| 【表紙】 | |
|---|---|
| 【提出書類】 | 有価証券報告書 |
| 【根拠条文】 | 金融商品取引法第24条第1項 |
| 【提出先】 | 関東財務局長 |
| 【提出日】 | 2023年5月25日 |
| 【事業年度】 | 第10期(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日) |
| 【会社名】 | 株式会社ALiNKインターネット |
| 【英訳名】 | ALiNK Internet, INC. |
| 【代表者の役職氏名】 | 代表取締役CEO 池田 洋人 |
| 【本店の所在の場所】 | 東京都豊島区南池袋二丁目29番11号 京王プレッソイン池袋2F(2022年8月1日付で東京都新宿区山吹町337番地 都住創山吹町ビル801号室から上記に移転しております) |
| 【電話番号】 | 03-6907-0158 |
| 【事務連絡者氏名】 | 取締役CFO 高杉 雄介 |
| 【最寄りの連絡場所】 | 東京都豊島区南池袋二丁目29番11号 京王プレッソイン池袋2F(2022年8月1日付で本店移転に伴い電話番号を変更しております) |
| 【電話番号】 | 03-6907-0158 |
| 【事務連絡者氏名】 | 取締役CFO 高杉 雄介 |
| 【縦覧に供する場所】 | 株式会社東京証券取引所(東京都中央区日本橋兜町2番1号) |
第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
| 回次 | 第6期 | 第7期 | 第8期 | 第9期 | 第10期 | |
| 決算年月 | 2019年2月 | 2020年2月 | 2021年2月 | 2022年2月 | 2023年2月 | |
| 売上高 | (千円) | 694,139 | 743,939 | 610,988 | 649,695 | 685,491 |
| 経常利益 | (千円) | 344,530 | 327,923 | 215,084 | 215,310 | 197,879 |
| 当期純利益 | (千円) | 232,349 | 226,067 | 189,497 | 205,244 | 140,176 |
| 持分法を適用した場合の投資利益 | (千円) | ― | ― | ― | ― | ― |
| 資本金 | (千円) | 18,045 | 135,345 | 135,345 | 138,087 | 138,087 |
| 発行済株式総数 | (株) | 32,540 | 2,102,400 | 2,102,400 | 2,136,900 | 2,136,900 |
| 純資産額 | (千円) | 826,117 | 1,286,638 | 1,476,065 | 1,686,795 | 1,488,733 |
| 総資産額 | (千円) | 969,010 | 1,389,958 | 1,579,589 | 1,805,071 | 1,561,593 |
| 1株当たり純資産額 | (円) | 423.13 | 612.00 | 702.11 | 789.39 | 829.46 |
| 1株当たり配当額 | (円) | ― | ― | ― | ― | ― |
| (うち1株当たり中間配当額) | (―) | (―) | (―) | (―) | (―) | |
| 1株当たり当期純利益 | (円) | 120.00 | 113.85 | 90.13 | 96.42 | 65.95 |
| 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 | (円) | ― | 112.61 | 86.21 | 93.39 | 64.24 |
| 自己資本比率 | (%) | 85.3 | 92.6 | 93.4 | 93.4 | 95.3 |
| 自己資本利益率 | (%) | 33.4 | 21.4 | 13.7 | 13.0 | 8.8 |
| 株価収益率 | (倍) | ― | 20.4 | 25.8 | 10.0 | 14.5 |
| 配当性向 | (%) | ― | ― | ― | ― | ― |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | 203,448 | 129,865 | 310,753 | 179,046 | 185,009 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | △1,040 | 67 | △2,276 | △5,517 | △2,294 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | 30,090 | 217,772 | △70 | 5,485 | △338,914 |
| 現金及び現金同等物の期末残高 | (千円) | 513,669 | 861,316 | 1,169,505 | 1,349,151 | 1,194,559 |
| 従業員数 | (人) | 9 | 10 | 16 | 21 | 22 |
| 株主総利回り | (%) | ― | ― | 99.8 | 41.5 | 41.1 |
| (比較指標:配当込みTOPIX) | (%) | (―) | (―) | (126.4) | (130.7) | (141.8) |
| 最高株価 | (円) | ― | 5,340 | 3,995 | 2,391 | 1,064 |
| 最低株価 | (円) | ― | 2,287 | 1,435 | 925 | 891 |
(注) 1.当社は連結財務諸表を作成しておりませんので、連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移については記載しておりません。
2.持分法を適用した場合の投資利益については、関連会社が存在しないため記載しておりません。
3.当社は2019年8月21日付で普通株式1株につき60株の株式分割を行っておりますが、第6期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益を算定しております。
4.当社は配当を行っておりませんので、1株当たり配当額及び配当性向につきましては、それぞれ記載しておりません。
5.第6期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、当社株式は非上場であり、期中平均株価が把握できないため記載しておりません。
6.第7期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、当社は2019年12月10日に東京証券取引所マザーズ市場に上場したため、新規上場日から第7期の期末日までの平均株価を期中平均株価とみなして算定しております。
7.第6期の株価収益率については、当社株式は非上場であるため、記載しておりません。
8.従業員数は就業人員であります。なお、臨時従業員は雇用しておりません。
9.第6期及び第7期の株主総利回り及び比較指標は、2019年12月10日付で東京証券取引所マザーズ市場に上場したため、記載しておりません。第8期以降の株主総利回り及び比較指標は、2020年2月末を基準として算定しております。
10.最高・最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所マザーズ市場におけるものであり、2022年4月4日以降は東京証券取引所グロース市場におけるものであります。なお、当社株式は2019年12月10日付で東京証券取引所マザーズ市場に上場したため、それ以前の株価については記載しておりません。
11.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第10期の期首から適用しており、第10期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
2 【沿革】
当社は、インターネット事業を目的として2013年3月に設立され、主要な事業として天気予報専門サイトである「tenki.jp(てんきじぇーぴー)」の運営を一般財団法人日本気象協会(以下、日本気象協会)との共同で行っております。当社設立以降の企業集団に係る経緯は、次のとおりであります。
| 2013年3月 | 株式会社ALiNKインターネットを東京都渋谷区に設立。 |
|---|---|
| 2013年4月 | 日本気象協会と業務提携契約を締結。 |
| 2015年7月 | 本社を東京都新宿区へ移転。 |
| 2015年9月 | 天気予報専門メディア「tenki.jp」のAndroid版アプリをリリース。 |
| 2017年4月 | iOS、Android版の課金アプリ「tenki.jp 登山天気」をリリース。 |
| 2018年1月 | アドネットワーク事業を行う株式会社アトモスを吸収合併。 |
| 2018年12月 | 傘シェアリングサービス「アイカサ」を運営する株式会社Nature Innovation Groupへ出資。 |
| 2019年12月 | 東京証券取引所マザーズに株式を上場。 |
| 2021年11月 | iOS、Android版の課金アプリ「tenki.jpゴルフ天気」をリリース。 |
| 2022年4月 | iOS、Android版の課金アプリ「tenki.jpキャンプ天気」をリリース。 |
| 2022年8月 | 本社を東京都豊島区へ移転。 |
(注) 2022年4月4日に東京証券取引所の市場区分の見直しにマザーズよりグロース市場へ移行しております。
当社主要事業であるtenki.jp事業に係る経緯は次のとおりであります。なお、当社創業者は当社設立以前から日本気象協会とtenki.jpを運営しております。
| 1997年9月 | 日本気象協会が中心となって公益事業であるWebサイト「防災気象情報サービス」(現在のtenki.jpの原形)を開始。 |
|---|---|
| 2002年6月 | 「防災気象情報サービス」をtenki.jpとしてリニューアル。公益事業から収益事業に転換。 |
| 2005年4月 | 現当社代表取締役CEOの池田洋人が取締役を務める株式会社ありんくが、日本気象協会と営業支援契約を締結。 |
| 2008年4月 | 株式会社ありんくが、日本気象協会と業務委託契約を締結。営業支援に加えて、tenki.jpに係る事業計画の作成、サイトの企画設計等への関与を開始。 |
| 2008年9月 | 株式会社ありんくと日本気象協会で、tenki.jpの大幅リニューアルを実施。 |
| 2009年6月 | Twitterの公式アカウント「@tenkijp」を開設。Twitterにおいて天気関係の情報発信を開始。 |
| 2011年4月 | Facebookの公式アカウントを開設。 |
| 2011年5月 | iOS版アプリをリリース。 |
| 2011年10月 | 株式会社ありんくが、日本気象協会と業務提携契約を締結。現在の共同事業の形態でのtenki.jpの運営を開始。 |
| 2013年3月 | 日本気象協会との業務提携契約で定められた、株式会社ありんくが保有する一切の権利義務を、当社へ譲渡。 |
3 【事業の内容】
当社は、経営理念の「未来の予定を晴れにする」を実現すべく、ひとびとの暮らしと天気の関連性を活用し、ちょっと先の未来をより良くするための事業を営んでおります。
当社創業メンバーは2008年から天気予報専門メディア「tenki.jp」の運営を行ってまいりました。当社は、メディア運営及びマネタイズ手法の確立を経て培ったGrowth Hack(注1)やトレーディングデスク(注2)業務のノウハウを蓄積していると考えております。また、設立当初より「気象業界×インターネット」の領域で事業推進を行い、今後も経営理念や現在の当社の対処すべき課題(「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」をご参照ください)に基づいて「天気情報」の社会インフラ化を目的として事業を進めてまいります。
注1:「Growth Hack」とは、ユーザーから得たサービスについてのデータを分析・改善し、マーケティング上の課題を解決する手法を指します。
注2:「トレーディングデスク」とは、アドネットワーク業者(Webサイトやソーシャルメディア等の複数の広告媒体を集めて広告配信ネットワークを作り、それらの媒体に広告をまとめて配信する仕組みを行う業者)とのやり取りを通じ、広告主が求める最適なデジタル広告の運用・設計・分析等を一貫して行うことを指します。
現在は主な事業として、日本気象協会との共同事業である天気予報専門メディア「tenki.jp」、「tenki.jp 登山天気」等の運営を行っております。なお、当社はtenki.jp事業の単一セグメントであるため、以下、tenki.jp事業に関する記載としております。
(1) 運営メディアについて
tenki.jpは、生活にかかせない天気予報と気象予報士が日替わりで季節の話題を提供する等のコンテンツに加え、観測データ、地震・津波等の防災情報の提供を行い、気象情報を多種多様な形態で提供しております。PCのWebページ、スマートフォンアプリ、スマートフォンサイトを合わせて年間約78億PV(注3)(2023年2月期実績)、Twitterのフォロワー数が約286万人(2023年2月末時点)に達する天気予報専門メディアです。
注3:「PV(ページビュー)」とは、ウェブサイト内の特定のページが開かれた回数を表し、ウェブサイトがどのくらい閲覧されているかを測るための一般的な指標です。
| <tenki.jpのページ> | <tenki.jp及びtenki.jp 登山天気のロゴマーク> | |
| (tenki.jp) | (tenki.jp 登山天気) | |
① 運営メディアの提供情報
ⅰ.tenki.jp
2週間天気や1時間ごとの天気、今いる場所の雨の様子(雨雲レーダー)等、ユーザーの志向やユーザーが必要な場所・時間に合わせた天気予報を無料で提供しております。天気予報だけでなく、一般的な気象情報として、観測データや天気図、防災情報もリアルタイムで提供しております。
また、ユーザーの未来の行動の判断材料を提供するために、気象予報士のポイント解説(日直予報士)や洗濯指数、お出かけ指数等の指数情報、天候と関係のある主要レジャーの天気情報を提供するレジャー天気、花粉飛散情報、紅葉見ごろ情報等の季節に応じた季節情報等の各ユーザーの志向に応じた多種多様な情報を提供しております。
なお、スマートフォン用天気予報アプリ「tenki.jp」では、広告を非表示にする定期購読サービス「ライトプラン」も実施しております。
<提供情報一覧>
ⅱ.tenki.jp 登山天気
登山準備に使用できる指数情報や山々の山頂・登山口・ふもと別の天気、雨雲の動き・雷危険度・台風情報等のリアルタイム情報をチェックできます。なお、日本の三百名山全てを網羅しております。
※なお、「tenki.jp 登山天気」は、山のふもとから山頂までのルート沿いのピンポイント予報等、気象業務法の観点から不特定多数に公開できない情報も含まれているため、スマートフォンアプリの有料会員サービスとして提供しております。
ⅲ.tenki.jp ゴルフ天気
全国2100カ所以上のゴルフ場のピンポイント天気予報に加えて、気象条件によるゴルフ場検索を可能としたほか、プレー中にスマホの向きに合わせて風向きを表示する機能や、プレー後にスコアや写真と一緒に天気や気温を記録する機能などを提供しております。
※なお、「tenki.jp ゴルフ天気」は、気象業務法の観点から不特定多数に公開できない情報も含まれているため、スマートフォンアプリの有料会員サービスとして提供しております。
ⅳ.tenki.jp キャンプ天気
全国約2000カ所以上のキャンプ場の天気予報に加えて、日の出・日の入りや紫外線、服装、落雷、星空指数、熱中症アラートなど、キャンプに特化した豊富な情報を提供します。さらに、1カ月先までの気温・降水量の予測、1年間の晴天率も確認することができます。
※なお、「tenki.jp キャンプ天気」は、気象業務法の観点から不特定多数に公開できない情報も含まれているため、スマートフォンアプリの有料会員サービスとして提供しております。
② tenki.jpのPV数
サービス開始当初はPCのWebページのみでしたが、スマートフォンの普及に伴い、iOS、Androidのそれぞれに対応したアプリケーションを提供しております。
日本では、災害をもたらす気象事例が度々発生していることや、年平均気温が様々な変動を繰り返しながら上昇していること、全国の1時間降水量80mm以上の年間発生回数が増加していることから、人々の天気及び防災情報への関心が高まり、tenki.jpのPV数が増加していると考えております。
なお、2023年2月期より、PV数の取得方法を変更しております。
日本の年平均気温偏差 アメダス(1時間降水量80㎜以上の年間発生回数)
日本の年平均気温偏差
細線:各年の平均気温の基準値からの偏差、太線:偏差の5年移動平均値、直線:長期変化傾向。基準値は1981~2010年の30年平均値。
アメダス
棒グラフは各年の年間発生回数を示す(全国のアメダスによる観測値を1,300地点あたりに換算した)。直線は長期変化傾向(この期間の平均的な変化傾向)を示す。
③ マネタイズ方法
当社運営メディアであるtenki.jpの主な収益は各ページに掲載される広告収入となります。アドネットワークを駆使した運用型広告の収入と枠売りやタイアップ広告等の純広告の収入が大半を占めますが、2023年2月期の実績では運用型広告の収入が全体の90%以上を占めております。
当社は、収益の拡大を図るべく、日々アドネットワーク業者とやり取りを重ね、自社で広告運用を担っております。当該業界は日進月歩で最新のテクノロジーが開発されていますが、当社は常に最先端のアドテクノロジーを追い求め、既存の業者だけでなく、海外の新興系のプロダクトも活用して0.01円単位の広告チューニング(注4)を行い、最適な運用を行うよう心掛けております。
また、広告単価や広告配信比率を「気象データ」を加味した独自のアルゴリズムで運用できる体制を構築し、天候変化に連動して広告を調整すること(以下、天気マッチング広告)で収益性の向上を目指しております。
天気マッチング広告の具体例は、以下の通りとなります。
注4:「広告チューニング」とは、広告の効果を最適化することを指します。例えば、入札制を採用している広告では、入札金額の高い広告を上位表示し、入札単価の低い広告を下位表示します。
(2) 当社の特徴
① システム構築・運用
当社は少人数(2023年2月末現在、従業員22名)であるものの、年間で約78億PV(2023年2月期実績)という規模のサービスを運用できる体制を構築しております。
過年度に発生している大災害時のユーザーの行動傾向等を蓄積しており、過去の異常気象時や災害時等の突発的なユーザー増加状況を踏まえ、さくらインターネット株式会社と連携を取り、緊急時の対応に備えております。tenki.jpに係るプログラム・システムは社内でマニュアル化されており、また、オープンソースのプログラム言語で運用しているため、どのエンジニアが入社してもすぐに対応できるよう社内体制を整えることで、少人数で対応できる組織となっております。
② Growth Hack
当社はtenki.jpのユーザーの行動等を分析し、世の中のトレンドに合わせて改善活動を行っております。上述の「(1) 運営メディアについて ① 運営メディアの提供情報」に記載のとおり、気象情報のみならず、周辺情報も提供しておりますが、各ページへの改善活動・施策を毎回、効果測定し、日々PDCAを回すことで当社内にナレッジを蓄積しております。
tenki.jpのPV数は年間で約78億PV(2023年2月期実績)あることから、当社はインターネットプラットフォーマー(注5)と日頃から直接、コミュニケーションを取ることができており、当該プラットフォーマーの動きにフレキシブルに対応しております。
上記から、気象情報はもとより、気象情報が関わらないと思われる周辺のキーワードでもtenki.jpへアクセスされるような取組みを担うことでアクセス数の増加を企図しております。
注5:「インターネットプラットフォーマー」とは、企業や個人等が、特定のインターネットサイトの利用者を対象に、販売、広告、情報発信を行う際のサービスやシステムといった基盤(プラットフォーム)を提供する事業者を指します。
③ トレーディングデスク
当社は国内のみならず、海外でも最新のアドテクノロジーを導入すべく、アドネットワーク業者と情報交換を行っております。当社は自社で年間約78億PV(2023年2月期実績)のメディアを運営しているため、アドネットワーク業者を選ぶ立場として最適な価格設定や配信比率(同一の広告枠に複数の素材を配信する際に設定する表示頻度)を実現するよう日々の業務を行っております。また、tenki.jpの運営を開始してから、天候によるPVの上下と価格の連動・相関関係を把握しているため、独自のツール等を利用して、天候連動(注6)によった広告配信を一部行うことにより、広告主の細かな配信条件に対応できることで単価の向上に努めております。
注6:「天候連動」とは、市区町村単位(全国約2,000カ所)の狭域に対して、「雨が降っているエリア」等、広告主が指定した天気条件にマッチングし、一般広告よりも優先的に広告を掲載するものです。
(3) 日本気象協会との共同運営について
当社は設立以来、気象情報等をメディア上で提供し、メディア運営ノウハウ及びメディアマネタイズノウハウを蓄積しながら、気象業界に関連したインターネット事業を営んでまいりました。一方で、気象予報士を抱え、予報業務をリアルタイムで行うだけのリソースは保有しておりませんでしたので、気象予報士を300名以上抱え、予報業務や気象に係るコンテンツの制作・設計に長けている日本気象協会と互いのリソースを活かした共同事業(天気予報専門メディアの運営)を行うことで、現在の当社の経営理念を達成することを意図しております。
『「tenki.jp」の運営に関する業務提携契約書』に基づき、当該事業の事業方針及び事業計画は、両者の協議によって合意・決定しておりますが、当該事業における両者の主な役割については、以下のとおりとなっております。なお、契約の詳細は「第2 事業の状況 4 経営上の重要な契約等」に記載しております。
| 項目 | 分担 |
| サイト、アプリの企画制作・設計 | 主担当:当社、副担当:日本気象協会 |
| 「tenki.jp」は天気予報専門メディアとしてWebサイト・アプリ上で気象情報等(データ元は日本気象協会)を提供しております。気象情報等は広く一般ユーザーが目にする情報であり、どのメディアも基本的に気象庁のデータを一次情報として使用している(特に防災情報は一次情報を変更せずに使用する必要があります)ため、同業他社との差別化のためにはユーザー目線に立ったWebサイト・アプリ設計が重要となります。当社は当該役割を担い、日々、ユーザー目線に立ったWebサイト、アプリ上での企画立案や課題への対応を行っております。 | |
| 気象コンテンツの企画制作・設計 | 主担当:日本気象協会、副担当:当社 |
| 「tenki.jp」に掲載される気象関係のコンテンツについて、日本気象協会は日々、予報業務等を行い、気象に係るデータを制作しております。Webサイト、アプリ上での新たな企画案(指数情報やレジャー天気等)が発案された場合は、その実現可能性を調査、考察します。実現可能性があると判断された場合はデータ設計を行います。 | |
| 各種データの提供 | 主担当:日本気象協会 |
| 日々の予報業務を通じて制作される天気予報等の各種データ提供は日本気象協会が行っております。なお、各種データには、他の業者等から購入した情報も含まれております。 | |
| システムの運用保守管理、システム設計・開発 | 主担当:当社 |
| 日本気象協会から提供された気象情報等の各種データをWebサイト・アプリ上に提供するためのシステム設計・開発や当該システムの運用保守管理は当社が一括して担っております。 | |
| 運用型広告業務(トレーディングデスク業務) | 主担当:当社 |
| 収入の大半を占める運用型広告に関する業務は当社が担っております。日々の広告チューニングやアドネットワーク業者選定、アドテクノロジーの導入可否の検討等、tenki.jpのサービス特性を勘案した最適な広告運用を行い、収益の最大化に取り組んでおります。 | |
| 広告商品企画 | 主担当:当社、副担当:日本気象協会 |
| 広告商品の企画については、Webサイト、アプリに表示される広告枠の調整やユーザー目線のUI、UXへの影響や、システムを活用して売買するプログラマティック広告及び代理店を通じて売買する天気マッチング広告(注7)等、システムや運用型広告の販売に直結するため、基本的には当社が担っております。一方で、広告商品の企画として気象コンテンツとの連携のために当社だけでなく、日本気象協会も一部関与しております。注7:「天気マッチング広告」とは、天気と連動したWeb広告配信サービスを指します。市区町村単位(全国約2,000カ所)に個別ページが存在するtenki.jpにおいて、「雨が降っているエリア」等、広告主が指定した天気条件にマッチングし、一般広告よりも優先的に広告を掲載することが可能になります。 | |
| 業務に必要な契約手続き等 | 主担当:日本気象協会 |
