| 【表紙】 | |
|---|---|
| 【提出書類】 | 有価証券報告書 |
| 【根拠条文】 | 金融商品取引法第24条第1項 |
| 【提出先】 | 関東財務局長 |
| 【提出日】 | 2023年3月28日 |
| 【事業年度】 | 第15期(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日) |
| 【会社名】 | 株式会社すららネット |
| 【英訳名】 | SuRaLa Net Co.,Ltd. |
| 【代表者の役職氏名】 | 代表取締役社長 湯野川 孝彦 |
| 【本店の所在の場所】 | 東京都千代田区内神田一丁目14番10号(2022年6月27日から本店所在地 東京都千代田区内神田一丁目13番1号が上記のように移転しております。) |
| 【電話番号】 | 03(5283)5158 |
| 【事務連絡者氏名】 | 経営管理グループ長 岩水 敬子 |
| 【最寄りの連絡場所】 | 東京都千代田区内神田一丁目14番10号 |
| 【電話番号】 | 03(5283)5158 |
| 【事務連絡者氏名】 | 経営管理グループ長 岩水 敬子 |
| 【縦覧に供する場所】 | 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号) |
第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
(1) 連結経営指標等
| 回次 | 第11期 | 第12期 | 第13期 | 第14期 | 第15期 | |
| 決算年月 | 2018年12月 | 2019年12月 | 2020年12月 | 2021年12月 | 2022年12月 | |
| 売上高 | (千円) | ― | ― | ― | ― | 2,147,821 |
| 経常利益 | (千円) | ― | ― | ― | ― | 501,037 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | (千円) | ― | ― | ― | ― | 355,399 |
| 包括利益 | (千円) | ― | ― | ― | ― | 354,312 |
| 純資産額 | (千円) | ― | ― | ― | ― | 2,068,794 |
| 総資産額 | (千円) | ― | ― | ― | ― | 2,669,527 |
| 1株当たり純資産額 | (円) | ― | ― | ― | ― | 303.29 |
| 1株当たり当期純利益金額 | (円) | ― | ― | ― | ― | 53.10 |
| 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 | (円) | ― | ― | ― | ― | ― |
| 自己資本比率 | (%) | ― | ― | ― | ― | 76.0 |
| 自己資本利益率 | (%) | ― | ― | ― | ― | 17.5 |
| 株価収益率 | (倍) | ― | ― | ― | ― | 14.8 |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | ― | ― | ― | ― | 542,501 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | ― | ― | ― | ― | △503,713 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | ― | ― | ― | ― | 50,110 |
| 現金及び現金同等物の期末残高 | (千円) | ― | ― | ― | ― | 1,333,239 |
| 従業員数 | (人) | ― | ― | ― | ― | 90 |
| (外、平均臨時雇用者数) | (―) | (―) | (―) | (―) | (24) | |
(注) 1.第15期より連結財務諸表を作成しているため、それ以前については記載しておりません。
2.第15期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
3.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。
4.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3年31日)等を当連結会計年度の期首から適用しており、当連結会計年度に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
(2) 提出会社の経営指標等
| 回次 | 第11期 | 第12期 | 第13期 | 第14期 | 第15期 | |
| 決算年月 | 2018年12月 | 2019年12月 | 2020年12月 | 2021年12月 | 2022年12月 | |
| 売上高 | (千円) | 935,746 | 1,141,158 | 1,649,465 | 1,952,688 | 2,066,668 |
| 経常利益 | (千円) | 223,999 | 65,763 | 548,871 | 552,545 | 524,231 |
| 当期純利益 | (千円) | 137,730 | 43,972 | 379,996 | 399,782 | 377,811 |
| 持分法を適用した場合の投資利益 | (千円) | ― | ― | ― | ― | ― |
| 資本金 | (千円) | 276,998 | 276,998 | 283,777 | 298,370 | 298,370 |
| 発行済株式総数 普通株式 | (株) | 1,266,700 | 1,266,700 | 6,480,035 | 6,694,764 | 6,694,764 |
| 純資産額 | (千円) | 847,207 | 891,087 | 1,284,044 | 1,713,013 | 2,090,824 |
| 総資産額 | (千円) | 1,027,638 | 1,033,555 | 1,780,673 | 2,128,148 | 2,671,197 |
| 1株当たり純資産額 | (円) | 133.77 | 140.70 | 198.18 | 255.94 | 312.39 |
| 1株当たり配当額(うち1株当たり中間配当額) | (円) | ― | ― | ― | ― | ― |
| (―) | (―) | (―) | (―) | (―) | ||
| 1株当たり当期純利益金額 | (円) | 21.92 | 6.94 | 59.67 | 60.09 | 56.44 |
| 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 | (円) | 20.66 | 6.60 | 56.87 | 59.75 | ― |
| 自己資本比率 | (%) | 82.4 | 86.2 | 72.1 | 80.5 | 78.3 |
| 自己資本利益率 | (%) | 17.8 | 5.1 | 34.9 | 26.7 | 19.9 |
| 株価収益率 | (倍) | 58.49 | 135.24 | 90.83 | 27.83 | 13.90 |
| 配当性向 | (%) | ― | ― | ― | ― | ― |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | 291,848 | 50,700 | 600,354 | 502,678 | ― |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | △123,770 | △130,832 | △187,296 | △222,875 | ― |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | 8,000 | △93 | 7,243 | 11,760 | ― |
| 現金及び現金同等物の期末残高 | (千円) | 613,181 | 533,228 | 953,129 | 1,244,512 | ― |
| 従業員数(外、平均臨時雇用者数) | (人) | 32 | 42 | 49 | 68 | 81 |
| (8) | (13) | (13) | (13) | (21) | ||
| 株主総利回り | (%) | 180.8 | 132.4 | 764.5 | 234.3 | 110.7 |
| (比較指標:TOPIX) | (%) | (84.0) | (99.2) | (106.6) | (120.2) | (117.2) |
| 最高株価 | (円) | 11,790 | 8,660 | 9,100(17,170) | 5,940 | 1,698 |
| 最低株価 | (円) | 2,960 | 2,565 | 3,125(3,805) | 1,561 | 726 |
(注) 1.持分法を適用した場合の投資利益については、関連会社が存在しないため記載しておりません。
2.第15期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
3.1株当たり配当額及び配当性向については、配当を行っていないため、記載しておりません。
4.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。
5.当社は、2020年7月1日付で普通株式1株につき5株の株式分割を行っております。当該株式分割が第11期の期首に行われたと仮定して、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益を算定しております。
6.最高株価及び最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所グロースにおけるものであり、それ以前は東京証券取引所マザーズにおけるものであります。なお、2020年12月期の株価については株式分割後の最高株価及び最低株価を記載しており、株式分割前の最高株価及び最低株価を括弧内に記載しております。
7.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当事業年度の期首から適用しており、当事業年度に係る主要な経営指標等については、当該基準等を適用した後の指標となっております。
8.第15期より連結財務諸表を作成しているため、第15期の持分法を適用した場合の投資利益、営業活動によるキャッシュ・フロー、投資活動によるキャッシュ・フロー、財務活動によるキャッシュ・フロー及び現金及び現金同等物の期末残高は記載しておりません。
2 【沿革】
| 年月 | 概要 |
|---|---|
| 2005年12月 | 株式会社C&I Holdings(旧株式会社ベンチャー・リンク)のグループ会社である株式会社キャッチオンにて、「すらら」企画・開発に着手 |
| 2007年10月 | 学習塾・学校市場向けに「すらら」中学生版を販売開始 |
| 2007年12月 | 東京都世田谷区駒沢大学駅前に直営校(「自立学習スクール キャッチ・オン」)を開校 |
| 2008年5月 | 株式会社キャッチオン、株式会社C&I Holdings(旧株式会社ベンチャー・リンク)と合併株式会社C&I Holdings(旧株式会社ベンチャー・リンク)にて「すらら」を承継 |
| 2008年8月 | eラーニング(インターネット等を利用して行う学習)による教育サービスの提供、運用支援、マーケティングプロモーション及びホームページの運営等を主な事業目的として、東京都台東区寿において株式会社すららネットを設立(資本金3,000千円) |
| 2008年10月 | 「すらら」高校生版をリリース |
| 2010年1月 | 「すらら」学習者数が1万人を突破 |
| 2010年11月 | 株式会社C&I Holdings(旧株式会社ベンチャー・リンク)から、全国の学習塾と学校向けeラーニング事業「すらら」を吸収分割契約で承継株式会社C&I Holdings(旧株式会社ベンチャー・リンク)の子会社である株式会社FCエデュケーションから湯野川孝彦(現代表取締役)が株式会社すららネットの全株式を譲受け、MBOを実施本社を東京都千代田区内神田二丁目4番4号に移転 |
| 2011年1月 | 努力指標の学習大会「すららカップ」を初開催 |
| 2011年4月 | 東日本大震災被災地・周辺地域に「すらら」を無償提供テストシステム「E-te」を提供開始 |
| 2011年11月 | 「すらら」を利用している先生方との共同開発プロジェクト「SuRaLabo」開始 |
| 2011年12月 | 独立開業者向けに「すらら」を販売開始 |
| 2012年2月 | 家庭学習者向けに「すらら」を販売開始 |
| 2012年5月 | NPO法人アスイクと提携し、東日本大震災被災地の学習支援センターに「すらら」を提供 |
| 2012年11月 | 「第9回 日本e-Learning大賞 文部科学大臣賞」を受賞 |
| 2013年2月 | TOEIC対策用のサービス「everyday TOEIC®TEST」 400点コースをリリース |
| 2013年6月 | 「アダプティブラーニング」機能で特許取得 |
| 2013年10月 | 行動経済学者の田中知美氏ならびに東京大学と共同で、「すらら」を用いたビッグデータ分析研究プロジェクトを開始NPO法人アスイク、みやぎ生活協同組合とともに「eラーニングによる『まなび場』の展開事業」により「第10回日本パートナーシップ大賞優秀賞」を受賞 |
| 2014年2月 | 本社を東京都千代田区内神田一丁目7番8号に移転 |
| 2014年9月 | 国際協力機構(JICA)から採択を受け、スリランカにおいて教育格差是正プロジェクトを開始 |
| 2014年10月 | TOEIC対策用のサービス「everyday TOEIC®TEST」 600点コースをリリース |
| 2014年11月 | 東京都墨田区菊川に直営校(「次世代型個別学習塾 NEXT Learners」)を開校 |
| 2015年3月 | 「すらら」小学校高学年版リリース |
| 2015年4月 | 「すらら」がスマートデバイスへ対応国際協力機構(JICA)から採択を受け、インドネシアにおいて産学連携による子どもたちの学力達成度強化事業を開始 |
| 2015年5月 | ICTを活用した社会人基礎力を養うアクティブ・ラーニング「すららソーシャルラーニング」初開催 |
| 2016年2月 | 経済産業省等が主催する第2回日本ベンチャー大賞において「社会課題解決賞(審査委員会特別賞)」を受賞 |
| 2016年4月 | 人工知能を用いて生徒と対話する機能「AIサポーター(人工知能を用いて生徒と対話する機能、株式会社NTTドコモと共同開発)」を「すらら」に搭載し、慶應義塾大学と共同で生徒のモチベーションへの影響を研究するプロジェクトを開始全国初の「すらら」入試を島根県開星高校で実施 |
| 2016年9月 | 算数・数学の描画過程まで自動で評価・フィードバックする作図機能「スマート・プロッター」を搭載 |
| 2017年3月 | 経済産業省「はばたく中小企業300社」に選出「すらら」小学校低学年版をリリース、学習障がいにも対応 |
|---|---|
| 2017年5月 | SDGsビジネスアワード2017で「スケールアウト賞」を受賞 |
| 2017年7月 | 放課後等デイサービス向けに「すらら」販売開始 |
| 2017年8月 | ZEホールディングス(現Z会ホールディングス)と業務提携 |
| 2017年11月 | 世界発信コンペティション2017で「サービス部門優秀賞」「女性活躍推進知事特別賞」をW受賞 |
| 2017年12月 | 東京証券取引所 マザーズに株式上場「すらら」学習者数が5万人を突破 |
| 2018年6月 | 政府の特待生「J-Startup企業」として認定 |
| 2018年9月 | 海外小学生向け算数eラーニングシステム「Surala Ninja!」が「EDU-Portニッポン」の公認プロジェクトとして採択 |
| 2019年1月 | 国際協力機構(JICA) エジプトにおけるeラーニングを活用した子供たちの数学の学力達成度強化のための案件化調査事業に採択 |
| 2019年2月 | 本社を東京都千代田区内神田一丁目13番1号に移転保護者向け新サービス「勉強ペアレント・トレーニング」(オンライン)、心理・教育アセスメント「KABC-Ⅱ」分析結果から学習支援法を提供するサービスをリリース |
| 2019年7月 | スマホ対応コンテンツ「すらら英単語」をリリース長野県坂城高等学校とともに経済産業省「未来の教室」実証事業に採択 |
| 2019年8月 | 導入校数が1,000校を突破 |
| 2019年9月 | 漢検・高校入試対策ができる漢字コンテンツをリリース |
| 2019年12月 | Google for Educationと連携 |
| 2020年2月 | 公立小中学校を主な対象とし「すららドリル」提供開始 |
| 2020年3月 | 「すらら」小中学校範囲の理科社会をリリース新型コロナウイルスの影響を受け、学校・学習塾に対し、無償でIDを提供 |
| 2020年6月 | 「すらら」「すららドリル」の学習者数合計が10万人を突破 |
| 2020年7月 | 経済産業省・JETRO「未来の教室」海外展開支援等事業に採択(インドネシア・フィリピン)経済産業省「IT導入補助金2020」の導入支援事業者として認定 |
| 2020年8月 | 「すらら」生徒画面全面リニューアル、「AI学習リコメンデーション機能」を搭載経済産業省EdTech補助金の交付が決定、新たに672校、約25万人の生徒が学習を開始 |
| 2020年9月 | 導入校数が2,000校を突破 |
| 2020年11月 | 双日株式会社「分散型スマートインフラ導入に向けた調査事業」においてデジタル教育のパイロット活動をミャンマーで実施 |
| 2021年1月 | スタディプラス株式会社と提携「すらら」「ピタドリ」の学習記録を「Studyplus for School」に集約 |
| 2021年2月 | 「すらら」に英語4技能に対応する「スピーキングAI」を搭載 |
| 2021年7月 | 宇宙を題材とした探究学習教材をNECスペーステクノロジー株式会社と共同開発契約を締結 |
| 2021年10月 | 「すらら」「すららドリル」の利用者が40万人、導入校舎数が2,500校を突破 |
| 2022年1月 | ファンタムスティック株式会社を子会社化 |
| 2022年3月 | 「すらら」「すららドリル」の高校生版に古文・漢文・理科・社会をリリースアジア開発銀行(ADBI)パイロット事業に参画、インドネシアの公立中学校へ「Surala Ninja!」を提供 |
| 2022年4月 | 東京証券取引所グロース市場へ移行 |
| 2022年5月 | 算数・数学のドリル学習において「途中式判定機能」を搭載 |
| 2022年6月 | 本社を東京都千代田区内神田一丁目14番10号に移転 |
3 【事業の内容】
当社グループは、環境に左右されず、どのような子どもたちにも最適な「教育の機会」を提供することを目指し、教育サービスの提供とコンテンツ開発、その運用コンサルティングサービスの提供を行う事業を展開しております。
eラーニング事業では、主に小学生・中学生・高校生を対象に、オンライン学習教材「すらら」「すららドリル」等のサービス提供を行っております。また、当社サービスを導入する顧客に対して、当社サービスを活用した教育カリキュラムの提案や独立開業の各種支援、無料勉強会の定期開催等による各種経営支援サービス、他社とのコラボレーションによるコンテンツの提供等を行っております。受託開発事業では、教育にかかるコンテンツ等受託開発及び関連する保守、メンテナンスサービスの提供、アプリ開発事業では、ゲーミフィケーションを活かした学習コンテンツを自社開発し、Apple Store等よりダウンロードをして活用いただく知育アプリの提供を行っております。
当社グループは全セグメントの売上高、営業損益の合計額に占めるeラーニング事業の割合が、いずれも90%を超えるためセグメントの情報を記載せず、主要な事業についてのサービス概要を記載いたします。
eラーニング事業で提供をする教材は、利用学習塾や学校からの現場の声をもとに意見交換を行う「SuRaLabo」プロジェクト、大手企業との共同研究など、コンテンツの改善や利用者の学習効果向上に向けて様々な取り組みを行っています。今後も各教育機関と協働し、学習履歴のビッグデータ分析といった研究成果をサービスにフィードバックすることで、より学習効果の高い教材を目指していきます。
当社の教材は、PCやタブレット端末等のスマートデバイスに対応しております。海外マーケットにつきましては、独立行政法人国際協力機構から採択を受けた各種事業等を契機として、スリランカ、インドネシア、エジプト等でサービスの提供を行っております。当社が提供するサービスの内容は以下の通りです。
(1) サービスの概要
① 「すらら」「すららドリル」「ピタドリ」「Surala Ninja!」の提供
AI×アダプティブラーニング教材「すらら」は小学校から高校までの国語、算数/数学、英語、理科、社会5教科の学習を、先生役のアニメーションキャラクターと一緒に、一人一人の理解度に合わせて進めることができるアダプティブな eラーニング教材です。レクチャー機能、ドリル機能、テスト機能により、一人一人の習熟度に応じて理解→定着→活用のサイクルを繰り返し、学習内容の定着をワンストップで実現できます。初めて学習する分野でも一人で学習を進めることができる特長を生かし、小・中・高校、学習塾をはじめ、放課後等デイサービス等においても活用が広がっています。「すららドリル」「ピタドリ」は、アダプティブなドリルと自動作問・採点機能を有するテストからなり、「すらら」の姉妹版として「すららドリル」は主に公立小中学校向け、「ピタドリ」は大手塾向けに提供を開始しています。「Surala Ninja!」は、「すらら」の海外版として小学生向けに開発された、インタラクティブなアニメーションを通じて加減乗除の四則計算を中心に算数を楽しく学べる eラーニング教材で、スリランカやインドネシア、エジプトやフィリピンでの学校等でご利用いただいております。
② 「すらら」等を導入する顧客に対する経営支援
学習塾や学校等に対して、「すらら」等を現場で活用した教育カリキュラムの提案や成功事例・各種ノウハウの提供等の経営支援サービスを提供しております。また、当社のサービスを使って学習塾を独立開業される方等に対して、物件探索や資金調達・販売促進活動・その他塾経営に必要な情報や研修等を提供する開業支援サービスを提供しております。
③ 他社とのコラボレーションによるコンテンツサービスの提供
当社は「すらら」をはじめとする自社教材に加え、他社コンテンツとの連携により、サービスの品揃えを拡充し、顧客満足とユーザーの拡大を目指しております。当社は、他社との協働により、英語の発話トレーニングのできるAI機能や長文読解コンテンツ等を提供しております。
④ BtoC受講者に対する包括的なサポート
当社のBtoC顧客の中には、不登校、発達障がい、学習障がいなど、悩みの深い家庭が多数含まれています。当社では、保護者への包括的なサポートを目指し、「すららコーチ」による保護者向けコーチングや、保護者向け勉強ペアレント・トレーニング、心理・教育アセスメントサービスの提供を行っています。また、不登校生がICT教材を活用することにより出席認定を得られる制度を活用するためのセミナーやアドバイス活動など、悩みの深い家庭の課題に寄り添い、包括的なサポートを行っています。
(2) サービスの対象顧客と収益構造
当社は、オンライン学習教材の「すらら」等サービスを、主に全国の学習塾、学校等の「すらら」等導入校、個人学習者に対して提供しております。当社の主な収益源は、「すらら」等サービスを導入校や個人学習者に対して提供することによる、サービス利用料収入等であります。
〈学習塾・学校向け(BtoBtoC)の事業モデル〉
学習塾や学校等のBtoBtoCの事業モデルにおいては、当社は導入校に対して「すらら」等を利用するための管理者用ID(先生ID)を発行し、導入校は導入校に通う生徒向けに生徒IDを発行しております。導入校に通う生徒は導入校を介して「すらら」を利用することになります。導入校は「すらら」の各種機能を使って、生徒に対する受講フォローを実施しますので人件費・各種管理コストの発生を抑制することが可能となります。「すらら」は当社のサービスを使って独立開業される方や、従来より塾を経営されている個人顧客に加えて、複数の校舎や生徒を有する学習塾や学校等の法人顧客や自治体(公立学校)にも利用されています。法人顧客においては、授業内の活用だけでなく、「すらら」を活用した反転授業(※)等により自宅でも利用されています。また、当社は、当社のサービスを使って学習塾を独立開業される方等に対しては、「すらら」等サービスを提供することに加えて、「物件や資金調達、内装や生徒募集に関するサポート」、「無料勉強会の定期開催による成功事例・塾経営ノウハウの共有」、「販売促進チラシ等の無償提供」等の各種経営支援を実施しております。
当社による「すらら」等サービス提供の対価として、学習塾においては、「すらら」等サービスを契約された1校舎につき課金される月額「サービス利用料」と、導入校がすららシステムに登録した生徒ID1つにつき課金される月額「ID利用料」を主な収益として得ております。また、学校法人においては、契約時に発生する「初期導入料」と、導入校がすららシステムに登録した生徒ID1つにつき課金される月額「ID利用料」を主な収益として得ております。
〈個人学習者向け(BtoC)の事業モデル〉
個人学習者向けのBtoCの事業モデルにおいては、当社が個人学習者に対して「すらら」を利用するための生徒IDを発行しております。IDを持つ生徒には、当社と業務協力関係にある「すらら」導入塾の先生(すららコーチ)から、いつまでにどこまで学習するかといった「月1回の目標設定」や、つまずいているところがないか「週1回程度の電話やメールでの進捗確認等の受講フォローが行われます。
当社による「すらら」サービス提供の対価として、個人学習者においては、生徒ID1つにつき課金される月額「ID利用料」を主な収益として得ております。また、導入塾の先生に対しては、受講フォロー業務委託料を支払うことにより、エンドユーザーの数が増える度に導入塾の収益も増えるといった当社とWin-Winの関係となる事業モデルを構築しております。
これらのサービス提供の結果、2022年12月末時点でのすらら導入校数は2,490校、すらら利用ID数は360,292IDとなっております。
〈課金対象導入校数の推移及びID数の推移〉
| 年月 | すらら導入校数(校) | すららID数(ID) | |||||||
| 学習塾 | 学校 | 海外 | 合計 | 学習塾 | 学校(注2) | 海外 | BtoC | 合計 | |
| 2010年12月末 | 97 | 47 | ― | 144 | 1,322 | 16,465 | ― | 49 | 17,836 |
