【表紙】
| 【提出書類】 | 有価証券報告書 |
|---|---|
| 【根拠条文】 | 金融商品取引法第24条第1項 |
| 【提出先】 | 関東財務局長 |
| 【提出日】 | 2023年6月21日 |
| 【事業年度】 | 第38期(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
| 【会社名】 | 株式会社データ・アプリケーション |
| 【英訳名】 | Data Applications Company, Limited |
| 【代表者の役職氏名】 | 代表取締役社長執行役員 安原 武志 |
| 【本店の所在の場所】 | 東京都中央区京橋一丁目7番2号 |
| 【電話番号】 | (03)6370-0909(代表) |
| 【事務連絡者氏名】 | 取締役執行役員経営企画管理本部長 金子 貴昭 |
| 【最寄りの連絡場所】 | 東京都中央区京橋一丁目7番2号 |
| 【電話番号】 | (03)6370-0909(代表) |
| 【事務連絡者氏名】 | 取締役執行役員経営企画管理本部長 金子 貴昭 |
| 【縦覧に供する場所】 | 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号) |
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
(1)連結経営指標等
| 回次 | 第34期 | 第35期 | 第36期 | 第37期 | 第38期 | |
| 決算年月 | 2019年3月 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 | |
| 売上高 | (千円) | 2,314,522 | 2,148,633 | 2,024,422 | 2,301,419 | 2,496,409 |
| 経常利益 | (千円) | 665,519 | 370,485 | 218,983 | 458,521 | 507,180 |
| 親会社株主に帰属する 当期純利益 | (千円) | 506,412 | 267,220 | 165,995 | 322,008 | 215,083 |
| 包括利益 | (千円) | 478,645 | 274,483 | 234,863 | 246,572 | 323,096 |
| 純資産額 | (千円) | 3,391,583 | 3,551,576 | 3,672,934 | 3,838,227 | 4,040,978 |
| 総資産額 | (千円) | 4,126,025 | 4,305,023 | 4,626,250 | 4,884,131 | 5,288,152 |
| 1株当たり純資産額 | (円) | 562.84 | 589.40 | 607.18 | 628.77 | 660.70 |
| 1株当たり当期純利益 | (円) | 84.04 | 44.35 | 27.48 | 53.07 | 35.19 |
| 潜在株式調整後 1株当たり当期純利益 | (円) | - | - | - | - | - |
| 自己資本比率 | (%) | 82.2 | 82.5 | 79.4 | 78.6 | 76.4 |
| 自己資本利益率 | (%) | 15.9 | 7.7 | 4.6 | 8.6 | 5.5 |
| 株価収益率 | (倍) | 11.07 | 13.25 | 30.22 | 15.19 | 27.51 |
| 営業活動による キャッシュ・フロー | (千円) | 268,217 | 294,347 | 621,831 | 403,230 | 446,033 |
| 投資活動による キャッシュ・フロー | (千円) | 437,316 | △607,682 | 23,735 | △15,770 | △431,178 |
| 財務活動による キャッシュ・フロー | (千円) | △78,207 | △115,328 | △134,034 | △136,868 | △61,269 |
| 現金及び現金同等物の 期末残高 | (千円) | 3,377,845 | 2,949,180 | 3,460,713 | 3,711,304 | 3,664,890 |
| 従業員数 | (人) | 103 | 109 | 123 | 126 | 130 |
| (外、平均臨時雇用者数) | (1) | (3) | (4) | (3) | (2) | |
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.当社は、2023年2月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。第34期の期首に当該株式分割が行われたものと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定しております。
3.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)及び「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2021年3月26日)を第36期の期首から適用しております。
4.当社は、当連結会計年度より株式給付信託(J-ESOP)を導入しており、1株当たり純資産額の算定上、期末発行済株式総数から控除する自己株式に、株式給付信託(J-ESOP)に残存する当社株式を含めております。また、1株当たり当期純利益金額の算定上、普通株式の期中平均株式数の計算において控除する自己株式に、株式給付信託(J-ESOP)に残存する当社株式を含めております。
(2)提出会社の経営指標等
| 回次 | 第34期 | 第35期 | 第36期 | 第37期 | 第38期 | |
| 決算年月 | 2019年3月 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 | |
| 売上高 | (千円) | 2,314,522 | 2,148,633 | 2,024,422 | 2,301,419 | 2,496,409 |
| 経常利益 | (千円) | 664,211 | 368,546 | 199,172 | 453,778 | 497,724 |
| 当期純利益 | (千円) | 508,082 | 265,686 | 152,136 | 318,691 | 208,050 |
| 資本金 | (千円) | 430,895 | 430,895 | 430,895 | 430,895 | 430,895 |
| 発行済株式総数 | (株) | 3,707,000 | 3,707,000 | 3,707,000 | 3,707,000 | 7,414,000 |
| 純資産額 | (千円) | 3,361,471 | 3,519,930 | 3,627,428 | 3,789,404 | 3,985,122 |
| 総資産額 | (千円) | 4,090,413 | 4,266,895 | 4,566,895 | 4,827,150 | 5,222,926 |
| 1株当たり純資産額 | (円) | 557.85 | 584.14 | 599.66 | 620.77 | 651.56 |
| 1株当たり配当額 | (円) | 38.00 | 43.00 | 43.00 | 43.00 | 22.50 |
| (うち1株当たり中間配当額) | (-) | (-) | (-) | (-) | (-) | |
| 1株当たり当期純利益 | (円) | 84.32 | 44.09 | 25.19 | 52.52 | 34.04 |
| 潜在株式調整後 1株当たり当期純利益 | (円) | - | - | - | - | - |
| 自己資本比率 | (%) | 82.2 | 82.5 | 79.4 | 78.5 | 76.3 |
| 自己資本利益率 | (%) | 16.1 | 7.7 | 4.3 | 8.6 | 5.4 |
| 株価収益率 | (倍) | 11.03 | 13.33 | 32.98 | 15.35 | 28.44 |
| 配当性向 | (%) | 22.5 | 48.8 | 85.4 | 40.9 | 66.1 |
| 従業員数 | (人) | 84 | 87 | 98 | 98 | 100 |
| (外、平均臨時雇用者数) | (1) | (0) | (0) | (0) | (1) | |
| 株主総利回り | (%) | 92.5 | 61.2 | 87.0 | 86.7 | 104.7 |
| (比較指標:日経平均株価) | (%) | (98.8) | (88.2) | (136.0) | (129.7) | (130.7) |
| 最高株価 | (円) | 2,408 | 1,932 | 2,040 | 2,134 | 1,051 (2,163) |
| 最低株価 | (円) | 1,658 | 1,016 | 1,134 | 1,493 | 864 (1,468) |
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.当社は、2023年2月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。第34期の期首に当該株式分割が行われたものと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定しております。なお、第34期から第37期の1株当たり配当額については、株式分割前の実際の配当金の金額を記載しております。
3.当社は、当事業年度より株式給付信託(J-ESOP)を導入しており、1株当たり純資産額の算定上、期末発行済株式総数から控除する自己株式に、株式給付信託(J-ESOP)に残存する当社株式を含めております。また、1株当たり当期純利益金額の算定上、普通株式の期中平均株式数の計算において控除する自己株式に、株式給付信託(J-ESOP)に残存する当社株式を含めております。
4.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)及び「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2021年3月26日)を第36期の期首から適用しております。
5.最高株価及び最低株価は、2022年4月4日以降は東京証券取引所スタンダード市場におけるものであり、2022年4月3日以前は東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)におけるものであります。
6.当社は、2023年2月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。第38期の株価については株式分割後の最高株価及び最低株価を記載しており、( )内に株式分割前の最高株価及び最低株価を記載しております。
2【沿革】
| 年月 | 事項 |
|---|---|
| 1982年9月 | 千葉県我孫子市において、資本金3,000千円で設立 |
| 1985年11月 | 本格的に事業展開を開始(第1事業年度開始) |
| 1985年12月 | 資本金を12,000千円に増資 |
| 1986年1月 | 資本金を90,000千円に増資 |
| 1988年3月 | FTC(*1)用ネットワークソフトウェア『S-GARNET』の発売開始 |
| 1988年12月 | 業容拡大のため、三和プランニング株式会社と合併 |
| 1989年11月 | FTC用集配信ソフトウェア『ACMS』(*2)の発売開始 |
| 1990年10月 | 株式会社アイネスが資本参加 |
| 1999年1月 | ソフトウェア保守サービスを充実させるため、カスタマーサポートセンターを開設 |
| 2000年12月 | 資本金を133,335千円に増資 |
| 2001年1月 | 東京都中央区日本橋人形町一丁目に本社移転 |
| 2001年3月 | 資本金を200,835千円に増資 |
| 2002年5月 | B2B(*3)インテグレーション・ソフトウェアとして『ACMS B2B』の発売開始 |
| 2002年7月 | EAI(*4)ソフトウェア『ACMS EAIpro』並びに『ACMS EAIbase』の発売開始 |
| 2007年4月 | ジャスダック証券取引所に株式を上場 (資本金:386,435千円 発行済株式総数:17,300株) |
| 2007年5月 | 株式会社ストークラボラトリー(2007年6月 株式会社コンプレオに商号変更)へ出資(子会社化) |
| 2008年4月 2010年3月 | 会社分割(簡易分割)により株式会社ホロンテクノロジー(連結子会社)を設立 株式会社鹿児島データ・アプリケーション(現:連結子会社)を設立 ソフトウェア製品『ACMS eCASH』に関連する事業をGMOペイメントゲートウェイ株式会社へ譲渡 |
| 株式会社コンプレオは、2010年3月10日に解散決議を実施 | |
| 2010年4月 | ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場 |
| 2010年12月 | 株式会社コンプレオは、2010年12月28日に清算結了 |
| 2013年7月 | 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 |
| 2013年9月 | Web-EDIシステム向けソフトウェア『ACMS WebFramer』の発売開始 |
| 2013年10月 | 普通株式1株につき200株の割合をもって株式分割を行い、単元株式数を100株とする単元株制度を導入 |
| 2014年3月 | データハンドリングプラットフォームソフトウェア『RACCOON』の発売開始 |
| 2016年6月 | エンタープライズ・データ連携基盤『ACMS Apex』の発売開始 |
| 2017年4月 | 株式会社ホロンテクノロジーを吸収合併 |
| 2020年2月 | 東京都中央区京橋一丁目に本社移転 |
| 2022年4月 | 東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場からスタンダード市場に移行 |
| 2023年2月 | 普通株式1株につき2株の割合をもって株式分割 |
| 2023年4月 | 株式会社鹿児島データ・アプリケーションを吸収合併 |
(注)*1 FTC:Fault Tolerant Computerの略。無停止型コンピュータ。
*2 ACMS:Advanced Communication Management Systemの略。当社の登録商標。
*3 B2B:Business to Businessの略。一般的に企業間取引や企業間電子取引を意味する。
*4 EAI:Enterprise Application Integrationの略。企業内の複数のコンピュータにあるデータや業務プロセスを効率的に統合すること。
3【事業の内容】
当社グループは、当社(株式会社データ・アプリケーション)及び子会社1社(株式会社鹿児島データ・アプリケーション)で構成され、データ交換系ミドルウェアを中心とした企業の業務プロセスを支える基盤型ソフトウェア製品等の開発・販売・保守及びこれらソフトウェア製品の導入や運用を支援するサービス等の提供を行っております。また、これらの事業により、顧客企業のシステム開発コストや業務コストの低減を実現し、顧客企業に高い投資収益率を提供することを目指しております。
当連結会計年度末日現在の当社グループの事業系統図は、次のとおりであります。
4【関係会社の状況】
| 名称 | 住所 | 資本金 (千円) | 主要な事業 の内容 | 議決権の所有 割合又は被所 有割合(%) | 関係内容 |
|---|---|---|---|---|---|
| (連結子会社) | |||||
| 株式会社鹿児島データ・ アプリケーション | 鹿児島県鹿児島市 | 30,000 | ソフトウェア 関連事業 | 100.0 | 当社製品の受託開発及び保守 |
(注)1.主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。
2.2023年4月1日付で、連結子会社である株式会社鹿児島データ・アプリケーションは、当社を存続会社とする吸収合併により消滅しております。
5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況
| 2023年3月31日現在 | ||
| セグメントの名称 | 従業員数(人) | |
| ソフトウェア関連事業 | 130 | (2) |
| 合計 | 130 | (2) |
(注) 従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員、季節工を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。
(2)提出会社の状況
| 2023年3月31日現在 | ||||
| 従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) | |
| 100 | (1) | 43.7 | 11.1 | 7,246 |
(注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員、季節工を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。
2.平均年間給与は、業績賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3.当社グループの事業は、データ交換系ミドルウェア等の企業の業務プロセスを支える基盤型ソフトウェア製品等の開発・販売・保守及びこれらソフトウェア製品の導入や運用を支援するサービス等の提供を行う単一セグメントのソフトウェア関連事業であるため、セグメント別の記載は省略しております。
(3)労働組合の状況
労働組合は結成されておりませんが、労使関係は良好であります。
(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
当社及び連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定による3つの指標(管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異)を公表していないため、記載を省略しております。なお、当社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」の公表義務の指標として、採用した労働者に占める女性労働者の割合を公表しております。
第2【事業の状況】
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営方針
当社グループは、「データと一緒にワクワクする未来へ!」をありたい姿として定義し、社会インフラを支えるソフトウェアを提供することで、社会の利便性や生産性向上の実現を目指してまいります。この目的を達成すべく、2024年3月期までの中期ビジョンとして「変革への挑戦」を掲げております。
(2)経営戦略等
当社グループは、経営方針に基づく中期経営計画における経営戦略として、以下の4つを基本方針として定めております。
・研究開発や技術探求に加えて、他社との協業等を実行しつつ、DXをはじめとした新たな市場開拓を行い、企業成長の方向性を広げること
・継続的な製品機能のエンハンスや提供サービスの拡充等により、既存事業の周辺市場への展開を含め、事業領域の拡大深耕を目指すこと
・サポートサービス品質を上げ、解約率の低減と顧客満足度の向上を図りつつ、リカーリングビジネスを推進し、収益安定性の向上を目指すこと
・教育・労働環境を整備し、優秀な人材の採用・育成に努め、企業としての持続的成長の実現を図ること
(3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、2021年5月13日に公表いたしました2022年3月期から2024年3月期までの3カ年を対象とする中期経営計画において、最終年度である2024年3月期の目標を以下のとおりとしております。
・売上高 2,500百万円
・営業利益 350百万円
・2021年3月期実績の3倍のサブスクリプション売上高
・DOE 3.5%を目安とした長期的・安定的な配当の維持
中期経営計画の2年目にあたる2023年3月期は、売上高2,496百万円、営業利益491百万円、2021年3月期実績の約3.1倍のサブスクリプション売上高、DOE 3.5%での長期的・安定的な配当の実施となりました。いずれの項目においても、中期経営計画の最終年度の目標値を達成する形となった一方、組織・人材面に対する投資を中心に今後の企業成長に必要となる投資が実施できていないこと、当社が新市場と定義している領域でのビジネスの深耕等、課題が残る結果となりました。
中期経営計画の最終年度となる2024年3月期は、「新規ビジネス・DX実現への挑戦」「既存ビジネス・収益の最大化」「人材の獲得と育成」「企業力強化の取り組み」を重点施策とし、広範囲かつ積極的な投資を実施することで事業成長を図り、定量面・定性面の両面にて、中期経営計画の目標達成に向けて取り組んでまいります。
(4)経営環境
当連結会計年度は、新型コロナウイルス感染症の再拡大による段階的なまん延防止等重点措置の適用など、感染再拡大への警戒も燻る中、ウクライナ情勢を受けた資源価格の上昇、インフレ圧力、金融政策・為替相場の動向など、経済全体での先行きは依然として厳しい状況にあります。
そういった中ではあるものの、ITシステムへの投資は必要不可欠な要素の1つとなり、ITシステム全体への企業の投資は旺盛な状況がみてとれます。当社グループが提供するソフトウェア製品は、企業の基幹システムの一部を構成するものであるため、安定的に収益を獲得することが可能です。他方、データ連携・DX等の分野では、製品・サービスについて、多様な分野・企業との接点が増え、既存の枠組みでは対応できないことも発生してきており、スピード感をもった対応が必要となってきています。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当社グループは、ソフトウェア製品の開発・販売・保守を中核事業とする研究開発型の企業集団であり、今後の事業成長において、以下の項目を優先的に対処すべき課題と認識し、企業価値の向上に取り組んでまいります。
① 市場動向への対応
企業間のデータ交換である電子商取引は、従来通信網からインターネット通信網を利用した電子商取引へ転換しており、さらに、企業間データ交換も含めたシステムの全体最適化を目指して、分散化する企業内のシステム間におけるプロセス連携、データ連携といったデータ統合需要が拡大することが予想されます。従いまして、当社グループでは、当該分野に対してのソフトウェア製品の開発及び販売を強化し、売上の拡大を図ってまいります。
② 研究開発体制の強化
当社グループは、研究開発型企業集団であり、市場における製品の優位性を確保し向上し続けることが経営の重要な課題となっております。これを担う研究開発業務が抱える課題としては、「研究開発の効率化」、「品質管理の強化」が挙げられます。従いまして、研究開発業務プロセスの改善や製品開発における標準化技法の改善を推進するとともに、他企業との共同研究や共同開発等にも柔軟に対応可能な体制とすべく、今後の事業成長のための研究開発基盤の強化を行っていく方針であります。
③ 人材の確保と育成
当社グループは、ソフトウェア製品の開発・販売・保守を主たる事業として行っておりますので、ソフトウェア製品の研究開発のための高度な専門技術や知識を有する技術者が必要不可欠となっております。従いまして、事業の状況に応じて、適時、適切な人材を確保していくことは重要であり、当社グループでは、計画的な採用活動を通じて新卒採用及び中途採用を実施し、市場の優秀な人材の確保に注力していく方針であります。また、人材育成面においても、教育研修を計画的に実施し、専門性の高い技術者の育成を課題としております。
④ 業務提携・資本提携等
近時の情報技術の発展・進化やそれに伴う顧客要望の変化等、事業環境の変化は著しいものがあります。当社グループは、これらの環境変化に迅速に対応し市場における競争力を維持・強化するために、事業展開の速度を重視し、必要に応じた他企業との業務提携あるいは資本提携も課題と考えております。
⑤ 財務上の課題
財務基盤の安定性を維持しながら、様々な事業上の課題を解決するための事業資金を確保し、また、新たな事業価値創出のために機動的な資金調達を実行できるよう、内部留保の確保と株主還元の適切なバランスを模索していくことが、財務上の課題として認識しております。
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)サステナビリティ全般に関するガバナンス
取締役会の指導・監督の下、SDGs推進委員会を組織し、取締役執行役員経営企画管理本部長を長として、各部門から推薦されたメンバーが中心となり、サステナビリティに関する課題等を審議しております。
SDGs推進委員会は2023年1月より活動を開始し、5月に以下のサステナビリティ基本方針と8つの重要課題(マテリアリティ)を特定いたしました。 (2)戦略
①基本方針
当社は「未来情報社会創造はひとりひとりの喜びから」を企業理念とし、社会インフラを支えるソフトウェアの提供によって社会の利便性・生産性向上に寄与することを目的に事業活動を行っております。データ・アプリケーションは、社員一人一人が、お客様や社会の課題に向き合い、以下を重要課題として取り組むことで、持続可能な社会の実現に向けて貢献し、「データと一緒にワクワクする未来へ!」を実現してまいります。
②8つの重要課題(マテリアリティ)の特定
今後は、これら重要課題(マテリアリティ)に関する取り組みについて、SDGs推進委員会が行動計画を策定、進捗を管理してまいります。
当社グループにおける、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針
当社は2021年策定の中期経営計画において、中期ビジョンである「変革への挑戦」を掲げ、研究開発による市場開拓や事業領域の拡大、リカーリングビジネスの拡大を経営の基本方針としておりますが、それらを支える人事戦略として、「教育・労働環境を整備し、優秀な人材の採用・育成に努め、企業としての持続的成長の実現を図る」を基本方針に加えております。また、当社は社員数100名規模の少数精鋭で運営されている組織であり、採用も職種別に行われ、現状で発揮される顕在能力と実績を評価した、専門性の高い中途採用者が構成人員の中心となっております。ゆえに人材育成方針は、
①その組織風土を反映した、専門的・実践的な教育の実施
②自律型人材の育成(自ら考え判断し、行動するとともに、結果責任を負える人材の育成)
としております。
人材育成方針に則った施策例
| 育成施策のレイヤー | 概要 |
|---|---|
| Development(人材開発) | 後継者選抜・抜擢に伴う育成施策 |
| Training(職種別スキル訓練) | 職種別の戦力化育成施策、コンピテンシー強化施策 |
| Learning(自発的な学習) | e-learning、自己啓発制度の活用等 |
当社はコンピテンシーによる人事評価制度を導入しておりますが、成果を上げ、活躍している社員のコンピテンシーが「自律的」であり「自己統制(自らをコントロールできる)」「自己確信(自らの行動に自信がある)」の点で優れていることから、コンピテンシー向上を支える労働環境の整備は、当社の持続的な成長を実現するためのキーファクターとなります。そこで、社内環境整備方針については、社員の柔軟な働き方の選択肢を増やし、健康管理を推進していくこと、更に、報酬水準や福利厚生等の待遇を向上させる施策を継続的に実施していくことを方針としております。
社内環境整備方針に則った施策例
・リモートワークの推進
・フル・フレックス制度の導入
・副業・兼業制度の導入
・社員持株会奨励金の増額(投資額の10%を補助)
・社員持株会処分型株式給付信託の導入
・管理職以上の社員に対する譲渡制限付株式報酬制度の導入
・平均3%のベア実施
これら方針に基づく施策は、先に掲げた8つの重要課題(マテリアリティ)の中の、「DE&Iの推進」「社員の能力開発と育成」「多様な働き方の推進」とも整合するものであり、継続的な取組により企業価値を向上させ、持続可能な社会の実現に寄与していく所存です。 (3)リスク管理
重要課題への取組において発生するリスク管理については、SDGs推進委員会が識別・評価し、定期的に取締役会に報告してまいります。 (4)指標及び目標
当社は社員数100名規模の少数精鋭で運営されている組織であり、社員数の50%強が技術者です。採用市場における技術者の女性比率は低いのですが、その状況が当社の女性社員の比率の低さにそのまま投影されています。その中にあって、女性活躍推進法の目的に則り、中途採用及び新卒採用時の女性候補者の呼び込みを強化し、人材育成施策、社内環境整備施策双方の充実度を内省しながら、目標を達成していく所存です。
| (指標は提出会社の数値) | ||||
| 指標 | 2021年3月期 (実績) | 2022年3月期 (実績) | 2023年3月期 (実績) | 2024年3月期 (目標) |
| 女性社員比率(%) | 18.4 | 17.1 | 18.8 | 20.0 |
3【事業等のリスク】
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)事業内容に関して
① 事業内容について
当社グループは、データ交換系ミドルウェアを中心とした企業の業務プロセスを支える基盤型ソフトウェア製品の開発、販売、保守及び製品関連サービス事業を行っております。当社グループのソフトウェア製品は、ますます分散化するコンピュータ・システム環境下におけるデータ連携やプロセス連携等で業務プロセスを支えるソフトウェア基盤として利用していただくことにより、ユーザーのシステム開発コストや業務コストの低減を実現し、ユーザーに高い投資収益率を提供することを目指しております。しかしながら、国内景気の悪化・低迷等の外的要因、あるいは当社グループ固有の問題発生等により、当該事業の展開に何らかの支障が生じた場合は、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。
なお、当社グループの自己資本比率は当連結会計年度末現在で76.4%となっており、企業活動を維持するために必要な資金を確保しております。
② 新技術や外部環境について
近時のネットワーク技術やソフトウェア技術等の情報技術の発展・進化に伴う技術環境の変化は急激であり、ソフトウェア市場においても、日々、激しい開発競争、販売競争が行われております。このような状況下、当社グループは常に市場動向、技術動向を分析し新技術や製品の研究開発に努めております。しかしながら、事業を取り巻く市場環境や技術環境が当社グループの予測を超える速度で変化していくことも想定されます。さらに、新規参入者を含めた競争激化による価格低下の圧力の高まり、競合会社の競争優位な新製品の投入や競合会社同士の戦略的提携といったことも想定され、当社グループの技術や製品の陳腐化が発生すること、あるいは何らかの要因で技術変化への対応が困難となることにより、当社グループの市場での競争優位性が確保できず、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループは、本リスクに対して、研究開発体制を強化し、市場環境や技術環境の変化をいち早く察知し、柔軟に対応できるように努めており、2020年4月に技術探求室を設置し、この活動を推進しました。さらに、NP開発室へ組織名を変更し、新たな事業化の推進を実施しております。
③ 製品の致命的不具合(バグ)の発生による販売への影響の可能性
当社グループのソフトウェア製品において、ソフトウェアの不具合を無くすことは重要な課題であります。当社グループでは、自社製品の開発工程においてソフトウェアを厳格に試験することに努めておりますが、一般的に今日のような高度で複雑なソフトウェア上で不具合を皆無にすることは不可能と云われております。そのため、顧客が当社グループ製品を導入後に不具合を発見する可能性があります。顧客との契約において、このような不具合が発見されたとしても当社グループに直接的な損失は生じないことになっておりますが、該当製品のその後の売上が減少し、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループは、本リスクに対して、ISO9001の取得や品質管理室の設置等、製品の品質管理体制を強化することでその発生を最小限に抑えられるよう努めております。
④ 間接販売(パートナーモデル)への依存について
当社グループの製品及び保守サービスは、主に、システムインテグレーター等のパートナー(販売代理店等)との協業によって販売されております。当社グループの顧客は、製造業、流通業、金融業、通信業、サービス業等業種、業態を問わず多岐にわたっており、規模的にも大企業から中小規模事業者まで広範囲となっております。当社グループでは、これらの幅広い顧客ニーズにきめ細かく応えるため、パートナーを経由した間接販売に注力しており、ソフトウェア製品における間接販売による売上高は、当連結会計年度においても大部分を占めております。従いまして、パートナーとの継続的信頼関係の維持は、当社グループの将来にとって重大な意義を持ちます。例えば、パートナーとの関係が悪化した場合、競合会社が当社グループのパートナーと戦略的提携を行った場合、パートナーの財政状態が悪化した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を与える可能性があります。
当社グループは、本リスクに対して、パートナーとの積極的なコミュニケーションを図り、その関係性を深化させ、強固なものとなるように努めております。
(2)組織・管理体制に関して
① 小規模組織による管理体制について
当社グループは、2023年3月31日現在で従業員数130名の小規模な組織であり、社内管理体制もこの規模に応じたものとなっております。従いまして、経営陣はもとより、管理部門社員に業務遂行上の支障が生じた場合に、代替要員の確保の遅延、事務引継手続の遅滞等の理由によって当社グループの業務に支障が生じる恐れがあります。
当社グループは、本リスクに対して、今後とも人員の増強や社内管理体制の一層の充実を図ることで対応してまいります。
② 情報セキュリティ管理について
当社グループは、事業遂行に関連して取引先役職員、顧客企業役職員、協力会社役職員等の情報を有しております。これらの個人情報については、予期せぬ事態により流出する可能性が皆無ではなく、このような事態が生じた場合、当社グループの社会的信用に影響を与えるとともに、その対応のための多額の費用負担が発生する可能性があります。
当社グループは、本リスクに対して、社内規程の制定、従業員への教育等管理を徹底しており、情報管理体制の更なる強化を図ることで対応してまいります。
③ 人材の確保と育成について