| 契約の内容確認等は両者で担いますが、業務に必要な契約の手続きは日本気象協会で対応しております。また、日々のWebサイト・アプリへの問い合わせ対応は日本気象協会で対応しており、特殊な対応が必要な場合は両者協議の上、対応を検討することしております。 | |
| 項目 | 分担 |
| 市場調査及び分析 | 主担当:当社・日本気象協会 |
| 日々のtenki.jpのユーザー行動をアクセスログの分析等を通じて、中長期的なスパンにおけるtenki.jpユーザーのデモグラフィック(注8)や、tenki.jpを取り巻く市場環境の調査分析等を実施しております。当該業務はtenki.jp全般に関わることから両者で担当しております。注8:「デモグラフィック」とは、性別、年齢、居住地域、所得、職業、家族構成等人口統計学的な属性の総称のことであり、これらの属性をもとに市場を分類し、マーケティングのターゲットを明確にするための指標となります。 | |
| Growth Hack(マーケティング) | 主担当:当社 |
| サイト利便性の向上のため、ユーザー行動データや市場動向等を分析し、仮説検証・施策実行を行い、PV向上につなげるためのPDCAサイクルを回しております。当社専門部署で日々、対応を重ねております。 | |
| ブランディングやプロモーションの企画、実施 | 主担当:当社・日本気象協会 |
| 広告媒体やイベントでのtenki.jpのブランディングやプロモーションを両者で協議して進めております。 | |
主担当:当該当事者がその裁量により役割を全うする。
副担当:当該当事者は他の当事者と必要に応じて協議し、一部役割を担う。
※双方が主担当とする役割については、双方協議により合意・決定し、実施するものとする。
※当社と共同事業を行う日本気象協会の概要
日本気象協会は、「安全・安心・快適な社会づくり」のために、気象・環境・防災・情報サービスを通じて社会に貢献する使命を担い、1950年に財団法人日本気象協会として設立されております。日本における気象会社として、日本で初めて気象情報をオンライン提供する等、気象業務法に基づいた気象データの提供を気象業界の創生期より継続的に行っております。2009年より一般財団法人へ移行し、民間の気象会社として、現在は、気象・環境・防災等に関わる調査解析や気象に関わるリアルタイムの情報提供等、気象コンサルティングのプロフェッショナルファームとして活動しております。
| 日本気象協会の基本情報 | |
| 名称 | 一般財団法人日本気象協会(Japan Weather Association) |
| 代表者名 | 会長 春田 謙 |
| 設立 | 1950年5月10日(2009年10月より一般財団法人へ移行) |
| 従業員数 | 844名(2022年7月1日現在) |
| 主要な事業区分 | 防災ソリューション事業環境・エネルギー事業メディア・コンシューマ事業(tenki.jp事業等) |
※気象産業の構造
気象データ等は気象庁から一般財団法人気象業務支援センターを通して、民間気象事業者へ気象データ等が配信されております。民間気象事業者は気象庁から提供された気象データ等を天気予報等に活用しておりますが、気象庁以外の事業者が天気や波浪等の予報業務を独自に行う場合は、気象庁から予報業務許可を受ける必要があります。下記は、一般的な情報の流れを図示したものになります。なお、tenki.jpに掲載する予報業務が必要な情報については、日本気象協会が制作・提供しているため、当社は予報業務許可を受ける必要がありません。なお、日本気象協会は下図の民間気象事業者に該当します。
[事業系統図]
当社の事業系統図は以下のとおりであります。当社の売上の大半をtenki.jp事業が占めることから、下記はtenki.jpに係る事業系統図を示しております。なお、実線は役務提供と対価の流れ、点線は事業上の役割等を示しております。
※tenki.jpは業務提携契約書に基づき、互いのリソースを提供し、共同事業を行っております。収入について、「主要な契約手続き」を日本気象協会が担っていることから、広告収入は一旦、日本気象協会に入金され、当社は定められたレベニューシェア(注9)の割合に応じて日本気象協会から配分されております。
注9:「レベニューシェア」とは、パートナーと提携し、相互の協力で生み出した事業収益をあらかじめ決めておいた配分率で分配することを指します。
4 【関係会社の状況】
該当事項はありません。
5 【従業員の状況】
(1) 提出会社の状況
2023年2月28日現在
| 従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
|---|---|---|---|
| 22 | 42.6 | 2.8 | 5,848 |
(注) 1.従業員数は就業人員であります。なお、臨時従業員は雇用しておりません。
2.平均年間給与は、基準外賃金を含んでおります。
3.当社は、tenki.jp事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
(2) 労働組合の状況
当社において労働組合は結成されておりませんが、労使関係は安定しております。
第2 【事業の状況】
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。
(1) 経営方針
当社は、経営理念の「未来の予定を晴れにする」を実現すべく、ひとびとの暮らしと天気の関連性を活用し、ちょっと先の未来をより良くするための事業を営んでおります。そのような想いの中で、日本気象協会との共同事業である天気予報専門メディア「tenki.jp」を運営してまいりました。
<当社の経営理念の背景にある想い>
天気は私たちの生活の中に存在し、いつも影響を与えてくれます。
「今日、雨ならこれをしよう」
「明日、晴れたらここに行こう」
今を生きる私たちも、昔の人も、そして未来の人も、同じことを感じるでしょう。
有史以来、天気は人類にとって身近で生きるために大切な情報です。
私たちがこれから目指すのは、
人々が情報を受け取った、その先の課題解決。
例えば、雨の予報を見た人がどんな気持ちになるのか。
大雪の地域に住む人は何を必要とするのか。
そんなひとりひとりのココロに寄り添い、
それぞれが抱える課題に最適なソリューションを提供していくことも私たちの仕事だと考えます。
Weather Techを通じて、ちょっと先の暮らしに小さな幸せを届け続ける。
それが私たちの実現したい未来です。
(2) 経営戦略等
当社は、これまでtenki.jp運用に伴うインターネット広告分野に軸足を置き、気象に関する情報を集め、それを分析・蓄積し、付加価値をつけ、価値を提供することをテクノロジーで実現することにより、“未来の予定を晴れにする”という経営理念を実現してまいりました。
現在の主たる事業はtenki.jp事業でありますが、これまでアドネットワーク広告関連市場の立ち上がり時期から今日に至るまで、一貫して市場の健全な成長と当社サービスである「tenki.jp」の競争力強化に積極的に投資を行い、市場からの認知並びに評価の獲得に努めてまいりました。特にアドネットワークは、日進月歩の高度な技術でありますが、当社には本分野の知見を有する者が所属しております。今後の方針としても引き続き、当社では自社の強みが活き、かつ今後の拡大が見込まれるアドネットワーク広告関連市場に経営資源を投入していく所存です。
また、当社は気象産業における法令の改正等を含めた過去の経緯、技術革新による状況を「天気1.0時代」「天気2.0時代」「天気3.0時代」の3つの時代に分けて捉えており、以下は当社が考えるそれぞれの時代の定義を記載しております。
<天気1.0時代>
限られた気象業務法の許可事業者が新聞・テレビをはじめとしたマスメディア、公共機関及び事業会社へ気象予報等の気象情報をBtoBで提供していた時代。
<天気2.0時代>
気象業務法の改正(1993年)及びインターネットの発展(1990年代後半から2000年代)によって民間事業会社でも気象情報を一般消費者へ、直接、提供することが可能(BtoC)となった時代。
<天気3.0時代>
IoT(Internet of Things)、人工知能(AI)及びビッグデータ解析等の技術革新を背景とした気象情報のリアルタイム解析等に伴う、気象情報と現実社会を結びつけて新たな価値を産業や社会へ提供することが可能となる時代。
当社は天気2.0時代においてtenki.jpの発展を通じた事業拡大を行ってまいりました。今後到来すると当社が考える天気3.0時代においては、内閣府の提唱するSociety5.0(注1)に沿って、経済発展と社会的課題の解決を両立する社会の構築を担う事業会社が一般消費者から支持を受け、事業拡大を達成できるものと考えております。
当社の主要事業であるtenki.jp事業に継続して経営資源を投下して事業を拡大してまいります。更に天気3.0時代へ向けて、年間78億PV(2023年2月期実績)を記録するメディアであるtenki.jpを活かすための人工知能等の最先端技術を採り入れた技術強化を追求し、気象情報と現実社会を結びつけた新たな価値を提供する「Weather Tech」企業を目指して事業拡大を図り、競争優位性を創出することで持続的な成長を目指します。
注1:「Society5.0」とは、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)を指します。(内閣府HPより)
(3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社は、より高い成長性及び収益性を確保する視点から、売上高成長率及び売上高営業利益率を重要な経営指標と捉えております。また、主要事業であるtenki.jp事業の売上高のKPIであるtenki.jpのPV数についても重要な指標と位置付けております。
(4) 経営環境
2022年の広告費を媒体別にみると、日本のインターネット広告費は3兆912億円で対前年比114.3%となり、そのうち運用型広告費は2兆1,189億円で対前年比115.3%(出典:株式会社電通「2022年日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」)となっており、市場規模及び成長率ともに当社事業にとって好環境となっております。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当社は、「気象情報」を社会インフラ化することを事業目的としております。tenki.jpは一般的な気象情報のみならず、日本気象協会所属の気象予報士による記事や独自の指数情報(服装、体感等)、レジャー天気情報等も掲載されており、PCのWebページ、スマートフォンアプリ、スマートフォンサイトを合わせて年間78億PV(2023年2月期実績)を記録しております。天気情報は、各種メディアでも必ずと言っていいほど触れられており、気象庁の観測データを頂点とした社会インフラ化が一定程度は進んでおりますが、昨今多発している異常気象や天災の発生において、必ずしも正確な情報がリアルタイムに共有されていないこと等から、当社としては、気象情報の分野においてまだ取り組むべき余地は十分にあると考えております。当社は、今後もtenki.jpの充実を図り、知名度向上を目指し、上述の課題に対するソリューションを提供すべく事業を展開する予定であります。
具体的に、当社が対処すべき主な課題は以下のとおりであります。
① サービスの認知度向上
当社が今後も高い成長率を持続していくためには、「tenki.jp」の認知度を向上させ、継続的に利用されるユーザーを増加させていくことが必要不可欠であります。そのために、マーケティングや広報活動等を強化・推進し、積極的な認知度向上に向け取り組んでまいります。
② 技術革新への対応
当社は、広告のトレーディングデスク業務を主体にマネタイズを展開しておりますが、新たなインターネット関連の技術革新やデータ分析技術の進歩に対してタイムリーに対応することが、今後の事業展開上重要な要素であると認識しております。特に昨今、広告識別子やcookieに依存しない気象データに注目が高まっている背景を踏まえ、Google等インターネット・サービス事業者の動向を把握し、その技術情報をいち早く入手しつつ独自の技術を開発することで、自社サービスの先進性やユニーク性を確保してまいります。
③ 人材採用及び組織体制の整備
当社の継続的な成長には、事業拡大に応じて優秀な人材を採用し、組織体制を整備していくことが重要であると考えております。積極的な採用と人材の定着を推し進めるため、多様なワークスタイルの支援を通じた働きやすい魅力ある職場作りに取り組むとともに、適正な評価がなされるよう人事制度の更なる改善、組織体制整備を行ってまいります。
④ 内部統制及びコンプライアンスの強化
当社は、今後も更なる業容拡大を図るため、当社の成長段階に沿った内部管理体制の強化が必要と認識しております。このため、成長ステージに合わせバックオフィス機能を拡充していくとともに、経営の公正性・透明性の確保に取り組んでまいります。また、社内研修や勉強会等を開催し内部統制及びコンプライアンスの強化に努めてまいります。
⑤ 新規ソリューションの提供
当社は、気象情報の一般消費者への提供だけでなく、気象情報と現実社会の連携を深めるための新規ソリューションの提供を検討しております。新たなメディアやソリューション事業を、当社単独での取り組みと日本気象協会と共同での創出の双方で推進してまいります。
⑥ 他企業との業務提携やM&Aの活用
当社は、他企業との業務提携やM&Aなどの手段が、既存事業の発展や新規事業創出をスピーディに実現させるための有効な手段と考えており、今後の事業展開においてもその可能性について積極的に検討してまいります。
2 【事業等のリスク】
本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に影響を及ぼす可能性のある事項は、以下のようなものがあります。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項につきましても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項につきましては、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。当社は、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避、発生した場合の対応に努める方針であります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであり、将来において発生の可能性のある全てのリスクを網羅したものではありません。
(1) 一般財団法人日本気象協会について
tenki.jpは、当社と日本気象協会との間で『「tenki.jp」の運営に関する業務提携契約書』(以下、本契約書)を締結の上、「第1 企業の概況 3 事業の内容」に記載のとおり、両者の役割分担を定め、一体化した事業運営を行っているサービスであります。「第2 事業の状況 4 経営上の重要な契約等」に記載のとおり、契約期間は契約締結日より3年間としており(以後1年間の自動更新)、本契約書で「tenki.jp」事業に関する売上高のレベニューシェア率(当社:日本気象協会=49.5:50.5)を定めております。また、当社はtenki.jp事業の単一セグメントであり、売上高の大半はtenki.jpによるものであります。
① 本契約書の解消に関するリスク
現時点において、当社と日本気象協会との関係は良好であり、tenki.jp事業の継続性に関し、懸念される事項はありません。しかしながら、当社または日本気象協会が、本契約を終了させようとする場合には、契約期間満了の1年前までに相手方へ通知し、両者の協議によって対応を定めることとしているため、協議の結果によっては本契約を解消することが可能となります。
本契約書において著作権の取扱いは以下と定めております。
・Webサイト、アプリを生成するプログラム及びシステム等(UI、UX(注1)等を含む。)の著作権は当社に帰属するものとする。
注1:「UI、UX」とは、UI(ユーザーインターフェース)はユーザーの目に触れる部分を指し、UX(ユーザーエクスペリエンス)はユーザーがサービスを通じて得られる体験を指します。
・日本気象協会の提供する気象情報及びこれに関連するコンテンツ等に係る著作権は日本気象協会に帰属するものとする。
また、上記の著作権以外の共有物及び権利については、レベニューシェア率に応じた割合で共有するものとし、共同事業開始後に登録した商標(tenki.jpのロゴマーク)等については別途共有割合を定めるものとしております。
日本気象協会との関係性に疑義が生じ、日本気象協会が当社ではない他のインターネットメディア運営会社と天気予報専門メディアを運営すると意思決定する等、当該契約が解除された場合、上述の権利関係の定めにより、当社及び日本気象協会は契約期間満了時点を持って、現行のtenki.jp及びtenki.jp 登山天気、tenki.jpゴルフ天気、tenki.jpキャンプ天気のWebサイト、アプリを継続できないこととなり、当社は現在のtenki.jp事業の収入はなくなることとなります。
本契約書が解除されることとなった場合、当社は、本契約書の定めにより、tenki.jp及びtenki.jp 登山天気のWebサイト、アプリを生成するプログラム及びシステム等(UI、UX等を含む。)の著作権を保有しているため、契約期間満了までに気象情報に関するデータや指数情報等をはじめとした独自の気象・予報データを気象業務支援センターや日本気象協会ではない他の民間気象事業者から取得し、現在運用しているシステムをもとに別の天気予報専門メディアを開設する方針です。気象庁が情報開示の観点で観測データ等を無料で開放していることや、予報業務許可を受けている民間気象事業者は複数社存在するため、その中から気象情報に関するデータ等については、代替先を見つける方針です。また、tenki.jpの収入の大半を占める運用型広告に関しては、当社が過去から担っており、ノウハウは当社にのみ蓄積されていることを踏まえ、そのノウハウを用いて別の天気予報専門メディアのマネタイズを行う方針です。しかしながら、tenki.jpの名称は日本気象協会が保有しており、tenki.jpという名称が使用できなくなるため、当該メディアの認知度向上のために改めてマーケティング施策の検討や実行を行い、当該マーケティング施策の効果が現れるまでに時間を要することが想定されます。
上述のため、日本気象協会との関係性が悪化した場合には、当社の財政状態及び経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。
② 本契約書の内容変更に関するリスク
事業環境の変化等によって、日本気象協会との間で協議の上、本契約書の内容変更を行うことが考えられます。当該契約内容変更に伴い、当社の役割や日本気象協会の役割が変更された場合は、当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、レベニューシェア率の変更に関する議論を行う場合が考えられます。過去においては当社の業務負担を考慮してレベニューシェア率は徐々に上昇しておりますが、レベニューシェア率の定めが変更された場合は、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
③ その他、共同事業に関するリスク
<与信に関するリスク>
本契約書の定めにより、tenki.jpの売上高(広告収入)は、一旦日本気象協会に入金された後、定められたレベニューシェアの割合に応じて日本気象協会から当社へ配分されております。現時点までに日本気象協会からの売上高の配分に係る支払が滞ったことはありませんが、今後、日本気象協会の経営状態の悪化等により、日本気象協会から当社への支払いが遅延する、もしくは支払いが困難となる場合には、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
<予報業務許可に関するリスク>
本契約書の定めにより、tenki.jpにおける各種データの提供は日本気象協会が担っております。気象庁以外の事業者が天気や波浪等の予報の業務を行おうとする場合、気象庁から気象業務法に基づく予報業務許可を受ける必要があり、日本気象協会は当該許可を受けた予報業務の許可事業者であります。日本気象協会は、法令を遵守した運営を行っており、また、過去において予報業務許可が取消しとなる事象は発生しておりませんが、今後、何らかの理由により、予報業務許可が取り消された場合には、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
<意思決定に及ぼす影響に関するリスク>
当社と日本気象協会は、本契約書で定められた役割分担に則って、共同事業を行っております。日本気象協会は、当社の発行済株式20,400株(所有割合0.95%)を保有しておりますが、役員の招聘、出向者の受入等の人的交流は行っておらず、当社が保有しているシステム、技術及びノウハウ等の関与もなく、また、借入金等の当社事業運営上の資金的関係もございません。当社は日本気象協会との共同事業であるtenki.jp事業が売上高の大半を占めております。現時点では関係も良好であり、当該事業の事業方針及び事業計画は、両者の協議によって合意・決定しており、また、tenki.jp事業の日常業務について本契約書で定められた役割分担に則って業務を行っております。今後、万が一、日本気象協会との関係性に何らかの変化があった場合や、当社と日本気象協会の事業方針等に相違が発生した場合は、事業方針及び事業計画の策定にあたり、意見の齟齬が発生する可能性や、当社の日常業務に支障が発生する可能性があります。その場合、当社は売上の大半をtenki.jp事業が占めておりますので、当社の意思決定にも影響を及ぼし、その結果として当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
※当社と共同事業を行う日本気象協会の概要
日本気象協会は、「安全・安心・快適な社会づくり」のために、気象・環境・防災・情報サービスを通じて社会に貢献する使命を担い、1950年に財団法人日本気象協会として設立しております。日本における気象会社として、日本で初めて気象情報をオンライン提供する等、気象業務法に基づいた気象データの提供を気象業界の創生期より継続的に行っております。2009年より一般財団法人へ移行し、民間の気象会社として、現在は、気象・環境・防災等に関わる調査解析や気象に関わるリアルタイムの情報提供等、気象コンサルティングのプロフェッショナルファームとして活動しております。
| 日本気象協会の基本情報 | |
| 名称 | 一般財団法人日本気象協会(Japan Weather Association) |
| 代表者名 | 会長 春田 謙 |
| 設立 | 1950年5月10日(2009年10月より一般財団法人へ移行) |
| 従業員数 | 844名(2022年7月1日現在) |
| 主要な事業区分 | 防災ソリューション事業環境・エネルギー事業メディア・コンシューマ事業(tenki.jp事業等) |
(2) 気象状況が経営成績に与える影響について
当社の主力事業であるtenki.jp事業においては、異常気象や台風等の予測できない気象状況の変化が発生した際には、PV数が大幅に増加する傾向があります。したがって、予測できない気象状況の発生状況によっては、PV数の大幅な増減等により、tenki.jp事業の広告収入が増加又は減少し、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(3) インターネット広告市場について
インターネット広告市場は、スマートフォンの普及・利用拡大等を背景に、データ連携可能な運用型広告やスマートフォン向け広告等へのニーズが引き続き高まっております。わが国の2022年の総広告費、7兆1,021億円のうち、「インターネット広告費」は、全体の43.5%、3兆912億円(前年比114.3%)を占めております。そこから「インターネット広告制作費」を除いた「インターネット広告媒体費」は、2兆4,801億円(前年比115.0%)(出典:株式会社電通「2022年日本の広告費」)となっており、順調に成長を続けております。
このようにインターネット広告市場は拡大しておりますが、インターネット広告市場の環境整備や新たな法的規制の導入等、何らかの要因によってインターネット広告市場の発展が阻害される場合には、当社の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
また当社は、広告のトレーディングデスクに注力してtenki.jp事業のマネタイズを展開しておりますが、インターネット広告市場においては、広告配信手法や販売メニューが多様化し、競争が激化する傾向にあり、インターネット広告において革新的な販売メニューや広告配信技術が出現した場合、ネイティブ広告への需要が縮小することにより、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(4) インターネット業界におけるユーザーニーズの変化について