| 2011年12月末 | 181 | 55 | ― | 236 | 2,157 | 19,334 | ― | 26 | 21,517 |
| 2012年12月末 | 318 | 57 | ― | 375 | 3,543 | 21,346 | ― | 44 | 24,933 |
| 2013年12月末 | 428 | 60 | ― | 488 | 4,985 | 22,672 | ― | 112 | 27,769 |
| 2014年12月末 | 511 | 72 | ― | 583 | 6,682 | 25,739 | ― | 127 | 32,548 |
| 2015年12月末 | 520 | 86 | 4 | 610 | 7,384 | 25,877 | ― | 186 | 33,447 |
| 2016年12月末 | 543 | 111 | 21 | 675 | 9,610 | 27,314 | 812 | 218 | 37,954 |
| 2017年12月末 | 561 | 133 | 23 | 717 | 13,872 | 34,702 | 1,810 | 594 | 50,978 |
| 2018年12月末 | 757 | 154 | 29 | 940 | 15,895 | 41,545 | 2,248 | 1,122 | 60,810 |
| 2019年12月末 | 872 | 183 | 42 | 1,097 | 18,637 | 46,580 | 2,401 | 2,349 | 69,967 |
| 2020年12月末 | 1,116 | 1,096 | 55 | 2,267 | 25,280 | 343,151 | 1,936 | 3,416 | 373,783 |
| 2021年12月末 | 1,215 | 1,336 | 55 | 2,606 | 22,494 | 404,558 | 2,710 | 3,677 | 433,439 |
| 2022年12月末 | 1,204 | 1,191 | 95 | 2,490 | 19,430 | 328,882 | 7,819 | 4,161 | 360,292 |
(注) 1.上記のすらら・すららドリル導入校数は、月額「サービス利用料」が発生する校舎数を対象に記載しております。なお、「海外」については、契約上月額「サービス利用料」の課金を行っておりませんが、参考値として契約校舎数を記載しております。
2.上記の「学校」のすらら・すららドリルID数については、従来導入校が登録をした生徒利用者数に対し課金されるID課金数と、導入校1校舎につき固定の利用料金を支払う校舎課金利用ID数として内訳を記載しておりましたが、現在学校法人との契約内容はID課金のみであり、また、このID課金数に対する校舎課金数の割合も軽微となっていることから、合算をして記載することと変更しております。なお、過年度についても組替え表示しております。
3.「すらら」は小学校から高校までの国語、算数/数学、英語、理科、社会 5教科の学習を、先生役のアニメーションキャラクターと一緒に、一人一人の理解度に合わせて進めることができるアダプティブな eラーニング教材です。「すららドリル」は、アダプティブなドリルと自動作問・採点機能を有するテストからなり、「すらら」の姉妹版として主に公立小中学校向けに提供を開始しています。
〈公立学校の導入校数及びID数〉
| 年月 | 公立学校(注1) | EdTech導入補助金(注2) | ||
| 学校数 | ID数 | 学校数 | ID数 | |
| 2020年12月末 | 860 | 289,576 | 616 | 217,473 |
| 2021年12月末 | 1,126 | 339,330 | 484 | 161,885 |
| 2022年12月末 | 942 | 268,038 | 345 | 103,152 |
(注) 1.経済産業省EdTech導入補助金により利用している学校数・ID数を含めております。
2.経済産業省EdTech導入補助金により利用している学校数・ID数になります。
[事業系統図]
当社グループの事業の系統図は、以下のとおりであります。
〈用語集〉
※ 反転授業:これまで教室で一律講義していた新たな学習内容を、オンライン学習教材等を用いて自宅で予習することで教室では講義を行わず、その代わりに教室では従来宿題としていた課題について講師が個々の生徒の特性に合わせた指導を行ったり、生徒同士での協働学習を行う形態の授業
4 【関係会社の状況】
| 名称 | 住所 | 資本金(千円) | 主要な事業の内容 | 議決権の所有(又は被所有)割合(%) | 関係内容 |
|---|---|---|---|---|---|
| (連結子会社) | |||||
| ファンタムスティック(株)(注)1、2 | 神奈川県横浜市 | 100,000 | 子ども向け知育アプリ開発、学習コンテンツ開発 | 52.2 | 当社のソフトウエアの開発役員の兼任 |
(注)1. 有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
2. 特定子会社に該当しております。
5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況
セグメント情報を記載していないため、会社別の従業員数を示すと次のとおりであります。
2022年12月31日現在
| 会社名 | 従業員数(人) | |
| 株式会社すららネット | 81 | (21) |
| ファンタムスティック株式会社 | 9 | (3) |
| 合計 | 90 | (24) |
(注) 従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。)は、最近1年間の平均人員を( )外数で記載しております。
(2) 提出会社の状況
2022年12月31日現在
| 従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) | |
| 81 | (21) | 36.9 | 2.7 | 5,258 |
セグメント情報を記載していないため、部門別の従業員数を示すと次のとおりであります。
| 部門の名称 | 従業員数(人) | |
| 企画開発グループ | 22 | (5) |
| マーケティンググループ | 45 | (7) |
| 経営管理グループ | 10 | (3) |
| 人財戦略室 | 4 | (6) |
| 合計 | 81 | (21) |
(注) 1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。)は、最近1年間の平均人員を( )外数で記載しております。
2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
(3) 労働組合の状況
労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。
第2 【事業の状況】
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
1.経営方針
当社グループは、「教育に変革を、子どもたちに生きる力を。」を企業理念とし、新しい学習体験を届ける事業活動を通じ、学習者に「大人になっても役に立つ真の学力」と「努力をすれば結果が出るという自信」を得られる機会を提供しています。貧困や障がいに苦しむ子どもたち、低学力の生徒、世界中の教育格差という社会課題を、最先端技術で解決する。教育格差を根絶することが当社グループの使命であると考えています。
当社教材は、従来の進学塾・予備校、人による個別指導塾や映像配信型の教材とは異なり、無学年式で、学習内容のさかのぼり、先取りを学年、学校種を超えて行える(高校生が小学校の復習に取り組むなど)特長を活かし、偏差値30~60と低学力層を含めた幅広いレンジの生徒が利用でき、一人ひとりの学力向上のみならず学習塾・学校全体の学力底上げを目指すコンテンツです。また、幅広い機能を有する学習管理機能により、教員の働き方改革への貢献も可能となります。当社は今後も、教材の開発・提供、教育現場でのEdTech活用のためのコンサルテーションならびに、学習者の学習履歴や解答情報をはじめとするビッグデータの活用や、AIのさらなる活用など、新しい教材やサービスの開発、提供を加速し、当社独自のポジションを確立していきます。
2.経営環境
わが国の教育業界においては、従来からの少子化の流れの中で、企業間競争が激しさを増しており、経営環境は依然厳しい状況で推移しているものの、当社が属するEdTech市場は、2020年度から始まった政府のGIGAスクール構想と、新型コロナウィルス感染拡大などの影響により、オンライン学習の普及が拡大し、高い水準で関心・注目が続いており、EdTech市場の市場規模は、2027年度には2,524億円に拡大することが予測されています。(出典:「ITナビゲーター2022年版」野村総合研究所 EdTech市場規模予測「コンテンツ(教科学習)」)
また、新学習指導要領が2020年度(小学校)、2021年度(中学校)、2022年度(高等学校)に実施され、新しい時代に必要となる資質・能力の育成と、学習評価の充実が図られます。新学習指導要領ではSociety 5.0 の実現を目指し、主体的・対話的で深い学び(「アクティブ・ラーニング」)の視点からの学習過程の改善が行われています。情報活用能力が、言語能力、問題発見・解決能力等と同様に「学習の基盤となる資質・能力」と位置付けられ、「各学校において、コンピュータや情報通信ネットワークなどの情報手段を活用するために必要な環境を整え、これらを適切に活用した学習活動の充実を図る」ことが明記されるなど、今後の学習活動において、積極的にICTを活用することが想定されています。同時に文部科学省からは、「学校における働き方改革に関する緊急対策」が発表され、ICTを活用することにより教員の働き方改革を実現することも期待されています。
文部科学省では、新学習指導要領の実施を見据え「2018年度以降の学校におけるICT環境の整備方針」を取りまとめるとともに、当該整備方針を踏まえ「教育のICT化に向けた環境整備5か年計画(2018~2022年度)」を策定しました。1人1台端末や、家庭でも繋がる通信環境の整備等、GIGAスクール構想におけるハード・ソフト・指導体制を一体とした整備を加速させる方針が発表されましたが、2020年に起こった新型コロナウイルス感染症拡大を受け、当初のスケジュールが前倒しとなりました。2021年度末時点で全自治体等のうち、義務養育段階の学校においては98.5%が端末整備されたと報告があります。また、公立高校においては、2022年度1年生の1人1台端末整備は完了予定、2024年度全学年の1人1台端末整備が完了予定と予測されています。(出典:文部科学省「高校学校における学習者用コンピューターの整備状況について(令和4年度見込み)」)
なお、経済産業省では2020年度よりEdTech導入実証事業が進められました。EdTech導入実証事業は、EdTechを学校などに導入実証する事業者に費用の一部を補助する制度で、学校や教育委員会などの費用負担を軽減することによりEdTechを導入しやすくし、教育のイノベーションにつなげることを目的とした事業で、当社は2020年、2021年、2022年と採択されています。このように教育支援サービスも広がり、教育のICT化に向けた取り組みは一層加速し、教育現場へのEdTech導入がさらに広がっています。
3.優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当社グループが認識している対処すべき課題は、次のとおりであります。
① コンテンツの拡充
eラーニング事業では、「国語・算数/数学・英語・理科・社会」の主要5科目を網羅するAI×アダプティブなeラーニングコンテンツを提供しております。2022年秋にテストリリースをしました「探究学習」や、今後も多様化する教育ニーズに対応すべく、新しいコンテンツを企画し拡充してまいります。自社開発以外にも教育関連企業等と協働して、新しい技術を活用し、新しい分野でのコンテンツの制作に邁進してまいります。
② 開発体制の構築
eラーニングコンテンツの技術革新のスピードは、非常に早く、新たなサービスや競合他社が続々と現れることが予想されます。当社が競合企業とのサービスの差別化、競争優位性の確立を図るためには、迅速な開発体制の構築が不可欠となります。当社グループはこれらを実現するために、社内開発スタッフの技術向上、グループ会社間との連携、外部からの優秀な人材の採用、最先端の技術動向の調査、ビッグデータを活かした商品開発等に継続的に取り組んでまいります。
③ 情報管理体制の強化
当社グループでは、セキュリティの確保や情報管理体制の継続的な強化を行っていくことが重要であると考えております。2021年ISMSを取得し、情報管理にかかる施策には万全の注意を払っていますが、今後も情報管理体制の強化・整備を行ってまいります。
④ 優秀な人材の確保と育成
当社グループの持続的な成長のためには、当社グループの経営理念や事業内容に共感し、高い意欲を持った優秀な人材採用し、開発体制、営業体制、管理体制を整備していくことが重要であると捉えております。特に大きく変革する教育業界においては、営業部門の人材が、学校や塾などの顧客の課題解決に向けての啓蒙や提案、継続的な支援を行うコンサルティング能力の向上が必要不可欠であり、そのための人材育成により注力して参ります。
⑤ システムの強化
当社グループはインターネット上でサービスを提供しており、システムの安定稼働の確保は必要不可欠です。あらゆる有事において通信障害が発生した場合、当社グループ事業に重大な影響を及ぼす可能性があるため、外部業者による脆弱性の確認等を継続的に行い、社員への教育・研修の実施等を継続して努めてまいります。
⑥ 内部管理体制及びコーポレート・ガバナンスの強化
当社グループのさらなる事業の拡大、継続的な成長のためには、内部管理体制及びコーポレート・ガバナンスの一層の強化が重要な課題であると認識しております。当社は、監査等委員会及び内部監査部門、任意の諮問機関である指名委員会・報酬委員会、ならびに会計監査人との連携、定期的な内部監査の実施、経営陣や従業員に対する研修の実施等を通じて、内部管理体制の強化に取り組んでいく方針です。
2 【事業等のリスク】
当社グループの事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を以下に記載しております。また、必ずしも事業上のリスクに該当しない事項についても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資者に対する情報開示の観点から積極的に開示しております。なお、当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び万一発生した場合でも業績及び財務状況に与える影響を最小限にすべく対応に努める方針であります。なお、以下の記載のうち将来に関する事項は、別段の記載のない限り、本書提出日現在において当社グループが判断したものであり、不確実性を内在しているため、実際の結果と異なる可能性があります。
1.業界環境に関するリスク
① EdTech市場について
近年、IT技術の発展やペーパーレス化の流れ等により、日本におけるEdTechのニーズは高まりを見せております。今後もスマートフォンやタブレット端末の普及により、EdTechに関するユーザーの需要は活発化していくことが予想されます。しかしながら、これらの市場のニーズや成長が大きく鈍化し、もしくは縮小した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
② インターネット関連事業について
当社グループは、EdTech関連事業を主たる事業対象としているため、当社事業の継続的な拡大発展のためには、更なるインターネット環境の整備、インターネットの利用拡大が必要と考えております。しかしながら、インターネットの利用等に関する新たな規制の導入や技術革新、その他予期せぬ要因によって、今後の利用拡大に大きな変化が生じた場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
③ 少子化による影響について
教育業界は、長期にわたる出生率低下に伴う少子化により、学齢人口の減少という問題に直面しております。少子化による影響や、子どもにかかる学習費や学習塾の事業所数が増加傾向であることも相まって、教育業界では同業間での生徒数確保に向けた競争が激化していくことが予想されます。
このような状況の下、当社グループは、子どもたちには、「大人になっても役に立つ真の学力」と「努力をすれば結果が出るという自信」を身につけて頂くこと、当社グループのサービスを使って学習塾を独立開業される方等には、その経営を成功して頂くこと等を目指して事業展開を進める所存でありますが、今後、少子化が急速に進行し、教育市場全体が著しく縮小した場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
④ 教育制度の変化について
近年、教育分野においては、グローバル化やICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)化の必要性が高まりを見せております。大学入試においても新制度導入が検討される等、今後も環境が変化し、また、子どもや保護者の教育に対するニーズも急速に多様化、個別化していくことが予想されます。
このような状況の下、当社グループは、細分化された顧客ニーズに対応した商品・サービスを提供するよう、新技術の開発やノウハウの取得を推進しております。しかしながら、将来において教育環境及び顧客ニーズが当社グループにおける対応を上回る規模で急激に変化した場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
2.事業に関するリスク
① 他社との競合について
当社グループは、「すらら」サービスをはじめとする特色あるサービスの提供や機能の強化、サービスラインナップの充実、学習塾や学校法人に対する経営支援体制の強化等に継続的に取り組み、競争力の向上を図っております。しかしながら、当社グループと同様にEdTechを提供している企業や新規参入企業との競争激化による顧客の流出やコストの増加等により、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
② 他社との業務提携について
当社グループでは、教育コンテンツの提供企業との業務提携等を通じた事業の拡大に取り組んでおります。当社グループと提携先が持つコンテンツや事業運営ノウハウ等を融合することにより、大きなシナジー効果を発揮することを目的としておりますが、当初見込んだ効果が発揮されない場合、またこれらの提携が解消された場合、業績に影響を与える可能性があります。
③ 技術革新への対応について
当社グループが事業を展開するEdTech業界においては、新技術の開発及びそれに基づく新サービスの導入が相次いで行われております。これらの変化に対応するため、当社グループは、開発スタッフの採用・育成や最先端の技術、知見、ノウハウの取得に注力しております。しかしながら、かかる知見やノウハウの獲得に困難が生じた場合、また技術革新に対する当社グループの対応が遅れた場合には、当社グループの競争力が低下する可能性があります。また、新技術への対応のために追加的なシステム投資、人件費等の支出が拡大する可能性があります。このような場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
④ 当社の業務委託先のリスクについて
当社グループは、コンテンツ・システムのプログラミング等の一部の業務を外部に業務委託しております。当社グループは、業務委託先が開発遅延等を起こさないようにプロジェクトの進捗管理を慎重に実施しております。しかしながら、業務委託先において開発遅延、経営破綻、法令違反等が生じる等、サービス提供に重要な影響を及ぼす事象が発生した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
⑤ 事業拡大に伴う継続的な設備投資について
当社グループは、今後の利用者数及びアクセス数の拡大に備え、システムインフラ等への設備投資を行ってまいりましたが、当社グループの計画を上回る急激な利用者数及びアクセス数の増加等があった場合には、設備投資、減価償却費負担の増加が想定され、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
⑥ 校舎数と解約数の推移について
当社グループ eラーニング事業では、サービスを導入する学習塾や学校等の校舎数は、広告宣伝活動や営業活動による新規導入校数の増加等により拡大傾向にありますが、学習塾の独立開業者の減少や学習塾・学校における「すらら」等の導入が進まないこと等により、新規校舎獲得数が計画を下回る場合や、解約数が当社グループの想定よりも増加する場合等には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
⑦ ID数の推移について
当社グループeラーニング事業では、学習塾や学校等の導入校に対する各種経営支援を通じて生徒数増加のための取組を推進しており、これらの活動等によって当社グループのサービスを利用するID数は増加傾向にありますが、当社グループから導入校に対する経営支援活動を行っても導入校において生徒数が増加せず、想定どおりのID数が得られない場合等には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
⑧ 法人顧客の解約について
当社グループeラーニング事業では、個人塾のみならず、複数の校舎や多くの生徒を有する学習塾運営会社や学校法人等の法人顧客との契約数の増加に向けた取組を推進しており、これらの学習塾運営会社や学校法人においては、「すらら」を活用した反転授業を教育カリキュラムに組み込むこと等により、「すらら」等の継続的な活用を促しております。
しかしながら、今後において、複数の校舎や多くの生徒を有する法人顧客において、他社サービスへの切り替えやその他の理由により、当社サービスの利用契約の解約が生じた場合、校舎数及びID数が大幅に減少することが想定されるため、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
⑨ 営業部門の人材の確保について
当社グループは、今後の更なる事業拡大を推進する上で営業部門における優秀な人材の確保及びその人材の育成が重要であると認識しており、適切な時期を見定めながら新卒や中途採用活動を実施し、また、採用した人材のモチベーションを向上させる人事諸制度の構築や教育の実施を進めております。しかしながら、現状においては、営業部門が少人数であり、一人当たりの役割が多いため、人材の新規採用が予定通りに進まない場合や既存の人材の社外流出等が発生した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
⑩ ソフトウエア開発について
当社グループは、競争優位性を高めるために、新サービスの開発や機能追加を行ってまいりましたが、サービス品質の向上や品揃えの充実のため、今後においてもソフトウエア資産の増加が見込まれます。
今後において当社グループの想定を超えるソフトウエアの開発が必要となった場合には、減価償却費の増加が利益を圧迫する可能性があるほか、想定どおりの収益を獲得できず、営業損失を計上することとなった場合等には減損損失が発生する可能性があります。また、当社グループでは一部の開発を外部委託しており、外部委託先からの納品物の品質に問題が生じた場合にはソフトウエアの改修に係る費用や損失が発生する可能性があります。これらの事象が発生した場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
⑪ システム障害について
当社グループのサービスは、情報システム及び通信ネットワークを通じて提供しております。当社グループはシステムトラブルの発生可能性を低減させるために、以下のとおり対策を講じております。
1) 新規サービスのリリース時において事前検証を徹底する
2) 委託先が運営するデータセンターのサーバーを負荷分散し、障害時に備え日次バックアップを行う
3) サーバの保守・運営・管理業務は外部の専門会社へ委託し、障害の兆候が見受けられる時や障害が発生した時には、委託先から当社グループのシステム運用要員に通知する体制を整える
しかしながら、以下のようなシステム障害が発生した場合、当社グループのサービスは停止する可能性があり、業績に影響を与える可能性があります。
・電力供給不足、災害や事故等により通信ネットワークやサーバーが利用できなくなった場合
・コンピューターウイルス、不正アクセスによる被害にあった場合
・ソフトウエアや機器に不具合・欠陥が生じた場合等
3.法的規制に関するリスク
① 法的規制について
当社グループは、「個人情報の保護に関する法律」、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」、「特定商取引に関する法律」、「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」、「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律」、「電気通信事業法」等による法的規制を受けております。
社内の管理体制の構築等によりこれら法令を遵守する体制を整備・強化しておりますが、不測の事態により、万が一当該規制等に抵触しているとして何らかの行政処分等を受けた場合、また、今後これらの法令等が強化され、もしくは新たな法令等が定められ当社グループの事業が制約を受ける場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
② 個人情報の管理について
当社グループは、当社のサービスを利用する生徒、取引先、従業員、株主等に関わる個人情報を有しております。当社グループは社内規程の整備、従業員への教育指導等、2021年2月にはISMS(JIS Q 27001)を取得し、個人情報の管理には万全を期しております。しかしながら、何らかの事情により個人情報が外部に漏洩した場合は、当社の社会的信用の失墜により、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
③ 知的財産権に関するリスク
当社グループは、運営するコンテンツ及びサービスに関する知的財産権の獲得に努めております。また、第三者の知的財産権を侵害しないよう、調査可能な範囲で対応を行っております。しかしながら、当社グループの事業分野で当社の認識していない知的財産権が既に成立している場合、または、今後当社が属する事業分野において第三者の権利が成立する場合には、第三者より損害賠償及び使用差止め等の訴えを起こされる可能性及び権利に関する使用料等の対価の支払が発生する可能性があり、また当社グループの知的財産が侵害された場合には、当社グループの事業及び業績に重要な影響を与える可能性があります。