当社グループの主力事業でありますソフトウェア製品の開発は知的集約型の業務であり、一定水準以上の専門技術、知識を有する技術者要員を確保する必要があります。当社グループは、計画的な採用活動を通じて新卒採用及び中途採用を実施し、人材の確保を図ると同時に、人材育成面においても、教育研修を計画的に実施し、専門性の高い技術を有する人材の育成に注力しております。しかしながら、計画通りの人材を確保できない場合、人材の流出等があった場合や、想定通りの人材育成ができなかった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループは、本リスクに対して、学習機会の増強や、より積極的な求人活動を実施することで対応してまいります。
(3)財政状態等に関して
① 財政状態及び経営成績の異常な変動に関わるものについて
当社グループを含めたパッケージソフトウェア事業の特徴として、人件費等の固定費水準が高く、変動費比率が低いことが挙げられます。そのため、売上高が増加した場合の増益額が他の事業形態に比べ大きい一方、売上高が減少した場合の減益額も他の事業形態に比して大きく、利益の変動額が大きい傾向にあります。また、システムインテグレーター等のパートナー(販売代理店等)との間接販売であることにより、販売計画立案時に行政機関等からの秘匿性の高い案件を事前に察知することが困難な場合があり、開示している業績予想との乖離が発生する可能性があります。
② 有価証券投資による影響について
当社グループは、上場の株式及び債券を保有しております。このため、株式市況や債券市況の動向により減損処理の対象となる可能性があり、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
(4)法的規制・その他に関して
① 知的財産権等について
当社グループは、業務遂行にあたり、第三者の知的財産権の侵害を行わないように留意しておりますが、不可抗力により第三者の知的財産権を侵害する可能性は皆無ではありません。また、いわゆるビジネスモデル特許についても、米国等において既に一般化していること、及び今後国内においても当該特許の認定が進むと想定されることから、第三者の知的財産の侵害予防の重要性は増大すると考えております。従いまして、当社グループの事業分野において第三者の特許等が成立した場合、又は現在当社グループの事業分野において当社グループが認識していない特許等が成立している場合、当該第三者より損害賠償及び使用差止等の訴えを起こされる可能性並びに当該特許等に関する対価の支払等が発生する可能性があり、この場合は当社グループの経営成績及び財政状態等に重要な影響を及ぼす可能性があります。
当社グループは、本リスクに対して、法務部門を中心として適切な知的財産の管理に努めております。
② 災害や未知の感染症等について
地震等の自然災害や火災等により、従業員や設備が被害を受ける可能性があります。また、未知の感染症のまん延等により、従業員が罹患するリスクや販売代理店等の販売活動が影響を受ける可能性もあります。従いまして、これらに伴う受注活動の低下等による売上高の減少、設備の修復又は代替のための費用発生等、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループは、本リスクに対して、テレワークの推進やサテライトオフィスの検討等、労働環境の充実を図り、安全に企業活動を継続できるよう努めてまいります。
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は、次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による行動規制の緩和などに伴い、緩やかな持ち直しの動きがみられたものの、長引くウクライナ情勢を受けエネルギーや原材料高、金融不安など世界景気の大幅減速を背景に、不透明感は強く経済全体での先行きは依然として厳しい状況にあります。
この環境下、当社グループは中期経営計画において、「変革への挑戦」を掲げ、「DX(デジタルトランスフォーメーション)をはじめとした新たな市場の開拓」「既存事業の周辺市場への展開」「リカーリングビジネスの推進」「優秀な人材の採用・育成」の4つの基本方針を推進することで、データ・インテグレーション(データ連携)の領域においてリーダーとなり、企業のDXに大きな貢献を果たすことを目標としております。
中期経営計画の2年目となる当連結会計年度は、持続的な成長の実現に向け、新しいサービス・価値を提供し続けるため、引き続き「新規ビジネス:DXへの挑戦」「既存ビジネス:リカーリングビジネスの推進」「コストの最適化(戦略的投資)」「企業力強化」の4つの重点施策を推進して参りました。
電子インボイス制度に対応したWeb-EDIシステム基盤ACMS WebFramerの発売並びに拡販など、既存ビジネスの深耕に加え、新市場であるデータ連携市場に向けて戦略製品ACMS ApexにRACCOONのフル機能版を標準搭載したアドバンストエディションを発売し、拡販を推進しました。
加えて、自治体情報システムの標準化を背景に、データ移行に欠かせないデータ変換・加工をノーコードで実現するソフトウェアRACCOONのセミナーの開催、また公共・自治体向けパッケージ製品で生じるデータ移行のプロセスにRACCOONが採用された株式会社シナジーの事例を公開しました。
さらに、2024年1月のINSネット(ディジタル通信モード)サービス終了に伴うインターネットEDIへの移行とDX推進を見据え、株式会社セゾン情報システムズ並びにユアサ商事株式会社の事例公開やセミナーの開催など、積極的に需要を喚起、市場拡大を推進しました。
新規ビジネス創出を担うNP開発室においては、事業計画を策定、製品のプロトタイプを作成、評価するなど、新市場への新製品投入の準備を進めてまいりました。
今後もこの流れを継続し、需要拡大が見込まれる製品の開発・販売、新規事業・新サービスの創出、他社との提携やM&Aなど、積極的に推進してまいります。
継続実施しておりますサブスクリプション販売強化は順調に推移しており、サブスクリプション売上高は、2021年3月期実績の約3.1倍(2023年3月単月の売上高は、2021年3月単月の売上高の約3.3倍)まで伸張いたしました。
この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は、以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ404百万円増加し5,288百万円となりました。
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ201百万円増加し1,247百万円となりました。
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ202百万円増加し4,040百万円となりました。
b.経営成績
当連結会計年度の経営成績は、売上高は2,496百万円(前年同期比8.5%増)となりました。利益面では、売上総利益は1,781百万円(前年同期比9.4%増)、売上総利益率は71.3%となっております。営業利益は491百万円(前年同期比11.1%増)、経常利益は507百万円(前年同期比10.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は215百万円(前年同期比33.2%減)となりました。
当社グループは、ソフトウェア関連事業の単一セグメントであり、売上区分別の経営成績は、次のとおりであります。
リカーリング ※1
当連結会計年度におきましては、売上高総額は、1,866百万円(前年同期比13.9%増)となりました。
これは、サブスクリプション売上の増加及びメンテナンス売上が堅調に推移したことが主な要因であります。なお、総売上に占める同売上高比率は、74.8%です。
パッケージ ※2
売上高総額は、614百万円(前年同期比4.4%減)となりました。
これは、売り切り型からサブスクリプション型の販売形態へ戦略的に移行させていることが主な要因であります。なお、総売上に占める同売上高比率は、24.6%です。
サービスその他
売上高総額は、15百万円(前年同期比21.1%減)となりました。これは、ソフトウェア製品販売に付随するサービスの提供等が減少したことが要因であります。なお、総売上に占める同売上高比率は、0.6%です。
※1 リカーリング売上とは継続的なサービス提供から得られる収益のこと。パッケージのメンテナンス売上とサブスクリプション売上などを含んでおります。
※2 パッケージ売上とは売り切りの収益のこと。当連結会計年度より、従来の「ソフトウェア」を「パッケージ」に名称変更しております。当該変更は名称変更のみであり、その内容に与える影響はありません。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末から46百万円減少し、3,664百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は446百万円(前連結会計年度の得られた資金は403百万円)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益316百万円、売上債権の減少38百万円、株式報酬費用17百万円、受取利息及び受取配当金13百万円、事務所移転費用167百万円、固定資産除却損22百万円、未払金の増加31百万円、法人税等の支払額189百万円等があったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は431百万円(前連結会計年度の使用した資金は15百万円)となりました。これは主に、投資有価証券の取得による支出299百万円、差入保証金の差入による支出119百万円があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動に使用した資金は61百万円(前連結会計年度の使用した資金は136百万円)となりました。これは主に、長期借入による収入75百万円、配当金の支払額131百万円があったことによるものです。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループの事業内容は、主にソフトウェア製品の開発、販売及び保守の提供であることから、生産実績は記載しておりません。
b.受注実績
当社グループは、主にソフトウェア製品の開発、販売及び保守の事業を行っており、また、販売に付帯する受託開発の割合も少ないため、受注実績は記載しておりません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績を売上区分別に示すと、次のとおりであります。
| 区分の名称 | 金額(千円) | 前年同期比(%) |
|---|---|---|
| リカーリング | 1,866,758 | 13.9 |
| パッケージ | 614,196 | △4.4 |
| サービスその他 | 15,454 | △21.1 |
| 合計 | 2,496,409 | 8.5 |
(注) 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 販売高(千円) | 割合(%) | 販売高(千円) | 割合(%) | |
| 富士通株式会社 | 358,913 | 15.6 | 284,616 | 11.4 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針につきましては、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。なお、連結財務諸表に重要な影響を及ぼす会計上の見積りはありません。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状態の分析
(資産の部)
当連結会計年度末の資産残高は、前連結会計年度末から404百万円増加し5,288百万円となりました。これは主に、現金及び預金の減少46百万円、売掛金の減少38百万円、その他流動資産の増加191百万円、リース資産の減少28百万円、投資有価証券の増加455百万円、差入保証金の減少71百万円、繰延税金資産の減少33百万円によるものです。
(負債の部)
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ201百万円増加して1,247百万円となりました。これは主に、未払金の増加234百万円、未払法人税等の減少76百万円、長期借入金の増加75百万円によるものです。
(純資産の部)
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ202百万円増加して4,040百万円となりました。これは、利益剰余金の増加83百万円、その他有価証券評価差額金の増加108百万円、資本剰余金の増加43百万円、自己株式の増加32百万円によるものです。なお、自己資本比率は76.4%となりました。
b.経営成績等の分析
当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、次のとおりであります。
リカーリングについては、サブスクリプション売上が順調に増加したため、トータルで増加いたしました。パッケージ売上は、当社の戦略であるサブスクリプション売上への移行を実施していることに伴い減少したものの、減少幅を縮小することができたことから、当連結会計年度における売上高は2,496百万円(前年同期比8.5%増)となりました。
販売状況は、次のとおりであります。
戦略製品と位置付けている『ACMS Apex』『RACCOON』『ACMS WebFramer』は、全体で497百万円(前年同期比43.0%増)の結果となりました。加えて、製品別売上高に占める戦略製品の構成比は、46.6%となり、前年同期比で、約10ポイントほど向上しております。これは、戦略製品をサブスクリプションモデルにて、販売・提供するという当社の戦略を推進している結果となります。
各製品の成熟化が進んだことによる製品維持コストの増加に加え、リカーリングビジネスを推進するために「利便性の向上」、「品質の向上」、「安定性の向上」に重きを置いた開発方針への移行を進めた結果、売上原価は715百万円(前年同期比6.2%増)となりました。一方、増加した開発原価を売上高の伸長によって吸収し、売上総利益率は71.3%(前年同期比9.4%増)に改善いたしました。販売費及び一般管理費につきましては、前述の開発方針の転換はあったものの、新製品・新サービスを創出するための研究開発活動の実施に伴う研究開発費の増加及び、2023年12月に予定している本社移転に伴う一時的な経費を計上したことなどにより、1,289百万円(前年同期比8.8%増)となりました。
以上の結果、営業利益は491百万円(前年同期比11.1%増)、経常利益は507百万円(前年同期比10.6%増)、税金等調整後の親会社株主に帰属する当期純利益は215百万円(前年同期比33.2%減)となりました。なお、本社移転に伴う特別損失を計上したことで、親会社株主に帰属する当期純利益は減少しております。
今後の課題といたしましては、『ACMS Apex』及び『RACCOON』の拡販によりデータ連携市場へ進出、新規事業・新サービスの開拓により、事業領域の拡大を目指すこと、既存マーケット(EDIマーケット)での収益の最大化を実施していくこと、人材・企業力における強化を進めていくことを事業戦略の重点施策として位置づけ、推進していくことであると認識しております。
c.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ46百万円の減少(前年同期比1.3%減)となり、当連結会計年度末には3,664百万円となりました。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。運転資金需要のうち主なものは、売上原価に係るもののほか、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。運転資金は自己資金を基本としております。なお、当連結会計年度末における有利子負債残高は75百万円となっておりますが、これは、株式給付信託(J-ESOP)導入に伴う信託E口における金融機関からの借入金であります。
当社グループの第三者に対する保証は、信託E口における借入金に対する債務保証であります。保証した借入金の債務不履行が保証期間内に発生した場合、当社グループが代わりに弁済する義務があり、2023年3月31日現在の債務保証残高は75百万円であります。
d.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、人件費等の固定費水準が高く、変動費比率が低いことが挙げられます。そのため、売上高が増加した場合の増益額が他の事業形態に比べ大きい一方、売上高が減少した場合の減益額も他の事業形態に比して大きく、利益の変動額が大きい傾向にあります。また、システムインテグレーター等のパートナー(販売代理店等)との間接販売であることにより、販売計画立案時に行政機関等からの秘匿性の高い案件を事前に察知することが困難な場合があり、開示している業績予想との乖離が発生する可能性があります。
5【経営上の重要な契約等】
(連結子会社の吸収合併)
当社は、2022年10月18日開催の取締役会において、2023年4月1日を合併効力発生予定日として、当社の完全子会社である株式会社鹿児島データ・アプリケーションを吸収合併することを決議し、2022年12月14日付で合併契約を締結し、2023年4月1日付で同社を吸収合併いたしました。
詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載のとおりであります。
6【研究開発活動】
当社グループは、研究開発企業集団として、市場及び技術動向を的確にとらえるとともに、データ交換系ミドルウェア等の企業の業務プロセスを支える基盤型ソフトウェア製品を中心とした開発を独自に行っており、当該分野における市場優位性を確立、強化することを目的に、研究開発活動に注力しております。
当連結会計年度の研究開発費の総額は242百万円(前年同期比12.5%増)となっており、主な内訳は、研究開発部門の人件費及び開発外注費であります。前連結会計年度から増加しておりますが、これは、電子インボイス制度に対応した、Web-EDIシステム基盤ACMS WebFramerの開発に注力したことが主な要因となります。
当社グループは、開発の効率化による生産性の向上を図りつつ、引き続き、NP開発室を中心に最新の技術動向の調査・研究を推進し、企業価値向上に資する新たな市場の開拓を行い、製品・サービスの開発・提供を実施してまいります。
当連結会計年度においては、顧客ニーズの充足及び付加価値の拡大を図るべく、既存製品について以下の研究開発活動を行っております。
エンタープライズデータ連携基盤製品(ACMS Apex)
・AWS Graviton (*1)ベースの Amazon EC2インスタンスをサポート
・タスク一覧照会時のパフォーマンスを50%向上
・ポートの利用状況の把握や閾値検知機能を追加
・Amazon Elastic File System (EFS)(*2)への対応
・新たなブラウザへの対応
・新たなOSとJavaへの対応
・バージョンアップされた各種商用データベースソフトへの追随対応
データハンドリングプラットフォーム製品(RACCOON)
・Amazon S3(*3)に出力ファイルを保存する機能を追加
・ストアドプロシージャの呼び出し機能を追加
・スクリプト及び内部データ型の拡充
・新たなクラウド環境への対応
・新たなデータベースへの対応
・バージョンアップされた各種商用データベースソフトへの追随対応
エンタープライズWeb-EDIシステム基盤製品(ACMS WebFramer)
・小売業界向け流通BMS対応Web-EDIテンプレートを提供(流通BMS基本形2.1標準仕様(*4)対応)
・複数テーブルを連携したリンクテーブルに対応
・セキュリティの強化
・新たなブラウザへの対応
・新たなJavaへの対応
・新たなデータベースへの対応
・Webアプリケーションを自動生成する構築支援ツールの機能強化及び改善
EDI系サーバー製品(主な製品:ACMS B2B,AnyTran)
・新たな鍵交換アルゴリズム公開鍵アルゴリズムをサポート(ACMS B2B)
・バージョンアップされた各種商用データベースソフトへの追随対応
なお、当社グループの事業は、ソフトウェア製品の開発・販売・保守等及びこれらソフトウェア製品の導入や運用を支援するサービスの提供を行う単一セグメントのソフトウェア関連事業であるため、セグメント別の記載は省略しております。
(注)*1 AWS Graviton
AWS Gravitonは、64-bitのArm Neoverseコアを使用してAWSによりカスタム構成されたプロセッサ。
Gravitonプロセッサは、省電力性、高性能、コスト効率が特徴。
*2 Amazon Elastic File System(EFS)
Amazon Elastic File System(EFS)は、AWSが提供するクラウドベースのファイルストレージサービス。
複数のAmazon EC2インスタンスから同時にアクセスできる共有ファイルシステムを提供する。
*3 Amazon S3
Amazon S3(Simple Storage Service)は、AWSが提供するオブジェクトストレージサービス。
インターネット上でデータを保存および取得するためのスケーラブルなストレージソリューションを提供する。
*4 流通BMS基本形2.1標準仕様
流通BMS標準仕様は、消費財流通業界で唯一の標準となることを目標に策定している、メッセージ(電子取引文書)と通信プロトコル/セキュリティに関するEDI標準仕様。
基本形Ver2.1の標準仕様は 消費税軽減税率[適格請求書等保存方式(インボイス制度)]対応。
第3【設備の状況】
1【設備投資等の概要】
当連結会計年度に実施した設備投資の総額は16百万円(資産除去債務を含まず。)であり、その主な内容はコンピュータ機器等4百万円、販売管理システム改修8百万円、予算管理システム構築3百万円等であります。なお、当社グループの事業は、データ交換系ミドルウェア等の企業の業務プロセスを支える基盤型ソフトウェア製品等の開発・販売・保守及びこれらソフトウェア製品の導入や運用を支援するサービス等の提供を行う単一セグメントのソフトウェア関連事業であるため、セグメント別の記載は省略しております。
2【主要な設備の状況】
当社グループにおける主要な設備は、以下のとおりであります。
(1)提出会社
2023年3月31日現在
| 事業所名 (所在地) | セグメント の名称 | 設備の内容 | 帳簿価額 | 従業員数 (人) | ||||
| 建物 (千円) | 工具、 器具及び 備品 (千円) | リース 資産 (千円) | ソフト ウェア (千円) | 合計 (千円) | ||||
| 本社 (東京都中央区) | ソフトウェア関連事業 | 内部造作・ コンピュータ・ ソフトウェア | 117,363 | 6,205 | - | 30,784 | 154,353 | 100(1) |
(注)1.本社の建物は賃借しており、帳簿価額は建物附属設備及び資産除去債務に対応する除去費用の未償却残高について記載しております。年間の賃借料は179,864千円であります。
2.従業員数の( )は、臨時雇用者数を外書しております。
(2)国内子会社
2023年3月31日現在
| 会社名 | 事業所名 (所在地) | セグメントの名称 | 設備の内容 | 帳簿価額 | 従業員数 (人) | |||
| 建物 (千円) | 工具、 器具及び 備品 (千円) | ソフト ウェア (千円) | 合計 (千円) | |||||
| 株式会社 鹿児島データ・アプリケーション | 子会社事業所 (鹿児島県 鹿児島市) | ソフトウェア関連事業 | 内部造作・ コンピュータ・ ソフトウェア | 2,171 | 538 | - | 2,710 | 30(1) |
(注) 従業員数の( )は、臨時雇用者数を外書しております。
3【設備の新設、除却等の計画】
(1)重要な設備の新設等
重要な設備の新設等の計画はありません。
(2)重要な設備の除却等
重要な設備の除却等の計画はありません。
第4【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
| 種類 | 発行可能株式総数(株) |
|---|---|
| 普通株式 | 14,400,000 |
| 計 | 14,400,000 |
②【発行済株式】
| 種類 | 事業年度末現在発行数 (株) (2023年3月31日) | 提出日現在発行数 (株) (2023年6月21日) | 上場金融商品取引所名 又は登録認可金融商品 取引業協会名 | 内容 |
|---|---|---|---|---|
| 普通株式 | 7,414,000 | 7,414,000 | 東京証券取引所 スタンダード市場 | 単元株式数 100株 |
| 計 | 7,414,000 | 7,414,000 | - | - |
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
③【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
| 年月日 | 発行済株式 総数増減数 (株) | 発行済株式 総数残高 (株) | 資本金増減額(千円) | 資本金残高(千円) | 資本準備金 増減額 (千円) | 資本準備金 残高 (千円) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023年2月1日 (注) | 3,707,000 | 7,414,000 | - | 430,895 | - | 340,895 |
(注) 株式分割(1:2)によるものであります。
(5)【所有者別状況】
| 2023年3月31日現在 | |||||||||
| 区分 | 株式の状況(1単元の株式数100株) | 単元未満株式の状況(株) | |||||||
| 政府及び地方公共団体 | 金融機関 | 金融商品取引業者 | その他の法人 | 外国法人等 | 個人 その他 | 計 | |||
| 個人以外 | 個人 | ||||||||
| 株主数 (人) | - | 3 | 15 | 17 | 16 | 8 | 1,296 | 1,355 | - |
| 所有株式数(単元) | - | 844 | 1,164 | 20,109 | 1,064 | 42 | 50,900 | 74,123 | 1,700 |
| 所有株式数 の割合 (%) | - | 1.14 | 1.57 | 27.13 | 1.43 | 0.06 | 68.67 | 100 | - |
(注)1.自己株式1,216,058株は、「個人その他」の欄に12,160単元、「単元未満株式の状況」に58株含まれております。
2.「金融機関」の欄には、株式給付信託(J-ESOP)の信託財産として株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が保有する当社株式817単元が含まれております。
(6)【大株主の状況】
| 2023年3月31日現在 | |||
| 氏名又は名称 | 住所 | 所有株式数 (株) | 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
| 橋本 慶太 | 千葉県流山市 | 840,000 | 13.55 |
| 株式会社UH Partners 2 | 東京都豊島区西池袋2-9-9 | 568,200 | 9.16 |
| 光通信株式会社 | 東京都豊島区西池袋1-4-10 | 452,800 | 7.30 |
| 株式会社UH Partners 3 | 東京都豊島区西池袋2-9-9 | 448,400 | 7.23 |
| 武田 好修 | 東京都江東区 | 444,970 | 7.18 |
| 中野 直樹 | 千葉県市原市 | 387,000 | 6.24 |
| 津賀 暢 | 埼玉県加須市 | 228,400 | 3.68 |
| ジィスクシステム株式会社 | 東京都大田区蒲田4-19-5-2103 | 178,000 | 2.87 |
| 須藤 敏夫 | 千葉県千葉市美浜区 | 148,000 | 2.38 |
| 株式会社エスアイエル | 東京都豊島区西池袋2-9-9 | 143,600 | 2.31 |
| 計 | - | 3,839,370 | 61.95 |
(注)1.発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合は、小数点以下第3位以下を四捨五入しております。
2.光通信株式会社及びその共同保有者(株式会社UH Partners 2、株式会社UH Partners 3及び株式会社エスアイエル)が保有する当社株式の所有議決権割合の合計が20%以上であるため、光通信株式会社は当社の「その他の関係会社」に該当しております。
(7)【議決権の状況】
①【発行済株式】
| 2023年3月31日現在 | ||||
| 区分 | 株式数(株) | 議決権の数(個) | 内容 | |
| 無議決権株式 | - | - | - | |
| 議決権制限株式(自己株式等) | - | - | - | |
| 議決権制限株式(その他) | - | - | - | |
| 完全議決権株式(自己株式等) | 普通株式 | 1,216,000 | - | - |
| 完全議決権株式(その他) | 普通株式 | 6,196,300 | 61,963 | - |
| 単元未満株式 | 普通株式 | 1,700 | - | - |
| 発行済株式総数 | 7,414,000 | - | - | |
| 総株主の議決権 | - | 61,963 | - | |
(注)1.2023年2月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。これにより、発行済株式総数は3,707,000株増加し、7,414,000株となっております。
2.「単元未満株式」の欄の普通株式には、当社所有の自己株式58株が含まれております。
3.「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、株式給付信託(J-ESOP)の信託財産として株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が保有する当社株式81,700株(議決権数817個)が含まれております。
②【自己株式等】
| 2023年3月31日現在 | |||||
| 所有者の氏名又は名称 | 所有者の住所 | 自己名義所有株式数(株) | 他人名義所有株式数(株) | 所有株式数の合計(株) | 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%) |
| 株式会社データ・ アプリケーション | 東京都中央区京橋一丁目7番2号 | 1,216,000 | - | 1,216,000 | 16.40 |
| 計 | - | 1,216,000 | - | 1,216,000 | 16.40 |
(注)1.2023年2月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。
2.株式給付信託(J-ESOP)の信託財産として株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が保有する当社株式81,700株(1.10%)は上記自己株式に含まれておりません。
(8)【役員・従業員株式所有制度の内容】
従業員に対する株式給付信託(従業員持株会処分型)制度
① 従業員に対する株式給付信託制度の概要
当社は、2023年2月6日開催の取締役会において、従業員の福利厚生の増進及び当社の企業価値向上に係るインセンティブの付与を目的として、「株式給付信託(従業員持株会処分型)」(以下「本制度」といいます。)の導入を決議いたしました。
本制度は、「データ・アプリケーション社員持株会」(以下「持株会」といいます。)に加入するすべての従業員を対象に、当社株式の株価上昇メリットを還元するインセンティブ・プランです。
本制度の導入にあたり、当社は、当社を委託者、みずほ信託銀行株式会社(以下「受託者」といいます。)を受託者とする「株式給付信託(従業員持株会処分型)契約書」(以下「本信託契約」といいます。)を締結いたしました(以下、本信託契約に基づいて設定される信託を「本信託」といいます。)。また、受託者は株式会社日本カストディ銀行との間で、株式会社日本カストディ銀行を再信託受託者として有価証券等の信託財産の管理を再信託する契約を締結しております。
株式会社日本カストディ銀行は、信託E口において、5年間にわたり持株会が購入することが見込まれる数に相当する当社株式を予め一括して取得し、以後、持株会の株式購入に際して当社株式を売却していきます。信託E口による持株会への当社株式の売却を通じて、信託終了時までに、本信託の信託財産内に株式売却益相当額が累積した場合には、かかる金銭を残余財産として、受益者適格要件を充足する持株会加入者(従業員)に分配します。
また、当社は、信託E口が当社株式を取得するために受託者が行う借入に際し保証をするため、当社株価の下落等により、信託終了時において、株式売却損相当額の借入残債がある場合には、保証契約に基づき当社が当該残債を弁済することとなります。
② 従業員に取得される予定の株式の総数
82,700株
③ 当該従業員に対する株式給付信託制度による受益権その他の権利を受けることができる者の範囲
受益者適格要件を充足する持株会加入者(従業員)
2【自己株式の取得等の状況】
【株式の種類等】 普通株式
(1)【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2)【取締役会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
| 区分 | 株式数(株) | 価額の総額(円) |
|---|---|---|
| 当事業年度における取得自己株式 | 1,600 | - |
| 当期間における取得自己株式 | - | - |
(注)1.2023年2月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。当事業年度における取得自己株式数は、当該株式分割後の株式数を記載しております。
2.譲渡制限付株式報酬に係る無償取得によるものであります。
3.当期間における取得自己株式には、2023年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの無償取得及び単元未満株式の買取りによる株式数は含めておりません。
(4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
| 区分 | 当事業年度 | 当期間 | ||
| 株式数(株) | 処分価額の総額 (千円) | 株式数(株) | 処分価額の総額(千円) | |