インターネット業界においては、急速な技術革新が進んでおり、これに合わせるようにユーザーのニーズも著しく変化しております。そのような状況下で、これまで当社は、サイト本体のサービス拡充にとどまらず、スマホwebやアプリの対応、TwitterやFacebookといったSNSアカウントの開設運用、キュレーションメディア向けの情報配信等、市場トレンドやユーザーニーズをいち早く取り入れて事業を展開してまいりました。しかしながら、今後、予期しない技術革新等があった場合、その技術革新に対応できるスキルを有した技術者の確保が想定どおりに進まない場合、もしくはユーザーのニーズの把握が困難となり、十分な機能拡充が提供できない場合、ユーザーに対する訴求力が弱まり、メディアとしての価値が相対的に低下し、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(5) 競合サービスについて
当社は、インターネット市場の中の、気象や生活情報を用いたBtoC向けメディアを主たる事業領域としておりますが、昨今、気象情報を用いたソリューションやビックデータ解析は世界的に注目されており、参入企業が増加する傾向にあります。天気予報専門サイトという特殊な分野ではあるものの、今後当社サービスが十分な差別化や機能向上等ができなかった場合や、さらなる新規参入により競争が激化した場合には、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(6) 広告テクノロジー業界における技術革新について
当社は、広告のトレーディングデスクを中心にtenki.jp事業を展開しております。このため、新しい技術習得に対し、人的・資本的投資を継続してまいりますが、新たな技術やサービスへの対応が遅れた場合や、競合する他社において革新的な技術が開発された場合、当社の競争力が低下する要因となり、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(7) プラットフォーム事業者の規制について
当社が共同運営しているtenki.jpでは、Webサイトやアプリを介してユーザーへ情報を提供しており、主な収入はそれらに掲載される広告で得られる収入であります。したがって、Web検索エンジンやアプリを提供するApple Inc.、Google LLC等、プラットフォーム事業者の事業方針が変更され、新たな規制等が行われた場合には、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(8) 不適切な広告配信について
当社はtenki.jp事業において、運用型広告及び純広告を掲載して広告収入を得ております。これらの広告は、不当景品類及び不当表示防止法、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律、等の各種法令で一定の制約が掛けられております。そのため、当社では、tenki.jpにおける適切な広告表示体制を構築するためのマニュアルを定め、各種法令に違反するような広告掲載を行わないよう努めております。しかしながら、何らかの要因によってこれらの対応に不備が生じた場合、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(9) 特定事業への依存について
当社の売上は、単一事業であるtenki.jp事業のみによる収益であります。前述のとおり、インターネットの普及や同広告市場は年々拡大傾向にありますが、マーケティング活動は全般的に景気動向の影響を受けやすく、顧客企業における広告マーケティング費の支出が縮小する場合は、当社の財政状態及び経営成績に大きな影響を及ぼす可能性があります。
(10) 特定の取引先への依存について
当社の主な収益源は、日本気象協会から定められたレベニューシェアの割合に応じて配分されるtenki.jpで得られる広告収入であります。tenki.jpの重要な取引先(第一部 企業情報 第1 企業の概況 3 事業の内容 [事業系統図]における「アドネットワーク」)であるグーグル合同会社への売上高が、当社の売上高全体に占める割合は、前事業年度において40.2%、当事業年度において37.9%となっております。今後も当社及び日本気象協会は当該企業との良好な関係を続けてまいりますが、当該企業の事情や施策の変更等、何らかの理由により当該企業との取引が大幅に減少する場合は、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(11) 災害・事故等の発生について
広告主の広告宣伝活動は、自然災害、大規模な事故、電力その他の社会インフラの障害等の影響を受けやすい傾向にあります。従って、これらの災害・事故等が発生した場合、広告需要減退等により当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(12) 新規事業開発について
当社の今後の事業展開としまして、事業規模の拡大と高収益化を目指して、既存事業に留まらず新規事業開発に積極的に取り組んでいく方針でありますが、とりわけ新規事業の立ち上げについては、既存事業よりもリスクが高いことを認識しております。入念な市場分析や事業計画構築にも関わらず、予測とは異なる状況が発生し、新規事業の立ち上げが計画どおりに進まない場合は、投資資金を回収できず当社の経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
(13) システムの安定性について
当社のサービスは24時間稼働での運用を前提に提供されております。従ってシステムに障害が発生することはサービスの停止を意味するため、システムの安定性、安全性には細心の注意を払っております。また、インプレッション数(広告の表示回数)の増加を考慮したサーバー設備の強化や、負荷分散を施すための冗長構成を実現しております。
当社はさくらインターネット株式会社が提供するデーターセンターを利用し、大量のデータを安全かつ迅速に処理することができ、かつ一時的な過負荷や部分停止にもトラブルを回避できるようなサーバー構成を施しております。
しかしながら、災害のほか、コンピューターウィルスやハッキング等の外的攻撃やソフトウェアの不具合、その他予測できない重大な事象の発生により、万一当社設備やネットワークが利用できなくなった場合には、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(14) 特定人物への依存について
当社の代表取締役である、池田洋人(以下、「同氏」という。)は、インターネット広告業界に関する知識と経験を有しているだけでなく、気象予報士を取得する等、気象に関する知識を保有しております。
そのため、同氏は当社の経営戦略の構築等に際して重要な役割を担っております。当社は、特定の人物に依存しない体制を構築すべく経営体制の強化を図り、同氏に過度に依存しない経営体制の整備を進めておりますが、現状では何らかの理由により同氏の当社における業務執行が困難になった場合、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(15) 当社の組織の規模について
当社は小規模な組織(2023年2月末現在、従業員22名)であり、業務執行体制及び管理体制もこれに応じたものとなっております。当社は今後の急速な事業拡大に応じて、業務執行体制及び管理体制の充実を図っていく方針ではありますが、これらの施策が適時適切に進行していかなかった場合には、当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(16) 人材の確保及び育成について
当社は現時点において小規模な組織であるため、当社の事業活動においては人材への依存度が大きく、今後更なる事業拡大に対応するためには、継続して優秀な人材を確保・育成することが必要であると考えております。しかしながら、必要な人材の確保及び育成が想定どおりに進まない場合、当社の事業展開及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(17) 法的規制について
現時点において、当社の主力事業であるtenki.jp事業に関連して、事業継続に重要な影響を及ぼす法的規制はないものと認識しております。しかしながら、当社の属するインターネット広告市場を含めインターネットの利用者や事業者を規制対象とする法令や行政指導、その他の規制等が制定された場合には当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(18) 配当政策について
当社は、設立以来配当を実施した実績はありませんが、株主に対する利益還元を重要な経営課題であると認識しております。当社の配当の基本的な方針は、事業基盤の整備状況、業績や財政状態等を総合的に勘案し、配当の実施を決定することとしております。
当面は、事業基盤の整備を優先することが株主価値の最大化に資するとの考えから、その原資となる内部留保の充実を基本方針とさせていただく所存であり、当事業年度において配当は行っておりません。
内部留保資金につきましては、将来の事業展開のための財源として利用していく予定であります。
なお、剰余金の配当を行う場合、年1回の期末配当を基本方針としており、期末配当の決定機関は株主総会となっております。また、当社は、会社法第454条第5項に規定する中間配当制度を採用しており、中間配当を取締役会の決議によって行うことができる旨を定款に定めております。
(19) 新株予約権の行使による株式価値の希薄化について
当社では、株主価値の向上を意識した経営の推進を図るとともに、役員及び従業員の業績向上に対する意欲や士気を一層高めることを目的として、当社の役職員に対して新株予約権を付与しております。
本書提出日現在における新株予約権による潜在株式数は201,700株であり、発行済株式総数2,136,900株の9.44%に相当します。
これらの新株予約権が行使された場合には、当社の1株当たりの株式価値が希薄化し、当社の株価に影響を及ぼす可能性があります。
(20) 新型コロナウイルスによる影響について
新型コロナウイルス感染症に関しては、ワクチン接種の普及やウイルス変異による重症化リスクの減少等によりその影響は軽減されており、今後については社会経済活動の正常化が進むことが見込まれていますが、感染収束の動向や、経済情勢に与える影響の度合いによっては、当社の業績に影響を与える可能性があります。
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の分析は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
① 経営成績の状況
tenki.jp事業においては、安定的なPV(ページビュー)数の増加とPV当たり広告単価の維持に取り組んでまいりました。「tenki.jp」に新機能の追加や機能の拡充を図り、また、記事コンテンツ「気象予報士によるポイント解説(日直予報士)」において、話題性の高い記事を効果的かつ効率的に配信することで、認知度の向上を図ってまいりました。さらには、地点天気、雨雲レーダー、防災等の「tenki.jp」における基軸コンテンツのPV数を高めるよう、集中的にSEO対策等の施策を実施いたしました。
それらの結果、年間のPV数は、78億PV(前年同期比104.9%)を達成し、特に9月は、台風接近に伴う押し上げ効果もあり過去最高のPV数を記録しております。なお、当事業年度よりアプリのPV取得方法を変更しているため、PV数は、仮定に基づく推定値を含んでおります。
一方でPV当たり広告単価は、個人情報保護の観点によるCookie規制の影響等により低迷基調となりましたが、行動制限の緩和等による経済活動の緩やかな回復に伴い、ネット広告の需要が高まった影響もあり前年同期比99.4%と前事業年度の水準を維持することができております。
費用面に関しては、将来の売上高及び利益の向上を目的として、新規事業を含めた新たな収益事業の構築に向けた人件費や開発費等の先行投資を行っております。
以上の結果、当事業年度の売上高は685,491千円(前期比5.5%増)、営業利益202,686千円(前期比8.0%減)、経常利益197,879千円(前期比8.1%減)、当期純利益140,176千円(前期比31.7%減)となりました。
なお、当社はtenki.jp事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
② 財政状態の状況
(資産)
当事業年度末における総資産は1,561,593千円となり、前事業年度末に比べ243,477千円減少いたしました。これは主に、現金及び預金が154,591千円減少したこと及びその他の流動資産に含めて表示しております未収入金が101,678千円減少したことによるものであります。
(負債)
当事業年度末における負債合計は72,860千円となり、前事業年度末に比べ45,416千円減少いたしました。これは主に、未払法人税等が59,395千円減少したこと及び未払金が8,634千円減少したこと、一方で契約負債が8,167千円増加したこと及び資産除去債務が5,695千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当事業年度末における純資産は1,488,733千円となり、前事業年度末に比べ198,061千円減少いたしました。これは、当期純利益の計上により利益剰余金が140,176千円増加したこと、一方で自己株式の取得により自己株式が338,238千円増加したことによるものであります。
なお、自己資本比率は95.3%(前事業年度末は93.4%)となりました。
③ キャッシュ・フローの状況
当事業年度の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ154,591千円減少し、当事業年度末残高は1,194,559千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は185,009千円(前事業年度は179,046千円の増加)となりました。これは、主に税引前当期純利益が195,319千円となり、未収入金の減少額101,787千円があったものの、法人税等の支払額が113,792千円であったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は2,294千円(前事業年度は5,517千円の減少)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出が4,800千円であったものの、投資不動産の賃貸による収入が3,852千円であったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は338,914千円(前事業年度は5,485千円の増加)となりました。これは、自己株式の取得による支出が338,914千円であったことによるものです。
④ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社が提供するサービスの性質上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
b.受注実績
当社が提供するサービスの性質上、受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
c.販売実績
当社はtenki.jp事業の単一セグメントであるため、事業別に記載をしております。
| 事業の名称 | 当事業年度(自 2022年3月1日至 2023年2月28日) | |
| 販売高(千円) | 前年同期比(%) | |
| tenki.jp | 681,276 | 105.6 |
| その他 | 4,215 | 98.5 |
| 合計 | 685,491 | 105.5 |
なお、最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前事業年度(自 2021年3月1日至 2022年2月28日) | 当事業年度(自 2022年3月1日至 2023年2月28日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| 一般財団法人日本気象協会 | 645,415 | 99.3 | 681,276 | 99.4 |
(注) 1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.上記の金額は、日本気象協会が取りまとめた上で、レベニューシェアとして当社に分配される形となっております。
3.日本気象協会との共同事業である天気予報専門メディア「tenki.jp」における最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。なお、下表記載の金額については、日本気象協会が取りまとめた上で、レベニューシェアとして当社に分配される形となっております。
| 相手先 | 前事業年度(自 2021年3月1日至 2022年2月28日) | 当事業年度(自 2022年3月1日至 2023年2月28日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| グーグル合同会社 | 261,045 | 40.2 | 259,957 | 37.9 |
| タブーラ・ジャパン株式会社 | 11,701 | 1.8 | 141,964 | 20.8 |
| Outbrain Japan株式会社 | 94,482 | 14.5 | 146 | 0.0 |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営者は「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載されている様々な課題に対処し、ユーザーにより良いサービスを継続的に提供していくことが必要であると認識しております。そのため、経営者は、外部環境の変化に関する情報の入手及び分析を行い、現在及び将来における事業環境を把握する中で課題を抽出し、それに対する対応策を実施していく方針であります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に準拠して作成されております。この財務諸表の作成にあたって、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性が存在するため、これらの見積りとは異なる場合があります。
当社の財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載しております。
② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容については、「(1) 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容」に含めて記載しています。
③ 資本の財源及び資金の流動性
当社の運転資金需要のうち主なものは、人件費、広告宣伝費等の営業費用であり、必要な資金は自己資金、金融機関からの借入及びエクイティファイナンス等で資金調達していくことを基本方針としております。なお、これらの資金調達方法の優先順位等に特段方針はなく、資金需要の額や使途に合わせて柔軟に検討を行う予定であります。
④ 経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については、「2 事業等のリスク」をご参照下さい。
⑤ 経営者の問題意識と今後の方針について
経営者の問題意識と今後の方針については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」をご参照下さい。
4 【経営上の重要な契約等】
| 相手方の名称 | 契約の名称 | 契約締結日 | 契約内容(注) | 契約期間 |
|---|---|---|---|---|
| 一般財団法人日本気象協会 | 「tenki.jp」の運営に関する業務提携契約書 | 2022年4月15日 | tenki.jpの共同運営に関し、各々の業務内容及び業務提携の諸条件を定めることを目的とする。 | 契約締結から3年間とし、1年間ごとに自動的に更新される。契約を終了させようとする場合には、契約期間の末日から1年前までに相手方に通知するものとし、その場合は両者の協議によって対応を定める。 |
(注) 契約内容の詳細は以下のとおりです。
・「tenki.jp」という名称にてWebサイト、アプリケーション(iOS、Android)を運営。
・共同事業の業務分担は「第1 企業の概況 3 事業の内容」に記載のとおりです。
・「tenki.jp」に関する収益は、当該契約書で定めたレベニューシェア率(当社:日本気象協会=49.5:50.5)にて配分される。
・「tenki.jp」に関する費用は、業務の主担当が負担するものとするが、当社と日本気象協会が協議により同意した費用等は、当該契約書で定めたレベニューシェア率にて負担する。
・当社及び日本気象協会は協議の上、「tenki.jp」に関する事業方針・事業計画、仕様及び運営方法等を定めるものとする。
・当社及び日本気象協会は、相手方に対して本契約に定めた業務提携事項の遂行状況、及び業務提携そのものの遂行状況について定期的に報告しなければならない。
・本契約に関連した事項の公表について、当社及び日本気象協会は、事前に協議の上、公表する時期、内容及び方法を定めた後に行うものとする。なお、適時開示事項については当社の判断で公表できることとする。
・当社及び日本気象協会のいずれかの当事者が、契約に定めのある契約解除要件(契約違反の状態が解消されない場合や破産手続開始・民事再生手続開始・会社更生手続開始の申立、清算に入った場合等)に該当するときは、相手方は催告なくして、直ちに本契約を解除し、損害賠償の請求をすることができるものとする。
・商標等は共同で出願する。著作権の取扱いについて、「tenki.jp」に関するWebサイト、アプリケーションを生成するプログラム及びシステム等は当社に帰属し、日本気象協会の提供する気象情報及びコンテンツは日本気象協会に帰属する。また、日本気象協会が使用を許諾した著作物を利用して当社が制作した図形、プログラム等の著作権は、当社及び日本気象協会の共有とし、持分はレベニューシェア率に応じた割合とする。
・「tenki.jp」の運営の過程で生じた発明等が、当社又は日本気象協会のいずれか一方のみによって行われた場合、当該発明等に関する産業財産権は、当該発明等を行ったものが属する当事者に帰属する。また、発明等が当社及び日本気象協会の共同で行われた場合、当該発明時に関する産業財産権は当社及び日本気象協会の共有とし、産業財産権の持分はレベニューシェア率に応じた割合とする。
・当社及び日本気象協会は、本契約が、期間の満了または解除等理由の如何に関わらず終了した場合、本契約に関する全ての共有物及び権利等につき、レベニューシェア率に応じた割合にて分配するものとする。ただし、著作権及び産業財産権については、先述のとおり、当社又は日本気象協会に帰属する。
・当社及び日本気象協会は、相手方の責に帰すべき契約不履行により現実に損害を被った場合には、相手方に対して当該損害の賠償を請求できるものとする。
・当社及び日本気象協会は、本契約上の地位及び本契約から生じる権利、義務を第三者に譲渡し、承継又は担保に供してはならない。また、当社は、日本気象協会が提供した情報を第三者に再提供してはならない。但し、書面により相手方の承諾を得た場合は、この限りでない。
・当社及び日本気象協会は、本契約に基づいて知った相手方の技術上、販売上その他業務に関する事項を、本契約期間中及び本契約が事由の如何を問わず終了した後は、契約に定める一部の情報を除いて、第三者に開示しない。
・当社及び日本気象協会は、「tenki.jp」の名称を用いて関連サービス等を共同して新たに事業化する場合においては、当社及び日本気象協会間でその条件等を協議し、別途契約を締結するものとする。
5 【研究開発活動】
該当事項はありません。
第3 【設備の状況】
1 【設備投資等の概要】
当事業年度における重要な設備投資はありません。また、重要な設備の除却または売却等はありません。
2 【主要な設備の状況】
該当事項はありません。
3 【設備の新設、除却等の計画】
(1) 重要な設備の新設
該当事項はありません。
(2) 重要な設備の除却等
該当事項はありません。
第4 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
| 種類 | 発行可能株式総数(株) |
|---|---|
| 普通株式 | 7,800,000 |
| 計 | 7,800,000 |
② 【発行済株式】
| 種類 | 事業年度末現在発行数(株)(2023年2月28日) | 提出日現在発行数(株)(2023年5月25日) | 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 | 内容 |
|---|---|---|---|---|
| 普通株式 | 2,136,900 | 2,136,900 | 東京証券取引所 グロース市場 | 完全議決権株式であり、権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式であります。単元株式数は100株であります。 |