4.経営管理体制に関するリスク
① 代表取締役 湯野川孝彦への依存について
代表取締役である湯野川孝彦は、当社の創業者であり、創業以来当社の代表取締役を務めております。同氏は、EdTechをはじめとする新規事業の立ち上げや顧客に対する経営支援に関する豊富な経験と知識を有しており、経営方針や事業戦略の決定及びその遂行において極めて重要な役割を果たしております。
当社グループは、取締役会等における役員及び幹部社員の情報共有や経営組織の強化を図り、同氏に過度に依存しない経営体制の整備を進めております。しかしながら、何らかの理由により同氏が当社グループの業務を継続することが困難となった場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
② 小規模組織における管理体制について
当社は、本書提出日現在、取締役2名、監査等委員である取締役3名、従業員90名と小規模組織にて運営しており、内部管理体制もこれに応じたものとなっております。今後の事業の拡大及び多様化に対応して、人員の増強と内部管理体制の一層の充実を図っていく方針でありますが、これらの施策が適時適切に進行しなかった場合には、当社グループの事業活動に支障が生じ、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
5.その他のリスク
① 配当政策について
当社グループの利益配分につきましては、業績の推移を見据え、将来の事業の発展と経営基盤の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、経営成績や配当性向等を総合的に勘案し、安定的かつ継続的な配当を維持することを基本方針としております。
しかしながら当社グループは、成長過程にあり、今後の事業発展及び経営基盤強化といった、内部留保の充実を図るため、配当を行っておりません。現時点において当社グループは、内部留保の充実を優先しておりますが、将来的には、業績及び財務状態等を勘案しながら株主への利益の配当を目指していく方針であります。しかしながら、配当実施の可能性及びその実施時期等については、現時点において未定であります。
② M&A等について
当社は2022年1月にファンタムスティック株式会社を子会社化いたしました。同社についてはいずれ当社グループの業績に大きく貢献すると見込んでおります。しかしながら、経営環境の変化等により、買収後の業績が取得時に見込んだ事業計画と乖離した場合には、のれんや関係会社株式を減損するリスクが生じ、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
当社グループは、2022年12月期第1四半期末をみなし取得日として、ファンタムスティック株式会社を連結子会社化し、当連結会計年度より連結財務諸表作成会社に移行いたしました。従いまして、前連結会計年度の連結財務諸表を作成しておりませんので、これらとの比較分析は行っておりません。
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当社グループにおいては、従来からの少子化の流れの中で、企業間競争は激しさを増しており、経営環境も依然厳しい状況で推移しておりますが、当社が属するeラーニング事業は、2020年度から始まった政府のGIGAスクール構想の進捗と、新型コロナウイルス感染症拡大などの影響により、オンライン学習の普及と市場拡大が着実に進みつつあります。
eラーニング事業を行っているすららネットでは、「教育に変革を、子どもたちに生きる力を。」を企業理念として、その実現に向かって取り組んでおります。
当連結会計年度において学校マーケットでは、EdTech導入補助金2022の追加受付と採択が行われ、全国で累計345校、10万人以上に利用されることとなりました。また、東京都の「TOKYOデジタルリーディングハイスクール事業」のAI教材としても採用され、モデル校となる都立高校5校での利用が開始されるなど、個別最適化されたICT教材としての有用性が認められたことで、その活路はさらに拡大しております。
海外マーケットでは、新型コロナウイルス感染症の拡大、また、経済危機等により長らく登校ができない状況が続いておりましたが、インドネシアでは、アジア開発銀行が実施している大規模なパイロット事業が進行中であること、また、スリランカにおいては、初めて公立学校に「Surala Ninja!」が導入されるなど、徐々にその状況は復調してきております。
経営指標である課金対象導入校数と利用ID数につきましては、学校マーケットでは、EdTech導入補助金の採択数が前期に比較して減少したこと、また塾マーケットにおける、新型コロナウイルス感染症拡大による私塾市場の生徒数減少や、塾が使用しているEdTech教材の多様化等の影響により、前年同期比で導入校数及び利用ID数は減少しました。
その結果、すららネットでの当期末時点における導入校数は2,490校(前年同期比116校減少)、利用ID数は360,292ID(前年同期比73,147ID減少)となりました。
なお、業容の拡大に向けた営業・開発人員の増強、新コンテンツ・システムへの開発投資等については、引き続き積極的に取り組んでまいりました。これら人員の増加に伴い、企画開発グループにかかる費用につきましては、今期より原価計算を行い、ソフトウエア又はソフトウエア仮勘定に計上しております。
その結果、当社グループ全体の当連結会計年度における売上高は2,147,821千円、売上原価は574,665千円、販売費及び一般管理費は1,097,693千円となりました。
当社グループ全体の当連結会計年度における営業利益は475,463千円、経常利益は501,037千円、親会社株主に帰属する当期純利益は355,399千円となりました。
また、当社グループの事業セグメントは、eラーニング、受託開発、アプリ開発ではありますが、受託開発及びアプリ開発の全セグメントに占める割合が僅少であり、開示情報としての重要性が乏しいため、セグメント毎の記載を省略しております。
当連結会計年度の財政状態及び経営成績は次のとおりであります。
(a)財政状態
当連結会計年度末の総資産は2,669,527千円となりました。
企業の安全性を示す自己資本比率は、当連結会計年度末は76.0%となりました。また、支払能力を示す流動比率は、当連結会計年度末は348.1%となりました。
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産は1,738,033千円となりました。主な内訳は、現金及び預金1,333,239千円、売掛金366,533千円であります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産は931,494千円となりました。主な内訳は、ソフトウエア501,575千円、のれん118,023千円であります。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債は499,233千円となりました。主な内訳は、未払金195,799千円、前受金124,385千円であります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債は101,500千円となりました。主な内訳は、長期借入金101,500千円であります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は2,068,794千円となりました。主な内訳は、資本金298,370千円、利益剰余金1,475,697千円であります。
(b)経営成績
当連結会計年度の売上高は2,147,821千円、営業利益は475,463千円、経常利益は501,037千円、親会社株主に帰属する当期純利益は355,399千円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は1,333,239千円となりました。各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果取得した資金は542,501千円となりました。その主な内訳は税金等調整前当期純利益495,349千円、減価償却費162,914千円、のれん償却額20,827千円により増加した一方で、法人税等の支払により132,616千円減少したものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は503,713千円となりました。その主な内訳は無形固定資産の取得による支出337,055千円、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得に伴う支出89,827千円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果取得した資金は50,110千円となりました。その主な内訳は長期借入による収入100,000千円、連結範囲の変更を伴わない子会社株式の取得に伴う支出45,389千円であります。
③生産、受注及び販売の状況
(a)生産実績
当社グループは生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。
(b)受注状況
当社グループは受注生産を行っておりませんので、該当事項はありません。
(c)販売実績
当連結会計年度の販売実績は次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度(自 2022年1月1日至 2022年12月31日) |
|---|---|
| eラーニング関連事業(千円) | 2,066,668 |
| その他(千円) | 81,153 |
| 合計(千円) | 2,147,821 |
(注) 1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.当社グループの事業セグメントは、全セグメントの売上高の合計額、営業損益の合計額に占めるeラーニング関連事業の割合がいずれも90%を超えているため、記載を省略しております。
3.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
連結損益計算書の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
(a)財政状態の分析
当連結会計年度末の総資産は2,669,527千円となりました。
詳細については、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 (a)財政状態」をご参照下さい。
(b)経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度における売上高は2,147,821千円となりました。
詳細については、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」をご参照下さい。
(営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益)
業容の拡大に向けた営業・開発人員の増強、社内体制強化、新コンテンツ・システムへの開発投資、サーバー増強において、積極的に取り組んでまいりました。一方、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言が政府により発令されたことにより、在宅勤務や時差出勤制度を継続的に活用し、出張や対面での営業活動を自粛し、オンライン対応へと切り替えたことにより、旅費交通費など一部の経費については減少しております。その結果、当社グループの当期における売上原価は574,665千円、販売費及び一般管理費は1,097,693千円となりました。
この結果、営業利益は475,463千円、経常利益は501,037千円、親会社株主に帰属する当期純利益は355,399千円となりました。
(c)キャッシュ・フローの分析
「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としています。当社グループの資金需要の主なものは、コンテンツ・システムの開発費、人件費及び販売活動のための広告宣伝費等の運転資金であります。これらの資金需要に対して、営業活動により必要となる資金を調達しており、資金の流動性は十分に確保されております。今後新たな資金需要が出てきた場合には、金融機関からの借入や新株の発行等により、最適な方法による資金調達にて対応する方針です。
(d)経営成績に重要な影響を与える要因について
「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載しております。
(e)経営戦略の現状と見通し
当社グループは、設立以来、インターネットを通じてタブレットやPCで学ぶことができるeラーニングサービス関連事業を展開してまいりました。
現在の契約数は、コンテンツや機能の追加・拡充、学習塾や学校等に対する経営支援、他社とのコラボレーションによるコンテンツや機能の強化等の施策により堅調に推移しております。
当社グループは今後、上記の強みを活かしながら社会に発生する様々な教育課題を解決するために、既存ルートの深耕と、新分野の開拓を進めていく方針であります。
(f)経営者の問題認識と今後の方針について
当社グループは、「教育に変革を、子どもたちに生きる力を。」を企業理念として事業を展開しております。世の中には、学力や所得、地域の格差などによって十分な教育を受けることができない子どもたちがいます。当社グループはそうした子どもたちにも、一人一人に合った新しい学習体験を届け、この学習体験を通じて、子どもたちが「大人になっても役に立つ真の学力」と「努力をすれば結果が出るという自信」を身に付ける支援をしております。当社グループはこれらを実現するために、新しい学びの形を、学習塾や学校、その他の教育機関と共に築いてまいります。さらに「不登校」「発達障がい」など次々に発生する社会課題をテクノロジーで解決すべく、技術開発とサービスの品揃えに注力します。これらの取り組みを世界に拡げ、貧しい子どもたちでも高品質な教育が安価に受けられるようにし、所得格差と教育格差の負のスパイラルという社会の問題を解決することをビジョンとしております。当社グループは、このようなビジョンに基づいて事業を展開し業績の向上を図るとともに、株主利益や社会貢献に十分に配慮し、企業価値の向上に努める所存であります。
②重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。
4 【経営上の重要な契約等】
該当事項はありません。
5 【研究開発活動】
該当事項はありません。
第3 【設備の状況】
1 【設備投資等の概要】
当連結会計年度において実施いたしました設備投資等の総額は649,244千円であり、その主な内容は当社におけるサービスの新規開発に伴うソフトウエアに関連する支出であります。
2 【主要な設備の状況】
(1) 提出会社
2022年12月31日現在
| 事業所名(所在地) | 設備の内容 | 帳簿価額(千円) | 従業員数(人) | |||||
| 建物 | 建物附属設備 | 工具、器具及び備品 | ソフトウエア | ソフトウエア仮勘定 | 合計 | |||
| 本社(東京都千代田区) | 本社業務設備 | 12,147 | 16,278 | 2,149 | 501,575 | 207,877 | 709,452 | 81(21) |
(注) 1.現在休止中の主要な設備はありません。
2.セグメント情報について、当社グループは単一セグメントであるため、記載しておりません。
3.上記の他、他の者から賃借している主な設備の内容は、下記のとおりであります。
事業所名(所在地) 設備の内容 事務所面積(㎡) 年間賃借料(千円) 本社(東京都千代田区) 旧 本社事務所 412.27 10,142 本社(東京都千代田区) 新 本社事務所 618.42 20,809
4.従業員数の()は、臨時従業員数を外書きしております。
(2) 国内子会社
2022年12月31日現在
| 会社名 | 事業所名(所在地) | 設備の内容 | 帳簿価額(千円) | 従業員数(人) | |||||
| 建物 | 建物附属設備 | 工具、器具及び備品 | ソフトウエア | ソフトウエア仮勘定 | 合計 | ||||
| ファンタムスティック(株) | 事業所(横浜市港北区) | 業務設備 | ― | ― | 0 | ― | 5,249 | 5,249 | 9(3) |
(注) 1.現在休止中の主要な設備はありません。
2.セグメント情報について、当社グループは単一セグメントであるため、記載しておりません。
3.上記の他、他の者から賃借している主な設備の内容は、下記のとおりであります。
事業所名(所在地) 設備の内容 事務所面積(㎡) 年間賃借料(千円) 事業所(横浜市港北区) 事務所 84,57 2,535
4.従業員数の()は、臨時従業員数を外書きしております。
(3) 在外子会社
該当事項はありません。
3 【設備の新設、除却等の計画】
(1) 重要な設備の新設及び改修
| 会社名 (所在地) | 設備の内容 | 投資予定金額 | 資金調達方法 | 対象期間 | |
| 総額(千円) | 既支払額(千円) | ||||
| 提出会社(東京都千代田区) | コンテンツやシステムの新規開発・機能強化 | 554,776 | ― | 自己資金 | 2023年12月期 |
(注) 1.上記設備計画による完成後の増加能力については、当社の提供するサービスの性質上、測定することが困難でありますので記載しておりません。
2.上記設備投資計画の着手及び完了予定年月日に関しては、流動的な要素が大きいため記載しておりません。
3.上記金額には消費税等は含まれておりません。
4.セグメント情報について、当社グループは、全セグメントの売上高の合計額、営業損益の合計額に占めるeラーニング関連事業の割合がいずれも90%を超えているため、記載を省略しております。
(2) 重要な設備の除却及び売却
該当事項はありません。
第4 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
| 種類 | 発行可能株式総数(株) |
|---|---|
| 普通株式 | 21,420,000 |
| 計 | 21,420,000 |
② 【発行済株式】
| 種類 | 事業年度末現在発行数(株)(2022年12月31日) | 提出日現在発行数(株)(2023年3月28日) | 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 | 内容 |
|---|---|---|---|---|
| 普通株式 | 6,694,764 | 6,694,764 | 東京証券取引所グロース | 完全議決権株式であり権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式であります。なお、単元株式数は100株であります。 |
| 計 | 6,694,764 | 6,694,764 | ― | ― |
(注) 1.提出日現在の発行数には、2023年3月1日からこの有価証券報告書提出日までの新株予約権の行使により発行された株式数は、含まれておりません。
2.当社は東京証券取引所マザーズ市場に上場しておりましたが、2022年4月4日付の東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、同日以降の上場金融商品取引所名は、東京証券取引所グロース市場となっております。
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
③ 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
| 年月日 | 発行済株式総数増減数(株) | 発行済株式総数残高(株) | 資本金増減額(千円) | 資本金残高(千円) | 資本準備金増減額(千円) | 資本準備金残高(千円) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2018年1月1日~2018年12月31日(注)1. | 普通株式30,000 | 普通株式1,266,700 | 4,200 | 276,998 | 4,200 | 273,998 |
| 2020年4月23日(注)2. | 普通株式1,307 | 普通株式1,268,007 | 2,859 | 279,857 | 2,859 | 276,857 |
| 2020年7月1日(注)3. | 普通株式5,072,028 | 普通株式6,340,035 | ― | 279,857 | ― | 276,857 |
| 2020年1月1日~2020年12月31日(注)4. | 普通株式140,000 | 普通株式6,480,035 | 3,920 | 283,777 | 3,920 | 280,777 |
| 2021年4月20日(注)5. | 普通株式1,593 | 普通株式6,481,628 | 2,935 | 286,712 | 2,935 | 283,712 |
| 2021年6月1日(注)6. | 普通株式3,136 | 普通株式6,484,764 | 5,778 | 292,490 | 5,778 | 289,490 |
| 2021年1月1日~2021年12月31日(注)1. | 普通株式210,000 | 普通株式6,694,764 | 5,880 | 298,370 | 5,880 | 295,370 |
(注) 1.新株予約権の行使による増加であります。
2.譲渡制限付株式報酬としての新株の発行によるものであります。
発行価額 1株につき 4,375円
資本組入額 1株につき 2,187.5円
割当先 当社の取締役(社外取締役を除く)2名及び執行役員4名
3.株式分割(1:5)によるものであります。
4.譲渡制限付株式報酬としての新株の発行によるものであります。
発行価額 1株につき 3,685円
資本組入額 1株につき 1,842.5円
割当先 当社の取締役(社外取締役を除く)2名及び執行役員4名
5.譲渡制限付株式報酬としての新株の発行によるものであります。
発行価額 1株につき 3,685円
資本組入額 1株につき 1,842.5円
割当先 当社の従業員46名
(5) 【所有者別状況】
2022年12月31日現在
| 区分 | 株式の状況(1単元の株式数100株) | 単元未満株式の状況(株) | |||||||
| 政府及び地方公共団体 | 金融機関 | 金融商品取引業者 | その他の法人 | 外国法人等 | 個人その他 | 計 | |||
| 個人以外 | 個人 | ||||||||
| 株主数(人) | ― | 2 | 29 | 60 | 38 | 24 | 8,390 | 8,543 | ― |
| 所有株式数(単元) | ― | 4,938 | 3,427 | 4,207 | 3,235 | 45 | 50,938 | 66,790 | 15,764 |
| 所有株式数の割合(%) | ― | 7.38 | 5.12 | 6.28 | 4.84 | 0.07 | 76.31 | 100.00 | ― |
(注)自己株式1,936株は、「個人その他」に19単元、「単元未満株式の状況」に36株含まれております。
(6) 【大株主の状況】
2022年12月31日現在
| 氏名又は名称 | 住所 | 所有株式数(株) | 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
|---|---|---|---|
| 湯野川 孝彦 | 京都府長岡京市 | 1,333,534 | 19.92 |
| 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 東京都中央区晴海1丁目8-12 | 491,700 | 7.35 |
| 柿内 美樹 | 東京都新宿区 | 407,118 | 6.08 |
| 株式会社マイナビ | 東京都千代田区一ツ橋1丁目1-1 パレスサイドビル9階 | 215,000 | 3.21 |
| NOMURA PB NOMINESS LIMITED OMNIBUS-MARGIN(CASHPB) (常任代理人 野村證券株式会社) | 1 ANGEL LANE, LONDON, EC4R 3AB, UNITED KINGDOM (東京都中央区日本橋1丁目13-1) | 103,100 | 1.54 |
| 竹内 淳子 | 東京都三鷹市 | 95,596 | 1.43 |
| モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 | 千代田区大手町1丁目9番7号 大手町フィナンシャルシテイサウスタワー | 93,200 | 1.39 |
| 鈴木 敏明 | 岩手県一関市 | 87,000 | 1.30 |
| BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNYM GCM CLIENT ACCTS M ILM FE (常任代理人 三菱UFJ銀行株式会社) | 2 KING EDWARD STREET, LONDON EC1A 1HQ UNITED KINGDOM (東京都千代田区丸の内2丁目7-1 決済事業部) | 79,885 | 1.19 |
| 株式会社SBI証券 | 東京都港区六本木1丁目6-1 | 79,000 | 1.18 |
| 計 | - | 2,985,133 | 44.60 |
(7) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2022年12月31日現在
| 区分 | 株式数(株) | 議決権の数(個) | 内容 |
| 無議決権株式 | ― | ― | ― |
| 議決権制限株式(自己株式等) | ― | ― | ― |
| 議決権制限株式(その他) | ― | ― | ― |
| 完全議決権株式(自己株式等) | (自己保有株式)普通株式 | ― | ― |
| 1,900 | |||
| 完全議決権株式(その他) | 普通株式 | 66,771 | 完全議決権株式であり、株主としての権利内容に制限のない標準となる株式であります。なお、単元株式数は100株であります。 |
| 6,677,100 | |||
| 単元未満株式 | 普通株式 | ― | ― |
| 15,764 | |||
| 発行済株式総数 | 普通株式 | ― | ― |
| 6,694,764 | |||
| 総株主の議決権 | ― | 66,771 | ― |
(注)「単元未満株式」の普通株式には、自己株式36株が含まれております。
② 【自己株式等】
| 2022年12月31日現在 | |||||
| 所有者の氏名又は名称 | 所有者の住所 | 自己名義所有株式数(株) | 他人名義所有株式数(株) | 所有株式数の合計(株) | 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%) |
