【表紙】
| 【提出書類】 | 有価証券報告書 |
|---|---|
| 【根拠条文】 | 金融商品取引法第24条第1項 |
| 【提出先】 | 関東財務局長 |
| 【提出日】 | 2022年6月24日 |
| 【事業年度】 | 第79期(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
| 【会社名】 | 東京海上日動火災保険株式会社 |
| 【英訳名】 | Tokio Marine & Nichido Fire Insurance Co., Ltd. |
| 【代表者の役職氏名】 | 取締役社長 広瀬 伸一 |
| 【本店の所在の場所】 | 東京都千代田区大手町二丁目6番4号 |
| 【電話番号】 | 03-6704-4447 |
| 【事務連絡者氏名】 | 法務部文書グループリーダー 松浦 健二郎 |
| 【最寄りの連絡場所】 | 東京都千代田区大手町二丁目6番4号 |
| 【電話番号】 | 03-6704-4447 |
| 【事務連絡者氏名】 | 法務部文書グループリーダー 松浦 健二郎 |
| 【縦覧に供する場所】 | 該当ありません。 |
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
(1) 連結経営指標等
| 回次 | 第75期 | 第76期 | 第77期 | 第78期 | 第79期 | |
| 決算年月 | 2018年3月 | 2019年3月 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | |
| 経常収益 | (百万円) | 4,353,379 | 4,541,931 | 4,477,284 | 4,443,686 | 4,911,505 |
| 正味収入保険料 | (百万円) | 3,376,563 | 3,413,576 | 3,418,098 | 3,425,846 | 3,708,819 |
| 経常利益 | (百万円) | 301,450 | 359,832 | 297,209 | 164,965 | 467,246 |
| 親会社株主に帰属する 当期純利益 | (百万円) | 273,862 | 234,391 | 208,164 | 84,890 | 345,258 |
| 包括利益 | (百万円) | 457,835 | △35,266 | △22,091 | 406,287 | 585,502 |
| 純資産額 | (百万円) | 3,346,339 | 3,057,051 | 3,020,046 | 3,289,732 | 3,650,612 |
| 総資産額 | (百万円) | 15,234,459 | 14,588,190 | 15,643,891 | 15,834,081 | 17,357,791 |
| 1株当たり純資産額 | (円) | 2,142.73 | 1,956.43 | 1,840.52 | 2,009.89 | 2,234.57 |
| 1株当たり当期純利益 | (円) | 176.72 | 151.25 | 134.32 | 54.77 | 222.79 |
| 潜在株式調整後1株当たり 当期純利益 | (円) | - | - | - | - | - |
| 自己資本比率 | (%) | 21.80 | 20.78 | 18.23 | 19.67 | 19.95 |
| 自己資本利益率 | (%) | 8.60 | 7.38 | 7.08 | 2.85 | 10.50 |
| 株価収益率 | (倍) | - | - | - | - | - |
| 営業活動による キャッシュ・フロー | (百万円) | 507,840 | 498,420 | 514,105 | 728,637 | 757,226 |
| 投資活動による キャッシュ・フロー | (百万円) | △208,074 | △220,387 | △563,401 | △412,214 | △699,953 |
| 財務活動による キャッシュ・フロー | (百万円) | △383,096 | △259,026 | 73,497 | △373,811 | △139,264 |
| 現金及び現金同等物の 期末残高 | (百万円) | 744,007 | 757,939 | 788,848 | 701,068 | 674,379 |
| 従業員数 | (人) | 32,063 | 33,559 | 33,969 | 36,082 | 35,739 |
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため、記載していません。
2.株価収益率については、当社の株式が上場されていないため、記載していません。
3.従業員数は、就業人員数です。
(2)提出会社の経営指標等
| 回次 | 第75期 | 第76期 | 第77期 | 第78期 | 第79期 | |
| 決算年月 | 2018年3月 | 2019年3月 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | |
| 正味収入保険料 | (百万円) | 2,144,780 | 2,166,627 | 2,247,508 | 2,261,313 | 2,288,170 |
| (対前期増減(△)率) | (%) | (1.35) | (1.02) | (3.73) | (0.61) | (1.19) |
| 経常利益 | (百万円) | 325,847 | 315,370 | 223,945 | 157,272 | 319,212 |
| (対前期増減(△)率) | (%) | (4.29) | (△3.22) | (△28.99) | (△29.77) | (102.97) |
| 当期純利益 | (百万円) | 253,895 | 261,384 | 169,966 | 109,379 | 235,471 |
| (対前期増減(△)率) | (%) | (2.12) | (2.95) | (△34.97) | (△35.65) | (115.28) |
| 正味損害率 | (%) | 62.04 | 68.80 | 65.25 | 57.45 | 57.51 |
| 正味事業費率 | (%) | 30.69 | 30.60 | 30.76 | 30.75 | 31.88 |
| 利息及び配当金収入 | (百万円) | 209,783 | 224,409 | 189,243 | 163,314 | 183,585 |
| (対前期増減(△)率) | (%) | (17.97) | (6.97) | (△15.67) | (△13.70) | (12.41) |
| 運用資産利回り (インカム利回り) | (%) | 3.16 | 3.35 | 2.78 | 2.37 | 2.75 |
| 資産運用利回り (実現利回り) | (%) | 4.56 | 4.45 | 3.81 | 3.45 | 4.01 |
| 資本金 | (百万円) | 101,994 | 101,994 | 101,994 | 101,994 | 101,994 |
| 発行済株式総数 | (千株) | 1,549,692 | 1,549,692 | 1,549,692 | 1,549,692 | 1,549,692 |
| 純資産額 | (百万円) | 3,035,552 | 2,889,050 | 2,572,562 | 2,936,346 | 2,944,012 |
| 総資産額 | (百万円) | 9,669,833 | 9,393,039 | 9,192,693 | 9,562,449 | 9,564,794 |
| 1株当たり純資産額 | (円) | 1,958.80 | 1,864.27 | 1,660.04 | 1,894.79 | 1,899.73 |
| 1株当たり配当額 | (円) | 178.97 | 144.06 | 86.79 | 96.13 | 137.91 |
| (うち1株当たり中間配当額) | (-) | (-) | (-) | (-) | (-) | |
| 1株当たり当期純利益 | (円) | 163.83 | 168.66 | 109.67 | 70.58 | 151.94 |
| 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 | (円) | - | - | - | - | - |
| 自己資本比率 | (%) | 31.39 | 30.76 | 27.98 | 30.71 | 30.78 |
| 自己資本利益率 | (%) | 8.71 | 8.82 | 6.22 | 3.97 | 8.01 |
| 株価収益率 | (倍) | - | - | - | - | - |
| 配当性向 | (%) | 109.24 | 85.41 | 79.13 | 136.20 | 90.76 |
| 従業員数 | (人) | 17,483 | 17,203 | 17,077 | 17,176 | 17,008 |
| 株主総利回り | (%) | - | - | - | - | - |
| (比較指標:-) | (%) | (-) | (-) | (-) | (-) | (-) |
| 最高株価 | (円) | - | - | - | - | - |
| 最低株価 | (円) | - | - | - | - | - |
(注)1.正味損害率=(正味支払保険金+損害調査費)÷正味収入保険料
2.正味事業費率=(諸手数料及び集金費+保険引受に係る営業費及び一般管理費)÷正味収入保険料
3.運用資産利回り(インカム利回り)=利息及び配当金収入÷平均運用額
4.資産運用利回り(実現利回り)=資産運用損益÷平均運用額
5.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため、記載していません。
6.株価収益率、株主総利回り、比較指標、最高株価および最低株価については、当社の株式が上場されていないため、記載していません。
7.従業員数は、就業人員数です。
2【沿革】
1.1944年3月20日、東京において、旧東京海上火災保険株式会社(1878年設立、1879年創業、本店東京、資本金公称75,000千円)、明治火災海上保険株式会社(1891年設立、本店東京、資本金公称10,000千円)および三菱海上火災保険株式会社(1919年設立、本店東京、資本金公称5,000千円)の3社が対等合併し、東京海上火災保険株式会社の商号で資本金公称80,000千円(払込62,000千円)をもって設立されました。
2.株式移転により日動火災海上保険株式会社と共同で2002年4月2日付で完全親会社「株式会社ミレアホールディングス」(現 東京海上ホールディングス株式会社)を設立しました。
3.2004年10月1日付で日動火災海上保険株式会社と合併し、社名を東京海上日動火災保険株式会社に変更しました。
3【事業の内容】
当社グループ(当社および当社関係会社)は、親会社である東京海上ホールディングス株式会社のもと、当社、子会社229社および関連会社21社で構成され、国内損害保険事業、海外保険事業および金融・その他事業を営んでいます。
2022年3月31日現在の事業の系統図は以下のとおりです。
なお、当連結会計年度より、従来「金融・一般事業」として表示していた報告セグメントの名称を「金融・その他事業」に変更しています。当該変更は名称変更のみであり、セグメント情報等の区分や数値に与える影響はありません。
4【関係会社の状況】
2022年3月31日現在
| 名称 | 住所 | 資本金(百万円) | 主要な事業の内容 | 議決権の 所有割合 又は被所有割合 (%) | 関係内容 |
|---|---|---|---|---|---|
| (親会社) | |||||
| 東京海上ホールディングス株式会社 | 東京都千代田区 | 150,000 | 保険持株会社 | 被所有 100.0 | 経営管理契約を締結しています。 役員の兼任等7名 |
| (連結子会社) | |||||
| 東京海上日動ベターライフサービス株式会社 | 東京都世田谷区 | 100 | 金融・その他事業 | 100.0 | 役員の兼任等4名 |
| Tokio Marine North America, Inc. | 米国・デラウェア州・ウィルミントン | 0 千米ドル | 海外保険事業 | 100.0 | 役員の兼任等4名 |
| Philadelphia Consolidated Holding Corp. | 米国・ペンシルバニア州・バラキンウィッド | 1千米ドル | 海外保険事業 | 100.0 (100.0) | 役員の兼任等5名 |
| Delphi Financial Group, Inc. | 米国・デラウェア州・ウィルミントン | 1 千米ドル | 海外保険事業 | 100.0 | 役員の兼任等2名 |
| HCC Insurance Holdings,Inc. | 米国・デラウェア州・ウィルミントン | 1 千米ドル | 海外保険事業 | 100.0 | 役員の兼任等2名 |
| Privilege Underwriters,Inc. | 米国・デラウェア州・ウィルミントン | 0 千米ドル | 海外保険事業 | 100.0 (100.0) | 役員の兼任等2名 |
| Tokio Marine Kiln Group Limited | 英国・ロンドン | 1,010千英ポンド | 海外保険事業 | 100.0 | 役員の兼任等2名 |
| Tokio Marine Asia Pte. Ltd. | シンガポール・シンガポール | 1,250,971 千シンガポールドル 542,000 千タイバーツ 5,000,000 千南アフリカランド | 海外保険事業 | 100.0 | 役員の兼任等5名 |
| Tokio Marine Life Insurance Singapore Ltd. | シンガポール・シンガポール | 36,000千シンガポールドル | 海外保険事業 | 85.7 (85.7) | - |
| Tokio Marine Seguradora S.A. | ブラジル・ サンパウロ | 2,373,779 千ブラジルレアル | 海外保険事業 | 98.5 | 役員の兼任等2名 |
| その他151社 | |||||
| (持分法適用関連会社) | |||||
| IFFCO-TOKIO General Insurance Company Limited | インド・ ニューデリー | 2,802,543 千インドルピー | 海外保険事業 | 49.0 (49.0) | 役員の兼任等5名 |
| その他7社 |
(注)1.連結子会社および持分法適用関連会社の主要な事業の内容には、セグメント情報に記載された名称を記載しています。
2.上記関係会社のうち、Tokio Marine Asia Pte. Ltd.およびTokio Marine Seguradora S.A.は、特定子会社に該当します。また、連結子会社のその他151社に含まれる会社のうち特定子会社に該当する会社は、Tokio Marine HCC Insurance Holdings (International) Limited、HCC International Insurance Company PLC、Tokio Marine Insurans (Malaysia) BerhadおよびTokio Marine Safety Insurance (Thailand) Public Company Limitedです。
3.上記関係会社のうち、有価証券報告書を提出している会社は、東京海上ホールディングス株式会社です。
4.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数です。
5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況
2022年3月31日現在
| セグメントの名称 | 従業員数 (人) | |
| 国内損害保険事業 | 17,008 | |
| 海外保険事業 | 17,836 | |
| 金融・その他事業 | 895 | |
| 合計 | 35,739 | |
(注)従業員数は、就業人員数です。
(2)提出会社の状況
2022年3月31日現在
| 従業員数 (人) | 平均年齢 (歳) | 平均勤続年数 (年) | 平均年間給与 (円) |
|---|---|---|---|
| 17,008 | 42.1 | 12.4 | 8,304,448 |
(注)1.従業員数は、就業人員数です。
2.平均年間給与には、賞与および基準外賃金が含まれています。
2022年3月31日現在
| セグメントの名称 | 従業員数 (人) | |
| 国内損害保険事業 | 17,008 | |
| 合計 | 17,008 | |
(注)従業員数は、就業人員数です。
(3)労働組合の状況
東京海上日動火災保険労働組合 14,575名
第2【事業の状況】
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
(1)経営方針
① 経営理念
当社は、全役職員が共有する経営理念を策定しており、その内容は以下のとおりです。
<経営理念>
お客様の信頼をあらゆる事業活動の原点におき、「安心と安全」の提供を通じて、豊かで快適な社会生活と経済の発展に貢献します。
○お客様に最大のご満足を頂ける商品・サービスをお届けし、お客様の暮らしと事業の発展に貢献します。
○収益性・成長性・健全性において世界トップクラスの事業をグローバルに展開し、東京海上グループの中核企業として株主の負託に応えます。
○代理店と心のかよったパートナーとして互いに協力し、研鑽し、相互の発展を図ります。
○社員一人ひとりが創造性を発揮できる自由闊達な企業風土を築きます。
○良き企業市民として、地球環境保護、人権尊重、コンプライアンス、社会貢献等の社会的責任を果たし、広く地域・社会に貢献します。
② 中期経営計画
2021年度からスタートした中期経営計画では、「成長への変革(“X”)と挑戦2023~『品質と想いで最も選ばれる会社』を目指して~」をコンセプトに掲げ、計画の達成に向けて取り組んでいます。
③ 目標とする経営指標等
当社は、業績を示す経営指標として、事業特性に照らして取組みの成果を適切に示す観点から、事業別利益を掲げています。
2021年度の事業別利益は、当事業年度の半期報告書提出日時点においては、1,760億円を見込んでいましたが、自動車保険・火災保険を中心とした補償拡充・収益改善の取組みや平年対比での自然災害の少なさ等により、その実績は、2,038億円となりました。
2022年度の事業別利益は、新型コロナウイルス流行に伴う自動車事故の減少、自然災害の少なさ等の2021年度の一過性の増益要素が抜ける反動があるものの、成長施策の実行による新種保険の増収や火災保険の収益改善等により、本有価証券報告書提出日現在においては、1,730億円を見込んでいます。
なお、事業別利益は、次の方法で算出します。
事業別利益*1=当期純利益+異常危険準備金等繰入額*2+価格変動準備金繰入額*2+自然災害責任準備金*3繰入額*2+初年度収支残の影響額-ALM*4債券・金利スワップ取引に関する売却・評価損益-政策株式・事業投資に係る株式・固定資産に関する売却損益・評価損-その他特別損益評価性引当等
*1 調整額は税引後の金額です。
*2 戻入の場合はマイナスとなります。
*3 大規模自然災害リスクに対応した火災保険の未経過保険料です。
*4 ALMとは、資産・負債の総合管理をいいます。ALMの負債時価変動見合いとして除外します。
(2)経営環境及び対処すべき課題
2022年度の世界経済は、米国を中心とした緩やかな成長の継続が見込まれますが、新型コロナウイルス再拡大の不確実性やウクライナ情勢による不透明感がみられるなかで、高インフレおよび金融引締めによる影響が懸念されます。わが国経済は、経済活動正常化に伴う個人消費の持ち直しによる回復が期待されますが、ウクライナ情勢等によるインフレ率上昇と消費者マインドの冷え込みが懸念されます。
当社は、長期ビジョン「お客様に“あんしん”をお届けし、選ばれ、成長し続ける会社~100年後も良い会社“Good Company”を目指して~」の実現に向け、積極果敢に挑戦してまいります。2022年度は、中期経営計画「成長への変革(“X”)と挑戦2023~『品質と想いで最も選ばれる会社』を目指して~」の2年度目となりますが、この達成に向け、積極的に事業を推進してまいります。
当社は、保険本業に留まらず、事故の未然防止といった「事前」の領域、あるいは早期復旧・再発防止といった「事後」の領域を含め、お客様の不安やリスクをトータルにサポートするソリューション・プロバイダーとしての機能を充実させてまいります。こうした取組みのひとつとして、2022年4月に、サイバーリスク保険等に付帯する「緊急時ホットラインサービス」について、サイバートラブルの初動対応に関するアドバイス、対応計画の策定から保険金請求のサポートに至るまで、専門組織がワンストップで支援する体制に刷新しました。今後とも様々なソリューションを開発・提供してまいります。
当社は、「お客様の信頼をあらゆる活動の原点におく」という経営理念を掲げ、健全性と透明性の高いガバナンス体制を基盤に、収益性と成長性を兼ね備えた企業としてさらに発展していくため、全社を挙げて業務に邁進してまいります。
2【事業等のリスク】
当社におけるリスクは、事業ポートフォリオの分散をグローバルに進めていることや、経営環境の変化等を受けて、一層多様化・複雑化してきています。そのようななかで、あらゆるステークホルダーの視点に立ったリスク管理を実施することは経営の重要な課題であると認識しています。
こうした観点から、東京海上グループは、リスク軽減・回避等を目的とした従来型のリスク管理にとどまらず、リスクを定性・定量の両面のアプローチから網羅的に把握したうえで、これらのリスク情報を有効に活用して会社全体の「資本」・「リスク」・「リターン」を適切にコントロールする「リスクベース経営(ERM(注))」態勢の強化に取り組んでいます。
当社においても、ERM態勢の強化を通じた統合的なリスク管理を行うことにより、健全性を確保しつつ、再保険の活用等により限られた資本を有効に活用して収益性(資本効率)の向上を図っています。
なお、本項においては、将来に関する事項が含まれていますが、当該事項は本有価証券報告書提出日現在において判断したものです。
(注)ERM:Enterprise Risk Management
(1)定性的リスク管理
定性的リスク管理においては、環境変化等により新たに現れてくる「エマージングリスク」を含めたあらゆるリスクを網羅的に把握して経営に報告する態勢としており、当社を取り巻くリスクについて随時経営レベルで議論しています。
こうして把握したリスクについて、経済的損失額や発生頻度といった要素だけでなく、業務継続性やレピュテーションの要素も加えて総合的に評価を行い、当社の財務の健全性、業務継続性等に極めて大きな影響を及ぼすリスクを「重要なリスク」として特定しています。
○エマージングリスクの洗出しと重要なリスクの特定プロセス
○重要なリスクおよび主な想定シナリオ
| 重要なリスク | 主な想定シナリオ | |
|---|---|---|
| 1 | 国内外の経済危機、金融・資本市場の混乱 | ① リーマンショック級の世界金融危機が発生し、当社保有資産の価値が大幅に下落する。 ② ウクライナ情勢のさらなる悪化・長期化やその他地政学リスクの顕在化等により金融・資本市場の混乱が生じ、当社保有資産の価値が大幅に下落する。 |
| 2 | 日本国債への信認毀損 | ① 政府の信用力低下により日本国債が暴落し、当社保有資産の価値が大幅に下落する。 |
| 3 | 巨大地震 | ① 首都直下地震の発生により、多額の保険金支払が発生する。また、当社の事業継続に重大な影響が生じるほか、当社保有資産の価値が大幅に下落する。 ② 南海トラフ等の海溝型巨大地震により、多額の保険金支払が発生する。また、当社の事業継続に重大な影響が生じるほか、当社保有資産の価値が大幅に下落する。 |
| 4 | 巨大風水災(注) | ① 日本で巨大台風や集中豪雨による大規模な風水災害が発生し、多額の保険金支払が発生する。また、当社の事業継続に重大な影響が生じる。 ② 同一年度に複数の巨大ハリケーンが米国東海岸に上陸し、多額の保険金支払が発生する。 |
| 5 | 火山噴火 | ① 富士山の大規模噴火による多量の降灰により、広範囲で交通網寸断、停電、通信障害等が発生し、首都機能が麻痺する。また、当社の事業継続に重大な影響が生じるほか、当社保有資産の価値が大幅に下落する。 |
| 6 | パンデミック | ① 新たな感染症の蔓延により多くの人が亡くなり、多額の保険金支払が発生する。また、当社の事業継続に重大な影響が生じるほか、当社保有資産の価値が大幅に下落する。 ② 現在の新型コロナウイルスの感染の状況が数年間継続し、世界経済が低迷する。当社保有資産の価値が大幅に下落する。 |
| 7 | 革新的新技術による産業構造の転換 | ① コネクティッドカー、自動運転、カーシェアリング、電気自動車等の普及により、自動車保険を中心に収益が減少する。 ② 異業種の企業が保険業界に新規参入し、個人マーケットを中心に当社の営業基盤を侵食することにより、収益が減少する。 ③ 当社がデジタルトランスフォーメーションやwith/afterコロナ時代の環境変化への対応の遅れから競争優位性を失い、収益が減少する。 |
| 8 | サイバーリスク | ① サイバー攻撃により当社のシステムや販売チャネルのシステムで障害が発生し、当社の事業継続に重大な影響が生じる。また、レピュテーショナルリスクの顕在化によって企業価値を毀損する。 ② 顧客企業においてサイバー攻撃による被害が急増し、多額の保険金支払が発生する。 |
| 9 | テロ・暴動 | ① 当社の重要拠点近くで大規模なテロや暴動が発生し、当社の事業継続に重大な影響が生じる。 |
| 10 | コンダクトリスク | ① 当社や保険業界の慣行が世間の常識と乖離して不適切な企業行動とされ、レピュテーショナルリスクの顕在化によって企業価値を毀損する。 |
| 11 | 法令・規制への抵触 | ① 当社の取引きが国内外の法令・規制に抵触し、監督当局に対して多額の課徴金や和解金の支払いを余儀なくされる。また、レピュテーショナルリスクの顕在化によって企業価値を毀損する。 |
| 12 | システム障害 | ① 当社のシステムや販売チャネルのシステムが障害等により長期間停止し、事業継続に重大な影響が生じる。また、レピュテーショナルリスクの顕在化によって企業価値を毀損する。 |
| 13 | 重要情報の漏えい | ① 当社社員や外部委託先社員の不正持出しにより大量の顧客情報が漏えいし、お詫び費用等によって多額の損失が発生する。また、レピュテーショナルリスクの顕在化によって企業価値を毀損する。 ② 当社、外部委託先および代理店に対するサイバー攻撃により大量の顧客情報が漏えいし、お詫び費用等によって多額の損失が発生する。また、レピュテーショナルリスクの顕在化によって企業価値を毀損する。 |
(注)気候変動の影響により頻発・激甚化する可能性がある。
(2)定量的リスク管理
定量的リスク管理においては、格付けの維持と倒産防止の観点ならびに当社およびその子会社・関連会社全体での資本の有効活用を図る観点から、資本・リスクを一元的に管理する統合リスク管理を行っています。なお、統合リスク管理は当社を含む東京海上グループ全体で運営しており、この枠組みのなかで当社の統合リスク管理態勢を整備しています。
当社およびその子会社・関連会社が保有するリスクについて、所定のリスク保有期間および信頼水準に基づき、発生可能性のある潜在的な損失額を定量化しています。定量化の手法としてはバリューアットリスク(VaR)(注)というリスク指標を採用しています。定量化されたリスクをもとに各事業分野に資本を配分するとともに、その範囲内で適切な事業運営を行っています。リスクが顕在化した場合においても資本の範囲内で損失を吸収できるよう、適切にリスクをコントロールしています。
また、定性的リスク管理において特定した「重要なリスク」について、経済的損失が極めて大きいと想定されるシナリオに基づくストレステストを実施することにより、事業継続の検証を行い、資本の十分性および資金の流動性に問題がないことを確認しています。
(注)バリューアットリスク(VaR):将来の一定期間のうちに、一定の確率の範囲内で被る可能性のある最大損失額のことをいいます。
(3)BCPの策定
重大な災害が発生した場合においても重要業務を継続し早期復旧を図るため、災害に関するBCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)を策定するとともに、定期的に訓練を実施するなどし、備えています。
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は、次のとおりです。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度の世界経済は、主要各国における新型コロナウイルスのワクチン接種の進展に伴い、個人消費を
中心に持ち直しました。わが国経済は、度重なる緊急事態宣言等の影響を受けて停滞しましたが、その後の経済活
動の再開に伴い、持ち直しの動きへと変化しました。
このような情勢のもと損害保険・生命保険を中心に国内外で事業展開を行った結果、当連結会計年度の財政状態および経営成績は、以下のとおりとなりました。
連結総資産は、前連結会計年度末に比べて1兆5,237億円増加し、17兆3,577億円となりました。
保険引受収益4兆2,334億円、資産運用収益6,059億円などを合計した経常収益は、前連結会計年度に比べて4,678億円増加し、4兆9,115億円となりました。一方、保険引受費用3兆5,022億円、資産運用費用765億円、営業費及び一般管理費8,510億円などを合計した経常費用は、前連結会計年度に比べて1,655億円増加し、4兆4,442億円となりました。
この結果、経常利益は、前連結会計年度に比べて3,022億円増加し、4,672億円となりました。
経常利益に特別利益、特別損失、法人税等合計などを加減した親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べて2,603億円増加し、3,452億円となりました。
報告セグメント別の状況は、以下のとおりです。
[国内損害保険事業]
国内損害保険事業においては、経常収益は、前連結会計年度に比べて884億円増加し、2兆6,576億円となりました。経常利益は、前連結会計年度に比べて1,611億円増加し、2,815億円となりました。国内損害保険事業における保険引受および資産運用の状況は、以下のとおりです。
a)保険引受業務
イ)元受正味保険料(含む収入積立保険料)
| 区分 | 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | ||||
| 金額 (百万円) | 構成比 (%) | 対前年増減 (△)率(%) | 金額 (百万円) | 構成比 (%) | 対前年増減 (△)率(%) | |
| 火災保険 | 445,937 | 17.48 | 5.42 | 451,058 | 17.51 | 1.15 |
| 海上保険 | 67,958 | 2.66 | △4.98 | 80,431 | 3.12 | 18.35 |
| 傷害保険 | 231,780 | 9.09 | △9.80 | 233,512 | 9.07 | 0.75 |
| 自動車保険 | 1,109,497 | 43.49 | 2.50 | 1,120,619 | 43.51 | 1.00 |
| 自動車損害賠償責任保険 | 224,259 | 8.79 | △15.25 | 208,342 | 8.09 | △7.10 |
| その他 | 471,595 | 18.49 | 1.79 | 481,458 | 18.69 | 2.09 |
| 合計 | 2,551,028 | 100.00 | △0.42 | 2,575,422 | 100.00 | 0.96 |
| (うち収入積立保険料) | (63,689) | (2.50) | (△15.70) | (61,830) | (2.40) | (△2.92) |
(注)1.諸数値は、セグメント間の内部取引相殺前の金額です。
2.元受正味保険料(含む収入積立保険料)とは、元受保険料から元受解約返戻金および元受その他返戻金を控除したものです(積立型保険の積立保険料を含みます。)。
ロ)正味収入保険料
| 区分 | 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | ||||
| 金額 (百万円) | 構成比 (%) | 対前年増減 (△)率(%) | 金額 (百万円) | 構成比 (%) | 対前年増減 (△)率(%) | |
| 火災保険 | 353,236 | 15.62 | 9.74 | 361,246 | 15.79 | 2.27 |
| 海上保険 | 61,430 | 2.72 | △5.94 | 73,566 | 3.22 | 19.76 |
| 傷害保険 | 161,405 | 7.14 | △9.83 | 168,233 | 7.35 | 4.23 |
| 自動車保険 | 1,105,258 | 48.88 | 2.49 | 1,115,343 | 48.74 | 0.91 |
| 自動車損害賠償責任保険 | 238,732 | 10.56 | △13.77 | 219,791 | 9.61 | △7.93 |
| その他 | 341,249 | 15.09 | 4.65 | 349,989 | 15.30 | 2.56 |
| 合計 | 2,261,313 | 100.00 | 0.61 | 2,288,170 | 100.00 | 1.19 |
(注)諸数値は、セグメント間の内部取引相殺前の金額です。
ハ)正味支払保険金
| 区分 | 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | ||||
| 金額 (百万円) | 構成比 (%) | 対前年増減 (△)率(%) | 金額 (百万円) | 構成比 (%) | 対前年増減 (△)率(%) | |
| 火災保険 | 210,331 | 17.75 | △20.33 | 205,851 | 17.26 | △2.13 |
| 海上保険 | 38,028 | 3.21 | △13.69 | 39,847 | 3.34 | 4.78 |
| 傷害保険 | 78,149 | 6.59 | △8.66 | 78,966 | 6.62 | 1.05 |
| 自動車保険 | 534,786 | 45.12 | △11.00 | 545,970 | 45.77 | 2.09 |
| 自動車損害賠償責任保険 | 175,725 | 14.83 | △7.75 | 161,102 | 13.50 | △8.32 |
| その他 | 148,242 | 12.51 | △11.89 | 161,230 | 13.52 | 8.76 |
| 合計 | 1,185,264 | 100.00 | △12.41 | 1,192,969 | 100.00 | 0.65 |
(注)諸数値は、セグメント間の内部取引相殺前の金額です。
b)資産運用業務
イ)運用資産
| 区分 | 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | ||
| 金額(百万円) | 構成比(%) | 金額(百万円) | 構成比(%) | |
| 預貯金 | 240,296 | 3.36 | 286,565 | 3.98 |
| 買現先勘定 | 999 | 0.01 | 3,999 | 0.06 |
| 買入金銭債権 | 89,215 | 1.25 | 46,634 | 0.65 |
| 金銭の信託 | 2,378 | 0.03 | - | - |
| 有価証券 | 5,366,658 | 75.05 | 5,346,662 | 74.22 |
| 貸付金 | 463,826 | 6.49 | 525,295 | 7.29 |
| 土地・建物 | 186,594 | 2.61 | 179,741 | 2.50 |
| 運用資産計 | 6,349,970 | 88.81 | 6,388,898 | 88.69 |
| 総資産 | 7,150,358 | 100.00 | 7,203,678 | 100.00 |
(注)諸数値は、セグメント間の内部取引相殺前の金額です。
ロ)有価証券
| 区分 | 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | ||
| 金額(百万円) | 構成比(%) | 金額(百万円) | 構成比(%) | |
| 国債 | 1,242,038 | 23.14 | 1,228,430 | 22.98 |
| 地方債 | 91,890 | 1.71 | 77,169 | 1.44 |
| 社債 | 620,301 | 11.56 | 525,904 | 9.84 |
| 株式 | 2,482,663 | 46.26 | 2,536,544 | 47.44 |
| 外国証券 | 901,625 | 16.80 | 951,930 | 17.80 |
| その他の証券 | 28,138 | 0.52 | 26,682 | 0.50 |
| 合計 | 5,366,658 | 100.00 | 5,346,662 | 100.00 |
(注)諸数値は、セグメント間の内部取引相殺前の金額です。
ハ)利回り
ⅰ)運用資産利回り(インカム利回り)
| 区分 | 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | ||||
| 収入金額 (百万円) | 平均運用額 (百万円) | 年利回り (%) | 収入金額 (百万円) | 平均運用額 (百万円) | 年利回り (%) | |
| 預貯金 | 156 | 306,536 | 0.05 | 76 | 352,049 | 0.02 |
| コールローン | - | 2 | 0.00 | - | 2 | 0.00 |
| 買現先勘定 | 2 | 8,782 | 0.03 | 1 | 9,081 | 0.01 |
| 買入金銭債権 | 149 | 193,010 | 0.08 | 42 | 85,009 | 0.05 |
| 金銭の信託 | - | 2,003 | 0.00 | - | 504 | 0.00 |
| 有価証券 | 104,759 | 3,343,991 | 3.13 | 121,285 | 3,138,526 | 3.86 |
| 貸付金 | 15,476 | 397,340 | 3.89 | 19,447 | 486,041 | 4.00 |
| 土地・建物 | 8,608 | 191,184 | 4.50 | 8,039 | 187,378 | 4.29 |
| 小計 | 129,150 | 4,442,852 | 2.91 | 148,892 | 4,258,593 | 3.50 |
| その他 | 624 | - | - | 633 | - | - |
| 合計 | 129,775 | - | - | 149,526 | - | - |
(注)1.諸数値は、セグメント間の内部取引相殺前の金額です。
2.収入金額は、連結損益計算書における「利息及び配当金収入」に、「金銭の信託運用益」のうち利息及び配当金収入相当額を含めた金額です。
3.平均運用額は、原則として各月末残高(取得原価または償却原価)の平均に基づいて算出しています。ただし、コールローン、買現先勘定および買入金銭債権については、日々の残高(取得原価または償却原価)の平均に基づいて算出しています。
ⅱ)資産運用利回り(実現利回り)
| 区分 | 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | ||||
| 資産運用損益 (実現ベース) (百万円) | 平均運用額 (取得原価 ベース) (百万円) | 年利回り (%) | 資産運用損益 (実現ベース) (百万円) | 平均運用額 (取得原価 ベース) (百万円) | 年利回り (%) | |
