【表紙】
| 【提出書類】 | 有価証券報告書 |
| 【根拠条文】 | 金融商品取引法第24条第1項 |
| 【提出先】 | 関東財務局長 |
| 【提出日】 | 2021年6月30日 |
| 【事業年度】 | 第48期(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) |
| 【会社名】 | 株式会社新日本科学 |
| 【英訳名】 | SHIN NIPPON BIOMEDICAL LABORATORIES, LTD. |
| 【代表者の役職氏名】 | 代表取締役会長兼社長 永田 良一 |
| 【本店の所在の場所】 | 鹿児島県鹿児島市宮之浦町2438番地 |
| 【電話番号】 | 099(294)3389 |
| 【事務連絡者氏名】 | 上席執行役員 総務人事本部長 長利 京美 |
| 【最寄りの連絡場所】 | 東京都中央区明石町8番1号 |
| 【電話番号】 | 03(5565)6216 |
| 【事務連絡者氏名】 | 事業企画部 部長 鈴木 雅哉 |
| 【縦覧に供する場所】 | 株式会社新日本科学 東京本社 (東京都中央区明石町8番1号) 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号) |
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
(1)連結経営指標等
| 回 次 | 第44期 | 第45期 | 第46期 | 第47期 | 第48期 | |
| 決算年月 | 2017年3月 | 2018年3月 | 2019年3月 | 2020年3月 | 2021年3月 | |
| 売上高 | (千円) | 17,244,496 | 16,600,550 | 15,658,678 | 14,561,084 | 15,110,548 |
| 経常利益又は経常損失(△) | (千円) | △2,105,524 | △813,081 | 1,613,653 | 3,121,305 | 3,645,340 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) | (千円) | △915,938 | △3,555,948 | 1,950,307 | 2,550,379 | 3,661,855 |
| 包括利益 | (千円) | 4,808,849 | 4,001,789 | 2,232,990 | △11,900,559 | △328,303 |
| 純資産額 | (千円) | 22,473,424 | 26,215,656 | 28,477,819 | 16,381,848 | 15,838,786 |
| 総資産額 | (千円) | 56,253,034 | 57,493,465 | 54,329,021 | 39,002,293 | 36,972,404 |
| 1株当たり純資産額 | (円) | 538.88 | 628.33 | 682.38 | 391.23 | 377.94 |
| 1株当たり当期純利益又は当期純損失(△) | (円) | △22.18 | △85.41 | 46.84 | 61.25 | 87.95 |
| 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 | (円) | - | - | - | - | - |
| 自己資本比率 | (%) | 39.9 | 45.5 | 52.3 | 41.8 | 42.6 |
| 自己資本利益率 | (%) | - | - | 7.1 | 11.4 | 22.9 |
| 株価収益率 | (倍) | - | - | 19.2 | 8.6 | 7.9 |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | △849,807 | 1,344,254 | 2,892,655 | 3,018,289 | 4,746,687 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | △314,206 | 837,824 | 434,763 | △1,455,135 | △268,657 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | 3,815,122 | △4,224,327 | △3,501,621 | △1,449,556 | △2,471,074 |
| 現金及び現金同等物の期末残高 | (千円) | 7,423,786 | 5,294,076 | 5,134,734 | 5,243,258 | 7,279,835 |
| 従業員数 | (人) | 1,506 | 1,385 | 935 | 985 | 986 |
| 〔外、平均臨時雇用者数〕 | 〔173〕 | 〔167〕 | 〔179〕 | 〔177〕 | 〔207〕 | |
(注)1 売上高には、消費税等は含まれておりません。
2 「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第46期の期首から適用しており、第45期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って適用した後の指標となっております。
3 第45期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、1株当たり当期純損失が計上されており、かつ潜在株式がないため記載しておりません。第44期については潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。第46期及び第47期並びに第48期については、潜在株式がないため記載しておりません。
4 第44期及び第45期の自己資本利益率及び株価収益率については、親会社株主に帰属する当期純損失が計上されているため記載しておりません。
5 従業員数の〔 〕内は外書きで、パート・アルバイト(1日8時間換算)の平均雇用人員を記載しております。
(2)提出会社の経営指標等
| 回 次 | 第44期 | 第45期 | 第46期 | 第47期 | 第48期 | |
| 決算年月 | 2017年3月 | 2018年3月 | 2019年3月 | 2020年3月 | 2021年3月 | |
| 売上高 | (千円) | 9,919,539 | 10,708,061 | 11,032,440 | 13,167,430 | 13,541,879 |
| 経常利益又は経常損失(△) | (千円) | △145,853 | △216,989 | 2,132,977 | 3,282,711 | 2,760,840 |
| 当期純利益又は当期純損失(△) | (千円) | △4,671,908 | 5,218,264 | 1,858,309 | △2,681,623 | 2,858,919 |
| 資本金 | (千円) | 9,679,070 | 9,679,070 | 9,679,070 | 9,679,070 | 9,679,070 |
| 発行済株式総数 | (株) | 41,632,400 | 41,632,400 | 41,632,400 | 41,632,400 | 41,632,400 |
| 純資産額 | (千円) | 19,875,622 | 23,496,228 | 25,462,067 | 16,569,583 | 16,746,447 |
| 総資産額 | (千円) | 48,869,843 | 49,914,895 | 50,336,801 | 37,929,786 | 36,658,866 |
| 1株当たり純資産額 | (円) | 477.01 | 564.38 | 611.59 | 398.00 | 402.25 |
| 1株当たり配当額 | (円) | - | - | 3.00 | 5.00 | 20.00 |
| (内、1株当たり中間配当額) | (-) | (-) | (-) | (-) | (-) | |
| 1株当たり当期純利益又は当期純損失(△) | (円) | △113.15 | 125.34 | 44.63 | △64.41 | 68.67 |
| 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 | (円) | - | - | - | - | - |
| 自己資本比率 | (%) | 40.6 | 47.1 | 50.6 | 43.7 | 45.7 |
| 自己資本利益率 | (%) | - | 24.1 | 7.6 | - | 17.2 |
| 株価収益率 | (倍) | - | 4.7 | 20.2 | - | 10.2 |
| 配当性向 | (%) | - | - | 6.7 | - | 29.1 |
| 従業員数 | (人) | 714 | 682 | 651 | 720 | 747 |
| 〔外、平均臨時雇用者数〕 | 〔149〕 | 〔141〕 | 〔152〕 | 〔135〕 | 〔164〕 | |
| 株主総利回り | (%) | 137.2 | 138.4 | 212.7 | 126.1 | 171.1 |
| (比較指標:配当込みTOPIX) | (%) | (114.7) | (132.9) | (126.2) | (114.2) | (162.3) |
| 最高株価 | (円) | 853 | 742 | 918 | 980 | 855 |
| 最低株価 | (円) | 382 | 489 | 442 | 411 | 495 |
(注)1 売上高には、消費税等は含まれておりません。
2「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第46期の期首から適用しており、第45期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って適用した後の指標となっております。
3 第44期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。第45期及び第46期並びに第48期については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。第47期については、1株当たり当期純損失であり、かつ、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
4 第44期及び第47期の自己資本利益率及び株価収益率は、当期純損失が計上されているため記載しておりません。
5 第44期及び第47期の配当性向は、当期純損失が計上されているため記載しておりません。第45期の配当性向については、無配当であったため記載しておりません。
6 従業員数の〔 〕内は外書きで、パート・アルバイト(1日8時間換算)の平均雇用人員を記載しております。
7 最高株価・最低株価は、東京証券取引所市場第一部におけるものであります。
2【沿革】
当社の前身となる南日本ドッグセンターは、1957年に鹿児島県鹿児島市に創業し、実験用ビーグルの繁殖・改良に着手しました。1960年には、国内で初めての安全性試験(前臨床試験)の受託事業を開始し、その後、1973年5月に株式会社化、商号も株式会社日本ドッグセンターに変更しました。
当社設立以後の主な沿革は、次のとおりであります。
| 年 月 | 事 項 |
| 1973年5月 | 株式会社日本ドッグセンター(本店所在地 鹿児島県鹿児島市、資本金3百万円)を設立、国内初のCRO(Contract Research Organization)事業会社(注1)となる |
| 1974年7月 | 商号を株式会社新日本科学に変更 |
| 1977年3月 | 東京都中野区に東京研究所を設立 |
| 1980年5月 | 鹿児島県鹿児島郡吉田町(現在本店所在地)に研究管理棟を新設し、併せて本社を同所に移転 |
| 1981年4月 | 東京研究所を東京支社に改組し、東京都中央区に移転 |
| 1983年4月 | GLP(Good Laboratory Practice)「医薬品の安全性に関する非臨床試験の実施の基準」が施行されたことに伴い、GLP対応の安全性試験開始 |
| 1984年9月 | 国内CROとしては初の厚生省GLP査察を受け、適合「A」の結果を獲得 |
| 1988年4月 | 米国支社をメリーランド州に開設 |
| 1989年4月 | 大阪支社を大阪市淀川区に開設 |
| 1990年4月 | 英国支社を西ヨークシャー州に開設 |
| 1991年7月 | 米国支社をSNBL U.S.A., Ltd. (現 連結子会社)とする |
| 1993年9月 | 鹿児島市に臨床試験の実施施設を建設、CPCクリニックと提携して臨床試験の受託開始 |
| 1996年9月 | 東京支社を東京都港区に移転 |
| 1996年10月 | 大阪支社を大阪市中央区に移転 |
| 1998年8月 | 和歌山県海南市に薬物分析・動態試験を行う薬物代謝分析センターを新設 |
| 1999年6月 | 臨床開発事業本部を新設し、東京支社と大阪支社において臨床第II相と第III相試験の臨床事業(注1)を開始 |
| 1999年8月 | SNBL U.S.A., Ltd.を米国ワシントン州に移転し、安全性研究所を新設 |
| 2000年1月 | 鹿児島市に株式会社新日本科学臨床薬理研究所を設立し、SMO(Site Management Organization)事業(注2)を開始 |
| 2000年6月 | 自社開発第一号となる経鼻投与の基盤技術開発に着手 |
| 2001年10月 | 株式会社新日本科学臨床薬理研究所営業拠点として、神戸市中央区に神戸事業所を開設 |
| 2002年3月 | 実験動物輸入検疫のための検査場所(保税倉庫)として、安全性研究所(鹿児島)敷地内に検疫施設を建設、農林水産大臣指定の認証を取得 |
| 2002年6月 | 株式会社グリフィンバイオテックを設立し、ゲノム解析業務(注3)を開始 |
| 2002年8月 | 株式会社ナノ・ソリューションを株式交換により完全子会社とし、プロテオミクス関連業務(注4)を開始 |
| 2002年11月 | Translational Research株式会社において、経鼻投与の基盤技術の研究開発を本格化 |
| 2003年1月 | 東京支社を東京都千代田区に移転し、東京本社と改称、鹿児島本社を登記上の本店として、鹿児島本店に改称 |
| 2003年8月 | 中国での事業統括会社として、香港に新医科学開発(香港)有限公司 (現 連結子会社)を設立、広東省に実験動物繁殖施設を建設 |
| 2004年3月 | 東京証券取引所マザーズ市場へ上場 |
| 2004年5月 | 株式会社新日本科学臨床薬理研究所を兵庫県神戸市へ本店移転 |
| 2004年6月 | Translational Research株式会社及び株式会社ナノ・ソリューションを東京都千代田区へ本店移転 |
| 2004年10月 | 米国メリーランド州大学ボルチモア校内に臨床(第Ⅰ相)試験(注5)受託を主要目的としてSNBL Clinical Pharmacology Center, Inc. を設立 |
| 2004年11月 | 鹿児島地区市町村合併のため、株式会社新日本科学、RKE株式会社、株式会社グリフィンバイオテックの住所表記を鹿児島県鹿児島市宮之浦町へ変更 米国マサチューセッツ州にTranslational Research USA, Inc.を設立 新医科学開発(香港)有限公司の商号を新日本科学(亜州)有限公司へ名称変更 |
| 年 月 | 事 項 |
| 2005年10月 | 米国メリーランド州立大学ボルチモア校と連携して、SNBL Clinical Pharmacology Center, Inc.において臨床第I相及び第II相試験を受託開始 |
| 2005年12月 | 安全性研究所(鹿児島本店)の敷地内に研究管理棟を増築 |
| 2006年4月 | 株式会社新日本科学臨床薬理研究所の本店を鹿児島県鹿児島市に移転し、併せて大阪市中央区に同社の大阪本社を開設 |
| 2007年1月 | 東京本社を東京都中央区に移転 |
| 2007年10月 | Harvard大学との合弁会社Ruika Therapeutics,Inc. (現 連結子会社)を設立 |
| 2008年3月 | 東京証券取引所市場第一部へ市場変更 |
| 2009年4月 | 安全性研究所(鹿児島本店)の新研究棟を増築 |
| 2009年8月 | 連結子会社のTranslational Research株式会社、株式会社バイオアクティス及び株式会社ナノ・ソリューションを吸収合併、株式会社キラルジェンを開設 |
| 2009年9月 | 米国マサチューセッツ州にONTORII,Inc.を設立し、核酸医薬(注6)の開発を開始 |
| 2012年7月 | 核酸医薬ベンチャー関連会社のWaVe Life Sciences Pte. Ltd.を設立 |
| 2012年9月 | 鹿児島県指宿市に株式会社メディポリスエナジー(現 連結子会社)を設立、地熱発電事業を開始 |
| 2015年4月 | 当社臨床事業部門を会社分割し、株式会社新日本科学PPDを分割承継会社として、PPD社とのアライアンスを締結、日本でのグローバル臨床試験の実施体制を確立 |
| 2015年11月 | WAVE Life Sciences Ltd.(WaVe Life Sciences Pte. Ltd.より商号変更、増資により持分法適用範囲から除外、現 重要投資先)が米国ナスダック市場に上場 |
| 2017年3月 | SNBL Clinical Pharmacology Center, Inc.(2017年5月15日付けでPharmaron CPC Inc.へ商号変更)の当社保有の株式の一部を売却し、第三者割当による増資を行ったため、連結の範囲から除外し持分法適用会社へ変更(その後2017年11月に当社の保有する株式を無議決権としたため、持分法適用の範囲から除外) |
| 2017年4月 | 関東での事業基盤確立を目的として、株式会社新日本科学臨床薬理研究所はSMO事業を会社分割により、アルメック株式会社に承継を行い、株式会社新日本科学臨床薬理研究所は株式会社新日本科学ファシリティーズに、アルメック株式会社は株式会社新日本科学SMOに、それぞれ商号変更 |
| 2017年9月 | SNBL U.S.A., Ltd.がTexas州Alice市において、動物輸入検疫及び飼育・販売事業を運営してきたScientific Resource Centerを分社化し、同社をOrient Bio Inc.(韓国Seoul市)へ譲渡 |
| 2018年1月 | グループ内の連携強化及び業務効率化の一環として、株式会社CLINICAL STUDY SUPPORTのSMO事業を株式会社新日本科学SMOへ集約 |
| 2018年9月 | 米国事業の再編を目的として、SNBL U.S.A., Ltd.を分社化し、新会社Altasciences Preclinical Seattle Inc.を設立。同社にSNBL U.S.A., Ltd.の前臨床事業(研究施設など不動産を除く)を移管し、Altasciencesグループへ株式を譲渡 |
| 2018年10月 | 株式会社新日本科学SMOの全株式をエムスリー株式会社へ譲渡 |
| 2019年9月 | Satsuma Pharmaceuticals, Inc.(2016年当社設立、現 重要投資先)が米国ナスダック市場に上場 |
| 2020年8月 | 株式会社Gemsekiを無限責任社員としてGemseki投資事業有限責任組合を組成 |
(注1)CRO(Contract Research Organization)事業(臨床事業)とは、製薬企業等が実施する臨床試験において、その運営・管理に関する業務の一部又はほぼ全てを製薬企業等から受託し、代行する業務のことです。
(注2)SMO(Site Management Organization)事業とは、医療機関が実施する臨床試験を支援する代行業務のことです。
(注3)ゲノム(genome)解析業務とは、生物のゲノム(生物の持つ遺伝子(遺伝情報)の全体を指す言葉)の持つ遺伝情報を総合的に解析する業務です。
(注4)プロテオミクス(proteomics)関連業務とは、生体内の細胞や組織で作られる蛋白質の構造と機能を明らかにし、蛋白質のネットワークを解明し、最終的には医薬開発に役立てようという総合的研究業務です。
(注5)臨床(第Ⅰ相)試験とは、臨床試験の最初の段階で、少人数の健康な成人ボランティア(同意者)に対して開発中の薬剤を投与し、その安全性を中心に、薬剤が体にどのように吸収、分布、代謝及び排泄されていくかを調べる試験のことです。
(注6)核酸医薬とは、主に遺伝情報をつかさどる物質として、地球上のほぼ全ての生物が有する高分子生体物質で、構造・機能の異なるDNAとRNAがある核酸から創出した機能性分子(siRNAやmiRNA、アプタマー等)を利用した医薬品の総称のことです。
3【事業の内容】
(1) 事業の内容について
当社グループの企業集団は、当社、連結子会社22社及び関連会社3社の合計26社で構成されております。事業の内容は、1.製薬企業等から前臨床試験(注1)、臨床試験(治験)(注2)(注3)及び新薬承認申請業務を受託し、医薬品開発支援を行うCRO(Contract Research Organization)事業、2.当社が独自に開発した経鼻投与製剤(注4)並びに大学やバイオベンチャーの基礎的な知見や技術を育成してビジネス化していくトランスレーショナル リサーチ(TR)事業、3.メディポリス指宿において地熱発電や宿泊施設運営などを行うメディポリス事業を行っております。
具体的には、CRO事業では、安全性研究所において前臨床試験を、薬物代謝分析センターにおいて前臨床試験及び臨床試験の試料分析を、株式会社新日本科学PPDにおいて臨床試験をそれぞれ受託しております。TR事業としては、薬物の鼻粘膜吸収性を高める独自の経鼻投与基盤技術やデバイス、及び薬物の脳移行性を高める独自の送達技術を研究開発し、これらを応用した創薬を行っております。当事業部よりスピンアウトした経鼻片頭痛治療薬の開発会社である米国Satsuma Pharmaceuticals, Inc.、及び経鼻神経変性疾患レスキュー薬の開発会社である国内株式会社SNLDを支援しています。その他、核酸医薬品の開発を行う米国WAVE Life Sciences Ltd.は当事業部を起源としております。メディポリス事業では、環境に配慮した完全閉鎖式バイナリ―地熱発電事業並びに一般社団法人メディポリス医学研究所メディポリス国際陽子線治療センターと連携して、宿泊施設別邸天降る丘と指宿ベイヒルズHOTEL&SPAを運営しています。
香港の新日本科学(亜州)有限公司は、アジアにおける事業を統括し、中国本土の肇慶創薬生物科技有限公司、カンボジア王国のTIAN HU(CAMBODIA)ANIMAL BREEDING RESEARCH CENTER Ltd.では、実験動物の繁殖育成と検疫輸出を行っています。
(注1)前臨床試験:臨床試験に着手する前に、実験動物や細胞・細菌を用いて医薬品等の化学物質の有効性と安全性を確認する試験です。
(注2)臨床試験:ヒトに対する薬の有効性と安全性を確認するために、医療機関で実施する試験です。
(注3)治験:臨床試験のうち、厚生労働省から新薬の承認を得るために実施する試験です。
(注4)経鼻投与製剤:既に市販されている薬剤の剤型に工夫を施し、鼻から投与し、鼻粘膜から吸収させ、治療するシステムのことであります。
(2) 医薬品開発のプロセスにおける当社グループの事業領域について
製薬企業は、医薬品を開発し、最終的に販売するまでには薬機法に基づく様々な試験を実施し、有効性と安全性を確認します。厚生労働省に新薬承認申請を行うに際しては、それらの試験の成績を添付し、同省諮問機関の専門家による厳密な審査を経て承認が得られるシステムになっております。
医薬品開発のプロセスにおける当社グループの事業領域については、次のとおりであります。
(3) セグメントについて
セグメントは、当社と連結子会社22社、持分法適用関連会社3社により、次のとおりCRO事業(前臨床事業・臨床事業)・トランスレーショナル リサーチ事業・メディポリス事業及びその他事業に区分されております。
| セグメント | 主な事業の内容 | 構成会社 |
| CRO事業 | (前臨床事業) 製薬企業等の委託者により創製された被験物質について、実験動物や細胞・細菌を用いてその有効性と安全性を確認する事業 (臨床事業) 治験薬のヒトでの有効性と安全性を確認する事業 | 当社 SNBL U.S.A., Ltd. 新日本科学(亜州)有限公司 肇慶創薬生物科技有限公司 SHIN NIPPON BIOMEDICAL LABORATORIES (CAMBODIA) LIMITED ANGKOR PRIMATES CENTER INC. TIAN HU(CAMBODIA) ANIMAL BREEDING RESEARCH CENTER Ltd. University Medicines International, LLC. 株式会社CLINICAL STUDY SUPPORT 株式会社新日本科学PPD(注) |
| トランスレーショナル リサーチ事業 | 経鼻投与製剤等の開発及び大学、バイオベンチャー、研究機関などにおける基礎研究から派生してくる有望なシーズ技術や新規物質を発掘して、医薬品などの評価・承認に必要な前臨床試験や臨床試験を行いながら、基礎理論を臨床の場で実証することにより、付加価値を高めて事業化する事業等 | 当社 株式会社Gemseki Gemseki投資事業有限責任組合 AXIS株式会社 Ruika Therapeutics, Inc. 株式会社SNLD |
| メディポリス事業 | 宿泊施設運営及び地熱発電事業 | 当社 AMAFURU&Co.株式会社(旧 SNBL Nature 株式会社) 株式会社メディポリスエナジー |
| その他事業 | 事務業務受託等 | 当社 株式会社新日本科学グループ 株式会社メディポリス FREESIA HD,INC. SNBLアセットマネジメント株式会社 ふれあい・ささえあい株式会社 Bhutan Fortune株式会社 トランクソリューション株式会社 JRMPC株式会社(注) 株式会社NANA(注) |
(注)持分法適用関連会社であります。
当社及び連結子会社のセグメント系統図並びに会社別事業内容は、次のとおりであります。
<セグメント系統図>
<会社別事業内容>
| セグメント | 当社(事業部) 及び主な連結子会社 | 所在地 | 事業内容 | |
| 当社 | CRO事業 | 安全性研究所 | 鹿児島 | 前臨床試験を行っております。 |
| 薬物代謝分析センター | 和歌山 | 前臨床試験及び臨床試験の試料分析を行っております。 | ||
| トランスレーショナルリサーチ事業 | TRカンパニー | 東京・鹿児島 | 経鼻投与製剤等の開発を行っております。 また、大学等との共同研究の推進、バイオベンチャー等の支援を行っております。 | |
| メディポリス 事業 | 別邸天降る丘 | 鹿児島 | ホテル宿泊施設を運営しております。 | |
| 発電事業部 | 鹿児島 | 地熱発電事業等を行っております。 | ||
| 主な 連結 子会社 | CRO事業 | 肇慶創薬生物科技有限公司 | 中国広東省 | 実験動物の繁殖・育成・検疫等を行っております。 |
| SHIN NIPPON BIOMEDICAL LABORATORIES (CAMBODIA) LIMITED | カンボジア王国プノンペン都 | 実験動物の繁殖・育成・検疫等を行っております。 | ||
| トランスレーショナルリサーチ事業 | 株式会社Gemseki | 東京 | 知財仲介事業及びファンド運営を行っております。 | |
| 株式会社SNLD | 東京 | 経鼻投与製剤の開発を行っております。 | ||
| メディポリス 事業 | 株式会社メディポリスエナジー | 鹿児島 | 地熱発電事業を行っております。 |
(4) 前臨床事業について
前臨床試験とは、製薬企業等により開発された被験物質(注1)の有効性と安全性について、実験動物や細胞・細菌などを用いて調べる試験です。実験動物を用いる前臨床試験は、その後に続く、ヒトによる臨床試験や製造販売後、診療の場における患者さんへの危害を未然に防止するために不可欠であり、その実施は薬機法等で定められております。当社グループで実施する前臨床試験には、安全性試験(単回・反復投与毒性試験、生殖発生毒性試験等)、薬理試験(安全性薬理試験等)、薬物動態試験があります。各試験の種類や試験内容は次のとおりです。
| 前臨床試験の種類 | 説明 | |
| 安全性試験 | 単回投与毒性試験 | 被験物質を単回投与し、その毒性を質的量的に明らかにする試験です。 |
| 反復投与毒性試験 | 被験物質を繰り返し投与したとき、明らかな毒性変化を示す用量とその変化の内容及び毒性変化の認められない用量を求める試験です。 | |
| 生殖発生毒性試験 | 被験物質の生体への適用が、生殖・発生の過程において何らかの悪影響を及ぼすかどうかの情報を得ることを目的とした試験です。 | |
| 抗原性試験 | 薬物がヒトに対して免疫反応に関与する副作用を起こす可能性があるかどうかを調べる試験です。 | |
| 皮膚(光)感作性試験 | 皮膚外用剤として用いる医薬品の皮膚での接触感作性、皮膚光感作性のリスクを予測するための試験です。 | |
| 遺伝毒性試験 | 細胞や細菌を用いて、被験物質の遺伝子突然変異誘発性や染色体異常誘発性を推定する試験です。 | |
| がん原性試験 | 被験物質が、がん原性を示すかを調べる試験です。 | |
| 局所刺激性試験 | 被験物質を局所に適用し、その刺激性を調べる試験です。 | |
| 吸入毒性試験 | 吸入装置を用いて、被験物質を全身に暴露した場合、あるいは口や鼻から吸入した場合の毒性を調べる試験です。 | |
| TK試験 | 被験物質を投与した際の血漿あるいは血清中の薬物の濃度を測定し、全身的暴露量を経時的に調べる試験です。 | |
| 特性試験 | 被験物質の特性として、純度、含量や性状等を調べる試験です。 | |
| 安定性試験 | 被験物質の安定性を調べる試験です。 | |
| 薬理試験 | 安全性薬理試験 | 薬物の薬理作用又は副作用の観察を目的として、ヒトでの安全性を予測するために行われる試験です。 |
| 薬効試験 | 薬物の有効性を評価することを目的として行われる試験です。 | |
| 薬物動態試験 | 被験物質投与後の生体内での被験物質及びその代謝物の時間経過に伴う吸収、分布、代謝、排泄等について調べる試験です。 | |
前臨床試験は、厚生労働省が管轄する薬機法の下、GLP(注2)に従い実施しております。具体的には、運営管理者(注3)が指名した試験責任者(注4)の指揮監督の下で、試験計画書(注5)及び標準操作手順書(SOP)(注6)に従って適切に実施し、その成績を最終報告書(注7)として作成し、委託者へ報告しております。なお、試験がGLPに従い適切に実施されていることについて、信頼性保証部門(注8)が試験全般にわたって客観的に調査することがGLPに定められております。
委託者による試験依頼から最終報告書に至る試験の流れは、次のとおりであります。
前臨床試験を実施するにあたっては、GLPの厳格な適用並びに技術力を備えた人材の確保に加えて、飼育施設、試験成績の収集・測定・分析・解析等を行う専用機器、資料保存施設等が充分に整った環境及び実験動物の確保が必要不可欠となります。試験の種類に応じた実験を迅速に開始できる体制を整えるべく、経験豊富で高い技術力を備えた研究者の確保、容易に各種実験動物を準備できるだけの検疫施設及び飼育・繁殖体制の整備、研究施設における諸設備の充実等を図っております。
当社グループの前臨床試験においては、ヒトとの遺伝子的類似性が高いことから実験動物の中で最も優位性が高いとされているサルを用いた試験を実施しております。サルを用いた試験は、他の実験動物に比べて取扱いが困難であります。当社では自社開発した保定器具(国際特許取得)を用いることにより、安全に試験実施できることに加え、動物にストレスを与えない状態で試験データ採取が可能で、信頼性の高い試験が実施できます。サルの取扱いは、輸入、検疫、飼育及び繁殖に関する基礎技術・ノウハウを保持している必要があります。加えて、当社敷地内には、農林水産大臣の指定を受けた検疫施設(保税倉庫)があり、実験動物としての品質や安定的数量を確保しております。
(注1)被験物質:試験において安全性の評価の対象となる医薬品又は化学的物質、生物学的物質もしくはその製剤をいいます。
(注2)GLP:Good Laboratory Practiceの略語で、「医薬品の安全性に関する非臨床試験の実施の基準」のことです。医薬品等の製造販売承認申請の際に提出すべき資料のうち、動物による安全性試験データの信頼性を確保するために、試験実施施設が遵守しなくてはならない事項を定めたものです。1979年6月に世界で最初に米国においてGLPが実施され、これを契機として各国において各種のGLPが制定されました。我が国においては、1983年4月に実施された医薬品GLPが始まりで、現在では1996年の旧 薬事法等の一部改正に伴い厚生省令として定められ、1997年4月より施行されました。なお、国内では医薬品GLPの他7種類のGLPが施行されています。
(注3)運営管理者:試験施設の運営及び管理について責任を有する者です。
(注4)試験責任者(SD:Study Director):運営管理者によって各試験毎に指名され、当該試験の計画、実施、記録、報告等について責任を有する者です。
(注5)試験計画書(Protocol):試験の目的を達成するのに必要な試験方法、操作方法が確実に行われるようにするため、試験責任者が試験毎に作成した文書です。
(注6)標準操作手順書(SOP:Standard Operating Procedures):試験が恒常的に適正に実施されるように試験の操作、動物の飼育管理、機器の維持管理等について、実施方法及び手順を記載した文書です。
(注7)最終報告書(Final Report):試験責任者が、試験毎に試験成績を最終的に報告書として作成した文書です。
(注8)信頼性保証部門(QAU:Quality Assurance Unit):信頼性保証部門は、試験の信頼性を保証するための個人又は組織です。信頼性保証部門責任者は運営管理者によって、試験の担当者以外の者から指名されます。さらに、信頼性保証部門責任者は信頼性保証部門担当者を指名し、この信頼性保証部門責任者及び担当者は、客観的な目で試験全般にわたって調査しています。必要に応じて、試験の過程で見られた試験計画書等に従わなかったこと等について指摘、改善を勧告する役割を負っています。その活動の記録、報告は全て文書によって保存されています。
(5) 臨床事業について
前臨床試験の次の段階である臨床試験(治験)は、被験物質のヒトでの有効性と安全性を確認する試験となります。これは、製薬企業等が実施するものと位置付けられておりますが、ヒトでの試験であることから、製薬企業等は医療機関(医師を含む)に治験への参画を依頼することとなります。即ち、製薬企業等が医療機関に治験の実施を依頼し、医療機関がそれを受託することにより実施されます。
実施にあたって、製薬企業等(治験依頼者)は、治験の実施準備として、今までの前臨床試験を含めた成績をまとめて評価し、治験実施計画書(注1)案を作成し、その治験実施計画書案に従った治験ができる医師を選び、医師が所属する医療機関に治験の依頼手続きを行います。依頼を受けた医療機関は、治験実施計画書案が倫理的、科学的、医学的妥当性及び当該医療機関における実施可能性の観点から評価するために、治験実施の可否について治験審査委員会(IRB)(注2)に諮り、実施の承認を得て治験の契約を行います。その後、被験者の同意(インフォームド・コンセント)(注3)を得た上で、GCP(注4)、治験実施計画書、標準業務手順書(SOP)(注5)及び薬機法に従って治験を実施します。治験の結果は、症例報告書(注6)として作成され、治験終了通知書(注7)と共に治験依頼者に提出されて治験が終了します。これらの医療機関での治験の実施に関して、治験依頼者は治験がGCP及び治験実施計画書等に従って実施されていることを確認します。以上のように、治験は、製薬企業等と医療機関との間における様々な専門的な管理・運営の下で行われています。
臨床事業には、主に製薬企業等から臨床試験の管理を受託し、製薬企業の代わりに医療機関に訪問して治験の進捗を管理する事業(CRO事業)並びに治験コーディネーターを派遣して現場での臨床試験を支援する事業(SMO事業)の二つがあります。当社では、関連会社である株式会社新日本科学PPDにおいてCRO事業を行っております。
医療機関における臨床試験(治験)とCRO及びSMOの流れは、次のとおりであります。
医薬品開発がグローバル化する中で国際競争を展開する製薬企業は、開発のスピードアップを重点課題としており、開発業務をアウトソーシングする動きが活発化し、医療機関では治験体制の整備に関するニーズが高まっております。近年、CRO業界においては、新規参入が相次ぎ競争が激化してきております。当社グループのCROは共に前臨床事業で築き上げた製薬企業等との強い信頼関係を活かして積極的な展開を行っております。
当社は、1999年に臨床開発事業本部(後に臨床事業部と改称)を開設して臨床試験の受託に注力しておりました。近年、臨床試験のCRO市場は、これまでの国内に限定した臨床試験の実施から多国間で同時に行う国際共同試験(以下「グローバル試験」)や日本を含むアジア周辺の複数国で同時に行うアジア試験にトレンドが移りつつある中、グローバル試験を受注するには、世界で同時に臨床試験を運営・管理・実施できる多国間のグローバルネットワークの構築が必須であるところから、いわゆる世界に網羅的に事業所を有するグローバルCRO(注9)とのアライアンスの締結が重要な鍵となっておりました。
こうした背景を踏まえて、当社の臨床事業部門は、グローバル試験のうち日本で実施される試験を受託すべく組織体制の国際化を進め、同時にグローバルCROとの提携を模索していたところ、Pharmaceutical Product Development, LLC.(以下「PPD」)から国内での合弁会社設立の提案を受けました。この提案を受ける形で、当社は、2015年4月1日を効力発生日として当社臨床事業とPPDとの合弁事業会社を設立しました。具体的には、当社(臨床事業)を分割会社とし、PPDの日本子会社ピー・ピー・ディー・ジャパン株式会社を分割承継法人(分割後の商号:株式会社新日本科学PPD)とする会社分割を行いました。両社の日本における臨床事業を統合することで、当社は、グローバル試験の国内実施体制の基盤が強固となり、PPDのグローバルネットワークを活用して、日本国内の臨床試験の受託のみならず、グローバル臨床試験を含む幅広い試験の受託が可能となります。なお、株式会社新日本科学PPDは、当社の持分法適用会社であります。
CROにおける治験支援業務の種類及び業務内容は、次のとおりであります。
| 業務の種類 | 業務の内容 |
| 治験薬概要書の作成支援 | 前臨床試験成績及び先行して実施された臨床試験成績に基づいてまとめた的確な治験薬概要書の作成を支援しております。 |
| 治験実施計画書の作成支援 | 治験の目的、デザイン、方法、統計学的な考察及び組織について記述した文書の作成を支援しております。 |
| 同意説明文書の作成支援 | 被験者から治験の参加に関する同意を得るために用いる文書の作成を支援しております。 |
| 治験責任医師の選定 治験実施医療機関の選定 | 治験を適切に実施できる治験責任医師及び実施医療機関を選定する業務です。 |
| 治験薬割付 | 治験薬の評価にバイアスを避けるために治験薬が特定できないようにする業務です。通常、記号と算用数字を組み合わせて、あるいは算用数字で表示します。 |
| 治験の依頼・契約 | 医療機関への治験の依頼及び契約をする業務です。 |
| モニタリング | 治験依頼者により指名されたモニターが、治験の進行状況を調査し、GCP及び治験実施計画書、標準業務手順書に従って、実施、記録及び報告されていることを保証する業務です。 |
| 品質管理 | 治験の品質管理を目的として行う点検業務です。 |
| データマネジメント(DM:DataManagement) | 治験データの確認業務のことで、DM業務担当者は、モニターが治験責任医師から入手した症例報告書の内容を確認して、治験実施計画書に定める事項からの逸脱、記入漏れ、不整合等を発見し、モニターを通じて治験責任医師にフィードバックします。データを固定後、統計解析業務担当者に提供する業務です。 |