| (自己保有株式)株式会社すららネット | 東京都千代田区内神田一丁目14番10号 | 1,900 | ― | 1,900 | 0.03 |
| 計 | ― | 1,900 | ― | 1,900 | 0.03 |
(注)当社は、単元未満自己株式36株を所有しております。
2 【自己株式の取得等の状況】
【株式の種類等】 会社法第155条第3号及び会社法第155条第13号による普通株式の取得
(1) 【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2) 【取締役会決議による取得の状況】
会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定にもとづく取得
| 区分 | 株式数(株) | 価額の総額(千円) |
|---|---|---|
| 取締役会(2023年2月3日)での決議状況(取得期間2023年2月6日~2023年4月28日) | 134,000 | 134,000 |
| 当事業年度前における取得自己株式 | ― | ― |
| 当事業年度における取得自己株式 | ― | ― |
| 残存決議株式の総数及び価額の総額 | ― | ― |
| 当事業年度の末日現在の未行使割合(%) | ― | ― |
| 当期間における取得自己株式 | 134,000 | 114,512 |
| 提出日現在の未行使割合(%) | ― | 14.5 |
(注)当期間における取得自己株式には、2023年3月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式数は含めておりません。
(3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
会社法第155条第13号による普通株式の取得
| 区分 | 株式数(株) | 価額の総額(千円) |
|---|---|---|
| 当事業年度における取得自己株式 | 213 | ― |
| 当期間における取得自己株式 | 213 | ― |
(注)1.当社の執行役員及び従業員に対し譲渡制限付株式報酬として割り当てた普通株式の一部を無償取得したものです。
2.当期間における取得自己株式には、2023年3月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式数は含めておりません。
(4) 【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
| 区分 | 当事業年度 | 当期間 | ||
| 株式数(株) | 処分価額の総額(千円) | 株式数(株) | 処分価額の総額(千円) | |
| 引き受ける者の募集を行った取得自己株式 | ― | ― | ― | ― |
| 消却の処分を行った取得自己株式 | ― | ― | ― | ― |
| 合併、株式交換、株式交付、会社分割に係る移転を行った取得自己株式 | ― | ― | ― | ― |
| その他 | ― | ― | ― | ― |
| 保有自己株式数 | 1,936 | ― | 1,936 | ― |
(注) 当期間における保有自己株式数には、2023年3月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式数は含めておりません。
3 【配当政策】
当社グループは、現在成長過程にあり、経営基盤の長期安定に向けた財務体質の強化及び事業の継続的な拡大を目指すため、内部留保を充実することが重要であると考え、会社設立以来配当は実施しておりません。しかしながら、株主利益の最大化を重要な経営目標の一つとして認識しており、今後の株主への利益配当につきましては、業績の推移・財務状況、今後の事業・投資計画等を総合的に勘案し、内部留保とのバランスをとりながら検討していく方針であります。
当連結会計年度の配当につきましては、無配とさせていただき、内部留保資金につきましては、今後予想される経営環境の変化に対応すべく、事業の継続的な拡大発展を実現させるための資金として、市場ニーズに応える商品・サービス開発体制の強化やグローバル展開を図るための投資及び経営基盤の長期安定に向けた財務体質の強化等に有効に活用していく所存であります。
なお、剰余金の配当を行う場合は、年1回期末での配当を考えており、配当の決定機関は株主総会であります。また、当社は中間配当を取締役会の決議によって行うことができる旨を定款に定めております。
4 【コーポレート・ガバナンスの状況等】
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】
① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社は、変化の激しい経営環境の中で、企業が継続的な成長・発展を遂げていくためには、経営の効率性と有効性を高めるとともに、公正で透明度の高い経営体制を構築していくことが不可欠であると考えており、コーポレート・ガバナンスの徹底は重要な課題と位置づけております。
また、今後も社会環境の変化や法令等の施行に応じて、コーポレート・ガバナンスの実効性を高めるためリスク管理や監督機能の強化等を行う方針であります。
② 企業統治の体制の概要及び採用理由
当社は会社法に基づく機関として、株主総会、取締役会、監査等委員会及び会計監査人を設置するとともに、日常的に業務を監視する役割として、内部監査室を設置し、これら各機関の相互連携によって、経営の健全性・効率性を確保することが可能になると判断し、この体制を採用しております。
[ コーポレート・ガバナンス体制 ]
イ 取締役及び取締役会
当社取締役会は5名の取締役(うち社外取締役3名)により構成され、毎月開催される定時取締役会のほか、必要に応じて随時、臨時取締役会を開催しております。取締役会においては、業務執行に関する意思決定機関として重要な事項について十分な協議を行い、業務の執行を決定しております。また、取締役会には監査等委員も出席し、業務の執行状況について法令又は定款に違反していないかどうかのチェックを行っております。なお、当社は社外取締役に社外の有識者を迎え入れております。社外取締役は当社の取締役会に出席し、議案審議等にあたり専門的見地からの必要な助言を適宜行っております。
| 氏名 | 役職名 | 備考 |
|---|---|---|
| 湯野川 孝彦 | 代表取締役社長 | 議長 |
| 柿内 美樹 | 取締役 | |
| 小林 洋光 | 社外取締役 | |
| 藤本 知哉 | 社外取締役 | |
| 加藤 慶 | 社外取締役 |
ロ 監査等委員会
当社監査等委員会は3名(社外取締役3名)によって構成されております。監査等委員は取締役会に出席するとともに、業務監査、各種書類の閲覧等を通じて常時経営全般に関する適法性及び妥当性を監査しております。当社では監査等委員による監査等委員会を毎月1回定期開催するほか、必要に応じて臨時で開催しており、監査方針及び監査計画ならびに監査の状況及び結果について適宜協議を行っております。また、社外取締役に弁護士、公認会計士や社外の有識者が就任しており、客観的かつ専門的な視点から監査を行っております。
| 氏名 | 役職名 | 備考 |
|---|---|---|
| 小林 洋光 | 社外取締役 | 委員長 |
| 藤本 知哉 | 社外取締役 | |
| 加藤 慶 | 社外取締役 |
ハ 指名委員会・報酬委員会
当社は取締役会の任意の諮問機関として、委員の過半数を社外取締役とする指名委員会及び報酬委員会を2020年1月22日に設置いたしました。各委員会は、3名(社外取締役3名)によって構成されております。各委員会において取締役の人事や報酬等を審議することにより、これらの事項に関する客観性・透明性を強化し、コーポレート・ガバナンスの一層の充実を図っております。
指名委員会
| 氏名 | 役職名 | 備考 |
|---|---|---|
| 藤本 知哉 | 社外取締役 | 委員長 |
| 小林 洋光 | 社外取締役 | |
| 加藤 慶 | 社外取締役 |
報酬委員会
| 氏名 | 役職名 | 備考 |
|---|---|---|
| 加藤 慶 | 社外取締役 | 委員長 |
| 小林 洋光 | 社外取締役 | |
| 藤本 知哉 | 社外取締役 |
ニ 内部監査
当社は内部監査室を設置し、業務の適正な運営・改善・効率化を図るために計画的で網羅的な内部監査を、必要に応じてテーマ監査を実施しております。また、内部監査室と監査等委員、会計監査人が監査を有効かつ効率的に進めるため、適宜情報交換を行い、効率的な監査に努めております。
ホ 会計監査人
当社は太陽有限責任監査法人と監査契約を締結し、適時適切な監査が実施されております。
③ 企業統治に関するその他の事項
a.内部統制システムの整備の状況
当社は業務の適正性を確保するための体制として、「内部統制システム構築の基本方針」に関する取締役会決議を行っており、現在その基本方針に基づき内部統制システムの運用を行っております。当社の「内部統制システム構築の基本方針」の概要は以下のとおりです。
イ 取締役、使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
(a) 役職員の職務の執行が、法令及び定款に適合することを確保するため、「企業理念」や「行動指針」を制定し、役職員はこれを遵守する。
(b)「取締役会規程」を始めとする社内諸規程を制定し、役職員はこれを遵守する。
(c) 経営管理グループをコンプライアンスの統括部署として、役職員に対する適切な教育研修体制を構築し、社外の有識者を招致した研修等を実施する。
(d) 役職員の職務執行の適切性を確保するため、内部監査室が「内部監査規程」に基づき内部監査を実施する。また、内部監査室は必要に応じて会計監査人や監査等委員と情報交換し、効率的な内部監査を実施する。
ロ 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
(a) 取締役の職務の執行に係る情報については、「文書管理規程」等の社内規程に基づき、文書または電磁的媒体に記録し、適切に保存及び管理する。
(b) 取締役及び監査等役員は、同規程等により、これらの文書等を必要に応じて閲覧できるものとする。
ハ 損失の危険の管理に関する規程その他の体制
(a) 取締役会がリスク管理体制を構築する責任と権限を有し、多様なリスクを可能な限り未然に防止し、危機発生時には企業価値の毀損を極小化するための体制を整備する。
(b) 取締役会の下に組織横断的リスク状況の監視並びに全社的な対応は経営管理グループが行い、各部門所管業務に付随するリスク管理は各部門の担当部署が行うこととする。
(c) 各部門の取締役は、取締役会において担当部門の損益や業務執行の内容を報告し、会社の損益に影響を与え得る重要事項を発見した場合には、代表取締役または代表取締役が指名する取締役等を責任者とする対策本部を設置し、必要に応じて、弁護士や公認会計士等を含む外部アドバイザリーチームを組織し、迅速な対応を行うと共に損害の拡大を防止しこれを最小限に止めるものとする。
ニ 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
(a) 取締役会を月1回定期的に開催するほか、必要に応じて適宜臨時に開催し、迅速かつ適切な意思決定を図る。
(b) 取締役会のもとに経営管理ミーティングを設置し、取締役会の意思決定に資するため、取締役会付議事項の事前検討を行うとともに、取締役会で決定した方針及び計画に基づき、取締役会の指示、意思決定を当ミーティングの参加者に伝達する。
(c) 取締役会のもとに各部門の担当取締役やマネージャーで構成されたマネジメント会議を設置し、担当部門から報告された多様なリスクを可能な限り未然に防止できるよう検討を行う。また、社長は各部門の担当取締役やマネージャーに経営の現状を説明し、各部門の取締役やマネージャーは担当部門の業務執行状況を報告する。
(d) 日常の職務の執行において、取締役会の決定に基づく職務の執行を効率的に行うため、「職務権限規程」等の社内諸規程に基づき、権限の委譲を行い、各レベルの責任者が意思決定ルールに則り業務を分担する。
ホ 当社並びにそのグループ会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制
(a) 子会社の管理については、経営管理グループ長の指導、支援を行う。
(b) 子会社における取締役会に当社取締役が参画することで当社取締役による指示・指導を実施。さらに、
子会社取締役会での報告事項を当社取締役会で報告を経て業務の適正化を管理する。
(c) 子会社の業務活動全般については内部監査の対象とし、グループとしての内部管理体制の構築を推進す
ることで業務の適正を確保する。
ヘ 監査等委員会がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する事項、その使用人の取締役からの独立性に関する事項及び監査等委員会のその使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項
(a) 監査等委員会がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合、取締役会は監査等委員会と協議の上、監査等委員会を補助すべき使用人を指名することができる。
(b) 監査等委員会が指定する補助すべき期間中は、指名された使用人への指揮権は監査等委員会に委譲されたものとし、取締役の指揮命令は受けないものとする。
(c) 指名された使用人に関する人事異動、人事評価、賞罰等の人事関連事項については、監査等委員会の同意を要するものとする。
ト 取締役及び使用人が監査等委員会に報告するための体制その他の監査等委員会への報告に関する体制
(a) 取締役及び使用人は、監査等委員会の求めに応じて会社の業務執行状況を報告及び必要な情報提供を行う。
(b) 報告及び情報提供の主なものは次のとおりとする。
・ 重要な社内会議で決議された事項
・ 会社に著しい損害を及ぼすおそれのある事項
・ 毎月の経営状況として重要な事項
・ 内部監査状況及びリスク管理に関する重要な事項
・ 重大な法令・定款違反
・ 重要な会計方針、会計基準及びその変更
(c) 取締役及び使用人は、法律違反行為を確認したとき等、必要な場合には、監査等委員会に対して直接情報提供や通報を行うことができる。
チ 監査等委員会への報告をした者が当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないことを確保するための体制
当社グループは、監査等委員会へ報告した当社の取締役、監査等委員会及び使用人に対し、通報または相談したことを理由として不利益な取扱いをすることを禁止し、報告者を保護する。
リ 監査等委員の職務の執行について生ずる費用の前払または債務の処理に係る方針に関する事項
監査等委員が職務を執行する上で、当社グループに対し、必要な費用の前払等の請求をしたときは、当該請求に係る費用または債務が当該監査等委員の職務の執行に必要でないと認められた場合を除き、速やかに当該費用または債務を支払う。
ヌ その他監査等委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制
(a) 監査等委員会は代表取締役と定期的に会合を持ち、監査上の重要課題について情報・意見交換を行う。
(b) 監査等委員は必要に応じて、重要な社内会議に出席することができる。
(c) 監査等委員会は監査法人または会計監査人と定期的に会合を持ち、情報・意見交換を行うとともに、必要に応じて監査法人または会計監査人に報告を求める。
ル 財務報告の信頼性を確保するための体制
財務報告の信頼性確保のため、財務報告に係る内部統制基本方針に基づき、財務報告に係る体制を構築し、全社的な統制活動および各業務プロセスの統制活動を強化し、運用する。
ヲ 反社会的勢力排除に向けた基本的な考え方及びその体制
(a) 反社会的勢力との取引排除に向けた基本的な考え方
・ 当社グループの社内規程等に明文の根拠を設け、代表取締役以下組織全員が一丸となって反社会的勢力の排除に取り組む。
・ 反社会的勢力とは取引関係を含めて一切関係を持たない。また、反社会的勢力による不当要求は一切を拒絶する。
(b) 反社会的勢力との取引排除に向けた整備状況
・ 「反社会的勢力対策規程」において、反社会的勢力に対する基本方針等について明文化し、全職員の行動指針とする。
・ 反社会的勢力の排除を推進するために経営管理グループを統轄管理部署とし、また、不当要求対応の責任者を設置する。
・ 「反社会的勢力対策規程」等の関係規程等を整備し、反社会的勢力排除のための体制構築に取り組む。
・ 取引先等について、反社会的勢力との関係に関して確認を行う。
・ 反社会的勢力の該当有無の確認のため、外部関係機関等から得た反社会的勢力情報の収集に取り組む。
・ 反社会的勢力からの不当要求に備え、平素から警察、全国暴力追放運動推進センター、弁護士等の外部専門機関と密接な連携関係を構築する。
b.リスク管理体制の整備の状況
当社グループにおけるリスク管理体制は、代表取締役社長を最高責任者とし、経営管理グループが主管部署となっております。経営管理グループは、各事業部門との連携をとり、情報を収集・共有することにより、リスクの早期発見と未然防止に努めております。
コンプライアンスについて、経営管理グループ長が中心となり推進しております。全従業員に対して、コンプライアンスに関する事項を周知・徹底させるよう活動をしております。
④ 取締役会で決議できる株主総会決議事項
a.自己株式の取得
当社は、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議によって市場取引等により自己の株式を取得できる旨を定款に定めております。これは、経営環境に応じた機動的な資本政策の遂行を可能にするためであります。
b.中間配当
当社は、取締役会の決議によって毎年6月末日を基準日として中間配当をすることができる旨を定款に定めております。これは、株主への機動的な利益還元を可能とするためであります。
⑤ 責任限定契約の内容の概要
当社と業務執行取締役等でない取締役及び監査等委員である取締役は、会社法第423条第1項における責任は、会社法第427条第1項に定める金額を損害賠償責任の限度とする責任限定契約を締結しております。当該契約に基づく賠償責任の限度額は、会社法第425条第1項に定める最低限度額としております。
⑥ 取締役の員数
当社は、取締役(監査等委員である取締役を除く。)は10名以内、監査等委員である取締役は5名以内にする旨を定款に定めております。
⑦ 取締役の選任の決議要件
当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席しその議決権の過半数をもって行う旨、取締役の選任決議は累積投票によらないものとする旨を定款に定めております。
⑧ 株主総会の特別決議要件
当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。
(2) 【役員の状況】
男性4名 女性1名(役員のうち女性の比率20.0%)
| 役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数(株) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 代表取締役社長 | 湯野川 孝彦 | 1960年10月10日生 | 1985年4月 株式会社日本エル・シー・エー(現 株式会社エル・シー・エーホールディングス)入社 1999年12月 株式会社イデア・リンク代表取締役就任 2002年5月 株式会社リンク総研常務取締役就任 2003年4月 株式会社ベンチャー・リンク(現 株式会社C&I Holdings)入社 2005年2月 株式会社カーブスジャパン取締役就任株式会社キャッチオン代表取締役就任 2006年6月 株式会社ベンチャー・リンク常務執行役 事業開発本部 本部長 2010年10月 当社代表取締役就任(現任) 2022年1月 ファンタムスティック株式会社取締役就任(現任) | 1985年4月 | 株式会社日本エル・シー・エー(現 株式会社エル・シー・エーホールディングス)入社 | 1999年12月 | 株式会社イデア・リンク代表取締役就任 | 2002年5月 | 株式会社リンク総研常務取締役就任 | 2003年4月 | 株式会社ベンチャー・リンク(現 株式会社C&I Holdings)入社 | 2005年2月 | 株式会社カーブスジャパン取締役就任株式会社キャッチオン代表取締役就任 | 2006年6月 | 株式会社ベンチャー・リンク常務執行役 事業開発本部 本部長 | 2010年10月 | 当社代表取締役就任(現任) | 2022年1月 | ファンタムスティック株式会社取締役就任(現任) | (注)2. | 1,333,534 | ||||||||||||||||||
| 1985年4月 | 株式会社日本エル・シー・エー(現 株式会社エル・シー・エーホールディングス)入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1999年12月 | 株式会社イデア・リンク代表取締役就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2002年5月 | 株式会社リンク総研常務取締役就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2003年4月 | 株式会社ベンチャー・リンク(現 株式会社C&I Holdings)入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2005年2月 | 株式会社カーブスジャパン取締役就任株式会社キャッチオン代表取締役就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2006年6月 | 株式会社ベンチャー・リンク常務執行役 事業開発本部 本部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2010年10月 | 当社代表取締役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2022年1月 | ファンタムスティック株式会社取締役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 取締役企画開発グループ長 | 柿内 美樹 | 1972年9月7日生 | 1995年9月 株式会社語学春秋社入社 2000年4月 株式会社水王舎取締役就任 2005年12月 株式会社キャッチオン取締役就任 2008年7月 株式会社ベンチャー・リンク(現 株式会社C&I Holdings)入社 2008年8月 当社取締役就任(現任) | 1995年9月 | 株式会社語学春秋社入社 | 2000年4月 | 株式会社水王舎取締役就任 | 2005年12月 | 株式会社キャッチオン取締役就任 | 2008年7月 | 株式会社ベンチャー・リンク(現 株式会社C&I Holdings)入社 | 2008年8月 | 当社取締役就任(現任) | (注)2. | 407,118 | ||||||||||||||||||||||||
| 1995年9月 | 株式会社語学春秋社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2000年4月 | 株式会社水王舎取締役就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2005年12月 | 株式会社キャッチオン取締役就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2008年7月 | 株式会社ベンチャー・リンク(現 株式会社C&I Holdings)入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2008年8月 | 当社取締役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 取締役(監査等委員) | 小林 洋光 | 1974年8月1日生 | 2002年9月 三菱化学株式会社入社 2005年11月 アマゾンジャパン株式会社入社 2007年4月 アミタ株式会社入社 2009年10月 株式会社西粟倉・森の学校監査役就任(現任) 2012年3月 株式会社トビムシ取締役就任(現任) 2012年4月 レノボ・ジャパン株式会社入社 2014年4月 当社監査役就任 2016年1月 エリーパワー株式会社入社 2016年9月 オイシックス株式会社(現 オイシックス・ラ・大地株式会社)入社 2017年6月 株式会社大地を守る会(現 オイシックス・ラ・大地株式会社)監査役就任 2017年6月 株式会社とくし丸監査役就任 2017年9月 上海愛宜食食品貿易有限公司監事就任(現任) 2018年2月 ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社入社 2018年9月 株式会社eumo監査役就任(現任) 2019年3月 当社取締役(監査等委員)就任(現任) 2021年1月 特定非営利活動法人国境なき料理団監事就任(現任) 2021年3月 アデコ株式会社入社(現任) | 2002年9月 | 三菱化学株式会社入社 | 2005年11月 | アマゾンジャパン株式会社入社 | 2007年4月 | アミタ株式会社入社 | 2009年10月 | 株式会社西粟倉・森の学校監査役就任(現任) | 2012年3月 | 株式会社トビムシ取締役就任(現任) | 2012年4月 | レノボ・ジャパン株式会社入社 | 2014年4月 | 当社監査役就任 | 2016年1月 | エリーパワー株式会社入社 | 2016年9月 | オイシックス株式会社(現 オイシックス・ラ・大地株式会社)入社 | 2017年6月 | 株式会社大地を守る会(現 オイシックス・ラ・大地株式会社)監査役就任 | 2017年6月 | 株式会社とくし丸監査役就任 | 2017年9月 | 上海愛宜食食品貿易有限公司監事就任(現任) | 2018年2月 | ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社入社 | 2018年9月 | 株式会社eumo監査役就任(現任) | 2019年3月 | 当社取締役(監査等委員)就任(現任) | 2021年1月 | 特定非営利活動法人国境なき料理団監事就任(現任) | 2021年3月 | アデコ株式会社入社(現任) | (注)3. | ― |