| 預貯金 | 2,584 | 306,536 | 0.84 | 10,173 | 352,049 | 2.89 |
| コールローン | - | 2 | 0.00 | - | 2 | 0.00 |
| 買現先勘定 | 2 | 8,782 | 0.03 | 1 | 9,081 | 0.01 |
| 買入金銭債権 | 149 | 193,010 | 0.08 | 42 | 85,009 | 0.05 |
| 金銭の信託 | 277 | 2,003 | 13.85 | 44 | 504 | 8.77 |
| 有価証券 | 186,961 | 3,343,991 | 5.59 | 212,876 | 3,138,526 | 6.78 |
| 貸付金 | 20,853 | 397,340 | 5.25 | 32,427 | 486,041 | 6.67 |
| 土地・建物 | 8,608 | 191,184 | 4.50 | 8,039 | 187,378 | 4.29 |
| 金融派生商品 | △24,001 | - | - | △37,027 | - | - |
| その他 | 6,719 | - | - | 6,340 | - | - |
| 合計 | 202,155 | 4,442,852 | 4.55 | 232,917 | 4,258,593 | 5.47 |
(注)1.諸数値は、セグメント間の内部取引相殺前の金額です。
2.資産運用損益(実現ベース)は、連結損益計算書における「資産運用収益」および「積立保険料等運用益」の合計額から「資産運用費用」を控除した金額です。
3.平均運用額(取得原価ベース)は、原則として各月末残高(取得原価または償却原価)の平均に基づいて算出しています。ただし、コールローン、買現先勘定および買入金銭債権については、日々の残高(取得原価または償却原価)の平均に基づいて算出しています。
[海外保険事業]
海外保険事業においては、経常収益は、前連結会計年度に比べて3,869億円増加し、2兆2,654億円となりました。経常利益は、前連結会計年度に比べて1,408億円増加し、1,845億円となりました。海外保険事業における保険引受および資産運用の状況は、以下のとおりです。
a)保険引受業務
イ)正味収入保険料
| 区分 | 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | ||||
| 金額 (百万円) | 構成比 (%) | 対前年増減 (△)率(%) | 金額 (百万円) | 構成比 (%) | 対前年増減 (△)率(%) | |
| 火災保険 | 224,397 | 19.27 | 13.50 | 268,462 | 18.90 | 19.64 |
| 海上保険 | 48,673 | 4.18 | 12.08 | 68,398 | 4.81 | 40.53 |
| 傷害保険 | 29,843 | 2.56 | 2.48 | 31,623 | 2.23 | 5.96 |
| 自動車保険 | 241,229 | 20.71 | △5.36 | 278,296 | 19.59 | 15.37 |
| その他 | 620,389 | 53.27 | △3.89 | 773,867 | 54.47 | 24.74 |
| 合計 | 1,164,532 | 100.00 | △0.52 | 1,420,648 | 100.00 | 21.99 |
(注)諸数値は、セグメント間の内部取引相殺前の金額です。
ロ)正味支払保険金
| 区分 | 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | ||||
| 金額 (百万円) | 構成比 (%) | 対前年増減 (△)率(%) | 金額 (百万円) | 構成比 (%) | 対前年増減 (△)率(%) | |
| 火災保険 | 115,818 | 19.75 | 14.05 | 149,966 | 22.42 | 29.48 |
| 海上保険 | 19,507 | 3.33 | △17.35 | 26,385 | 3.95 | 35.26 |
| 傷害保険 | 12,813 | 2.18 | △16.13 | 15,065 | 2.25 | 17.57 |
| 自動車保険 | 139,492 | 23.78 | △6.40 | 148,923 | 22.27 | 6.76 |
| その他 | 298,860 | 50.96 | △3.69 | 328,448 | 49.11 | 9.90 |
| 合計 | 586,492 | 100.00 | △2.21 | 668,789 | 100.00 | 14.03 |
(注)諸数値は、セグメント間の内部取引相殺前の金額です。
b)資産運用業務
イ)運用資産
| 区分 | 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | ||
| 金額(百万円) | 構成比(%) | 金額(百万円) | 構成比(%) | |
| 預貯金 | 309,451 | 3.51 | 290,414 | 2.82 |
| 買入金銭債権 | 1,288,513 | 14.61 | 1,583,889 | 15.38 |
| 有価証券 | 4,059,990 | 46.03 | 4,712,188 | 45.75 |
| 貸付金 | 1,187,349 | 13.46 | 1,521,656 | 14.77 |
| 土地・建物 | 63,538 | 0.72 | 74,062 | 0.72 |
| 運用資産計 | 6,908,842 | 78.33 | 8,182,211 | 79.44 |
| 総資産 | 8,820,201 | 100.00 | 10,299,885 | 100.00 |
(注)諸数値は、セグメント間の内部取引相殺前の金額です。
ロ)利回り
ⅰ)運用資産利回り(インカム利回り)
| 区分 | 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | ||||
| 収入金額 (百万円) | 平均運用額 (百万円) | 年利回り (%) | 収入金額 (百万円) | 平均運用額 (百万円) | 年利回り (%) | |
| 預貯金 | 2,374 | 265,971 | 0.89 | 1,885 | 299,932 | 0.63 |
| 買入金銭債権 | 49,604 | 1,225,523 | 4.05 | 55,205 | 1,395,272 | 3.96 |
| 有価証券 | 121,596 | 3,635,477 | 3.34 | 150,587 | 4,005,751 | 3.76 |
| 貸付金 | 75,184 | 1,141,021 | 6.59 | 91,914 | 1,354,823 | 6.78 |
| 土地・建物 | 705 | 54,715 | 1.29 | 787 | 68,800 | 1.14 |
| 小計 | 249,466 | 6,322,708 | 3.95 | 300,381 | 7,124,579 | 4.22 |
| その他 | 711 | - | - | 1,133 | - | - |
| 合計 | 250,178 | - | - | 301,515 | - | - |
(注)1.諸数値は、セグメント間の内部取引相殺前の金額です。なお、連結貸借対照表における有価証券には持分法適用会社に対する株式が含まれていますが、平均運用額および年利回りの算定上は同株式を除外しています。
2.収入金額は、連結損益計算書における「利息及び配当金収入」です。
3.平均運用額は、期首・期末残高(取得原価または償却原価)の平均に基づいて算出しています。
ⅱ)資産運用利回り(実現利回り)
| 区分 | 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | ||||
| 資産運用損益 (実現ベース) (百万円) | 平均運用額 (取得原価 ベース) (百万円) | 年利回り (%) | 資産運用損益 (実現ベース) (百万円) | 平均運用額 (取得原価 ベース) (百万円) | 年利回り (%) | |
| 預貯金 | 3,934 | 265,971 | 1.48 | 330 | 299,932 | 0.11 |
| 買入金銭債権 | 45,411 | 1,225,523 | 3.71 | 54,088 | 1,395,272 | 3.88 |
| 有価証券 | 124,325 | 3,635,477 | 3.42 | 177,482 | 4,005,751 | 4.43 |
| 貸付金 | 67,886 | 1,141,021 | 5.95 | 87,057 | 1,354,823 | 6.43 |
| 土地・建物 | 705 | 54,715 | 1.29 | 787 | 68,800 | 1.14 |
| 金融派生商品 | 12,466 | - | - | 1,683 | - | - |
| その他 | 1,353 | - | - | 9,944 | - | - |
| 合計 | 256,084 | 6,322,708 | 4.05 | 331,373 | 7,124,579 | 4.65 |
(注)1.諸数値は、セグメント間の内部取引相殺前の金額です。なお、連結貸借対照表における有価証券には持分法適用会社に対する株式が含まれていますが、平均運用額および年利回りの算定上は同株式を除外しています。
2.資産運用損益(実現ベース)は、連結損益計算書における「資産運用収益」から「資産運用費用」を控除した金額です。
3.平均運用額(取得原価ベース)は、期首・期末残高(取得原価または償却原価)の平均に基づいて算出しています。
(参考)提出会社の状況
(1)保険引受利益
| 区分 | 前事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) (百万円) | 当事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) (百万円) | 対前年増減(△)額 (百万円) |
|---|---|---|---|
| 保険引受収益 | 2,360,283 | 2,398,858 | 38,575 |
| 保険引受費用 | 2,110,197 | 1,993,176 | △117,021 |
| 営業費及び一般管理費 | 263,060 | 284,389 | 21,328 |
| その他収支 | △3,990 | △4,105 | △115 |
| 保険引受利益又は保険引受損失(△) | △16,965 | 117,187 | 134,152 |
(注)1.営業費及び一般管理費は、損益計算書における営業費及び一般管理費のうち保険引受に係る金額です。
2.その他収支は、自動車損害賠償責任保険等に係る法人税相当額などです。
(2)種目別保険料・保険金
① 元受正味保険料(含む収入積立保険料)
| 区分 | 前事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | ||||
| 金額 (百万円) | 構成比 (%) | 対前年増減(△)率(%) | 金額 (百万円) | 構成比 (%) | 対前年増減(△)率(%) | |
| 火災保険 | 445,937 | 17.48 | 5.42 | 451,058 | 17.51 | 1.15 |
| 海上保険 | 67,958 | 2.66 | △4.98 | 80,431 | 3.12 | 18.35 |
| 傷害保険 | 231,780 | 9.09 | △9.80 | 233,512 | 9.07 | 0.75 |
| 自動車保険 | 1,109,497 | 43.49 | 2.50 | 1,120,619 | 43.51 | 1.00 |
| 自動車損害賠償責任保険 | 224,259 | 8.79 | △15.25 | 208,342 | 8.09 | △7.10 |
| その他 | 471,595 | 18.49 | 1.79 | 481,458 | 18.69 | 2.09 |
| 合計 | 2,551,028 | 100.00 | △0.42 | 2,575,422 | 100.00 | 0.96 |
| (うち収入積立保険料) | (63,689) | (2.50) | (△15.70) | (61,830) | (2.40) | (△2.92) |
② 正味収入保険料
| 区分 | 前事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | ||||
| 金額 (百万円) | 構成比 (%) | 対前年増減 (△)率(%) | 金額 (百万円) | 構成比 (%) | 対前年増減 (△)率(%) | |
| 火災保険 | 353,236 | 15.62 | 9.74 | 361,246 | 15.79 | 2.27 |
| 海上保険 | 61,430 | 2.72 | △5.94 | 73,566 | 3.22 | 19.76 |
| 傷害保険 | 161,405 | 7.14 | △9.83 | 168,233 | 7.35 | 4.23 |
| 自動車保険 | 1,105,258 | 48.88 | 2.49 | 1,115,343 | 48.74 | 0.91 |
| 自動車損害賠償責任保険 | 238,732 | 10.56 | △13.77 | 219,791 | 9.61 | △7.93 |
| その他 | 341,249 | 15.09 | 4.65 | 349,989 | 15.30 | 2.56 |
| 合計 | 2,261,313 | 100.00 | 0.61 | 2,288,170 | 100.00 | 1.19 |
③ 正味支払保険金
| 区分 | 前事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | ||||
| 金額 (百万円) | 対前年増減 (△)率(%) | 正味損害率 (%) | 金額 (百万円) | 対前年増減 (△)率(%) | 正味損害率 (%) | |
| 火災保険 | 210,331 | △20.33 | 61.63 | 205,851 | △2.13 | 59.37 |
| 海上保険 | 38,028 | △13.69 | 65.19 | 39,847 | 4.78 | 57.11 |
| 傷害保険 | 78,149 | △8.66 | 54.28 | 78,966 | 1.05 | 52.91 |
| 自動車保険 | 534,786 | △11.00 | 54.65 | 545,970 | 2.09 | 55.69 |
| 自動車損害賠償責任保険 | 175,725 | △7.75 | 80.42 | 161,102 | △8.32 | 80.72 |
| その他 | 148,242 | △11.89 | 46.21 | 161,230 | 8.76 | 49.14 |
| 合計 | 1,185,264 | △12.41 | 57.45 | 1,192,969 | 0.65 | 57.51 |
(注) 正味損害率=(正味支払保険金+損害調査費)÷正味収入保険料
(3)利回り
① 運用資産利回り(インカム利回り)
| 区分 | 前事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | ||||
| 収入金額 (百万円) | 平均運用額 (百万円) | 年利回り (%) | 収入金額 (百万円) | 平均運用額 (百万円) | 年利回り (%) | |
| 預貯金 | 156 | 306,048 | 0.05 | 76 | 350,997 | 0.02 |
| コールローン | - | 2 | 0.00 | - | 2 | 0.00 |
| 買現先勘定 | 2 | 8,782 | 0.03 | 1 | 9,081 | 0.01 |
| 買入金銭債権 | 149 | 193,010 | 0.08 | 42 | 85,009 | 0.05 |
| 金銭の信託 | - | 2,003 | 0.00 | - | 504 | 0.00 |
| 有価証券 | 151,514 | 5,945,099 | 2.55 | 172,160 | 5,787,646 | 2.97 |
| 貸付金 | 2,259 | 209,169 | 1.08 | 2,631 | 231,176 | 1.14 |
| 土地・建物 | 8,608 | 191,184 | 4.50 | 8,039 | 187,378 | 4.29 |
| 小計 | 162,690 | 6,855,302 | 2.37 | 182,951 | 6,651,796 | 2.75 |
| その他 | 624 | - | - | 633 | - | - |
| 合計 | 163,314 | - | - | 183,585 | - | - |
(注)1.収入金額は、損益計算書における「利息及び配当金収入」です。
2.平均運用額は、原則として各月末残高(取得原価または償却原価)の平均に基づいて算出しています。ただし、コールローン、買現先勘定および買入金銭債権については、日々の残高(取得原価または償却原価)の平均に基づいて算出しています。
② 資産運用利回り(実現利回り)
| 区分 | 前事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | ||||
| 資産運用損益 (実現ベース) (百万円) | 平均運用額 (取得原価 ベース) (百万円) | 年利回り (%) | 資産運用損益 (実現ベース) (百万円) | 平均運用額 (取得原価 ベース) (百万円) | 年利回り (%) | |
| 預貯金 | 2,584 | 306,048 | 0.84 | 10,173 | 350,997 | 2.90 |
| コールローン | - | 2 | 0.00 | - | 2 | 0.00 |
| 買現先勘定 | 2 | 8,782 | 0.03 | 1 | 9,081 | 0.01 |
| 買入金銭債権 | 149 | 193,010 | 0.08 | 42 | 85,009 | 0.05 |
| 金銭の信託 | 277 | 2,003 | 13.85 | 44 | 504 | 8.77 |
| 有価証券 | 233,725 | 5,945,099 | 3.93 | 263,534 | 5,787,646 | 4.55 |
| 貸付金 | 7,926 | 209,169 | 3.79 | 15,621 | 231,176 | 6.76 |
| 土地・建物 | 8,608 | 191,184 | 4.50 | 8,039 | 187,378 | 4.29 |
| 金融派生商品 | △24,001 | - | - | △37,027 | - | - |
| その他 | 7,197 | - | - | 6,611 | - | - |
| 合計 | 236,470 | 6,855,302 | 3.45 | 267,040 | 6,651,796 | 4.01 |
(注)1.資産運用損益(実現ベース)は、損益計算書における「資産運用収益」および「積立保険料等運用益」の合計額から「資産運用費用」を控除した金額です。
2.平均運用額(取得原価ベース)は、原則として各月末残高(取得原価または償却原価)の平均に基づいて算出しています。ただし、コールローン、買現先勘定および買入金銭債権については、日々の残高(取得原価または償却原価)の平均に基づいて算出しています。
3.資産運用利回り(実現利回り)にその他有価証券の評価差額等を加味した時価ベースの利回り(時価総合利回り)は、以下のとおりです。
なお、資産運用損益等(時価ベース)は、資産運用損益(実現ベース)にその他有価証券に係る評価差額(税効果控除前の金額による)の当期増減額および繰延ヘッジ損益(税効果控除前の金額による)の当期増減額を加減算した金額です。
また、平均運用額(時価ベース)は、平均運用額(取得原価ベース)にその他有価証券に係る前期末評価差額(税効果控除前の金額による)および運用目的の金銭の信託に係る前期末評価損益を加減算した金額です。
| 区分 | 前事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | ||||
| 資産運用損益等 (時価ベース) (百万円) | 平均運用額 (時価ベース) (百万円) | 年利回り (%) | 資産運用損益等 (時価ベース) (百万円) | 平均運用額 (時価ベース) (百万円) | 年利回り (%) | |
| 預貯金 | 2,584 | 306,048 | 0.84 | 10,173 | 350,997 | 2.90 |
| コールローン | - | 2 | 0.00 | - | 2 | 0.00 |
| 買現先勘定 | 2 | 8,782 | 0.03 | 1 | 9,081 | 0.01 |
| 買入金銭債権 | 141 | 193,018 | 0.07 | 22 | 85,008 | 0.03 |
| 金銭の信託 | 277 | 2,380 | 11.66 | 44 | 881 | 5.02 |
| 有価証券 | 799,103 | 7,528,253 | 10.61 | 282,496 | 7,936,178 | 3.56 |
| 貸付金 | 7,926 | 209,169 | 3.79 | 15,621 | 231,176 | 6.76 |
| 土地・建物 | 8,608 | 191,184 | 4.50 | 8,039 | 187,378 | 4.29 |
| 金融派生商品 | △20,328 | - | - | △52,554 | - | - |
| その他 | 7,197 | - | - | 6,611 | - | - |
| 合計 | 805,513 | 8,438,840 | 9.55 | 270,455 | 8,800,704 | 3.07 |
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は、以下のとおりです。
営業活動によるキャッシュ・フローは、新型コロナウイルス感染拡大によって停滞していた経済活動が再開したことに伴い、保険料収入が増加したことなどにより、前連結会計年度に比べて285億円収入が増加し、7,572億円の収入となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却・償還による収入が減少したことなどにより、前連結会計年度に比べて2,877億円支出が増加し、6,999億円の支出となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の返済による支出が減少したことなどにより、前連結会計年度に比べて2,345億円支出が減少し、1,392億円の支出となりました。
これらの結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末より266億円減少し、6,743億円となりました。
③ 生産、受注及び販売の実績
損害保険業としての業務の特性から、該当する情報がないので記載していません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は、次のとおりです。
なお、本項に含まれる将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しています。その作成には、経営者による会計方針の選択適用、合理的な見積りを必要としますが、実際には見積りと異なる結果となることもあります。
当社の連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、第5 経理の状況の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載していますが、特に以下の重要な会計方針および見積りが連結財務諸表に大きな影響を及ぼすと考えています。
a)金融商品の時価の算定方法
有価証券、デリバティブ取引等について、時価の算定は原則として市場価格に基づいていますが、一部の市場価格のない有価証券、デリバティブ取引等については、将来キャッシュ・フローの現在価値や契約期間等の構成要素に基づく合理的な見積りによって算出された価額等を時価としています。
b)有価証券の減損処理
売買目的有価証券以外の有価証券について、時価または実質価額が取得原価に比べて著しく下落した場合、回復する見込みがあると認められるものを除き、減損処理を行っています。なお、その他有価証券(市場価格のな
い株式等を除く。)については、連結会計年度末の時価が取得原価に比べて30%以上下落した場合に減損処理を行っています。
c)固定資産の減損処理
収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなった固定資産については、一定の条件の下で回収可能性を反映させるように、帳簿価額を減額する会計処理を行っています。資産または資産グループの回収可能価額は、正味売却価額(資産または資産グループの時価から処分費用見込額を控除して算定される価額)と使用価値(資産または資産グループの継続的使用と使用後の処分によって生ずると見込まれる将来キャッシュ・フローの現在価値)のいずれか高い方の金額であることから、固定資産の減損損失の金額は合理的な仮定および予測に基づく将来キャッシュ・フローの見積りに依存しています。従って、固定資産の使用方法を変更した場合、不動産取引相場や賃料相場等が変動した場合およびのれんが認識された取引において取得した事業の状況に変動が生じた場合には、新たに減損損失が発生する可能性があります。
d)繰延税金資産
繰延税金資産の回収可能性の判断に際して、将来の課税所得を合理的に見積っています。将来の課税所得は過去の業績等に基づいて見積っているため、将来において当社グループを取り巻く環境に大きな変化があった場合、税制改正によって法定実効税率が変更された場合等においては、繰延税金資産の回収可能額が変動する可能性があります。
e)貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えて、回収不能見積額を貸倒引当金として計上していますが、貸付先の財務状況が変化した場合には、貸倒損失や貸倒引当金の計上額が、当初の見積額から変動する可能性があります。
f)支払備金
保険契約に基づいて支払義務が発生したと認められる保険金等のうち、未だ支払っていない金額を見積り、支払備金として積み立てています。このうち既発生未報告の支払備金については、主に統計的見積法により算出しています。各事象の将来における状況変化、為替変動の影響などにより、支払備金の計上額が、当初の見積額から変動する可能性があります。
g)責任準備金等
保険契約に基づく将来における債務の履行に備えるため、責任準備金等を積み立てています。当初想定した環境や条件等が大きく変化し、責任準備金等を上回る支払が発生する可能性があります。
h)退職給付債務等
退職給付費用および退職給付債務は、連結会計年度末時点の制度を前提とし、割引率や長期期待運用収益率、将来の退職率および死亡率など、一定の前提条件に基づいて計算しています。実際の結果がこれらの前提条件と異なる場合、また前提条件を変更する必要が生じた場合には、将来の退職給付費用および退職給付債務は変動する可能性があります。
② 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当連結会計年度における当社グループの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容については、以下のとおりです。なお、当社グループの課題認識および経営成績に重要な影響を与えるリスクについては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2) 経営環境及び対処すべき課題」および「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりです。
a)経営成績の分析
当連結会計年度の状況については、以下のとおりです。
連結主要指標
| (単位:百万円) | ||||
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | 増減 | 増減率 | |
| 経常収益 | 4,443,686 | 4,911,505 | 467,818 | 10.5% |
| 正味収入保険料 | 3,425,846 | 3,708,819 | 282,973 | 8.3% |
| 生命保険料 | 356,138 | 428,748 | 72,610 | 20.4% |
| 経常利益 | 164,965 | 467,246 | 302,281 | 183.2% |
| 親会社株主に帰属する 当期純利益 | 84,890 | 345,258 | 260,368 | 306.7% |
報告セグメント別の状況は、以下のとおりです。
[国内損害保険事業]
国内損害保険事業においては、正味収入保険料は、前連結会計年度に比べて268億円増加し、2兆2,881億円となりました。経常利益は、自然災害による発生保険金(正味支払保険金と支払備金繰入額の合計。)の減少や責任準備金等繰入額の減少などにより、前連結会計年度に比べて1,611億円増加し、2,815億円となりました。
| (単位:百万円) | ||||
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | 増減 | 増減率 | |
| 正味収入保険料 | 2,261,313 | 2,288,170 | 26,857 | 1.2% |
| 経常利益 | 120,467 | 281,599 | 161,131 | 133.8% |
[海外保険事業]
海外保険事業においては、正味収入保険料は、前連結会計年度に比べて2,561億円増加し、1兆4,206億円となりました。生命保険料は、前連結会計年度に比べて726億円増加し、4,287億円となりました。経常利益は、前連結会計年度における新型コロナウイルス感染拡大の影響の反動に加えて、保険引受および資産運用がともに好調であったことなどにより、前連結会計年度に比べて1,408億円増加し、1,845億円となりました。
| (単位:百万円) | ||||
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | 増減 | 増減率 | |
| 正味収入保険料 | 1,164,532 | 1,420,648 | 256,116 | 22.0% |
| 生命保険料 | 356,138 | 428,748 | 72,610 | 20.4% |
| 経常利益 | 43,649 | 184,526 | 140,877 | 322.8% |
b)財政状態の分析
イ)連結ソルベンシー・マージン比率
当社は、保険業法施行規則第86条の2および第88条ならびに平成23年金融庁告示第23号の規定に基づき、連結ソルベンシー・マージン比率を算出しています。
当社は損害保険事業を営むとともに、子会社において損害保険事業や生命保険事業を営んでいます。保険会社グループは、保険金の支払等に備えて準備金を積み立てていますが、巨大災害の発生や資産の大幅な価格下落等、通常の予測を超える危険が発生した場合でも、十分な支払能力を保持しておく必要があります。こうした「通常の予測を超える危険」を示す「連結リスクの合計額」(下表の(B))に対する「保険会社グループが保有している資本金・準備金等の支払余力」(すなわち連結ソルベンシー・マージン総額:下表の(A))の割合を示すために計算された指標が、「連結ソルベンシー・マージン比率」(下表の(C))です。
連結ソルベンシー・マージン比率の計算対象となる範囲は、連結財務諸表の取扱いと同一ですが、保険業法上の子会社(議決権が50%超の子会社)については、計算対象に含めています。
連結ソルベンシー・マージン比率は、行政当局が保険会社グループを監督する際に活用する客観的な判断指標のひとつですが、その数値が200%以上であれば「保険金等の支払能力の充実の状況が適当である」とされています。
当連結会計年度末の連結ソルベンシー・マージン比率は、前連結会計年度末と比べて45.9ポイント低下して716.4%となりました。これは、資産運用リスク相当額および巨大災害リスク相当額の増加による連結リスクの合計額の増加が主因です。
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | |
| (A) 連結ソルベンシー・マージン総額 | 4,754,992 | 4,968,014 |
| (B) 連結リスクの合計額 | 1,247,513 | 1,386,899 |
| (C) 連結ソルベンシー・マージン比率 [(A)/{(B)×1/2}]×100 | 762.3% | 716.4% |
ロ)単体ソルベンシー・マージン比率
当社は、保険業法施行規則第86条および第87条ならびに平成8年大蔵省告示第50号の規定に基づき、単体ソルベンシー・マージン比率を算出しています。
損害保険会社は、保険事故発生の際の保険金支払や積立保険の満期返戻金支払等に備えて準備金を積み立てていますが、巨大災害の発生や、損害保険会社が保有する資産の大幅な価格下落等、通常の予測を超える危険が発生した場合でも、十分な支払能力を保持しておく必要があります。こうした「通常の予測を超える危険」を示す「単体リスクの合計額」(下表の(B))に対する「損害保険会社が保有している資本金・準備金等の支払余力」(すなわち単体ソルベンシー・マージン総額:下表の(A))の割合を示すために計算された指標が、「単体ソルベンシー・マージン比率」(下表の(C))です。
単体ソルベンシー・マージン比率は、行政当局が保険会社を監督する際に活用する客観的な判断指標のひとつですが、その数値が200%以上であれば「保険金等の支払能力の充実の状況が適当である」とされています。
当事業年度末の単体ソルベンシー・マージン比率は、前事業年度末と比べて17.4ポイント上昇して843.3%となりました。これは、異常危険準備金の残高増加等による単体ソルベンシー・マージン総額の増加が主因です。
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前事業年度 (2021年3月31日) | 当事業年度 (2022年3月31日) | |
| (A) 単体ソルベンシー・マージン総額 | 5,222,262 | 5,384,523 |
| (B) 単体リスクの合計額 | 1,264,478 | 1,276,937 |
| (C) 単体ソルベンシー・マージン比率 [(A)/{(B)×1/2}]×100 | 825.9% | 843.3% |
c)資金の流動性に係る情報
当社グループの短期的な資金需要として、主に日々の保険金の支払等がありますが、強固なリスク管理態勢の下で保険事業を運営し、安定的にプラスの営業キャッシュ・フローを確保することにより、十分な流動性を保持しています。また、大規模自然災害による大口の支払や市場の混乱等により資金繰りが悪化する局面に備え、流動性の高い債券を保有することなどにより、適切な流動性管理を行っています。
事業投資等の中長期的な資金需要に対しては、グループ内の自己資金を活用するほか、外部からの資金調達を行うなど、資金需要の性質に応じて適切な資金源を確保しています。
d)目標とする経営指標の分析
「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (1) 経営方針 ③ 目標とする経営指標等」に記載のとおりです。
4【経営上の重要な契約等】
2021年度において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。
5【研究開発活動】
該当事項はありません。
第3【設備の状況】
1【設備投資等の概要】
当社グループは、顧客サービスの充実、業務の効率化等を目的として設備投資を行っており、その主な内容はソフトウエアに関するものです。当連結会計年度の設備投資の内訳は、以下のとおりです。
| 事業セグメント | 金額 (百万円) |
|---|---|
| 国内損害保険事業 | 59,418 |
| 海外保険事業 | 28,125 |
| 金融・その他事業 | 288 |
| 合計 | 87,832 |
2【主要な設備の状況】
当社および連結子会社における主要な設備は、以下のとおりです。
(1)提出会社
2022年3月31日現在
| 店名 (所在地) | セグメントの 名称 | 帳簿価額 (百万円) | 従業員数 (人) | 賃借料 (百万円) | |||
| 土地 (面積㎡) | 建物 | 動産 | ソフト ウエア | ||||
| 本社(東京都千代田区) 各サービス部、東京企業所属各部、東京自動車所属各部、本店損害1、本店損害2、東京自動車損害、公務開発、公務1、公務2、医療・福祉法人、広域法人、金融法人の各部および海外拠点を含む | 国内損害保険 事業 | 35,066 (67,739) | 21,947 | 16,298 | 81,062 | 4,102 | 4,771 |
| 北海道 北海道支店(札幌市中央区)ほか6部支店 | 837 (6,174) | 1,026 | 487 | 628 | 445 | ||
| 東北 仙台支店(仙台市青葉区)ほか9部支店 | 2,508 (10,239) | 3,186 | 808 | 977 | 223 | ||
| 関東 東京中央支店(東京都港区)ほか32部支店 | 7,752 (12,251) | 6,251 | 2,209 | 3,845 | 2,228 | ||
| 東海・北陸 愛知南支店(名古屋市中区)ほか27部支店 | 3,288 (10,674) | 7,624 | 1,341 | 2,323 | 1,017 | ||
| 関西 大阪南支店(大阪市中央区)ほか24部支店 | 5,532 (9,797) | 4,728 | 1,645 | 2,275 | 1,595 | ||
| 中国・四国 広島支店(広島市中区)ほか14部支店 | 2,770 (9,121) | 3,421 | 841 | 1,268 | 690 | ||
| 九州 福岡中央支店(福岡市博多区)ほか13部支店 | 5,513 (9,971) | 7,685 | 1,019 | 1,590 | 223 | ||
(2)国内子会社
2022年3月31日現在
| 会社名 | 店名 (所在地) | セグメントの名称 | 帳簿価額 (百万円) | 従業員数(人) | 賃借料 (百万円) | |||
| 土地 (面積㎡) | 建物 | 動産 | ソフト ウエア | |||||
| 東京海上日動ベターライフサービス株式会社 | 本社 (東京都世田谷区) | 金融・その他事業 | 5,146 (33,160) | 4,124 | 292 | - | 895 | 221 |
(3)在外子会社
2022年3月31日現在
| 会社名 | 店名 (所在地) | セグメントの名称 | 帳簿価額 (百万円) | 従業員数(人) | 賃借料 (百万円) | |||
| 土地 (面積㎡) | 建物 | 動産 | ソフト ウエア | |||||
| Tokio Marine North America, Inc. | 本社 (米国・デラウェア州・ウィルミントン) | 海外保険事業 | - (-) | 86 | 377 | 2,995 | 446 | 596 |
| Philadelphia Consolidated Holding Corp. | 本社 (米国・ペンシルバニア州・バラキンウィッド) | 海外保険事業 | - (-) | 728 | 715 | 9,997 | 1,866 | 1,915 |
| Delphi Financial Group, Inc. | 本社 (米国・デラウェア州・ウィルミントン) | 海外保険事業 | 493 (71,876) | 6,300 | 3,856 | 15,567 | 2,781 | 2,316 |
| HCC Insurance Holdings, Inc. | 本社 (米国・デラウェア州・ウィルミントン) | 海外保険事業 | 514 (63,600) | 2,600 | 5,690 | 5,952 | 3,579 | 2,665 |
