||||
| 出資金 | 100 | 100 | |||||||||
| 関係会社長期貸付金 | ― | 28,998 | |||||||||
| 敷金及び保証金 | 21,149 | 21,083 | |||||||||
| 長期前払費用 | ― | 947 | |||||||||
| その他 | 19 | 4 | |||||||||
| 投資その他の資産合計 | 42,204 | 72,068 | |||||||||
| 固定資産合計 | 42,204 | 76,779 | |||||||||
| 資産合計 | 2,650,959 | 1,866,628 | |||||||||
| (単位:千円) | |||||||||||
| 前事業年度(2022年12月31日) | 当第2四半期会計期間(2023年6月30日) | ||||||||||
| 負債の部 | |||||||||||
| 流動負債 | |||||||||||
| 短期借入金 | 227,776 | 236,110 | |||||||||
| リース債務 | 3,581 | 3,622 | |||||||||
| 未払金 | 60,858 | 96,104 | |||||||||
| 未払費用 | 17,099 | 14,449 | |||||||||
| 未払法人税等 | 2,931 | 10,887 | |||||||||
| 預り金 | 9,392 | 7,980 | |||||||||
| 流動負債合計 | 321,639 | 369,153 | |||||||||
| 固定負債 | |||||||||||
| 長期借入金 | 155,544 | 194,436 | |||||||||
| リース債務 | 6,758 | 4,936 | |||||||||
| 退職給付引当金 | 7,748 | 7,595 | |||||||||
| 固定負債合計 | 170,051 | 206,967 | |||||||||
| 負債合計 | 491,690 | 576,121 | |||||||||
| 純資産の部 | |||||||||||
| 株主資本 | |||||||||||
| 資本金 | 3,000,000 | 3,000,000 | |||||||||
| 資本剰余金 | |||||||||||
| 資本準備金 | 586,425 | 586,425 | |||||||||
| 資本剰余金合計 | 586,425 | 586,425 | |||||||||
| 利益剰余金 | |||||||||||
| その他利益剰余金 | |||||||||||
| 繰越利益剰余金 | △1,434,694 | △2,303,457 | |||||||||
| 利益剰余金合計 | △1,434,694 | △2,303,457 | |||||||||
| 自己株式 | △142 | △142 | |||||||||
| 株主資本合計 | 2,151,589 | 1,282,826 | |||||||||
| 新株予約権 | 7,680 | 7,680 | |||||||||
| 純資産合計 | 2,159,269 | 1,290,506 | |||||||||
| 負債純資産合計 | 2,650,959 | 1,866,628 | |||||||||
(2) 【四半期損益計算書】
【第2四半期累計期間】
| (単位:千円) | |||||||||||
| 前第2四半期累計期間(自 2022年1月1日 至 2022年6月30日) | 当第2四半期累計期間(自 2023年1月1日 至 2023年6月30日) | ||||||||||
| 売上高 | 426,152 | 63,038 | |||||||||
| 売上原価 | 186,697 | 32,433 | |||||||||
| 売上総利益 | 239,454 | 30,604 | |||||||||
| 販売費及び一般管理費 | ※ 898,353 | ※ 931,594 | |||||||||
| 営業損失(△) | △658,898 | △900,989 | |||||||||
| 営業外収益 | |||||||||||
| 受取利息 | 284 | 533 | |||||||||
| 受取配当金 | ― | 3 | |||||||||
| 為替差益 | 84,344 | 35,051 | |||||||||
| その他 | 12 | 177 | |||||||||
| 営業外収益合計 | 84,641 | 35,765 | |||||||||
| 営業外費用 | |||||||||||
| 支払利息 | 1,937 | 1,781 | |||||||||
| 譲渡制限付株式報酬償却 | 14,289 | 435 | |||||||||
| 株式交付費 | 30 | ― | |||||||||
| 営業外費用合計 | 16,257 | 2,217 | |||||||||
| 経常損失(△) | △590,514 | △867,441 | |||||||||
| 特別利益 | |||||||||||
| 債権売却益 | 21,406 | ― | |||||||||
| 固定資産売却益 | ― | 136 | |||||||||
| 特別利益合計 | 21,406 | 136 | |||||||||
| 税引前四半期純損失(△) | △569,108 | △867,305 | |||||||||
| 法人税、住民税及び事業税 | 1,461 | 1,457 | |||||||||
| 法人税等合計 | 1,461 | 1,457 | |||||||||
| 四半期純損失(△) | △570,569 | △868,762 | |||||||||
(3) 【四半期キャッシュ・フロー計算書】
| (単位:千円) | |||||||||||
| 前第2四半期累計期間(自 2022年1月1日 至 2022年6月30日) | 当第2四半期累計期間(自 2023年1月1日 至 2023年6月30日) | ||||||||||
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | |||||||||||
| 税引前四半期純損失(△) | △569,108 | △867,305 | |||||||||
| 減価償却費 | 155 | 141 | |||||||||