| 2002年9月 | 三菱化学株式会社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2005年11月 | アマゾンジャパン株式会社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2007年4月 | アミタ株式会社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2009年10月 | 株式会社西粟倉・森の学校監査役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2012年3月 | 株式会社トビムシ取締役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2012年4月 | レノボ・ジャパン株式会社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2014年4月 | 当社監査役就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2016年1月 | エリーパワー株式会社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2016年9月 | オイシックス株式会社(現 オイシックス・ラ・大地株式会社)入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年6月 | 株式会社大地を守る会(現 オイシックス・ラ・大地株式会社)監査役就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年6月 | 株式会社とくし丸監査役就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年9月 | 上海愛宜食食品貿易有限公司監事就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2018年2月 | ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2018年9月 | 株式会社eumo監査役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年3月 | 当社取締役(監査等委員)就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2021年1月 | 特定非営利活動法人国境なき料理団監事就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2021年3月 | アデコ株式会社入社(現任) |
| 役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数(株) | ||||||||||||||||||||||||
| 取締役(監査等委員) | 藤本 知哉 | 1973年12月10日生 | 2000年10月 弁護士登録、TMI総合法律事務所入所 2001年9月 森綜合法律事務所(現 森・濱田松本法律事務所)入所 2006年6月 Alschuler Grossman Stein & Kahan法律事務所出向 2012年2月 ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社入社 2013年12月 ブロード・キャスト・サテライト・ディズニー株式会社取締役就任 2018年2月 潮見坂総合法律事務所入所 2019年3月 当社取締役(監査等委員)就任(現任) 株式会社Payke監査役 2020年7月 株式会社とくし丸監査役就任(現任) 2020年9月 株式会社フクロウラボ監査役 就任(現任) 2022年1月 株式会社Future Food Lab取締役 就任(現任) 2022年2月 一般財団法人渡辺記念育成財団監事 就任(現任) | 2000年10月 | 弁護士登録、TMI総合法律事務所入所 | 2001年9月 | 森綜合法律事務所(現 森・濱田松本法律事務所)入所 | 2006年6月 | Alschuler Grossman Stein & Kahan法律事務所出向 | 2012年2月 | ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社入社 | 2013年12月 | ブロード・キャスト・サテライト・ディズニー株式会社取締役就任 | 2018年2月 | 潮見坂総合法律事務所入所 | 2019年3月 | 当社取締役(監査等委員)就任(現任) | 株式会社Payke監査役 | 2020年7月 | 株式会社とくし丸監査役就任(現任) | 2020年9月 | 株式会社フクロウラボ監査役 就任(現任) | 2022年1月 | 株式会社Future Food Lab取締役 就任(現任) | 2022年2月 | 一般財団法人渡辺記念育成財団監事 就任(現任) | (注)3. | ― | |
| 2000年10月 | 弁護士登録、TMI総合法律事務所入所 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2001年9月 | 森綜合法律事務所(現 森・濱田松本法律事務所)入所 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2006年6月 | Alschuler Grossman Stein & Kahan法律事務所出向 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2012年2月 | ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2013年12月 | ブロード・キャスト・サテライト・ディズニー株式会社取締役就任 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2018年2月 | 潮見坂総合法律事務所入所 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年3月 | 当社取締役(監査等委員)就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 株式会社Payke監査役 | |||||||||||||||||||||||||||||
| 2020年7月 | 株式会社とくし丸監査役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2020年9月 | 株式会社フクロウラボ監査役 就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2022年1月 | 株式会社Future Food Lab取締役 就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2022年2月 | 一般財団法人渡辺記念育成財団監事 就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 取締役(監査等委員) | 加藤 慶 | 1981年2月8日生 | 2003年4月 株式会社ベンチャー・リンク(現 株式会社C&I Holdings)入社 2007年12月 新日本監査法人(現 EY新日本有限責任監査法人)入所 2018年1月 株式会社パネイル入社 2018年4月 株式会社MAYAホールディングス取締役CFO管理本部長就任 2019年3月 当社取締役(監査等委員)就任(現任) 2020年1月 株式会社ライナフ監査役就任(現任) 2020年9月 株式会社XTIA 取締役管理本部長就任 2021年7月 株式会社トリプルアイズ執行役員CFO就任 2021年9月 株式会社トリプルアイズ取締役CFO就任(現任) | 2003年4月 | 株式会社ベンチャー・リンク(現 株式会社C&I Holdings)入社 | 2007年12月 | 新日本監査法人(現 EY新日本有限責任監査法人)入所 | 2018年1月 | 株式会社パネイル入社 | 2018年4月 | 株式会社MAYAホールディングス取締役CFO管理本部長就任 | 2019年3月 | 当社取締役(監査等委員)就任(現任) | 2020年1月 | 株式会社ライナフ監査役就任(現任) | 2020年9月 | 株式会社XTIA 取締役管理本部長就任 | 2021年7月 | 株式会社トリプルアイズ執行役員CFO就任 | 2021年9月 | 株式会社トリプルアイズ取締役CFO就任(現任) | (注)3. | ― | ||||||
| 2003年4月 | 株式会社ベンチャー・リンク(現 株式会社C&I Holdings)入社 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2007年12月 | 新日本監査法人(現 EY新日本有限責任監査法人)入所 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2018年1月 | 株式会社パネイル入社 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2018年4月 | 株式会社MAYAホールディングス取締役CFO管理本部長就任 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年3月 | 当社取締役(監査等委員)就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2020年1月 | 株式会社ライナフ監査役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2020年9月 | 株式会社XTIA 取締役管理本部長就任 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2021年7月 | 株式会社トリプルアイズ執行役員CFO就任 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2021年9月 | 株式会社トリプルアイズ取締役CFO就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 計 | 1,740,652 | ||||||||||||||||||||||||||||
(注) 1.小林洋光、藤本知哉及び加藤慶は、社外取締役であります。
2.取締役の任期は、2023年3月28日開催の定時株主総会終了時から2023年12月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
3.取締役(監査等委員)の任期は、2023年3月28日開催の定時株主総会終了時から2024年12月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
① 社外取締役及び社外監査等委員の状況
当社の社外取締役は取締役5名のうち3名を選任しており、うち3名は社外監査等委員であります。社外取締役は、幅広い知見と経験を持ち、当社の取締役会に参加し、業務執行に関する意思決定について監督・提言を行っており、また、社外監査等委員は、リスクマネジメントの監査、経営に対する監視、監督機能を担っております。
当社は社外取締役を選任するための独立性に関する基準について明確に定めたものはありませんが、その選任に際しては、見識や専門的な知見に基づく客観的かつ的確な監督または監査が遂行できることを個別に判断しております。
社外監査等委員小林洋光氏は、弁護士であり、事業会社における取締役や監査役等としての豊富な経験を有しております。また、当社が株式を上場する金融商品取引所が定める一般株主と利益相反の生じる虞があるとされる事項に該当しておらず、独立性を有していることから、独立役員として指定しております。また、任意で設置している報酬委員会及び指名委員会の委員であります。
社外監査等委員藤本知哉氏は、弁護士であり、事業会社における取締役や監査役等としての豊富な経験を有しております。また、当社が株式を上場する金融商品取引所が定める一般株主と利益相反の生じる虞があるとされる事項に該当しておらず、独立性を有していることから、独立役員として指定しております。また、任意で設置している報酬委員会及び指名委員会の委員であります。
社外監査等委員加藤慶氏は、公認会計士であり、事業会社における取締役等としての豊富な経験を有しております。また、当社が株式を上場する金融商品取引所が定める一般株主と利益相反の生じる虞があるとされる事項に該当しておらず、独立性を有していることから、独立役員として指定しております。また、任意で設置している報酬委員会及び指名委員会の委員であります。
社外取締役小林洋光、藤本知哉、加藤慶との間には、人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係はありません。
また、当社と社外取締役は、会社法第427条第1項の規定に基づき、損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく損害賠償額の限度額は、会社法第425条第1項に定める最低責任限度額としております。なお、当該責任限定契約が認められるのは、当該社外取締役が責任の原因となった職務の遂行について善意かつ重大な過失がないときに限られます。
内部監査室及び会計監査人との相互連携につきましては、情報を共有し、連携体制をとっております。
(3) 【監査の状況】
① 監査等委員会監査の状況
監査等委員会は、監査等委員3名(3名全て非常勤、社外取締役)で構成されています。監査等委員は、監査等委員会で策定した監査計画に基づいて、当社の業務全般について、監査等委員を中心として計画的かつ網羅的な監査を実施しております。また、取締役会その他重要な会議に出席し、意見を述べるほか、取締役からの聴取、重要な決裁書類等の閲覧を通じ監査を実施しております。監査等委員3名は独立機関としての立場から、適正な監視を行うため定期的に監査等委員会を開催し打合せを行っております。また、内部監査室や会計監査人との連携状況に関しては、監査を有効かつ効率的に進めるため、適宜情報や意見交換を行っており、相互に連携して監査の実効性の確保と効率化を図っております。なお、社外監査等委員加藤慶氏は、公認会計士であり、事業会社における取締役等としての豊富な経験を有しております。
社外監査等委員である加藤慶氏は、公認会計士として財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。
当事業年度において当社は監査等委員会を原則月1回開催しており、個々の監査等委員の出席状況については以下のとおりであります。
| 氏名 | 開催回数 | 出席回数 |
|---|---|---|
| 小林 洋光 | 12回 | 12回 |
| 藤本 知哉 | 12回 | 12回 |
| 加藤 慶 | 12回 | 12回 |
監査等委員会における主な検討事項は次のとおりです。
・監査方針・監査計画の決定
・四半期・決算短信の監査
・会計監査人の再任・不再任の決定
・監査法人の報酬の承認
・事業報告・株主総会議案の監査
・内部統制システムの監査
・重点領域の監査
② 内部監査の状況
内部監査は、社長直轄部門である内部監査室(人員1名)が行っており、各事業部門における業務執行に関して、業務の効率性や有効性、コンプライアンスの遵守状況等について監査を行い、その結果を代表取締役に対して報告するとともに、業務の改善及び適切な運営に向けての具体的な助言や勧告を行っております。また、内部監査室は監査等委員や会計監査人とも密接な連携をとっており、監査等委員や会計監査人は、内部監査状況を適時に把握できる体制になっております。
③ 会計監査の状況
a.監査法人の名称
太陽有限責任監査法人
b.継続監査期間
8年間
c.業務を執行した公認会計士
本間洋一
樹神祐也
d.監査業務にかかる補助者の構成
公認会計士3名、会計士試験合格者5名、その他2名
e.監査法人の選定方針と理由
監査法人の業務執行体制・品質管理体制、監査業務執行の妥当性及び監査報酬の水準を総合的に勘案し、選定を行っております。なお、太陽有限責任監査法人の選定理由といたしまして、当社が株式公開の準備を進める中で、株式公開を前提とした短期調査を受け、その後、当該調査により課題や改善に関する適切な指導を受けたことにより当社の内部管理体制が向上したこと、また、同監査法人が株式公開に関する豊富な実績・経験があることなども勘案し、決定いたしました。
f.監査等委員会による監査法人の評価
当社の監査等委員会は、監査法人に対して評価を行っております。この評価については、会社法等関連規定の遵守、監査法人の業務執行体制・品質管理体制、監査業務執行の妥当性及び監査報酬の水準を考慮し、総合的に判断しております。
④ 監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬の内容
提出会社
| 前事業年度 | |
| 監査証明業務に基づく報酬(千円) | 非監査業務に基づく報酬(千円) |
| 17,300 | ― |
| 区分 | 当連結会計年度 | |
| 監査証明業務に 基づく報酬(千円) | 非監査業務に 基づく報酬(千円) | |
| 提出会社 | 19,325 | ― |
| 連結子会社 | ― | ― |
| 計 | 19,325 | ― |
b.監査公認会計士等と同一のネットワーク(Grant Thornton International Ltd. )に属する組織に対する
報酬(a.を除く)
該当事項はありません。
c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
d.監査報酬の決定方針
当社は、事業規模や業務の特性等を勘案して監査計画、監査日数等を検討し、双方協議の上で当社の稟議決裁を経て、報酬額を決定しております。なお、本稟議は、経営管理グループ長が起案し、代表取締役の承認により決裁しており、決裁された稟議につきましては速やかに他の取締役および監査等委員へ回覧しております。
e.監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由
当社の監査等委員及び監査等委員会は、会計監査人の監査計画、監査の実施体制、監査報酬見積額の算定根拠などを確認し、検討した結果、会計監査人の報酬等について同意を行っております。
(4) 【役員の報酬等】
① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項
当社の役員の報酬等に関しては、取締役については2023年3月28日開催の第15期定時株主総会(以下、本株主総会)において、年額68,000千円以内(うち社外取締役分は3,600千円以内)と決議されており(本株主総会終結時の取締役の員数は2名)、監査等委員である取締役については本株主総会において、年額12,000千円以内と決議されております(本株主総会終結時の監査等委員の員数は3名)。
当社取締役(社外取締役を含む)の役員報酬は、固定報酬と譲渡制限付株式報酬で構成されております。固定報酬におけるこれらの個人別報酬等の内容の決定にあたっては、3名の社外取締役で構成されている任意の指名・報酬委員会において、各取締役の役割・責任及び当社の戦略策定と統制への貢献度等の評価が行われており、当該結果をまとめた答申を踏まえて、総合的な議論検討を行っており、決定方針に沿うものであると判断しております。
当社監査等委員(社外監査等委員を含む)の役員報酬は、固定報酬のみで構成されております。これらの報酬は、監査等委員会において協議し、監査等委員全員の同意のもと、決定しております。
本株主総会において、当社の取締役(社外取締役を除く。)に当社の企業価値の持続的な向上を図るインセンティブを与えるとともに、株主の皆様との一層の価値共有を進めることを目的として、従来の取締役の報酬等とは別枠として、新たに譲渡制限付株式報酬制度を導入いたしました。ただし、当該譲渡制限付株式報酬は、原則として譲渡制限期間内に当社の取締役、その他当社の取締役会で定める地位から退任又は退職した場合には、対象取締役に割り当てられた株式は無償で当社が取得するものであります。この譲渡制限付株式報酬につきましては、取締役会にて役員報酬制度の見直しを行うべく、外部専門機関の指導・助言を受け、数回にわたり議論を重ね、同制度の導入決議に至っております。
また、本制度は、経営指標等を基礎として算定される報酬等(業績連動報酬)ではありません。
なお、各対象取締役への具体的な支給時期及び配分については、任意の指名・報酬委員会において審議の上、取締役会において決定します。対象取締役は、本制度に基づき当社から支給された金銭報酬債権の全部を現物出資財産として払込み、当社の普通株式について発行又は処分を受けることとなります。
② 提出会社の役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
2022年12月期における当社の役員に対する役員報酬は以下のとおりであります。
| 役員区分 | 報酬等の総額(千円) | 報酬等の種類別の総額(千円) | 対象となる役員の員数(名) | ||||
| 基本報酬 | 業績連動報酬 | 非金銭報酬等 | 賞与 | ||||
| 取締役(社外取締役を除く。) | 47,166 | 44,499 | ― | 2,666 | ― | 2 | |
| 監査等委員(社外取締役を除く。) | ― | ― | ― | ― | ― | ― | |
| 社外役員 | 社外取締役 | 600 | 600 | ― | ― | ― | 1 |
| 社外監査等 委員 | 8,280 | 8,280 | ― | ― | ― | 3 | |
| 計 | 56,046 | 53,379 | ― | 2,666 | ― | 6 | |
③ 役員ごとの報酬等の総額等
報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。
④ 使用人兼務役員の使用人給与のうち、重要なもの
該当事項はありません。
(5) 【株式の保有状況】
該当事項はありません。
第5 【経理の状況】
1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
(1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1976年大蔵省令第28号)に基づいて作成しております。
(2) 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1963年大蔵省令第59号)に基づいて作成しております。
また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しております。
(3) 当連結会計年度(2022年1月1日から2022年12月31日まで)は、初めて連結財務諸表を作成しているため、比較情報を記載しておりません。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2022年1月1日から2022年12月31日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2022年1月1日から2022年12月31日まで)の財務諸表について、太陽有限責任監査法人により監査を受けております。
3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて
当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制を整備するため、外部の公認会計士・税理士等の専門家と適宜、内容の確認や協議を行うことにより、内容の理解に努めております。また、監査法人等が出版している様々な分野に関する専門書の購読、セミナーへの参加等により、会計基準に関する情報を積極的に収集することにより、会計基準等の内容をより深く理解することに努めております。なお、把握した会計基準等の内容については、当社において会計に関与する従業員を対象とした社内会議等により周知徹底することに努めております。
1 【連結財務諸表等】
(1) 【連結財務諸表】
① 【連結貸借対照表】
| (単位:千円) | ||||||||||
| 当連結会計年度(2022年12月31日) | ||||||||||
| 資産の部 | ||||||||||
| 流動資産 | ||||||||||
| 現金及び預金 | 1,333,239 | |||||||||
| 売掛金 | 366,533 | |||||||||
| 仕掛品 | 1,827 | |||||||||
| 前払費用 | 39,839 | |||||||||
| その他 | 3,151 | |||||||||
| 貸倒引当金 | △6,558 | |||||||||
| 流動資産合計 | 1,738,033 | |||||||||
| 固定資産 | ||||||||||
| 有形固定資産 | ||||||||||
| 建物 | 12,453 | |||||||||
| 減価償却累計額 | △305 | |||||||||
| 建物(純額) | 12,147 | |||||||||
| 建物附属設備 | 18,181 | |||||||||
| 減価償却累計額 | △1,902 | |||||||||
| 建物附属設備(純額) | 16,278 | |||||||||
| 工具、器具及び備品 | 5,683 | |||||||||
| 減価償却累計額 | △3,534 | |||||||||
| 工具、器具及び備品(純額) | 2,149 | |||||||||
| 有形固定資産合計 | 30,575 | |||||||||
| 無形固定資産 | ||||||||||
| ソフトウエア | 501,575 | |||||||||
| ソフトウエア仮勘定 | 196,475 | |||||||||
| のれん | 118,023 | |||||||||
| 無形固定資産合計 | 816,074 | |||||||||
| 投資その他の資産 | ||||||||||
| 長期未収入金 | 1,840 | |||||||||
| 差入保証金 | 55,318 | |||||||||
| 繰延税金資産 | 27,235 | |||||||||
| その他 | 2,290 | |||||||||
| 貸倒引当金 | △1,840 | |||||||||
| 投資その他の資産合計 | 84,844 | |||||||||
| 固定資産合計 | 931,494 | |||||||||
| 資産合計 | 2,669,527 | |||||||||
| (単位:千円) | ||||||||||
| 当連結会計年度(2022年12月31日) | ||||||||||
| 負債の部 | ||||||||||
| 流動負債 | ||||||||||
| 1年内返済予定の長期借入金 | 6,000 | |||||||||
| 未払金 | 195,799 | |||||||||
| 未払費用 | 21,339 | |||||||||
| 未払法人税等 | 83,267 | |||||||||