| 計 | 2,136,900 | 2,136,900 | ― | ― |
(注) 提出日現在発行数には、2023年5月1日からこの有価証券報告書提出日までの新株予約権の行使により発行された株式数は、含まれておりません。
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
第1回新株予約権
| 決議年月日 | 2017年10月2日 |
|---|---|
| 付与対象者の区分及び人数(名) | 当社取締役 2当社従業員 6 (注)8 |
| 新株予約権の数(個) ※ | 1,130 |
| 新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株) ※ | 普通株式 67,800 (注)1、7 |
| 新株予約権の行使時の払込金額(円) ※ | 159 (注)2、7 |
| 新株予約権の行使期間 ※ | 自 2019年10月20日 至 2027年9月30日 |
| 新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円) ※ | 発行価格 159資本組入額 80 (注)7 |
| 新株予約権の行使の条件 ※ | (注)3 |
| 新株予約権の譲渡に関する事項 ※ | 新株予約権の譲渡については、当社取締役会の決議による承認を要する。 |
| 組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 ※ | (注)5 |
※ 当事業年度の末日(2023年2月28日)における内容を記載しております。提出日の前月末現在(2023年4月30日)において、記載すべき内容が当事業年度の末日における内容から変更がないため、提出日の前月末現在に係る記載を省略しております。
(注) 1.新株予約権1個につき目的となる株式数は、60株であります。当社が当社普通株式の株式分割または株式併合を行う場合、次の算式により付与株式数を調整するものとする。ただし、かかる調整は本新株予約権のうち、当該時点で権利行使していない本新株予約権の目的となる株式についてのみ行われ、調整の結果1株の100分の1未満の端数が生じた場合は、これを切り捨てるものとする。
| 調整後付与株式数 | = | 調整前付与株式数 | × | 分割(または併合)の比率 |
|---|
また、当社が合併、会社分割、株式交換または株式移転(以下総称して「合併等」という。)を行う場合、株式の無償割当を行う場合、その他上記付与株式数の調整を必要とする場合には、合併等の条件、株式の無償割当の条件等を勘案のうえ、合理的な範囲内で付与株式数を調整することができる。
2.本新株予約権の行使に際してする出資の目的は金銭とし、その価額は、本新株予約権の行使に際して払込みをすべき1株当たりの金額(以下「行使価額」という。)に本新株予約権にかかる付与株式数を乗じた金額とする。
なお、本新株予約権発行後、当社が当社普通株式につき株式分割、株式併合を行う場合は、次の算式により行使価額を調整し、調整により生ずる1円未満の端数は切り上げる。
| 調整後行使価額 | = | 調整前行使価額 | × | 1 |
| 分割・併合の比率 |
また、調整前行使価額を下回る価額で当社普通株式につき、新株式の発行または自己株式の処分を行う場合(当社普通株式に転換される証券もしくは転換できる証券または当社普通株式の交付を請求できる新株予約権(新株予約権付社債に付されたものを含む。)の転換または行使の場合を除く。)、上記の行使価額は、次の算式により調整されるものとし、調整により生ずる1円未満の端数は切り上げる。
| 既発行株式数 | + | 新規発行株式数×1株あたり払込金額 | ||||
| 調整後行使価額 | = | 調整前行使価額 | × | 調整前行使価額 | ||
| 既発行株式数+新規発行株式数 | ||||||
上記算式において、「既発行株式数」とは、当社の発行済普通株式総数から当社が保有する普通株式に係る自己株式数を控除した数とし、また、自己株式の処分を行う場合には「新規発行株式数」を「処分する自己株式数」と読み替えるものとする。
さらに、当社が合併等を行う場合、株式の無償割当を行う場合、その他上記の行使価額の調整を必要とする場合には、合併等の条件、株式の無償割当の条件等を勘案のうえ、合理的な範囲内で行使価額を調整することができる。
3.本新株予約権の行使の条件
① 本新株予約権の1個の一部行使は認めないものとする。
② 本新株予約権の割当てを受けた者(以下「本新株予約権者」という。)は、本新株予約権の行使時において、当社またはその子会社の取締役、監査役または使用人(以下「当社役員等」という。)の地位を有することを要し、当社役員等の地位を失った場合は行使できないものとする。なお、本新株予約権者が当社役員等の地位を失った後、再度当社役員等の地位を得た場合であっても、本新株予約権の行使はできないものとする。
③ 本新株予約権者は、当社が東京証券取引所その他これに類する国内又は国外の証券取引所に上場する日まで権利行使することができないものとする。
④ 本新株予約権者が所定の書面により新株予約権の全部または一部を放棄する旨を申し出た場合、その後、当該申し出た部分について本新株予約権を行使することはできない。
⑤ 本新株予約権の質入れ、担保権の設定は認めないものとする。
⑥ 本新株予約権者が死亡した場合は、本新株予約権の相続は認められない。ただし、当社取締役会の決議により承認を得た場合は、この限りでない。
4.会社が本新株予約権を取得することができる事由及び取得の条件
① 本新株予約権者が、当社役員等の地位を失った場合には、当社は取締役会の決議により一定の日を定め、その者が有する新株予約権の全部又は一部を無償で取得することができる。
② 以下のいずれかの事由が発生した場合には、当社は取締役会の決議により一定の日を定め、新株予約権の全部又は一部を無償で取得することができる。
(a) 当社が消滅会社となる合併契約承認の議案、当社が分割会社となる分割契約若しくは分割計画承認の議案又は当社が完全子会社となる株式交換契約若しくは株式移転計画承認の議案が株主総会(株主総会決議が不要の場合は、「取締役会」とする。)で承認された場合
(b) 当社の議決権の過半数に相当する株式が第三者に対して一括して譲渡されることが当社に承認された場合
(c) 当社の事業の全部又は重要な一部の第三者への譲渡が株主総会(株主総会決議が不要の場合は、「取締役会」とする。)で承認された場合
(d) 本新株予約権者が当社と競合する業務を営む法人を直接若しくは間接に設立し、又はその役員若しくは使用人に就任する等、名目を問わず当社と競業した場合。但し、当社の書面による事前の承認を得た場合を除く。
(e) 本新株予約権者が法令違反その他不正行為により会社又は子会社の信用を損ねた場合
(f) 本新株予約権者が暴力団、暴力団員、暴力団関係企業、総会屋、社会運動標ぼうゴロ、政治運動標ぼうゴロ、特殊知能暴力集団、その他反社会的勢力(以下「反社会的勢力」という。)に該当した場合、又は資金提供等を通じて反社会的勢力等と何らかの交流若しくは関与を行っていることが判明した場合
(g) 本新株予約権者が禁錮以上の刑に処せられた場合
(h) 本新株予約権者が第1回新株予約権割当契約書の内容に違反した場合
5.組織再編時の取扱い
当社は、当社を消滅会社、分割会社もしくは資本下位会社とする組織再編を行う場合において、組織再編を実施する際に定める契約書または計画書等の規定に従い、本新株予約権者に対して、当該組織再編に係る存続会社、分割承継会社もしくは資本上位会社となる株式会社の新株予約権を交付することができるものとする。ただし、当該契約書または計画書等において別段の定めがなされる場合はこの限りではない。
6.本新株予約権の行使により発生する端数の切捨て
本新株予約権を行使した新株予約権者に交付する株式の数に1株に満たない端数がある場合には、これを切り捨てるものとする。
7.2019年8月5日開催の取締役会決議により、2019年8月21日付で普通株式1株につき60株の株式分割を行っております。これにより「新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数」、「新株予約権の行使時の払込金額」及び「新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額」が調整されております。
8.付与対象者の退職等による権利の喪失により、本書提出日現在の「付与対象者の区分及び人数」は、当社取締役1名、当社従業員2名となっております。
② 【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
③ 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
| 年月日 | 発行済株式総数増減数(株) | 発行済株式総数残高(株) | 資本金増減額(千円) | 資本金残高(千円) | 資本準備金増減額(千円) | 資本準備金残高(千円) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2018年12月14日(注)1. | 340 | 32,540 | 15,045 | 18,045 | 15,045 | 15,045 |
| 2019年8月21日(注)2. | 1,919,860 | 1,952,400 | ― | 18,045 | ― | 15,045 |
| 2019年12月9日(注)3. | 150,000 | 2,102,400 | 117,300 | 135,345 | 117,300 | 132,345 |
| 2021年3月1日~2022年2月28日(注)4. | 34,500 | 2,136,900 | 2,742 | 138,087 | 2,742 | 135,087 |
(注) 1.有償第三者割当増資
割当先 一般財団法人日本気象協会
発行価格 88,500円
資本組入額 44,250円
2.株式分割(1:60)によるものです。
3.有償一般募集(ブックビルディング方式による募集)
発行価格 1,700円
引受価額 1,564円
資本組入額 782円
払込金総額 234,600千円
4.新株予約権の行使による増加であります。
(5) 【所有者別状況】
2023年2月28日現在
| 区分 | 株式の状況(1単元の株式数100株) | 単元未満株式の状況(株) | |||||||
| 政府及び地方公共団体 | 金融機関 | 金融商品取引業者 | その他の法人 | 外国法人等 | 個人その他 | 計 | |||
| 個人以外 | 個人 | ||||||||
| 株主数(人) | ― | 1 | 14 | 20 | 10 | 2 | 1,361 | 1,408 | ― |
| 所有株式数(単元) | ― | 15 | 219 | 273 | 172 | 4 | 20,661 | 21,344 | 2,500 |
| 所有株式数の割合(%) | ― | 0.1 | 1.0 | 1.3 | 0.8 | 0.0 | 96.8 | 100.0 | ― |
(注) 自己株式 342,068株は、「個人その他」に3,420単元、「単元未満株式の状況」に68株含まれております。
(6) 【大株主の状況】
2023年2月28日現在
| 氏名又は名称 | 住所 | 所有株式数(株) | 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
|---|---|---|---|
| 池田洋人 | 東京都豊島区 | 815,900 | 45.45 |
| 松本修士 | 東京都港区 | 278,200 | 15.50 |
| 亀井友廣 | 岡山県新見市 | 51,000 | 2.84 |
| 池田直紀 | 東京都西東京市 | 30,200 | 1.68 |
| 速水 裕 | 神奈川県川崎市幸区 | 21,700 | 1.20 |
| 一般財団法人日本気象協会 | 東京都豊島区東池袋3丁目1-1 | 20,400 | 1.13 |
| 吉川直樹 | 東京都港区 | 17,800 | 0.99 |
| 内田龍夫 | 愛知県額田郡幸田町 | 12,800 | 0.71 |
| 河田 健 | 東京都西東京市 | 11,600 | 0.64 |
| 長田有弘 | 兵庫県神戸市 | 7,800 | 0.43 |
| 計 | ― | 1,267,400 | 70.61 |
(注) 当社は、自己株式342,068株を保有しておりますが、上記大株主から除いております。
(7) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2023年2月28日現在
| 区分 | 株式数(株) | 議決権の数(個) | 内容 | |||
| 無議決権株式 | ― | ― | ― | |||
| 議決権制限株式(自己株式等) | ― | ― | ― | |||
| 議決権制限株式(その他) | ― | ― | ― | |||
| 完全議決権株式(自己株式等) | (自己保有株式) 普通株式 342,000 | 普通株式 | 342,000 | ― | 権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式であります。なお、単元株式数は100株であります。 | |
| 普通株式 | 342,000 | |||||
| 完全議決権株式(その他) | 普通株式 | 1,792,400 | 17,924 | 同上 | ||
| 単元未満株式 | 普通株式 | 2,500 | ― | ― | ||
| 発行済株式総数 | 2,136,900 | ― | ― | |||
| 総株主の議決権 | ― | 17,924 | ― | |||
(注) 「単元未満株式」欄の普通株式には、自己株式が68株含まれております。
② 【自己株式等】
2023年2月28日現在
| 所有者の氏名又は名称 | 所有者の住所 | 自己名義所有株式数(株) | 他人名義所有株式数(株) | 所有株式数の合計(株) | 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%) |
|---|---|---|---|---|---|
| (自己保有株式)株式会社ALiNKインターネット | 東京都豊島区南池袋二丁目29番11号 京王プレッソイン池袋2F | 342,000 | ― | 342,000 | 16.00 |
| 計 | ― | 342,000 | ― | 342,000 | 16.00 |
2 【自己株式の取得等の状況】
【株式の種類等】 会社法第155条第3号による普通株式の取得
(1) 【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2) 【取締役会決議による取得の状況】
| 区分 | 株式数(株) | 価額の総額(千円) |
|---|---|---|
| 取締役会(2023年2月16日)での決議状況(取得期間2023年2月17日~2023年2月17日) | 342,000 | 338,238 |
| 当事業年度前における取得自己株式 | ― | ― |
| 当事業年度における取得自己株式 | 342,000 | 338,238 |
| 残存決議株式の総数及び価額の総額 | ― | ― |
| 当事業年度の末日現在の未行使割合(%) | ― | ― |
| 当期間における取得自己株式 | ― | ― |
| 提出日現在の未行使割合(%) | ― | ― |
(注)取締役会決議日(2023 年2月 16 日)の終値(最終特別気配を含む)989 円で、2023年2月17日の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において買付けの委託を行いました。
(3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
該当事項はありません。
(4) 【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
| 区分 | 当事業年度 | 当期間 | ||
| 株式数(株) | 処分価額の総額(千円) | 株式数(株) | 処分価額の総額(千円) | |
| 引き受ける者の募集を行った取得自己株式 | ― | ― | ― | ― |
| 消却の処分を行った取得自己株式 | ― | ― | ― | ― |
| 合併、株式交換、株式交付、会社分割に係る移転を行った取得自己株式 | ― | ― | ― | ― |
| その他(―) | ― | ― | ― | ― |
| 保有自己株式数 | 342,068 | ― | 342,068 | ― |
(注) 当期間における保有自己株式数には、2023年5月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式は含まれておりません。
3 【配当政策】
当社は、設立以来配当を実施した実績はありませんが、株主に対する利益還元を重要な経営課題であると認識しております。当社の配当の基本的な方針は、事業基盤の整備状況、業績や財政状態等を総合的に勘案し、配当の実施を決定することとしております。
当面は、事業基盤の整備を優先することが株主価値の最大化に資するとの考えから、その原資となる内部留保の充実を基本方針とさせていただく所存であり、当事業年度において配当は行っておりません。
内部留保資金につきましては、将来の事業展開のための財源として利用していく予定であります。
なお、剰余金の配当を行う場合、年1回の期末配当を基本方針としており、期末配当の決定機関は株主総会となっております。また、当社は、会社法第454条第5項に規定する中間配当制度を採用しており、中間配当を取締役会の決議によって行うことができる旨を定款に定めております。
4 【コーポレート・ガバナンスの状況等】
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】
① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社は経営の透明性と法令遵守を徹底するため、コーポレート・ガバナンスの強化を重要な課題として認識し、その充実に取り込んでおります。
全てのステークホルダーを尊重し、企業の健全性、透明性を高めるとともに、長期的かつ安定的な株主価値の向上に努めるため、迅速で合理的な意思決定体制及び業務執行の効率化を可能とする社内体制を構築し、コーポレート・ガバナンスの強化に取り組んでまいります。
② 企業統治の体制及びその体制を採用する理由
当社は、取締役会にて機動的な意思決定を行う一方、社外監査役によって構成される監査役会にて、客観的な監査を行うことで、コーポレート・ガバナンスの実効性を担保することが可能となるため、当該体制を採用しております。また、代表取締役に指名された内部監査担当者が内部監査機能を担っており、各機関・機能の相互連携によりコーポレート・ガバナンス機能が有効に機能すると判断し、現状の企業統治の体制を採用しております。
当社は、会社の機関として、取締役会、監査役会及び会計監査人を設置しております。
当社の本書提出日現在のコーポレート・ガバナンスの体制は下図のとおりであります。
a.取締役会
取締役会は取締役4名(うち社外取締役1名)で構成され、迅速かつ機動的に重要な業務執行に関する意思決定を行うほか、法令・定款に定められた事項、経営方針、事業戦略、年度事業計画ほか、経営に関する重要事項の決定を行っております。また、全ての監査役が出席し、取締役の業務執行の状況を監視できる体制を整えており、原則として毎月1回開催しております。また、必要に応じて臨時取締役会を開催し、適正かつ効率的な業務執行ができる体制を整備しております。
取締役会構成員の氏名等
| 議長 | 代表取締役 | 池田 洋人 |
| 構成員 | 取締役 | 富田 知尚 |
| 取締役 | 高杉 雄介 | |
| 取締役(社外) | 柴田 幸夫 |
b.監査役会
監査役会は監査役3名(全員が社外監査役であり、うち1名は常勤監査役)で構成され、監査の実効性及び効率性の確保並びに監査役間での意見交換を目的に、監査役会を原則として毎月1回開催しております。また、監査役は取締役会に出席し、必要に応じて意見を述べております。
なお、監査役は会計監査人と緊密な連携を保ち、情報交換を行い、相互の連携を深めて、監査の実効性と効率性の向上に努めております。
また、監査役会においては監査役監査基準の整備、監査計画を策定し、監査実施状況、監査結果等について監査役間で共有しております。
常勤監査役は内部監査担当者及び会計監査人とのミーティングを行うほか、随時情報交換を行っております。
監査役構成員の氏名等
| 議長 | 常勤監査役(社外) | 横小路 喜代隆 |
| 構成員 | 監査役(社外) | 木村 貴弘 |
| 監査役(社外) | 田嶋 清孝 |
③ 企業統治に関するその他の事項
a.内部統制システムの整備の状況
当社では業務執行の適正性を確保する体制として、取締役会にて「内部統制システム構築に関する基本方針」を定める決議を行っております。また、当該方針に基づき、内部統制システムの運用を行っております。
イ.取締役及び使用人の職務の執行が法令又は定款に適合することを確保するための体制
(1) 当社及び役職員が法令及び定款を遵守し、倫理を尊重する行動ができるように、コンプライアンスガイドラインを定める。
(2) 当社のコンプライアンスに係る内部通報窓口を利用して、取締役の法令違反につき通報できる体制をとり、コンプライアンス体制の機能状態をモニタリングする。
(3) 取締役会の事務局を設置し、①必要に応じて速やかに取締役会を開催し、取締役会上程基準の定める事項が適時に上程・審議される体制とし、②取締役会の議案について十分な審議を可能とする資料の作成支援、議案内容の事前説明を行うことにより、社外取締役及び監査役の議案の理解を促し、適法性その他の確認が適切になされることを確保する。
(4) 取締役は、他の取締役の法令又は定款に違反する行為を発見した場合、直ちに監査役会及び取締役会に報告する。
ロ.取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
取締役の職務執行に係る情報については、文書管理規程及び情報セキュリティ規程に従い、適切に記録、保存、管理する。
ハ.損失の危険の管理に関する規程その他の体制
(1) 当社のリスク管理を体系的に定めるリスク管理規程を定め、同規程に基づくリスク管理体制の構築及び運用を行う。
(2) 内部監査担当者は各組織のリスク管理状況を監査し、その結果を代表取締役に報告する。
ニ.取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
(1) 取締役会は、取締役会規程、職務権限規程、業務分掌規程及び稟議規程等を定め、業務執行の責任体制と業務プロセスを明確にすることにより、取締役会の決定に基づく業務執行の迅速かつ効率的な処理を推進する。
(2) 取締役の職務の執行を効率的に行うことを確保する体制として、毎月1回定例の取締役会の他、随時に取締役の3分の2以上で構成する会議を開催し、基本方針・戦略を決定する。
ホ.使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
内部監査担当者が監査計画を立案し、各部門の監査を定期的に行う。
へ.監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する事項
(1) 監査役が必要と判断し求めた場合には、監査役の職務を補助する使用人を速やかに設置する。
(2) 補助すべき使用人を設置する場合には、使用人の人数や人事異動・人事考課等については監査役会の同意を要するものとし、取締役からの独立性が確保されるよう、その人事については、取締役と監査役が協議を行う。
ト.監査役への報告に関する体制その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制
(1) 重要な意思決定のプロセスや業務の執行状況を把握するため、監査役は取締役会に出席する。
(2) 監査役は、毎月1回定時に監査役会を開催するほか、必要に応じて臨時に開催し、監査実施状況等について情報交換及び協議を行うとともに、会計監査人から定期的に会計監査に関する報告を受け、意見交換を行う。
(3) 取締役及び使用人は、監査役の求めに応じ、随時その職務の執行状況その他に関する報告を行う。
(4) 監査役は、取締役会議事録等の業務執行に関わる記録を常に閲覧することができる。
(5) 監査役は、稟議書等全ての重要な決裁書類を確認することができる。
チ.財務報告の信頼性と適正性を確保するための体制
当社は、会社法、会社法施行規則及び金融商品取引法に基づき財務報告の信頼性を確保するために、財務報告に係る内部統制の体制整備、運用、評価を継続的に行うことで、不備に対する必要な是正措置を講じるものとする。
リ.反社会的勢力排除に向けた体制
(1) 当社は、市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力及び団体とは、社会的責任及び企業防衛等の観点から、断固として対決する旨を、活動方針に定める。