| 引き受ける者の募集を行った取得自己株式 | - | - | - | - |
| 消却の処分を行った取得自己株式 | - | - | - | - |
| 合併、株式交換、株式交付、会社分割に係る移転を行った取得自己株式 | - | - | - | - |
| その他 (譲渡制限付株式報酬による自己株式の処分) (注)1、2 | 6,230 | 9,992 | - | - |
| その他 (第三者割当による自己株式の処分) (注)3、4 | 82,700 | 74,926 | - | - |
| 保有自己株式数(注)3、5、6 | 1,216,058 | - | 1,216,058 | - |
(注)1.当社は、2023年2月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っておりますが、当事業年度における株式数については、当該株式分割前の株式数を記載しております。
2.2022年7月19日開催の取締役会決議に基づき実施した、譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分であります。
3.当社は、2023年2月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っておりますが、当事業年度における株式数については、当該株式分割後の株式数を記載しております。
4.株式給付信託(J-ESOP)制度の導入に伴い、みずほ信託銀行株式会社の再信託受託者である株式会社日本カストディ銀行(信託E口)に対して実施した第三者割当であります。
5.当事業年度及び当期間における保有自己株式数には、みずほ信託銀行株式会社の再信託受託者である株式会社日本カストディ銀行(信託E口)所有の当社株式81,700株は含まれておりません。
なお、みずほ信託銀行株式会社の再信託受託者である株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が所有している当社株式は連結財務諸表及び財務諸表において自己株式として表示しております。
6.当期間における保有自己株式数には、2023年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取り及び売渡による株式は含まれておりません。
3【配当政策】
当社は、株主還元に関して、長期にわたり継続した研究開発投資を必要とする当社の事業特性から、短期的な業績指標に基づくものではなく、財務体質の強化と長期的な企業価値の向上を踏まえたものでありたいという考えのもと、DOE(株主資本配当率)の水準を勘案して配当を行うことを基本方針としております。
当社の剰余金の配当は、中間配当及び期末配当の年2回を基本的な方針としております。配当の決定機関は、中間配当は取締役会、期末配当は株主総会であります。
このような方針に基づき、2023年3月期の配当金につきましては、1株当たり22.5円の配当を実施することを決定いたしました。
当社は、会社法第454条第5項に規定する中間配当を行うことができる旨を定款で定めております。
なお、当事業年度に係る剰余金の配当は、以下のとおりであります。
| 決議年月日 | 配当金の総額 (千円) | 1株当たり配当額 (円) |
| 2023年6月20日 | 139,453 | 22.5 |
| 定時株主総会決議 |
4【コーポレート・ガバナンスの状況等】
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】
① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社グループでは、株主をはじめとする各ステークホルダーの信頼に足る経営の実現のために、経営の迅速性、正確性及び公平性が企業の姿勢として求められていると認識しております。これらの期待に応え、経営の効率性、健全性及び透明性を確保し、社会からの信頼を得るとともに企業価値の継続的な向上を実現するため、コーポレート・ガバナンス体制の強化を図ってまいります。
② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由
・企業統治の体制の概要
当社は、監査等委員会設置会社であります。当社の取締役会は、本書提出日現在、社内取締役3名(代表取締役社長執行役員 安原武志、取締役執行役員経営企画管理本部長 金子貴昭、取締役執行役員技術本部長 岩下誠)、社外取締役3名(常勤監査等委員 板野泰之、監査等委員 浅野昌孝、監査等委員 本村健)の計6名で構成されており、月1回の定時取締役会開催に加えて、緊急な意思決定が必要な場合に随時、臨時取締役会を開催しております。さらに、取締役、執行役員等による経営会議を月1回開催し、各部門の業務執行状況の管理と情報の共有化を図っております。取締役会は、経営の基本方針、法令・定款で定められた事項及び経営に関する重要事項等に関する決議を行い、取締役の業務の執行を管理・監督する権限を有しております。
当社の監査等委員会は、本書提出日現在、社外取締役3名(板野泰之、浅野昌孝、本村健)により構成されており、取締役会における経営監督機能の強化を目的として、独立した立場からの意見による牽制等、経営の意思決定における健全性や透明性の確保に努めております。
当社は、取締役の報酬等に係る取締役会の機能の独立性・客観性と説明責任を強化することを目的として、取締役会の下にその諮問機関として指名・報酬諮問委員会を設置しております。指名・報酬諮問委員会は、社外取締役が過半数を満たす委員から構成されており、委員長は指名・報酬諮問委員会の決議によって選定しております。取締役会の任意の諮問機関として客観的かつ公正な視点から、代表取締役及び取締役の選解任、業務執行取締役の職務分担、報酬制度及び水準並びに報酬額、代表取締役社長執行役員の後継者の計画等、これらに関する基本方針等の制定、変更、廃止について審議し、取締役会へ答申する役割を担っております。また、その職務執行に必要な事項に関して、取締役、使用人及び会計監査人から随時報告を受けることができることとしております。指名・報酬諮問委員会は、本書提出日現在、社内取締役2名(委員:代表取締役社長執行役員 安原武志、委員:取締役執行役員経営企画管理本部長 金子貴昭)、監査等委員である独立社外取締役3名(委員長:板野泰之、委員:浅野昌孝、本村健)の計5名で構成されており、定時株主総会の直後に開催される指名・報酬諮問委員会において予め定める年間スケジュールによるほか、必要に応じて随時開催しております。
また、当社は経営の意思決定・監督と業務執行を分離した経営体制を構築すべく執行役員制度を導入しております。本書提出日現在の執行役員の役職・担当業務につきましては、「(2)役員の状況」に記載のとおりであります。
・当該企業統治の体制を採用する理由
当社は経営の効率性、健全性及び透明性を確保するべく、上記の体制を選択しております。
③ 企業統治に関するその他の事項
・内部統制システムの整備の状況
当社は、企業の社会的責任を全うし、お客様から信頼される企業であり続けたいという考えのもと、コーポレート・ガバナンスの確立の実現を目的として、取締役会において下記のとおり、「内部統制システムの整備に関する基本方針」について定めております。内部統制システムにつきましては、この方針に基づき整備・運用をしております。
1.当社及び子会社の取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
(1)当社グループは、各社ごとの「経営理念」及びグループの全構成員を対象とする「企業行動規範」を定め、誠実に行動するための基盤とするとともに、企業活動においては、法令、定款、社内規程、企業倫理を遵守する。
(2)当社は、代表取締役が、グループ経営会議において、当社グループのコンプライアンス活動に係る活動方針等を定めコンプライアンス体制の強化を図るとともに、主要な会議において、当社グループの取締役、使用人の法令遵守の状況の把握や企業倫理意識の浸透に努める。
(3)当社は、「内部通報規程」を定め、組織的又は個人的な法令上の疑義のある行為に関して、情報提供を行える内部通報制度を運営する。
(4)当社は、業務執行部門とは独立した内部監査室が、定期的に取締役及び使用人の職務の執行を含めた当社グループの企業活動全般の適法性、及び適正性を監査し、その結果を社長執行役員及び監査等委員会に報告する。
2.当社の取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
当社は、取締役の職務執行上の意思決定に係る情報を、当社規程・マニュアルに従い、文書又は電磁的媒体により適切に記録、保存し、取締役から開示の要求がある場合は速やかに閲覧に供するものとする。
3.当社及び子会社の損失の危険の管理に関する規程その他の体制
(1)当社は、当社グループ全体の危機発生時の対応とその防止のための体制整備を目的とした「危機管理規程」を定め、危機管理規程の更新や関連するマニュアルの整備、取締役会に対する運営状況の定期的な報告等を行うことを目的とした「リスク管理委員会」を設ける。
(2)不測の事態が発生した場合は、代表取締役もしくは管理担当取締役を本部長とした対策本部を設置し、必要に応じて外部の専門家の助言を受け迅速な対応を行う。
(3)内部監査室は当社グループ全体のリスク管理体制の状況を定期的に監査し、社長執行役員及び監査等委員会に報告する。
4.当社及び子会社の取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
当社は、グループ会社に対する経営全般についての指導を行うとともに、それぞれの会社の自主性を尊重することとし、当社及び子会社の取締役会は、取締役への業務の委嘱、及び執行役員への執行に係る業務の委嘱を行うとともに、組織責任者及び組織の業務分掌を定めること等を通じて、適正かつ機動的に当社グループ全体の業務執行が行われる体制を確保する。
5.子会社の取締役の職務の執行に係る事項の当社への報告に関する体制
当社が定める「グループ会社管理規程」において、子会社から当社への定期的な報告を義務づけるとともに、毎月、当社及び子会社の取締役が出席するグループ経営会議を開催し、子会社において重要な事象が発生した場合には、子会社が当該経営会議において報告することを義務づける。
6.当社の監査等委員会がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する事項、その使用人の取締役(監査等委員である取締役を除く。)からの独立性に関する事項、及びその使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項
(1)当社の監査等委員会がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合には、その職務を補助すべき使用人を置く。補助使用人は兼務も可能とするが、当該職務を遂行する場合には取締役(監査等委員である取締役を除く。)からの指揮命令は受けないものとする。
(2)当社が監査等委員会補助者を設置した場合は、監査等委員会補助者の人事考課は監査等委員会の同意を要し、監査等委員会補助者の人事に関する事項等については監査等委員会の同意を得るものとする。また、監査等委員会補助者は、監査等委員会の指揮命令に従うことを要し、当該指揮命令に従わなかった場合には社内処分の対象とする。
7.当社の取締役(監査等委員である取締役を除く。)及び使用人が当社の監査等委員会に報告するための体制
(1)当社の監査等委員は、意思決定の過程及び業務の執行状況を把握するため、当社の取締役会、経営会議ほか重要な会議に出席するとともに、監査等委員会は、監査に必要な書類等を閲覧し、また、取締役(監査等委員である取締役を除く。)及び使用人にその説明を求める。
(2)当社の取締役(監査等委員である取締役を除く。)及び使用人は、当社の監査等委員会に対して、会社の業務や業績等に影響を及ぼす重要な事項を報告する。
8.子会社の取締役・監査役等及び使用人又はこれらの者から報告を受けた者による当社の監査等委員会への報告に関する体制
(1)当社グループの取締役・監査役等及び使用人は、当社の監査等委員会に対して、当社の内部監査室を通じて会社の業務に影響を及ぼす重要な事項を報告する。
(2)当社グループの内部通報制度の担当部署は、当社の監査等委員会から報告の求めがあった場合又は内部通報が生じた場合にはその都度、また、求めがなくとも定期的に、当社グループの取締役・監査役等及び使用人からの内部通報の状況について、当社の監査等委員会に対して報告する。
9.監査等委員会等へ報告をした者が当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないことを確保するための体制
当社は、当社グループの監査等委員会、監査役会又は監査役へ報告を行った当社グループの取締役及び使用人に対し、当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを行うことを禁止する。
10.当社の監査等委員の職務の執行について生ずる費用の前払い又は償還の手続その他の当該職務の執行について生ずる費用又は債務の処理に係る方針に関する事項
当社は、監査等委員がその職務の執行について、当社に対し、会社法第399条の2第4項に基づく費用の前払い等の請求をした場合又は独自の専門家(弁護士・公認会計士等)を雇用することを求めた場合には、当該請求に係る費用又は債務が当該監査等委員の職務の執行に必要ではないと明らかに認められる場合を除き、当該費用又は債務を負担することとする。
11.その他監査等委員会の監査が実効的に行われていることを確保するための体制
監査等委員会は、代表取締役との定期的な意見交換により相互の意思疎通を図るとともに、内部監査室や会計監査人とも情報交換を行う等の緊密な連携を図る。
・リスク管理体制の整備の状況
当社は、事業遂行に係わる法令違反や情報セキュリティ等、事業機会に係わる製品開発や設備投資等の経営に重大な影響を及ぼす様々なリスクを未然に防止し、万一発生した場合にも、株主、顧客、取引先、社員等の利益を損なわないように迅速にかつ適切に対処し、経営資源の保全と被害の極小化に努めることを目的とした「リスク管理規程」を策定し、実施運用しております。特に、事業遂行等における法令遵守は最重要事項であると認識し、定期的な社内会議や法務研修等を通じて継続的に役職員への周知徹底を図っております。また、昨今問題視されておりますコンピュータによる情報漏洩防止対応につきましては、情報セキュリティリスクの低減等を目的に策定した「情報セキュリティポリシー」のもと、部門長を中心とした情報セキュリティ管理責任者が出席する情報セキュリティ管理者会議(ISM会議)を定期的に開催し、情報資産の管理やそれらに対するアクセス制御等の、情報セキュリティ対策情報の把握・共有を実施し、さらに、社員に対してその重要性の周知徹底を図っております。
・当社の子会社の業務の適正を確保するための体制整備の状況
当社グループにおける業務の適正の確保及びコーポレート・ガバナンスの有効な管理を行うために、「グループ会社管理規程」を基準として、当社グループの経営戦略に沿った経営管理を実施しております。当社の取締役会では、当社グループの経営に関する重要事項の決定・承認のほか、当社グループの業務執行報告を実施しております。
また、子会社と定期的な情報交換を行うとともに、必要に応じて子会社に対する監査を実施し、コンプライアンス上の課題、問題の把握に努めております。
・責任限定契約の内容の概要
当社は、会社法第427条第1項の規定に基づき、業務執行役員でない取締役との間で、同法第423条第1項の賠償責任について法令に定める要件に該当する場合には、賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく賠償責任限度額は、法令の定める責任限度額としております。
・補償契約の内容の概要等
当社は、社内取締役3名(代表取締役社長執行役員 安原武志、取締役執行役員経営企画管理本部長 金子貴昭、取締役執行役員技術本部長 岩下誠)及び社外取締役3名(常勤監査等委員 板野泰之、監査等委員 浅野昌孝、監査等委員 本村健)と、会社法第430条の2第1項に規定する補償契約を締結しており、同項第1号の費用及び同項第2号の損失を法令の定める範囲内において当社が補償することとしております。
・役員等賠償責任保険契約の内容の概要等
当社は、保険会社との間で会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を締結しており、被保険者である取締役がその職務執行に関し責任を負うこと、又は当該責任の追及に係る請求を受けることによって生ずることのある損害が補填されます。ただし、故意又は重過失に起因して生じた当該損害は補填されない等の免責事由があります。
・取締役会の活動状況
取締役会では、中期経営計画遂行における課題や、経営リスク及びコーポレート・ガバナンスに関する課題を中心に審議を行っており、事業年度の終了後、取締役会の活動の実効性を個々の取締役に対するアンケートをもとに評価し、その結果を翌年度の活動に活かすべく共有・議論していくプロセスを継続しております。個々の取締役の取締役会への出席状況については以下のとおりであります。
| 氏名 | 開催回数 | 出席回数 |
|---|---|---|
| 安原 武志 | 22 | 22 |
| 金子 貴昭 | 22 | 22 |
| 岩下 誠 | 22 | 22 |
| 板野 泰之 | 22 | 22 |
| 浅野 昌孝 | 22 | 22 |
| 本村 健 | 22 | 22 |
・指名・報酬諮問委員会の活動状況
当事業年度においては、定時株主総会後に開催される定例の委員会に加え、2022年4月19日に社外取締役3名(常勤監査等委員 板野泰之、監査等委員 浅野昌孝、監査等委員 本村健)、社内取締役2名(代表取締役社長執行役員 安原武志、取締役執行役員経営企画管理本部長 金子貴昭)の計5名が出席し、議長である板野社外取締役の下、2022年3月期における執行取締役3名の業績連動報酬について、当社所定の「取締役の個人別の報酬等の内容にかかる決定方針」に基づき、その内容の決定プロセスの適正性と妥当性を議論いたしました。
・取締役の定数
当社の取締役は、当連結会計年度末において監査等委員である取締役以外の取締役は9名以内とし、監査等委員である取締役は4名以内とする旨を定款に定めております。
・自己株式の取得決議の概要
当社は、自己の株式の取得について、経済情勢の変化に対応して財務政策等の経営諸施策を機動的に遂行することを可能とするため、会社法第165条第2項の規定に基づき、取締役会の決議によって市場取引等により自己の株式を取得することができる旨を定款で定めております。
・株主総会の特別決議要件
当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。
・取締役の選任の決議要件
当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨を定款に定めております。また、取締役の選任決議は、累積投票によらないものとする旨を定款に定めております。
・責任免除の内容の概要
当社は、職務の遂行にあたり期待される役割を十分に発揮できるようにするため、会社法第426条第1項の規定に基づき、取締役(取締役であったものを含む。)の同法第423条第1項の賠償責任について法令に定める要件に該当する場合には、賠償責任額から法令に定める最低責任限度額を控除して得た額を限度として、取締役会の決議によって免除することができる旨を定款に定めております。
・剰余金の配当の決定機関
当社は、会社法第454条第5項に定める剰余金の配当(以下、「中間配当金」という。)について、取締役会の決議によって、毎年9月30日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主又は登録株式質権者に対し行うことができる旨を定款に定めております。これは、中間配当を取締役会の権限とすることにより、株主への機動的な利益還元を行うことを目的とするものであります。
・株式会社の支配に関する基本方針
当社は2023年4月18日開催の当社取締役会において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めるとともに、基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止するための取組みとして、当社株式の大量取得行為に関する対応策(以下、「買収防衛策」といいます。)を導入いたしました。
本買収防衛策は、取締役会の決議により導入いたしましたが、2023年6月20日開催の第38回定時株主総会において議案として上程し、当該株主総会において本買収防衛策についてご承認いただいております。
1.基本方針の内容の概要
当社は、金融商品取引所に株式を上場している者として、市場における当社株式の自由な取引を尊重し、特定の者による当社株式等の大規模買付行為等であっても、研究開発型企業である当社の企業価値ひいては株主共同の利益の確保・向上に資するものである限り、これを一概に否定するものではありません。また、最終的には株式の大規模買付行為等の提案に応じるかどうかは株主の皆様の決定に委ねられるべきだと考えております。
ただし、株式の大規模買付行為等の提案の中には、例えば、共同研究等に関するものを含むステークホルダーとの良好な関係を保ち続けることができない可能性がある等、研究開発型企業である当社の企業価値ひいては株主共同の利益を損なうおそれのあるものや、研究開発型企業である当社の価値を十分に反映しているとは言えないもの、あるいは株主の皆様が最終的な決定をされるために必要な情報が十分に提供されないものもあり得ます。
そのような提案において、大規模買付行為等により、研究開発型企業である当社の企業価値の源泉が中長期的に見て毀損されるおそれが存する場合など、研究開発型企業である当社の企業価値向上又は株主共同の利益の最大化が妨げられるおそれが存する場合には、大規模買付者は当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者として不適切であるものとして、当社取締役会は、善管注意義務を負う受託者の当然の責務として、法令等及び当社の定款によって許容される限度において、場合により、研究開発型企業である当社の企業価値向上及び株主共同の利益の最大化のために相当の措置を講じる必要があると考えております。
2.基本方針の実現に資する取組み
(1)当社の企業価値及び株主共同の利益向上に向けた取組み
イ.当社の経営理念及び経営方針
当社は、「未来情報社会創造はひとりひとりの喜びから」を経営理念として掲げ、お客様ひとりひとりの喜びを私たちひとりひとりの喜びとし、この喜びが未来情報社会を創造する力となる企業でありたいと考えております。これを実現するために、「革新や進歩を目指した経営」「社会及びお客様に対しての貢献」「株主様に対しての貢献」「社員の幸福を実現する経営」を行ってまいります。
「革新や進歩を目指した経営」 :常にお客様の声を受け止め、企業成長に果敢にチャレンジします。
「社会及びお客様に対しての貢献」:常に高い倫理観を持ち社会に対しての責任を持つとともに、ソフトウェア製品の研究開発とサービスにより社会発展に貢献します。
「株主様に対しての貢献」 :企業価値向上のための経営を行います。
「社員の幸福を実現する経営」 :社員が最も活躍できる環境及び各人の特性と個性を活かした活躍の場を用意するとともに、社員と共に仕事を通じて喜びを分かち合い、社員に対し公正に処遇します。
上記経営理念のもと、「データと一緒にワクワクする未来へ!」をありたい姿として定義し、社会インフラを支えるソフトウェアを提供することで、社会の利便性や生産性向上の実現を目指してまいります。この目的を達成するべく、中期ビジョンとして「変革への挑戦」を掲げ、経営方針として取り組んでおります。
ロ.中期経営計画に基づく企業価値向上への取組み
2021年5月13日公表の中期経営計画(2021年3月期~2024年3月期)では、経営方針に基づく経営戦略として、「新市場開拓」「事業領域拡大深耕」「リカーリングビジネス推進」「優秀な人材採用・育成」の4つを基本方針として定めております。
新市場開拓 :研究開発や技術探求に加え、他社との協業等を実行しつつ、DXをはじめとした新たな市場開拓を行い、企業成長の方向性を広げること
事業領域拡大深耕 :継続的な製品機能のエンハンスや提供サービスの拡充等により、既存事業の周辺市場への展開を含め、事業領域の拡大深耕を目指すこと
リカーリングビジネス推進:サポートサービスの品質を上げ、解約率の低減と顧客満足度の向上を図りつつ、リカーリングビジネスを推進し、収益安定性の向上を目指すこと
優秀な人材採用・育成 :教育・労働環境を整備し、優秀な人材の採用・育成に努め、企業としての持続的成長の実現を図ること
経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として、中期経営計画の最終年度である2024年3月期の目標を、
・売上高 2,500百万円
・営業利益 350百万円
・2021年3月期実績の3倍のサブスクリプション売上高
・DOE 3.5%を目安とした長期的・安定的な配当の維持
とし、開発・営業活動、投資を継続して積極的に実施して、これら指標の達成に努めてまいります。
なお、直近の中期経営計画の進捗状況及び当社の取組みの詳細につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」をご参照ください。
(2)コーポレート・ガバナンスに関する取組み
当社は、株主をはじめとする各ステークホルダーの信頼に足る経営の実現のために、経営の迅速性、正確性及び公平性が企業の姿勢として求められていると認識しております。これらの期待に応え、経営の効率性、健全性及び透明性を確保し、社会からの信頼を得るとともに企業価値の継続的な向上を実現するため、コーポレート・ガバナンス体制の強化を図っております。
3.基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止するための取組みの内容の概要
(1)本買収防衛策の目的
本買収防衛策は、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を確保し、向上させることを目的として、「会社の支配に関する基本方針」に沿って、導入されるものであります。具体的には、本買収防衛策は、当社の企業価値ひいては株主共同の利益に対する明白な侵害をもたらすような当社株式の大規模買付けや、当社の株主の皆様に株式の売却を事実上強要するおそれがある当社株式の大規模買付けを抑止すること、また、株主の皆様が大規模買付けに応じて当社株式を譲渡すべきか否かを判断するため、あるいは、当社取締役会が大規模買付けに関して提示された条件よりも有利な条件を交渉によりもたらしたりするために必要な情報や時間を確保すること等を可能とすることを目的としております。
当社は、「会社の支配に関する基本方針」のとおり、最終的には株式の大規模買付行為等の提案に応じるかどうかは株主の皆様の決定に委ねられるべきだと考えております。しかしながら、株主の皆様に適切な判断を行っていただくためには、その前提として、研究開発型企業である当社固有の事業特性等を十分に踏まえていただいた上で、当社の企業価値とその価値を生み出している源泉につき適切に把握していただくことが必要であると考えております。そして、大規模買付者による当社の株式の取得が当社の企業価値やその価値の源泉に対してどのような影響を及ぼし得るかを把握するためには、大規模買付者から提供される情報だけでは不十分な場合も容易に想定され、株主の皆様に適切な判断を行っていただくためには、当社固有の事業特性を十分に理解している当社取締役会から提供される情報及び当該大規模買付者による株式の取得行為に対する当社取締役会の評価・意見や、場合によっては当社取締役会による新たな提案を踏まえていただくことが必要であると考えております。また、当社といたしましては、株主の皆様に対して、これらの多角的な情報を分析し、検討していただくための十分な時間を確保することが非常に重要であると考えております。
以上の見地から、当社は、上記の基本方針を踏まえ、大規模買付者に対して事前に必要な情報の提供及び交渉のための期間の確保を求めることによって、大規模買付けに応じて当社株式を譲渡すべきか否かを株主の皆様が適切に判断されること、当社取締役会が、大規模買付けに関して提示された条件よりも有利な条件を交渉によりもたらしたりするために必要な情報や時間を確保すること等を可能とし、もって、基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止するための取組みの一つとして、本買収防衛策の導入が必要であるとの結論に達しました。
(2)本買収防衛策の対象となる当社株式の買付け等
本買収防衛策は、以下の①、②若しくは③に該当する行為又はこれらに類似する行為(これらの提案を含みます。)(当社取締役会が承認したものを除き、以下「大規模買付行為等」といいます。)を適用対象とします。
① 当社が発行者である株券等について、保有者の株券等保有割合が、27%以上となる買付けその他の取得
② 当社が発行者である株券等について、公開買付けを行う者の株券等所有割合及びその特別関係者の株券等所有割合の合計が27%以上となる公開買付け
③ 上記①又は②に規定される各行為が行われたか否かにかかわらず、当社の特定の株主が、当社の他の株主(複数である場合を含みます。以下本③において同じとします。)との間で行う行為であり、かつ当該行為の結果として当該他の株主が当該特定の株主の共同保有者に該当するに至るような合意その他の行為、又は当該特定の株主と当該他の株主との間にその一方が他方を実質的に支配し若しくはそれらの者が共同ないし協調して行動する関係を樹立する行為(ただし、当社が発行者である株券等につき当該特定の株主と当該他の株主の株券等保有割合の合計が27%以上となるような場合に限ります。)
大規模買付行為等を行い、又は行おうとする者(以下「大規模買付者」といいます。)は、予め本買収防衛策に定められる手続に従うものとし、本買収防衛策に従い当社取締役会が対抗措置の不発動を決議するまでの間、大規模買付者は、大規模買付行為等を開始してはならないものとします。
(3)独立委員会の設置
当社取締役会は、大規模買付行為等に対する対抗措置の発動等に関する当社取締役会の恣意的判断を排し、その判断の客観性及び合理性を担保することを目的として、独立委員会を設置します。独立委員会の委員は3名以上とし、公正で中立的な判断を可能とするため、当社の業務執行を行う経営陣から独立している社外取締役又は社外有識者(実績のある会社経営者、投資銀行業務に精通する者、弁護士、公認会計士、学識経験者又はこれらに準じる者)のいずれかに該当する者の中から、当社取締役会の決議に基づき選任します。
当社取締役会は、対抗措置の発動に先立ち、独立委員会に対し対抗措置の発動の是非について諮問し、独立委員会は、専ら当社の企業価値・株主共同の利益の確保・向上に資するか否かの観点から大規模買付行為等について慎重に評価・検討を行った上で、当社取締役会に対し、対抗措置を発動することの是非についての勧告を行うものとします。当社取締役会は、独立委員会の勧告を最大限尊重した上で、対抗措置の発動の是非について判断することとします。なお、独立委員会の判断が、当社の企業価値ひいては株主共同の利益の確保・向上に資するようになされることを確保するために、独立委員会は、当社の費用で、必要に応じて独立した外部専門家(ファイナンシャル・アドバイザー、公認会計士、弁護士、コンサルタントその他の専門家)等の助言を得ることができるものとします。
(4)大規模買付者による必要情報の提供
イ.意向表明書の提出
大規模買付者には、大規模買付行為等の実行に先立ち、当社取締役会に対して、当該大規模買付者が大規模買付行為等に際して本買収防衛策に定める手続を遵守する旨の誓約文言等を記載した書面(以下「意向表明書」といいます。)を日本語で提出していただきます。意向表明書には、上記誓約文言に加え、以下の事項を記載していただきます。
なお、意向表明書のほか、ロ.に定める必要情報その他の本買収防衛策に従って大規模買付者と当社の間でやりとりされる全ての書面、メール、ファクシミリ等における使用言語は日本語に限ります。
a.大規模買付者の概要
1.氏名又は名称及び住所又は所在地
2.代表者、取締役(又はそれに相当する役職。)それぞれの氏名及びその過去10年間の経歴
3.会社等の目的及び事業の内容
4.直接・間接の大株主又は大口出資者(持株割合又は出資割合上位10名)及び実質株主(出資者)の概要
5.国内連絡先
6.設立準拠法
7.主要な出資先の名称、本社所在地及び事業内容並びにそれらの主要出資先に対する持株割合ないし出資割合
b.大規模買付者が現に保有する当社の株券等の数及び意向表明書提出前60日間における大規模買付者の当社の株券等の取引状況
c.大規模買付者が提案する大規模買付行為等の概要(大規模買付者が大規模買付行為等により取得を予定する当社の株券等の種類及び数、並びに大規模買付行為等の目的(支配権取得若しくは経営参加、純投資若しくは政策投資、大規模買付行為等後の当社の株券等の第三者への譲渡等、又は重要提案行為等その他の目的がある場合には、その旨及び内容。なお、目的が複数ある場合にはその全てを記載していただきます。)を含みます。)
ロ.必要情報の提供
当社取締役会は、大規模買付者から提出された意向表明書受領後10営業日以内に、大規模買付者に対し、当社取締役会が大規模買付者の大規模買付行為等を評価・検討するために必要と考える情報(以下「必要情報」といいます。)の提供を要請するリスト(以下「必要情報リスト」といいます。)を交付します。当社取締役会は、大規模買付者から提供された情報では当社取締役会及び独立委員会による評価・検討等のために十分ではないと認めた場合には、適宜合理的な期限を定めた上で、大規模買付者に対して、追加的に必要情報の提供を要求することがあります。必要情報の追加提供の要求は、必要情報として必要かつ十分な情報が提供されるまで、繰り返し行うことができますが、最終の回答期限日(以下「最終回答期限日」といいます。)は、必要情報として必要かつ十分な情報が提供されたと判断されない場合においても、大規模買付者が必要情報リストを受領した日から起算して60日を超えないものとします(ただし、大規模買付者からの要請がある場合には、必要な範囲でこれを延長することがあります。)。
当社取締役会は、大規模買付者から意向表明書が提出された場合及び必要情報が提供された場合にはその旨を開示いたします。また、当社取締役会が、当社株主の皆様の判断のために必要であると判断した場合には、適切と判断される時期に、提供された必要情報の全部又は一部を開示いたします。
必要情報の一般的な項目は以下のとおりであります。その具体的内容は、大規模買付者の属性、大規模買付行為等の目的及び内容によって異なりますが、いずれの場合も当社株主の皆様の判断及び当社取締役会としての意見形成のために必要かつ十分な範囲に限定するものとします。
① 大規模買付者及びそのグループの概要(名称、資本関係、沿革、役職者の経歴・経験、事業内容、財務内容等)