| Privilege Underwriters, Inc. | 本社 (米国・デラウェア州・ウィルミントン) | 海外保険事業 | - (-) | 199 | 264 | 4,575 | 968 | 829 |
| Tokio Marine Kiln Group Limited | 本社 (英国・ロンドン) | 海外保険事業 | - (-) | 5,599 | 766 | 2,062 | 783 | - |
| Tokio Marine AsiaPte. Ltd. | 本社 (シンガポール・シンガポール) | 海外保険事業 | - (-) | 82 | 122 | 31 | 82 | - |
| Tokio MarineLife InsuranceSingapore Ltd. | 本社 (シンガポール・シンガポール) | 海外保険事業 | 1,768 (214) | 887 | 226 | 528 | 236 | 0 |
| Tokio MarineSeguradora S.A. | 本社 (ブラジル・サンパウロ) | 海外保険事業 | 193 (4,660) | 1,049 | 489 | 222 | 2,233 | 8 |
(注)1.上記はすべて営業用設備です。
2.建物および動産には、リース資産の金額を含めて記載しています。
3.建物の一部を賃借しています。
4.Tokio Marine North America, Inc.、Philadelphia Consolidated Holding Corp.、Delphi Financial Group, Inc.、HCC Insurance Holdings, Inc.、Privilege Underwriters, Inc.およびTokio Marine Kiln Group Limitedについては、各社の子会社の数値を含めて記載しています。
5.上記の他、主要な賃貸用設備として以下のものがあります。
| 会社名 | 設備名 | 帳簿価額 (百万円) | |
| 土地 (面積㎡) | 建物 | ||
| 当社 | 大阪東京海上日動ビルディング (大阪市中央区) | 4,054 (5,513) | 2,209 |
| シーノ大宮サウスウィング (さいたま市大宮区) | 3,752 (2,617) | 2,821 | |
| みなとみらいビジネススクエア (横浜市西区) | 2,594 (1,618) | 1,602 | |
| ラ・メール三番町 (東京都千代田区) | 3,687 (2,060) | 2,425 | |
| 大手町ファーストスクエア (東京都千代田区) | 17 (1,144) | 1,802 | |
6.上記の他、主要な社宅用、厚生用設備として以下のものがあります。
| 会社名 | 設備名 | 帳簿価額 (百万円) | |
| 土地 (面積㎡) | 建物 | ||
| 当社 | 石神井スポーツセンター (東京都練馬区) | 1,752 (8,465) | 1,997 |
| 多摩総合グラウンド (東京都八王子市) | 6,705 (53,000) | 554 | |
| 蓼科山荘 (長野県茅野市) | 16 (6,700) | 493 | |
3【設備の新設、除却等の計画】
2022年3月31日現在の重要な設備の新設、除却等の計画は、以下のとおりです。
(1)新設
| 会社名 設備名 | 所在地 | セグメントの名称 | 内容 | 投資予定金額 | 資金調達方法 | 着手および完了予定年月 | ||
| 総額 (百万円) | 既支払額 (百万円) | 着手 | 完了 | |||||
| 当社 (仮称)東京海上日動ビルディング | 東京都 千代田区 | 国内損害保険事業 | 建替 | 未定 | 2,320 | 自己資金 | 未定 | 未定 |
(2)改修
該当事項はありません。
(3)売却
該当事項はありません。
第4【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
| 種類 | 発行可能株式総数 (株) |
|---|---|
| 普通株式 | 2,500,000,000 |
| 計 | 2,500,000,000 |
②【発行済株式】
| 種類 | 事業年度末現在発行数 (株) (2022年3月31日) | 提出日現在発行数 (株) (2022年6月24日) | 上場金融商品取引所名 又は登録認可金融商品 取引業協会名 | 内容 |
|---|---|---|---|---|
| 普通株式 | 1,549,692,481 | 1,549,692,481 | - | 単元株式数 1,000株 |
| 計 | 1,549,692,481 | 1,549,692,481 | - | - |
(注) 当社は、会社法第107条第1項に基づき、当社株式の譲渡または取得に際し、株主または取得者は取締役会の承認を受けなければならない旨定款に定めています。
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
③【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
| 年月日 | 発行済株式総数増減数 (千株) | 発行済株式総数残高 (千株) | 資本金増減額(百万円) | 資本金残高(百万円) | 資本準備金増減額 (百万円) | 資本準備金残高 (百万円) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2004年4月1日~ 2005年3月31日 | - | 1,549,692 | - | 101,994 | 84,738 | 123,521 |
(注) 2004年10月1日付の日動火災海上保険株式会社との合併において、同社の資本金50,550百万円および資本準備金34,187百万円を資本準備金に組み入れています。
(5)【所有者別状況】
2022年3月31日現在
| 区分 | 株式の状況(1単元の株式数1,000株) | 単元未満株式の状況 (株) | |||||||
| 政府及び地方公共団体 | 金融機関 | 金融商品取引業者 | その他の法人 | 外国法人等 | 個人その他 | 計 | |||
| 個人以外 | 個人 | ||||||||
| 株主数(人) | - | - | - | 1 | - | - | - | 1 | - |
| 所有株式数 (単元) | - | - | - | 1,549,692 | - | - | - | 1,549,692 | 481 |
| 所有株式数の割合(%) | - | - | - | 100.00 | - | - | - | 100.00 | - |
(6)【大株主の状況】
| 2022年3月31日現在 | |||
| 氏名又は名称 | 住所 | 所有株式数(千株) | 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合 (%) |
| 東京海上ホールディングス株式会社 | 東京都千代田区丸の内一丁目2番1号 | 1,549,692 | 100.00 |
| 計 | - | 1,549,692 | 100.00 |
(7)【議決権の状況】
①【発行済株式】
2022年3月31日現在
| 区分 | 株式数 (株) | 議決権の数 (個) | 内容 |
|---|---|---|---|
| 無議決権株式 | - | - | - |
| 議決権制限株式(自己株式等) | - | - | - |
| 議決権制限株式(その他) | - | - | - |
| 完全議決権株式(自己株式等) | - | - | - |
| 完全議決権株式(その他) | 普通株式 1,549,692,000 | 1,549,692 | - |
| 単元未満株式 | 普通株式 481 | - | - |
| 発行済株式総数 | 普通株式 1,549,692,481 | - | - |
| 総株主の議決権 | - | 1,549,692 | - |
②【自己株式等】
2022年3月31日現在
| 所有者の氏名又は名称 | 所有者の住所 | 自己名義所有株式数 (株) | 他人名義所有株式数 (株) | 所有株式数の合計 (株) | 発行済株式総数に対する所有株式数の割合 (%) |
|---|---|---|---|---|---|
| - | - | - | - | - | - |
| 計 | - | - | - | - | - |
2【自己株式の取得等の状況】
【株式の種類等】 該当事項はありません。
(1)【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2)【取締役会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
該当事項はありません。
(4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
該当事項はありません。
3【配当政策】
当社は、完全親会社である東京海上ホールディングス株式会社の資本政策に沿って、剰余金の配当を行うこととしています。
2021年度に係る剰余金の配当は以下のとおりです。
| 決議年月日 | 配当金の総額 | 1株当たり配当額 |
|---|---|---|
| 2021年9月8日 取締役会決議 | 20,347百万円 | 13円13銭 |
| 2021年11月17日 取締役会決議 | 166,948百万円 | 107円73銭 |
| 2022年5月18日 取締役会決議 | 26,422百万円 | 17円5銭 |
(注)当社は、会社法第459条第1項各号に掲げる事項を、法令に別段の定めがある場合を除き、取締役会の決議に
より定めることができる旨定款に定めています。
4【コーポレート・ガバナンスの状況等】
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】
① 取締役会・監査役会
取締役会は、社外取締役2名を含む11名の取締役(任期1年)で構成されています。また、監査役会は、社外監査役3名を含む5名の監査役で構成されています。
② 指名委員会・報酬委員会
親会社である東京海上ホールディングス株式会社は、「東京海上ホールディングスコーポレートガバナンス基本方針」に基づき、指名委員会および報酬委員会を設置しています。両委員会は、原則として、委員の過半数を社外委員とし、委員長は社外委員から選出します。両委員会は、当社に関して次の事項を審議し、東京海上ホールディングス株式会社取締役会に答申します。
a)指名委員会
イ)社長の選任・解任
ロ)取締役・監査役・執行役員の選任要件・解任方針
b)報酬委員会
イ)社長の業績評価
ロ)取締役・執行役員の報酬体系および報酬水準
③ 役員報酬の内容
| 役員区分 | 報酬等の総額 (百万円) | 報酬等の種類別の総額 (百万円) | 対象となる 役員の員数 (人) | ||
| 定額報酬 | 業績連動報酬 | 株式報酬 | |||
| 取締役 | 613 | 330 | 145 | 136 | 16 |
| 取締役(社外取締役を除く) | 583 | 306 | 145 | 130 | 14 |
| 社外取締役 | 30 | 24 | - | 6 | 2 |
| 監査役 | 112 | 112 | - | - | 6 |
| 監査役(社外監査役を除く) | 67 | 67 | - | - | 2 |
| 社外監査役 | 45 | 45 | - | - | 4 |
| 計 | 726 | 443 | 145 | 136 | 22 |
(注)1.対象となる役員の員数には、2021年6月23日の第78回定時株主総会終結の時をもって退任した、社外監査役1名が含まれています。
2.報酬等の総額および報酬等の種類別の総額には、上記1.の監査役1名に対する報酬等が含まれています。
3.株式報酬には、2021年度分の報酬等として付与した株式交付信託のポイントに係る費用計上額を記載しています。
4.5.上記4.のポイントのうち2021年4月から同年6月までの報酬等として付与した4,900ポイント(うち社外取締役分は200ポイント)に係る費用計上額29百万円(うち社外取締役分は1百万円)は、上表の報酬等の総額および種類別の総額に含まれています。この他、同年3月までの報酬等として付与していた新株予約権からの移行分として、98,500ポイント(うち社外取締役分は12,300ポイント)を取締役16名(うち社外取締役は2名)に付与しており、これに係る費用計上額は、596百万円(うち社外取締役分は74百万円)です。
④ 責任限定契約の内容の概要
当社は、会社法第427条第1項の規定に基づき、社外取締役および社外監査役との間に、会社法第423条第1項の責任を限定する契約を締結しています。当該契約に基づく責任限度額は、金1,000万円または会社法第425条第1項に定める最低責任限度額のいずれか高い額となります。なお、当該責任限定が認められるのは、当該社外取締役または社外監査役が責任の原因となった職務の遂行について善意かつ重大な過失がないときに限られます。
⑤ 役員等賠償責任保険契約の内容の概要
当社は、自らが保険契約者となる形で、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結していませんが、完全親会社である東京海上ホールディングス株式会社が締結する役員等賠償責任保険契約の記名子会社になっており、取締役、監査役および執行役員は当該契約の被保険者に含まれています。当該契約は、被保険者がその職務の執行に関し責任を負うことまたは当該責任の追及に係る請求を受けることによって生ずることのある損害賠償金および争訟費用等をてん補するものです。当該契約には免責金額が設定されており、被保険者が一定の自己負担を求められる内容となっています。
⑥ 取締役の定数
取締役は20名以内とする旨定款に定めています。
⑦ 取締役の選任の決議要件
当社は、取締役の選任決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数で行う旨定款に定めています。
⑧ 株主総会決議事項のうち取締役会で決議することができる事項
当社は、剰余金の配当等会社法第459条第1項各号に定める事項について、法令に別段の定めがある場合を除き、取締役会の決議により決定する旨定款に定めています。これは、親会社である東京海上ホールディングス株式会社の資本政策に従って、機動的な配当等を行うためです。
当社は、会社法第202条第3項第2号に基づき、取締役会の決議により株主割当てによる募集株式の発行を行うことができる旨定款に定めています。これは、株主割当てによる募集株式の発行手続を簡略化し、資本政策を機動的に遂行するためです。
⑨ 業務の適正を確保するための体制
a)業務の適正を確保するための体制の整備についての決議の内容の概要
当社は、業務の適正を確保するための体制(以下「内部統制システム」といいます)の整備について、取締役会決議により、「内部統制基本方針」を定めています。
| 内部統制基本方針 当社は、会社法および会社法施行規則ならびに東京海上ホールディングス株式会社(以下、「東京海上HD」という。)との間で締結された経営管理契約および東京海上HDが定めた各種グループ基本方針等に基づき、以下のとおり、内部統制基本方針を定める。 1.東京海上グループにおける業務の適正を確保するための体制 (1)当社は、東京海上グループ経営理念、東京海上HDとの間で締結された経営管理契約、「東京海上グループ グループ会社の経営管理に関する基本方針」をはじめとする各種グループ基本方針等に基づき、業務運営を行う。 a.当社は、事業戦略、事業計画等の重要事項の策定に際して東京海上HDの事前承認を得るとともに、各種グループ基本方針等に基づく取り組み、事業計画の実施状況等を取締役会および東京海上HDに報告する。 b.当社は、各種グループ基本方針等に基づき、子会社の経営管理を行う。 (2)当社は、「東京海上グループ 資本配分制度に関する基本方針」に基づき、当社の資本配分制度の運営体制を整備する。 (3)当社は、「東京海上グループ 経理に関する基本方針」に基づき、当社の財務状態および事業成績を把握し、株主および監督官庁に対する承認および報告手続ならびに税務申告等を適正に実施するための体制を整備する。 (4)当社は、「東京海上グループ 財務報告に係る内部統制に関する基本方針」に基づき、財務報告の適正性と信頼性を確保するために必要な体制を整備する。 (5)当社は、「東京海上グループ 情報開示に関する基本方針」に基づき、企業活動に関する情報を開示するための体制を整備する。 (6)当社は、「東京海上グループ ITガバナンスに関する基本方針」に基づき、ITガバナンスを実現するために必要な体制を整備する。 (7)当社は、「東京海上グループ 人事に関する基本方針」に基づき、社員の働きがい、やりがいの向上、透明公正な人事および成果実力主義の徹底により、生産性および企業価値の向上の実現を図る。 |
|---|
| 2.職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制 (1)当社は、「東京海上グループ コンプライアンスに関する基本方針」に基づき、以下のとおり、コンプライアンス体制を整備する。 a.役職員が「東京海上グループ コンプライアンス行動規範」に則り、事業活動のあらゆる局面においてコンプライアンスを最優先するよう周知徹底を図る。 b.コンプライアンスを統轄する部署を設置するとともに、年度アクションプランを策定して、コンプライアンスに関する取り組みを行う。また、コンプライアンスに関する事項について取締役会に提言・勧告等を行う機関として、社外委員を過半数とする業務品質委員会を設置する。 c.コンプライアンス・マニュアルを策定するとともに、役職員が遵守すべき法令、社内ルール等に関する研修を実施して、コンプライアンスの周知徹底を図る。 d.法令または社内ルールの違反が生じた場合の報告ルールを定めるとともに、通常の報告ルートのほかに、社内外にホットライン(内部通報制度)を設け、その利用につき役職員に周知する。 (2)当社は、「東京海上グループ 内部監査に関する基本方針」に基づき、被監査部門から独立した内部監査担当部署を設置するとともに、内部監査に関する規程を制定し、効率的かつ実効性のある内部監査体制を整備する。 3.リスク管理に関する体制 (1)当社は、「東京海上グループ リスク管理に関する基本方針」に基づき、以下のとおり、リスク管理体制を整備する。 a.リスク管理基本方針を定め、当社の事業遂行に関わる様々なリスクについてリスク管理を行う。 b.リスク管理を統轄する部署を設置するとともに、リスク管理基本方針において管理対象としたリスク毎に管理部署を定める。 c.リスク管理についての年度アクションプランを策定する。 d.取締役会直属の委員会としてリスク管理委員会を設置し、同委員会での論議を通じて全体的・総合的なリスク管理を推進する。 (2)当社は、「東京海上グループ 統合リスク管理に関する基本方針」に基づき、統合リスク管理方針を定め、格付けの維持および倒産の防止を目的とした定量的リスク管理を実施する。また、グループ全体の統合リスク管理の一環として、保有リスク量とリターンの状況を定期的にモニタリングする。 (3)当社は、「東京海上グループ 危機管理に関する基本方針」に基づき、危機管理方針を定め、危機管理体制を整備する。 4.職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制 (1)当社は、経営管理契約に基づき、グループの経営戦略および経営計画に則って、事業計画(数値目標等を含む。)を策定し、当該計画の実施状況をモニタリングする。 (2)当社は、業務分担および指揮命令系統を通じて効率的な業務執行を実現するため、職務権限に関する規程を定めるとともに、事業目的を達成するために適切な組織機構を構築する。 (3)当社は、経営会議規則を定め、取締役、業務執行役員等で構成する経営会議を設置し、経営上の重要事項について協議・報告を行う。 (4)当社は(1)~(3)のほか、当社および子会社において、職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制を整備する。 5.取締役の職務の執行に係る情報の保存および管理に関する体制 当社は、文書等の保存に関する規程を定め、重要な会議の議事録等、取締役および執行役員の職務の執行に係る情報を含む重要な文書等は、同規程の定めるところに従い、保存および管理を行う。 6.監査役の職務を補助すべき職員に関する事項 (1)当社は、監査役の監査業務を補助するため、監査役直轄の監査役室を設置する。監査役室には、監査役の求めに応じて、監査業務を補助するために必要な知識・能力を具備した専属の職員を配置する。 (2)監査役室に配置された職員は、監査役の命を受けた業務および監査を行う上で必要な補助業務に従事し、必要な情報の収集権限を有する。 (3)当該職員の人事考課、人事異動および懲戒処分は、常勤監査役の同意を得た上で行う。 |
|---|
| 7.監査役への報告に関する体制 (1)役職員は、経営、財務、コンプライアンス、リスク管理、内部監査の状況等について、定期的に監査役に報告を行うとともに、当社またはグループ会社の業務執行に関し重大な法令もしくは社内ルールの違反または会社に著しい損害を及ぼすおそれのある事実があることを発見したときは、直ちに監査役に報告を行う。 (2)当社は、子会社の役職員が、当社またはグループ会社の業務執行に関し重大な法令もしくは社内ルールの違反または会社に著しい損害を及ぼすおそれのある事実を発見したときに、これらの者またはこれらの者から報告を受けた者が、当社の監査役に報告を行う体制を整備する。 (3)当社は、当社および子会社において、監査役に(1)または(2)の報告を行った者が、当該報告を行ったことを理由として不利な取扱いを受けることがないよう、必要な体制を整備する。 (4)役職員は、ホットライン(内部通報制度)の運用状況および報告・相談事項について定期的に監査役に報告を行う。 8.その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制 (1)監査役は、取締役会に出席するほか、経営会議その他の重要な会議または委員会に出席し、意見を述べることができるものとする。 (2)監査役は、重要な会議の議事録、取締役および執行役員が決裁を行った重要な稟議書類等については、いつでも閲覧することができるものとする。 (3)役職員は、いつでも監査役の求めに応じて、業務執行に関する事項の説明を行う。 (4)内部監査担当部署は、監査に協力することなどにより、監査役との連携を強化する。 (5)当社は、監査役の職務の執行に係る費用等について、当社が監査役の職務の執行に必要でないことを証明したときを除き、これを支払うものとする。 9.改廃 本方針の改定および廃止は、取締役会において決定する。ただし、軽微な修正は経営企画部長が行うことができる。 2021年4月1日改定 |
|---|
b)内部統制システムの運用状況の概要
当社は、以上のとおり、内部統制基本方針を定め、これに沿ってグループ会社の経営管理、コンプライアンス、リスク管理、監査役監査の実効性確保等を含む内部統制システムを整備のうえ、業務の適正を確保するとともに企業価値の向上に努めています。また、内部統制システムの整備および運用状況については、モニタリングを実施し、取締役会がその内容を確認しています。さらに、モニタリングの結果等を踏まえて、内部統制システムの改善および強化に継続的に取り組んでいます。
(2)【役員の状況】
① 役員の一覧
男性13名 女性3名 (役員のうち女性の比率 18.8%)
2022年6月24日現在
| 役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数 (千株) |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役会長(代表取締役) | 小宮 暁 | 1960年8月15日生 | 1983年4月 当社入社 2012年6月 日新火災海上保険株式会社取締役常務執行役員 2015年3月 同社取締役常務執行役員退任 2015年4月 東京海上ホールディングス株式会社執行役員経営企画部長 2016年4月 同社常務執行役員 2018年4月 当社専務取締役 2018年4月 東京海上ホールディングス株式会社専務執行役員 2018年6月 同社専務取締役 2019年6月 当社取締役会長(現職) 2019年6月 東京海上ホールディングス株式会社取締役社長(現職) <主要な兼職> ・東京海上ホールディングス株式会社取締役社長 | (注)3 参照 | - |
| 取締役社長(代表取締役) | 広瀬 伸一 | 1959年12月7日生 | 1982年4月 当社入社 2013年6月 東京海上日動あんしん生命保険株式会社常務取締役 2014年4月 同社取締役社長 2014年6月 東京海上ホールディングス株式会社取締役 2017年3月 東京海上日動あんしん生命保険株式会社取締役社長退任 2017年4月 東京海上ホールディングス株式会社常務取締役 2017年6月 同社常務執行役員 2018年4月 同社専務執行役員 2019年3月 同社専務執行役員退任 2019年4月 当社取締役社長(現職) 2019年6月 東京海上ホールディングス株式会社取締役(現職) | (注)3参照 | - |
| 取締役副社長 | 原島 朗 | 1960年11月19日生 | 1984年4月 当社入社 2014年4月 東京海上ホールディングス株式会社執行役員経営企画部長 2015年4月 同社執行役員(米州統括) 2016年4月 同社常務執行役員 2019年4月 同社専務執行役員 2019年6月 当社専務取締役 2019年6月 東京海上ホールディングス株式会社専務取締役 2022年4月 当社取締役副社長(現職) 2022年4月 東京海上ホールディングス株式会社取締役副社長(現職) <主要な兼職> ・東京海上ホールディングス株式会社取締役副社長 | (注)3参照 | - |
| 専務取締役(代表取締役) | 大野 博仁 | 1961年10月16日生 | 1984年4月 当社入社 2016年4月 当社執行役員静岡支店長 2018年4月 当社常務執行役員 2021年4月 当社専務取締役(現職) | (注)3 参照 | - |
| 役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数 (千株) |
|---|---|---|---|---|---|
| 専務取締役(代表取締役) | 岡田 健司 | 1963年9月19日生 | 1986年4月 当社入社 2018年4月 東京海上ホールディングス株式会社執行役員監査部長 2019年4月 当社常務執行役員 2019年4月 東京海上ホールディングス株式会社常務執行役員 2019年6月 当社常務取締役 2019年6月 東京海上ホールディングス株式会社常務取締役 2022年4月 当社専務取締役(現職) 2022年4月 東京海上ホールディングス専務取締役(現職) <主要な兼職> ・東京海上ホールディングス株式会社専務取締役 | (注)3 参照 | - |
| 常務取締役 | 吉田 正子 | 1961年6月11日生 | 1980年4月 当社入社 2013年6月 当社執行役員旅行業営業部長 2015年4月 当社執行役員千葉支店長 2018年4月 当社常務執行役員 2022年4月 当社常務取締役(現職) | (注)3 参照 | - |
| 常務取締役 | 北澤 健一 | 1965年9月24日生 | 1988年4月 当社入社 2019年4月 当社執行役員人事企画部長 2020年4月 当社常務取締役(現職) 2020年4月 東京海上ホールディングス株式会社常務執行役員(現職) | (注)3 参照 | - |
| 常務取締役 | 石井 喜紀 | 1961年6月2日生 | 1985年4月 当社入社 2020年4月 当社執行役員法務部長 2020年4月 東京海上ホールディングス株式会社執行役員法務コンプライアンス部長 2022年4月 当社常務取締役(現職) 2022年4月 東京海上ホールディングス株式会社常務執行役員(現職) | (注)3 参照 | - |
| 常務取締役 | 和田 清 | 1966年8月10日生 | 1990年4月 当社入社 2020年4月 当社執行役員米国担当部長 2022年4月 当社常務取締役(現職) 2022年4月 東京海上ホールディングス株式会社常務執行役員(現職) | (注)3 参照 | - |
| 取締役 | 國廣 正 | 1955年11月29日生 | 1986年4月 弁護士(現職) 1994年1月 國廣法律事務所(現 国広総合法律事務所)設立 2007年6月 当社取締役(現職) | (注)4 参照 | - |
| 役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数 (千株) |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役 | 三毛 兼承 | 1956年11月4日生 | 1979年4月 株式会社三菱銀行入行 2005年6月 株式会社東京三菱銀行執行役員 2005年6月 株式会社三菱東京フィナンシャル・グループ執行役員 2005年10月 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ執行役員 2006年1月 株式会社三菱東京UFJ銀行執行役員 2009年5月 同行常務執行役員 2011年5月 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ常務執行役員 2011年6月 株式会社三菱東京UFJ銀行常務取締役 2013年5月 同行専務執行役員 2016年5月 同行副頭取執行役員 2016年5月 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ執行役専務 2016年6月 株式会社三菱東京UFJ銀行取締役副頭取 2017年6月 同行取締役頭取執行役員 2017年6月 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ取締役代表執行役副会長 2018年4月 株式会社三菱UFJ銀行取締役頭取執行役員 2019年4月 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ取締役代表執行役社長 2020年4月 同社取締役代表執行役副会長 2021年4月 同社取締役執行役会長(現職) 2022年6月 当社取締役(現職) | (注)4 参照 | - |
| 常勤監査役 | 大場 肇 | 1960年1月1日生 | 1982年4月 当社入社 2014年4月 当社執行役員人事企画部長 2014年4月 東京海上ホールディングス株式会社執行役員人事部長 2015年4月 当社常務取締役 2015年4月 東京海上ホールディングス株式会社常務執行役員 2017年6月 同社常務執行役員退任 2018年4月 当社専務取締役 2019年4月 当社取締役副社長 2020年3月 当社取締役副社長退任 2020年6月 当社常勤監査役(現職) | (注)5 参照 | - |
| 常勤監査役 | 半田 禎 | 1960年8月3日生 | 1984年4月 当社入社 2015年4月 当社執行役員経営企画部長 2017年4月 当社執行役員 2017年6月 当社執行役員退任 2017年6月 東京海上ホールディングス株式会社常務執行役員 2018年6月 当社常務執行役員 2020年4月 当社専務取締役 2020年4月 東京海上ホールディングス株式会社専務執行役員 2020年6月 同社専務取締役 2021年6月 同社専務取締役退任 2022年3月 当社専務取締役退任 2022年6月 当社常勤監査役(現職) | (注)6 参照 | - |
| 監査役 | 武石 恵美子 | 1960年2月16日生 | 1982年4月 労働省入省 1992年7月 株式会社ニッセイ基礎研究所入社 2003年4月 東京大学社会科学研究所助教授 2004年4月 株式会社ニッセイ基礎研究所上席主任研究員 2006年4月 法政大学キャリアデザイン学部助教授 2007年4月 同大学キャリアデザイン学部教授(現職) 2015年6月 当社監査役(現職) | (注)4 参照 | - |
| 監査役 | 西川 郁生 | 1951年7月1日生 | 1974年10月 監査法人榮光会計事務所(現 EY新日本有限責任監査法人)入所 1990年9月 センチュリー監査法人(現 EY新日本有限責任監査法人)代表社員 2001年7月 新日本監査法人(現 EY新日本有限責任監査法人)代表社員退任 2007年4月 企業会計基準委員会委員長 2012年4月 慶應義塾大学商学部教授 2014年3月 企業会計基準委員会委員長退任 2017年3月 慶應義塾大学商学部教授退任 2017年4月 慶應義塾大学大学院客員教授(現職) 2019年6月 当社監査役(現職) | (注)4 参照 | - |
| 監査役 | 漆 紫穂子 | 1961年4月4日生 | 1986年4月 都内私立女子一貫校教員 1989年4月 品川中学校・品川高等学校(現 品川女子学院中等部・品川女子学院高等部)教員 2006年4月 品川女子学院高等部校長 2006年4月 品川女子学院中等部校長 2017年3月 品川女子学院高等部校長退任 2017年4月 学校法人品川女子学院理事長(現職) 2018年3月 品川女子学院中等部校長退任 2021年6月 当社監査役(現職) | (注)7 参照 | - |
| 計 | - |
(注)1.國廣正および三毛兼承の両氏は、社外取締役です。
2.武石恵美子、西川郁生および漆紫穂子の各氏は、社外監査役です。
3.2023年3月31日まで。
4.2022年度に関する定時株主総会の終結の時まで。
5.2023年度に関する定時株主総会の終結の時まで。
6.2025年度に関する定時株主総会の終結の時まで。
7.2024年度に関する定時株主総会の終結の時まで。
8.当社では、意思決定の迅速化および責任体制の明確化を図るため、執行役員制度を導入しています。なお、執行役員の総数は、取締役との兼任者も含め52名です。
② 社外役員の状況
社外取締役および社外監査役と当社との間には、特別な利害関係はありません。
(3)【監査の状況】
① 監査役監査の状況
各監査役は、監査役会において決定した監査役会規則、監査役監査基準、監査方針、監査計画、重点監査項目等に基づき、取締役会に出席するほか、定期的に代表取締役や内部監査部門との意見交換を行うこと等により、取締役の職務の執行を適切に監査しています。常勤監査役2名は、取締役会のほか、経営会議、取締役会委員会等の重要な会議への出席、重要な決裁書類の閲覧、執行部門の役職員へのヒアリング、拠点への往査、グループ会社の非常勤監査役を兼務すること等により、意思決定の過程や内部統制の遂行状況を把握し、監査役会に報告しています。また、監査役会では、会計監査の相当性の判断、監査役会監査報告書の作成、会計監査人の評価および選解任議案の内容の検討等を行いました。
本有価証券報告書提出日現在、監査役会は、社外監査役3名を含む5名の監査役で構成されています(定款上は6名以内)。この5名のうち、半田禎および西川郁生の両氏は、財務・会計に関する相当程度の知見を有しています。
2021年度は監査役会を10回開催しました。各監査役の出席状況は以下のとおりです。
| 氏名 | 監査役会への出席状況 |
|---|---|
| 大場 肇 (常勤監査役) | 2021年度に開催した10回の監査役会の全てに出席しました。 |
| 財部 剛 (常勤監査役) | 2021年度に開催した10回の監査役会の全てに出席しました。 |
| 武石 恵美子 (社外監査役) | 2021年度に開催した10回の監査役会の全てに出席しました。 |
| 西川 郁生 (社外監査役) | 2021年度に開催した10回の監査役会の全てに出席しました。 |
| 漆 紫穂子 (社外監査役) | 同氏の監査役就任後、2021年度に開催した8回の監査役会の全てに出席しました。 |
| 大薗 恵美 (社外監査役) | 同氏の監査役退任前、2021年度に開催した2回の監査役会の全てに出席しました。 |
(注)1.財部剛氏は、2022年6月22日付で当社監査役を退任しています。
2.大薗恵美氏は、2021年6月23日付で当社監査役を退任しています。
② 内部監査の状況等
内部監査部門は、東京海上グループの内部監査に関する基本方針に沿った内部監査計画を策定し、内部管理態勢(法令等順守態勢、リスク管理態勢を含む)等の適切性および有効性について内部監査を実施しています。また、内部監査に関する規程により内部監査部門の独立性を確保するとともに、内部監査の結果のうち重要な事項については、取締役会に報告を行い、業務の適切かつ健全な運営を確保しています。なお、内部監査業務従事者は69名です。
また、内部監査部門および会計監査人は、監査役に対し、それぞれの監査計画や監査結果について情報提供するなど、監査役と連携しています。各監査の実施主体が意見交換することにより、相互に連携し、それぞれの監査の実効性を高めています。
監査役は、取締役会および監査役会に出席し、内部統制システムの整備・運用状況に関する報告、内部監査に関する基本方針に基づく内部監査計画およびその実施状況に関する報告ならびに財務諸表監査に関する報告等を受けています。
当社は、会計監査人と監査契約を締結し、財務諸表監査を受けており、その過程で会計監査人に対して必要な情報を提供しています。
③ 会計監査の状況
a)監査法人の名称
PwCあらた有限責任監査法人
b)継続監査期間
1976年度以降
c)業務を執行した公認会計士
奈良 昌彦
鈴木 隆樹
草地 克紀
d)監査業務に係る補助者の構成
当連結会計年度の監査業務に係る補助者の構成は、公認会計士14名、その他49名です。
e)監査公認会計士等を選定した理由および監査公認会計士等の評価
監査役会は、会計監査人が会社法第340条第1項に定める事由に該当すると認める場合には、全監査役の同意に基づき、会計監査人を解任します。また、監査役会は、会計監査人の専門的知見、監査能力、監査品質、当社からの独立性その他の適格性を監査役会の定める評価基準に従い総合的に評価し、会計監査人の適格性に問題があると認める場合等には、会計監査人の解任または不再任を内容とする議案を株主総会に提出します。
2022年3月期の会計監査人について、上記の評価基準に従って評価を行った結果、適格性および監査実績に特段の問題がないことが確認できたこと、また、同期の会計監査人の監査方法および結果が相当であると認められたことから、監査役会は会計監査人を再任することが適当であると判断しました。
④ 監査報酬の内容等
a)監査公認会計士等に対する報酬の内容
| 区分 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 監査証明業務に基づく報酬 (百万円) | 非監査業務に基づく報酬 (百万円) | 監査証明業務に基づく報酬 (百万円) | 非監査業務に基づく報酬 (百万円) | |
| 提出会社 | 342 | 55 | 338 | 72 |
| 連結子会社 | 28 | - | 27 | - |
| 計 | 370 | 55 | 366 | 72 |
当社が監査公認会計士等に対して報酬を支払った非監査業務の内容は、国際財務報告基準(IFRS)に関連した会計アドバイザリー・サービス等です。
b)監査公認会計士等と同一のネットワーク(プライスウォーターハウスクーパース)に属する組織に対する報酬(上記a)を除く)
| 区分 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 監査証明業務に基づく報酬 (百万円) | 非監査業務に基づく報酬 (百万円) | 監査証明業務に基づく報酬 (百万円) | 非監査業務に基づく報酬 (百万円) | |
| 提出会社 | 59 | 36 | 76 | 11 |
| 連結子会社 | 1,987 | 625 | 2,289 | 523 |
| 計 | 2,047 | 661 | 2,365 | 534 |