| 未払消費税等 | 15,188 | |||||||||
| 前受金 | 124,385 | |||||||||
| 預り金 | 26,053 | |||||||||
| 賞与引当金 | 27,200 | |||||||||
| 流動負債合計 | 499,233 | |||||||||
| 固定負債 | ||||||||||
| 長期借入金 | 101,500 | |||||||||
| 固定負債合計 | 101,500 | |||||||||
| 負債合計 | 600,733 | |||||||||
| 純資産の部 | ||||||||||
| 株主資本 | ||||||||||
| 資本金 | 298,370 | |||||||||
| 資本剰余金 | 256,865 | |||||||||
| 利益剰余金 | 1,475,697 | |||||||||
| 自己株式 | △1,024 | |||||||||
| 株主資本合計 | 2,029,908 | |||||||||
| 非支配株主持分 | 38,885 | |||||||||
| 純資産合計 | 2,068,794 | |||||||||
| 負債純資産合計 | 2,669,527 | |||||||||
② 【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】
| (単位:千円) | ||||||||||
| 当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日) | ||||||||||
| 売上高 | ※1 2,147,821 | |||||||||
| 売上原価 | 574,665 | |||||||||
| 売上総利益 | 1,573,156 | |||||||||
| 販売費及び一般管理費 | ||||||||||
| 広告宣伝費 | 195,965 | |||||||||
| 貸倒引当金繰入額 | 1,466 | |||||||||
| 役員報酬 | 64,429 | |||||||||
| 給料及び手当 | 234,800 | |||||||||
| 賞与 | 50,971 | |||||||||
| 賞与引当金繰入額 | 25,719 | |||||||||
| 法定福利費 | 49,484 | |||||||||
| 旅費及び交通費 | 28,717 | |||||||||
| 減価償却費 | 10,178 | |||||||||
| のれん償却額 | 20,827 | |||||||||
| その他 | 415,131 | |||||||||
| 販売費及び一般管理費合計 | 1,097,693 | |||||||||
| 営業利益 | 475,463 | |||||||||
| 営業外収益 | ||||||||||
| 受取利息 | 17 | |||||||||
| 貸倒引当金戻入額 | 1,724 | |||||||||
| 受取精算金 | 22,732 | |||||||||
| その他 | 3,529 | |||||||||
| 営業外収益合計 | 28,003 | |||||||||
| 営業外費用 | ||||||||||
| 支払利息 | 500 | |||||||||
| 為替差損 | 1,928 | |||||||||
| その他 | 0 | |||||||||
| 営業外費用合計 | 2,429 | |||||||||
| 経常利益 | 501,037 | |||||||||
| 特別損失 | ||||||||||
| 固定資産除却損 | ※2 5,688 | |||||||||
| 特別損失合計 | 5,688 | |||||||||
| 税金等調整前当期純利益 | 495,349 | |||||||||
| 法人税、住民税及び事業税 | 149,783 | |||||||||
| 法人税等調整額 | △8,746 | |||||||||
| 法人税等合計 | 141,036 | |||||||||
| 当期純利益 | 354,312 | |||||||||
| 非支配株主に帰属する当期純損失(△) | △1,087 | |||||||||
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 355,399 | |||||||||
【連結包括利益計算書】
| (単位:千円) | ||||||||||
| 当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日) | ||||||||||
| 当期純利益 | 354,312 | |||||||||
| 包括利益 | 354,312 | |||||||||
| (内訳) | ||||||||||
| 親会社株主に係る包括利益 | 355,399 | |||||||||
| 非支配株主に係る包括利益 | △1,087 | |||||||||
③ 【連結株主資本等変動計算書】
当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)
| (単位:千円) | |||||
| 株主資本 | |||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | 自己株式 | 株主資本合計 | |
| 当期首残高 | 298,370 | 295,370 | 1,120,297 | △1,024 | 1,713,013 |
| 当期変動額 | |||||
| 連結子会社株式の取得による持分の増減 | △38,505 | △38,505 | |||
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 355,399 | 355,399 | |||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | |||||
| 当期変動額合計 | ― | △38,505 | 355,399 | ― | 316,894 |
| 当期末残高 | 298,370 | 256,865 | 1,475,697 | △1,024 | 2,029,908 |
| 非支配株主持分 | 純資産合計 | |
|---|---|---|
| 当期首残高 | ― | 1,713,013 |
| 当期変動額 | ||
| 連結子会社株式の取得による持分の増減 | △38,505 | |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 355,399 | |
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | 38,885 | 38,885 |
| 当期変動額合計 | 38,885 | 355,780 |
| 当期末残高 | 38,885 | 2,068,794 |
④ 【連結キャッシュ・フロー計算書】
| (単位:千円) | ||||||||||
| 当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日) | ||||||||||
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | ||||||||||
| 税金等調整前当期純利益 | 495,349 | |||||||||
| 減価償却費 | 162,914 | |||||||||
| のれん償却額 | 20,827 | |||||||||
| 差入保証金償却額 | 1,224 | |||||||||
| 固定資産除却損 | 5,688 | |||||||||
| 貸倒引当金の増減額(△は減少) | △1,370 | |||||||||
| 賞与引当金の増減額(△は減少) | 4,984 | |||||||||
| 受取利息及び受取配当金 | △17 | |||||||||
| 支払利息 | 500 | |||||||||
| 為替差損益(△は益) | 171 | |||||||||
| 売上債権の増減額(△は増加) | △25,724 | |||||||||
| 棚卸資産の増減額(△は増加) | 8,524 | |||||||||
| 前払費用の増減額(△は増加) | △7,772 | |||||||||
| 仕入債務の増減額(△は減少) | △2,519 | |||||||||
| 未払費用の増減額(△は減少) | 3,553 | |||||||||
| 前受金の増減額(△は減少) | △8,051 | |||||||||
| 未払消費税等の増減額(△は減少) | 9 | |||||||||
| その他 | 17,309 | |||||||||
| 小計 | 675,601 | |||||||||
| 利息及び配当金の受取額 | 17 | |||||||||
| 利息の支払額 | △500 | |||||||||
| 法人税等の支払額 | △132,616 | |||||||||
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 542,501 | |||||||||
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | ||||||||||
| 有形固定資産の取得による支出 | △32,521 | |||||||||
| 無形固定資産の取得による支出 | △337,055 | |||||||||
| 差入保証金の差入による支出 | △53,876 | |||||||||
| 差入保証金の回収による収入 | 11,094 | |||||||||
| 連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 | △89,827 | |||||||||
| その他 | △1,526 | |||||||||
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △503,713 | |||||||||
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | ||||||||||
| 長期借入れによる収入 | 100,000 | |||||||||
| 長期借入金の返済による支出 | △4,500 | |||||||||
| 連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出 | △45,389 | |||||||||
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | 50,110 | |||||||||
| 現金及び現金同等物に係る換算差額 | △171 | |||||||||
| 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | 88,727 | |||||||||
| 現金及び現金同等物の期首残高 | 1,244,512 | |||||||||
| 現金及び現金同等物の期末残高 | ※ 1,333,239 | |||||||||
【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1.連結の範囲に関する事項
(1) 連結子会社の数
1社
連結子会社の名称
ファンタムスティック株式会社
当連結会計年度において、ファンタムスティック株式会社の株式を取得したことから、連結の範囲に含めております。
(2) 非連結子会社名
該当事項はありません。
2.持分法の適用に関する事項
該当事項はありません。 3.連結子会社の事業年度等に関する事項
ファンタムスティック株式会社の決算日は9月30日であります。
連結財務諸表の作成に当たっては、同決算日現在の財務諸表を使用しております。ただし、10月1日から連結決算日である12月31日までの期間に発生した重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。 4.会計方針に関する事項
(1) 棚卸資産の評価基準及び評価方法
仕掛品
個別法による原価法(連結貸借対照表価額については、収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)を採用しております。
(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有形固定資産
定率法を採用しております。ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備については、定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建物 22~24年
建物附属設備 5~22年
工具、器具及び備品 5~10年
② 無形固定資産
ソフトウエア(自社利用分)については、社内における見込利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用しております。
(3) 重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
② 賞与引当金
従業員に対する賞与の支給に充てるため、支給見込額のうち当連結会計年度負担額を計上しております。
(4) 重要な収益及び費用の計上基準
当社グループの事業における主な履行期限の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は、以下の通りであります。
① eラーニング事業
eラーニング事業は当社コンテンツサービスの利用月毎に発生するサービス利用料、利用者IDにつき課金されるID利用料と、当社コンテンツサービス導入時にかかる初期導入料、教育現場へのコンサルティング及びサポート料等提供を行っております。月々のサービス及びID利用料につきましては、利用期間にわたり履行義務が充足するものとして収益を認識しており、初期導入料、コンサルティング及びサポート料等は顧客との契約に基づき、役務の提供が完了した月に収益を認識しております。
② 受託開発事業
教育にかかるコンテンツ等受託開発及び関連する保守、メンテナンスサービスの提供を行っております。受託開発につきましては、顧客との契約に基づき、ごく短期的な受託開発を除き履行義務を充足するにつれて、一定の期間にわたり収益を認識しております。保守、メンテナンスサービスにつきましては、顧客との契約期間において継続的に収益を認識しておりますが、毎月の履行義務を充足するにつれて、一定の期間にわたり収益を認識しております。
③ アプリ開発事業
学習コンテンツを自社開発し、サブスク型アプリ提供を行っております。アプリの利用期間にわたり履行義務が充足されるものであることから、当該履行義務が充足される利用期間にわたり収益計上をしています。
(5) のれんの償却方法及び償却期間
のれんの償却については、効果の及ぶ期間を合理的に見積り、当該期間(5年)にわたり均等償却しております。
(6) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、要求払預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期的な投資からなっております。
(重要な会計上の見積り)
1.のれんの評価
(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
| (単位:千円) | |
|---|---|
| 当連結会計年度(2022年12月31日) | |
| のれん | 118,023 |
(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
① 算出方法
当社グループは、のれんにつき減損の兆候があると認められる場合には、のれんが帰属する事業から得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することにより、減損損失の認識の要否を判定しております。判定の結果、減損損失の認識が必要と判定された場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、帳簿価額の減少額は減損損失として計上します。
② 主要な仮定
減損損失の認識の要否の判定及び回収可能価額の算定は、事業計画の基礎となるファンタムスティック株式会社の将来キャッシュ・フロー、割引率から算定されるため、将来売上予測及び営業損益予測を主要な仮定としております。
③ 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響
将来の事業環境の変化等により、事業計画が修正される等、主要な仮定に変動が生じた場合、翌連結会計年度の連結財務諸表に影響を与える可能性があります。
2.繰延税金資産の回収可能性
(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
| (単位:千円) | |
|---|---|
| 当連結会計年度(2022年12月31日) | |
| 繰延税金資産 | 27,235 |
(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
① 算出方法
当社グループは収益力に基づく一時差異等加減算前課税所得の見積額及び将来加算一時差異に基づいて、一時差異等のスケジューリングの結果、将来の税金負担額を軽減することができると認められる範囲内で繰延税金資産を認識しております。繰延税金資産の回収可能性は、中期経営計画を基礎として、将来獲得しうる課税所得の時期及び金額を合理的に見積り、判断しております。
② 主要な仮定
繰延税金資産の回収可能性の判断に当たって、将来の課税所得の見積りは、当社グループの中期経営計画を基礎としており、中期経営計画においては新規導入校数及び利用ID数の獲得見込みを主要な仮定としております。
③ 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響
将来の経済状況及び経営環境の変化により、課税所得の見積りの基礎となる仮定が変動する場合、翌連結会計年度の連結財務諸表において、繰延税金資産の金額に重要な影響を与える可能性があります。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を当連結会計年度の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしました。なお、収益認識会計基準の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っておりますが、収益認識会計基準等の適用による連結財務諸表に与える影響はありません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)等を当連結会計年度の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することといたしました。なお、当該会計基準等の適用が連結財務諸表に与える影響はありません。
(連結損益計算書関係)
※1 顧客との契約から生じる収益
当社グループは、全セグメントの売上高の合計額、営業損益の合計額に占めるeラーニング関連事業の割合がいずれも90%を超えており、また、顧客との契約から生じる収益、キャッシュ・フローの性質、計上時期等は概ね単一であることから、収益を分解した情報の重要性が乏しいため、記載を省略しております。
※2 固定資産除却損の内容は、次のとおりであります。
| 当連結会計年度(自 2022年1月1日至 2022年12月31日) | ||
| 建物附属設備 | 5,036 | 千円 |
| 工具、器具及び備品 | 651 | 〃 |
| 計 | 5,688 | 千円 |
(連結株主資本等変動計算書関係)
当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)
1.発行済株式及び自己株式の種類及び株式数に関する事項
| 当連結会計年度期首株式数(株) | 当連結会計年度増加株式数(株) | 当連結会計年度減少株式数(株) | 当連結会計年度末株式数(株) | |
|---|---|---|---|---|
| 発行済株式 | ||||
| 普通株式 | 6,694,764 | ― | ― | 6,694,764 |
| 自己株式 | ||||
| 普通株式 | 1,723 | 213 | ― | 1,936 |
(変動事由の概要)
自己株式の増加数の内訳は、次のとおりであります。
譲渡制限付株式報酬制度対象者の退職に伴う無償取得 213株
2.新株予約権に関する事項
該当事項はありません。
3.配当に関する事項
該当事項はありません。
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次のとおりであります。
| 当連結会計年度(自 2022年1月1日至 2022年12月31日) | ||
| 現金及び預金 | 1,333,239 | 千円 |
| 預入期間が3か月を超える定期預金 | ― | 〃 |
| 現金及び現金同等物 | 1,333,239 | 千円 |
※2 株式の取得により新たに連結子会社となった会社の資産及び負債の主な内訳
前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)
株式の取得により新たにファンタムスティック株式会社を連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の内訳並びに同社株式の取得価額と同社取得による支出(純額)との関係は次のとおりであります。
| 流動資産 | 103,513 | 千円 |
|---|---|---|
| 固定資産 | 770 | 〃 |
| のれん | 138,850 | 〃 |
| 流動負債 | △20,447 | 〃 |
| 固定負債 | △6,000 | 〃 |
| 非支配株主持分 | △46,857 | 〃 |
| 株式の取得価額 | 169,830 | 千円 |
| 現金及び現金同等物 | △80,002 | 〃 |
| 差引:取得による支出 | 89,827 | 千円 |
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金調達について、必要な資金を金融機関からの借入により調達しており、運転資金及び少額の設備投資資金に関しては、原則として自己資金で賄う方針であります。また、資産運用について、一時的な余資を、安全性の高い金融資産で運用しています。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。
営業債務である未払金は1年以内の支払期日であり、資金調達に係る流動性リスクに晒されております。
借入金は、主に運転資金や設備投資に係る資金の調達を目的としたものであります。このうち変動金利の借入金は金利の変動リスクに晒されております。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
・信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社グループは、債権管理規程等に従い、営業債権について、営業部門であるマーケティンググループ及び経営管理グループが主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。
・資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当社グループは、各部門からの報告に基づき経営管理グループが月次で資金繰計画を作成・更新する等の方法により管理しています。
・資金調達に係る金利リスク及び流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
資金調達時には、金利の変動動向の確認または他の金融機関との金利比較を行っております。また、各部署からの報告に基づき管理部門が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維持などにより流動性リスクを管理しております。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価の算定においては、変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価格が変動することがあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
当連結会計年度(2022年12月31日)
2022年12月31日における連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、「現金及び預金」、「売掛金」、「未払金」、「未払法人税等」及び「未払消費税等」については、短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、注記を省略しております。
| 連結貸借対照表計上額(千円) | 時価(千円) | 差額(千円) | |
|---|---|---|---|
| (1)差入保証金 | 55,318 | 53,775 | △1,543 |
| 資産 計 | 55,318 | 53,775 | △1,543 |
| (1)長期借入金(1年内返済予定を含む) | 107,500 | 107,490 | △9 |
| 負債 計 | 107,500 | 107,490 | △9 |
3.借入金の連結決算日後の返済予定表
当連結会計年度(2022年12月31日)
| 1年以内(千円) | 1年超2年以内(千円) | 2年超3年以内(千円) | 3年超4年以内(千円) | 4年超5年以内(千円) | 5年超(千円) | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 長期借入金(1年内返済予定を含む) | 6,000 | 18,476 | 19,992 | 19,992 | 19,992 | 21,698 |
| 合計 | 6,000 | 18,476 | 19,992 | 19,992 | 19,992 | 21,698 |
4.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項
金融商品の時価を、時価の算定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。
レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価
レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価
レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価
(1) 時価をもって連結貸借対照表計上額とする金融資産及び金融負債