② 大規模買付行為等によって達成しようとする目的(意向表明書に記載の目的の詳細)
③ 大規模買付行為等の方法及び内容(経営参画の意思の有無、大規模買付行為等の対価の種類及び金額、大規模買付行為等の時期、関連する取引の仕組み、買付け予定の株券等の数及び大規模買付行為等後における株券等保有割合、大規模買付行為等の適法性を含みます。)
④ 買付対価の算定根拠及び買付資金の裏付け
⑤ 大規模買付行為等に際しての第三者との間における意思連絡の有無並びに意思連絡がある場合にはその内容及び当該第三者の概要
⑥ 大規模買付者が既に保有する当社の株券等に関する貸借契約、担保契約、売戻契約、売買の予約その他の重要な契約又は取決め(以下「担保契約等」といいます。)がある場合には、その契約の種類、契約の相手方及び契約の対象となっている株券等の数量等の担保契約等の具体的内容
⑦ 大規模買付者が大規模買付行為等において取得を予定する当社の株券等に関し担保契約等の締結その他第三者との間の合意の予定がある場合には、予定している合意の種類、契約の相手方及び契約の対象となっている株券等の数量等の当該合意の具体的内容
⑧ 大規模買付行為等完了後に実施を予定する当社の経営方針、事業計画、財務計画、資本政策、配当政策、資産活用策、想定している経営者候補等
⑨ 大規模買付行為等完了後における当社の株主(大規模買付者を除きます。)、従業員、取引先その他の当社に係る利害関係者等に対する対応方針
⑩ 大規模買付行為等完了後に実施を予定する当社の企業価値を継続的かつ安定的に向上させるための施策及び当該施策が当社の企業価値を向上させることの根拠
⑪ 反社会的組織ないしテロ関連組織との関連性の有無(直接的であるか間接的であるかを問いません。)及び関連性が存在する場合にはその内容
⑫ 大規模買付行為等のために投下した資本の回収方針
(5)取締役会による評価・検討等
当社取締役会は、大規模買付行為等の評価等の難易度に応じ、大規模買付者が当社取締役会に対し必要情報の提供を完了したと当社取締役会が判断した日又は最終回答期限日のうちいずれか早い日が到来した後、大規模買付者が行う大規模買付行為等の方法が対価を現金(円貨)のみとする公開買付けによる当社全株式の買付けの場合は最長60日間、その他の方法による大規模買付行為等の場合は最長90日間を当社取締役会による評価、検討、交渉、意見形成、代替案立案のための期間(以下「取締役会評価期間」といいます。)として設定します。いずれの場合においても、取締役会評価期間は、評価・検討のために不十分であると取締役会及び独立委員会が合理的に認める場合に限り、延長できるものとしますが、延長の期間は最大30日間とします。その場合、具体的延長期間及び当該延長期間が必要とされる具体的理由を大規模買付者に通知するとともに株主の皆様に対して開示いたします。
取締役会評価期間中、当社取締役会は、必要に応じて独立した外部専門家(ファイナンシャル・アドバイザー、公認会計士、弁護士、コンサルタントその他の専門家)等の助言を受けながら、提供された必要情報を十分に評価・検討し、独立委員会の勧告を最大限尊重した上で、当社取締役会としての意見を慎重にとりまとめ、評価・検討の内容等を含め公表します。また、必要に応じ、大規模買付者との間で大規模買付行為等に関する条件について交渉し、株主の皆様に対し代替案を提示することもあります。
(6)大規模買付行為等が実施された場合の対応方針
イ.大規模買付者が本買収防衛策に規定する手続を遵守しない場合
当社取締役会は、大規模買付者が本買収防衛策に規定する手続を遵守しなかった場合、当該大規模買付者による大規模買付行為等を当社の企業価値・株主共同の利益を著しく損なうものであるものとみなして、独立委員会の勧告を最大限尊重した上で、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を守ることを目的として、対抗措置を講じることがあります。当社が本買収防衛策に基づき発動する対抗措置は、原則として新株予約権の無償割当てとします。ただし、法令等及び当社の定款上認められるその他の対抗措置を発動することが適切と判断された場合には当該その他の対抗措置が用いられることもあり得るものとします。
ロ.大規模買付者が本買収防衛策に規定する手続を遵守した場合
大規模買付者が本買収防衛策に規定する手続を遵守した場合には、当社取締役会は、仮に当該大規模買付行為等に反対であったとしても、当該大規模買付行為等についての反対意見を表明したり、代替案を提示したりすることにより、株主の皆様を説得するに留め、原則として当該大規模買付行為等に対する対抗措置は講じません。大規模買付行為等に応ずるか否かは、株主の皆様において、当該大規模買付行為等及び当社が提示する当該大規模買付行為等に対する意見、代替案等をご考慮の上、ご判断いただくことになります。
ただし、本買収防衛策に規定する手続が遵守されている場合であっても、大規模買付行為等が当社の企業価値・株主共同の利益を著しく損なうものであると認められ、かつ対抗措置の発動を相当と判断する場合には、当社取締役会は、例外的措置として、独立委員会の勧告を最大限尊重した上で、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を守ることを目的として必要かつ相当な範囲内で、上記イ.記載の対抗措置の発動を決定することができるものとします。
(7)対抗措置の発動に係る手続
当社取締役会は、上記(6)において対抗措置の発動の是非について判断を行う場合は、独立委員会の勧告を最大限尊重し、かかる勧告を踏まえて当社の企業価値・株主共同の利益の確保・向上という観点から速やかに対抗措置の発動又は不発動の決議を行うものとします。
なお、独立委員会が対抗措置の発動を勧告するに際して、当該発動に関して事前に株主意思の確認を得るべき旨の留保を付した場合、あるいは、取締役の善管注意義務に照らして株主の皆様の意思を確認することが適切と判断した場合には、当社取締役会は、対抗措置の発動に関する株主の皆様の意思を確認するための株主意思確認総会を招集し、対抗措置の発動に関する議案を付議することがあります。なお、株主意思確認総会は、定時株主総会又は臨時株主総会とあわせて開催する場合があります。
当社取締役会において株主意思確認総会の開催を決定した場合には、取締役会評価期間はその時点をもって終了するものとします。株主意思確認総会にて、対抗措置の発動に関する議案が可決された場合には、当社取締役会は株主意思確認総会における決定に従い、対抗措置の発動に関する決議を行い、必要な手続を行います。一方、株主意思確認総会において、対抗措置の発動に関する議案が否決された場合には、当社取締役会は、対抗措置の不実施に関する決議を行います。当社取締役会は、上記の各決議を行った場合には、当該決議の概要その他当社取締役会及び独立委員会が適切と判断する事項について、また株主意思確認総会を実施した場合には、投票結果その他取締役会及び独立委員会が適切と判断する事項について、速やかに開示いたします。
(8)対抗措置の発動の停止等について
当社取締役会は、対抗措置を発動することを決定した後、大規模買付者が大規模買付行為等の撤回又は変更を行った場合等対抗措置の発動が適切でないと判断した場合には、独立委員会の意見又は勧告を十分に尊重した上で、対抗措置の発動の停止等を行うものとします。対抗措置としての新株予約権無償割当てについて、権利の割当てを受けるべき株主が確定した後に、大規模買付者が大規模買付行為等の撤回又は変更を行う等対抗措置の発動が適切でないと当社取締役会が判断した場合には、独立委員会の勧告を受けた上で、新株予約権無償割当てを行う日(以下「割当期日」といいます。)の前日までの間は、当該新株予約権無償割当てを中止することとし、また、新株予約権無償割当ての割当期日後においては、当該新株予約権の行使期間開始日の前日までの間は、当社が当該新株予約権を無償取得(当社が新株予約権を無償で取得することにより、株主の皆様は新株予約権を失います。)することにより、対抗措置の発動の停止等を行うことができるものとします。
このような対抗措置の発動の停止等を行う場合は、独立委員会が必要と認める事項とともに、法令及び当社が上場する金融商品取引所規則等に従い、適時適切に開示いたします。
(9)本買収防衛策の有効期間、廃止・変更
本買収防衛策の有効期間は2023年4月18日から2024年6月開催予定の第39回定時株主総会の終結時までとします。ただし、本買収防衛策は、有効期間中であっても、当社の株主総会で選任された取締役で構成される当社取締役会により本買収防衛策を廃止する旨の決議が行われた場合には、その時点で廃止されるものとします。また、当社取締役会は、企業価値ひいては株主共同の利益を中長期的に確保し、向上させるという観点から、本買収防衛策の有効期間中であっても随時見直しを行い、株主総会でご承認をいただいた上で、本買収防衛策の変更を行うことがあります。
このように、当社取締役会が本買収防衛策について廃止又は変更の決定を行った場合には、その内容を速やかに開示いたします。
なお、本買収防衛策の有効期間中であっても、当社取締役会は、法令、裁判例、ガイドライン、金融商品取引所規則等の新設又は改廃を踏まえて本買収防衛策を修正し、又は変更することが適切と判断する場合、誤字脱字等の理由により字句の修正を行うことが適切と判断する場合等、株主の皆様に不利益を与えない場合には、必要に応じて独立委員会の承認を得た上で、本買収防衛策を修正し、又は変更する場合があります。
4.本買収防衛策が株主・投資家に与える影響等
(1)本買収防衛策が株主・投資家に与える影響等
本買収防衛策は、株主の皆様が大規模買付けに応じて当社株式を譲渡すべきか否かを判断するため、あるいは、当社取締役会が大規模買付けに関して提示された条件よりも有利な条件を交渉によりもたらしたりするために必要な情報や時間を確保すること等を可能とすること等を目的としております。当社取締役会の大規模買付行為等に関する意見や大規模買付行為等の提案に対する代替案等については、その決定に至った取締役会の評価・検討等の内容も含めて公表します。
これにより株主の皆様は、十分な情報のもとで、大規模買付行為等にどのような対応をとるかについて適切な判断をすることが可能となり、そのことが当社の企業価値ひいては株主共同の利益を確保することにつながるものと考えます。従いまして、本買収防衛策に定める手続は、株主及び投資家の皆様が適切な投資判断を行う上での前提となるものであり、株主及び投資家の皆様の利益に資するものであると考えております。
なお、大規模買付者が本買収防衛策に定める手続を遵守するか否かにより大規模買付行為等に対する当社の対応方針が異なりますので、株主及び投資家の皆様におかれましては、大規模買付者の動向にご注意ください。
(2)対抗措置の発動時に株主及び投資家の皆様に与える影響
当社取締役会は、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を守ることを目的として、当社取締役会が対抗措置を発動することを決定した場合には、法令及び当社が上場する金融商品取引所規則等に従って、当該決定について適時適切に開示いたします。
対抗措置の発動時には、大規模買付者を含む特定株主グループに属する者以外の株主の皆様が、法的権利又は経済的側面において格別の損失を被るような事態は想定しておりません。対抗措置が発動され、新株予約権無償割当てが行われる場合には、無償割当ての対象となる株主の皆様は、その保有する株式数に応じて新株予約権の取得と引換えに新株予約権者に対して当社株式を交付する内容の取得条項を付した新株予約権を無償で割り当てられることとなります。その後、当社が、当該取得条項により新株予約権の取得の手続をとる場合には、大規模買付者を含む特定株主グループに属する者以外の株主の皆様は、当社による当該新株予約権の取得の対価として当社株式を受領するため、格別の不利益は発生しません。
なお、独立委員会の勧告を受けて、当社取締役会が対抗措置の発動の停止等を決定し、当社が新株予約権無償割当ての中止又は割り当てた新株予約権の無償取得(当社が新株予約権を無償で取得することにより、株主の皆様は新株予約権を失います。)を行う場合には、当社株式の価値の希釈化が生じることを前提にして売買等を行った株主又は投資家の皆様は、株価の変動により相応の損害を被る可能性があります。
大規模買付者を含む特定株主グループに属する者については、本買収防衛策に定める手続を遵守しない場合や、本買収防衛策に定める手続を遵守した場合であっても、大規模買付行為等が当社の企業価値ひいては株主共同の利益を著しく損なうと判断される場合には、対抗措置が講じられることにより、結果的にその法的権利又は経済的側面において不利益が発生する可能性があります。本買収防衛策の公表は、大規模買付者が本買収防衛策に定める手続に違反することがないように予め注意を喚起するものです。
(3)対抗措置の発動に伴って株主の皆様に必要となる手続
対抗措置が発動され、新株予約権無償割当てが行われる場合には、無償割当てを受ける株主の皆様は引受けの申込みを要することなく割当期日に新株予約権の割当てを受け、また、当社が、新株予約権の取得と引換えに新株予約権者に対して当社株式を交付する内容の取得条項を付した新株予約権の取得の手続をとる場合には、新株予約権の行使価額相当の金銭を払い込むことなく、当社による新株予約権の取得の対価として当社株式を受領することになるため、当該新株予約権に関する申込みや払込み等の手続は必要となりません。ただし、この場合、当社は新株予約権無償割当てを受ける株主の皆様に対し、別途ご自身が大規模買付者を含む特定株主グループに属する者ではないこと等を誓約していただくため、当社所定の書式による書面のご提出を求めることがあります。
これらの手続の詳細につきましては、実際に新株予約権無償割当てを行うことになった際に、法令及び当社が上場する金融商品取引所規則等に基づき、適時適切にその旨について開示いたします。
5.本プランが基本方針に沿い、当社の企業価値ひいては株主共同の利益に合致し、当社の会社役員の地位の維持を目的とするものでないことについて
(1)買収防衛策に関する指針の要件を充足していること
本プランは、経済産業省及び法務省が2005年5月27日に発表した「企業価値・株主共同の利益の確保又は向上のための買収防衛策に関する指針」の定める三原則(企業価値・株主共同の利益の確保・向上の原則、事前開示・株主意思の原則、必要性・相当性確保の原則)を充足しております。また、経済産業省に設置された企業価値研究会が2008年6月30日に発表した報告書「近時の諸環境の変化を踏まえた買収防衛策の在り方」及び東京証券取引所が2021年6月11日に改訂を行った「コーポレートガバナンス・コード」の「原則1-5 いわゆる買収防衛策」の内容も踏まえたものとなっております。
(2)株主共同の利益の確保・向上の目的をもって導入されていること
本買収防衛策は、当社の企業価値ひいては株主共同の利益に対する明白な侵害をもたらすような当社株式の大規模買付けや、当社の株主の皆様に株式の売却を事実上強要するおそれがある当社株式の大規模買付けを抑止すること、また、株主の皆様が大規模買付けに応じて当社株式を譲渡すべきか否かを判断するため、あるいは、当社取締役会が大規模買付けに関して提示された条件よりも有利な条件を交渉によりもたらしたりするために必要な情報や時間を確保すること等を可能とすることにより、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を確保し、向上させるという目的をもって導入されるものであります。
(3)独立性の高い社外者の判断の重視と情報開示
本買収防衛策における対抗措置の発動等の本買収防衛策の運用に関する重要な判断は、独立性の高い社外者のみから構成される独立委員会へ諮問し、同委員会の勧告を最大限尊重するものとされており、当社の企業価値ひいては株主共同の利益に適うように本買収防衛策の透明な運営が行われる仕組みが確保されております。
(4)株主意思を重視するものであること
本買収防衛策の導入を決定した当社取締役会では、第38回定時株主総会において議案としてお諮りすることをあわせて決議しております。また、本買収防衛策の有効期間は第39回定時株主総会終結の時までであり、第38回定時株主総会においてご承認いただいた後も、その後の当社株主総会において本買収防衛策の変更又は廃止の決議がなされた場合には、本買収防衛策は当該決議に従い変更又は廃止されることになります。従いまして、本買収防衛策の導入及び廃止には、株主の皆様のご意思が十分反映される仕組みとなっております。
また、本買収防衛策は、本買収防衛策に基づく対抗措置の発動又は不発動の判断を株主の皆様が取締役会に委ねる前提として、当該対抗措置の発動条件を具体的に設定し、株主の皆様に示すものであります。加えて、当社取締役会は、本買収防衛策に従った対抗措置の発動に関する決議に際して、独立委員会に対する諮問に加え、独立委員会の勧告を踏まえ株主の皆様の意思を直接確認することが適切と判断するときは、株主意思確認総会を開催し、株主の皆様の意思を確認することとしております。従って、本買収防衛策に基づく対抗措置の発動は、株主の皆様のご意向が反映されたものとなります。
(5)デッドハンド型買収防衛策やスローハンド型買収防衛策ではないこと
本買収防衛策は、当社の株主総会で選任された取締役で構成される当社取締役会により廃止することができるものとされており、大規模買付者が、当社株主総会で取締役を指名し、かかる取締役で構成される当社取締役会により、本買収防衛策を廃止することが可能であります。従って、本買収防衛策は、デッドハンド型買収防衛策(取締役会の構成員の過半数を交替させてもなお、発動を阻止できない買収防衛策)ではありません。また、当社の監査等委員である取締役以外の取締役の任期は1年となっており、任期が2年の監査等委員である取締役についても期差任期制を採用していないため、本買収防衛策はスローハンド型買収防衛策(取締役会の構成員の交替を一度に行うことができないため、その発動を阻止するのに時間を要する買収防衛策)でもありません。
(2)【役員の状況】
① 役員一覧
男性6名 女性-名 (役員のうち女性の比率-%)
| 役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有 株式数 (株) | ||||||||||||||||||||||||
| 代表取締役 社長執行役員 | 安原 武志 | 1966年3月20日生 | 1989年4月 日商エレクトロニクス株式会社入社 1995年4月 日本オラクル株式会社入社 2009年4月 当社入社 2009年6月 営業本部長 2010年4月 執行役員営業本部長 2015年6月 取締役就任 2020年4月 代表取締役社長執行役員就任(現任) | 1989年4月 | 日商エレクトロニクス株式会社入社 | 1995年4月 | 日本オラクル株式会社入社 | 2009年4月 | 当社入社 | 2009年6月 | 営業本部長 | 2010年4月 | 執行役員営業本部長 | 2015年6月 | 取締役就任 | 2020年4月 | 代表取締役社長執行役員就任(現任) | (注)2 | 22,520 | ||||||||||
| 1989年4月 | 日商エレクトロニクス株式会社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 1995年4月 | 日本オラクル株式会社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2009年4月 | 当社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2009年6月 | 営業本部長 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2010年4月 | 執行役員営業本部長 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2015年6月 | 取締役就任 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2020年4月 | 代表取締役社長執行役員就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 取締役 執行役員 | 金子 貴昭 | 1962年7月10日生 | 1986年4月 NOK株式会社入社 1990年1月 デジタルテクノロジー株式会社入社 2003年8月 株式会社アマナ入社 2006年9月 当社入社 2009年4月 執行役員経営管理本部長 2015年4月 執行役員経営企画管理本部長(現任) 2016年5月 株式会社鹿児島データ・アプリケーション監査役就任 2019年6月 取締役就任(現任) | 1986年4月 | NOK株式会社入社 | 1990年1月 | デジタルテクノロジー株式会社入社 | 2003年8月 | 株式会社アマナ入社 | 2006年9月 | 当社入社 | 2009年4月 | 執行役員経営管理本部長 | 2015年4月 | 執行役員経営企画管理本部長(現任) | 2016年5月 | 株式会社鹿児島データ・アプリケーション監査役就任 | 2019年6月 | 取締役就任(現任) | (注)2 | 16,858 | ||||||||
| 1986年4月 | NOK株式会社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 1990年1月 | デジタルテクノロジー株式会社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2003年8月 | 株式会社アマナ入社 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2006年9月 | 当社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2009年4月 | 執行役員経営管理本部長 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2015年4月 | 執行役員経営企画管理本部長(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2016年5月 | 株式会社鹿児島データ・アプリケーション監査役就任 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年6月 | 取締役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 取締役 執行役員 | 岩下 誠 | 1965年6月25日生 | 1987年4月 三武情報ビジネス株式会社入社 1990年3月 株式会社コンピュータパック (現・株式会社サイプレス・ソリューションズ)入社 1995年8月 当社入社 2018年4月 執行役員カスタマーサービス本部長 2020年4月 執行役員技術本部長(現任) 2020年6月 取締役就任(現任) 2021年10月 技術探求室長(現・NP開発室長) (現任) | 1987年4月 | 三武情報ビジネス株式会社入社 | 1990年3月 | 株式会社コンピュータパック (現・株式会社サイプレス・ソリューションズ)入社 | 1995年8月 | 当社入社 | 2018年4月 | 執行役員カスタマーサービス本部長 | 2020年4月 | 執行役員技術本部長(現任) | 2020年6月 | 取締役就任(現任) | 2021年10月 | 技術探求室長(現・NP開発室長) (現任) | (注)2 | 52,240 | ||||||||||
| 1987年4月 | 三武情報ビジネス株式会社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 1990年3月 | 株式会社コンピュータパック (現・株式会社サイプレス・ソリューションズ)入社 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 1995年8月 | 当社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2018年4月 | 執行役員カスタマーサービス本部長 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2020年4月 | 執行役員技術本部長(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2020年6月 | 取締役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2021年10月 | 技術探求室長(現・NP開発室長) (現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 取締役 (常勤監査等委員) | 板野 泰之 | 1957年2月19日生 | 1980年4月 野村コンピュータシステム株式会社(現・株式会社野村総合研究所)入社 2005年4月 同社執行役員 サービス・産業システム事業本部副本部長 2009年4月 同社常務執行役員 サービス・産業システム事業本部長兼関西支社長、中部支社長 2014年6月 同社取締役専務執行役員 コーポレート部門担当、リスク管理、コンプライアンス担当 2015年4月 同社代表取締役専務執行役員 コーポレート部門担当、リスク管理、コンプライアンス、健康経営担当 2016年4月 同社代表取締役専務執行役員 コーポレート部門管掌 2017年4月 同社取締役就任 2017年6月 当社取締役(監査等委員)就任 2018年6月 当社取締役(常勤監査等委員)就任 (現任) 2018年9月 株式会社FIXER取締役就任 2020年6月 ヤマシンフィルタ株式会社 社外取締役(監査等委員)就任(現任) 2020年6月 株式会社ヨータイ 社外取締役就任(現任) | 1980年4月 | 野村コンピュータシステム株式会社(現・株式会社野村総合研究所)入社 | 2005年4月 | 同社執行役員 サービス・産業システム事業本部副本部長 | 2009年4月 | 同社常務執行役員 サービス・産業システム事業本部長兼関西支社長、中部支社長 | 2014年6月 | 同社取締役専務執行役員 コーポレート部門担当、リスク管理、コンプライアンス担当 | 2015年4月 | 同社代表取締役専務執行役員 コーポレート部門担当、リスク管理、コンプライアンス、健康経営担当 | 2016年4月 | 同社代表取締役専務執行役員 コーポレート部門管掌 | 2017年4月 | 同社取締役就任 | 2017年6月 | 当社取締役(監査等委員)就任 | 2018年6月 | 当社取締役(常勤監査等委員)就任 (現任) | 2018年9月 | 株式会社FIXER取締役就任 | 2020年6月 | ヤマシンフィルタ株式会社 社外取締役(監査等委員)就任(現任) | 2020年6月 | 株式会社ヨータイ 社外取締役就任(現任) | (注)3 | 7,700 |
| 1980年4月 | 野村コンピュータシステム株式会社(現・株式会社野村総合研究所)入社 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2005年4月 | 同社執行役員 サービス・産業システム事業本部副本部長 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2009年4月 | 同社常務執行役員 サービス・産業システム事業本部長兼関西支社長、中部支社長 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2014年6月 | 同社取締役専務執行役員 コーポレート部門担当、リスク管理、コンプライアンス担当 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2015年4月 | 同社代表取締役専務執行役員 コーポレート部門担当、リスク管理、コンプライアンス、健康経営担当 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2016年4月 | 同社代表取締役専務執行役員 コーポレート部門管掌 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年4月 | 同社取締役就任 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年6月 | 当社取締役(監査等委員)就任 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2018年6月 | 当社取締役(常勤監査等委員)就任 (現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2018年9月 | 株式会社FIXER取締役就任 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2020年6月 | ヤマシンフィルタ株式会社 社外取締役(監査等委員)就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2020年6月 | 株式会社ヨータイ 社外取締役就任(現任) |
| 役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有 株式数 (株) | ||||||||||||||||||||
| 取締役 (監査等委員) | 浅野 昌孝 | 1963年8月29日生 | 1989年10月 中央監査法人(みすず監査法人へ改称)入所 1993年4月 公認会計士登録 2002年4月 公認会計士浅野昌孝事務所開所(現任) 2002年5月 税理士登録 2006年10月 あると監査法人(現・あると築地有限責任監査法人)設立 社員就任 2010年5月 あると築地監査法人(現・あると築地有限責任監査法人)理事長就任(現任) 2014年6月 当社監査役(非常勤)就任 2016年6月 当社取締役(監査等委員)就任(現任) | 1989年10月 | 中央監査法人(みすず監査法人へ改称)入所 | 1993年4月 | 公認会計士登録 | 2002年4月 | 公認会計士浅野昌孝事務所開所(現任) | 2002年5月 | 税理士登録 | 2006年10月 | あると監査法人(現・あると築地有限責任監査法人)設立 社員就任 | 2010年5月 | あると築地監査法人(現・あると築地有限責任監査法人)理事長就任(現任) | 2014年6月 | 当社監査役(非常勤)就任 | 2016年6月 | 当社取締役(監査等委員)就任(現任) | (注)4 | 11,300 | ||||
| 1989年10月 | 中央監査法人(みすず監査法人へ改称)入所 | ||||||||||||||||||||||||
| 1993年4月 | 公認会計士登録 | ||||||||||||||||||||||||
| 2002年4月 | 公認会計士浅野昌孝事務所開所(現任) | ||||||||||||||||||||||||
| 2002年5月 | 税理士登録 | ||||||||||||||||||||||||
| 2006年10月 | あると監査法人(現・あると築地有限責任監査法人)設立 社員就任 | ||||||||||||||||||||||||
| 2010年5月 | あると築地監査法人(現・あると築地有限責任監査法人)理事長就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||
| 2014年6月 | 当社監査役(非常勤)就任 | ||||||||||||||||||||||||
| 2016年6月 | 当社取締役(監査等委員)就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||
| 取締役 (監査等委員) | 本村 健 | 1970年8月22日生 | 1997年4月 弁護士登録、岩田合同法律事務所入所 2003年10月 Steptoe & Johnson LLP(Washington,D.C.)勤務 2007年6月 学校法人大妻学院、大妻女子大学・監事 2009年1月 岩田合同法律事務所 パートナー (現任) 2015年4月 最高裁判所司法研修所民事弁護教官 2016年6月 当社取締役(監査等委員)就任(現任) 2017年12月 アルテリア・ネットワークス株式会社監査役就任(現任) 2019年4月 東京大学客員教授 2019年12月 学校法人大妻学院監事(現任) 2020年4月 東京大学大学院法学政治学研究科 非常勤講師 | 1997年4月 | 弁護士登録、岩田合同法律事務所入所 | 2003年10月 | Steptoe & Johnson LLP(Washington,D.C.)勤務 | 2007年6月 | 学校法人大妻学院、大妻女子大学・監事 | 2009年1月 | 岩田合同法律事務所 パートナー (現任) | 2015年4月 | 最高裁判所司法研修所民事弁護教官 | 2016年6月 | 当社取締役(監査等委員)就任(現任) | 2017年12月 | アルテリア・ネットワークス株式会社監査役就任(現任) | 2019年4月 | 東京大学客員教授 | 2019年12月 | 学校法人大妻学院監事(現任) | 2020年4月 | 東京大学大学院法学政治学研究科 非常勤講師 | (注)4 | 14,500 |
| 1997年4月 | 弁護士登録、岩田合同法律事務所入所 | ||||||||||||||||||||||||
| 2003年10月 | Steptoe & Johnson LLP(Washington,D.C.)勤務 | ||||||||||||||||||||||||
| 2007年6月 | 学校法人大妻学院、大妻女子大学・監事 | ||||||||||||||||||||||||
| 2009年1月 | 岩田合同法律事務所 パートナー (現任) | ||||||||||||||||||||||||
| 2015年4月 | 最高裁判所司法研修所民事弁護教官 | ||||||||||||||||||||||||
| 2016年6月 | 当社取締役(監査等委員)就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||
| 2017年12月 | アルテリア・ネットワークス株式会社監査役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||
| 2019年4月 | 東京大学客員教授 | ||||||||||||||||||||||||
| 2019年12月 | 学校法人大妻学院監事(現任) | ||||||||||||||||||||||||
| 2020年4月 | 東京大学大学院法学政治学研究科 非常勤講師 | ||||||||||||||||||||||||
| 計 | 125,118 | ||||||||||||||||||||||||
(注)1.取締役 板野泰之、浅野昌孝及び本村健は社外取締役であります。
2.2023年3月期に係る定時株主総会終結の時から1年間であります。