当社および連結子会社がプライスウォーターハウスクーパースに属する組織(監査公認会計士等を除く)に対して支払った非監査業務の内容は、税務に関連した会計アドバイザリー・サービス等です。
c)その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
d)監査報酬の決定方針
当社は、事業の規模・特性、監査時間等を勘案し、監査役会の同意を得たうえで監査報酬を決定しています。
e)監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
監査役会は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の遂行状況および報酬見積りの算出根拠等について必要な検証を行ったうえで、会計監査人の報酬等の額が適切であると判断し、会社法第399条第1項の同意を行っています。
(4)【役員の報酬等】
当社は非上場会社ですので、記載すべき事項はありません。
なお、役員報酬の内容につきましては、「(1)コーポレート・ガバナンスの概要 ③ 役員報酬の内容」に記載しています。
(5)【株式の保有状況】
当社は非上場会社ですので、記載すべき事項はありません。
第5【経理の状況】
1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
(1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。以下「連結財務諸表規則」という。)ならびに同規則第46条および第68条の規定に基づき「保険業法施行規則」(平成8年大蔵省令第5号)に準拠して作成しています。
(2)当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号)第2条の規定に基づき、同規則および「保険業法施行規則」(平成8年大蔵省令第5号)に準拠して作成しています。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)の連結財務諸表および事業年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)の財務諸表について、PwCあらた有限責任監査法人による監査を受けています。
3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて
当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っています。具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入し、監査法人等が主催する研修会への参加および会計専門書の定期購読を行っています。
1【連結財務諸表等】
(1)【連結財務諸表】
①【連結貸借対照表】
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | |
| 資産の部 | ||
| 現金及び預貯金 | ※4 557,282 | ※4 580,160 |
| 買現先勘定 | 999 | 3,999 |
| 買入金銭債権 | ※4 1,377,728 | ※4 1,630,523 |
| 金銭の信託 | 2,378 | - |
| 有価証券 | ※2,※4,※6 9,425,930 | ※2,※4,※6 10,058,107 |
| 貸付金 | ※3,※4,※7 1,531,447 | ※3,※4,※7 1,914,660 |
| 有形固定資産 | ※1 306,178 | ※1 316,218 |
| 土地 | 117,573 | 119,036 |
| 建物 | 142,082 | 144,037 |
| 建設仮勘定 | 5,008 | 5,648 |
| その他の有形固定資産 | 41,513 | 47,495 |
| 無形固定資産 | 1,037,576 | 1,056,396 |
| ソフトウエア | 87,288 | 130,203 |
| のれん | 486,610 | 454,770 |
| その他の無形固定資産 | 463,676 | 471,422 |
| その他資産 | 1,584,339 | 1,780,605 |
| 退職給付に係る資産 | 1,558 | 2,478 |
| 繰延税金資産 | 16,978 | 22,909 |
| 支払承諾見返 | 1,997 | 1,878 |
| 貸倒引当金 | △10,313 | △10,148 |
| 資産の部合計 | 15,834,081 | 17,357,791 |
| 負債の部 | ||
| 保険契約準備金 | 10,309,696 | 11,202,015 |
| 支払備金 | ※4 3,026,965 | ※4 3,470,196 |
| 責任準備金等 | ※4 7,282,730 | ※4 7,731,819 |
| 社債 | 230,597 | 219,795 |
| その他負債 | ※4 1,275,318 | ※4 1,574,748 |
| 退職給付に係る負債 | 239,056 | 242,587 |
| 賞与引当金 | 72,090 | 82,471 |
| 特別法上の準備金 | 109,013 | 115,167 |
| 価格変動準備金 | 109,013 | 115,167 |
| 繰延税金負債 | 301,074 | 263,926 |
| 負ののれん | 5,504 | 4,586 |
| 支払承諾 | 1,997 | 1,878 |
| 負債の部合計 | 12,544,348 | 13,707,179 |
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | |
| 純資産の部 | ||
| 株主資本 | ||
| 資本金 | 101,994 | 101,994 |
| 資本剰余金 | 135,447 | 135,446 |
| 利益剰余金 | 1,285,353 | 1,401,107 |
| 株主資本合計 | 1,522,795 | 1,638,548 |
| その他の包括利益累計額 | ||
| その他有価証券評価差額金 | 1,756,961 | 1,735,013 |
| 繰延ヘッジ損益 | △3,755 | △4,255 |
| 為替換算調整勘定 | △146,891 | 108,947 |
| 退職給付に係る調整累計額 | △14,394 | △15,351 |
| その他の包括利益累計額合計 | 1,591,920 | 1,824,353 |
| 非支配株主持分 | 175,017 | 187,710 |
| 純資産の部合計 | 3,289,732 | 3,650,612 |
| 負債及び純資産の部合計 | 15,834,081 | 17,357,791 |
②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
| 経常収益 | 4,443,686 | 4,911,505 |
| 保険引受収益 | 3,880,954 | 4,233,481 |
| 正味収入保険料 | 3,425,846 | 3,708,819 |
| 収入積立保険料 | 63,689 | 61,830 |
| 積立保険料等運用益 | 34,522 | 32,727 |
| 生命保険料 | 356,138 | 428,748 |
| その他保険引受収益 | 757 | 1,354 |
| 資産運用収益 | 493,720 | 605,932 |
| 利息及び配当金収入 | 378,684 | 449,164 |
| 金銭の信託運用益 | 277 | 44 |
| 売買目的有価証券運用益 | 5,670 | 22,553 |
| 有価証券売却益 | 123,342 | 124,901 |
| 有価証券償還益 | 626 | 3,962 |
| その他運用収益 | 19,641 | 38,034 |
| 積立保険料等運用益振替 | △34,522 | △32,727 |
| その他経常収益 | 69,012 | 72,091 |
| 経常費用 | 4,278,720 | 4,444,258 |
| 保険引受費用 | 3,427,215 | 3,502,253 |
| 正味支払保険金 | 1,771,478 | 1,861,533 |
| 損害調査費 | ※1 135,092 | ※1 147,985 |
| 諸手数料及び集金費 | ※1 628,452 | ※1 671,532 |
| 満期返戻金 | 171,418 | 176,274 |
| 契約者配当金 | 4 | 2 |
| 生命保険金等 | 235,915 | 283,066 |
| 支払備金繰入額 | 260,842 | 210,477 |
| 責任準備金等繰入額 | 223,406 | 150,743 |
| その他保険引受費用 | 605 | 637 |
| 資産運用費用 | 71,446 | 76,521 |
| 有価証券売却損 | 22,166 | 15,904 |
| 有価証券評価損 | 19,653 | 12,519 |
| 有価証券償還損 | 346 | 2,069 |
| 金融派生商品費用 | 11,638 | 35,189 |
| その他運用費用 | 17,641 | 10,839 |
| 営業費及び一般管理費 | ※1 757,974 | ※1 851,004 |
| その他経常費用 | 22,085 | 14,478 |
| 支払利息 | 9,207 | 6,403 |
| 貸倒引当金繰入額 | 940 | 87 |
| 貸倒損失 | 200 | 339 |
| 持分法による投資損失 | ※2 10,074 | 3,034 |
| その他の経常費用 | 1,662 | 4,613 |
| 経常利益 | 164,965 | 467,246 |
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
| 特別利益 | 655 | 3,474 |
| 固定資産処分益 | 391 | 3,474 |
| 関係会社株式売却益 | 250 | - |
| その他特別利益 | 13 | - |
| 特別損失 | 20,060 | 11,927 |
| 固定資産処分損 | 2,360 | 3,122 |
| 減損損失 | ※2 433 | 502 |
| 特別法上の準備金繰入額 | 6,138 | 6,154 |
| 価格変動準備金繰入額 | 6,138 | 6,154 |
| 関係会社株式売却損 | 854 | - |
| その他特別損失 | ※3 10,273 | ※3 2,148 |
| 税金等調整前当期純利益 | 145,560 | 458,794 |
| 法人税及び住民税等 | 137,453 | 157,954 |
| 法人税等調整額 | △80,416 | △39,139 |
| 法人税等合計 | 57,036 | 118,814 |
| 当期純利益 | 88,524 | 339,980 |
| 非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に帰属する当期純損失(△) | 3,634 | △5,278 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 84,890 | 345,258 |
【連結包括利益計算書】
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
| 当期純利益 | 88,524 | 339,980 |
| その他の包括利益 | ||
| その他有価証券評価差額金 | 487,383 | △28,529 |
| 繰延ヘッジ損益 | △3,715 | △500 |
| 為替換算調整勘定 | △157,601 | 268,294 |
| 退職給付に係る調整額 | △6,398 | △904 |
| 持分法適用会社に対する持分相当額 | △1,904 | 7,161 |
| その他の包括利益合計 | ※ 317,763 | ※ 245,522 |
| 包括利益 | 406,287 | 585,502 |
| (内訳) | ||
| 親会社株主に係る包括利益 | 407,736 | 577,692 |
| 非支配株主に係る包括利益 | △1,449 | 7,810 |
③【連結株主資本等変動計算書】
前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
| (単位:百万円) | ||||
| 株主資本 | ||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | 株主資本合計 | |
| 当期首残高 | 101,994 | 135,442 | 1,347,753 | 1,585,191 |
| 当期変動額 | ||||
| 剰余金の配当 | △159,494 | △159,494 | ||
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 84,890 | 84,890 | ||
| 連結範囲の変動 | 12,257 | 12,257 | ||
| 連結子会社の増資による 持分の増減 | 4 | 4 | ||
| その他 | △53 | △53 | ||
| 株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) | ||||
| 当期変動額合計 | - | 4 | △62,400 | △62,395 |
| 当期末残高 | 101,994 | 135,447 | 1,285,353 | 1,522,795 |
| その他の包括利益累計額 | 非支配株主 持分 | 純資産合計 | ||||
| その他 有価証券 評価差額金 | 繰延ヘッジ 損益 | 為替換算 調整勘定 | 退職給付 に係る 調整累計額 | |||
| 当期首残高 | 1,272,335 | △39 | 2,759 | △8,002 | 167,803 | 3,020,046 |
| 当期変動額 | ||||||
| 剰余金の配当 | △159,494 | |||||
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 84,890 | |||||
| 連結範囲の変動 | 12,257 | |||||
| 連結子会社の増資による 持分の増減 | 4 | |||||
| その他 | △53 | |||||
| 株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) | 484,626 | △3,715 | △149,650 | △6,391 | 7,213 | 332,081 |
| 当期変動額合計 | 484,626 | △3,715 | △149,650 | △6,391 | 7,213 | 269,686 |
| 当期末残高 | 1,756,961 | △3,755 | △146,891 | △14,394 | 175,017 | 3,289,732 |
当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
| (単位:百万円) | ||||
| 株主資本 | ||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | 株主資本合計 | |
| 当期首残高 | 101,994 | 135,447 | 1,285,353 | 1,522,795 |
| 当期変動額 | ||||
| 剰余金の配当 | △230,222 | △230,222 | ||
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 345,258 | 345,258 | ||
| 連結範囲の変動 | 2,530 | 2,530 | ||
| 連結子会社の増資による 持分の増減 | △0 | △0 | ||
| その他 | △1,813 | △1,813 | ||
| 株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) | ||||
| 当期変動額合計 | - | △0 | 115,753 | 115,753 |
| 当期末残高 | 101,994 | 135,446 | 1,401,107 | 1,638,548 |
| その他の包括利益累計額 | 非支配株主 持分 | 純資産合計 | ||||
| その他 有価証券 評価差額金 | 繰延ヘッジ 損益 | 為替換算 調整勘定 | 退職給付 に係る 調整累計額 | |||
| 当期首残高 | 1,756,961 | △3,755 | △146,891 | △14,394 | 175,017 | 3,289,732 |
| 当期変動額 | ||||||
| 剰余金の配当 | △230,222 | |||||
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 345,258 | |||||
| 連結範囲の変動 | 2,530 | |||||
| 連結子会社の増資による 持分の増減 | △0 | |||||
| その他 | △1,813 | |||||
| 株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) | △21,948 | △500 | 255,839 | △956 | 12,692 | 245,126 |
| 当期変動額合計 | △21,948 | △500 | 255,839 | △956 | 12,692 | 360,879 |
| 当期末残高 | 1,735,013 | △4,255 | 108,947 | △15,351 | 187,710 | 3,650,612 |
④【連結キャッシュ・フロー計算書】
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | ||
| 税金等調整前当期純利益 | 145,560 | 458,794 |
| 減価償却費 | 79,022 | 84,294 |
| 減損損失 | 433 | 502 |
| のれん償却額 | 62,426 | 72,817 |
| 負ののれん償却額 | △917 | △917 |
| 支払備金の増減額(△は減少) | 263,995 | 231,950 |
| 責任準備金等の増減額(△は減少) | 327,300 | 205,779 |
| 貸倒引当金の増減額(△は減少) | 392 | △570 |
| 退職給付に係る負債の増減額(△は減少) | 821 | 1,230 |
| 賞与引当金の増減額(△は減少) | 5,651 | 5,034 |
| 価格変動準備金の増減額(△は減少) | 6,138 | 6,154 |
| 利息及び配当金収入 | △378,684 | △449,164 |
| 有価証券関係損益(△は益) | △76,389 | △119,288 |
| 支払利息 | 9,207 | 6,403 |
| 為替差損益(△は益) | △3,409 | △23,931 |
| 有形固定資産関係損益(△は益) | 1,968 | △856 |
| 持分法による投資損益(△は益) | 10,074 | 3,034 |
| その他資産(除く投資活動関連、財務活動関連)の増減額(△は増加) | △19,080 | △56,433 |
| その他負債(除く投資活動関連、財務活動関連)の増減額(△は減少) | 1,986 | 77,846 |
| その他 | 11,073 | 2,439 |
| 小計 | 447,572 | 505,119 |
| 利息及び配当金の受取額 | 371,352 | 431,541 |
| 利息の支払額 | △10,431 | △6,835 |
| 法人税等の支払額 | △79,856 | △172,599 |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 728,637 | 757,226 |
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | ||
| 預貯金の純増減額(△は増加) | △4,138 | △61 |
| 買入金銭債権の取得による支出 | △328,005 | △625,850 |
| 買入金銭債権の売却・償還による収入 | 222,549 | 474,800 |
| 金銭の信託の減少による収入 | - | 2,421 |
| 有価証券の取得による支出 | △2,105,220 | △1,991,171 |
| 有価証券の売却・償還による収入 | 2,099,957 | 1,733,295 |
| 貸付けによる支出 | △591,596 | △807,824 |
| 貸付金の回収による収入 | 394,472 | 592,926 |
| その他 | △35,360 | △56,806 |
| 資産運用活動計 | △347,341 | △678,269 |
| 営業活動及び資産運用活動計 | 381,295 | 78,956 |
| 有形固定資産の取得による支出 | △24,637 | △26,863 |
| 有形固定資産の売却による収入 | 2,482 | 5,179 |
| 連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 | △42,981 | - |
| 連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入 | 262 | - |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △412,214 | △699,953 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | ||
| 借入れによる収入 | 41,189 | 34,506 |
| 借入金の返済による支出 | △280,395 | △42,350 |
| 短期社債の発行による収入 | 9,999 | 9,999 |
| 短期社債の償還による支出 | △10,000 | △10,000 |
| 社債の償還による支出 | △36,050 | △12,705 |
| 配当金の支払額 | △159,494 | △230,222 |
| 非支配株主への配当金の支払額 | △5,161 | △5,806 |
| 非支配株主からの払込みによる収入 | 15,544 | 10,657 |
| その他 | 50,556 | 106,656 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | △373,811 | △139,264 |
| 現金及び現金同等物に係る換算差額 | △33,139 | 59,598 |
| 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | △90,528 | △22,393 |
| 現金及び現金同等物の期首残高 | 788,848 | 701,068 |
| 新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額 | 2,749 | - |
| 連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額 | - | △4,295 |
| 現金及び現金同等物の期末残高 | ※1 701,068 | ※1 674,379 |
【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1.連結の範囲に関する事項
(1) 連結子会社の数 161社
主要な会社名は「第1 企業の概況」の「4 関係会社の状況」に記載しているため省略しています。
当連結会計年度より、WGIL1-North Mobile LLC 他2社は新規設立により子会社となったため、連結の範囲に含めています。
当連結会計年度より、Pergamon Management, L.P. 他7社は清算結了等により連結の範囲から除いています。
(2) 主要な非連結子会社の名称等
主要な会社名
東京海上日動調査サービス株式会社
Tokio Marine Life Insurance (Thailand) Public Company Limited
(連結の範囲から除いた理由)
非連結子会社は、総資産、売上高、当期純損益および利益剰余金等の観点からいずれも小規模であり、当企業集団の財政状態と経営成績に関する合理的な判断を妨げるほどの重要性がないため、連結の範囲から除いています。
2.持分法の適用に関する事項
(1) 持分法適用の関連会社の数 8社
主要な会社名は「第1 企業の概況」の「4 関係会社の状況」に記載しているため省略しています。
当連結会計年度より、XS3 Seguros S.A. は、新規設立により関連会社となったため、持分法適用の範囲に含めています。
(2) 持分法を適用していない非連結子会社(東京海上日動調査サービス株式会社、Tokio Marine Life Insurance (Thailand) Public Company Limited 他)および関連会社(Alinma Tokio Marine Company 他)は、それぞれ当期純損益および利益剰余金等に及ぼす影響が軽微であり、かつ全体としても重要性がないため、持分法適用の範囲から除いています。
(3) 当社は、日本地震再保険株式会社の議決権の27.0%を所有していますが、同社事業の公共性を踏まえ、同社事業等の方針決定に対し重要な影響を与えることができないと判断されることから、関連会社から除いています。
(4) 決算日が連結決算日と異なる持分法適用会社については、原則として、当該会社の事業年度に係る財務諸表を使用しています。
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
海外連結子会社160社の決算日は12月31日ですが、決算日の差異が3か月を超えていないため、本連結財務諸表の作成にあたっては、同日現在の財務諸表を使用しています。なお、連結決算日との差異期間における重要な取引については、連結上必要な調整を行っています。
4.会計方針に関する事項
(1) 保険契約に関する会計処理
当社における保険料、支払備金および責任準備金等の保険契約に関する会計処理については、保険業法等の法令等の定めによっています。
(2) 有価証券の評価基準および評価方法
① 売買目的有価証券の評価は、時価法によっています。なお、売却原価の算定は移動平均法に基づいています。
② 満期保有目的の債券の評価は、移動平均法に基づく償却原価法(定額法)によっています。
③ その他有価証券(市場価格のない株式等を除く。)の評価は、時価法によっています。なお、評価差額は全部純資産直入法により処理し、また、売却原価の算定は移動平均法に基づいています。
④ その他有価証券のうち市場価格のない株式等の評価は、移動平均法に基づく原価法によっています。
⑤ 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運用されている有価証券の評価は、時価法によっています。
(3) デリバティブ取引の評価基準および評価方法
デリバティブ取引の評価は、時価法によっています。
(4) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有形固定資産
有形固定資産の減価償却は、定額法によっています。
② 無形固定資産
海外子会社の買収により取得した無形固定資産については、その効果が及ぶと見積もった期間にわたり、効果の発現する態様にしたがって償却しています。
(5) 重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
当社は、債権の貸倒れによる損失に備えるため、資産の自己査定基準および償却・引当基準に基づき、次のとおり計上しています。
破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に経営破綻の事実が発生している債務者に対する債権および実質的に経営破綻に陥っている債務者に対する債権については、債権額から担保の処分可能見込額および保証による回収が可能と認められる額等を控除し、その残額を計上しています。
今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者に対する債権については、債権額から担保の処分可能見込額および保証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断して必要と認められる額を計上しています。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績等から算出した貸倒実績率を債権額に乗じた額を計上しています。
また、すべての債権は資産の自己査定基準に基づき、資産計上部門および資産管理部門が資産査定を実施し、当該部門から独立した資産監査部門が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の計上を行っています。
② 賞与引当金
当社および国内連結子会社は、従業員賞与に充てるため、支給見込額を基準に計上しています。
③ 価格変動準備金
当社は、株式等の価格変動による損失に備えるため、保険業法第115条の規定に基づき計上しています。
(6) 退職給付に係る会計処理の方法
① 退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっています。
② 数理計算上の差異および過去勤務費用の費用処理方法
数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(13年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しています。
過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(13年)による定額法により費用処理しています。
(7) 消費税等の会計処理
当社および国内連結子会社の消費税等の会計処理は税抜方式によっています。ただし、当社の損害調査費、営業費及び一般管理費等の費用は税込方式によっています。
なお、資産に係る控除対象外消費税等はその他資産に計上し、5年間で均等償却を行っています。
(8) 重要なヘッジ会計の方法
① 金利関係
当社は、長期の保険契約等に付随して発生する金利の変動リスクを軽減するため、金融資産と保険負債等を同時に評価・分析し、リスクをコントロールする資産・負債総合管理(ALM:Asset Liability Management)を実施しています。この管理のために利用している金利スワップ取引の一部については、業種別委員会実務指針第26号「保険業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(2022年3月17日 日本公認会計士協会)に基づく繰延ヘッジ処理を行っています。当該金利スワップ取引については、実務対応報告第40号「LIBORを参照する金融商品に関するヘッジ会計の取扱い」(2022年3月17日 企業会計基準委員会)を適用しています。なお、ヘッジ対象となる保険負債とヘッジ手段である金利スワップ取引を一定の残存期間毎にグルーピングのうえヘッジ指定を行っており、ヘッジに高い有効性があるため、ヘッジ有効性の評価を省略しています。
② 為替関係
当社は、外貨建資産等に係る将来の為替相場の変動リスクを軽減する目的で実施している為替予約取引・通貨スワップ取引の一部について、時価ヘッジ処理および繰延ヘッジ処理を行っています。なお、ヘッジ手段とヘッジ対象の重要な条件が同一であり、ヘッジに高い有効性があるため、ヘッジ有効性の評価を省略しています。
(9) のれんの償却方法および償却期間
連結貸借対照表の資産の部に計上したのれんについて、Philadelphia Consolidated Holding Corp. に係るものについては20年間、HCC Insurance Holdings, Inc. に係るものについては10年間、Privilege Underwriters, Inc. に係るものについては15年間、その他については5~15年間で均等償却しています。ただし、少額のものについては一括償却しています。
なお、2010年3月31日以前に発生した負ののれんについては、連結貸借対照表の負債の部に計上し、20年間の均等償却を行っています。
(10) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、要求払預金および取得日から満期日または償還日までの期間が3か月以内の定期預金等の短期投資からなっています。
(重要な会計上の見積り)
当社および連結子会社の財政状態または経営成績に対して重大な影響を与え得る会計上の見積りを含む項目は、以下のとおりです。
1.支払備金
(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
(百万円)
| 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | |
|---|---|---|
| 支払備金 | 3,026,965 | 3,470,196 |
(2) 重要な会計上の見積りの内容に関する情報
① 算出方法
保険契約に基づいて支払義務が発生したと認められる保険金、返戻金その他の給付金(以下「保険金等」という。)のうち、未だ支払っていない金額を見積り、支払備金として計上しています。
② 算出に用いた主要な仮定
支払備金の計上にあたっては、主として過去の支払実績等から算出した仮定を用いて見積った最終的に支払う保険金等の見込額を使用しています。
③ 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響
法令等の改正や裁判等の結果などにより、最終的に支払う保険金等の額が当初の見積りから変動し、支払備金の計上額が増減する可能性があります。
2.のれんの減損
(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
(百万円)
| 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | |
|---|---|---|
| のれん | 486,610 | 454,770 |
(2) 重要な会計上の見積りの内容に関する情報
① 算出方法
のれんの減損については、のれんが帰属する内部管理上独立して業績報告が行われる単位(以下「報告単位」という。)ごとに、主として、減損の兆候の把握、減損損失の認識の判定、減損損失の測定の手順に沿って行っています。
まず報告単位ごとに、直近の業績および将来の見通しの悪化、買収時点に想定した事業計画からの著しい下方乖離ならびに市場環境を含む経営環境の著しい悪化等の減損の兆候があるかどうかの判定を行っています。減損の兆候がある報告単位については、割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合に、減損損失を認識することとなります。減損損失を認識することとなった報告単位は、割引前将来キャッシュ・フローを割引率で割り引いた回収可能価額を算出のうえ、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上することとしています。
② 算出に用いた主要な仮定
のれんの減損損失の計上にあたり、将来キャッシュ・フローおよび割引率を使用しています。
将来キャッシュ・フローについては、直近の合理的な事業計画に基づき、各報告単位の経営環境等を踏まえた成長率などを加味して見積っています。
割引率については、資本コストに金利差等の必要な調整を加えた税引前の利率としています。
③ 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響
収益性が取得時の想定から大幅に悪化し事業計画の大幅な下方乖離が生じることなどにより、割引前将来キャッシュ・フローが大幅に下落した場合には、減損損失が発生する可能性があります。
3.金融商品の時価評価
(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
「(金融商品関係)」に記載しています。
(2) 重要な会計上の見積りの内容に関する情報
① 算出方法および算出に用いた主要な仮定
金融商品の時価の算出方法および算出に用いた主要な仮定は、「(金融商品関係)2.金融商品の時価等に関する事項及び金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項(注1)時価の算定に用いた評価技法およびインプットの説明」に記載しています。
② 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響
市場環境の変化等により主要な仮定が変動し、金融商品の時価が増減する可能性があります。
(会計方針の変更)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)等を当連結会計年度の期首から適用し、時価算定会計基準第19項および「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いにしたがって、時価算定会計基準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしました。これによる連結財務諸表に与える影響は軽微です。
(未適用の会計基準等)
・「連結財務諸表作成における在外子会社等の会計処理に関する当面の取扱い」(実務対応報告第18号 2018年9月14日)
・「持分法適用関連会社の会計処理に関する当面の取扱い」(実務対応報告第24号 2018年9月14日)
1.概要
企業会計基準委員会において実務対応報告第18号「連結財務諸表作成における在外子会社等の会計処理に関する当面の取扱い」および実務対応報告第24号「持分法適用関連会社の会計処理に関する当面の取扱い」の見直しが検討されてきたもので、主な改正内容は、連結決算手続において、「連結決算手続における在外子会社等の会計処理の統一」の当面の取扱いに従って、在外子会社等において、資本性金融商品の公正価値の事後的な変動をその他の包括利益に表示する選択をしている場合には、当該資本性金融商品の売却を行ったときに、連結決算手続上、取得原価と売却価額との差額を当該連結会計年度の損益として計上するように修正することとされています。
また、減損処理が必要と判断される場合には、連結決算手続上、評価差額を当該連結会計年度の損失として計上するように修正することとされています。
2.適用予定日
在外子会社等が初めて国際財務報告基準第9号「金融商品」を適用する連結会計年度の翌連結会計年度の期首より適用予定です。
3.当該会計基準等の適用による影響
当該会計基準等の適用による影響は、当連結財務諸表の作成時において未定です。
・「グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い」(実務対応報告第42号 2021年8月12日)
1.概要
2020年3月27日に成立した「所得税法等の一部を改正する法律」(令和2年法律第8号)において、連結納税制度を見直しグループ通算制度へ移行することとされたことを受け、グループ通算制度を適用する場合における法人税及び地方法人税並びに税効果会計の会計処理及び開示の取扱いを明らかにすることを目的として企業会計基準委員会から公表されたものです。
2.適用予定日
2023年3月期の期首より適用予定です。
3.当該会計基準等の適用による影響
当該会計基準等の適用による影響は、当連結財務諸表の作成時において評価中です。
(連結貸借対照表関係)
※1 有形固定資産の減価償却累計額および圧縮記帳額は次のとおりです。
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | |
| 減価償却累計額 | 341,933 | 354,462 |
| 圧縮記帳額 | 13,678 | 13,678 |
※2 非連結子会社および関連会社の株式等は次のとおりです。
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | |
| 有価証券(株式) | 127,166 | 180,191 |
| 有価証券(出資金) | 34,803 | 23,396 |
※3 保険業法に基づく債権のうち、破産更生債権及びこれらに準ずる債権、危険債権、三月以上延滞債権ならびに貸付条件緩和債権の金額は次のとおりです。
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | |
| 破産更生債権及びこれらに準ずる債権額 | 14,026 | 10,936 |
| 危険債権額 | 98,166 | 138,344 |
| 三月以上延滞債権額 | 1 | 1 |
| 貸付条件緩和債権額 | 11,556 | 12,466 |
| 合計 | 123,751 | 161,748 |
(注)破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始または再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権およびこれらに準ずる債権です。
危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態および経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収および利息の受取りができない可能性の高い債権で、破産更生債権及びこれらに準ずる債権に該当しない債権です。
三月以上延滞債権とは、元本または利息の支払が約定支払日の翌日から三月以上遅延している貸付金で、破産更生債権及びこれらに準ずる債権ならびに危険債権に該当しないものです。
貸付条件緩和債権とは、債務者の経営再建または支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸付金で、破産更生債権及びこれらに準ずる債権、危険債権ならびに三月以上延滞債権に該当しないものです。
(表示方法の変更)
「銀行法施行規則等の一部を改正する内閣府令」(令和2年1月24日内閣府令第3号)が2022年3月31日から施行されたことに伴い、保険業法の「リスク管理債権」の区分等を、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律に基づく開示債権の区分等に合わせて表示しています。
※4 担保に供している資産および担保付債務は次のとおりです。
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | |
| 担保に供している資産 | ||
| 預貯金 | 54,804 | 55,217 |
| 買入金銭債権 | 24,640 | 21,159 |
| 有価証券 | 480,005 | 687,504 |
| 貸付金 | 222,828 | 264,866 |
| 担保付債務 | ||
| 支払備金 | 162,349 | 170,156 |
| 責任準備金 | 167,087 | 223,808 |
| その他負債(売現先勘定等) | 133,353 | 240,338 |
5 現先取引により受け入れているコマーシャル・ペーパーのうち、売却または再担保という方法で自由に処分できる権利を有するものの時価は次のとおりであり、すべて自己保有しています。
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) |
| 999 | 3,999 |
※6 有価証券のうち消費貸借契約により貸し付けているものの金額は次のとおりです。
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) |
| 290,845 | 298,701 |
※7 貸出コミットメントに係る貸出未実行残高は次のとおりです。
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | |
| 貸出コミットメントの総額 | 892,398 | 1,260,620 |
| 貸出実行残高 | 678,915 | 890,702 |
| 差引額 | 213,482 | 369,918 |
8 当社は以下の子会社の債務を保証しています。
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | |
| Tokio Marine Compania de Seguros, S.A. de C.V. | 5,463 | 8,569 |
(連結損益計算書関係)
※1 事業費の主な内訳は次のとおりです。
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
| 代理店手数料等 | 533,066 | 553,625 |
| 給与 | 245,097 | 270,238 |
(注)事業費は連結損益計算書における損害調査費、営業費及び一般管理費ならびに諸手数料及び集金費の合計です。
※2 減損損失について次のとおり計上しています。
前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
| (単位:百万円) | ||||||
| 用途 | 種類 | 場所等 | 減損損失 | |||
| 土地 | 建物 | その他 | 合計 | |||
| 事業用不動産等 (一般事業(介護事業)) | 建物等 | 東京都世田谷区に保有する建物など3物件 | - | 19 | 20 | 40 |
| 遊休不動産および売却予定不動産 | 土地および建物等 | 静岡県富士市に保有するビルなど3物件 | 68 | 312 | 12 | 392 |
| 合計 | 68 | 332 | 32 | 433 | ||
保険事業等の用に供している事業用不動産等については連結会社毎に1つの資産グループとし、賃貸用不動産等、遊休不動産等および売却予定不動産等ならびに一般事業(介護事業)の用に供している事業用不動産等については主たる用途に基づき個別の物件毎にグルーピングしています。
一般事業(介護事業)の用に供している事業用不動産等において、将来キャッシュ・フローの総額が固定資産の帳簿価額を下回ったため、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しています。当該資産の回収可能価額は、将来キャッシュ・フローを6.0%で割り引いて算定しています。
遊休不動産および売却予定不動産において、主に売却方針の決定に伴い帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しています。当該資産の回収可能価額は正味売却価額としています。正味売却価額は不動産鑑定士による鑑定評価額等から処分費用見込額を減じた額です。
なお、Hollard International Proprietary Limited に係るのれん相当額について、足元の事業環境を踏まえ減損損失を認識し、6,166百万円をその他経常費用の内訳の「持分法による投資損失」に計上しています。
※3 その他特別損失の内訳は、前連結会計年度においては関係会社株式評価損10,273百万円であり、当連結会計年度においては主に関係会社株式評価損1,608百万円です。
(連結包括利益計算書関係)
※ その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
| その他有価証券評価差額金 | ||
| 当期発生額 | 717,422 | 59,711 |
| 組替調整額 | △75,878 | △95,034 |
| 税効果調整前 | 641,544 | △35,323 |
| 税効果額 | △154,160 | 6,794 |
| その他有価証券評価差額金 | 487,383 | △28,529 |
| 繰延ヘッジ損益 | ||
| 当期発生額 | △4,226 | △217 |
| 組替調整額 | △771 | △476 |
| 資産の取得原価調整額 | △155 | - |
| 税効果調整前 | △5,153 | △694 |
| 税効果額 | 1,437 | 193 |
| 繰延ヘッジ損益 | △3,715 | △500 |
| 為替換算調整勘定 | ||
| 当期発生額 | △157,601 | 268,294 |
| 退職給付に係る調整額 | ||
| 当期発生額 | △12,142 | △5,327 |
| 組替調整額 | 3,421 | 4,071 |
| 税効果調整前 | △8,720 | △1,256 |
| 税効果額 | 2,322 | 352 |
| 退職給付に係る調整額 | △6,398 | △904 |
| 持分法適用会社に対する持分相当額 | ||
| 当期発生額 | △1,586 | 8,302 |
| 組替調整額 | △318 | △1,140 |
| 持分法適用会社に対する持分相当額 | △1,904 | 7,161 |
| その他の包括利益合計 | 317,763 | 245,522 |
(連結株主資本等変動計算書関係)
前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
| 当連結会計年度期首 株式数(千株) | 当連結会計年度 増加株式数(千株) | 当連結会計年度 減少株式数(千株) | 当連結会計年度末 株式数(千株) | |
|---|---|---|---|---|
| 発行済株式 | ||||
| 普通株式 | 1,549,692 | - | - | 1,549,692 |
| 合計 | 1,549,692 | - | - | 1,549,692 |
(注)自己株式については、該当事項はありません。
2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項
該当事項はありません。
3.配当に関する事項
(1)配当金支払額
| (決議) | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) | 1株当たり 配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年5月18日 取締役会 | 普通株式 | 53,448 | 34.49 | 2020年3月31日 | 2020年6月24日 |
| 2020年11月17日 取締役会 | 普通株式 | 106,045 | 68.43 | - | 2020年11月27日 |
(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
| (決議) | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) | 配当の原資 | 1株当たり 配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021年5月18日 取締役会 | 普通株式 | 42,926 | 利益剰余金 | 27.70 | 2021年3月31日 | 2021年6月23日 |
当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
| 当連結会計年度期首 株式数(千株) | 当連結会計年度 増加株式数(千株) | 当連結会計年度 減少株式数(千株) | 当連結会計年度末 株式数(千株) | |
|---|---|---|---|---|
| 発行済株式 | ||||
| 普通株式 | 1,549,692 | - | - | 1,549,692 |
| 合計 | 1,549,692 | - | - | 1,549,692 |
(注)自己株式については、該当事項はありません。
2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項
該当事項はありません。
3.配当に関する事項
(1)配当金支払額
| (決議) | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) | 1株当たり 配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年5月18日 取締役会 | 普通株式 | 42,926 | 27.70 | 2021年3月31日 | 2021年6月23日 |
| 2021年9月8日 取締役会 | 普通株式 | 20,347 | 13.13 | - | 2021年9月29日 |
| 2021年11月17日 取締役会 | 普通株式 | 166,948 | 107.73 | - | 2021年12月1日 |
(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
| (決議) | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) | 配当の原資 | 1株当たり 配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022年5月18日 取締役会 | 普通株式 | 26,422 | 利益剰余金 | 17.05 | 2022年3月31日 | 2022年6月23日 |
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
| 現金及び預貯金 | 557,282 | 580,160 |
| 買入金銭債権 | 1,377,728 | 1,630,523 |
| 有価証券 | 9,425,930 | 10,058,107 |
| 預入期間が3か月を超える定期預金等 | △77,986 | △81,185 |
| 現金同等物以外の買入金銭債権等 | △1,302,087 | △1,596,975 |
| 現金同等物以外の有価証券等 | △9,279,798 | △9,916,252 |
| 現金及び現金同等物 | 701,068 | 674,379 |
2 投資活動によるキャッシュ・フローには、保険事業に係る資産運用業務から生じるキャッシュ・フローを含んでいます。
(リース取引関係)
オペレーティング・リース取引
オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料
(単位:百万円)
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | |
|---|---|---|
| (借手側) | ||
| 1年内 | 9,328 | 16,097 |
| 1年超 | 45,068 | 68,491 |
| 合計 | 54,397 | 84,589 |
| (貸手側) | ||
| 1年内 | 1,312 | 1,497 |
| 1年超 | 9,355 | 9,464 |
| 合計 | 10,667 | 10,961 |
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社は、保険事業を中核としており、保険料として収受した資金等の運用を行っています。そのため、資産・負債総合管理(ALM:Asset Liability Management)を軸として、保険商品の特性を踏まえた適切なリスクコントロールのもとで、長期・安定的な収益確保および効率的な流動性管理を目指した取り組みを行っています。
お客様に保険金をお支払いする商品の運用については、保険商品の持つ負債特性や、将来の保険金を確実にお支払いするための収益性・流動性などを踏まえた、中長期的に目指すポートフォリオを軸とした運用を行っています。具体的には、金利スワップ取引等も活用して保険負債が抱える金利リスクを適切にコントロールしつつ、高格付債券を中心とした一定の信用リスクをとる運用を行っています。また、外国証券やオルタナティブ投資等幅広い商品も活用し、国内外でのリスク分散と運用手法の多様化を図ることで、中長期的な収益確保を目指しています。保有する資産については、リスクの軽減等を目的として、為替予約取引等のデリバティブ取引も活用しています。
満期返戻金という形でお客様にお支払いする商品の運用については、厳格なALM運用により金利リスクを円金利資産で適切にコントロールし、安定的な剰余の価値(運用資産価値-保険負債価値)の拡大を目指しています。
その他の運用については、運用収益を安定的に拡大し、財務基盤の健全性確保を図りつつ、総合的に当社の企業価値の向上に資することを目指しており、政策保有株式については、保険取引面も含めた経済合理性およびグループ資本への影響などを踏まえ、総量削減に努めています。
こうした取り組みによって、運用収益を安定的に拡大させ、中長期的な純資産価値の拡大および財務基盤の健全性の維持につなげることを目指しています。
なお、他の連結子会社においても、ALMを軸とした運用を行っています。
資金調達については、主として事業投資資金の確保を目的として、社債の発行や借入れ等を行っています。資金調達が必要な場合には、グループ全体の資金収支を勘案し、調達額や調達手段等を決定しています。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
当社グループは、株式や債券等の有価証券・貸付金・デリバティブ取引等の金融商品を保有しています。これらは株価・為替・金利等の変動により価値や収益が減少して損失を被る市場リスク、信用供与先の財務状況の悪化または信用力の変化等により価値が減少ないし消失して損失を被る信用リスクを内包しています。また、これらは市場の混乱等により取引が出来なくなったり、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされたりすることで損失を被る市場流動性リスク等も内包しています。
有価証券投資に係る為替変動リスクの一部は、為替予約取引や通貨スワップ取引等を利用してヘッジしています。これらの取引には、一部ヘッジ会計を適用しています。
店頭デリバティブ取引の信用リスクには、取引の相手先が倒産等により当初の契約どおりに取引を履行できなくなった場合に損失を被るリスクも含まれています。このような信用リスクを軽減するために、取引先が取引を頻繁に行う金融機関等である場合には、一括精算ネッティング契約を締結する、デリバティブ取引の時価相当額の担保授受を行う等の運営も行っています。また、長期の保険負債が内包する金利リスクをヘッジするために金利スワップ取引等を利用しており、これらの取引には、一部ヘッジ会計を適用しています。
なお、ヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジ有効性評価の方法等については、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 4. 会計方針に関する事項 (8) 重要なヘッジ会計の方法」に記載しています。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
① 市場リスク・信用リスク等の管理
当社では、取締役会にて制定した「資産運用リスク管理方針」に基づき、取引部門から独立したリスク管理部門が、定量・定性の両面から金融商品に係る市場リスク、信用リスク等の管理を実施しています。
当該方針に従い、資産運用計画における運用管理区分毎に、投資可能商品、上限リスク量等の各種リミット、リミット超過時対応等を明文化した「運用ガイドライン」を制定しています。バリュー・アット・リスク(VaR)の考え方を用いて資産運用リスク量を計測し、リスク・リターンの状況および「運用ガイドライン」の遵守状況を定期的に担当役員へ報告しています。
信用リスクについては、大口与信先へのリスク集積を回避するために「総与信額管理規程」を制定した上で、社内格付制度等をもとに与信状況を定期的にモニタリングし、適切な管理を実施しています。
また、個別投融資案件への牽制を目的に、個別投融資案件の審査および投融資後のモニタリングを「審査規程」等に従って実施しています。
これらのリスク管理業務については、重要性に応じて取締役会に報告しています。
なお、他の連結子会社においても、上記リスクを踏まえた管理体制を構築しています。
② 資金調達に係る流動性リスクの管理
当社グループでは、会社毎およびグループ全体で資金管理を行う中で、資金の支払期日を管理し、併せて多様な資金調達手段を確保することで、資金調達に係る流動性リスクの管理を行っています。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることもあります。
2.金融商品の時価等に関する事項及び金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価およびこれらの差額、レベルごとの時価は、次のとおりです。
なお、市場価格のない株式等および「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2019年7月4日。以下、「時価算定適用指針」という。)第27項に従い経過措置を適用した組合出資金等(前連結会計年度においては、時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品)は、次表には含めていません((注3)および(注4)参照)。
また、「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第19号 2019年7月4日)第7-4項に定める経過措置に従い前連結会計年度に係る時価のレベルごとの内訳等については記載していません。
金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性および重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しています。
レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産または負債に関する相場価格により算定した時価
レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価
レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価
時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しています。
(1) 時価をもって連結貸借対照表計上額とする金融資産および金融負債
前連結会計年度(2021年3月31日)
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| 区分 | 連結貸借対照表計上額 |
| 買入金銭債権 | 1,377,728 |
| 有価証券 | |
| 売買目的有価証券 | 355,601 |
| その他有価証券 | 8,608,752 |
| 貸付金 | 53,093 |
| 資産計 | 10,395,175 |
| デリバティブ取引(*) | 2,957 |
(*)その他資産およびその他負債に計上しているデリバティブ取引を一括して表示しています。デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる場合は、△で表示しています。
当連結会計年度(2022年3月31日)
| (単位:百万円) | ||||
| 区分 | 連結貸借対照表計上額 | |||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
| 買入金銭債権 | - | 1,433,790 | 196,733 | 1,630,523 |
| 有価証券 | ||||
| 売買目的有価証券 | 106,365 | 244,308 | 7,915 | 358,589 |
| その他有価証券 | 4,468,391 | 3,931,669 | 131,949 | 8,532,010 |
| 貸付金 | - | - | 72,145 | 72,145 |
| デリバティブ取引 | 2,245 | 51,868 | 17,304 | 71,418 |
| 資産計 | 4,577,002 | 5,661,636 | 426,048 | 10,664,686 |
| デリバティブ取引 | 511 | 120,253 | 1,172 | 121,938 |
| 負債計 | 511 | 120,253 | 1,172 | 121,938 |
(*)時価算定適用指針第26項に従い経過措置を適用した投資信託は上表には含めていません。連結貸借対照表における当該投資信託の金額は609,605百万円です。
(2) 時価をもって連結貸借対照表計上額としない金融資産および金融負債
現金及び預貯金、買現先勘定は、主に短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似することから、記載を省略しています。
前連結会計年度(2021年3月31日)
| (単位:百万円) | |||
|---|---|---|---|
| 区分 | 連結貸借対照表計上額 | 時価 | 差額 |
| 有価証券 | |||
| 満期保有目的の債券 | 166,651 | 183,807 | 17,156 |
| 貸付金(*) | 1,454,602 | 1,454,710 | 107 |
| 資産計 | 1,621,253 | 1,638,518 | 17,264 |
| 社債 | 230,597 | 230,312 | △285 |
| 負債計 | 230,597 | 230,312 | △285 |
(*)連結貸借対照表計上額については、貸付金に対応する一般貸倒引当金および個別貸倒引当金を1,725百万円控除しています。
当連結会計年度(2022年3月31日)
| (単位:百万円) | ||||||
| 区分 | 時価 | 連結貸借 対照表計上額 | 差額 | |||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |||
| 有価証券 | ||||||
| 満期保有目的の債券 | 137,235 | 48,356 | - | 185,591 | 173,466 | 12,125 |
| 貸付金(*) | - | - | 1,840,961 | 1,840,961 | 1,840,811 | 150 |
| 資産計 | 137,235 | 48,356 | 1,840,961 | 2,026,553 | 2,014,277 | 12,275 |
| 社債 | - | 219,359 | 42 | 219,401 | 219,795 | △394 |
| 負債計 | - | 219,359 | 42 | 219,401 | 219,795 | △394 |
(*)連結貸借対照表計上額については、貸付金に対応する一般貸倒引当金および個別貸倒引当金を1,703百万円控除しています。
(注1)時価の算定に用いた評価技法およびインプットの説明
買入金銭債権
割引現在価値法、マトリックス・プライシング等のモデルで算定された価格を時価としています。これらの評価技法には、イールドカーブ、期限前償還率、類似銘柄の取引実勢値等のインプットを使用しています。
また、これらの時価の算定にあたり観察できないインプットを使用していないまたはその影響が重要でない場合はレベル2の時価に、観察できないインプットによる影響が重要な場合はレベル3の時価に分類しています。
有価証券
活発な市場における相場価格を使用できるものはレベル1の時価に分類しています。公表された相場価格を使用していたとしても市場が活発でない場合にはレベル2の時価に分類しています。
相場価格が入手できない場合には、割引現在価値法、マトリックス・プライシング等のモデルで算定された価格を時価としています。これらの評価技法には、イールドカーブ、クレジットスプレッド、類似銘柄の取引実勢値等のインプットを使用しています。
また、これらの時価の算定にあたり観察できないインプットを使用していないまたはその影響が重要でない場合はレベル2の時価に、観察できないインプットによる影響が重要な場合はレベル3の時価に分類しています。
貸付金
変動金利貸付については、市場金利の変動が短期間で将来キャッシュ・フローに反映されることから、時価は帳簿価額に近似していると考えられるため、貸付先の信用状況が実行後大きく変わっていない限り、当該帳簿価額を時価とし、レベル3の時価に分類しています。
固定金利貸付については、割引現在価値法等のモデルで算定された価格を時価としています。これらの評価技法には、イールドカーブ、クレジットスプレッド等のインプットを使用しており、レベル3の時価に分類しています。
破綻先、実質破綻先および破綻懸念先に対する貸付金については、直接減額前の帳簿価額から貸倒見積高を控除した額が時価と近似しているため当該価額を時価とし、レベル3の時価に分類しています。
約款貸付については、当該貸付を解約返戻金の範囲内に限るなどの特性により返済期限を設けておらず、返済見込み期間および金利条件等から、時価は帳簿価額と近似しているものと想定されるため、帳簿価額を時価とし、レベル3の時価に分類しています。
社債
公表された相場価格等を時価とし、主にレベル2の時価に分類しています。
デリバティブ取引
取引所取引については、取引所等における最終の価格をもって時価としています。店頭取引については、ブラック・ショールズ・モデル、割引現在価値法等のモデルで算定された価格を時価としています。これらの評価技法には、スワップレート、フォワードレート、ボラティリティ、ベーシススワップスプレッド等のインプットを使用しています。
また、これらの時価の算定にあたり取引所等における最終の価格を使用している場合はレベル1の時価に、観察できないインプットを使用していないまたはその影響が重要でない場合はレベル2の時価に、観察できないインプットによる影響が重要な場合はレベル3の時価に分類しています。
(注2)時価をもって連結貸借対照表計上額とする金融資産および金融負債のうちレベル3の時価に関する情報
(1) 期首残高から期末残高への調整表、当期の損益に認識した評価損益
当連結会計年度(2022年3月31日)
| (単位:百万円) | ||||||||
| 区分 | 期首 残高 | レベル3の 時価への 振替 (*1、*2) | レベル3の 時価からの 振替 (*1、*3) | 当期の損益に計上 (*4) | その他の 包括利益 に計上 (*5) | 購入、売却、発行および決済の純額 | 期末 残高 | 当期の損益に計上した額のうち期末において保有する金融資産および金融負債の評価損益(*4) |
| 買入金銭債権 | 155,575 | 15,677 | △4,516 | △5,940 | 17,725 | 18,211 | 196,733 | - |
| 有価証券 | ||||||||
| 売買目的有価証券 | 4,909 | 104 | - | 1,843 | 556 | 500 | 7,915 | 1,862 |
| その他有価証券 | 76,033 | 12,731 | △3,241 | 9,989 | 9,406 | 27,031 | 131,949 | - |
| 貸付金 | 53,093 | - | - | 3,505 | 5,909 | 9,636 | 72,145 | 3,136 |
| デリバティブ取引(*6) | 16,196 | - | - | 16,427 | 1,927 | △18,418 | 16,132 | 7,502 |
(*1)レベル間の振替は期首時点で認識することとしています。
(*2)レベル2の時価からレベル3の時価への振替であり、時価の算定に係るインプットが観察できなくなったことによるものです。
(*3)レベル3の時価からレベル2の時価への振替であり、時価の算定に係るインプットが観察可能となったことによるものです。
(*4)連結損益計算書の「資産運用収益」および「資産運用費用」に含まれています。
(*5)連結包括利益計算書の「その他の包括利益」の「その他有価証券評価差額金」および「為替換算調整勘定」に含まれています。
(*6)その他資産およびその他負債に計上しているデリバティブ取引を一括して表示しています。デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務および利益・損失は純額で表示しており、合計で正味の債務または損失となる項目については、△で表示しています。
(2) 時価の評価プロセスの説明
当社グループは、取引部門から独立した部門において時価の算定に関する方針および手続を定めています。算定された時価およびレベルの分類については、時価の算定に用いられた評価技法およびインプットの妥当性を検証しています。
時価の算定にあたっては、個々の資産の性質、特性およびリスクを最も適切に反映できる評価モデルを用いています。また、第三者から入手した相場価格を利用する場合においても、利用されている評価技法およびインプットの確認や類似の金融商品の時価との比較等の適切な方法により価格の妥当性を検証しています。
(注3)前連結会計年度における時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | |
| 非連結子会社株式等、非上場株式および組合出資金等(*1) | 291,314 |
| 約款貸付(*2) | 22,025 |
| 合計 | 313,339 |
(*1)非連結子会社株式等、非上場株式および組合出資金等は、市場価格がなく、かつ、将来キャッシュ・フローを見積もることができないことから時価を把握することが極めて困難と認められるため、時価開示の対象としていません。
(*2)約款貸付は、保険契約に基づいた融資制度で、解約返戻金の範囲内で返済期限を定めずに実行しており、将来キャッシュ・フローを見積もることができないことから時価を把握することが極めて困難と認められるため、時価開示の対象としていません。
(注4)当連結会計年度における市場価格のない株式等および組合出資金等の連結貸借対照表計上額
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| 当連結会計年度 (2022年3月31日) | |
| 市場価格のない株式等(*1) | 229,361 |
| 組合出資金等(*2) | 151,463 |
| 合計 | 380,825 |
(*1)市場価格のない株式等には非上場株式等が含まれ、「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第19号 2019年7月4日)第5項に従い、時価開示の対象としていません。
(*2)組合出資金等は、時価算定適用指針第27項に従い、時価開示の対象としていません。
(注5)金銭債権および満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2021年3月31日)
| (単位:百万円) | ||||
|---|---|---|---|---|
| 1年以内 | 1年超 5年以内 | 5年超 10年以内 | 10年超 | |
| 預貯金 | 100,861 | 8,915 | - | - |
| 買入金銭債権 | 80,685 | 25,270 | 242,012 | 1,093,410 |
| 有価証券 | ||||
| 満期保有目的の債券 | ||||
| 国債 | - | 84,000 | 13,000 | 29,500 |
| 外国証券 | 4,009 | 6,608 | 14,950 | 13,757 |
| その他有価証券のうち満期があるもの | ||||
| 国債 | 51,350 | 150,606 | 284,360 | 520,360 |
| 地方債 | 5,721 | 54,476 | 21,800 | 6,709 |
| 社債 | 75,687 | 282,215 | 249,113 | 7,989 |
| 外国証券 | 70,182 | 518,224 | 643,417 | 1,616,056 |
| 貸付金(*) | 368,715 | 789,065 | 148,937 | 203,918 |
| 合計 | 757,212 | 1,919,383 | 1,617,592 | 3,491,700 |
(*)貸付金のうち、破綻先、実質破綻先および破綻懸念先に対する債権等、償還予定額が見込めない39百万円、期間の定めのないもの7,886百万円は含めていません。
当連結会計年度(2022年3月31日)
| (単位:百万円) | ||||
|---|---|---|---|---|
| 1年以内 | 1年超 5年以内 | 5年超 10年以内 | 10年超 | |
| 預貯金 | 108,293 | 8,517 | - | - |
| 買入金銭債権 | 41,095 | 25,168 | 467,342 | 1,133,727 |
| 有価証券 | ||||
| 満期保有目的の債券 | ||||
| 国債 | 2,000 | 95,000 | 3,000 | 26,500 |
| 外国証券 | 5,543 | 12,635 | 15,370 | 12,662 |
| その他有価証券のうち満期があるもの | ||||
| 国債 | 28,237 | 142,269 | 303,430 | 551,860 |
| 地方債 | 9,612 | 40,813 | 17,700 | 6,736 |
| 社債 | 54,796 | 256,697 | 205,443 | 10,217 |
| 外国証券 | 116,358 | 566,573 | 739,729 | 2,009,199 |
| 貸付金(*) | 520,850 | 918,923 | 228,130 | 228,276 |
| 合計 | 886,788 | 2,066,600 | 1,980,146 | 3,979,181 |
(*)貸付金のうち、破綻先、実質破綻先および破綻懸念先に対する債権等、償還予定額が見込めない25百万円、期間の定めのないもの8,175百万円は含めていません。
(注6)社債、長期借入金およびリース債務の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(2021年3月31日)
| (単位:百万円) | ||||||
| 1年以内 | 1年超 2年以内 | 2年超 3年以内 | 3年超 4年以内 | 4年超 5年以内 | 5年超 | |
| 社債 | 3,519 | 265 | - | - | 2,587 | 223,287 |
| 長期借入金 | 31,050 | 62,100 | - | - | - | 49,162 |
| リース債務 | 3,259 | 2,555 | 2,000 | 1,472 | 1,138 | 4,238 |
| 合計 | 37,828 | 64,920 | 2,000 | 1,472 | 3,725 | 276,688 |
当連結会計年度(2022年3月31日)
| (単位:百万円) | ||||||
| 1年以内 | 1年超 2年以内 | 2年超 3年以内 | 3年超 4年以内 | 4年超 5年以内 | 5年超 | |
| 社債 | 42 | - | - | - | - | 220,128 |
| 長期借入金 | 66,136 | - | 34,506 | - | - | 54,634 |
| リース債務 | 3,495 | 2,697 | 1,917 | 1,602 | 1,121 | 3,584 |
| 合計 | 69,674 | 2,697 | 36,423 | 1,602 | 1,121 | 278,347 |
(有価証券関係)
1.売買目的有価証券
(単位:百万円)
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | |
|---|---|---|
| 連結会計年度の損益に含まれた評価差額 | △1,162 | 7,686 |
2.満期保有目的の債券