| 統計解析業務 | データマネジメント業務を通じて作成されたデータベースを用いて治験実施計画書に定めた統計手法に基づき有効性、安全性の統計解析を行う業務です。 |
| 総括報告書の作成支援 | 治験の終了後、治験の目的、方法及び成績等をまとめた治験に関する報告書の作成を支援しております。 |
| 電子申請支援 | 各種申請を支援しております。 |
| 官公庁への申請書類提出支援 | 官公庁への各種申請書類の作成や手続きを支援しております。 |
| 薬事コンサルティング | 新薬の開発から申請、承認、製造販売後までにわたる様々な薬事コンサルティング業務です。 |
(注1)治験実施計画書(Protocol):治験依頼者(製薬企業等)が治験責任医師と協議の上作成するもので、治験の目的、デザイン、方法、統計学的な考察及び組織について記述した文書です。
(注2)治験審査委員会(IRB:Institutional Review Board):治験を実施する医療機関に設置される委員会で、医学、薬学、看護学、法律学、倫理学等の専門家により構成されています。その医療機関が依頼を受けた治験を実施すべきかどうか等について、独立した立場で審査します。
(注3)インフォームド・コンセント(Informed Consent):被験者が、治験の目的や方法等、あらゆる角度から十分な説明がなされた上で、自由な意志によって治験への参加に同意し、書面によってそのことを確認することです。インフォームド・コンセントは、被験者の記名捺印(又は署名)と日付が記入された同意書をもって証明されます。
(注4)GCP:Good Clinical Practiceの略語で、「医薬品の臨床試験の実施の基準」のことです。即ち、医薬品の製造販売承認申請の際に提出すべき資料収集のために行われる臨床試験(治験)を、十分な倫理的配慮のもとに科学的かつ適正に実施するための手順を定めたものです。1989年10月に厚生省薬務局長通知として公表され、翌1990年10月から実施に移されました。その後、より適正な臨床試験の実施と国際調和のために内容を見直された新GCPが、1997年3月に厚生省令として制定、1998年4月から本格施行され、以降適宜改正されております。
(注5)標準業務手順書(SOP:Standard Operating Procedures):治験に係る各々の業務が品質を確保する目的で、恒常的かつ適正に実施されるよう手順を標準化したものです。
(注6)症例報告書(CRF:Case Report Form):治験の成績等を治験依頼者に報告するために、治験実施計画書において規定されている各被験者の全ての情報を記録したものです。
(注7)治験終了通知書:治験終了後に医療機関が作成し、治験依頼者に提出するものです。
(注8)CRA:Clinical Research Associateの略語で、一般的には「モニター」と称します。治験依頼者により指名されたモニターが治験の進行状況を調査し、治験が治験実施計画書、標準業務手順書、薬機法に規定する基準に従って、実施、記録及び報告されることを保証するモニタリング業務を行います。
(注9)グローバルCRO:世界を網羅的にとらえて臨床試験を運営・管理・実施する多国間ネットワークを構築している国際的規模のCROのことを言います。
(6) トランスレーショナル リサーチ(TR)事業について
トランスレーショナル リサーチ(TR: Translational Research)とは、基礎研究から生まれる有望なシーズや新技術を発掘して、医薬品としての評価・承認に必要な前臨床試験や臨床試験を行いながら、基礎理論を臨床の場で実証し、付加価値を高めて事業化へつなげる研究開発です。元来CROである当社グループは、前臨床から臨床までの医薬品開発のプロセスを実施でき、新規技術や物質の評価・事業化するノウハウを有するため、人材面・資金面・経営面で支援を行うこと、さらには独力で創薬を目指すことが可能です。当社TRカンパニーでは、デバイスを含む独自の経鼻投与基盤技術(NDS: Nasal Delivery System)及び薬物の脳移行性を高める独自の送達技術(Nose-to-Brain送達技術)を有しております。当社グループ内の医薬品研究開発機能を活用し、さらにアカデミアとの共同研究も実施しながら、基盤技術を深化させて開発医薬品に応用し、創薬をおこないつつあります。また、これらの基盤技術を応用し当カンパニーよりすでにスピンアウトした、経鼻片頭痛治療薬の開発会社であるSatsuma Pharmaceuticals, Inc.(カリフォルニア州)及び経鼻神経変性疾患レスキュー薬の臨床開発をおこなう株式会社SNLD(日本国内)を支援しています。
(7) メディポリス事業について
メディポリス事業では、地熱発電事業並びにホテル宿泊施設を運営しています。純国産エネルギーの創出推進という国のエネルギー政策をうけて、再生可能エネルギーの固定価格買取制度の施行により、自社保有するメディポリス指宿敷地内に環境に配慮した完全閉鎖式バイナリ―型地熱発電所(1500kw級)を建設し、売電事業を行っております。また、敷地内に建設された一般社団法人メディポリス医学研究所メディポリス国際陽子線治療センターと連携して、自然と健康をテーマにした指宿ベイテラスHOTEL&SPA(2017年7月1日より指宿ベイヒルズHOTEL&SPAに名称変更)を運営しております。また、ホテルの一部を改装・増築し、2020年12月よりヒーリングリゾートホテル「別邸天降る丘」としても運営を開始いたしました。
(8) その他事業について
連結子会社となる特例子会社「ふれあい・ささえあい株式会社」は、身体が不自由な方や精神発達に遅れが出ている方が「働きたい」という思いを実現するために設立した会社です。新日本科学グループ内の業務支援として、清掃、事務、福利厚生(鍼灸師によるマッサージ)などを行っています。
4【関係会社の状況】
| 名称 | 住所 | 資本金又は 出資金 | 主要な事業 の内容 | 議決権の 所有(被所有)割合 | 関係内容 | |
| 所有割合 (%) | 被所有割合 (%) | |||||
| (連結子会社) | ||||||
| SNBL U.S.A., Ltd. | 米国ワシントン州 | US$ 60,000 | CRO事業 | 100.00 | ― | ・ 役員5名兼任(当社役員3名、従業員2名) ・ 資金の貸付 |
| 新日本科学(亜州)有限公司 (注) 4 | 中華人民共和国 香港特別行政区 | 千香港$ 250,669 | CRO事業 | 100.00 | ― | ・ 役員2名兼任 ・ 半製品等の仕入 ・ 資金の貸付 |
| 肇慶創薬生物科技有限公司 | 中華人民共和国 広東省高要市 | US$ 7,900,000 | CRO事業 | 100.00 (100.00) | ― | ・ 役員1名兼任(当社従業員1名) |
| SHIN NIPPON BIOMEDICALLABORATORIES (CAMBODIA)LIMITED | カンボジア王国 プノンペン都 | US$ 200,000 | CRO事業 | 100.00 (100.00) | ― | ・ 役員4名兼任(当社役員1名、従業員3名) |
| ANGKOR PRIMATES CENTER INC. | カンボジア王国 プノンペン都 | US$ 8,000 | CRO事業 | 100.00 (100.00) | ― | ・ 役員4名兼任(当社役員1名、従業員3名) ・ 半製品等の仕入 |
| TIAN HU (CAMBODIA) ANIMAL BREEDING RESEARCH CENTER Ltd.(注) 4 | カンボジア王国 プノンペン都 | US$ 7,800 | CRO事業 | 100.00 (100.00) | ― | ・ 役員4名兼任(当社役員1名、従業員3名) ・ 半製品等の仕入 |
| University MedicinesInternational, LLC. | 米国メリーランド州 | US$ 100,000 | CRO事業 | 50.00 (50.00) | ― | ・ 役員2名兼任 |
| ㈱CLINICAL STUDY SUPPORT | 愛知県名古屋市 中区 | 千円 53,400 | CRO事業 | 75.00 | ― | ・ 役員5名兼任(当社役員3名、従業員2名) |
| ㈱Gemseki | 東京都中央区 | 千円 12,500 | トランスレーショナルリサーチ事業 | 100.00 | ― | ・ 役員5名兼任(当社役員4名、従業員1名) ・ 資金の貸付 |
| Gemseki投資事業有限責任組合 (注) 6 | 東京都中央区 | 千円 110,000 | トランスレーショナルリサーチ事業 | 100.00 (0.91) | ― | ・ 組合員 |
| AXIS㈱ | 鹿児島県鹿児島市 | 千円 22,500 | トランスレーショナルリサーチ事業 | 80.00 | ― | ・ 役員3名兼任(当社従業員3名) ・ 資金の貸付 |
| Ruika Therapeutics,Inc. | 米国メリーランド州 | US$ 500,000 | トランスレーショナルリサーチ事業 | 85.00 | ― | ・ 役員2名兼任(当社役員1名、従業員1名) ・ 資金の貸付 |
| ㈱SNLD (注) 5 | 東京都中央区 | 千円 10,000 | トランスレーショナルリサーチ事業 | 100.00 | ― | ・ 役員2名兼任(当社従業員2名) |
| AMAFURU&Co.㈱ | 鹿児島県鹿児島市 | 千円 10,000 | メディポリス事業 | 100.00 | ― | ・ 役員6名兼任(当社役員4名、従業員2名) ・ 宿泊施設運営委託 |
| ㈱メディポリスエナジー | 鹿児島県指宿市 | 千円 10,000 | メディポリス事業 | 70.50 | ― | ・ 役員4名兼任(当社役員2名、従業員2名) |
| ㈱新日本科学グループ | 鹿児島県鹿児島市 | 千円 10,000 | その他事業 | 100.00 | ― | ・ 役員9名兼任(当社役員4名、従業員5名) ・ 資金の貸付 |
| ㈱メディポリス | 鹿児島県鹿児島市 | 千円 10,000 | その他事業 | 100.00 | ― | ・ 役員4名兼任(当社役員2名、従業員2名) |
| FREESIA HD,INC. | 米国デラウェア州 | US$ 1,800,000 | その他事業 | 100.00 | ― | ・ 役員2名兼任 |
| SNBLアセットマネジメント㈱ | 鹿児島県鹿児島市 | 千円 10,000 | その他事業 | 100.00 | ― | ・ 役員4名兼任(当社役員2名、従業員2名) ・ 資金の貸付 ・ 土地の賃借 |
| ふれあい・ささえあい㈱ | 鹿児島県鹿児島市 | 千円 10,000 | その他事業 | 100.00 | ― | ・ 役員4名兼任(当社役員2名、従業員2名) ・ 当社従業員に対する福利厚生サービス提供 |
| Bhutan Fortune㈱ | 鹿児島県鹿児島市 | 千円 5,000 | その他事業 | 100.00 | ― | ・ 役員3名兼任 ・ 資金の貸付 |
| トランクソリューション㈱ | 東京都文京区 | 千円 22,875 | その他事業 | 50.68 | ― | ・ 役員2名兼任(当社役員1名、従業員1名) ・ 資金の貸付 |
| 名称 | 住所 | 資本金又は 出資金 | 主要な事業 の内容 | 議決権の 所有(被所有)割合 | 関係内容 | |
| 所有割合 (%) | 被所有割合 (%) | |||||
| (持分法適用関連会社) | ||||||
| ㈱新日本科学PPD | 東京都中央区 | 千円 2,681,377 | CRO事業 | 40.00 | ― | ・ 役員2名兼任 ・ 事業運営に係る役務提供 ・ 資金の貸付 |
| JRMPC㈱ | 東京都中央区 | 千円 2,000 | その他事業 | 30.00 | ― | ・ 役員2名兼任 ・ 事業運営に係る役務提供 |
| ㈱NANA | 神奈川県横浜市 青葉区 | 千円 10,000 | その他事業 | 40.00 | ― | ・ 役員3名兼任(当社従業員3名) ・ 事業運営に係る役務提供 |
(注)1 主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。
2 有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
3 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数となっております。
4 特定子会社であります。
5 当連結会計年度において新たに設立したことにより連結の範囲に含めております。
6 当連結会計年度において出資したことにより連結の範囲に含めております。
5【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況
| 2021年3月31日現在 | ||
| セグメントの名称 | 従業員数(人) | |
| CRO事業 | 826 | 〔158〕 |
| トランスレーショナル リサーチ事業 | 31 | 〔1〕 |
| メディポリス事業 | 14 | 〔22〕 |
| 報告セグメント計 | 871 | 〔181〕 |
| その他 | 17 | 〔16〕 |
| 全社(共通) | 98 | 〔10〕 |
| 合計 | 986 | 〔207〕 |
(注)1.従業員数は就業人員であります。
2.従業員数欄の〔 〕内は外書きで、臨時従業員の年間平均雇用人員(1日8時間換算による人員)であります。
3.全社(共通)は、管理部門等の非研究従事者の従業員であります。
(2) 提出会社の状況
| 2021年3月31日現在 | ||||
| 従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(円) | |
| 747 | 〔164〕 | 40.5 | 12.8 | 5,025,804 |
| セグメントの名称 | 従業員数(人) | |
| CRO事業 | 616 | 〔145〕 |
| トランスレーショナル リサーチ事業 | 25 | 〔1〕 |
| メディポリス事業 | 2 | 〔-〕 |
| 報告セグメント計 | 643 | 〔146〕 |
| その他 | 6 | 〔8〕 |
| 全社(共通) | 98 | 〔10〕 |
| 合計 | 747 | 〔164〕 |
(注)1.従業員数は就業人員であります。
2.従業員数欄の〔 〕内は外書きで、臨時従業員の年間平均雇用人員(1日8時間換算による人員)であります。
3.平均年齢、平均勤続年数、平均年間給与については社員を対象とした数値を示しております。
4.全社(共通)は、管理部門等の非研究従事者の従業員であります。
(3) 労働組合の状況
労働組合は結成されておりませんが、労使関係については特記すべき事項はありません。
第2【事業の状況】
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針
当社グループは、次の使命を掲げております。
「創薬と医療技術の向上を支援し、人類を苦痛から解放する事を絶対的な使命とします。」
当社グループは、この使命の実現に向け、医薬品開発分野におきまして、網羅的に前臨床試験と臨床試験を受託できる研究機関として事業基盤の確立を図ってまいりました。半世紀を超えて長年培った研究実績や豊富な経験を活かして、最新の設備と確かな技術であらゆる疾患分野における医薬品開発のサポートを実施しております。
一方、科学技術の進展により、医薬品の開発環境は大きく変化します。このような新しい環境の変化にも迅速に対応し、世界に通用するビジネスモデルを構築して、当社の理念を共有でき優れた発想や卓越した才能を持つバイオベンチャーなどと共存共栄を図っていくトランスレーショナル リサーチ事業にも積極的に取り組んでまいります。
社会貢献と企業価値の極大化を経営の基本方針として、株主、顧客、取引先、従業員等すべてのステークホルダーの期待に応えるべく努力を重ねてまいります。
(2)目標とする経営指標
当社グループは、各事業、セグメントの創出する利益を極大化することを重視し、営業利益、経常利益の増大を経営目標にしており、これらの経営指標の中期的向上を目指しております。
(3)中長期的な会社の経営戦略
当社グループの中長期的な経営ビジョンは、顧客となる製薬企業の研究開発が、大型化、高度化、国際化しつつある中で、バリューチェーンの構築を通じてグローバルマーケットにおいてクライアントから選択される「オンリーワンカンパニー」となることを標榜しております。
基幹事業である医薬品開発受託事業に加えて、知的財産を導出することにより収益を上げていく研究開発型のトランスレーショナル リサーチ事業にも注力し、より一層の付加価値を付けた質の高い技術と特化したサービスを提供できる体制を整備し、受託試験事業に依存した従来形態から創薬研究支援型の事業会社にパラダイムシフトしてまいります。
(4)経営環境
医薬品業界は、国内外において研究開発のスピードアップと効率化を目指したアウトソーシングが引き続き堅調です。このようなトレンドを受け、当社は顧客から選ばれ続けるパートナーとなるべく、顧客ニーズを満たす迅速な対応とサービスの向上並びに継続的な質の向上に注力しております。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
こうした中で、当社グループが対処すべき課題は次のとおりです。
① CRO事業の更なる強化
新型コロナウイルス感染症により経済社会生活へ世界規模での影響が続く中、特に医薬品業界では、国内、海外問わず、ワクチン開発、治療薬開発が急速に進むとともに、迅速かつ質の高い医薬品開発業務受託機関(CRO)のニーズが高まっております。こうした中、次のような観点からCRO事業の強化を図ってまいります。
サービス拡充という観点からは、前年度に引き続き適切な新型コロナウイルス感染症対策を講じつつワクチン並びに感染症治療薬開発にCROとして参画するとともに、従来型の安全性試験に加え、候補化合物選定のための創薬スクリーニングから臨床試験に至るまでの開発に必要な試験を一貫して受託することで、開発者側の視点に立ったより付加価値の高いサービスを提供することを目指します。
また、昨今の医薬品開発において、低分子医薬から抗体医薬・核酸医薬、さらに再生医療・遺伝子治療へと創薬モダリティの多様化が進む中、再生医療分野で京都大学iPS細胞研究所との共同研究経験を活かしたiPS細胞を用いた安全性試験に関する受託業務を行ってきたように、今後とも常に業界の動きに逸早く対応した幅広いサービスを提供してまいります。
オペレーションの観点からは、システム化も含めた内部業務プロセスの見直しと改善を進め、ペーパーレス化などによる業務効率化、コストの削減、試験の早期開始などに努めるとともに、年々需要が高まっているバイオ医薬品開発に不可欠な実験動物(主にカニクイザル)のサプライチェーンマネジメントについても、日本・中国・カンボジアのグループ関連施設における検疫・繁殖・育成能力をそれぞれ増強することにより、リスク分散を図りつつ今後の事業成長に必要な品質の高い実験動物を安定的に確保できる体制を構築していきます。
マーケティングという観点からは、医薬品開発受託市場の規模が大きく、より高い成長が期待できる米国やアジアといった海外市場に対し、これまでSNBL USAで培った海外における経験や顧客とのネットワークも有効に活用しながら、グローバルな顧客からのニーズにも積極的に対応し、市場拡大を目指してまいります。
② トランスレーショナル リサーチ事業の取り組み
トランスレーショナル リサーチ事業では、当社グループの医薬品開発における機能、経験とネットワークに独自の知的財産に基づく基盤技術を加えることで、創薬型の医薬品開発事業へとパラダイムシフトするという戦略に基づき、次の複数のプロジェクトに取り組んでまいります。
当社TRカンパニーの経鼻投与基盤技術(Nasal Delivery System: NDS)を応用した薬物吸収フィージビリティ試験や製剤研究結果に基づいて、複数の候補化合物の新規事業化を進めてまいりました。併せて、標的鼻内部位への送達を的確に実現するため、新規デバイスを開発し、さらなる改良を加えます。未充足医薬品市場を確実に予測しつつ製剤開発をおこない、NDSを用いた薬物吸収フィージビリティ試験を繰り返すことにより候補化合物を絞り込み、経鼻神経変性疾患レスキュー薬の最終処方を決定しております。子会社として株式会社SNLDを2020年10月に設立、本剤開発権をライセンスアウトし、第Ⅰ相臨床試験実施体制を構築してまいります。当社よりライセンスアウトした経鼻片頭痛治療薬を開発中のSatsuma Pharmaceuticals, Inc. (カリフォルニア州;以下Satsuma社)は、2019年9月に米国ナスダック市場に上場を遂げており、昨年第Ⅲ相臨床試験結果を得ました。当カンパニーからの技術支援と助言を経て、同社は次のステップに踏み出します。一方、鼻から脳へと薬物を送達させる技術(Nose-to-Brain送達技術)研究が進展しております。本研究では、薬物を能動的に中枢神経細胞へ移行させるメカニズムを解析中です。鼻腔内標的である嗅部への送達、そこから脳内への送達、さらに脳内分布や薬効判定などを安全に効率的に行うためにMRIやSPECTなど薬物脳移行イメージング解析などをアカデミアと共同で進めてまいります。
一方、子会社のGemseki社では、これまで推進してきたグローバルな創薬シーズ・技術のライセンス仲介事業とともに、2020年8月に組成したGemseki社を無限責任組合員とするファンドによる投資・インキュベーション機能を加えることで、国内外の顧客に対し、当社グループが保有する豊富な創薬経験とグローバルネットワークを活用した開発支援サービスを幅広く提供してまいります。
③ ESG、SDGs達成に向けた貢献
環境・エネルギー分野では、地熱発電が2050年のカーボンニュートラルに向けた純国産ベースロード電源として期待される中、当社は2014年より1.5MWクラスの地熱発電所を稼働させております。今後は、この既存の発電所に加え、更に温泉泉源を活用した温泉発電や新たな地熱発電システムの実証実験に取り組んでまいります。
ウェルネス分野では、ウェルネスリゾート、つまり全人的な健康の実現をメインコンセプトとする宿泊施設として、2020年12月に開業した「別邸天降る丘」など、3つの宿泊業を運営してまいります。
ダイバーシティに関しては、「私も幸せ、あなたも幸せ、みんな幸せ」というスローガンを掲げ、育児や介護と仕事の両立、男性の育児と家事参加といったワークライフバランスへの取組に加えて、働き方改革を促進し、社員が働きやすい環境や仕組みを創りだすことで、ダイバーシティ社会の実現を積極的に推進しております。
健康経営に関しては、新型コロナウイルス感染症対策を含む健康経営の各種取り組みが評価され、経済産業省と日本健康会議が共同で認定する健康経営優良法人(大規模法人部門(ホワイト500))に2017年度より5年連続で選定されており、今後もこうした活動を推進してまいります。
④ 優秀な人材の確保と育成
当社グループの事業継続及び拡大にあたっては、各分野における専門的な知識・技能を有する技術系研究員等の人材を多数確保する必要があります。また、昨今のAI・ビッグデータ・IoTといったデジタル化の流れを受け、IT技術や変化する経営環境に適応するためのマネジメントに優れた人材も多く必要とされております。
当社グループの競争力を強化する上で最も強く求められるのは、顧客から高く評価される質の高いサービスの提供であり、これを実現するためには優秀な人材の確保とレベルアップが必要であります。
こうした人材の確保や教育研修のために、当社では社内教育機関の「SNBLアカデミー」を中心として、職種、職位に応じた研修を最重要課題として取り組んでおります。また、女性が社員の過半数を占める当社では、女性活躍に注力しており、産休・育休からの復帰もほぼ100%の状況となる中、引き続き女性の管理職登用数の増加に努めてまいります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在(2021年3月31日)において当社グループが判断したものであります。
2【事業等のリスク】
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
① 法的規制について
当社グループ国内企業の事業は、「薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)」及びそれに関連する厚生労働省令等による諸規制を受けております。前臨床事業においては、実験動物の調達にあたって、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」、動物の輸入届出制度等による諸規制を受け、試験実施施設は「医薬品の安全性に関する非臨床試験の実施の基準」(GLP)に基づく各省庁の専門査察官による定期調査(試験施設のGLP適合性確認のための調査)の対象となっております。臨床事業においては、「医薬品の臨床試験の実施の基準」(GCP)を厳格に遵守して臨床試験を実施することが義務付けられております。
また、当社グループの在外企業においては、国内と同様に所在する各国における関連法律・制度による諸規制を受けております。
当社グループの事業において、何らかの要因によりこれらの諸規制に抵触する事象が生じた場合には、事業展開に支障が生じる可能性があります。この場合、当社グループに対する製薬企業や医療機関等からの信頼が損なわれ、受託試験が中止あるいは削減され、その結果、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
② 製薬業界の動向による影響について
当社グループは、製薬企業等の委託を受け前臨床及び臨床試験を行っております。このため、当社グループの経営成績は、製薬業界の研究開発活動並びに前臨床及び臨床試験等の動向に大きな影響を受けております。
日本、米国、欧州における前臨床及び臨床試験データは、新薬の承認申請において相互に利用することが可能になってきており、近年においては国内大手製薬企業が海外において前臨床、臨床試験を行うケースが増加する傾向にあります。また、近年、製薬業界は研究開発における新薬開発競争力の強化を狙いとして合併・再編が進められており、わが国の製薬企業等の研究開発能力は、欧米大手製薬企業との規模の格差に起因して、相対的に低下していく可能性があります。
そうした中で、当社グループは国内においてもFDA(米国食品医薬品局)査察をはじめとする海外のGLP法令に対応可能な試験施設としての要件を備えるなど、成長性のある欧米市場の需要を取り込む体制を構築しております。
加えて、将来の市場拡大を見据え、アジア地域を含めたグローバル展開の強化も推進していく方針であります。
しかしながら、世界的に製薬業界における前臨床・臨床試験に対する取り組みに変化が生じた場合、また当社グループが製薬業界の変化に対して十分な対応が出来ない場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
③ 自然災害等による影響について
当社グループは、国内に加えて米国、中国等に事業所を保有し、そのうち現地法規制に適合した研究施設において、前臨床試験の受託業務を行っております。
これらの地域における台風、地震、火災など大型の自然災害の発生・罹災や伝染病の流行等により、施設・機器の損壊及び従業員の就業状況に支障を来たす事態が生じた場合には、予定していた受託試験の実施スケジュールの変更を余儀なくされます。その結果、施設の稼働率低下、収益計上時期のずれ込み、施設の補修等により、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
④ 前臨床事業に係るリスク要因について
(a) 実験動物の取得について
当社グループが行う前臨床試験において使用される実験動物には、サル、イヌ、ウサギ、ラット、マウス等が含まれます。サルを除いた諸動物は、多産かつ妊娠期間が比較的短く、取得に関して特に大きな障害はありませんが、実験用に供するサルは、一回当たりの出産頭数が1匹で、妊娠期間も5か月近くあり、成熟するのに2年ほどかかることから、他の実験動物と比較して繁殖が容易ではありません。
当社グループにとって最も重要な実験動物はカニクイザルであり、前臨床事業の拡大に伴い必要とされるカニクイザルの数量も増加しており、今後もこのような傾向が続くと予想されます。当社グループは、この需要に対応すべく複数の国からの輸入体制を整備しておりますが、今後、我が国又は輸出国の法規制改正や伝染病の発生、新型コロナウイルス感染症等により、カニクイザルの確保及び輸入に支障が生じた場合、円滑な試験実施に支障が生じ、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(b) 前臨床試験におけるサルの優位性について
現状、実験用サルはヒトとの遺伝子類似性が9割以上もあることから、前臨床試験における優位性は高いとされており、前臨床試験における当該需要は、拡大する傾向にあるものと考えております。しかしながら、サル以外の動物においてヒトでの安全性評価に対する優位性が認められた場合、競合他社との十分な差別化が図れず、当社グループの事業戦略、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(c) 研究施設における感染症等の発生について
実験動物の調達、特に霊長類の輸入にあたっては、動物輸入届出制度等の規制のもと、農林水産省動物検疫所に輸入届出書と衛生証明書の提出が義務付けられており、輸出国では、日本の農林水産省の審査を受けて認可された施設において厳格な輸出検疫を受け、基準を満たした個体だけが輸入されております。さらに、国内では農林水産省に認可を受けた指定動物(霊長類)検疫施設にて、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に定められた厳格な検疫を実施した上で試験に使用しております。実験動物は、試験施設において、外部と遮断され、圧調整により相互の汚染が防止された室内で、新鮮な空気を定められた換気回数で入れ替え、温度・湿度ともに一定に制御された環境下にて飼育されております。また、GLP基準に基づく研究施設は、試験従事者等の入退出管理を含めて、安全管理・衛生管理には万全の態勢を構築しております。
また、当社グループの在外企業においては、所在する各国における関連法律・制度による諸規制を受けておりますが、いずれも国内と同様に、安全管理・衛生管理には万全の態勢を構築しております。
しかしながら、施設内のトラブルや感染症(新型コロナウイルス感染症を含む)等、予期せぬ事態が生じた場合には、適正な試験の進行に支障をきたし、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(d) 動物愛護について
当社グループでは、製薬企業等から実験動物等を用いた前臨床試験を実施しておりますが、GLP基準に適合した業務遂行を行うと共に、実験動物を用いるに際しては「動物の愛護及び管理に関する法律」、「実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準」等の適用法令及び動物実験に関する指針を遵守し、実験動物の適正な管理を行うと共に、実験動物の苦痛の軽減に務め、試験に用いる実験動物数の削減につながる代替法の開発にも注力しております。
しかしながら、生命の尊厳等の観点から動物実験全体を否定する立場もあり、動物愛護の風潮が高まる等により実験動物の利用に対して社会的評価が著しく低下した場合、当社グループのイメージに悪影響を与え、前臨床事業の円滑な遂行に支障を来たし、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
⑤ 臨床事業に係るリスク要因について
(a) CRO業界における競争の激化の可能性について
日本国内におけるCRO業界は市場規模が拡大しているものの、今後もその成長性に着目した新規参入が予想され、業界に市場競争の激化が考えられます。このような競争激化の結果、当社グループの提供するサービス価格の低下や売上の減少を余儀なくされる可能性や、要員獲得競争による人件費の上昇の可能性があります。その結果、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(b) 被験者の健康被害について
治験に係る被験者に健康被害が生じた場合には、治験依頼者である製薬企業等が治療に要する費用やその他の損失を補償することがGCP省令で義務付けられておりますが、当社の過失によるものである場合には、製薬企業、医療機関等から損害賠償請求を受ける可能性があります。また、係る訴訟が社会問題に発展した場合には、当社グループの信用が損なわれ、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
⑥ 研究開発活動について
当社グループにおきましては、新しい環境にも迅速に対応した質の高い業務ができるよう、前臨床事業及び臨床事業において最先端水準の技術を利用しております。また、必要に応じて他社、大学等の研究機関等との共同開発研究や技術提携等を行っております。また、関係会社においても研究開発活動(後述⑩を参照)を展開しており、当社グループは、今後も独自又は他社、大学等の研究機関等との連携を図った効率的かつ効果的な研究開発を進めていく方針であります。
当社グループの2021年3月期における研究開発費は392,238千円でありますが、こうした研究開発活動に費やした費用が、当社グループに十分な成果をもたらすという保証はありません。
⑦ 知的財産権について
当社グループの事業において、研究開発活動に関わる成果を特許やその他知的財産権として確保することは、事業推進上重要であると考えております。しかしながら、当社の研究成果を全て権利化できるという保証はなく、また、保有している特許や将来取得する特許によって当社グループの権利を確実に保全できるという保証もありません。
有価証券報告書提出日現在、当社グループの開発に関連した特許権等の知的財産権について、第三者との間で訴訟やクレームが発生したという事実はありません。当社グループにおきましては、このような問題を未然に防止するため、事業展開に際しては弁護士への相談や特許事務所を活用して知的財産権の侵害等に関する事前調査を実施しておりますが、知的財産権侵害問題の発生を完全に回避することは困難であります。また、仮に当社グループが第三者との間の法的紛争に巻き込まれた場合、当該第三者の主張の正当性の有無にかかわらず、解決には多大な時間及び費用を要する可能性があり、場合によっては当社グループの事業戦略や財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
⑧ バイオベンチャー企業との提携について
当社グループは連結子会社及び持分法適用関連会社に対する投融資の他、当社グループの企業戦略に則り、当社事業とのシナジー効果を期待して、国内外のバイオベンチャー等と資本提携関係を結んでおります。
提携先企業の財政状態及び事業計画の変更等により投資の回収可能性が懸念される事態が生じた場合には、当社として投資に対する評価損を計上することとなり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
⑨ トランスレーショナル リサーチ事業について
様々な臨床ニーズを充足させるために、注射剤や経口剤などの既存薬に製剤や投与デバイス等の工夫を施し、薬効成分を鼻粘膜から吸収させる経鼻投与基盤技術(NDS)及び鼻から脳へ薬物を送達させるためのNose-to-Brain送達技術を自社研究開発しております。これまでの研究開発によって、それぞれの目的に沿った鼻粘膜からの速やかな吸収を促進する製剤技術や、使い勝手が良く噴霧性能に優れ、目的によって到達部位を調節できる経鼻投与デバイス技術が構築されつつあります。併行して、これらの技術応用に関する製薬企業との共同研究、共同開発やライセンス供与について交渉を進めております。
これらの事業については出口戦略を入念に立てていく必要があり、確実に収益がもたらされるという保証はなく、その進捗等により当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
⑩ 関係会社について
当社グループは、2011年3月期より2018年3月期まで連続して営業損失、2011年3月期より2015年3月期の間並びに2017年3月期及び2018年3月期において、親会社株主に帰属する当期純損失を計上しております。また、営業キャッシュ・フローにおいても、2014年3月期より2017年3月期の間の4期連続してマイナスとなっております。
そうした状況の中で、SNBL U.S.A., Ltd.をはじめとする下記の関係会社について、業績改善に向けた取り組みを強化しております。
(a) SNBL U.S.A., Ltd.について
米国前臨床事業のSNBL U.S.A., Ltd.(米国 ワシントン州)は、2009年3月期においては黒字化が図られておりましたが、2010年3月期以降においては損失を計上しており、2015年3月期、2017年3月期、2018年3月期及び2020年3月期において、当社単体の投資額に対して関係会社株式評価損を計上いたしました。
そのような中で、中長期的な視点で米国事業の成長を加速するためにシナジー効果が期待できる海外CROとの提携がより効果的と考え、米国前臨床事業を分社化したうえで、北米を拠点とする臨床CROであるAltasciencesグループ(カナダ ケベック州)に2018年9月に事業譲渡いたしました。
(b) その他の関係会社について
その他の関係会社においても研究開発型企業があり、研究開発活動に対して資金を投下しておりますが、これら関係会社においても十分な収益化が図られる保証はありません。
⑪ 情報セキュリティ管理体制について
前臨床及び臨床試験に係る秘密情報の管理について
当社グループの事業では、製薬企業等から預託された開発品目の情報等(以下「秘密情報」)を得て前臨床及び臨床試験を実施しております。秘密情報については、事前の承諾なしに第三者に開示、譲渡、貸与、漏洩してはならない旨を規定した秘密保持契約を製薬会社等と締結しており、当社グループでは秘密情報を厳重に管理すると共に、役職員に対しては、個別に秘密情報の保全を義務付ける機密保持契約を締結して、在籍中、退職後を問わず、厳重に機密保持が遵守されるように注力しております。しかしながら、万が一、当社グループより秘密情報が第三者に流出した場合には、製薬企業等からの信頼が損なわれ、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
⑫ 人員の確保、育成について
当社グループの事業推進にあたっては、医学、薬学、化学、理学、獣医学及び農学等の専門性が求められることから、博士、修士並びに医師、獣医師、薬剤師、看護師、臨床検査技師等の有資格者、かつ医療業務への従事経験を有する者が不可欠となります。また、昨今のAI・ビッグデータ・IoTといったデジタル化の流れを受け、IT技術や変化する経営環境に適応するためのマネジメントに優れた人材も多く必要とされております。
当社グループは今後も事業の拡大に伴い、積極的に人材の確保、育成を図る方針でありますが、こうした人材の確保や教育研修が当社の計画どおりに進むという保証はなく、人員の確保、育成が順調に進まない場合、当社グループの事業推進に支障が生じ、当社グループの経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。また、現在在籍するこれら人材の流出が生じた場合にも同様のリスクがあります。
なお、当社グループの事業拡大の進捗によっては、人員の増加による固定費負担が増加し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
⑬ 有利子負債への依存について
当社グループでは事業拡大の必要資金の多くを金融機関からの借入により調達しており、当連結会計年度末における連結決算における有利子負債残高(リース債務、長期借入金の合計額)は12,863,924千円であり、総資産比で34.8%と相応の水準にあります。また、2021年3月期には184,860千円の支払利息が生じております。
また、当社グループでは、今後の金利上昇リスクを回避するため、長期借入金の大半は固定金利による調達等を実施しておりますが、今後における金融機関借入(借換えを含む)等においてはその時点の市場金利によることとなることから、当社グループの経営成績等は今後の金利変動に影響を受ける可能性があります。