| 譲渡制限付株式報酬償却 | 14,289 | 435 | |||||||||
| 債権売却益 | △21,406 | ― | |||||||||
| 株式報酬費用 | 41,705 | 5,488 | |||||||||
| 退職給付引当金の増減額(△は減少) | 1,792 | △153 | |||||||||
| 受取利息及び受取配当金 | △287 | △536 | |||||||||
| 支払利息 | 1,937 | 1,781 | |||||||||
| 為替差損益(△は益) | △82,550 | △34,696 | |||||||||
| 売上債権の増減額(△は増加) | 321,697 | ― | |||||||||
| 棚卸資産の増減額(△は増加) | 251 | 15,297 | |||||||||
| 前払費用の増減額(△は増加) | △6,679 | △1,083 | |||||||||
| 未収入金の増減額(△は増加) | △77,824 | 149,396 | |||||||||
| 未収消費税等の増減額(△は増加) | △21,868 | 54,519 | |||||||||
| 前払金の増減額(△は増加) | △68,762 | 192,523 | |||||||||
| 未払金の増減額(△は減少) | △49,980 | 31,576 | |||||||||
| 契約負債の増減額(△は減少) | △151,697 | ― | |||||||||
| その他 | △51,383 | 5,761 | |||||||||
| 小計 | △719,719 | △446,855 | |||||||||
| 利息及び配当金の受取額 | 154 | 243 | |||||||||
| 利息の支払額 | △2,189 | △2,017 | |||||||||
| 法人税等の支払額 | △728 | △2,923 | |||||||||
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | △722,482 | △451,552 | |||||||||
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | |||||||||||
| 債権の売却による収入 | 21,406 | ― | |||||||||
| 有形固定資産の取得による支出 | △635 | △951 | |||||||||
| 有形固定資産の売却による収入 | ― | 136 | |||||||||
| 敷金及び保証金の回収による収入 | 71 | 66 | |||||||||
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | 20,841 | △748 | |||||||||
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | |||||||||||
| 長期借入れによる収入 | 100,000 | 100,000 | |||||||||
| 長期借入金の返済による支出 | △72,220 | △52,774 | |||||||||
| 短期借入金の純増減額(△は減少) | 2,786 | ― | |||||||||
| リース債務の返済による支出 | △907 | △1,780 | |||||||||
| 自己株式の取得による支出 | △28 | ― | |||||||||
| その他の支出 | △30 | ― | |||||||||
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | 29,599 | 45,445 | |||||||||
| 現金及び現金同等物に係る換算差額 | 76,061 | 30,994 | |||||||||
| 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | △595,979 | △375,860 | |||||||||
| 現金及び現金同等物の期首残高 | 3,209,635 | 1,466,201 | |||||||||
| 現金及び現金同等物の四半期末残高 | ※ 2,613,656 | ※ 1,090,340 | |||||||||
【注記事項】
(四半期貸借対照表関係)
偶発債務
当社は米国の委託製造開発先より、950千ドルの製造委託契約に関連し、製造過程の初期において生じた製造逸脱に関して発生した費用の一部負担に対する交渉を受けており、現在その内容について協議中であります。
当社は外部の専門家に相談した結果、当該費用負担請求に応じる理由はないと判断しておりますが、今後の推移によっては当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。なお、当第2四半期会計期間末においてはその影響等は合理的に見積もることが極めて困難であることから費用計上しておりません。
(四半期損益計算書関係)
※ 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。
| 前第2四半期累計期間(自 2022年1月1日至 2022年6月30日) | 当第2四半期累計期間(自 2023年1月1日至 2023年6月30日) | |||
| 役員報酬 | 46,626 | 千円 | 48,486 | 千円 |
| 給与手当 | 130,474 | 93,792 | ||
| 研究開発費 | 585,265 | 636,952 | ||
| 業務委託費 | 44,629 | 45,350 | ||
| 特許関連費 | 10,978 | 16,679 | ||
(四半期キャッシュ・フロー計算書関係)
※ 現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は下記のとおりであります。
| 前第2四半期累計期間(自 2022年1月1日至 2022年6月30日) | 当第2四半期累計期間(自 2023年1月1日至 2023年6月30日) | |
|---|---|---|
| 現金及び預金勘定 | 2,858,734千円 | 1,335,419千円 |
| 預入期間が3か月を超える定期預金 | 245,078 | 245,079 |