| (単位:百万円) | |||||||
| 種類 | 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | |||||
| 連結 貸借対照表 計上額 | 時価 | 差額 | 連結 貸借対照表 計上額 | 時価 | 差額 | ||
| 時価が連結貸借 対照表計上額を 超えるもの | 公社債 | 126,878 | 140,278 | 13,400 | 126,785 | 137,120 | 10,334 |
| 外国証券 | 39,434 | 43,194 | 3,759 | 35,640 | 37,542 | 1,901 | |
| 小計 | 166,313 | 183,472 | 17,159 | 162,425 | 174,662 | 12,236 | |
| 時価が連結貸借 対照表計上額を 超えないもの | 公社債 | - | - | - | - | - | - |
| 外国証券 | 337 | 334 | △3 | 11,040 | 10,929 | △111 | |
| 小計 | 337 | 334 | △3 | 11,040 | 10,929 | △111 | |
| 合計 | 166,651 | 183,807 | 17,156 | 173,466 | 185,591 | 12,125 | |
3.その他有価証券
| (単位:百万円) | |||||||
| 種類 | 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | |||||
| 連結 貸借対照表 計上額 | 取得原価 | 差額 | 連結 貸借対照表 計上額 | 取得原価 | 差額 | ||
| 連結貸借対照表 計上額が取得原価を超えるもの | 公社債 | 1,481,810 | 1,387,791 | 94,019 | 1,047,956 | 981,792 | 66,163 |
| 株式 | 2,434,052 | 435,326 | 1,998,726 | 2,456,440 | 394,866 | 2,061,573 | |
| 外国証券 | 3,898,969 | 3,495,917 | 403,052 | 3,716,644 | 3,352,234 | 364,410 | |
| その他(注)2 | 671,411 | 611,415 | 59,996 | 674,573 | 613,782 | 60,791 | |
| 小計 | 8,486,244 | 5,930,450 | 2,555,794 | 7,895,616 | 5,342,677 | 2,552,939 | |
| 連結貸借対照表 計上額が取得原価を超えないもの | 公社債 | 346,610 | 349,900 | △3,290 | 660,883 | 668,495 | △7,612 |
| 株式 | 13,221 | 15,057 | △1,835 | 35,833 | 39,537 | △3,703 | |
| 外国証券 | 415,992 | 425,150 | △9,157 | 1,207,531 | 1,254,255 | △46,724 | |
| その他(注)3 | 753,080 | 772,018 | △18,938 | 969,592 | 983,587 | △13,995 | |
| 小計 | 1,528,905 | 1,562,127 | △33,222 | 2,873,840 | 2,945,876 | △72,036 | |
| 合計 | 10,015,149 | 7,492,577 | 2,522,572 | 10,769,456 | 8,288,553 | 2,480,903 | |
(注)1.市場価格のない株式等および組合出資金等(前連結会計年度においては、時価を把握することが極めて困難と認められるその他有価証券)は、上表に含めていません。
2.前連結会計年度の「その他」には、連結貸借対照表において現金及び預貯金として計上している譲渡性預金(連結貸借対照表計上額53百万円、取得原価53百万円、差額0百万円)ならびに買入金銭債権として計上している海外抵当証券等(連結貸借対照表計上額661,299百万円、取得原価604,722百万円、差額56,577百万円)を含めています。
当連結会計年度の「その他」には、連結貸借対照表において現金及び預貯金として計上している譲渡性預金(連結貸借対照表計上額59百万円、取得原価58百万円、差額0百万円)ならびに買入金銭債権として計上している海外抵当証券等(連結貸借対照表計上額663,602百万円、取得原価606,606百万円、差額56,996百万円)を含めています。
3.前連結会計年度の「その他」には、連結貸借対照表において現金及び預貯金として計上している譲渡性預金(連結貸借対照表計上額33,213百万円、取得原価33,213百万円)ならびに買入金銭債権として計上している海外抵当証券等(連結貸借対照表計上額711,830百万円、取得原価729,970百万円、差額△18,140百万円)を含めています。
当連結会計年度の「その他」には、連結貸借対照表において現金及び預貯金として計上している譲渡性預金(連結貸借対照表計上額5,575百万円、取得原価5,575百万円、差額△0百万円)ならびに買入金銭債権として計上している海外抵当証券等(連結貸借対照表計上額958,904百万円、取得原価972,501百万円、差額△13,596百万円)を含めています。
4.売却した満期保有目的の債券
該当事項はありません。
5.売却したその他有価証券
| (単位:百万円) | ||||||
| 種類 | 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | ||||
| 売却額 | 売却益の合計額 | 売却損の合計額 | 売却額 | 売却益の合計額 | 売却損の合計額 | |
| 公社債 | 645,347 | 1,403 | 2,027 | 399,218 | 2,606 | 3,399 |
| 株式 | 105,329 | 82,801 | 231 | 116,969 | 94,464 | 120 |
| 外国証券 | 677,845 | 39,137 | 19,906 | 491,877 | 27,662 | 12,384 |
| その他 | 131,032 | 3,816 | 3,959 | 290,211 | 5,035 | 3,909 |
| 合計 | 1,559,555 | 127,159 | 26,125 | 1,298,277 | 129,769 | 19,814 |
(注)前連結会計年度の「その他」には、連結貸借対照表において現金及び預貯金として計上している譲渡性預金(売却額925百万円)ならびに買入金銭債権として計上している海外抵当証券等(売却額130,106百万円、売却益3,816百万円、売却損3,959百万円)を含めています。
当連結会計年度の「その他」には、連結貸借対照表において現金及び預貯金として計上している譲渡性預金(売却額23百万円)ならびに買入金銭債権として計上している海外抵当証券等(売却額289,574百万円、売却益4,868百万円、売却損3,909百万円)を含めています。
6.減損処理を行った有価証券
前連結会計年度において、その他有価証券(時価を把握することが極めて困難と認められるものを除く。)について22,812百万円(うち、株式508百万円、外国証券18,043百万円、その他4,259百万円)、その他有価証券で時価を把握することが極めて困難と認められるものについて778百万円(うち、株式129百万円、外国証券648百万円)減損処理を行っています。
当連結会計年度において、その他有価証券(市場価格のない株式等および組合出資金等を除く。)について14,294百万円(うち、株式1,460百万円、外国証券9,764百万円、その他3,068百万円)、その他有価証券で市場価格のない株式等および組合出資金等について614百万円(うち、株式348百万円、外国証券266百万円)減損処理を行っています。
なお、有価証券の減損については、原則として、連結会計年度末の時価が取得原価と比べて30%以上下落したものを対象としています。
(金銭の信託関係)
1.運用目的の金銭の信託
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | |
| 連結会計年度の損益に含まれた評価差額 | 376 | - |
2.満期保有目的の金銭の信託
該当事項はありません。
3.運用目的、満期保有目的以外の金銭の信託
該当事項はありません。
(デリバティブ取引関係)
各表における「契約額等」は、デリバティブ取引における名目的な契約額または計算上の想定元本であり、当該金額自体が、そのままデリバティブ取引に係る市場リスクや信用リスク等を表すものではありません。
1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
(1) 通貨関連
| (単位:百万円) | ||||||||||
| 区分 | 種類 | 前連結会計年度(2021年3月31日) | 当連結会計年度(2022年3月31日) | |||||||
| 契約額等 | 契約額等の うち1年超 | 時価 | 評価損益 | 契約額等 | 契約額等の うち1年超 | 時価 | 評価損益 | |||
| 市場 取引 | 通貨先物取引 | |||||||||
| 売建 | 2,254 | - | - | - | 2,675 | - | - | - | ||
| 買建 | 821 | - | - | - | 1,028 | - | - | - | ||
| 市場取 引以外 の取引 | 為替予約取引 | |||||||||
| 売建 | 563,215 | 590 | △6,130 | △6,130 | 655,770 | - | △25,092 | △25,092 | ||
| 買建 | 76,223 | - | 1,395 | 1,395 | 22,096 | - | 507 | 507 | ||
| 通貨スワップ取引 | ||||||||||
| 受取円貨支払外貨 | 12,435 | 12,435 | 88 | 88 | 12,435 | 12,435 | △1,075 | △1,075 | ||
| 受取外貨支払外貨 | 37,616 | - | 3,635 | 3,635 | 45,029 | - | △5,092 | △5,092 | ||
| 合計 | ― | ― | △1,011 | △1,011 | ― | ― | △30,752 | △30,752 | ||
(2) 金利関連
| (単位:百万円) | ||||||||||
| 区分 | 種類 | 前連結会計年度(2021年3月31日) | 当連結会計年度(2022年3月31日) | |||||||
| 契約額等 | 契約額等の うち1年超 | 時価 | 評価損益 | 契約額等 | 契約額等の うち1年超 | 時価 | 評価損益 | |||
| 市場 取引 | 金利先物取引 | |||||||||
| 売建 | 184 | - | - | - | 6,856 | - | - | - | ||
| 買建 | 17,268 | - | - | - | 1,902 | - | - | - | ||
| 市場取 引以外 の取引 | 金利スワップ取引 | |||||||||
| 受取固定支払変動 | 910,434 | 783,888 | 54,155 | 54,155 | 897,047 | 866,611 | 30,122 | 30,122 | ||
| 受取変動支払固定 | 888,136 | 815,715 | △47,408 | △47,408 | 844,312 | 820,614 | △20,874 | △20,874 | ||
| 受取変動支払変動 | 4,992 | 4,992 | △127 | △127 | 4,696 | 4,696 | △100 | △100 | ||
| 受取固定支払固定 | - | - | - | - | 339 | 339 | 11 | 11 | ||
| 合計 | ― | ― | 6,619 | 6,619 | ― | ― | 9,159 | 9,159 | ||
(3) 株式関連
| (単位:百万円) | ||||||||||
| 区分 | 種類 | 前連結会計年度(2021年3月31日) | 当連結会計年度(2022年3月31日) | |||||||
| 契約額等 | 契約額等の うち1年超 | 時価 | 評価損益 | 契約額等 | 契約額等の うち1年超 | 時価 | 評価損益 | |||
| 市場 取引 | 株価指数先物取引 | |||||||||
| 売建 | 24,052 | - | △711 | △711 | 4,757 | - | △383 | △383 | ||
| 買建 | 5,518 | - | - | - | 2,305 | - | - | - | ||
| 市場取 引以外 の取引 | 株価指数オプション取引 | |||||||||
| 売建 | 149,168 | - | 183,131 | - | ||||||
| (9,422) | (-) | 24,808 | △15,385 | (8,293) | (-) | 19,283 | △10,989 | |||
| 買建 | 194,602 | - | 250,033 | - | ||||||
| (18,463) | (-) | 42,980 | 24,516 | (17,668) | (-) | 35,429 | 17,760 | |||
| 合計 | ― | ― | 67,077 | 8,419 | ― | ― | 54,328 | 6,387 | ||
(注)下段( )書きの金額は、契約時のオプション料を示しています。
(4) 債券関連
| (単位:百万円) | ||||||||||
| 区分 | 種類 | 前連結会計年度(2021年3月31日) | 当連結会計年度(2022年3月31日) | |||||||
| 契約額等 | 契約額等の うち1年超 | 時価 | 評価損益 | 契約額等 | 契約額等の うち1年超 | 時価 | 評価損益 | |||
| 市場 取引 | 債券先物取引 | |||||||||
| 売建 | 8,367 | - | 121 | 121 | 2,794 | - | 24 | 24 | ||
| 買建 | 15,251 | - | 15 | 15 | 14,121 | - | △80 | △80 | ||
| 市場取 引以外 の取引 | 債券店頭オプション取引 | |||||||||
| 売建 | 327,355 | - | - | - | ||||||
| (1,709) | (-) | 2,072 | △363 | (-) | (-) | - | - | |||
| 買建 | 327,355 | - | - | - | ||||||
| (1,390) | (-) | 1,614 | 223 | (-) | (-) | - | - | |||
| 合計 | ― | ― | 3,823 | △2 | ― | ― | △55 | △55 | ||
(注)下段( )書きの金額は、契約時のオプション料を示しています。
(5) 商品関連
| (単位:百万円) | ||||||||||
| 区分 | 種類 | 前連結会計年度(2021年3月31日) | 当連結会計年度(2022年3月31日) | |||||||
| 契約額等 | 契約額等の うち1年超 | 時価 | 評価損益 | 契約額等 | 契約額等の うち1年超 | 時価 | 評価損益 | |||
| 市場 取引 | 商品先物取引 | |||||||||
| 売建 | 12,202 | - | - | - | 439 | - | - | - | ||
| 買建 | 990 | - | - | - | 169 | - | - | - | ||
| 商品先物オプション取引 | ||||||||||
| 買建 | - | - | 77,822 | - | ||||||
| (-) | (-) | - | - | (3,203) | (-) | 2,150 | △1,053 | |||
| 合計 | ― | ― | - | - | ― | ― | 2,150 | △1,053 | ||
(注)下段( )書きの金額は、契約時のオプション料を示しています。
(6) その他
| (単位:百万円) | ||||||||||
| 区分 | 種類 | 前連結会計年度(2021年3月31日) | 当連結会計年度(2022年3月31日) | |||||||
| 契約額等 | 契約額等の うち1年超 | 時価 | 評価損益 | 契約額等 | 契約額等の うち1年超 | 時価 | 評価損益 | |||
| 市場取 引以外 の取引 | 自然災害デリバティブ 取引 | |||||||||
| 売建 | 28,096 | 4,339 | 27,696 | 16,121 | ||||||
| (1,969) | (291) | 701 | 1,267 | (1,386) | (851) | 674 | 711 | |||
| 買建 | 21,070 | 4,000 | 22,450 | 15,000 | ||||||
| (888) | (65) | 110 | △777 | (641) | (331) | 173 | △468 | |||
| ウェザー・デリバティブ 取引 | ||||||||||
| 売建 | 15 | - | 13 | - | ||||||
| (2) | (-) | 0 | 1 | (1) | (-) | 0 | 0 | |||
| その他の取引 | ||||||||||
| 売建 | 20,700 | 20,700 | 72,019 | - | ||||||
| (2,380) | (2,380) | 876 | 1,503 | (5,035) | (-) | 3,249 | 1,785 | |||
| 買建 | 9,734 | 9,734 | 14,507 | - | ||||||
| (1,071) | (1,071) | 893 | △177 | (1,886) | (-) | 1,734 | △152 | |||
| 合計 | ― | ― | 2,584 | 1,817 | ― | ― | 5,833 | 1,876 | ||
(注)下段( )書きの金額は、契約時のオプション料を示しています。
2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引
(1) 通貨関連
| (単位:百万円) | ||||||||
| ヘッジ会計 の方法 | 種類 | 主な ヘッジ対象 | 前連結会計年度(2021年3月31日) | 当連結会計年度(2022年3月31日) | ||||
| 契約額等 | 契約額等の うち1年超 | 時価 | 契約額等 | 契約額等の うち1年超 | 時価 | |||
| 繰延ヘッジ | 為替予約取引 | 子会社株式 | ||||||
| 売建 | 130,755 | - | △7,375 | 149,476 | - | △7,500 | ||
| 時価ヘッジ | 為替予約取引 | その他 有価証券 | ||||||
| 売建 | 638,906 | - | △20,599 | 638,558 | - | △37,482 | ||
| 通貨スワップ取引 | その他 有価証券 | |||||||
| 受取円貨支払外貨 | 13,297 | 13,297 | △1,069 | 13,886 | 13,886 | △1,581 | ||
| 合計 | ― | ― | △29,044 | ― | ― | △46,563 | ||
(2) 金利関連
| (単位:百万円) | ||||||||
| ヘッジ会計 の方法 | 種類 | 主な ヘッジ対象 | 前連結会計年度(2021年3月31日) | 当連結会計年度(2022年3月31日) | ||||
| 契約額等 | 契約額等の うち1年超 | 時価 | 契約額等 | 契約額等の うち1年超 | 時価 | |||
| 繰延ヘッジ | 金利スワップ取引 | 保険負債 | ||||||
| 受取固定支払変動 | 74,800 | 74,800 | 9,828 | 106,682 | 106,682 | 1,796 | ||
| 合計 | ― | ― | 9,828 | ― | ― | 1,796 | ||
(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社および一部の連結子会社は、確定給付型および確定拠出型の退職給付制度を有しています。
当社は、退職給付制度として、ほぼ全従業員を対象とした非拠出型の給付建退職一時金制度を有しています。企業年金については、確定給付型の制度として企業年金基金制度を有しており、また確定拠出型の制度として確定拠出年金制度を有しています。退職一時金制度における支払額および企業年金基金制度の年金給付額は、主にポイント制に基づいて決定しています。
2.確定給付制度
(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
| 退職給付債務の期首残高 | 512,251 | 507,151 |
| 勤務費用 | 16,581 | 16,238 |
| 利息費用 | 3,622 | 3,843 |
| 数理計算上の差異の発生額 | △3,271 | △10,181 |
| 退職給付の支払額 | △19,578 | △21,486 |
| 過去勤務費用の発生額 | △917 | - |
| その他 | △1,536 | 2,697 |
| 退職給付債務の期末残高 | 507,151 | 498,263 |
(注)一部の連結子会社は、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を採用しています。
(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
| 年金資産の期首残高 | 284,753 | 269,782 |
| 期待運用収益 | 983 | 1,495 |
| 数理計算上の差異の発生額 | △16,597 | △15,541 |
| 事業主からの拠出額 | 9,515 | 9,981 |
| 退職給付の支払額 | △8,378 | △8,782 |
| その他 | △493 | 1,313 |
| 年金資産の期末残高 | 269,782 | 258,248 |
(3) 退職給付債務および年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債および退職給付に係る資産の調整表
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | |
| 積立型制度の退職給付債務 | 289,021 | 281,664 |
| 年金資産 | △269,782 | △258,248 |
| 19,238 | 23,415 | |
| 非積立型制度の退職給付債務 | 218,130 | 216,598 |
| アセット・シーリングによる調整額 | 129 | 94 |
| 連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 | 237,498 | 240,108 |
| 退職給付に係る負債 | 239,056 | 242,587 |
| 退職給付に係る資産 | △1,558 | △2,478 |
| 連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 | 237,498 | 240,108 |
(注)「アセット・シーリングによる調整額」は、「従業員給付」(IAS第19号)を適用している海外連結子会社において、退職給付に係る資産の計上額が一部制限されていることによる調整額です。
(4) 退職給付費用およびその内訳項目の金額
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
| 勤務費用 | 16,581 | 16,238 |
| 利息費用 | 3,622 | 3,843 |
| 期待運用収益 | △983 | △1,495 |
| 数理計算上の差異の費用処理額 | 5,562 | 5,352 |
| 過去勤務費用の費用処理額 | △2,140 | △1,280 |
| その他 | 22 | 528 |
| 確定給付制度に係る退職給付費用 | 22,665 | 23,186 |
(5) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりです。
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
| 過去勤務費用 | △1,223 | △1,280 |
| 数理計算上の差異 | △7,800 | 32 |
| その他 | 302 | △8 |
| 合計 | △8,720 | △1,256 |
(6) 退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりです。
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | |
| 未認識過去勤務費用 | △15,366 | △14,085 |
| 未認識数理計算上の差異 | 35,357 | 35,333 |
| 合計 | 19,991 | 21,247 |
(7) 年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は次のとおりです。
| (単位:%) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | |
| 債券 | 95 | 94 |
| 株式 | 0 | 0 |
| 現金及び預貯金 | 0 | 0 |
| 生保一般勘定 | 2 | 3 |
| その他 | 2 | 3 |
| 合計 | 100 | 100 |
② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在および予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在および将来期待される長期の収益率を考慮しています。
(8) 数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎は次のとおりです。
| (単位:%) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | |
| 割引率 | 0.2~0.8 | 0.3~1.0 |
| 長期期待運用収益率 | 0.3 | 0.5 |
3.確定拠出制度
当社および連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は次のとおりです。
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
| 9,414 | 9,871 |
(ストック・オプション等関係)
1.ストック・オプションに係る費用計上額および科目名
(単位:百万円)
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
|---|---|---|
| 損害調査費 | 114 | 21 |
| 営業費及び一般管理費 | 207 | 39 |
2.ストック・オプションの内容
当社の親会社である東京海上ホールディングス株式会社より、当社の取締役および執行役員に対して株式報酬型ストック・オプションが付与されており、当社は自社負担額のうち当連結会計年度末までに発生した額を報酬費用として計上しています。
なお、当連結会計年度より、東京海上ホールディングス株式会社では従来の株式報酬型ストック・オプションに代え、役員報酬BIP信託による株式報酬制度を導入しています。既発行の株式報酬型ストック・オプションとしての新株予約権のうち未行使の株式数相当について、新制度へ移行しています。
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | |
| 繰延税金資産 | ||
| 責任準備金等 | 358,708 | 369,744 |
| 支払備金 | 79,435 | 91,301 |
| 退職給付に係る負債 | 67,655 | 68,615 |
| 価格変動準備金 | 30,414 | 32,131 |
| 有価証券評価損 | 26,385 | 26,206 |
| 税務上の繰越欠損金(注) | 8,807 | 12,870 |
| その他 | 86,849 | 92,107 |
| 繰延税金資産小計 | 658,256 | 692,976 |
| 税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(注) | △5,863 | △5,416 |
| 将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 | △25,776 | △26,352 |
| 評価性引当額小計 | △31,639 | △31,769 |
| 繰延税金資産合計 | 626,616 | 661,206 |
| 繰延税金負債 | ||
| その他有価証券評価差額金 | △655,979 | △646,797 |
| 連結子会社時価評価差額金 | △147,569 | △146,719 |
| その他 | △107,164 | △108,706 |
| 繰延税金負債合計 | △910,712 | △902,223 |
| 繰延税金資産(負債)の純額 | △284,095 | △241,016 |
(注)税務上の繰越欠損金およびその繰延税金資産の繰越期限別の金額
| 前連結会計年度(2021年3月31日) | (単位:百万円) | ||||||
| 1年以内 | 1年超 2年以内 | 2年超 3年以内 | 3年超 4年以内 | 4年超 5年以内 | 5年超 | 合計 | |
| 税務上の繰越欠損金(※) | 187 | 566 | 927 | 174 | 55 | 6,895 | 8,807 |
| 評価性引当額 | △187 | △566 | △927 | △174 | △55 | △3,950 | △5,863 |
| 繰延税金資産 | - | - | - | - | - | 2,944 | 2,944 |
(※)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額です。
| 当連結会計年度(2022年3月31日) | (単位:百万円) | ||||||
| 1年以内 | 1年超 2年以内 | 2年超 3年以内 | 3年超 4年以内 | 4年超 5年以内 | 5年超 | 合計 | |
| 税務上の繰越欠損金(※) | 566 | 927 | 174 | 55 | 84 | 11,061 | 12,870 |
| 評価性引当額 | △566 | △927 | △174 | △55 | △84 | △3,607 | △5,416 |
| 繰延税金資産 | - | - | - | - | - | 7,453 | 7,453 |
(※)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額です。
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
| (単位:%) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | |
| 国内の法定実効税率 | 27.9 | 27.9 |
| (調整) | ||
| 受取配当金等永久に益金に算入されない項目 | △8.9 | △2.9 |
| 交際費等永久に損金に算入されない項目 | 4.7 | 1.6 |
| のれん及び負ののれんの償却 | 11.8 | 4.4 |
| 評価性引当額 | 2.9 | 0.0 |
| 連結子会社等に適用される税率の影響 | △3.0 | △2.4 |
| その他 | 3.7 | △2.7 |
| 税効果会計適用後の法人税等の負担率 | 39.2 | 25.9 |
(企業結合等関係)
企業結合に係る暫定的な処理の確定
2020年12月31日付で当社の連結子会社であるDelphi Financial Group, Inc.が行ったAcorn Advisory Capital L.P.他6社との企業結合について、前連結会計年度に暫定的な会計処理を行っていましたが、当連結会計年度に確定しています。なお、取得原価の当初配分額に重要な修正は生じていません。
(賃貸等不動産関係)
1.当社および一部の連結子会社では、東京、大阪、名古屋などを中心にオフィスビル(土地を含む)を所有しており、その一部を賃貸しています。これらの賃貸等不動産の連結貸借対照表計上額、期中増減額および期末時価は、次のとおりです。
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
| 連結貸借対照表計上額 | ||
| 期首残高 | 68,857 | 87,569 |
| 期中増減額 | 18,711 | 2,920 |
| 期末残高 | 87,569 | 90,489 |
| 期末時価 | 235,468 | 170,394 |
(注)1.連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額および減損損失累計額を控除した金額です。
2.期中増減額のうち、前連結会計年度の主な増加額は不動産取得(20,286百万円)であり、主な減少額は減価償却費(2,211百万円)です。また、当連結会計年度の主な増加額は不動産取得(3,104百万円)です。
3.期末時価は、主に社外の不動産鑑定士による不動産鑑定評価書に基づく金額です。
2.賃貸等不動産に関する損益は、次のとおりです。
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
| 賃貸収益 | 9,113 | 8,663 |
| 賃貸費用 | 6,788 | 6,907 |
| 差額 | 2,325 | 1,756 |
| その他(売却損益等) | △181 | 2,406 |
(注)賃貸収益は利息及び配当金収入に、賃貸費用(減価償却費、修繕費、保険料および租税公課等)は営業費及び一般管理費に計上しています。また、その他は売却損益および減損損失等であり、特別利益または特別損失に計上しています。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社は、東京海上グループの事業の中核を担う損害保険会社として、当社を取り巻く事業環境を踏まえた経営計画を策定し、事業活動を展開しています。当社は、親会社である東京海上ホールディングス株式会社の経営計画を基礎として、「国内損害保険事業」、「海外保険事業」および「金融・その他事業」の3つを報告セグメントとしています。
「国内損害保険事業」は、日本国内の損害保険引受業務および資産運用業務等を行っています。「海外保険事業」は、海外の保険引受業務および資産運用業務等を行っています。「金融・その他事業」は、介護事業を中心に事業を行っています。
2.報告セグメントごとの経常収益、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一です。報告セグメントの利益は、経常利益ベースの数値です。
セグメント間の内部経常収益は、市場実勢価格に基づいています。
3.報告セグメントごとの経常収益、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
| (単位:百万円) | ||||||
| 報告セグメント | 調整額 (注)1 | 連結 財務諸表 計上額 (注)2 | ||||
| 国内損害 保険事業 | 海外 保険事業 | 金融・ その他事業 | 計 | |||
| 経常収益 | ||||||
| 外部顧客からの経常収益 | 2,567,712 | 1,876,582 | 12,192 | 4,456,488 | △12,801 | 4,443,686 |
| セグメント間の内部経常収益 | 1,486 | 1,917 | 37 | 3,441 | △3,441 | - |
| 計 | 2,569,199 | 1,878,500 | 12,230 | 4,459,929 | △16,243 | 4,443,686 |
| セグメント利益 | 120,467 | 43,649 | 848 | 164,965 | - | 164,965 |
| セグメント資産 | 7,150,358 | 8,820,201 | 21,249 | 15,991,809 | △157,727 | 15,834,081 |
| その他の項目 | ||||||
| 減価償却費 | 15,439 | 63,076 | 506 | 79,022 | - | 79,022 |
| のれん償却額 | - | 62,409 | 17 | 62,426 | - | 62,426 |
| 負ののれん償却額 | - | 917 | - | 917 | - | 917 |
| 利息及び配当金収入 | 129,775 | 250,178 | 0 | 379,954 | △1,270 | 378,684 |
| 支払利息 | 4,443 | 6,035 | 0 | 10,478 | △1,270 | 9,207 |
| 持分法投資損失(△) | - | △10,074 | - | △10,074 | - | △10,074 |
| 持分法適用会社への投資額 | - | 85,280 | - | 85,280 | - | 85,280 |
| 有形固定資産および 無形固定資産の増加額 | 60,614 | 56,378 | 258 | 117,252 | - | 117,252 |
(注)1.調整額は、以下のとおりです。
(1) 外部顧客からの経常収益の調整額△12,801百万円のうち主なものは、海外保険事業セグメントに係る経常収益のうち金融派生商品収益12,362百万円について、連結損益計算書上は、経常費用のうち金融派生商品費用に含めたことによる振替額です。
(2) セグメント資産の調整額△157,727百万円は、セグメント間取引の消去額等です。
(3) その他の項目の調整額は、セグメント間取引の消去額です。
2.セグメント利益は、連結損益計算書の経常利益と調整を行っています。
当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
| (単位:百万円) | ||||||
| 報告セグメント | 調整額 (注)1 | 連結 財務諸表 計上額 (注)2 | ||||
| 国内損害 保険事業 | 海外 保険事業 | 金融・ その他事業 | 計 | |||
| 経常収益 | ||||||
| 外部顧客からの経常収益 | 2,655,449 | 2,263,161 | 9,921 | 4,928,532 | △17,027 | 4,911,505 |
| セグメント間の内部経常収益 | 2,248 | 2,252 | 2,659 | 7,160 | △7,160 | - |
| 計 | 2,657,698 | 2,265,414 | 12,580 | 4,935,693 | △24,188 | 4,911,505 |
| セグメント利益 | 281,599 | 184,526 | 1,120 | 467,246 | - | 467,246 |
| セグメント資産 | 7,203,678 | 10,299,885 | 15,968 | 17,519,532 | △161,740 | 17,357,791 |
| その他の項目 | ||||||
| 減価償却費 | 25,070 | 58,697 | 526 | 84,294 | - | 84,294 |
| のれん償却額 | - | 72,817 | - | 72,817 | - | 72,817 |
| 負ののれん償却額 | - | 917 | - | 917 | - | 917 |