今後も、国内及び米国等における設備資金並びに金融機関借入の約定返済を中心に相応の資金需要が生じるものと考えております。今後の資金調達に関しては資本市場からの調達と金融機関借入(借換えを含む)等のバランスを考慮しつつ、実施していく方針でありますが、これが当社グループの希望する条件で実行できる保証はなく、当社グループの事業展開の制約要因となる可能性があり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
⑭ 為替の変動について
当社グループでは、海外製薬企業等からの試験受託や実験動物等の輸入仕入に関わる外貨建取引の決済に際しては為替相場の影響を受けております。また、連結子会社22社中9社は在外子会社であり、連結に際しては為替相場の影響を受けております。従って、為替の動向によっては当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
⑮ 業績の季節変動等について
過去3期間における当社グループの業績の上半期及び下半期の状況は下表のとおりであります。
当社グループの業績は、顧客である製薬企業等の検収が年度末である期末に集中する傾向にあることから、売上高は下半期に偏重する傾向にあります。しかしながら、利益面では、各期における個別又は複数の売上計上案件の利益率の差異及び計上時期並びに連結子会社における事業の進展状況その他の要因により変動しており、過年度においては必ずしも下期偏重は生じておりません。今後においても、当社グループの業績は、これら各種要因等により変動が生じる可能性があります。
| (単位:千円) |
| 2019年3月期 | 2020年3月期 | 2021年3月期 | ||||
| 上半期 | 下半期 | 上半期 | 下半期 | 上半期 | 下半期 | |
| (連結決算) | ||||||
| 売上高 | 8,880,521 | 6,778,156 | 6,389,274 | 8,171,809 | 7,003,509 | 8,107,038 |
| 営業利益 | △137,246 | 967,042 | 1,078,583 | 1,149,668 | 1,161,431 | 1,368,103 |
| 経常利益 | 885,827 | 727,826 | 1,258,675 | 1,862,629 | 1,305,248 | 2,340,092 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 912,235 | 1,038,072 | 877,251 | 1,673,127 | 1,139,293 | 2,522,562 |
| (単体決算) | ||||||
| 売上高 | 4,925,111 | 6,107,328 | 5,750,647 | 7,416,782 | 6,400,350 | 7,141,529 |
| 営業利益 | 320,108 | 763,083 | 907,898 | 924,103 | 1,019,602 | 968,102 |
| 経常利益 | 1,554,811 | 578,166 | 777,085 | 2,505,626 | 836,421 | 1,924,419 |
| 当期純利益 | 2,206,084 | △347,774 | 613,729 | △3,295,352 | 721,517 | 2,137,402 |
⑯ 固定資産の減損について
当社グループでは、当連結会計年度におきまして固定資産の減損損失を639,168千円計上しております。今後も、資産又は資産グループに減損が生じている可能性を示す事象(減損の兆候)がある場合は、回収可能性を評価し、回収不能見込額を減損損失として計上する可能性があります。固定資産の回収可能価額について、将来キャッシュ・フロー、割引率、正味売却価額等の前提条件に基づき算出しているため、当初見込んでいた収益が得られなかった場合や、将来キャッシュ・フロー等の前提条件に変更があった場合、固定資産の減損を実施し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
メディポリス事業におけるホテル事業は、継続的な営業損益のマイナスにより同事業に属する資産グループ(帳簿価額273,164千円)に減損の兆候が見られています。このため、宿泊客数の増加及び宿泊単価の確保を主要な仮定とする将来計画に基づき、減損損失の認識の判定を実施した結果、割引前将来キャッシュ・フローの総額が資産グループの帳簿価額を上回ったことから、減損損失の認識は不要と判断しております。
また、その他事業におけるアグリカルチャー事業は、事業の立上げ期であり継続的に営業損益がマイナス、かつ実際のマイナスが当初計画で予定されていたマイナスよりも下方に乖離したことにより同事業に属する資産グループ(帳簿価額191,932千円)に減損の兆候が見られています。このため、販売数量の拡大を主要な仮定とする将来計画に基づき、減損損失の認識の判定を実施した結果、割引前将来キャッシュ・フローの総額が資産グループの帳簿価額を上回ったことから、減損損失の認識は不要と判断しております。
ただし、計画通りに将来キャッシュ・フローが推移せず、見積もりと実績に乖離が生じるなどした場合、固定資産の減損を実施し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度における売上高は15,110百万円と前連結会計年度に比べて549百万円(3.8%)の増加となっております。
営業利益は2,529百万円と前連結会計年度に比べて301百万円(13.5%)の増加、経常利益は3,645百万円と前連結会計年度に比べて524百万円(16.8%)の増加となり、親会社株主に帰属する当期純利益は3,661百万円と前連結会計年度に比べて1,111百万円(43.6%)の増加となりました。
当社グループのセグメント別業績は次のとおりであります。
(a) CRO事業
売上高は14,508百万円と前連結会計年度に比べて1,000百万円(7.4%)の増加となり、営業利益は、3,393百万円と前連結会計年度に比べて513百万円(17.8%)の増加となりました。
(b) トランスレーショナル リサーチ事業(TR事業)
売上高は12百万円と前連結会計年度に比べて11百万円(918.5%)の増加となり、営業損失は708百万円(前連結会計年度:営業損失613百万円)となりました。
(c) メディポリス事業
売上高は552百万円と前連結会計年度に比べて416百万円(43.0%)の減少となり、営業損失は54百万円(前連結会計年度:営業損失0百万円)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」)は前連結会計年度末に比べて2,036百万円(38.8%)増加して、7,279百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は4,746百万円と前連結会計年度に比べて1,728百万円(57.3%)の増加となりました。
主な内訳は、税金等調整前当期純利益4,175百万円、減価償却費1,187百万円、持分法投資利益846百万円及び前受金の増加額1,039百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は268百万円と前連結会計年度に比べて1,186百万円(81.5%)の減少となりました。
主な内訳は、有形固定資産の取得による支出1,067百万円、投資有価証券の取得による支出894百万円、関係会社株式の売却による収入1,242百万円及び貸付金の回収による収入420百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は2,471百万円と前連結会計年度に比べて1,021百万円(70.5%)の増加となりました。
主な内訳は、短期借入金の減少額2,000百万円、長期借入れによる収入4,540百万円及び長期借入金の返済による支出4,598百万円であります。
③ 生産、受注及び販売の実績
(a) 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 金額(千円) | 前期比(%) |
| CRO事業 | 14,822,625 | 105.4 |
| トランスレーショナル リサーチ事業 | 12,242 | 1,018.5 |
| メディポリス事業 | 512,939 | 55.1 |
| 報告セグメント 計 | 15,347,807 | 102.4 |
| その他事業 | 155,504 | 99.7 |
| 合計 | 15,503,312 | 102.3 |
(注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 金額は、販売価格によっております。
3 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(b) 受注実績
当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 受注高(千円) | 前期比(%) | 受注残高(千円) | 前期比(%) |
| CRO事業 | 16,382,713 | 115.1 | 13,447,148 | 116.9 |
| トランスレーショナル リサーチ事業 | 11,642 | 646.1 | - | - |
| メディポリス事業 | 512,939 | 55.1 | - | - |
| 報告セグメント 計 | 16,907,296 | 111.5 | 13,447,148 | 116.9 |
| その他事業 | 150,083 | 96.2 | - | - |
| 合計 | 17,057,379 | 111.4 | 13,447,148 | 116.9 |
(注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 金額は、販売価格によっております。
3 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(c) 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 金額(千円) | 前期比(%) |
| CRO事業 | 14,435,282 | 107.1 |
| トランスレーショナル リサーチ事業 | 12,242 | 5,843.6 |
| メディポリス事業 | 512,939 | 55.1 |
| 報告セグメント 計 | 14,960,464 | 103.9 |
| その他事業 | 150,083 | 96.2 |
| 合計 | 15,110,548 | 103.8 |
(注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 金額は、販売価格によっております。
3 最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| アステラス製薬㈱ | 1,933,131 | 13.3 | 2,002,656 | 13.3 |
| 中外製薬㈱ | 1,485,073 | 10.2 | - | - |
(注)中外製薬㈱の当連結会計年度は当該割合が10%未満であるため、記載を省略しております。
4 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次の通りであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績は、次のとおりであります。
(a) 概要
医薬品業界は、国内外において研究開発のスピードアップと効率化を目指したアウトソーシングが引き続き堅調です。このようなトレンドを受け、当社は顧客から選ばれ続けるパートナーとなるべく、顧客ニーズを満たす迅速な対応とサービスの向上並びに継続的な質の向上に注力しております。
なお、新型コロナウイルス感染症による当連結会計年度の業績への影響は軽微であると判断しております。
(b) CRO事業
国内前臨床事業において顧客満足度をさらに高めることに注力し、信頼と品質で選ばれる受託研究機関(CRO)を目指すとともに、再生医療開発支援等、新しい技術分野におけるサービスも強化しております。また、2019年4月から開始しております大手製薬企業との創薬段階支援における包括的受託契約は順調に継続しております。2021年3月期受注高につきましては、過去5年間の年次平均成長率が12%となり、同期末受注残高とともに過去最高を更新いたしました。なかでも海外製薬企業からの受注額は総受注額の20%となり、過去5年間の年次平均成長率は40%を超えております。一方、国内製薬企業からの受注も堅調に伸長しております。2021年3月期で特筆すべき特徴は、新型コロナウイルスに対するワクチンあるいは治療薬のプロジェクトの受注であります。弊社では長年培ってきた技術とノウハウにより、従来よりも著しいリードタイムの短縮を実現し、顧客企業の臨床試験の早期開始に貢献しております。そうした中、試験室は高稼働となり、内部業務プロセスのイノベーションによる経費節減と合わせて高利益率を維持しております。
(c) トランスレーショナル リサーチ事業(TR事業)
経鼻投与基盤技術(NDS)を応用した薬物吸収フィージビリティ試験や製剤研究結果に基づいて、複数の候補化合物の新規事業化を進めてまいりました。併せて、標的鼻内部位への送達を的確に実現するため、新規デバイスを開発しました。未充足医薬品市場を確実に予測しつつ製剤開発をおこない、NDSを用いた薬物吸収フィージビリティ試験を繰り返すことにより候補化合物を絞り込み、経鼻神経変性疾患レスキュー薬の最終処方を決定しております。子会社として株式会社SNLDを2020年10月に設立、開発権をライセンスアウトし、第Ⅰ相臨床試験を準備中です。弊社が2016年6月に設立し、弊社とのライセンス契約の下で経鼻片頭痛治療薬を開発中のSatsuma社は、2019年9月に米国ナスダック市場に上場を遂げ、安全性と有効性に関する第Ⅲ相臨床試験を米国にて進めております。Satsuma社に対しては、創設以来弊社より技術支援と助言、更に資金面での支援を継続して行っており、上市に向けた開発の最終段階へ踏み出すことが可能となりました。これら2開発品に関しては、臨床試験遂行のため、相応の出資が必要であります。
一方、鼻から脳へと薬物を送達させる技術(Nose-to-Brain送達技術)研究が進展しました。本研究では、薬物を能動的に中枢神経細胞へ移行させるメカニズムを解析中です。鼻腔内標的である嗅部への送達、そこから脳内への送達、さらに脳内分布や薬効判定などを安全に効率的に行うためにMRIやSPECTなど薬物脳移行イメージング解析などをアカデミアと共同で進めております。本プロジェクトに関しては、新規発見に基づく特許戦略と、研究用機器を有する外部機関との関係構築が必要となります。
また、子会社Gemsekiにおいては、同社を無限責任組合員としたファンドを組成し、投資事業を開始いたしました。
(d) メディポリス事業
ESGを念頭に環境に配慮した社会的事業として地熱発電事業を、自然と健康をテーマにした事業としてホテル運営などを行っております。発電事業は、“再生可能エネルギーの固定価格買取制度”を利用しており、地球温暖化防止、純国産エネルギーの創出推進という我が国のエネルギー政策をうけて、1,500kw級のバイナリー型地熱発電所を稼働しております。ホテル事業は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言を受けて、昨年4月以降営業休止期間を設けるとともに、多くのスタッフをグループ内の別部門に異動しました。6月中旬からは広大な敷地を活かして3密を避けた環境を創り、フレンチフルコースと鉄板焼きの料理をメインとした新たなリゾートプランを少数限定として提供しております。また、高単価販売へと戦略変更を行い、それに伴いホテルの一部を改装・増築し、昨年12月よりヒーリングリゾートホテル「別邸天降る丘」として運営を開始いたしました。
(e) 財政状態の分析
当連結会計年度における前連結会計年度末からの財政状態の変動は、以下のとおりとなりました。
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ2,029百万円(5.2%)減少し、36,972百万円となりました。流動資産は、現金及び預金が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ2,370百万円(19.1%)増加して14,780百万円となりました。固定資産は、投資有価証券の時価評価額が減少したことなどにより前連結会計年度末に比べ4,400百万円(16.5%)減少して22,192百万円となりました。
負債は、前連結会計年度末に比べ1,486百万円(6.6%)減少し、21,133百万円となりました。流動負債は、前受金が増加し、短期借入金が減少したことなどにより前連結会計年度末に比べ1,035百万円(8.0%)減少して11,915百万円となりました。固定負債は、繰延税金負債が減少し、長期借入金が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ451百万円(4.7%)減少して9,217百万円となりました。
純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益を3,661百万円計上し、上述のとおり投資有価証券の時価評価額が減少したことでその他有価証券評価差額金が3,998百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ543百万円(3.3%)減少し、15,838百万円となりました。
(f) 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループは、GLPやGCPといった法的規制に対する適合性の調査等で高い評価を受けております。しかしながら、クライアントの創薬開発競争が激化し国際化、高度化及び大型化していく中で、当社グループは、サービスの質を継続的に高めていくと共に、グローバル化し複雑化していく顧客ニーズに対し的確に対応しつつ成長を維持していくために、設備、人材面での投資が不可欠となっております。人材の育成には時間を要する部分があり、また施設に対する投資も規模の経済性の観点からも先行的に行う必要が生じます。
とりわけ、日本よりもはるかに巨大な市場を有する米国等の海外クライアントからのニーズに迅速かつ的確に対応していくためには、海外の規格や法的規制に対応可能な体制を整えることが戦略的に重要であると考えております。海外の規格や基準に適合性をもつためには、十分なる準備や適合性に関する調査への対応が必要であります。
従って、事業のグローバルな競争力の向上と事業規模拡大のためには、これらに継続的に取り組む必要があり、その結果、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。
(g) 戦略的現状と見通し
CRO事業は、中長期的な視点で国内外の顧客からの要望に対して、確実に応えられる体制構築に取組んでおります。抗体医薬、核酸医薬、遺伝子治療、再生医療などの新規創薬モダリティ分野の研究支援では、最新装置の導入及び評価系の構築などの投資へも積極的に取り組んでおり、他施設では実施困難な案件を受託できております。また、新型コロナウイルスに対するワクチンあるいは治療薬の研究・開発についても、弊社のリードタイム短縮などの取り組みを顧客に評価いただき、多くの案件を受託しております。
TR事業は、弊社独自の経鼻投与基盤技術であるNDSを用いた既存薬剤の投与経路変更による医薬品開発など、パートナー企業とのアライアンス構築を進めており、特に国外の製薬企業との、複数の候補薬剤ライセンスアウト・共同開発交渉を継続します。また、経鼻片頭痛治療薬第Ⅲ相臨床試験を継続しているSatsuma社に対し、知財のライセンス供与元としてさらなる技術支援をしてまいります。
子会社SNLD社では、当社TRカンパニーが業務委託契約を結び、ハンズオンで開発をサポートしています。経鼻神経変性疾患レスキュー薬の第Ⅰ相臨床試験を準備するとともに、それに続くポートフォリオとして、NDSに親和性のあるレスキュー薬として主に中枢神経作動薬を調査中です。
また、子会社Gemsekiは、創薬シーズ・技術に関するライセンス仲介事業をグローバルベースで積極的に展開すると共に、投資事業を推進してまいります。
メディポリス事業では、従来の地熱発電事業に加えて、既存の泉源を活用した温泉発電の設置を進めております。ホテル事業は、新型コロナウイルス感染対策に注力し、3密対策を徹底して安心して宿泊できる体制整備、部屋数を限定した高級志向のウエルネスリゾートホテルの開設など、新たなスタイルでの営業を行っております。その他、メディポリス指宿の資源を最大限活用すべく、地熱由来の電力を使用したグリーン水素製造を含む様々な取組みを検討しております。
(h) 経営者の問題認識と今後の方針について
当社グループの経営陣は、現在の事業環境及び入手可能な情報に基づき最善の経営方針を立案するよう努めておりますが、ここ数年の世界的な新薬開発における国際化、大型化、高度化等の動向に鑑みますと、環境の変化に対応して経営施策を機動的かつ柔軟に展開していくことが要求されております。
CRO事業においては、海外顧客からの引き合いは引き続き活発に推移しており、グローバルな大手製薬企業からも継続的な受注に成功しております。この20年間、米国前臨床事業運営で培ったノウハウと米国での勤務経験を積んだ人材資産を活用して、海外顧客からの受託拡大を実現しております。
これら顧客ニーズに応えている大きな要因は、弊社が世界で唯一構築している「自社グループ内での実験動物(霊長類)の繁殖・供給体制」、サプライチェーンマネジメントであります。新型コロナウイルス感染の蔓延などによる医薬品開発への実験動物需要増加が世界的に顕著となっており、その供給不足がCRO業界の課題となっております。弊社では長年にわたり確立してきたサプライチェーンにより、以前と同様に安定的な実験動物の供給を実現しております。今後もこれらサプライチェーンマネジメントの強化施策を実施してまいります。その一環として、中国における実験動物繁殖・供給施設であるSNBL CHINAを中国上場企業のPharmaronグループとの合弁事業とすることで拡充し、カンボジアの弊社グループ施設の繁殖体制強化とともに、さらなる繁殖・供給能力の増大を企図しております。今後も効率的かつ効果的に各種実験を適切なタイミングで行えるオンリーワンの事業価値を継続して提供してまいります。
TR事業では、経鼻投与の新たな応用領域として、Nose-to-Brain送達技術の研究開発を世界に先駆けて加速しております。中枢疾患におけるアンメットメディカルニーズは非常に高く、その治療薬開発は製薬企業における重点注力領域となっています。血液脳関門(Blood Brain Barrier)の存在により、静脈注射でも脳内に送達できない薬物について、Nose-to-Brain送達技術の応用が期待されています。今後の目標は、アカデミアとの共同研究推進させること、そしてそれらのデータを基に複数の大手製薬企業と共同研究やフィージビリティ試験の契約を結ぶことです。またNDSに関しては、どのように投資を回収し収益をあげうるか、出口戦略の練り込まれた事業開発が必要であると認識しています。
昨今の医薬品開発においては、低分子医薬品から抗体医薬・核酸医薬、さらに再生医療・遺伝子治療へと創薬モダリティの多様化が進んでおります。当社グループは、こうした業界の動きに一早く対応し、常に新たな創薬ニーズに応えるべく取り組んで参りました。特に再生医療分野においては、京都大学iPS細胞研究所との共同研究に基づくiPS細胞を用いた治療に向けた安全性試験に関する研究開発経験を活かして受託しているほか、重要投資先である株式会社リジェネシスサイエンスを通じたライセンス事業にも取り組んでおります。
今後とも創薬モダリティの多様化により生じる顧客からの様々な新規ニーズに迅速に対応し、付加価値の高いサービスを効率的に提供してまいります。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
(a) 資金需要
当社グループの資金需要は、主に設備投資等の投資及び運転資金等となっております。設備投資等の投資を行うにあたっては、案件ごとに投資の回収可能性や収益向上の点から検討を行い、重要なものについては取締役会での決議を経て決定するなど、社内の所定の手続に従って決定しております。計画については、第3設備の状況 3設備の新設、除却等の計画(1)重要な設備の新設等に記載のとおりです。
(b) 資金の源泉
営業キャッシュ・フローからの収入で賄いきれないものについて、借入により調達しております。また、設備投資の一部についてファイナンス・リースを利用しております。なお、当連結会計年度における現金及び現金同等物等の残高は7,279百万円となっております。
(c) 有利子負債
当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債残高は12,863百万円となっております。
③ 重要な会計上の見積及び当該見積に用いた仮定
当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。
以下「連結財務諸表規則」) に基づいて作成しております。
なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 4.会計方針に関する事項」に記載しております。
なお、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う影響は、収束時期を見通すことが依然困難な状況にあるものの、当社グループの事業活動及び業績への影響は限定的であることから、本連結財務諸表における重要な会計上の判断及び見積りの変更は見込んでおりません。
4【経営上の重要な契約等】
該当事項はありません。
5【研究開発活動】
当連結会計年度の研究開発活動は、科学技術の急速な進展により医薬品の開発環境が大きく変化している中、新しい環境にも迅速に対応した質の高い開発支援ができるよう、当社グループの各セグメントにおいて最先端と思われる技術を開発利用しております。
当連結会計年度における研究開発費は、392,238千円であり、各セグメント別の研究開発活動は、次のとおりであります。
(1) CRO事業
当社の安全性研究所及び薬物代謝分析センターをはじめとする研究施設では、迅速で質の高い試験成績を委託者に提供できるよう、バックグラウンドデータの蓄積や解析を行うだけではなく、事前検討の実施や新技術獲得のための基礎研究や技術改良に日々取り組んでおります。また、いずれの施設も動物福祉に積極的に取り組み、国際的な認証団体であるAAALAC Internationalにより適合施設として認証されております。
医薬品の主流は、低分子化合物から抗体や核酸、ペプチドに代表されるバイオ医薬品、iPS細胞に代表される再生医療あるいは遺伝子治療に移行しております。当社は、これらの業界の動きに対応するため、種々の評価系や試験系の検討を実施しております。例えば、抗体医薬ではこれまで日本では受託できる機関がなかった組織交差反応性試験を立ち上げ受託実績を積み上げました。抗体の特性評価をより詳細に実施するためのキャピラリー電気泳動や免疫学的測定法の一つであるELISAの自動測定装置Gyrolabでの受託も開始しております。さらに、既存技術より高感度でバイオマーカーを測定できる高感度免疫分析装置ErennaやElispotを用いた受託では、高品質な測定結果について製薬企業より評価頂いております。抗体医薬は霊長類のみに反応性がみられるものが殆どであり、日本で唯一の霊長類を用いた生殖発生毒性試験を実施できる施設として、次世代への影響を評価する試験実績を増やしております。
再生医療の分野では、iPS細胞を含む各細胞の機能解析にも応用可能な高機能細胞分析装置Attune NxTを導入し、研究受託機器を強化しております。Attune NxTのような高機能細胞分析装置を導入しているCROはほとんどないため、既に臨床検体の解析等も受託しており、前臨床だけでなく臨床試験の受託増加が見込めます。
近年新規ながん治療として注目されているがん免疫療法の分野におきましても、その有効性評価が可能な細胞機能解析装置であるフローサイトメーターを導入しました。当該機種LSRFortessa X-20は、国内CROでいち早く立ち上げ、非臨床分野のみならず、臨床分野にも応用可能な高性能機種です。
遺伝子治療の領域では、PCR装置を用いた評価系が必須となっております。当社では他社に先駆けてPCR検査エリアの設置と処理能力の増強を図りました。その上で、第二世代のdigital droplet PCRを2020年に導入し、実績を積み上げております。
また、霊長類の感染実験が実施可能な施設を活用し、各種ウイルスに対するワクチンなどに関して企業や大学との共同研究を行っており、フェレットやマウスを用いた感染実験も確立しております。
これまでの安全性研究所における収益の柱であった安全性評価に加え、近年では医薬品の有効性評価に関わる業績が向上しております。特に当社は霊長類を用いた前臨床試験では国内でトップクラスの業績を有しており、これまで培ってきた実績を基礎に霊長類を主体とした各種病態モデルを確立し、臨床への外挿性が高い有効性評価手法が国内外の製薬企業より評価を頂いております。それら病態モデルの中でも、臨床でiPS細胞の適用が進められている加齢性黄斑変性症の薬効試験は国内でも少数の試験施設でしか受託体制は整っていないため、当該モデルの確立後から既に複数試験の受託をしております。引き続き、加齢黄斑変性症のみならず、時代に応じて変化する創薬ニーズに対応した新しい病態モデルの確立も積極的に進めております。
また、有効性評価の実績には、業界に先駆けて導入を進めた各種イメージング機器を用いた前臨床試験数の増加も寄与しております。当社で導入しているMRI、CT、及び血管造影装置はすべて臨床でも使用している機器となります。そのうち近年更新したMRIでは脳活動の機能的評価も可能となりました。すなわち、サルなどの大動物を用いてヒトと近似の病態モデルを作出し、ヒトと同じ機器を用いて動物を傷つけることなく薬物の評価を継時的にできる技術が高く評価されております。従来、前臨床試験ではイメージングを用いた有効性評価及び安全性評価は一般的ではありませんでしたが、新薬創出の難易度が高まり、動物福祉のさらなる向上が求められている製薬業界において、イメージングを用いた新しい評価系へのニーズは国内外の製薬企業を問わず今後も増加することが予想されます。
これらの研究活動には、外部アカデミア等との共同研究も含まれております。すなわち、京都大学iPS細胞研究所とは再生医療分野の安全性研究について、岐阜薬科大学とは寄附講座を開設した上で眼科疾患を中心とした病態モデル作出について、九州大学とは共同研究講座を開設した上でがん免疫研究について協働しております。
なお、これらの研究成果については海外や国内の学会等において発表したり、国内外の学術雑誌へ論文として掲載されたりしております。
以上の活動における研究開発費は、181,359千円であります。
(2) トランスレーショナル リサーチ(TR)事業
TRカンパニーにおいては、血液-脳関門の存在により、静脈注射でも脳内に送達できない薬物につき、経鼻投与技術(NDS)の新たな応用として鼻から脳へと薬物を送達させる技術(Nose-to-Brain送達技術)の研究開発活動に注力しております。中枢神経疾患に有効な薬品へのアンメットメディカルニーズは非常に高く、治療薬の開発は製薬企業における重点領域となっています。本技術研究では、細胞間隙から脳への通過を実証解析するのみならず、薬物を能動的に中枢神経細胞へ移行させるメカニズムを探索しております。鼻腔内標的である嗅部への薬物送達、そこから脳内への送達、さらに脳内分布や薬効判定などをいかに安全に効率的に行うかについて、神経細胞の培養実験や外部アカデミアと共同して、薬物の脳移行イメージング解析などを駆使しながら鋭意研究を進めております。中枢における様々な薬物の動態解析方法や既存薬の新規薬理作用を同定して、具体的な開発薬品を定め臨床研究ステージへと飛躍させることを目標といたします。併せて大手製薬企業との共同研究を幅広くおこなう予定です。
一方、NDSを用いた従来型の薬物吸収フィージビリティ試験や自社での製剤研究結果を用いて、国内外での事業化のために自社開発候補化合物を複数特定しております。また的確な鼻内部位への送達と低価格化を実現すべく、新規デバイスのプロトタイプが創出されております。製剤研究については、外部機関との協働をも検討しており、当カンパニーの重点領域と考えております。当社よりスピンアウトした経鼻偏頭痛薬の開発会社である Satsuma Pharmaceuticals, Inc. (米国 カリフォルニア州)は、2019年3月に米国NASDAQ市場への上場を遂げ、複数の第Ⅲ相臨床試験を施行中であり、当カンパニーは引き続きその研究開発支援をおこないます。また、神経変性疾患の患者に対してレスキュー投与で速やかに症状の改善を目的とする治療薬の臨床開発を担う株式会社SNLDが、2020年10月に当社の完全子会社として設立され、国内での第1相臨床試験を準備中です。
さらに、基礎研究室をカンパニー内に設置しました。遺伝子情報をwet(実験)とdry(大容量ICT)の両環境で扱い、特定の疾患で発現遺伝子の量的変化を解析し、マーカーの同定や治療法の特定に寄与することを目標としています。現在、神奈川がんセンター等のアカデミアと共同研究を進めております。
以上の活動における研究開発費は、145,787千円であります。
(3) その他
その他の研究開発費は、65,091千円であります。
第3【設備の状況】
1【設備投資等の概要】
当連結会計年度の設備投資の総額は、1,025,230千円であります。安定した試験環境を構築するためのCRO事業における試験施設の改修等の設備投資を中心に行いました。
セグメント別の主な設備投資について示すと、次のとおりであります。
(1) CRO事業
CRO事業の設備投資金額は504,794千円であります。
そのうち、提出会社においては、本店(安全性研究所)試験施設の改修・機器の購入等の設備投資を行いました。設備投資金額は、290,392千円であります。
(2) トランスレーショナル リサーチ事業
トランスレーショナル リサーチ事業の設備投資金額は28,786千円であります。
(3) メディポリス事業
メディポリス事業の設備投資金額は330,925千円であります。
そのうち、提出会社においては、ホテル事業、地熱発電設備等の設備投資を行いました。設備投資金額は、それぞれ188,925千円、142,000千円であります。
(4) その他
その他の事業の設備投資金額は167,466千円であります。
2【主要な設備の状況】
(1) 提出会社
| 2021年3月31日現在 |
| 事業所名 (所在地) | セグメント の名称 | 設備の内容 | 帳簿価額(千円) | 従業員数 (人) | ||||||
| 建物及び 構築物 | 機械装置 及び運搬具 | 器具及び 備品 | 土地 [面積㎡] | リース 資産 | その他 | 合計 | ||||
| 本店・安全性研究所 (鹿児島県鹿児島市) | CRO事業 | 研究施設等 | 1,995,286 | 38,238 | 267,769 | 591,075 [89,575] | 351,947 | 73,898 | 3,318,215 | 555 〔119〕 |
| 有明事業所 (鹿児島県志布志市) | CRO事業 | 飼育施設等 | - | - | - | 4,280 [15,455] | - | - | 4,280 | - 〔-〕 |
| 指宿事業所 (鹿児島県指宿市) | メディポリス事業 CRO事業 その他 | 宿泊施設等 飼育施設等 研究施設等 | 1,147,706 | 40,147 | 12,731 | 301,736 [3,333,906] | - | 3,003 | 1,505,326 | 32 〔18〕 |
| 沖永良部事業所 (鹿児島県大島郡) | その他 | 研究施設等 | - | - | - | - | - | - | - | 2 [2] |
| 薬物代謝分析センター (和歌山県海南市) | CRO事業 | 研究施設等 | 322,576 | 0 | 120,628 | 516,963 [16,417] | 119,386 | 22,104 | 1,101,659 | 101 〔21〕 |
| つくば分析ラボラトリ (茨城県つくば市) | CRO事業 | 研究施設等 | 7,156 | - | 35,720 | - | 56,178 | 1,279 | 100,344 | 7 〔-〕 |
| 東京本社 (東京都中央区) | CRO事業 | 事務所等 | 31,319 | 15,355 | 4,110 | - | - | - | 50,784 | 40 〔2〕 |
| 大阪支社 (大阪市中央区) | CRO事業 | 事務所等 | 2,977 | - | 254 | - | - | - | 3,231 | 10 〔2〕 |
(2) 国内子会社
| 2021年3月31日現在 |
| 会社名 | 事業所名 (所在地) | セグメント の名称 | 設備の 内容 | 帳簿価額(千円) | 従業員数 (人) | ||||||
| 建物及び 構築物 | 機械装置 及び運搬具 | 器具及び 備品 | 土地 [面積㎡] | リース 資産 | その他 | 合計 | |||||
| ㈱新日本科学グループ | 本店 (鹿児島県 鹿児島市) | その他 | 事務所等 | 216,367 (144,437) | - | 517 | 198,105 [2,291] | 66,900 | 73,702 | 555,593 (144,437) | 3 〔-〕 |
| ㈱メディポリスエナジー | 本店 (鹿児島県 指宿市) | メディポリス事業 | 発電所 | 65,987 | 599,240 | 0 | - | - | - | 671,757 | 4 〔1〕 |
| SNBLアセットマネジメント㈱ | 本店 (鹿児島県 鹿児島市) | その他 | 土地等 | 22,186 | - | - | 611,309 [169,417] | - | - | 633,496 | - 〔-〕 |
| 指宿事業所 (鹿児島県 指宿市) | その他 | 道路等 | 126,425 | 9,549 | 0 | 22,933 [37,227] | - | - | 158,909 | - 〔-〕 | |
(3) 在外子会社
| 2020年12月31日現在 |
| 会社名 | 事業所名 (所在地) | セグメント の名称 | 設備の 内容 | 帳簿価額(千円) | 従業員数 (人) | ||||||
| 建物及び 構築物 | 機械装置 及び運搬具 | 器具及び 備品 | 土地 [面積㎡] | リース 資産 | その他 | 合計 | |||||
| SNBL U.S.A., Ltd. | 本社 (米国ワシントン州) | CRO事業 | 研究施設等 | 3,017,001 (2,993,684) | 554 | 11,128 | 556,857 〔180,530〕 (242,606) | - | - | 3,585,542 (3,236,290) | 2 〔-〕 |
| TIAN HU (CAMBODIA)ANIMAL BREEDING RESEARCH CENTER Ltd. | 本社 (カンボジア王国プノンペン都) | CRO事業 | 研究施設等 | 78,916 | 6,167 | 250,093 | - | - | - | 335,177 | 144 〔3〕 |
| 肇慶創薬生物 科技有限公司 | 本社 (中華人民共和国広東省高要市) | CRO事業 | 飼育施設等 | 403,866 | 1,859 | 49,637 | - | - | 4,572 | 459,935 | 29 〔6〕 |
(注)1 提出会社のつくば分析ラボラトリ、東京本社及び大阪支社の建物は賃借中であります。
2 SNBLアセットマネジメント㈱の所有する固定資産の多くは、提出会社へ賃貸しております。
3 帳簿価額の「その他」は、ソフトウェア、リース資産(無形)及び土地利用権であります。
4 上記の( )は内書きで、連結会社以外への賃貸資産を表示しております。
5 帳簿価額には、建設仮勘定の金額を含んでおりません。
6 従業員数欄の〔 〕内は外書きで、臨時従業員数を表示しております。
7 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
3【設備の新設、除却等の計画】
(1) 重要な設備の新設等
提出会社