(2) 反社会的勢力からの不当な要求があった際は、顧問弁護士へ逐一相談を行うこととする。
b.リスク管理体制の整備の状況
イ.リスク管理体制の整備状況
当社は、持続的な成長を確保するため「リスク管理規程」を制定し、全社的なリスク管理体制の強化を図っております。代表取締役及び各管掌取締役が日常業務を通じて、潜在的なリスクに対して注意を払い、リスクの早期発見と、顕在化しているリスクについてはその影響を分析し、必要な対策を協議するため、リスクの評価、対策等、広範なリスク管理に関し協議を行い、具体的な対応を検討しております。また、必要に応じて弁護士、公認会計士、弁理士、税理士、社会保険労務士等の外部専門家の助言を受けられる体制を整えており、リスクの未然防止と早期発見に努めております。
ロ.コンプライアンス体制の整備状況
当社では、「コンプライアンスガイドライン」を定め、全役職員がとるべきコンプライアンス行動方針を定めております。同ガイドラインに沿って全社的なコンプライアンス体制の強化・推進を目的に代表取締役のもと、法令遵守について都度確認、啓蒙し、各取締役がそれぞれの管掌部門に周知徹底させる形でコンプライアンスの意識向上を図っております。また内部通報制度として通報窓口を社内ではコーポレート部長、監査役に設置し、社外では弁護士事務所の担当弁護士に設置しております。
ハ.情報セキュリティ、個人情報保護等の体制の整備状況
情報セキュリティ、個人情報保護については、「情報セキュリティ規程」、「個人情報保護規程」等の規程・マニュアルを定め、情報セキュリティ体制を強化しております。具体的には、コーポレート部を所轄部門とし、管理体制の構築・運用・教育を実施しております。
c.責任限定契約の内容の概要
当社と社外取締役並びに非常勤の社外監査役は会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。なお、会社役員の職務の執行の適正性が損なわれないようにするための措置として、当該契約に基づく損害賠償責任の限度額を法令が定める最低責任限度額としております。
d.役員等責任賠償責任保険契約の内容の概要
当社は、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結しております。当該保険契約の被保険者の範囲は、当社の取締役及び監査役であり、すべての被保険者について、その保険料を全額当社が負担しております。当該保険契約の内容の概要は、被保険者である対象役員が、その職務の執行に関し責任を負うことまたは当該責任の追及に係る請求を受けることによって生ずることのある損害を当該保険契約により保険会社が補填するものであり、1年毎に契約更新しております。
なお、当該保険契約では、補填する額について限度額を設けること等により、役員等の職務の執行の適正性が損なわれないようにするための措置を講じております。
e.取締役の定数
取締役の定数は3名以上8名以内とする旨を定款で定めております。
f.取締役選任の決議要件
当社は、取締役の選任決議については、株主総会において、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、出席した当該株主の議決権の過半数をもって行う旨及び累積投票によらないものとする旨を定款で定めております。
g.株主総会の特別決議要件
当社は、株主総会の円滑な運営を行うことを目的として、会社法第309条第2項に定める決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨定款で定めております。
h.株主総会決議事項を取締役会で決議できる事項
イ.中間配当
当社は、会社法第454条第5項の規定により、株主への利益配分を機動的に行うため、取締役会の決議によって、毎年8月31日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主又は登録株式質権者に対して中間配当を行うことができる旨を定款で定めております。
ロ.取締役及び監査役の責任免除
当社は、会社法第426条第1項の規定により、取締役会の決議をもって任務を怠ったことによる取締役(取締役であったものを含む)及び監査役(監査役であったものを含む)の損害賠償責任を法令の限度において免除することができる旨を定款に定めております。これは、取締役及び監査役が職務を遂行するにあたり、その能力を十分に発揮して、期待される役割を果たしうる環境を整備することを目的とするものであります。
ハ.自己株式の取得
当社は、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議によって自己の株式を取得することができる旨を定款に定めております。これは、経営環境の変化に迅速に対応し、機動的な資本政策を遂行するためであります。
i.責任限定契約の概要
当社と取締役(業務執行取締役等であるものを除く。)及び監査役は、会社法第427条第1項の規定に基づき、任務を怠ったことによる損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、法令に定める最低責任限度額としております。
(2) 【役員の状況】
① 役員一覧
男性7名 女性―名 (役員のうち女性の比率 ―%)
| 役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数(株) | ||||||||||||||||||
| 代表取締役CEO | 池田 洋人 | 1974年10月6日生 | 1997年4月 株式会社ハレックス入社 1999年10月 気象予報士取得 2002年5月 株式会社ウェザーライン入社 2003年6月 ヤフー株式会社入社 Yahoo!天気情報プロデューサー 2005年6月 株式会社ありんく入社 取締役COO 2013年3月 当社設立 代表取締役CEO(現任) | 1997年4月 | 株式会社ハレックス入社 | 1999年10月 | 気象予報士取得 | 2002年5月 | 株式会社ウェザーライン入社 | 2003年6月 | ヤフー株式会社入社 Yahoo!天気情報プロデューサー | 2005年6月 | 株式会社ありんく入社 取締役COO | 2013年3月 | 当社設立 代表取締役CEO(現任) | (注)3 | 815,900 | ||||||
| 1997年4月 | 株式会社ハレックス入社 | ||||||||||||||||||||||
| 1999年10月 | 気象予報士取得 | ||||||||||||||||||||||
| 2002年5月 | 株式会社ウェザーライン入社 | ||||||||||||||||||||||
| 2003年6月 | ヤフー株式会社入社 Yahoo!天気情報プロデューサー | ||||||||||||||||||||||
| 2005年6月 | 株式会社ありんく入社 取締役COO | ||||||||||||||||||||||
| 2013年3月 | 当社設立 代表取締役CEO(現任) | ||||||||||||||||||||||
| 取締役 | 富田 知尚 | 1985年1月26日生 | 2008年4月 株式会社リクルート(現:株式会社リクルートホールディングス)入社 2011年10月 グーグル株式(現:グーグル合同会社)入社 2016年10月 株式会社アトモス設立 代表取締役 2017年10月 当社 取締役CSOサービス統括部長 2023年3月 当社 取締役(現任) | 2008年4月 | 株式会社リクルート(現:株式会社リクルートホールディングス)入社 | 2011年10月 | グーグル株式(現:グーグル合同会社)入社 | 2016年10月 | 株式会社アトモス設立 代表取締役 | 2017年10月 | 当社 取締役CSOサービス統括部長 | 2023年3月 | 当社 取締役(現任) | (注)3 | ― | ||||||||
| 2008年4月 | 株式会社リクルート(現:株式会社リクルートホールディングス)入社 | ||||||||||||||||||||||
| 2011年10月 | グーグル株式(現:グーグル合同会社)入社 | ||||||||||||||||||||||
| 2016年10月 | 株式会社アトモス設立 代表取締役 | ||||||||||||||||||||||
| 2017年10月 | 当社 取締役CSOサービス統括部長 | ||||||||||||||||||||||
| 2023年3月 | 当社 取締役(現任) | ||||||||||||||||||||||
| 取締役CFO | 高杉 雄介 | 1974年11月1日生 | 2004年12月 あずさ監査法人(現:有限責任あずさ監査法人)入所 2009年12月 公認会計士登録 2014年2月 株式会社インベスターズ(現:株式会社 Robot Home)入社 2015年3月 同社 執行役員経営管理本部長 2018年3月 同社 常務取締役CFO経営管理本部長 2020年4月 株式会社Casa 取締役経営管理部長 2022年12月 当社 社長付 2023年3月 当社 コーポレート部長 2023年5月 当社 取締役CFO(現任) | 2004年12月 | あずさ監査法人(現:有限責任あずさ監査法人)入所 | 2009年12月 | 公認会計士登録 | 2014年2月 | 株式会社インベスターズ(現:株式会社 Robot Home)入社 | 2015年3月 | 同社 執行役員経営管理本部長 | 2018年3月 | 同社 常務取締役CFO経営管理本部長 | 2020年4月 | 株式会社Casa 取締役経営管理部長 | 2022年12月 | 当社 社長付 | 2023年3月 | 当社 コーポレート部長 | 2023年5月 | 当社 取締役CFO(現任) | (注)3 | ― |
| 2004年12月 | あずさ監査法人(現:有限責任あずさ監査法人)入所 | ||||||||||||||||||||||
| 2009年12月 | 公認会計士登録 | ||||||||||||||||||||||
| 2014年2月 | 株式会社インベスターズ(現:株式会社 Robot Home)入社 | ||||||||||||||||||||||
| 2015年3月 | 同社 執行役員経営管理本部長 | ||||||||||||||||||||||
| 2018年3月 | 同社 常務取締役CFO経営管理本部長 | ||||||||||||||||||||||
| 2020年4月 | 株式会社Casa 取締役経営管理部長 | ||||||||||||||||||||||
| 2022年12月 | 当社 社長付 | ||||||||||||||||||||||
| 2023年3月 | 当社 コーポレート部長 | ||||||||||||||||||||||
| 2023年5月 | 当社 取締役CFO(現任) | ||||||||||||||||||||||
| 取締役 | 柴田 幸夫 | 1968年7月24日生 | 1992年10月 監査法人トーマツ(現:有限責任監査法人トーマツ)入所 2002年5月 UBS証券株式会社入社 2005年4月 株式会社ロケーションバリュー 取締役 2007年8月 オプトエナジー株式会社 取締役 2010年6月 ジン・パートナーズ株式会社設立 代表取締役社長(現任) 2018年5月 株式会社エヌリンクス 社外取締役 2018年5月 当社 社外監査役 2019年2月 当社 社外取締役(現任) 2020年5月 株式会社エヌリンクス 社外取締役(現任) | 1992年10月 | 監査法人トーマツ(現:有限責任監査法人トーマツ)入所 | 2002年5月 | UBS証券株式会社入社 | 2005年4月 | 株式会社ロケーションバリュー 取締役 | 2007年8月 | オプトエナジー株式会社 取締役 | 2010年6月 | ジン・パートナーズ株式会社設立 代表取締役社長(現任) | 2018年5月 | 株式会社エヌリンクス 社外取締役 | 2018年5月 | 当社 社外監査役 | 2019年2月 | 当社 社外取締役(現任) | 2020年5月 | 株式会社エヌリンクス 社外取締役(現任) | (注)3 | 1,000 |
| 1992年10月 | 監査法人トーマツ(現:有限責任監査法人トーマツ)入所 | ||||||||||||||||||||||
| 2002年5月 | UBS証券株式会社入社 | ||||||||||||||||||||||
| 2005年4月 | 株式会社ロケーションバリュー 取締役 | ||||||||||||||||||||||
| 2007年8月 | オプトエナジー株式会社 取締役 | ||||||||||||||||||||||
| 2010年6月 | ジン・パートナーズ株式会社設立 代表取締役社長(現任) | ||||||||||||||||||||||
| 2018年5月 | 株式会社エヌリンクス 社外取締役 | ||||||||||||||||||||||
| 2018年5月 | 当社 社外監査役 | ||||||||||||||||||||||
| 2019年2月 | 当社 社外取締役(現任) | ||||||||||||||||||||||
| 2020年5月 | 株式会社エヌリンクス 社外取締役(現任) |
| 役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数(株) | ||||||||||||||
| 常勤監査役 | 横小路 喜代隆 | 1957年11月17日生 | 1980年4月 キユーピー株式会社 入社 2004年7月 同社 人事本部労務部長 2005年7月 ケイ・システム株式会社 労務総務受託事業部長 2010年2月 同社 代表取締役社長 2013年2月 キユーピー株式会社 執行役員人事本部長 2018年2月 同社 常勤監査役 2023年5月 当社 常勤監査役(現任) | 1980年4月 | キユーピー株式会社 入社 | 2004年7月 | 同社 人事本部労務部長 | 2005年7月 | ケイ・システム株式会社 労務総務受託事業部長 | 2010年2月 | 同社 代表取締役社長 | 2013年2月 | キユーピー株式会社 執行役員人事本部長 | 2018年2月 | 同社 常勤監査役 | 2023年5月 | 当社 常勤監査役(現任) | (注)4 | ― |
| 1980年4月 | キユーピー株式会社 入社 | ||||||||||||||||||
| 2004年7月 | 同社 人事本部労務部長 | ||||||||||||||||||
| 2005年7月 | ケイ・システム株式会社 労務総務受託事業部長 | ||||||||||||||||||
| 2010年2月 | 同社 代表取締役社長 | ||||||||||||||||||
| 2013年2月 | キユーピー株式会社 執行役員人事本部長 | ||||||||||||||||||
| 2018年2月 | 同社 常勤監査役 | ||||||||||||||||||
| 2023年5月 | 当社 常勤監査役(現任) | ||||||||||||||||||
| 監査役 | 木村 貴弘 | 1975年8月11日生 | 2000年10月 弁護士登録 2000年10月 アンダーソン・毛利法律事務所(現:アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業)入所 2011年9月 木村・多久島・山口法律事務所開設(現任) 2018年11月 当社 社外監査役(現任) | 2000年10月 | 弁護士登録 | 2000年10月 | アンダーソン・毛利法律事務所(現:アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業)入所 | 2011年9月 | 木村・多久島・山口法律事務所開設(現任) | 2018年11月 | 当社 社外監査役(現任) | (注)4 | ― | ||||||
| 2000年10月 | 弁護士登録 | ||||||||||||||||||
| 2000年10月 | アンダーソン・毛利法律事務所(現:アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業)入所 | ||||||||||||||||||
| 2011年9月 | 木村・多久島・山口法律事務所開設(現任) | ||||||||||||||||||
| 2018年11月 | 当社 社外監査役(現任) | ||||||||||||||||||
| 監査役 | 田嶋 清孝 | 1974年10月26日生 | 2000年10月 監査法人太田昭和センチュリー(現:EY新日本有限責任監査法人)入所 2004年4月 公認会計士登録 2022年10月 田嶋清孝公認会計士事務所 所長(現任) 2022年10月 株式会社スタサポ会計ラボ 代表取締役(現任) 2022年10月 株式会社サウンドファン 社外監査役(現任) 2023年3月 トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社 社外監査役(現任) 2023年5月 当社 社外監査役(現任) | 2000年10月 | 監査法人太田昭和センチュリー(現:EY新日本有限責任監査法人)入所 | 2004年4月 | 公認会計士登録 | 2022年10月 | 田嶋清孝公認会計士事務所 所長(現任) | 2022年10月 | 株式会社スタサポ会計ラボ 代表取締役(現任) | 2022年10月 | 株式会社サウンドファン 社外監査役(現任) | 2023年3月 | トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社 社外監査役(現任) | 2023年5月 | 当社 社外監査役(現任) | (注)4 | ― |
| 2000年10月 | 監査法人太田昭和センチュリー(現:EY新日本有限責任監査法人)入所 | ||||||||||||||||||
| 2004年4月 | 公認会計士登録 | ||||||||||||||||||
| 2022年10月 | 田嶋清孝公認会計士事務所 所長(現任) | ||||||||||||||||||
| 2022年10月 | 株式会社スタサポ会計ラボ 代表取締役(現任) | ||||||||||||||||||
| 2022年10月 | 株式会社サウンドファン 社外監査役(現任) | ||||||||||||||||||
| 2023年3月 | トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社 社外監査役(現任) | ||||||||||||||||||
| 2023年5月 | 当社 社外監査役(現任) | ||||||||||||||||||
| 計 | 816,900 | ||||||||||||||||||
(注) 1.取締役柴田幸夫は、社外取締役であります。
2.監査役横小路喜代隆、木村貴弘、田嶋清孝は、社外監査役であります。
3.取締役の任期は、2023年5月24日開催の定時株主総会終結の時から、選任後1年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会終結の時までであります。
4.監査役の任期は、2023年5月24日開催の定時株主総会終結の時から、選任後4年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会終結の時までであります。
② 社外役員の状況
本書提出日現在、当社は社外取締役1名、社外監査役3名をそれぞれ選任しております。
当社は、コーポレート・ガバナンスの充実を経営上の重要課題と位置づけており、社外取締役及び社外監査役を選任し、独立した立場から監督及び監査を十分に行える体制を整備し、経営監視機能の強化に努めております。
社外取締役柴田幸夫は、経営者及び公認会計士としての豊富な経験から経営戦略をはじめとした会社経営に関する助言・提言を期待し、社外取締役として選任しております。同氏と当社との間に人的関係、資本的関係または取引関係その他の利害関係はありません。
社外監査役横小路喜代隆は、上場企業における管理部門としての長年の経験と幅広い見識に加え、上場企業における常勤監査役としての経験も有し、当社の経営に対し客観的な見地から適切な監督を期待し、社外監査役として選任しております。なお、同氏と当社との間に人的関係、資本的関係または取引関係その他の利害関係はありません。
社外監査役木村貴弘は、弁護士として企業法務に精通し、その専門家としての豊富な経験、法律に関する高い見識等を有していることから、社外監査役として選任しております。なお、同氏と当社との間に人的関係、資本的関係または取引関係その他の利害関係はありません。
社外監査役田嶋清孝は、公認会計士として財務・会計に関する専門的な知識と経験を有し、その知識と経験を当社の監査体制への反映を期待し、社外監査役として選任しております。なお、同氏と当社との間に人的関係、資本的関係または取引関係その他の利害関係はありません。
社外取締役又は社外監査役が提出会社の企業統治において果たす機能及び役割に関しては、コーポレート・ガバナンスにおいて、外部からの客観的、中立的立場からの経営監視の機能が重要と考えており、社外取締役による取締役会の監督機能、社外監査役による独立した立場からの監査が実施されることにより、外部からの経営監視機能が十分に機能する体制となっております。
また、当社では社外役員を選任するための独立性に関する基準、又は方針として特段の定めはありませんが、東京証券取引所における独立役員に関する判断基準を参考のうえ、一般株主と利益相反が生じるおそれのない社外取締役及び社外監査役を選任しております。
③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係
社外取締役は内部監査並びに会計監査人の報告に関しては取締役CFOから取締役会で報告を受け監督し、監査役監査に関しては常勤監査役より取締役会で報告を受けております。また、社外監査役に関しては、内部監査及び会計監査人の報告を取締役CFOから取締役会で報告を受け監督し、監査役監査に関しては常勤監査役と監査役会で協議し、取締役会で役員に対する監督内容を報告しております。さらに、内部統制部門に関しては、取締役CFOが会計監査人と連携しながら運用・構築を行い、適宜取締役会で報告することで、社外取締役又は社外監査役は内部統制に関する報告を受け、内部統制の内容に関して監督を行っております
(3) 【監査の状況】
① 内部監査及び監査役監査の状況
a.監査役監査の状況
イ.監査役監査の組織、人員及び手続
当社の監査役会の体制は、常勤監査役1名、非常勤監査役2名の計3名であります。常勤監査役は、取締役会その他重要な会議体への出席、業務の調査等を通じて取締役の業務の監査を行っております。また、監査役は監査役会を開催し、監査役間での情報共有を行っております。
なお、社外監査役である田嶋清孝氏は、公認会計士として財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。
ロ.最近事業年度における監査役及び監査役会の活動状況
監査役会は原則として月に1度開催されております。監査役会では、監査報告の作成、常勤の監査役の選定及び解職、並びに監査の方針、業務及び財産の状況の調査の方法その他の監査役の職務の執行に関する事項の決定のほか、主な会議の付議事項、決裁事項及び対外発表事項に関する報告の受領等を行っております。
常勤監査役は、業務監査として、担当取締役等と随時意見交換し、状況把握に努め、必要に応じて提言、助言を行う等の活動を行っております。
監査役の小林慎太郎、木村貴弘、渡邉淳の3名は、2023年2月期開催の監査役会15回のうち15回(100%)に出席しております。
b.内部監査の状況
当社は会社規模が比較的小さく、独立した内部監査部門を設けておりませんが、監査・報告の独立性を確保したうえで、取締役CFOが内部監査担当者として内部監査機能を担っております。各機関・機能の相互連携によりコーポレート・ガバナンス機能が有効に機能すると判断し、現状の企業統治の体制を採用しております。内部監査担当者は、年間内部監査計画を策定し、被監査部門である各部門に対して改善事項の通知と改善状況のフォローアップを行っております。なお、コーポレート部に対する内部監査につきましては、他部署による相互監査を実施しております。
c.内部監査、監査役監査及び会計監査の相互連携並びに内部統制部門との関係
内部監査担当者、監査役及び会計監査人との連携については、内部監査担当者が行った、社内監査の結果を監査役と適宜協議し、また3ヶ月ごとに会計監査人が行う会計監査結果と踏まえて、内部監査担当者と監査役及び会計監査人とで3ヶ月ごとに情報共有がなされ、適宜内部監査に関する進捗が報告されて、それぞれが主管とする監査領域に監査結果がフィードバックされ次回監査に活かしていくという連携を行っております。なお、監査結果に関しては、内部監査担当者、監査役及び会計監査人それぞれから代表取締役に報告がなされます。重要な事項に関しては社外取締役・社外監査役に共有された上で、取締役会で協議され各役員から出された意見は適宜内部監査に反映しております。また内部統制に関しては、内部監査担当者が会計監査人と連携を取りながら内部統制の運用・評価を行います。監査役は内部統制状況について内部監査担当者及び会計監査人に報告を求め、監査役会における社外監査役からの意見を、内部監査担当者及び会計監査人にフィードバックを行い内部統制運用に活かしております。