当連結会計年度(2022年12月31日)
該当事項はありません。
(2) 時価をもって連結貸借対照表計上額としない金融資産及び金融負債
当連結会計年度(2022年12月31日)
| 区分 | 時価(千円) | |||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
| 差入保証金 | ― | 53,775 | ― | 53,775 |
| 資産 計 | ― | 53,775 | ― | 53,775 |
| 長期借入金(1年内返済予定を含む) | ― | 107,490 | ― | 107,490 |
| 負債 計 | ― | 107,490 | ― | 107,490 |
(注)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明
・差入保証金
差入保証金の時価は、その将来キャッシュ・フローを返還予定時期に基づき国債の利回り等適切な指標で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。
・長期借入金(1年内返済予定を含む)
長期借入金のうち、固定金利によるものは、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割引いた現在価値により算定しております。
変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、また当社グループの信用状態は借入実行後大きく異なっていないことから、時価は帳簿価額に近似していると考えられるため、当該帳簿価額によっております。
どちらもレベル2の時価に分類しております。
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産の発生の主な原因別の内訳
| 当連結会計年度(2022年12月31日) | ||
| 繰延税金資産 | ||
| 賞与引当金 | 8,328 | 千円 |
| 貸倒引当金 | 2,571 | 〃 |
| 一括償却資産 | 598 | 〃 |
| 未払事業税 | 5,444 | 〃 |
| 減損損失 | 132 | 〃 |
| フリーレント賃料 | 7,484 | 〃 |
| 税務上の繰越欠損金 (注) | 46,617 | 〃 |
| その他 | 2,675 | 〃 |
| 繰延税金資産小計 | 73,853 | 千円 |
| 税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(注) | △46,617 | 〃 |
| 将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 | ― | 〃 |
| 評価性引当額小計 | △46,617 | 千円 |
| 繰延税金資産合計 | 27,235 | 千円 |
| 繰延税金資産純額 | 27,235 | 千円 |
(注) 税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額
当連結会計年度(2022年12月31日)
| 1年以内 | 1年超2年以内 | 2年超3年以内 | 3年超4年以内 | 4年超5年以内 | 5年超 | 合計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 税務上の繰越欠損金(a) | ― | ― | ― | ― | ― | 46,617 | 46,617千円 |
| 評価性引当額 | ― | ― | ― | ― | ― | △46,617 | △46,617 〃 |
| 繰延税金資産 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― 〃 |
(a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
| 当連結会計年度(2022年12月31日) | ||
| 法定実効税率 | 30.6 | % |
| (調整) | ||
| 交際費等永久に損金に算入されない項目 | 0.1 | % |
| 住民税均等割 | 0.2 | % |
| 税額控除 | △3.8 | % |
| のれん償却額 | 1.3 | % |
| その他 | 0.1 | % |
| 税効果会計適用後の法人税等の負担率 | 28.5 | % |
(企業結合等関係)
(取得による企業結合)
当社は、2021年12月22日開催の取締役会において、ファンタムスティック株式会社(以下、「ファンタムスティック」という。)の株式を取得することを決議し、同日付で株式譲渡契約を締結し2022年1月14日付で株式を取得いたしました。これにより当連結会計年度より、同社を連結の範囲に含めております。
1.企業結合の概要
(1) 被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称 ファンタムスティック株式会社
事業の内容 子ども向け知育アプリ開発、学習コンテンツ開発
(2) 企業結合を行った主な理由
ファンタムスティックは、2010年2月に設立した、子ども向け知育アプリ・学習アプリの開発、及び学習コンテンツ開発会社です。教育機関に向けた受託開発分野における実績・技術力と、ファンタムスティックの強みとされているデザイン分野での知見は、当社サービスのより一層の強化・発展に繋がると考えております。
また、toC事業として展開しているアプリは、ゲーミフィケーションを活用することで、子どもたちの学習意欲を継続させていくというコンセプトが当社理念と通じており、今後国内や海外の両面でユーザーの新規獲得や顧客基盤の拡大など相乗効果が期待できると考えております。
ファンタムスティックが加わることで、当社開発体制の強化を通じ、両社一段と成長することで、早期のサービス立上げを実現するものであり、両社の中長期的な持続的な企業価値の向上に資するものであります。
(3) 企業結合日
2022年1月14日
(4) 企業結合の法的形式
株式取得
(5) 結合後企業の名称
変更はありません。
(6) 取得した議決権比率
39.8%
(7) 取得企業を決定するに至った主な根拠
当社が現金を対価として、当該株式を取得することによります。
2.連結財務諸表に含まれている被取得企業の業績の期間
2022年4月1日から2022年12月31日まで
3.被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
| 取得の対価 | 現金 | 169,830千円 |
|---|---|---|
| 取得原価 | 169,830千円 |
4.主要な取得関連費用の内容及び金額
アドバイザリー費用等 6,250千円
5.発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
① 発生したのれんの金額
138,850千円
② 発生原因
主として期待される将来の超過収益力に関連して発生したものであります。
③ 償却方法及び償却期間
5年間にわたる均等償却
6.企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳
流動資産 103,513千円
固定資産 770千円
資産合計 104,284千円
流動負債 20,447千円
固定負債 6,000千円
負債合計 26,447千円
7.企業結合が連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす影響の概算額及びその算定方法
当該企業結合が連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす影響は軽微であるため、記載を省略しております。
(共通支配下の取引等)
1.取引の概要
(1) 結合当事企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称 ファンタムスティック株式会社
事業の内容 子ども向け知育アプリ開発、学習コンテンツ開発
(2) 企業結合日
2022年7月29日・2022年10月12日
(3) 企業結合の法的形式
非支配株主からの株式取得
(4) 結合後企業の名称
名称の変更はありません。
(5) その他取引の概要に関する事項
追加取得した議決権比率は12.4%となり、議決権比率は52.2%となりました。当該追加取得は、両社の中長期的な持続的な企業価値の向上を加速させることを目的としております。
2.実施した会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2019年1月16日)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 2019年1月16日)に基づき、共通支配下の取引等のうち、非支配株主との取引として処理しております。
3.子会社株式の追加取得に関する事項
取得原価及び対価の種類ごとの内訳
| 取得の対価 | 現金 | 45,389千円 |
|---|---|---|
| 取得原価 | 45,389千円 |
4.非支配株主との取引に係る当社の持分変動に関する事項
(1) 資本剰余金の主な変動要因
子会社株式の追加取得
(2) 非支配株主との取引によって減少する資本剰余金の金額
38,505千円
(収益認識関係)
1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報
当社グループは、全セグメントの売上高の合計額、営業損益の合計額に占めるeラーニング関連事業の割合がいずれも90%を超えており、また、顧客との契約から生じる収益、キャッシュ・フローの性質、計上時期等は概ね単一であることから、収益を分解した情報の重要性が乏しいため、記載を省略しております。
2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項4.会計方針に関する事項(3)重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりであります。
3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報
① 契約負債の残高
(単位:千円)
| 当連結会計年度 | |
|---|---|
| 契約負債(期首残高) | 131,645 |
| 契約負債(期末残高) | 122,372 |
契約負債は、主に、サービスの提供前に顧客から受け取った前受金であります。当連結会計年度に認識された収益の額のうち期首現在の契約負債残高に含まれていた額は、131,645千円であります。なお、過去の期間に充足した履行義務から、当連結会計年度に認識した収益の額に重要性はありません。
② 残存履行義務に配分した取引額
当社グループでは、残存履行義務に配分した取引価格については、当初に予定される契約期間が1年を超える重要な契約がないため、実務上の便法を適用し、記載を省略しております。また、顧客との契約から生じる対価の中に、取引価格に含まれていない重要な金額はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当社グループは、全セグメントの売上高の合計額、営業損益の合計額に占めるeラーニング関連事業の割合がいずれも90%を超えているため、記載を省略しております。
【関連情報】
当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
当社グループは、全セグメントの売上高の合計額、営業損益の合計額に占めるeラーニング関連事業の割合がいずれも90%を超えているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。 3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
当社グループは、全セグメントの売上高の合計額、営業損益の合計額に占めるeラーニング関連事業の割合がいずれも90%を超えているため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
【関連当事者情報】
1.関連当事者との取引
(1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引
(ア)連結財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等に限る)等
該当事項はありません。
(イ)連結財務諸表提出会社の子会社及び関連会社等
当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)
| 種類 | 会社等の名称又は氏名 | 所在地 | 資本金又は出資金(千円) | 事業の内容又は職業 | 議決権等の所有(被所有)割合(%) | 関連当事者との関係 | 取引の内容 | 科目 | 期末残高(千円) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 子会社 | ファンタムスティック株式会社 | 神奈川県横浜市 | 100,000 | 子ども向け知育アプリ開発、学習コンテンツ開発 | 所有直接 52.2 | 役員の兼任ソフトウエア開発委託 | ソフトウエア開発委託 | 未払金 | 25,482 |
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注)期末残高には消費税等が含まれております。
(2) 連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引
該当事項はありません。
2.親会社又は重要な関連会社に関する注記
該当事項はありません。
(1株当たり情報)
| 当連結会計年度(自 2022年1月1日至 2022年12月31日) | ||
| 1株当たり純資産額 | 303.29 | 円 |
| 1株当たり当期純利益 | 53.10 | 円 |
(注)1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2 1株当たり当期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
| 当連結会計年度(自 2022年1月1日至 2022年12月31日) | |
|---|---|
| 1株当たり当期純利益 | |
| 親会社株主に帰属する当期純利益(千円) | 355,399 |
| 普通株主に帰属しない金額(千円) | ― |
| 普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益(千円) | 355,399 |
| 普通株式の期中平均株式数(株) | 6,692,948 |
3 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
| 当連結会計年度末(2022年12月31日) | |
|---|---|
| 純資産の部の合計額(千円) | 2,068,794 |
| 純資産の部の合計額から控除する金額(千円) | 38,885 |
| (うち非支配株主持分(千円)) | (38,885) |
| 普通株式に係る期末の純資産額(千円) | 2,029,908 |
| 1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数(株) | 6,692,828 |
(重要な後発事象)
(自己株式の取得)
当社は、2023年2月3日開催の取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づき、自己株式の取得に係る事項について決議いたしました。
1.自己株式の取得を行う理由
経営環境の変化に応じた機動的な資本政策の遂行および株主還元策の一環として、自己株式の取得を実施するものであります。
2.自己株式の取得に係る事項の内容
| 取得する株式の種類 | 当社普通株式 |
|---|---|
| 取得する株式の総数 | 134,000株(上限) |
| 株式の取得価額の総額 | 134,000千円(上限) |
| 取得期間 | 2023年2月6日~2023年4月28日 |
| 取得方法 | 市場買付 |
3.自己株式の取得結果
| 取得した株式の種類 | 当社普通株式 |
|---|---|
| 取得した株式の総数 | 134,000株 |
| 株式の取得価額の総額 | 114,512千円 |
| 取得期間 | 2023年2月6日~2023年2月15日(約定ベース) |
| 取得方法 | 市場買付 |
⑤ 【連結附属明細表】
【社債明細表】
該当事項はありません。
【借入金等明細表】
| 区分 | 当期首残高(千円) | 当期末残高(千円) | 平均利率(%) | 返済期限 |
|---|---|---|---|---|
| 1年以内に返済予定の長期借入金 | ― | 6,000 | 0.36 | ― |
| 長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。) | ― | 101,500 | 0.47 | 2024年~2029年 |
| 合計 | ― | 107,500 | ― | ― |
(注) 1.「平均利率」については、借入金等の期末残高に対する加重平均利率を記載しております。
2.長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年内における1年ごとの返済予定額の総額
| 区分 | 1年超2年以内(千円) | 2年超3年以内(千円) | 3年超4年以内(千円) | 4年超5年以内(千円) | 5年超(千円) |
|---|---|---|---|---|---|
| 長期借入金 | 18,476 | 19,992 | 19,992 | 19,992 | 21,698 |
【資産除去債務明細表】
該当事項はありません。
(2) 【その他】
当連結会計年度における四半期情報等
| (累計期間) | 第1四半期 | 第2四半期 | 第3四半期 | 当連結会計年度 | |
| 売上高 | (千円) | 559,058 | 1,062,564 | 1,607,810 | 2,147,821 |
| 税金等調整前四半期(当期)純利益金額 | (千円) | 239,786 | 305,919 | 447,809 | 495,349 |
| 親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益金額 | (千円) | 166,168 | 206,614 | 298,788 | 355,399 |
| 1株当たり四半期(当期)純利益金額 | (円) | 24.82 | 30.87 | 44.64 | 53.10 |
| (会計期間) | 第1四半期 | 第2四半期 | 第3四半期 | 第4四半期 | |
| 1株当たり四半期純利益金額 | (円) | 24.82 | 6.04 | 13.77 | 8.45 |
2 【財務諸表等】
(1) 【財務諸表】
① 【貸借対照表】
| (単位:千円) | |||||||||||
| 前事業年度(2021年12月31日) | 当事業年度(2022年12月31日) | ||||||||||
| 資産の部 | |||||||||||
| 流動資産 | |||||||||||
| 現金及び預金 | 1,244,512 | 1,253,634 | |||||||||
| 売掛金 | 329,161 | 343,007 | |||||||||
| 前払費用 | 38,809 | 38,225 | |||||||||
| その他 | 4,191 | 3,151 | |||||||||
| 貸倒引当金 | △7,928 | △6,558 | |||||||||
| 流動資産合計 | 1,608,745 | 1,631,460 | |||||||||
| 固定資産 | |||||||||||
| 有形固定資産 | |||||||||||
| 建物 | ― | 12,453 | |||||||||
| 減価償却累計額 | ― | △305 | |||||||||
| 建物(純額) | ― | 12,147 | |||||||||
| 建物附属設備 | 7,507 | 18,181 | |||||||||
| 減価償却累計額 | △2,007 | △1,902 | |||||||||
| 建物附属設備(純額) | 5,500 | 16,278 | |||||||||
| 工具、器具及び備品 | 2,088 | 3,126 | |||||||||
| 減価償却累計額 | △1,352 | △977 | |||||||||
| 工具、器具及び備品(純額) | 735 | 2,149 | |||||||||
| 有形固定資産合計 | 6,235 | 30,575 | |||||||||
| 無形固定資産 | |||||||||||
| ソフトウエア | 429,721 | 501,575 | |||||||||
| ソフトウエア仮勘定 | 50,905 | 207,877 | |||||||||
| 無形固定資産合計 | 480,626 | 709,452 | |||||||||
| 投資その他の資産 | |||||||||||
| 関係会社株式 | ― | 215,219 | |||||||||
| 長期未収入金 | 1,840 | 1,840 | |||||||||
| 差入保証金 | 14,008 | 54,987 | |||||||||
| 繰延税金資産 | 18,489 | 27,235 | |||||||||
| その他 | 42 | 2,265 | |||||||||
| 貸倒引当金 | △1,840 | △1,840 | |||||||||
| 投資その他の資産合計 | 32,540 | 299,708 | |||||||||
| 固定資産合計 | 519,403 | 1,039,736 | |||||||||
| 資産合計 | 2,128,148 | 2,671,197 | |||||||||
| (単位:千円) | |||||||||||
| 前事業年度(2021年12月31日) | 当事業年度(2022年12月31日) | ||||||||||
| 負債の部 | |||||||||||
| 流動負債 | |||||||||||
| 未払金 | 152,271 | ※ 198,404 | |||||||||
| 未払費用 | 15,780 | 17,356 | |||||||||
| 未払法人税等 | 64,656 | 82,962 | |||||||||
| 未払消費税等 | 14,209 | 7,437 | |||||||||
| 前受金 | 131,645 | 122,372 | |||||||||
| 預り金 | 14,356 | 24,638 | |||||||||
| 賞与引当金 | 22,215 | 27,200 | |||||||||
| 流動負債合計 | 415,135 | 480,372 | |||||||||
| 固定負債 | |||||||||||
| 長期借入金 | ― | 100,000 | |||||||||
| 固定負債合計 | ― | 100,000 | |||||||||
| 負債合計 | 415,135 | 580,372 | |||||||||
| 純資産の部 | |||||||||||
| 株主資本 | |||||||||||
| 資本金 | 298,370 | 298,370 | |||||||||
| 資本剰余金 | |||||||||||
| 資本準備金 | 295,370 | 295,370 | |||||||||
| 資本剰余金合計 | 295,370 | 295,370 | |||||||||
| 利益剰余金 | |||||||||||
| その他利益剰余金 | |||||||||||
| 繰越利益剰余金 | 1,120,297 | 1,498,108 | |||||||||
| 利益剰余金合計 | 1,120,297 | 1,498,108 | |||||||||
| 自己株式 | △1,024 | △1,024 | |||||||||
| 株主資本合計 | 1,713,013 | 2,090,824 | |||||||||
| 純資産合計 | 1,713,013 | 2,090,824 | |||||||||
| 負債純資産合計 | 2,128,148 | 2,671,197 | |||||||||
② 【損益計算書】
| (単位:千円) | |||||||||||
| 前事業年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日) | 当事業年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日) | ||||||||||
| 売上高 | 1,952,688 | 2,066,668 | |||||||||
| 売上原価 | 474,307 | 523,367 | |||||||||
| 売上総利益 | 1,478,381 | 1,543,300 | |||||||||
| 販売費及び一般管理費 | |||||||||||
| 広告宣伝費 | 150,147 | 192,883 | |||||||||
| 貸倒引当金繰入額 | △237 | 1,466 | |||||||||
| 役員報酬 | 51,849 | 53,379 | |||||||||
| 給料及び手当 | 269,391 | 231,400 | |||||||||
| 賞与引当金繰入額 | 22,215 | 25,719 | |||||||||
| 賞与 | 54,816 | 50,971 | |||||||||
| 法定福利費 | 54,135 | 47,730 | |||||||||
| 旅費及び交通費 | 19,429 | 28,421 | |||||||||
| 減価償却費 | 6,436 | 9,945 | |||||||||
| その他 | 329,148 | ※1 402,568 | |||||||||
| 販売費及び一般管理費合計 | 957,332 | 1,044,487 | |||||||||
| 営業利益 | 521,048 | 498,813 | |||||||||
| 営業外収益 | |||||||||||
| 受取利息 | 11 | 16 | |||||||||
| 貸倒引当金戻入額 | 645 | 1,724 | |||||||||
| 受取精算金 | 31,432 | 22,732 | |||||||||
| その他 | 738 | 3,529 | |||||||||
| 営業外収益合計 | 32,827 | 28,002 | |||||||||
| 営業外費用 | |||||||||||
| 支払利息 | ― | 473 | |||||||||
| 為替差損 | 1,330 | 2,110 | |||||||||
| その他 | 0 | 0 | |||||||||
| 営業外費用合計 | 1,330 | 2,584 | |||||||||