| 事業所名 | 所在地 | セグメントの名称 | 設備の内容 | 投資予定金額 (千円) | 資金調達 方法 | 着手予定年月 | 完了予定年月 | |
| 総額 | 既支払額 | |||||||
| 本店 | 鹿児島県鹿児島市 | CRO事業 | 試験設備等 | 796,678 | - | 自己資金 借入金及びリース資金 | 2021年4月 | 2022年3月 |
| 薬物代謝分析センター | 和歌山県海南市 | CRO事業 | 試験設備等 | 316,200 | - | 自己資金 借入金及びリース資金 | 2021年4月 | 2022年3月 |
| 指宿事業所 | 鹿児島県指宿市 | その他 | 地熱発電 調査関連 | 560,000 | - | 自己資金 借入金及びリース資金 | 2021年4月 | 2024年1月 |
(注) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 重要な設備の除却等
該当事項はありません。
第4【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
| 種類 | 発行可能株式総数(株) |
| 普通株式 | 137,376,000 |
| 計 | 137,376,000 |
②【発行済株式】
| 種類 | 事業年度末現在 発行数(株) (2021年3月31日) | 提出日現在 発行数(株) (2021年6月30日) | 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 | 内容 |
| 普通株式 | 41,632,400 | 41,632,400 | 東京証券取引所 (市場第一部) | 単元株式数100株 |
| 計 | 41,632,400 | 41,632,400 | ― | ― |
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
③【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
| 年月日 | 発行済株式 総数増減数 (株) | 発行済株式 総数残高 (株) | 資本金増減額 (千円) | 資本金残高 (千円) | 資本準備金 増減額 (千円) | 資本準備金 残高 (千円) |
| 2016年4月1日~2017年3月31日(注1) | 1,856,400 | 41,632,400 | 617,618 | 9,679,070 | 617,618 | 10,361,470 |
| 2019年6月28日(注2) | - | 41,632,400 | - | 9,679,070 | △10,361,470 | - |
| 2019年6月29日(注3) | - | 41,632,400 | - | 9,679,070 | 12,489 | 12,489 |
| 2020年6月23日(注3) | - | 41,632,400 | - | 9,679,070 | 20,816 | 33,305 |
(注)1.新株予約権の行使による増加であります。
2.会社法第448条第1項の規定に基づき、資本準備金を減少し、その他資本剰余金へ振替えたものであります。
3.資本剰余金を配当原資とする剰余金の配当に伴う資本準備金の増加であります。
(5)【所有者別状況】
| 2021年3月31日現在 | |||||||||
| 区分 | 株式の状況(1単元の株式数100株) | 単元未満 株式の状況 (株) | |||||||
| 政府及び 地方公共 団体 | 金融機関 | 金融商品 取引業者 | その他の 法人 | 外国法人等 | 個人 その他 | 計 | |||
| 個人以外 | 個人 | ||||||||
| 株主数 (人) | - | 20 | 40 | 74 | 48 | 24 | 13,829 | 14,035 | - |
| 所有株式数 (単元) | - | 43,960 | 9,233 | 163,732 | 10,292 | 304 | 188,633 | 416,154 | 17,000 |
| 所有株式数 の割合(%) | - | 10.56 | 2.22 | 39.34 | 2.47 | 0.07 | 45.33 | 100.00 | - |
(注)当期末における自己株式は358株で「個人その他」に3単元、「単元未満株式の状況」に58株含まれております。
(6)【大株主の状況】
| 2021年3月31日現在 | |||
| 氏名又は名称 | 住所 | 所有株式数 (千株) | 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
| 株式会社永田コーポレーション | 鹿児島市唐湊4丁目21番1号 | 7,936 | 19.06 |
| 有限会社新日本産業 | 鹿児島市唐湊4丁目21番1号 | 6,724 | 16.15 |
| 永田 貴久 | 鹿児島県鹿児島市 | 2,110 | 5.07 |
| 一般社団法人メディポリス医学研究所 | 鹿児島県指宿市東方4423番地 | 1,474 | 3.54 |
| 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 東京都港区浜松町2丁目11番3号 | 1,176 | 2.83 |
| 永田 郁江 | 東京都中央区 | 1,024 | 2.46 |
| 永田 一郎 | 東京都江東区 | 1,024 | 2.46 |
| 梅原 理恵 | 東京都中央区 | 1,024 | 2.46 |
| 株式会社鹿児島銀行 | 鹿児島市金生町6-6 | 1,000 | 2.40 |
| 大田 宜明 | 兵庫県神戸市垂水区 | 740 | 1.78 |
| 計 | ― | 24,233 | 58.21 |
(7)【議決権の状況】
①【発行済株式】
| 2021年3月31日現在 | ||||
| 区分 | 株式数(株) | 議決権の数(個) | 内容 | |
| 無議決権株式 | - | - | - | |
| 議決権制限株式(自己株式等) | - | - | - | |
| 議決権制限株式(その他) | - | - | - | |
| 完全議決権株式(自己株式等) | 普通株式 | 300 | - | - |
| 完全議決権株式(その他) | 普通株式 | 41,615,100 | 416,151 | - |
| 単元未満株式 | 普通株式 | 17,000 | - | - |
| 発行済株式総数 | 41,632,400 | - | - | |
| 総株主の議決権 | - | 416,151 | - | |
②【自己株式等】
| 2021年3月31日現在 | |||||
| 所有者の氏名 又は名称 | 所有者の住所 | 自己名義 所有株式数 (株) | 他人名義 所有株式数 (株) | 所有株式数 の合計 (株) | 発行済株式 総数に対する 所有株式数 の割合(%) |
| 株式会社新日本科学 | 鹿児島県鹿児島市宮之浦町2438番地 | 300 | - | 300 | 0.00 |
| 計 | ― | 300 | - | 300 | 0.00 |
(注) 当事業年度末現在の保有株式数は358株です。
2【自己株式の取得等の状況】
【株式の種類等】 普通株式
(1)【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2)【取締役会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
| 区分 | 株式数(株) | 価額の総額(円) |
| 当事業年度における取得自己株式 | - | - |
| 当期間における取得自己株式 | - | - |
(注)当期間における取得自己株式には、2021年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式は含まれておりません。
(4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
| 区分 | 当事業年度 | 当期間 | ||
| 株式数(株) | 処分価額の総額(円) | 株式数(株) | 処分価額の総額(円) | |
| 引き受ける者の募集を行った取得自己株式 | - | - | - | - |
| 消却の処分を行った取得自己株式 | - | - | - | - |
| 合併、株式交換、株式交付、会社分割に係る移転を行った取得自己株式 | - | - | - | - |
| その他 | - | - | - | - |
| 保有自己株式 | 358 | - | 358 | - |
(注)当期間における保有自己株式には、2021年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取り及び売渡による株式は含まれておりません。
3【配当政策】
当社は、株主の皆様への利益還元を経営上の重要政策の一つと認識し、将来の事業展開に必要な内部留保を確保しつつ、安定的な利益配当を実施していくことを基本方針としております。
2021年3月期の期末配当金につきましては、財務状況及び今後の事業展開等を勘案して、利益剰余金を原資として1株当たり20円(うち特別配当10円)とすることを2021年5月27日開催の取締役会において決議いたしました。
なお、当社では、2006年6月29日開催の株主総会において、会社法第459条第1項に基づき、剰余金の配当等を取締役会の決議により行う旨の定款変更を行っております。
剰余金の配当は年1回とすることを基本的な方針としております。
内部留保金の使途につきましては、企業の体質強化及び今後の積極的な事業展開に備える予定であります。
(注)基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は以下のとおりであります。
| 決議年月日 | 配当金の総額(千円) | 1株当たり配当額(円) |
| 2021年5月27日 取締役会決議 | 832,640 | 20 |
4【コーポレート・ガバナンスの状況等】
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】
① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社は企業価値をより一層高めるため、経営の健全化、効率化、透明性の向上、コンプライアンス体制の確立を図り、実効性のあるコーポレート・ガバナンスを実現していくことを基本方針としております。この基本方針のもと、「創薬と医療技術の向上を支援し、人類を苦痛から解放する事」を企業使命とし、株主、投資者の皆様をはじめ、お客様、従業員、社会等からの信頼を高め、「存在を必要とされる企業」となるべく、コーポレート・ガバナンスの強化に取り組んでおります。
② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由
当社は、監査役制度採用会社であります。経営の意思決定機関である取締役会は、有価証券報告書提出日現在取締役9名(うち社外取締役4名)から構成されており、議長は代表取締役会長兼社長 永田良一、構成員は代表取締役副社長 髙梨健、専務取締役 二反田真二、専務取締役 角﨑英志、常務取締役 永田一郎、社外取締役 福元紳一、社外取締役 山下隆、社外取締役 花田強志、社外取締役 戸谷圭子であります。
取締役会は原則として月1回の開催のほか、必要に応じて随時開催しており、経営に関する重要事項は全て取締役会で協議決定しております。なお、取締役については、20名以内とする旨定款で定めており、経営環境の変化に対する機動性を高めるために、任期を1年としております。
取締役の選任決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨、定款で定めております。また、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議については、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。
また、経営幹部(取締役、執行役員等)の指名、報酬決定に関し、独立性・客観性と説明責任を強化することを目的として、任意の機関として、2つの諮問機関を設置しております。一つが「コーポレートガバナンス・指名委員会」であり、委員長は代表取締役副社長 髙梨健、構成員は福元紳一、山下隆、花田強志、永田一郎であります。もう一つが「報酬委員会」であり、委員長は代表取締役会長兼社長 永田良一、構成員は福元紳一、山下隆、花田強志、二反田真二であります。
「コーポレートガバナンス・指名委員会」の審議事項は、取締役及び監査役の選解任に関する株主総会付議議案の原案、取締役会に付議する代表取締役(CEO)及び役付取締役の選解任の原案、取締役会に付議するその他経営陣(執行役員・理事・子会社取締役)の候補者の原案、取締役、監査役、経営陣の選定方針・手続の決定、後継者計画に関する事項、取締役会の実効性評価に関する事項などです。
「報酬委員会」の審議事項は、取締役及び監査役の報酬に関する株主総会付議議案の原案、取締役・執行役員・理事・子会社取締役の報酬額(算定方法を含む)の原案、役員報酬の構成を含む方針の決定、役員報酬の決定手続の決定などです。
監査役会は監査役3名(うち社外監査役2名)で構成されており、構成員は常勤監査役 須田雅一、社外監査役 鑪野孝清、社外監査役 重久善一であります。監査役は、取締役会から独立した独任制の監査機関として、取締役会への出席・意見陳述権、業務・財産の調査権限等取締役を監査する強い権限により実効的な監査を実施しており、経
営の健全性を確保しております。
(現状の体制を採用している理由)
当社は、コーポレート・ガバナンスに期待されている「適正かつ効率的な業務執行」及び「適切な監督機能」という二つの大きな側面から、取締役会が監査役会等と連携する体制を採用しております。
「適正かつ効率的な業務遂行」の側面においては、取締役会による迅速な意思決定が可能であるという点で効率性が高く、「適切な監督機能」の側面においては、社内監査役に加えて、弁護士として豊富な知見を有する監査役及び公認会計士として豊富な知見を有する監査役をそれぞれ社外監査役として選任することにより、業務執行に係る機関に対し、外部からの経営監視機能が十分なチェックが行われるという点で、監督機能が高いものと判断しております。
当社は取締役、監査役が期待される役割を十分に発揮できることを目的として、会社法第426条第1項の規定により、任務を怠ったことによる取締役(取締役であった者を含む。)及び監査役(監査役であった者を含む。)の損害賠償責任を、法令の限度において、取締役会の決議によって免除することができる旨、また、会社法第427条第1項の規定により、取締役(業務執行取締役等であるものを除く。)及び監査役との間で、会社法第423条第1項の賠償責任について、会社法第425条第1項が規定する最低責任限度額を限度とする契約を締結することができる旨、定款で定めております。
当社は上記に基づき、社外取締役 福元紳一、社外取締役 山下隆、社外取締役 花田強志、社外取締役 戸谷圭子との間で、会社法第425条第1項が規定する最低責任限度額を限度とする責任限定契約を締結しております。
当社は、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険(D&O保険)契約を会社法上のすべての子会社の取締役、監査役、執行役員および管理・監督の立場にある従業員等を被保険者として締結しております。被保険者がその職務の執行に関し責任を負うこと又は当該責任の追及に係る請求を受けることによって生じることのある損害等が填補することとし、保険料を全額当社が負担しております。
当社は機動的な資本政策及び配当政策を遂行するため、剰余金の配当等会社法第459条第1項各号に定める事項については、法令に特段の定めのある場合を除き、取締役会決議により定めることとする旨、また、会社法第165条第2項の規定により、取締役会決議によって市場取引等により自己の株式を取得することができる旨、定款に定めております。
③ 企業統治に関するその他の事項
(当社の内部統制システム)
取締役会が決議した内部統制システムの基本方針に基づき、取締役の職務執行が法令及び定款に適合することを確保する体制その他当社グループ全体の業務の適正を確保する体制の強化を図り、会社業務の執行の公平性、透明性及び効率性を確保するとともに、コーポレート・ガバナンスの強化並びに企業クオリティの向上を図ります。
(リスク管理体制の整備の状況)
当社は、GLPやGCP等の法的規制に準拠して受託試験を進めることが必要となっており、受託試験の実施内容の適法性や品質について、専門にその内容の監査を行う信頼性保証部を設置しております。また、前臨床事業に関わる施設等の安全な管理運営を図るために、施設のセキュリティ管理に精通したシステム管理室を設置しております。
また、業務の執行にあたっては必要な権限者の承認を得て実行する体制を整えており、リスク管理を重視した体制を構築しております。
(子会社の業務の適正を確保するための体制整備の状況)
子会社のコンプライアンス体制及びリスク管理体制については、必要に応じて、当社の各担当部門が指導・監督し、子会社の運営方針の決定や重要な研究開発、設備投資、投融資等の意思決定に当たっては、事業戦略上の目的とリスクの状況を踏まえ十分な検討を行っております。また、子会社の取締役の職務執行について、必要に応じて当社への報告を求めるものとし、子会社の業務の執行にあたっては、関連規程に従い必要な権限者の承認を得て実行する体制を整備することとしております。
会社の機関・内部統制の関係は以下の図のとおりであります。
(2)【役員の状況】
① 役員一覧
男性11名 女性1名 (役員のうち女性の比率8%)
| 役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数 (株) | ||||||||||||||||||||||||||
| 代表取締役 会長兼社長 CEO兼CHO | 永田 良一 | 1958年8月11日生 | 1981年9月 当社 取締役(非常勤)就任 1983年4月 当社 取締役就任 1983年6月 医師免許取得 1990年3月 当社 代表取締役専務就任 1991年1月 当社 代表取締役社長就任 1991年3月 医学博士(鹿児島大学) 1997年9月 当社 代表取締役社長兼CEO就任 2006年3月 財団法人メディポリス医学研究財団(現 一般社団法人メディポリス医学研究所) 理事長就任(現任) 2010年10月 学校法人ヴェリタス学園 理事長就任(現任) 2014年6月 当社 代表取締役会長兼社長 CEO就任 2015年4月 株式会社新日本科学PPD 代表取締役社長就任(現任) 2020年8月 当社 代表取締役会長兼社長 CEO兼CHO就任(現任) | 1981年9月 | 当社 取締役(非常勤)就任 | 1983年4月 | 当社 取締役就任 | 1983年6月 | 医師免許取得 | 1990年3月 | 当社 代表取締役専務就任 | 1991年1月 | 当社 代表取締役社長就任 | 1991年3月 | 医学博士(鹿児島大学) | 1997年9月 | 当社 代表取締役社長兼CEO就任 | 2006年3月 | 財団法人メディポリス医学研究財団(現 一般社団法人メディポリス医学研究所) 理事長就任(現任) | 2010年10月 | 学校法人ヴェリタス学園 理事長就任(現任) | 2014年6月 | 当社 代表取締役会長兼社長 CEO就任 | 2015年4月 | 株式会社新日本科学PPD 代表取締役社長就任(現任) | 2020年8月 | 当社 代表取締役会長兼社長 CEO兼CHO就任(現任) | (注)4 | - | ||
| 1981年9月 | 当社 取締役(非常勤)就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 1983年4月 | 当社 取締役就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 1983年6月 | 医師免許取得 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 1990年3月 | 当社 代表取締役専務就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 1991年1月 | 当社 代表取締役社長就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 1991年3月 | 医学博士(鹿児島大学) | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 1997年9月 | 当社 代表取締役社長兼CEO就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2006年3月 | 財団法人メディポリス医学研究財団(現 一般社団法人メディポリス医学研究所) 理事長就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2010年10月 | 学校法人ヴェリタス学園 理事長就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2014年6月 | 当社 代表取締役会長兼社長 CEO就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2015年4月 | 株式会社新日本科学PPD 代表取締役社長就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2020年8月 | 当社 代表取締役会長兼社長 CEO兼CHO就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 代表取締役 副社長 COO | 高梨 健 | 1964年5月23日生 | 1987年4月 三菱商事株式会社入社 1996年12月 SUASA KRISTAL(M)BERHAD入社 1998年11月 同社 取締役副社長就任 2002年12月 当社入社 理事就任 2004年4月 当社 執行役員就任米国公認会計士登録 2004年6月 当社 専務取締役就任 2010年6月 MBA(University of Warwick) 2012年7月 WAVE Life Sciences Ltd. Director就任(現任) 2016年6月 株式会社新日本科学PPD 監査役就任(現任) Satsuma Pharmaceuticals, Inc. Director就任(現任) 2016年7月 当社 取締役副社長就任 2017年6月 当社 代表取締役副社長 COO就任(現任) | 1987年4月 | 三菱商事株式会社入社 | 1996年12月 | SUASA KRISTAL(M)BERHAD入社 | 1998年11月 | 同社 取締役副社長就任 | 2002年12月 | 当社入社 理事就任 | 2004年4月 | 当社 執行役員就任米国公認会計士登録 | 2004年6月 | 当社 専務取締役就任 | 2010年6月 | MBA(University of Warwick) | 2012年7月 | WAVE Life Sciences Ltd. Director就任(現任) | 2016年6月 | 株式会社新日本科学PPD 監査役就任(現任) Satsuma Pharmaceuticals, Inc. Director就任(現任) | 2016年7月 | 当社 取締役副社長就任 | 2017年6月 | 当社 代表取締役副社長 COO就任(現任) | (注)4 | 34,900 | ||||
| 1987年4月 | 三菱商事株式会社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 1996年12月 | SUASA KRISTAL(M)BERHAD入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 1998年11月 | 同社 取締役副社長就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2002年12月 | 当社入社 理事就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2004年4月 | 当社 執行役員就任米国公認会計士登録 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2004年6月 | 当社 専務取締役就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2010年6月 | MBA(University of Warwick) | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2012年7月 | WAVE Life Sciences Ltd. Director就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2016年6月 | 株式会社新日本科学PPD 監査役就任(現任) Satsuma Pharmaceuticals, Inc. Director就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2016年7月 | 当社 取締役副社長就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年6月 | 当社 代表取締役副社長 COO就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 専務取締役 CFO | 二反田 真二 | 1968年9月18日生 | 1991年4月 株式会社神戸製鋼所入社 2002年5月 当社入社 2008年4月 当社 執行役員就任 2010年6月 当社 取締役就任 2012年6月 当社 執行役員就任 2015年6月 当社 取締役就任 2017年6月 当社 常務取締役 CFO就任 2019年6月 当社 専務取締役 CFO就任(現任) | 1991年4月 | 株式会社神戸製鋼所入社 | 2002年5月 | 当社入社 | 2008年4月 | 当社 執行役員就任 | 2010年6月 | 当社 取締役就任 | 2012年6月 | 当社 執行役員就任 | 2015年6月 | 当社 取締役就任 | 2017年6月 | 当社 常務取締役 CFO就任 | 2019年6月 | 当社 専務取締役 CFO就任(現任) | (注)4 | 13,400 | ||||||||||
| 1991年4月 | 株式会社神戸製鋼所入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2002年5月 | 当社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2008年4月 | 当社 執行役員就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2010年6月 | 当社 取締役就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2012年6月 | 当社 執行役員就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2015年6月 | 当社 取締役就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年6月 | 当社 常務取締役 CFO就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年6月 | 当社 専務取締役 CFO就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 専務取締役 | 角﨑 英志 | 1967年1月27日生 | 1996年4月 当社入社 2007年6月 医学博士(大阪市立大学) 2010年6月 当社 取締役就任 2010年10月 SNBL U.S.A., Ltd. Director就任 2011年6月 当社 執行役員就任 2014年6月 当社 取締役就任 2015年7月 SNBL U.S.A., Ltd. President就任 2016年2月 SNBL U.S.A., Ltd. CEO 兼 President就任 2016年7月 当社 常務執行役員就任 2018年6月 当社 専務執行役員就任 2021年6月 当社 専務取締役就任(現任) | 1996年4月 | 当社入社 | 2007年6月 | 医学博士(大阪市立大学) | 2010年6月 | 当社 取締役就任 | 2010年10月 | SNBL U.S.A., Ltd. Director就任 | 2011年6月 | 当社 執行役員就任 | 2014年6月 | 当社 取締役就任 | 2015年7月 | SNBL U.S.A., Ltd. President就任 | 2016年2月 | SNBL U.S.A., Ltd. CEO 兼 President就任 | 2016年7月 | 当社 常務執行役員就任 | 2018年6月 | 当社 専務執行役員就任 | 2021年6月 | 当社 専務取締役就任(現任) | (注)4 | 15,100 | ||||
| 1996年4月 | 当社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2007年6月 | 医学博士(大阪市立大学) | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2010年6月 | 当社 取締役就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2010年10月 | SNBL U.S.A., Ltd. Director就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2011年6月 | 当社 執行役員就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2014年6月 | 当社 取締役就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2015年7月 | SNBL U.S.A., Ltd. President就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2016年2月 | SNBL U.S.A., Ltd. CEO 兼 President就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2016年7月 | 当社 常務執行役員就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2018年6月 | 当社 専務執行役員就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2021年6月 | 当社 専務取締役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 常務取締役 | 永田 一郎 | 1985年8月3日生 | 2008年6月 SNBL U.S.A., Ltd.入社 2015年3月 医師免許取得 2015年4月 順天堂大学医学部附属順天堂醫院入職 2017年4月 当社入社 2018年6月 当社 執行役員就任 2020年5月 MMH(Cornell University) 2020年6月 当社 取締役就任 2021年3月 MBA(京都大学) 2021年4月 当社 常務取締役就任(現任) | 2008年6月 | SNBL U.S.A., Ltd.入社 | 2015年3月 | 医師免許取得 | 2015年4月 | 順天堂大学医学部附属順天堂醫院入職 | 2017年4月 | 当社入社 | 2018年6月 | 当社 執行役員就任 | 2020年5月 | MMH(Cornell University) | 2020年6月 | 当社 取締役就任 | 2021年3月 | MBA(京都大学) | 2021年4月 | 当社 常務取締役就任(現任) | (注)4 | 1,024,000 | ||||||||
| 2008年6月 | SNBL U.S.A., Ltd.入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2015年3月 | 医師免許取得 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2015年4月 | 順天堂大学医学部附属順天堂醫院入職 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年4月 | 当社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2018年6月 | 当社 執行役員就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2020年5月 | MMH(Cornell University) | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2020年6月 | 当社 取締役就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2021年3月 | MBA(京都大学) | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2021年4月 | 当社 常務取締役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 取締役 | 福元 紳一 | 1958年7月20日生 | 1987年4月 司法研修所入所 1989年4月 弁護士登録 1997年5月 福元法律事務所開設 2014年12月 コーアツ工業株式会社 社外取締役就任(現任) 2015年6月 当社 社外取締役就任(現任) 2016年3月 ソフトマックス株式会社 社外取締役就任(現任) 2017年6月 城山観光株式会社 社外取締役就任(現任) | 1987年4月 | 司法研修所入所 | 1989年4月 | 弁護士登録 | 1997年5月 | 福元法律事務所開設 | 2014年12月 | コーアツ工業株式会社 社外取締役就任(現任) | 2015年6月 | 当社 社外取締役就任(現任) | 2016年3月 | ソフトマックス株式会社 社外取締役就任(現任) | 2017年6月 | 城山観光株式会社 社外取締役就任(現任) | (注)4 | - | ||||||||||||
| 1987年4月 | 司法研修所入所 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 1989年4月 | 弁護士登録 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 1997年5月 | 福元法律事務所開設 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2014年12月 | コーアツ工業株式会社 社外取締役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2015年6月 | 当社 社外取締役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2016年3月 | ソフトマックス株式会社 社外取締役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年6月 | 城山観光株式会社 社外取締役就任(現任) |
| 役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数 (株) | ||||||||||||||||||||||||
| 取締役 | 山下 隆 | 1956年2月18日生 | 1983年10月 監査法人朝日会計社入所 1987年3月 公認会計士登録 2003年5月 朝日監査法人(現 有限責任あずさ監査法人) 代表社員就任 2014年8月 山下隆公認会計士事務所開設 2015年1月 税理士登録 2015年6月 当社 社外取締役就任(現任) 2017年6月 ヤマトホールディングス株式会社 社外監査役就任(現任) | 1983年10月 | 監査法人朝日会計社入所 | 1987年3月 | 公認会計士登録 | 2003年5月 | 朝日監査法人(現 有限責任あずさ監査法人) 代表社員就任 | 2014年8月 | 山下隆公認会計士事務所開設 | 2015年1月 | 税理士登録 | 2015年6月 | 当社 社外取締役就任(現任) | 2017年6月 | ヤマトホールディングス株式会社 社外監査役就任(現任) | (注)4 | - | ||||||||||
| 1983年10月 | 監査法人朝日会計社入所 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 1987年3月 | 公認会計士登録 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2003年5月 | 朝日監査法人(現 有限責任あずさ監査法人) 代表社員就任 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2014年8月 | 山下隆公認会計士事務所開設 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2015年1月 | 税理士登録 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2015年6月 | 当社 社外取締役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年6月 | ヤマトホールディングス株式会社 社外監査役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 取締役 | 花田 強志 | 1958年5月2日生 | 1984年9月 花田良一税理士事務所入所 1990年2月 税理士登録 2000年1月 花田税理士事務所 所長就任 有限会社プロフィット 代表取締役就任 2005年2月 税理士法人田代・花田会計事務所 所長就任 2017年7月 税理士法人れいめい 代表社員就任(現任) 株式会社れいめい 代表取締役就任(現任) 2019年7月 南九州税理士会 鹿児島県連合会 会長就任(現任) 2020年6月 当社 社外取締役就任(現任) | 1984年9月 | 花田良一税理士事務所入所 | 1990年2月 | 税理士登録 | 2000年1月 | 花田税理士事務所 所長就任 有限会社プロフィット 代表取締役就任 | 2005年2月 | 税理士法人田代・花田会計事務所 所長就任 | 2017年7月 | 税理士法人れいめい 代表社員就任(現任) 株式会社れいめい 代表取締役就任(現任) | 2019年7月 | 南九州税理士会 鹿児島県連合会 会長就任(現任) | 2020年6月 | 当社 社外取締役就任(現任) | (注)4 | 3,300 | ||||||||||