| 利息及び配当金収入 | 149,526 | 301,515 | 0 | 451,041 | △1,877 | 449,164 |
| 支払利息 | 2,049 | 6,204 | - | 8,254 | △1,850 | 6,403 |
| 持分法投資損失(△) | - | △3,034 | - | △3,034 | - | △3,034 |
| 持分法適用会社への投資額 | - | 124,690 | - | 124,690 | - | 124,690 |
| 有形固定資産および 無形固定資産の増加額 | 59,418 | 27,584 | 288 | 87,290 | - | 87,290 |
(注)1.調整額は、以下のとおりです。
(1) 外部顧客からの経常収益の調整額△17,027百万円のうち主なものは、国内損害保険事業セグメントに係る経常収益のうち責任準備金等戻入額13,641百万円について、連結損益計算書上は、経常費用のうち責任準備金等繰入額に含めたことによる振替額です。
(2) セグメント資産の調整額△161,740百万円は、セグメント間取引の消去額等です。
(3) その他の項目の調整額は、セグメント間取引の消去額です。
2.セグメント利益は、連結損益計算書の経常利益と調整を行っています。
3.当連結会計年度より、従来「金融・一般事業」として表示していた報告セグメントの名称を「金融・その他事業」に変更しています。当該変更は名称変更のみであり、セグメント情報等の区分や数値に与える影響はありません。なお、前連結会計年度の報告セグメントについても、変更後の名称で表示しています。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
| (単位:百万円) | ||||||
| 損害保険 | 生命保険 | その他 | 計 | 調整額 | 合計 | |
| 外部顧客からの経常収益 | 3,904,190 | 544,800 | 12,192 | 4,461,183 | △17,497 | 4,443,686 |
(注)調整額のうち主なものは、連結損益計算書における金融派生商品収益・費用の振替額です。
2.地域ごとの情報
(1) 経常収益
| (単位:百万円) | |||||
| 日本 | 米国 | その他 | 計 | 調整額 | 合計 |
| 2,430,225 | 1,303,903 | 732,154 | 4,466,282 | △22,595 | 4,443,686 |
(注)1.顧客の所在地を基礎とし、国または地域に分類しています。
2.調整額のうち主なものは、連結損益計算書における金融派生商品収益・費用の振替額です。 (2) 有形固定資産
| (単位:百万円) | |||
| 日本 | 米国 | その他 | 合計 |
| 224,018 | 49,028 | 33,130 | 306,178 |
3.主要な顧客ごとの情報
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
| (単位:百万円) | ||||||
| 損害保険 | 生命保険 | その他 | 計 | 調整額 | 合計 | |
| 外部顧客からの経常収益 | 4,264,731 | 637,352 | 9,921 | 4,912,005 | △499 | 4,911,505 |
(注)調整額のうち主なものは、連結損益計算書における貸倒引当金繰入額・戻入額の振替額です。
2.地域ごとの情報
(1) 経常収益
| (単位:百万円) | |||||
| 日本 | 米国 | その他 | 計 | 調整額 | 合計 |
| 2,482,328 | 1,592,157 | 883,488 | 4,957,974 | △46,468 | 4,911,505 |
(注)1.顧客の所在地を基礎とし、国または地域に分類しています。
2.調整額のうち主なものは、連結損益計算書における金融派生商品収益・費用の振替額です。 (2) 有形固定資産
| (単位:百万円) | |||
| 日本 | 米国 | その他 | 合計 |
| 219,314 | 62,130 | 34,774 | 316,218 |
3.主要な顧客ごとの情報
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
| (単位:百万円) | ||||
| 国内損害 保険事業 | 海外 保険事業 | 金融・ その他事業 | 合計 | |
| 減損損失 | 175 | 217 | 40 | 433 |
当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
| (単位:百万円) | ||||
| 国内損害 保険事業 | 海外 保険事業 | 金融・ その他事業 | 合計 | |
| 減損損失 | 263 | 194 | 44 | 502 |
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
1.のれん
| (単位:百万円) | ||||
| 国内損害 保険事業 | 海外 保険事業 | 金融・ その他事業 | 合計 | |
| 当期償却額 | - | 62,409 | 17 | 62,426 |
| 当期末残高 | - | 486,477 | 133 | 486,610 |
2.負ののれん
| (単位:百万円) | ||||
| 国内損害 保険事業 | 海外 保険事業 | 金融・ その他事業 | 合計 | |
| 当期償却額 | - | 917 | - | 917 |
| 当期末残高 | - | 5,504 | - | 5,504 |
当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
1.のれん
| (単位:百万円) | ||||
| 国内損害 保険事業 | 海外 保険事業 | 金融・ その他事業 | 合計 | |
| 当期償却額 | - | 72,817 | - | 72,817 |
| 当期末残高 | - | 454,770 | - | 454,770 |
2.負ののれん
| (単位:百万円) | ||||
| 国内損害 保険事業 | 海外 保険事業 | 金融・ その他事業 | 合計 | |
| 当期償却額 | - | 917 | - | 917 |
| 当期末残高 | - | 4,586 | - | 4,586 |
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
【関連当事者情報】
1.関連当事者との取引
記載すべき重要なものはありません。
2.親会社又は重要な関連会社に関する注記
(1)親会社情報
東京海上ホールディングス株式会社(東京証券取引所に上場)
(2)重要な関連会社の要約財務情報
記載すべき重要なものはありません。
(1株当たり情報)
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
|---|---|---|
| 1株当たり純資産額 | 2,009円89銭 | 2,234円57銭 |
| 1株当たり当期純利益 | 54円77銭 | 222円79銭 |
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載していません。
2.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりです。
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
|---|---|---|
| 親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 84,890 | 345,258 |
| 普通株主に帰属しない金額(百万円) | - | - |
| 普通株式に係る親会社株主に帰属する 当期純利益(百万円) | 84,890 | 345,258 |
| 普通株式の期中平均株式数(千株) | 1,549,692 | 1,549,692 |
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
⑤【連結附属明細表】
【社債明細表】
| 会社名 | 銘柄 | 発行年月日 | 当期首残高 (百万円) | 当期末残高 (百万円) | 利率 (%) | 担保 | 償還期限 |
| 当社 | 第1回利払繰延条項・期限前償還条項付無担保社債(劣後特約付) | 200,000 | 200,000 | 0.96 | なし | 2079年12月24日 | |
| 2019年12月24日 | |||||||
| Delphi Financial Group, Inc. | 米ドル建劣後社債 | 17,758 | 19,753 | 3.31 | なし | 2067年5月1日 | |
| 2007年5月23日 | (171,578 | (171,737 | ~ | ||||
| 千米ドル) | 千米ドル) | 3.41 | |||||
| Privilege Underwriters Reciprocal Exchange | サープラスノート | 12,839 | 42 | なし | |||
| 2007年6月13日 | (124,052 | (370 | 1.52 | 2022年6月13日 | |||
| 千米ドル) | 千米ドル) | ||||||
| [42] | |||||||
| 合計 | - | 230,597 | 219,795 | - | - | - | |
| [42] | |||||||
(注)1.当期首残高および当期末残高欄の( )内は、外貨建による金額です。
2.当期末残高欄の[ ]内は、1年内に償還が予定されている金額です。
3.連結決算日後5年内における償還予定額は以下のとおりです。
| (単位:百万円) | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 1年以内 | 1年超2年以内 | 2年超3年以内 | 3年超4年以内 | 4年超5年以内 | |
| 社債 | 42 | - | - | - | - |
【借入金等明細表】
| 区分 | 当期首残高 (百万円) | 当期末残高 (百万円) | 平均利率 (%) | 返済期限 |
|---|---|---|---|---|
| 短期借入金 | 25,810 | 23,579 | 1.0 | - |
| 1年以内に返済予定の長期借入金 | 31,039 | 66,136 | 1.0 | - |
| 1年以内に返済予定のリース債務 | 3,091 | 3,280 | 4.3 | - |
| 長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。) | 111,262 | 89,078 | 1.8 | 2024年4月30日 ~ 2027年3月8日 |
| リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。) | 10,823 | 10,753 | 3.2 | 2023年1月1日 ~ 2031年10月6日 |
| 合計 | 182,026 | 192,827 | - | - |
(注)1.平均利率は期末の利率および残高に基づいて算出しています。
2.本表記載の借入金およびリース債務は連結貸借対照表の「その他負債」に含まれています。
3.長期借入金およびリース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年内における返済予定額は以下のとおりです。
| (単位:百万円) | ||||
|---|---|---|---|---|
| 1年超2年以内 | 2年超3年以内 | 3年超4年以内 | 4年超5年以内 | |
| 長期借入金 | - | 34,506 | - | - |
| リース債務 | 2,697 | 1,917 | 1,602 | 1,121 |
【資産除去債務明細表】
当連結会計年度期首および当連結会計年度末における資産除去債務の金額が、当連結会計年度期首および当連結会計年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、連結財務諸表規則第92条の2の規定により記載を省略しています。
(2)【その他】
該当事項はありません。
2【財務諸表等】
(1)【財務諸表】
①【貸借対照表】
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前事業年度 (2021年3月31日) | 当事業年度 (2022年3月31日) | |
| 資産の部 | ||
| 現金及び預貯金 | 239,487 | 285,277 |
| 現金 | 1 | 3 |
| 預貯金 | 239,485 | 285,273 |
| 買現先勘定 | 999 | 3,999 |
| 買入金銭債権 | 89,215 | 46,634 |
| 金銭の信託 | 2,378 | - |
| 有価証券 | ※3,※4,※8 8,016,247 | ※3,※4,※8 7,993,679 |
| 国債 | 1,242,038 | 1,228,430 |
| 地方債 | 91,890 | 77,169 |
| 社債 | 620,301 | 525,904 |
| 株式 | 2,500,930 | 2,547,874 |
| 外国証券 | 3,532,947 | 3,587,617 |
| その他の証券 | 28,138 | 26,682 |
| 貸付金 | ※7,※9 235,671 | ※7,※9 246,000 |
| 保険約款貸付 | 6,365 | 5,094 |
| 一般貸付 | 229,306 | 240,906 |
| 有形固定資産 | ※1 214,246 | ※1 209,751 |
| 土地 | 97,634 | 97,839 |
| 建物 | 88,960 | 81,901 |
| 建設仮勘定 | 2,285 | 5,302 |
| その他の有形固定資産 | 25,366 | 24,707 |
| 無形固定資産 | 45,990 | 81,573 |
| ソフトウエア | 45,478 | 81,062 |
| その他の無形固定資産 | 511 | 511 |
| その他資産 | 714,706 | 694,213 |
| 未収保険料 | 4,459 | 7,660 |
| 代理店貸 | 215,214 | 217,231 |
| 外国代理店貸 | 50,743 | 62,059 |
| 共同保険貸 | 31,666 | 28,752 |
| 再保険貸 | 78,252 | 56,456 |
| 外国再保険貸 | 89,438 | 70,839 |
| 代理業務貸 | 3 | 0 |
| 未収金 | 41,727 | 35,990 |
| 未収収益 | 5,137 | 5,038 |
| 預託金 | 13,792 | 16,503 |
| 地震保険預託金 | 10,441 | 7,178 |
| 仮払金 | 61,565 | 66,406 |
| 先物取引差入証拠金 | 4,288 | 5,121 |
| 先物取引差金勘定 | 898 | 235 |
| 金融派生商品 | 72,181 | 49,082 |
| 金融商品等差入担保金 | 34,894 | 65,657 |
| 前払年金費用 | 4,813 | 4,614 |
| 支払承諾見返 | 1,997 | 1,878 |
| 貸倒引当金 | △3,304 | △2,829 |
| 資産の部合計 | 9,562,449 | 9,564,794 |
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前事業年度 (2021年3月31日) | 当事業年度 (2022年3月31日) | |
| 負債の部 | ||
| 保険契約準備金 | 5,498,921 | 5,540,419 |
| 支払備金 | ※10 1,083,504 | ※10 1,138,644 |
| 責任準備金 | ※10 4,415,416 | ※10 4,401,775 |
| 社債 | 200,000 | 200,000 |
| その他負債 | 484,699 | 463,847 |
| 共同保険借 | 18,736 | 18,668 |
| 再保険借 | 63,882 | 59,416 |
| 外国再保険借 | 63,901 | 67,301 |
| 未払法人税等 | 67,936 | 58,709 |
| 預り金 | 16,236 | 3,818 |
| 前受収益 | 5 | 17 |
| 未払金 | 50,186 | 43,093 |
| 仮受金 | 86,142 | 88,726 |
| 先物取引差金勘定 | 17 | - |
| 金融派生商品 | 96,418 | 108,967 |
| 金融商品等受入担保金 | 14,738 | 8,751 |
| リース債務 | 3,019 | 2,917 |
| 資産除去債務 | 3,474 | 3,455 |
| その他の負債 | 4 | 4 |
| 退職給付引当金 | 211,378 | 210,134 |
| 賞与引当金 | 21,220 | 21,672 |
| 特別法上の準備金 | 109,013 | 115,167 |
| 価格変動準備金 | 109,013 | 115,167 |
| 繰延税金負債 | 98,874 | 67,662 |
| 支払承諾 | 1,997 | 1,878 |
| 負債の部合計 | 6,626,103 | 6,620,782 |
| 純資産の部 | ||
| 株主資本 | ||
| 資本金 | 101,994 | 101,994 |
| 資本剰余金 | ||
| 資本準備金 | 123,521 | 123,521 |
| その他資本剰余金 | 11,913 | 11,913 |
| 資本剰余金合計 | 135,434 | 135,434 |
| 利益剰余金 | ||
| 利益準備金 | 81,099 | 81,099 |
| その他利益剰余金 | ||
| 固定資産圧縮積立金 | 22,507 | 23,620 |
| オープンイノベーション促進積立金 | - | 1,444 |
| 特別準備金 | 235,426 | 235,426 |
| 繰越利益剰余金 | 810,002 | 812,694 |
| 利益剰余金合計 | 1,149,035 | 1,154,284 |
| 株主資本合計 | 1,386,465 | 1,391,714 |
| 評価・換算差額等 | ||
| その他有価証券評価差額金 | 1,555,074 | 1,568,686 |
| 繰延ヘッジ損益 | △5,193 | △16,388 |
| 評価・換算差額等合計 | 1,549,880 | 1,552,298 |
| 純資産の部合計 | 2,936,346 | 2,944,012 |
| 負債及び純資産の部合計 | 9,562,449 | 9,564,794 |
②【損益計算書】
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
| 経常収益 | 2,603,157 | 2,691,743 |
| 保険引受収益 | 2,360,283 | 2,398,858 |
| 正味収入保険料 | ※2 2,261,313 | ※2 2,288,170 |
| 収入積立保険料 | 63,689 | 61,830 |
| 積立保険料等運用益 | 34,522 | 32,727 |
| 責任準備金戻入額 | - | ※6 13,641 |
| 為替差益 | - | 1,133 |
| その他保険引受収益 | 757 | 1,354 |
| 資産運用収益 | 230,357 | 280,503 |
| 利息及び配当金収入 | ※7 163,314 | ※7 183,585 |
| 金銭の信託運用益 | ※9 277 | 44 |
| 売買目的有価証券運用益 | ※8 26 | - |
| 有価証券売却益 | 86,478 | 97,865 |
| 有価証券償還益 | 276 | 747 |
| 為替差益 | 14,186 | 30,556 |
| その他運用収益 | 319 | 431 |
| 積立保険料等運用益振替 | △34,522 | △32,727 |
| その他経常収益 | 12,515 | 12,381 |
| 経常費用 | 2,445,884 | 2,372,530 |
| 保険引受費用 | 2,110,197 | 1,993,176 |
| 正味支払保険金 | ※3 1,185,264 | ※3 1,192,969 |
| 損害調査費 | 113,777 | 123,047 |
| 諸手数料及び集金費 | ※4 432,369 | ※4 445,175 |
| 満期返戻金 | 171,418 | 176,274 |
| 契約者配当金 | 4 | 2 |
| 支払備金繰入額 | ※5 99,804 | ※5 55,139 |
| 責任準備金繰入額 | ※6 106,923 | - |
| 為替差損 | 213 | - |
| その他保険引受費用 | 421 | 566 |
| 資産運用費用 | 28,409 | 46,190 |
| 有価証券売却損 | 2,712 | 3,912 |
| 有価証券評価損 | 1,609 | 5,169 |
| 有価証券償還損 | 81 | 81 |
| 金融派生商品費用 | ※10 24,001 | ※10 37,027 |
| その他運用費用 | 4 | 0 |
| 営業費及び一般管理費 | 302,449 | 327,286 |
| その他経常費用 | 4,828 | 5,877 |
| 支払利息 | 4,443 | 2,049 |
| 貸倒損失 | 2 | 1 |
| 移転補償金 | - | 3,070 |
| その他の経常費用 | 382 | 756 |
| 経常利益 | 157,272 | 319,212 |
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
| 特別利益 | 274 | 3,330 |
| 固定資産処分益 | 260 | 3,330 |
| 関係会社清算益 | 13 | - |
| 特別損失 | 18,342 | 12,912 |
| 固定資産処分損 | 1,261 | 2,197 |
| 減損損失 | 175 | 263 |
| 特別法上の準備金繰入額 | 6,138 | 6,154 |
| 価格変動準備金繰入額 | 6,138 | 6,154 |
| 関係会社株式評価損 | 9,912 | 4,297 |
| 関係会社株式売却損 | 854 | - |
| 税引前当期純利益 | 139,203 | 309,631 |
| 法人税及び住民税 | 92,497 | 106,370 |
| 法人税等調整額 | △62,673 | △32,210 |
| 法人税等合計 | 29,824 | 74,160 |
| 当期純利益 | 109,379 | 235,471 |
③【株主資本等変動計算書】
前事業年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
| (単位:百万円) | ||||||||||
| 株主資本 | ||||||||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | 株主資本 合計 | |||||||
| 資本 準備金 | その他 資本 剰余金 | 利益 準備金 | その他利益剰余金 | |||||||
| 特別償却 準備金 | 固定資産 圧縮 積立金 | オープンイノベーション促進積立金 | 特別 準備金 | 繰越利益 剰余金 | ||||||
| 当期首残高 | 101,994 | 123,521 | 11,913 | 81,099 | 5 | 23,230 | - | 235,426 | 859,390 | 1,436,580 |
| 当期変動額 | ||||||||||
| 特別償却準備金の 取崩 | △5 | 5 | - | |||||||
| 固定資産圧縮積立金の積立 | - | |||||||||
| 固定資産圧縮 積立金の取崩 | △722 | 722 | - | |||||||
| オープンイノベーション促進積立金の積立 | - | |||||||||
| 剰余金の配当 | △159,494 | △159,494 | ||||||||
| 当期純利益 | 109,379 | 109,379 | ||||||||
| 株主資本以外の 項目の当期変動額(純額) | ||||||||||
| 当期変動額合計 | - | - | - | - | △5 | △722 | - | - | △49,387 | △50,115 |
| 当期末残高 | 101,994 | 123,521 | 11,913 | 81,099 | - | 22,507 | - | 235,426 | 810,002 | 1,386,465 |
| 評価・換算差額等 | 純資産合計 | ||
| その他有価証券 評価差額金 | 繰延ヘッジ損益 | ||
| 当期首残高 | 1,143,824 | △7,842 | 2,572,562 |
| 当期変動額 | |||
| 特別償却準備金の 取崩 | - | ||
| 固定資産圧縮積立金の積立 | - | ||
| 固定資産圧縮 積立金の取崩 | - | ||
| オープンイノベーション促進積立金の積立 | - | ||
| 剰余金の配当 | △159,494 | ||
| 当期純利益 | 109,379 | ||
| 株主資本以外の 項目の当期変動額(純額) | 411,250 | 2,648 | 413,898 |
| 当期変動額合計 | 411,250 | 2,648 | 363,783 |
| 当期末残高 | 1,555,074 | △5,193 | 2,936,346 |
当事業年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
| (単位:百万円) | ||||||||||
| 株主資本 | ||||||||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | 株主資本 合計 | |||||||
| 資本 準備金 | その他 資本 剰余金 | 利益 準備金 | その他利益剰余金 | |||||||
| 特別償却準備金 | 固定資産 圧縮 積立金 | オープンイノベーション促進積立金 | 特別 準備金 | 繰越利益 剰余金 | ||||||
| 当期首残高 | 101,994 | 123,521 | 11,913 | 81,099 | - | 22,507 | - | 235,426 | 810,002 | 1,386,465 |
| 当期変動額 | ||||||||||
| 特別償却準備金の取崩 | - | |||||||||
| 固定資産圧縮 積立金の積立 | 1,842 | △1,842 | - | |||||||
| 固定資産圧縮 積立金の取崩 | △729 | 729 | - | |||||||
| オープンイノベーション促進積立金の積立 | 1,444 | △1,444 | - | |||||||
| 剰余金の配当 | △230,222 | △230,222 | ||||||||
| 当期純利益 | 235,471 | 235,471 | ||||||||
| 株主資本以外の 項目の当期変動額(純額) | ||||||||||
| 当期変動額合計 | - | - | - | - | - | 1,112 | 1,444 | - | 2,691 | 5,248 |
| 当期末残高 | 101,994 | 123,521 | 11,913 | 81,099 | - | 23,620 | 1,444 | 235,426 | 812,694 | 1,391,714 |
| 評価・換算差額等 | 純資産合計 | ||
| その他 有価証券 評価差額金 | 繰延ヘッジ 損益 | ||
| 当期首残高 | 1,555,074 | △5,193 | 2,936,346 |
| 当期変動額 | |||
| 特別償却準備金の取崩 | - | ||
| 固定資産圧縮 積立金の積立 | - | ||
| 固定資産圧縮 積立金の取崩 | - | ||
| オープンイノベーション促進積立金の積立 | - | ||
| 剰余金の配当 | △230,222 | ||
| 当期純利益 | 235,471 | ||
| 株主資本以外の 項目の当期変動額(純額) | 13,612 | △11,194 | 2,417 |
| 当期変動額合計 | 13,612 | △11,194 | 7,666 |
| 当期末残高 | 1,568,686 | △16,388 | 2,944,012 |
【注記事項】
(重要な会計方針)
1.保険契約に関する会計処理
保険料、支払備金および責任準備金等の保険契約に関する会計処理については、保険業法等の法令等の定めによっています。
2.有価証券の評価基準および評価方法
(1) 満期保有目的の債券の評価は、移動平均法に基づく償却原価法(定額法)によっています。
(2) 子会社株式および関連会社株式の評価は、移動平均法に基づく原価法によっています。
(3) その他有価証券(市場価格のない株式等を除く。)の評価は、時価法によっています。
なお、評価差額は全部純資産直入法により処理し、また、売却原価の算定は移動平均法に基づいています。
(4) その他有価証券のうち市場価格のない株式等の評価は、移動平均法に基づく原価法によっています。
(5) 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運用されている有価証券の評価は、時価法によっています。
3.デリバティブ取引の評価基準および評価方法
デリバティブ取引の評価は、時価法によっています。
4.固定資産の減価償却の方法
(1) 有形固定資産の減価償却は、定額法によっています。
(2) 無形固定資産の減価償却は、定額法によっています。なお、自社利用のソフトウエアの減価償却は、利用可能期間に基づく定額法によっています。
5.引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、資産の自己査定基準および償却・引当基準に基づき、次のとおり計上しています。
破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に経営破綻の事実が発生している債務者に対する債権および実質的に経営破綻に陥っている債務者に対する債権については、債権額から担保の処分可能見込額および保証による回収が可能と認められる額等を控除し、その残額を計上しています。
今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者に対する債権については、債権額から担保の処分可能見込額および保証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断して必要と認められる額を計上しています。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績等から算出した貸倒実績率を債権額に乗じた額を計上しています。
また、すべての債権は資産の自己査定基準に基づき、資産計上部門および資産管理部門が資産査定を実施し、当該部門から独立した資産監査部門が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の計上を行っています。
(2) 退職給付引当金および前払年金費用
従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務および年金資産の見込額に基づき、当事業年度末において発生していると認められる額を計上しています。
① 退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっています。
② 数理計算上の差異および過去勤務費用の費用処理方法
数理計算上の差異は、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(13年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌事業年度から費用処理しています。
過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(13年)による定額法により費用処理しています。
(3) 賞与引当金
従業員賞与に充てるため、支給見込額を基準に計上しています。
(4) 価格変動準備金
株式等の価格変動による損失に備えるため、保険業法第115条の規定に基づき計上しています。
6.ヘッジ会計の方法
(1) 金利関係
長期の保険契約等に付随して発生する金利の変動リスクを軽減するため、金融資産と保険負債等を同時に評価・分析し、リスクをコントロールする資産・負債総合管理(ALM:Asset Liability Management)を実施しています。この管理のために利用している金利スワップ取引の一部については、業種別委員会実務指針第26号「保険業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(2022年3月17日 日本公認会計士協会)に基づく繰延ヘッジ処理を行っています。当該金利スワップ取引については、実務対応報告第40号「LIBORを参照する金融商品に関するヘッジ会計の取扱い」(2022年3月17日 企業会計基準委員会)を適用しています。なお、ヘッジ対象となる保険負債とヘッジ手段である金利スワップ取引を一定の残存期間毎にグルーピングのうえヘッジ指定を行っており、ヘッジに高い有効性があるため、ヘッジ有効性の評価を省略しています。
(2) 為替関係
外貨建資産に係る将来の為替相場の変動リスクを軽減する目的で実施している為替予約取引・通貨スワップ取引の一部については、時価ヘッジ処理および繰延ヘッジ処理を行っています。なお、ヘッジ手段とヘッジ対象の重要な条件が同一であり、ヘッジに高い有効性があるため、ヘッジ有効性の評価を省略しています。
7.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
(1) 退職給付に係る会計処理
退職給付に係る未認識数理計算上の差異および未認識過去勤務費用の会計処理の方法は、連結財務諸表におけるこれらの会計処理の方法とは異なっています。
(2) 消費税等の会計処理
消費税等の会計処理は税抜方式によっています。ただし、損害調査費、営業費及び一般管理費等の費用は税込方式によっています。
なお、資産に係る控除対象外消費税等は仮払金に計上し、5年間で均等償却を行っています。
(重要な会計上の見積り)
財政状態または経営成績に対して重大な影響を与え得る会計上の見積りを含む項目は支払備金です。
1.当事業年度の財務諸表に計上した金額
(百万円)
| 前事業年度 | 当事業年度 | |
|---|---|---|
| 支払備金 | 1,083,504 | 1,138,644 |
2.重要な会計上の見積りの内容に関する情報
(1) 算出方法
保険契約に基づいて支払義務が発生したと認められる保険金、返戻金その他の給付金(以下「保険金等」という。)のうち、未だ支払っていない金額を見積り、支払備金として計上しています。
(2) 算出に用いた主要な仮定
支払備金の計上にあたっては、主として過去の支払実績等から算出した仮定を用いて見積った最終的に支払う保険金等の見込額を使用しています。
(3) 翌事業年度の財務諸表に与える影響
法令等の改正や裁判等の結果などにより、最終的に支払う保険金等の額が当初の見積りから変動し、支払備金の計上額が増減する可能性があります。
(会計方針の変更)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)等を当事業年度の期首から適用し、時価算定会計基準第19項および「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いにしたがって、時価算定会計基準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしました。これによる財務諸表に与える影響は軽微です。
(貸借対照表関係)
※1 有形固定資産の圧縮記帳額は次のとおりです。
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| 前事業年度 (2021年3月31日) | 当事業年度 (2022年3月31日) |
| 13,678 | 13,678 |
2 関係会社に対する金銭債権債務の総額は次のとおりです。
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前事業年度 (2021年3月31日) | 当事業年度 (2022年3月31日) | |
| 金銭債権の総額 | 184,712 | 181,028 |
| 金銭債務の総額 | 7,283 | 12,694 |
(注)金銭債権の内容は代理店貸、外国再保険貸等であり、金銭債務の内容は外国再保険借、未払金等です。
※3 関係会社の株式等の総額は次のとおりです。
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前事業年度 (2021年3月31日) | 当事業年度 (2022年3月31日) | |
| 株式 | 2,687,434 | 2,691,713 |
| 出資金 | 38,329 | 26,810 |
※4 担保に供している資産は次のとおりです。
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前事業年度 (2021年3月31日) | 当事業年度 (2022年3月31日) | |
| 有価証券 | 49,610 | 100,643 |
5 現先取引により受け入れているコマーシャル・ペーパーのうち、売却または再担保という方法で自由に処分できる権利を有するものの時価は次のとおりであり、すべて自己保有しています。
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| 前事業年度 (2021年3月31日) | 当事業年度 (2022年3月31日) |
| 999 | 3,999 |
6 当社は以下の子会社の債務を保証しています。
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前事業年度 (2021年3月31日) | 当事業年度 (2022年3月31日) | |
| Tokio Marine Kiln Insurance Limited | 45,012 | 37,799 |
| Tokio Marine Compania de Seguros,S.A. de C.V. | 5,463 | 8,569 |
| 東京海上日動火災保険(中国)有限公司 | 0 | 0 |
| Tokio Marine Underwriting Limited | 45,110 | 34,629 |
| Tokio Marine Life Insurance Singapore Ltd. | 71,583 | 78,694 |
| Tokio Marine Insurance Singapore Ltd. | 46,188 | 52,127 |
| Tokio Marine Kiln Group Limited | 9,086 | 4,826 |
| HCC Reinsurance Company Limited | 9,916 | 31,753 |
| Nameco (No.808) Limited | 9,266 | 10,244 |
| PT Asuransi Tokio Marine Indonesia | 21,117 | 26,341 |
| Tokio Marine RSL Re PIC, Ltd. | 83,810 | 185,044 |
| 計 | 346,554 | 470,030 |
※7 保険業法に基づく債権のうち、破産更生債権及びこれらに準ずる債権等の金額は次のとおりです。