3.2023年3月期に係る定時株主総会終結の時から2年間であります。
4.2022年3月期に係る定時株主総会終結の時から2年間であります。
5.当社は執行役員制度を導入しており、提出日現在の執行役員の役職・担当業務は、以下のとおりであります。
| 氏名 | 役職・担当業務 |
|---|---|
| 安原 武志 | 社長執行役員 |
| 金子 貴昭 | 執行役員経営企画管理本部長 |
| 岩下 誠 | 執行役員技術本部長 |
| 下山 勝義 | 執行役員営業本部長 |
| 高田 哲也 | 執行役員コンサルティング本部長 |
② 社外役員の状況
当社の社外取締役は3名であります。うち、3名が監査等委員である取締役であり、企業統治において果たす機能及び役割は次のとおりでありました。
板野泰之は、リスク管理及びコンプライアンス並びにIT技術等、様々な部門における豊富な経験と見識を有しており、これらの経験と見識を、経営全般の監督と適正な監査活動に活かし、リスク管理の強化につなげていただくため社外監査等委員に選任しております。なお、同氏は当社との人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係はございませんが、当社株式の所有状況につきましては、「① 役員一覧」において記載のとおりであります。当事業年度に開催された取締役会22回の全てに出席しており、経営から独立した客観的・中立的な立場から、取締役会の意思決定の妥当性・適正性を確保するための発言を行っております。なお、当社は、同氏を東京証券取引所の定めに基づく独立役員として指定し、同取引所に届け出ております。
浅野昌孝は、直接会社の経営に関与された経験はありませんが、公認会計士及び税理士としての長年の識見と経験を、当社監査体制の強化に活かしていただくため社外監査等委員に選任しております。なお、同氏は当社との人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係はございませんが、当社株式の所有状況につきましては、「① 役員一覧」において記載のとおりであります。当事業年度に開催された取締役会22回の全てに出席しており、公認会計士及び税理士としての専門的見地から、取締役会において、取締役会の意思決定の妥当性・適正性を確保するための発言を行っております。なお、当社は、同氏を東京証券取引所の定めに基づく独立役員として指定し、同取引所に届け出ております。
本村健は、直接会社の経営に関与された経験はありませんが、弁護士としての専門的な知識と幅広い経験を当社監査体制の強化に活かしていただくため社外監査等委員に選任しております。なお、同氏は当社との人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係はございませんが、当社株式の所有状況につきましては、「① 役員一覧」において記載のとおりであります。当事業年度に開催された取締役会22回の全てに出席しており、弁護士として法律に関する専門的な知識と経験から、取締役会において、取締役会の意思決定の妥当性・適正性を確保するための発言を行っております。なお、当社は、同氏を東京証券取引所の定めに基づく独立役員として指定し、同取引所に届け出ております。
社外取締役と内部統制部門との関わりにつきましては、監査等委員会が選任した内部統制スタッフを通して定期的に意見交換をしており、同スタッフから監査等委員会に定期的に報告がなされている他、取締役会の開催にあたって、内部統制関連の説明等がなされております。
当社において、社外取締役は東京証券取引所の定めに準拠した当社の社外役員の独立性判断基準に照らし、専門的な知見に基づく客観的かつ適切な監督又は監査といった機能及び役割が期待され、一般株主と利益相反が生じるおそれがないことを基本的な考え方として、選任しております。
③ 社外取締役による監督又は監査と内部監査、監査等委員監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係
社外取締役は、必要に応じて内部監査室と会合を開催し、情報交換又は内部監査及び内部統制の評価の実施状況に関する報告を受けております。また、取締役会その他の重要な会議への出席、取締役等からの業務報告の聴取等によって監査等委員監査を実施しているほか、監査等委員会への出席等を通じて常勤監査等委員との情報共有に努めております。さらに、財務報告に関する計算関係書類について、会計監査人から会計監査報告及び監査に関する資料を受領する等の相互連携を図っております。
社外取締役は、業務監査の一環として内部監査室と連携し、その中立的・客観的立場から当社の内部統制の整備及び運用状況並びにその検証について監視しております。
(3)【監査の状況】
① 監査等委員監査の状況
当社における監査等委員監査は、会計監査人と相互に連携をとりながら効果的かつ効率的な監査の実施を行うよう情報、意見の交換及び指摘事項の共有を行い、適切な監査の実施及び問題点、指摘事項の改善状況の確認に努めております。また、監査等委員は、監査等委員会で策定した監査計画に沿って、取締役会や社内重要会議への出席、定期的な業務状況の調査等により、取締役の職務遂行の監査を実施いたします。
当社の監査等委員会は3名(板野泰之、浅野昌孝、本村健)で構成されており、浅野昌孝は、公認会計士及び税理士の資格を有し、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。
当事業年度において当社は監査等委員会を14回開催しており、個々の監査等委員の出席状況については次のとおりであります。
| 氏 名 | 開催回数 | 出席回数 |
|---|---|---|
| 板野 泰之 | 14回 | 14回 |
| 浅野 昌孝 | 14回 | 14回 |
| 本村 健 | 14回 | 14回 |
・監査等委員会の検討事項及び重点項目
監査等委員会における主な検討事項は、監査の方針及び監査計画、執行取締役の職務執行の状況、内部統制システムの整備・運用状況、東京証券取引所が定めたコーポレート・ガバナンスコードへの対応状況、会計監査人の監査の方法及び監査結果の相当性等であります。
当事業年度においては、「急速に進むデジタル化社会においてサステナビリティを意識した経営がなされているか」との視点から、With/Afterコロナにおける企業戦略の検討、中長期計画の実現、事業提携企業への投資効果、企業規模の拡大に向けたM&Aの企画・実施、DXや働き方の変革を重点項目として、上記の主な検討事項とともに監査活動に取り組みました。
常勤監査等委員の主な活動状況については、業務執行取締役・執行役員等から事業・業務の遂行状況等についての意見聴取、内部監査室からの実施状況等についての情報収集、会計監査人との意見交換及び情報収集、その他必要に応じて関係部門からの情報収集を行い、常勤監査等委員から監査等委員会に報告しております。会社の現況に対する監査等委員全員の共通認識を図り、監査等委員会の監査の充実を図っております。
・監査環境の整備
監査等委員会は適切に職務を遂行するため、監査等委員全員が取締役会及び経営会議に出席することや代表取締役、執行取締役等との面談を行うことに加え、常勤監査等委員から、重要な会議への出席、重要な稟議書類等の閲覧、執行取締役や主要な使用人に対するヒアリング及び実地監査等の方法により業務執行の状況等を監査した結果について報告を受けることにより、経営執行状況、内部統制システムの整備・運用の状況等に対する監査・監督を行っております。
また、監査等委員会による監査をさらに効率的なものにするため、常勤監査等委員が内部監査に陪席する等、内部監査部門と監査等委員会が緊密に連携して日常的に情報共有を行う体制としており、監査等委員会の組織的監査の実効性を確保しております。
会計監査人とは、株主総会後に会計監査人の監査計画を確認し、年間監査日程、監査アプローチ及びリスク対応手続きに関する説明内容を確認するほか、毎四半期後に監査の実施状況及び監査上の主要な検討事項(KAM)を確認し協議する等を通して、会計監査人による監査の相当性について監査を行うとともに、両者の監査の実効性を高めております。
② 内部監査の状況
当社は、社長執行役員直属の組織として内部監査室を設け専任者2名を配置し、各部門の業務が経営方針、社内諸規程並びに関係諸法令に準拠しているかどうかに重点を置き、内部監査規程に基づいて年度計画に則した書類監査及び実地監査を毎月実施し、その状況を社長執行役員及び監査等委員会に報告しております。さらに、この内部監査において、改善事項の指摘やそれに対する各部門の取組状況及び効果の確認までをフォローすることとし、当社の内部統制制度を支えております。なお、内部監査室に係る内部監査につきましては、内部監査規程に基づき、自己監査にならぬよう社長承認を得た他本部の者を内部監査に従事させる方針であります。
③ 会計監査の状況
a.監査法人の名称
有限責任 あずさ監査法人
b.継続監査期間
17年間
上記は、当社が新規上場した際に提出した有価証券届出書における監査対象期間より前の期間について調査が著しく困難であったため、有価証券届出書における監査対象期間以降の期間について記載したものであります。実際の継続監査期間は、この期間を超える可能性があります。
c.業務を執行した公認会計士
公認会計士 宮下 卓士(指定有限責任社員、業務執行社員)
公認会計士 谷川 陽子(指定有限責任社員、業務執行社員)
d.監査業務に係わる補助者の構成
当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士3名、公認会計士試験合格者1名、その他3名であります。
e.監査法人の選定方針と理由
・監査法人の選定方針
日本監査役協会が公表する「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」を踏まえ、監査法人の概要、品質管理体制、会社法上の欠格事由に該当しないか、独立性に問題はないか等、総合的に勘案した上で選定しております。
・当該監査法人を選定した理由
大手監査法人の一角を占めており、また、当社グループが展開しているソフトウェア関連事業についての監査業務実績が豊富であることから、当該監査法人を選定しております。
f.監査等委員及び監査等委員会による監査法人の評価
当社の監査等委員会は、監査法人に対して評価を行っております。この評価については、日本監査役協会が公表する「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」を踏まえ、取締役、社内関係部署及び会計監査人から必要な資料を入手し、報告を受けた上で監査計画の内容、会計監査の職務執行状況の相当性について確認しております。
④ 監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬
| 区分 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 監査証明業務に基づく報酬(千円) | 非監査業務に基づく報酬(千円) | 監査証明業務に基づく報酬(千円) | 非監査業務に基づく報酬(千円) | |
| 提出会社 | 20,000 | - | 22,500 | - |
| 連結子会社 | - | - | - | - |
| 計 | 20,000 | - | 22,500 | - |
b.監査公認会計士等と同一のネットワーク(KPMG)に属する組織に対する報酬(a.を除く)
該当事項はありません。
c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
d.監査報酬の決定方針
当社の監査公認会計士等に対する監査報酬は、監査日数、要員数等を勘案した上で定めております。
e.監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由
日本監査役協会が公表する「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」を踏まえ、報酬見積りの算出根拠・算定内容について、その適切性・妥当性を検討し、会社法第399条第1項及び第3項の同意を行っております。
(4)【役員の報酬等】
① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項
(取締役の報酬等の内容の決定に関する方針等)
当社は2021年3月16日開催の取締役会において、取締役の個人別の報酬等の内容にかかる決定方針を決議しております。当該取締役会の決議に際しては、予め決議する内容について指名・報酬諮問委員会へ諮問し、答申を受けております。
取締役の報酬等の内容の決定に関する方針は次のとおりであります。
(基本方針)
当社の取締役報酬は、当社グループの企業価値の持続的な向上への適切な動機づけを図るために、基本報酬としての固定報酬、当該事業年度の連結業績を反映する業績連動報酬、中長期の企業価値向上に向けたインセンティブとしての株式報酬によって構成するものとし、取締役の個人別の報酬等の内容の決定にあたっては、透明性・公正性・合理性を確保するための措置を講ずるものとします。
(報酬の概要、割合等)
a.取締役の報酬等の構成
取締役(社外取締役を除く。)の報酬等は、基本方針に則り、固定報酬、業績連動報酬、及び株式報酬で構成しており、種類ごとの割合は、固定報酬:業績連動報酬:株式報酬=7:2:1を目安としております。
b.固定報酬について
固定報酬は、職責及び役位等に応じて定めるとし、業績、業種や規模等に応じてベンチマークする他社の水準、経営環境等を勘案して、適宜見直すものとしております。
c.業績連動報酬について
事業年度ごとの業績向上へのインセンティブを付与するため、業績連動報酬は、業務執行を行う取締役を対象とし、各事業年度の連結売上高及び連結営業利益を業績指標として、予め定めた目標値に対する達成度に応じて変動する係数を用いて算出しております。
当事業年度の業績連動報酬支給額は、連結売上高及び連結営業利益の計画値に対する業績の達成度により支給率を決定し、報酬額に乗じて算出し、その支給率は下限を50%、上限を150%としております。また業績指標のウェイトは、連結売上高:連結営業利益=50%:50%としております。なお、代表取締役は業績連動報酬額の100%を上記方法にて算出し、支給額を決定しておりますが、取締役は業績連動報酬額の70%分を上記方法にて算出し、30%分は支給率の上限を100%とする定性評価にて算出し、それらを合算して支給額を決定しております。
| 業績指標 | 達成率 | 支給率 | ウェイト | 役職ごとの報酬計算式 |
| 連結売上高 | 90%以下 | 50% | 50% | 代表取締役の業績連動報酬額=報酬基準額×連結売上高支給率×50%+報酬基準額×連結営業利益支給率×50% 取締役の業績連動報酬額=(報酬基準額×連結売上高支給率×50%+報酬基準額×連結営業利益支給率×50%)×70% |
| 90%超過110%未満 | 比例配分 | |||
| 110%以上 | 150% | |||
| 連結営業利益 | 70%以下 | 50% | 50% | |
| 70%超過130%未満 | 比例配分 | |||
| 130%以上 | 150% |
d.株式報酬について
取締役の報酬として、企業価値の持続的な向上への適切な動機づけを図るため、譲渡制限付株式報酬を付与しております。譲渡制限期間は取締役退任のときまでとし、当社取締役会が正当と認める理由がある場合等を除き、当社株式の全部を無償取得するものとしております。付与株式数は、定時株主総会において承認される額及び株式数の範囲内で、役位、職責、株価等を踏まえ、取締役の総報酬額の10分の1程度となるように算定した株式数とします。
e.取締役に対し報酬等を与える時期又は条件の決定に関する方針
固定報酬は毎月支給し、業績連動報酬及び株式報酬は定時株主総会終結後に開催する取締役においてその額及び株式数を決定した上で、毎年一定の時期に付与します。
f.取締役の個人別の報酬等の内容についての決定の委任
取締役に対する報酬等の配分等については、取締役会の決議により決定します。当該決定に際しては、独立社外取締役を委員長とし、その過半数を独立社外取締役により構成する指名・報酬諮問委員会が報酬方針及び報酬水準について審議の上、取締役会に対して答申を行い、当該答申に沿って行うものとします。
当社の役員の報酬等に関する株主総会の決議年月日は2016年6月23日であり、決議の内容は、取締役(監査等委員である取締役を除く。)については年額300,000千円以内、監査等委員である取締役については年額50,000千円以内であります。また、株式報酬に関する株主総会の決議年月日は2021年6月22日であり、決議の内容は、上記の役員の報酬等に加え、取締役(監査等委員である取締役を除く。)については年額30,000千円以内(ただし、年間15千株以内(注))であります。なお、監査等委員である取締役については株式報酬はありません。
当社の役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針の決定権限を有する者は取締役会であり、株主総会で承認された限度額の範囲内において、指名・報酬諮問委員会の協議を経た上で取締役会の承認により、また監査等委員の報酬等については監査等委員の協議により、役職、経営成績等を勘案した上でそれぞれ毎年決定しております。
業績連動報酬にかかる業績指標は、連結売上高及び連結営業利益であり、その実績は連結売上高が2,496百万円、連結営業利益が491百万円(業績連動報酬反映後)であります。当該指標を選択した理由は、業務執行の成果を測る指標として売上高だけではなく、本業における収益力の向上が重要であると判断しているためであります。
(注) 当社は、2023年2月1付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っておりますが、当該株式分割前の上限株式数を記載しております。
② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
| 役員区分 | 報酬等の総額 (千円) | 報酬等の種類別の総額(千円) | 対象となる 役員の員数 (人) | |||
| 固定報酬 | 業績連動報酬 | 株式報酬 | 左記のうち、非金銭報酬等 | |||
| 取締役(監査等委員を除く。) | 89,065 | 57,999 | 21,075 | 9,990 | 9,990 | 3 |
| (うち社外取締役) | (-) | (-) | (-) | (-) | (-) | (-) |
| 取締役(監査等委員) | 26,400 | 26,400 | - | - | - | 3 |
| (うち社外取締役) | (26,400) | (26,400) | (-) | (-) | (-) | (3) |
| 合計 | 115,465 | 84,399 | 21,075 | 9,990 | 9,990 | 6 |
| (うち社外役員) | (26,400) | (26,400) | (-) | (-) | (-) | (3) |
(注)1.役員ごとの報酬等の総額につきましては、1億円以上を支給している役員はありませんので記載を省略しております。
2.取締役の報酬等の総額には、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まれておりません。
3.当事業年度末における取締役(監査等委員を除く。)は3名、監査等委員である取締役は3名(うち社外取締役は3名)であります。
4.当社は、取締役に対して、業績連動報酬を支給しております。上記の業績連動報酬の額の算定の基礎として選定した業績指標の内容及び当該業績指標を選定した理由並びに業績連動報酬の額の算定方法は、「①役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項」の「(報酬の概要、割合等)」に記載のとおりであります。当事業年度における業績連動報酬に係る指標の目標は、2022年5月16日公表の連結業績予想における売上高2,350百万円、営業利益330百万円であるところ、実績は売上高2,496百万円、営業利益491百万円であります。
③ 使用人兼務役員の使用人分給与のうち重要なもの
| 総額(千円) | 対象となる役員の員数(人) | 内容 |
|---|---|---|
| 6,999 | 2 | 執行役員としての給与であります。 |
(5)【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方
当社は、保有目的が株式の配当及び売却利益の収受である投資株式を純投資目的の投資株式、それ以外の当社事業の維持・強化等による企業価値の向上である投資株式を純投資目的以外の目的の投資株式としております。
② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式
a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容
(保有方針及び保有目的)
当社は、当社の企業価値の向上に貢献することを前提に、協業関係の強化や当社事業とのシナジー効果等が期待される企業の株式を保有対象としております。
JBCCホールディングス株式会社については、当社のパートナー(販売代理店)としての取引実績の増加を企図するとともに、データ連携市場への進出にあたり、同社と当社が保有している技術のシナジー効果を検討した上で協業を進め、企業価値の向上を図ることを目的としております。
ウイングアーク1st株式会社については、同社製品である『invoiceAgent』と当社製品である『ACMS Apex』を連携させる『OCRtran』サービスを2020年8月より開始しております。今後、更なる協業を進めると共に同社が保有する顧客網を活用し、データ連携ビジネスを戦略的に展開する足掛かりとすることを目的としております。
(保有効果)
当該保有株式については、取締役会等において当社の資本コストを踏まえ、以下の検証を行った上で経済合理性や保有の妥当性に関する具体的な検証と説明・議論を行っております。
①実際の取引から生じる収益及び受取配当金額の合計額が、当社資本コストより算出した該当株式の期待収益額を上回るかの検証
②実際の取引から生じる収益及び受取配当金額の合計額が、当社のROA(純資産利益率)をベースに算出した該当株式の期待収益額を上回るかの検証
なお、取締役会等ではこれらの定量的な検証に加え、定性的な保有効果についても十分な議論を行った上で、政策保有株式の継続保有の可否について判断しております。
b.銘柄数及び貸借対照表計上額
| 銘柄数 (銘柄) | 貸借対照表計上額の 合計額(千円) | |
|---|---|---|
| 非上場株式 | - | - |
| 非上場株式以外の株式 | 2 | 548,038 |
(当事業年度において株式数が増加した銘柄)
該当事項はありません。
(当事業年度において株式数が減少した銘柄)
該当事項はありません。
c.特定投資株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報
特定投資株式
| 銘柄 | 当事業年度 | 前事業年度 | 保有目的、業務提携等の概要、 定量的な保有効果 及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の 保有の有無 |
| 株式数(株) | 株式数(株) | |||
| 貸借対照表計上額 (千円) | 貸借対照表計上額 (千円) | |||
| JBCCホールディングス株式会社 | 59,800 | 59,800 | 企業間取引の強化を目的としております。定量的な保有効果の記載は困難ですが、「政策保有株式管理要領」に基づき、保有の合理性を検証しております。 | 有 |
| 129,706 | 92,809 | |||
| ウイングアーク1st株式会社 | 214,200 | 214,200 | 企業のデジタルトランスフォーメーションを促進する連携サービスの共同開発等を目的とした資本業務提携によるものです。定量的な保有効果の記載は困難ですが、「政策保有株式管理要領」に基づき、保有の合理性を検証しております。 | 無 |
| 418,332 | 303,949 |
③ 保有目的が純投資目的である投資株式
| 区分 | 当事業年度 | 前事業年度 | ||
| 銘柄数 (銘柄) | 貸借対照表計上額の 合計額(千円) | 銘柄数 (銘柄) | 貸借対照表計上額の 合計額(千円) | |
| 非上場株式 | - | - | - | - |
| 非上場株式以外の株式 | 1 | 104,308 | - | - |
| 区分 | 当事業年度 | ||
| 受取配当金の 合計額(千円) | 売却損益の 合計額(千円) | 評価損益の 合計額(千円) | |
| 非上場株式 | - | - | - |
| 非上場株式以外の株式 | - | - | 4,359 |
④ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの
該当事項はありません。
⑤ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの
該当事項はありません。
第5【経理の状況】
1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
(1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1976年大蔵省令第28号)に基づいて作成しております。
(2)当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1963年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。
また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しており
ます。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2022年4月1日から2023年3月31日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2022年4月1日から2023年3月31日まで)の財務諸表について、有限責任あずさ監査法人による監査を受けております。
3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて
当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等の内容や変更等を適切に把握し、それらに的確に対応するために、本書提出日現在、公益財団法人財務会計基準機構へ加入しております。
1【連結財務諸表等】
(1)【連結財務諸表】
①【連結貸借対照表】
| (単位:千円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (2022年3月31日) | 当連結会計年度 (2023年3月31日) | |
| 資産の部 | ||
| 流動資産 | ||
| 現金及び預金 | 3,711,304 | 3,664,890 |
| 売掛金 | ※1 221,329 | ※1 182,983 |
| その他 | 66,071 | 257,453 |
| 流動資産合計 | 3,998,705 | 4,105,328 |
| 固定資産 | ||
| 有形固定資産 | ||
| 建物 | 161,911 | 169,488 |
| 減価償却累計額 | △20,881 | △49,953 |
| 建物(純額) | 141,029 | 119,535 |
| 工具、器具及び備品 | 23,884 | 27,944 |
| 減価償却累計額 | △19,465 | △21,200 |
| 工具、器具及び備品(純額) | 4,419 | 6,744 |
| リース資産 | 40,660 | - |
| 減価償却累計額 | △12,585 | - |
| リース資産(純額) | 28,074 | - |
| 有形固定資産合計 | 173,523 | 126,279 |
| 無形固定資産 | 28,020 | 30,784 |
| 投資その他の資産 | ||
| 投資有価証券 | 396,759 | 852,346 |
| 差入保証金 | 198,949 | 127,733 |
| 繰延税金資産 | 42,245 | 8,593 |
| その他 | 45,927 | 37,086 |
| 投資その他の資産合計 | 683,881 | 1,025,760 |
| 固定資産合計 | 885,425 | 1,182,824 |
| 資産合計 | 4,884,131 | 5,288,152 |
| (単位:千円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (2022年3月31日) | 当連結会計年度 (2023年3月31日) | |
| 負債の部 | ||
| 流動負債 | ||
| 買掛金 | 40,415 | 39,310 |
| 未払金 | 196,072 | 430,514 |
| 未払法人税等 | 127,925 | 51,666 |
| 前受金 | ※2 535,383 | ※2 533,624 |
| 株主優待引当金 | - | 5,598 |
| 資産除去債務 | - | 61,880 |
| その他 | 67,234 | 49,579 |
| 流動負債合計 | 967,031 | 1,172,173 |
| 固定負債 | ||
| 長期借入金 | - | 75,000 |
| 資産除去債務 | 54,219 | - |
| リース債務 | 24,652 | - |
| 固定負債合計 | 78,871 | 75,000 |
| 負債合計 | 1,045,903 | 1,247,173 |
| 純資産の部 | ||
| 株主資本 | ||
| 資本金 | 430,895 | 430,895 |
| 資本剰余金 | 371,595 | 415,191 |
| 利益剰余金 | 3,611,469 | 3,695,308 |
| 自己株式 | △569,316 | △602,012 |
| 株主資本合計 | 3,844,643 | 3,939,381 |
| その他の包括利益累計額 | ||
| その他有価証券評価差額金 | △6,416 | 101,597 |
| その他の包括利益累計額合計 | △6,416 | 101,597 |
| 純資産合計 | 3,838,227 | 4,040,978 |
| 負債純資産合計 | 4,884,131 | 5,288,152 |
②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】
| (単位:千円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) | |
| 売上高 | ※1 2,301,419 | ※1 2,496,409 |
| 売上原価 | 673,325 | 715,317 |
| 売上総利益 | 1,628,094 | 1,781,092 |
| 販売費及び一般管理費 | ※2,※3 1,186,000 | ※2,※3 1,289,873 |
| 営業利益 | 442,093 | 491,218 |
| 営業外収益 | ||
| 受取配当金 | 12,543 | 13,042 |
| 助成金収入 | 4,497 | 4,505 |
| その他 | 853 | 992 |
| 営業外収益合計 | 17,893 | 18,540 |
| 営業外費用 | ||
| 支払利息 | 115 | 87 |
| 雑損失 | 1,350 | 2,491 |
| 営業外費用合計 | 1,466 | 2,578 |
| 経常利益 | 458,521 | 507,180 |
| 特別損失 | ||
| 固定資産除却損 | - | 22,750 |
| 事務所移転費用 | - | 167,668 |
| 特別損失合計 | - | 190,419 |
| 税金等調整前当期純利益 | 458,521 | 316,761 |
| 法人税、住民税及び事業税 | 144,726 | 115,650 |
| 法人税等調整額 | △8,214 | △13,973 |
| 法人税等合計 | 136,512 | 101,677 |
| 当期純利益 | 322,008 | 215,083 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 322,008 | 215,083 |
【連結包括利益計算書】
| (単位:千円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) | |
| 当期純利益 | 322,008 | 215,083 |
| その他の包括利益 | ||
| その他有価証券評価差額金 | △75,435 | 108,013 |
| その他の包括利益合計 | ※ △75,435 | ※ 108,013 |
| 包括利益 | 246,572 | 323,096 |
| (内訳) | ||
| 親会社株主に係る包括利益 | 246,572 | 323,096 |
| 非支配株主に係る包括利益 | - | - |
③【連結株主資本等変動計算書】
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
| (単位:千円) | |||||
| 株主資本 | |||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | 自己株式 | 株主資本合計 | |
| 当期首残高 | 430,895 | 346,816 | 3,419,517 | △593,314 | 3,603,914 |
| 当期変動額 | |||||
| 剰余金の配当 | △130,057 | △130,057 | |||
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 322,008 | 322,008 | |||
| 自己株式の処分 | 24,779 | 23,998 | 48,777 | ||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | - | ||||
| 当期変動額合計 | - | 24,779 | 191,951 | 23,998 | 240,729 |
| 当期末残高 | 430,895 | 371,595 | 3,611,469 | △569,316 | 3,844,643 |
| その他の包括利益累計額 | 純資産合計 | ||
| その他有価証券 評価差額金 | その他の包括利益 累計額合計 | ||
| 当期首残高 | 69,019 | 69,019 | 3,672,934 |
| 当期変動額 | |||
| 剰余金の配当 | △130,057 | ||
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 322,008 | ||