| 1984年9月 | 花田良一税理士事務所入所 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 1990年2月 | 税理士登録 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2000年1月 | 花田税理士事務所 所長就任 有限会社プロフィット 代表取締役就任 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2005年2月 | 税理士法人田代・花田会計事務所 所長就任 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年7月 | 税理士法人れいめい 代表社員就任(現任) 株式会社れいめい 代表取締役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年7月 | 南九州税理士会 鹿児島県連合会 会長就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2020年6月 | 当社 社外取締役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 取締役 | 戸谷 圭子 | 1964年2月26日生 | 1988年4月 株式会社埼玉銀行(現りそな銀行)入行 1996年10月 日本NCR株式会社入社 1999年7月 株式会社マーケティング・エクセレンス 代表取締役就任 2002年4月 立教大学大学院 ビジネスデザイン研究科 特任助教授就任 2004年6月 経営学博士(筑波大学) 2006年4月 東洋大学 経営学部 専任講師就任 2006年7月 株式会社マーケティング・エクセレンス マネージング・ディレクター就任(現任) 2007年4月 同志社大学 専門職大学院 ビジネス研究科 准教授就任 2014年4月 明治大学 専門職大学院 グローバル・ビジネス研究科 教授就任(現任) 2019年4月 ユアサ商事株式会社 社外取締役就任(現任) 2021年6月 当社 社外取締役就任(現任) | 1988年4月 | 株式会社埼玉銀行(現りそな銀行)入行 | 1996年10月 | 日本NCR株式会社入社 | 1999年7月 | 株式会社マーケティング・エクセレンス 代表取締役就任 | 2002年4月 | 立教大学大学院 ビジネスデザイン研究科 特任助教授就任 | 2004年6月 | 経営学博士(筑波大学) | 2006年4月 | 東洋大学 経営学部 専任講師就任 | 2006年7月 | 株式会社マーケティング・エクセレンス マネージング・ディレクター就任(現任) | 2007年4月 | 同志社大学 専門職大学院 ビジネス研究科 准教授就任 | 2014年4月 | 明治大学 専門職大学院 グローバル・ビジネス研究科 教授就任(現任) | 2019年4月 | ユアサ商事株式会社 社外取締役就任(現任) | 2021年6月 | 当社 社外取締役就任(現任) | (注4) | - | ||
| 1988年4月 | 株式会社埼玉銀行(現りそな銀行)入行 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 1996年10月 | 日本NCR株式会社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 1999年7月 | 株式会社マーケティング・エクセレンス 代表取締役就任 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2002年4月 | 立教大学大学院 ビジネスデザイン研究科 特任助教授就任 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2004年6月 | 経営学博士(筑波大学) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2006年4月 | 東洋大学 経営学部 専任講師就任 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2006年7月 | 株式会社マーケティング・エクセレンス マネージング・ディレクター就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2007年4月 | 同志社大学 専門職大学院 ビジネス研究科 准教授就任 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2014年4月 | 明治大学 専門職大学院 グローバル・ビジネス研究科 教授就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年4月 | ユアサ商事株式会社 社外取締役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2021年6月 | 当社 社外取締役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 常 勤 監査役 | 須田 雅一 | 1961年8月15日生 | 1985年4月 日本澱粉工業株式会社入社 1990年8月 当社入社 2007年4月 当社 安全性研究所 研究1部 部長就任 2019年7月 当社 内部監査部 部長就任 2020年6月 当社 常勤監査役就任(現任) | 1985年4月 | 日本澱粉工業株式会社入社 | 1990年8月 | 当社入社 | 2007年4月 | 当社 安全性研究所 研究1部 部長就任 | 2019年7月 | 当社 内部監査部 部長就任 | 2020年6月 | 当社 常勤監査役就任(現任) | (注)5 | 6,300 | ||||||||||||||
| 1985年4月 | 日本澱粉工業株式会社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 1990年8月 | 当社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2007年4月 | 当社 安全性研究所 研究1部 部長就任 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年7月 | 当社 内部監査部 部長就任 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2020年6月 | 当社 常勤監査役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 監査役 | 鑪野 孝清 | 1965年2月27日生 | 1992年4月 司法研修所入所 1994年4月 弁護士登録 2003年10月 いづろ法律事務所開設 2004年4月 鹿児島県弁護士会副会長 2016年4月 鹿児島県弁護士会会長就任 日本弁護士連合会理事就任 九州弁護士会連合会常務理事就任 家庭裁判所調停委員・簡易裁判所民事調停委員就任 2019年6月 当社社外監査役就任(現任) | 1992年4月 | 司法研修所入所 | 1994年4月 | 弁護士登録 | 2003年10月 | いづろ法律事務所開設 | 2004年4月 | 鹿児島県弁護士会副会長 | 2016年4月 | 鹿児島県弁護士会会長就任 日本弁護士連合会理事就任 九州弁護士会連合会常務理事就任 家庭裁判所調停委員・簡易裁判所民事調停委員就任 | 2019年6月 | 当社社外監査役就任(現任) | (注)5 | - | ||||||||||||
| 1992年4月 | 司法研修所入所 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 1994年4月 | 弁護士登録 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2003年10月 | いづろ法律事務所開設 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2004年4月 | 鹿児島県弁護士会副会長 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2016年4月 | 鹿児島県弁護士会会長就任 日本弁護士連合会理事就任 九州弁護士会連合会常務理事就任 家庭裁判所調停委員・簡易裁判所民事調停委員就任 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年6月 | 当社社外監査役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 監査役 | 重久 善一 | 1952年11月2日生 | 1981年11月 監査法人朝日会計社入所 1985年3月 公認会計士登録 1986年7月 重久公認会計士事務所入所 1986年9月 税理士登録 2000年3月 重久公認会計士事務所所長就任(現任) 2001年4月 鹿児島地方裁判所・簡易裁判所民事調停委員就任 2019年6月 当社社外監査役就任(現任) | 1981年11月 | 監査法人朝日会計社入所 | 1985年3月 | 公認会計士登録 | 1986年7月 | 重久公認会計士事務所入所 | 1986年9月 | 税理士登録 | 2000年3月 | 重久公認会計士事務所所長就任(現任) | 2001年4月 | 鹿児島地方裁判所・簡易裁判所民事調停委員就任 | 2019年6月 | 当社社外監査役就任(現任) | (注)5 | - | ||||||||||
| 1981年11月 | 監査法人朝日会計社入所 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 1985年3月 | 公認会計士登録 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 1986年7月 | 重久公認会計士事務所入所 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 1986年9月 | 税理士登録 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2000年3月 | 重久公認会計士事務所所長就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2001年4月 | 鹿児島地方裁判所・簡易裁判所民事調停委員就任 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年6月 | 当社社外監査役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 計 | 1,097,000 | ||||||||||||||||||||||||||||
(注)1.取締役 福元紳一、取締役 山下隆、取締役 花田強志及び取締役 戸谷圭子は、社外取締役であります。
2.監査役 鑪野孝清及び監査役 重久善一は、社外監査役であります。
3.取締役 永田一郎は、代表取締役会長兼社長 永田良一の長男であります。
4.取締役の任期は、2021年3月期に係る定時株主総会終結の時から2022年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
5.常勤監査役 須田雅一の任期は、2020年3月期に係る定時株主総会終結の時から2024年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。また、監査役 鑪野孝清及び監査役 重久善一の任期は、2019年3月期に係る定時株主総会終結の時から2023年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
6.当社は、法令に定める監査役の員数を欠くことになる場合に備え、補欠監査役2名を選出しております。補欠監査役の略歴は以下のとおりであります。
| 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 所有株式数 (株) | |
| 本田 知章 | 1960年10月6日生 | 1983年4月 1998年1月 2002年4月 2003年7月 2004年4月 2005年6月 2007年7月 2009年4月 2011年10月 2014年4月 2016年8月 2018年6月 2020年6月 | 株式会社協和銀行(現株式会社りそな銀行)入行 当社入社 当社 監査役就任 当社 常務執行役員 業務統括本部長就任 当社 執行役員 総務部長就任 当社 監査役就任 財団法人メディポリス医学研究財団 事務局長就任 財団法人メディポリス医学研究財団 理事就任 当社 CEOオフィス執行役員就任 当社 執行役員コンプライアンス統括部長就任 当社 執行役員内部監査統括部長就任 当社 執行役員 購買本部長就任(現任) 当社 補欠監査役就任(現任) | 36,200 |
| 上山 幸正 | 1963年1月15日生 | 1993年4月 1995年4月 1997年5月 2001年8月 2004年6月 2013年1月 2015年6月 | 司法研修所入所 弁護士登録 高山法律事務所入所 照国総合法律事務所入所 上山法律事務所開設 当社 補欠監査役就任 弁護士法人かごしま設立 当社 補欠監査役就任(現任) | - |
(注)1.上山幸正氏は、社外監査役の要件を満たしております。
2.各候補者と当社との間には、特別の利害関係はありません。
3.補欠監査役の任期は、就任した時から退任した監査役の任期満了の時であります。
7.当社では、取締役会の一層の活性化を促し、取締役会の意思決定、業務執行の監督機能と各事業部の業務執行機能を明確に区分し、経営効率の向上を図るために執行役員制度を導入しております。執行役員は、次の12名で構成されております。
| 役 名 | 職 名 | 氏 名 |
| 常務執行役員 | CMO 兼 TR カンパニー President 兼 同 事業開発部長 | 金指 秀一 |
| 常務執行役員 | サステナブル・ディベロップメントカンパニー President 兼 同 水産事業部長 兼 同 アグリカルチャー事業部長 兼 同 電力事業部長 | 松本 敏 |
| 常務執行役員 | 経営戦略本部長 兼 同 経営企画部長 | 入山 隆 |
| 上席執行役員 | 総務人事本部長 | 長利 京美 |
| 上席執行役員 | 前臨床カンパニー Vice President GLPコンプライアンス担当 安全性研究所長 兼 GLP運営管理者 | 平井 照正 |
| 上席執行役員 | IR広報統括部長 | 岩田 俊幸 |
| 執行役員 | 前臨床カンパニー 安全性研究所 副所長 | 中村 隆広 |
| 執行役員 | TR カンパニー Vice President 兼 同 研究部長 | 治田 俊志 |
| 執行役員 | 購買本部長 | 本田 知章 |
| 執行役員 | 財務経理統括部長 | 牧野 外史彦 |
| 執行役員 | 経営戦略本部 アジア事業推進部長 | 鄭 国棟 |
| 執行役員 | 前臨床カンパニー 薬物代謝分析センター センター長 兼 GLP運営管理者 | 中村 貴敏 |
② 社外役員の状況
当社の社外取締役は4名、社外監査役は2名であります。
社外取締役 山下隆は、1983年~2014年の間、当社会計監査人である有限責任あずさ監査法人に在籍しておりました。また、社外監査役 重久善一は、1981年~1986年の間、当社会計監査人である有限責任あずさ監査法人の前身の一つである監査法人朝日会計社に在籍しておりましたが、同期間、監査法人朝日会計社は当社会計監査人ではございません。上記以外、社外取締役及び社外監査役と当社との間には、人的関係、資本的関係又は取引関係その他の特別な利害関係はございません。
社外取締役 福元紳一は、弁護士としての企業法務等の専門的な知識・経験等を、社外取締役 山下隆は、公認会計士、税理士としての高度な専門的知識と豊富な経験等を、社外取締役 花田強志は、税理士としての高度な専門的知識と豊富な経験等を、社外取締役戸谷圭子は、経営学の専門家としての高度な専門的知識と豊富な経験等を企業経営全般に活かし、取締役会監督機能の強化のため、独立性をもって経営の監視と助言を行うことを担っております。
社外監査役 鑪野孝清は法律専門家としての識見及び経験等を、社外監査役 重久善一は財務及び会計の専門家としての識見及び経験等を有していることから、それぞれを生かして取締役会において議案審議等に必要な質問、意見の表明を適宜行うとともに、監査役会において意見交換及び監査事項の協議を行うなど監査機能を果たして行くものと考えています。
以上から、当社の企業統治において社外取締役及び社外監査役が果たすべき機能及び役割は、現状の体制で確保されていると考えております。
社外取締役又は社外監査役を選任するための会社からの独立性に関する基準につきましては、会社法の要件に加え、東京証券取引所の独立役員の独立性に関する判断基準と同様の基準を定め、当該基準に基づき、客観的な視点から当社の経営等に対し、適切な意見を述べていただける方を選任することとしております。
③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係
社外取締役は、取締役会において、内部監査状況、会計監査状況及びその結果について適時報告を受け、必要に応じて説明を求めること等により、経営監督機能としての役割を担っております。
社外監査役は、内部監査部門及び会計監査人との間で年間予定等の定期的打ち合わせを含め、共有が必要な事項について随時情報の交換を行うとともに必要に応じて会計監査人及び内部監査部門に対して監査役会への出席を求めることができる体制としており、相互の連携を高めております。また、社外取締役、内部監査部門及び会計監査人と会合を持ち、意見交換を行っております。
(3)【監査の状況】
① 監査役監査の状況
経営の監視機能につきましては、監査役監査の実施により適法性を監査しております。また、有価証券報告書提出日現在監査役は3名で、そのうち2名は社外監査役であります。社外監査役につきましては、社内取締役と直接利害関係のない、弁護士及び公認会計士の資格を有する有識者から選任することにより、経営の健全化の維持・強化を図っております。なお、社外監査役 鑪野孝清及び社外監査役 重久善一は、株式会社東京証券取引所に対し、独立役員として届け出ております。監査役は取締役会をはじめとする重要な会議への出席や、業務及び財産の状況調査により、取締役の職務遂行を監査しております。また、会計監査は有限責任 あずさ監査法人に委嘱しており、監査結果及び指摘等に関する報告について十分な説明を受けております。
当事業年度において、当社は監査役会を13回開催しており、個々の監査の出席状況については下記のとおりであります。
| 氏名 | 開催回数 | 出席回数 |
| 鬼丸 俊夫 | 3 | 3 |
| 須田 雅一 | 10 | 10 |
| 鑪野 孝清 | 13 | 13 |
| 重久 善一 | 13 | 13 |
② 内部監査の状況
内部監査につきましては、独立組織である内部監査部(3名)を設置し、当社及び連結子会社を対象として、リスクマネージメント、業務の有効性・効率性、コンプライアンス、適切な財務報告の観点から、内部監査規程に則って客観的な定例監査を行っております。監査結果については、社長宛文書による監査報告が行われております。被監査部門に対しては監査結果を踏まえて改善指示を行い、改善活動の結果を改善報告として提出させることにより、内部監査の実効性を担保しております。内部監査実施の計画、その内容及び結果については、内部監査室と監査役による定期的な会議を実施の上情報を共有しており、監査役より改善に向けた提言や指導を受けております。
③ 会計監査の状況
a. 監査法人の名称
有限責任 あずさ監査法人
b. 継続監査期間
20年間
c. 業務を執行した公認会計士
指定有限責任社員 業務執行社員 阿部 與直
指定有限責任社員 業務執行社員 三浦 勝
指定有限責任社員 業務執行社員 三好 亨
c. 監査業務に係る補助者の構成
公認会計士 4名 会計士試験合格者等3名 その他 3名
d.監査法人の選定方針と理由
監査役会は、「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」(2015年11月10日公益社団法人日本監査役協会)に基づいて、毎期、会計監査人の選定について検討しております。その結果、当社の会計監査人に必要とされる専門性、独立性、品質管理体制、当社の事業活動に対する理解に基づき監査する体制を有していることなどを総合的に判断した結果、適任と判断し選定したものであります。
監査役会は、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要があると判断した場合は、株主総会に提出する会計監査人の解任又は不再任に関する議案の内容を決定いたします。
また、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は、監査役全員の同意に基づき、会計監査人を解任いたします。この場合、監査役会が選定した監査役は、解任後最初に招集される株主総会において、会計監査人を解任した旨及びその理由を報告いたします。
e.監査役及び監査役会による監査法人の評価
当社の監査役及び監査役会は、上記の指針に基づいて、毎期、会計監査人の評価を行っております。監査役会は、会計監査人との定期的な意見交換や確認事項の聴取、監査実施状況の報告等を通じて、監査法人の品質管理体制、監査チームの独立性と専門性の有無、監査の有効性と適切性、グループ監査への対応状況等について確認・評価を行っており、その結果、問題はないものと認識しております。
④ 監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬
| 区分 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 監査証明業務に基づく報酬(千円) | 非監査業務に基づく報酬(千円) | 監査証明業務に基づく報酬(千円) | 非監査業務に基づく報酬(千円) | |
| 提出会社 | 43,995 | - | 43,860 | - |
| 連結子会社 | - | - | - | - |
| 計 | 43,995 | - | 43,860 | - |
b.監査公認会計士等と同一のネットワーク(KPMG)に属する組織に対する報酬(a.を除く)
| 区分 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 監査証明業務に基づく報酬(千円) | 非監査業務に基づく報酬(千円) | 監査証明業務に基づく報酬(千円) | 非監査業務に基づく報酬(千円) | |
| 提出会社 | - | - | - | - |
| 連結子会社 | - | 333 | - | - |
| 計 | - | 333 | - | - |
前連結会計年度の連結子会社における非監査業務の内容は、税務調査対応業務になります。
c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
d.監査報酬の決定方針
当社は監査公認会計士等に対する監査報酬を決定するにあたり、監査公認会計士等より提示される監査計画の内容を検討、協議し、決定することとしております。
e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
当社の監査役会は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況及び報酬見積りの算出根拠等が適切であるかどうかについて必要な検証を行ったうえで、会計監査人の報酬等の額について同意の判断をいたしました。
(4)【役員の報酬等】
① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項
当社は、2021年2月26日開催の取締役会において、取締役の個人別の報酬等の内容にかかる決定方針を決議しております。
取締役の個人別の報酬等に係る決定方針の内容は次のとおりです。
a.基本方針
当社の役員の報酬等に関しては、2003年6月25日開催の株主総会において取締役報酬月額40,000千円以内(使用人兼務取締役の使用人分給与相当分は含まない)、監査役報酬月額3,600千円以内と決議されている。なお、当該株主総会終結時点の取締役の員数は16名、監査役の員数は3名です。
この決議に基づき、個々の取締役の報酬等の内容の決定に際しては、各職責を踏まえた適正な水準とすることを基本方針とする。
具体的には、当社の取締役の報酬は、固定報酬としての基本報酬のみとする。
b.基本報酬(金銭報酬)の個人別の報酬等の決定に関する方針(報酬等を与える時期又は条件の決定に関する方針を含む。)
当社の取締役の基本報酬は、月例の固定報酬とし、会社業績や経済情勢、個々の職責・実績等を総合的に勘案して、決定するものとする。
c.取締役の個人別の報酬等の内容についての決定に関する事項
取締役の個人別の報酬等の額については、社外取締役が構成員の過半数を占める報酬委員会が、取締役会からの諮問を受けて、会社業績、経済情勢、各取締役の職責、実績等をふまえて審議を行い、その原案を作成し、取締役会に対して答申を行うものとする。
代表取締役社長は、取締役の個人別の報酬等の額の決定について取締役会の委任をうけて、報酬委員会からの答申内容の範囲内で、決定するものとする。
② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
| 役員区分 | 報酬等の総額 (千円) | 報酬等の種類別の総額(千円) | 対象となる 役員の員数 (人) | ||
| 固定報酬 | 業績連動報酬 | 退職慰労金 | |||
| 取締役 (社外取締役を除く。) | 159,706 | 159,706 | - | - | 4 |
| 監査役 (社外監査役を除く。) | 9,600 | 9,600 | - | - | 2 |
| 社外役員 | 27,300 | 27,300 | - | - | 5 |
③ 連結報酬等の総額が1億円以上である者の連結報酬等の総額等
連結報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。
④ 使用人兼務役員の使用人分給与のうち重要なもの
該当事項はありません。
(5)【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方
当社は、専ら株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的とする投資株式を純投資目的の投資株式と区分しており、それ以外の投資株式を純投資目的以外の投資株式と区分しております。
② 投資株式のうち保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式
該当事項はありません。
③ 保有目的が純投資目的である投資株式
| 区分 | 当事業年度 | 前事業年度 | ||
| 銘柄数 (銘柄) | 貸借対照表計上額の 合計額(千円) | 銘柄数 (銘柄) | 貸借対照表計上額の 合計額(千円) | |
| 非上場株式 | 21 | 154,099 | 22 | 246,804 |
| 非上場株式以外の株式 | 5 | 4,098,197 | 3 | 6,828,452 |
| 当事業年度 (千円) | ||||
| 受取配当金 の合計額 | 売却損益 の合計額 | 評価損益 の合計額 | ||
| 含み損益 | 減損処理額 | |||
| 非上場株式 | - | 48,234 | - | 117,464 |
| 非上場株式以外の株式 | - | 237 | 2,533,054 | - |
第5【経理の状況】
1 連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
(1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。以下「連結財務諸表規則」)に基づいて作成しております。
(2) 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」)に基づいて作成しております。
また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しております。
2 監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2020年4月1日から2021年3月31日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2020年4月1日から2021年3月31日まで)の財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人により監査を受けております。
3 連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて
当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入し、当該財団等が主催する研修・セミナーに参加しております。
1【連結財務諸表等】
(1)【連結財務諸表】
①【連結貸借対照表】
| (単位:千円) | ||
| 前連結会計年度 (2020年3月31日) | 当連結会計年度 (2021年3月31日) | |
| 資産の部 | ||
| 流動資産 | ||
| 現金及び預金 | 5,249,810 | 7,230,744 |
| 受取手形及び売掛金 | 2,604,688 | 2,954,087 |
| 有価証券 | - | 55,765 |
| たな卸資産 | ※3 4,031,729 | ※3 4,071,369 |
| その他 | 593,842 | 470,119 |
| 貸倒引当金 | △70,170 | △2,056 |
| 流動資産合計 | 12,409,899 | 14,780,029 |
| 固定資産 | ||
| 有形固定資産 | ||
| 建物及び構築物 | ※1,※2 18,773,727 | ※1,※2 19,112,933 |
| 減価償却累計額 | △11,032,862 | △11,546,772 |
| 建物及び構築物(純額) | 7,740,864 | 7,566,161 |
| 機械装置及び運搬具 | ※1,※2 1,963,854 | ※1,※2 1,993,760 |
| 減価償却累計額 | △1,228,611 | △1,281,015 |
| 機械装置及び運搬具(純額) | 735,243 | 712,744 |
| 工具、器具及び備品 | ※1,※2 6,341,356 | ※1,※2 6,443,694 |
| 減価償却累計額 | △5,535,878 | △5,678,950 |
| 工具、器具及び備品(純額) | 805,478 | 764,744 |
| 土地 | ※1 2,793,704 | ※1 2,803,260 |
| リース資産 | 1,359,673 | 1,205,578 |
| 減価償却累計額 | △590,365 | △611,165 |
| リース資産(純額) | 769,307 | 594,412 |
| 建設仮勘定 | 855,136 | 456,647 |
| 有形固定資産合計 | 13,699,735 | 12,897,971 |
| 無形固定資産 | ※2 194,361 | ※2 213,762 |
| 投資その他の資産 | ||
| 投資有価証券 | ※4 12,008,319 | ※4 8,286,937 |
| 長期貸付金 | 455,303 | 37,523 |
| 繰延税金資産 | 1,829 | 521,612 |
| その他 | 234,912 | 234,567 |
| 貸倒引当金 | △2,066 | - |
| 投資その他の資産合計 | 12,698,297 | 9,080,641 |
| 固定資産合計 | 26,592,394 | 22,192,374 |
| 資産合計 | 39,002,293 | 36,972,404 |
| (単位:千円) | ||
| 前連結会計年度 (2020年3月31日) | 当連結会計年度 (2021年3月31日) | |
| 負債の部 | ||
| 流動負債 | ||
| 買掛金 | 119,257 | 95,012 |
| 短期借入金 | ※1,※5,※6 5,998,285 | ※1,※5,※6 3,486,826 |
| 未払法人税等 | 502,271 | 683,229 |
| 前受金 | 4,282,679 | 5,317,925 |
| 事業整理損失引当金 | 15,521 | 15,419 |
| その他 | 2,033,146 | 2,317,390 |
| 流動負債合計 | 12,951,162 | 11,915,803 |
| 固定負債 | ||
| 長期借入金 | ※1,※6 8,217,304 | ※1,※6 8,669,916 |
| リース債務 | 707,466 | 529,324 |
| 繰延税金負債 | 726,098 | - |
| その他 | 18,414 | 18,573 |
| 固定負債合計 | 9,669,283 | 9,217,814 |
| 負債合計 | 22,620,445 | 21,133,617 |
| 純資産の部 | ||
| 株主資本 | ||
| 資本金 | 9,679,070 | 9,679,070 |
| 資本剰余金 | 5,196,804 | 2,306,771 |
| 利益剰余金 | △2,489,003 | 3,854,474 |
| 自己株式 | △197 | △197 |
| 株主資本合計 | 12,386,673 | 15,840,118 |
| その他の包括利益累計額 | ||
| その他有価証券評価差額金 | 6,094,751 | 2,096,313 |
| 為替換算調整勘定 | △2,193,352 | △2,201,981 |
| その他の包括利益累計額合計 | 3,901,398 | △105,667 |
| 非支配株主持分 | 93,775 | 104,335 |
| 純資産合計 | 16,381,848 | 15,838,786 |
| 負債純資産合計 | 39,002,293 | 36,972,404 |
②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】
| (単位:千円) | ||
| 前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | |
| 売上高 | 14,561,084 | 15,110,548 |
| 売上原価 | 6,945,351 | 7,556,144 |
| 売上総利益 | 7,615,732 | 7,554,403 |
| 販売費及び一般管理費 | ||
| 役員報酬 | 297,812 | 324,238 |
| 給料及び手当 | 1,541,564 | 1,535,857 |
| 退職給付費用 | 21,447 | 22,388 |
| 福利厚生費 | 492,842 | 301,842 |
| 保険料 | 23,913 | 22,955 |
| 消耗品費 | 85,943 | 71,268 |
| 賃借料 | 102,333 | 110,322 |
| 減価償却費 | 147,958 | 150,268 |
| 旅費交通・車両費 | 183,261 | 64,673 |
| 支払手数料 | 566,202 | 676,183 |
| 飼育動物維持管理費 | 650,826 | 552,706 |
| 研究開発費 | ※3 400,853 | ※3 392,238 |
| 貸倒引当金繰入額 | 131 | - |
| その他 | 872,389 | 799,924 |
| 販売費及び一般管理費合計 | 5,387,480 | 5,024,869 |
| 営業利益 | 2,228,251 | 2,529,534 |
| 営業外収益 | ||
| 受取利息 | 9,270 | 2,972 |
| 為替差益 | - | 239,999 |
| 持分法による投資利益 | 888,157 | 846,283 |
| 受取保険金 | 344,695 | - |
| その他 | 140,478 | 214,683 |
| 営業外収益合計 | 1,382,600 | 1,303,939 |
| 営業外費用 | ||
| 支払利息 | 235,012 | 184,860 |
| 為替差損 | 233,715 | - |
| その他 | 20,819 | 3,273 |
| 営業外費用合計 | 489,547 | 188,133 |
| 経常利益 | 3,121,305 | 3,645,340 |
| 特別利益 | ||
| 固定資産売却益 | ※1 1,102 | ※1 1,929 |
| 投資有価証券売却益 | - | 48,234 |
| 関係会社株式売却益 | - | 1,242,339 |
| 特別利益合計 | 1,102 | 1,292,502 |
| 特別損失 | ||
| 固定資産除売却損 | ※2 9,739 | ※2 5,645 |
| 減損損失 | ※4 49,697 | ※4 639,168 |
| 投資有価証券評価損 | - | 117,464 |
| その他 | 303 | - |
| 特別損失合計 | 59,740 | 762,279 |
| 税金等調整前当期純利益 | 3,062,667 | 4,175,563 |
| 法人税、住民税及び事業税 | 465,825 | 660,054 |
| 法人税等調整額 | △51,284 | △162,262 |
| 法人税等合計 | 414,541 | 497,792 |
| 当期純利益 | 2,648,126 | 3,677,771 |
| 非支配株主に帰属する当期純利益 | 97,746 | 15,916 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 2,550,379 | 3,661,855 |
【連結包括利益計算書】
| (単位:千円) | ||
| 前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | |
| 当期純利益 | 2,648,126 | 3,677,771 |
| その他の包括利益 | ||
| その他有価証券評価差額金 | △14,424,863 | △3,998,437 |
| 為替換算調整勘定 | △123,822 | △7,637 |
| その他の包括利益合計 | ※ △14,548,685 | ※ △4,006,074 |
| 包括利益 | △11,900,559 | △328,303 |
| (内訳) | ||
| 親会社株主に係る包括利益 | △11,998,496 | △345,211 |
| 非支配株主に係る包括利益 | 97,936 | 16,907 |
③【連結株主資本等変動計算書】
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
| (単位:千円) | |||||
| 株主資本 | |||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | 自己株式 | 株主資本合計 | |
| 当期首残高 | 9,679,070 | 10,362,434 | △10,082,616 | △170 | 9,958,718 |
| 当期変動額 | |||||
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 2,550,379 | 2,550,379 | |||
| 欠損填補 | △5,043,233 | 5,043,233 | - | ||
| 剰余金(その他資本剰余金)の配当 | △124,896 | △124,896 | |||
| 自己株式の取得 | △27 | △27 | |||
| 非支配株主との取引に係る親会社の持分変動 | 2,500 | 2,500 | |||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | |||||
| 当期変動額合計 | - | △5,165,629 | 7,593,612 | △27 | 2,427,955 |
| 当期末残高 | 9,679,070 | 5,196,804 | △2,489,003 | △197 | 12,386,673 |
| その他の包括利益累計額 | 非支配株主 持分 | 純資産合計 | |||
| その他 有価証券 評価差額金 | 為替換算調整勘定 | その他の 包括利益 累計額合計 | |||
| 当期首残高 | 20,519,614 | △2,069,340 | 18,450,274 | 68,826 | 28,477,819 |
| 当期変動額 | |||||
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 2,550,379 | ||||
| 欠損填補 | - | ||||
| 剰余金(その他資本剰余金)の配当 | △124,896 | ||||
| 自己株式の取得 | △27 | ||||
| 非支配株主との取引に係る親会社の持分変動 | 2,500 | ||||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | △14,424,863 | △124,011 | △14,548,875 | 24,948 | △14,523,926 |