② 会計監査の状況
a.監査法人の名称
EY新日本有限責任監査法人
b.継続監査期間
2018年2月期以降の6年間
c.業務を執行した公認会計士
指定有限責任社員 業務執行社員 藤原選、狹間智博
d.監査業務に係る補助者の構成
公認会計士6名、その他6名
e.監査法人の選定方針と理由
当社の監査役会は、公益社団法人日本監査役協会が公表している「会計監査人の評価及び選定基準に関する監査役等の実務指針」に基づき、会計監査人の品質管理の状況、独立性及び専門性、監査体制が整備されていること、具体的な監査計画並びに監査報酬が合理的かつ妥当であることを確認し、監査実績などを踏まえたうえで、会計監査人を総合的に評価し、選定について判断しております。
会計監査人の職務の執行に支障がある場合のほか、その必要があると判断した場合は、株主総会に提出する会計監査人の解任または不再任に関する議案の内容を決定します。
また、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は、監査役全員の同意に基づき、会計監査人を解任します。この場合、監査役会が選定した監査役は、解任後最初に招集される株主総会において、会計監査人を解任した旨及びその理由を報告します。
f.監査役及び監査役会による監査法人の評価
当社の監査役及び監査役会は、上述会計監査人の選定方針に掲げた基準の適否に加え、日頃の監査活動等を通じ、経営者・経理部門・内部監査担当等とのコミュニケーション、不正リスクへの対応等が適切に行われているかという観点で評価した結果、EY新日本有限責任監査法人は会計監査人として適格であると判断しております。
③ 監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬の内容
| 前事業年度 | 当事業年度 | ||
| 監査証明業務に基づく報酬(千円) | 非監査業務に基づく報酬(千円) | 監査証明業務に基づく報酬(千円) | 非監査業務に基づく報酬(千円) |
| 22,000 | ― | 26,000 | ― |
b.監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(a.を除く)
該当事項はありません。
c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
d.監査報酬の決定方針
監査報酬については、当社の事業規模や特性に照らして監査計画、監査内容、監査日数等を勘案し、監査公認会計士等により作成及び提出された見積書に基づき、監査役会の同意を得た上で取締役会にて決議しております。
e.監査役会が会計監査人の報酬に同意した理由
取締役会が提案した会計監査人に対する報酬等に対して、当社の監査役会が会社法第399条第1項の同意をした理由は、当社の監査役会は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況及び報酬見積りの算出根拠等が適切であるかどうかについて必要な検証を行ったうえで、会計監査人の報酬等の額について妥当と判断したためであります。
f.監査法人の異動
当社の監査法人は次のとおり異動しております。
第10期(個別) EY新日本有限責任監査法人
第11期(個別) 三優監査法人
なお、臨時報告書に記載した事項は次のとおりであります。
異動に係る監査公認会計士等の氏名又は名称
選任する監査公認会計士等の氏名又は名称
三優監査法人
退任する監査公認会計士等の氏名又は名称
EY新日本有限責任監査法人
異動の年月日 2023年5月24日
監査公認会計士等であった者が監査公認会計士等でなくなった場合(概要)
異動監査公認会計士等が監査公認会計士等となった年月日 2019年8月21日
異動監査公認会計士等が作成した監査報告書又は内部統制監査報告書等における内容等
該当事項はありません。
異動の決定又は異動に至った理由及び経緯
当社の会計監査人であるEY新日本有限責任監査法人は、2023年5月24日開催予定の第10回定時株主総会終結の時をもって任期満了となります。当該会計監査人については、会計監査が適切かつ妥当に行われることを確保する体制を十分に備えていると考えておりますが、現在の監査品質を維持しつつ当社の企業規模に応じた機動的な監査が期待できること、当社の事業規模に適した監査対応と監査報酬の相当性等を総合的に検討した結果、三優監査法人を新たな会計監査人として選任することといたしました。
上記の理由及び経緯に対する監査報告書又は内部統制監査報告書等の記載事項に係る異動監査公認会計士等の意見
特段の意見はない旨の回答を得ております。
上記の理由及び経緯に対する監査報告書又は内部統制監査報告書等の記載事項に係る監査役会の意見
妥当であると判断しております。
(4) 【役員の報酬等】
① 取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針に関する事項
当社は、取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針(以下「決定方針」という。)を当社取締役会決議にて定めており、その概要は以下のとおりです。
月額報酬(固定額の金銭報酬)のみをもって構成します。
取締役の報酬については、各取締役に求められる職責および能力等を勘案し、任意の報酬諮問会議の答申を経て取締役会で決定しております。
また、取締役会は当該事業年度に係る取締役個人別の報酬等について、報酬等の内容の決定方法および決定された報酬等の内容が取締役会で決議された決定方針と整合していることや報酬諮問会議からの答申が尊重されていることを確認しており、当該決定方針に沿うものであると判断しております。
※当事業年度の報酬諮問会議は、社外取締役 柴田幸夫、社外監査役 木村貴弘、社内取締役 池田洋人で構成されております。
② 会社役員の報酬等についての株主総会の決議による定めに関する事項
取締役の報酬等の額は、2019年8月21日開催の臨時株主総会において、年額400,000千円以内(ただし、使用人兼務取締役の使用人分の給与は含まない。)と決議いただいております。当該臨時株主総会終結時点の取締役の員数は5名です。
また、上記報酬額とは別枠で、2017年10月2日開催の臨時株主総会において、ストック・オプション報酬として株式会社ALiNKインターネット第1回新株予約権1,750個を上限として付与する旨決議いただいております。当該臨時株主総会終結時点の取締役の員数は4名です。
監査役の報酬等の額は、2018年5月28日開催の第5回定時株主総会において、年額20,000千円以内と決議いただいております。当該株主総会終結時点の監査役の員数は2名です。
③ 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
| 役員区分 | 報酬等の総額(千円) | 報酬等の種類別の総額(千円) | 対象となる役員の員数(人) | |||
| 基本報酬 | ストックオプション | 賞与 | 退職慰労金 | |||
| 取締役(社外取締役を除く。) | 73,293 | 73,293 | ― | ― | ― | 3 |
| 監査役(社外監査役を除く。) | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
| 社外取締役 | 4,200 | 4,200 | ― | ― | ― | 1 |
| 社外監査役 | 15,000 | 15,000 | ― | ― | ― | 3 |
(注)1.当社には役員退職慰労金制度はありません。
2.監査役の報酬につきましては、株主総会の決議により定められた報酬総額の上限額の範囲内において、業務分担の状況等を勘案し、監査役における協議により決定しております。
④ 提出会社の役員ごとの報酬等の総額等
報酬等の総額等が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。
⑤ 使用人兼務役員の使用人給与のうち重要なもの
該当事項はありません。
(5) 【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方
当社は、株式の価値の変動または株式に係る配当によって利益をうけることを目的として保有する株式を純投資目的である投資株式、それ以外の株式を純投資目的以外の目的である投資株式に区分しております。
② 保有株式が純投資目的以外の目的である投資株式
a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容
上場株式を保有していないため、省略しております。
b.銘柄数及び貸借対照表計上額
| 銘柄数(銘柄) | 貸借対照表計上額の合計額(千円) | |
|---|---|---|
| 非上場株式 | 1 | 0 |
| 非上場株式以外の株式 | ― | ― |
(注)当事業年度において、非上場株式について359千円の減損処理を行っております。
c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報
保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式はすべて非上場株式であるため、記載しておりません。
③ 保有目的が純投資目的である投資株式
該当事項はありません。
第5 【経理の状況】
1.財務諸表の作成方法について
当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、事業年度(2022年3月1日から2023年2月28日まで)の財務諸表について、EY新日本有限責任監査法人により監査を受けております。
3.連結財務諸表について
当社は子会社がありませんので、連結財務諸表を作成しておりません。
4.財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて
当社は、財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、または会計基準等の変更について的確に対応して財務諸表を適正に作成できる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入するとともに、必要に応じて監査法人との協議を実施し、その他セミナー等への参加を通じて情報収集を行っております。
1 【財務諸表等】
(1) 【財務諸表】
① 【貸借対照表】
| (単位:千円) | |||||||||||
| 前事業年度(2022年2月28日) | 当事業年度(2023年2月28日) | ||||||||||
| 資産の部 | |||||||||||
| 流動資産 | |||||||||||
| 現金及び預金 | 1,349,151 | 1,194,559 | |||||||||
| 売掛金 | 164,499 | ― | |||||||||
| 売掛金及び契約資産 | ― | 164,562 | |||||||||
| 前払費用 | 21,256 | 24,583 | |||||||||
| その他 | 105,496 | 3,376 | |||||||||
| 流動資産合計 | 1,640,402 | 1,387,082 | |||||||||
| 固定資産 | |||||||||||
| 有形固定資産 | |||||||||||
| 建物 | ― | 9,954 | |||||||||
| 減価償却累計額 | ― | △2,942 | |||||||||
| 建物(純額) | ― | 7,011 | |||||||||
| 機械及び装置 | 40,000 | 40,000 | |||||||||
| 減価償却累計額 | △24,942 | △26,719 | |||||||||
| 機械及び装置(純額) | 15,057 | 13,280 | |||||||||
| 工具、器具及び備品 | 1,988 | 2,528 | |||||||||
| 減価償却累計額 | △1,142 | △1,709 | |||||||||
| 工具、器具及び備品(純額) | 845 | 819 | |||||||||
| 有形固定資産合計 | 15,902 | 21,111 | |||||||||
| 投資その他の資産 | |||||||||||
| 投資有価証券 | 359 | 0 | |||||||||
| 長期前払費用 | 96,622 | 108,409 | |||||||||
| 投資不動産 | 71,868 | 71,868 | |||||||||
| 減価償却累計額 | △36,122 | △43,113 | |||||||||
| 投資不動産(純額) | 35,746 | 28,755 | |||||||||
| 繰延税金資産 | 9,028 | 10,498 | |||||||||
| その他 | 7,009 | 5,737 | |||||||||
| 投資その他の資産合計 | 148,766 | 153,400 | |||||||||
| 固定資産合計 | 164,668 | 174,511 | |||||||||
| 資産合計 | 1,805,071 | 1,561,593 | |||||||||
| (単位:千円) | |||||||||||
| 前事業年度(2022年2月28日) | 当事業年度(2023年2月28日) | ||||||||||
| 負債の部 | |||||||||||
| 流動負債 | |||||||||||
| 買掛金 | 4,548 | 9,003 | |||||||||
| 未払金 | 13,890 | 5,255 | |||||||||
| 未払費用 | 16,682 | 20,676 | |||||||||
| 未払法人税等 | 65,237 | 5,842 | |||||||||
| 未払消費税等 | 12,219 | 11,036 | |||||||||
| 契約負債 | ― | 8,167 | |||||||||
| 預り金 | 5,697 | 3,294 | |||||||||
| 賞与引当金 | ― | 1,400 | |||||||||
| 株主優待引当金 | ― | 2,486 | |||||||||
| 流動負債合計 | 118,276 | 67,164 | |||||||||
| 固定負債 | |||||||||||
| 資産除去債務 | ― | 5,695 | |||||||||
| 固定負債合計 | ― | 5,695 | |||||||||
| 負債合計 | 118,276 | 72,860 | |||||||||
| 純資産の部 | |||||||||||
| 株主資本 | |||||||||||
| 資本金 | 138,087 | 138,087 | |||||||||
| 資本剰余金 | |||||||||||
| 資本準備金 | 135,087 | 135,087 | |||||||||
| その他資本剰余金 | 38,216 | 38,216 | |||||||||
| 資本剰余金合計 | 173,304 | 173,304 | |||||||||
| 利益剰余金 | |||||||||||
| その他利益剰余金 | |||||||||||
| 繰越利益剰余金 | 1,375,620 | 1,515,797 | |||||||||
| 利益剰余金合計 | 1,375,620 | 1,515,797 | |||||||||
| 自己株式 | △217 | △338,455 | |||||||||
| 株主資本合計 | 1,686,795 | 1,488,733 | |||||||||
| 純資産合計 | 1,686,795 | 1,488,733 | |||||||||
| 負債純資産合計 | 1,805,071 | 1,561,593 | |||||||||
② 【損益計算書】
| (単位:千円) | |||||||||||
| 前事業年度(自 2021年3月1日 至 2022年2月28日) | 当事業年度(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日) | ||||||||||
| 売上高 | 649,695 | ※1 685,491 | |||||||||
| 売上原価 | 155,138 | 220,240 | |||||||||
| 売上総利益 | 494,556 | 465,250 | |||||||||
| 販売費及び一般管理費 | ※2 274,126 | ※2 262,564 | |||||||||
| 営業利益 | 220,430 | 202,686 | |||||||||
| 営業外収益 | |||||||||||
| 為替差益 | 630 | 1,608 | |||||||||
| 不動産賃貸料 | 2,154 | 3,961 | |||||||||
| 保険配当金 | 1,038 | ― | |||||||||
| その他 | 50 | 7 | |||||||||
| 営業外収益合計 | 3,873 | 5,577 | |||||||||
| 営業外費用 | |||||||||||
| 不動産賃貸費用 | 8,736 | 9,347 | |||||||||
| その他 | 255 | 1,036 | |||||||||
| 営業外費用合計 | 8,992 | 10,384 | |||||||||
| 経常利益 | 215,310 | 197,879 | |||||||||
| 特別利益 | |||||||||||
| 保険解約返戻金 | 87,585 | ― | |||||||||
| 特別利益合計 | 87,585 | ― | |||||||||
| 特別損失 | |||||||||||
| 本社移転費用 | ― | 2,560 | |||||||||
| 投資有価証券評価損 | 2,141 | ― | |||||||||
| 特別損失合計 | 2,141 | 2,560 | |||||||||
| 税引前当期純利益 | 300,755 | 195,319 | |||||||||
| 法人税、住民税及び事業税 | 105,405 | 56,613 | |||||||||
| 法人税等調整額 | △9,894 | △1,470 | |||||||||
| 法人税等合計 | 95,511 | 55,143 | |||||||||
| 当期純利益 | 205,244 | 140,176 | |||||||||
【売上原価明細書】
| 前事業年度(自 2021年3月1日至 2022年2月28日) | 当事業年度(自 2022年3月1日至 2023年2月28日) | ||||
| 区分 | 注記番号 | 金額(千円) | 構成比(%) | 金額(千円) | 構成比(%) |
| Ⅰ 労務費 | 77,516 | 50.0 | 102,040 | 46.3 | |
| Ⅱ 経費 | ※ | 77,622 | 50.0 | 118,200 | 53.7 |
| 当期売上原価 | 155,138 | 100.0 | 220,240 | 100.0 | |
原価計算の方法
当社の原価計算の方法は、個別原価計算による実際原価計算であります。
(注) ※ 主な内訳は、次のとおりであります。
| 項目 | 前事業年度(自 2021年3月1日至 2022年2月28日) | 当事業年度(自 2022年3月1日至 2023年2月28日) |
|---|---|---|
| 外注費(千円) | 44,291 | 76,598 |
| サーバー利用料(千円) | 25,219 | 27,646 |
| 減価償却費(千円) | 2,014 | 2,924 |
③ 【株主資本等変動計算書】
前事業年度(自 2021年3月1日 至 2022年2月28日)
| (単位:千円) | ||||
| 株主資本 | ||||
| 資本金 | 資本剰余金 | |||
| 資本準備金 | その他資本剰余金 | 資本剰余金合計 | ||
| 当期首残高 | 135,345 | 132,345 | 38,216 | 170,561 |
| 当期変動額 | ||||
| 新株の発行(新株予約権の行使) | 2,742 | 2,742 | 2,742 | |
| 特別償却準備金の取崩 | ||||
| 当期純利益 | ||||
| 当期変動額合計 | 2,742 | 2,742 | ― | 2,742 |
| 当期末残高 | 138,087 | 135,087 | 38,216 | 173,304 |
| 株主資本 | 純資産合計 | |||||
| 利益剰余金 | 自己株式 | 株主資本合計 | ||||
| その他利益剰余金 | 利益剰余金合計 | |||||
| 特別償却準備金 | 繰越利益剰余金 | |||||
| 当期首残高 | 3,594 | 1,166,782 | 1,170,376 | △217 | 1,476,065 | 1,476,065 |
| 当期変動額 | ||||||
| 新株の発行(新株予約権の行使) | 5,485 | 5,485 | ||||
| 特別償却準備金の取崩 | △3,594 | 3,594 | ― | ― | ― | |
| 当期純利益 | 205,244 | 205,244 | 205,244 | 205,244 | ||
| 当期変動額合計 | △3,594 | 208,838 | 205,244 | ― | 210,729 | 210,729 |
| 当期末残高 | ― | 1,375,620 | 1,375,620 | △217 | 1,686,795 | 1,686,795 |
当事業年度(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日)
| (単位:千円) | ||||
| 株主資本 | ||||
| 資本金 | 資本剰余金 | |||
| 資本準備金 | その他資本剰余金 | 資本剰余金合計 | ||
| 当期首残高 | 138,087 | 135,087 | 38,216 | 173,304 |
| 当期変動額 | ||||
| 当期純利益 | ||||
| 自己株式の取得 | ||||
| 当期変動額合計 | ― | ― | ― | ― |
| 当期末残高 | 138,087 | 135,087 | 38,216 | 173,304 |
| 株主資本 | 純資産合計 | ||||
| 利益剰余金 | 自己株式 | 株主資本合計 | |||
| その他利益剰余金 | 利益剰余金合計 | ||||
| 繰越利益剰余金 | |||||
| 当期首残高 | 1,375,620 | 1,375,620 | △217 | 1,686,795 | 1,686,795 |
| 当期変動額 | |||||
| 当期純利益 | 140,176 | 140,176 | 140,176 | 140,176 | |
| 自己株式の取得 | △338,238 | △338,238 | △338,238 | ||
| 当期変動額合計 | 140,176 | 140,176 | △338,238 | △198,061 | △198,061 |
| 当期末残高 | 1,515,797 | 1,515,797 | △338,455 | 1,488,733 | 1,488,733 |
④ 【キャッシュ・フロー計算書】
| (単位:千円) | |||||||||||
| 前事業年度(自 2021年3月1日 至 2022年2月28日) | 当事業年度(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日) | ||||||||||
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | |||||||||||
| 税引前当期純利益 | 300,755 | 195,319 | |||||||||
| 減価償却費 | 2,616 | 5,286 | |||||||||
| 不動産賃貸料 | △2,154 | △3,961 | |||||||||
| 不動産賃貸費用 | 8,736 | 9,347 | |||||||||
| 為替差損益(△は益) | △630 | △1,608 | |||||||||
| 投資有価証券評価損益(△は益) | 2,141 | ― | |||||||||
| 売上債権の増減額(△は増加) | △16,287 | ― | |||||||||
| 売上債権及び契約資産の増減額(△は増加) | ― | △63 | |||||||||
| 前払費用の増減額(△は増加) | 17,995 | △3,064 | |||||||||
| 未収入金の増減額(△は増加) | △102,023 | 101,787 | |||||||||
| 長期前払費用の増減額(△は増加) | 57,739 | △11,787 | |||||||||
| 仕入債務の増減額(△は減少) | 953 | 4,454 | |||||||||
| 契約負債の増減額(△は減少) | ― | 8,167 | |||||||||
| 未払消費税等の増減額(△は減少) | 3,380 | △1,182 | |||||||||
| 賞与引当金の増減額(△は減少) | ― | 1,400 | |||||||||
| 株主優待引当金の増減額(△は減少) | ― | 2,486 | |||||||||