| 経常利益 | 552,545 | 524,231 | |||||||||
| 特別損失 | |||||||||||
| 固定資産除却損 | ― | ※2 5,688 | |||||||||
| 特別損失合計 | ― | 5,688 | |||||||||
| 税引前当期純利益 | 552,545 | 518,543 | |||||||||
| 法人税、住民税及び事業税 | 149,491 | 149,478 | |||||||||
| 法人税等調整額 | 3,271 | △8,746 | |||||||||
| 法人税等合計 | 152,763 | 140,732 | |||||||||
| 当期純利益 | 399,782 | 377,811 | |||||||||
【売上原価明細書】
| 前事業年度(自 2021年1月1日至 2021年12月31日) | 当事業年度(自 2022年1月1日至 2022年12月31日) | |||
| 区分 | 金額(千円) | 構成比(%) | 金額(千円) | 構成比(%) |
| 1.経費 | ||||
| システム保守料 | 153,860 | 32.4 | 149,495 | 28.6 |
| 減価償却費 | 131,255 | 27.7 | 152,144 | 29.1 |
| その他 | 189,191 | 39.9 | 221,728 | 42.3 |
| 経費計 | 474,307 | 100.0 | 523,367 | 100.0 |
| 売上原価計 | 474,307 | 100.0 | 523,367 | 100.0 |
③ 【株主資本等変動計算書】
前事業年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)
| (単位:千円) | ||||||||
| 株主資本 | 純資産合計 | |||||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | 自己株式 | 株主資本合計 | ||||
| 資本準備金 | 資本剰余金合計 | その他利益剰余金 | 利益剰余金合計 | |||||
| 繰越利益剰余金 | ||||||||
| 当期首残高 | 283,777 | 280,777 | 280,777 | 720,515 | 720,515 | △1,024 | 1,284,044 | 1,284,044 |
| 当期変動額 | ||||||||
| 新株の発行 | 14,593 | 14,593 | 14,593 | 29,186 | 29,186 | |||
| 当期純利益 | 399,782 | 399,782 | 399,782 | 399,782 | ||||
| 当期変動額合計 | 14,593 | 14,593 | 14,593 | 399,782 | 399,782 | ― | 428,968 | 428,968 |
| 当期末残高 | 298,370 | 295,370 | 295,370 | 1,120,297 | 1,120,297 | △1,024 | 1,713,013 | 1,713,013 |
当事業年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)
| (単位:千円) | ||||||||
| 株主資本 | 純資産合計 | |||||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | 自己株式 | 株主資本合計 | ||||
| 資本準備金 | 資本剰余金合計 | その他利益剰余金 | 利益剰余金合計 | |||||
| 繰越利益剰余金 | ||||||||
| 当期首残高 | 298,370 | 295,370 | 295,370 | 1,120,297 | 1,120,297 | △1,024 | 1,713,013 | 1,713,013 |
| 当期変動額 | ||||||||
| 新株の発行 | ― | ― | ||||||
| 当期純利益 | 377,811 | 377,811 | 377,811 | 377,811 | ||||
| 当期変動額合計 | ― | ― | ― | 377,811 | 377,811 | ― | 377,811 | 377,811 |
| 当期末残高 | 298,370 | 295,370 | 295,370 | 1,498,108 | 1,498,108 | △1,024 | 2,090,824 | 2,090,824 |
【注記事項】
(重要な会計方針)
① 有価証券の評価基準及び評価方法
子会社株式 移動平均法による原価法
② 固定資産の減価償却の方法
1) 有形固定資産
定率法を採用しております。ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備については定額法を採用しております。なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建物 22~24年
建物附属設備 5~22年
工具、器具及び備品 5~10年
2) 無形固定資産
ソフトウエア(自社利用分)については、社内における見込利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用しております。
③ 引当金の計上基準
1) 貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
2) 賞与引当金
従業員に対する賞与の支給に充てるため、支給見込額のうち当事業年度負担額を計上しております。
④ 重要な収益及び費用の計上基準
当社の事業における主な履行期限の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は、以下の通りであります。
1) eラーニング事業
eラーニング事業は当社コンテンツサービスの利用月毎に発生するサービス利用料、利用者IDにつき課金されるID利用料と、当社コンテンツサービス導入時にかかる初期導入料、教育現場へのコンサルティング及びサポート料等提供を行っております。月々のサービス及びID利用料につきましては、利用期間にわたり履行義務が充足するものとして収益を認識しており、初期導入料、コンサルティング及びサポート料等は顧客との契約に基づき、役務の提供が完了した月に収益を認識しております。
(重要な会計上の見積り)
繰延税金資産の回収可能性
(1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額
| (単位:千円) | ||
|---|---|---|
| 前事業年度 | 当事業年度 | |
| 繰延税金資産 | 18,489 | 27,235 |
(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
連結財務諸表「注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を当事業年度の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしました。なお、収益認識会計基準の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っておりますが、収益認識会計基準等の適用による財務諸表に与える影響はありません。
また、収益認識会計基準第89-3項に定める経過的な取扱いに従って前事業年度に係る「収益認識関係」注記については記載しておりません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)等を当事業年度の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することといたしました。なお、当該会計基準等の適用が財務諸表に与える影響はありません。
(貸借対照表関係)
※ 関係会社に対する金銭債権及び金銭債務(区分表示したものを除く)
| 前事業年度(2021年12月31日) | 当事業年度(2022年12月31日) | |
|---|---|---|
| 短期金銭債務 | ―千円 | 25,482千円 |
(損益計算書関係)
※1 関係会社との取引高
| 前事業年度(自 2021年1月1日至 2021年12月31日) | 当事業年度(自 2022年1月1日至 2022年12月31日) | |
|---|---|---|
| 営業取引による取引高 | ―千円 | 588千円 |
※2 固定資産除却損の内容は、次の通りであります。
| 前事業年度(自 2021年1月1日至 2021年12月31日) | 当事業年度(自 2022年1月1日至 2022年12月31日) | |
|---|---|---|
| 建物附属設備 | ―千円 | 5,036千円 |
| 工具、器具及び備品 | ― | 651 〃 |
| 計 | ― | 5,688千円 |
(有価証券関係)
前事業年度(2021年12月31日)
該当事項はありません。
当事業年度(2022年12月31日)
関係会社株式(貸借対照表計上額 215,219千円)は、市場価格のない株式等であることから、時価を記載しておりません。
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産の発生の主な原因別の内訳
| 前事業年度(2021年12月31日) | 当事業年度(2022年12月31日) | |
|---|---|---|
| 繰延税金資産 | ||
| 未払事業税 | 4,660千円 | 5,444千円 |
| 賞与引当金 | 6,802 〃 | 8,328 〃 |
| 貸倒引当金 | 2,991 〃 | 2,571 〃 |
| 一括償却資産 | 121 〃 | 598 〃 |
| 減損損失 | 1,148 〃 | 132 〃 |
| 譲渡制限付株式報酬 | 1,020 〃 | 1,836 〃 |
| フリーレント賃料 | ― 〃 | 7,484 〃 |
| その他 | 1,745 〃 | 838 〃 |
| 繰延税金資産小計 | 18,489千円 | 27,235千円 |
| 評価性引当額 | - 〃 | ― 〃 |
| 繰延税金資産合計 | 18,489千円 | 27,235千円 |
| 繰延税金資産純額 | 18,489千円 | 27,235千円 |
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
| 前事業年度(2021年12月31日) | 当事業年度(2022年12月31日) | |
|---|---|---|
| 法定実効税率 | 30.6% | 30.6% |
| (調整) | ||
| 交際費等永久に損金に算入されない項目 | 0.0% | 0.1% |
| 住民税均等割 | 0.1% | 0.1% |
| 税額控除 | △2.8% | △3.3% |
| その他 | △0.2% | △0.4% |
| 税効果会計適用後の法人税等の負担率 | 27.7% | 27.1% |
(企業結合等関係)
企業結合等関係は、連結財務諸表「注記事項 (企業結合等関係)」に同一の内容を記載しているため、記載を省略しております。
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報
連結財務諸表「注記事項 (収益認識関係)」の2.に同一の内容を記載しているため、記載を省略しております。
(重要な後発事象)
(自己株式の取得)
連結財務諸表「注記事項(重要な後発事象)」に同一の内容を記載しておりますので、注記を省略しております。
④ 【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】
| 資産の種類 | 当期首残高(千円) | 当期増加額(千円) | 当期減少額(千円) | 当期末残高(千円) | 当期末減価償却累計額又は償却累計額(千円) | 当期償却額(千円) | 差引当期末帳簿価額(千円) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 有形固定資産 | |||||||
| 建物 | ― | 12,453 | ― | 12,453 | 305 | 305 | 12,147 |
| 建物附属設備 | 7,507 | 17,462 | 6,788 | 18,181 | 1,902 | 1,647 | 16,278 |
| 工具、器具及び備品 | 2,088 | 2,604 | 1,566 | 3,126 | 977 | 539 | 2,149 |
| 有形固定資産計 | 9,596 | 32,521 | 8,355 | 33,761 | 3,186 | 2,493 | 30,575 |
| 無形固定資産 | |||||||
| ソフトウエア | 429,721 | 232,041 | ― | 661,763 | ― | 160,188 | 501,575 |
| ソフトウエア仮勘定 | 50,905 | 384,681 | 227,709 | 207,877 | ― | ― | 207,877 |
| 無形固定資産計 | 480,626 | 616,723 | 227,709 | 869,641 | ― | 160,188 | 709,452 |
(注) 当期増加額のうち主なものは次のとおりであります。
| 建物・建物附属設備・工具器具備品 | 新オフィス移転関連 | 32,521千円 |
|---|---|---|
| ソフトウエア | 高校理科・社会 | 46,612千円 |
| 日本語教育コンテンツトライアル | 21,926千円 |
【引当金明細表】
| 区分 | 当期首残高(千円) | 当期増加額(千円) | 当期減少額(目的使用)(千円) | 当期減少額(その他)(千円) | 当期末残高(千円) |
|---|---|---|---|---|---|
| 貸倒引当金 | 9,768 | 5,057 | 1,112 | 5,315 | 8,398 |
| 賞与引当金 | 22,215 | 27,200 | 22,215 | ― | 27,200 |
(注)貸倒引当金の当期減少額(その他)は、回収による戻入額及び一般債権実積率による洗替額の減少であります。
(2) 【主な資産及び負債の内容】
連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。
(3) 【その他】
該当事項はありません。
第6 【提出会社の株式事務の概要】
| 事業年度 | 毎年1月1日から12月31日まで |
|---|---|
| 定時株主総会 | 毎事業年度の末日の翌日から3か月以内 |
| 基準日 | 毎年12月31日 |
| 剰余金の配当の基準日 | 毎年6月30日毎年12月31日 |
| 1単元の株式数 | 100株 |
| 単元未満株式の買取り | |
| 取扱場所 | 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部 |
| 株主名簿管理人 | 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 三菱UFJ信託銀行株式会社 |
| 取次所 | ― |
| 買取手数料 | 株式の売買の委託に係る手数料相当額として別途定める金額 |
| 公告掲載方法 | 当会社の公告は、電子公告とする。ただし、事故その他やむを得ない事由によって電子公告をすることができない場合の公告方法は、日本経済新聞に掲載する方法による。公告掲載URL https://surala.jp/ir/public.html |
| 株主に対する特典 | 該当事項はありません。 |
(注) 当社の株主はその有する単元未満株式について、次に掲げる権利以外の権利を行使することができません。
(1) 会社法第189条第2項各号に掲げる権利
(2) 会社法第166条第1項の規定による請求をする権利
(3) 株主の有する株式数に応じて募集株式の割当ておよび募集新株予約権の割当てを受ける権利
第7 【提出会社の参考情報】
1 【提出会社の親会社等の情報】
当社は、金融商品取引法第24条の7第1項に規定する親会社等はありません。
2 【その他の参考情報】
当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。
(1) 有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書
事業年度 第14期(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日) 2022年3月29日関東財務局長に提出。
(2) 内部統制報告書及びその添付書類
2022年3月29日関東財務局長に提出
(3) 四半期報告書及び確認書
第15期第1四半期(自 2022年1月1日 至 2022年3月31日) 2022年5月13日関東財務局長に提出。
第15期第2四半期(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日) 2022年8月12日関東財務局長に提出。
第15期第3四半期(自 2022年7月1日 至 2022年9月30日) 2022年11月11日関東財務局長に提出。
(4) 臨時報告書
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)の規定に基づく臨時報告書
2022年3月29日関東財務局長に提出。
(5) 有価証券報告書の訂正報告書及び確認書
事業年度 第13期(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) 2022年4月5日関東財務局長に提出。
事業年度 第14期(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日) 2022年4月5日関東財務局長に提出。
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書
2023年3月28日
株式会社すららネット
取締役会 御中
太陽有限責任監査法人
東京事務所
| 指定有限責任社員業務執行役員 | 公認会計士 | 本 間 洋 一 |
|---|
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 樹 神 祐 也 |
|---|
<財務諸表監査>
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社すららネットの2022年1月1日から2022年12月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社すららネット及び連結子会社の2022年12月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項
監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
| 「ID利用料」に係る収益計上及びその前提となるITシステムの信頼性 | |
| 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 | 監査上の対応 |
| 会社は、オンライン学習教材の「すらら」等のサービスを主に全国の学習塾、学校法人、個人学習者に対して提供している。 会社は、「すらら」等のサービス提供の対価として、学習塾においては、1校舎につき課金される月額「サービス利用料」と、導入校が会社のITシステムであるすららシステム(以下、「ITシステム」という。)に登録した生徒ID1つにつき課金される月額「ID利用料」を主な収益としている。また、学校法人においては、契約時に発生する「初期導入料」と、導入校がITシステムに登録した生徒ID1つにつき課金される月額「ID利用料」を主な収益としている。さらに、個人学習者においては、生徒ID1つにつき課金される月額「ID利用料」を主な収益としている。このうち、「ID利用料」は売上高の75%を占めており、「ID利用料」の個々の取引金額は、売上高全体に比べて極めて少額であり、取引件数は非常に多い。 会社は、学習塾や学校等の導入校に対する各種経営支援を通じて生徒数増加のための取り組みを推進しており、当該「ID利用料」の計算基礎となるID数は、近年増加傾向にある。また、会社は、多様化する教育ニーズに対応すべく、コンテンツを拡充させるとともに、収益の形態を増加させている。 これにより、「ID利用料」の収益認識における主要なプロセスである利用料金計算は多様化しており、ITシステムで一元管理されていることから、ITシステムに強く依存している。 会社は、「ID利用料」のITシステムに係るIT全般統制を含む内部統制を整備・運用している。しかしながら、これらの内部統制に不備があり収益に虚偽表示が生じた場合、財務諸表全体に重要な影響を与える可能性が高いと考えられるため、当監査法人は、「ID利用料」に係る収益計上及びその前提となるITシステムの信頼性を監査上の主要な検討事項と判断した。 | 当監査法人は、「ID利用料」に係る収益計上及びその前提となるITシステムの信頼性について、以下の監査手続を実施した。・収益計上に係る内部統制の整備・運用状況の有効性を評価した。これには、当監査法人のIT専門家が実施したIT全般統制の整備・運用状況の有効性の評価が含まれる。・ITシステムに登録された情報の正確性を確かめるため、サンプル抽出した取引先について、登録情報と契約書の内容を突合した。・顧客が登録したID数に基づいてITシステムで自動計算された収益の正確性を確かめるため、サンプル抽出した取引について再計算した。・顧客が登録したID数を会社がITシステムで直接修正した場合、当該修正の合理性を確かめるため、顧客からの修正依頼に基づく修正履歴を閲覧した。・ITシステムから会計システムへのデータ連携が網羅的かつ正確に行われていることを確かめるため、ITシステムから出力されたデータと会計システムに計上された売上高の整合性を検証した。・「ID利用料」を学習塾向け・学校法人向け・個人学習者向けに区分したうえで、月次趨勢分析を実施した。また、それぞれに対応する生徒ID数を用いて相関分析を実施した。・「ID利用料」を含む売上高について、サンプル抽出した取引につき、入金証憑と照合した。・学習塾向け・学校法人向け・個人学習者向けの区分ごとに各月の平均生徒数及び想定平均単価を利用して収益計上額の監査人の推定値を計算し、会社の「ID利用料」との比較を実施した。また、監査人の推定値と「ID利用料」との間に重要な差異が生じた場合は、当該要因を特定し、差異の妥当性を検討した。 |
その他の記載内容
その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
連結財務諸表監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
・ 連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。
監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
<内部統制監査>
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、株式会社すららネットの2022年12月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。
当監査法人は、株式会社すららネットが2022年12月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
内部統制報告書に対する監査等委員会の責任
経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。
監査等委員会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。
なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。
内部統制監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。
・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。
・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、内部統制報告書の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1 上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。2 XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
独立監査人の監査報告書
2023年3月28日
株式会社すららネット
取締役会 御中
太陽有限責任監査法人
東京事務所
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 本 間 洋 一 |
|---|
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 樹 神 祐 也 |
|---|
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社すららネットの2022年1月1日から2022年12月31日までの第15期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社すららネットの2022年12月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項
監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
| 「ID利用料」に係る収益計上及びその前提となるITシステムの信頼性 | |
| 連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(「ID利用料」に係る収益計上及びその前提となるITシステムの信頼性)と同一内容であるため、記載を省略している。 |
その他の記載内容
その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
財務諸表に対する監査等委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
財務諸表監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。
監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1 上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。2 XBRLデータは監査の対象には含まれていません。