| 当期変動額合計 | △14,424,863 | △124,011 | △14,548,875 | 24,948 | △12,095,970 |
| 当期末残高 | 6,094,751 | △2,193,352 | 3,901,398 | 93,775 | 16,381,848 |
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
| (単位:千円) | |||||
| 株主資本 | |||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | 自己株式 | 株主資本合計 | |
| 当期首残高 | 9,679,070 | 5,196,804 | △2,489,003 | △197 | 12,386,673 |
| 当期変動額 | |||||
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 3,661,855 | 3,661,855 | |||
| 欠損填補 | △2,681,623 | 2,681,623 | - | ||
| 剰余金(その他資本剰余金)の配当 | △208,160 | △208,160 | |||
| 非支配株主との取引に係る親会社の持分変動 | △250 | △250 | |||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | - | ||||
| 当期変動額合計 | - | △2,890,033 | 6,343,478 | - | 3,453,445 |
| 当期末残高 | 9,679,070 | 2,306,771 | 3,854,474 | △197 | 15,840,118 |
| その他の包括利益累計額 | 非支配株主 持分 | 純資産合計 | |||
| その他 有価証券 評価差額金 | 為替換算調整勘定 | その他の 包括利益 累計額合計 | |||
| 当期首残高 | 6,094,751 | △2,193,352 | 3,901,398 | 93,775 | 16,381,848 |
| 当期変動額 | |||||
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | - | 3,661,855 | |||
| 欠損填補 | - | - | |||
| 剰余金(その他資本剰余金)の配当 | - | △208,160 | |||
| 非支配株主との取引に係る親会社の持分変動 | - | △250 | |||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | △3,998,437 | △8,629 | △4,007,066 | 10,559 | △3,996,506 |
| 当期変動額合計 | △3,998,437 | △8,629 | △4,007,066 | 10,559 | △543,061 |
| 当期末残高 | 2,096,313 | △2,201,981 | △105,667 | 104,335 | 15,838,786 |
④【連結キャッシュ・フロー計算書】
| (単位:千円) | ||
| 前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | ||
| 税金等調整前当期純利益 | 3,062,667 | 4,175,563 |
| 減価償却費 | 1,229,150 | 1,187,684 |
| 減損損失 | 49,697 | 639,168 |
| 貸倒引当金の増減額(△は減少) | △1,613 | △68,350 |
| 受取利息及び受取配当金 | △9,270 | △2,972 |
| 支払利息 | 235,012 | 184,860 |
| 為替差損益(△は益) | 224,329 | △249,218 |
| 固定資産売却損益(△は益) | △1,102 | △1,924 |
| 固定資産除却損 | 9,739 | 5,641 |
| 投資有価証券評価損益(△は益) | - | 117,464 |
| 投資有価証券売却損益(△は益) | - | △48,234 |
| 関係会社株式売却損益(△は益) | - | △1,242,339 |
| 持分法による投資損益(△は益) | △888,157 | △846,283 |
| 売上債権の増減額(△は増加) | △619,043 | △343,473 |
| たな卸資産の増減額(△は増加) | △445,312 | △71,685 |
| 前受金の増減額(△は減少) | 75,977 | 1,039,665 |
| 仕入債務の増減額(△は減少) | 82,693 | △24,188 |
| その他 | 376,610 | 543,476 |
| 小計 | 3,381,380 | 4,994,853 |
| 利息及び配当金の受取額 | 7,410 | 404,049 |
| 利息の支払額 | △287,568 | △172,416 |
| 法人税等の支払額 | △82,932 | △479,798 |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 3,018,289 | 4,746,687 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | ||
| 有形固定資産の取得による支出 | △1,147,399 | △1,067,166 |
| 有形固定資産の売却による収入 | 1,102 | 1,985 |
| 無形固定資産の取得による支出 | △82,741 | △50,855 |
| 投資有価証券の取得による支出 | △790,362 | △894,973 |
| 投資有価証券の売却による収入 | - | 91,426 |
| 関係会社株式の取得による支出 | △4,600 | - |
| 関係会社株式の売却による収入 | - | 1,242,339 |
| 貸付けによる支出 | - | △8,800 |
| 貸付金の回収による収入 | 578,302 | 420,440 |
| その他 | △9,435 | △3,052 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △1,455,135 | △268,657 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | ||
| 短期借入金の純増減額(△は減少) | △5,920,000 | △2,000,000 |
| 長期借入れによる収入 | 9,060,000 | 4,540,000 |
| 長期借入金の返済による支出 | △4,166,857 | △4,598,224 |
| 非支配株主からの払込みによる収入 | 2,500 | - |
| ファイナンス・リース債務の返済による支出 | △228,335 | △200,005 |
| 配当金の支払額 | △123,577 | △206,246 |
| 非支配株主への配当金の支払額 | △73,257 | △2,950 |
| 連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出 | - | △3,648 |
| その他 | △27 | - |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | △1,449,556 | △2,471,074 |
| 現金及び現金同等物に係る換算差額 | △5,075 | 29,621 |
| 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | 108,523 | 2,036,577 |
| 現金及び現金同等物の期首残高 | 5,134,734 | 5,243,258 |
| 現金及び現金同等物の期末残高 | ※ 5,243,258 | ※ 7,279,835 |
【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1. 連結の範囲に関する事項
連結子会社の数 22社
連結子会社の名称
㈱新日本科学グループ
AMAFURU&Co.㈱
㈱CLINICAL STUDY SUPPORT
AXIS㈱
SNBLアセットマネジメント㈱
Bhutan Fortune㈱
㈱メディポリスエナジー
ふれあい・ささえあい㈱
㈱メディポリス
㈱Gemseki
Gemseki投資事業有限責任組合
トランクソリューション㈱
㈱SNLD
SNBL U.S.A., Ltd.
University Medicines International, LLC.
Ruika Therapeutics, Inc.
新日本科学(亜州)有限公司
肇慶創薬生物科技有限公司
SHIN NIPPON BIOMEDICAL LABORATORIES (CAMBODIA) LIMITED
ANGKOR PRIMATES CENTER INC.
TIAN HU (CAMBODIA) ANIMAL BREEDING RESEARCH CENTER Ltd.
FREESIA HD, INC.
すべての子会社を連結しております。
SNBL Nature㈱はAMAFURU&Co.㈱に商号変更いたしました。
㈱SNLDにつきましては当連結会計年度において新たに設立したこと、Gemseki投資事業有限責任組合につきましては、当連結会計年度において出資したことにより連結子会社に含めております。 2. 持分法の適用に関する事項
持分法適用の関連会社数 3社
持分法適用の関連会社の名称
㈱新日本科学PPD
JRMPC㈱
㈱NANA
㈱新日本科学PPDの決算日は2020年12月31日であり、連結財務諸表作成に当たっては、同決算日現在の財務諸表を使用しております。ただし、2021年1月1日から連結決算日2021年3月31日までの期間に発生した重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。
3. 連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社のうち㈱Gemseki、Gemseki投資事業有限責任組合、SNBL U.S.A., Ltd.、University Medicines International, LLC.、Ruika Therapeutics, Inc.、新日本科学(亜州)有限公司、肇慶創薬生物科技有限公司、SHIN NIPPON BIOMEDICAL LABORATORIES (CAMBODIA) LIMITED、ANGKOR PRIMATES CENTER INC.、TIAN HU (CAMBODIA) ANIMAL BREEDING RESEARCH CENTER Ltd.及びFREESIA HD,INC.の決算日は2020年12月31日です。また、トランクソリューション㈱の決算日は2021年2月28日です。
連結財務諸表作成に当たっては、㈱Gemseki及びSNBL U.S.A., Ltd.以外の連結子会社については上記各決算日現在の財務諸表を使用しております。ただし、上記各決算日翌日から連結決算日2021年3月31日までの期間に発生した重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。㈱Gemseki及びSNBL U.S.A., Ltd.については、より適切な経営情報の把握及び連結財務諸表の開示を行うため、連結決算日に仮決算を行っております。
4. 会計方針に関する事項
(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法
① 有価証券
その他有価証券
時価のあるもの
決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
時価のないもの
移動平均法による原価法
② デリバティブ取引
時価法
③ たな卸資産
a. 商品及び製品
個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)
b. 原材料
総平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)
c. 仕掛品
個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)
d. 貯蔵品
最終仕入原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)
(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有形固定資産(リース資産を除く)
当社及び国内連結子会社は定率法を、在外連結子会社は定額法を採用しております。ただし、当社及び国内連結子会社は、1998年4月1日以降に取得した建物(附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法によっております。なお、㈱メディポリスエナジーは定額法によっております。
主な耐用年数は以下のとおりです。
建物及び構築物 3年~60年
機械装置及び運搬具 2年~17年
工具、器具及び備品 2年~24年
② 無形固定資産(リース資産を除く)
定額法を採用しております。なお、自社利用のソフトウェアについては社内における利用可能期間(3年~5年)に基づく定額法を採用しております。
③ リース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。
(3) 重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
② 事業整理損失引当金
事業整理に伴い発生する損失に備えるため、今後見込まれる損失見積額を計上しております。
(4) 連結財務諸表作成の基礎となった連結会社の財務諸表の作成に当たって採用した重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準
外貨建金銭債権債務は、当連結会計年度末の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。なお、在外子会社の資産及び負債は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定及び非支配株主持分に含めて計上しております。
(5) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3か月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。
(6) その他連結財務諸表作成のための重要な事項
消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
(重要な会計上の見積り)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
該当事項はありません。
(未適用の会計基準等)
・「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日 企業会計基準委員会)
・「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2021年3月26日 企業会計基準委員会)
(1)概要
国際会計基準審議会(IASB)及び米国財務会計基準審議会(FASB)は、共同して収益認識に関する包括的な会計基準の開発を行い、2014年5月に「顧客との契約から生じる収益」(IASBにおいてはIFRS第15号、FASBにおいてはTopic606)を公表しており、IFRS第15号は2018年1月1日以後開始する事業年度から、Topic606は2017年12月15日より後に開始する事業年度から適用される状況を踏まえ、企業会計基準委員会において、収益認識に関する包括的な会計基準が開発され、適用指針と合わせて公表されたものです。
企業会計基準委員会の収益認識に関する会計基準の開発にあたっての基本的な方針として、IFRS第15号と整合性を図る便益の1つである財務諸表間の比較可能性の観点から、IFRS第15号の基本的な原則を取り入れることを出発点とし、会計基準を定めることとされ、また、これまで我が国で行われてきた実務等に配慮すべき項目がある場合には、比較可能性を損なわせない範囲で代替的な取扱いを追加することとされております。
(2)適用予定日
2022年3月期の期首から適用します。
(3)当該会計基準等の適用による影響
「収益認識に関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。
(表示方法の変更)
該当事項はありません。
(追加情報)
該当事項はありません。
(連結貸借対照表関係)
※1 担保資産及び担保付債務
担保に供している資産は、次のとおりです。
| 前連結会計年度 (2020年3月31日) | 当連結会計年度 (2021年3月31日) | |
| 建物及び構築物 | 1,603,264千円 | 1,530,757千円 |
| 機械装置及び運搬具 | 665,897 | 599,240 |
| 工具、器具及び備品 | 0 | 0 |
| 土地 | 373,404 | 373,404 |
| 計 | 2,642,566 | 2,503,401 |
上記に対応する債務は次のとおりです。
| 前連結会計年度 (2020年3月31日) | 当連結会計年度 (2021年3月31日) | |
| 長期借入金 | 2,420,000千円 | 2,324,000千円 |
| 計 | 2,420,000 | 2,324,000 |
なお、長期借入金には一年以内返済予定の長期借入金も含まれております。
※2 当連結会計年度において、補助金の受入による圧縮記帳額は、建物及び構築物852千円、機械装置及び運搬具1,741千円です。
なお、有形固定資産及び無形固定資産の補助金・奨励金等による圧縮記帳累計額は次のとおりです。
| 前連結会計年度 (2020年3月31日) | 当連結会計年度 (2021年3月31日) | |
| 建物及び構築物 | 218,940千円 | 219,792千円 |
| 機械装置及び運搬具 | 9,097 | 10,838 |
| 工具、器具及び備品 | 20,357 | 20,357 |
| ソフトウェア | 280 | 280 |
| 計 | 248,675 | 251,268 |
連結貸借対照表計上額は圧縮記帳累計額を控除しております。
※3 たな卸資産の内訳は、次のとおりです。
| 前連結会計年度 (2020年3月31日) | 当連結会計年度 (2021年3月31日) | |
| 商品及び製品 | 815,111千円 | 710,604千円 |
| 仕掛品 | 2,953,678 | 3,031,956 |
| 原材料及び貯蔵品 | 262,939 | 328,808 |
| 計 | 4,031,729 | 4,071,369 |
※4 関連会社に対するものは、次のとおりです。
| 前連結会計年度 (2020年3月31日) | 当連結会計年度 (2021年3月31日) | |
| 投資有価証券(株式) | 1,953,370千円 | 2,399,655千円 |
※5 当社は運転資金の効率的な調達を行うため、取引銀行と当座貸越契約を締結しております。この契約に基づく連結会計年度末の借入未実行残高は、次のとおりです。
| 前連結会計年度 (2020年3月31日) | 当連結会計年度 (2021年3月31日) | |
| 当座貸越極度額及びコミットメントラインの総額 | 5,020,000千円 | 5,020,000千円 |
| 借入実行残高 | 2,000,000 | ― |
| 差引額 | 3,020,000 | 5,020,000 |
※6 当社の子会社である、㈱メディポリスエナジーが金融機関数社と締結しているシンジケートローン契約の財務制限条項は次のとおりです。
2013年9月26日契約(当連結会計年度末残高824,000千円)
① 借入人の各年度の事業年度の末日における報告書等に記載される貸借対照表における純資産の部の金額を、直前の事業年度の末日の貸借対照表における純資産の金額の70%以上に維持すること。ただし、地熱発電事業開始1期目(2015年3月期決算)を基準に2016年3月期から適用とする。
② 地熱発電事業開始2期目(2016年3月期決算)以降の各決算期時点の「DSCR(元利金支払前キャッシュフロー/貸付にかかる元利金支払額)」について1.1以上を維持すること。これを下回るおそれが判明した場合でも、親会社間取引にて調整することにより、1.1以上を維持するよう法令上及び実務上合理的な範囲で最大限努力すること。当該取組みにおいてもこれを下回ることが判明した場合、直ちにその旨をエージェントに通知し、改善計画を提出の上、貸付人の承諾を得ること。
(連結損益計算書関係)
※1 固定資産売却益の内容は次のとおりです。
| 前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | |
| 機械装置及び運搬具 | 509千円 | 109千円 |
| その他 | 593 | 1,820 |
| 計 | 1,102 | 1,929 |
※2 固定資産除売却損の内容は次のとおりです。
| 前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | |
| 建物及び構築物 | 421千円 | 2,220千円 |
| 機械装置及び運搬具 | 43 | 0 |
| 工具、器具及び備品 | 6,736 | 3,042 |
| ソフトウェア | 2,538 | - |
| その他 | - | 382 |
| 計 | 9,739 | 5,646 |
※3 一般管理費に含まれる研究開発費は次のとおりです。
| 前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | |
| 400,853千円 | 392,238千円 |
※4 減損損失
当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しました。
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
| 場所 | 用途 | 種類 |
| 鹿児島県鹿児島市 | 研究機器等 | 機械装置及び運搬具、工具、器具及び備品、リース資産 |
当社グループは、原則として事業の区分を基に、概ね独立したキャッシュ・フローを生み出す最小の単位にて資産のグルーピングを行っており、売却予定資産等については個別に資産のグルーピングを行っております。
研究機器等につきましては、収益性の低下により投資額の回収見込みがなくなったため、当該資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(49,697千円)として特別損失に計上しました。その内訳は、機械装置及び運搬具4,647千円、工具、器具及び備品22,050千円並びにリース資産23,000千円であります。なお、当該資産グループの回収可能価額は使用価値により測定しており、将来キャッシュ・フローに基づく使用価値がマイナスであるため回収可能価額は零として評価しております。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
| 場所 | 用途 | 種類 |
| 鹿児島県鹿児島市 | 研究開発用資産 | 建物及び建物附属設備、機械装置、器具及び備品、ソフトウェア |
| 鹿児島県指宿市 | 研究開発用資産 | 建物及び建物附属設備、構築物、機械装置、器具及び備品 |
| 鹿児島県大島郡和泊町 | 研究開発用資産 | 建物及び建物附属設備、構築物、機械装置、器具及び備品 |
| 鹿児島県指宿市 | 発電用資産 | 建設仮勘定 |
| 鹿児島県指宿市 | 共用資産 | 構築物、建設仮勘定 |
当社グループは、原則として事業の区分を基に、概ね独立したキャッシュ・フローを生み出す最小の単位にて資産のグルーピングを行っており、売却予定資産等については個別に資産のグルーピングを行っております。
研究開発用資産につきましては、収益性の低下により投資額の回収見込みがなくなったため、当該資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(226,824千円)として特別損失に計上いたしました。その内訳は、建物及び構築物188,951千円、機械装置及び運搬具9,456千円、器具及び備品27,906千円及びソフトウェア510千円であります。
発電用資産につきましては、収益性の低下により投資額の回収見込みがなくなったため、当該資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(322,189千円)として特別損失に計上いたしました。
共用資産につきましては、著しい機能的減価がみられたため、当該資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(90,154千円)として特別損失に計上いたしました。その内訳は、構築物13,887千円、建設仮勘定76,267千円であります。
なお、当該資産グループの回収可能価額は使用価値により測定しており、将来キャッシュ・フローに基づく使用価値がマイナスであるため回収可能価額は零として評価しております。
(連結包括利益計算書関係)
※ その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額
| 前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | |
| その他有価証券評価差額金: | ||
| 当期発生額 | △17,090,633千円 | △5,081,818千円 |
| 組替調整額 | - | △237 |
| 税効果調整前 | △17,090,633 | △5,082,056 |
| 税効果額 | 2,665,769 | 1,083,618 |
| その他有価証券評価差額金 | △14,424,863 | △3,998,437 |
| 為替換算調整勘定: | ||
| 当期発生額 | △123,822 | △7,637 |
| 組替調整額 | - | - |
| 為替換算調整勘定 | △123,822 | △7,637 |
| その他の包括利益合計 | △14,548,685 | △4,006,074 |
(連結株主資本等変動計算書関係)
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
1. 発行済株式に関する事項
| 株式の種類 | 当連結会計年度期首 | 増加 | 減少 | 当連結会計年度末 |
| 普通株式(株) | 41,632,400 | - | - | 41,632,400 |
2. 自己株式に関する事項
| 株式の種類 | 当連結会計年度期首 | 増加 | 減少 | 当連結会計年度末 |
| 普通株式(株) | 308 | 50 | - | 358 |
(注)普通株式の自己株式の株式数の増加50株は、単元未満株式の買取によるものであります。
3. 新株予約権等に関する事項
該当事項はありません。
4. 配当に関する事項
① 配当金支払額等
| (決 議) | 株式の 種 類 | 配当の 原 資 | 配当金の 総 額 | 1株当たり 配 当 額 | 基準日 | 効力発生日 |
| 2019年5月24日 定時取締役会 | 普通株式 | 資本剰余金 | 124,896千円 | 3.0円 | 2019年3月31日 | 2019年6月29日 |
② 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度になるもの
| (決 議) | 株式の 種 類 | 配当の 原 資 | 配当金の 総 額 | 1株当たり 配 当 額 | 基準日 | 効力発生日 |
| 2020年5月20日 定時取締役会 | 普通株式 | 資本剰余金 | 208,160千円 | 5.0円 | 2020年3月31日 | 2020年6月23日 |
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
1. 発行済株式に関する事項
| 株式の種類 | 当連結会計年度期首 | 増加 | 減少 | 当連結会計年度末 |
| 普通株式(株) | 41,632,400 | - | - | 41,632,400 |
2. 自己株式に関する事項
| 株式の種類 | 当連結会計年度期首 | 増加 | 減少 | 当連結会計年度末 |
| 普通株式(株) | 358 | - | - | 358 |
3. 新株予約権等に関する事項
該当事項はありません。
4. 配当に関する事項
① 配当金支払額等
| (決 議) | 株式の 種 類 | 配当の 原 資 | 配当金の 総 額 | 1株当たり 配 当 額 | 基準日 | 効力発生日 |
| 2020年5月20日 定時取締役会 | 普通株式 | 資本剰余金 | 208,160千円 | 5.0円 | 2020年3月31日 | 2020年6月23日 |
② 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度になるもの
| (決 議) | 株式の 種 類 | 配当の 原 資 | 配当金の 総 額 | 1株当たり 配 当 額 | 基準日 | 効力発生日 |
| 2021年5月27日 定時取締役会 | 普通株式 | 利益剰余金 | 832,640千円 | 20.0円 | 2021年3月31日 | 2021年6月30日 |
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※ 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
| 前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | |||
| 現金及び預金勘定 | 5,249,810 | 千円 | 7,230,744 | 千円 |
| 有価証券 | - | 55,765 | ||
| 預入期間が3か月を超える定期預金 | △6,552 | △6,673 | ||
| 現金及び現金同等物 | 5,243,258 | 7,279,835 | ||
(金融商品関係)
1. 金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは、一時的な余資は安全性の高い金融資産で運用し、また、短期的な運転資金及び長期的な設備投資資金を銀行借入により調達しております。デリバティブは、借入金の金利及び為替の変動リスクを回避するために利用し、投機的な取引は行いません。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
営業債権である売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。当該リスクに関しては、当社グループの与信管理規程に沿ってリスク低減を図っております。
投資有価証券は、市場価格の変動リスクに晒されておりますが、把握された時価が取締役会に報告されております。
営業債務である買掛金は、1年以内の支払期日です。
借入金のうち、短期借入金は主に運転資金に係る資金調達であり、長期借入金は主に設備投資に係る資金調達です。
デリバティブ取引の執行・管理については、取引権限を定めた社内規程に従って行っており、また、デリバティブの利用にあたっては、信用リスクを軽減するために、格付の高い金融機関とのみ取引を行っております。
また、営業債務や借入金は、流動性リスクに晒されておりますが、当社グループでは、各社が月次に資金繰計画を作成するなどの方法により管理しております。
2. 金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりです。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含まれておりません(注2参照)。
前連結会計年度(2020年3月31日)
| 連結貸借対照表 計上額(千円)(*) | 時価(千円)(*) | 差額(千円) | |
| (1) 現金及び預金 | 5,249,810 | 5,249,810 | - |
| (2) 受取手形及び売掛金 | 2,604,688 | 2,604,688 | - |
| (3) 投資有価証券 | 9,808,144 | 9,808,144 | - |
| (4) 長期貸付金 | 455,303 | 475,368 | 20,065 |
| (5) 買掛金 | (119,257) | (119,257) | - |
| (6) 短期借入金 | (2,000,000) | (2,000,000) | - |
| (7) 長期借入金 | (12,215,589) | (12,450,950) | (235,360) |
| (8) リース債務 | (907,187) | (989,137) | (81,950) |
(*)負債に計上されているものについては、( )で示しております。
当連結会計年度(2021年3月31日)
| 連結貸借対照表 計上額(千円)(*) | 時価(千円)(*) | 差額(千円) | |
| (1) 現金及び預金 | 7,230,744 | 7,230,744 | - |
| (2) 受取手形及び売掛金 | 2,954,087 | 2,954,087 | - |
| (3) 有価証券及び投資有価証券 | 5,788,947 | 5,788,947 | - |
| (4) 買掛金 | (95,012) | (95,012) | - |
| (5) 長期借入金 | (12,156,742) | (12,300,826) | (144,083) |
| (6) リース債務 | (707,182) | (763,823) | (56,641) |
(*)負債に計上されているものについては、( )で示しております。
(注)1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
(1) 現金及び預金
満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。満期のある預金については期間が短期であり、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(2) 受取手形及び売掛金
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(3) 有価証券及び投資有価証券
時価については、株式は取引所の価格によっております。MMFについては、預金と同様の性格を有することから、取得原価をもって連結貸借対照表価額によっております。
(4) 買掛金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(5) 長期借入金、並びに(6) リース債務
これらの時価については、元利金の合計額を同様の新規借入又はリース取引を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。長期借入金のうち金利スワップの特例処理の対象とされているものについては、当該金利スワップと一体として処理された元利金の合計額を、同様の借入を行った場合に適用される合理的に見積もられた利率で割り引いて算定する方法によっております。金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しております。なお、一年以内返済予定の長期借入金は(5)長期借入金に、一年以内返済予定のリース債務は(6)リース債務にそれぞれ含めております。
2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
| (単位:千円) |
| 区分 | 前連結会計年度 (2020年3月31日) | 当連結会計年度 (2021年3月31日) |
| 非上場株式 | 246,804 | 154,099 |
| 関連会社株式 | 1,953,370 | 2,399,655 |
これらは、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積もることなどができず、時価を把握することが極めて困難と認められるため、(3) 有価証券及び投資有価証券には含めておりません。
3. 金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2020年3月31日)
| 1年以内 (千円) | 1年超 5年以内(千円) | 5年超 10年以内(千円) | 10年超(千円) | |
| 現金及び預金 | 5,249,810 | - | - | - |
| 受取手形及び売掛金 | 2,604,688 | - | - | - |
| 長期貸付金 | 6,463 | 24,006 | 424,833 | - |
| 合 計 | 7,860,961 | 24,006 | 424,833 | - |
当連結会計年度(2021年3月31日)
| 1年以内 (千円) | 1年超 5年以内(千円) | 5年超 10年以内(千円) | 10年超(千円) | |
| 現金及び預金 | 7,230,744 | - | - | - |
| 受取手形及び売掛金 | 2,954,087 | - | - | - |
| 合 計 | 10,184,831 | - | - | - |
4. 長期借入金、リース債務及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(2020年3月31日)
| 1年以内 (千円) | 1年超 2年以内(千円) | 2年超 3年以内(千円) | 3年超 4年以内(千円) | 4年超 5年以内(千円) | 5年超(千円) | |
| 短期借入金 | 2,000,000 | - | - | - | - | - |
| 長期借入金 | 3,998,285 | 2,585,942 | 2,009,992 | 1,948,870 | 1,232,500 | 440,000 |
| リース債務 | 199,720 | 178,142 | 143,502 | 109,056 | 101,758 | 175,007 |
| 合 計 | 6,198,005 | 2,764,084 | 2,153,494 | 2,057,926 | 1,334,258 | 615,007 |
当連結会計年度(2021年3月31日)
| 1年以内 (千円) | 1年超 2年以内(千円) | 2年超 3年以内(千円) | 3年超 4年以内(千円) | 4年超 5年以内(千円) | 5年超(千円) | |
| 長期借入金 | 3,486,826 | 2,924,723 | 2,856,874 | 2,140,504 | 403,815 | 344,000 |
| リース債務 | 177,857 | 143,502 | 109,056 | 101,758 | 65,058 | 109,949 |
| 合 計 | 3,664,683 | 3,068,226 | 2,965,930 | 2,242,262 | 468,873 | 453,949 |
(有価証券関係)
1. その他有価証券
前連結会計年度(2020年3月31日)
| 区分 | 種類 | 連結貸借対照表計上額 (千円) | 取得原価 (千円) | 差額 (千円) |
| 連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの | (1)株式 | 9,808,144 | 1,744,841 | 8,063,303 |
| (2)債券 | ||||
| ① 国債・地方債等 | - | - | - | |
| ② 社債 | - | - | - | |
| ③ その他 | - | - | - | |
| (3)その他 | - | - | - | |
| 小計 | 9,808,144 | 1,744,841 | 8,063,303 | |
| 連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの | (1)株式 | - | - | - |
| (2)債券 | ||||
| ① 国債・地方債等 | - | - | - | |
| ② 社債 | - | - | - | |
| ③ その他 | - | - | - | |
| (3)その他 | - | - | - | |
| 小計 | - | - | - | |