| その他 | △2,891 | △7,780 | |||||||||
| 小計 | 270,331 | 298,801 | |||||||||
| 法人税等の支払額 | △91,284 | △113,792 | |||||||||
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 179,046 | 185,009 | |||||||||
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | |||||||||||
| 有形固定資産の取得による支出 | △466 | △4,800 | |||||||||
| 投資不動産の賃貸による収入 | 2,054 | 3,852 | |||||||||
| 投資不動産の賃貸に係る支出 | △1,897 | △2,619 | |||||||||
| 敷金及び保証金の差入による支出 | △5,687 | ― | |||||||||
| 敷金及び保証金の回収による収入 | 480 | 1,272 | |||||||||
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △5,517 | △2,294 | |||||||||
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | |||||||||||
| 株式の発行による収入 | 5,485 | ― | |||||||||
| 自己株式の取得による支出 | ― | △338,914 | |||||||||
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | 5,485 | △338,914 | |||||||||
| 現金及び現金同等物に係る換算差額 | 630 | 1,608 | |||||||||
| 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | 179,645 | △154,591 | |||||||||
| 現金及び現金同等物の期首残高 | 1,169,505 | 1,349,151 | |||||||||
| 現金及び現金同等物の期末残高 | ※ 1,349,151 | ※ 1,194,559 | |||||||||
【注記事項】
(重要な会計方針)
1.資産の評価基準及び評価方法
有価証券の評価基準及び評価方法
その他有価証券
市場価格のない株式等 移動平均法による原価法
2.固定資産の減価償却の方法
(1) 有形固定資産
定率法
ただし、建物については、定額法によっております。
なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。
建物 5年
機械及び装置 17年
工具、器具及び備品 4年
(2) 投資不動産
定額法
主な耐用年数 建物 9年
3.引当金の計上基準
(1) 賞与引当金
従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額に基づき当事業年度に見合う分を計上しております。
(2) 株主優待引当金
期末日を基準日とする株主優待制度の支出に充てるため、支出見込額を計上しております。
4.収益及び費用の計上基準
当社の顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりであります。
当社は主な事業として、日本気象協会との共同事業である天気予報専門メディア「tenki.jp」等の運営を行っており、主な収益は各ページに掲載される広告収入となっております。
サービスについては、アドネットワークを駆使した運用型広告のようにサービスが一時点で完了する契約と枠売りやタイアップ広告等の純広告のように一定期間にわたりサービスを提供する契約があり、これらにかかるサービスの提供について履行義務を識別しております。
履行義務は、サービスが一時点で完了する契約の場合には、主に広告が広告媒体に表示された時点でその履行義務が充足されると判断し、同時点で収益を認識しております。また、一定期間にわたりサービスを提供する契約の場合には、契約で定められた期間にわたり広告を掲示する義務を負っており、時の経過につれて充足されるため、当該契約期間に応じて均等按分し収益を認識しております。
なお、約束された対価は、履行義務の充足時点から概ね3ヶ月で支払いを受けており、対価の金額に重要な金融要素は含まれておりません。
5.キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。
(重要な会計上の見積り)
(固定資産の減損損失)
1.当事業年度の財務諸表に計上した金額
| (単位:千円) | ||
|---|---|---|
| 前事業年度 | 当事業年度 | |
| 投資不動産 | 35,746 | 28,755 |
2.識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
(1)当事業年度の財務諸表に計上した算出方法
当社は、期末日において資産又は資産グループに減損が生じている可能性(以下「減損の兆候」という。)を示す事象がある場合には、当該資産又は資産グループについて、減損損失を認識するかどうかの判定を行っております。減損の兆候がある資産又は資産グループについての減損損失を認識するかどうかの判定は、当該資産グループごとに収益性の低下又は市場価額の著しい下落により減損の兆候の有無を把握し、兆候が識別された物件に関して、当該資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローを見積り、当該見積り総額が帳簿価額を下回る場合には、その「回収可能価額」を「正味売却価額」又は「使用価値」との比較により決定し、「回収可能価額」が固定資産の帳簿価額を下回るものについて減損損失を認識、回収可能価額まで帳簿価額を減額、当該減少額を減損損失として計上することとしております。
当社は、資産のリスク分散を図るため、市場として成熟していて比較的価格変動が安定しているアメリカ合衆国のハワイ州において、投資のための不動産を保有しており、当社における重要な資産となっております。当事業年度においては、投資不動産の事業活動から生じる損益は継続してマイナスとなっており減損の兆候が存在していることから、減損損失を認識するかどうかの判定を行った結果、割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を上回っていることから減損損失を認識しておりません。
(2)主要な仮定
割引前将来キャッシュ・フローの算出に用いた主要な仮定は、正味売却価額であります。正味売却価額は、ハワイ州が公表している固定資産税評価額及び周辺地域の取引事例を踏まえ見積りを行っております。なお、新型コロナウイルス感染症が投資不動産の正味売却価額に与える影響は軽微であると判断しています。
(3)翌事業年度の財務諸表に与える影響
これらの仮定は、経済環境等の変化によって影響を受ける可能性があり、主要な仮定に見直しが必要となった場合には、翌事業年度の財務諸表において重要な影響を与える可能性があります。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を当事業年度の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っており、当事業年度の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当事業年度の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。
これにより、当事業年度の損益及び利益剰余金の当期首残高に与える影響はありません。
収益認識会計基準等を適用したため、前事業年度の貸借対照表において、「流動資産」に表示していた「売掛金」は、当事業年度より「売掛金及び契約資産」に含めて表示することとしました。また、前事業年度のキャッシュ・フロー計算書において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」に表示していた「売上債権の増減額(△は増加)」は、当事業年度より「売上債権及び契約資産の増減額(△は増加)」に含めて表示することとしました。なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前事業年度について新たな表示方法により組替えを行っておりません。また、収益認識会計基準第89-3項に定める経過的な取扱いに従って、前事業年度に係る「収益認識関係」注記については記載しておりません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)等を当事業年度の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。これによる当事業年度の財務諸表に与える影響はありません。
(表示方法の変更)
(貸借対照表関係)
前事業年度において、独立掲記しておりました「流動資産」の「未収入金」は、金額的重要性が乏しくなったため、当事業年度より「その他」に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度の財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前事業年度の貸借対照表において、「流動資産」に表示していた「未収入金」102,129千円、「その他」3,366千円は、「その他」105,496千円として組み替えております。
(貸借対照表関係)
当座貸越契約
当社においては、運転資金の効率的な調達を行うため取引銀行3行と当座貸越契約を締結しております。
事業年度末における当座貸越契約に係る借入未実行残高は次のとおりであります。
| 前事業年度(2022年2月28日) | 当事業年度(2023年2月28日) | |||
| 当座貸越極度額 | 300,000 | 千円 | 300,000 | 千円 |
| 借入実行残高 | ― | ― | ||
| 差引額 | 300,000 | 千円 | 300,000 | 千円 |
(損益計算書関係)
※1.顧客との契約から生じる収益
売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、財務諸表「注記事項(収益認識関係) 1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。
※2.販売費に属する費用のおおよその割合は前事業年度11%、当事業年度7%、一般管理費に属する費用のおおよその割合は前事業年度89%、当事業年度93%であります。
販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。
| 前事業年度(自 2021年3月1日至 2022年2月28日) | 当事業年度(自 2022年3月1日至 2023年2月28日) | |||
| 役員報酬 | 95,562 | 千円 | 92,493 | 千円 |
| 給料手当 | 33,762 | 千円 | 36,606 | 千円 |
| 保険料 | 30,884 | 千円 | 17,155 | 千円 |
| 支払報酬料 | 39,373 | 千円 | 31,135 | 千円 |
| 減価償却費 | 601 | 千円 | 2,361 | 千円 |
| 株主優待引当金繰入額 | ― | 千円 | 2,486 | 千円 |
(株主資本等変動計算書関係)
前事業年度(自 2021年3月1日 至 2022年2月28日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
| 当事業年度期首株式数(株) | 当事業年度増加株式数(株) | 当事業年度減少株式数(株) | 当事業年度末株式数(株) | |
|---|---|---|---|---|
| 発行済株式 | ||||
| 普通株式 | 2,102,400 | 34,500 | ― | 2,136,900 |
| 合計 | 2,102,400 | 34,500 | ― | 2,136,900 |
| 自己株式 | ||||
| 普通株式(注) | 68 | ― | ― | 68 |
| 合計 | 68 | ― | ― | 68 |
(注) 普通株式の発行済株式の増加34,500株は、新株予約権の行使による増加であります。
2.新株予約権等に関する事項
該当事項はありません。
3.配当に関する事項
該当事項はありません。
当事業年度(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
| 当事業年度期首株式数(株) | 当事業年度増加株式数(株) | 当事業年度減少株式数(株) | 当事業年度末株式数(株) | |
|---|---|---|---|---|
| 発行済株式 | ||||
| 普通株式 | 2,136,900 | ― | ― | 2,136,900 |
| 合計 | 2,136,900 | ― | ― | 2,136,900 |
| 自己株式 | ||||
| 普通株式(注) | 68 | 342,000 | ― | 342,068 |
| 合計 | 68 | 342,000 | ― | 342,068 |
(注) 普通株式の自己株式の増加342,000株は、2023年2月16日の取締役会決議による自己株式の取得による増加であります。
2.新株予約権等に関する事項
該当事項はありません。
3.配当に関する事項
該当事項はありません。
(キャッシュ・フロー計算書関係)
※ 現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
| 前事業年度(自 2021年3月1日至 2022年2月28日) | 当事業年度(自 2022年3月1日至 2023年2月28日) | |||
| 現金及び預金勘定 | 1,349,151 | 千円 | 1,194,559 | 千円 |
| 現金及び現金同等物 | 1,349,151 | 千円 | 1,194,559 | 千円 |
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社は、事業計画に照らして必要な資金を調達しており、一時的な余資は普通預金で保有しております。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社は、与信管理規程に従い、営業債権について、当社のコーポレート部が所管となり、主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。投資有価証券については、定期的に発行体の財務状況等を把握し、適切に表示しております。
② 市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
当社は、一部外貨建ての普通預金を保有しておりますが、取引規模が非常に僅少であり、残高も少額なため為替の変動リスクを重要なものと認識しておりません。
③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当社は、当社コーポレート部が所管となり、適時に資金繰計画を作成及び更新するとともに、手許流動性の維持等により流動性リスクを管理しております。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより当該価額が変動することがあります。
(5) 信用リスクの集中
当期の貸借対照表日現在における営業債権のうち99.8%が特定の大口顧客に対するものであります。
2.金融商品の時価等に関する事項
前事業年度(2022年2月28日)
「現金及び預金」「売掛金」「未払法人税等」については、現金であること及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。
当事業年度(2023年2月28日)
「現金及び預金」「売掛金」「未払法人税等」については、現金であること及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。
(注1)市場価格のない株式等の貸借対照表計上額は以下のとおりであります。
| (単位:千円) | ||
|---|---|---|
| 区分 | 前事業年度(2022年2月28日) | 当事業年度(2023年2月28日) |
| 非上場株式 | 359 | 0 |
前事業年度において、非上場株式について2,141千円の減損処理を行っております。
当事業年度において、非上場株式について359千円の減損処理を行っております。
(注2)金銭債権の決算日後の償還予定額
前事業年度(2022年2月28日)
| 1年以内(千円) | 1年超5年以内(千円) | 5年超10年以内(千円) | 10年超(千円) | |
|---|---|---|---|---|
| 現金及び預金 | 1,349,151 | ― | ― | ― |
| 売掛金 | 164,499 | ― | ― | ― |
| 合計 | 1,513,650 | ― | ― | ― |
当事業年度(2023年2月28日)
| 1年以内(千円) | 1年超5年以内(千円) | 5年超10年以内(千円) | 10年超(千円) | |
|---|---|---|---|---|
| 現金及び預金 | 1,194,559 | ― | ― | ― |
| 売掛金 | 151,543 | ― | ― | ― |
| 合計 | 1,346,102 | ― | ― | ― |
3 金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項
該当事項はありません。
(ストック・オプション等関係)
1.ストック・オプションに係る費用計上額及び科目名
該当事項はありません。
2.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況
(1) ストック・オプションの内容
| 第1回新株予約権 | |
|---|---|
| 付与対象者の区分及び人数 | 当社取締役 2名当社従業員 6名 |
| 株式の種類別のストック・オプションの数(注) | 普通株式 105,000株 |
| 付与日 | 2017年10月19日 |
| 権利確定条件 | 「第4 提出会社の状況 1 株式等の状況 (2)新株予約権等の状況」に記載のとおりであります。 |
| 対象勤務期間 | 期間の定めはありません。 |
| 権利行使期間 | 自 2019年10月20日至 2027年9月30日 |
(注) 2019年8月21日付の株式分割(普通株式1株につき60株の割合)による分割後の株式数に換算して記載しております。
(2) ストック・オプションの規模及びその変動状況
当事業年度(2023年2月期)において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数については、株式数に換算して記載しております。
① ストック・オプションの数
| 第1回新株予約権 | |
|---|---|
| 権利確定前 (株) | |
| 前事業年度末 | ― |
| 付与 | ― |
| 失効 | ― |
| 権利確定 | ― |
| 未確定残 | ― |
| 権利確定後 (株) | |
| 前事業年度末 | 67,800 |
| 権利確定 | ― |
| 権利行使 | ― |
| 失効 | ― |
| 未行使残 | 67,800 |
(注) 2019年8月21日付の株式分割(普通株式1株につき60株の割合)による分割後の株式数に換算して記載しております。
② 単価情報
| 第1回新株予約権 | |
|---|---|
| 権利行使価格(注) (円) | 159 |
| 行使時平均株価 (円) | ― |
| 付与日における公正な評価単価 (円) | ― |
(注) 2019年8月21日付株式分割(普通株式1株につき60株の割合)による分割後の価格に換算して記載しております。
3.ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法
ストック・オプション付与時点において当社は未公開企業であるため、ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法を単位当たりの本源的価値の見積りによっております。また、単位当たりの本源的価値の算定基礎となる自社の株式価値は、純資産方式及びDCF法等の結果を総合的に勘案して決定しております。
4.ストック・オプションの権利確定数の見積方法
基本的には、将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみを反映させる方法を採用しております。
5.ストック・オプションの単位当たりの本源的価値により算定を行う場合の当事業年度末における本源的価値の合計額及び当事業年度において権利行使されたストック・オプションの権利行使日における本源的価値の合計額
(1) 当事業年度末における本源的価値の合計額
54,036千円
(2) 当事業年度において権利行使されたストック・オプションの権利行使日における本源的価値の合計額
―千円
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
| 前事業年度(2022年2月28日) | 当事業年度(2023年2月28日) | ||||
| 繰延税金資産 | |||||
| 未払事業税 | 3,471 | 千円 | 902 | 千円 | |
| ソフトウェア | 7,182 | 〃 | 8,633 | 〃 | |
| 投資有価証券評価損 | 655 | 〃 | 765 | 〃 | |
| 資産除去債務 | ― | 〃 | 1,743 | 〃 | |
| その他 | 168 | 〃 | 2,326 | 〃 | |
| 繰延税金資産計 | 11,477 | 千円 | 14,372 | 千円 | |
| 繰延税金負債 | |||||
| 長期前払費用 | △2,449 | 千円 | △2,449 | 千円 | |
| 資産除去債務に対応する除去費用 | ― | 〃 | △1,424 | 〃 | |
| 繰延税金負債計 | △2,449 | 千円 | △3,873 | 千円 | |
| 繰延税金資産の純額 | 9,028 | 千円 | 10,498 | 千円 | |
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
| 前事業年度(2022年2月28日) | 当事業年度(2023年2月28日) | ||||
| 法定実行税率 | ― | 30.6 | % | ||
| (調整) | |||||
| 交際費当永久に損金に算入されない項目 | ― | 0.1 | % | ||
| 住民税均等割 | ― | 0.1 | % | ||
| 人材確保等促進税制による税額控除 | ― | △2.7 | % | ||
| その他 | ― | 0.1 | % | ||
| 税効果適用後の法人税等の負担率 | ― | 28.2 | % | ||
(注)前事業年度は、法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が、法定実効税率の100分の5以下であるため注記を省略しております。
(企業結合等関係)
該当事項はありません。
(賃貸等不動産関係)
当社では、資産のリスク分散を図るため、市場として成熟していて比較的価格変動が安定しているアメリカ合衆国のハワイ州において、投資のための賃貸不動産を有しております。
この賃貸不動産に関する貸借対照表計上額、期中増減額及び時価は、次のとおりであります。
| (千円) | |||
| 前事業年度(自 2021年3月1日至 2022年2月28日) | 当事業年度(自 2022年3月1日至 2023年2月28日) | ||
| 投資不動産 | |||
| 貸借対照表計上額 | |||
| 期首残高 | 42,738 | 35,746 | |
| 期中増減額 | △6,991 | △6,991 | |
| 期末残高 | 35,746 | 28,755 | |
| 期末時価 | 57,775 | 76,249 | |
(注) 1.貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額を控除した金額であります。
2.投資不動産の主な減少は、減価償却によるものであります。
3.期末の時価は、ハワイ州が公表している固定資産税評価額を勘案して算定しております。
また、投資不動産に関する損益は、次のとおりであります。
| (千円) | ||
|---|---|---|
| 前事業年度(自 2021年3月1日至 2022年2月28日) | 当事業年度(自 2022年3月1日至 2023年2月28日) | |
| 投資不動産 | ||
| 不動産賃貸料 | 2,154 | 3,961 |
| 不動産賃貸費用 | 8,736 | 9,347 |
| 差額 | △6,582 | △5,386 |
| その他(売却損益等) | ― | ― |
(収益認識関係)
1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報
当事業年度(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日)
当社は、tenki.jp事業を営む単一セグメントであり、顧客との契約から生じる収益を、収益認識の時期別に分解した情報は以下のとおりであります。
| (単位:千円) | |||
| tenki.jp | その他 | 合計 | |
| 一時点で移転されるサービス | 651,493 | 4,215 | 655,708 |
| 一定の期間にわたり移転されるサービス | 29,783 | ― | 29,783 |
| 顧客との契約から生じる収益 | 681,276 | 4,215 | 685,491 |
| 外部顧客への売上高 | 681,276 | 4,215 | 685,491 |
(注)「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)第89-3項に定める経過的な取扱いに従って、前事業年度における顧客との契約から生じる収益を分解した情報を記載しておりません。
2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報
収益を理解するための基礎となる情報は、重要な会計方針「4.収益及び費用の計上基準」に記載のとおりであります。
3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当事業年度末において存在する顧客との契約から翌事業年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報
(1)契約資産及び契約負債の残高
| (単位:千円) | ||
| 当事業年度 | ||
| 期首残高 | 期末残高 | |
| 契約資産 | 9,914 | 13,019 |
| 契約負債 | ― | 8,167 |
契約負債は、履行義務の充足前に対価を受領しているものです。
また、過去の期間に充足(又は部分的に充足)した履行義務から、当事業年度に認識した収益はありません。
(2)残存履行義務に配分した取引価格
当社では、残存履行義務に配分した取引価格については、当初に予想される契約期間が1年を超える重要な契約がないため、実務上の便法を適用し、記載を省略しております。また、顧客との契約から生じる対価の中に、取引価格に含まれていない重要な金額はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当社は、tenki.jp事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
【関連情報】
前事業年度(自 2021年3月1日 至 2022年2月28日)
1.製品及びサービスごとの情報
単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、記載しておりません。 3.主要な顧客ごとの情報
| (単位:千円) | |
|---|---|
| 顧客の名称又は氏名 | 売上高 |
| 一般財団法人日本気象協会 | 645,415 |
(注) 当社は、tenki.jp事業の単一セグメントであるため、関連するセグメント名の記載を省略しております。
当事業年度(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日)
1.製品及びサービスごとの情報
単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、記載しておりません。 3.主要な顧客ごとの情報
| (単位:千円) | |
|---|---|
| 顧客の名称又は氏名 | 売上高 |
| 一般財団法人日本気象協会 | 681,276 |
(注) 当社は、tenki.jp事業の単一セグメントであるため、関連するセグメント名の記載を省略しております。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
【関連当事者情報】
関連当事者との取引
財務諸表提出会社と関連当事者との取引
財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等
前事業年度(自 2021年3月1日 至 2022年2月28日)
該当事項はありません。
当事業年度(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日)
| 種類 | 会社等の名称又は氏名 | 所在地 | 資本金又は出資金(千円) | 事業の内容又は職業 | 議決権等の所有(被所有)割合(%) | 関連当事者との関係 | 取引の内容 | 取引金額(千円) | 科目 | 期末残高(千円) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 主要株主(個人) | 松本 修士 | 東京都港区 | ― | 会社役員 | (被所有) 直接 15.5 | ― | 自己株式の取得(注) | 338,238 | ― | ― |
(注) 取引条件及び取引条件の決定方針等
自己株式の取得は、東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)により取得しており、取引価格は取引前日の終値によるものであります。
(1株当たり情報)
| 前事業年度(自 2021年3月1日至 2022年2月28日) | 当事業年度(自 2022年3月1日至 2023年2月28日) | |
|---|---|---|
| 1株当たり純資産額 | 789.39円 | 829.46円 |
| 1株当たり当期純利益金額 | 96.42円 | 65.95円 |
| 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 | 93.39円 | 64.24円 |
(注) 1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
| 前事業年度(自 2021年3月1日至 2022年2月28日) | 当事業年度(自 2022年3月1日至 2023年2月28日) | |
|---|---|---|
| 1株当たり当期純利益 | ||
| 当期純利益金額(千円) | 205,244 | 140,176 |
| 普通株主に帰属しない金額(千円) | ― | ― |
| 普通株式に係る当期純利益金額(千円) | 205,244 | 140,176 |
| 普通株式の期中平均株式数(株) | 2,128,576 | 2,125,588 |
| 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 | ||
| 当期純利益調整額(千円) | ― | ― |
| 普通株式増加数(株) | 69,022 | 56,463 |
| (うち新株予約権(株)) | (69,022) | (56,463) |
| 希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式の概要 | ― | ― |
(重要な後発事象)
募集新株予約権(有償ストック・オプション)の発行について
当社は、2023年3月14日開催の当社取締役会において、中長期的な当社の企業価値の増大を目指すにあたり、より一層意欲及び士気を向上させ、当社の結束力をさらに高めることを目的として、当社の取締役2名及び従業員4名に対して有償にて新株予約権を発行することを決議、2023年3月29日に割当が完了いたしました。
本新株予約権には、当社株価が一定の水準を下回った場合において、本新株予約権の行使を義務付ける旨の条件が設定されております。
| 発行決議日 | 2023年3月14日 | ||||||
| 新株予約権の数 | 1,339個 | ||||||
| 新株予約権の目的となる株式の数 | 133,900株 | ||||||
| 新株予約権の目的となる株式の種類 | 普通株式 | ||||||
| 新株予約権1個当たりの発行価額 | 100円 | ||||||
| 権利行使時の行使価額 | 1株当たり1,019円(注) | ||||||
| 権利行使期間 | 20232033 年年 33 月月 2928 日から日まで | 20232033 | 年年 | 33 | 月月 | 2928 | 日から日まで |
| 20232033 | 年年 | 33 | 月月 | 2928 | 日から日まで | ||
| 新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額 | 発行価格 102,000資本組入額 51,000 | ||||||
| 新株予約権の行使条件 | (注) |
(注)新株予約権の行使条件
(1) 本新株予約権の割当日から行使期間の終期に至るまでの期間において、東京証券取引所における当社普通株式の普通取引終値(以下、「終値」という。)の1ヶ月間(当日を含む21取引日)の平均値が一度でも本新株予約権の割当日の終値に50%を乗じた価格を下回った場合、新株予約権者は残存するすべての本新株予約権を行使期間の満期日までに行使しなければならないものとする。但し、次に掲げる場合に該当するときはこの限りではない。
① 当社の開示情報に重大な虚偽が含まれることが判明した場合
② 当社が法令や金融商品取引所の規則に従って開示すべき重要な事実を適正に開示していなかったことが判明した場合
③ 当社が上場廃止となったり、倒産したり、その他本新株予約権発行日において前提とされていた事情に大きな変更が生じた場合
④ その他、当社が新株予約権者の信頼を著しく害すると客観的に認められる行為をなした場合
(2) 新株予約権者の相続人による本新株予約権の行使は認めない。
(3) 本新株予約権の行使によって、当社の発行済株式総数が当該時点における発行可能株式総数を超過することとなるときは、当該本新株予約権の行使を行うことはできない。
(4) 各本新株予約権1個未満の行使を行うことはできない。
保険解約による特別利益の計上
当社は、2023年5月16日の取締役会において、財務体質の強化及びキャッシュ・フローの向上の観点から、加入しておりました積立保険の一部を解約することについて決議いたしました。これに伴い、保険積立金の帳簿価額と解約返戻金との差額59,734千円を2024年2月期第1四半期会計期間に「保険解約返戻金」として特別利益に計上いたします。
⑤ 【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】
| 資産の種類 | 当期首残高(千円) | 当期増加額(千円) | 当期減少額(千円) | 当期末残高(千円) | 当期末減価償却累計額又は償却累計額(千円) | 当期償却額(千円) | 差引当期末残高(千円) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 有形固定資産 | |||||||
| 建物 | ― | 9,954 | ― | 9,954 | 2,942 | 2,942 | 7,011 |
| 機械及び装置 | 40,000 | ― | ― | 40,000 | 26,719 | 1,776 | 13,280 |
| 工具、器具及び備品 | 1,988 | 540 | ― | 2,528 | 1,709 | 566 | 819 |
| 有形固定資産計 | 41,988 | 10,494 | ― | 52,482 | 31,371 | 5,286 | 21,111 |
| 投資その他の資産 | |||||||
| 長期前払費用 | 96,622 | 12,774 | 986 | 108,409 | ― | ― | 108,409 |
| 投資不動産 | 71,868 | ― | ― | 71,868 | 43,113 | 6,991 | 28,755 |
(注)1.当期増加額のうち主なものは、次のとおりであります。
| 建物 | 資産除去債務に対応する除去費用 | 5,694千円 |
|---|---|---|
| 長期前払費用 | 役員に対する生命保険料 | 12,774千円 |
2.当期減少額のうち主なものは、次のとおりであります。
長期前払費用 前払費用への振替額 799千円
【社債明細表】
該当事項はありません。
【借入金等明細表】
該当事項はありません。
【引当金明細表】
| 区分 | 当期首残高(千円) | 当期増加額(千円) | 当期減少額(目的使用)(千円) | 当期減少額(その他)(千円) | 当期末残高(千円) |
|---|---|---|---|---|---|
| 賞与引当金 | ― | 1,400 | ― | ― | 1,400 |
| 株主優待引当金 | ― | 2,486 | ― | ― | 2,486 |
【資産除去債務明細表】
当事業年度期首及び当事業年度末における資産除去債務の金額が当事業年度期首及び当事業年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、記載を省略しております。
(2) 【主な資産及び負債の内容】
① 流動資産
イ.現金及び預金
| 区分 | 金額(千円) |
|---|---|
| 現金 | ― |
| 預金 | |
| 普通預金 | 1,194,559 |
| 小計 | 1,194,559 |
| 合計 | 1,194,559 |
ロ.売掛金及び契約資産
相手先別内訳
| 相手先 | 金額(千円) |
|---|---|
| 一般財団法人日本気象協会 | 164,225 |
| その他 | 337 |
| 合計 | 164,562 |
売掛金及び契約資産の発生及び回収並びに滞留状況
| 当期首残高(千円)(A) | 当期発生高(千円)(B) | 当期回収高(千円)(C) | 当期末残高(千円)(D) | 回収率(%) (C) ×100 (A)+(B) | (C) | ×100 | (A)+(B) | 滞留期間(日) (A)+(D) 2 (B) 365 | (A)+(D) | 2 | (B) | 365 | ||||||||
| (C) | ×100 | |||||||||||||||||||
| (A)+(B) | ||||||||||||||||||||
| (A)+(D) | ||||||||||||||||||||
| 2 | ||||||||||||||||||||
| (B) | ||||||||||||||||||||
| 365 | ||||||||||||||||||||
| 164,499 | 750,728 | 750,665 | 164,562 | 82.0 | 80 |
② 流動負債
イ.買掛金
| 相手先 | 金額(千円) |
|---|---|
| 株式会社ビットエー | 2,310 |
| アユダンテ株式会社 | 1,856 |
| 株式会社アイボリー | 1,327 |
| ギークス株式会社 | 968 |
| その他 | 2,541 |
| 合計 | 9,003 |
(3) 【その他】
当事業年度における四半期情報等
| (累計期間) | 第1四半期 | 第2四半期 | 第3四半期 | 当事業年度 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高(千円) | 174,084 | 366,248 | 536,940 | 685,491 |
| 税引前四半期(当期)純利益(千円) | 56,727 | 123,734 | 174,897 | 195,319 |
| 四半期(当期)純利益(千円) | 39,108 | 85,432 | 120,660 | 140,176 |
| 1株当たり四半期(当期)純利益(円) | 18.30 | 39.98 | 56.47 | 65.95 |
| (会計期間) | 第1四半期 | 第2四半期 | 第3四半期 | 第4四半期 |
|---|---|---|---|---|
| 1株当たり四半期純利益(円) | 18.30 | 21.68 | 16.49 | 9.33 |
第6 【提出会社の株式事務の概要】
| 事業年度 | 毎年3月1日から翌年2月末日まで |
|---|---|
| 定時株主総会 | 毎事業年度終了後3か月以内 |
| 基準日 | 毎年2月末日 |
| 剰余金の配当の基準日 | 毎年8月31日毎事業年度末日 |
| 1単元の株式数 | 100株 |
| 単元未満株式の買取り | |
| 取扱場所 | 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部 |
| 株主名簿管理人 | 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号三菱UFJ信託銀行株式会社 |
| 取次所 | - |
| 買取手数料 | 株式の売買の委託に係る手数料相当額として別途定める金額 |
| 公告掲載方法 | 当社の公告方法は、電子公告としております。ただし事故その他やむを得ない事由により電子公告による公告をすることができない場合は、日本経済新聞に掲載します。当社の公告掲載URLは次の通りであります。https://www.alink.ne.jp/ |
| 株主に対する特典 | 毎年2月末日現在の株主名簿に記載又は記録された1単元(100株)以上を保有する株主様を対象に、オリジナルクオカード1,000円分を贈呈いたします。 |
(注) 当社の単元未満株式を有する株主は、その有する単元未満株式について、次に掲げる権利以外の権利を行使することができない旨を定款に定めております。
(1) 会社法第189条第2項各号に掲げる権利
(2) 会社法第166条第1項の規定による請求をする権利
(3) 株主の有する株式数に応じて募集株式の割当て及び募集新株予約権の割当てを受ける権利
第7 【提出会社の参考情報】
1 【提出会社の親会社等の情報】
当社は、金融商品取引法第24条の7第1項に規定する親会社等はありません。
2 【その他の参考情報】
当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。
(1) 有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書
事業年度 第9期(自 2021年3月1日 至 2022年2月28日)2022年5月24日 関東財務局長に提出。
(2) 内部統制報告書及びその添付書類
2022年5月24日 関東財務局長に提出。
(3) 四半期報告書及び確認書
第10期第1四半期(自 2022年3月1日 至 2022年5月31日)2022年7月13日 関東財務局長に提出。
第10期第2四半期(自 2022年6月1日 至 2022年8月31日)2022年10月14日 関東財務局長に提出。
第10期第3四半期(自 2022年9月1日 至 2022年11月30日)2023年1月16日 関東財務局長に提出。
(4) 臨時報告書
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)の規定に基づく臨時報告書
2023年5月25日 関東財務局長に提出。
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第2号の2(新株予約権の発行)の規定に基づく臨時報告書
2023年3月14日 関東財務局長に提出。
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の4(会計監査人の異動)の規定に基づく臨時報告書
2023年4月24日 関東財務局長に提出。
(5) 臨時報告書の訂正報告書
2023年3月14日付で提出の企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第2号の2(新株予約権の発行)の規定に基づく臨時報告書の訂正報告書
2023年3月29日 関東財務局長に提出。
(6) 自己株券買付状況報告書
金融商品取引法第24条の6第1項に基づく自己株式の取得における自己株券買付状況報告書
2023年3月6日 関東財務局長に提出。
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書
2023年5月24日
株式会社ALiNKインターネット
取締役会 御中
EY新日本有限責任監査法人
東京事務所
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 藤原 選 |
|---|
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 狹間 智博 |
|---|
<財務諸表監査>
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社ALiNKインターネットの2022年3月1日から2023年2月28日までの第10期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、キャッシュ・フロー計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社ALiNKインターネットの2023年2月28日現在の財政状態並びに同日をもって終了する事業年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
強調事項
重要な後発事象に記載されているとおり、2023年5月16日開催の取締役会において、積立保険の解約を決議し、2024年2月期において特別利益59,734千円を計上予定である。
当該事項は、当監査法人の意見に影響を及ぼすものではない。
監査上の主要な検討事項
監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
| 大口の顧客に対する収益認識について | |
| 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 | 監査上の対応 |
| 注記事項(セグメント情報等)に記載のとおり、株式会社ALiNKインターネットの当事業年度の損益計算書に計上されている売上高685,491千円には、一般財団法人日本気象協会に対する売上高681,276千円が含まれている。これは当事業年度の売上高の99.4%と重要な割合を占めている。このため、大口の顧客である一般財団法人日本気象協会に対する売上高について誤った収益認識処理がなされた場合、重要な金額の収益が誤って計上される可能性があることから、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。 | 当監査法人は、大口の顧客に対する収益認識が適切に処理されているかを検討するため、主として以下の監査手続を実施した。・収益認識プロセスに係る内部統制の整備及び運用状況の有効性を評価した。・一般財団法人日本気象協会との業務提携契約の契約内容及び契約条件を理解するため、契約書の閲覧、経営管理者への質問を実施した。・一般財団法人日本気象協会に対する履行義務が契約内容に基づいて適切に識別されているかどうかを検討するため、契約書の閲覧、経営管理者への質問を実施した。・売上高の前年同期増減分析、粗利率分析、売掛金の回転期間分析を実施し、異常性の有無を検討した。・収益計上の根拠となる証憑との突合、契約条件に基づく収益の計算金額の再計算を実施した。・期末日を基準とした売掛金残高について残高確認を実施し、回答情報との整合性を検討した。・銀行取引記録との突合を行い、売掛金の入金の事実について検討した。 |
その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、財務諸表及びその監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
財務諸表監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
<内部統制監査>
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、株式会社ALiNKインターネットの2023年2月28日現在の内部統制報告書について監査を行った。
当監査法人は、株式会社ALiNKインターネットが2023年2月28日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
内部統制報告書に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。
なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。
内部統制監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。
・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。
・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、内部統制報告書の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。