| 自己株式の処分 | 48,777 | ||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | △75,435 | △75,435 | △75,435 |
| 当期変動額合計 | △75,435 | △75,435 | 165,293 |
| 当期末残高 | △6,416 | △6,416 | 3,838,227 |
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
| (単位:千円) | |||||
| 株主資本 | |||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | 自己株式 | 株主資本合計 | |
| 当期首残高 | 430,895 | 371,595 | 3,611,469 | △569,316 | 3,844,643 |
| 当期変動額 | |||||
| 剰余金の配当 | △131,244 | △131,244 | |||
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 215,083 | 215,083 | |||
| 自己株式の処分 | 4,576 | 5,416 | 9,992 | ||
| 株式給付信託に対する自己株式の処分 | 39,019 | 35,906 | 74,926 | ||
| 株式給付信託による自己株式の取得 | △74,926 | △74,926 | |||
| 株式給付信託による自己株式の処分 | 906 | 906 | |||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | - | ||||
| 当期変動額合計 | - | 43,595 | 83,839 | △32,696 | 94,738 |
| 当期末残高 | 430,895 | 415,191 | 3,695,308 | △602,012 | 3,939,381 |
| その他の包括利益累計額 | 純資産合計 | ||
| その他有価証券 評価差額金 | その他の包括利益 累計額合計 | ||
| 当期首残高 | △6,416 | △6,416 | 3,838,227 |
| 当期変動額 | |||
| 剰余金の配当 | △131,244 | ||
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 215,083 | ||
| 自己株式の処分 | 9,992 | ||
| 株式給付信託に対する自己株式の処分 | 74,926 | ||
| 株式給付信託による自己株式の取得 | △74,926 | ||
| 株式給付信託による自己株式の処分 | 906 | ||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | 108,013 | 108,013 | 108,013 |
| 当期変動額合計 | 108,013 | 108,013 | 202,751 |
| 当期末残高 | 101,597 | 101,597 | 4,040,978 |
④【連結キャッシュ・フロー計算書】
| (単位:千円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) | |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | ||
| 税金等調整前当期純利益 | 458,521 | 316,761 |
| 減価償却費 | 23,080 | 44,161 |
| 株式報酬費用 | 10,113 | 17,842 |
| 受取利息及び受取配当金 | △12,578 | △13,207 |
| 支払利息 | 115 | 87 |
| 事務所移転費用 | - | 167,668 |
| 固定資産除却損 | - | 22,750 |
| 売上債権の増減額(△は増加) | △30,854 | 38,345 |
| その他の資産の増減額(△は増加) | △5,486 | △2,175 |
| 仕入債務の増減額(△は減少) | 4,912 | △1,105 |
| 未払金の増減額(△は減少) | 6,370 | 31,062 |
| 前受金の増減額(△は減少) | △21,773 | 4,364 |
| その他の負債の増減額(△は減少) | 13,431 | △6,736 |
| 小計 | 445,852 | 619,819 |
| 利息及び配当金の受取額 | 12,578 | 13,207 |
| 利息の支払額 | △115 | △87 |
| 法人税等の支払額 | △55,085 | △189,509 |
| 法人税等の還付額 | - | 2,603 |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 403,230 | 446,033 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | ||
| 有形固定資産の取得による支出 | - | △4,464 |
| 無形固定資産の取得による支出 | △15,770 | △7,161 |
| 投資有価証券の取得による支出 | - | △299,948 |
| 差入保証金の差入による支出 | - | △119,603 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △15,770 | △431,178 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | ||
| 配当金の支払額 | △131,098 | △131,064 |
| 長期借入れによる収入 | - | 75,000 |
| リース債務の返済による支出 | △5,769 | △5,307 |
| 自己株式の取得による支出 | - | △74,926 |
| 自己株式の売却による収入 | - | 75,028 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | △136,868 | △61,269 |
| 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | 250,591 | △46,413 |
| 現金及び現金同等物の期首残高 | 3,460,713 | 3,711,304 |
| 現金及び現金同等物の期末残高 | ※ 3,711,304 | ※ 3,664,890 |
【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1.連結の範囲に関する事項
連結子会社の数 1社
主要な連結子会社の名称
株式会社鹿児島データ・アプリケーション
2.持分法の適用に関する事項
該当事項はありません。
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
すべての連結子会社の事業年度の末日は、連結決算日と一致しております。
4.会計方針に関する事項
(1)重要な資産の評価基準及び評価方法
有価証券
その他有価証券
市場価格のない株式等以外のもの
時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は総平均法により算定)を採用しております。
市場価格のない株式等
総平均法による原価法を採用しております。
(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法
イ.有形固定資産(リース資産を除く)
定率法を採用しております。ただし、2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
| 建物 | 4~15年 |
|---|---|
| 工具、器具及び備品 | 5~15年 |
ロ.無形固定資産
定額法を採用しております。
ただし、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用し、市場販売目的のソフトウェアについては、販売可能な見込有効期間(3年)に基づく定額法を採用しております。
ハ.リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。
(3)重要な引当金の計上基準
株主優待引当金
株主優待制度に伴う費用負担に備えて、将来発生見込み額を株主優待引当金として計上しております。
(4)重要な収益及び費用の計上基準
当社及び連結子会社の顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりであります。
イ.リカーリング
契約期間を履行義務の充足期間として、履行義務を充足するにつれて一定の期間にわたり均等に収益を認識しております。
ロ.パッケージ
ソフトウェア製品のダウンロードを可能とする情報を顧客に通知した時点で、ライセンスの使用権が顧客に移転することにより履行義務を充足したものと捉え、収益を認識しております。
(5)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。
(重要な会計上の見積り)
連結財務諸表に重要な影響を及ぼす会計上の見積りはありません。
(未適用の会計基準等)
・「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日 企業会計基準委員会)
・「包括利益の表示に関する会計基準」(企業会計基準第25号 2022年10月28日 企業会計基準委員会)
・「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日 企業会計基準委員会)
(1)概要
日本公認会計士協会における税効果会計に関する実務指針を企業会計基準委員会に移管するに際しての審議の過程で、2018年2月の企業会計基準第28号「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の公表後に改めて検討を行うこととされた以下の2つの論点について、その検討の結果が公表されたものです。
・税金費用の計上区分(その他の包括利益に対する課税)
・グループ法人税制が適用される場合の子会社株式等(子会社株式又は関連会社株式)の売却に係る税効果
(2)適用予定日
2025年3月期の期首から適用します。
(3)当該会計基準等の適用による影響
「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。
(会計上の見積りの変更)
(資産除去債務の見積りの変更)
当社は、2023年2月14日開催の取締役会において、本社移転を行うことについて決議いたしました。当該決議及び退去時の原状回復費用の新たな情報の入手に伴い、当連結会計年度において、本社オフィスの原状回復義務として計上していた資産除去債務について、原状回復費用及び使用見込期間に関して見積りの変更を行い、当該見積りの変更による増加額7,576千円を資産除去債務残高に加算しております。
また、移転後利用見込みのない固定資産については、移転予定月(2023年12月)までの期間で減価償却が完了するよう将来にわたり耐用年数を変更しております。なお、当該見積りの変更に伴い、当連結会計年度の営業利益、経常利益及び税金等調整前当期純利益はそれぞれ19,557千円減少しております。
(追加情報)
(譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分)
当社は、2022年7月19日開催の取締役会において、当社の取締役(監査等委員である取締役を除き、以下「対象取締役」といいます。)に対する譲渡制限付株式報酬として自己株式の処分を行うことについて、下記のとおり決議し、実施いたしました。
1.処分の概要
| (1)払込期日 | 2022年8月19日 |
|---|---|
| (2)処分する株式の種類及び株式数 | 当社普通株式 6,230株 |
| (3)処分価額 | 1株につき 1,604円 |
| (4)処分価額の総額 | 9,992千円 |
| (5)割当先 | 対象取締役 3名 6,230株 |
| (6)その他 | 本自己株式処分については、処分の総額が1千万円以下のため、金融商品取引法による有価証券通知書は提出しておりません。 |
2.処分の目的及び理由
当社は、2021年5月18日開催の取締役会において、対象取締役に対して当社の中長期的な企業価値及び株主価値の持続的な向上を図るインセンティブを付与すると共に、株主の皆さまと一層の価値共有を進めることを目的とした新たな報酬制度として、譲渡制限付株式報酬制度(以下「本制度」といいます。)を導入することを決議し、また、2021年6月22日開催の第36回定時株主総会において、本制度に基づき、既存の金銭報酬枠とは別枠で、対象取締役に対して報酬等として譲渡制限付株式を付与することにつき、ご承認をいただいております。
(注) 当社は、2023年2月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っておりますが、上記株式数及び処分価額については、当該株式分割前の株式数及び処分価額を記載しております。
(株式分割及び株式分割に伴う定款の一部変更)
当社は、2023年1月10日開催の取締役会の決議に基づき、2023年2月1日付で株式分割及び株式分割に伴う定款の一部変更を行っております。
1.株式分割について
(1)株式分割の目的
中期経営計画の4つの柱の1つである「企業力強化」として、今回、株式分割を行い、当社株式の投資単位あたりの金額を引き下げ、投資家層の拡大と当社株式の流動性の向上を図ることを目的としております。
(2)株式分割の概要
①分割の方法
2023年1月31日を基準日として、同日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主の所有する当社普通株式1株につき2株の割合で分割いたしました。
②分割により増加する株式数
株式分割前の発行済株式総数 3,707,000株
今回の分割により増加する株式数 3,707,000株
株式分割後の発行済株式総数 7,414,000株
株式分割後の発行可能株式総数 14,400,000株
③分割の日程
基準日公告日 2023年1月16日
株式分割後の発行済株式総数 2023年1月31日
株式分割後の発行可能株式総数 2023年2月1日
④1株当たり情報に及ぼす影響
株式分割による影響は「1株当たり情報」に記載しております。
2.定款の一部変更について
(1)定款変更の理由
今回の株式分割に伴い、会社法第184条第2項の規定に基づき、2023年2月1日をもって、当社定款第5条に定める発行可能株式総数を変更しております。
(2)定款変更の内容(下線部は変更箇所を示しております。)
| 変更前 | 変更後 |
|---|---|
| (発行可能株式総数) 第5条 当会社の発行可能株式総数は、7,200,000株とする。 | (発行可能株式総数) 第5条 当会社の発行可能株式総数は、14,400,000株とする。 |
(3)定款変更の日程
取締役会決議日:2023年1月10日
効 力 発 生 日:2023年2月1日
3.その他
今回の株式分割に際しまして、資本金の額の変更はありません。
(株式給付信託(J-ESOP)の導入に伴う第三者割当による自己株式の処分)
当社は、2023年2月6日開催の取締役会において、従業員の福利厚生の増進及び当社の企業価値向上に係るインセンティブの付与を目的として「株式給付信託(従業員持株会処分型)」(以下「本制度」といいます。)の導入を決議いたしました。
また、本制度の導入に伴い当社が現在保有する自己株式の一部を株式会社日本カストディ銀行に設定される信託E口(以下「信託E口」といいます。)に対し、第三者割当により一括して処分することを同時に決議いたしました。
1.導入の目的
本制度は、従業員のインセンティブ・プランの一環として、米国で普及している従業員向けの報酬制度であるESOP(Employee Stock Ownership Plan)及び、2008年11月17日に経済産業省より公表されました「新たな自社株式保有スキームに関する報告書」等を参考にして構築した従業員向けの福利厚生制度であります。当社はこの制度を利用し、従業員持株会に対して当社株式を安定的に供給すること及び、信託財産の管理、処分により得た収益を従業員へ分配することを通じて、従業員の福利厚生の充実を図るとともに、従業員の株価への意識や労働意欲を向上させ、結果として当社の中期経営計画の4つの柱の1つである「企業力強化」につながることを企図し、持続的な企業価値向上を担う従業員への「人的資本への投資」の一環として本制度を導入するものであります。
2.本制度の概要
本制度は、「データ・アプリケーション社員持株会」(以下「持株会」といいます。)に加入するすべての従業員を対象に、当社株式の株価上昇メリットを還元するインセンティブ・プランであります。
本制度の導入にあたり、当社は、当社を委託者、みずほ信託銀行株式会社(以下「受託者」といいます。)を受託者とする「株式給付信託(従業員持株会処分型)契約書」(以下「本信託契約」といいます。)を締結いたしました(以下、本信託契約に基づいて設定される信託を「本信託」といいます。)。また、受託者は株式会社日本カストディ銀行との間で、株式会社日本カストディ銀行を再信託受託者として有価証券等の信託財産の管理を再信託する契約を締結しております。
株式会社日本カストディ銀行は、信託E口において今後5年間にわたり持株会が購入することが見込まれる数に相当する当社株式を予め一括して取得し、以後、持株会の株式購入に際して当社株式を売却していきます。信託E口による持株会への当社株式の売却を通じて、信託終了時までに本信託の信託財産内に株式売却益相当額が累積した場合には、かかる金銭を残余財産として受益者適格要件を充足する持株会加入者(従業員)に分配いたします。
また、当社は、信託E口が当社株式を取得するために受託者が行う借入に際し保証をするため、当社株価の下落等により、信託終了時において株式売却損相当額の借入残債がある場合には、保証契約に基づき当社が当該残債を弁済することとなります。
3.本信託の概要
(1)信託の目的 持株会に対する当社株式の安定的な供給及び信託財産の管理、処分により得た収益の受益者への給付
(2)委 託 者 当社
(3)受 託 者 みずほ信託銀行株式会社
みずほ信託銀行株式会社は株式会社日本カストディ銀行と包括信託契約を締結し、株式会社日本カストディ銀行は再信託受託者となります。
(4)受 益 者 受益者適格要件を充足する持株会加入者
(5)信託設定日 2023年3月2日
(6)信託の期間 2023年3月2日から2028年3月10日(予定)まで
4.処分の概要
| (1)処分期日 | 2023年3月2日 |
|---|---|
| (2)処分する株式の種類及び株式数 | 当社普通株式 82,700株 |
| (3)処分価額 | 1株につき 906円 |
| (4)処分価額の総額 | 74,926千円 |
| (5)処分先 | 株式会社日本カストディ銀行(信託E口) |
| (6)その他 | 本自己株式処分については、金融商品取引法による有価証券通知書を提出しております。 |
5.処分の目的及び理由
本自己株式処分は、本制度の運営に当たって当社株式の保有及び処分を行うため、株式会社日本カストディ銀行(本信託の受託者たるみずほ信託銀行株式会社から再信託を受ける再信託受託者)に設定される信託E口に対し、第三者割当により自己株式を処分するものであります。
処分数量については、今後5年間の信託期間中に持株会が本信託により購入する予定数量に相当するものであり、2023年2月6日現在の発行済株式総数7,414,000株に対し1.12%(2023年2月6日現在の総議決権個数61,146個に対する割合1.35%(いずれも小数点第3位を四捨五入))となります。
6.会計処理について
当該信託契約に係る会計処理については、「従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引に関する実務上の取扱い」(実務対応報告第30号 2015年3月26日)に準じて、総額法を適用しております。
7.信託に残存する自社の株式
信託に残存する自社の株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く。)により、連結貸借対照表の純資産の部に自己株式として計上しております。当連結会計年度末の当該自己株式の帳簿価額及び株式数は、74,020千円及び81,700株であります。
8.総額法の適用により計上された借入金の帳簿価額
当連結会計年度末 75,000千円
(連結貸借対照表関係)
※1 売掛金のうち、顧客との契約から生じた債権の金額は、以下のとおりであります。
| 前連結会計年度 (2022年3月31日) | 当連結会計年度 (2023年3月31日) | |
|---|---|---|
| 売掛金 | 221,329千円 | 182,983千円 |
※2 前受金に含まれる契約負債の金額は次のとおりであります。
| 前連結会計年度 (2022年3月31日) | 当連結会計年度 (2023年3月31日) | |
|---|---|---|
| 契約負債 | 535,383千円 | 533,624千円 |
(連結損益計算書関係)
※1 顧客との契約から生じる収益
売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。
※2 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりであります。
| 前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) | |
|---|---|---|
| 給料手当 | 393,075千円 | 383,273千円 |
| 退職給付費用 | 15,109 | 14,742 |
| 株主優待引当金繰入額 | - | 5,598 |
| 研究開発費 | 215,313 | 242,304 |
※3 一般管理費に含まれる研究開発費の総額
| 前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
|---|---|
| 215,313千円 | 242,304千円 |
(連結包括利益計算書関係)
※ その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額
| 前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) | |
|---|---|---|
| その他有価証券評価差額金: | ||
| 当期発生額 | △108,697千円 | 155,638千円 |
| 組替調整額 | - | - |
| 税効果調整前 | △108,697 | 155,638 |
| 税効果額 | △33,261 | 47,625 |
| その他有価証券評価差額金 | △75,435 | 108,013 |
| その他の包括利益合計 | △75,435 | 108,013 |
(連結株主資本等変動計算書関係)
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
| 当連結会計年度 期首株式数(株) | 当連結会計年度 増加株式数(株) | 当連結会計年度 減少株式数(株) | 当連結会計年度末 株式数(株) | |
|---|---|---|---|---|
| 発行済株式 | ||||
| 普通株式 | 3,707,000 | - | - | 3,707,000 |
| 合計 | 3,707,000 | - | - | 3,707,000 |
| 自己株式 | ||||
| 普通株式 | 682,409 | - | 27,600 | 654,809 |
| 合計 | 682,409 | - | 27,600 | 654,809 |
(注) 普通株式の自己株式の株式数の減少27,600株は、2021年7月20日及び2021年11月16日に取締役会決議された譲渡制限付株式報酬の割当による減少であります。
2.配当に関する事項
(1)配当金支払額
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額 (千円) | 1株当たり 配当額 (円) | 基準日 | 効力発生日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年6月22日 定時株主総会 | 普通株式 | 130,057 | 43 | 2021年3月31日 | 2021年6月23日 |
(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額 (千円) | 配当の原資 | 1株当たり 配当額 (円) | 基準日 | 効力発生日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022年6月21日 定時株主総会 | 普通株式 | 131,244 | 利益剰余金 | 43 | 2022年3月31日 | 2022年6月22日 |
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
| 当連結会計年度 期首株式数(株) | 当連結会計年度 増加株式数(株) | 当連結会計年度 減少株式数(株) | 当連結会計年度末 株式数(株) | |
|---|---|---|---|---|
| 発行済株式 | ||||
| 普通株式 | 3,707,000 | 3,707,000 | - | 7,414,000 |
| 合計 | 3,707,000 | 3,707,000 | - | 7,414,000 |
| 自己株式 | ||||
| 普通株式 | 654,809 | 739,109 | 96,160 | 1,297,758 |
| 合計 | 654,809 | 739,109 | 96,160 | 1,297,758 |
(注)1.当社は、2023年2月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。当連結会計年度の増加株式数及び減少株式数については、当該株式分割調整後の株式数を記載しております。
2.普通株式の発行済株式総数の増加3,707,000株は株式分割による増加であります。
3.普通株式の自己株式の株式数には、株式給付信託(J-ESOP)の信託財産として株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が保有する当社株式81,700株が含まれております。
4.普通株式の自己株式の株式数の増加739,109株は、株式分割による増加654,809株及び自己株式の取得1,600株並びに株式給付信託(J-ESOP)による当社株式の取得による増加82,700株であります。
5.普通株式の自己株式の株式数の減少96,160株は、2022年7月19日に取締役会決議された譲渡制限付株式報酬の割当による減少12,460株、株式給付信託(J-ESOP)への第三者割当による処分による減少82,700株並びに株式給付信託(J-ESOP)による自己株式の処分1,000株であります。
2.配当に関する事項
(1)配当金支払額
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額 (千円) | 1株当たり 配当額 (円) | 基準日 | 効力発生日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年6月21日 定時株主総会 | 普通株式 | 131,244 | 43 | 2022年3月31日 | 2022年6月22日 |
(注)当社は2023年2月1日を効力発生日として、普通株式1株を2株に分割しております。
2022年6月21日開催の株主総会決議による1株当たり配当額は、当該株式分割前の金額を記載しております。
(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額 (千円) | 配当の原資 | 1株当たり 配当額 (円) | 基準日 | 効力発生日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023年6月20日 定時株主総会 | 普通株式 | 139,453 | 利益剰余金 | 22.5 | 2023年3月31日 | 2023年6月21日 |
(注)1.当社は2023年2月1日を効力発生日として、普通株式1株を2株に分割しております。
2023年6月20日開催の株主総会決議による1株当たり配当額は、当該株式分割後の金額を記載しております。
2.2023年6月20日開催の株主総会決議による配当金の総額には、従業員持株会信託口が保有する当社株式に対する配当金1,838千円が含まれております。
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※ 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
| 前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) | |||
| 現金及び預金勘定 | 3,711,304 | 千円 | 3,664,890 | 千円 |
| 現金及び現金同等物 | 3,711,304 | 3,664,890 | ||
(リース取引関係)
ファイナンス・リース取引
所有権移転外ファイナンス・リース取引
① リース資産の内容
有形固定資産
主として、オフィス家具(「工具、器具及び備品」)であります。
② リース資産の減価償却の方法
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項 (2)重要な減価償却資産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループは、中長期的資金需要を踏まえた上で運用限度額を設定し、原則として、安全性の高い金融資産に限定して運用しております。
(2)金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
営業債権である売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。当該リスクに関し、当社は「与信管理規程」に従い、財務担当部署が取引先ごとに管理し、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。連結子会社についても、当社の「与信管理規程」に準じて、同様の管理を行っております。
投資有価証券は、その他有価証券の株式及び債権であり、市場価格の変動リスクに晒されておりますが、定期的に時価や発行体企業の財務状況等を把握しております。
営業債務である買掛金、未払金は、1年以内の支払期日であります。
長期借入金は、株式給付信託(J-ESOP)導入に伴う信託E口における金融機関からの借入金であり、当該契約は変動金利のため金利の変動リスクを内包しております。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
前連結会計年度(2022年3月31日)
| 連結貸借対照表計上額 (千円) | 時価(千円) | 差額(千円) | |
|---|---|---|---|
| 投資有価証券 その他有価証券 | 396,759 | 396,759 | - |
※「現金及び預金」、「売掛金」、「買掛金」、「未払金」、「未払法人税等」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。
当連結会計年度(2023年3月31日)
| 連結貸借対照表計上額 (千円) | 時価(千円) | 差額(千円) | |
|---|---|---|---|
| 投資有価証券 その他有価証券 | 852,346 | 852,346 | - |
※1 「現金及び預金」、「売掛金」、「買掛金」、「未払金」、「未払法人税等」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。
※2 「長期借入金」については、「株式給付信託(J-ESOP)」の導入に伴う信託E口における金融機関からの借入金であり、短期間で市場金利を反映するため時価は帳簿価額に近似していることから、注記を省略しております。
(注1)金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2022年3月31日)
| 1年以内 (千円) | 1年超5年以内 (千円) | 5年超10年以内 (千円) | 10年超 (千円) | |
|---|---|---|---|---|
| 現金及び預金 | 3,711,304 | - | - | - |
| 売掛金 | 221,329 | - | - | - |
| 合計 | 3,932,633 | - | - | - |
当連結会計年度(2023年3月31日)
| 1年以内 (千円) | 1年超5年以内 (千円) | 5年超10年以内 (千円) | 10年超 (千円) | |
|---|---|---|---|---|
| 現金及び預金 | 3,664,890 | - | - | - |
| 売掛金 | 182,983 | - | - | - |
| 投資有価証券 その他有価証券のうち 満期があるもの (1)債券(社債) (2)その他 | - - | 100,000 100,000 | - - | - - |
| 合計 | 3,847,874 | 200,000 | - | - |
(注2)リース債務の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2022年3月31日)
| 1年以内 (千円) | 1年超5年以内 (千円) | 5年超10年以内 (千円) | 10年超 (千円) | |
|---|---|---|---|---|
| リース債務 | 6,379 | 24,652 | - | - |
当連結会計年度(2023年3月31日)
該当事項はありません。
(注3)長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(2022年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(2023年3月31日)
長期借入金は「株式給付信託(J-ESOP)」に係るものであり、分割返済日ごとの返済金額の定めがありませんので、記載を省略しております。
3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項
金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。
レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価
レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価
レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価
時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。
時価で連結貸借対照表に計上している金融商品
前連結会計年度(2022年3月31日)
| 区分 | 時価(千円) | |||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
| 投資有価証券 | ||||
| その他有価証券 | ||||
| 株式 | 396,759 | - | - | 396,759 |
| 資産計 | 396,759 | - | - | 396,759 |
当連結会計年度(2023年3月31日)
| 区分 | 時価(千円) | |||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
| 投資有価証券 | ||||
| その他有価証券 | ||||
| 株式 | 652,346 | - | - | 652,346 |
| 社債 | - | 100,000 | - | 100,000 |
| その他 | - | 100,000 | - | 100,000 |
| 資産計 | 652,346 | 200,000 | - | 852,346 |
(注) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明
投資有価証券
上場株式は相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。一方で、当社が保有している社債及び債券は市場での取引頻度が低く、活発な市場における相場価格とは認められないため、その時価をレベル2の時価に分類しております。
(有価証券関係)
1.その他有価証券
前連結会計年度(2022年3月31日)
| 種類 | 連結貸借対照表 計上額(千円) | 取得原価(千円) | 差額(千円) | |
| 連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの | (1)株式 | - | - | - |
| (2)債券 | - | - | - | |
| (3)その他 | - | - | - | |
| 小計 | - | - | - | |
| 連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの | (1)株式 | 396,759 | 406,004 | △9,245 |
| (2)債券 | - | - | - | |
| (3)その他 | - | - | - | |
| 小計 | 396,759 | 406,004 | △9,245 | |
| 合計 | 396,759 | 406,004 | △9,245 | |
当連結会計年度(2023年3月31日)
| 種類 | 連結貸借対照表 計上額(千円) | 取得原価(千円) | 差額(千円) | |
| 連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの | (1)株式 | 652,346 | 505,953 | 146,393 |
| (2)債券 | - | - | - | |
| (3)その他 | - | - | - | |
| 小計 | 652,346 | 505,953 | 146,393 | |
| 連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの | (1)株式 | - | - | - |
| (2)債券 | 200,000 | 200,000 | - | |
| (3)その他 | - | - | - | |
| 小計 | 200,000 | 200,000 | - | |
| 合計 | 852,346 | 705,953 | 146,393 | |
2.売却したその他有価証券
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
該当事項はありません。
(デリバティブ取引関係)
該当事項はありません。
(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社は、確定拠出年金制度を採用しております。
2.退職給付費用に関する事項
| 前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) | |
|---|---|---|
| 確定拠出年金にかかる要拠出額(千円) | 25,950 | 25,111 |
| 退職給付費用(千円) | 25,950 | 25,111 |
(ストック・オプション等関係)
該当事項はありません。
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
| 前連結会計年度 (2022年3月31日) | 当連結会計年度 (2023年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 繰延税金資産 | |||
| 未払賞与 | 23,857千円 | 26,044千円 | |
| 未払事業税 | 7,686 | 4,506 | |
| 一括償却資産損金算入超過額 | 326 | 699 | |
| その他有価証券評価差額金 | 2,829 | - | |
| 株主優待引当金 | - | 1,712 | |
| 株式報酬費用 | 3,094 | 8,444 | |
| 資産除去債務 | 16,591 | 18,935 | |
| その他 | 2,399 | 7,459 | |
| 繰延税金資産合計 | 56,784 | 67,803 | |
| 繰延税金負債 | |||
| その他有価証券評価差額金 | - | 44,796 | |
| 資産除去債務に対応する除去費用 | 14,538 | 14,413 | |
| 繰延税金負債合計 | 14,538 | 59,210 | |
| 繰延税金資産の純額 | 42,245 | 8,593 |
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
| 前連結会計年度 (2022年3月31日) | 当連結会計年度 (2023年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 法定実効税率 | 30.6% | 30.6% | |
| (調整) | |||
| 交際費等永久に損金に算入されない項目 | 0.3 | 0.7 | |
| 役員賞与 | 1.1 | 2.4 | |
| 受取配当金等 | △0.2 | △0.3 | |
| 住民税均等割等 | 0.2 | 0.2 | |
| 試験研究費等の法人税の特別控除額 | △2.4 | △1.3 | |
| その他 | 0.2 | △0.2 | |
| 税効果会計適用後の法人税等の負担率 | 29.8 | 32.1 |
(資産除去債務関係)
前連結会計年度(2022年3月31日)
資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの
イ 当該資産除去債務の概要
当社オフィスの不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務等であります。
ロ 当該資産除去債務の金額の算定方法
使用見込期間を取得から18年と見積り、割引率は0.176%を使用して資産除去債務の金額を計算しております。
ハ 当該資産除去債務の総額の増減
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
|---|---|---|
| 期首残高 | 54,028千円 | 54,123千円 |
| 時の経過による調整額 | 95 | 95 |
| 期末残高 | 54,123 | 54,219 |
当連結会計年度(2023年3月31日)
資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの
イ 当該資産除去債務の概要
当社オフィスの不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務等であります。
ロ 当該資産除去債務の金額の算定方法
使用見込期間は1年であり、割引率は△0.065%から0.176%を使用して資産除去債務の金額を計算しております。
ハ 当該資産除去債務の総額の増減
| 前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) | |
|---|---|---|
| 期首残高 | 54,123千円 | 54,219千円 |
| 見積りの変更による増加額 | - | 7,576 |
| 時の経過による調整額 | 95 | 84 |
| 期末残高 | 54,219 | 61,880 |
(賃貸等不動産関係)
該当事項はありません。
(収益認識関係)
1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
(単位:千円)
| 売上区分 | 合計 | |||
| リカーリング | パッケージ | サービスその他 | ||
| 一時点で移転される財又はサービス | - | 642,630 | 19,589 | 662,219 |
| 一定の期間にわたり移転される財又はサービス | 1,639,200 | - | - | 1,639,200 |
| 顧客との契約から生じる収益 | 1,639,200 | 642,630 | 19,589 | 2,301,419 |
| その他の収益 | - | - | - | - |
| 外部顧客への売上高 | 1,639,200 | 642,630 | 19,589 | 2,301,419 |
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
(単位:千円)
| 売上区分 | 合計 | |||
| リカーリング | パッケージ | サービスその他 | ||
| 一時点で移転される財又はサービス | - | 614,196 | 15,454 | 629,650 |
| 一定の期間にわたり移転される財又はサービス | 1,866,758 | - | - | 1,866,758 |
| 顧客との契約から生じる収益 | 1,866,758 | 614,196 | 15,454 | 2,496,409 |
| その他の収益 | - | - | - | - |
| 外部顧客への売上高 | 1,866,758 | 614,196 | 15,454 | 2,496,409 |
2.収益を理解するための基礎となる情報
当社及び連結子会社の顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりであります。
イ.リカーリング
契約期間を履行義務の充足期間として、履行義務を充足するにつれて一定の期間にわたり均等に収益を認識しております。
ロ.パッケージ
ソフトウェア製品のダウンロードを可能とする情報を顧客に通知した時点で、ライセンスの使用権が顧客に移転することにより履行義務を充足したものと捉え、収益を認識しております。
3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報
(1)契約負債の残高等
(単位:千円)
| 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | |
|---|---|---|
| 顧客との契約から生じた債権(期首残高) | 190,474 | 221,329 |
| 顧客との契約から生じた債権(期末残高) | 221,329 | 182,983 |
| 契約負債(期首残高) | 557,156 | 535,383 |
| 契約負債(期末残高) | 535,383 | 533,624 |
契約負債は、主に保守サービスにかかる顧客からの前受金に関連するものであります。契約負債は、収益の認識に伴い取り崩されます。
当連結会計年度に認識された収益の額のうち期首現在の契約負債残高に含まれていた額は、421,143千円であります。また、当連結会計年度において、契約負債が1,758千円減少した主な理由は、長期保守契約にかかる前受金について履行義務を充足し収益認識したことによるものであります。
(2)残存履行義務に配分した取引価格
残存履行義務に配分した取引価格の総額及び収益の認識が見込まれる期間は、以下のとおりであります。
(単位:千円)
| 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | |
|---|---|---|
| 1年以内 | 421,143 | 451,942 |
| 1年超2年以内 | 40,661 | 14,407 |
| 2年超3年以内 | 10,793 | 13,536 |
| 3年超 | 14,087 | 5,222 |
| 合計 | 486,686 | 485,109 |
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)及び当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
当社グループは、ソフトウェア関連事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
(単位:千円)
| リカーリング | パッケージ | サービスその他 | 合計 | |
|---|---|---|---|---|
| 外部顧客への売上高 | 1,639,200 | 642,630 | 19,589 | 2,301,419 |
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦以外の外部顧客への売上高がないため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:千円)
| 顧客の名称又は氏名 | 売上高 | 関連するセグメント名 |
|---|---|---|
| 富士通株式会社 | 358,913 | ソフトウェア関連事業 |
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
(単位:千円)
| リカーリング | パッケージ | サービスその他 | 合計 | |
|---|---|---|---|---|
| 外部顧客への売上高 | 1,866,758 | 614,196 | 15,454 | 2,496,409 |
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦以外の外部顧客への売上高がないため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:千円)
| 顧客の名称又は氏名 | 売上高 | 関連するセグメント名 |
|---|---|---|
| 富士通株式会社 | 284,616 | ソフトウェア関連事業 |
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
【関連当事者情報】
連結財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等の場合に限る。)等
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
関連当事者との間における重要な取引がないため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
関連当事者との間における重要な取引がないため、記載を省略しております。
(1株当たり情報)
| 前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) | |
|---|---|---|
| 1株当たり純資産額 | 628.77円 | 660.70円 |
| 1株当たり当期純利益 | 53.07円 | 35.19円 |
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.当社は、2023年2月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定しております。
3.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
| 前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) | |
|---|---|---|
| 親会社株主に帰属する当期純利益(千円) | 322,008 | 215,083 |
| 普通株主に帰属しない金額(千円) | - | - |
| 普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益(千円) | 322,008 | 215,083 |
| 期中平均株式数(株) | 6,068,179 | 6,111,936 |
4.株主資本において自己株式として計上されている株式給付信託(J-ESOP)に残存する自社の株式は、1株当たり当期純利益の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めており、1株当たり純資産額の算定上、期末発行済株式総数から控除する自己株式数に含めております。1株当たり当期純利益の算定上、控除した当該自己株式の期中平均株式数は、前連結会計年度-株、当連結会計年度6,789株であり、1株当たり純資産額の算定上、控除した当該自己株式の期末株式数は、前連結会計年度-株、当連結会計年度81,700株であります。
(重要な後発事象)
(連結子会社の吸収合併)
当社は、2022年10月18日開催の取締役会決議に基づき、2023年4月1日を効力発生日として、当社の完全子会社であります株式会社鹿児島データ・アプリケーションを吸収合併いたしました。
(1)取引の概要
① 合併の目的
当社グループは、持続的な成長と更なる企業価値向上を目指し、2021年5月13日に、「変革への挑戦」を中期ビジョンに掲げた中期経営計画を発表いたしました。当中期経営計画では、「DX(デジタルトランスフォーメーション)をはじめとした新たな市場開拓」「既存事業の周辺市場への展開」「リカーリングビジネスの推進」「優秀な人材の採用・育成」の4つの基本方針を推進することで、データ・インテグレーション(データ連携)の領域においてリーダーとなり、企業のDXに大きな貢献を果たしたいと考えております。
鹿児島データ・アプリケーションは、主にソフトウェアの開発を行っており、人材の有効活用を通して経営効率化と開発品質の向上を図り、企業価値向上につなげる組織体制の構築を目的として、本合併を実施することを決定いたしました。
② 合併に係る割当ての内容
当社は、株式会社鹿児島データ・アプリケーションの全株式を所有しておりますので、本合併による新株式の発行及び資本金の増加並びに合併交付金の支払いはありません。
③ 対象となった事業の名称及びその事業の内容、規模
事業の内容 コンピュータソフトウェアの開発、販売、保守及び輸入、情報処理サービス業並びに情報提供サービス業、その他上記に付帯または関連する一切の事業
事業の規模(2023年3月期)
資産の額 116,063千円
負債の額 30,207千円
純資産の額 85,856千円
④ 企業結合日
2023年4月1日
⑤ 企業結合の法的形式
当社を吸収合併存続会社、株式会社鹿児島データ・アプリケーションを吸収合併消滅会社とする吸収合併方式
⑥ 結合後企業の名称
株式会社データ・アプリケーション
(2)実施する会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2019年1月16日)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 2019年1月16日)に基づき、共通支配下の取引として処理しております。
⑤【連結附属明細表】
【社債明細表】
該当事項はありません。
【借入金等明細表】
| 区分 | 当期首残高 (千円) | 当期末残高 (千円) | 平均利率 (%) | 返済期限 |
|---|---|---|---|---|
| 短期借入金 | - | - | - | - |
| 1年以内に返済予定の長期借入金 | - | - | - | - |
| 1年以内に返済予定のリース債務 | 6,379 | - | - | - |
| 長期借入金 (1年以内に返済予定のものを除く。) | - | 75,000 | - | - |
| リース債務 (1年以内に返済予定のものを除く。) | 24,652 | - | - | - |
| その他有利子負債 | - | - | - | - |
| 合計 | 31,031 | 75,000 | - | - |
(注)1.リース債務の平均利率及び返済期限については、リース債務の期末残高がないため記載を省略しております。
2.長期借入金は「株式給付信託(J-ESOP)」に係るものであり、分割返済日ごとの返済金額の定めがありませんので、返済期限については記載を省略しております。また、利息については、支払利息として計上されないため、平均利率の記載を省略しております。
【資産除去債務明細表】
本明細表に記載すべき事項が連結財務諸表規則第15条の23に規定する注記事項として記載されているため、資産除去債務明細表の記載を省略しております。
(2)【その他】
当連結会計年度における四半期情報等
| (累計期間) | 第1四半期 | 第2四半期 | 第3四半期 | 当連結会計年度 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高(千円) | 558,660 | 1,214,344 | 1,812,063 | 2,496,409 |
| 税金等調整前四半期(当期)純利益(千円) | 93,404 | 266,903 | 397,054 | 316,761 |
| 親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益(千円) | 64,356 | 184,155 | 273,896 | 215,083 |
| 1株当たり四半期(当期)純利益(円) | 10.54 | 30.15 | 44.82 | 35.19 |
(注) 当社は、2023年2月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っており、当連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり四半期(当期)純利益を算定しております。
| (会計期間) | 第1四半期 | 第2四半期 | 第3四半期 | 第4四半期 |
|---|---|---|---|---|
| 1株当たり四半期純利益又は1株当たり四半期純損失(△)(円) | 10.54 | 19.61 | 14.67 | △9.62 |
(注) 当社は、2023年2月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っており、当連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり四半期純利益又は1株当たり四半期純損失を算定しております。
2【財務諸表等】
(1)【財務諸表】
①【貸借対照表】
| (単位:千円) | ||
|---|---|---|
| 前事業年度 (2022年3月31日) | 当事業年度 (2023年3月31日) | |
| 資産の部 | ||
| 流動資産 | ||
| 現金及び預金 | 3,639,668 | 3,581,676 |
| 売掛金 | 221,329 | 182,983 |
| 前払費用 | 58,324 | 62,117 |
| 差入保証金 | - | 190,819 |
| その他 | ※ 5,219 | ※ 5,517 |
| 流動資産合計 | 3,924,542 | 4,023,114 |
| 固定資産 | ||
| 有形固定資産 | ||
| 建物 | 138,654 | 117,363 |
| 工具、器具及び備品 | 3,610 | 6,205 |
| リース資産 | 28,074 | - |
| 有形固定資産合計 | 170,339 | 123,569 |
| 無形固定資産 | ||
| ソフトウエア | 28,020 | 30,784 |
| その他 | 0 | 0 |
| 無形固定資産合計 | 28,020 | 30,784 |
| 投資その他の資産 | ||
| 投資有価証券 | 396,759 | 852,346 |
| 関係会社株式 | 30,000 | 30,000 |
| 差入保証金 | 190,819 | 119,603 |
| 繰延税金資産 | 40,741 | 6,421 |
| その他 | 45,927 | 37,086 |
| 投資その他の資産合計 | 704,248 | 1,045,458 |
| 固定資産合計 | 902,608 | 1,199,811 |
| 資産合計 | 4,827,150 | 5,222,926 |
| (単位:千円) | ||
|---|---|---|
| 前事業年度 (2022年3月31日) | 当事業年度 (2023年3月31日) | |
| 負債の部 | ||
| 流動負債 | ||
| 買掛金 | ※ 58,290 | ※ 58,241 |
| 未払金 | 175,955 | 411,164 |
| 未払法人税等 | 127,833 | 49,000 |
| 未払消費税等 | 47,027 | 29,135 |
| 前受金 | 535,383 | 539,747 |
| 預り金 | 8,004 | 7,933 |
| 資産除去債務 | - | 61,880 |
| 株主優待引当金 | - | 5,598 |
| リース債務 | 6,379 | - |
| その他 | - | 102 |
| 流動負債合計 | 958,874 | 1,162,803 |
| 固定負債 | ||
| 長期借入金 | - | 75,000 |
| 資産除去債務 | 54,219 | - |
| リース債務 | 24,652 | - |
| 固定負債合計 | 78,871 | 75,000 |
| 負債合計 | 1,037,746 | 1,237,803 |
| 純資産の部 | ||
| 株主資本 | ||
| 資本金 | 430,895 | 430,895 |
| 資本剰余金 | ||
| 資本準備金 | 340,895 | 340,895 |
| その他資本剰余金 | 30,700 | 74,296 |
| 資本剰余金合計 | 371,595 | 415,191 |
| 利益剰余金 | ||
| 利益準備金 | 2,770 | 2,770 |
| その他利益剰余金 | ||
| 繰越利益剰余金 | 3,559,875 | 3,636,682 |
| 利益剰余金合計 | 3,562,645 | 3,639,452 |
| 自己株式 | △569,316 | △602,012 |
| 株主資本合計 | 3,795,820 | 3,883,525 |
| 評価・換算差額等 | ||
| その他有価証券評価差額金 | △6,416 | 101,597 |
| 評価・換算差額等合計 | △6,416 | 101,597 |
| 純資産合計 | 3,789,404 | 3,985,122 |
| 負債純資産合計 | 4,827,150 | 5,222,926 |
②【損益計算書】
| (単位:千円) | ||
|---|---|---|
| 前事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | 当事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) | |
| 売上高 | 2,301,419 | 2,496,409 |
| 売上原価 | ※2 733,051 | ※2 754,234 |
| 売上総利益 | 1,568,368 | 1,742,174 |
| 販売費及び一般管理費 | ※1,※2 1,126,745 | ※1,※2 1,256,312 |
| 営業利益 | 441,622 | 485,862 |
| 営業外収益 | ||
| 受取配当金 | 12,543 | 13,042 |
| その他 | 1,076 | 1,399 |
| 営業外収益合計 | 13,619 | 14,441 |
| 営業外費用 | ||
| 支払利息 | 115 | 87 |
| 雑損失 | 1,347 | 2,491 |
| 営業外費用合計 | 1,463 | 2,578 |
| 経常利益 | 453,778 | 497,724 |
| 特別損失 | ||
| 固定資産除却損 | - | 22,750 |
| 事務所移転費用 | - | 167,668 |
| 特別損失合計 | - | 190,419 |
| 税引前当期純利益 | 453,778 | 307,305 |
| 法人税、住民税及び事業税 | 143,875 | 112,559 |
| 法人税等調整額 | △8,788 | △13,304 |
| 法人税等合計 | 135,086 | 99,254 |
| 当期純利益 | 318,691 | 208,050 |
【製造原価明細書】
| 前事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | 当事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) | ||||
| 区分 | 注記番号 | 金額(千円) | 構成比 (%) | 金額(千円) | 構成比 (%) |
| Ⅰ 労務費 | ※1 | 198,927 | 43.7 | 174,758 | 39.5 |
| Ⅱ 外注費 | 185,872 | 40.9 | 205,326 | 46.4 | |
| Ⅲ 購入品費 | 6,227 | 1.4 | 3,036 | 0.7 | |
| Ⅳ 経費 | ※2 | 63,724 | 14.0 | 59,648 | 13.4 |
| 当期総製造費用 | 454,752 | 100.0 | 442,769 | 100.0 | |
| 他勘定振替高 | ※3 | 225,919 | 239,291 | ||
| 当期製品製造原価 | 228,833 | 203,478 | |||
| ソフトウェア償却費 | - | - | |||
| 製品売上原価 | 228,833 | 203,478 | |||
原価計算の方法
原価計算の方法は、個別原価計算による実際原価計算であります。
(注)※1 労務費の主な内訳は、次のとおりであります。
| 項目 | 前事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | 当事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
|---|---|---|
| 賃金 | 171,725千円 | 150,085千円 |
※2 経費の主な内訳は、次のとおりであります。
| 項目 | 前事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | 当事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
|---|---|---|
| 地代家賃 | 42,376千円 | 37,611千円 |
| 賃借料 | 9,486千円 | 8,282千円 |
| 減価償却費 | 3,864千円 | 7,178千円 |
| 教育訓練費 | 1,325千円 | 1,354千円 |
| 事務所清掃費 | 1,217千円 | 1,081千円 |
| 水道光熱費 | 911千円 | 1,072千円 |
※3 他勘定振替高の内訳は、次のとおりであります。
| 項目 | 前事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | 当事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
|---|---|---|
| 研究開発費 | 185,492千円 | 237,368千円 |
| 調査費 | 35,677千円 | -千円 |
| 営業支援費 | 4,749千円 | 1,923千円 |
【リカーリング原価明細書】
| 前事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | 当事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) | ||||
| 区分 | 注記番号 | 金額(千円) | 構成比 (%) | 金額(千円) | 構成比 (%) |
| Ⅰ 労務費 | ※1 | 183,326 | 37.3 | 195,659 | 36.4 |
| Ⅱ 外注費 | 244,862 | 49.8 | 269,771 | 50.1 | |
| Ⅲ 購入品費 | 9 | 0.0 | - | 0.0 | |
| Ⅳ 経費 | ※2 | 63,126 | 12.9 | 72,857 | 13.5 |
| リカーリング原価 | 491,324 | 100.0 | 538,289 | 100.0 | |
原価計算の方法
原価計算の方法は、個別原価計算による実際原価計算であります。
(注)※1 労務費の主な内訳は、次のとおりであります。
| 項目 | 前事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | 当事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
|---|---|---|
| 賃金 | 158,257千円 | 168,035千円 |
※2 経費の主な内訳は、次のとおりであります。
| 項目 | 前事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | 当事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
|---|---|---|
| 地代家賃 | 40,719千円 | 43,748千円 |
| 賃借料 | 10,038千円 | 11,565千円 |
| 減価償却費 | 3,721千円 | 8,707千円 |
【サービス原価明細書】
| 前事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | 当事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) | ||||
| 区分 | 注記番号 | 金額(千円) | 構成比 (%) | 金額(千円) | 構成比 (%) |
| Ⅰ 労務費 | ※1 | 1,341 | 10.4 | 1,321 | 10.6 |