| 合計 | 9,808,144 | 1,744,841 | 8,063,303 | |
当連結会計年度(2021年3月31日)
| 区分 | 種類 | 連結貸借対照表計上額 (千円) | 取得原価 (千円) | 差額 (千円) |
| 連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの | (1)株式 | 5,702,318 | 2,553,170 | 3,149,148 |
| (2)債券 | ||||
| ① 国債・地方債等 | - | - | - | |
| ② 社債 | - | - | - | |
| ③ その他 | - | - | - | |
| (3)その他 | - | - | - | |
| 小計 | 5,702,318 | 2,553,170 | 3,149,148 | |
| 連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの | (1)株式 | 30,864 | 33,180 | △2,316 |
| (2)債券 | ||||
| ① 国債・地方債等 | - | - | - | |
| ② 社債 | - | - | - | |
| ③ その他 | - | - | - | |
| (3)その他 | - | - | - | |
| 小計 | 30,864 | 33,180 | △2,316 | |
| 合計 | 5,733,182 | 2,586,350 | 3,146,832 | |
(注)有価証券のうち、MMF(連結貸借対照表計上額55,765千円)については、預金と同様の性格を有することから、取得原価をもって連結貸借対照表価額とし、上表には含めておりません。
2. 連結会計年度中に売却したその他有価証券
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
| 種類 | 売却額(千円) | 売却益の合計額(千円) | 売却損の合計額(千円) |
| (1)株式 | 91,426 | 48,471 | - |
| (2)債券 | |||
| ① 国債・地方債等 | - | - | - |
| ② 社債 | - | - | - |
| ③ その他 | - | - | - |
| (3)その他 | - | - | - |
| 合計 | 91,426 | 48,471 | - |
3. 減損処理を行った有価証券
当連結会計年度において減損処理を行い、投資有価証券評価損(当連結会計年度117,464千円)を計上しております。
なお、減損処理にあたっては、時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券については、財政状態の悪化により実質価格が著しく低下した場合には、回収可能性等を考慮して減損処理を行っております。
(デリバティブ取引関係)
1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
該当事項はありません。
2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引
該当事項はありません。
(退職給付関係)
1. 採用している退職給付制度の概要
当社(連結子会社への出向者を含む。)及び一部の連結子会社は、確定拠出年金制度を採用しております。
2. 退職給付債務及びその他に関する事項
退職給付債務については、該当事項はありません。
3. 退職給付費用に関する事項
| 前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | |
| 確定拠出年金掛金支払額 | 76,909千円 | 83,873千円 |
| 退職給付費用 | 76,909 | 83,873 |
(ストック・オプション等関係)
該当事項はありません。
(税効果会計関係)
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
| 前連結会計年度 (2020年3月31日) | 当連結会計年度 (2021年3月31日) | ||
| 繰延税金資産 | |||
| 繰越欠損金(注)1 | 5,817,715千円 | 5,317,248千円 | |
| 貸倒引当金繰入限度超過額 | 946 | 580 | |
| 棚卸資産評価減否認 | 156,639 | 156,134 | |
| 投資有価証券等評価損否認 | 49,490 | 66,444 | |
| 事業分離における移転利益 | 1,521,271 | 1,374,008 | |
| 未払費用否認 | 274,646 | 281,287 | |
| 減損損失否認 | 250,366 | 417,135 | |
| その他有価証券評価差額金 | - | 318,512 | |
| その他 | 338,699 | 306,043 | |
| 繰延税金資産小計 | 8,409,775 | 8,237,395 | |
| 税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 | △5,606,670 | △5,018,900 | |
| 将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 | △1,800,245 | △2,054,451 | |
| 評価性引当額小計 | △7,406,915 | △7,073,351 | |
| 繰延税金資産合計 | 1,002,859 | 1,164,042 | |
| 繰延税金負債 | |||
| 減価償却不足額等 | 6,953 | 5,873 | |
| その他有価証券評価差額金 | 1,720,174 | 636,556 | |
| 繰延税金負債合計 | 1,727,128 | 642,429 | |
| 繰延税金資産(負債)の純額 | △724,268 | 521,612 |
(注)1.税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額
前連結会計年度(2020年3月31日)
| 1年以内 (千円) | 1年超 2年以内 (千円) | 2年超 3年以内 (千円) | 3年超 4年以内 (千円) | 4年超 5年以内 (千円) | 5年超 (千円) | 合計 (千円) | |
| 税務上の繰越欠損金(※1) | 12,478 | 9,522 | 6,044 | 89,442 | 2,443 | 5,697,783 | 5,817,715 |
| 評価性引当額 | 12,478 | 9,522 | 6,044 | 89,442 | 2,443 | 5,486,737 | 5,606,670 |
| 繰延税金資産 | - | - | - | - | - | 211,045 | 211,045 |
(※1) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
当連結会計年度(2021年3月31日)
| 1年以内 (千円) | 1年超 2年以内 (千円) | 2年超 3年以内 (千円) | 3年超 4年以内 (千円) | 4年超 5年以内 (千円) | 5年超 (千円) | 合計 (千円) | |
| 税務上の繰越欠損金(※1) | 9,519 | 6,042 | 53,674 | 2,444 | 2,074 | 5,243,493 | 5,317,248 |
| 評価性引当額 | 9,519 | 6,042 | 53,674 | 2,444 | 2,074 | 4,945,145 | 5,018,900 |
| 繰延税金資産 | - | - | - | - | - | 298,347 | 298,347 |
(※1) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
2. 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
| 前連結会計年度 (2020年3月31日) | 当連結会計年度 (2021年3月31日) | ||
| 法定実効税率 | 30.5% | 30.5% | |
| (調整) | |||
| 交際費等永久に損金に算入されない項目 | 0.5 | 0.8 | |
| 受取配当金等連結消去の影響額 | - | 3.0 | |
| 住民税均等割 | 0.5 | 0.4 | |
| 持分法投資損益 | △8.0 | △5.6 | |
| 連結子会社との実効税率の差額 | 1.0 | △1.3 | |
| 評価性引当額 | △9.6 | △16.3 | |
| その他 | △1.4 | 0.5 | |
| 税効果会計適用後の法人税等の負担率 | 13.5 | 12.0 |
(企業結合等関係)
該当事項はありません。
(資産除去債務関係)
資産除去債務の総額に重要性が乏しいため、記載を省略しております。
(賃貸等不動産関係)
前連結会計年度(2020年3月31日)
当社及び一部の連結子会社では、鹿児島県及び米国ワシントン州において、賃貸用の不動産を有しております。当連結会計年度における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は121,145千円(賃貸収益は主に売上高に、主な賃貸費用は販売費及び一般管理費に計上)であります。
また、当該賃貸等不動産の連結貸借対照表計上額、期中増減額及び時価は、次のとおりであります。
| (単位:千円) |
| 当連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | ||
| 連結貸借対照表計上額 | ||
| 期首残高 | 3,949,036 | |
| 期中増減額 | △296,297 | |
| 期末残高 | 3,652,738 | |
| 期末時価 | 5,769,177 | |
(注) 1.連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した金額であります。
2.期中増減額のうち、主な増加額は賃貸用資産への用途変更(3,346千円)であり、主な減少額は減価償却費(229,708千円)であります。
3.期末の時価は、主として社外の不動産鑑定士による不動産鑑定評価書に基づく金額又は、適切に市場価格を反映していると考えられる指標に基づく金額をもって時価としております。
当連結会計年度(2021年3月31日)
当社及び一部の連結子会社では、鹿児島県及び米国ワシントン州において、賃貸用の不動産を有しております。当連結会計年度における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は608,966千円(賃貸収益は主に売上高に、主な賃貸費用は販売費及び一般管理費に計上)であります。
また、当該賃貸等不動産の連結貸借対照表計上額、期中増減額及び時価は、次のとおりであります。
| (単位:千円) |
| 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | ||
| 連結貸借対照表計上額 | ||
| 期首残高 | 3,652,738 | |
| 期中増減額 | △49,350 | |
| 期末残高 | 3,603,388 | |
| 期末時価 | 7,997,430 | |
(注) 1.連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した金額であります。
2.期中増減額のうち、主な増加額は賃貸用資産への用途変更(21,778千円)であり、主な減少額は減価償却費(144,463千円)であります。
3.期末の時価は、主として社外の不動産鑑定士による不動産鑑定評価書に基づく金額又は、適切に市場価格を反映していると考えられる指標に基づく金額をもって時価としております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
弊社の報告セグメントは、弊社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、最高経営責任者(CEO)が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
弊社は、医薬品開発のプロセスをもとに事業単位を構成しており、「CRO事業」、「トランスレーショナル リサーチ事業」及び「メディポリス事業」の3つを報告セグメントとしております。
「CRO事業」は、主に製薬企業等の委託者により創製された被験物質について、実験動物や細胞・細菌を用いてその有効性と安全性を確認する事業であります。「トランスレーショナル リサーチ事業」は、経鼻投与製剤等の開発及び大学、バイオベンチャー、研究機関などにおける基礎研究から派生してくる有望なシーズ技術や新規物質を発掘して、医薬品などの評価・承認に必要な前臨床試験や臨床試験を行いながら、基礎理論を臨床の場で実証することにより、付加価値を高めて事業化する事業であります。「メディポリス事業」は、宿泊施設運営及び地熱発電事業であります。
当連結会計年度より、臨床事業の重要性が乏しくなったことなどからセグメント区分の見直しを行い、前臨床事業と臨床事業を統合してCRO事業への名称変更等を行っております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報については変更後の区分により作成したものを記載しております。 2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項における記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
| (単位:千円) | ||||||||
| 報告セグメント | その他 (注)1 | 合計 | 調整額 (注)2 | 連結 財務諸表 計上額 (注)3 | ||||
| CRO事業 | トランス レーショナル リサーチ事業 | メディポリス事業 | 計 | |||||
| 売上高 | ||||||||
| 外部顧客への 売上高 | 13,473,497 | 209 | 931,357 | 14,405,064 | 156,019 | 14,561,084 | - | 14,561,084 |
| セグメント間の内部売上高又は振替高 | 34,431 | 992 | 37,735 | 73,159 | 343,188 | 416,347 | △416,347 | - |
| 計 | 13,507,928 | 1,202 | 969,093 | 14,478,223 | 499,208 | 14,977,431 | △416,347 | 14,561,084 |
| セグメント利益 又は損失(△) | 2,879,951 | △613,414 | △591 | 2,265,945 | 87,310 | 2,353,255 | △125,003 | 2,228,251 |
| セグメント資産 | 16,563,012 | 18,332 | 2,251,856 | 18,833,201 | 2,221,181 | 21,054,382 | 17,947,911 | 39,002,293 |
| その他の項目 | ||||||||
| 減価償却費 | 988,639 | 191 | 103,042 | 1,091,873 | 137,277 | 1,229,150 | - | 1,229,150 |
| 持分法投資利益又は損失(△) | 888,413 | - | - | 888,413 | △256 | 888,157 | - | 888,157 |
| 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 | 469,924 | 49,697 | 745,546 | 1,265,168 | 249,461 | 1,514,629 | - | 1,514,629 |
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産事業等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失の調整額△125,003千円は、セグメント間取引消去59,314千円、各報告セグメントに配分していない全社費用△184,318千円であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。セグメント資産の調整額17,947,911千円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。全社資産は、主に余資運用資金(現金及び預金等)、長期投資資金(投資有価証券等)であります。
3.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
| (単位:千円) | ||||||||
| 報告セグメント | その他 (注)1 | 合計 | 調整額 (注)2 | 連結 財務諸表 計上額 (注)3 | ||||
| CRO事業 | トランス レーショナル リサーチ事業 | メディポリス事業 | 計 | |||||
| 売上高 | ||||||||
| 外部顧客への 売上高 | 14,435,282 | 12,242 | 512,939 | 14,960,464 | 150,083 | 15,110,548 | - | 15,110,548 |
| セグメント間の内部売上高又は振替高 | 73,567 | - | 39,239 | 112,807 | 353,787 | 466,595 | △466,595 | - |
| 計 | 14,508,850 | 12,242 | 552,179 | 15,073,272 | 503,870 | 15,577,143 | △466,595 | 15,110,548 |
| セグメント利益 又は損失(△) | 3,393,225 | △708,029 | △54,903 | 2,630,291 | △35,471 | 2,594,819 | △65,285 | 2,529,534 |
| セグメント資産 | 16,574,063 | 96,852 | 1,274,716 | 17,945,632 | 2,649,697 | 20,595,329 | 16,377,074 | 36,972,404 |
| その他の項目 | ||||||||
| 減価償却費 | 930,313 | 472 | 91,251 | 1,022,036 | 165,647 | 1,187,684 | - | 1,187,684 |
| 持分法投資利益又は損失(△) | 846,498 | - | - | 846,498 | △215 | 846,283 | - | 846,283 |
| 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 | 504,794 | 28,786 | 330,925 | 864,505 | 167,466 | 1,031,971 | △6,741 | 1,025,230 |
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産事業等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失の調整額△65,285千円は、セグメント間取引消去62,011千円、各報告セグメントに配分していない全社費用△127,297千円であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。セグメント資産の調整額16,377,074千円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。全社資産は、主に余資運用資金(現金及び預金等)、長期投資資金(投資有価証券等)であります。
3.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報の中で同様の情報が開示されているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:千円)
| 日本 | アメリカ合衆国 | その他 | 合計 |
| 12,243,939 | 1,248,027 | 1,069,117 | 14,561,084 |
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2)有形固定資産
(単位:千円)
| 日本 | アメリカ合衆国 | その他 | 合計 |
| 8,992,458 | 3,678,835 | 1,028,441 | 13,699,735 |
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:千円)
| 顧客の名称又は氏名 | 売上高 | 関連するセグメント名 |
| アステラス製薬㈱ | 1,933,131 | CRO事業 |
| 中外製薬㈱ | 1,485,073 | CRO事業 |
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報の中で同様の情報が開示されているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:千円)
| 日本 | アメリカ合衆国 | その他 | 合計 |
| 13,010,106 | 1,644,789 | 455,651 | 15,110,548 |
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2)有形固定資産
(単位:千円)
| 日本 | アメリカ合衆国 | その他 | 合計 |
| 8,384,441 | 3,610,427 | 903,102 | 12,897,971 |
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:千円)
| 顧客の名称又は氏名 | 売上高 | 関連するセグメント名 |
| アステラス製薬㈱ | 2,002,656 | CRO事業 |
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
| 連結合計又は会社合計 | |||||||
| 報告セグメント | その他 | 全社・消去 | 合計 | ||||
| CRO事業 | トランスレーショナルリサーチ事業 | メディポリス事業 | 計 | ||||
| 減損損失 | - | 49,697 | - | 49,697 | - | - | 49,697 |
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:千円)
| 連結合計又は会社合計 | |||||||
| 報告セグメント | その他 | 全社・消去 | 合計 | ||||
| CRO事業 | トランスレーショナルリサーチ事業 | メディポリス事業 | 計 | ||||
| 減損損失 | - | 22,044 | 322,189 | 344,233 | - | 294,934 | 639,168 |
注)「全社・消去」の金額は、セグメントに帰属しない全社資産に係る減損損失であります。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
【関連当事者情報】
前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
1 関連当事者との取引
連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引
連結財務諸表提出会社の非連結子会社及び関連会社等
| 種類 | 会社等の名称又は氏名 | 所在地 | 資本金又は出資金 (千円) | 事業の内容又は職業 | 議決権等の所有(被所有)割合(%) | 関連当事者との関係 | 取引の 内容 | 取引金額 (千円) | 科目 | 期末残高 (千円) |
| 関連会社 | ㈱新日本科学PPD | 東京都 中央区 | 2,681,377 | 臨床 事業 | (所有) 直接 40.0 | 役員の 兼務 | - | - | 長期貸付金 | 419,786 |
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注)資金の貸付については、市場金利や財政状況等を勘案して双方合意の上、利率を決定しております。なお、担保の被提供はありません。
2 重要な関連会社に関する注記
当連結会計年度において、重要な関連会社は㈱新日本科学PPDであり、その要約財務諸表は以下のとおりであります。
| 流動資産合計 | 6,754,007 | 千円 |
| 固定資産合計 | 7,667,673 | 千円 |
| 流動負債合計 | 1,799,298 | 千円 |
| 固定負債合計 | 1,275,753 | 千円 |
| 純資産合計 | 11,346,629 | 千円 |
| 売上高 | 8,808,350 | 千円 |
| 税引前当期純利益 | 1,474,375 | 千円 |
| 当期純利益 | 1,796,604 | 千円 |
当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
1 関連当事者との取引
連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引
連結財務諸表提出会社の非連結子会社及び関連会社等
| 種類 | 会社等の名称又は氏名 | 所在地 | 資本金又は出資金 (千円) | 事業の内容又は職業 | 議決権等の所有(被所有)割合(%) | 関連当事者との関係 | 取引の 内容 | 取引金額 (千円) | 科目 | 期末残高 (千円) |
| 関連会社 | ㈱新日本科学PPD | 東京都 中央区 | 2,681,377 | 臨床 事業 | (所有) 直接 40.0 | 役員の 兼務 | 貸付金の返済 | 419,786 | - | - |
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注)資金の貸付については、市場金利や財政状況等を勘案して双方合意の上、利率を決定しております。なお、担保の被提供はありません。
2 重要な関連会社に関する注記
当連結会計年度において、重要な関連会社は㈱新日本科学PPDであり、その要約財務諸表は以下のとおりであります。
| 流動資産合計 | 7,285,306 | 千円 |
| 固定資産合計 | 7,288,282 | 千円 |
| 流動負債合計 | 2,478,949 | 千円 |
| 固定負債合計 | 56,192 | 千円 |
| 純資産合計 | 12,038,446 | 千円 |
| 売上高 | 10,215,589 | 千円 |
| 税引前当期純利益 | 2,002,950 | 千円 |
| 当期純利益 | 1,691,817 | 千円 |
(1株当たり情報)
| 前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | |
| 1株当たり純資産額 | 391円23銭 | 377円94銭 |
| 1株当たり当期純利益 | 61円25銭 | 87円95銭 |
(注)1.前連結会計年度及び当連結会計年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式がないため記載しておりません。
2.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
| 前連結会計年度 (2020年3月31日) | 当連結会計年度 (2021年3月31日) | |
| 純資産の部の合計額(千円) | 16,381,848 | 15,838,786 |
| 普通株式に係る期末の純資産額(千円) | 16,288,072 | 15,734,450 |
| 差額の内訳(千円) | ||
| 非支配株主持分 | 93,775 | 104,335 |
| 1株当たり純資産額の算定に用いられた 期末の普通株式の数(千株) | 41,632 | 41,632 |
3.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
| 前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | |
| 親会社株主に帰属する当期純利益(千円) | 2,550,379 | 3,661,855 |
| 普通株主に帰属しない金額(千円) | - | - |
| 普通株式に係る親会社株主に帰属する 当期純利益(千円) | 2,550,379 | 3,661,855 |
| 普通株式の期中平均株式数(千株) | 41,632 | 41,632 |
(重要な後発事象)
当社及び当社100%連結子会社である新日本科学(亜州)有限公司(以下「SNBL ASIA」)は、2021年4月7日開催の取締役会決議に基づき、SNBL ASIAの100%子会社である肇慶創薬生物科技有限公司(以下「SNBL CHINA」)の既存持分の譲渡及び第三者割当増資を実施しました。その結果、康龍化成(北京)新薬技術股份有限公司(以下、「Pharmaron Group」)がSNBL CHINAの持分の50.01%を保有することとなりました。
1.事業分離の概要
(1)分離先企業の名称
Pharmaron Group
(2)分離した事業の内容
SNBL CHINAの実験動物の繁殖・飼育・検疫事業
(3)事業分離を行った主な理由
当社は、2003年にSNBL CHINAを設立して以来、18年間にわたり中国国内にて実験動物の繁殖・飼育・検疫事業を行ってまいりました。当該施設は、科学における動物の人道的な管理を促進する国際的な権威ある民間非政府団体(AAALAC International)からも認証されており、実験動物の適正な管理を行っている施設の一つです。
中国国内をはじめとする世界の医薬品前臨床試験が活発化していることに対応するため、試験に必要とされる適正管理された実験動物の急速な需要増加を満たすことが経営課題となっております。SNBL CHINAが保有する遊休地を活用した事業拡張も含め、中国国内における繁殖事業の最適な事業体制の構築が必要とされる中、当社の米国における臨床事業の合弁パートナーとして実績のあるPharmaron Groupより協働に関する提案がありました。双方で協議を重ねた結果、SNBL CHINAを合弁会社として運営していくことが最適であるとの結論に至りました。
(4)事業分離日
2021年5月24日
(5)法的形式を含むその他取引の概要に関する事項
現金を対価とするSNBL CHINA持分のPharmaron Groupへの譲渡及びPharmaron GroupによるSNBL CHINAが実施する第三者割当増資の引受
2.会計処理の概要
「事業分離等に関する会計基準」(企業会計基準第7号 2013年9月13日)および「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 2019年1月16日)に基づき、処理をする予定であります。なお、持分変動差額については、現時点では確定しておりません。
3.分離した事業が含まれていた報告セグメントの名称
CRO事業
4.当連結会計年度の連結損益計算書に計上されている分離した事業に係る損益の概要
| 売上高 | 76,039千円 |
| 営業損失 | 47,657千円 |
⑤【連結附属明細表】
【借入金等明細表】
| 区分 | 当期首残高 (千円) | 当期末残高 (千円) | 平均利率 (%) | 返済期限 |
| 短期借入金 | 2,000,000 | - | - | ― |
| 一年以内に返済予定の長期借入金 | 3,998,285 | 3,486,826 | 1.08 | ― |
| 一年以内に返済予定のリース債務 | 199,720 | 177,857 | 3.44 | ― |
| 長期借入金(一年以内に返済予定のものを除く) | 8,217,304 | 8,669,916 | 0.92 | 2022年4月28日~ 2029年9月25日 |
| リース債務(一年以内に返済予定のものを除く) | 707,466 | 529,324 | 4.01 | 2022年4月20日~ 2028年3月20日 |
| その他有利子負債 | - | - | - | ― |
| 合計 | 15,122,776 | 12,863,924 | - | ― |
(注) 1 「平均利率」については、借入金等の期末残高に対する加重平均利率を記載しております。
2 長期借入金及びリース債務(一年以内に返済予定のものを除く)の連結決算日後5年内における返済予定額は以下のとおりです。
| 1年超2年以内 (千円) | 2年超3年以内 (千円) | 3年超4年以内 (千円) | 4年超5年以内 (千円) | |
| 長期借入金 | 2,924,723 | 2,856,874 | 2,140,504 | 403,815 |
| リース債務 | 143,502 | 109,056 | 101,758 | 65,058 |
| 合計 | 3,068,226 | 2,965,930 | 2,242,262 | 468,873 |
【資産除去債務明細表】
当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が、当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、連結財務諸表規則第92条の2の規定により、記載を省略しております。
(2)【その他】
当連結会計年度における四半期情報等
| (累計期間) | 第1四半期 | 第2四半期 | 第3四半期 | 当連結会計年度 |
| 売上高 (千円) | 3,173,472 | 7,003,509 | 10,420,521 | 15,110,548 |
| 税金等調整前 (千円) 四半期(当期)純利益 | 731,362 | 1,300,377 | 1,686,096 | 4,175,563 |
| 親会社株主に帰属する (千円) 四半期(当期)純利益 | 643,360 | 1,139,293 | 1,476,725 | 3,661,855 |
| 1株当たり (円) 四半期(当期)純利益 | 15.45 | 27.36 | 35.47 | 87.95 |
| (会計期間) | 第1四半期 | 第2四半期 | 第3四半期 | 第4四半期 |
| 1株当たり四半期純利益 (円) | 15.45 | 11.91 | 8.10 | 52.48 |
2【財務諸表等】
(1)【財務諸表】
①【貸借対照表】
| (単位:千円) | ||
| 前事業年度 (2020年3月31日) | 当事業年度 (2021年3月31日) | |
| 資産の部 | ||
| 流動資産 | ||
| 現金及び預金 | 3,455,138 | 5,398,075 |
| 売掛金 | 2,079,744 | 2,440,523 |
| 有価証券 | - | 55,765 |
| たな卸資産 | ※4 3,380,446 | ※4 3,649,428 |
| その他 | 1,105,560 | 407,589 |
| 貸倒引当金 | △1,039 | △976 |
| 流動資産合計 | 10,019,850 | 11,950,405 |
| 固定資産 | ||
| 有形固定資産 | ||
| 建物 | ※1,※3 3,133,538 | ※1,※3 3,044,249 |
| 構築物 | ※1,※3 402,897 | ※1,※3 474,362 |
| 機械及び装置 | ※3 25,841 | ※3 38,075 |
| 車両運搬具 | ※3 18,859 | ※3 55,666 |
| 器具及び備品 | ※3 415,896 | ※3 443,403 |
| 土地 | ※1 1,414,054 | ※1 1,414,054 |
| リース資産 | 692,850 | 527,512 |
| 建設仮勘定 | 834,147 | 422,305 |
| 有形固定資産合計 | 6,938,084 | 6,419,629 |
| 無形固定資産 | ||
| ソフトウエア | ※3 79,038 | ※3 116,729 |
| リース資産 | 19,043 | 7,683 |
| その他 | 3,193 | 4,142 |
| 無形固定資産合計 | 101,276 | 128,555 |
| 投資その他の資産 | ||
| 投資有価証券 | 7,075,257 | 4,252,296 |
| 関係会社株式 | 1,459,766 | 1,473,164 |
| 長期貸付金 | 12,624,708 | 12,474,988 |
| 繰延税金資産 | - | 163,557 |
| その他 | 155,165 | 251,464 |
| 貸倒引当金 | △444,322 | △455,196 |
| 投資その他の資産合計 | 20,870,574 | 18,160,275 |
| 固定資産合計 | 27,909,935 | 24,708,460 |
| 資産合計 | 37,929,786 | 36,658,866 |
| (単位:千円) | ||
| 前事業年度 (2020年3月31日) | 当事業年度 (2021年3月31日) | |
| 負債の部 | ||
| 流動負債 | ||
| 買掛金 | 114,227 | 90,490 |
| 短期借入金 | ※6 2,000,000 | - |
| 1年内返済予定の長期借入金 | ※1 3,872,310 | ※1 3,365,230 |
| 未払金 | 754,120 | 546,019 |
| 未払費用 | 815,575 | 1,176,021 |
| 未払法人税等 | 124,437 | 671,460 |
| 前受金 | 4,276,509 | 5,306,104 |
| その他 | 332,132 | 421,170 |
| 流動負債合計 | 12,289,313 | 11,576,495 |
| 固定負債 | ||
| 長期借入金 | ※1 7,335,230 | ※1 7,875,000 |
| リース債務 | 614,234 | 448,348 |
| 資産除去債務 | 12,518 | 12,574 |
| 繰延税金負債 | 1,108,905 | - |
| 固定負債合計 | 9,070,888 | 8,335,922 |
| 負債合計 | 21,360,202 | 19,912,418 |
| 純資産の部 | ||
| 株主資本 | ||
| 資本金 | 9,679,070 | 9,679,070 |
| 資本剰余金 | ||
| 資本準備金 | 12,489 | 33,305 |
| その他資本剰余金 | 5,180,851 | 2,270,251 |
| 資本剰余金合計 | 5,193,340 | 2,303,557 |
| 利益剰余金 | ||
| 利益準備金 | 8,600 | 8,600 |
| その他利益剰余金 | ||
| 繰越利益剰余金 | △2,681,623 | 2,858,919 |
| 利益剰余金合計 | △2,673,023 | 2,867,519 |
| 自己株式 | △197 | △197 |
| 株主資本合計 | 12,199,190 | 14,849,949 |
| 評価・換算差額等 | ||
| その他有価証券評価差額金 | 4,370,393 | 1,896,498 |
| 評価・換算差額等合計 | 4,370,393 | 1,896,498 |
| 純資産合計 | 16,569,583 | 16,746,447 |
| 負債純資産合計 | 37,929,786 | 36,658,866 |
②【損益計算書】
| (単位:千円) | ||
| 前事業年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | |
| 売上高 | 13,167,430 | 13,541,879 |
| 売上原価 | 6,507,302 | 7,222,801 |
| 売上総利益 | 6,660,127 | 6,319,078 |
| 販売費及び一般管理費 | ||
| 役員報酬 | 187,087 | 196,606 |
| 給料及び手当 | 1,017,930 | 1,115,162 |
| 退職給付費用 | 15,453 | 17,718 |
| 福利厚生費 | 396,021 | 226,051 |
| 保険料 | 10,975 | 11,415 |
| 消耗品費 | 79,969 | 64,706 |
| 賃借料 | 129,707 | 140,011 |