| 現金及び現金同等物 | 2,613,656 | 1,090,340 |
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第2四半期累計期間(自 2022年1月1日 至 2022年6月30日)
1.配当金支払額
該当事項はありません。
2.基準日が当第2四半期累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期会計期間の末日後となるもの
該当事項はありません。
3.株主資本の著しい変動
当社は、2022年3月30日開催の定時株主総会の決議に基づき、2022年5月31日付で減資の効力が発生し、資本金6,039,516千円、資本準備金8,445,478千円を減少させ、その他資本剰余金に振替えております。この結果、当第2四半期会計期間末において資本金が3,000,000千円、資本準備金が586,425千円となっております。
Ⅱ 当第2四半期累計期間(自 2023年1月1日 至 2023年6月30日)
1.配当金支払額
該当事項はありません。
2.基準日が当第2四半期累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期会計期間の末日後となるもの
該当事項はありません。
3.株主資本の著しい変動
該当事項はありません。
(持分法損益等)
前第2四半期累計期間(自 2022年1月1日 至 2022年6月30日)
当社が有している関連会社は、利益基準及び利益剰余金基準から見て重要性の乏しい関連会社であるため、記載を省略しております。
当第2四半期累計期間(自 2023年1月1日 至 2023年6月30日)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期累計期間(自 2022年1月1日 至 2022年6月30日)
当社は、創薬事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
Ⅱ 当第2四半期累計期間(自 2023年1月1日 至 2023年6月30日)
当社は、創薬事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報
(単位:千円)
| 前第2四半期累計期間(自 2022年1月1日至 2022年6月30日) | 当第2四半期累計期間(自 2023年1月1日至 2023年6月30日) | |
|---|---|---|
| 一時点で移転される財又はサービス | 62,075 | 63,038 |
| 一定の期間にわたり移転される財又はサービス | 364,076 | ― |
| 顧客との契約から生じる収益 | 426,152 | 63,038 |
| その他の収益 | - | ― |
| 外部顧客への売上高 | 426,152 | 63,038 |
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純損失金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
| 項目 | 前第2四半期累計期間(自 2022年1月1日至 2022年6月30日) | 当第2四半期累計期間(自 2023年1月1日至 2023年6月30日) |
|---|---|---|
| 1株当たり四半期純損失金額(△) | △32円92銭 | △50円16銭 |
| (算定上の基礎) | ||
| 四半期純損失金額(△)(千円) | △570,569 | △868,762 |
| 普通株主に帰属しない金額(千円) | ― | ― |
| 普通株式に係る四半期純損失金額(△)(千円) | △570,569 | △868,762 |
| 期中平均株式数(株) | 17,330,403 | 17,318,729 |
| 希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式で、前事業年度末から重要な変動があったものの概要 | ― | ― |
(注) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式は存在するものの、1株当たり四半期純損失金額であるため記載しておりません。
(重要な後発事象)
1. 第三者割当による第19回新株予約権(行使価額修正条項付)の発行
当社は、2023年7月7日開催の取締役会においてSMBC日興証券株式会社(以下「SMBC日興証券」といいます。)を割当予定先として第三者割当により新株予約権(行使価額修正条項付)(以下「本新株予約権」といいます。)を発行することを決議し、2023年7月24日に発行価額の全額の払込が完了したことを確認いたしました。
第三者割当による第19回新株予約権(行使価額修正条項付)の概要
| 割当日 | 2023年7月24日 | ||||||||||||
| 発行新株予約権数 | 34,600個 | ||||||||||||
| 目的たる株式の種類及び数 | 新株予約権1個当たり当社普通株式100株 | ||||||||||||
| 発行価額 | 本新株予約権1個当たり金610円(総額21,106,000円) | ||||||||||||
| 当該発行による潜在株式数 | 潜在株式数:3,460,000株上限行使価額はありません。下限行使価額は313円ですが、下限行使価額においても、潜在株式数は、3,460,000株です。 | ||||||||||||
| 資金調達の額 | 2,175,606,000円(差引手取概算額)(注) | ||||||||||||
| 行使価額及び行使価額の修正条件 | 当初行使価額625円行使価額は、本新株予約権の各行使請求の効力発生日に、当該効力発生日の直前取引日の株式会社東京証券取引所における当社普通株式の普通取引の終値の91%に相当する金額に修正されますが、かかる修正後の価額が下限行使価額を下回る場合には、下限行使価額を修正後の行使価額とします。 | ||||||||||||
| 新株予約権の行使により株式を発行する場合の増加する資本金及び資本準備金 | 本新株予約権の行使により普通株式を発行する場合の増加する資本金の額は、会社計算規則第17条の定めるところに従って算定された資本金等増加限度額に 0.5 を乗じた金額とし、計算の結果1円未満の端数が生じる場合はその端数を切り上げた額とします。増加する資本準備金の額は、資本金等増加限度額より増加する資本金の額を減じた額とします。 | ||||||||||||