| Ⅱ 外注費 | 11,550 | 89.6 | 11,101 | 89.0 | |
| Ⅲ 経費 | ※2 | 1 | 0.0 | 44 | 0.4 |
| 当期総製造費用 | 12,893 | 100.0 | 12,467 | 100.0 | |
| 期首仕掛品棚卸高 | - | - | |||
| 合計 | 12,893 | 12,467 | |||
| 期末仕掛品棚卸高 | - | - | |||
| サービス原価 | 12,893 | 12,467 | |||
原価計算の方法
原価計算の方法は、個別原価計算による実際原価計算であります。
(注)※1 労務費の主な内訳は、次のとおりであります。
| 項目 | 前事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | 当事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
|---|---|---|
| 賃金 | 1,157千円 | 1,135千円 |
※2 経費の主な内訳は、次のとおりであります。
| 項目 | 前事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | 当事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
|---|---|---|
| 地代家賃 | 1千円 | 29千円 |
③【株主資本等変動計算書】
前事業年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
| (単位:千円) | |||||||||
| 株主資本 | |||||||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | 自己株式 | 株主資本 合計 | |||||
| 資本準備金 | その他資本剰余金 | 資本剰余金 合計 | 利益準備金 | その他利益 剰余金 | 利益剰余金 合計 | ||||
| 繰越利益 剰余金 | |||||||||
| 当期首残高 | 430,895 | 340,895 | 5,921 | 346,816 | 2,770 | 3,371,241 | 3,374,011 | △593,314 | 3,558,408 |
| 当期変動額 | |||||||||
| 剰余金の配当 | △130,057 | △130,057 | △130,057 | ||||||
| 当期純利益 | 318,691 | 318,691 | 318,691 | ||||||
| 自己株式の処分 | 24,779 | 24,779 | 23,998 | 48,777 | |||||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | - | ||||||||
| 当期変動額合計 | - | - | 24,779 | 24,779 | - | 188,634 | 188,634 | 23,998 | 237,411 |
| 当期末残高 | 430,895 | 340,895 | 30,700 | 371,595 | 2,770 | 3,559,875 | 3,562,645 | △569,316 | 3,795,820 |
| 評価・換算差額等 | 純資産合計 | ||
| その他有価証券 評価差額金 | 評価・換算 差額等合計 | ||
| 当期首残高 | 69,019 | 69,019 | 3,627,428 |
| 当期変動額 | |||
| 剰余金の配当 | △130,057 | ||
| 当期純利益 | 318,691 | ||
| 自己株式の処分 | 48,777 | ||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | △75,435 | △75,435 | △75,435 |
| 当期変動額合計 | △75,435 | △75,435 | 161,975 |
| 当期末残高 | △6,416 | △6,416 | 3,789,404 |
当事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
| (単位:千円) | |||||||||
| 株主資本 | |||||||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | 自己株式 | 株主資本 合計 | |||||
| 資本準備金 | その他資本剰余金 | 資本剰余金 合計 | 利益準備金 | その他利益 剰余金 | 利益剰余金 合計 | ||||
| 繰越利益 剰余金 | |||||||||
| 当期首残高 | 430,895 | 340,895 | 30,700 | 371,595 | 2,770 | 3,559,875 | 3,562,645 | △569,316 | 3,795,820 |
| 当期変動額 | |||||||||
| 剰余金の配当 | △131,244 | △131,244 | △131,244 | ||||||
| 当期純利益 | 208,050 | 208,050 | 208,050 | ||||||
| 自己株式の処分 | 4,576 | 4,576 | 5,416 | 9,992 | |||||
| 株式給付信託に対する自己株式の処分 | 39,019 | 39,019 | 35,906 | 74,926 | |||||
| 株式給付信託による自己株式の取得 | △74,926 | △74,926 | |||||||
| 株式給付信託による自己株式の処分 | 906 | 906 | |||||||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | - | ||||||||
| 当期変動額合計 | - | - | 43,595 | 43,595 | - | 76,806 | 76,806 | △32,696 | 87,705 |
| 当期末残高 | 430,895 | 340,895 | 74,296 | 415,191 | 2,770 | 3,636,682 | 3,639,452 | △602,012 | 3,883,525 |
| 評価・換算差額等 | 純資産合計 | ||
| その他有価証券 評価差額金 | 評価・換算 差額等合計 | ||
| 当期首残高 | △6,416 | △6,416 | 3,789,404 |
| 当期変動額 | |||
| 剰余金の配当 | △131,244 | ||
| 当期純利益 | 208,050 | ||
| 自己株式の処分 | 9,992 | ||
| 株式給付信託に対する自己株式の処分 | 74,926 | ||
| 株式給付信託による自己株式の取得 | △74,926 | ||
| 株式給付信託による自己株式の処分 | 906 | ||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | 108,013 | 108,013 | 108,013 |
| 当期変動額合計 | 108,013 | 108,013 | 195,718 |
| 当期末残高 | 101,597 | 101,597 | 3,985,122 |
【注記事項】
(重要な会計方針)
1.資産の評価基準及び評価方法
(1)子会社株式及び関連会社株式
総平均法による原価法を採用しております。
(2)その他有価証券
市場価格のない株式等以外のもの
時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は総平均法により算定)を採用しております。
市場価格のない株式等
総平均法による原価法を採用しております。
2.固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産(リース資産を除く)
定率法を採用しております。ただし、2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。
建物 4年
工具、器具及び備品 5~15年
(2)無形固定資産
定額法を採用しております。
ただし、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用し、市場販売目的のソフトウェアについては、販売可能な見込有効期間(3年)に基づく定額法を採用しております。
(3)リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。
3.引当金の計上基準
株主優待引当金
株主優待制度に伴う費用負担に備えて、将来発生見込み額を株主優待引当金として計上しております。
4.収益及び費用の計上基準
当社の顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりであります。
(1)リカーリング
契約期間を履行義務の充足期間として、履行義務を充足するにつれて一定の期間にわたり均等に収益を認識しております。
(2)パッケージ
ソフトウェア製品のダウンロードを可能とする情報を顧客に通知した時点で、ライセンスの使用権が顧客に移転することにより履行義務を充足したものと捉え、収益を認識しております。
(重要な会計上の見積り)
財務諸表に重要な影響を及ぼす会計上の見積りはありません。
(会計上の見積りの変更)
(資産除去債務の見積りの変更)
当社は、2023年2月14日開催の取締役会において、本社移転を行うことについて決議いたしました。当該決議及び退去時の原状回復費用の新たな情報の入手に伴い、当事業年度において、本社オフィスの原状回復義務として計上していた資産除去債務について、原状回復費用及び使用見込期間に関して見積りの変更を行い、当該見積りの変更による増加額7,576千円を資産除去債務残高に加算しております。
また、移転後利用見込みのない固定資産については、移転予定月(2023年12月)までの期間で減価償却が完了するよう将来にわたり耐用年数を変更しております。なお、当該見積りの変更に伴い、当事業年度の営業利益、経常利益及び税引前当期純利益はそれぞれ19,557千円減少しております。
(追加情報)
(譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分)
連結財務諸表「注記事項(追加情報)(譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分)」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。
(株式分割及び株式分割に伴う定款の一部変更)
連結財務諸表「注記事項(追加情報)(株式分割及び株式分割に伴う定款の一部変更)」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。
(株式給付信託(J-ESOP)の導入に伴う第三者割当による自己株式の処分)
連結財務諸表「注記事項(追加情報)(株式給付信託(J-ESOP)の導入に伴う第三者割当による自己株式の処分)」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。
(貸借対照表関係)
※ 関係会社に対する金銭債権債務は、次のとおりであります。
| 前事業年度 (2022年3月31日) | 当事業年度 (2023年3月31日) | |
|---|---|---|
| 流動資産 | ||
| その他 | 1,246千円 | 1,906千円 |
| 流動負債 | ||
| 買掛金 | 17,875 | 18,931 |
(損益計算書関係)
※1 販売費に属する費用のおおよその割合は前事業年度36%、当事業年度31%、一般管理費に属する費用のおおよその割合は前事業年度64%、当事業年度69%であります。
販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、以下のとおりであります。
| 前事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | 当事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) | |
|---|---|---|
| 業務委託費 | 41,111千円 | 70,357千円 |
| 広告宣伝費 | 24,246 | 40,186 |
| 役員報酬 | 92,712 | 105,474 |
| 給料及び手当 | 388,765 | 379,324 |
| 法定福利費 | 64,838 | 65,175 |
| 退職給付費用 | 15,109 | 14,742 |
| 株主優待引当金繰入額 | - | 5,598 |
| 地代家賃 | 97,540 | 99,298 |
| 減価償却費 | 13,678 | 26,688 |
| 研究開発費 | 185,492 | 237,368 |
※2 関係会社との取引高
| 前事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | 当事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) | |
|---|---|---|
| 営業取引による取引高 | ||
| 売上原価 | 140,662千円 | 165,997千円 |
| 販売費及び一般管理費 | 47,722 | 39,690 |
(有価証券関係)
子会社株式(当事業年度の貸借対照表計上額は30,000千円、前事業年度の貸借対照表計上額は30,000千円)は、市場価格がないため記載しておりません。また、関連会社株式はありません。
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
| 前事業年度 (2022年3月31日) | 当事業年度 (2023年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 繰延税金資産 | |||
| 未払賞与 | 22,390千円 | 24,378千円 | |
| 未払事業税 | 7,926 | 4,275 | |
| 一括償却資産損金算入超過額 | 49 | 424 | |
| その他有価証券評価差額金 | 2,829 | - | |
| 株主優待引当金 | - | 1,712 | |
| 株式報酬費用 | 3,094 | 8,444 | |
| 資産除去債務 | 16,591 | 18,935 | |
| その他 | 2,399 | 7,459 | |
| 繰延税金資産合計 | 55,280 | 65,631 | |
| 繰延税金負債 | |||
| その他有価証券評価差額金 | - | 44,796 | |
| 資産除去債務に対応する除去費用 | 14,538 | 14,413 | |
| 繰延税金負債合計 | 14,538 | 59,210 | |
| 繰延税金資産の純額 | 40,741 | 6,421 |
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
| 前事業年度 (2022年3月31日) | 当事業年度 (2023年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 法定実効税率 | 30.6% | 30.6% | |
| (調整) | |||
| 交際費等永久に損金に算入されない項目 | 0.3 | 0.7 | |
| 役員賞与 | 1.1 | 2.4 | |
| 受取配当金等 | △0.2 | △0.3 | |
| 住民税均等割等 | 0.1 | 0.2 | |
| 試験研究費等の法人税の特別控除額 | △2.4 | △1.4 | |
| その他 | 0.3 | 0.1 | |
| 税効果会計適用後の法人税等の負担率 | 29.8 | 32.3 |
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。
(重要な後発事象)
連結財務諸表「注記事項(重要な後発事象)」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。
④【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】
(単位:千円)
| 区分 | 資産の種類 | 当期首残高 | 当期増加額 | 当期減少額 | 当期償却額 | 当期末残高 | 減価償却 累計額 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 有形固定資産 | 建物 | 138,654 | 7,576 | - | 28,867 | 117,363 | 49,071 |
| 工具、器具及び備品 | 3,610 | 4,060 | - | 1,464 | 6,205 | 17,732 | |
| リース資産 | 28,074 | - | 22,750 | 5,324 | - | - | |
| 計 | 170,339 | 11,637 | 22,750 | 35,656 | 123,569 | 66,803 | |
| 無形固定資産 | ソフトウェア | 28,020 | 12,010 | 1,215 | 8,031 | 30,784 | - |
| 電話加入権 | 0 | - | - | - | 0 | - | |
| 計 | 28,020 | 12,010 | 1,215 | 8,031 | 30,784 | - |
(注)1.当期増加額のうち主なものは、次のとおりであります。
| 建物 | 事務所設備の資産除去債務(増加分) 7,576千円 |
|---|---|
| 工具、器具及び備品 | 器具備品(サーバー)購入等 4,060千円 |
| ソフトウェア | 販売管理システム改修 8,410千円 |
| 予実管理システム構築 3,600千円 |
2.当期減少額のうち主なものは、次のとおりであります。
リース資産 中途解約による除却 22,750千円
【引当金明細表】
(単位:千円)
| 科 目 | 当期首残高 | 当期増加額 | 当期減少額 | 当期末残高 |
|---|---|---|---|---|
| 株主優待引当金 | - | 5,598 | - | 5,598 |
(2)【主な資産及び負債の内容】
連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。
(3)【その他】
該当事項はありません。
第6【提出会社の株式事務の概要】
| 事業年度 | 4月1日から3月31日まで | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 定時株主総会 | 事業年度終了後3ヶ月以内 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 基準日 | 3月31日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 剰余金の配当の基準日 | 3月31日、9月30日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1単元の株式数 | 100株 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 単元未満株式の買取り | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 取扱場所 | (特別口座) 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 株主名簿管理人 | (特別口座) 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 三菱UFJ信託銀行株式会社 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 取次所 | ─ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 買取手数料 | 株式の売買の委託に係る手数料相当額として別途定める金額 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 公告掲載方法 | 電子公告により行います。ただし、電子公告によることができない事故その他やむを得ない事由が生じた場合は、日本経済新聞に掲載して行います。 なお、電子公告は当社ホームページに掲載しており、そのアドレスは以下のとおりです。 https://www.dal.co.jp/ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 株主に対する特典 | 1.対象となる株主様 毎年3月末現在の当社株主名簿に記載又は記録された1単元(100株)以上保有の株主様 2.株主優待制度の内容 対象となる株主様の保有株式数に応じてポイントを進呈いたします。そのポイントによって、お米やブランド牛などのこだわりグルメ、スイーツや飲料類、銘酒、家電製品、選べる体験ギフトなどの商品からお好みの商品をお選びいただけます。また、他のプレミアム優待倶楽部導入企業の優待ポイントと合算可能な共通株主優待コイン『WILLsCoin』にも交換できます。 [株主優待ポイント表] 保有株式数 進呈pt(ポイント) 初年度 1年以上3年未満 継続保有 3年以上5年未満 継続保有 5年以上 継続保有 100株~199株 1,000pt 1,100pt 1,200pt 1,300pt 200株~299株 1,500pt 1,600pt 1,700pt 1,800pt 300株~399株 2,000pt 2,100pt 2,200pt 2,300pt 400株~599株 4,000pt 4,200pt 4,400pt 4,600pt 600株~799株 7,000pt 7,400pt 7,700pt 8,100pt 800株以上 10,000pt 10,500pt 11,000pt 11,500pt | 保有株式数 | 進呈pt(ポイント) | 初年度 | 1年以上3年未満 継続保有 | 3年以上5年未満 継続保有 | 5年以上 継続保有 | 100株~199株 | 1,000pt | 1,100pt | 1,200pt | 1,300pt | 200株~299株 | 1,500pt | 1,600pt | 1,700pt | 1,800pt | 300株~399株 | 2,000pt | 2,100pt | 2,200pt | 2,300pt | 400株~599株 | 4,000pt | 4,200pt | 4,400pt | 4,600pt | 600株~799株 | 7,000pt | 7,400pt | 7,700pt | 8,100pt | 800株以上 | 10,000pt | 10,500pt | 11,000pt | 11,500pt | |||
| 保有株式数 | 進呈pt(ポイント) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 初年度 | 1年以上3年未満 継続保有 | 3年以上5年未満 継続保有 | 5年以上 継続保有 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 100株~199株 | 1,000pt | 1,100pt | 1,200pt | 1,300pt | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 200株~299株 | 1,500pt | 1,600pt | 1,700pt | 1,800pt | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 300株~399株 | 2,000pt | 2,100pt | 2,200pt | 2,300pt | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 400株~599株 | 4,000pt | 4,200pt | 4,400pt | 4,600pt | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 600株~799株 | 7,000pt | 7,400pt | 7,700pt | 8,100pt | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 800株以上 | 10,000pt | 10,500pt | 11,000pt | 11,500pt | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(注) 当社定款の定めにより、単元未満株主は、会社法第189条第2項各号に掲げる権利、取得請求権付株式の取得を請求する権利及び募集株式又は募集新株予約権の割当てを受ける権利以外の権利を有しておりません。
第7【提出会社の参考情報】
1【提出会社の親会社等の情報】
当社は、金融商品取引法第24条の7第1項に規定する親会社等はありません。
2【その他の参考情報】
当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。
(1)有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書
事業年度(第37期)(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)2022年6月22日関東財務局長に提出。
(2)内部統制報告書及びその添付書類
2022年6月22日関東財務局長に提出。
(3)四半期報告書及び確認書
(第38期第1四半期)(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)2022年8月12日関東財務局長に提出。
(第38期第2四半期)(自 2022年7月1日 至 2022年9月30日)2022年11月11日関東財務局長に提出。
(第38期第3四半期)(自 2022年10月1日 至 2022年12月31日)2023年2月13日関東財務局長に提出。
(4)臨時報告書
2022年6月30日関東財務局長に提出。
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)の規定に基づく臨時報告書であります。
(5)臨時報告書
2023年3月28日関東財務局長に提出。
金融商品取引法第24条の5第4項並びに企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号及び第19号(財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象)の規定に基づく臨時報告書であります。
(6)臨時報告書
2023年5月17日関東財務局長に提出。
金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の4(公認会計士等の異動)の規定に基づく臨時報告書であります。
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書
| 2023年6月21日 | |||
| 株式会社データ・アプリケーション | |||
| 取締役会 御中 | |||
有限責任 あずさ監査法人 東京事務所
| 指定有限責任社員 業務執行社員 | 公認会計士 | 宮下 卓士 |
|---|
| 指定有限責任社員 業務執行社員 | 公認会計士 | 谷川 陽子 |
|---|
<財務諸表監査>
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社データ・アプリケーションの2022年4月1日から2023年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社データ・アプリケーション及び連結子会社の2023年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項
監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
| パッケージ売上高の期間帰属の適切性 | |
| 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 | 監査上の対応 |
| 会社及び連結子会社は、主にソフトウェア製品の開発・販売・保守事業を国内において営んでいる。当連結会計年度におけるソフトウェア製品の販売に係る売上高(以下「パッケージ売上高」という。)は614,196千円であり、連結売上高の24.6%を占めている。 注記事項「(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項(4)重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおり、ソフトウェア製品のダウンロードを可能とする情報を顧客に通知した時点で、ライセンスの使用権が顧客に移転することにより履行義務を充足したものと捉え、パッケージ売上高を認識している。 パッケージ売上高については、以下の理由から、連結会計年度末近くに意図的に売上げが前倒し計上されるリスクがあると推定した。 ● ソフトウェア製品の販売の特徴として、人件費等の固定費水準が高く、売上高の変動が利益水準に与える影響が大きいこと。 ● 会社には、公表している業績予想を達成するためのプレッシャーが存在すること。 ● パッケージ売上高の予算は、営業担当者ごとに定められており、各営業担当者において当該予算達成のプレッシャーを感じる可能性があること。 以上から、当監査法人は、パッケージ売上高の期間帰属の適切性の検討が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 | 当監査法人は、パッケージ売上高の期間帰属の適切性を検討するため、主に以下の手続を実施した。 (1)内部統制の評価 パッケージ売上高の計上プロセスに関連する内部統制の整備及び運用状況の有効性を評価した。評価に当たっては、特に以下の統制に焦点を当てた。 ● 営業部門において、注文書に基づいて販売管理システムに希望納品日を入力し、入力実施者以外の第三者が注文書と入力結果が一致していることを確認する統制 ● 販売管理システム上の希望納品日を変更する場合、変更内容が訂正注文書と一致することを、入力実施者以外の第三者が確認する統制 ● 財務経理担当者が、希望納品日とダウンロードを可能とする情報の通知日が一致していることを確認する統制 (2)パッケージ売上高の期間帰属の適切性の検討 パッケージ売上高が適切な会計期間に計上されているか否かを検討するため、主に以下の手続を実施した。 ● 期末日後の納期のソフトウェア製品が期末日以前の納期に変更されている取引があるか否かを売上実績リストで確認した。 ● 各営業担当者の予算の達成状況を踏まえ、一定条件を満たす取引を抽出し、顧客からの注文書の希望納品日と売上計上日とを照合した。 ● 当連結会計年度末日付で、パッケージ売上高の明細を添付した売掛金の残高確認書を当監査法人が直接入手し、帳簿残高と照合した。 |
その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
連結財務諸表監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
・連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。
監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
<内部統制監査>
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、株式会社データ・アプリケーションの2023年3月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。
当監査法人は、株式会社データ・アプリケーションが2023年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
内部統制報告書に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。
監査等委員会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。
なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。
内部統制監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。
・財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。
・内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、内部統制報告書の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
独立監査人の監査報告書
| 2023年6月21日 | |||
| 株式会社データ・アプリケーション | |||
| 取締役会 御中 | |||
有限責任 あずさ監査法人 東京事務所
| 指定有限責任社員 業務執行社員 | 公認会計士 | 宮下 卓士 |
|---|
| 指定有限責任社員 業務執行社員 | 公認会計士 | 谷川 陽子 |
|---|
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社データ・アプリケーションの2022年4月1日から2023年3月31日までの第38期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社データ・アプリケーションの2023年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項
監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
| (パッケージ売上高の期間帰属の適切性) |
|---|
| 財務諸表の監査報告書で記載すべき監査上の主要な検討事項「パッケージ売上高の期間帰属の適切性」は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項「パッケージ売上高の期間帰属の適切性」と実質的に同一の内容である。このため、財務諸表の監査報告書では、これに関する記載を省略している。 |
その他の記載内容
その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
財務諸表監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。
監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。