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前事業年度 (2021年3月31日) | 当事業年度 (2022年3月31日) | |
| 破産更生債権及びこれらに準ずる債権額 | - | 1 |
| 危険債権額 | - | - |
| 三月以上延滞債権額 | - | - |
| 貸付条件緩和債権額 | 0 | - |
| 合計 | 0 | 1 |
(注)破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始または再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権およびこれらに準ずる債権です。
危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態および経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収および利息の受取りができない可能性の高い債権で、破産更生債権及びこれらに準ずる債権に該当しない債権です。
三月以上延滞債権とは、元本または利息の支払が約定支払日の翌日から三月以上遅延している貸付金で破産更生債権及びこれらに準ずる債権ならびに危険債権に該当しないものです。
貸付条件緩和債権とは、債務者の経営再建または支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸付金で、破産更生債権及びこれらに準ずる債権、危険債権ならびに三月以上延滞債権に該当しないものです。
(表示方法の変更)
「銀行法施行規則等の一部を改正する内閣府令」(令和2年1月24日内閣府令第3号)が2022年3月31日から施行されたことに伴い、保険業法の「リスク管理債権」の区分等を、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律に基づく開示債権の区分等に合わせて表示しています。
※8 有価証券のうち消費貸借契約により貸し付けているものの金額は次のとおりです。
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| 前事業年度 (2021年3月31日) | 当事業年度 (2022年3月31日) |
| 290,845 | 298,701 |
※9 貸出コミットメントに係る貸出未実行残高は次のとおりです。
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前事業年度 (2021年3月31日) | 当事業年度 (2022年3月31日) | |
| 貸出コミットメントの総額 | 4,800 | 4,800 |
| 貸出実行残高 | 1,000 | 1,000 |
| 差引額 | 3,800 | 3,800 |
※10 支払備金および責任準備金の内訳は次のとおりです。
(支払備金)
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前事業年度 (2021年3月31日) | 当事業年度 (2022年3月31日) | |
| 支払備金(出再支払備金控除前、 (ロ)に掲げる保険を除く) | 1,152,130 | 1,210,367 |
| 同上に係る出再支払備金 | 135,100 | 134,040 |
| 差引(イ) | 1,017,030 | 1,076,326 |
| 地震保険および自動車損害賠償責任保険 に係る支払備金(ロ) | 66,473 | 62,317 |
| 計(イ+ロ) | 1,083,504 | 1,138,644 |
(責任準備金)
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前事業年度 (2021年3月31日) | 当事業年度 (2022年3月31日) | |
| 普通責任準備金(出再責任準備金控除前) | 1,877,931 | 1,845,938 |
| 同上に係る出再責任準備金 | 148,077 | 134,150 |
| 差引(イ) | 1,729,853 | 1,711,788 |
| その他の責任準備金(ロ) | 2,685,563 | 2,689,986 |
| 計(イ+ロ) | 4,415,416 | 4,401,775 |
(損益計算書関係)
1 関係会社との取引高の総額は次のとおりです。
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
| 収益の総額 | 159,727 | 132,436 |
| 費用の総額 | 174,485 | 185,739 |
(注)収益の内容は収入保険料、不動産賃貸料等であり、費用の内容は事務委託費、支払保険金等です。
※2 正味収入保険料の内訳は次のとおりです。
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
| 収入保険料 | 2,803,543 | 2,840,603 |
| 支払再保険料 | 542,230 | 552,432 |
| 差引 | 2,261,313 | 2,288,170 |
※3 正味支払保険金の内訳は次のとおりです。
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
| 支払保険金 | 1,585,310 | 1,495,054 |
| 回収再保険金 | 400,045 | 302,085 |
| 差引 | 1,185,264 | 1,192,969 |
※4 諸手数料及び集金費の内訳は次のとおりです。
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
| 支払諸手数料及び集金費 | 472,881 | 488,300 |
| 出再保険手数料 | 40,512 | 43,124 |
| 差引 | 432,369 | 445,175 |
※5 支払備金繰入額(△は支払備金戻入額)の内訳は次のとおりです。
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
| 支払備金繰入額(出再支払備金控除前、(ロ)に掲げる保険を除く) | △12,414 | 58,236 |
| 同上に係る出再支払備金繰入額 | △113,823 | △1,059 |
| 差引(イ) | 101,409 | 59,296 |
| 地震保険および自動車損害賠償責任保険に係る支払備金繰入額(ロ) | △1,604 | △4,156 |
| 計(イ+ロ) | 99,804 | 55,139 |
※6 責任準備金繰入額(△は責任準備金戻入額)の内訳は次のとおりです。
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
| 普通責任準備金繰入額(出再責任準備金 控除前) | 121,246 | △31,992 |
| 同上に係る出再責任準備金繰入額 | 3,078 | △13,927 |
| 差引(イ) | 118,168 | △18,064 |
| その他の責任準備金繰入額(ロ) | △11,244 | 4,423 |
| 計(イ+ロ) | 106,923 | △13,641 |
※7 利息及び配当金収入の内訳は次のとおりです。
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
| 預貯金利息 | 156 | 76 |
| 買現先勘定利息 | 2 | 1 |
| 買入金銭債権利息 | 149 | 42 |
| 有価証券利息・配当金 | 151,514 | 172,160 |
| 貸付金利息 | 2,259 | 2,631 |
| 不動産賃貸料 | 8,608 | 8,039 |
| その他利息・配当金 | 624 | 633 |
| 計 | 163,314 | 183,585 |
※8 売買目的有価証券運用益の内訳は次のとおりです。
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
| 利息及び配当金 | 0 | - |
| 売却損益 | 26 | - |
※9 金銭の信託運用益中の評価損益は次のとおりです。
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| 前事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
| 376 | - |
※10 金融派生商品費用中の評価損益は次のとおりです。
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| 前事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
| △26,758 | 7,043 |
(有価証券関係)
子会社および関連会社の株式等の貸借対照表計上額は次のとおりです。
前事業年度(2021年3月31日) (単位:百万円)
| 区分 | 貸借対照表計上額 | 時価 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 関連会社株式 | 3,610 | 9,130 | 5,519 |
当事業年度(2022年3月31日) (単位:百万円)
| 区分 | 貸借対照表計上額 | 時価 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 関連会社株式 | 3,610 | 7,157 | 3,546 |
(注)上記に含まれない市場価格のない株式等の貸借対照表(前事業年度においては、時価を把握することが極めて困難と認められる子会社および関連会社の株式等の貸借対照表)計上額は次のとおりです。
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 区分 | 前事業年度 (2021年3月31日) | 当事業年度 (2022年3月31日) |
| 子会社株式 | 2,660,853 | 2,668,115 |
| 子会社出資金 | 22,603 | 26,810 |
| 関連会社株式 | 22,970 | 19,987 |
| 関連会社出資金 | 15,726 | - |
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
| (単位:百万円) | |||
|---|---|---|---|
| 前事業年度 (2021年3月31日) | 当事業年度 (2022年3月31日) | ||
| 繰延税金資産 | |||
| 責任準備金 | 310,112 | 331,852 | |
| 支払備金 | 63,702 | 75,131 | |
| 退職給付引当金 | 58,974 | 58,627 | |
| 有価証券評価損 | 43,012 | 44,520 | |
| 価格変動準備金 | 30,414 | 32,131 | |
| 減価償却超過額 | 19,900 | 16,953 | |
| その他 | 36,729 | 41,366 | |
| 繰延税金資産小計 | 562,846 | 600,584 | |
| 評価性引当額 | △43,935 | △44,673 | |
| 繰延税金資産合計 | 518,910 | 555,910 | |
| 繰延税金負債 | |||
| その他有価証券評価差額金 | △593,456 | △598,786 | |
| その他 | △24,328 | △24,786 | |
| 繰延税金負債合計 | △617,785 | △623,572 | |
| 繰延税金資産(負債)の純額 | △98,874 | △67,662 |
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
| (単位:%) | |||
|---|---|---|---|
| 前事業年度 (2021年3月31日) | 当事業年度 (2022年3月31日) | ||
| 法定実効税率 | 27.9 | 27.9 | |
| (調整) | |||
| 受取配当金等永久に益金に算入されない項目 | △13.3 | △6.4 | |
| 交際費等永久に損金に算入されない項目 | 0.4 | 0.2 | |
| 外国子会社合算税制 | 3.4 | 2.1 | |
| 評価性引当額 | 3.5 | 0.2 | |
| その他 | △0.5 | △0.1 | |
| 税効果会計適用後の法人税等の負担率 | 21.4 | 24.0 |
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
④【附属明細表】
【事業費明細表】
| (単位:百万円) | ||
| 区分 | 金額 | |
| 損害調査費・営業費及び一般管理費 | 人件費 | 198,030 |
| 給与 | 129,634 | |
| 賞与引当金繰入額 | 21,672 | |
| 退職金 | 98 | |
| 退職給付引当金繰入額 | 20,667 | |
| 厚生費 | 25,957 | |
| 物件費 | 235,869 | |
| 減価償却費 | 25,070 | |
| 土地建物機械賃借料 | 23,280 | |
| 営繕費 | 6,381 | |
| 旅費交通費 | 3,323 | |
| 通信費 | 10,476 | |
| 事務費 | 7,539 | |
| 広告費 | 8,639 | |
| 諸会費・寄附金・交際費 | 11,332 | |
| その他物件費 | 139,826 | |
| 税金 | 16,418 | |
| 拠出金 | 15 | |
| 負担金 | - | |
| 計 | 450,334 | |
| (損害調査費) | (123,047) | |
| (営業費及び一般管理費) | (327,286) | |
| 諸手数料及び集金費 | 代理店手数料等 | 429,687 |
| 保険仲立人手数料 | 1,918 | |
| 募集費 | - | |
| 集金費 | 13,270 | |
| 受再保険手数料 | 43,424 | |
| 出再保険手数料 | △43,124 | |
| 計 | 445,175 | |
| 事業費合計 | 895,509 | |
(注)1.金額は、当事業年度の損益計算書における損害調査費、営業費及び一般管理費ならびに諸手数料及び集金費の合計です。
2.その他物件費は、業務委託費、システム関係費等です。
3.負担金は、保険業法第265条の33の規定に基づく保険契約者保護機構負担金です。
【有形固定資産等明細表】
| (単位:百万円) | |||||||
| 資産の種類 | 当期首残高 | 当期 増加額 | 当期 減少額 | 当期末 残高 | 当期末減価 償却累計額 又は償却累計額 | 当期 償却額 | 差引当期末 残高 |
| 有形固定資産 | |||||||
| 土地 | 97,634 | 332 | 127 | 97,839 | - | - | 97,839 |
| (81) | |||||||
| 建物 | 355,127 | 4,560 | 1,571 | 358,117 | 276,215 | 11,211 | 81,901 |
| (181) | |||||||
| 建設仮勘定 | 2,285 | 3,155 | 138 | 5,302 | - | - | 5,302 |
| その他の有形固定資産 | 62,023 | 7,148 | 14,229 | 54,942 | 30,235 | 5,793 | 24,707 |
| 有形固定資産計 | 517,071 | 15,198 | 16,067 | 516,201 | 306,450 | 17,004 | 209,751 |
| (263) | |||||||
| 無形固定資産 | |||||||
| ソフトウエア | - | - | - | 91,255 | 10,193 | 8,065 | 81,062 |
| その他の無形固定資産 | - | - | - | 526 | 15 | 0 | 511 |
| 無形固定資産計 | - | - | - | 91,781 | 10,208 | 8,065 | 81,573 |
| 長期前払費用 | - | - | - | - | - | - | - |
| 繰延資産 | - | - | - | - | - | - | - |
| 繰延資産計 | - | - | - | - | - | - | - |
(注)1.「当期減少額」欄の( )内は内書きで、減損損失の計上額です。
2.無形固定資産の金額が資産の総額の1%以下であるため「当期首残高」、「当期増加額」および「当期減少額」の記載を省略しています。
【引当金明細表】
| (単位:百万円) | |||||
| 区分 | 当期首残高 | 当期増加額 | 当期減少額 (目的使用) | 当期減少額 (その他) | 当期末残高 |
| 貸倒引当金 | |||||
| 一般貸倒引当金 | 256 | 183 | - | 256 | 183 |
| 個別貸倒引当金 | 3,048 | 83 | 61 | 425 | 2,645 |
| 特定海外債権引当勘定 | - | - | - | - | - |
| 計 | 3,304 | 267 | 61 | 681 | 2,829 |
| 賞与引当金 | 21,220 | 21,672 | 21,220 | - | 21,672 |
| 価格変動準備金 | 109,013 | 6,154 | - | - | 115,167 |
(注)1.一般貸倒引当金の当期減少額(その他)は、洗替による取崩額です。
2.個別貸倒引当金の当期減少額(その他)は、回収等による取崩額です。
(2)【主な資産及び負債の内容】
連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しています。
(3)【その他】
該当事項はありません。
第6【提出会社の株式事務の概要】
| 事業年度 | 4月1日から3月31日まで |
|---|---|
| 定時株主総会 | 毎年4月1日から4か月以内 |
| 基準日 | 3月31日 |
| 株券の種類 | - |
| 剰余金の配当の基準日 | 9月30日 3月31日 |
| 1単元の株式数 | 1,000株 |
| 株式の名義書換え | |
| 取扱場所 | - |
| 株主名簿管理人 | - |
| 取次所 | - |
| 名義書換手数料 | - |
| 新券交付手数料 | - |
| 単元未満株式の買取り | |
| 取扱場所 | - |
| 株主名簿管理人 | - |
| 取次所 | - |
| 買取手数料 | - |
| 公告掲載方法 | 電子公告とする。但し事故その他やむを得ない事由によって電子公告による公告をすることができない場合は東京都において発行する日本経済新聞に掲載して行う。 公告掲載URL http://www.pronexus.co.jp/koukoku/m042/m042.html |
| 株主に対する特典 | 該当事項はありません。 |
第7【提出会社の参考情報】
1【提出会社の親会社等の情報】
当社は、上場会社でないため金融商品取引法第24条の7第1項の適用はありません。
2【その他の参考情報】
当事業年度の開始日から本有価証券報告書提出日までの間に次の書類を提出しています。
(1)有価証券報告書およびその添付書類ならびに確認書
事業年度(第78期)(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
2021年6月25日関東財務局長に提出
(2)半期報告書および確認書
事業年度(第79期中)(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
2021年11月19日関東財務局長に提出
(3)臨時報告書
2022年4月1日関東財務局長に提出
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号(代表取締役の異動)に基づく臨時報告書です。
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
独 立 監 査 人 の 監 査 報 告 書
| 2022年6月24日 | |
|---|---|
| 東京海上日動火災保険株式会社 |
| 取 締 役 会 御 中 |
|---|
PwCあらた有限責任監査法人 東京事務所
| 指定有限責任社員 業務執行社員 | 公認会計士 | 奈 良 昌 彦 |
|---|
| 指定有限責任社員 業務執行社員 | 公認会計士 | 鈴 木 隆 樹 |
|---|
| 指定有限責任社員 業務執行社員 | 公認会計士 | 草 地 克 紀 |
|---|
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている東京海上日動火災保険株式会社の2021年4月1日から2022年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、東京海上日動火災保険株式会社及び連結子会社の2022年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項
監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
当監査法人は、保険会社としての会社の事業内容及び事業戦略、会社を取り巻く国内外の事業環境、保険会社特有の会計処理や業界の実務慣行等を踏まえ、監査上特に注意を払った事項の中から、以下の項目を監査上の主要な検討事項として決定した。
・ 東京海上日動火災保険株式会社(以下、「東京海上日動社」)及び主要子会社の支払備金の見積り
・ Privilege Underwriters, Inc.(以下、「Pure社」)に係るのれん及びその他の無形固定資産の評価
・ レベル3の時価に分類される証券化商品及び商業用不動産担保付貸付金等の評価
上記のうち「レベル3の時価に分類される証券化商品及び商業用不動産担保付貸付金等の評価」は、前連結会計年度において「流動性の低い証券化商品及び商業用不動産担保付貸付金等の評価」とされていたものについて、当連結会計年度から「時価の算定に関する会計基準」等が適用されたことに伴い、時価の算定において不確実性が特に高い金融商品がレベル3に分類されたことから、これに監査上の注意を払うように変更した。その他の項目については前連結会計年度から重要な変更は生じていない。
| 東京海上日動社及び主要子会社の支払備金の見積り | |
| 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 | 監査上の対応 |
| 会社は、保険事業として、自ら国内損害保険事業を営むとともに、多数の子会社を通じて海外保険事業を営んでいる。保険事業に特有の勘定科目として、2022年3月31日現在、支払備金3,470,196百万円が連結貸借対照表に計上されており、総負債の25.3%を占めている。 【注記事項】「(重要な会計上の見積り)1.支払備金」に記載されているとおり、支払備金とは、保険契約に基づいて支払義務が発生したと認められる保険金等のうち、未だ支払っていない金額を見積り、負債として計上するものである。支払備金の見積りは、過去の支払実績等を使用した統計的手法を含む様々な手法により実施される。これらの見積手法や、保険金増加率等の重要な仮定の選択には、経営者の重要な判断が必要となる。特に、事故の発生から解決までに長期間を要することが多い保険商品に関する支払備金の見積りには、高い不確実性を伴う。 この長期間を要するという特徴を有する支払備金の多くが、東京海上日動社及びHCC Insurance Holdings, Inc. (以下、「HCC社」)、Delphi Financial Group, Inc. (以下、「Delphi社」)並びにPhiladelphia Consolidated Holding Corp.が計上する支払備金に含まれており、連結財務諸表残高に占める金額的重要性が高いため、監査上も特に慎重な検討が必要となる。 以上の理由より、当監査法人は、東京海上日動社及び上記の主要子会社が計上する、事故の発生から解決までに長期間を要することが多い保険商品に関する支払備金の見積りが、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 | 当監査法人は、東京海上日動社及び主要子会社の支払備金の見積りについて、当監査法人の指示及び監督の下で実施された主要子会社の監査人の作業を含め、主に以下の監査手続を実施した。 ・東京海上日動社及び主要子会社における内部統制の整備及び運用状況の有効性を評価した。特に着目した内部統制には以下のものが含まれる。 ‐支払備金の見積りにおいて使用する見積手法や仮定を承認する統制 ‐支払備金の当初の見積額とその後の保険金支払額の実績値とを事後的に比較する統制 ・過去の支払実績等、支払備金の見積りに使用された基礎データの正確性と網羅性を検証するため、当該基礎データが、保険金及び支払備金を管理するシステム等から出力された情報と一致することを確認した。 ・支払備金の見積りにおいて使用された見積手法や重要な仮定、及び見積額の妥当性を検証するため、保険数理の内部専門家(当監査法人又はPwCグローバルネットワークの他のメンバーファームに所属する専門家をいう。以下同様。)の協力を得て、主に以下の手続を実施した。 ‐経営者への質問や、経営者の利用する保険数理専門家による検討結果の閲覧等を通じた、見積手法の選択に関する経営者の判断の合理性の検討 ‐保険金増加率等、経営者が使用した重要な仮定の確認と、過年度の支払備金の見積額とその後の保険金支払額の実績値との比較検討 ‐監査人独自の支払備金の見積額及び許容範囲の設定と、経営者の見積額が当該許容範囲に収まっているかどうかの比較検討 |
| Pure社に係るのれん及びその他の無形固定資産の評価 | |
| 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 | 監査上の対応 |
| 会社は、東京海上グループの中核企業として、グループ全体の成長と分散の効いたポートフォリオの構築のため、海外保険市場において、持続的な内部成長に加えて戦略的なM&Aを推進している。当該戦略的なM&Aの結果として、2022年3月31日現在、のれん454,770百万円(総資産の2.6%)及びその他の無形固定資産471,422百万円(同2.7%)が連結貸借対照表に計上されている。これらには、会社が2020年2月に米国子会社であるHCC社を通じて買収した、Pure社に係る以下ののれん及びその他の無形固定資産(以下、「のれん等」)が含まれている。 ・のれん:買収時点の金額163,910百万円、償却期間15年 ・その他の無形固定資産(主として契約更改権価値及び販売網価値):買収時点の金額242,639百万円、主な償却期間15年 のれん等は、その効果が及ぶと見積もった期間にわたり償却されるが、収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなった場合は、減損損失を計上することが求められている。【注記事項】「(重要な会計上の見積り)2.のれんの減損」に記載されているとおり、会社は、報告単位、すなわち対象事業の直近の業績及び将来の見通しの悪化、買収時点に想定した事業計画からの著しい下方乖離、市場環境を含む経営環境の著しい悪化といった減損の兆候の有無を判定している。減損の兆候が認められ、減損損失の認識が必要と判定された場合には、のれん等の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失を計上する。 Pure社は、米国の富裕層向け保険市場に特化して急成長を遂げており、同社の買収においては、同社が今後も高い成長を続けていくことを想定した上で事業価値の評価が行われ、買収価額及びのれん等の計上額が決定されている。Pure社は、その買収後において一定の成長を実現できているものの、今後ものれん等の償却期間にわたり買収時に想定した高い成長が継続するかどうかは、高い不確実性を伴うものであり、減損の兆候の有無の判定には経営者の重要な判断が必要となる。Pure社に係るのれん等は金額的重要性が高く、減損損失が発生した場合には会社の損益に重要な影響を与える可能性もあることから、監査上も特に慎重な検討が必要となる。なお、会社は、当連結会計年度において、Pure社に係るのれん等の減損は不要と判断している。 以上の理由より、当監査法人は、Pure社に係るのれん及びその他の無形固定資産の評価が監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 | 当監査法人は、Pure社に係るのれん及びその他の無形固定資産の評価について、当監査法人の指示及び監督の下で実施されたHCC社の監査人の作業を含め、主に以下の監査手続を実施した。 ・Pure社の直接の親会社であるHCC社における内部統制の整備及び運用状況の有効性を評価した。特に着目した内部統制には以下のものが含まれる。 ‐対象事業毎の業績に関する予算と実績の比較分析や、経営環境の著しい悪化を示す状況の有無の確認等により、減損の兆候の有無を判定する統制 ・経営者が実施した減損の兆候の有無の判定結果の妥当性を検証するため、主に以下の手続を実施した。 ‐保険引受収益や税引前利益等のPure社の主要な業績指標や、その他の無形固定資産の算定基礎である契約更改率や販売網維持率等の重要な仮定について、当連結会計年度の実績値が、高い成長性が継続することを想定した買収時点の事業計画から著しく下方乖離していないかどうかの比較検討 ‐経営者への質問や取締役会等の議事録の閲覧等を通じた、市場環境や競合環境を含むPure社の経営環境に著しい悪化が生じていないかどうかの検討、及び同社の事業戦略に重要な変更が予定されていないかどうかの検討 ・減損の兆候の有無の判定において用いられている情報の正確性を検証するため、Pure社の当連結会計年度の主要な業績指標が、監査済みの財務数値に基づき算定されていることを確認した。 |
| レベル3の時価に分類される証券化商品及び商業用不動産担保付貸付金等の評価 | |
| 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 | 監査上の対応 |
| 【注記事項】「(金融商品関係)1.金融商品の状況に関する事項」に記載されているとおり、会社は保険事業を中核としており、保険料として収受した資金等の運用を行っている。具体的には、資産・負債総合管理(ALM:Asset Liability Management)を軸として、保険負債が抱える金利リスクを適切にコントロールしつつ、高格付債券を中心とした一定の信用リスクをとる運用を行っている。また、外国証券やオルタナティブ投資等幅広い商品も活用し、国内外でのリスク分散と運用手法の多様化を図ることで、中長期的な収益確保を目指している。 会社は、上記の運用手法の多様化の一環として、CLO(ローン担保証券)等の証券化商品や、商業用不動産担保付貸付金(以下、「CREローン」)等への投資を行っている。これらの金融商品の多くは、会社が保有する他の金融商品と比べて流動性が低く、高度な運用力を必要とすることから、主に米国子会社であるDelphi社が、他のグループ会社からの運用受託分も含めて投資を行っている。 【注記事項】「(金融商品関係)2.金融商品の時価等に関する事項及び金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項」に記載されているとおり、金融商品の時価は、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて3つのレベルに分類されるが、上述のDelphi社が投資する証券化商品及びCREローン等の中には、市場で観察できない重要なインプットを用いているため、レベル3の時価に分類されるものがある。同注記において、2022年3月31日現在、これらのレベル3の時価に分類される証券化商品等は買入金銭債権のレベル3残高196,733百万円及び有価証券のレベル3残高139,864百万円、CREローン等は貸付金のレベル3残高のうち連結貸借対照表において時価評価されていないもの1,840,961百万円のそれぞれ多くを占めており、金額的重要性は高い。 これらの証券化商品等は時価をもって連結貸借対照表に計上されるとともに、一時的でない時価の下落が生じた場合には減損処理が行われる。また、CREローン等は、連結貸借対照表において時価評価されず、償却原価により測定されるが、元本及び利息の回収可能性を反映させるため、一定の要件を満たした場合には減損処理が行われる。流動性の低い金融商品は、活発な市場がなく、様々なインプットを用いて時価を算定する必要がある。なかでも、レベル3の時価に分類される金融商品は、割引率等の重要なインプットが市場で観察できないため、その選択や減損判定には経営者の重要な判断が必要となり、高い不確実性を伴うことから、監査上も特に慎重な検討が必要となる。 以上の理由より、当監査法人は、レベル3の時価に分類されるもののうち上述の証券化商品及びCREローン等の評価が、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 | 当監査法人は、レベル3の時価に分類される証券化商品及びCREローン等の評価について、当監査法人の指示及び監督の下で実施されたDelphi社の監査人の作業を含め、主に以下の監査手続を実施した。 ・Delphi社における内部統制の整備及び運用状況の有効性を評価した。特に着目した内部統制には以下のものが含まれる。 ‐外部の情報ベンダーや資産運用管理会社から入手した時価の妥当性を検証する統制 ‐減損処理の要件を満たしているかどうかの判定結果を承認する統制 ・証券化商品等の時価評価及び減損処理の妥当性を検証するため、主に以下の手続を実施した。 ‐信頼性のある情報ベンダー等から監査人が独自に入手した時価や、金融商品評価の内部専門家の協力を得て監査人が独自に算定した時価と、経営者が採用した時価とを比較し、両者の差異が合理的な範囲内に収まっているかどうかの比較検討 ‐減損判定の妥当性を確認するための、経営者への質問及び経営者が実施した減損判定結果の閲覧、含み損を有する証券化商品の期末日後の売却実績の検討 ・CREローン等の減損処理の妥当性を検証するため、主に以下の手続を実施した。 ‐経営者への質問及び経営者が実施した減損判定結果の閲覧、貸付条件の変更や元利金の延滞といった貸付先の信用リスクの増大を示す状況が生じていないかどうかの検討 |
その他の記載内容
その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
連結財務諸表監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
・ 連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しています。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
独 立 監 査 人 の 監 査 報 告 書
| 2022年6月24日 | |
|---|---|
| 東京海上日動火災保険株式会社 |
| 取 締 役 会 御 中 |
|---|
PwCあらた有限責任監査法人 東京事務所
| 指定有限責任社員 業務執行社員 | 公認会計士 | 奈 良 昌 彦 |
|---|
| 指定有限責任社員 業務執行社員 | 公認会計士 | 鈴 木 隆 樹 |
|---|
| 指定有限責任社員 業務執行社員 | 公認会計士 | 草 地 克 紀 |
|---|
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている東京海上日動火災保険株式会社の2021年4月1日から2022年3月31日までの第79期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、東京海上日動火災保険株式会社の2022年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項
監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
当監査法人は、保険会社としての会社の事業内容及び事業戦略、会社を取り巻く国内外の事業環境、保険会社特有の会計処理や業界の実務慣行等を踏まえ、監査上特に注意を払った事項の中から、以下の項目を監査上の主要な検討事項として決定した。
・ 支払備金の見積り
当事業年度における監査上の主要な検討事項について、前事業年度から重要な変更は生じていない。
| 支払備金の見積り | |
| 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 | 監査上の対応 |
| 会社が営んでいる保険事業に特有の勘定科目として、2022年3月31日現在、支払備金1,138,644百万円が貸借対照表に計上されており、総負債の17.2%を占めている。 【注記事項】(重要な会計上の見積り)に記載されているとおり、支払備金とは、保険契約に基づいて支払義務が発生したと認められる保険金等のうち、未だ支払っていない金額を見積り、負債として計上するものである。支払備金の見積りは、過去の支払実績等を使用した統計的手法を含む様々な手法により実施される。これらの見積手法や、保険金増加率等の重要な仮定の選択には、経営者の重要な判断が必要となる。特に、事故の発生から解決までに長期間を要することが多い保険商品に関する支払備金の見積りには、高い不確実性を伴う。会社が計上する支払備金には上記の長期間を要するという特徴を有する支払備金が多く含まれ、金額的重要性が高いため、監査上も特に慎重な検討が必要となる。 以上の理由より、当監査法人は、事故発生から解決までに長期間を要することが多い保険商品に関する支払備金の見積りが監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 | 当監査法人は、支払備金の見積りについて、主に以下の監査手続を実施した。 ・会社の内部統制の整備及び運用状況の有効性を評価した。特に着目した内部統制には、以下のものが含まれる。 ‐支払備金の見積りにおいて使用する見積手法や仮定を承認する統制 ‐支払備金の当初の見積額とその後の保険金支払額の実績値とを事後的に比較する統制 ・過去の支払実績等、支払備金の見積りに使用された基礎データの正確性と網羅性を検証するため、当該基礎データが、保険金及び支払備金を管理するシステム等から出力された情報と一致することを確認した。 ・支払備金の見積りにおいて使用された見積手法や重要な仮定、及び見積額の妥当性を検証するため、保険数理の内部専門家(当監査法人又はPwCグローバルネットワークの他のメンバーファームに所属する専門家をいう。)の協力を得て、主に以下の手続を実施した。 ‐経営者への質問や、経営者の利用する保険数理専門家による検討結果の閲覧等を通じた、見積手法の選択に関する経営者の判断の合理性の検討 ‐保険金増加率等、経営者が使用した重要な仮定の確認と、過年度の支払備金の見積額とその後の保険金支払額の実績値との比較検討 ‐監査人独自の支払備金の見積額及び許容範囲の設定と、経営者の見積額が当該許容範囲に収まっているかどうかの比較検討 |
その他の記載内容
その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
財務諸表監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
・ 財務諸表に対する意見を表明するために、財務諸表に含まれる構成単位の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、構成単位の財務情報に関する監査の指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1. 上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しています。 2. XBRLデータは監査の対象には含まれていません。