| 募集又は割当方法 | 第三者割当の方法によります。 | ||||||||||||
| 割当先 | SMBC日興証券 | ||||||||||||
| 行使可能期間 | 2023年7月25日から2025年7月31日 | ||||||||||||
| 資金使途 | 具体的な使途 金額(千円) ①テロメライシンの製造・販売・流通に関する費用 1,127,000 ②テロメライシンの製造販売体制構築や維持等の運転資金 1,048,606 合 計 2,175,606 | 具体的な使途 | 金額(千円) | ①テロメライシンの製造・販売・流通に関する費用 | 1,127,000 | ②テロメライシンの製造販売体制構築や維持等の運転資金 | 1,048,606 | 合 計 | 2,175,606 | ||||
| 具体的な使途 | 金額(千円) | ||||||||||||
| ①テロメライシンの製造・販売・流通に関する費用 | 1,127,000 | ||||||||||||
| ②テロメライシンの製造販売体制構築や維持等の運転資金 | 1,048,606 | ||||||||||||
| 合 計 | 2,175,606 | ||||||||||||
| その他 | 当社は、SMBC日興証券との間で、金融商品取引法に基づく届出の効力発生後に、本新株予約権の買取に関する契約(以下「本新株予約権買取契約」といいます。)を締結しました。本新株予約権買取契約において、SMBC日興証券は、当社の事前の同意がない限り、本新株予約権を当社以外の第三者に譲渡することができない旨が定められております。 |
(注) 調達資金の額は、本新株予約権の払込金額の総額及び本新株予約権の行使に際して出資される財産の価額の合計額を合算した金額から、本新株予約権に係る発行諸費用の概算額を差し引いた金額です。なお、本新株予約権の行使に際して出資される財産の価額の合計額は、当初行使価額で全ての本新株予約権が行使されたと仮定した場合の金額であります。そのため、本新株予約権の行使価額が修正又は調整された場合には、調達資金の額は増加又は減少いたします。また、行使可能期間内に行使が行われない場合又は当社が取得した本新株予約権を消却した場合には、調達資金の額は減少いたします。
2. 新株予約権の行使による増資
2023年7月25日以降、2023年7月31日までの間に、本新株予約権の一部について以下のとおり権利行使が行われております。
| (1) 発行した株式の種類及び株式数 | 普通株式 26,600株 |
|---|---|
| (2) 行使新株予約権個数 | 266個 |
| (3) 行使価額総額 | 12,955千円 |
| (4) 増加した資本金の額 | 6,477千円 |
| (5) 増加した資本準備金の額 | 6,477千円 |
2 【その他】
該当事項はありません。
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
独立監査人の四半期レビュー報告書
2023年8月4日
オンコリスバイオファーマ株式会社
取締役会 御中
EY新日本有限責任監査法人 東 京 事 務 所
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 冨 田 哲 也 |
|---|
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 牧 野 幸 享 |
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監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられているオンコリスバイオファーマ株式会社の2023年1月1日から2023年12月31日までの第20期事業年度の第2四半期会計期間(2023年4月1日から2023年6月30日まで)及び第2四半期累計期間(2023年1月1日から2023年6月30日まで)に係る四半期財務諸表、すなわち、四半期貸借対照表、四半期損益計算書、四半期キャッシュ・フロー計算書及び注記について四半期レビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期財務諸表の作成基準に準拠して、オンコリスバイオファーマ株式会社の2023年6月30日現在の財政状態並びに同日をもって終了する第2四半期累計期間の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行った。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
四半期財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期財務諸表の作成基準に準拠して四半期財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期財務諸表の作成基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
四半期財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半期財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期財務諸表において、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において四半期財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期財務諸表の注記事項が適切でない場合は、四半期財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期財務諸表の作成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1.上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。2.XBRLデータは四半期レビューの対象に含まれておりません。