| 減価償却費 | 109,222 | 112,813 |
| 旅費交通・車両費 | 151,269 | 52,143 |
| 支払手数料 | 1,051,337 | 919,668 |
| 飼育動物維持管理費 | 482,497 | 381,703 |
| 研究開発費 | 400,216 | 396,452 |
| 貸倒引当金繰入額 | 131 | - |
| その他 | 796,305 | 696,919 |
| 販売費及び一般管理費合計 | 4,828,125 | 4,331,372 |
| 営業利益 | 1,832,001 | 1,987,705 |
| 営業外収益 | ||
| 受取利息 | 395,404 | 133,277 |
| 受取配当金 | 1,335,074 | 407,048 |
| 経営管理料 | 69,073 | 52,280 |
| 為替差益 | - | 219,103 |
| その他 | 96,318 | 137,163 |
| 営業外収益合計 | 1,895,870 | 948,872 |
| 営業外費用 | ||
| 支払利息 | 210,005 | 162,958 |
| 為替差損 | 220,515 | - |
| その他 | 14,640 | 12,779 |
| 営業外費用合計 | 445,161 | 175,737 |
| 経常利益 | 3,282,711 | 2,760,840 |
| (単位:千円) | ||
| 前事業年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | |
| 特別利益 | ||
| 関係会社株式売却益 | - | 1,242,339 |
| 関係会社貸倒引当金戻入額 | 267,603 | - |
| 投資有価証券売却益 | - | 48,234 |
| 固定資産売却益 | ※3 557 | ※3 8,346 |
| 特別利益合計 | 268,161 | 1,298,920 |
| 特別損失 | ||
| 固定資産除売却損 | ※2 5,140 | ※2 2,348 |
| 減損損失 | 49,697 | 639,168 |
| 投資有価証券評価損 | - | 117,464 |
| 関係会社株式評価損 | 5,955,026 | 250 |
| 関係会社貸倒引当金繰入額 | - | 12,939 |
| その他 | 303 | - |
| 特別損失合計 | 6,010,167 | 772,172 |
| 税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) | △2,459,294 | 3,287,588 |
| 法人税、住民税及び事業税 | 308,618 | 617,513 |
| 法人税等調整額 | △86,289 | △188,844 |
| 法人税等合計 | 222,328 | 428,668 |
| 当期純利益又は当期純損失(△) | △2,681,623 | 2,858,919 |
【売上原価明細書】
| 前事業年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | ||||
| 区分 | 注記 番号 | 金額(千円) | 構成比 (%) | 金額(千円) | 構成比 (%) |
| Ⅰ 材料費 | 986,909 | 13.2 | 1,123,776 | 13.9 | |
| Ⅱ 労務費 | ※1 | 3,568,679 | 47.7 | 4,006,818 | 49.6 |
| Ⅲ 経費 | ※2 | 2,923,066 | 39.1 | 2,948,642 | 36.5 |
| 当期総製造費用 | 7,478,656 | 100.0 | 8,079,236 | 100.0 | |
| 期首半製品・仕掛品たな卸高 | 3,008,503 | 3,212,419 | |||
| 合計 | 10,487,159 | 11,291,655 | |||
| 他勘定振替高 | ※3 | 767,438 | 636,225 | ||
| 期末半製品・仕掛品たな卸高 | 3,212,419 | 3,432,628 | |||
| 売上原価 | 6,507,302 | 7,222,801 | |||
※1 主な内訳は、次のとおりです。
| 項目 | 前事業年度 | 当事業年度 |
| 給与及び手当 | 2,641,078千円 | 2,998,226千円 |
| 福利厚生費 | 494,858千円 | 543,175千円 |
※2 主な内訳は、次のとおりです。
| 項目 | 前事業年度 | 当事業年度 |
| 外注費 | 419,499千円 | 271,521千円 |
| 消耗品費 | 481,767千円 | 573,462千円 |
| 薬品費 | 363,745千円 | 530,572千円 |
| 減価償却費 | 581,394千円 | 631,723千円 |
※3 他勘定振替高の内容は、次のとおりです。
| 項目 | 前事業年度 | 当事業年度 |
| 研究開発費 | 238,216千円 | 230,504千円 |
| 飼育動物維持管理費 | 482,497千円 | 381,703千円 |
| 経費 | 46,723千円 | 24,017千円 |
| 合計 | 767,438千円 | 636,225千円 |
(原価計算の方法)
実際原価による個別原価計算を採用しております。
③【株主資本等変動計算書】
前事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
| (単位:千円) | |||||||
| 株主資本 | |||||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | |||||
| 資本準備金 | その他資本剰余金 | 資本剰余金合計 | 利益準備金 | その他利益剰余金 | 利益剰余金合計 | ||
| 繰越利益剰余金 | |||||||
| 当期首残高 | 9,679,070 | 10,361,470 | - | 10,361,470 | 8,600 | △5,043,233 | △5,034,633 |
| 当期変動額 | |||||||
| 剰余金(その他資本剰余金)の配当 | 12,489 | △137,385 | △124,896 | - | |||
| 準備金から剰余金への振替 | △10,361,470 | 10,361,470 | - | - | |||
| 欠損填補 | △5,043,233 | △5,043,233 | 5,043,233 | 5,043,233 | |||
| 当期純損失(△) | - | △2,681,623 | △2,681,623 | ||||
| 自己株式の取得 | - | - | |||||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | |||||||
| 当期変動額合計 | - | △10,348,980 | 5,180,851 | △5,168,129 | - | 2,361,610 | 2,361,610 |
| 当期末残高 | 9,679,070 | 12,489 | 5,180,851 | 5,193,340 | 8,600 | △2,681,623 | △2,673,023 |
| 株主資本 | 評価・換算差額等 | 純資産合計 | |||
| 自己株式 | 株主資本合計 | その他有価証券評価差額金 | 評価・換算差額等合計 | ||
| 当期首残高 | △170 | 15,005,737 | 10,456,330 | 10,456,330 | 25,462,067 |
| 当期変動額 | |||||
| 剰余金(その他資本剰余金)の配当 | △124,896 | △124,896 | |||
| 準備金から剰余金への振替 | - | - | |||
| 欠損填補 | - | - | |||
| 当期純損失(△) | △2,681,623 | △2,681,623 | |||
| 自己株式の取得 | △27 | △27 | △27 | ||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | △6,085,936 | △6,085,936 | △6,085,936 | ||
| 当期変動額合計 | △27 | △2,806,546 | △6,085,936 | △6,085,936 | △8,892,483 |
| 当期末残高 | △197 | 12,199,190 | 4,370,393 | 4,370,393 | 16,569,583 |
当事業年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
| (単位:千円) | |||||||
| 株主資本 | |||||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | |||||
| 資本準備金 | その他資本剰余金 | 資本剰余金合計 | 利益準備金 | その他利益剰余金 | 利益剰余金合計 | ||
| 繰越利益剰余金 | |||||||
| 当期首残高 | 9,679,070 | 12,489 | 5,180,851 | 5,193,340 | 8,600 | △2,681,623 | △2,673,023 |
| 当期変動額 | |||||||
| 剰余金(その他資本剰余金)の配当 | 20,816 | △228,976 | △208,160 | - | |||
| 欠損填補 | △2,681,623 | △2,681,623 | 2,681,623 | 2,681,623 | |||
| 当期純利益 | - | 2,858,919 | 2,858,919 | ||||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | |||||||
| 当期変動額合計 | - | 20,816 | △2,910,599 | △2,889,783 | - | 5,540,542 | 5,540,542 |
| 当期末残高 | 9,679,070 | 33,305 | 2,270,251 | 2,303,557 | 8,600 | 2,858,919 | 2,867,519 |
| 株主資本 | 評価・換算差額等 | 純資産合計 | |||
| 自己株式 | 株主資本合計 | その他有価証券評価差額金 | 評価・換算差額等合計 | ||
| 当期首残高 | △197 | 12,199,190 | 4,370,393 | 4,370,393 | 16,569,583 |
| 当期変動額 | |||||
| 剰余金(その他資本剰余金)の配当 | △208,160 | △208,160 | |||
| 欠損填補 | - | - | |||
| 当期純利益 | 2,858,919 | 2,858,919 | |||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | △2,473,895 | △2,473,895 | △2,473,895 | ||
| 当期変動額合計 | - | 2,650,759 | △2,473,895 | △2,473,895 | 176,863 |
| 当期末残高 | △197 | 14,849,949 | 1,896,498 | 1,896,498 | 16,746,447 |
【注記事項】
(重要な会計方針)
1. 重要な資産の評価基準及び評価方法
(1) 有価証券の評価基準及び評価方法
子会社株式及び関連会社株式
移動平均法による原価法
その他有価証券
時価のあるもの
決算日の市場価格等による時価法
(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
時価のないもの
移動平均法による原価法
(2) デリバティブの評価基準及び評価方法
時価法
(3) たな卸資産の評価基準及び評価方法
①商品及び製品
個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)
②原材料
総平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)
③仕掛品
個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)
④貯蔵品
最終仕入原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)
2. 固定資産の減価償却の方法
(1) 有形固定資産(リース資産を除く)
定率法によっております。
ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(附属設備は除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法によっております。
なお、主な耐用年数は以下のとおりです。
建物 3年~50年
構築物 3年~60年
機械及び装置 4年~17年
車両運搬具 2年~7年
器具及び備品 3年~24年
(2) 無形固定資産(リース資産を除く)
定額法によっております。
なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっております。
(3) リース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。
(4) 長期前払費用
均等償却によっております。
3. 引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
4. その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
(重要な会計上の見積り)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
該当事項はありません。
(表示方法の変更)
該当事項はありません。
(追加情報)
該当事項はありません。
(貸借対照表関係)
※1 担保資産及び担保付債務
担保に供している資産は、次のとおりです。
| 前事業年度 (2020年3月31日) | 当事業年度 (2021年3月31日) | |
| 建物 | 1,338,295千円 | 1,286,211千円 |
| 構築物 | 98,210 | 89,936 |
| 土地 | 304,005 | 304,005 |
| 計 | 1,740,510 | 1,680,152 |
上記に対応する債務は次のとおりです。
| 前事業年度 (2020年3月31日) | 当事業年度 (2021年3月31日) | |
| 長期借入金 | 1,500,000千円 | 1,500,000千円 |
| 計 | 1,500,000 | 1,500,000 |
なお、長期借入金には一年以内返済予定の長期借入金も含まれております。
2 保証債務
次の関係会社について、金融機関からの借入に対し債務保証を行っております。
| 前事業年度 (2020年3月31日) | 当事業年度 (2021年3月31日) | |
| SNBL U.S.A., Ltd. | 9,624千円 | - |
※3 当期において、補助金の受入による圧縮記帳額は、建物及び構築物852千円、機械装置及び運搬具1,741千円です。なお、有形固定資産及び無形固定資産の補助金・奨励金等による圧縮記帳累計額は次のとおりです。
| 前事業年度 (2020年3月31日) | 当事業年度 (2021年3月31日) | |
| 建物 | 174,851千円 | 175,704千円 |
| 構築物 | 44,088 | 44,088 |
| 機械装置及び運搬具 | 9,097 | 10,838 |
| 器具及び備品 | 20,357 | 20,357 |
| ソフトウェア | 280 | 280 |
| 計 | 248,675 | 251,268 |
貸借対照表計上額は圧縮記帳額を控除しております。
※4 たな卸資産の内訳は、次のとおりです。
| 前事業年度 (2020年3月31日) | 当事業年度 (2021年3月31日) | |
| 商品及び製品 | 641,606千円 | 656,071千円 |
| 仕掛品 | 2,570,812 | 2,776,556 |
| 原材料及び貯蔵品 | 168,027 | 216,799 |
| 計 | 3,380,446 | 3,649,428 |
5 関係会社に対する金銭債権及び金銭債務
| 前事業年度 (2020年3月31日) | 当事業年度 (2021年3月31日) | |
| 短期金銭債権 | 737,382千円 | 375,503千円 |
| 長期金銭債権 | 12,589,191 | 12,439,796 |
| 短期金銭債務 | 42,197 | 40,417 |
※6 当社は運転資金の効率的な調達を行うため、取引銀行と当座貸越契約を締結しております。この契約に基づく事業年度末の借入未実行残高は、次のとおりです。
| 前事業年度 (2020年3月31日) | 当事業年度 (2021年3月31日) | |
| 当座貸越極度額及びコミットメントラインの総額 | 5,000,000千円 | 5,000,000千円 |
| 借入実行残高 | 2,000,000 | - |
| 差引額 | 3,000,000 | 5,000,000 |
(損益計算書関係)
1 関係会社との取引に係るものが次のとおり含まれております。
| 前事業年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | |
| 売上高 | 277,737千円 | 255,249千円 |
| 仕入高及び外注費 | 558,863 | 766,596 |
| 販売費及び一般管理費 | 628,902 | 438,367 |
| 営業取引以外の取引高 | 1,807,327 | 651,116 |
※2 固定資産除売却損の内容は次のとおりです。
| 前事業年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | |
| 建物 | 271千円 | 1,135千円 |
| 構築物 | 0 | 377 |
| 機械装置及び運搬具 | 36 | 0 |
| 器具及び備品 | 4,831 | 453 |
| その他 | - | 382 |
| 計 | 5,140 | 2,348 |
※3 固定資産売却益の内容は次のとおりです。
| 前事業年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | |
| 車輛運搬具 | 509千円 | 109千円 |
| その他 | 48 | 8,237 |
| 計 | 557 | 8,346 |
(有価証券関係)
子会社株式及び関連会社株式(当事業年度の貸借対照表計上額 子会社株式1,468,564千円 関連会社株式4,600千円、前事業年度の貸借対照表計上額 子会社株式1,455,166千円 関連会社株式4,600千円)は、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、記載しておりません。
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
| 前事業年度 (2020年3月31日) | 当事業年度 (2021年3月31日) | ||
| 繰延税金資産 | |||
| 貸倒引当金繰入限度超過額 | 135,657千円 | 138,904千円 | |
| 棚卸資産評価減否認 | 156,639 | 156,134 | |
| 投資有価証券評価損否認 | 49,490 | 66,444 | |
| 関係会社株式評価損否認 | 3,014,782 | 3,007,779 | |
| 事業分離における移転利益 | 1,138,657 | 1,016,484 | |
| 未払費用否認 | 179,023 | 273,574 | |
| 繰越欠損金 | 1,756,180 | 1,172,985 | |
| 減損損失否認 | 250,366 | 417,135 | |
| その他 | 61,453 | 61,683 | |
| 繰延税金資産小計 | 6,742,252 | 6,311,125 | |
| 税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 | △1,546,345 | △874,638 | |
| 将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 | △4,582,736 | △4,635,241 | |
| 評価性引当額小計 | △6,129,081 | △5,509,879 | |
| 繰延税金資産合計 | 613,170 | 801,246 | |
| 繰延税金負債 | |||
| 資産除去債務に対応する除去費用 | 1,901 | 1,133 | |
| その他有価証券評価差額金 | 1,720,174 | 636,556 | |
| 繰延税金負債合計 | 1,722,076 | 637,689 | |
| 繰延税金資産(負債)の純額 | △1,108,905 | 163,557 |
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
| 前事業年度 (2020年3月31日) | 当事業年度 (2021年3月31日) | ||
| 法定実効税率 | - | 30.5% | |
| (調整) | |||
| 交際費等永久に損金に算入されない項目 | - | 0.9 | |
| 住民税均等割 | - | 0.4 | |
| 評価性引当額 | - | △18.8 | |
| その他 | - | 0.0 | |
| 税効果会計適用後の法人税等の負担率 | - | 13.0 |
前事業年度は、税引前当期純損失を計上しているため、記載を省略しております。
(企業結合等関係)
該当事項はありません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
④【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】
| 資産の種類 | 当期首残高 (千円) | 当期増加額 (千円) | 当期減少額 (千円) | 当期 償却額 (千円) | 当期末残高(千円) | 減価償却 累計額 (千円) |
| 有形固定資産 | ||||||
| 建物 | 9,753,390 | 310,454 | 220,293 (172,218) | 226,389 | 9,843,551 | 6,799,301 |
| 構築物 | 1,570,773 | 145,705 | 32,610 (30,620) | 43,243 | 1,683,867 | 1,209,505 |
| 機械及び装置 | 772,952 | 36,042 | 48,756 (9,456) | 14,352 | 760,238 | 722,163 |
| 車両運搬具 | 108,095 | 53,639 | 9,480 | 16,832 | 152,254 | 96,587 |
| 器具及び備品 | 5,246,485 | 309,271 | 193,311 (27,906) | 253,348 | 5,362,445 | 4,919,042 |
| 土地 | 1,414,054 | - | - | - | 1,414,054 | - |
| リース資産 | 1,273,658 | - | 154,095 | 165,337 | 1,119,563 | 592,051 |
| 建設仮勘定 | 834,147 | 549,999 | 961,440 (398,456) | - | 422,305 | - |
| 有形固定資産計 | 20,973,556 | 1,404,713 | 1,619,989 (638,658) | 719,503 | 20,758,281 | 14,338,651 |
| 無形固定資産 | ||||||
| ソフトウエア | 834,927 | 65,012 | 1,288 (510) | 26,812 | 898,652 | 781,923 |
| リース資産(無形) | 65,456 | - | - | 11,360 | 65,456 | 57,772 |
| その他 | 3,193 | 1,331 | 382 | - | 4,142 | - |
| 無形固定資産計 | 903,577 | 66,344 | 1,670 (510) | 38,172 | 968,251 | 839,696 |
(注)1. 当期首残高及び当期末残高は、取得価額により記載しております。
2. 当期増加額のうち主なものは、次のとおりであります。
| 建物 建物 建物 構築物 構築物 器具及び備品 建設仮勘定 | 鹿児島 鹿児島 鹿児島 鹿児島 鹿児島 鹿児島 鹿児島 | アグリカルチャー事業の施設 安全性研究所の施設 ホテルの施設 安全性研究所の設備等 ホテルの設備 安全性研究所の試験設備等 地熱発電設備等 | 136,330千円 45,202千円 97,470千円 21,052千円 88,443千円 187,213千円 114,150千円 |
3. 当期減少額のうち( )内は内書きで減損損失の計上額であります。
【引当金明細表】
| 科目 | 当期首残高 (千円) | 当期増加額 (千円) | 当期減少額 (千円) | 当期末残高 (千円) |
| 貸倒引当金(短期) | 1,039 | 976 | 1,039 | 976 |
| 貸倒引当金(長期) | 444,322 | 95,100 | 84,226 | 455,196 |
| 計 | 445,362 | 96,076 | 85,266 | 456,172 |
(2)【主な資産及び負債の内容】
連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。
(3)【その他】
該当事項はありません。
第6【提出会社の株式事務の概要】
| 事業年度 | 4月1日から3月31日まで |
| 定時株主総会 | 6月中 |
| 基準日 | 3月31日 |
| 剰余金の配当の基準日 | 9月30日、3月31日 |
| 1単元の株式数 | 100株 |
| 単元未満株式(注)1の買取り・売渡し | |
| 取扱場所 | (特別口座) 東京都中央区八重洲一丁目2番1号 みずほ信託銀行株式会社 本店証券代行部 |
| 株主名簿管理人 | (特別口座) 東京都中央区八重洲一丁目2番1号 みずほ信託銀行株式会社 |
| 取次所 | ――――――――― |
| 買取・売渡手数料 | 株式の売買の委託に係る手数料相当額として別途定める金額 |
| 公告掲載方法 | 電子公告(注)2 |
| 株主に対する特典 | 該当事項はありません。 |
(注) 1 当会社の株主は、その有する単元未満株式について、次に掲げる権利以外の権利を行使することができない。
(1) 会社法第189条第2項各号に掲げる権利
(2) 会社法第166条第1項の規定による請求をする権利
(3) 株主の有する株式数に応じて募集様式の割当て及び募集新株予約権の割当てを受ける権利
(4) 株主の有する単元未満株式の数と併せて単元株式数となる数の株式を売り渡すことを請求する権利
2 事故その他やむを得ない事由によって電子公告による公告をすることができない場合は、日本経済新聞に掲載して行うことといたします。
なお、電子公告は当社のホームページに掲載しており、そのアドレスは次のとおりであります。
第7【提出会社の参考情報】
1【提出会社の親会社等の情報】
当社には、親会社等はありません。
2【その他の参考情報】
当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。
| (1) | 有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書 事業年度 (第47期) (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 2020年6月26日 関東財務局長に提出 | |
| (2) | 内部統制報告書及びその添付書類 事業年度(第47期) (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 2020年6月26日 関東財務局長に提出 | |
| (3) | 四半期報告書及び確認書 2020(第48期第1四半期) (自 2020年4月1日 至 2020年6月30日) 2020(第48期第2四半期) (自 2020年7月1日 至 2020年9月30日) 2020(第48期第3四半期) (自 2020年10月1日 至 2020年12月31日) | 2020年8月7日 関東財務局長に提出 2020年11月6日 関東財務局長に提出 2021年2月5日 関東財務局長に提出 | |
| (4) | 臨時報告書 金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2の規定に基づく臨時報告書 | 2020年6月24日 関東財務局長に提出 | |
| (5) | 臨時報告書の訂正報告書 上記(4)の臨時報告書の訂正報告書 | 2020年10月16日 関東財務局長に提出 | |
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
| 独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書 |
| 2021年6月29日 | |||
| 株式会社新日本科学 | |||
| 取締役会 御中 | |||
| 有限責任 あずさ監査法人 | ||
| 福岡事務所 |
| 指定有限責任社員 業務執行社員 | 公認会計士 | 阿部 與直 ㊞ |
| 指定有限責任社員 業務執行社員 | 公認会計士 | 三浦 勝 ㊞ |
| 指定有限責任社員 業務執行社員 | 公認会計士 | 三好 亨 ㊞ |
<財務諸表監査>
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社新日本科学の2020年4月1日から2021年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社新日本科学及び連結子会社の2021年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項
監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
| メディポリス事業及びその他事業における固定資産の減損損失の認識の要否に関する判断の妥当性 | |||||||||||||||||||||
| 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 | 監査上の対応 | ||||||||||||||||||||
| 株式会社新日本科学の当連結会計年度の連結貸借対照表において、株式会社新日本科学のメディポリス事業におけるホテル事業、その他事業におけるアグリカルチャー事業に関して以下の資産が計上されており、これらの合計金額は465,096千円である。 事業 帳簿価額 ホテル事業 273,164千円 アグリカルチャー事業 191,932千円 固定資産は、原則として事業の区分を基に、概ね独立したキャッシュ・フローを生み出す最小の単位にて資産のグルーピングを行っており、資産グループごとに、減損の兆候の有無を判定している。減損の兆候があると認められる場合には、資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することによって減損損失の認識の要否を判定する必要がある。判定の結果、減損損失の認識が必要と判定された場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、帳簿価額の減少額は減損損失として認識される。 これらの事業においては、以下のとおり減損の兆候が認められている。 ホテル事業 継続的な営業損益のマイナス アグリカルチャー事業 事業の立上げ期であり継続的に営業損益がマイナス、かつ実際のマイナスが当初計画で予定されていたマイナスよりも下方に乖離 このため、当連結会計年度において減損損失の認識の要否の判定を行っており、見積もられた割引前将来キャッシュ・フローの総額が資産グループの帳簿価額を上回ったことから、減損損失の認識は不要と判断されている。当該判定に用いられる将来キャッシュ・フローの見積りは、経営者が作成した時点で予測可能な将来計画を基礎として行われるが、割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を上回ると判断した事業は以下を前提としており、その予測には高い不確実性を伴い、これらの経営者による判断が将来キャッシュ・フローの見積りに重要な影響を及ぼす。 ホテル事業 宿泊客数の増加及び宿泊単価の確保 アグリカルチャー事業 販売数量の拡大 以上から、当監査法人は、株式会社新日本科学のメディポリス事業及びその他事業における固定資産の減損損失の認識の要否に関する判断の妥当性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、「監査上の主要な検討事項」に該当すると判断した。 | 事業 | 帳簿価額 | ホテル事業 | 273,164千円 | アグリカルチャー事業 | 191,932千円 | ホテル事業 | 継続的な営業損益のマイナス | アグリカルチャー事業 | 事業の立上げ期であり継続的に営業損益がマイナス、かつ実際のマイナスが当初計画で予定されていたマイナスよりも下方に乖離 | ホテル事業 | 宿泊客数の増加及び宿泊単価の確保 | アグリカルチャー事業 | 販売数量の拡大 | 当監査法人は、株式会社新日本科学のメディポリス事業及びその他事業の固定資産の減損の損失の認識の要否に関する判断の妥当性を評価するため、主に以下の監査手続を実施した。 (1) 内部統制の評価 固定資産の減損の認識の要否判定に関連する内部統制の整備及び運用状況の有効性を評価した。評価にあたっては、特に減損損失の認識の要否の判定に用いられる将来キャッシュ・フローの見積り(その基礎となる将来計画を含む)に関する統制に焦点を当てた。 (2) 将来キャッシュ・フローの見積りの合理性の評価 将来キャッシュ・フローの見積りの基礎となる将来計画に含まれる経営者が採用した仮定の合理性を評価するため、その根拠について経営者等に質問するとともに、主に以下の手続を実施した。 ● 各資産グループの将来計画と経営者によって承認された次年度の予算及び中期経営計画との整合性を検討した。加えて、過年度における各資産グループの予算及び中期経営計画とそれらの実績を比較し、計画の達成状況を把握するとともに、計画値と実績値の乖離の原因を検討し、将来計画の見積りの精度を評価した。 ● ホテル事業の将来計画の見積りにおいて、宿泊客数の増加及び宿泊単価の確保の実現可能性について、経営者等に質問するとともに、外部調査機関の調査結果に基づく、ホテル市場の需要予測及び過去の宿泊実績に照らして、将来計画の合理性を評価した。 ● アグリカルチャー事業の将来計画の見積りにおいて、販売数量の拡大の実現可能性について、経営者等に質問するとともに、顧客との交渉の記録及び社内の検討会議資料を閲覧し、将来計画の合理性を評価した。 ● 各資産グループの将来計画に対する一定の不確実性を織り込んだ場合の将来キャッシュ・フローが減損損失の認識の要否の判定に与える影響について検討した。 | ||||||
| 事業 | 帳簿価額 | ||||||||||||||||||||
| ホテル事業 | 273,164千円 | ||||||||||||||||||||
| アグリカルチャー事業 | 191,932千円 | ||||||||||||||||||||
| ホテル事業 | 継続的な営業損益のマイナス | ||||||||||||||||||||
| アグリカルチャー事業 | 事業の立上げ期であり継続的に営業損益がマイナス、かつ実際のマイナスが当初計画で予定されていたマイナスよりも下方に乖離 | ||||||||||||||||||||
| ホテル事業 | 宿泊客数の増加及び宿泊単価の確保 | ||||||||||||||||||||
| アグリカルチャー事業 | 販売数量の拡大 | ||||||||||||||||||||
連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
連結財務諸表監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
・連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
<内部統制監査>
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、株式会社新日本科学の2021年3月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。
当監査法人は、株式会社新日本科学が2021年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
内部統制報告書に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。
なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。
内部統制監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。
・財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。
・内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、内部統制報告書の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
| ※ 1.上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は有価証券報告書提出会社が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |
| 独立監査人の監査報告書 |
| 2021年6月29日 | |||
| 株式会社新日本科学 | |||
| 取締役会 御中 | |||
| 有限責任 あずさ監査法人 | ||
| 福岡事務所 |
| 指定有限責任社員 業務執行社員 | 公認会計士 | 阿部 與直 ㊞ |
| 指定有限責任社員 業務執行社員 | 公認会計士 | 三浦 勝 ㊞ |
| 指定有限責任社員 業務執行社員 | 公認会計士 | 三好 亨 ㊞ |
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社新日本科学の2020年4月1日から2021年3月31日までの第48期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社新日本科学の2021年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項
監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
| メディポリス事業及びその他事業における固定資産の減損損失の認識の要否に関する判断の妥当性 |
| 個別財務諸表の監査報告書で記載すべき監査上の主要な検討事項「メディポリス事業及びその他事業における固定資産の減損損失の認識の要否に関する判断の妥当性」は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項「メディポリス事業及びその他事業における固定資産の減損損失の認識の要否に関する判断の妥当性」と実質的に同一の内容である。このため、個別財務諸表の監査報告書では、これに関する記載を省略する。 |
財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
財務諸表監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
| ※ 1.上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は有価証券報告書提出会社が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |