| 【表紙】 | |
|---|---|
| 【提出書類】 | 有価証券報告書 |
| 【根拠条文】 | 金融商品取引法第24条第1項 |
| 【提出先】 | 関東財務局長 |
| 【提出日】 | 2021年6月23日 |
| 【事業年度】 | 第140期(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) |
| 【会社名】 | 住友化学株式会社 |
| 【英訳名】 | SUMITOMO CHEMICAL COMPANY, LIMITED |
| 【代表者の役職氏名】 | 代表取締役社長 岩 田 圭 一 |
| 【本店の所在の場所】 | 東京都中央区新川二丁目27番1号 |
| 【電話番号】 | 03(5543)5160 |
| 【事務連絡者氏名】 | 経理部長 丹 昌 敏 |
| 【最寄りの連絡場所】 | 東京都中央区新川二丁目27番1号 |
| 【電話番号】 | 03(5543)5160 |
| 【事務連絡者氏名】 | 経理部長 丹 昌 敏 |
| 【縦覧に供する場所】 | 株式会社東京証券取引所(東京都中央区日本橋兜町2番1号) |
第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
(1) 連結経営指標等
| 回次 | 国際会計基準 | |||||
| 第136期 | 第137期 | 第138期 | 第139期 | 第140期 | ||
| 決算年月 | 2017年3月 | 2018年3月 | 2019年3月 | 2020年3月 | 2021年3月 | |
| 売上収益 | (百万円) | 1,939,069 | 2,190,509 | 2,318,572 | 2,225,804 | 2,286,978 |
| 税引前利益 | (百万円) | 122,338 | 240,811 | 188,370 | 130,480 | 137,803 |
| 当期利益 | (百万円) | 109,100 | 178,158 | 152,466 | 54,399 | 68,074 |
| 親会社の所有者に帰属する当期利益 | (百万円) | 76,540 | 133,768 | 117,992 | 30,926 | 46,043 |
| 当期包括利益 | (百万円) | 120,962 | 184,561 | 148,146 | △17,360 | 135,960 |
| 親会社の所有者に帰属する当期包括利益 | (百万円) | 88,258 | 142,421 | 110,448 | △39,081 | 108,727 |
| 親会社の所有者に帰属する持分 | (百万円) | 812,612 | 927,141 | 998,702 | 923,990 | 1,019,230 |
| 資産合計 | (百万円) | 2,878,193 | 3,068,685 | 3,171,618 | 3,654,087 | 3,990,254 |
| 1株当たり親会社所有者帰属持分 | (円) | 496.96 | 567.04 | 610.82 | 565.13 | 623.39 |
| 基本的1株当たり当期利益 | (円) | 46.81 | 81.81 | 72.17 | 18.91 | 28.16 |
| 希薄化後1株当たり当期利益 | (円) | 46.77 | 81.77 | 72.12 | - | - |
| 親会社所有者帰属持分比率 | (%) | 28.2 | 30.2 | 31.5 | 25.3 | 25.5 |
| 親会社所有者帰属持分当期利益率 | (%) | 9.8 | 15.4 | 12.3 | 3.2 | 4.7 |
| 株価収益率 | (倍) | 13.29 | 7.58 | 7.14 | 16.98 | 20.35 |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | (百万円) | 185,776 | 293,250 | 208,143 | 106,012 | 374,464 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | (百万円) | △205,697 | △154,520 | △180,837 | △499,670 | △177,389 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | (百万円) | △523 | △94,264 | △60,866 | 373,542 | △39,974 |
| 現金及び現金同等物の期末残高 | (百万円) | 193,295 | 231,929 | 201,678 | 180,648 | 360,918 |
| 従業員数 | (人) | 32,536 | 31,837 | 32,542 | 33,586 | 34,743 |
| 〔外、平均臨時雇用人員〕 | 〔3,054〕 | 〔3,992〕 | 〔3,842〕 | 〔3,867〕 | 〔3,905〕 | |
(注) 1 第137期より国際会計基準(以下「IFRS」という。)に基づいて連結財務諸表を作成しております。
2 売上収益には、消費税等は含まれておりません。
3 第137期において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、第136期については、暫定的な会計処理の確定による連結財務諸表の遡及修正を行っております。
4 第139期および第140期の希薄化後1株当たり当期利益については、潜在株式は存在するものの逆希薄化効果を有するため記載しておりません。
5 第140期において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、第139期については、暫定的な会計処理の確定による連結財務諸表の遡及修正を行っております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 7.企業結合」に記載しております。
| 回次 | 日本基準 | ||
| 第136期 | 第137期 | ||
| 決算年月 | 2017年3月 | 2018年3月 | |
| 売上高 | (百万円) | 1,954,283 | 2,216,978 |
| 経常利益 | (百万円) | 166,601 | 222,985 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | (百万円) | 85,466 | 126,039 |
| 包括利益 | (百万円) | 105,405 | 162,327 |
| 純資産額 | (百万円) | 1,162,494 | 1,275,836 |
| 総資産額 | (百万円) | 2,851,741 | 3,036,211 |
| 1株当たり純資産額 | (円) | 501.97 | 563.53 |
| 1株当たり当期純利益 | (円) | 52.30 | 77.13 |
| 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 | (円) | 52.27 | 77.09 |
| 自己資本比率 | (%) | 28.8 | 30.3 |
| 自己資本利益率 | (%) | 10.8 | 14.5 |
| 株価収益率 | (倍) | 11.89 | 8.04 |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | (百万円) | 187,446 | 288,445 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | (百万円) | △199,742 | △156,673 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | (百万円) | △8,122 | △88,090 |
| 現金及び現金同等物の期末残高 | (百万円) | 193,289 | 231,858 |
| 従業員数 | 32,536 | 31,837 | |
| 〔外、平均臨時雇用人員〕 | (人) | 〔3,054〕 | 〔3,992〕 |
(注) 1 第137期の諸数値については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査を受けておりません。
2 売上高には、消費税等は含まれておりません。
3 第137期において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、第136期については、暫定的な会計処理の確定による連結財務諸表の遡及修正を行っております。
(2) 提出会社の経営指標等
| 回次 | 第136期 | 第137期 | 第138期 | 第139期 | 第140期 | |
| 決算年月 | 2017年3月 | 2018年3月 | 2019年3月 | 2020年3月 | 2021年3月 | |
| 売上高 | (百万円) | 650,857 | 708,362 | 723,619 | 678,436 | 645,996 |
| 経常利益 | (百万円) | 57,958 | 75,873 | 73,676 | 28,869 | 38,089 |
| 当期純利益 | (百万円) | 36,853 | 55,842 | 66,965 | 22,784 | 41,719 |
| 資本金 | (百万円) | 89,699 | 89,699 | 89,699 | 89,699 | 89,699 |
| 発行済株式総数 | (千株) | 1,655,446 | 1,655,446 | 1,655,446 | 1,655,446 | 1,655,446 |
| 純資産額 | (百万円) | 295,243 | 327,150 | 350,301 | 315,477 | 346,234 |
| 総資産額 | (百万円) | 1,373,869 | 1,455,987 | 1,496,440 | 1,577,151 | 1,729,678 |
| 1株当たり純資産額 | (円) | 180.56 | 200.08 | 214.25 | 192.95 | 211.77 |
| 1株当たり配当額 | 14 | 22 | 22 | 17 | 15 | |
| (内、1株当たり中間配当額) | (円) | (7) | (10) | (11) | (11) | (6) |
| 1株当たり当期純利益 | (円) | 22.54 | 34.15 | 40.96 | 13.94 | 25.52 |
| 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 | (円) | - | - | - | - | - |
| 自己資本比率 | (%) | 21.5 | 22.5 | 23.4 | 20.0 | 20.0 |
| 自己資本利益率 | (%) | 12.6 | 17.9 | 19.8 | 6.8 | 12.6 |
| 株価収益率 | (倍) | 27.60 | 18.16 | 12.57 | 23.03 | 22.45 |
| 配当性向 | (%) | 62.1 | 64.4 | 53.7 | 122.0 | 58.8 |
| 従業員数 | 5,867 | 6,005 | 6,096 | 6,214 | 6,277 | |
| 〔外、平均臨時雇用人員〕 | (人) | 〔591〕 | 〔566〕 | 〔487〕 | 〔428〕 | 〔391〕 |
| 株主総利回り | (%) | 125.0 | 128.9 | 112.6 | 77.8 | 130.3 |
| (比較指標:配当込みTOPIX) | (%) | (114.7) | (132.9) | (126.2) | (114.2) | (162.3) |
| 最高株価 | (円) | 682 | 882 | 684 | 556 | 593 |
| 最低株価 | (円) | 396 | 574 | 485 | 267 | 285 |
(注) 1 売上高には、消費税等は含まれておりません。
2 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
3 最高・最低株価は、東京証券取引所市場第一部におけるものであります。
4 「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)を第138期の期首から適用しており、第137期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準を遡って適用した後の指標等となっております。
2 【沿革】
当社は1913年9月、住友総本店が現在の愛媛県新居浜市に肥料製造所を開設したのを事業の始めとし、1925年6月、株式会社住友肥料製造所として独立しました。
創業以来の主な推移を、年次別に示せば次のとおりであります。
| 年次 | 沿革 |
|---|---|
| 1925年6月 | 株式会社住友肥料製造所として独立新発足(現在の愛媛工場) |
| 1934年2月 | 商号を住友化学工業株式会社に改称 |
| 1944年7月 | 日本染料製造株式会社を合併して、染料、医薬品部門に進出(現在の大阪・大分工場) |
| 1946年2月 | 日新化学工業株式会社に商号変更 |
| 1949年5月 | 東京・大阪両証券取引所に株式上場 |
| 1949年12月 | 旧住友アルミニウム製錬株式会社(1934年6月設立、1949年8月解散)から全設備を譲り受け、アルミナからアルミニウムまでの一貫生産を開始 |
| 1952年8月 | 住友化学工業株式会社に商号復帰 |
| 1958年5月 | 愛媛工場においてエチレンおよび誘導品の生産を開始し、石油化学部門へ進出 |
| 1965年11月 | 中央研究所(高槻)を設置(2003年3月閉鎖) |
| 1965年11月 | 住友千葉化学工業株式会社を設立、石油化学コンビナートを整備(1975年1月同社を合併、現在の千葉工場) |
| 1971年7月 | 宝塚総合研究所(現在の健康・農業関連事業研究所)を設置し、医薬品、農薬部門の研究体制を強化 |
| 1976年7月 | 住友アルミニウム製錬株式会社を設立(1976年11月同社にアルミニウム事業を譲渡、なお、1986年12月同社解散) |
| 1978年1月 | 三沢工場の操業開始により、ピレスロイド系家庭用殺虫剤の生産体制を強化 |
| 1982年2月 | 当社が中心になり進めた日本とインドネシアの経済協力事業である「インドネシア・アサハン・アルミニウム」操業開始(2013年12月、インドネシア政府に株式譲渡) |
| 1983年1月 | 愛媛工場のエチレンプラントおよび誘導品設備の一部を休止し、千葉工場へ生産集中 |
| 1984年2月 | 医薬品事業を独立した専業体制で運営するため稲畑産業株式会社との間で住友製薬株式会社を設立(1984年10月同社に医薬品事業を譲渡、同社営業開始) |
| 1984年3月 | 当社が中心になり進めた日本とシンガポールの経済協力事業である「シンガポール石油化学コンビナート(ペトロケミカル コーポレーション オブ シンガポール(プライベート)リミテッドおよびザ ポリオレフィン カンパニー(シンガポール)プライベート リミテッドほか)」操業開始(1997年4月、第2期増強設備操業開始) |
| 1988年4月 | 米国における農薬の開発・販売を目的に米国シェブロン・ケミカル社との間でベーラントU.S.A. コーポレーション(現在のベーラントU.S.A. LLC)を設立(1991年9月同社を100%子会社化) |
| 1988年6月 | 生物環境科学研究所を宝塚総合研究所から分離し、農薬等の安全性評価の研究体制を強化 |
| 1989年3月 | 筑波研究所(現在の先端材料開発研究所)を設置し、新素材の研究体制を強化 |
| 1994年4月 | 基礎化学、石油化学、精密化学および農業化学の4事業部門ごとに、生産、販売、研究を一元化した組織に再編成 |
| 1998年12月 | 当社が中心になり進めたシンガポールでの「アクリル酸・MMAプロジェクト(現在のスミトモ ケミカル アジア プライベート リミテッドほか)」操業開始 |
| 2000年1月 | ベーラント バイオサイエンス コーポレーション(現在のベーラント バイオサイエンス LLC)を設立(1999年12月)し、米国アボット ラボラトリーズ社から生物農薬関連事業を買収 |
| 2001年5月 | フランスのアベンティス社(現在のサノフィ社)から家庭用殺虫剤関連事業を買収 |
| 2001年10月 | 情報電子関連事業を一層強化、育成するため、情報電子化学部門を新設 |
| 2002年11月 | 住化武田農薬株式会社が、武田薬品工業株式会社から農薬関連事業を譲り受け、営業を開始 |
| 2003年3月 | 韓国の東友エスティーアイ株式会社(現在の東友ファインケム株式会社)で液晶ディスプレイ用カラーフィルター大型生産設備の操業開始 |
| 2004年10月 | 商号を住友化学株式会社に、本店所在地を東京都中央区新川二丁目27番1号に変更 |
| 2005年10月 | 住友製薬株式会社と大日本製薬株式会社が合併し、大日本住友製薬株式会社が発足 |
| 2007年11月 | 住化武田農薬株式会社を吸収合併 |
| 2009年4月 | 当社とサウジ・アラムコ社が共同で建設したラービグ(サウジアラビア)における石油精製・石油化学統合コンプレックスの基幹プラントであるエタンクラッカーが操業開始 |
| 2009年10月 | 大日本住友製薬株式会社が米国セプラコール インコーポレーテッド(現在のサノビオン ファーマシューティカルズ インコーポレーテッド)を買収 |
| 2011年4月 | 精密化学部門を廃止・再編、農業化学部門を健康・農業関連事業部門へ改称 |
| 2015年4月 | 基礎化学部門、石油化学部門を再編、石油化学部門とエネルギー・機能材料部門へ改組 |
| 2018年1月 | バイオサイエンス研究所を設置し、同研究所に大日本住友製薬株式会社のゲノム科学研究所の研究機能を移管 |
| 2019年12月 | 大日本住友製薬株式会社が欧州ロイバント社と戦略的提携 |
| 2020年4月 | 豪州大手農薬会社ニューファーム社の南米グループ会社4社を買収 |
3 【事業の内容】
住友化学グループは、当社および関係会社313社から構成され、その主な事業内容と当社および主な関係会社の当該事業における位置付けおよびセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。
(1) 石油化学 当部門においては、石油化学品、無機薬品、合繊原料、有機薬品、合成樹脂、メタアクリル、合成樹脂加工製品等の製造・販売を行っております。
[主な関係会社]
日本シンガポール石油化学㈱、ペトロケミカル コーポレーション オブ シンガポール(プライベート)リミテッド、ザ ポリオレフィン カンパニー(シンガポール)プライベート リミテッド、ラービグ リファイニング アンド ペトロケミカル カンパニー、スミトモ ケミカル アメリカ インコーポレーテッド、スミカ ポリマーズ アメリカ コーポレーション、シェブロン フィリップス シンガポール ケミカルズ(プライベート)リミテッド、スミトモ ケミカル アジア プライベート リミテッド
(2) エネルギー・機能材料 当部門においては、アルミナ製品、アルミニウム、化成品、添加剤、染料、合成ゴム、エンジニアリングプラスチックス、電池部材等の製造・販売を行っております。
[主な関係会社]
㈱田中化学研究所、広栄化学㈱、田岡化学工業㈱、SSLM㈱
(3) 情報電子化学 当部門においては、光学製品、半導体プロセス材料、化合物半導体材料、タッチセンサーパネル等の製造・販売を行っております。
[主な関係会社]
東友ファインケム㈱、住化電子材料科技(無錫)有限公司、住華科技股份有限公司、旭友電子材料科技(無錫)有限公司
(4) 健康・農業関連事業 当部門においては、農薬、肥料、農業資材、家庭用・防疫用殺虫剤、熱帯感染症対策資材、飼料添加物、医薬化学品等の製造・販売を行っております。
[主な関係会社]
ベーラント U.S.A. LLC、ベーラント バイオサイエンス LLC、スミトモ ケミカル ド ブラジル Representações Ltda、スミトモ ケミカル ブラジル インダストリア キミカ S.A.、スミトモ ケミカル チリ S.A.、スミトモ ケミカル インディア リミテッド
(5) 医薬品 当部門においては、医療用医薬品、放射性診断薬等の製造・販売を行っております。
[主な関係会社]
大日本住友製薬㈱、スミトモ ダイニッポン ファーマ アメリカ インコーポレーテッド、サノビオン ファーマシューティカルズ インコーポレーテッド、スミトモ ダイニッポン ファーマ オンコロジー インコーポレーテッド、スミトバント バイオファーマ リミテッド、マイオバント サイエンシズ リミテッド、マイオバント サイエンシズ インコーポレーテッド、マイオバント サイエンシズ GmbH、ユーロバント サイエンシズ リミテッド、ユーロバント ホールディングス リミテッド、ユーロバント サイエンシズ GmbH、エンジバント セラピューティクス リミテッド、エンジバント セラピューティクス ゼネラル リミテッド、エンジバント セラピューティクス ホールディングス リミテッド、エンジバント セラピューティクス GmbH、アルタバント サイエンシズ リミテッド、アルタバント サイエンシズ ホールディングス リミテッド、アルタバント サイエンシズ GmbH
(6) その他 上記5部門以外に、電力・蒸気の供給、化学産業設備の設計・工事監督、運送・倉庫業務、物性分析・環境分析業務等を行っております。
[主な関係会社]
住友ベークライト㈱、住友精化㈱、稲畑産業㈱、神東塗料㈱
4 【関係会社の状況】
(1) 子会社
| 会社名 | 住所 | 資本金(百万円) | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合(%) | 関係内容 |
|---|---|---|---|---|---|
| スミトモ ケミカル アメリカ インコーポレーテッド | 米国ニューヨーク州ニューヨーク市 | 千米ドル510,092 | 米国における関係会社に対する投資ならびに化学製品の販売 | 100.00 | ①役員の兼任等兼任1②営業上の取引当社は同社に製品を販売しております。 |
| ベーラント U.S.A. LLC | 米国カリフォルニア州サン・ラモン市 | 千米ドル242,574 | 農薬等の開発・販売 | 100.00 (100.00) | ①役員の兼任等兼任4 出向1②営業上の取引当社は同社に製品を販売しております。また、当社は同社から製品を購入しております。③資金援助当社は同社に債務保証を行っております。 |
| ベーラント バイオサイエンス LLC | 米国イリノイ州リバティービル市 | 千米ドル129,344 | バイオラショナルの研究・開発・製造・販売 | 100.00 (100.00) | ①役員の兼任等兼任5②資金援助当社は同社に債務保証を行っております。 |
| スミカ ポリマーズ アメリカ コーポレーション | 米国ニューヨーク州ニューヨーク市 | 千米ドル222,544 | - | 100.00 (100.00) | ①役員の兼任等無 |
| スミトモ ケミカル ド ブラジルRepresentações Ltda | ブラジル連邦共和国サンパウロ州 | 千レアル2,320,990 | 農薬、飼料添加物、生活環境関連製品の開発・普及・販売 | 100.00 | ①役員の兼任等無②営業上の取引当社は同社に製品を販売しております。 |
| スミトモ ケミカル ブラジル インダストリア キミカ S.A. | ブラジル連邦共和国セアラ―州 | 千レアル793,289 | 農薬の製造販売 | 100.00 (100.00) | ①役員の兼任等兼任2②資金援助当社は同社に債務保証を行っております。 |
| CDT ホールディングスリミテッド | 英国 ケンブリッジシャー州 | 千ポンド187,511 | ケンブリッジ ディスプレイ テクノロジー リミテッドに対する投資 | 100.00 | ①役員の兼任等兼任3 出向1 |
| ケンブリッジ ディスプレイ テクノロジー リミテッド | 英国 ケンブリッジシャー州 | 千ポンド183,716 | 高分子有機EL材料およびデバイスの研究開発・ライセンス | 100.00 (100.00) | ①役員の兼任等兼任3 出向1 |
| 東友ファインケム(株) | 大韓民国ピョンタク市 | 百万ウォン285,298 | 半導体・ディスプレイ用プロセスケミカル、光学機能性フィルムおよびタッチセンサーパネルなどの製造・販売 | 100.00 | ①役員の兼任等兼任3②営業上の取引当社は同社に製品を販売するとともに技術供与を行っております。また、当社は同社から製品を購入しております。 |
| SSLM(株) | 大韓民国テグ市 | 百万ウォン280,000 | 耐熱セパレータの製造・販売 | 100.00 | ①役員の兼任等兼任2②資金援助当社は同社に債務保証を行っております。 |
| 会社名 | 住所 | 資本金(百万円) | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合(%) | 関係内容 |
|---|---|---|---|---|---|
| 日本シンガポール石油化学(株) | 東京都中央区 | 23,877 | ペトロケミカル コーポレーション オブ シンガポール(プライベート)リミテッドに対する投資 | 79.67 | ①役員の兼任等兼任4 |
| 大日本住友製薬(株) | 大阪市中央区 | 22,400 | 医療用医薬品の製造・販売 | 51.78 | ①役員の兼任等無②営業上の取引当社は同社に製品を販売するとともに用役を供給しております。③設備の賃貸借当社は同社に工場用地を賃貸しております。④資金援助当社は同社から資金を借入れております。 |
| スミトモ ダイニッポン ファーマ アメリカ インコーポレーテッド | 米国マサチューセッツ州マールボロ | 千米ドル2,170,480 | 米国における関係会社に対する投資 | 100.00 (100.00) | ①役員の兼任等無 |
| サノビオン ファーマシューティカルズ インコーポレーテッド | 米国マサチューセッツ州マールボロ | 千米ドル1,710,032 | 医療用医薬品の製造・販売 | 100.00 (100.00) | ①役員の兼任等無 |
| スミトモ ダイニッポン ファーマ オンコロジー インコーポレーテッド | 米国マサチューセッツ州ケンブリッジ | 千米ドル380,484 | 医療用医薬品の研究・開発 | 100.00 (100.00) | ①役員の兼任等無 |
| スミトバント バイオファーマ リミテッド | 英国ロンドン | 千米ドル506,115 | 医療用医薬品の研究・開発を行う関係会社に対する投資 | 100.00 (100.00) | ①役員の兼任等無 |
| マイオバント サイエンシズ リミテッド | 英国ロンドン | 千米ドル623,067 | 医療用医薬品の研究・開発を行う関係会社に対する投資 | 53.45 (53.45) | ①役員の兼任等無 |
| マイオバント サイエンシズ インコーポレーテッド | 米国カリフォルニア州ブリズベーン | 千米ドル83,713 | 医療用医薬品の研究・開発 | 100.00(100.00) | ①役員の兼任等無 |
| マイオバント サイエンシズ GmbH | スイス連邦バーゼル | 千米ドル648,225 | 医療用医薬品の研究・開発 | 100.00(100.00) | ①役員の兼任等無 |
| ユーロバント サイエンシズ リミテッド | 英国ロンドン | 千米ドル312,559 | 医療用医薬品の研究・開発を行う関係会社に対する投資 | 100.00(100.00) | ①役員の兼任等無 |
| ユーロバント ホールディングス リミテッド | 英国ロンドン | 千米ドル534,360 | 医療用医薬品の研究・開発を行う関係会社に対する投資 | 100.00(100.00) | ①役員の兼任等無 |
| ユーロバント サイエンシズ GmbH | スイス連邦バーゼル | 千米ドル538,431 | 医療用医薬品の研究・開発 | 100.00(100.00) | ①役員の兼任等無 |
| エンジバント セラピューティクス リミテッド | 英国ロンドン | 千米ドル179,925 | 医療用医薬品の研究・開発を行う関係会社に対する投資 | 100.00(100.00) | ①役員の兼任等無 |
| エンジバント セラピューティクス ゼネラル リミテッド | 英国ロンドン | 千米ドル161,405 | 医療用医薬品の研究・開発を行う関係会社に対する投資 | 100.00(100.00) | ①役員の兼任等無 |
| エンジバント セラピューティクス ホールディングス リミテッド | 英国ロンドン | 千米ドル153,190 | 医療用医薬品の研究・開発を行う関係会社に対する投資 | 100.00 (100.00) | ①役員の兼任等無 |
| エンジバント セラピューティクス GmbH | スイス連邦バーゼル | 千米ドル119,890 | 医療用医薬品の研究・開発 | 100.00(100.00) | ①役員の兼任等無 |
| 会社名 | 住所 | 資本金(百万円) | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合(%) | 関係内容 |
|---|---|---|---|---|---|
| アルタバント サイエンシズ リミテッド | 英国ロンドン | 千米ドル81,614 | 医療用医薬品の研究・開発を行う関係会社に対する投資 | 100.00(100.00) | ①役員の兼任等無 |
| アルタバント サイエンシズ ホールディングス リミテッド | 英国ロンドン | 千米ドル81,354 | 医療用医薬品の研究・開発を行う関係会社に対する投資 | 100.00(100.00) | ①役員の兼任等無 |
| アルタバント サイエンシズ GmbH | スイス連邦バーゼル | 千スイスフラン77,777 | 医療用医薬品の研究・開発 | 100.00(100.00) | ①役員の兼任等無 |
| 旭友電子材料科技(無錫)有限公司 | 中華人民共和国江蘇省無錫市 | 千人民元1,115,757 | 光学機能性フィルムの製造・販売 | 98.00 (55.00) | ①役員の兼任等兼任4②営業上の取引当社は同社に製品を販売するとともに技術供与を行っております。③資金援助当社は同社に債務保証を行っております。 |
| 住化電子材料科技(無錫)有限公司 | 中華人民共和国江蘇省無錫市 | 千人民元1,276,517 | 光学機能性フィルムの加工・販売 | 100.00 (10.00) | ①役員の兼任等兼任4 出向1②営業上の取引当社は同社に製品を販売しております。また、当社は同社から製品を購入しております。 |
| 住華科技股份有限公司 | 台湾台南市 | 百万台湾ドル4,417 | 光学機能性フィルム原反および加工品の製造・販売 | 84.96 | ①役員の兼任等兼任2 出向1②営業上の取引当社は同社に製品を販売しております。③資金援助当社は同社に債務保証を行っております。 |
| スミトモ ケミカル アジア プライベート リミテッド | シンガポール共和国 | 千米ドル150,565 | 石油化学製品等の製造・販売ならびに東南アジア・インド・オセアニア地域における住友化学グループの統括 | 100.00 | ①役員の兼任等兼任4 出向5②営業上の取引当社は同社に製品を販売するとともに同社の関係会社に技術供与を行っております。また、当社は同社から製品を購入しております。③資金援助当社は同社に債務保証を行っております。 |
| ザ ポリオレフィン カンパニー(シンガポール) プライベート リミテッド | シンガポール共和国 | 千米ドル51,690 | 低密度ポリエチレンおよびポリプロピレンの製造・販売 | 70.00 (70.00) | ①役員の兼任等兼任1 出向2②営業上の取引当社は同社に製品を販売するとともに技術供与を行っております。また、当社は同社から製品を購入しております。 |
| スミトモ ケミカル チリ S.A. | チリ共和国サンティアゴ市 | 千米ドル86,358 | 農薬、飼料添加物の販売等 | 100.00 | ①役員の兼任等兼任1 出向1②営業上の取引当社は同社に製品を販売しております。③資金援助当社は同社に債務保証を行っております。 |
| 会社名 | 住所 | 資本金(百万円) | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合(%) | 関係内容 |
|---|
| (株)田中化学研究所 | 福井県福井市 | 9,155 | 二次電池用正極材料および正極材料中間体等の製造・販売 | 50.45 | ①役員の兼任等兼任1 出向2 |
|---|---|---|---|---|---|
| スミトモ ケミカル インディア リミテッド | インド共和国ムンバイ市 | 千ルピー2,745,881 | 農薬、生活環境関連製品、飼料添加物の開発、販売および農薬の製造 | 75.00 | ①役員の兼任等兼任2②営業上の取引当社は同社に製品を販売しております。 |
| 広栄化学(株) | 東京都中央区 | 2,343 | 化成品類および医農薬中間体等の製造・販売 | 56.34 (0.45) | ①役員の兼任等兼任1②営業上の取引当社は同社に原材料、用役を供給しております。③設備の賃貸借当社は同社に工場用地を賃貸しております。 |
| 田岡化学工業(株) | 大阪市淀川区 | 1,572 | 染料、医農薬中間体、機能性材料等の製造・販売 | 51.56 (0.78) | ①役員の兼任等兼任1②営業上の取引当社は同社から製品を購入しております。③設備の賃貸借当社は同社に工場用地を賃貸しております。 |
| その他221社 | ― | ― | ― | ― | ― |
|---|
(注)1 「議決権の所有割合」欄の(内数)は間接所有を示しております。
2 上記会社のうち、スミトモ ケミカル アメリカ インコーポレーテッド、ベーラント U.S.A. LLC、ベーラント バイオサイエンス LLC、スミカ ポリマーズ アメリカ コーポレーション、CDT ホールディングス リミテッド、ケンブリッジ ディスプレイ テクノロジー リミテッド、東友ファインケム㈱、SSLM㈱、日本シンガポール石油化学㈱、大日本住友製薬㈱、スミトモ ダイニッポン ファーマ アメリカ インコーポレーテッド、サノビオン ファーマシューティカルズ インコーポレーテッド、スミトモ ダイニッポン ファーマ オンコロジー インコーポレーテッド、旭友電子材料科技(無錫)有限公司、住化電子材料科技(無錫)有限公司、住華科技股份有限公司、スミトモ ケミカル アジア プライベート リミテッド、ザ ポリオレフィン カンパニー(シンガポール)プライベート リミテッド、スミトバント バイオファーマ リミテッド、マイオバント サイエンシズ リミテッド、マイオバント サイエンシズ インコーポレーテッド、マイオバント サイエンシズ GmbH、ユーロバント サイエンシズ リミテッド、ユーロバント ホールディングス リミテッド、ユーロバント サイエンシズ GmbH、エンジバント セラピューティクス リミテッド、エンジバント セラピューティクス ゼネラル リミテッド、エンジバント セラピューティクス ホールディングス リミテッド、エンジバント セラピューティクス GmbH、アルタバント サイエンシズ リミテッド、アルタバント サイエンシズ ホールディングス リミテッド、アルタバント サイエンシズ GmbH、スミトモ ケミカル ド ブラジル Representações Ltda、スミトモ ケミカル ブラジル インダストリア キミカ S.A.およびスミトモ ケミカル チリ S.A.が特定子会社に該当しております。
3 上記会社のうち、大日本住友製薬㈱、㈱田中化学研究所、広栄化学㈱および田岡化学工業㈱は有価証券報告書提出会社であります。
4 スミトモ ケミカル アメリカ インコーポレーテッド、CDT ホールディングス リミテッド、ケンブリッジ ディスプレイ テクノロジー リミテッド、スミトモ ダイニッポン ファーマ アメリカ インコーポレーテッド、サノビオン ファーマシューティカルズ インコーポレーテッド、スミトモ ダイニッポン ファーマ オンコロジー インコーポレーテッド、スミトバント バイオファーマ リミテッド、マイオバント サイエンシズ リミテッド、マイオバント サイエンシズ インコーポレーテッド、マイオバント サイエンシズ GmbH、ユーロバント サイエンシズ リミテッド、ユーロバント ホールディングス リミテッド、ユーロバント サイエンシズ GmbH、エンジバント セラピューティクス リミテッド、エンジバント セラピューティクス ゼネラル リミテッド、エンジバント セラピューティクス ホールディングス リミテッド、エンジバント セラピューティクス GmbH、アルタバント サイエンシズ リミテッド、アルタバント サイエンシズ ホールディングス リミテッドおよびアルタバント サイエンシズ GmbHの資本金については、払込資本を記載しております。
5 スミカ ポリマーズ アメリカ コーポレーションは、解散したフィリップス スミカ ポリプロピレン カンパニーに対する投資を行っておりました。
6 前連結会計年度記載のマイオバント ホールディングス リミテッドは、重要性が低下したため重要な子会社から除外いたしました。
7 2020年7月1日付で、ボストン バイオメディカル インコーポレーテッドは、スミトモ ダイニッポン ファーマ オンコロジー インコーポレーテッドに商号変更いたしました。
8 2020年10月1日付で、広栄化学工業株式会社は、広栄化学株式会社に商号変更いたしました。
9 当連結会計年度においてユーロバント サイエンシズ リミテッドを完全子会社化するために設立したTitan Ltd.は、ユーロバント サイエンシズ リミテッドを存続会社とする吸収合併により消滅しております。
10 「第1 企業の概況 4 関係会社の状況」はIFRSの開示要請に基づくものが含まれます。また、IFRSにより要求されている、関連するその他開示項目は「第5 経理の状況 連結注記 38.重要な子会社」に記載のとおりです。
11 サノビオン ファーマシューティカルズ インコーポレーテッドについては、売上収益(連結会社相互間の内部売上収益を除く)の連結売上収益に占める割合が10%を超えております。
主要な損益情報等 (1) 売上収益 274,972百万円
(2) 営業利益 13,026
(3) 当期利益 15,516
(4) 資本合計 160,130
(5) 資産合計 378,278
(2) 関連会社等
| 会社名 | 住所 | 資本金(百万円) | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合(%) | 関係内容 |
|---|---|---|---|---|---|
| ラービグ リファイニング アンド ペトロケミカル カンパニー | サウジアラビア王国ラービグ | 千サウジリアル8,760,000 | 石油製品および石油化学製品の製造・販売 | 37.50 | ①役員の兼任等兼任3②営業上の取引当社は同社に技術供与を行うとともに原材料を供給しております。③資金援助当社は同社の借入金に対し担保資産を提供するとともに同社に債務保証を行っております。また、当社は同社に資金の貸付を行っております。 |
| ペトロケミカル コーポレーション オブ シンガポール(プライベート)リミテッド | シンガポール共和国 | 千米ドル161,546 | エチレンおよびプロピレン等の製造・販売 | 50.00(50.00) | ①役員の兼任等兼任2 出向1 |
| 住友ベークライト(株) | 東京都品川区 | 37,143 | 半導体材料等の製造・販売 | 22.39 | ①役員の兼任等無②営業上の取引当社は同社に原材料を供給しております。 |
| シェブロン フィリップス シンガポール ケミカルズ(プライベート)リミテッド | シンガポール共和国 | 千シンガポールドル286,268 | 高密度ポリエチレンの製造・販売 | 20.00 | ①役員の兼任等兼任1 |
| 住友精化(株) | 兵庫県加古郡 | 9,698 | 化学製品等の製造・販売 | 30.71 (0.28) | ①役員の兼任等兼任1②営業上の取引当社は同社に原材料を供給しております。 |
| 稲畑産業(株) | 大阪市中央区 | 9,365 | 化学製品等の販売 | 22.88 | ①役員の兼任等無②営業上の取引当社は同社に製品の販売を委託しております。 |
| 神東塗料(株) | 兵庫県尼崎市 | 2,255 | 塗料等の製造・販売 | 45.20 (0.03) | ①役員の兼任等兼任2 |
| その他46社 | ― | ― | ― | ― | ― |
(注) 1 「議決権の所有割合」欄の(内数)は間接所有を示しております。
2 上記会社のうち、住友ベークライト㈱、住友精化㈱、稲畑産業㈱および神東塗料㈱は有価証券報告書提出会社であります。
3 関連会社等には、ジョイント・ベンチャー(共同支配企業)およびジョイント・オペレーション(共同支配事業)を含んでおります。
5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況
2021年3月31日現在
| セグメントの名称 | 従業員数(人) | |
| 石油化学 | 4,576 | (438) |
| エネルギー・機能材料 | 3,032 | (140) |
| 情報電子化学 | 7,982 | (1,669) |
| 健康・農業関連事業 | 7,473 | (958) |
| 医薬品 | 7,634 | (153) |
| その他 | 2,853 | (466) |
| 全社共通 | 1,193 | (81) |
| 合計 | 34,743 | (3,905) |
(注) 1 従業員には、嘱託、パートタイマー、派遣社員、連結会社外への出向者は含んでおりません。
2 従業員数欄の(外数)には、臨時従業員(嘱託、パートタイマー)の年間平均雇用人員を記載しております。
(2) 提出会社の状況
2021年3月31日現在
| 従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(円) | |
| 6,277 | (391) | 41.0 | 15.5 | 8,557,134 |
| セグメントの名称 | 従業員数(人) | |
|---|---|---|
| 石油化学 | 1,336 | (58) |
| エネルギー・機能材料 | 1,032 | (51) |
| 情報電子化学 | 730 | (52) |
| 健康・農業関連事業 | 2,015 | (150) |
| 医薬品 | 27 | (1) |
| 全社共通 | 1,137 | (79) |
| 合計 | 6,277 | (391) |
(注) 1 従業員数には、嘱託、パートタイマー、派遣社員、他の法人等への出向者は含んでおりません。
2 従業員数欄の(外数)には、臨時従業員(嘱託、パートタイマー)の年間平均雇用人員を記載しております。
3 平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含んでおります。
(3) 労働組合の状況
当社には、住友化学労働組合があり、その結成以来、終始よくその統制を保ちつつ今日まで健全に発展し、組合員の経済的地位の向上と企業の発展に寄与してきました。
2021年3月31日現在の上記従業員数に含まれる組合加入人員は4,052人です。
第2 【事業の状況】
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。なお、業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現時点で入手している情報や合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
(1) 住友化学の目指す姿
当社は、別子銅山の煙害という環境問題の克服と、農産物の増産をともに図ることから誕生した起源を持ち、創業以来100年以上にわたり、絶えざる技術革新と事業の変革を遂げながら、事業を通じて人々の豊かな生活を支えてまいりました。
住友には「自利利他公私一如」(住友の事業は、住友自身を利するとともに、国家を利し、かつ社会を利するものでなければならない)という言葉がありますが、当社はその事業精神を体現し、経済価値と社会価値を一体的に創出してまいりました。
2020年に入り、新型コロナウイルス感染症により全世界が大きな影響を受ける中、社会の様々な要請に応えられる化学産業の間口の広さ、社会インフラを支える役割がより明確になりました。また、サステナビリティ意識が高まり、世界的にカーボンニュートラルを目指す動きも加速する中で、その達成に必要とされる革新的な技術の担い手として、化学産業への期待が大きくなっています。
そのような環境下で、当社グループは環境負荷の低減や、食糧問題、ヘルスケア、ICTの技術革新等の社会課題に対し、事業を通じて貢献することで、当社グループの持続的な成長とサステナブルな社会の実現を目指します。
(2) 2019年度~2021年度中期経営計画
当社グループは、2019年度を初年度とする中期経営計画に取り組んでおります。本計画は、2013年度から取り組んでいる「Change & Innovation」の第3段階であり、「Change & Innovation 3.0 ~For a Sustainable Future~」をスローガンに掲げ、デジタル革新により生産性を飛躍的に向上させるとともに、イノベーションの加速に取り組みます。
この中期経営計画は、以下を基本方針としております。
① 次世代事業の創出加速
「環境負荷低減」「食糧」「ヘルスケア」「ICT」の4つを重点分野とし、サステナブルな社会の実現に向けた次世代技術の開発、新規事業の創出に取り組みます。その中でも、社会の気候変動問題に対する関心の広がりや、コロナ禍による人々の健康意識の高まりを受け、「環境負荷低減」と「ヘルスケア」の2分野には、特に注力してまいります。
② デジタル革新による生産性の向上
デジタル技術(AI・IoT)の活用により、研究開発・製造・サプライチェーン・営業・間接部門における飛躍的な生産性の向上に取り組みます。また、コロナ禍による世界でのデジタル革新の加速を受け、当社での取り組みについても計画を前倒して進めております。
③ 事業ポートフォリオの高度化
持続的な市場の成長が予想され、かつ技術を競争力の源泉として展開可能な事業に対し、集中的に経営資源を投入することで、事業ポートフォリオのさらなる高度化を進めます。
④ 強靭な財務体質の実現
規律ある運営によるコストと資産の統制により、強靭な財務体質を実現します。
これらの4点とともに、 ⑤持続的成長を支える人材の確保と育成・活用 ⑥コンプライアンスの徹底と安全・安定操業の継続に取り組みます。
各事業部門の戦略と取り組み
各事業部門における、本中期経営計画での主な取り組みは、以下のとおりであります。
(石油化学部門)
石油化学部門は、日本・シンガポール・サウジアラビアに製造拠点を有し、それぞれの拠点の強みを活かしたポリエチレン・ポリプロピレン・メタアクリルなどを製造し、自動車・家電・食品など幅広い産業に供給しております。
日本およびシンガポールの拠点では、顧客の要望を先取りした高付加価値製品を開発するとともに、高品質な製品を安定供給しております。このようにして、アジア市場の優良顧客と長年かけて培ってきた信頼関係は当社グループの大きな強みとなっております。また、サウジアラビアの拠点は安価な原燃料を活用し、コスト競争力のある製品を製造しております。
現在は、日本およびシンガポールでの高付加価値製品によるソリューション提供力の強化、サウジアラビアのプラントの安定稼働の継続を目指しております。
本中期経営計画においては、国内事業はグローバル展開の基盤として強化に取り組むほか、シンガポール事業はさらなる収益力強化を行います。また、ラービグ第1期計画の安定稼働の継続と、第2期計画の早期の収益貢献を図ります。
当連結会計年度における主な進捗として、ラービグ第2期計画において2020年9月に完工保証が終了し、現在第1期、第2期ともに安定稼働を継続しております。また、「脱炭素社会」「循環経済」の実現に貢献すべく、マテリアルリサイクル、ケミカルリサイクルに関する技術開発を進めるとともに、その成果の社会実装に向けた取り組みを推進しております。
(エネルギー・機能材料部門)
エネルギー・機能材料部門は、複数の事業部門にまたがっていた関連事業を集約し、環境・エネルギー分野における事業の育成と強化を図るべく、2015年に発足しました。電池部材やスーパーエンジニアリングプラスチックスなどの高機能材料の販売により、エコカーなどの環境調和製品の性能向上に貢献するソリューションを提供しております。
高純度アルミナやレゾルシンのように世界トップシェアを維持する製品や世界最高水準の高耐熱性を持つリチウムイオン二次電池用セパレータに見られるように、グローバルな事業展開力とともにこれらの製品群を生み出す研究・開発力や評価・製造・プロセス技術が当社の強みであると考えております。
当部門では中期的な戦略として、当社が技術などの面で優位性を持ち成長が期待できる事業の選別と育成に取り組んでおります。同時に、不採算な一部の事業については、その再構築に取り組んでおります。
本中期経営計画においては、セパレータなどの電池部材やスーパーエンジニアリングプラスチックスなどの販売拡大、その他製品についても高付加価値製品へのシフトによる収益力強化に取り組みます。
当連結会計年度における主な進捗として、2020年4月から、次世代二次電池として注目されている固体型電池の分野において、京都大学と産学共同研究講座を開設しました。その中で、サンプル合成や性能評価を通じた固体型電池の材料および要素技術の共同開発を行っております。
(情報電子化学部門)
情報電子化学部門では、高性能なディスプレイ関連材料や高品質な半導体材料を提供することで、ディスプレイや半導体の性能および生産性の向上に貢献しております。
当社グループはこれまで、マーケットインのグローバルサプライチェーン構築に努め、製品の開発・供給に活かしてまいりました。こうした開発供給体制と、総合化学メーカーとしての素材開発力とディスプレイ関連材料事業で培った製品開発力・加工技術が強みとなっております。
現在は、ディスプレイ技術の液晶から有機ELへの世代交代に対応すべく、有機ELディスプレイ関連材料事業の拡大と液晶ディスプレイ関連材料事業の競争力強化に取り組んでおります。また、高度化する半導体製造技術に対応した新しい半導体材料の開発と生産能力の拡大にも注力しております。
本中期経営計画においては、前中期経営計画で実施した先行投資からのリターン確保、既存事業の継続的な競争力強化、将来のコア事業・高収益製品となる製品群の育成を中心に取り組みます。
当連結会計年度における主な進捗として、半導体材料事業では、フォトレジストの新工場が稼働開始するとともに、さらなる生産能力増強も決定しました。また、最先端プロセス向けフォトレジストの開発・評価体制強化のため、新棟を建設することとしました。光学機能性フィルム事業では、有機ELディスプレイの高画質化に寄与する、塗布型位相差付偏光フィルムの販売が本格化しました。
(健康・農業関連事業部門)
健康・農業関連事業部門では、特長ある農薬・農業資材やメチオニン(飼料添加物)などをグローバルに提供することで、食糧の生産性向上に寄与しております。
当社グループは、自社開発の優れた化学農薬に加え、バイオラショナルやポストハーベストなど高いシェアを持つユニークな農薬や農業資材を品揃えし、グローバルに販売しております。当社グループの農薬事業の強みは、特長ある農薬の品揃えとそれを生み出す研究開発力、グローバルな販売網です。また、メチオニン事業では、高い生産技術を活かし、製品を原料から一貫生産し安定供給しております。
現在は、農薬・農業資材の製品力のさらなる強化、グローバルフットプリント(自社の販売網)の拡大、新規農薬の着実な開発・上市に取り組んでおります。加えて、メチオニンの競争力強化により、同事業のアジアでのリーダーとしての地位を確固たるものにすべく取り組んでおります。
本中期経営計画では、微生物農薬などのバイオラショナル事業の強化や新規農薬の上市に向けた開発を着実に進め、農薬事業を拡大してまいります。また生産能力を増強したメチオニンや、生活環境製品のグローバルな販売拡大に取り組みます。
当連結会計年度における主な進捗として、買収した南米農薬事業は順調に統合プロセスが進んだほか、新規殺菌剤インディフリンの日本と北米での上市も行いました。また、天然物由来の成分を活用した微生物農薬、植物生長調整剤などのバイオラショナル事業に特化した販売組織「サステナブル・ソリューション・ビジネスユニット」をグローバル展開することで、同事業の強化を図ることとしました。これにより安全・安心な食糧供給に一層貢献してまいります。
(医薬品部門)
医薬品部門では、医療用医薬品や診断用医薬品等の開発・販売を行うことで、人々の健康で豊かな暮らしを支えております。現在、医療用医薬品は大日本住友製薬株式会社(以下「大日本住友製薬」という。)、診断用医薬品は日本メジフィジックス株式会社(いずれも当社の連結子会社)で事業を展開しております。
大日本住友製薬では、「ポスト・ラツーダ」(米国での「ラツーダ(非定型抗精神病薬)」の独占販売期間終了後)を見据えつつ、変革の時に対応するため、「成長エンジンの確立」と「柔軟で効率的な組織基盤づくり」により、事業基盤の再構築に取り組んでおります。重点3領域とする精神神経領域、がん領域、再生・細胞医薬分野は、アンメット・メディカル・ニーズが高く大日本住友製薬の経験と知識を生かせる領域であり、引き続き注力してまいります。また価値にフォーカスしたベストインクラス(既存薬はあるが、その既存薬に対して明確な優位性を持つ新薬)や感染症領域にも取り組み、グローバルヘルスに貢献してまいります。日本メジフィジックス株式会社は、核医学という極めて専門性の高い医療分野における日本のリーディングカンパニーとして、新たな診断薬の開発に取り組んでおります。
当部門の中期的な戦略としては、積極的な研究開発およびパイプラインの拡充により、主力製品の独占販売期間終了後の業績の早期回復を図るとともに、再生・細胞医薬品、フロンティア領域、感染症領域、セラノティクスなどの次世代事業を推進してまいります。
本中期経営計画では、精神神経領域、がん領域および再生・細胞医薬分野を研究重点領域として、自社研究に加え、技術導入、アカデミアやスタートアップ企業との共同研究など、あらゆる方法で最先端の技術を取り入れ、研究開発活動に取り組みます。
当連結会計年度における主な進捗として、大日本住友製薬によるロイバント サイエンシズ リミテッド(以下「ロイバント社」という。)との戦略的提携に伴い獲得したレルゴリクス、ビベグロンについて上市を行いました。レルゴリクスについては、ファイザー社との開発および販売提携により、同剤の順調な立上げを図ります。今後の飛躍的な市場拡大が見込まれる再生・細胞医薬分野でのCDMO事業(製法開発、製造などの受託事業)において、当社と大日本住友製薬との合弁会社であるS-RACMO株式会社を設立しました。
事業環境及び今後の業績の見通しについて
(2020年度実績)
2020年度の当社グループを取り巻く事業環境は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴う経済活動の落ち込みにより、自動車関連用途などを中心とした需要の減少などの影響を受けました。
一方で、南米農薬事業の買収などにより農薬販売が増加したことや、巣ごもり需要等による情報電子化学関連の需要拡大などにより、2020年度のコア営業利益は前年度を上回る1,476億円となりました。
(2021年度見通し)
新型コロナウイルス感染症の影響による出荷減少からの回復や、農薬の出荷増加などにより、コア営業利益は2,000億円と2020年度比で増益を見込んでおります。
今後は、大型買収や事業ポートフォリオ高度化の成果を早期に発現することにより、業績水準および財務体質を改善し、現在検討中の次期中期経営計画最終年度である2024年度には、コア営業利益2,800億円程度の達成を目指す考えであります。
そして、中長期的には、ROE10%以上、ROI7%以上、D/Eレシオ(有利子負債/純資産)0.7倍程度などの財務指標を安定的に達成することを目指します。当社の財務KPIであるROE10%は、事業を通じてサステナブルな社会の実現に貢献するという考えのもと、社会課題の解決に重要な貢献ができると判断した事業を一定の収益性が見込める限り実施していくという方針に基づき設定したものであります。またROIについては、WACC(加重平均資本コスト)を上回るレベルを求め、7%をハードルとしております。D/Eレシオについては、フレキシブルな資金調達が可能な現在の当社格付を維持することを考慮し、0.7倍程度を目安としております。
2 【事業等のリスク】
事業等のリスクのうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると当社グループが認識している主要なリスクを以下に記載しております。ただし投資家の判断に影響を及ぼす可能性のあるリスクは、これらに限定されるものではありません。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
当社グループではこのようなリスクを最小化するとともに、これらを機会として活かすためのリスク管理体制の整備・充実に努めております。詳細は、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレート・ガバナンスの概要 ③企業統治に関するその他の事項 (ハ)リスク管理体制の整備の状況」に記載しております。
1.経営戦略に関わるリスク
(1) 短期的なリスク
① 市場に係るリスク
当社グループは、総合化学メーカーとして様々な事業を行っており、事業に関わるリスクは多種多様であります。事業に係る市場リスクについては、主に以下のようなものがあります。
(価格競争)
当社グループの事業は価格競争に晒されております。海外企業の国内市場参入、関税引き下げなどによる輸入品の流入、ジェネリック品の台頭など、様々な理由により当社グループの製品群は今後も厳しい価格競争に晒されるものと予想されます。当社グループはコストの低減に努めておりますが、価格競争を克服できない場合、当社グループの経営成績ならびに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
経営環境の著しい悪化等による収益性の低下や市場価格の下落等により、当社グループの保有する有形固定資産等について減損損失が発生し、当社グループの経営成績ならびに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
経営環境の著しい悪化等による将来の課税所得に関する予測・仮定の変更や税制改正による税率変更等により繰延税金資産の一部ないしは全部が回収できないと判断された場合、繰延税金資産は減額され、当社グループの経営成績ならびに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
(海外マーケット)
当社グループの海外売上収益は売上収益の6割以上を占め、石油化学部門などの製品は特にアジア市場での販売が多い状況であります。また、情報電子化学部門は、中国や韓国、台湾の特定顧客向けの販売が大きな比重を占め、アジア市場での経済情勢の悪化、あるいは顧客企業の業績状況の変化などによる値下げ要求が発生した場合、当社グループの経営成績ならびに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
(石油化学)
石油化学部門の主要原料であるナフサは、中東地域の治安や世界の経済情勢に多大な影響を受け、時に急激な価格変動を起こすことがあります。ナフサの価格が急激に上昇した場合、製品価格への転嫁が遅れることなどにより、当社グループの経営成績ならびに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
ナフサやその他の原料品の一部については、特定の地域や購入先に依存しております。購入先を複数にするなど、主要原料が購入できないリスクを低減するように努めておりますが、時に主要原料の不足が生じないという保証はありません。必要な主要原料が確保できない場合には、当社グループの経営成績ならびに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
(エネルギー・機能材料)
エネルギー・機能材料部門では、電気自動車(EV)用途を中心に、リチウムイオン二次電池部材を供給しておりますが、各国におけるEV優遇政策の転換により市場が減退した場合、また技術革新により次世代の電池が主流となり、かつ当社グループがこれに対応できなかった場合、当社グループの経営成績ならびに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
(情報電子化学)
情報電子化学部門の製品は、技術革新のスピードが速く、タイムリーに新製品を開発・提供していく必要があります。当社グループが顧客ニーズを満足させる新規製品を有効に開発できない場合、また他社において画期的な技術革新がなされた場合、当社グループの経営成績ならびに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
(健康・農業関連事業)
健康・農業関連事業部門の農薬や家庭用殺虫剤の出荷は、世界各地域における異常気象等の理由による作物の生育状況や病害虫の発生状況に左右されます。また、飼料添加物は急激な価格変動を起こすことがあります。作物の生育状況が悪くなった場合、病害虫の発生が少なくなった場合、あるいは急激な価格変動が起こった場合、当社グループの経営成績ならびに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
(医薬品)
医薬品部門では、新薬開発の難度が高まる中、開発が今後計画どおりに進み承認・発売に至るとは限らず、また、有効性や安全性の観点から開発が遅延し、または開発を中止しなければならない事態も起こり得ます。そのような事態が発生した場合には、当社グループの経営成績ならびに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
国内においては、急速に進展する少子高齢化等により医療保険財政が悪化する中、先発医薬品の価格抑制や後発医薬品の使用促進などの医療費抑制策が図られ、さらなる医療制度改革の議論が続けられております。また、米国においても薬価抑制を企図した制度改革が決定・導入される可能性があり、中国においても医薬品費用抑制を企図する医療制度変更が推進される可能性があります。これら医療制度改革は、その方向性によっては、当社グループの経営成績ならびに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
(為替レート変動)
当社グループは、国内で製造した製品を海外に輸出するとともに海外から原料品を輸入しておりますが、製品輸出高は原料品輸入高を上回っております。外国通貨に対して円高が進行した場合、海外で生産された製品に対する価格競争力が低下することに加え、輸出手取額の減少が輸入支払額の減少を上回ることになります。さらに、近年では南米やインドなど海外での事業活動の拡大とともに、それぞれの地域の通貨で米ドルやその他通貨に対する為替レートの変動影響も大きくなっています。このようなリスクに対し、為替予約などの通貨ヘッジ取引や、円建輸出取引を行うことなどにより、為替レートの短期的な変動によるリスクを最小限にするように努めておりますが、中長期的な為替レートの変動によるリスク等を完全にヘッジすることは出来ないため、当社グループの経営成績ならびに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、海外の関係会社の経営成績は、連結財務諸表作成のために円換算されております。換算時の為替レートにより、円換算後の価値が影響を受ける可能性があり、当社グループの経営成績ならびに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
当連結会計年度において為替レート変動がコア営業利益に与える影響は、米ドルに対して円が1円の円高となった場合、年間25億円程度の減益と試算しております。
(金利変動)
当社グループは、資金需要に対してその内容や財政状態および金融環境を考慮し、調達の金額・期間・方法等を判断しております。今後の金利の変動に備え、固定金利・変動金利を適宜組み合わせて調達を行っておりますが、金利が上昇した場合には支払利息が増加し、当社グループの経営成績ならびに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
(株式相場変動)
当社グループが保有する有価証券の多くは、市場性のある有価証券であるため、株式相場が大幅に下落した場合、当社グループの財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
② 海外事業展開
当社グループは、世界各国に生産・販売の拠点を持ち、海外売上比率は6割を超えております。そのため、貿易摩擦による関税の引き上げ、地域紛争によるサプライチェーン分断等、地政学的問題が発生した場合には、当社グループの経営成績ならびに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、海外における事業活動には法律や規制の変更、労務環境の違いによる争議等の発生、人材の採用と確保の難しさ、テロ・戦争・その他の要因による社会的混乱などのリスクが内在しており、これらのリスクが顕在化した場合は、当社グループの経営成績ならびに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
当社とサウジアラビアン オイル カンパニーが共同で設立したラービグ リファイニング アンド ペトロケミカル カンパニー(以下「ペトロ・ラービグ社」という。)は、サウジアラビアのラービグにおいて、石油精製・石油化学の統合コンプレックス事業(「ラービグ第1期計画」および「ラービグ第2期計画」)を運営しております。当社は、プロジェクト総投資額に対し、不測の事態による損害に備え、独立行政法人日本貿易保険の規約・限度額に従い、海外投資保険等に加入しております。また、当社はラービグ第2期計画に関するプロジェクト・ファイナンス契約に完工保証を行っておりましたが、当該完工保証は2020年9月30日付で終了しました。なお、ペトロ・ラービグ社の行っている銀行借入の一部に対して、当社は債務保証を行っております。当該保証の履行により、当社の経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
③ 企業買収・資本提携
当社グループは、事業拡大や競争力強化等を目的として、国内外において企業買収・資本提携等を実施しておりますが、当社グループおよび出資先企業を取り巻く事業環境の変化等により、当初期待していたシナジー等の買収効果を得られない可能性があります。事業環境や競合状況の変化等により期待する成果が得られないと判断された場合、あるいは適用される割引率が高くなった場合にはのれん等の減損損失が発生し、当社グループの経営成績ならびに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
④ 技術・研究開発
当社グループは、需要家のニーズに合わせた新技術・新製品をスピーディーに上市するため、積極的に研究開発を行っております。当社グループの研究開発は、次世代事業の創生のための探索研究を含んでいるため研究開発期間が長期間にわたる場合があり、また、研究開発テーマが実用化されず、新製品の開発が著しく遅延または断念される場合には、競争力が低下し、当社グループの経営成績ならびに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
当社グループは、研究開発現場へのAI/MIの実装とその徹底活用、アカデミアやスタートアップとの連携(オープンイノベーション)強化により研究開発を推進していきます。
(2) 中長期的なリスク
① 気候変動問題
当社グループは、気候変動問題を社会が直面する重要課題の一つと捉えており、その解決に向け、総合化学企業として培ってきた技術力を生かし、製品の製造工程の合理化や温室効果ガス削減に貢献する製品の開発などに積極的に取り組んでおります。この問題に適切な対応ができない場合、当社グループの事業活動に悪影響を及ぼす可能性があります。
当社グループは、地球規模で私たちの生活に大きな影響を及ぼしている気候変動問題の解決に向け、「リスクへの対応」と「機会の獲得」の両面から取り組んでまいります。
② プラスチック廃棄物問題
プラスチックは、自動車や航空機から電子機器、生活用品、各種包装材に至るまで、さまざまな用途に用いられる素材として人々の生活を支えていますが、使用後の適切な処理・再利用が十分に行われていないために環境汚染を引き起こしているという問題があります。この問題に適切な対応ができない場合、当社グループの事業活動に悪影響を及ぼす可能性があります。
当社グループでは、技術開発などを通じて、プラスチック資源循環の実現に取り組むことで、循環社会実現後のプラスチック市場において有利な地位に立つ可能性があります。
2.事業継続の基盤に関わるリスク
① 事故・災害
当社グループは、製造設備の停止や製造設備に起因する事故などによる潜在的なマイナス要因を最小化するため、すべての製造設備において定期的な点検を実施しております。しかしながら、製造設備で発生する事故、台風や地震などの自然災害等による影響を完全に防止・軽減できる保証はありません。
事故等により、工場周辺に物的・人的被害を及ぼした場合、事業活動に支障をきたすほか多額のコストや当社グループの評価に重大な影響を与え、当社グループの経営成績ならびに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
② 製品の品質
当社グループは、世界的に認められている厳格な品質管理基準に従って、各種製品を製造しておりますが、すべての製品について欠陥が無く、将来にわたってリコールが発生しないという保証はありません。大規模な製品事故は、多額のコストや当社グループの評価に重大な影響を与え、当社グループの経営成績ならびに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、農薬や医薬品等は各国の厳しい審査を受けて承認されておりますが、科学技術の進歩や市販成績が蓄積された結果から、新たに品質問題や副作用が見つかることもあります。このように上市後予期せぬ品質問題や副作用が発見された場合には、当社グループの経営成績ならびに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
③ 情報セキュリティ
ITを活用することで業務の生産性向上、事業の競争力確保、新たなビジネスモデル創出を追求するデジタル革新が加速している一方、情報システムに関するさまざまな影響を及ぼすサイバー攻撃の脅威が高まっており、事業運営に悪影響を及ぼす可能性があります。
当社グループは、情報を正しく管理し、漏洩や紛失を未然防止する対策、およびセキュリティインシデント発生時に影響を最小限に抑える対策を講じておりますが、情報セキュリティを経営問題と捉え、ますます高まる情報セキュリティの脅威に対応してまいります。
④ DXによる事業環境の急変
当社グループでは、プラント、研究開発、オフィス、サプライチェーンマネジメントのそれぞれの領域において、IoT、AI、MIやRPAなどのデジタル技術を積極的に活用し、業務プロセスの飛躍的な生産性向上、既存事業の競争力確保、新たなビジネスモデルの実現に取り組んでおります。しかしながら、デジタル技術の適用が著しく遅延した場合や、他社がデジタル技術を活用して生産性や競争力を向上させる、あるいは新たなビジネスモデルを創造するなど事業環境の急変により、当社グループの競争力が相対的に低下することで経営成績ならびに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑤ コンプライアンスに関するリスク
当社グループでは、コンプライアンスを企業経営の根幹と位置づけ、当社コンプライアンス委員会の指導・監督の下、グループ全体でのコンプライアンス推進体制を構築・運用しております。また、当社コンプライアンス委員会傘下の地域法務・コンプライアンス統括(RLCO)からのグループ会社に対する指導・支援を強化するなど、グループ全体でのコンプライアンスの徹底に注力しております。しかしながら、このような施策を講じても、コンプライアンス上のリスクを完全には排除することはできない可能性があり、国内外の法令等に抵触するなどのコンプライアンス違反が発生した場合には、当社グループの社会的な信用が低下し、また損害賠償責任や罰金が課されるなど、当社グループの経営成績ならびに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑥ 規制変更
当社グループは、事業展開する各国の規制に従い、業務を遂行しております。将来における法律、規則、政策、実務慣行、解釈およびその他の政策変更ならびにそれらによって発生する事態が、当社グループの業務遂行や経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。また、将来的に環境および化学品安全等に対する法的規制が強化され、新たな対策コストが発生する可能性があります。
⑦ 人権問題
当社グループは、人権尊重を事業継続のための基盤の一つと位置付けており、「住友化学グループ 人権の尊重に関する基本方針」を制定するとともに、推進体制として「人権尊重推進委員会」を設置し、人権デュー・ディリジェンスなどの人権尊重の取り組みをグループ一体となって行っております。しかしながら、このような施策を講じても、人権問題に関するリスクを完全には排除することができない可能性があり、当社グループのバリューチェーン上で人権問題が発生した場合、当社グループの事業活動に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑧ 知的財産
当社グループは、他社と差別化できる技術とノウハウを蓄積し事業の競争力を強化してきましたが、当社グループ独自の技術・製品とノウハウの一部は、厳正な管理を行っているものの、予期せぬ事態により外部に流出する可能性に加え、特定の地域ではこれらの知的財産の完全な保護が不可能なため、第三者が当社グループの知的財産を使用して類似製品を製造することを効果的に防止できない可能性があります。また、将来的に知的財産に係る紛争が生じ、当社グループに不利な判断がなされる可能性があります。
⑨ 感染症の蔓延
世界的な感染症の流行が発生した場合、当社グループの事業運営や経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループはこのようなグループ全体に影響を及ぼすリスクに対し、リスク・クライシスマネジメント委員会を設置し、対処方針を審議しております。また、グループ全体で事業継続計画を策定しており、感染状況の段階に応じた事業運営を行うこととしております。
新型コロナウイルス感染症の拡大により、上期を中心に自動車関連などの事業分野で一定の影響を受けたものの、その影響は当連結会計年度末にかけて緩やかに減少しました。翌連結会計年度以降の当社グループの業績への影響は限定的と考えておりますが、今後の感染拡大の状況によっては当社グループの経営成績ならびに財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、従業員の安全確保を図った上で、引き続き供給責任を果たすべく最大限の努力を尽くしてまいります。
⑩ 訴訟
当社グループは、国内および海外事業に関連して、訴訟、係争、その他の法律的手続きの対象となるリスクがあり、将来重要な訴訟等が提起された場合には、当社グループの経営成績ならびに財政状態に重要な悪影響を及ぼす可能性があります。
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要ならびに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、IFRSに準拠して作成しております。
連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要な会計方針」に記載しております。
連結財務諸表の作成にあたっては、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられる様々な要因に基づき、見積り、判断および仮定を行っておりますが、実際の結果は、見積りおよび仮定に関する不確実性があるために、翌連結会計年度に係る連結財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があります。
当社グループの財政状態または経営成績等に重要な影響を及ぼす会計上の見積り、判断および仮定は、以下のとおりであります。
・非金融資産の減損
有形固定資産、のれん及び無形資産の減損テストにおいて、資金生成単位を判別したうえで、当該資金生成単位における使用価値と処分コスト控除後の公正価値のうちいずれか高い方を回収可能価額として測定しております。当該処分コスト控除後の公正価値算定上の仮定、あるいは使用価値算定の基礎となる資金生成単位の使用期間中および使用後の処分により見込まれる将来キャッシュ・フロー、割引率等の仮定は、将来の不確実な経済条件の変動によって影響を受ける可能性があり、将来にわたり、有形固定資産、のれん及び無形資産に係る減損損失額に重要な修正を生じさせるリスクを有しております。
・繰延税金資産の回収可能性
繰延税金資産については、将来減算一時差異等を利用できる将来課税所得が生じる可能性が高い範囲内で認識しております。当該回収可能性の判断は、当社グループの事業計画に基づいて決定した将来の各事業年度の課税所得の見積りを前提としております。当該将来の課税所得の見積りは、将来の不確実な経済条件の変動によって影響を受ける可能性があり、将来にわたり、繰延税金資産の計上額に重要な修正を生じさせるリスクを有しております。
・引当金の測定
引当金は、将来において債務の決済に要すると見込まれるキャッシュ・フローの期末日における最善の見積りに基づいて測定しております。将来において債務の決済に要すると見込まれるキャッシュ・フローは、将来の起こりうる結果を総合的に勘案して算定しております。これら引当金の測定において使用される仮定は、将来の不確実な経済条件の変動によって影響を受ける可能性があり、将来にわたり、引当金の測定額に重要な修正を生じさせるリスクを有しております。
・金融商品の公正価値
特定の金融商品の公正価値を評価する際に、市場で観察可能ではないインプットを利用する評価技法を用いております。当該観察不能インプットは、将来の不確実な経済条件の変動の結果によって影響を受ける可能性があり、見直しが必要となった場合、連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。
なお、当連結会計年度においては、新型コロナウイルス感染症の拡大により、上期を中心に自動車関連などの事業分野で一定の影響を受けたものの、その影響は当連結会計年度末にかけて緩やかに減少しました。新型コロナウイルス感染症の収束時期は見通せないものの、翌連結会計年度以降の当社グループの業績等への影響は限定的との仮定を置いて、会計上の見積りを行っております。
(2) 経営成績
当連結会計年度の世界経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大により深刻な打撃を受け、実質GDP成長率はマイナス3%程度に落ち込みました。
国内経済についても、2020年4~6月期の実質GDPが戦後最悪のマイナス成長を記録する中、昨年後半には一部の分野で持ち直しの兆しが見られたものの、昨年末からの急速な感染拡大が追い打ちとなるなど、総じて厳しい事業環境となりました。
このような中、当社グループは、「次世代事業の創出加速」、「デジタル革新による生産性の向上」、「事業ポートフォリオの高度化」、「強靭な財務体質の実現」等を基本方針とする中期経営計画(2019年度~2021年度)に基づき、生産性の飛躍的向上とイノベーションの加速により、サステナブルな社会の実現と当社グループの持続的な成長を目指すべく、全社を挙げて取り組んでまいりました。
この結果、当社グループの当連結会計年度の売上収益は、前連結会計年度の2兆2,258億円に比べ612億円増加し、2兆2,870億円となりました。
コア営業利益は1,476億円となり前連結会計年度を上回りましたが、営業利益は1,371億円となり前連結会計年度と同水準になりました。親会社の所有者に帰属する当期利益は460億円となり、前連結会計年度を上回りました。
(売上収益)
売上収益は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴う経済活動の落ち込みにより、石油化学およびエネルギー・機能材料において自動車関連用途を中心に出荷が減少したことに加え、石油化学における原料価格の下落に伴う市況下落の影響等がありましたが、健康・農業関連事業、情報電子化学および医薬品において出荷が増加したため、前連結会計年度の2兆2,258億円に比べ612億円増加し、2兆2,870億円となりました。
(コア営業利益/営業利益)
コア営業利益は、石油化学およびエネルギー・機能材料において自動車関連用途を中心に出荷が減少したことに加え、持分法適用会社であるペトロ・ラービグ社の定期修繕や医薬品における販売費及び一般管理費や研究開発費の増加の影響がありました。一方、医薬品、情報電子化学および健康・農業関連事業の出荷が増加した結果、コア営業利益は、前連結会計年度の1,327億円に比べ150億円増加し1,476億円となりました。
コア営業利益の算出にあたり営業利益から控除した、非経常的な要因により発生した損益は、前連結会計年度は、医薬品において開発中の抗がん剤の一部試験の中止を決定したこと等により、減損損失を計上しました。一方、条件付対価の公正価値が減少し、多額の費用戻入が発生したため、49億円の利益になりました。当連結会計年度は、医薬品のがん領域において、開発中の結腸直腸がんを対象とした試験の中止を決定したこと等により、減損損失を計上しました。それに伴い、条件付対価の公正価値が減少し、費用戻入が発生したものの、合計としては105億円の損失となりました。以上の結果、営業利益は、前連結会計年度の1,375億円と同水準の1,371億円となりました。
(金融収益及び金融費用/税引前利益)
金融収益及び金融費用は、前連結会計年度の70億円の損失に比べ77億円改善し、7億円の利益となりました。当連結会計年度末にかけて円安で推移し、為替差益を計上した結果、税引前利益は、前連結会計年度の1,305億円に比べ73億円増加し、1,378億円となりました。
(法人所得税費用/親会社の所有者に帰属する当期利益及び非支配持分に帰属する当期利益)
法人所得税費用は697億円となり、税引前利益に対する税効果適用後の法人所得税費用の負担率は、50.6%となりました。
以上の結果、当期利益は、681億円となりました。
非支配持分に帰属する当期利益は、主として大日本住友製薬などの連結子会社の非支配持分に帰属する利益からなり、前連結会計年度の235億円に比べ14億円減少し、220億円となりました。
親会社の所有者に帰属する当期利益は、前連結会計年度の309億円に比べ151億円増加し、460億円となりました。
当連結会計年度のセグメント別の業績の概況は、次のとおりであります。
なお、セグメント利益は、営業利益から非経常的な要因により発生した損益を除いて算出したコア営業利益で表示しております。
(石油化学)
新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴う経済活動の落ち込みにより、自動車関連用途を中心に合成樹脂などの出荷が減少しました。また原料価格の下落に伴い、石油化学品などの市況が低水準で推移しました。この結果、売上収益は前連結会計年度に比べ、676億円減少し5,893億円となりました。コア営業利益は、出荷数量の減少に加え、ペトロ・ラービグ社での定期修繕の影響により前連結会計年度に比べ265億円悪化し120億円の損失となりました。また、生産規模は、約4,060億円となりました。(販売価格ベース)
(エネルギー・機能材料)
新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴い、自動車関連用途のリチウムイオン二次電池用セパレータや合成ゴムなどの出荷が減少しました。この結果、売上収益は前連結会計年度に比べ、98億円減少し2,452億円となりましたが、原料価格の下落に伴う交易条件の改善により、コア営業利益は前連結会計年度に比べほぼ横ばいの203億円となりました。また、生産規模は、約1,600億円となりました。(販売価格ベース)
(情報電子化学)
半導体プロセス材料である高純度ケミカルやフォトレジストは需要の伸長に伴い出荷が増加しました。また、巣ごもり需要や在宅勤務需要等を背景に、ディスプレイ関連材料の出荷が増加しました。この結果、売上収益は前連結会計年度に比べ、269億円増加し4,318億円となり、コア営業利益は前連結会計年度に比べ146億円増加し397億円となりました。また、生産規模は、約3,980億円となりました。(販売価格ベース)
(健康・農業関連事業)
農薬は2020年4月に実施したニューファーム リミテッド(以下「ニューファーム社」という。)の南米子会社4社の買収により販売が増加しました。また、インドにおいても出荷が堅調に推移しました。更に、メチオニン(飼料添加物)は前連結会計年度に比べ市況が上昇しました。この結果、売上収益は前連結会計年度に比べ、793億円増加し4,230億円となりました。コア営業利益は、メチオニンの交易条件の改善や海外農薬の出荷増加などにより、前連結会計年度に比べ295億円改善し315億円となりました。また、生産規模は、約2,300億円となりました。(販売価格ベース)
(医薬品)
国内では前連結会計年度に販売を開始したエクアおよびエクメット(2型糖尿病治療剤)が通年で寄与しました。また、北米ではラツーダ(非定型抗精神病薬)の販売が拡大したことに加え、レルゴリクス関連の収益を認識しました。この結果、売上収益は前連結会計年度に比べ、306億円増加し5,465億円となりました。コア営業利益は、売上収益の増加の一方で、スミトバント バイオファーマ リミテッド(以下「スミトバント社」という。)およびその傘下の子会社の費用が通年での負担となり、販売費及び一般管理費ならびに研究開発費が増加したため、前連結会計年度に比べ36億円減少し717億円となりました。また、生産規模は、約4,010億円となりました。(販売価格ベース)
(その他)
上記5部門以外に、電力・蒸気の供給、化学産業設備の設計・工事監督、運送・倉庫業務、物性分析・環境分析業務等を行っております。これらの売上収益は前連結会計年度に比べ、17億円増加し511億円となり、コア営業利益は前連結会計年度に比べ40億円増加し128億円となりました。
生産、受注および販売の実績は、次のとおりであります。
① 生産実績および受注状況
当社グループ(当社および連結子会社)の生産品目は広範囲かつ多種多様であり、同種の製品であっても、その容量、構造、形式等は必ずしも一様ではなく、また受注生産製品の規模は小さいため、セグメントごとに生産規模および受注規模を金額あるいは数量で示すことはしておりません。
このため生産の状況については、セグメントごとの経営成績に関連付けて示しております。
② 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 金額(百万円) | 前連結会計年度比(%) |
|---|---|---|
| 石油化学 | 589,323 | △10.3 |
| エネルギー・機能材料 | 245,249 | △3.8 |
| 情報電子化学 | 431,819 | 6.7 |
| 健康・農業関連事業 | 423,011 | 23.1 |
| 医薬品 | 546,450 | 5.9 |
| その他 | 51,126 | 3.4 |
| 合計 | 2,286,978 | 2.7 |
(注) 1 上記販売実績は、外部顧客への売上収益を示しております。
2 主な相手先別の販売実績および総販売実績に対する割合については、当該割合が100分の10以上の相手先がないため、記載を省略しております。
(3) 財政状態
当連結会計年度末の資産合計は前連結会計年度末に比べ3,362億円増加し、3兆9,903億円となりました。当社によるペトロ・ラービグ社への貸付の実施等により、その他の金融資産が増加しました。また、現金及び現金同等物が増加しました。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ2,466億円増加し、2兆5,081億円となりました。大日本住友製薬における開発および販売提携契約の締結に係る前受収益の増加等により、その他の非流動負債が増加しました。また、有利子負債は、前連結会計年度末に比べ464億円増加し、1兆3,511億円となりました。
資本合計(非支配持分を含む)は、利益剰余金やその他の資本の構成要素が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ895億円増加し、1兆4,821億円となりました。
親会社所有者帰属持分比率は、前連結会計年度末に比べて0.2ポイント増加し、25.5%となりました。
(4) キャッシュ・フロー
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、大日本住友製薬における開発および販売提携契約の締結による契約一時金の受領や運転資金の改善等により、前連結会計年度に比べ2,685億円増加し、3,745億円の収入となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、当社によるペトロ・ラービグ社への貸付による支出があり、1,774億円の支出となりました。前連結会計年度には、大日本住友製薬によるロイバント社との戦略的提携に伴う投資の取得による支出や子会社の取得による支出があったため、前連結会計年度に比べ3,223億円支出が減少しました。
この結果、フリー・キャッシュ・フローは、前連結会計年度の3,937億円の支出に対して、当連結会計年度は1,971億円の収入となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、400億円の支出となりました。前連結会計年度には、大日本住友製薬によるロイバント社との戦略的提携の対価の支払いに係るブリッジローンの調達や当社による公募ハイブリッド社債(公募劣後特約付社債)の発行を実施したため、前連結会計年度に比べ4,135億円収入が減少しました。
また、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末に比べ1,803億円増加し、3,609億円となりました。
当社グループの資金需要および資本の財源ならびに資金の流動性は、次のとおりであります。
当社グループの資金需要には、通常の営業活動に必要となる運転資金や既存設備の定期修理のための資金に加え、中期経営計画(2019~2021年度)の基本方針の一つである「事業ポートフォリオの高度化」を推進するための成長投資に必要となる資金があります。同期間中の設備投資・投融資(意思決定ベース)の金額は、前連結会計年度に実施したロイバント社との戦略的提携やニューファーム社の南米子会社の買収対価の支出により、当初想定を上回る水準となることが見込まれます。成長への目配りもしながら案件を徹底的に厳選するとともに、資産売却やCCC(キャッシュ・コンバージョン・サイクル)短縮などにより財務体質の改善に努めてまいります。
また、当社グループは株主還元についても、経営上の最重要課題の一つと考えています。各期の業績、配当性向ならびに将来の事業展開に必要な内部留保の水準などを総合的に勘案の上、安定的な配当を継続することを基本とし、中長期的に配当性向30%程度を安定して達成することを目指しています。
当社グループの財務活動の方針は、低利かつ中長期にわたり安定的な資金調達を行うこと、および十分な流動性を確保することです。D/Eレシオ(有利子負債/純資産)については、フレキシブルな資金調達が可能な現在の当社格付を維持することを考慮し、中長期的に0.7倍程度を目安としています。当社グループは、営業活動によるキャッシュ・フローのほか、銀行借入、資本市場における社債およびコマーシャル・ペーパー(当社発行枠1,800億円)の発行等により、必要資金を調達しております。
当社グループは、グループファイナンス等により手元資金の最大活用を図っており、現金及び現金同等物の保有額は事業遂行上必要な水準に維持することを目指しています。当連結会計年度において、当社は新型コロナウイルス感染症による流動性リスクに備えるため通常に比べ高めの水準で手元資金の維持を図りました。当連結会計年度末の現金及び現金同等物は3,609億円であり、流動比率(流動資産/流動負債)は145.3%であります。
また、大手邦銀のシンジケート団による800億円のコミットメント・ラインおよび大手外銀のシンジケート団による210億円のマルチカレンシー(円・米ドル・ユーロ建)によるコミットメント・ラインを有しており、金融市場の不安定な状況や、新型コロナウイルス感染症の影響を含む事業等のリスクの顕在化などによる突発的な資金需要に備え、手元流動性を確保しております。
(5) 経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況
「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)2019年度~2021年度中期経営計画」に記載のとおりであります。
4 【経営上の重要な契約等】
(1) 技術導入関係
| 契約会社名 | 契約相手先 | 国名 | 内容 | 対価 | 有効期間 |
|---|---|---|---|---|---|
| 大日本住友製薬㈱ | アルミラル社 | スペイン | エバスチンに関する技術 | ランニング・ロイヤリティ | 1988年1月~2012年12月以後5年間ずつ自動更新 |
| 大日本住友製薬㈱ | ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社 | 日本 | イルベサルタンに関する技術 | 一時金ランニング・ロイヤリティ | 2006年7月~発売から15年間または特許満了日の長い方 |
| 大日本住友製薬㈱ | ニューロクライン社 | アメリカ | インディプロンに関する技術 | 一時金ランニング・ロイヤリティ | 2007年10月~発売から15年間または特許満了日の長い方 |
| 大日本住友製薬㈱ | ピーティーシーセラピューティクス社 | アメリカ | EPI-589に関する技術(注2) | 一時金ランニング・ロイヤリティ | 2013年3月~発売から10年間または独占期間のどちらか長い方協議により延長可能 |
| 大日本住友製薬㈱ | ポクセル社 | フランス | イメグリミンに関する技術 | 一時金ランニング・ロイヤリティ | 2017年10月~国毎に、発売から10年間または特許満了日の長い方 |
| サノビオン ファーマシューティカルズ インコーポレーテッド | ビアル・ポルテラ・アンド・シーエー社 | ポルトガル | エスリカルバゼピンに関する技術 | 一時金 | 2007年12月~国毎に、発売から10年間、特許満了日、データ独占期間のうちいずれか長い方 |
| サノビオン CNS ディベロップメント カナダ ULC | アクエスティブ社 | アメリカ | APL-130277に関する製剤技術 | 一時金ランニング・ロイヤリティ | 2016年4月~2024年12月以後契約会社が終結を通知するまで |
| スミトモ ダイニッポン ファーマ オンコロジー インコーポレーテッド | サノフィ社 | フランス | アルボシジブに関する技術 | 一時金ランニング・ロイヤリティ | 2013年4月~ロイヤリティ支払期間満了まで |
| マイオバント サイエンシズ リミテッド | 武田薬品工業株式会社 | 日本 | レルゴリクスおよびMVT-602に関する技術 | マイオバント サイエンシズ リミテッド株式ランニング・ロイヤリティ | 2016年4月~ロイヤリティ支払期間満了まで |
| ユーロバント サイエンシズ リミテッド | メルク社 | アメリカ | ビベグロンに関する技術 | 一時金ランニング・ロイヤリティ | 2017年3月~特許満了日まで |
(注) 1 「第2 事業の状況 4 経営上の重要な契約等」はIFRSの開示要請に基づくものが含まれます。また、IFRSにより要求されている、関連するその他開示項目は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 40.コミットメント」に記載のとおりです。
2 当連結会計年度において、EPI-743に関する権利を返還しました。
(2) 販売契約等
| 契約会社名 | 契約相手先 | 国名 | 内容 | 有効期間 |
|---|---|---|---|---|
| マイオバントサイエンシズリミテッド | ファイザー社 | アメリカ | がん領域および婦人科領域におけるアメリカおよびカナダでのレルゴリクスの共同開発および共同販売 | 2020年12月~開発および販売の双方が終了するまで |
当該契約には、がん領域におけるアメリカ、カナダと一部のアジアを除く地域でのレルゴリクスの販売に関する独占的なオプション権の許諾が含まれております。
(3) ニューファーム社の南米グループ会社の株式取得に関する契約
当社は、ニューファーム社との間で、同社グループが所有するブラジルの子会社1社およびアルゼンチン、チリ、コロンビアの子会社3社の全株式を、それぞれ当社の連結子会社であるスミトモ ケミカル ド ブラジル Representações Ltdaおよびスミトモ ケミカル チリ S.A.を通じて買収すること(以下「本買収」という。)について2019年9月に合意し、2020年4月1日付で本買収が完了いたしました。
詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 7.企業結合」に記載しております。
(4) 大日本住友製薬による公募ハイブリッド社債(公募劣後特約付社債)の発行
当社の連結子会社である大日本住友製薬は、2019年10月にロイバント社と戦略的提携に関する契約を締結し、2019年12月に2,700億円の資金の借入を行ったうえで、本戦略的提携の対価として総額約30億米ドル(約3,300億円)を支払いました。
今般、本戦略的提携のために調達した借入金の返済資金の一部に充当することを目的として、2020年9月10日に総額1,200億円の公募形式によるハイブリッド社債(劣後特約付社債)を発行しました。
詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 19.社債及び借入金」に記載しております。
5 【研究開発活動】
当社グループ(当社および連結子会社)は、事業拡大と収益向上に寄与すべく、独自の優位性ある技術の確立を基本方針とし、各社が独自に研究開発活動を行っているほか、当社グループ全体としての効率性を念頭に置きながら、互いの研究開発部門が密接に連携して共同研究や研究開発業務の受委託等を積極的に推進しております。
当連結会計年度においては、2019年度から2021年度までの中期経営計画に従い、ヘルスケア、食糧、環境負荷低減、ICTの4分野に研究資源を重点投入するとともに、異分野技術融合による新規事業の芽の発掘とその育成に取り組んできました。
これに基づき、当連結会計年度に計上された研究開発費は、前連結会計年度に比べ43億円増加し、1,787億円となりました。
セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりであります。
石油化学分野では、事業のグローバル競争力強化のために、モノマー製品の触媒・プロセスの改良、合成樹脂の製造プロセスの改良、既存素材の高性能化や新規高付加価値製品の開発に取り組む一方で、環境負荷低減に資する資源循環技術の確立にも注力しております。
当連結会計年度において、プロピレンオキサイド単産法、塩酸酸化、気相法カプロラクタム等の環境負荷低減プロセスに用いる触媒の高性能・長寿命化を目指した改良研究を継続実施しました。ポリエチレン、ポリプロピレンでは、電気自動車(EV)用部材、食品用レトルトパウチ等の各種用途に最適な材料の開発を進めております。資源循環技術では、リサイクルが容易な包装用ポリオレフィン材料として、素材メーカーとして強みを生かした材料設計を駆使し、剛性と耐熱性を単一の樹脂で両立するモノマテリアル包材の開発を推進しております。新製品開発では、蓄熱性能を有する樹脂材料が大手寝具メーカーに採用され、商品化展開で大きな進展が見られましたが、更にその他の繊維用途や住宅建材への適用検討も進めております。また、新型コロナウイルス感染防止対策に貢献する技術として、飛沫防止パーテーションに用いられるアクリル板に抗菌・抗ウイルス機能を付与する開発も進め、早期の製品化を目指しております。
なお、石油化学部門における当連結会計年度の研究開発費は69億円であります。
エネルギー・機能材料分野では、環境・エネルギー関連事業を拡大させるため、リチウムイオン二次電池用部材、スーパーエンジニアリングプラスチックス、無機材料、合成ゴム材料、機能性樹脂材料などの幅広い製品領域で、既存製品の競争力強化や新規製品創出に向けた研究開発に取り組んでおります。
当連結会計年度において、リチウムイオン二次電池用各種部材は、自動車向けを中心に、性能向上の要請や需要拡大に応えるため、開発を鋭意進めました。耐熱セパレータでは、性能向上とコスト削減を両立させる技術開発が進捗し、正極材は独自技術を用いた高容量タイプの開発品の顧客評価が進んでおります。負極塗工やセパレータ塗工に用いられるアルミナについては、当連結会計年度に生産効率を高めた設備が完成し稼働を開始しました。また、2020年4月に開設した京都大学産学共同研究講座「固体型電池システムデザイン」では、固体型電池の実用化に向けた材料および要素技術の開発が進捗しております。
機能樹脂分野では、電気・電子部品分野向けや自動車部材向けにスーパーエンジニアリングプラスチックスの需要が増大しております。ポリエーテルサルホン(PES)では、自動車部材や高機能膜向けの開発・拡販を積極的に進めております。液晶ポリマー(LCP)では、高温耐久性や高剛性を活用した自動車用途向け射出成形材料に加えて、高周波特性に優れたグレードやフィルム用途グレードの開発を進めており、次世代移動通信(5G)用途で顧客採用が進んでおります。
また、無機材料分野では、半導体製造装置等向けの超微粒アルミナの開発を推進し、パイロット設備を用いた工業化検討や試作品の顧客評価を行い、いずれも良好な結果を得ました。強度や耐薬品性に優れるのが特長であり、実プラントへの適応を急ぐ予定です。
なお、エネルギー・機能材料部門における当連結会計年度の研究開発費は82億円であります。
情報電子化学分野では、日本国内に留まらずグローバルな技術・研究開発能力を結集し、IT関連の先端技術進化を支える新規材料・部材・デバイスに関する新製品の開発に、引き続き積極的に取り組んでおります。
まず、ディスプレイ材料分野においては、次世代ディスプレイの主流になりつつあるOLEDパネルに対し、当社独自のキーコンポーネントである「液晶塗布型位相差フィルム」を用いたOLED用偏光フィルムの適用範囲を大型テレビ用途から、中小型モバイル用途まで拡大いたしました。また、次世代端末として注目されているフォルダブルスマートフォンに対し、カバーガラス代替高機能フィルム出荷開始に次いで、折り曲げ特性に優れた「液晶塗布型偏光板」の開発・市場投入を進めております。
半導体材料分野においては、半導体集積度向上という命題に対し、微細加工分野において現在主流の液浸ArFレジストのラインナップ拡充に加え、次世代製品であるEUVレジストや多層配線用厚膜レジストの開発・市場投入を進めております。化合物半導体材料分野においては、高速・大容量通信、省エネ、自動運転等の技術を支え、より高度な社会の実現に貢献すべく、高周波デバイス用各種エピウェハの設計開発を行っております。
IoTの主要構成ツールとして拡大が見込まれるセンシングデバイス分野においても、既に事業確立しているディスプレイ用タッチセンサーのさらなる高機能化や複合化を進めるとともに、薄膜形成を中心とした要素技術を活用し、新規センサーの開発に取り組んでおります。また、モバイル端末等に使用されるイメージセンサー用途に対して、ディスプレイ(光学)・半導体双方の領域で蓄積した技術とノウハウを活用し、高解像度/高感度化に貢献する多様なプロセス材料の開発を行っております。
なお、情報電子化学部門における当連結会計年度の研究開発費は187億円であります。
健康・農業関連事業分野では、世界の食糧増産、健康・衛生や環境の改善といった課題解決を通じてサステナブルな社会の実現に貢献するため、技術イノベーションが急速に進むIoTやバイオテクノロジー技術を活用し、新製品やアプリケーション、競争力のある製造プロセスの開発に取り組むことで、コア事業の強化と周辺事業への展開および川下化を推進しております。
当連結会計年度において、国内農業関連事業については、新規殺虫剤であるオキサゾスルフィルが農薬登録を取得しました。本剤を含有する水稲用製品の上市に向けて準備を進めております。また、コメ事業においては消費者や生産地のニーズにそって収量性や食味、熟期などで特徴のある新品種の開発を進めるなど、農薬や肥料製品、ならびにコメ品種のポートフォリオの更なる拡充を進めております。さらに、当社が開発した画像診断技術を活用した病害虫画像診断アプリを公開するなど、農業生産者への総合的ソリューションの提供に向けた研究開発を進めております。海外農業関連事業においては、新規殺菌剤であるインディフリンを米国およびカナダで上市しました。引き続き本剤を活用した新用途および新製品の開発を進めております。本剤は、南米における重要病害であるダイズさび病の防除にも有効であり、同地域でも上市に向けて準備を進めております。ニューファーム社南米子会社の買収完了に伴い刷新しました同地域での研究開発体制のもと、本剤を中心とした各種製品開発を加速していきます。また、欧州市場を中心とした展開が期待される当社新規殺菌剤メチルテトラプロールの開発、バイエル社との雑草防除体系の創出プロジェクト(当社が新規除草剤、バイエル社が耐性作物の開発を担当)およびコルテバ・アグリサイエンス社との種子処理技術の開発、商業化プロジェクトにも引き続き取り組んでおります。さらに、当社バイオラショナル事業の拡大を目的とした組織改編を行いました。新体制下で上市に向けて準備を進めております新規農業用植物生長調整剤を含む各種バイオラショナル製品開発を進めることでサステナブルな農業への貢献を一層加速します。
生活環境事業については、重点強化領域の市場セグメントにおける新製品の開発と製品群の拡充を推進しております。引き続き強い市場ニーズのある天然物由来製品に対応すべく、グループ会社と共同で、新規ボタニカル殺虫剤の登録申請に向けたデータ取得を順調に進めております。業務用殺虫剤分野では、アメリカ市場で主要対象害虫の一つであるアリ用の新製品を、インド市場では難防除害虫であるトコジラミ用の新製品を上市し、さらなる製品の開発に取り組んでおります。熱帯感染症対策資材分野では、抵抗性を持つ蚊へ卓効を示す室内残留散布剤の登録国を増やすと同時に、蚊の発生源対策として幼虫防除用新製品の開発・登録を引き続き進めていくことで、長期残効性蚊帳と併せて熱帯感染症を媒介する蚊に対して総合的な防除を可能とする製品拡充に取り組んでおります。また、新たな取り組みとして感染症拡大防止へ向けた天然抽出物由来の抗ウイルス剤の開発も進めております。
アニマルニュートリション事業については、競争力強化のためメチオニンの合理化製法の開発やプロセス改善に加え、機能性飼料添加物分野における製品ラインナップ拡充のため、飼料効率の改善と安心・安全な畜産生産に貢献できる新規製品の開発を一層加速する計画です。また、近年問題となっている家畜排泄物由来の温室効果ガスの低減を目的として、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構や国内大学などとの共同研究プロジェクトに参画し、引き続きメチオニンを含むアミノ酸バランス改善飼料の技術普及を推進しております。
医薬化学品事業については、当社の有機合成プロセスの技術力を駆使したジェネリック原薬の製法開発、および新薬の受託製造品目の拡充に取り組んでおり、有望な複数の開発品・新製品に対して商業生産へ向けた準備を進めております。また、将来の成長が見込まれる核酸医薬原薬の製造において、長鎖RNAを中心にオリゴ核酸のGMP(Good Manufacturing Practice)管理下での生産実績を積むとともに有望な開発品の製造を受託し、競争力のある要素技術の獲得、独自技術の拡張を目的とした研究開発を推進しております。
なお、健康・農業関連事業部門における当連結会計年度の研究開発費は286億円であります。
医薬品分野では、精神神経領域、がん領域および再生・細胞医薬分野を研究重点領域とし、また、感染症領域にも取り組み、グローバルヘルスへの貢献を目指し、大日本住友製薬および日本メジフィジックス株式会社が有する自社技術を活かした研究開発に加え、技術ライセンス、ベンチャー企業やアカデミアとの共同研究などによる最先端の外部技術の導入にも取り組み、優れた医薬品の継続的な創製を目指しております。さらに、医薬品以外のヘルスケア領域において、社会課題の解決のための新たなソリューションを提供することを目的として、フロンティア事業の立ち上げを目指しています。
当連結会計年度においては、精神神経領域で次の進展がありました。①「キンモビ」(一般名:アポモルヒネ塩酸塩水和物) について、2020年5月、米国において成人のパーキンソン病に伴うオフ症状の改善を適応症とした承認を取得し、同年9月に発売しました。②「ロナセン」(一般名:ブロナンセリン)について、2021年3月、日本において統合失調症における小児の用法・用量を追加する一部変更承認を取得しました。本剤は日本で初めての統合失調症の小児適応を持つ非定型抗精神病薬となりました。③SEP-363856について、日本および中国において統合失調症を対象とした国際共同フェーズ2/3試験を開始しました。
がん領域では、①「オルゴビクス」(一般名:レルゴリクス)について、2020年12月に、米国において成人の進行性前立腺がんを適応症とした承認を取得しました。また、2021年3月に、欧州において進行性前立腺がんを対象とした承認申請を行いました。②ナパブカシン(開発コード:BBI608)について、米国、日本等において、結腸直腸がんを対象とした国際共同フェーズ3試験を実施していましたが、同試験の解析結果において主要評価項目を達成しませんでした。この結果を受けて、実施中の臨床試験を順次中止しました。③alvocidib(開発コード:DSP-2033)について、米国において急性骨髄性白血病(AML)を対象としたフェーズ2試験等を実施していましたが、競合状況およびこれまでに得られた知見を踏まえ、これらの試験を中止することにしました。
再生・細胞医薬分野では、引き続き、産学の連携先と、加齢黄斑変性、パーキンソン病、網膜色素変性、脊髄損傷などを対象に、他家iPS細胞を用いた再生・細胞医薬事業を推進します。当連結会計年度の進捗は以下のとおりです。
①デューク大学と連携して開発中のRVT-802について、米国において、小児先天性無胸腺症を対象とした再申請の準備を行いました。(注:2021年4月に、米国において小児先天性無胸腺症を対象とした再申請を行いました。)②他家iPS細胞由来ドパミン神経前駆細胞について、京都大学において実施されているパーキンソン病を対象とした医師主導治験の4例目から、大日本住友製薬で製造したドパミン神経前駆細胞を提供し、移植されています。③他家iPS細胞由来網膜シートについて、神戸市立神戸アイセンター病院において網膜色素変性に対する臨床研究が開始され、予定されていた全2例に対して、大日本住友製薬が製造した網膜シートが移植されました。
感染症領域では、アカデミアなどとの共同研究により、薬剤耐性菌感染症治療薬ならびに大日本住友製薬のワクチンアジュバントを基盤としたマラリアワクチンおよびユニバーサルインフルエンザワクチン(ほとんどの型のインフルエンザウイルスに対し幅広い効力を持つインフルエンザワクチン)の創薬研究を展開しています。当連結会計年度の進捗は以下のとおりです。①薬剤耐性菌感染症治療薬については、北里研究所との共同研究を推進しました。なお、本共同研究は、日本医療研究開発機構(AMED)の医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)に係る研究開発課題として採択されており、AMEDからの委託研究開発費を活用しています。②マラリアワクチンについては、愛媛大学とのマラリア発病阻止ワクチンの共同研究ならびに愛媛大学および米国PATHとのマラリア伝搬阻止ワクチンおよびマラリア感染阻止ワクチンの共同研究を推進しました。なお、これら3つのプロジェクトについては、2019年度から3年連続で公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)の助成案件に選定されました。③ユニバーサルインフルエンザワクチンについては、医薬基盤・健康・栄養研究所との共同研究を推進しました。
その他の領域では、①「ジェムテサ」(一般名:ビベグロン)について、2020年12月に、米国において成人の切迫性尿失禁、尿意切迫感および頻尿の症状を伴う過活動膀胱(OAB)を適応症とした承認を取得しました。②レルゴリクス配合剤について、2020年5月に、米国において子宮筋腫を対象とした承認申請を行いました。また、子宮内膜症を対象とした2本のフェーズ3試験において良好な解析結果を得ました。③イメグリミン塩酸塩(開発コード:PXL008)について、2020年7月に、日本において2型糖尿病を対象とした承認申請を行いました。
フロンティア事業においては、①2020年6月に、サノビオン ファーマシューティカルズ インコーポレーテッドとBehaVR LLCとの間で、社交不安障害を緩和するVR機器のコンテンツに関する共同研究開発契約を締結しました。②2020年7月に、日本において損害保険ジャパン株式会社および株式会社Aikomiとの間で、認知症・介護関連のデジタル機器の研究開発および事業化に向けた連携を開始しました。③2020年8月に、日本において株式会社Save Medicalとの間で、2型糖尿病管理指導用モバイルアプリケーション(開発コード:SMC-01)の共同開発契約を締結し、フェーズ3試験を開始しました。④2020年10月に、日本においてドローブリッジ・ヘルス・インコーポレーテッドとの間で、生活習慣病を対象とした自動採血・保存機器に関する共同研究開発契約を締結しました。
放射性医薬品については、AMEDによるCiCLE事業の研究開発課題として採択されたセラノスティクス(治療と診断の融合)薬剤開発プロジェクト「CRADLE(Consortium for Radiolabeled Drug Leadership)」を日本メジフィジックス株式会社が中心となって推進しています。初期段階の研究については、高性能コンピュータを駆使したインシリコ創薬技術、iPS細胞などの最先端のサイエンスを取り入れた創薬に取り組んでいます。また、国内外の大学を含む研究機関等との研究提携も積極的に推進しております。
なお、医薬品部門における当連結会計年度の研究開発費は998億円であります。
全社共通およびその他の研究分野においては、上記5事業分野の事業領域を外縁部へ積極拡大するための研究およびマテリアルズ・インフォマティクス等の計算機科学をはじめとする共通基盤技術開発の強化により、ヘルスケア、食糧、環境負荷低減、ICTの重点4分野における次世代事業の創出加速を進め、社会的課題の解決の実現を推進しております。当連結会計年度においては、次の進展がありました。
ヘルスケアおよび食糧分野では、当社の保有技術を活かすことが可能と思われる核酸医薬、機能性食品、体調可視化などの先進医療・予防・診断、食糧の品質・収量向上に関する技術の開発に引き続き取り組んでおります。体調可視化による次世代ヘルスケアプラットフォームの基盤技術を共同開発しておりますイスラエルのナノセント社に、新型コロナウイルス感染症の迅速診断センサー開発のために資金提供いたしました。また、株式会社理研鼎業と共創契約を締結し、同社のライフサイエンス分野およびデータサイエンス分野の知見と当社の技術を融合させることにより、新しい事業の創出を目指しております。
環境負荷低減分野では、炭素循環や温室効果ガス排出削減に関する環境負荷低減の技術開発を加速するために、2020年4月に、複数の研究所に分散していた研究テーマを石油化学品研究所に集約し、約30名体制の「研究グループ(環境負荷低減技術開発)」を新設しました。国立大学法人室蘭工業大学とは、ゼオライト触媒を用いて廃プラスチックを化学的に分解してモノマーに戻すケミカルリサイクル技術の共同開発に取り組んでおります。また、積水化学工業株式会社が開発した“ごみ”を原料としてエタノールを生産する技術と、当社が有するポリオレフィンの製造技術・ノウハウを組み合わせたサーキュラーエコノミーの取り組みも行っております。さらに、二酸化炭素を原料としたメタノールを高効率に合成する実用化に向けて国立大学法人島根大学との共同研究に取り組んでおります。
ICT分野では、当社の高分子有機EL材料が、中型パネル用途において国内外の主要セットメーカーによる認定・採用の動きが活発となり、大型サイズにおいて主要大型パネルメーカーとの間で第8世代以上の大型基板を用いた印刷法パネル量産の共同開発が大きく進捗して実証段階にあります。フランスのイゾルグ社とは、有機光ダイオードを用いた近赤外用高性能カメラに応用可能な有機CMOSイメージセンサーの材料開発をより強化し推進しております。
また、研究開発活動の効率化や大規模データの分析・解析技術の高度化を推進するため、高度なデータ解析技術を持つデータサイエンティストと研究開発や生産プロセスの現場における高度なドメイン知識を持ちながらデータ解析も行えるデータエンジニアの双方の育成にも引き続き取り組んでおります。
さらに、当社の連結子会社であるベーラント バイオサイエンス LLCのバイオラショナルリサーチセンター内に設置された新組織「シンバイオハブ」は、オープンイノベーションはもとより、米欧のイノベーション探索拠点であるコーポレート・ベンチャーリング&イノベーションオフィス(CVI)や、当社のバイオサイエンス研究所、工業化技術研究所などの国内拠点とも連携し、住友化学グループ全体で合成生物学を利用した基盤技術の早期構築を進めております。
なお、全社共通部門における当連結会計年度の研究開発費は165億円であります。
このように、事業拡大および競争力強化を図るべく、新製品・新技術の研究開発および既存製品の高機能化・既存技術の一層の向上に取り組み、各事業分野におきまして着実に成果を挙げつつあります。
第3 【設備の状況】
1 【設備投資等の概要】
当社グループ(当社および連結子会社)では、当連結会計年度は、製造設備の新設、増強、整備を中心に総額1,127億円の設備投資を行いました。
| セグメントの名称 | 設備投資金額 | 設備投資の内容 |
|---|---|---|
| 百万円 | ||
| 石油化学 | 19,896 | 主に当社と子会社において石油化学製造設備等の増強、整備を行いました。 |
| エネルギー・機能材料 | 23,029 | 主に当社と子会社においてエネルギー・機能材料製造設備等の増強、整備を行いました。 |
| 情報電子化学 | 12,222 | 主に当社と子会社において情報電子化学製造設備等の新設、増強を行いました。 |
| 健康・農業関連事業 | 16,287 | 主に当社と子会社において健康・農業関連製造設備等の新設、増強を行いました。 |
| 医薬品 | 14,012 | 主に子会社において医薬品製造設備の新設等を行いました。 |
| その他 | 18,583 | 主に子会社において電力供給設備等の新設、整備を行いました。 |
| 全社共通 | 8,675 | 主に当社において全社共通研究設備、情報システム等の整備を行いました。 |
| 合計 | 112,704 |
(注) 1 所要資金については、自己資金等を充当しました。
2 設備投資金額には、有形固定資産のほか、無形資産への投資を含めております。
2 【主要な設備の状況】
当社グループ(当社および連結子会社)における主要な設備は、以下のとおりであります。
(1) 提出会社
2021年3月31日現在
| 事業所名(所在地) | セグメントの名称 | 設備の内容 | 帳簿価額(百万円) | 従業員数(人) | |||||
| 建物及び構築物 | 機械装置及び運搬具 | 土地(面積千㎡) | 使用権資産 | その他 | 合計 | ||||
| 愛媛工場(愛媛県新居浜市) | 石油化学等 | 石油化学等の製造設備等 | 30,323 | 66,942 | 19,829(3,412)[69] | 1,039 | 6,652 | 124,785 | 1,118 |
| 大江工場(愛媛県新居浜市) | 情報電子化学等 | 情報電子化学の製造設備等 | 2,547 | 5,898 | 902(464) | - | 1,534 | 10,880 | 302 |
| 千葉工場(千葉県市原市) | 石油化学等 | 石油化学等の製造設備等 | 15,684 | 33,776 | 10,167(2,293)[15] | 37 | 4,595 | 64,259 | 1,169 |
| 大阪工場(大阪市此花区) | 情報電子化学等 | 情報電子化学等の製造設備等 | 8,826 | 6,517 | 3,618(287) | 4 | 2,097 | 21,063 | 969 |
| 大分工場(大分県大分市) | 健康・農業関連事業等 | 健康・農業関連事業等の製造設備 | 8,219 | 9,365 | 4,112(1,018)[41] | 117 | 4,099 | 25,911 | 848 |
| 三沢工場(青森県三沢市) | 健康・農業関連事業 | 健康・農業関連事業の製造設備 | 1,917 | 4,128 | 1,649(785) | 24 | 283 | 8,000 | 134 |
| 健康・農業関連事業研究所(兵庫県宝塚市) | 健康・農業関連事業等 | 研究設備 | 4,943 | 893 | 1,395(147)[27] | 107 | 1,231 | 8,569 | 281 |
| 先端材料開発研究所(茨城県つくば市) | 全社共通等 | 研究設備 | 2,326 | 53 | 5,226(239)[4] | - | 743 | 8,348 | 166 |
| 本社(大阪)(大阪市中央区) | 全社共通等 | 福利厚生施設等 | 1,197 | 46 | 1,530(121)[12] | 4,620 | 281 | 7,674 | 118 |
| 本社(東京)(東京都中央区) | 全社共通等 | 福利厚生施設等 | 1,409 | 237 | 2,205(47) | 6,222 | 3,747 | 13,820 | 1,139 |
(注) 1 土地の面積について、そのうちの借地の面積を[ ]で示しております。
2 帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品および建設仮勘定の合計であります。
3 土地には、主な貸与土地として、愛媛工場に652千㎡および千葉工場に307千㎡が含まれております。また、主な貸与先は連結子会社である大日本住友製薬、広栄化学株式会社および新居浜コールセンター株式会社であります。
4 現在休止中の主要な設備はありません。
(2) 国内子会社
2021年3月31日現在
| 会社名 | 事業所名(所在地) | セグメントの名称 | 設備の内容 | 帳簿価額(百万円) | 従業員数(人) | |||||
| 建物及び構築物 | 機械装置及び運搬具 | 土地(面積千㎡) | 使用権資産 | その他 | 合計 | |||||
| 日本エイアンドエル㈱ | 愛媛工場(愛媛県 新居浜市) | 石油化学 | ABS樹脂・SBRラテックス製造設備 | 1,990 | 1,830 | -(79)[79] | 104 | 430 | 4,354 | 215 |
| 広栄化学㈱ | 千葉工場(千葉県 袖ヶ浦市) | エネルギー・機能材料 | 化成品・医農薬中間体等製造設備等 | 6,901 | 5,447 | 22(125)[123] | 1 | 4,280 | 16,652 | 185 |
| 田岡化学工業㈱ | 播磨工場(兵庫県 加古郡) | エネルギー・機能材料 | 精密化学品等製造設備等 | 2,092 | 1,983 | 435(38) | - | 201 | 4,711 | 107 |
| 淀川工場(大阪市淀川区) | エネルギー・機能材料 | 精密化学品等製造設備等 | 1,261 | 1,706 | 774(34) | 174 | 571 | 4,486 | 232 | |
| ㈱田中化学研究所 | 福井工場(福井県福井市) | エネルギー・機能材料 | 無機化学製品製造設備 | 2,392 | 7,241 | 1,400(95) | 55 | 8,175 | 19,263 | 238 |
| 大日本住友製薬㈱ | 鈴鹿工場(三重県 鈴鹿市) | 医薬品 | 医薬品等製造設備 | 5,581 | 4,224 | 121(199) | 264 | 935 | 11,125 | 347 |
| 大分工場(大分県 大分市) | 医薬品 | 医薬品製造設備 | 1,345 | 1,001 | -(44)[44] | - | 407 | 2,753 | 160 | |
| 総合研究所(大阪府 吹田市) | 医薬品 | 医薬品等研究設備 | 8,196 | 1,613 | 415(49) | - | 844 | 11,068 | 206 | |
| 大阪研究所(大阪市 此花区) | 医薬品 | 医薬品研究設備 | 6,983 | 33 | -(14)[14] | - | 1,322 | 8,338 | 375 | |
| 本社(大阪市 中央区) | 医薬品 | 管理販売設備 | 1,424 | 8 | 2,099(2) | 14 | 336 | 3,881 | 273 | |
| 神戸物流センターほか(神戸市 須磨区ほか) | 医薬品 | 物流設備 | 474 | 500 | 1,433(10) | 1,948 | 29 | 4,384 | 1 | |
| 日本メジフィジックス㈱ | 千葉工場(千葉県 袖ヶ浦市) | 医薬品 | 放射性診断薬等製造設備等 | 2,549 | 671 | -(18)[18] | 4 | 436 | 3,660 | 130 |
| 兵庫工場(兵庫県 三田市) | 医薬品 | 放射性診断薬等製造設備 | 595 | 485 | 1,804(50) | - | 115 | 2,999 | 71 | |
| 東京ラボほか(東京都 江東区ほか) | 医薬品 | 放射性診断薬等製造設備等 | 6,194 | 3,043 | 3,777(59)[8] | 308 | 3,482 | 17,443 | 434 | |
| 住友共同電力㈱ | 壬生川火力発電所ほか(愛媛県 西条市ほか) | その他 | 汽力発電設備 | 1,724 | 11,385 | 1,749(799)[200] | 6,001 | 20,161 | 41,056 | 103 |
| 東平発電所ほか(愛媛県 新居浜市ほか) | その他 | 水力発電設備 | 2,416 | 2,762 | 42(891)[213] | 141 | 19 | 5,397 | 24 | |
| 西の谷変電所ほか(愛媛県 新居浜市) | その他 | 変電設備 | 663 | 4,096 | 7(92)[69] | 720 | 114 | 5,614 | 17 | |
| 川崎バイオマス発電㈱ | 川崎バイオマス発電所(神奈川県 川崎市) | その他 | 発電設備 | 543 | 3,053 | -(31)[31] | 976 | 19 | 4,592 | 15 |
(注) 1 土地の面積について、そのうちの借地の面積を[ ]で示しております。
2 帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品および建設仮勘定の合計であります。
3 現在休止中の主要な設備はありません。
(3) 在外子会社
2021年3月31日現在
| 会社名 | (所在地) | セグメントの名称 | 設備の内容 | 帳簿価額(百万円) | 従業員数(人) | |||||
| 建物及び構築物 | 機械装置及び運搬具 | 土地(面積千㎡) | 使用権資産 | その他 | 合計 | |||||
| スミトモ ケミカル アジア プライベート リミテッド | (シンガポール 共和国) | 石油化学等 | S-SBR・メタアクリル等の製造設備および化学品の輸出用船舶等 | 5,739 | 8,309 | -(319)[319] | 13,813 | 1,095 | 28,956 | 457 |
| ザ ポリオレフィン カンパニー (シンガポール)プライベート リミテッド | (シンガポール 共和国) | 石油化学 | 低密度ポリエチレンおよびポリプロピレン製造設備 | 2,380 | 9,398 | -(241)[241] | 8,755 | 2,109 | 22,642 | 322 |
| SSLM㈱ | (大韓民国) | エネルギー・機能材料 | 耐熱セパレータ製造設備 | 3,667 | 4,793 | 4,209(110) | - | 3,606 | 16,275 | 321 |
| 東友ファインケム㈱ | (大韓民国) | 情報電子化学等 | 情報電子材料等の製造設備 | 29,405 | 20,584 | 6,698(552) | 105 | 3,088 | 59,880 | 2,741 |
| 住華科技股份有限公司 | (台湾) | 情報電子化学 | 情報電子材料製造設備 | 14,497 | 1,693 | -(164)[164] | 2,935 | 691 | 19,816 | 1,892 |
| 住化電子材料科技(無錫)有限公司 | (中華人民 共和国) | 情報電子化学等 | 情報電子材料製造設備 | 2,817 | 5,293 | -(402)[402] | 928 | 1,072 | 10,110 | 706 |
| 住化電子材料科技(西安)有限公司 | (中華人民 共和国) | 情報電子化学等 | 情報電子材料製造設備 | 3,422 | 2,781 | -(68)[68] | 262 | 125 | 6,590 | 65 |
| 住化電子材料科技(常州)有限公司 | (中華人民共和国) | 情報電子化学等 | 情報電子材料製造設備 | 2,406 | 3,321 | -(62)[62] | 450 | 1,631 | 7,808 | 18 |
| 旭友電子材料科技(無錫)有限公司 | (中華人民 共和国) | 情報電子化学等 | 情報電子材料製造設備 | 5 | 5,305 | -(81)[81] | 134 | 46 | 5,490 | 5 |
| ベーラントU.S.A. LLC | (米国) | 健康・農業関連事業 | 農薬等の製造設備 | 14,573 | 10,466 | 550(576) | 7,058 | 1,338 | 33,985 | 934 |
| スミトモ ケミカル インディア リミテッド | (インド共和国) | 健康・農業関連事業 | 農薬等の製造設備 | 992 | 2,987 | 1,165(1,188)[430] | 703 | 226 | 6,073 | 1,722 |
| サノビオンファーマシューティカルズインコーポレーテッド | (米国) | 医薬品 | 医薬品の管理販売設備 | 3,488 | 618 | 417(238)[4] | 1,635 | 149 | 6,307 | 1,065 |
(注) 1 土地の面積について、そのうちの借地の面積を[ ]で示しております。
2 帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品および建設仮勘定の合計であります。
3 スミトモ ケミカル アジア プライベート リミテッドおよびベーラント U.S.A. LLCには、同社の連結子会社が含まれております。
4 上記のほか、スミトモ ダイニッポン ファーマ アメリカ インコーポレーテッド(医薬品)において75,155 百万円、スミトバント社(医薬品)において293,318百万円の無形資産を計上しております。
5 現在休止中の主要な設備はありません。
3 【設備の新設、除却等の計画】
(1)重要な設備の新設等
当社グループ(当社および連結子会社)は、多種多様な事業を国内外で行っており、設備の新設、増強、整備等の 計画の内容も極めて多岐にわたっているため、セグメントごとの数値を開示する方法によっております。
当連結会計年度後1年間の設備投資計画(設備の新設、増強、整備等)は 1,380億円であり、セグメントごとの内訳は、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 2021年3月末計画金額 | 計画の内容 |
|---|---|---|
| 百万円 | ||
| 石油化学 | 36,000 | 石油化学製造設備等の増強、整備等 |
| エネルギー・機能材料 | 25,500 | エネルギー・機能材料製造設備等の新設、増強等 |
| 情報電子化学 | 22,500 | 情報電子化学製造設備等の新設、増強等 |
| 健康・農業関連事業 | 19,000 | 健康・農業関連製造設備等の増強、整備等 |
| 医薬品 | 14,500 | 医薬品製造設備の新設、整備等 |
| その他 | 7,000 | 電力供給設備等の整備等 |
| 全社共通 | 13,500 | 全社共通研究設備、情報システム等の整備 |
| 合計 | 138,000 |
(注) 1 所要資金については、自己資金等を充当する予定であります。
2 計画金額には、有形固定資産のほか、無形資産への投資を含めております。
(2)重要な設備の除却等
経常的な設備の更新のための除却等を除き、重要な設備の除却等の計画はありません。
第4 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
| 種類 | 発行可能株式総数(株) |
|---|---|
| 普通株式 | 5,000,000,000 |
| 計 | 5,000,000,000 |
② 【発行済株式】
| 種類 | 事業年度末現在発行数(株)(2021年3月31日) | 提出日現在発行数(株)(2021年6月23日) | 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 | 内容 |
|---|---|---|---|---|
| 普通株式 | 1,655,446,177 | 1,655,446,177 | 東京証券取引所市場第一部 | 単元株式数は100株であります。 |
| 計 | 1,655,446,177 | 1,655,446,177 | - | - |
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
③ 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
| 年月日 | 発行済株式総数増減数(千株) | 発行済株式総数残高(千株) | 資本金増減額 (百万円) | 資本金残高 (百万円) | 資本準備金増減額(百万円) | 資本準備金残高(百万円) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2004年4月1日~2005年3月31日 | - | 1,655,446 | - | 89,699 | 2,284 | 23,695 |
(注) 2004年7月1日の住化ファインケム株式会社および住化物流株式会社との合併による増加であります。
(5) 【所有者別状況】
2021年3月31日現在
| 区分 | 株式の状況(1単元の株式数100株) | 単元未満株式の状況(株) | |||||||
| 政府及び地方公共団体 | 金融機関 | 金融商品取引業者 | その他の法人 | 外国法人等 | 個人その他 | 計 | |||
| 個人以外 | 個人 | ||||||||
| 株主数(人) | 1 | 120 | 56 | 914 | 692 | 223 | 127,202 | 129,208 | - |
| 所有株式数(単元) | 30 | 7,369,166 | 679,328 | 633,695 | 4,427,610 | 2,860 | 3,427,750 | 16,540,439 | 1,402,277 |
| 所有株式数の割合(%) | 0.00 | 44.55 | 4.11 | 3.83 | 26.77 | 0.02 | 20.72 | 100.00 | - |
(注) 自己株式20,459,236株は「株式の状況」の「個人その他」の欄に204,592単元および「単元未満株式の状況」の欄に36株含めて記載しております。
(6) 【大株主の状況】
2021年3月31日現在
| 氏名又は名称 | 住所 | 所有株式数(千株) | 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
|---|---|---|---|
| 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 東京都港区浜松町二丁目11番3号 | 152,744 | 9.34 |
| 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 東京都中央区晴海一丁目8番12号 | 107,940 | 6.60 |
| 住友生命保険相互会社 | 東京都中央区築地七丁目18番24号 | 71,000 | 4.34 |
| 日本生命保険相互会社 | 東京都千代田区丸の内一丁目6番6号 | 41,031 | 2.50 |
| 株式会社日本カストディ銀行(信託口4) | 東京都中央区晴海一丁目8番12号 | 37,480 | 2.29 |
| 株式会社日本カストディ銀行(信託口7) | 東京都中央区晴海一丁目8番12号 | 31,924 | 1.95 |
| 株式会社日本カストディ銀行(三井住友信託銀行再信託分・住友生命保険相互会社退職給付信託口) | 東京都中央区晴海一丁目8番12号 | 29,000 | 1.77 |
| STATE STREET BANK WEST CLIENT – TREATY 505234(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1776 HERITAGE DRIVE, NORTH QUINCY, MA 02171, U.S.A. (東京都港区港南二丁目15番1号) | 24,185 | 1.47 |
| 株式会社日本カストディ銀行(信託口5) | 東京都中央区晴海一丁目8番12号 | 23,640 | 1.44 |
| 住友化学社員持株会 | 東京都中央区新川二丁目27番1号 | 23,308 | 1.42 |
| 計 | - | 542,255 | 33.16 |
(注)1 上記の所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
152,744千株、株式会社日本カストディ銀行(信託口)107,940千株、株式会社日本カストディ銀行(信託口4)37,480千株、株式会社日本カストディ銀行(信託口7)31,924千株、株式会社日本カストディ銀行(信託口5)23,640千株であります。
2 上記の所有株式数のうち、退職給付信託に係る株式数は株式会社日本カストディ銀行(三井住友信託銀行再信託分・住友生命保険相互会社退職給付信託口)29,000千株であります。
3 2020年6月29日付で公衆の縦覧に供されている株券等の大量保有に関する変更報告書において、株式会社三菱UFJ銀行およびその共同保有者3社が2020年6月22日現在で次のとおり株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2021年3月31日現在における実質所有株式数の確認をしておりません。
なお、大量保有に関する変更報告書の内容は以下のとおりであります。
| 氏名又は名称 | 住所 | 所有株式数(千株) | 発行済株式 総数に対する所有株式数 の割合(%) |
|---|---|---|---|
| 株式会社三菱UFJ銀行 | 東京都千代田区丸の内二丁目7番1号 | 3,534 | 0.21 |
| 三菱UFJ信託銀行株式会社 | 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 | 70,324 | 4.25 |
| 三菱UFJ国際投信株式会社 | 東京都千代田区有楽町一丁目12番1号 | 20,502 | 1.24 |
| 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 | 東京都千代田区丸の内二丁目5番2号 | 3,789 | 0.23 |
| 計 | - | 98,150 | 5.93 |
4 2020年12月4日付で公衆の縦覧に供されている株券等の大量保有に関する変更報告書において、三井住友信託銀行株式会社およびその共同保有者2社が2020年11月30日現在で次のとおり株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2021年3月31日現在における実質所有株式数の確認をしておりません。
なお、大量保有に関する変更報告書の内容は以下のとおりであります。
| 氏名又は名称 | 住所 | 所有株式数(千株) | 発行済株式 総数に対する所有株式数 の割合(%) |
|---|---|---|---|
| 三井住友信託銀行株式会社 | 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 | 15,504 | 0.94 |
| 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 | 東京都港区芝公園一丁目1番1号 | 69,161 | 4.18 |
| 日興アセットマネジメント株式会社 | 東京都港区赤坂九丁目7番1号 | 30,932 | 1.87 |
| 計 | - | 115,598 | 6.98 |
5 2021年5月11日付で公衆の縦覧に供されている株券等の大量保有に関する変更報告書において、ブラックロック・ジャパン株式会社およびその共同保有者11社が2021年4月30日現在で次のとおり株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2021年3月31日現在における実質所有株式数の確認をしておりません。
なお、大量保有に関する変更報告書の内容は以下のとおりであります。
| 氏名又は名称 | 住所 | 所有株式数(千株) | 発行済株式 総数に対する所有株式数 の割合(%) |
|---|---|---|---|
| ブラックロック・ジャパン株式会社 | 東京都千代田区丸の内一丁目8番3号 | 23,675 | 1.43 |
| ブラックロック・アドバイザーズ・エルエルシー(BlackRock Advisers, LLC) | ザ・コーポレーション・トラスト・カンパニー気付 1209 オレンジストリート ウィルミントン ニュー・キャッスル郡 デラウェア州 米国 | 2,850 | 0.17 |
| ブラックロック・フィナンシャル・マネジメント・インコーポレーテッド(BlackRock Financial Management, Incorporated) | 55 イースト52ストリート ニューヨーク ニューヨーク州 米国 | 4,431 | 0.27 |
| ブラックロック・インベストメント・マネジメント・エルエルシー(BlackRock Investment Management LLC) | 1 ユニバーシティ スクウェア ドライブ プリンストン ニュージャージー州 米国 | 2,497 | 0.15 |
| ブラックロック(ネザーランド)BV(BlackRock (Netherlands) BV) | 1 アムステルプレイン HA1096 アムステルダム オランダ王国 | 4,686 | 0.28 |
| ブラックロック・ファンド・マネジャーズ・リミテッド(BlackRock Fund Managers Limited) | 12 スログモートン・アベニュー ロンドン市 英国 | 4,414 | 0.27 |
| ブラックロック・ライフ・リミテッド(BlackRock Life Limited) | 12 スログモートン・アベニュー ロンドン市 英国 | 1,727 | 0.10 |
| ブラックロック・アセット・マネジメント・カナダ・リミテッド(BlackRock Asset Management Canada Limited) | 2500号、161 ベイ・ストリート トロント市 オンタリオ州 カナダ国 | 3,026 | 0.18 |
| ブラックロック・アセット・マネジメント・アイルランド・リミテッド(BlackRock Asset Management Ireland Limited) | 1階 2 ボールスブリッジパーク ボールスブリッジ ダブリン アイルランド共和国 | 10,405 | 0.63 |
| ブラックロック・ファンド・アドバイザーズ(BlackRock Fund Advisors) | 400 ハワード・ストリート サンフランシスコ市 カリフォルニア州 米国 | 23,777 | 1.44 |
| ブラックロック・インスティテューショナル・トラスト・カンパニー、エヌ. エイ.(BlackRock Institutional Trust Company, N.A.) | 400 ハワード・ストリート サンフランシスコ市 カリフォルニア州 米国 | 39,469 | 2.38 |
| ブラックロック・インベストメント・マネジメント(ユーケー) リミテッド(BlackRock Investment Management (UK) Limited) | 12 スログモートン・アベニュー ロンドン市 英国 | 4,255 | 0.26 |
| 計 | - | 125,217 | 7.56 |
(7) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2021年3月31日現在
| 区分 | 株式数(株) | 議決権の数(個) | 内容 | |
| 無議決権株式 | - | - | - | |
| 議決権制限株式(自己株式等) | - | - | - | |
| 議決権制限株式(その他) | - | - | - | |
| 完全議決権株式(自己株式等) | (自己保有株式) | |||
| 普通株式 | 20,459,200 | - | - | |
| (相互保有株式) | ||||
| 普通株式 | 1,036,300 | - | - | |
| 完全議決権株式(その他) | 普通株式 | 1,632,548,400 | 16,325,484 | - |
| 単元未満株式 | 普通株式 | 1,402,277 | - | - |
| 発行済株式総数 | 1,655,446,177 | - | - | |
| 総株主の議決権 | - | 16,325,484 | - | |
(注) 「単元未満株式」の欄には、自己保有株式および相互保有株式が次のとおり含まれております。
| 住友化学株式会社 | 36株 | ||
|---|---|---|---|
| 日泉化学株式会社 | 48株 |
② 【自己株式等】
2021年3月31日現在
| 所有者の氏名又は名称 | 所有者の住所 | 自己名義所有株式数(株) | 他人名義所有株式数(株) | 所有株式数の合計(株) | 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%) |
|---|---|---|---|---|---|
| (自己保有株式) | |||||
| 住友化学株式会社 | 東京都中央区新川二丁目27番1号 | 20,459,200 | - | 20,459,200 | 1.23 |
| (相互保有株式) | |||||
| 繁和産業株式会社 | 大阪府大阪市中央区平野町二丁目5番8号 | 775,500 | - | 775,500 | 0.04 |
| 日泉化学株式会社 | 愛媛県新居浜市西原町二丁目4番34号 | 110,800 | - | 110,800 | 0.00 |
| エスカーボシート株式会社 | 新潟県三条市南四日町四丁目8番6号1 | 100,000 | - | 100,000 | 0.00 |
| 協友アグリ株式会社 | 東京都中央区日本橋小網町6番1号 | 50,000 | - | 50,000 | 0.00 |
| 計 | - | 21,495,500 | - | 21,495,500 | 1.29 |
2 【自己株式の取得等の状況】
【株式の種類等】 会社法第155条第7号の規定に基づく普通株式の取得
(1) 【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2) 【取締役会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
| 区分 | 株式数(株) | 価額の総額(千円) |
|---|---|---|
| 当事業年度における取得自己株式 | 13,909 | 5,619 |
| 当期間における取得自己株式 | 2,031 | 1,163 |
(注) 当期間における取得自己株式には、2021年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取による株式数は含めておりません。
(4) 【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
| 区分 | 当事業年度 | 当期間 | ||
| 株式数(株) | 処分価額の総額(千円) | 株式数(株) | 処分価額の総額(千円) | |
| 引き受ける者の募集を行った取得自己株式 | - | - | - | - |
| 消却の処分を行った取得自己株式 | - | - | - | - |
| 合併、株式交換、株式交付、会社分割に係る移転を行った取得自己株式 | - | - | - | - |
| その他(単元未満株式の売渡請求による売渡) | 485 | 198 | - | - |
| 保有自己株式数 | 20,459,236 | - | 20,461,267 | - |
(注) 1 当期間における取得自己株式の処理状況には、2021年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の売渡しによる株式数は含めておりません。
2 当期間末の保有自己株式数は、2021年5月31日現在のものであります。
3 【配当政策】
当社は、剰余金の配当の決定にあたり、株主還元を経営上の最重要課題の一つと考え、各期の業績、配当性向ならびに将来の事業展開に必要な内部留保の水準等を総合的に勘案し、安定的な配当を継続することを基本としております。また、当社は中長期的には配当性向30%程度を安定して達成することを目指しております。
内部留保につきましては、重点事業の競争力強化や海外事業の拡充を図るため、設備投資、投融資等に充当し、これにより収益力の向上に努めてまいります。
配当時期につきましては中間および期末の年2回を基本とし、株主の皆様への利益配当をはじめとした剰余金の配当等を機動的に実施するため、定款により剰余金の配当等の決定機関を取締役会としております。
(注) 基準日が当事業年度に属する取締役会決議による剰余金の配当は、以下のとおりであります。
| 決議年月日 | 配当金の総額(百万円) | 1株当たり配当額(円) |
|---|---|---|
| 2020年10月30日 | 9,810 | 6 |
| 2021年5月13日 | 14,715 | 9 |
4 【コーポレート・ガバナンスの状況等】
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】
①コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社は、約400年続く住友の事業精神を継承し、自社の利益のみを追わず事業を通じて広く社会に貢献していくという理念のもと、活力にあふれ社会から信頼される企業風土を醸成し、技術を基盤とした新しい価値の創造に常に挑戦し続けることで、持続的成長を実現していきたいと考えております。その実現に向けて、実効性の高いコーポレート・ガバナンスを実現することが重要であると考え、株主を含め様々なステークホルダーとの協働、意思決定の迅速化、執行に対する適切な監督、コンプライアンス体制および内部統制システムの充実・強化、ステークホルダーとの積極的な対話を基本とし、次の方針に則って、コーポレート・ガバナンスの強化・充実の取り組みを行っております。
・当社は、株主の権利を尊重するとともに、株主の円滑な権利行使を実現するための環境整備ならびに株主の実質的な平等性の確保に努めます。
・当社は、会社の持続的成長には、株主、従業員、顧客、取引先、債権者、地域社会をはじめとする様々なステークホルダーとの協働が必要不可欠であるとの認識のもと、積極的に企業の社会的責任を果たしていくとともに、社会から信頼される企業風土の醸成に努めます。
・当社は、ステークホルダーとの建設的な対話を行うための基盤作りの一環として、信頼性が高く、かつ利用者にとって有用性の高い情報の提供に努めます。
・当社の取締役会は、株主に対する受託者責任・説明責任を踏まえ、独立社外役員の役割を重視しつつ、変化する社会・経済情勢を踏まえた的確な経営方針・事業戦略を示すとともに、業務執行に対する実効性の高い監督を実施するなど、取締役会の役割や使命を適切に履行します。
・当社は、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に資するため、株主との建設的な対話に努めます。
②企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由
(イ)企業統治の体制
当社は監査役制度を採用しております。また、重要な意思決定の迅速化、業務執行責任の明確化を図るため、執行役員制度を採用するとともに、経営環境の変化に迅速に対応できる経営体制の構築を図るため、取締役の任期は1年としております。現在の経営体制は、本報告書提出日現在で取締役12名(いずれも日本人、男性11名・女性1名)と執行役員37名(うち取締役兼務者7名。執行役員37名の内訳は日本人33名・外国人4名、男性36名・女性1名)であります。
・取締役会
取締役会は、取締役12名(うち社外取締役4名)、監査役5名(うち社外監査役3名)で構成され、法令または定款および取締役会規程の定めに則り、経営上の重要事項について意思決定するとともに、各取締役の職務の遂行を監視、監督しております。また、社外取締役・社外監査役の選任により、取締役の業務執行に対しての監査、監督機能をより一層強化するとともに、経営の透明性・客観性のさらなる向上に努めております。
本報告書提出時点の構成員は、議長は代表取締役会長である十倉雅和(執行役員を兼務しておりません)、メンバーは岩田圭一、竹下憲昭、松井正樹、赤堀金吾、水戸信彰、上田博、新沼宏、(以下、社外取締役)池田弘一、友野宏、伊藤元重および村木厚子であります。
・監査役会
監査役会は、監査役5名(うち社外監査役3名)で構成され、各監査役と監査役会は、取締役の職務執行を法令および定款に従い監査することで、当社のコーポレート・ガバナンスの重要な役割を担っております。
本報告書提出時点の構成員は、野崎邦夫、吉田裕明、(以下、社外監査役)麻生光洋、加藤義孝および米田道生であります。
・役員指名委員会・役員報酬委員会
当社は、取締役会の下に社外役員を主要な構成員とする「役員指名委員会」「役員報酬委員会」を設置し、取締役候補・監査役候補の指名および経営陣幹部の選任、ならびに取締役等の報酬制度、報酬水準等について必要な助言を得ております。
本報告書提出時点の構成員は以下のとおりであります。
(役員指名委員会)
委員長は代表取締役会長の十倉雅和、委員は岩田圭一、(以下、社外取締役)池田弘一、友野宏、伊藤元重および村木厚子であります。
(役員報酬委員会)
委員長は代表取締役会長の十倉雅和、委員は岩田圭一、(以下、社外取締役)池田弘一、友野宏、伊藤元重および村木厚子であります。
・経営会議
経営会議は、取締役会に上程される議案や報告事項を含め、経営戦略や設備投資などの重要事項を審議する機関であり、経営の意思決定を支えております。構成メンバーは、重要な経営機能を統括もしくは担当する執行役員、常勤監査役および取締役会議長とし、原則として年24回開催されております。
本報告書提出時点の構成員は、十倉雅和、岩田圭一、竹下憲昭、松井正樹、赤堀金吾、水戸信彰、上田博、新沼宏、重森隆志、佐々木啓吾および常勤監査役であります。(議事進行は重森隆志が担当)
・その他の委員会等
上記以外にも、当社ならびに当社グループの経営に関わる重要事項について広範囲かつ多様な見地から審議する社内会議「内部統制委員会」、「サステナビリティ推進委員会」、「レスポンシブル・ケア委員会」「リスク・クライシスマネジメント委員会」、「コンプライアンス委員会」、「人権尊重推進委員会」(いずれも年1回以上開催)等を設置することで、業務執行、監督機能等の充実を図っております。
(ロ)当該体制を採用する理由
当社は、変化する社会・経済諸情勢の下において、株主の皆様を中心とした様々なステークホルダーの利益に適うようにすることが、コーポレート・ガバナンスの基本であると認識しており、これを実現するため、上記体制を採用しております。今後も、その充実に向け、重要な意思決定の迅速化、執行に対する適切な監督、コンプライアンス体制および内部統制の充実・強化等に取り組んでいく所存であります。
(ハ)企業統治の体制の模式図
当社の企業統治の体制の模式図は以下のとおりであります。
③企業統治に関するその他の事項
(イ)内部統制システムの整備の状況
当社では、会社法に定める業務の適正を確保するための体制として、取締役会決議にて「内部統制システムの整備に係る基本方針(2019年3月改定)」を制定しております。
この中で掲げているように、当社は内部統制システムの整備は組織が健全に維持されるための必要なプロセスであり、かつ、事業目的達成のために積極的に活用すべきものであるとの考えから、社長を委員長とし、各事業部門およびコーポレート部門を統括・担当する執行役員を委員として構成している「内部統制委員会」(年3回開催)を設置して、当社グループにおける内部統制システムの不断の充実を図っております。
当社は、この内部統制委員会を中核として、前述の基本方針に基づく諸施策を審議するとともに、その実施状況をモニタリングすることでPDCAサイクルを回し、当社グループにおける内部統制システムが有効に機能するよう、常に事業や環境の変化に応じた点検・強化を行っております。
なお、当委員会は、当社の業務執行部門から独立した内部統制・監査部が運営しており、オブザーバーとして常勤監査役が出席しております。また、同委員会の実施状況については、開催の都度、監査役会に報告した上、取締役会にて報告・審議しております。
(ロ)コンプライアンスの体制の整備の状況
当社では、コンプライアンスを企業経営の根幹と位置付け、グループ全体のコンプライアンスを徹底するための体制の確立・運営について、「コンプライアンス委員会」および地域法務・コンプライアンス統括を設置し、指導・支援を強化しております。また、企業活動における基本的な行動基準を成文化した住友化学企業行動憲章ならびにその具体的な方針を定めた企業行動要領を制定し、全役員・従業員に配布しております。不正行為を未然に防止し、また、その可能性を早期に発見し対処するため、「スピークアップ制度」を設け、グループ全体の従業員に対して制度利用の働きかけを強化しております。受信した通報については慎重かつ丁寧な調査対応を行うとともに、対応状況についてコンプライアンス委員会および監査役会にタイムリーな報告を行っております。さらに、全般的かつ個別的なコンプライアンス研修の実施、コンプライアンス推進月間における各部での取り組み、従業員コンプライアンス意識調査などを通じて、具体的なコンプライアンスリスクの低減および従業員のコンプライアンス意識の向上を図っております。
(ハ)リスク管理体制の整備の状況
当社では、持続的な成長を実現するため、事業目的の達成を阻害する恐れのあるさまざまなリスクを早期発見し適切に対応していくとともに、リスクが顕在化した際に迅速かつ適切に対応すべく、リスクマネジメントに関わる体制の整備・充実に努めております。
当社では、当社グループの各組織がその本来業務の一部として、自らの業務遂行上のリスクを適切に管理するためにさまざまな対策を講じるとともに、それに加えて、グループ全体の観点から各組織の取り組みを支援し、その徹底を図るため、各種の会議体が連携して当社グループのリスクマネジメントを推進する体制を構築しております。
「内部統制委員会」では、グループ全体のリスクマネジメントに関する方針の立案や方針に基づく各組織の取り組みの監督、リスク情報の収集・評価などを行っております。同委員会では、毎年、グループ全体のリスクマップを作成して経営戦略および事業継続の基盤に関わるリスクの状況を網羅的に把握するとともに、リスク主管組織と連携し、地震や労働災害、製品事故など事業継続の基盤に関わる重要なリスクへの対策をグループ横断的に推進しております。
その一方で「経営会議」では、当社およびグループ会社の経営戦略や、設備投資・投融資をはじめとした経営上の重要事項に関して、機会とリスクの双方の観点も含めて、都度、審議しております。また、「サステナビリティ推進委員会」では、中長期的な環境・社会問題に関して、機会とリスクの双方の観点で捉えたうえ、当社グループの経営諸活動が社会と自社のサステナビリティの実現に寄与するよう、グループの各組織に向けて必要な提言を行っております。
なお、大規模災害(地震、風水害など)やパンデミック、国内外の治安悪化(テロ・暴動・戦争など)、その他重大なリスクが顕在化した場合に迅速に対応するため、「リスク・クライシスマネジメント委員会」を設置し、個別のリスク・クライシスの対処方針などを審議しております。
(ニ)責任限定契約の状況
当社は、社外役員との間で、社外役員が職務を行うにつき、善意でかつ重大な過失がないときは、会社法第423条第1項に定める社外役員の当社に対する損害賠償責任について、会社法第425条第1項各号に定める金額の合計額を限度とする、責任限定契約を締結しております。
④取締役の定数
当社の取締役は15名以内とする旨を定款で定めております。
⑤取締役の選任の決議要件
当社は、取締役の選任決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨、および累積投票によらないものとする旨を定款で定めております。
⑥剰余金の配当等の決定機関
当社は、剰余金の配当等会社法第459条第1項各号に定める事項については、法令に別段の定めのある場合を除き、株主総会の決議によらず取締役会の決議により定める旨を定款で定めております。これにより株主への利益配当をはじめとした剰余金の配当等を機動的に実施しております。
⑦株主総会の特別決議要件
当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款で定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。
(2) 【役員の状況】
① 役員一覧
男性16名 女性1名 (役員のうち女性の比率6%)
| 役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数(千株) | ||||||||||||||||||
| 代表取締役 会長 | 十 倉 雅 和 | 1950年7月10日生 | 1974年4月 当社入社 2000年12月 技術・経営企画室部長 2003年6月 執行役員 2006年6月 常務執行役員 2008年6月 代表取締役 常務執行役員 2009年4月 代表取締役 専務執行役員 2011年4月 代表取締役社長 社長執行役員 2019年4月 代表取締役会長(現) 2021年6月 一般社団法人日本経済団体連合会会長(現) | 1974年4月 | 当社入社 | 2000年12月 | 技術・経営企画室部長 | 2003年6月 | 執行役員 | 2006年6月 | 常務執行役員 | 2008年6月 | 代表取締役 常務執行役員 | 2009年4月 | 代表取締役 専務執行役員 | 2011年4月 | 代表取締役社長 社長執行役員 | 2019年4月 | 代表取締役会長(現) | 2021年6月 | 一般社団法人日本経済団体連合会会長(現) | (注)4 | 262 |
| 1974年4月 | 当社入社 | ||||||||||||||||||||||
| 2000年12月 | 技術・経営企画室部長 | ||||||||||||||||||||||
| 2003年6月 | 執行役員 | ||||||||||||||||||||||
| 2006年6月 | 常務執行役員 | ||||||||||||||||||||||
| 2008年6月 | 代表取締役 常務執行役員 | ||||||||||||||||||||||
| 2009年4月 | 代表取締役 専務執行役員 | ||||||||||||||||||||||
| 2011年4月 | 代表取締役社長 社長執行役員 | ||||||||||||||||||||||
| 2019年4月 | 代表取締役会長(現) | ||||||||||||||||||||||
| 2021年6月 | 一般社団法人日本経済団体連合会会長(現) | ||||||||||||||||||||||
| 代表取締役社長 | 岩 田 圭 一 | 1957年10月11日生 | 1982年4月 当社入社 2004年7月 情報電子化学業務室部長 2010年4月 執行役員 2013年4月 常務執行役員 2018年4月 専務執行役員 2018年6月 代表取締役 専務執行役員 2019年4月 代表取締役社長 社長執行役員(現) | 1982年4月 | 当社入社 | 2004年7月 | 情報電子化学業務室部長 | 2010年4月 | 執行役員 | 2013年4月 | 常務執行役員 | 2018年4月 | 専務執行役員 | 2018年6月 | 代表取締役 専務執行役員 | 2019年4月 | 代表取締役社長 社長執行役員(現) | (注)4 | 145 | ||||
| 1982年4月 | 当社入社 | ||||||||||||||||||||||
| 2004年7月 | 情報電子化学業務室部長 | ||||||||||||||||||||||
| 2010年4月 | 執行役員 | ||||||||||||||||||||||
| 2013年4月 | 常務執行役員 | ||||||||||||||||||||||
| 2018年4月 | 専務執行役員 | ||||||||||||||||||||||
| 2018年6月 | 代表取締役 専務執行役員 | ||||||||||||||||||||||
| 2019年4月 | 代表取締役社長 社長執行役員(現) | ||||||||||||||||||||||
| 代表取締役 | 竹 下 憲 昭 | 1958年7月23日生 | 1982年4月 当社入社 2005年12月 ラービグ リファイニング アンド ペトロケミカル カンパニー出向 2010年4月 執行役員 2013年4月 常務執行役員 2016年6月 ラービグ リファイニング アンド ペトロケミカル カンパニー副会長(現) 2017年6月 代表取締役 常務執行役員 2018年4月 代表取締役 専務執行役員(現) | 1982年4月 | 当社入社 | 2005年12月 | ラービグ リファイニング アンド ペトロケミカル カンパニー出向 | 2010年4月 | 執行役員 | 2013年4月 | 常務執行役員 | 2016年6月 | ラービグ リファイニング アンド ペトロケミカル カンパニー副会長(現) | 2017年6月 | 代表取締役 常務執行役員 | 2018年4月 | 代表取締役 専務執行役員(現) | (注)4 | 83 | ||||
| 1982年4月 | 当社入社 | ||||||||||||||||||||||
| 2005年12月 | ラービグ リファイニング アンド ペトロケミカル カンパニー出向 | ||||||||||||||||||||||
| 2010年4月 | 執行役員 | ||||||||||||||||||||||
| 2013年4月 | 常務執行役員 | ||||||||||||||||||||||
| 2016年6月 | ラービグ リファイニング アンド ペトロケミカル カンパニー副会長(現) | ||||||||||||||||||||||
| 2017年6月 | 代表取締役 常務執行役員 | ||||||||||||||||||||||
| 2018年4月 | 代表取締役 専務執行役員(現) | ||||||||||||||||||||||
| 代表取締役 | 松 井 正 樹 | 1960年8月3日生 | 1985年4月 当社入社 2011年4月 情報電子化学業務室部長 2013年4月 執行役員 2017年4月 常務執行役員 2019年6月 代表取締役 常務執行役員 2021年4月 代表取締役 専務執行役員(現) | 1985年4月 | 当社入社 | 2011年4月 | 情報電子化学業務室部長 | 2013年4月 | 執行役員 | 2017年4月 | 常務執行役員 | 2019年6月 | 代表取締役 常務執行役員 | 2021年4月 | 代表取締役 専務執行役員(現) | (注)4 | 61 | ||||||
| 1985年4月 | 当社入社 | ||||||||||||||||||||||
| 2011年4月 | 情報電子化学業務室部長 | ||||||||||||||||||||||
| 2013年4月 | 執行役員 | ||||||||||||||||||||||
| 2017年4月 | 常務執行役員 | ||||||||||||||||||||||
| 2019年6月 | 代表取締役 常務執行役員 | ||||||||||||||||||||||
| 2021年4月 | 代表取締役 専務執行役員(現) | ||||||||||||||||||||||
| 代表取締役 | 赤 堀 金 吾 | 1957年8月2日生 | 1983年4月 当社入社 2009年1月 電池部材事業部長 2015年4月 理事 2016年4月 執行役員 2018年4月 常務執行役員 2019年6月 代表取締役 常務執行役員 2021年4月 代表取締役 専務執行役員(現) 2021年5月 株式会社化成品会館代表取締役社長(現) | 1983年4月 | 当社入社 | 2009年1月 | 電池部材事業部長 | 2015年4月 | 理事 | 2016年4月 | 執行役員 | 2018年4月 | 常務執行役員 | 2019年6月 | 代表取締役 常務執行役員 | 2021年4月 | 代表取締役 専務執行役員(現) | 2021年5月 | 株式会社化成品会館代表取締役社長(現) | (注)4 | 46 | ||
| 1983年4月 | 当社入社 | ||||||||||||||||||||||
| 2009年1月 | 電池部材事業部長 | ||||||||||||||||||||||
| 2015年4月 | 理事 | ||||||||||||||||||||||
| 2016年4月 | 執行役員 | ||||||||||||||||||||||
| 2018年4月 | 常務執行役員 | ||||||||||||||||||||||
| 2019年6月 | 代表取締役 常務執行役員 | ||||||||||||||||||||||
| 2021年4月 | 代表取締役 専務執行役員(現) | ||||||||||||||||||||||
| 2021年5月 | 株式会社化成品会館代表取締役社長(現) | ||||||||||||||||||||||
| 代表取締役 | 水 戸 信 彰 | 1960年8月4日生 | 1985年4月 当社入社 2013年4月 知的財産部長 2014年4月 理事 2015年4月 執行役員 2018年4月 常務執行役員 2020年4月 ベーラント U.S.A.LLC会長(現) ベーラント バイオサイエンス LLC会長(現) 2020年6月 代表取締役 常務執行役員 2021年4月 代表取締役 専務執行役員(現) | 1985年4月 | 当社入社 | 2013年4月 | 知的財産部長 | 2014年4月 | 理事 | 2015年4月 | 執行役員 | 2018年4月 | 常務執行役員 | 2020年4月 | ベーラント U.S.A.LLC会長(現) | ベーラント バイオサイエンス LLC会長(現) | 2020年6月 | 代表取締役 常務執行役員 | 2021年4月 | 代表取締役 専務執行役員(現) | (注)4 | 49 | |
| 1985年4月 | 当社入社 | ||||||||||||||||||||||
| 2013年4月 | 知的財産部長 | ||||||||||||||||||||||
| 2014年4月 | 理事 | ||||||||||||||||||||||
| 2015年4月 | 執行役員 | ||||||||||||||||||||||
| 2018年4月 | 常務執行役員 | ||||||||||||||||||||||
| 2020年4月 | ベーラント U.S.A.LLC会長(現) | ||||||||||||||||||||||
| ベーラント バイオサイエンス LLC会長(現) | |||||||||||||||||||||||
| 2020年6月 | 代表取締役 常務執行役員 | ||||||||||||||||||||||
| 2021年4月 | 代表取締役 専務執行役員(現) |
| 役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数(千株) | ||||||||||||||||||||
| 取締役 | 上 田 博 | 1956年8月5日生 | 1982年4月 当社入社 2006年9月 生産技術センター所長 2008年6月 理事 2009年4月 執行役員 2011年4月 常務執行役員 2016年4月 専務執行役員 2016年6月 代表取締役 専務執行役員 2018年6月 取締役 専務執行役員 2019年4月 取締役 副社長執行役員(現) | 1982年4月 | 当社入社 | 2006年9月 | 生産技術センター所長 | 2008年6月 | 理事 | 2009年4月 | 執行役員 | 2011年4月 | 常務執行役員 | 2016年4月 | 専務執行役員 | 2016年6月 | 代表取締役 専務執行役員 | 2018年6月 | 取締役 専務執行役員 | 2019年4月 | 取締役 副社長執行役員(現) | (注)4 | 122 | ||
| 1982年4月 | 当社入社 | ||||||||||||||||||||||||
| 2006年9月 | 生産技術センター所長 | ||||||||||||||||||||||||
| 2008年6月 | 理事 | ||||||||||||||||||||||||
| 2009年4月 | 執行役員 | ||||||||||||||||||||||||
| 2011年4月 | 常務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||
| 2016年4月 | 専務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||
| 2016年6月 | 代表取締役 専務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||
| 2018年6月 | 取締役 専務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||
| 2019年4月 | 取締役 副社長執行役員(現) | ||||||||||||||||||||||||
| 取締役 | 新 沼 宏 | 1958年3月5日生 | 1981年4月 当社入社 2009年4月 総務部長 2010年4月 執行役員 2013年4月 常務執行役員 2017年6月 住友精化株式会社取締役(現) 2018年4月 専務執行役員 2018年6月 取締役 専務執行役員(現) | 1981年4月 | 当社入社 | 2009年4月 | 総務部長 | 2010年4月 | 執行役員 | 2013年4月 | 常務執行役員 | 2017年6月 | 住友精化株式会社取締役(現) | 2018年4月 | 専務執行役員 | 2018年6月 | 取締役 専務執行役員(現) | (注)4 | 94 | ||||||
| 1981年4月 | 当社入社 | ||||||||||||||||||||||||
| 2009年4月 | 総務部長 | ||||||||||||||||||||||||
| 2010年4月 | 執行役員 | ||||||||||||||||||||||||
| 2013年4月 | 常務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||
| 2017年6月 | 住友精化株式会社取締役(現) | ||||||||||||||||||||||||
| 2018年4月 | 専務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||
| 2018年6月 | 取締役 専務執行役員(現) | ||||||||||||||||||||||||
| 取締役 | 池 田 弘 一 | 1940年4月21日生 | 1963年4月 朝日麦酒株式会社入社 2002年1月 アサヒビール株式会社代表取締役社長 兼 COO 2006年3月 アサヒビール株式会社代表取締役会長 兼 CEO 2010年3月 アサヒビール株式会社相談役 2011年6月 当社監査役 2011年7月 アサヒグループホールディングス株式会社相談役 2015年6月 当社取締役(現) 2021年3月 アサヒグループホールディングス株式会社社友(現) | 1963年4月 | 朝日麦酒株式会社入社 | 2002年1月 | アサヒビール株式会社代表取締役社長 兼 COO | 2006年3月 | アサヒビール株式会社代表取締役会長 兼 CEO | 2010年3月 | アサヒビール株式会社相談役 | 2011年6月 | 当社監査役 | 2011年7月 | アサヒグループホールディングス株式会社相談役 | 2015年6月 | 当社取締役(現) | 2021年3月 | アサヒグループホールディングス株式会社社友(現) | (注)4 | - | ||||
| 1963年4月 | 朝日麦酒株式会社入社 | ||||||||||||||||||||||||
| 2002年1月 | アサヒビール株式会社代表取締役社長 兼 COO | ||||||||||||||||||||||||
| 2006年3月 | アサヒビール株式会社代表取締役会長 兼 CEO | ||||||||||||||||||||||||
| 2010年3月 | アサヒビール株式会社相談役 | ||||||||||||||||||||||||
| 2011年6月 | 当社監査役 | ||||||||||||||||||||||||
| 2011年7月 | アサヒグループホールディングス株式会社相談役 | ||||||||||||||||||||||||
| 2015年6月 | 当社取締役(現) | ||||||||||||||||||||||||
| 2021年3月 | アサヒグループホールディングス株式会社社友(現) | ||||||||||||||||||||||||
| 取締役 | 友 野 宏 | 1945年7月13日生 | 1971年4月 住友金属工業株式会社入社 2005年6月 住友金属工業株式会社代表取締役社長 2012年10月 新日鐵住金株式会社代表取締役社長 兼 COO 2014年4月 新日鐵住金株式会社代表取締役副会長 2015年4月 新日鐵住金株式会社取締役相談役 2015年6月 当社取締役(現) 2015年6月 新日鐵住金株式会社相談役 2016年6月 日本原燃株式会社取締役(現) 2020年6月 日本製鉄株式会社社友(現) 2020年6月 関西電力株式会社取締役(現) | 1971年4月 | 住友金属工業株式会社入社 | 2005年6月 | 住友金属工業株式会社代表取締役社長 | 2012年10月 | 新日鐵住金株式会社代表取締役社長 兼 COO | 2014年4月 | 新日鐵住金株式会社代表取締役副会長 | 2015年4月 | 新日鐵住金株式会社取締役相談役 | 2015年6月 | 当社取締役(現) | 2015年6月 | 新日鐵住金株式会社相談役 | 2016年6月 | 日本原燃株式会社取締役(現) | 2020年6月 | 日本製鉄株式会社社友(現) | 2020年6月 | 関西電力株式会社取締役(現) | (注)4 | - |
| 1971年4月 | 住友金属工業株式会社入社 | ||||||||||||||||||||||||
| 2005年6月 | 住友金属工業株式会社代表取締役社長 | ||||||||||||||||||||||||
| 2012年10月 | 新日鐵住金株式会社代表取締役社長 兼 COO | ||||||||||||||||||||||||
| 2014年4月 | 新日鐵住金株式会社代表取締役副会長 | ||||||||||||||||||||||||
| 2015年4月 | 新日鐵住金株式会社取締役相談役 | ||||||||||||||||||||||||
| 2015年6月 | 当社取締役(現) | ||||||||||||||||||||||||
| 2015年6月 | 新日鐵住金株式会社相談役 | ||||||||||||||||||||||||
| 2016年6月 | 日本原燃株式会社取締役(現) | ||||||||||||||||||||||||
| 2020年6月 | 日本製鉄株式会社社友(現) | ||||||||||||||||||||||||
| 2020年6月 | 関西電力株式会社取締役(現) | ||||||||||||||||||||||||
| 取締役 | 伊 藤 元 重 | 1951年12月19日生 | 1993年12月 東京大学経済学部教授 1996年4月 東京大学大学院経済学研究科教授 2007年10月 東京大学大学院経済学研究科長 兼 経済学部長 2015年6月 東日本旅客鉄道株式会社取締役(現) 2016年4月 学習院大学国際社会科学部教授(現) 2016年6月 はごろもフーズ株式会社監査役(現) 2018年6月 株式会社静岡銀行取締役(現) 2018年6月 当社取締役(現) | 1993年12月 | 東京大学経済学部教授 | 1996年4月 | 東京大学大学院経済学研究科教授 | 2007年10月 | 東京大学大学院経済学研究科長 兼 経済学部長 | 2015年6月 | 東日本旅客鉄道株式会社取締役(現) | 2016年4月 | 学習院大学国際社会科学部教授(現) | 2016年6月 | はごろもフーズ株式会社監査役(現) | 2018年6月 | 株式会社静岡銀行取締役(現) | 2018年6月 | 当社取締役(現) | (注)4 | - | ||||
| 1993年12月 | 東京大学経済学部教授 | ||||||||||||||||||||||||
| 1996年4月 | 東京大学大学院経済学研究科教授 | ||||||||||||||||||||||||
| 2007年10月 | 東京大学大学院経済学研究科長 兼 経済学部長 | ||||||||||||||||||||||||
| 2015年6月 | 東日本旅客鉄道株式会社取締役(現) | ||||||||||||||||||||||||
| 2016年4月 | 学習院大学国際社会科学部教授(現) | ||||||||||||||||||||||||
| 2016年6月 | はごろもフーズ株式会社監査役(現) | ||||||||||||||||||||||||
| 2018年6月 | 株式会社静岡銀行取締役(現) | ||||||||||||||||||||||||
| 2018年6月 | 当社取締役(現) |
| 役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数(千株) | ||||||||||||||||||||||
| 取締役 | 村 木 厚 子 | 1955年12月28日生 | 1978年4月 労働省入省 2005年10月 厚生労働省大臣官房政策評価審議官 2006年9月 厚生労働省大臣官房審議官(雇用均等・児童家庭担当) 2008年7月 厚生労働省雇用均等・児童家庭局長 2010年9月 内閣府政策統括官(共生社会政策担当) 2012年9月 厚生労働省社会・援護局長 2013年7月 厚生労働事務次官 2015年10月 退官 2016年6月 伊藤忠商事株式会社取締役(現) 2018年6月 当社取締役(現) 2019年6月 SOMPOホールディングス株式会社取締役(現) | 1978年4月 | 労働省入省 | 2005年10月 | 厚生労働省大臣官房政策評価審議官 | 2006年9月 | 厚生労働省大臣官房審議官(雇用均等・児童家庭担当) | 2008年7月 | 厚生労働省雇用均等・児童家庭局長 | 2010年9月 | 内閣府政策統括官(共生社会政策担当) | 2012年9月 | 厚生労働省社会・援護局長 | 2013年7月 | 厚生労働事務次官 | 2015年10月 | 退官 | 2016年6月 | 伊藤忠商事株式会社取締役(現) | 2018年6月 | 当社取締役(現) | 2019年6月 | SOMPOホールディングス株式会社取締役(現) | (注)4 | - |
| 1978年4月 | 労働省入省 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2005年10月 | 厚生労働省大臣官房政策評価審議官 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2006年9月 | 厚生労働省大臣官房審議官(雇用均等・児童家庭担当) | ||||||||||||||||||||||||||
| 2008年7月 | 厚生労働省雇用均等・児童家庭局長 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2010年9月 | 内閣府政策統括官(共生社会政策担当) | ||||||||||||||||||||||||||
| 2012年9月 | 厚生労働省社会・援護局長 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2013年7月 | 厚生労働事務次官 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2015年10月 | 退官 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2016年6月 | 伊藤忠商事株式会社取締役(現) | ||||||||||||||||||||||||||
| 2018年6月 | 当社取締役(現) | ||||||||||||||||||||||||||
| 2019年6月 | SOMPOホールディングス株式会社取締役(現) | ||||||||||||||||||||||||||
| 監査役(常勤) | 野 崎 邦 夫 | 1956年10月29日生 | 1979年4月 当社入社 2002年11月 経理室部長(財務) 2007年6月 執行役員 2009年4月 常務執行役員 2014年4月 専務執行役員 2014年6月 代表取締役 専務執行役員 2018年6月 取締役 専務執行役員 2019年4月 取締役 2019年6月 監査役(現) | 1979年4月 | 当社入社 | 2002年11月 | 経理室部長(財務) | 2007年6月 | 執行役員 | 2009年4月 | 常務執行役員 | 2014年4月 | 専務執行役員 | 2014年6月 | 代表取締役 専務執行役員 | 2018年6月 | 取締役 専務執行役員 | 2019年4月 | 取締役 | 2019年6月 | 監査役(現) | (注)5 | 87 | ||||
| 1979年4月 | 当社入社 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2002年11月 | 経理室部長(財務) | ||||||||||||||||||||||||||
| 2007年6月 | 執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2009年4月 | 常務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2014年4月 | 専務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2014年6月 | 代表取締役 専務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2018年6月 | 取締役 専務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2019年4月 | 取締役 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2019年6月 | 監査役(現) | ||||||||||||||||||||||||||
| 監査役(常勤) | 吉 田 裕 明 | 1956年3月2日生 | 1980年4月 当社入社 2012年4月 ラービグ計画業務室部長 兼 石油化学業務室部長 2015年6月 監査役(現) | 1980年4月 | 当社入社 | 2012年4月 | ラービグ計画業務室部長 兼 石油化学業務室部長 | 2015年6月 | 監査役(現) | (注)5 | 18 | ||||||||||||||||
| 1980年4月 | 当社入社 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2012年4月 | ラービグ計画業務室部長 兼 石油化学業務室部長 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2015年6月 | 監査役(現) | ||||||||||||||||||||||||||
| 監査役 | 麻 生 光 洋 | 1949年6月26日生 | 1975年4月 検事任官 2010年10月 福岡高等検察庁検事長 2012年6月 退官 2012年10月 弁護士登録(現) 2013年6月 当社監査役(現) 2019年6月 三井住友トラスト・ホールディングス株式会社取締役(現) | 1975年4月 | 検事任官 | 2010年10月 | 福岡高等検察庁検事長 | 2012年6月 | 退官 | 2012年10月 | 弁護士登録(現) | 2013年6月 | 当社監査役(現) | 2019年6月 | 三井住友トラスト・ホールディングス株式会社取締役(現) | (注)7 | - | ||||||||||
| 1975年4月 | 検事任官 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2010年10月 | 福岡高等検察庁検事長 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2012年6月 | 退官 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2012年10月 | 弁護士登録(現) | ||||||||||||||||||||||||||
| 2013年6月 | 当社監査役(現) | ||||||||||||||||||||||||||
| 2019年6月 | 三井住友トラスト・ホールディングス株式会社取締役(現) | ||||||||||||||||||||||||||
| 監査役 | 加 藤 義 孝 | 1951年9月17日生 | 1978年9月 公認会計士登録(現) 2008年8月 新日本有限責任監査法人理事長 2014年6月 新日本有限責任監査法人退社 2015年6月 当社監査役(現) 2015年6月 三井不動産株式会社監査役(現) 2016年6月 住友商事株式会社監査役(現) | 1978年9月 | 公認会計士登録(現) | 2008年8月 | 新日本有限責任監査法人理事長 | 2014年6月 | 新日本有限責任監査法人退社 | 2015年6月 | 当社監査役(現) | 2015年6月 | 三井不動産株式会社監査役(現) | 2016年6月 | 住友商事株式会社監査役(現) | (注)5 | - | ||||||||||
| 1978年9月 | 公認会計士登録(現) | ||||||||||||||||||||||||||
| 2008年8月 | 新日本有限責任監査法人理事長 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2014年6月 | 新日本有限責任監査法人退社 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2015年6月 | 当社監査役(現) | ||||||||||||||||||||||||||
| 2015年6月 | 三井不動産株式会社監査役(現) | ||||||||||||||||||||||||||
| 2016年6月 | 住友商事株式会社監査役(現) |
| 役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数(千株) | ||||||||||||||||||||||
| 監査役 | 米 田 道 生 | 1949年6月14日生 | 1973年4月 日本銀行入行 1998年5月 日本銀行札幌支店長 2000年4月 日本銀行退行 2000年4月 大阪証券取引所常務理事 2003年12月 株式会社大阪証券取引所代表取締役社長 2013年1月 株式会社日本取引所グループ取締役 兼 代表執行役グループCOO株式会社東京証券取引所取締役 2015年6月 退任 2016年6月 川崎重工業株式会社取締役(現) 2018年6月 朝日放送グループホールディングス株式会社取締役(現) 2018年6月 当社監査役(現) 2020年3月 TOYO TIRE株式会社取締役(現) | 1973年4月 | 日本銀行入行 | 1998年5月 | 日本銀行札幌支店長 | 2000年4月 | 日本銀行退行 | 2000年4月 | 大阪証券取引所常務理事 | 2003年12月 | 株式会社大阪証券取引所代表取締役社長 | 2013年1月 | 株式会社日本取引所グループ取締役 兼 代表執行役グループCOO株式会社東京証券取引所取締役 | 2015年6月 | 退任 | 2016年6月 | 川崎重工業株式会社取締役(現) | 2018年6月 | 朝日放送グループホールディングス株式会社取締役(現) | 2018年6月 | 当社監査役(現) | 2020年3月 | TOYO TIRE株式会社取締役(現) | (注)6 | 2 |
| 1973年4月 | 日本銀行入行 | ||||||||||||||||||||||||||
| 1998年5月 | 日本銀行札幌支店長 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2000年4月 | 日本銀行退行 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2000年4月 | 大阪証券取引所常務理事 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2003年12月 | 株式会社大阪証券取引所代表取締役社長 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2013年1月 | 株式会社日本取引所グループ取締役 兼 代表執行役グループCOO株式会社東京証券取引所取締役 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2015年6月 | 退任 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2016年6月 | 川崎重工業株式会社取締役(現) | ||||||||||||||||||||||||||
| 2018年6月 | 朝日放送グループホールディングス株式会社取締役(現) | ||||||||||||||||||||||||||
| 2018年6月 | 当社監査役(現) | ||||||||||||||||||||||||||
| 2020年3月 | TOYO TIRE株式会社取締役(現) | ||||||||||||||||||||||||||
| 計 | 969 |
(注) 1 取締役 池田 弘一、友野 宏、伊藤 元重、村木 厚子の各氏は、社外取締役であります。
2 監査役 麻生 光洋、加藤 義孝、米田 道生の各氏は、社外監査役であります。
3 当社では、意思決定・監督と業務執行の分離による取締役会の充実・活性化のため、執行役員制度を導入しております。
執行役員は37名で、上記記載の取締役のうち 社長執行役員 岩田 圭一、副社長執行役員 上田 博、専務執行役員 竹下 憲昭、同 新沼 宏、同 松井 正樹、同 赤堀 金吾、同 水戸 信彰の7名の他に、専務執行役員 重森 隆志、常務執行役員 マーク フェルメール、同 酒多 敬一、同 酒井 基行、同 武内 正治、同 井上 尚之、同 佐々木 啓吾、同 大野 顕司、同 長田 伸一郎、同 佐々木 義純、同 小坂 伊知郎、同 山口 登造、執行役員 アンドリュー リー、同 内藤 昌哉、同 岩崎 明、同 村田 弘一、同 栗本 勲、同 荻野 耕一、同 羅 仁鎬、同 中西 輝、同 清水 正生、同 藤本 博明、同 福田 加奈子、同 ファン フェレイラ、同 向井 宏好、同 生嶋 伸介、同 伊藤 孝徳、同 猪野 義弘、同 高橋 哲夫、同 平山 知行の30名で構成されております。
4 2021年3月期に係る定時株主総会終結の時から2022年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
5 2019年3月期に係る定時株主総会終結の時から2023年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
6 2018年3月期に係る定時株主総会終結の時から2022年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
7 2021年3月期に係る定時株主総会終結の時から2025年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
② 社外役員の状況
(イ)社外取締役及び社外監査役
社外取締役は4名、社外監査役は3名であります。
| 池田 弘一 | ・同氏には、事業法人の経営者として培った豊富な経験と幅広い見識を当社経営の監督に活かしていただくため、当社の社外取締役にご就任いただいております。 ・同氏と当社との間には特別の利害関係はありません。 ・当社は、同氏を東京証券取引所の定めに基づく「独立役員」として同取引所に届け出ております。 |
|---|---|
| 友野 宏 | ・同氏には、事業法人の経営者として培った豊富な経験と幅広い見識を当社経営の監督に活かしていただくため、当社の社外取締役にご就任いただいております。 ・同氏と当社との間には特別の利害関係はありません。 ・当社は、同氏を東京証券取引所の定めに基づく「独立役員」として同取引所に届け出ております。 |
| 伊藤 元重 | ・同氏には、長年にわたる大学教授としての経済学等の専門的な知識に加え、政府の各種審議会の委員等を歴任されたことによる経済・社会等に関する豊富な経験と幅広い見識を当社経営の監督に活かしていただくため、当社の社外取締役にご就任いただいております。 ・同氏と当社との間には特別の利害関係はありません。 ・当社は、同氏を東京証券取引所の定めに基づく「独立役員」として同取引所に届け出ております。 |
| 村木 厚子 | ・同氏には、長年にわたって国家公務員として行政に従事してこられたことによる法律や社会等に関する豊富な経験と幅広い見識および特に人事に関する専門知識を当社経営の監督に活かしていただくため、当社の社外取締役にご就任いただいております。 ・同氏と当社との間には特別の利害関係はありません。 ・当社は、同氏を東京証券取引所の定めに基づく「独立役員」として同取引所に届け出ております。 |
| 麻生 光洋 | ・同氏には、長年にわたる検察官としての専門的な知識と豊富な経験を活かし、客観的な立場から監査にあたっていただくため、当社の社外監査役にご就任いただいております。 ・同氏と当社との間には特別の利害関係はありません。 ・当社は、同氏を東京証券取引所の定めに基づく「独立役員」として同取引所に届け出ております。 |
| 加藤 義孝 | ・同氏には、長年にわたる公認会計士としての専門的な知識と豊富な経験を活かし、客観的な立場から監査にあたっていただくため、当社の社外監査役にご就任いただいております。 ・同氏と当社との間には特別の利害関係はありません。 ・当社は、同氏を東京証券取引所の定めに基づく「独立役員」として同取引所に届け出ております。 |
| 米田 道生 | ・同氏には、長年にわたって我が国の金融や証券市場の管理に従事してこられたことによる産業・社会等に関する豊富な経験と幅広い見識を当社の監査に活かしていただくため、当社の社外監査役にご就任いただいております。 ・同氏と当社との間には特別の利害関係はありません。 ・当社は、同氏を東京証券取引所の定めに基づく「独立役員」として同取引所に届け出ております。 |
(ロ)社外取締役及び社外監査役を選任するための提出会社からの独立性に関する基準
「独立役員の指定に関する基準」 1. 本基準は、当社が、当社の社外役員(社外取締役および社外監査役をいう)を、国内各証券取引所の有価証券上場規程に規定する「独立役員」に指定するにあたっての要件を定めるものとする。 2. 以下の①ないし⑨に定める要件のいずれにも該当しない場合は、原則として、当社と重大な利害関係がないものとみなし、独立役員に指定することができるものとする。① 当社および当社グループ会社の業務執行者(社外取締役を除く取締役、執行役員および従業員(名称の如何を問わず当社および当社グループ会社と雇用関係にある者))② 当社の主要な顧客・取引先の業務執行者。主要な顧客・取引先とは、次のいずれかに該当する者をいう。(ア) 当社に製品またはサービスを提供している取引先、または当社が製品またはサービスを提供している取引先のうち、独立役員に指定しようとする直近の事業年度1年間の取引総額が、当社単体売上高の2%を超える者または当社への売上高が2%を超える者(イ) 当社が借入れを行っている金融機関のうち、独立役員に指定しようとする直近の事業年度末における借入総額が、当社単体借入総額の2%を超える者。ただし、2%以下であっても、有価証券報告書、事業報告等の対外公表文書に借入先として記載している金融機関は主要取引先に含める。③ 当社から役員報酬以外の報酬を得ているコンサルタント、公認会計士、弁護士等の専門家のうち、独立役員に指定しようとする直近の事業年度における当社からの役員報酬以外の報酬支払総額が1,000万円を超える者。ただし、1,000万円以下であっても、該当者の年収の50%を超える場合は、多額の報酬を得ているものとして取り扱う。④ 当社と取引のあるコンサルティング・ファーム、税理士法人、法律事務所等の法人もしくは組合等の団体のうち、独立役員に指定しようとする直近の事業年度における当社への売上高が2%もしくは1,000万円のいずれか高い方を超える団体に所属する者⑤ 当社の株主のうち、独立役員に指定しようとする直近の事業年度末における議決権保有比率が総議決権の10%以上(直接保有および間接保有の合算比率)である者またはその業務執行者⑥ 当社が株式を保有している会社のうち、独立役員に指定しようとする直近の事業年度末における当社の議決権保有比率が総議決権の10%以上(直接保有および間接保有の合算比率)である者またはその業務執行者⑦ 当社の法定監査を行う監査法人に所属する者⑧ 過去において上記①に該当していた者、ならびに前1年間もしくはそれと同視できる期間において上記②ないし⑦に該当していた者⑨ 次のいずれかに該当する者の配偶者または2親等以内の親族(ア) 上記①ないし⑦に掲げる者(イ) 前1年間もしくはそれと同視できる期間において、当社および当社グループ会社の業務執行者に該当していた者(社外監査役を独立役員に指定する場合には、業務執行者でない取締役または会計参与(当該会計参与が法人である場合は、その職務を行うべき社員を含む))(ウ) 上記(ア)および(イ)に定める業務執行者とは、各会社および取引先の業務執行取締役、執行役員および部長職相当の従業員である重要な業務執行者をいい、部長職相当未満の者を含まない。(エ) 上記(ア)にかかわらず、上記④における「団体に所属する者」とは、「重要な業務執行者およびその団体が監査法人や法律事務所等の会計や法律の専門家団体の場合は公認会計士、弁護士等の専門的な資格を有する者」でない者を含まない。(オ) 上記(ア)にかかわらず、上記⑦の「監査法人に所属する者」においては、「重要な業務執行者および公認会計士等の専門的な資格を有する者」でない者を含まない。 3. 上記2に規定する要件に該当しない場合であっても、独立役員としての責務を果たせないと判断するに足る事情があるときには、当該社外役員を独立役員に指定しないこととする。 4. 上記にしたがい独立役員に指定すべきとする社外役員につき、本人の書面による同意に基づき独立役員に指定し、当社が上場している証券取引所に届出を行う。なお、届出の前に、取締役会および監査役会にて報告するものとする。
③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係
当社では、「内部統制委員会」をはじめとする社内の重要会議の内容について、取締役会で報告をしており、社外取締役および社外監査役は、取締役会に出席することを通して報告を受けております。
また、内部監査の状況、ならびに会計監査人が実施する会計監査および内部統制監査の状況は監査役会に報告されており、社外監査役は、監査役会を通して、それらの監査の状況の報告を受けるほか、常勤監査役や監査役の職務を補佐する専従のスタッフと連携しながら、法務部や経理部といった内部統制部門を含む業務執行部門から適宜報告および説明を受けて、監査を実施しております。社外監査役から、公正・中立な立場で、専門分野を含めた幅広い経験、見識に基づいていただいた意見については、内部監査、会計監査人による監査、ならびに内部統制部門の業務の執行に適切に反映しております。
社外取締役は、取締役会に出席し、必要に応じて、主要な内部統制部門をはじめとする業務執行部門等から適宜報告および説明を受けて、当社経営の監督にあたっており、当社は幅広い経験、見識に基づいた助言を得ております。
(3) 【監査の状況】
当社では、監査役監査、内部監査および会計監査人監査を受けております。
①監査役監査の状況
[監査役監査の組織および人員]
当社監査役会は、常勤監査役2名、非常勤社外監査役3名から構成されております。
監査役5名のうち3名は独立性を有する社外監査役で、麻生監査役は、長年にわたる検察官あるいは弁護士としての豊富な専門的知識と経験を有しております。加藤監査役は、長年にわたる公認会計士としての専門的な知識と豊富な経験に基づき、財務および会計に関する相当程度の知見を有しております。米田監査役は、長年にわたる我が国の金融や証券市場の管理に従事してきたことによる産業・社会等に関する豊富な経験と幅広い見識を有しております。
常勤監査役は2名からなり、野崎監査役は、長年にわたり当社の経理・財務部門の経験を有しており、企業会計審議会の委員を務めるなど、財務および会計に関する相当程度の知見を有しております。吉田監査役は、長年にわたる当社の法務部門の経験および営業、企画、内部監査部門、サウジアラビアでの海外勤務等の幅広い経験を有しており、これらの監査役が、それぞれ監査活動を行っております。
また、当社では、監査役監査の実効性の確保に関する取り組みの一環で、監査役の職務を補佐するため、業務執行部門から独立した専任部署を設置し、専従のスタッフ2名を置いております。また、監査役への報告を理由として不利な取り扱いを受けないこと、および監査役の職務の執行の費用の確保についても規程に明記し、徹底を図り、監査役の機能の強化に努めております。
[当事業年度における監査役及び監査役会の活動状況]
[監査役会の監査活動]
監査役会は、監査役監査基準を定めており、監査役は、監査役会で決議された監査の方針、業務の分担等に従い、取締役会その他重要な会議に出席するほか、重要な決裁書類等を閲覧し、本社、主要な事業所およびグループ会社において業務および財産の状況を調査しております。
監査計画は、毎年6月に開催される定時株主総会終了後の監査役会で決議され、同日の取締役会に報告、監査役監査に対する取締役の協力が要請され、取締役からは全面的支援が表明されております。監査役会では、監査役は経営上の諸課題を認識し、当社グループの内部統制システムの整備・運用状況、リスク管理の運用状況、コンプライアンスの徹底に向けた取り組み状況、財務報告に係る適切な運用の取り組み状況、経営計画の取り組み状況等を把握し、職務執行の適法性・適正性の確認、良質な企業統治体制の確立、経営管理の改善・向上に資する監査活動を行うとの方針の下、監査計画を立案し、業務の分担に従って監査を実施し、共有しております。
監査役会においては、監査報告書の作成の他、会計監査人の評価に関するチェックリストに基づき、会計監査人の株主総会での再任の可否を検討し、会計監査人の報酬等の決定に関する同意等の法定事項等について審議のうえ決議を行っております。また、監査役会は、取締役会に前置して開催されており、取締役会における審議・報告事項については事前に報告を聴取し、監査役で協議をすることとしております。
会計監査に関しては、期首に会計監査人と監査計画について協議を行い、期中および期末においては、決算報告および四半期レビュー、金融商品取引法に基づく当社グループの財務報告に係る内部統制の有効性の評価の監査(J-SOX)等に関する会計監査人からの監査結果の報告の聴取を行い、その方法および結果の相当性について協議をしております。
監査役会は、当期において14回開催され、平均所要時間は約3時間です。各監査役の出席率は以下のとおりであります。
| 氏 名 | 出席回数 |
|---|---|
| 野崎 邦夫 | 14回/14回 (出席率100%) |
| 吉田 裕明 | 14回/14回 (出席率100%) |
| 麻生 光洋 | 14回/14回 (出席率100%) |
| 加藤 義孝 | 14回/14回 (出席率100%) |
| 米田 道生 | 14回/14回 (出席率100%) |
[監査役の監査活動]
監査役は、監査役会で協議した業務分担に従って、取締役会、経営会議、内部統制委員会、コンプライアンス委員会、独占禁止法遵守・贈収賄防止委員会、レスポンシブル・ケア委員会、リスク・クライシスマネジメント委員会、人権尊重推進委員会、サステナビリティ推進委員会その他の重要会議に定期的に出席するほか、重要な決裁書類を閲覧し、本社および工場・研究所への往査、事業部門に対するヒアリングを行い、取締役、執行役員、各部門担当者等からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求め情報を収集し、意見表明を行っております。子会社等については、国内外のグループ会社の調査を行い、グループ会社監査役、監査等委員との意見交換を行っております。上記の業務執行の監査に関しては、常勤監査役2名が中心となって監査活動を行うこととしつつ、社外監査役は主要な事業所、子会社等の監査活動に同行して報告を聴取・意見の表明を行う等の監査活動を行っております。また、これらの監査活動の結果を踏まえて、会長、社長と定期的に経営課題についての意見交換を行っております。なお、本年度については、新型コロナウイルス禍で緊急事態宣言も発令されるといった状況下であったため、オンライン会議ツールの活用による報告の聴取等の対策を取りつつ監査を行いました。
[内部統制・監査部との連携]
内部統制システムの構築および運用の実効性の監査につきましては、内部監査部門から定期的に報告を受けております。内部統制・監査部は、関係する本社部門、事業部門が参加する「内部監査連絡会」を定期的に開催し、それらの部署と内部監査で発見された課題と改善の進捗状況を共有することで、当社グループとしての内部統制システムを強化する取り組みを行っておりますが、監査役は内部監査部門から事前の報告を受け、意見を表明する機会を設けております。なお、重要事項については内部統制・監査部、レスポンシブルケア部、法務部等の内部統制に関係する各部署からすみやかに監査役に報告がなされる体制・運用になっております。また、金融商品取引法に基づく当社グループの財務報告に係る内部統制の有効性の評価についても、会計監査人の内部統制監査の進捗について適宜報告を受けるとともに、内部統制委員会に出席をして報告を聴取しております。
[会計監査人との連携]
会計監査人とは、期首において監査計画の協議を行い、期中・期末において監査結果の報告の受領、意見交換を行って、監査の方法およびその結果についての相当性の判断を行っております。また、年に数回行う会計監査人、内部統制・監査部、監査役との間の三様監査ミーティングにおいての意見交換等、監査役が必要とする情報の適切な提供を受け、監査を実施しております。また、当連結会計年度末より金融商品取引法上の監査人の監査報告に記載が義務付けられます「監査上の主要な検討事項(Key Audit Matters)」の選定の検討過程において、監査役会の場で監査人等との協議を重ねてきました。
会計監査の品質管理体制の確認は、監査役会において、会計監査人の評価に関する基準および項目を定めており、毎年行う会計監査人の再任の適否の判断のため、会社計算規則第131条に基づく監査役等への通知事項を含む会計監査人からの報告を踏まえて、監査役会で検討を行っております。
会計監査人の報酬額決定への同意に関しましても、監査役会は、会計監査人の監査計画の内容、職務執行状況および報酬見積りの算出根拠を検証、確認し、監査報酬の妥当性を総合的に検討したうえで監査役会としての同意決議を行っております。
②内部監査の状況
当社では、内部統制のモニタリングの取り組みの一つとして、監査役監査、会計監査人監査とは別に、当社内に専任の組織(33名在籍)を設置して監査を実施しております。当社およびグループ会社の業務執行に係る事項全般については内部統制・監査部が内部監査を、化学製品のライフサイクル全般における安全・環境・品質に係る事項についてはレスポンシブルケア部の専任監査チームがレスポンシブル・ケア監査を、各々必要な連携を取りながら実施しております。なお、本年度については、コロナ禍で現地訪問が困難な場合はリモート監査を活用して監査サイクルの維持に努めております。
このうち内部監査については、「業務の有効性と効率性の維持」「財務報告の信頼性の確保」「事業活動に関わる法令等の遵守」などの観点から内部統制が整備・運用され、適切に機能しているか検証しております。また、内部監査の結果については、課題の共有と対策の横展開を図るため、法務部、人事部、経理部、各事業部門の業務室など当社の複数部署および常勤監査役が参加する「内部監査連絡会」(年4回開催)にて報告するとともに、内部統制委員会(年3回開催)にて報告しております。さらに、内部統制・監査部は金融商品取引法に基づく当社グループの財務報告に係る内部統制の有効性の評価についても対応し、その状況を同委員会に都度報告しております。
なお、内部統制に係る重要な発見事項があった際には、速やかに業務執行ラインの役員および常勤監査役へ報告しております。
[会計監査人との連携]
内部統制・監査部は、年に数回行う監査役、会計監査人との間の三様監査ミーティングにて意見交換等を行うとともに、会計監査人による金融商品取引法に基づく当社グループの財務報告に係る内部統制の有効性の監査において、緊密に情報交換を行うことにより、内部統制システムの有効性の確保のための連携強化に努めております。
③会計監査の状況
(イ)監査法人の名称
有限責任 あずさ監査法人
(ロ)継続監査期間
1969年以降
上記は、調査が著しく困難であったため、現任の監査人である有限責任 あずさ監査法人の前身(の1つ)である朝日会計社が監査法人組織になって以降の期間について記載したものであります。実際の継続監査期間は、この期間を超える可能性があります。
(ハ)業務を執行した公認会計士
指定有限責任社員・業務執行社員 山田裕行、川瀬洋人、米山英樹
(ニ)監査業務に係る補助者の構成
監査業務に係る補助者は、監査法人の選定基準に基づき決定されており、具体的には、公認会計士および公認会計士試験合格者等を主たる構成員とし、システム専門家等その他の補助者も加えて構成されております。
(ホ)監査法人の選定方針と理由
当社の監査役会による会計監査人の選定につきましては、当社の監査に必要な規模・人的組織・国際的ネットワークを有すること、当社の事業内容および国内外の事業展開を熟知していること、品質管理体制・コンプライアンス体制が整備され重大な監査上の品質問題を発生させていないこと、独立性に疑義を生じさせるような利害関係がないこと等を選定・評価基準としております。
当社は、有限責任 あずさ監査法人が当該基準を満たしており、職務遂行状況等を総合的に勘案した結果、同監査法人を適任と判断し、再任いたしました。
なお、当社の監査役会は、会社法第340条に定める会計監査人の解任のほか、会計監査人の独立性およびその職務の遂行状況等に鑑み、会計監査人が継続して職務を遂行することに関して重大な疑義が生じた場合には、会社法第344条に定める手続きに従い、会計監査人の解任または不再任について株主総会に付議する方針です。
(ヘ)監査役及び監査役会による監査法人の評価
当社の監査役会は会計監査人の選定・評価基準を策定しており、当該基準に基づき会計監査人に対する評価を行っております。また、独立性に関する事項その他監査に関する法令および規定の遵守に関する事項、会計監査人の職務の遂行が適正に行われていることを確保するための体制に関するその他の事項等を確認することにより、会計監査人に求められる独立性および専門性についても確認を行うこととしております。
④監査報酬の内容等
(イ)監査公認会計士等に対する報酬
| 区 分 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 監査証明業務に基づく報酬(百万円) | 非監査業務に基づく報酬(百万円) | 監査証明業務に基づく報酬(百万円) | 非監査業務に基づく報酬(百万円) | |
| 提出会社 | 157 | 2 | 164 | 5 |
| 連結子会社 | 282 | 8 | 347 | 18 |
| 計 | 439 | 10 | 511 | 23 |
前連結会計年度
当社における非監査業務の内容は、国際財務報告基準に関するアドバイザリー業務等であります。
また、連結子会社における非監査業務の内容は、会計事項および税務事項に関するアドバイザリー業務等であります。
当連結会計年度
当社における非監査業務の内容は、国際財務報告基準に関するアドバイザリー業務等であります。
また、連結子会社における非監査業務の内容は、会計事項および税務事項に関するアドバイザリー業務等であります。
(ロ)監査公認会計士等と同一のネットワーク(KPMGメンバーファーム)に属する組織に対する報酬((イ)を除く)
| 区 分 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 監査証明業務に基づく報酬(百万円) | 非監査業務に基づく報酬(百万円) | 監査証明業務に基づく報酬(百万円) | 非監査業務に基づく報酬(百万円) | |
| 提出会社 | - | 38 | - | 127 |
| 連結子会社 | 641 | 557 | 717 | 196 |
| 計 | 641 | 595 | 717 | 323 |
前連結会計年度
当社における非監査業務の内容は、税務事項に関するアドバイザリー業務および組織再編に関するアドバイザリー業務等であります。
また、連結子会社における非監査業務の内容は、税務事項に関するアドバイザリー業務、組織再編に関するアドバイザリー業務、および財務デューデリジェンスに係る業務等であります。
当連結会計年度
当社における非監査業務の内容は、税務事項に関するアドバイザリー業務および組織再編に関するアドバイザリー業務等であります。
また、連結子会社における非監査業務の内容は、税務事項に関するアドバイザリー業務、組織再編に関するアドバイザリー業務、および財務デューデリジェンスに係る業務等であります。
(ハ)その他重要な報酬の内容
前連結会計年度
当社の連結子会社であるスミトバント社は、アーンスト アンド ヤングLLPから監査証明を受けており、当該監査報酬の総額は76百万円であります。なお、当該金額は、大日本住友製薬による同社支配獲得後の監査報酬の金額であります。
また、スミトバント社傘下の一部の子会社においてもアーンスト アンド ヤングLLPから監査証明を受けておりますが、大日本住友製薬による支配獲得の前後で監査報酬を明確に区分できないことから、当該金額には含めておりません。
当連結会計年度
当社の連結子会社であるスミトバント社および傘下の一部の子会社は、アーンスト アンド ヤングLLPから監査証明を受けており、当該監査報酬の総額は287百万円であります。
(ニ)監査報酬の決定方針
当社の監査公認会計士等に対する監査報酬につきましては、会計監査人から監査計画の内容、監査業務の実施方法の説明を受け、当社の事業規模、業務の特性、監査時間等を総合的に勘案し、監査役会の同意を得て決定することとしております。
(ホ)監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
当社の監査役会は、会計監査人の監査計画の内容、職務遂行状況および報酬見積りの算出根拠を検証・確認し、監査報酬の妥当性を総合的に検討した結果、会計監査人の報酬等について合理的な水準であると判断し、会社法第399条第1項に基づき同意を行っております。
(4) 【役員の報酬等】
①役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項
(イ)役員報酬の基本方針
1.経営陣幹部および取締役(以下「取締役等」という。)の報酬は、「基本報酬」および「賞与」の2つから構成
されるものとします。
2.「基本報酬」は、取締役等の行動が短期的・部分最適的なものに陥らぬようにするとともに、会社の持続的な成
長に向けたインセンティブとして機能するよう設計します。
3.「賞与」は、毎年の事業計画達成へのインセンティブを高めるため、当該事業年度の連結業績を強く反映させる
ものとします。
4.報酬水準については、当社の事業規模や事業内容等を勘案するとともに、優秀な人材の確保・維持等の観点から
の競争力ある水準とします。また、その水準が客観的に適切なものかどうか、外部第三者機関による調査等に基
づいて毎年チェックします。
(ロ)各報酬要素の仕組み(次頁「取締役報酬の概念図」参照)
1.基本報酬
基本報酬は、上記①(イ)4の方針に基づいて、その水準を決定しております。
基本報酬は各年単位では固定報酬とする一方、「会社の規模」、「収益力」および「外部からの評価」等の観点か
ら総合的かつ中長期的にみて当社のポジションが変動したと判断しうる場合は、報酬水準を変動させる仕組みを採用
しております。
ポジションの変動を判断する主な指標は、①「会社の規模」の面では、売上収益、資産合計、時価総額、②「収益
力」の面では、当期利益(親会社帰属)、ROE、ROI、D/Eレシオ、③「外部からの評価」の面では、信用格付やGPIF
(年金積立金管理運用独立行政法人)が選定したESG指数を適用することとしております。
なお、各人の支給額は、役位別基準額に基づいて決定しております。
2.賞与
賞与は、当該事業年度の業績が一定以上となった場合に支給することとし、賞与算出フォーミュラ(業績指標×係
数)に基づいて決定しております。
賞与算出フォーミュラに係る業績指標は、財務活動も含めた当該年度の経常的な収益力を賞与額に反映させるため、連結のコア営業利益と金融損益の合算値を適用しております。また、算出フォーミュラの係数は、上位の役位ほど大きくなるよう設定しております。
3.固定報酬(基本報酬)と業績連動報酬(賞与)の割合
中期経営計画(2019~2021年度)最終年度の連結業績目標(コア営業利益)を達成した場合、取締役(社外取締役
除く。)の報酬に占める賞与構成比が概ね30%となるように賞与算出フォーミュラを設計しております。
「取締役報酬の概念図」
(ハ)役員報酬決定に関する機関と手順
当社は、取締役等の報酬制度および報酬水準ならびにそれらに付帯関連する事項に関する取締役会の諮問機関として「役員報酬委員会」を設置しております。本委員会は、社外役員を主要な構成員とし、役員報酬制度や水準等の決定に際して取締役会に助言することで、その透明性と公正性を一層高めることを目的としております。
取締役の報酬は、2006年6月23日開催の第125期定時株主総会の決議によって定められた報酬総額の上限額(年額10億円以内)の範囲内において決定します。
取締役会は、役員報酬委員会からの助言を踏まえ、役員報酬の決定方法を審議、決定しております。また、各取締役等の報酬額は、取締役会の授権を受けた取締役会長十倉雅和が、取締役会の諮問機関である役員報酬委員会が答申した基準に基づき決定しております。
その理由は、各取締役等の報酬額を定めることは取締役会による合議・審議にはなじまず、役員報酬委員会委員長および取締役会の議長を務め、会社全般の業務を総覧する立場にある取締役会長が、報酬等の決定方針の趣旨や役員報酬委員会における審議およびその答申に基づき決定するのがより適当だと考えているためです。
取締役会は、各取締役等の報酬額の決定権限が取締役会長によって適切に行使されるよう、役員報酬委員会が当社の報酬等の決定方針に整合するものとして答申した基準に基づいて取締役会長が取締役の個人別の報酬額を決定することを定めております。取締役会長は当該基準に基づいて個別の報酬額を決定していることから、取締役会はその内容が決定方針に沿うものであると判断しております。
<役員報酬委員会等の活動内容>
当事業年度における取締役等の報酬等に関する審議および決定のための委員会等の活動は次のとおりです。
| 委員会等 | 開催回数 | 活動内容 | ||
| 役員報酬委員会 | 3回 | ・基本報酬に関する審議・役員賞与に関する審議 | ||
| 取締役会 | 2回 | ・基本報酬に関する審議・決定・役員賞与支給に関する審議・決定 | ||
②役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
| 役員区分 | 員数(名) | 報酬等の総額(百万円) | 報酬等の種類別の総額(百万円) | |
| 基本報酬(固定報酬) | 賞与(業績連動報酬) | |||
| 取締役(うち社外取締役) | 14(4) | 702(68) | 606(60) | 96(8) |
| 監査役(うち社外監査役) | 5(3) | 116(37) | 116(37) | - |
| 合計 | 19 | 818 | 722 | 96 |
(注) 1 上記の員数および報酬等の総額には、当期中に退任した取締役1名を含んでおります。
2 株主総会の決議による取締役の報酬額は年額10億円以内、監査役の報酬額は年額1億5,000万円以内であります(2006年6月23日開催の第125期定時株主総会決議)。当該定時株主総会終結時点の取締役の員数は10名、監査役の員数は5名です。
3 賞与(業績連動報酬)について、当事業年度における業績指標の実績値は1,483億円です。(当社は、賞与算出フォーミュラにおいて、目標に対する達成度合によって賞与を決定する方式は採用しておりません。)
③役員ごとの連結報酬等の総額等
| 氏名 | 連結報酬等の総額(百万円) | 役員区分 | 会社区分 | 連結報酬等の種類別の額(百万円) | |
| 基本報酬(固定報酬) | 賞与(業績連動報酬) | ||||
| 十倉 雅和 | 114 | 取締役 | 提出会社 | 98 | 17 |
| 岩田 圭一 | 114 | 取締役 | 提出会社 | 98 | 17 |
(注)連結報酬等の総額が1億円以上である者に限定して記載しております。
(5) 【株式の保有状況】
①投資株式の区分の基準及び考え方
当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、主として株式の価値変動または配当による利益を受けることを目的とみなしているものを純投資目的である投資株式としており、投資先企業との円滑な取引関係の維持・強化などを通じ中長期的な視点で企業価値向上や持続的な成長に資すると判断されるものを純投資目的以外の目的である投資株式として区分しております。
②保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式
(イ)保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容
当社は、円滑な事業運営や取引関係の維持・強化などを目的として、中長期的な経済合理性や将来見通しを総合的に勘案した上で必要と判断される場合に限り、株式を政策的に保有しております。
当社は保有するすべての上場株式について、株式保有の必要性が現在も継続して存在するのかを定性的に評価するとともに、株式保有に伴う便益とリスクが当社の資本コストに見合っているかを設定指標(ROE・財務レバレッジ・株式益利回りなど)に基づいて定量的に評価することにより、総合的観点から個別銘柄毎の保有の意義・合理性の検証を、毎年、取締役会において行っております。
そのうえで、事業環境の変化などにより保有意義が低下したと認められる銘柄に関しては、株価や市場動向等を考慮したうえで適宜売却を行うこととしており、当事業年度に一部保有株式の売却を行っております。
(ロ)銘柄数及び貸借対照表計上額
| 銘柄数(銘柄) | 貸借対照表計上額の合計額(百万円) | |
|---|---|---|
| 非上場株式 | 83 | 17,673 |
| 非上場株式以外の株式 | 54 | 97,823 |
(当事業年度において株式数が増加した銘柄)
| 銘柄数(銘柄) | 株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円) | 株式数の増加の理由 | |
|---|---|---|---|
| 非上場株式 | 4 | 4,044 | 主として、次世代事業の創出を加速するため、出資を実施したことによります。 |
| 非上場株式以外の株式 | - | - | - |
(当事業年度において株式数が減少した銘柄)
| 銘柄数(銘柄) | 株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円) | |
|---|---|---|
| 非上場株式 | 3 | 8 |
| 非上場株式以外の株式 | 11 | 12,956 |
(ハ)特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報
特定投資株式
| 銘柄 | 当事業年度 | 前事業年度 | 保有目的、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の保有の有無 |
| 株式数(株) | 株式数(株) | |||
| 貸借対照表計上額(百万円) | 貸借対照表計上額(百万円) | |||
| ニューファーム リミテッド | 60,271,136 | 60,271,136 | 顧客ならびに事業運営上の提携先として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 無 |
| 26,999 | 20,315 | |||
| 株式会社日本触媒 | 2,727,800 | 2,727,800 | 顧客ならびに事業運営上の提携先として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 有 |
| 17,294 | 13,503 | |||
| 住友不動産株式会社 | 2,000,000 | 2,000,000 | 事業運営上必要な不動産の提供元として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 有 |
| 7,812 | 5,270 | |||
| 大正製薬ホールディングス株式会社 | 705,000 | 1,409,900 | 顧客ならびに事業運営上の提携先として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 有 |
| 5,034 | 9,362 | |||
| 住友林業株式会社 | 1,507,000 | 1,507,000 | 事業運営上の提携先として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 有 |
| 3,596 | 2,087 | |||
| 株式会社三井住友フィナンシャルグループ | 887,900 | 1,006,300 | 競争力のある安定的な資金調達先として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 無※ |
| 3,558 | 2,640 | |||
| 小野薬品工業株式会社 | 888,800 | 1,777,500 | 顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 無 |
| 2,569 | 4,419 | |||
| 住友電気工業株式会社 | 1,465,000 | 1,465,000 | 顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 有 |
| 2,429 | 1,667 |
| 銘柄 | 当事業年度 | 前事業年度 | 保有目的、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の保有の有無 |
| 株式数(株) | 株式数(株) | |||
| 貸借対照表計上額(百万円) | 貸借対照表計上額(百万円) | |||
| 北興化学工業株式会社 | 1,968,000 | 1,968,000 | 顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 有 |
| 2,306 | 1,100 | |||
| 株式会社住友倉庫 | 1,449,000 | 1,449,000 | 安定的な物流網の確保・運営の観点から、良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 有 |
| 2,131 | 1,714 | |||
| 大倉工業株式会社 | 963,600 | 963,600 | 顧客ならびに事業運営上の提携先として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 有 |
| 1,987 | 1,520 | |||
| 三協立山株式会社 | 2,235,278 | 2,235,278 | 顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 有 |
| 1,842 | 2,320 | |||
| アサヒグループホールディングス株式会社 | 350,000 | 350,000 | 顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 無※ |
| 1,633 | 1,229 | |||
| 株式会社伊予銀行 | 2,396,000 | 2,396,000 | 競争力のある安定的な資金調達先として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 有 |
| 1,591 | 1,311 | |||
| 住友金属鉱山株式会社 | 315,000 | 315,000 | 顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 有 |
| 1,505 | 699 | |||
| 三井住友トラスト・ホールディングス株式会社 | 378,600 | 378,600 | 競争力のある安定的な資金調達先として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 無※ |
| 1,461 | 1,183 | |||
| 株式会社千葉銀行 | 1,901,000 | 1,901,000 | 競争力のある安定的な資金調達先として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 有 |
| 1,378 | 899 |
| 銘柄 | 当事業年度 | 前事業年度 | 保有目的、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の保有の有無 |
| 株式数(株) | 株式数(株) | |||
| 貸借対照表計上額(百万円) | 貸借対照表計上額(百万円) | |||
| 富士石油株式会社 | 5,051,600 | 5,051,600 | 原料の調達先として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 無 |
| 1,162 | 955 | |||
| 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ | 1,926,000 | 1,926,000 | 競争力のある安定的な資金調達先として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 無※ |
| 1,140 | 776 | |||
| MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社 | 328,700 | 328,700 | 事業運営上必要な保険の契約先として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 無※ |
| 1,068 | 994 | |||
| 住友ゴム工業株式会社 | 702,000 | 702,000 | 顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 無 |
| 916 | 715 | |||
| クミアイ化学工業株式会社 | 702,310 | 702,310 | 顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 有 |
| 705 | 588 | |||
| フマキラー株式会社 | 433,500 | 433,500 | 顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 有 |
| 690 | 555 | |||
| 株式会社ADEKA | 274,000 | 274,000 | 顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 有 |
| 595 | 370 | |||
| 住友大阪セメント株式会社 | 167,700 | 335,400 | 顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 有 |
| 591 | 1,087 | |||
| 株式会社ひろぎんホールディングス(注4) | 848,500 | 848,500 | 競争力のある安定的な資金調達先として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 無※ |
| 574 | 383 | |||
| 日油株式会社 | 92,000 | 92,000 | 顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 有 |
| 533 | 316 |
| 銘柄 | 当事業年度 | 前事業年度 | 保有目的、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の保有の有無 |
| 株式数(株) | 株式数(株) | |||
| 貸借対照表計上額(百万円) | 貸借対照表計上額(百万円) | |||
| 住友重機械工業株式会社 | 169,800 | 242,600 | 資材の調達先として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 有 |
| 522 | 473 | |||
| ドンバン アグロ コーポレーション | 718,619 | 718,619 | 顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 無 |
| 488 | 346 | |||
| 株式会社百十四銀行 | 242,400 | 242,400 | 競争力のある安定的な資金調達先として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 有 |
| 410 | 475 | |||
| セーレン株式会社 | 209,000 | 209,000 | 顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 有 |
| 407 | 272 | |||
| 沢井製薬株式会社 | 69,600 | 69,600 | 顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 無 |
| 372 | 402 | |||
| 株式会社みずほフィナンシャルグループ(注5) | 193,700 | 1,937,000 | 競争力のある安定的な資金調達先として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 無※ |
| 310 | 240 | |||
| 共和レザー株式会社 | 400,000 | 400,000 | 顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 無 |
| 301 | 287 | |||
| 有機合成薬品工業株式会社 | 895,000 | 895,000 | 事業運営上の提携先として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 無 |
| 276 | 224 | |||
| フクビ化学工業株式会社 | 364,000 | 364,000 | 顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 有 |
| 192 | 143 |
| 銘柄 | 当事業年度 | 前事業年度 | 保有目的、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の保有の有無 |
| 株式数(株) | 株式数(株) | |||
| 貸借対照表計上額(百万円) | 貸借対照表計上額(百万円) | |||
| ダイトーケミックス株式会社 | 163,000 | 163,000 | 事業運営上の提携先として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 有 |
| 179 | 49 | |||
| 大王製紙株式会社 | 88,000 | 88,000 | 顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 無 |
| 167 | 128 | |||
| 藤森工業株式会社 | 34,000 | 34,000 | 顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 無 |
| 153 | 99 | |||
| リンテック株式会社 | 60,000 | 60,000 | 事業運営上の提携先として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 有 |
| 150 | 136 | |||
| 新日本理化株式会社 | 500,000 | 500,000 | 顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 有 |
| 147 | 78 | |||
| カネコ種苗株式会社 | 74,000 | 74,000 | 顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 無 |
| 120 | 99 | |||
| サンケイ化学株式会社 | 117,200 | 117,200 | 顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 有 |
| 118 | 110 | |||
| 日本板硝子株式会社 | 132,300 | 264,600 | 顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 無 |
| 75 | 88 | |||
| 株式会社大分銀行 | 33,200 | 33,200 | 競争力のある安定的な資金調達先として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 有 |
| 72 | 63 |
| 銘柄 | 当事業年度 | 前事業年度 | 保有目的、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の保有の有無 |
| 株式数(株) | 株式数(株) | |||
| 貸借対照表計上額(百万円) | 貸借対照表計上額(百万円) | |||
| 株式会社南都銀行 | 34,900 | 34,900 | 競争力のある安定的な資金調達先として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 有 |
| 69 | 78 | |||
| 株式会社ロイヤルホテル | 50,000 | 100,000 | 事業運営上の提携先として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 無 |
| 62 | 126 | |||
| カーリットホールディングス株式会社 | 50,000 | 50,000 | 顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 無 |
| 37 | 23 | |||
| 日本プラスト株式会社 | 50,000 | 50,000 | 顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 無 |
| 31 | 22 | |||
| 三井住友建設株式会社 | 57,020 | 57,020 | プラント等の建築・補修工事の委託先として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 有 |
| 28 | 27 | |||
| 日本電気硝子株式会社 | 6,000 | 6,000 | 顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 無 |
| 15 | 9 | |||
| 東海染工株式会社 | 12,600 | 12,600 | 顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 無 |
| 14 | 15 | |||
| 日本デコラックス株式会社 | 1,400 | 1,400 | 顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 無 |
| 8 | 7 | |||
| 品川リフラクトリーズ株式会社 | 500 | 500 | 顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 無 |
| 1 | 1 | |||
| 住友商事株式会社 | - | 1,925,000 | 広範な販売網の確保・運営の観点から、良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しておりました。 | 無 |
| - | 2,385 |
| 銘柄 | 当事業年度 | 前事業年度 | 保有目的、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の保有の有無 |
| 株式数(株) | 株式数(株) | |||
| 貸借対照表計上額(百万円) | 貸借対照表計上額(百万円) | |||
| 日本電気株式会社 | - | 157,300 | 安定的な情報インフラの確保・運営の観点から、良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しておりました。 | 無 |
| - | 621 | |||
| 出光興産株式会社 | - | 171,200 | 原料の調達先として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しておりました。 | 無 |
| - | 424 | |||
| タイガースポリマー株式会社 | - | 79,000 | 顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しておりました。 | 有 |
| - | 36 |
(注)1 「-」は、当該銘柄を保有していないことを示しております。
2 定量的な保有効果については相手先との機密情報に当たるとの判断から記載しませんが、各銘柄について十分な定量的効果があると判断しております。
3 当社の株式の保有の有無が「無※」の会社は、銘柄に記載の会社自身は当社株式を保有しておりませんが、同社の主要な子会社が当社株式を保有しております。
4 株式会社広島銀行は、2020年10月1日付で、単独株式移転により持株会社である株式会社ひろぎんホールディングスを設立し、持株会社体制へ移行しております。これに伴い、株式会社広島銀行の普通株式1株につき、株式会社ひろぎんホールディングスの普通株式1株の比率で割当公布を受けております。
5 株式会社みずほフィナンシャルグループは、2020年10月1日付で、普通株式10株につき1株の比率で株式併合を行っております。
みなし保有株式
| 銘柄 | 当事業年度 | 前事業年度 | 保有目的、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の保有の有無 |
| 株式数(株) | 株式数(株) | |||
| 貸借対照表計上額(百万円) | 貸借対照表計上額(百万円) | |||
| 大正製薬ホールディングス株式会社 | 1,530,000 | 1,530,000 | 顧客ならびに事業運営上の提携先として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しており、現在は退職給付信託に拠出しております。この議決権行使については、当社が指図権を留保しております。 | 有 |
| 10,924 | 10,159 |
(注)1 貸借対照表計上額の上位銘柄を選定する段階で、特定投資株式とみなし保有株式を合算しておりません。
2 定量的な保有効果については相手先との機密情報に当たるとの判断から記載しませんが、各銘柄について十分な定量的効果があると判断しております。
③保有目的が純投資目的である投資株式
純投資目的の投資株式を保有していないため記載しておりません。
第5 【経理の状況】
1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
(1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。以下「連結財務諸表規則」という。)第93条の規定により、国際会計基準(以下「IFRS」という。)に準拠して作成しております。
(2) 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。
また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2020年4月1日から2021年3月31日まで)の連結財務諸表および事業年度(2020年4月1日から2021年3月31日まで)の財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人による監査を受けております。
3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて
当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。
具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、または会計基準等の変更等について的確に対応できる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構に加入し、同機構の開催するセミナーへの参加等を通じ、適時の情報収集に努めております。
4.IFRSに基づいて連結財務諸表等を適正に作成することができる体制の整備
当社は、国際会計基準審議会が公表するプレスリリースや基準書を随時入手し、最新の基準の把握を行っております。また、IFRSに基づく適正な連結財務諸表を作成するために、IFRSに準拠したグループ会計方針および処理要領を作成し、それらに基づいて会計処理を行っております。
1 【連結財務諸表等】
(1)【連結財務諸表】
①【連結財政状態計算書】
| (単位:百万円) | ||||
| 注記 | 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | ||
| 資産 | ||||
| 流動資産 | ||||
| 現金及び現金同等物 | 8 | 180,648 | 360,918 | |
| 営業債権及びその他の債権 | 9 | 570,413 | 652,616 | |
| その他の金融資産 | 10 | 8,945 | 12,814 | |
| 棚卸資産 | 11 | 492,391 | 511,529 | |
| その他の流動資産 | 12 | 54,204 | 46,552 | |
| 小計 | 1,306,601 | 1,584,429 | ||
| 売却目的で保有する資産 | 13 | 4,305 | 42 | |
| 流動資産合計 | 1,310,906 | 1,584,471 | ||
| 非流動資産 | ||||
| 有形固定資産 | 14 | 778,417 | 793,500 | |
| のれん | 15 | 200,416 | 220,295 | |
| 無形資産 | 15 | 465,646 | 450,172 | |
| 持分法で会計処理されている投資 | 17 | 264,054 | 243,803 | |
| その他の金融資産 | 10 | 488,645 | 528,826 | |
| 退職給付に係る資産 | 24 | 61,229 | 80,455 | |
| 繰延税金資産 | 18 | 47,191 | 41,406 | |
| その他の非流動資産 | 12 | 37,583 | 47,326 | |
| 非流動資産合計 | 2,343,181 | 2,405,783 | ||
| 資産合計 | 3,654,087 | 3,990,254 | ||
| (単位:百万円) | ||||
| 注記 | 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | ||
| 負債及び資本 | ||||
| 負債 | ||||
| 流動負債 | ||||
| 社債及び借入金 | 19,21 | 466,527 | 250,389 | |
| 営業債務及びその他の債務 | 23 | 436,070 | 522,887 | |
| その他の金融負債 | 20,21,22 | 48,769 | 55,913 | |
| 未払法人所得税等 | 32,116 | 38,410 | ||
| 引当金 | 25 | 89,862 | 106,968 | |
| その他の流動負債 | 26 | 88,984 | 116,125 | |
| 流動負債合計 | 1,162,328 | 1,090,692 | ||
| 非流動負債 | ||||
| 社債及び借入金 | 19,21 | 838,139 | 1,100,677 | |
| その他の金融負債 | 20,21,22 | 92,056 | 81,117 | |
| 退職給付に係る負債 | 24 | 45,770 | 37,179 | |
| 引当金 | 25 | 21,491 | 25,115 | |
| 繰延税金負債 | 18 | 79,528 | 101,854 | |
| その他の非流動負債 | 26 | 22,183 | 71,501 | |
| 非流動負債合計 | 1,099,167 | 1,417,443 | ||
| 負債合計 | 2,261,495 | 2,508,135 | ||
| 資本 | ||||
| 資本金 | 27 | 89,699 | 89,699 | |
| 資本剰余金 | 27 | 20,784 | 26,882 | |
| 利益剰余金 | 27 | 807,959 | 854,538 | |
| 自己株式 | 27 | △8,329 | △8,334 | |
| その他の資本の構成要素 | 27 | 13,877 | 56,445 | |
| 親会社の所有者に帰属する持分合計 | 923,990 | 1,019,230 | ||
| 非支配持分 | 468,602 | 462,889 | ||
| 資本合計 | 1,392,592 | 1,482,119 | ||
| 負債及び資本合計 | 3,654,087 | 3,990,254 | ||
②【連結損益計算書】
| (単位:百万円) | ||||
| 注記 | 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | ||
| 売上収益 | 6,29 | 2,225,804 | 2,286,978 | |
| 売上原価 | △1,519,047 | △1,515,782 | ||
| 売上総利益 | 706,757 | 771,196 | ||
| 販売費及び一般管理費 | 30 | △575,135 | △631,270 | |
| その他の営業収益 | 31 | 11,590 | 26,673 | |
| その他の営業費用 | 31 | △14,928 | △17,025 | |
| 持分法による投資損益(△は損失) | 17 | 9,233 | △12,459 | |
| 営業利益 | 137,517 | 137,115 | ||
| 金融収益 | 32 | 13,178 | 19,868 | |
| 金融費用 | 32 | △20,215 | △19,180 | |
| 税引前利益 | 130,480 | 137,803 | ||
| 法人所得税費用 | 18 | △76,081 | △69,729 | |
| 当期利益 | 54,399 | 68,074 | ||
| 当期利益の帰属 | ||||
| 親会社の所有者 | 30,926 | 46,043 | ||
| 非支配持分 | 23,473 | 22,031 | ||
| 当期利益 | 54,399 | 68,074 | ||
| 1株当たり当期利益 | 34 | |||
| 基本的1株当たり当期利益(円) | 18.91 | 28.16 | ||
| 希薄化後1株当たり当期利益(円) | - | - | ||
③【連結包括利益計算書】
| (単位:百万円) | ||||
| 注記 | 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | ||
| 当期利益 | 54,399 | 68,074 | ||
| その他の包括利益 | ||||
| 純損益に振り替えられることのない項目 | ||||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産 | 33 | △13,397 | 13,405 | |
| 確定給付制度の再測定 | 24,33 | △8,323 | 18,867 | |
| 持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分 | 17,33 | △4,812 | 3,440 | |
| 純損益に振り替えられることのない項目合計 | △26,532 | 35,712 | ||
| 純損益に振り替えられる可能性のある項目 | ||||
| キャッシュ・フロー・ヘッジ | 33,37 | 1,871 | △3,015 | |
| 在外営業活動体の換算差額 | 33 | △45,048 | 36,890 | |
| 持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分 | 17,33 | △2,050 | △1,701 | |
| 純損益に振り替えられる可能性のある項目合計 | △45,227 | 32,174 | ||
| その他の包括利益合計 | △71,759 | 67,886 | ||
| 当期包括利益 | △17,360 | 135,960 | ||
| 当期包括利益の帰属 | ||||
| 親会社の所有者 | △39,081 | 108,727 | ||
| 非支配持分 | 21,721 | 27,233 | ||
| 当期包括利益 | △17,360 | 135,960 | ||
④【連結持分変動計算書】
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
| 注記 | 親会社の所有者に帰属する持分 | |||||||||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | 自己株式 | その他の資本の構成要素 | ||||||||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | 確定給付制度の再測定 | |||||||||||
| 2019年4月1日 | 89,699 | 20,438 | 820,454 | △8,322 | 98,776 | - | ||||||
| 当期利益 | - | - | 30,926 | - | - | - | ||||||
| その他の包括利益 | 33 | - | - | - | - | △20,740 | △9,372 | |||||
| 当期包括利益合計 | - | - | 30,926 | - | △20,740 | △9,372 | ||||||
| 自己株式の取得 | 27 | - | - | - | △7 | - | - | |||||
| 自己株式の処分 | 27 | - | 0 | - | 0 | - | - | |||||
| 配当金 | 28 | - | - | △35,970 | - | - | - | |||||
| 新規連結による変動額 | - | - | - | - | - | - | ||||||
| 非支配持分との取引 | - | 346 | - | - | - | - | ||||||
| その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替 | - | - | △7,465 | - | △1,907 | 9,372 | ||||||
| その他の増減額 | - | - | 14 | - | △14 | - | ||||||
| 所有者との取引額等合計 | - | 346 | △43,421 | △7 | △1,921 | 9,372 | ||||||
| 2020年3月31日 | 89,699 | 20,784 | 807,959 | △8,329 | 76,115 | - | ||||||
| 親会社の所有者に帰属する持分 | 非支配持分 | 資本合計 | ||||||||||
| その他の資本の構成要素 | 親会社の所有者に帰属する持分合計 | |||||||||||
| キャッシュ・フロー・ヘッジ | 在外営業活動体の換算差額 | 合計 | ||||||||||
| 2019年4月1日 | △1,851 | △20,492 | 76,433 | 998,702 | 353,184 | 1,351,886 | ||||||
| 当期利益 | - | - | - | 30,926 | 23,473 | 54,399 | ||||||
| その他の包括利益 | 33 | 2,035 | △41,930 | △70,007 | △70,007 | △1,752 | △71,759 | |||||
| 当期包括利益合計 | 2,035 | △41,930 | △70,007 | △39,081 | 21,721 | △17,360 | ||||||
| 自己株式の取得 | 27 | - | - | - | △7 | - | △7 | |||||
| 自己株式の処分 | 27 | - | - | - | 0 | - | 0 | |||||
| 配当金 | 28 | - | - | - | △35,970 | △16,722 | △52,692 | |||||
| 新規連結による変動額 | - | - | - | - | 109,826 | 109,826 | ||||||
| 非支配持分との取引 | - | - | - | 346 | 593 | 939 | ||||||
| その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替 | - | - | 7,465 | - | - | - | ||||||
| その他の増減額 | - | - | △14 | - | - | - | ||||||
| 所有者との取引額等合計 | - | - | 7,451 | △35,631 | 93,697 | 58,066 | ||||||
| 2020年3月31日 | 184 | △62,422 | 13,877 | 923,990 | 468,602 | 1,392,592 | ||||||
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
| 注記 | 親会社の所有者に帰属する持分 | |||||||||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | 自己株式 | その他の資本の構成要素 | ||||||||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | 確定給付制度の再測定 | |||||||||||
| 2020年4月1日 | 89,699 | 20,784 | 807,959 | △8,329 | 76,115 | - | ||||||
| 当期利益 | - | - | 46,043 | - | - | - | ||||||
| その他の包括利益 | 33 | - | - | - | - | 19,029 | 15,562 | |||||
| 当期包括利益合計 | - | - | 46,043 | - | 19,029 | 15,562 | ||||||
| 自己株式の取得 | 27 | - | - | - | △5 | - | - | |||||
| 自己株式の処分 | 27 | - | 0 | - | 0 | - | - | |||||
| 配当金 | 28 | - | - | △19,620 | - | - | - | |||||
| 新規連結による変動額 | - | - | - | - | - | - | ||||||
| 非支配持分との取引 | 38 | - | 6,098 | - | - | - | - | |||||
| その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替 | - | - | 20,116 | - | △4,554 | △15,562 | ||||||
| その他の増減額 | - | - | 40 | - | - | - | ||||||
| 所有者との取引額等合計 | - | 6,098 | 536 | △5 | △4,554 | △15,562 | ||||||
| 2021年3月31日 | 89,699 | 26,882 | 854,538 | △8,334 | 90,590 | - | ||||||
| 親会社の所有者に帰属する持分 | 非支配持分 | 資本合計 | ||||||||||
| その他の資本の構成要素 | 親会社の所有者に帰属する持分合計 | |||||||||||
| キャッシュ・フロー・ヘッジ | 在外営業活動体の換算差額 | 合計 | ||||||||||
| 2020年4月1日 | 184 | △62,422 | 13,877 | 923,990 | 468,602 | 1,392,592 | ||||||
| 当期利益 | - | - | - | 46,043 | 22,031 | 68,074 | ||||||
| その他の包括利益 | 33 | △3,050 | 31,143 | 62,684 | 62,684 | 5,202 | 67,886 | |||||
| 当期包括利益合計 | △3,050 | 31,143 | 62,684 | 108,727 | 27,233 | 135,960 | ||||||
| 自己株式の取得 | 27 | - | - | - | △5 | - | △5 | |||||
| 自己株式の処分 | 27 | - | - | - | 0 | - | 0 | |||||
| 配当金 | 28 | - | - | - | △19,620 | △16,779 | △36,399 | |||||
| 新規連結による変動額 | - | - | - | - | 4 | 4 | ||||||
| 非支配持分との取引 | 38 | - | - | - | 6,098 | △16,171 | △10,073 | |||||
| その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替 | - | - | △20,116 | - | - | - | ||||||
| その他の増減額 | - | - | - | 40 | - | 40 | ||||||
| 所有者との取引額等合計 | - | - | △20,116 | △13,487 | △32,946 | △46,433 | ||||||
| 2021年3月31日 | △2,866 | △31,279 | 56,445 | 1,019,230 | 462,889 | 1,482,119 | ||||||
⑤【連結キャッシュ・フロー計算書】
| (単位:百万円) | ||||
|---|---|---|---|---|
| 注記 | 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | ||
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | ||||
| 税引前利益 | 130,480 | 137,803 | ||
| 減価償却費及び償却費 | 131,741 | 136,017 | ||
| 減損損失 | 16 | 37,328 | 40,833 | |
| 減損損失の戻入 | 16 | △61 | - | |
| 持分法による投資損益(△は益) | △9,233 | 12,459 | ||
| 受取利息及び受取配当金 | △10,904 | △8,440 | ||
| 支払利息 | 12,513 | 16,091 | ||
| 事業構造改善費用 | 7,806 | 6,323 | ||
| 条件付対価に係る公正価値変動 | △48,475 | △22,463 | ||
| 固定資産売却損益(△は益) | △931 | △18,730 | ||
| 営業債権の増減額(△は増加) | △10,938 | △22,426 | ||
| 棚卸資産の増減額(△は増加) | △11,713 | 12,644 | ||
| 営業債務の増減額(△は減少) | △22,048 | 48,270 | ||
| 前受収益の増減額(△は減少) | 4,881 | 47,976 | ||
| 引当金の増減額(△は減少) | △8,060 | 16,513 | ||
| その他 | △57,184 | 28,094 | ||
| 小計 | 145,202 | 430,964 | ||
| 利息及び配当金の受取額 | 27,033 | 15,968 | ||
| 利息の支払額 | △12,733 | △15,860 | ||
| 法人所得税の支払額 | △48,688 | △54,401 | ||
| 事業構造改善費用の支払額 | △4,802 | △2,207 | ||
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 106,012 | 374,464 | ||
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | ||||
| 預け金の預入による支出 | 35 | △61,028 | - | |
| 有価証券の純増減額(△は増加) | - | △2,644 | ||
| 固定資産の取得による支出 | △120,449 | △120,812 | ||
| 固定資産の売却による収入 | 1,974 | 24,371 | ||
| 子会社の取得による収支(△は支出) | 7 | △204,592 | △3,355 | |
| 投資の取得による支出 | △122,493 | △8,074 | ||
| 投資の売却及び償還による収入 | 6,763 | 20,935 | ||
| 貸付けによる支出 | △1,734 | △81,760 | ||
| その他 | 1,889 | △6,050 | ||
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △499,670 | △177,389 | ||
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | ||||
| 短期借入金の純増減額(△は減少) | 21 | 237,592 | △237,585 | |
| コマーシャル・ペーパーの純増減額(△は減少) | 21 | △28,000 | △2,000 | |
| 長期借入れによる収入 | 21 | 67,689 | 202,403 | |
| 長期借入金の返済による支出 | 21 | △85,657 | △58,517 | |
| 社債の発行による収入 | 21 | 282,575 | 158,734 | |
| 社債の償還による支出 | 21 | △30,500 | △45,000 | |
| リース負債の返済による支出 | 21,22 | △14,778 | △15,149 | |
| 配当金の支払額 | 28 | △35,970 | △19,620 | |
| 非支配持分への配当金の支払額 | △16,717 | △16,775 | ||
| 非支配持分への子会社持分売却による収入 | - | 10,841 | ||
| 非支配持分からの子会社持分取得による支出 | △2,622 | △19,396 | ||
| その他 | △70 | 2,090 | ||
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | 373,542 | △39,974 | ||
| 現金及び現金同等物に係る換算差額 | △914 | 23,169 | ||
| 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | △21,030 | 180,270 | ||
| 現金及び現金同等物の期首残高 | 8 | 201,678 | 180,648 | |
| 現金及び現金同等物の期末残高 | 8 | 180,648 | 360,918 | |
【連結財務諸表注記】
1.報告企業
住友化学株式会社(以下「当社」という。)は日本に所在する企業であります。その登記されている本社および主要な事業所の住所はホームページ(URL https://www.sumitomo-chem.co.jp/)で開示しております。当社およびその子会社(以下「当社グループ」という。)の連結財務諸表は、3月31日を期末日とし、当社グループならびに当社グループの関連会社および共同支配の取決めに対する持分により構成されております。
当社グループの主な事業内容は、「石油化学」、「エネルギー・機能材料」、「情報電子化学」、「健康・農業関連事業」および「医薬品」各製品の製造・販売であります。各事業の内容については注記「6.セグメント情報」に記載しております。
2.作成の基礎
(1) IFRSに準拠している旨
当社グループの連結財務諸表は、連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第93条の規定により、IFRSに準拠して作成しております。
本連結財務諸表は、2021年6月23日に代表取締役社長 岩田圭一によって公表の承認がなされております。
(2) 測定の基礎
当社グループの連結財務諸表は、注記「3.重要な会計方針」に記載のとおり、公正価値で測定する特定の金融商品等を除き、取得原価を基礎として作成しております。
(3) 機能通貨及び表示通貨
当社グループの連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円未満を四捨五入して表示しております。
3.重要な会計方針
(1) 連結の基礎
① 子会社
子会社とは、当社グループにより支配されている企業をいいます。当社グループがある企業への関与により生じる変動リターンに対するエクスポージャーまたは権利を有し、かつ、当該企業に対するパワーにより当該リターンに影響を及ぼす能力を有している場合に、当社グループは当該企業を支配していると判断しております。従って、当社グループが議決権の過半数を所有していない企業についても、意思決定機関を実質的に支配していると判断した場合には、子会社としております。
子会社の財務諸表は、当社グループが支配を獲得した日から支配を喪失する日まで、連結の対象に含めております。
子会社が適用する会計方針が当社グループの適用する会計方針と異なる場合には、必要に応じて当該子会社の財務諸表に調整を加えております。
当社グループ間の債権債務残高および内部取引高、ならびに当社グループ間の取引から発生した未実現損益は、連結財務諸表の作成に際して消去しております。
支配の喪失を伴わない子会社に対する持分の変動があった場合には、資本取引として会計処理しております。非支配持分の調整額と対価の公正価値との差額は、親会社の所有者に帰属する持分として資本に直接認識しております。支配を喪失した場合には、支配の喪失から生じた利得または損失は純損益として認識しております。
子会社の決算日が当社グループの連結決算日と異なる場合には、連結決算日現在に実施した仮決算に基づく子会社の財務諸表を使用し、連結を行っております。
② 関連会社及び共同支配の取決め
関連会社とは、当社グループが当該企業に対し、財務および営業の方針に重要な影響力を有しているものの、支配または共同支配をしていない企業をいいます。当社グループが他の企業の議決権の20%以上を保有する場合、当社グループは当該他の企業に対して重要な影響力を有していると推定されます。
共同支配とは、取決めに対する契約上合意された支配の共有をいい、関連性のある活動に関する意思決定が、支配を共有している当事者の全員一致の合意を必要とする場合にのみ存在します。共同支配の取決めへの投資は、当該取決めの当事者の権利および義務に応じて、ジョイント・オペレーション(共同支配事業)かジョイント・ベンチャー(共同支配企業)に分類されます。ジョイント・オペレーションとは、取決めに対する共同支配を有する当事者が当該取決めに関する資産に対する権利および負債に対する義務を有している場合の共同支配の取決めをいい、ジョイント・ベンチャーとは、取決めに対して共同支配を有する当事者が当該取決めの純資産に対する権利を有している場合の共同支配の取決めをいいます。
関連会社およびジョイント・ベンチャーに対する持分を有する場合は、当該持分を取得時に取得原価で認識し、以後は持分法によって会計処理しております。関連会社およびジョイント・ベンチャーに対する投資には、取得に際して認識されたのれんが含まれております。
ジョイント・オペレーションに対する持分を有する場合は、当該ジョイント・オペレーションの資産、負債、収益および費用の持分をそれぞれの類似する科目に合算しております。
関連会社、ジョイント・ベンチャー、およびジョイント・オペレーションが適用する会計方針が当社グループの適用する会計方針と異なる場合には、必要に応じて当該関連会社、ジョイント・ベンチャー、およびジョイント・オペレーションの財務諸表に調整を加えております。
他の株主との関係等により、決算日を統一することが実務上不可能である関連会社、ジョイント・ベンチャー、およびジョイント・オペレーションに対する持分を有する場合は、決算日の差異により生じる期間の重要な取引または事象の影響については連結財務諸表に反映しております。
(2) 企業結合
企業結合は取得法を用いて会計処理しております。取得対価は、被取得企業の支配と交換に譲渡した資産、引き受けた負債および当社グループが発行する資本持分の取得日の公正価値の合計として測定されます。
被取得企業における識別可能な資産および負債は、以下を除いて、取得日の公正価値で測定しております。
・繰延税金資産・負債および従業員給付契約に関連する資産・負債
・被取得企業の株式に基づく報酬契約
・IFRS第5号「売却目的で保有する非流動資産及び非継続事業」に従って売却目的に分類される資産または処分グループ
移転された対価、被取得企業の非支配持分の金額、および取得企業が以前に保有していた被取得企業の資本持分の公正価値の合計金額が、取得日における識別可能な取得した資産と引き受けた負債の正味価額を上回る場合は、その超過額をのれんとして計上しております。反対に下回る場合には、直ちに純損益として認識しております。
当社グループは、非支配持分を公正価値で測定するか、または識別可能な純資産の認識金額の比例割合で測定するかを個々の企業結合取引ごとに選択しております。
仲介手数料、弁護士費用、デュー・デリジェンス費用等の、企業結合に関連して発生する取得関連コストは、発生時に費用処理しております。
企業結合の当初の会計処理が、企業結合が発生した期の末日までに完了していない場合は、完了していない項目を暫定的な金額で報告しております。取得日から1年以内の測定期間に入手した新たな情報が、取得日時点で認識された金額の測定に影響を及ぼすものである場合には、取得日時点で認識した暫定的な金額を遡及的に修正しております。
段階的に達成される企業結合の場合、当社グループが以前に保有していた被取得企業の資本持分は取得日の公正価値で再評価され、発生した利得または損失があれば純損益またはその他の包括利益に認識されます。
取得後の条件付対価の公正価値変動は、上記測定期間中の測定に該当する場合には取得対価を修正し、そうでない場合には公正価値の変動として純損益に認識しております。
非支配持分の追加取得については、資本取引として会計処理しているため、当該取引からのれんは認識しておりません。
(3) 外貨換算
① 外貨建取引
外貨建取引は、取引日の為替レートで機能通貨に換算しております。
期末日における外貨建貨幣性資産および負債は、期末日の為替レートで機能通貨に換算しております。
取得原価で測定される外貨建非貨幣性資産および負債は、取得日の為替レートで機能通貨に換算しております。公正価値で測定される外貨建非貨幣性資産および負債は、当該公正価値の算定日における為替レートで機能通貨に換算しております。
換算または決済により生じる換算差額は、純損益として認識しております。ただし、その他の包括利益を通じて測定する資本性金融商品およびヘッジが有効な範囲内におけるキャッシュ・フロー・ヘッジから生じる換算差額については、その他の包括利益として認識しております。
② 在外営業活動体の財務諸表
在外営業活動体の資産および負債については期末日の為替レート、収益および費用については為替レートが著しく変動している場合を除き、平均為替レートを用いて日本円に換算しております。在外営業活動体の財務諸表の換算から生じる換算差額は、その他の包括利益として認識しております。
在外営業活動体の処分時には、その他の包括利益に認識され資本に累積されていた在外営業活動体の換算差額は、処分による利得または損失が認識される時に資本から純損益に振り替えております。
(4) 金融商品
① 非デリバティブ金融資産
(ⅰ) 当初認識及び測定
当社グループは、営業債権及びその他の債権については発生時に当初認識しております。それ以外の金融資産については、契約条項の当事者となった取引日に当初認識しております。
金融資産は、当初認識時に以下のとおり分類しております。
(a) 償却原価で測定する金融資産
次の条件がともに満たされる場合には、償却原価で測定する金融資産に分類しております。
・契約上のキャッシュ・フローを回収するために資産を保有することを目的とする事業モデルに基づいて、資産が保有されている。
・金融資産の契約条件により、元本および元本残高に対する利息の支払のみであるキャッシュ・フローが特定の日に生じる。
(b) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産(FVTOCIの金融資産)
・その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品
次の条件がともに満たされる負債性金融商品は、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に分類しております。
a.契約上のキャッシュ・フローの回収と売却の両方のために資産を保有することを目的とする事業モデルに基づいて、資産が保有されている。
b.金融資産の契約条件により、元本および元本残高に対する利息の支払のみであるキャッシュ・フローが特定の日に生じる。
・その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品
投資先との取引関係の維持または強化を主な目的として保有する株式などの資本性金融商品について、当初認識時に、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に指定しております。
(c) 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産(FVTPLの金融資産)
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産として指定する場合、または(a)(b)以外の金融資産は、純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に分類しております。
金融資産は、純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に分類される場合を除き、公正価値に取引コストを加算した金額で当初測定しております。
(ⅱ) 事後測定
金融資産の当初認識後の測定は、その分類に応じて以下のとおり測定しております。
(a) 償却原価で測定する金融資産
実効金利法による償却原価で測定しております。また、これに係る利息発生額は連結損益計算書の金融収益に含まれております。
(b) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
公正価値で測定し、その変動額はその他の包括利益として認識しております。
ただし、資本性金融商品のうち、その他の包括利益を通じて公正価値で測定すると指定したものから生じる配当金については、配当を受領する権利が確立された時点で金融収益の一部として、純損益に認識しております。また、当該金融資産の公正価値が著しく下落した場合または認識を中止した場合には、その他の資本の構成要素に累積したその他の包括利益累計額は、利益剰余金に振り替えております。
負債性金融商品に係る利息発生額は連結損益計算書の金融収益に認識されます。また当該金融資産の認識を中止した場合には、その他の資本の構成要素に累積したその他の包括利益累計額を純損益に組替調整額として振り替えております。
(c) 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
公正価値で測定し、その変動額は純損益として認識しております。
(ⅲ) 認識の中止
当社グループは、金融資産から生じるキャッシュ・フローに対する契約上の権利が失効した場合、または、金融資産を譲渡し、当該金融資産の所有に係るリスクおよび便益を実質的にすべて移転した場合に、当該金融資産の認識を中止しております。
(ⅳ) 減損
当社グループは、金融資産および金融保証契約の減損の認識にあたっては、期末日ごとに、償却原価で測定する金融資産およびその他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品もしくは金融保証契約に、当初認識時点からの信用リスクの著しい増加があるかどうかを評価しております。
金融資産の信用リスクが当初認識以降に著しく増大している場合には、当該金融資産に係る貸倒引当金を全期間の予想信用損失に等しい金額で測定しております。金融資産に係る信用リスクが当初認識以降に著しく増大していない場合には、当該金融資産に係る貸倒引当金を12ヶ月の予想信用損失に等しい金額で測定しております。ただし、重大な金融要素を含んでいない営業債権及びその他の債権については、常に、貸倒引当金を全期間の予想信用損失に等しい金額で測定しております。金融資産に係る信用リスクが当初認識以降に著しく増大しているか否かは、当初認識時における債務不履行発生リスクと各期末日における債務不履行発生リスクを比較して判断しております。この判断には、以下のような、過去の事象、現在の状況、および将来の経済状況の予測についての、過大なコストや労力をかけずに利用可能な範囲内における合理的かつ裏付け可能な情報を考慮しております。
(a) 内部信用格付け
(b) 利用可能な場合、外部信用格付け
(c) 借手の営業成績の実際のまたは予想される著しい変化
(d) 借手の規制環境、経済環境または技術環境の実際のまたは予想される著しい不利な変化のうち、借手が債務を履行する能力の著しい変化を生じさせるもの
(e) 同一の借手の他の金融商品に係る信用リスクの著しい増大
(f) 債務の裏付となっている担保の価値または第三者の保証もしくは信用補完の質の著しい変化
また、金融商品の予想信用損失は、契約上受け取るべき金額と、受け取りが見込まれる金額との差額に時間価値を考慮の上測定し、当該測定に係る金額は、純損益として認識しております。
② 非デリバティブ金融負債
(ⅰ) 当初認識及び測定
当社グループは、契約の当事者となった時点で金融負債を認識しております。金融負債は、当初認識時に、以下のものを除いて償却原価で測定する金融負債に分類しております。
(a) 純損益を通じて公正価値で測定する金融負債(FVTPLの金融負債)
(b) 金融保証契約
(c) 企業結合に係る条件付対価
すべての金融負債は公正価値で当初測定しておりますが、償却原価で測定する金融負債については、直接帰属する取引コストを控除した金額で測定しております。
(ⅱ) 事後測定
金融負債の当初認識後は、その分類に応じて以下のとおり測定しております。
(a) 純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
公正価値で測定し、その変動額は純損益として認識しております。
(b) 金融保証契約
以下のいずれか高い方の金額で測定しております。
・上記「(ⅳ) 減損」に従って算定された貸倒引当金の金額
・当初測定額から償却累計額を控除した額
(c) 企業結合に係る条件付対価
公正価値で測定し、その変動額は純損益として認識しております。
(d) 償却原価で測定する金融負債
実効金利法による償却原価で測定しております。これに係る利息発生額は、連結損益計算書の金融費用に含まれております。
(ⅲ) 認識の中止
当社グループは、金融負債が消滅した時、すなわち、契約中に特定された債務が履行、免責、取消しまたは失効となった時に、金融負債の認識を中止いたします。
③ デリバティブ及びヘッジ会計
当社グループは、為替変動リスクや金利変動リスク、商品価格変動リスクをそれぞれヘッジするために、為替予約や金利スワップ、商品先物取引等のデリバティブを利用しております。また、一部の先渡販売取引については、会計上のミスマッチを解消または著しく低減する場合に限り、契約の開始時に、当該契約を純損益を通じて公正価値で測定するという取消不能の指定を行い、デリバティブとして金融商品に含めて表示しております。これらのデリバティブは、契約が締結された時点の公正価値で当初測定され、その後も公正価値で再測定しております。
デリバティブの公正価値変動額は、純損益として認識しております。ただし、キャッシュ・フロー・ヘッジの有効部分については、その他の包括利益として認識しております。
当社グループは、ヘッジ開始時に、ヘッジ会計を適用しようとするヘッジ関係ならびにヘッジを実施するにあたってのリスク管理目的および戦略について、公式に指定および文書化を行っております。当該文書は、具体的なヘッジ手段、ヘッジ対象となる項目または取引ならびにヘッジされるリスクの性質およびヘッジされたリスクに起因するヘッジ対象の公正価値またはキャッシュ・フローの変動に対するエクスポージャーを相殺するに際してのヘッジ手段の公正価値変動の有効性の評価方法などを含んでおります。当社グループは、ヘッジ開始時および継続的に、ヘッジ取引に利用したデリバティブがヘッジ対象の公正価値またはキャッシュ・フローの変動を相殺するために有効であるか評価しております。
(ⅰ) 公正価値ヘッジ
ヘッジ手段の公正価値の変動は純損益にて認識しております。ヘッジされたリスクに起因するヘッジ対象の公正価値の変動はヘッジ対象の帳簿価額を修正し、純損益として認識しております。
(ⅱ) キャッシュ・フロー・ヘッジ
キャッシュ・フロー・ヘッジについては、ヘッジ手段に係る利得または損失のうち有効な部分はキャッシュ・フロー・ヘッジとしてその他の包括利益で認識しており、非有効部分は純損益に認識しております。
その他の包括利益を通じて認識された利得または損失の累計額は、ヘッジ対象から生じるキャッシュ・フローが純損益に影響を与える期に組替調整額として純損益に振り替えております。ただし、ヘッジ対象が非金融資産の認識を生じさせるものである場合には、当該資産の当初の取得原価の測定に直接含めております。
予定取引がもはや発生可能性が高いと言えなくなった場合にはヘッジ会計を中止し、さらに発生が見込まれなくなった場合には、その他の包括利益を通じて認識された利得または損失の累計額を純損益に振り替えております。
(5) 現金及び現金同等物
現金及び現金同等物は、手許現金、随時引き出し可能な預金および容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資から構成されております。
(6) 棚卸資産
棚卸資産は、取得原価と正味実現可能価額のいずれか低い価額で測定しております。正味実現可能価額は、通常の事業過程における見積売価から、完成までに要する見積原価および見積販売費用を控除した額であります。取得原価は、主として総平均法に基づいて算定されており、購入原価、加工費ならびに現在の場所および状態に至るまでに要したすべての費用を含んでおります。
(7) 有形固定資産(使用権資産以外)
有形固定資産については、取得原価から減価償却累計額および減損損失累計額を控除した価額で測定しております。
取得原価には、資産の取得に直接関連する費用、解体・除去および土地の原状回復費用、ならびに資産計上すべき借入コストが含まれております。
土地および建設仮勘定以外の各資産の減価償却費は、それぞれの見積耐用年数にわたり、定額法で計上しております。主要な資産項目ごとの見積耐用年数は以下のとおりであります。
・建物及び構築物 5-60年
・機械装置及び運搬具 4-12年
なお、見積耐用年数、残存価額および減価償却方法は、各連結会計年度末に見直しを行い、変更があった場合は、会計上の見積りの変更として将来に向かって適用しております。
(8) のれん及び無形資産
① のれん
事業の取得により生じたのれんの当初認識および測定については、「(2) 企業結合」に記載しております。
のれんの償却は行わず、毎期、または減損の兆候が存在する場合にはその都度、減損テストを実施しております。
のれんの減損損失は連結損益計算書において認識され、その後の戻入れは行っておりません。
また、のれんは連結財政状態計算書において、取得原価から減損損失累計額を控除した価額で計上されます。
持分法で会計処理している被投資企業については、のれんの帳簿価額を投資の帳簿価額に含めております。
② 無形資産
無形資産については、取得原価から償却累計額および減損損失累計額を控除した価額で測定しております。
個別に取得した無形資産は、当初認識時に取得原価で測定し、企業結合で取得した無形資産は、取得日の公正価値で測定しております。内部発生の研究費用は発生時に費用として認識しております。内部発生の開発費用は、資産として認識するための基準がすべて満たされた場合に限り無形資産として認識することとしております。
無形資産の償却費は、それぞれの見積耐用年数にわたり、定額法で計上しております。なお、仕掛中の研究開発として計上された無形資産は、未だ使用可能な状態にないため、償却をせず、毎期、または減損の兆候が存在する場合にはその都度、減損テストを実施しております。仕掛中の研究開発は、規制当局の販売承認が得られた時点で特許権、販売権等の項目に振り替え、当該資産が使用可能となった時点から償却を開始しております。主要な資産項目ごとの見積耐用年数は以下のとおりであります。
・特許権 3-20年
・ソフトウェア 3-10年
なお、見積耐用年数、残存価額および償却方法は、各連結会計年度末に見直しを行い、変更があった場合は、会計上の見積りの変更として将来に向かって適用しております。
(9) リース
当社グループは、契約が特定された資産の使用を支配する権利を一定期間にわたり対価と交換に移転しているか否かに基づき、契約がリースであるか、またはリースを含んでいるかを判定しております。
契約がリースであるかまたはリースを含んでいると判定した場合、リース開始日において、使用権資産およびリース負債を認識しております。
① 使用権資産
使用権資産については、取得原価から減価償却累計額および減損損失累計額を控除した価額で測定しております。取得原価は、リース負債の当初測定額に当初直接コスト等を調整し、原資産の原状回復費用等を加えた額で構成されております。使用権資産の減価償却費は、それぞれの見積耐用年数またはリース期間のいずれか短い期間にわたり、定額法で計上しております。また、連結財政状態計算書上、使用権資産は「有形固定資産」に含めて表示しております。
② リース負債
リース負債は、開始日において同日現在で支払われていないリース料をリースの計算利子率で割り引いた現在価値で測定しております。リースの計算利子率が容易に算定できない場合には、追加借入利子率を割引率として使用しております。開始日後においては、リース負債に係る金利や、支払われたリース料を反映するようにリース負債の帳簿価額を増減させております。
また、連結財政状態計算書上、リース負債は「その他の金融負債」に含めて表示しております。
なお、短期リースおよび少額資産のリースについては、IFRS第16号第6項を適用し、リース料をリース期間にわたり定額法により費用認識しております。
(10) 非金融資産の減損
当社グループは、期末日ごとに非金融資産の減損の兆候の有無を判断しております。減損の兆候が存在する場合は、当該資産の回収可能価額を見積っております。のれんおよび耐用年数を確定できない、または未だ使用可能ではない無形資産については、減損の兆候の有無に関わらず、回収可能価額を毎年同じ時期に見積っております。
資産またはその資産の属する資金生成単位の回収可能価額は、使用価値と処分コスト控除後の公正価値のうちいずれか高い方の金額としております。使用価値の算定において、見積将来キャッシュ・フローは、貨幣の時間的価値および当該資産に固有のリスクを反映した税引前割引率を用いて現在価値に割り引いております。個々の資産について回収可能価額を見積ることができない場合には、継続的な使用により他の資産または資産グループのキャッシュ・インフローから概ね独立したキャッシュ・インフローを生成する、最小の資金生成単位に統合しております。のれんの減損テストを行う際には、のれんが配分される資金生成単位を、のれんが関連する最小の単位を反映して減損がテストされるように、必要に応じて統合しております。企業結合により取得したのれんは、結合のシナジーが得られると期待される資金生成単位(グループ)に配分しております。
当社グループの全社資産は、独立したキャッシュ・インフローを生成いたしません。全社資産に減損の兆候がある場合、全社資産が帰属する資金生成単位(グループ)の回収可能価額を算定しております。
減損損失は、資産または資金生成単位(グループ)の帳簿価額が見積回収可能価額を超過する場合に純損益として認識いたします。資金生成単位(グループ)に関連して認識した減損損失は、まずその単位に配分されたのれんの帳簿価額を減額するように配分し、次に資金生成単位内のその他の資産の帳簿価額を比例的に減額いたします。
のれんに関連する減損損失は戻入れをいたしません。のれん以外の資産に関しては、過年度に認識された減損損失について、毎期末日において損失の減少または消滅の可能性を示す兆候が存在しているかどうかを評価しております。そのような兆候が存在する場合は、当該資産または資金生成単位(グループ)の回収可能価額の見積りを行っております。その回収可能価額が、資産または資金生成単位(グループ)の帳簿価額を超える場合、減損損失を認識しなかった場合の帳簿価額から必要な減価償却費または償却費を控除した後の帳簿価額を超えない金額を上限として、減損損失を戻入れております。
(11) 従業員給付
① 退職後給付
当社グループは、従業員の退職後給付制度として確定給付制度と確定拠出制度を運営しております。
当社グループは、確定給付制度債務の現在価値および関連する当期勤務費用ならびに過去勤務費用を、予測単位積増方式を用いて算定しております。
割引率は、将来の毎年度の給付支払見込日までの期間を基に割引期間を設定し、割引期間に対応した期末日時点の優良社債の市場利回りに基づき算定しております。
確定給付制度に係る負債または資産は、確定給付制度債務の現在価値から制度資産の公正価値を控除して算定しております。
確定給付制度の再測定額は、発生した期においてその他の包括利益として一括認識し、直ちにその他の資本の構成要素から利益剰余金に振り替えております。
過去勤務費用は、発生した期の純損益として処理しております。
確定拠出型の退職給付に係る掛金は、従業員が勤務を提供した期間に費用として認識しております。
② 短期従業員給付
短期従業員給付については、割引計算は行わず、関連するサービスが提供された時点で費用として計上しております。
賞与および有給休暇費用については、それらを支払う法的もしくは推定的な債務を負っており、信頼性のある見積りが可能な場合に、それらの制度に基づいて支払われると見積られる額を負債として認識しております。
③ その他の長期従業員給付
退職後給付制度以外の長期従業員債務として、一定の勤続年数に応じた特別休暇や報奨金制度を有しております。その他の長期従業員給付に対する債務額は、従業員が過年度および当年度において提供したサービスの対価として稼得した将来給付の見積額を現在価値に割り引いた額で計上しております。
(12) 引当金
引当金は、過去の事象の結果として、当社グループが、現在の法的または推定的債務を負っており、当該債務を決済するために経済的資源の流出が生じる可能性が高く、当該債務の金額について信頼性のある見積りができる場合に認識しております。引当金は、見積将来キャッシュ・フローを貨幣の時間的価値および当該負債に固有のリスクを反映した税引前割引率を用いて現在価値に割り引いております。時の経過に伴う割引額の割戻しは金融費用として認識しております。
① 売上割戻引当金
公的なプログラムや卸店、その他の契約等に対する売上割戻金の支出に備えて、その見込額を計上しております。
② 資産除去引当金
有形固定資産の除去に関して法令または契約で要求される法律上の義務およびそれに準ずるものに備えて、その支出費用見込額を計上しております。
③ 返品調整引当金
返品による損失に備えるため、製品および商品の返品予測高を計上しております。
④ 固定資産撤去費用引当金
撤去の方針を決定した固定資産の撤去工事に伴う費用の支出に備えるため、その支出見込額を計上しております。
(13) 収益
① 顧客との契約から生じる収益
当社グループは、次の5ステップアプローチに基づき、約束した製品または役務を顧客に移転し、顧客が当該製品または役務に対する支配を獲得した時に収益を認識しております。
ステップ1:契約の識別
ステップ2:履行義務の識別
ステップ3:取引価格の算定
ステップ4:履行義務への取引価格の配分
ステップ5:履行義務の充足による収益の認識
当社グループは石油化学、エネルギー・機能材料、情報電子化学、健康・農業関連事業および医薬品の各製品の製造・販売を主な事業としており、これらの製品の販売については、製品の引渡時点において顧客が当該製品に対する支配を獲得し、履行義務が充足されると判断していることから、製品の引渡時点で収益を認識しております。また、収益は顧客との契約において約束された対価から、返品、値引きおよび割戻し等を控除した収益に重大な戻入れが生じない可能性が高い範囲内の金額で算定しております。
化学産業設備の設計・工事監督等の一部の履行義務については、製品または役務に対する支配が一定期間にわたり移転することから、履行義務の進捗に応じて一定期間にわたり収益を認識しております。進捗度の測定は、見積原価総額に対する実際原価の割合で算出しております(インプット法)。
② 利息収益
利息収益は、実効金利法により認識しております。
③ 配当金
配当収益は、配当を受け取る権利が確定した時点で認識しております。
(14) 法人所得税
法人所得税は、当期税金および繰延税金から構成されております。これらは、企業結合に関連するもの、および直接資本の部またはその他の包括利益で認識される項目を除き、純損益として認識しております。
当期税金は、税務当局に対する納付または税務当局から還付が予想される金額で測定されます。税額の算定にあたっては、当社グループが事業活動を行い、課税対象となる損益を稼得する国において、期末日までに制定または実質的に制定されている税率および税法に従っております。
繰延税金は、決算日における資産および負債の会計上の帳簿価額と税務上の金額との一時差異、繰越欠損金および繰越税額控除に対して認識しております。
なお、以下の一時差異に対しては、繰延税金資産および負債を認識しておりません。
・のれんの当初認識から生じる一時差異
・企業結合取引を除く、会計上の利益にも税務上の課税所得にも影響を与えない取引によって発生する資産および負債の当初認識により生じる一時差異
・子会社および関連会社に対する投資、ならびに共同支配の取決めに対する持分に係る将来加算一時差異のうち、解消時期をコントロールでき、かつ予測可能な期間内に解消しない可能性が高い場合の一時差異
繰延税金負債は原則としてすべての将来加算一時差異について認識され、繰延税金資産は、将来減算一時差異、未使用の税務上の繰越欠損金および繰越税額控除のうち、将来課税所得に対して利用できる可能性が高いものに限り認識しております。
繰延税金資産の帳簿価額は毎期見直され、繰延税金資産の全額または一部が使用できるだけの十分な課税所得が稼得されない可能性が高い部分については、帳簿価額を減額しております。未認識の繰延税金資産は毎期再評価され、将来の課税所得により繰延税金資産が回収される可能性が高くなった範囲内で認識しております。
繰延税金資産および負債は、期末日において制定されている、または実質的に制定されている法定税率および税法に基づいて資産が実現する期間または負債が決済される期間に適用されると予想される税率および税法によって測定しております。
繰延税金資産および負債は、当期税金資産と当期税金負債を相殺する法律上強制力のある権利を有し、かつ同一の税務当局によって同一の納税主体に課されている場合、相殺しております。
なお、当社および一部の連結子会社は、連結納税制度を適用しております。
(15) 1株当たり利益
基本的1株当たり当期利益は、親会社の所有者に帰属する当期利益を、その期間の自己株式を調整した発行済普通株式の加重平均株式数で除して計算しております。また、逆希薄化効果を有する潜在株式が存在する場合、当該潜在株式は希薄化後1株当たり当期利益の計算に含めておりません。
(16) 資本
普通株式は資本に分類しております。
自己株式は取得原価で評価され、資本から控除しております。当社の自己株式の購入、売却または消却において利得または損失は認識しておりません。なお、帳簿価額と売却時の対価との差額は、資本剰余金として認識しております。
(17) 株式報酬
当社グループは、一部の子会社において株式報酬制度を導入しております。持分決済型の株式に基づく報酬制度として、ストック・オプション制度を採用しております。
持分決済型の株式報酬は、受領した役務およびそれに対応する資本の増加を付与日における資本性金融商品の公正価値で測定し、付与日から権利確定期間にわたり費用として認識し、同額を資本の増加として認識しております。
(18) 売却目的で保有する資産
継続的な使用ではなく、主に売却により回収が見込まれる非流動資産または処分グループのうち、現状で直ちに売却することが可能であり、かつ、売却の可能性が非常に高い場合に売却目的保有に分類しております。売却目的保有に分類した非流動資産または処分グループは、帳簿価額と売却コスト控除後の公正価値のいずれか低い金額で測定しております。
売却目的保有に分類した資産または処分グループに分類後の有形固定資産または無形資産については、減価償却または償却を中止し、売却目的で保有する資産および負債は、財政状態計算書上において流動項目として他の資産および負債と区分して表示しております。
(19) 表示方法の変更
(連結キャッシュ・フロー計算書)
前連結会計年度において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めていた「前受収益の増減額(△は減少)」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記しております。
これに伴い、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「その他」に含めていた4,881百万円は「前受収益の増減額(△は減少)」として組み替えております。
前連結会計年度において、「投資活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めていた「貸付けによる支出」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記しております。
これに伴い、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「その他」に含めていた△1,734百万円は「貸付けによる支出」として組み替えております。
4.重要な会計上の見積り及び判断
IFRSに準拠した連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用ならびに資産、負債、収益および費用の金額に影響を及ぼす判断、見積りおよび仮定を行う必要があります。実際の結果は、見積りおよび仮定に関する不確実性があるために、翌連結会計年度に係る連結財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があります。
見積りおよびその基礎となる仮定は継続して見直されます。会計上の見積りの見直しによる影響は、見積りを見直した会計期間およびそれ以降の将来の会計期間において認識されます。
経営者が行った連結財務諸表の金額に重要な影響を与える判断、見積りおよび仮定は以下のとおりであります。
・非金融資産の減損(注記「16.非金融資産の減損」)
・繰延税金資産の回収可能性(注記「18.法人所得税」)
・引当金の測定(注記「25.引当金」)
・金融商品の公正価値(注記「37.金融商品」)
当連結会計年度においては、新型コロナウイルス感染症の拡大により、上期を中心に自動車関連などの事業分野で一定の影響を受けたものの、その影響は当連結会計年度末にかけて緩やかに減少しました。新型コロナウイルス感染症の収束時期は見通せないものの、翌連結会計年度以降の当社グループの業績等への影響は限定的との仮定を置いて、会計上の見積りを行っております。
5.未適用の公表済み新基準及び解釈指針
連結財務諸表の承認日までに公表されている基準書及び解釈指針の新設または改訂のうち、適用が強制されていないため当連結会計年度末において適用していない主なものは以下のとおりであります。これらの適用による当社グループの連結財務諸表への影響は調査中であり、現時点では見積ることができません。
| 基準書 | 基準名 | 強制適用時期(以降開始年度) | 当社グループ適用年度 | 新設・改訂の概要 |
|---|---|---|---|---|
| IFRS第7号IFRS第9号 | 金融商品:開示金融商品 | 2021年1月1日 | 2022年3月期 | 金利指標改革-フェーズ2(既存の金利指標を代替的な金利指標に置換える時に生じる財務報告への影響に関する改訂) |
6.セグメント情報
(1) 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、当社の取締役会が経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、取り扱う製品・サービス別に事業を区分し、生産・販売・研究を一体的に運営する事業部門制を採用しております。各事業部門は、取り扱う製品・サービスについて国内および海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
したがって、当社グループは、主に事業部門を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、「石油化学」、「エネルギー・機能材料」、「情報電子化学」、「健康・農業関連事業」および「医薬品」の5つを報告セグメントとしております。
各報告セグメントに属する主要な製品・サービスの種類は、下表のとおりであります。
| 報告セグメント | 主要な製品・サービス |
|---|---|
| 石油化学 | 石油化学品、無機薬品、合繊原料、有機薬品、合成樹脂、メタアクリル、合成樹脂加工製品等 |
| エネルギー・機能材料 | アルミナ製品、アルミニウム、化成品、添加剤、染料、合成ゴム、エンジニアリングプラスチックス、電池部材等 |
| 情報電子化学 | 光学製品、半導体プロセス材料、化合物半導体材料、タッチセンサーパネル等 |
| 健康・農業関連事業 | 農薬、肥料、農業資材、家庭用・防疫用殺虫剤、熱帯感染症対策資材、飼料添加物、医薬化学品等 |
| 医薬品 | 医療用医薬品、放射性診断薬等 |
(2) 報告セグメントの情報
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「3.重要な会計方針」における記載と概ね同一です。報告セグメントの利益は、営業利益から非経常的な要因により発生した損益を除いて算出したコア営業利益で表示しております。
セグメント間の内部売上収益は市場実勢価格に基づいております。
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
| (単位:百万円) | |||||||||
| 報告セグメント | その他 (注1) | 調整額 (注2) | 連結財務諸表計上額 | ||||||
| 石油化学 | エネルギー・機能材料 | 情報電子化学 | 健康・農業関連事業 | 医薬品 | 計 | ||||
| 売上収益 | |||||||||
| 外部顧客への売上収益 | 656,929 | 255,034 | 404,871 | 343,666 | 515,845 | 2,176,345 | 49,459 | - | 2,225,804 |
| セグメント間の内部売上収益 | 5,828 | 9,533 | 1,013 | 5,600 | 49 | 22,023 | 58,844 | △80,867 | - |
| 計 | 662,757 | 264,567 | 405,884 | 349,266 | 515,894 | 2,198,368 | 108,303 | △80,867 | 2,225,804 |
| セグメント利益 (コア営業利益) | 14,485 | 20,343 | 25,084 | 2,083 | 75,266 | 137,261 | 8,770 | △13,379 | 132,652 |
| セグメント資産 | 725,697 | 305,523 | 387,907 | 656,470 | 1,316,474 | 3,392,071 | 280,831 | △18,815 | 3,654,087 |
| その他の項目 | |||||||||
| 減価償却費及び償却費 | 27,850 | 15,852 | 28,973 | 26,081 | 20,020 | 118,776 | 7,468 | 5,497 | 131,741 |
| 持分法による投資利益又は損失(△) | 3,179 | △23 | 1 | △1,150 | △5 | 2,002 | 7,240 | △9 | 9,233 |
| 減損損失 | 1,108 | 781 | 225 | 18 | 35,196 | 37,328 | - | - | 37,328 |
| 減損損失の戻入 | - | - | 61 | - | - | 61 | - | - | 61 |
| 持分法で会計処理されている投資 | 152,410 | 191 | 455 | 7,374 | 1,060 | 161,490 | 105,847 | △3,283 | 264,054 |
| 資本的支出 | 23,834 | 21,383 | 21,581 | 19,677 | 17,012 | 103,487 | 5,020 | 7,841 | 116,348 |
(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、電力・蒸気の供給、化学産業設備の設計・工事監督、運送・倉庫業務および物性分析・環境分析業務等を含んでおります。
2 調整額は以下のとおりであります。
(1) セグメント利益の調整額△13,379百万円には、セグメント間取引消去△56百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用△13,323百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない全社共通研究費等です。
(2) セグメント資産の調整額△18,815百万円には、セグメント間の債権および資産の消去△172,904百万円、各報告セグメントに配分していない全社資産154,089百万円が含まれております。全社資産は、主に当社の余資運用資金(現金及び現金同等物等)、長期投資資金(株式及び出資金)および全社共通研究に係る資産等です。
(3) 減価償却費及び償却費の調整額5,497百万円は、主に各報告セグメントに配分していない全社共通研究に係る資産の減価償却費及び償却費です。
(4) 持分法で会計処理されている投資の調整額△3,283百万円は、セグメント間取引消去によるものです。
(5) 資本的支出の調整額7,841百万円は、主に各報告セグメントに配分していない全社共通研究に係る資本的支出です。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
| (単位:百万円) | |||||||||
| 報告セグメント | その他 (注1) | 調整額 (注2) | 連結財務諸表計上額 | ||||||
| 石油化学 | エネルギー・機能材料 | 情報電子化学 | 健康・農業関連事業 | 医薬品 | 計 | ||||
| 売上収益 | |||||||||
| 外部顧客への売上収益 | 589,323 | 245,249 | 431,819 | 423,011 | 546,450 | 2,235,852 | 51,126 | - | 2,286,978 |
| セグメント間の内部売上収益 | 4,470 | 9,287 | 570 | 4,976 | 13 | 19,316 | 52,546 | △71,862 | - |
| 計 | 593,793 | 254,536 | 432,389 | 427,987 | 546,463 | 2,255,168 | 103,672 | △71,862 | 2,286,978 |
| セグメント利益又は損失(△) (コア営業利益) | △11,991 | 20,265 | 39,733 | 31,547 | 71,672 | 151,226 | 12,752 | △16,363 | 147,615 |
| セグメント資産 | 793,892 | 322,265 | 431,151 | 734,674 | 1,364,461 | 3,646,443 | 320,762 | 23,049 | 3,990,254 |
| その他の項目 | |||||||||
| 減価償却費及び償却費 | 26,632 | 17,825 | 25,512 | 26,887 | 25,617 | 122,473 | 7,657 | 5,887 | 136,017 |
| 持分法による投資利益又は損失(△) | △22,019 | △60 | △20 | 701 | △27 | △21,425 | 8,549 | 417 | △12,459 |
| 減損損失 | 965 | 1,322 | 2,532 | 294 | 35,720 | 40,833 | - | - | 40,833 |
| 減損損失の戻入 | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
| 持分法で会計処理されている投資 | 119,399 | 131 | 435 | 8,045 | 681 | 128,691 | 117,978 | △2,866 | 243,803 |
| 資本的支出 | 19,896 | 23,029 | 12,222 | 16,287 | 14,012 | 85,446 | 18,583 | 8,675 | 112,704 |
(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、電力・蒸気の供給、化学産業設備の設計・工事監督、運送・倉庫業務および物性分析・環境分析業務等を含んでおります。
2 調整額は以下のとおりであります。
(1) セグメント利益又は損失の調整額△16,363百万円には、セグメント間取引消去350百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用△16,713百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない全社共通研究費等です。
(2) セグメント資産の調整額23,049百万円には、セグメント間の債権および資産の消去△183,129百万円、各報告セグメントに配分していない全社資産206,178百万円が含まれております。全社資産は、主に当社の余資運用資金(現金及び現金同等物等)、長期投資資金(株式及び出資金)および全社共通研究に係る資産等です。
(3) 減価償却費及び償却費の調整額5,887百万円は、主に各報告セグメントに配分していない全社共通研究に係る資産の減価償却費及び償却費です。
(4) 持分法で会計処理されている投資の調整額△2,866百万円は、セグメント間取引消去によるものです。
(5) 資本的支出の調整額8,675百万円は、主に各報告セグメントに配分していない全社共通研究に係る資本的支出です。
セグメント利益から税引前利益への調整は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) | |||
| 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | ||
| セグメント利益 | 132,652 | 147,615 | |
| 減損損失 | △37,328 | △40,833 | |
| 事業構造改善費用 | △7,806 | △6,323 | |
| 条件付対価に係る公正価値変動 | 48,475 | 22,463 | |
| 固定資産売却益 | 931 | 18,730 | |
| その他 | 593 | △4,537 | |
| 営業利益 | 137,517 | 137,115 | |
| 金融収益 | 13,178 | 19,868 | |
| 金融費用 | △20,215 | △19,180 | |
| 税引前利益 | 130,480 | 137,803 | |
(3) 地域別に関する情報
売上収益および非流動資産の地域別内訳は以下のとおりであります。
外部顧客への売上収益
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
| (単位:百万円) | ||||
| 日本 | 中国 | 北米(うち、米国) | その他 | 合計 |
| 765,055 | 433,779 | 383,977(373,209) | 642,993 | 2,225,804 |
(注) 売上収益は顧客の所在地を基礎とし、国または地域に分類しております。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
| (単位:百万円) | ||||
| 日本 | 中国 | 北米(うち、米国) | その他 | 合計 |
| 725,580 | 438,182 | 404,447(393,447) | 718,769 | 2,286,978 |
(注) 売上収益は顧客の所在地を基礎とし、国または地域に分類しております。
非流動資産
前連結会計年度(2020年3月31日)
| (単位:百万円) | |||
| 日本 | 北米 (うち、米国) | その他 | 合計 |
| 591,639 | 647,429 (645,865) | 242,994 | 1,482,062 |
(注)非流動資産は、資産の所在地によっており、金融商品、繰延税金資産および退職給付に係る資産を含んでおりません。
当連結会計年度(2021年3月31日)
| (単位:百万円) | |||
| 日本 | 北米 (うち、米国) | その他 | 合計 |
| 607,803 | 618,277 (616,791) | 285,213 | 1,511,293 |
(注)非流動資産は、資産の所在地によっており、金融商品、繰延税金資産および退職給付に係る資産を含んでおりません。
(4) 主要な顧客に関する情報
外部顧客への売上収益のうち、連結損益計算書の売上収益の10%以上を占める相手先がないため、記載をしておりません。
7.企業結合
(1) 重要な企業結合
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(ア)企業結合の概要
① スミトバント バイオファーマ リミテッド
(ⅰ)被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称:スミトバント バイオファーマ リミテッド
事業の内容:持株会社
(ⅱ)取得した議決権付資本持分の割合
100%
② スミトバント バイオファーマ インコーポレーテッド
(ⅰ)被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称:スミトバント バイオファーマ インコーポレーテッド
事業の内容:グループ会社の管理、事業・販売開発、ヘルスケアプラットフォームの活用推進等
(ⅱ)取得した議決権付資本持分の割合
100%
③ マイオバント サイエンシズ リミテッド
(ⅰ)被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称:マイオバント サイエンシズ リミテッド
事業の内容:レルゴリクス、MVT-602等の医薬品の研究開発
(ⅱ)取得した議決権付資本持分の割合
50%
④ ユーロバント サイエンシズ リミテッド
(ⅰ)被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称:ユーロバント サイエンシズ リミテッド
事業の内容:ビベグロン、URO-902等の医薬品の研究開発
(ⅱ)取得した議決権付資本持分の割合
75%
⑤ エンジバント セラピューティクス リミテッド
(ⅰ)被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称:エンジバント セラピューティクス リミテッド
事業の内容:RVT-802、RVT-801等の医薬品の研究開発
(ⅱ)取得した議決権付資本持分の割合
100%
⑥ アルタバント サイエンシズ リミテッド
(ⅰ)被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称:アルタバント サイエンシズ リミテッド
事業の内容:Rodatristat ethyl等の医薬品の研究開発
(ⅱ)取得した議決権付資本持分の割合
100%
⑦ スピロバント サイエンシズ リミテッド
(ⅰ)被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称:スピロバント サイエンシズ リミテッド
事業の内容:SPIRO-2101、SPIRO-2102等の医薬品の研究開発
(ⅱ)取得した議決権付資本持分の割合
100%
(イ)取得日
2019年12月27日
(ウ)被取得企業の支配の獲得方法
現金を対価とする株式取得
(エ)企業結合を行った主な理由
大日本住友製薬株式会社(以下「大日本住友製薬」という。)とロイバント サイエンシズ リミテッド(以下「ロイバント社」という。)との間の戦略的提携に伴う株式譲渡等の手続きが2019年12月27日付けで完了しました。
大日本住友製薬は、「中期経営計画2022」において、収益の柱である米国での非定型抗精神病薬「ラツーダ」の独占販売期間終了後も持続的な成長を実現するため、「成長エンジンの確立」と「柔軟で効率的な組織基盤づくり」を基本方針として掲げ、事業基盤の再構築に取り組んでいます。
ロイバント社は、機敏性と起業家精神を重視したバイオファーマ会社である「Vant」を複数設立し、革新的な医薬品とテクノロジーを患者さんに迅速に提供することにより、健康に寄与することを目指しています。各Vantは、独特な手法による人材の採用やテクノロジーの導入を通じて研究開発と販売の効率化に取り組んでいます。
大日本住友製薬は、上記の戦略的提携により、2022年度までに上市が期待され将来的にブロックバスターとなりうる開発品を含む、多数のパイプラインを獲得することに加え、大日本住友製薬グループ全体のR&D生産性の向上、デジタルトランスフォーメーションの加速を図り、中長期的な成長を目指します。
当該戦略的提携に伴い、ロイバント社は、新会社スミトバント バイオファーマ リミテッド(以下「スミトバント社」という。)にロイバント社が保有する子会社5社の株式(マイオバント サイエンシズ リミテッド(以下「マイオバント社」という。)、ユーロバント サイエンシズ リミテッド、エンジバント セラピューティクス リミテッド、アルタバント サイエンシズ リミテッドおよびスピロバント サイエンシズ リミテッド)等を移管し、大日本住友製薬は、スミトバント社の全株式を取得しました。
なお、スミトバント社および傘下の5社にはそれぞれ子会社があり、これらを含め当社の連結子会社となりました。
(オ)取得対価及びその内訳
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| 取得対価 | 224,555 |
| 現金 | 224,555 |
(カ)取得関連コスト
取得関連コストは3,856百万円であり、連結損益計算書上、「販売費及び一般管理費」に含めて表示しております。
(キ)取得資産及び引受負債の公正価値、非支配持分及びのれん
取得した資産および引き受けた負債の公正価値は前連結会計年度末において暫定的な金額となっておりましたが、当連結会計年度において取得対価の配分が完了しました。これに伴い、取得日時点で存在した事実および状況に関する新たな情報を反映させた結果、暫定的な公正価値を以下のとおり遡及修正しております。
| (単位:百万円) | |||
|---|---|---|---|
| 科目 | 暫定的な公正価値 | 修正額 | 最終的な公正価値 |
| 流動資産 | |||
| 現金及び現金同等物 | 18,781 | - | 18,781 |
| その他 | 6,172 | - | 6,172 |
| 非流動資産 | |||
| 無形資産 | 291,643 | △768 | 290,875 |
| その他 | 3,661 | - | 3,661 |
| 流動負債 | 19,307 | - | 19,307 |
| 非流動負債 | 40,840 | △100 | 40,740 |
| 純資産 | 260,110 | △668 | 259,442 |
| 非支配持分(注2) | 107,783 | 3,785 | 111,568 |
| のれん(注3) | 72,228 | 4,453 | 76,681 |
(注)1 取得対価は、取得日における公正価値を基礎として、取得した資産および引き受けた負債に配分しております。
2 非支配持分は、支配獲得日における識別可能な被取得企業の純資産の公正価値に、非支配株主に個別に帰属する部分を除き、企業結合後の取得企業における非支配株主の持分割合で測定しております。
3 のれんの構成要因は、主として今後の事業展開により期待される将来の超過収益力を反映したものであります。また、当該のれんは税務上損金算入不能なものであります。
(ク)子会社の取得による支出
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| 科目 | 金額 |
| 現金による取得対価 | 224,555 |
| 支配獲得時に被取得企業が保有していた現金及び現金同等物 | △18,781 |
| 子会社の取得による現金支払額 | 205,774 |
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(ア)企業結合の概要
(ⅰ)被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称:Nufarm Indústria Química e Farmacêutica S.A.他3社
事業の内容:農薬の製造販売
(ⅱ)取得した議決権付資本持分の割合
100%
(イ)取得日
2020年4月1日
(ウ)被取得企業の支配の獲得方法
現金を対価とする株式取得
(エ)企業結合を行った主な理由
当社は、2019年9月27日開催の取締役会の決議に基づき、ニューファーム リミテッド(以下「ニューファーム社」という。)が保有するNufarm Indústria Química e Farmacêutica S.A.他3社の全株式について、当社の連結子会社であるスミトモ ケミカル ド ブラジル Representações Ltda社とスミトモ ケミカル チリ S.A.社を通じて2020年4月1日付で取得し、当社の連結子会社としました。
世界最大市場であり高い成長が期待される南米地域に確固たる農薬の自社販売体制を構築し、当社が進める一連のグローバルフットプリント(自社の販売網)を整備することを目的としております。
(オ)取得対価及びその内訳
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| 取得対価 | 55,689 |
| 現金 | 55,689 |
(カ)取得関連コスト
取得関連コストは1,011百万円であります。なお、当連結会計年度において704百万円を連結損益計算書上、「販売費及び一般管理費」に含めて表示しております。
(キ)取得資産及び引受負債の公正価値及びのれん
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| 科目 | 金額 |
| 流動資産 | |
| 現金及び現金同等物 | 3,015 |
| 営業債権及びその他の債権 | 46,147 |
| 棚卸資産 | 20,694 |
| その他 | 6,788 |
| 非流動資産 | |
| 有形固定資産 | 2,890 |
| 無形資産 | 20,677 |
| その他 | 1,403 |
| 流動負債 | 54,696 |
| 非流動負債 | 7,017 |
| 純資産 | 39,901 |
| のれん | 15,788 |
(注) 1 取得対価は、取得日における公正価値を基礎として、取得した資産および引き受けた負債に配分しております。
2 のれんの構成要因は、主として今後の事業展開により期待される将来の超過収益力を反映したものであります。
3 取得した資産および引き受けた負債の公正価値は第3四半期連結会計期間末において暫定的な金額となっておりましたが、当連結会計年度末において取得対価の配分が完了しました。これに伴い、取得日時点で存在した事実および状況に関する新たな情報を反映させた結果、以下のとおり修正しております。
| (単位:百万円) | ||
| のれん(修正前) | 35,086 | |
| 無形資産の増減 | △18,474 | |
| 有形固定資産の増減 | △701 | |
| その他 | △123 | |
| 合計 | △19,298 | |
| のれん(修正後) | 15,788 | |
(ク)子会社の取得による支出
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| 科目 | 金額 |
| 現金による取得対価 | 55,689 |
| 支配獲得時に被取得企業が保有していた現金及び現金同等物 | △3,015 |
| 子会社の取得による現金支払額 | 52,674 |
当該子会社の取得による当連結会計年度における連結キャッシュ・フロー計算書への影響は、連結キャッシュ・フロー計算書の「子会社の取得による収支(△は支出)」に含めて表示しており、前連結会計年度における連結キャッシュ・フロー計算書への影響は、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書に「預け金の預入による支出」として表示しております。
また、当該子会社取得により発生した為替レートの変動による差額は、「現金及び現金同等物に係る換算差額」に含めて表示しております。
(ケ)連結損益計算書に与える影響
当期の連結損益計算書で認識されている取得日以降の被取得企業の収益および純損益
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| 売上収益 | 72,143 |
| 当期利益又は当期損失(△は損失) | △2,241 |
(2) 条件付対価
エレベーション ファーマシューティカルズ インコーポレーテッド(以下「エレベーション社」という。)(現:サノビオン レスピラトリー ディベロップメント インコーポレーテッド)およびトレロ ファーマシューティカルズ インコーポレーテッド(以下「トレロ社」という。)(現:スミトモ ダイニッポン ファーマ オンコロジー インコーポレーテッド)の買収においては、旧株主に対して、企業結合後の特定のマイルストン達成に応じて、条件付対価を追加で支払うことになっております。
エレベーション社の買収においては、取得の対価として、当連結会計年度末までに189百万米ドル(17,800百万円)を支払うとともに、売上収益に応じた販売マイルストンとして、時間的価値考慮前の金額にて最大210百万米ドル(23,249百万円)を支払う可能性があります。
トレロ社の買収においては、取得の対価として、当連結会計年度末までに195百万米ドル(22,165百万円)を支払うとともに、将来、トレロ社が開発中の化合物の開発マイルストンとして時間的価値考慮前の金額にて最大430百万米ドル(47,605百万円)を支払う可能性があります。さらに、販売後は売上収益に応じた販売マイルストンとして、時間的価値考慮前の金額にて最大150百万米ドル(16,607百万円)を支払う可能性があります。
当社グループは、この条件付対価については、時間的価値を考慮し、連結財政状態計算書におけるその他の金融負債として認識しております。
条件付対価の公正価値ヒエラルキーおよび感応度分析については「37.金融商品」に記載しております。
当社グループが条件付対価契約に基づき支払う可能性があるものの総額は、前連結会計年度末237,206百万円(割引前)、当連結会計年度末87,461百万円(割引前)です。なお、条件付対価に関する期日別支払予定額は、その不確実性により記載しておりません。
なお、ボストン バイオメディカル インコーポレーテッドの買収に係る条件付対価については、結腸直腸がんを対象とした国際共同フェーズ3試験を実施していたナパブカシン(開発コード:BBI608)の開発中止に伴い、当連結会計年度において全額取崩しております。
8.現金及び現金同等物
現金及び現金同等物の内訳は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 現金及び預金 | 166,197 | 325,740 | |
| 短期投資 | 14,451 | 35,178 | |
| 合計 | 180,648 | 360,918 | |
9.営業債権及びその他の債権
営業債権及びその他の債権の内訳は以下のとおりであります。
| (単位:百万円) | |||
| 前連結会計年度 (2020年3月31日) | 当連結会計年度 (2021年3月31日) | ||
| 受取手形及び売掛金 | 495,109 | 576,341 | |
| 未収入金 | 68,541 | 70,187 | |
| その他の債権 | 6,763 | 6,088 | |
| 合計 | 570,413 | 652,616 | |
営業債権及びその他の債権は、償却原価で測定する金融資産に分類しております。
なお、契約資産は「その他の債権」に含めて表示しております。
10.その他の金融資産
その他の金融資産の内訳は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | ||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | |||
| 株式及び出資金 | 347,935 | 359,683 | |
| その他 | 2,001 | 1,155 | |
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | |||
| 貸付金 | 66,091 | 150,958 | |
| 長期未収利息 | 15,706 | 17,000 | |
| デリバティブ資産 | 5,481 | 2,965 | |
| その他 | 6,834 | 6,233 | |
| 償却原価で測定する金融資産 | |||
| 貸付金 | 2,069 | 1,723 | |
| 預け金 | 49,971 | - | |
| その他 | 1,502 | 1,923 | |
| 合計 | 497,590 | 541,640 | |
| 流動資産 | 8,945 | 12,814 | |
| 非流動資産 | 488,645 | 528,826 | |
| 合計 | 497,590 | 541,640 | |
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品に対する投資の公正価値は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 市場性あり | 148,330 | 171,763 | |
| 市場性なし | 201,606 | 189,075 | |
| 合計 | 349,936 | 360,838 | |
上記のうち、主な銘柄の公正価値は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 銘柄 | |||
| ロイバント サイエンシズ リミテッド | 142,650 | 123,110 | |
| ニューファーム リミテッド | 20,315 | 26,999 | |
| 株式会社日本触媒 | 13,503 | 17,294 |
主に取引先との関係維持、強化による収益基盤の拡大を目的として保有している投資については、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に指定しております。
当社グループは、資産の効率化や取引関係の見直し等を目的として、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品に対する投資の一部を売却することにより、認識を中止しております。
各連結会計年度における売却時の公正価値およびその他の包括利益として認識されていた累積利得又は損失(税引前)は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | |||||
| 公正価値 | 累積利得又は損失(△) | 公正価値 | 累積利得又は損失(△) | |||
| 6,987 | 5,281 | 14,068 | 10,788 | |||
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品の公正価値の変動による累積利得又は損失は、投資を処分した場合、もしくは公正価値が著しく低下した場合に利益剰余金に振り替えることとしております。利益剰余金に振り替えたその他の包括利益の累積利得又は損失(税引後)は、前連結会計年度1,907百万円、当連結会計年度4,554百万円であります。
11.棚卸資産
棚卸資産の内訳は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 商品及び製品 | 342,665 | 348,399 | |
| 原材料 | 128,437 | 140,190 | |
| 仕掛品 | 21,289 | 22,940 | |
| 合計 | 492,391 | 511,529 | |
費用として認識された棚卸資産の評価減の金額は、前連結会計年度22,695百万円、当連結会計年度22,467百万円であります。
12.その他の資産
その他の資産の内訳は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 前払費用 | 31,252 | 31,337 | |
| 未収法人所得税等 | 14,201 | 9,548 | |
| 前渡金 | 4,001 | 5,085 | |
| その他 | 42,333 | 47,908 | |
| 合計 | 91,787 | 93,878 | |
| 流動資産 | 54,204 | 46,552 | |
| 非流動資産 | 37,583 | 47,326 | |
| 合計 | 91,787 | 93,878 | |
13. 売却目的で保有する資産
売却目的で保有する資産の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 売却目的で保有する資産 | |||
| 有形固定資産 | 4,305 | 42 | |
| 合計 | 4,305 | 42 |
前連結会計年度末において、当社の連結子会社である大日本住友製薬が保有する茨木工場に係る有形固定資産を売却目的で保有する非流動資産に分類しております。当該資産については、当連結会計年度において売却が完了しております。
当連結会計年度末において、売却目的で保有する非流動資産に分類された資産の残高に重要性はありません。
14.有形固定資産
(1) 増減表
有形固定資産の帳簿価額の増減ならびに取得原価、減価償却累計額および減損損失累計額は以下のとおりであります。
帳簿価額
(単位:百万円)
| 土地 | 建物及び構築物 | 機械装置及び運搬具 | 工具器具及び備品 | 使用権資産 | 建設仮勘定 | 合計 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019年4月1日 | 86,979 | 246,810 | 322,960 | 26,956 | - | 52,213 | 735,918 | ||||||
| 会計方針の変更による影響額 | - | △276 | △5,136 | △39 | 66,433 | - | 60,982 | ||||||
| 2019年4月1日調整後残高 | 86,979 | 246,534 | 317,824 | 26,917 | 66,433 | 52,213 | 796,900 | ||||||
| 取得 | - | - | - | - | 14,299 | 115,251 | 129,550 | ||||||
| 企業結合による取得 | 841 | 3,355 | 2,014 | 563 | 2,507 | 9 | 9,289 | ||||||
| 売却又は処分 | △39 | △432 | △1,918 | △233 | △717 | △376 | △3,715 | ||||||
| 売却目的で保有する資産への振替 | △250 | △4,055 | - | - | - | - | △4,305 | ||||||
| 科目振替 | 249 | 17,252 | 64,039 | 10,673 | - | △92,213 | - | ||||||
| 減価償却費 | - | △17,069 | △76,252 | △10,059 | △13,407 | - | △116,787 | ||||||
| 減損損失 | - | △53 | △1,726 | △76 | △79 | △815 | △2,749 | ||||||
| 減損損失の戻入 | - | 7 | 54 | - | - | - | 61 | ||||||
| 在外営業活動体の換算差額 | △1,424 | △5,090 | △6,996 | △488 | △979 | △855 | △15,832 | ||||||
| その他の増減 | 132 | △1 | △2,794 | △111 | 4,049 | △15,270 | △13,995 | ||||||
| 2020年3月31日 | 86,488 | 240,448 | 294,245 | 27,186 | 72,106 | 57,944 | 778,417 | ||||||
| 取得 | - | - | - | - | 24,184 | 107,738 | 131,922 | ||||||
| 企業結合による取得 | 447 | 1,195 | 694 | 79 | 306 | 169 | 2,890 | ||||||
| 売却又は処分 | △430 | △905 | △1,040 | △167 | △1,026 | △187 | △3,755 | ||||||
| 売却目的で保有する資産への振替 | - | - | △42 | - | - | - | △42 | ||||||
| 科目振替 | 67 | 20,223 | 56,749 | 11,230 | - | △88,269 | - | ||||||
| 減価償却費 | - | △17,510 | △72,039 | △10,528 | △14,582 | - | △114,659 | ||||||
| 減損損失 | - | △911 | △3,310 | △118 | △78 | △718 | △5,135 | ||||||
| 在外営業活動体の換算差額 | 1,122 | 6,057 | 5,892 | 488 | 1,408 | 810 | 15,777 | ||||||
| その他の増減 | △286 | △1,180 | △30 | 23 | △8 | △10,434 | △11,915 | ||||||
| 2021年3月31日 | 87,408 | 247,417 | 281,119 | 28,193 | 82,310 | 67,053 | 793,500 | ||||||
(注)1 有形固定資産の減価償却費は、連結損益計算書の「売上原価」および「販売費及び一般管理費」に含まれております。
2 会計方針の変更による影響額は、IFRS第16号「リース」適用に伴う影響額であります。
取得原価
(単位:百万円)
| 土地 | 建物及び構築物 | 機械装置及び運搬具 | 工具器具及び備品 | 使用権資産 | 建設仮勘定 | 合計 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019年4月1日 | 87,880 | 692,416 | 1,808,838 | 191,589 | - | 58,840 | 2,839,563 | ||||||
| 会計方針の変更による影響額 | - | △322 | △17,909 | △164 | 79,377 | - | 60,982 | ||||||
| 2019年4月1日調整後残高 | 87,880 | 692,094 | 1,790,929 | 191,425 | 79,377 | 58,840 | 2,900,545 | ||||||
| 2020年3月31日 | 87,388 | 687,174 | 1,781,388 | 190,954 | 96,078 | 64,059 | 2,907,041 | ||||||
| 2021年3月31日 | 88,244 | 704,983 | 1,829,545 | 195,674 | 117,283 | 73,768 | 3,009,497 |
減価償却累計額および減損損失累計額
(単位:百万円)
| 土地 | 建物及び構築物 | 機械装置及び運搬具 | 工具器具及び備品 | 使用権資産 | 建設仮勘定 | 合計 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019年4月1日 | 901 | 445,606 | 1,485,878 | 164,633 | - | 6,627 | 2,103,645 | ||||||
| 会計方針の変更による影響額 | - | △46 | △12,773 | △125 | 12,944 | - | - | ||||||
| 2019年4月1日調整後残高 | 901 | 445,560 | 1,473,105 | 164,508 | 12,944 | 6,627 | 2,103,645 | ||||||
| 2020年3月31日 | 900 | 446,726 | 1,487,143 | 163,768 | 23,972 | 6,115 | 2,128,624 | ||||||
| 2021年3月31日 | 836 | 457,566 | 1,548,426 | 167,481 | 34,973 | 6,715 | 2,215,997 |
(2) 使用権資産
有形固定資産に含まれる使用権資産(前前連結会計年度はファイナンス・リースによるリース資産)の帳簿価額は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 土地 | 建物及び構築物 | 機械装置及び運搬具 | 工具器具及び備品 | 合計 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019年4月1日 | - | 276 | 5,136 | 39 | 5,451 | |||||
| 会計方針の変更による影響額 | 22,163 | 37,597 | 1,179 | 43 | 60,982 | |||||
| 2019年4月1日調整後残高 | 22,163 | 37,873 | 6,315 | 82 | 66,433 | |||||
| 2020年3月31日 | 22,970 | 41,586 | 7,493 | 57 | 72,106 | |||||
| 2021年3月31日 | 31,400 | 39,230 | 11,149 | 531 | 82,310 |
15.のれん及び無形資産
(1) 増減表
のれん及び無形資産の帳簿価額の増減ならびに取得原価、償却累計額および減損損失累計額は以下のとおりであります。
帳簿価額
(単位:百万円)
無形資産
| のれん | 研究開発費 | 特許権 | ソフトウェア | その他 | 合計 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019年4月1日 | 126,838 | 141,419 | 20,771 | 15,650 | 38,824 | 216,664 | |||||
| 取得 | - | 1,528 | 79 | 10,657 | 1,892 | 14,156 | |||||
| 企業結合による取得 | 78,000 | 289,878 | - | 1,207 | 3 | 291,088 | |||||
| 売却又は処分 | - | - | △3 | △121 | △20 | △144 | |||||
| 償却費 | - | - | △2,804 | △5,533 | △4,856 | △13,193 | |||||
| 減損損失 | - | △22,466 | △12,102 | - | - | △34,568 | |||||
| 在外営業活動体の換算差額 | △4,422 | △4,867 | △413 | △126 | △1,773 | △7,179 | |||||
| その他の増減 | - | - | 215 | 455 | △1,848 | △1,178 | |||||
| 2020年3月31日 | 200,416 | 405,492 | 5,743 | 22,189 | 32,222 | 465,646 | |||||
| 取得 | - | 2,162 | 707 | 10,439 | 742 | 14,050 | |||||
| 企業結合による取得 | 15,788 | 919 | - | 341 | 19,417 | 20,677 | |||||
| 売却又は処分 | - | - | △1 | △23 | △58 | △82 | |||||
| 科目振替 | - | △202,773 | 202,773 | - | - | - | |||||
| 償却費 | - | △29 | △7,645 | △5,936 | △6,028 | △19,638 | |||||
| 減損損失 | - | △35,441 | △151 | △92 | △268 | △35,952 | |||||
| 在外営業活動体の換算差額 | 4,091 | △3,415 | 8,607 | 131 | 715 | 6,038 | |||||
| その他の増減 | - | 10 | △8 | △322 | △247 | △567 | |||||
| 2021年3月31日 | 220,295 | 166,925 | 210,025 | 26,727 | 46,495 | 450,172 | |||||
(注) 1 無形資産の償却費は、連結損益計算書の「売上原価」および「販売費及び一般管理費」に含まれております。
2 各連結会計年度末において自己創設無形資産はありません。
3 研究開発の段階にあり、未だ規制当局の販売承認が得られていないものは、使用可能な状態にないため、将来の経済的便益が流入する期間が予見可能でないと判断し、耐用年数を確定できない無形資産に分類しております。当該無形資産の帳簿価額は、前連結会計年度末405,492百万円および当連結会計年度末166,925百万円であります。
4 「その他」には、健康・農業関連事業に係る顧客関連資産、医薬品に係る販売権等が含まれております。
取得原価
(単位:百万円)
無形資産
| のれん | 研究開発費 | 特許権 | ソフトウェア | その他 | 合計 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019年4月1日 | 138,543 | 162,602 | 56,075 | 70,245 | 92,301 | 381,223 | |||||
| 2020年3月31日 | 212,087 | 448,630 | 58,171 | 78,935 | 83,618 | 669,354 | |||||
| 2021年3月31日 | 232,038 | 228,194 | 290,415 | 89,024 | 104,755 | 712,388 |
償却累計額および減損損失累計額
(単位:百万円)
無形資産
| のれん | 研究開発費 | 特許権 | ソフトウェア | その他 | 合計 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019年4月1日 | 11,705 | 21,183 | 35,304 | 54,595 | 53,477 | 164,559 | |||||
| 2020年3月31日 | 11,671 | 43,138 | 52,428 | 56,746 | 51,396 | 203,708 | |||||
| 2021年3月31日 | 11,743 | 61,269 | 80,390 | 62,297 | 58,260 | 262,216 |
(2) 重要性がある無形資産の詳細
連結財政状態計算書に計上されている主な無形資産は、当社の連結子会社である大日本住友製薬およびその子会社によるマイオバント社、ユーロバント サイエンシズ リミテッド、シナプサス セラピューティクス インコーポレーテッド(現:サノビオン CNS ディベロップメント カナダ ULC)および トレロ社(現:スミトモ ダイニッポン ファーマ オンコロジー インコーポレーテッド)等の買収により取得した無形資産であり、帳簿価額および残存償却期間は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 帳簿価額(単位:百万円) | 残存償却期間 | |||||
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | ||||
| マイオバント サイエンシズ リミテッド | 仕掛研究開発 | 193,246 | 133,184 | - | ||
| 特許権 | - | 62,335 | 17年 | |||
| ユーロバント サイエンシズ リミテッド | 仕掛研究開発 | 89,986 | - | - | ||
| 特許権 | - | 91,336 | 15年 | |||
| シナプサス セラピューティクス インコーポレーテッド | 仕掛研究開発 | 54,068 | - | - | ||
| 特許権 | - | 51,328 | 11年 | |||
| トレロ ファーマシューティカルズインコーポレーテッド | 仕掛研究開発 | 25,244 | 16,828 | - | ||
| ボストン バイオメディカルインコーポレーテッド | 仕掛研究開発 | 27,638 | - | - | ||
なお、進行中の研究開発資産である仕掛研究開発は、研究開発プロセスに内在する不確実性のため、製品化に至らず減損損失が発生するリスクがあります。
(3) 研究開発費
連結損益計算書で認識した研究開発費は、前連結会計年度174,320百万円、当連結会計年度178,651百万円であります。
16.非金融資産の減損
(1) 減損損失
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
前連結会計年度において、37,328百万円の減損損失を計上しております。減損損失は、連結損益計算書の「売上
原価」および「販売費及び一般管理費」に計上しております。減損損失のセグメント別内訳については、「6.セ
グメント情報」に記載しております。
減損損失を認識した主要な資金生成単位は以下のとおりであります。
| 場所 | 用途 | 種類 | セグメント | 減損損失(百万円) |
|---|---|---|---|---|
| 米国 | 開発化合物に係る研究開発活動の成果(alvocidib) | 仕掛研究開発 | 医薬品 | 17,394 |
| 米国 | 医薬品の特許権 | 特許権 | 医薬品 | 12,102 |
| 米国 | 開発化合物に係る研究開発活動の成果(SB623) | 仕掛研究開発 | 医薬品 | 3,333 |
| 米国 | 開発化合物に係る研究開発活動の成果(amcasertib) | 仕掛研究開発 | 医薬品 | 1,739 |
減損損失の内訳
・ 開発化合物に係る研究開発活動の成果(alvocidib) 17,394百万円
(無形資産17,394百万円)
・ 医薬品の特許権 12,102百万円
(無形資産12,102百万円)
・ 開発化合物に係る研究開発活動の成果(SB623) 3,333百万円
(無形資産3,333百万円)
・ 開発化合物に係る研究開発活動の成果(amcasertib) 1,739百万円
(無形資産1,739百万円)
事業計画の見直しに伴い収益性が低下した仕掛研究開発および特許権について、それぞれ帳簿価額を回収可能価額8,705百万円および4,270百万円まで減額しました。また、ライセンス契約等の解消により収益性が見込めなくなった仕掛研究開発について、帳簿価額全額(3,333百万円)を減額したことに加え、開発中止により収益性が見込めなくなった仕掛研究開発について、帳簿価額全額(1,739百万円)を減額しました。なお、回収可能価額は使用価値により測定しており、使用価値は将来キャッシュ・フローを11.0%~19.0%(税引前)で割り引いて算定しております。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
当連結会計年度において、40,833百万円の減損損失を計上しております。減損損失は、連結損益計算書の「売上
原価」、「販売費及び一般管理費」および「その他の営業費用」に計上しております。減損損失のセグメント別内
訳については、「6.セグメント情報」に記載しております。
減損損失を認識した主要な資金生成単位は以下のとおりであります。
| 場所 | 用途 | 種類 | セグメント | 減損損失(百万円) |
|---|---|---|---|---|
| 米国 | 開発化合物に係る研究開発活動の成果(napabucasin) | 仕掛研究開発 | 医薬品 | 26,952 |
| 米国 | 開発化合物に係る研究開発活動の成果(alvocidib) | 仕掛研究開発 | 医薬品 | 8,489 |
| 韓国 | フィルムタッチセンサー製造設備 | 機械装置及び運搬具等 | 情報電子化学 | 1,304 |
| 中国 | フィルムタッチセンサーモジュール製造設備 | 機械装置及び運搬具等 | 情報電子化学 | 1,121 |
減損損失の内訳
・ 開発化合物に係る研究開発活動の成果(napabucasin) 26,952百万円
(無形資産26,952百万円)
・ 開発化合物に係る研究開発活動の成果(alvocidib) 8,489百万円
(無形資産8,489百万円)
・ フィルムタッチセンサー製造設備(韓国) 1,304百万円
(建物及び構築物345百万円、機械装置及び運搬具942百万円、工具器具備品17百万円)
・ フィルムタッチセンサーモジュール製造設備(中国) 1,121百万円
(機械装置及び運搬具1,033百万円、その他88百万円)
開発中止により収益性が見込めなくなった仕掛研究開発について、帳簿価額全額(napabucasin 26,952百万円およびalvocidib 8,489百万円)を減損しております。また、需要が低迷し損益の改善が見込めないフィルムタッチセンサーおよびフィルムタッチセンサーモジュールの製造設備について、帳簿価額をそれぞれ回収可能価額6,104百万円および480百万円まで減損しました。回収可能価額は処分コスト控除後の公正価値により測定しており、処分コスト控除後の公正価値は売却見込価額により算定しております。
なお、健康・農業関連事業セグメントの当社のメチオニン事業の固定資産(有形固定資産および無形資産)47,759百万円について、減損の兆候があると認められたため、当連結会計年度において減損テストを実施しております。当該資産の回収可能価額は、使用価値により測定しております。使用価値は当連結会計年度末の最新の情報に基づき、メチオニンの販売価格や製造コストに重要な影響を及ぼすナフサの仕入価格等の仮定を置いており、将来キャッシュ・フローを11.3%(税引前)で割り引いて算定しております。その結果、回収可能価額は帳簿価額を上回っており、減損損失は計上しておりません。なお、回収可能価額は将来の不確実な経済条件の変動によって影響を受ける可能性があります。
(2) 減損損失の戻入
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
前連結会計年度において重要な減損損失の戻入はありません。
減損損失の戻入のセグメント別内訳については、「6.セグメント情報」に記載しております。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
当連結会計年度において該当事項はありません。
(3) のれんの減損テスト
企業結合で生じたのれんは、取得日に、企業結合から利益がもたらされる資金生成単位に配分されており、帳簿価額は前連結会計年度200,416百万円、当連結会計年度220,295百万円であります。
上記のうち重要なものは、医薬品事業に係るのれんであり、帳簿価額は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 北米(がん領域以外) | 149,643 | 152,255 | |
| 北米(がん領域) | 23,821 | 24,237 | |
| 合計 | 173,464 | 176,492 |
のれんの減損損失は、回収可能価額が帳簿価額を下回っている場合に認識され、当該のれんの帳簿価額を回収可能価額まで減額しております。回収可能価額は、経営会議で承認された事業計画を基礎として測定した使用価値に基づき算定しております。使用価値の算定には、対象となる無形資産に関する開発品の上市時期、研究開発活動の成功確率、製品および開発品の販売価格等を含む収益の予測計画等の仮定を用いており、過去の経験および外部からの情報に基づいた将来キャッシュ・フローの見積額を現在価値に割り引いて算定しております。
前連結会計年度および当連結会計年度における減損テストの結果、資金生成単位の回収可能価額は帳簿価額を上回っているため、減損損失は計上しておりません。
のれんの減損テストには、資金生成単位ごとに設定した加重平均資本コスト等を割引率として用いており、減損テストに使用した税引前の割引率は、前連結会計年度は13.8%~20.0%、当連結会計年度は13.5%~17.0%であります。
なお、使用価値は当該資金生成単位の帳簿価額を十分に上回っており、使用価値の算定に用いた主要な仮定が合理的な範囲で変動があった場合にも、減損が発生する可能性は低いと判断しております。
17.持分法で会計処理されている投資
(1) 関連会社に対する投資
個々には重要性のない関連会社に対する投資の帳簿価額は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 帳簿価額合計 | 121,956 | 134,488 |
個々には重要性のない関連会社の当期包括利益の持分取込額は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 当期利益に対する持分取込額 | 7,047 | 10,364 | |
| その他の包括利益に対する持分取込額 | △3,534 | 6,689 | |
| 当期包括利益に対する持分取込額 | 3,513 | 17,053 | |
(2) 共同支配企業に対する投資
① 重要な共同支配企業
当社グループにとって重要性のある共同支配企業は以下のとおりであります。
| 名称 | 主要な事業の内容 | 所在地 | 持分割合 | |||||
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | |||||||
| ラービグリファイニングアンドペトロケミカルカンパニー | 石油製品および石油化学製品の製造・販売 | サウジアラビア王国ラービグ | 37.50% | 37.50% | ||||
ラービグ リファイニング アンド ペトロケミカル カンパニー(以下「ペトロ・ラービグ社」という。)の要約財務情報は以下のとおりであります。
なお、ペトロ・ラービグ社の報告期間を統一することが実務上不可能であるため、報告期間が3ヵ月相違した同社の財務諸表に持分法を適用しております。当注記においても3ヵ月相違した同社の要約財務情報を開示しております。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 流動資産 | 336,968 | 261,999 | |
| 非流動資産 | 1,828,400 | 1,686,328 | |
| 資産合計 | 2,165,367 | 1,948,327 | |
| 流動負債 | 817,424 | 556,303 | |
| 非流動負債 | 1,054,232 | 1,221,056 | |
| 負債合計 | 1,871,656 | 1,777,359 | |
| 資本合計 | 293,711 | 170,968 | |
| 資本合計のうち当社グループの持分 | 110,142 | 64,113 | |
| 連結調整 | △15,204 | △15,128 | |
| 投資の帳簿価額 | 94,938 | 48,985 | |
| 投資の公正価値 | 101,969 | 164,162 | |
| 上記に含まれる重要な項目: | |||
| 現金及び現金同等物 | 9,246 | 28,005 | |
| 流動金融負債(営業債務及びその他の債務並びに引当金を除く) | 508,138 | 315,581 | |
| 非流動金融負債(営業債務及びその他の債務並びに引当金を除く) | 1,035,117 | 1,199,604 |
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 991,544 | 623,082 | |
| 当期利益 | △15,840 | △107,724 | |
| その他の包括利益 | △1,712 | △1,624 | |
| 当期包括利益合計 | △17,552 | △109,348 | |
| 当社グループの持分 | |||
| 当期利益 | △3,872 | △40,319 | |
| その他の包括利益 | △2,170 | △5,634 | |
| 当期包括利益合計 | △6,042 | △45,953 | |
| 上記に含まれる重要な項目: | |||
| 減価償却費及び償却費 | 69,642 | 90,999 | |
| 法人所得税費用 | 6,554 | 1,188 |
前連結会計年度におけるペトロ・ラービグ社の受取利息は6,793百万円、支払利息は24,352百万円であります。当連結会計年度におけるペトロ・ラービグ社の受取利息は5,292百万円、支払利息は39,827百万円であります。
前連結会計年度および当連結会計年度において、ペトロ・ラービグ社から受け取った配当金はありません。
ペトロ・ラービグ社に対して当社が行った貸付金の返済およびそれに係る利息の支払い、ならびに同社の剰余金の配当は、プロジェクト・ファイナンス契約に規定されている条件の範囲において実施できるものであります。
当社はペトロ・ラービグ社が実施しているラービグ第2期計画に伴う資金需要のうち、プロジェクト・ファイナンス契約による借入金等で充当されない部分について、当社持分(37.50%)相当額を増資等の手段により提供することに合意しております。
② 個々には重要性のない共同支配企業
個々には重要性のない共同支配企業に対する投資の帳簿価額は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | |||
|---|---|---|---|---|
| 帳簿価額合計 | 47,160 | 60,330 |
個々には重要性のない共同支配企業の当期包括利益の持分取込額は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 当期利益に対する持分取込額 | 6,058 | 17,496 | |
| その他の包括利益に対する持分取込額 | △1,158 | 684 | |
| 当期包括利益に対する持分取込額 | 4,900 | 18,180 | |
18.法人所得税
(1) 繰延税金資産及び繰延税金負債
①繰延税金資産及び繰延税金負債の内訳および増減内容
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳および増減は以下のとおりであります。
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
| 2019年4月1日 | 純損益を通じて認識 | その他の包括利益において認識 | その他(注) | 2020年3月31日 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 繰延税金資産 | |||||||||
| 有形固定資産及び無形資産 | 21,030 | 760 | - | △387 | 21,403 | ||||
| 棚卸資産 | 27,304 | 5,564 | - | - | 32,868 | ||||
| 退職給付に係る負債 | 16,603 | 550 | △170 | △64 | 16,919 | ||||
| 未払費用及び引当金等 | 26,643 | △9,281 | - | △473 | 16,889 | ||||
| 繰越欠損金 | 41,646 | △21,581 | - | 10,550 | 30,615 | ||||
| 前払研究費 | 12,935 | △2,448 | - | 70 | 10,557 | ||||
| その他 | 20,755 | △6,639 | 808 | △519 | 14,405 | ||||
| 合計 | 166,916 | △33,075 | 638 | 9,177 | 143,656 | ||||
| 繰延税金負債 | |||||||||
| 有形固定資産及び無形資産 | 38,528 | △2,646 | - | 37,005 | 72,887 | ||||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | 48,917 | - | △3,271 | △547 | 45,099 | ||||
| 退職給付に係る資産 | 23,431 | 531 | △1,291 | △191 | 22,480 | ||||
| 子会社及び関連会社に対する投資 | 25,610 | △161 | △819 | △1 | 24,629 | ||||
| その他 | 11,014 | △1,513 | 585 | 812 | 10,898 | ||||
| 合計 | 147,500 | △3,789 | △4,796 | 37,078 | 175,993 | ||||
(注) 主に企業結合による子会社の取得によって認識された繰延税金資産・繰延税金負債の金額を記載しております。また、外貨換算差額については、その他に含めて表示しております。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
| 2020年4月1日 | 純損益を通じて認識 | その他の包括利益において認識 | その他(注) | 2021年3月31日 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 繰延税金資産 | |||||||||
| 有形固定資産及び無形資産 | 21,403 | 5,228 | - | 897 | 27,528 | ||||
| 棚卸資産 | 32,868 | △696 | - | 233 | 32,405 | ||||
| 退職給付に係る負債 | 16,919 | 387 | △2,798 | 290 | 14,798 | ||||
| 未払費用及び引当金等 | 16,889 | △2,530 | - | 157 | 14,516 | ||||
| 繰越欠損金 | 30,615 | △10,140 | - | 878 | 21,353 | ||||
| 前払研究費 | 10,557 | △2,845 | - | 15 | 7,727 | ||||
| その他 | 14,405 | △4,315 | △3,493 | 468 | 7,065 | ||||
| 合計 | 143,656 | △14,911 | △6,291 | 2,938 | 125,392 | ||||
| 繰延税金負債 | |||||||||
| 有形固定資産及び無形資産 | 72,887 | △441 | - | 2,072 | 74,518 | ||||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | 45,099 | △2 | 1,208 | △145 | 46,160 | ||||
| 退職給付に係る資産 | 22,480 | 517 | 5,162 | 372 | 28,531 | ||||
| 子会社及び関連会社に対する投資 | 24,629 | 1,165 | 761 | - | 26,555 | ||||
| その他 | 10,898 | △10 | △969 | 157 | 10,076 | ||||
| 合計 | 175,993 | 1,229 | 6,162 | 2,456 | 185,840 | ||||
(注) 主に企業結合による子会社の取得によって認識された繰延税金資産・繰延税金負債の金額を記載しております。また、外貨換算差額については、その他に含めて表示しております。
繰延税金資産については、将来減算一時差異等を利用できる将来課税所得が生じる可能性が高い範囲内で認識しております。当該回収可能性の判断は、当社グループの事業計画に基づいて見積もった将来の各事業年度の課税所得を前提としております。当該将来の課税所得の見積りは、将来の不確実な経済条件の変動によって影響を受ける可能性があります。
②未認識の繰延税金資産
繰延税金資産を認識していない将来減算一時差異、税務上の繰越欠損金および繰越税額控除の金額は、以下のとおりであります。(税額ベース)
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 将来減算一時差異 | 36,184 | 47,506 | |
| 税務上の繰越欠損金 | 59,780 | 76,046 | |
| 繰越税額控除 | 11,968 | 19,312 |
③未認識の繰延税金資産と繰越期限
繰延税金資産を認識していない税務上の繰越欠損金および繰越税額控除の失効予定は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 税務上の繰越欠損金 | |||
| 1年目 | 1,734 | 10,582 | |
| 2年目 | 9,023 | 868 | |
| 3年目 | 810 | 2,034 | |
| 4年目 | 1,541 | 1,292 | |
| 5年目以降 | 46,672 | 61,270 | |
| 合計 | 59,780 | 76,046 | |
| 繰越税額控除 | |||
|---|---|---|---|
| 1年目 | - | - | |
| 2年目 | - | - | |
| 3年目 | - | 800 | |
| 4年目 | - | - | |
| 5年目以降 | 11,968 | 18,512 | |
| 合計 | 11,968 | 19,312 | |
④未認識の繰延税金負債(所得ベース)
繰延税金負債を認識していない子会社等に対する投資に係る将来加算一時差異の合計額は、前連結会計年度および当連結会計年度において、それぞれ404,461百万円および501,834百万円であります。これらは当社グループが一時差異を解消する時期をコントロールでき、かつ予測可能な期間内に当該一時差異が解消しない可能性が高いことから、繰延税金負債を認識しておりません。
(2) 法人所得税費用
①法人所得税費用
法人所得税費用の内訳は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 当期税金費用(注) | 46,770 | 53,589 | |
| 繰延税金費用 | |||
| 一時差異等の発生と解消 | △7,102 | 7,600 | |
| 繰延税金資産の回収可能性見直し | 36,413 | 8,540 | |
| 繰延税金費用 計 | 29,311 | 16,140 | |
| 合計 | 76,081 | 69,729 | |
(注) 米国において、「Coronavirus Aid, Relief, and Economic Security Act(CARES Act)」が2020年3月27日に成立したことに伴い、前連結会計年度および当連結会計年度に影響を与える主な税制規定は以下のとおりです。
(繰越欠損金の繰戻し容認)
2018年1月1日以降、2020年12月31日以前に開始する課税年度に生じる繰越欠損金に関して5年間の繰戻しを認める。
この結果、繰越欠損金の繰戻しによる影響額が、前連結会計年度において△4,040百万円(益)、当連結会計年度において△2,344百万円(益)、当期税金費用に含まれております。
②適用税率の調整
法定実効税率と平均実際負担税率との差異要因は以下のとおりであります。当社グループは、主に法人税、住民税および事業税を課されており、これらを基礎として計算した法定実効税率は、前連結会計年度および当連結会計年度において、いずれも30.6%となっております。ただし、海外子会社についてはその所在地における法人税等が課されております。
| 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 法定実効税率 | 30.6% | 30.6% | |
| (調整) | |||
| 交際費等永久に損金に算入されない項目 | 0.4 | 0.2 | |
| 受取配当金等永久に益金に算入されない項目 | △0.3 | 0.5 | |
| 持分法による投資損益 | △2.2 | 2.8 | |
| 関係会社の留保利益 | △0.3 | 0.8 | |
| 未認識の繰延税金資産の変動 | 42.6 | 13.2 | |
| 試験研究費等税額控除 | △7.3 | △4.9 | |
| 子会社の適用税率との差異 | 6.3 | 11.9 | |
| 条件付対価公正価値の変動額による影響 | △9.9 | △4.7 | |
| CARES Actによる影響 | △3.1 | △1.7 | |
| その他 | 1.5 | 1.9 | |
| 平均実際負担税率 | 58.3% | 50.6% | |
19.社債及び借入金
(1) 内訳
社債及び借入金の内訳は以下のとおりであります。
| (単位:百万円) | ||||||||
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | 平均利率 | 返済期限 | |||||
| 短期借入金 | 370,995 | 155,666 | 0.703% | - | ||||
| コマーシャル・ペーパー | 2,000 | - | - | - | ||||
| 長期借入金 | 444,486 | 590,157 | 0.596% | 2021年~ 2029年 | ||||
| 社債 | 487,185 | 605,243 | 0.991% | 2021年~ 2079年 | ||||
| 合計 | 1,304,666 | 1,351,066 | - | - | ||||
| 流動負債 | 466,527 | 250,389 | - | - | ||||
| 非流動負債 | 838,139 | 1,100,677 | - | - | ||||
| 合計 | 1,304,666 | 1,351,066 | - | - | ||||
社債及び借入金は、償却原価で測定する金融負債に分類しております。なお、平均利率および返済期限は、当連結会計年度に関するものを記載しております。
(2) 社債の明細
社債の発行条件の要約は以下のとおりであります。
| 会社名 | 銘柄 | 発行年月日 | 前連結会計年度(2020年3月31日)(百万円) | 当連結会計年度(2021年3月31日)(百万円) | 利率(%) | 担保 | 償還期限 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 住友化学㈱ | 第43回無担保社債 | 2010年4月23日 | 35,000(35,000) | - | 1.580 | なし | 2020年4月23日 |
| 第45回無担保社債 | 2011年10月28日 | 20,000 | 20,000(20,000) | 1.220 | なし | 2021年10月28日 | |
| 第47回無担保社債 | 2013年6月12日 | 10,000(10,000) | - | 0.984 | なし | 2020年6月12日 | |
| 第49回無担保社債 | 2014年4月25日 | 10,000 | 10,000 | 0.944 | なし | 2024年4月25日 | |
| 第50回無担保社債 | 2014年4月25日 | 10,000 | 10,000(10,000) | 0.567 | なし | 2021年4月23日 | |
| 第52回無担保社債 | 2016年9月1日 | 10,000 | 10,000 | 0.850 | なし | 2036年9月1日 | |
| 第53回無担保社債 | 2016年9月1日 | 10,000 | 10,000 | 0.300 | なし | 2026年9月1日 | |
| 第54回無担保社債 | 2016年9月1日 | 10,000 | 10,000 | 0.200 | なし | 2023年9月1日 | |
| 第55回無担保社債 | 2017年9月13日 | 10,000 | 10,000 | 0.880 | なし | 2037年9月13日 | |
| 第56回無担保社債 | 2017年9月13日 | 20,000 | 20,000 | 0.380 | なし | 2027年9月13日 | |
| 第57回無担保社債 | 2017年9月13日 | 10,000 | 10,000 | 0.240 | なし | 2024年9月13日 | |
| 第58回無担保社債 | 2018年4月17日 | 30,000 | 30,000 | 0.900 | なし | 2038年4月16日 | |
| 第59回無担保社債 | 2018年4月17日 | 20,000 | 20,000 | 0.355 | なし | 2028年4月17日 | |
| 第60回無担保社債 | 2019年4月16日 | 15,000 | 15,000 | 0.900 | なし | 2039年4月15日 | |
| 第61回無担保社債 | 2019年4月16日 | 20,000 | 20,000 | 0.400 | なし | 2029年4月16日 | |
| 第1回利払繰延条項・期限前償還条項付無担保社債(劣後特約付) | 2019年12月13日 | 150,000 | 150,000 | 1.300 (注2) | なし | 2079年12月13日 (注4) | |
| 第2回利払繰延条項・期限前償還条項付無担保社債(劣後特約付) | 2019年12月13日 | 100,000 | 100,000 | 0.840 (注3) | なし | 2079年12月13日 (注5) | |
| 第62回無担保社債 | 2020年10月22日 | - | 10,000 | 0.780 | なし | 2040年10月22日 | |
| 第63回無担保社債 | 2020年10月22日 | - | 10,000 | 0.360 | なし | 2030年10月22日 | |
| 第64回無担保社債 | 2020年10月22日 | - | 20,000 | 0.001 | なし | 2023年10月20日 | |
| 大日本住友製薬㈱ | 第1回利払繰延条項・期限前償還条項付無担保社債(劣後特約付) | 2020年9月10日 | - | 60,000 | 1.390 (注6) | なし | 2050年9月9日 (注8) |
| 第2回利払繰延条項・期限前償還条項付無担保社債(劣後特約付) | 2020年9月10日 | - | 60,000 | 1.550 (注7) | なし | 2050年9月9日 (注9) | |
| スミトモ ケミカル ブラジル インダストリアキミカ S.A.(注10) | 第1回無担保社債 | 2018年7月15日 | - | 3,836 (3,836)[200百万ブラジルレアル] | 4.950(注11) | なし | 2021年7月15日 |
| 合計 | - | - | 490,000 (45,000) | 608,836 (33,836) | - | - | - |
(注)1 1年以内に償還予定の社債の金額については( )書きで記載しております。
2 2019年12月13日の翌日から2029年12月13日までは固定利率、2029年12月13日の翌日以降は変動利率
であります(2029年12月13日の翌日および2049年12月13日の翌日に金利のステップアップが発
生)。
3 2019年12月13日の翌日から2024年12月13日までは固定利率、2024年12月13日の翌日以降は変動利率
であります(2029年12月13日の翌日および2044年12月13日の翌日に金利のステップアップが発
生)。
4 2029年12月13日以降の各利払日に、または払込期日以降に税制事由もしくは資本性変更事由が生じ
かつ継続している場合に、当社の裁量で期限前償還が可能な特約条項が付されております。
5 2024年12月13日以降の各利払日に、または払込期日以降に税制事由もしくは資本性変更事由が生じ
かつ継続している場合に、当社の裁量で期限前償還が可能な特約条項が付されております。
6 2020年9月10日の翌日から2027年9月10日までは固定利率、2027年9月10日の翌日以降は変動利率
であります(2027年9月10日の翌日に金利のステップアップが発生)。
7 2020年9月10日の翌日から2030年9月10日までは固定利率、2030年9月10日の翌日以降は変動利率
であります(2030年9月10日の翌日に金利のステップアップが発生)。
8 2027年9月10日および2027年9月10日以降の各利払日に、または払込期日以降に税制事由もしくは
資本性変更事由が生じ、かつ継続している場合に、大日本住友製薬の裁量で期限前償還が可能な特
約条項が付されております。
9 2030年9月10日および2030年9月10日以降の各利払日に、または払込期日以降に税制事由もしくは
資本性変更事由が生じ、かつ継続している場合に、大日本住友製薬の裁量で期限前償還が可能な特
約条項が付されております。
10 スミトモ ケミカル ブラジル インダストリア キミカ S.A.を当連結会計年度に新規連結したため、
当社グループとして、前連結会計年度残高はありません。
11 利率はブラジル国内における銀行間預金金利(CDI)に2.3%を加えた利率であります。
(3) 担保資産
債務の担保に供している資産および対応する債務の内訳は次のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 担保資産 | |||
| 共同支配企業に対する投資 | 94,938 | 48,985 | |
| 有形固定資産 | 18,328 | 11,292 | |
| 受取手形及び売掛金 | 3,075 | 5,790 | |
| その他 | 187 | 244 | |
| 合計 | 116,528 | 66,311 | |
| 対応債務 | |||
| 借入金 | 8,602 | 7,468 | |
| 未払金 | 773 | - | |
| その他 | 383 | 44 | |
| 合計 | 9,758 | 7,512 | |
共同支配企業に対する投資は、共同支配企業の借入金215,502百万円(前連結会計年度61,327百万円)を担保するため、物上保証に供しております。
20.その他の金融負債
その他の金融負債の内訳は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | ||
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融負債 | |||
| デリバティブ負債 | 4,022 | 6,369 | |
| 条件付対価 | 31,228 | 8,337 | |
| その他 | 12,905 | 14,355 | |
| 償却原価で測定する金融負債 | |||
| 預り金 | 19,889 | 24,279 | |
| その他 | 254 | 303 | |
| リース負債 | 72,527 | 83,387 | |
| 合計 | 140,825 | 137,030 | |
| 流動負債 | 48,769 | 55,913 | |
| 非流動負債 | 92,056 | 81,117 | |
| 合計 | 140,825 | 137,030 | |
21.財務活動に係る負債の調整表
財務活動に係る負債の調整表は以下のとおりであります。
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
| (単位:百万円) | |||||||||||||||
| 2019年4月1日帳簿価額 | 会計方針の変更による影響額 | 2019年4月1日帳簿価額 (調整後) | キャッシュ・フロー | 非資金取引 | 2020年3月31日帳簿価額 | ||||||||||
| 企業結合 | 外貨換算 | その他 | |||||||||||||
| 社債 | 234,940 | - | 234,940 | 252,075 | - | - | 170 | 487,185 | |||||||
| コマーシャル・ペーパー | 30,000 | - | 30,000 | △28,000 | - | - | - | 2,000 | |||||||
| 短期借入金 | 134,045 | - | 134,045 | 237,592 | 584 | △997 | △229 | 370,995 | |||||||
| 長期借入金 | 440,545 | - | 440,545 | △17,968 | 23,762 | △1,776 | △77 | 444,486 | |||||||
| リース負債 | 6,923 | 63,652 | 70,575 | △14,778 | 2,660 | △314 | 14,384 | 72,527 | |||||||
| 合計 | 846,453 | 63,652 | 910,105 | 428,921 | 27,006 | △3,087 | 14,248 | 1,377,193 | |||||||
(注) 会計方針の変更による影響額は、IFRS第16号適用に伴う影響額です。
リース負債の非資金取引「その他」には、使用権資産の新規取得による増加が含まれております。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
| (単位:百万円) | |||||||||||
| 2020年4月1日帳簿価額 | キャッシュ・フロー | 非資金取引 | 2021年3月31日帳簿価額 | ||||||||
| 企業結合 | 外貨換算 | その他 | |||||||||
| 社債 | 487,185 | 113,734 | 4,300 | △ 212 | 236 | 605,243 | |||||
| コマーシャル・ペーパー | 2,000 | △2,000 | - | - | - | - | |||||
| 短期借入金 | 370,995 | △237,585 | 24,963 | △ 3,445 | 738 | 155,666 | |||||
| 長期借入金 | 444,486 | 143,886 | 837 | 1,072 | △ 124 | 590,157 | |||||
| リース負債 | 72,527 | △15,149 | 275 | 1,642 | 24,092 | 83,387 | |||||
| 合計 | 1,377,193 | 2,886 | 30,375 | △ 943 | 24,942 | 1,434,453 | |||||
(注) リース負債の非資金取引「その他」には、使用権資産の新規取得による増加が含まれております。
22.リース
(1) リースに関連する損益およびキャッシュ・フロー
当社グループは、借手として、建物や機械装置等の資産を賃借しております。
リースに関連する損益およびキャッシュ・フローは、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | |||
| 使用権資産減価償却費 | ||||
| 建物及び構築物 | 9,901 | 9,978 | ||
| 機械装置及び運搬具 | 2,068 | 3,015 | ||
| 工具器具及び備品 | 32 | 255 | ||
| 土地 | 1,406 | 1,334 | ||
| 減価償却費計 | 13,407 | 14,582 | ||
| 使用権資産減損損失 | ||||
| 建物及び構築物 | 79 | 1 | ||
| 機械装置及び運搬具 | - | 21 | ||
| 工具器具及び備品 | - | 4 | ||
| 土地 | - | 52 | ||
| 減損損失計 | 79 | 78 | ||
| リース負債に係る支払利息 | 1,204 | 1,211 | ||
| 短期リースに係る費用 | 1,553 | 1,347 | ||
| 少額資産のリースに係る費用 | 2,119 | 2,378 | ||
| リース負債の測定に含まれていない変動リース料 | 697 | 326 | ||
| 使用権資産のサブリースによる収入(△は収入) | △647 | △779 | ||
| 純損益に認識された金額 | 4,926 | 4,483 | ||
| リース負債の返済による支出 | 14,778 | 15,149 | ||
| リースに係るキャッシュ・アウトフローの合計 | 19,704 | 19,632 | ||
(2) 延長オプションおよび解約オプション(借手側)
当社グループにおいては、各社がリース管理に責任を負っており、リース条件は個々に交渉され、幅広く異なる契約条件となっております。
延長オプションおよび解約オプションは、主にオフィスおよび倉庫、工場用地に係る不動産リースに含まれております。これらのオプションは、リース契約主体が不動産を事業に活用する上で、必要に応じて使用されております。
(3) リースにより課されている制限または特約
リースにより課されている制限(追加借入および追加リースに関する制限等)はありません。
23.営業債務及びその他の債務
営業債務及びその他の債務の内訳は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 支払手形及び買掛金 | 257,584 | 339,973 | |
| 未払金及び未払費用 | 176,174 | 180,828 | |
| その他 | 2,312 | 2,086 | |
| 合計 | 436,070 | 522,887 | |
営業債務及びその他の債務は、償却原価で測定する金融負債に分類しております。
24.従業員給付
当社および一部の連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、確定給付型の制度として積立型、非積立型の退職一時金制度、確定給付企業年金制度等を設けており、確定拠出型の制度として確定拠出年金制度を設けております。
当社および一部の連結子会社は退職給付信託を設定しております。
これらの制度には、法律に従って最低積立要件が設けられており、制度に積立不足が存在する場合には、定められた期間内に掛金の追加拠出を行い最低積立要件を満たすことが要求されます。
当社グループの主要な制度は、投資リスク、利率リスク、インフレリスク、寿命リスク等の数理計算上のリスクに晒されております。
(1) 確定給付制度
① 確定給付制度債務及び制度資産の調整表
確定給付制度債務及び制度資産と連結財政状態計算書に計上された確定給付負債及び資産の純額との関係は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 確定給付制度債務の現在価値 | 315,620 | 321,715 | |
| 制度資産の公正価値 | △331,079 | △364,991 | |
| 確定給付負債及び資産の純額 | △15,459 | △43,276 | |
| 退職給付に係る負債 | 45,770 | 37,179 | |
| 退職給付に係る資産 | △61,229 | △80,455 | |
| 確定給付負債及び資産の純額 | △15,459 | △43,276 | |
② 確定給付制度債務の現在価値の調整表
確定給付制度債務の現在価値の増減は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 確定給付制度債務の現在価値の期首残高 | 319,490 | 315,620 | |
| 当期勤務費用 | 13,827 | 13,145 | |
| 利息費用 | 1,930 | 2,021 | |
| 再測定 | |||
| 人口統計上の仮定の変化により生じた数理計算上の差異 | △449 | △16 | |
| 財務上の仮定の変化により生じた数理計算上の差異 | △1,902 | △491 | |
| 実績の修正により生じた数理計算上の差異 | △2,106 | 3,065 | |
| 過去勤務費用 | - | 27 | |
| 給付支払額 | △14,975 | △13,568 | |
| その他 | △195 | 1,912 | |
| 確定給付制度債務の現在価値の期末残高 | 315,620 | 321,715 | |
当社および主要な連結子会社の確定給付制度債務の加重平均デュレーションは、前連結会計年度において15.0年、当連結会計年度において14.3年であります。
③ 制度資産の公正価値の調整表
制度資産の公正価値の増減は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 制度資産の公正価値の期首残高 | 344,901 | 331,079 | |
| 利息収益 | 2,168 | 2,705 | |
| 再測定 | |||
| 制度資産に係る収益 | △13,901 | 29,385 | |
| 事業主からの拠出金 | 11,470 | 11,180 | |
| 給付支払額 | △11,871 | △11,426 | |
| 制度資産の一部返還(注) | △191 | △141 | |
| その他 | △1,497 | 2,209 | |
| 制度資産の公正価値の期末残高 | 331,079 | 364,991 | |
(注) 前連結会計年度および当連結会計年度において、当社の制度資産が確定給付制度債務に対して積立超過の状況にあり、その状況が継続すると見込まれることから、制度資産のうち退職給付信託として拠出していた現金部分の返還を実施しております。
当社グループの制度資産の運用に関する基本方針は、現在および将来の年金給付および一時金給付に必要な制度資産を安全かつ効率的に確保するために、具体的な運用利回り、許容するリスクを定め、時価ベースでの制度資産の拡大を図ることを目標としております。
この目的の達成のため、特定の運用資産に偏ることなく、リスク分散に努めることとしております。
また、資産構成割合は、必要に応じて見直しを行うこととしております。
当社グループは、翌連結会計年度(2022年3月期)に11,411百万円の掛金を拠出する予定であります。
④ 制度資産の項目ごとの内訳
制度資産の主な項目ごとの内訳は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | |||||||||||
| 活発な市場価格のある資産 | 活発な市場価格のない資産 | 合計 | 活発な市場価格のある資産 | 活発な市場価格のない資産 | 合計 | |||||||
| 現金及び現金同等物 | 23,797 | - | 23,797 | 23,934 | - | 23,934 | ||||||
| 資本性金融商品 | 65,717 | - | 65,717 | 97,867 | - | 97,867 | ||||||
| 負債性金融商品 | 185,417 | - | 185,417 | 181,580 | - | 181,580 | ||||||
| 生保一般勘定 | - | 40,879 | 40,879 | - | 41,796 | 41,796 | ||||||
| その他 | 126 | 15,143 | 15,269 | 1,148 | 18,666 | 19,814 | ||||||
| 合計 | 275,057 | 56,022 | 331,079 | 304,529 | 60,462 | 364,991 | ||||||
⑤ 主な数理計算上の仮定
数理計算に用いた主な仮定は以下のとおりであります。
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 割引率 | 0.5% | 0.6% |
⑥ 感応度分析
数理計算に用いた割引率が0.5%変動した場合に、確定給付制度債務の現在価値に与える影響は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 割引率が0.5%上昇した場合 | △20,103 | △20,154 | |
| 割引率が0.5%低下した場合 | 21,412 | 21,972 |
(注) 感応度分析における確定給付制度債務の算定にあたっては、連結財政状態計算書で認識されている確定給付制度債務の算定方法と同一の方法を適用しております。感応度分析は期末日において合理的に推測し得る仮定の変動に基づき行われております。また、感応度分析は分析の対象となる数理計算上の仮定以外のすべての数理計算上の仮定が一定であることを前提としておりますが、実際には他の数理計算上の仮定の変化が影響する可能性があります。
(2) 確定拠出制度
確定拠出型の退職給付に係る掛金は、従業員が勤務を提供した期間に費用として認識しております。確定拠出制度(確定拠出制度と同様に会計処理する、複数事業主制度の企業年金基金制度を含む。)に関して費用として認識された金額は、前連結会計年度が4,877百万円、当連結会計年度が5,090百万円であります。
(3) 従業員給付費用
前連結会計年度および当連結会計年度における連結損益計算書の「売上原価」、「販売費及び一般管理費」および「その他の営業費用」に含まれる従業員給付費用の合計額は、それぞれ359,970百万円および391,024百万円であります。
(4) 確定給付である複数事業主制度
一部の連結子会社は、複数事業主制度の企業年金基金に加入しており、自社の拠出に対応する年金資産の額を合理的に計算することができないため、確定拠出制度と同様に会計処理しております。
企業年金基金への掛金の額は、加入員の標準給与等の額に一定の率を乗ずる方法により算定されます。また、将来にわたって財政の均衡を保つことができるように、法令に定める基準に従って掛け金の額が見直されます。
同基金が解散し清算する場合は、法令により算定された最低積立基準額等に基づき、不足金の徴収もしくは残余財産の分配が行われます。また、事業者が脱退する場合は、脱退により生ずると見込まれる債務および不足金が徴収されます。
① 複数事業主制度の直近の積立状況
| (単位:百万円) | |||
| 前連結会計年度(2019年3月31日現在) | 当連結会計年度(2020年3月31日現在) | ||
| 年金資産の額 | 38,528 | 35,561 | |
| 年金財政計算上の数理債務の額と最低責任準備金の額との合計額 | 68,843 | 67,610 | |
| 差引額 | △30,315 | △32,049 | |
上記の差引額の内訳は、2019年3月31日時点では特別掛金収入現価△33,225百万円、剰余金2,910百万円であり、2020年3月31日時点では特別掛金収入現価△32,708百万円、剰余金657百万円であります。
特別掛金収入現価は、過去の年金財政上の不足額を将来にわたって償却するための見込み収入額を表し、企業年金基金規約であらかじめ定められた掛金率(特別掛金)を手当てしております。
また、本制度における償却方法は元利均等償却です。特別掛金収入現価の残存償却年数は、2019年3月期は24年8ヶ月、2020年3月期は23年8ヶ月です。当社グループの連結財務諸表上、特別掛金(2019年3月期は27百万円、2020年3月期は28百万円)を費用処理しております。
② 複数事業主制度の掛金に占める当社グループの割合
前連結会計年度 1.55% (2019年3月31日現在)
当連結会計年度 1.59% (2020年3月31日現在)
特別掛金の額はあらかじめ定められた掛金率を掛金拠出時の標準給与の額に乗じることで算出されるため、上記の割合は当社グループの実際の負担割合とは一致しておりません。
③ 翌年度における複数事業主制度に対する拠出額
当社グループは、翌連結会計年度における複数事業主制度に対する拠出額を181百万円と見積っております。
25.引当金
引当金の内訳および増減は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 売上割戻引当金 | 資産除去引当金 | 返品調整引当金 | 固定資産撤去費用引当金 | その他の引当金 | 合計 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020年4月1日 | 75,524 | 16,609 | 9,948 | 4,663 | 4,609 | 111,353 | |||||
| 期中増加額 | 89,449 | 1,470 | 12,920 | 1,515 | 3,666 | 109,020 | |||||
| 期中減少額(目的使用) | △75,516 | △21 | △11,893 | △778 | △2,266 | △90,474 | |||||
| 期中減少額(戻入) | △147 | - | △171 | △723 | △338 | △1,379 | |||||
| 割引計算の期間利息費用 | 1,931 | 256 | - | - | - | 2,187 | |||||
| その他の増減 | - | 188 | 167 | - | 1,021 | 1,376 | |||||
| 2021年3月31日 | 91,241 | 18,502 | 10,971 | 4,677 | 6,692 | 132,083 | |||||
| 引当金計上額の内訳 | |||||||||||
| 流動 | 91,241 | - | 10,971 | 1,393 | 3,363 | 106,968 | |||||
| 非流動 | - | 18,502 | - | 3,284 | 3,329 | 25,115 | |||||
| 合計 | 91,241 | 18,502 | 10,971 | 4,677 | 6,692 | 132,083 | |||||
引当金は、将来において債務の決済に要すると見込まれるキャッシュ・フローの期末日における最善の見積りに基づいて測定しております。売上割戻引当金を算定するにあたり、公的なプログラムや卸店、その他の契約等に対する売上割戻金の支出に備えて、その見込額を計上しており、期末残高のうち、当社の連結子会社であるスミトモ ダイニッポン ファーマ アメリカ インコーポレーテッドで販売している製品に適用される売上割戻引当金は、90,762百万円になります。米国で販売されている主要品目に適用される様々な保険制度(Medicaid等)に係る売上割戻金は、その決済までの期間が約1年であり確定までに時間を要するものであります。また、売上割戻金の算定の基礎となる売上割戻率は、商流(卸売業者、薬局、病院等)および適用される保険制度によって異なることから、売上割戻引当金の見積りにあたっては、最終的な商流と適用される保険制度を見積る必要があり、これらの経営者による判断が売上割戻引当金の見積りに重要な影響を及ぼす可能性があります。その他の引当金については、将来において債務の決済に要すると見込まれるキャッシュ・フローは、将来の起こりうる結果を総合的に勘案して算定しております。これら引当金の測定において使用される仮定は、将来の不確実な経済条件の変動によって影響を受ける可能性があります。
26.その他の負債
その他の負債の内訳は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度 (2020年3月31日) | 当連結会計年度 (2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 未払賞与 | 37,187 | 43,727 | |
| 未払有給休暇 | 11,674 | 12,747 | |
| 契約負債 | 22,583 | 21,835 | |
| 前受収益(注) | - | 53,281 | |
| その他 | 39,723 | 56,036 | |
| 合計 | 111,167 | 187,626 | |
| 流動負債 | 88,984 | 116,125 | |
| 非流動負債 | 22,183 | 71,501 | |
| 合計 | 111,167 | 187,626 | |
(注)前受収益は、ファイザー社とのがん領域および婦人科領域における北米でのレルゴリクスの共同開発および
共同販売に関する契約に基づき受領した一時金であります。
27.資本及びその他の資本項目
(1) 資本金及び剰余金
授権株式数および発行済株式数の増減は以下のとおりであります。
| (単位:株) | |||
|---|---|---|---|
| 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | ||
| 授権株式数 | 5,000,000,000 | 5,000,000,000 | |
| 発行済株式数 | |||
| 期首残高 | 1,655,446,177 | 1,655,446,177 | |
| 期中増減 | - | - | |
| 期末残高 | 1,655,446,177 | 1,655,446,177 | |
(注) 当社の発行する株式は、すべて権利内容に何ら限定のない無額面の普通株式であり、発行済株式は全額払込み済みとなっております。
剰余金の主な内容は、以下のとおりであります。
① 資本剰余金
日本の会社法では、株式の発行に対しての払込みまたは給付の2分の1以上を資本金に組み入れ、残りは資本剰余金に含まれている資本準備金に組み入れることが規定されております。また日本の会社法では、資本準備金は株主総会の決議により、資本金に組み入れることができます。
② 利益剰余金
日本の会社法では、剰余金の配当として支出する金額の10分の1を、資本準備金及び利益準備金の合計額が資本金の4分の1に達するまで資本準備金または利益準備金として積み立てることが規定されております。積み立てられた利益準備金は、欠損補填に充当することができます。また、株主総会の決議をもって、利益準備金を取崩すことができます。
(2) 自己株式
自己株式数の増減は以下のとおりであります。
| (単位:株) | |||
|---|---|---|---|
| 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | ||
| 期首残高 | 20,432,567 | 20,445,812 | |
| 期中増減 | 13,245 | 13,424 | |
| 期末残高 | 20,445,812 | 20,459,236 | |
(注) 期中増減の主な要因は、単元未満株式の買取または売渡請求によるものであります。
(3) その他の資本の構成要素
① その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の公正価値の評価差額であります。
② 確定給付制度の再測定
確定給付制度の再測定は、期首時点の数理計算上の仮定と実際の結果との差異による影響額および数理計算上の仮定の変更による影響額であります。これについては、発生時にその他の包括利益で認識し、その他の資本の構成要素から利益剰余金に直ちに振り替えております。
③ キャッシュ・フロー・ヘッジ
キャッシュ・フロー・ヘッジにおけるヘッジ手段に係る利得または損失のうち有効部分であります。
④ 在外営業活動体の換算差額
外貨建で作成された海外子会社等の財務諸表を連結する際に発生した換算差額であります。
28.配当金
(1)配当金支払額
配当金の支払額は以下のとおりであります。
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額(百万円) | 1株当たり配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年5月15日取締役会 | 普通株式 | 17,985 | 11.00 | 2019年3月31日 | 2019年6月3日 |
| 2019年10月30日取締役会 | 普通株式 | 17,985 | 11.00 | 2019年9月30日 | 2019年12月2日 |
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額(百万円) | 1株当たり配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年5月15日取締役会 | 普通株式 | 9,810 | 6.00 | 2020年3月31日 | 2020年6月9日 |
| 2020年10月30日取締役会 | 普通株式 | 9,810 | 6.00 | 2020年9月30日 | 2020年12月2日 |
(2)配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるものは以下のとおりであります。
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額(百万円) | 配当の原資 | 1株当たり配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020年5月15日取締役会 | 普通株式 | 9,810 | 利益剰余金 | 6.00 | 2020年3月31日 | 2020年6月9日 |
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額(百万円) | 配当の原資 | 1株当たり配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021年5月13日取締役会 | 普通株式 | 14,715 | 利益剰余金 | 9.00 | 2021年3月31日 | 2021年6月2日 |
29.売上収益
(1) 収益の分解
当社グループは、「石油化学」、「エネルギー・機能材料」、「情報電子化学」、「健康・農業関連事業」および「医薬品」の各製品の製造・販売を主な事業としており、当社の取締役会が、経営資源の配分の決定および業績の評価をするために、定期的に検討を行う対象としていることから、これらの事業で計上する収益を売上収益として表示しております。また、売上収益は顧客の所在地に基づき地域別に分解しております。これらの分解した売上収益と各報告セグメントの売上収益との関連は以下のとおりであります。
前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
| 石油化学 | エネルギー・機能材料 | 情報電子化学 | 健康・農業関連事業 | 医薬品 | その他(注) | 合計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 日本 | 248,771 | 144,004 | 12,794 | 101,961 | 212,085 | 45,440 | 765,055 |
| 中国 | 167,800 | 21,884 | 205,833 | 9,503 | 28,730 | 29 | 433,779 |
| 北米(うち、米国) | 14,980(13,297) | 32,599(32,333) | 5,940(5,940) | 68,729(65,112) | 261,629(256,427) | 100(100) | 383,977(373,209) |
| その他 | 225,378 | 56,547 | 180,304 | 163,473 | 13,401 | 3,890 | 642,993 |
| 合計 | 656,929 | 255,034 | 404,871 | 343,666 | 515,845 | 49,459 | 2,225,804 |
| うち顧客との契約から認識した収益 | 656,929 | 255,034 | 404,871 | 343,666 | 515,845 | 49,459 | 2,225,804 |
| うちその他の源泉から認識した収益 | - | - | - | - | - | - | - |
(注) 「その他」の事業では、電力・蒸気の供給、化学産業設備の設計・工事監督、運送・倉庫業務および物性分析・環境分析業務等を行っております。
当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
| 石油化学 | エネルギー・機能材料 | 情報電子化学 | 健康・農業関連事業 | 医薬品 | その他(注1) | 合計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 日本 | 202,560 | 137,807 | 12,255 | 108,159 | 220,032 | 44,767 | 725,580 |
| 中国 | 149,982 | 22,195 | 230,243 | 7,844 | 27,876 | 42 | 438,182 |
| 北米(うち、米国) | 14,399(12,684) | 23,168(22,890) | 7,018(7,018) | 74,546(70,382) | 285,240(280,397) | 76(76) | 404,447(393,447) |
| その他 | 222,382 | 62,079 | 182,303 | 232,462 | 13,302 | 6,241 | 718,769 |
| 合計 | 589,323 | 245,249 | 431,819 | 423,011 | 546,450 | 51,126 | 2,286,978 |
| うち顧客との契約から認識した収益 | 589,323 | 245,249 | 431,819 | 423,011 | 544,078 | 51,126 | 2,284,606 |
| うちその他の源泉から認識した収益(注2) | - | - | - | - | 2,372 | - | 2,372 |
(注) 1 「その他」の事業では、電力・蒸気の供給、化学産業設備の設計・工事監督、運送・倉庫業務および物性分析・環境分析業務等を行っております。
2 その他の源泉から認識した収益は、相手先が顧客とはみなされない場合の共同パートナーとの契約等から生じる売上収益であります。
(2) 履行義務
当社グループが履行義務を充足する通常の時点、返品および返金の義務については、「3.重要な会計方針」に記載のとおりであります。顧客との契約で約束された製品または役務の対価は、履行義務の充足時点から主として1年以内に回収しており、重大な金融要素は含まれておりません。
(3) 契約残高
顧客との契約から生じた契約残高の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度期首(2019年4月1日) | 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 顧客との契約から生じた債権 | 497,490 | 495,109 | 576,341 | ||
| 契約資産 | 3,987 | 5,239 | 4,151 | ||
| 契約負債 | 22,125 | 22,583 | 21,835 |
顧客との契約から生じた債権および契約資産は、「営業債権及びその他の債権」に含まれており、契約負債は、「その他の負債」に含まれております。
契約資産は、主に進行中の工事契約の対価および一部の導出契約に含まれる開発マイルストンに係る変動対価に対して認識しており、契約負債は、主に顧客からの前受金に対して認識しております。
前連結会計年度および当連結会計年度の期首時点で契約負債(流動)に含まれていた金額はそれぞれ7,982百万円、8,904百万円であります。これらの金額のうち、それぞれ前連結会計年度および当連結会計年度に収益として認識されなかった金額に重要性はありません。
また、前連結会計年度および当連結会計年度において、過去の期間に充足(または部分的に充足)した履行義務から認識した収益の額に重要性はありません。
(4) 未充足の履行義務に配分した取引価格
残存履行義務に配分した取引価格および収益の認識が見込まれる時期は以下のとおりであります。なお、個別の契約期間が1年以内と見込まれる取引は、実務上の便法を使用しているため記載を省略しております。また、顧客との契約から生じる対価の中に、取引価格に含まれていない重要な金額はありません。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 1年以内 | 9,690 | 23,088 | |
| 1年超 | 21,078 | 20,435 | |
| 合計 | 30,769 | 43,523 |
(5) 顧客との契約の獲得または履行のためのコストから認識した資産
前連結会計年度および当連結会計年度において、顧客との契約の獲得または履行のために発生したコストの金額に重要性はありません。
30.販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費の内訳は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 研究開発費 | 170,296 | 174,661 | |
| 従業員給付費用 | 161,043 | 183,385 | |
| 運送費及び保管費 | 52,887 | 54,883 | |
| 広告宣伝費及び販売促進費 | 46,463 | 45,969 | |
| 減価償却費及び償却費 | 25,620 | 34,100 | |
| 条件付対価に係る公正価値変動 | △48,475 | △22,463 | |
| その他 | 167,301 | 160,735 | |
| 合計 | 575,135 | 631,270 | |
(注) 前連結会計年度において認識した開発化合物に係る仕掛研究開発の減損損失は22,466百万円、医薬品の特許権の減損損失は12,102百万円であり、それぞれ「その他」に含めて表示しております。当連結会計年度において認識した開発化合物に係る仕掛研究開発の減損損失は35,441百万円、医薬品の特許権の減損損失は151百万円であり、それぞれ「その他」に含めて表示しております。
31.その他の営業収益及び営業費用
その他の営業収益の内訳は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 固定資産売却益 | 931 | 18,730 | |
| 補助金収入 | 822 | 965 | |
| その他(注1) | 9,837 | 6,978 | |
| 合計 | 11,590 | 26,673 | |
その他の営業費用の内訳は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 事業構造改善費用(注2) | 7,806 | 6,323 | |
| 寄付金 | 1,264 | 1,423 | |
| その他 | 5,858 | 9,279 | |
| 合計 | 14,928 | 17,025 | |
(注) 1 前連結会計年度には、当社の持分法適用会社であったニューファーム社について、当社が重要な影響力を喪失し、持分法の適用を中止したことに伴う再測定益1,700百万円が含まれております。
2 事業構造改善費用は、事業の構造改善を目的とした費用であり、主に有形固定資産除却損および組織・業務改革の推進に伴う費用が含まれております。
32.金融収益及び金融費用
金融収益の内訳は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 受取利息 | |||
| 償却原価で測定する金融資産 | 3,175 | 2,623 | |
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | 2,667 | 1,554 | |
| 受取配当金 | |||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | |||
| 期中に認識を中止した金融資産 | 5 | 178 | |
| 決算日現在で保有している金融資産 | 4,758 | 3,964 | |
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | 299 | 121 | |
| 為替差益 | - | 9,273 | |
| その他 | 2,274 | 2,155 | |
| 合計 | 13,178 | 19,868 | |
金融費用の内訳は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 支払利息 | |||
| 償却原価で測定する金融負債 | 9,703 | 12,285 | |
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融負債 | 1,568 | 2,207 | |
| その他の負債 | 1,242 | 1,599 | |
| 為替差損 | 5,575 | - | |
| その他 | 2,127 | 3,089 | |
| 合計 | 20,215 | 19,180 | |
33.その他の包括利益
その他の包括利益の各項目別の当期発生額および損益への組替調整額、ならびに税効果の影響は以下のとおりであります。
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
| 当期発生額 | 組替調整額 | 税効果前 | 税効果 | 税効果後 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 純損益に振り替えられることのない項目 | |||||||||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産 | △16,576 | - | △16,576 | 3,179 | △13,397 | ||||
| 確定給付制度の再測定 | △9,444 | - | △9,444 | 1,121 | △8,323 | ||||
| 持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分 | △5,571 | - | △5,571 | 759 | △4,812 | ||||
| 純損益に振り替えられることのない項目合計 | △31,591 | - | △31,591 | 5,059 | △26,532 | ||||
| 純損益に振り替えられる可能性のある項目 | |||||||||
| キャッシュ・フロー・ヘッジ | 1,885 | 842 | 2,727 | △856 | 1,871 | ||||
| 在外営業活動体の換算差額 | △44,951 | - | △44,951 | △97 | △45,048 | ||||
| 持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分 | △6,106 | 3,996 | △2,110 | 60 | △2,050 | ||||
| 純損益に振り替えられる可能性のある項目合計 | △49,172 | 4,838 | △44,334 | △893 | △45,227 | ||||
| 合計 | △80,763 | 4,838 | △75,925 | 4,166 | △71,759 | ||||
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
| 当期発生額 | 組替調整額 | 税効果前 | 税効果 | 税効果後 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 純損益に振り替えられることのない項目 | |||||||||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産 | 17,480 | - | 17,480 | △4,075 | 13,405 | ||||
| 確定給付制度の再測定 | 26,827 | - | 26,827 | △7,960 | 18,867 | ||||
| 持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分 | 3,941 | - | 3,941 | △501 | 3,440 | ||||
| 純損益に振り替えられることのない項目合計 | 48,248 | - | 48,248 | △12,536 | 35,712 | ||||
| 純損益に振り替えられる可能性のある項目 | |||||||||
| キャッシュ・フロー・ヘッジ | △4,512 | 863 | △3,649 | 634 | △3,015 | ||||
| 在外営業活動体の換算差額 | 36,890 | - | 36,890 | - | 36,890 | ||||
| 持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分 | △1,476 | 35 | △1,441 | △260 | △1,701 | ||||
| 純損益に振り替えられる可能性のある項目合計 | 30,902 | 898 | 31,800 | 374 | 32,174 | ||||
| 合計 | 79,150 | 898 | 80,048 | △12,162 | 67,886 | ||||
34.1株当たり利益
(1) 基本的1株当たり当期利益の算定上の基礎
| 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 親会社の所有者に帰属する当期利益 (百万円) | 30,926 | 46,043 | |
| 親会社の普通株主に帰属しない金額 (百万円) | - | - | |
| 基本的1株当たり当期利益の計算に 使用する当期利益 (百万円) | 30,926 | 46,043 | |
| 期中平均普通株式数 (千株) | 1,635,006 | 1,634,994 | |
| 基本的1株当たり当期利益 (円) | 18.91 | 28.16 |
(2) 希薄化後1株当たり当期利益の算定上の基礎
| 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 基本的1株当たり当期利益の計算に 使用する当期利益 (百万円) | 30,926 | 46,043 | |
| 連結子会社の希薄化性潜在的普通株式による調整額 (百万円) | - | - | |
| 希薄化後1株当たり当期利益の計算に 使用する当期利益 (百万円) | 30,926 | 46,043 | |
| 希薄化後の期中平均普通株式数 (千株) | 1,635,006 | 1,634,994 | |
| 逆希薄化効果を有するため、希薄化後1株当たり当期利益の算定に含めなかった株式の概要 | 連結子会社が発行するストック・オプション 11,857,402株 | 連結子会社が発行するストック・オプション12,997,460株 |
(注)1 希薄化後1株当たり当期利益については、潜在株式は存在するものの逆希薄化効果を有するため記載
しておりません。
2 期末日から当連結財務諸表の承認日までの間に、重要性の高い普通株式や潜在的普通株式に係る取引
はありません。
35. キャッシュ・フロー情報
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
「預け金の預け入れによる支出」は、子会社株式取得対価に係る預け金の支出であります。
当該子会社株式取得に関する内容は、「7.企業結合」に詳細を記載しております。
36. 株式報酬
当社の連結子会社であるマイオバント社は株式報酬制度を採用しており、当該子会社の役員または従業員等に対し、ストック・オプション等を付与しております。
①ストック・オプション制度
マイオバント社が発行するストック・オプションは持分決済型株式報酬であり、主に勤務期間を確定条件としております。
前連結会計年度および当連結会計年度におけるマイオバント社のストック・オプションに関連する情報は以下のとおりであります。
(ⅰ) 前連結会計年度
| オプション数(個) | 加重平均行使価格(USD) | 加重平均残存契約年数(年) | |
|---|---|---|---|
| 取得日(2019年12月27日)残高 | 7,744,257 | $9.20 | 8.29 |
| 付与 | 223,500 | $10.63 | - |
| 行使 | △43,549 | $6.30 | - |
| 失効 | △200,906 | $9.19 | - |
| 2020年3月31日残高 | 7,723,302 | $9.25 | 8.08 |
| 2020年3月31日時点行使可能残高 | 3,009,080 | $8.13 | 7.30 |
(注) 1 権利行使時における加重平均株価は、$11.97であります
2 2020年3月31日時点残高における行使価格の範囲は$2.38~$26.17であります。
(ⅱ) 当連結会計年度
| オプション数(個) | 加重平均行使価格(USD) | 加重平均残存契約年数(年) | |
|---|---|---|---|
| 2020年4月1日時点 | 7,723,302 | $9.25 | 8.08 |
| 付与 | 1,985,765 | $10.88 | - |
| 行使 | △905,776 | $7.41 | - |
| 失効 | △509,960 | $8.32 | - |
| 2021年3月31日残高 | 8,293,331 | $9.90 | 6.48 |
| 2021年3月31日時点行使可能残高 | 5,219,403 | $9.77 | 5.26 |
(注) 1 権利行使時における加重平均株価は、$20.82であります。
2 2021年3月31日時点残高における行使価格の範囲は$2.38~$26.17であります。
なお、ストック・オプションの公正価値を評価する目的で、ブラック・ショールズ・モデルが使用されております。期中に付与されたストック・オプションについて、ブラック・ショールズ・モデルに使用された仮定は以下のとおりであります。また、ストック・オプションの1個当たりの予想加重平均公正価値は、7.22米ドルであります。
| 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | |
|---|---|---|
| 予想加重平均株価 | $11.42 | $18.82 |
| 予想行使価格 | $10.63 | $10.88 |
| 予想ボラティリティ(注)1 | 73.00% | 75.7% |
| 予想オプション期間 | 6.2年 | 6.2年 |
| 予想配当 | - | - |
| リスク・フリー・レート | 1.2% | 0.5% |
(注) 1 予想ボラティリティの見積りは、ストック・オプションの予想残存期間に対応するマイオバント社および同社と類似する上場企業である参照企業の過去のボラティリティに基づいております。
2 マイオバント社の取得日以降に付与したストック・オプションの公正価値測定において使用された仮定を記載しております。
②株式報酬費用
連結損益計算書において認識した株式報酬費用は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | |
|---|---|---|
| 販売費及び一般管理費 | 984 | 7,338 |
| 研究開発費 | 295 | 2,299 |
| 合計 | 1,279 | 9,637 |
37.金融商品
(1) 資本管理
当社グループは、持続的成長を続け、企業価値を最大化するために資本管理をしております。
持続的成長の実現には、今後、外部資源の獲得等の事業成長に向けた事業投資機会が生じた際に、機動的な事業投資を実施するため、充分な資金調達余力の確保が必要であると認識しており、バランスある資本構成を目指しております。
なお、当社が適用を受ける重要な資本規制(会社法等の一般的な規定を除く)はありません。
当社は、剰余金の配当の決定にあたり、株主還元を経営上の最重要課題の一つと考え、各期の業績、配当性向ならびに将来の事業展開に必要な内部留保の水準等を総合的に勘案し、安定的な配当を継続することを基本としております。
当社は、会社法第459条第1項の規定に基づき、取締役会の決議によって剰余金の配当を行うことができる旨を定めております。
(2) 財務上のリスク管理
当社グループは、経営活動を行う過程において、財務上のリスク(信用リスク・流動性リスク・為替リスク・金利リスク・市場価格の変動リスク)に晒されており、当該財務上のリスクを軽減するために、リスク管理を行っております。
(3) 信用リスク
当社は、債権管理について定めた社内規程に従い、営業債権について、各事業部門における営業担当部が定期的に全営業取引先の状況、販売取引高および債権残高をチェックして取引方針の見直しを実施するとともに、財務状況等の悪化等による取引先の信用リスクの早期把握や軽減を図っております。
連結子会社においても、各社の規程に基づき事業部門または経理担当部門が取引先の財務状況および信用状況の管理を行っております。
デリバティブ取引の利用にあたっては、カウンターパーティーリスクを軽減するために、信用度の高い金融機関および商社とのみ取引を行っており、信用リスクに及ぼす影響は限定的です。
なお、特定の取引先について重要な信用リスクのエクスポージャーはなく、特段の管理を要する信用リスクの過度な集中はありません。
金融資産の信用リスクに係る最大エクスポージャーは、連結財政状態計算書に表示されている減損後の帳簿価額であります。債務保証の信用リスクに係る最大エクスポージャーは、「41.偶発債務」に記載の保証債務の金額です。
当社グループは、一部の営業債権等に対する担保として主に預り保証金を保有しております。前連結会計年度末および当連結会計年度末において連結財政状態計算書のその他の金融負債に計上されている金額はそれぞれ、11,886百万円および11,015百万円です。
貸倒引当金の増減
当社グループは、「営業債権及びその他の債権」、「その他の金融資産」および金融保証契約に対し、取引先の信用状態に応じてその回収可能性を検討し、貸倒引当金を設定しております。
重大な金融要素を含んでいない営業債権および契約資産は、常に全期間の予想信用損失と同額で貸倒引当金を測定しております(単純化したアプローチ)。その他の債権、その他の金融資産および金融保証契約については、原則として12ヶ月の予想信用損失に等しい金額で貸倒引当金を測定しておりますが、金融資産(金融保証契約を含む。)に係る信用リスクが当初認識以降に著しく増大している場合は、過去の貸倒実績や将来の回収可能価額などをもとに、当該金融資産の回収に係る全期間の予想信用損失を個別に見積って貸倒引当金の金額を測定しております(一般的なアプローチ)。
信用リスクが著しく増大しているか否かは、債務不履行発生リスクの変動に基づいて判断しており、その判断にあたっては、取引相手先の財務状況、過去の貸倒損失計上実績、過去の期日経過情報などを考慮しております。当社グループにおいては、原則として契約上の支払の期日超過が30日超である場合に、信用リスクが著しく増大していると判断しております。また、原則として契約上の支払の期日超過が90日超である場合に、債務不履行が生じていると判断しております。これらの判断には、過大なコストや労力を掛けずに利用可能な合理的で裏付け可能な情報を考慮しており、当該情報に基づいて反証可能である場合には、信用リスクの著しい増大は生じていないものと判断しております。
いずれの金融資産についても、債務者からの弁済条件の見直しの要請、債務者の深刻な財政難、債務者の破産等による法的整理の手続の開始等があった場合には、信用減損金融資産として取り扱っております。また、将来回収できないことが明らかな金額は、金融資産の総額での帳簿価額を直接減額し、対応する貸倒引当金の金額を減額しております。
貸倒引当金の金額は、以下のように算定しております。
・営業債権(受取手形及び売掛金)、その他の債権(契約資産)
単純化したアプローチに基づき、過去の貸倒実績率に将来の経済状況等の予測を加味した引当率を総額での帳簿価額に乗じて算定しております。
・その他の債権(未収入金等)、その他の金融資産および金融保証契約
信用リスクが著しく増大していると判定されていない資産については、同種の資産の過去の貸倒実績率に将来の経済状況等の予測を加味した引当率を総額での帳簿価額に乗じて算定しております。信用リスクが著しく増大していると判定された資産および信用減損金融資産については、取引相手先の財務状況に将来の経済状況の予測等を加味した上で個別に算定した回収可能価額と、総額での帳簿価額との差額をもって算定しております。
貸倒引当金の認識対象となる金融資産の総額での帳簿価額および金融保証契約の残高は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 単純化したアプローチを適用した金融資産 | 一般的なアプローチを適用した金融資産 | |||
| ステージ112ヶ月の予想信用損失に等しい金額で測定 | ステージ2全期間の予想信用損失に等しい金額で測定 | ステージ3全期間の予想信用損失に等しい金額で測定 | ||
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 503,619 | 552,693 | - | 468 |
| 当連結会計年度(2021年3月31日) | 585,917 | 256,208 | - | 450 |
単純化したアプローチを適用している金融資産およびステージ1の金融資産の予想信用損失は、リスクの特徴が類似したものごとにグルーピングした上で、過去の信用損失の実績率に将来の経済状況等の予測を加味した引当率を乗じて集合的に評価しております。ステージ2およびステージ3の金融資産の予想信用損失は、取引相手先の財務状況に将来の経済状況の予測等を加味した上で個別に評価しております。
貸倒引当金の増減は、以下のとおりであります。なお、当連結会計年度において貸倒引当金の変動に影響を与えるような総額での帳簿価額の著しい増減はありません。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 期首残高 | 3,265 | 3,745 | |
| 期中増加額 | 717 | 675 | |
| 期中減少額(目的使用) | △84 | △216 | |
| その他の増減 | △153 | 1,744 | |
| 期末残高 | 3,745 | 5,948 | |
(注)貸倒引当金は主に単純化したアプローチを適用した金融資産に係るものです。
(4) 流動性リスク
流動性リスクは、当社グループが期限の到来した金融負債の返済義務を履行するにあたり、支払期日にその支払を実行できなくなるリスクであります。
当社は、各部署からの報告に基づいて財務担当部門が半期ごとに資金繰り計画を作成するとともに、資金繰り表を日々更新しております。手許流動性は通常は売上収益の1日分相当程度に抑制しておりますが、コロナ禍による流動性リスクに備え、現在は一定程度の手許流動性を確保しております。また、金融機関との間に当座借越契約を締結しているほか、総額101,000百万円のコミットメント・ライン契約を締結することなどにより、流動性リスクを管理しております。なお、前連結会計年度末および当連結会計年度末において、コミットメント・ライン契約の使用残高はありません。
また、国内および海外のグループ会社に関しては、グループファイナンスの実施によって相互の資金融通を可能とすることで流動性リスクを管理しております。
金融負債(デリバティブ金融商品を含む)の契約上の期日別残高は以下のとおりであります。なお、利息については将来支払いが見込まれる金額で記載しております。
前連結会計年度(2020年3月31日)
(単位:百万円)
| 帳簿価額 | 契約上のキャッシュ・フロー合計 | 1年以内 | 1年超2年以内 | 2年超3年以内 | 3年超4年以内 | 4年超5年以内 | 5年超 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 非デリバティブ金融負債 | |||||||||||||||
| 営業債務及びその他の債務 | 436,070 | 436,070 | 436,070 | - | - | - | - | - | |||||||
| 短期借入金 | 370,995 | 372,202 | 372,202 | - | - | - | - | - | |||||||
| コマーシャル・ペーパー | 2,000 | 2,000 | 2,000 | - | - | - | - | - | |||||||
| 長期借入金 | 444,486 | 451,612 | 51,288 | 60,823 | 81,205 | 33,351 | 54,188 | 170,757 | |||||||
| 社債 | 487,185 | 504,200 | 46,600 | 31,246 | 973 | 10,963 | 20,894 | 393,524 | |||||||
| リース負債 | 72,527 | 81,790 | 15,460 | 10,609 | 7,278 | 5,560 | 4,883 | 38,000 | |||||||
| 預り金 | 19,889 | 19,889 | 17,075 | 46 | 33 | 32 | 32 | 2,671 | |||||||
| その他 | 13,159 | 13,159 | 12,905 | 11 | - | - | - | 243 | |||||||
| デリバティブ負債 | 4,022 | 4,053 | 2,056 | 937 | 533 | 454 | 72 | - |
当連結会計年度(2021年3月31日)
(単位:百万円)
| 帳簿価額 | 契約上のキャッシュ・フロー合計 | 1年以内 | 1年超2年以内 | 2年超3年以内 | 3年超4年以内 | 4年超5年以内 | 5年超 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 非デリバティブ金融負債 | |||||||||||||||
| 営業債務及びその他の債務 | 522,887 | 522,887 | 522,887 | - | - | - | - | - | |||||||
| 短期借入金 | 155,666 | 155,978 | 155,978 | - | - | - | - | - | |||||||
| コマーシャル・ペーパー | - | - | - | - | - | - | - | - | |||||||
| 長期借入金 | 590,157 | 599,216 | 63,179 | 88,866 | 34,932 | 119,146 | 131,719 | 161,375 | |||||||
| 社債 | 605,243 | 658,571 | 39,783 | 5,642 | 35,637 | 25,562 | 4,663 | 547,284 | |||||||
| リース負債 | 83,387 | 91,066 | 15,369 | 10,781 | 6,888 | 5,896 | 5,430 | 46,702 | |||||||
| 預り金 | 24,279 | 24,279 | 20,857 | 35 | 45 | 32 | 32 | 3,278 | |||||||
| その他 | 14,658 | 14,658 | 14,355 | 64 | 35 | 1 | - | 203 | |||||||
| デリバティブ負債 | 6,369 | 6,151 | 4,234 | 1,160 | 682 | 75 | - | - |
(注)当社および当社の連結子会社である大日本住友製薬が発行した公募ハイブリッド社債(公募劣後特約付社債)の元本は、契約上の償還期限に基づき「5年超」に含んでおりますが、特約条項により早期に償還する可能性があります。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 19.社債及び借入金」に記載しております。
(5) 為替リスク
当社および一部の連結子会社は、外貨建ての営業債権債務等について、通貨別月別に把握された為替の変動リスクに対し、為替リスク管理について定めた社内規程に基づき一定範囲内で為替予約取引をヘッジ目的で利用しております。なお、当社グループは、取引の対象物の価格変動に対する当該取引の時価変動率が大きい取引(レバレッジの効いたデリバティブ取引)は利用しておりません。
為替リスクのエクスポージャー
当社グループは主に米ドルの為替リスクに晒されております。
当社グループの米ドルの為替リスクに対するエクスポージャーは以下のとおりであります。なお、エクスポージャーの金額は、デリバティブ取引により為替リスクがヘッジされている金額を除いております。
(単位:千米ドル)
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| エクスポージャー純額 | 2,407,390 | 3,490,888 |
為替感応度分析
当社グループが各連結会計年度末において保有する外貨建金融商品において、期末日における為替レートが米ドルに対してそれぞれ1%円高となった場合に、純損益および資本に与える影響は以下のとおりであります。
本分析においては、機能通貨建ての金融商品、および在外営業活動体の資産および負債、収益および費用を円貨に換算する際の影響は含んでおりません。また、その他の変動要因(残高、金利等)は一定であることを前提としております。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| △1,830 | △2,695 |
(6) 金利リスク
当社グループは、資金需要に対してその内容や財務状況および金融環境を考慮し、調達の金額・期間・方法等を判断しております。今後の金利の変動に備え、固定金利・変動金利を適宜組み合わせて調達を行っておりますが、金利が上昇した場合には支払利息が増加し、当社グループの経営成績ならびに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。当社および一部の連結子会社は、借入金に係る支払金利の変動リスクを抑制するために、一定範囲内で金利スワップ取引を利用することにより金利上昇リスクをヘッジしております。
金利リスクのエクスポージャー
当社グループの金利リスクに対するエクスポージャーは以下のとおりであります。なお、エクスポージャーの金額は、デリバティブ取引により金利変動リスクがヘッジされている金額を除いております。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| エクスポージャー純額 | 311,615 | 120,954 |
金利感応度分析
当社グループが各連結会計年度末に保有する金融商品において、金利が100ベーシス・ポイント上昇した場合に、純損益および資本に与える影響は以下のとおりであります。
本分析は金利変動の影響を受ける金融商品を対象としており、その他の変動要因(残高、為替レート等)は一定であることを前提としております。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| △2,203 | △837 |
金利指標改革の影響
当社グループは、金利指標改革の動向をモニタリングするとともに、その影響を評価し、LIBORの代替的な指標金利への円滑な移行に向け、準備をしております。
ヘッジ取引においては、LIBORに連動する変動金利支払いをヘッジ対象、LIBORに連動する変動金利の受け取りと固定金利の支払いを交換する金利スワップをヘッジ手段としたキャッシュ・フロー・ヘッジを適用した取引において、金利指標改革の影響を受けます。2021年3月31日時点において、当該取引におけるLIBORに連動する変動金利による金銭債務の金額、およびヘッジ手段としている金利スワップの名目金額は82,650百万円です。
当社グループは、金利指標改革に伴う不確実性が終了するまで、IFRS第9号を引き続き適用し、ヘッジ会計を継続いたします。またこの不確実性は、適用金利が置き換えられる日付、すなわち代替金利指標およびそれに関連するスプレッド調整が確定するまで継続すると想定しております。
(7) 市場価格の変動リスク
当社グループは、主に取引先企業等との関係の強化・維持を目的として事業運営上の関係を有する企業の株式を保有していることから、株価の変動リスクに晒されております。なお、株式については定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、また、取引先企業との関係を勘案して保有状況を定期的に見直しております。
当社グループが、期末日現在において保有する資本性金融商品の市場価格が10%変動した場合に、その他の包括利益(税効果控除後)が受ける影響は、前連結会計年度および当連結会計年度において、それぞれ10,191百万円および11,887百万円です。
ただし、本分析においては、その他の変動要因は一定であることを前提としております。
(8) 金融商品の公正価値
金融商品の公正価値ヒエラルキーは、公正価値測定に用いたインプットのレベル区分に基づき、以下のいずれかに分類しております。
レベル1:活発な市場における同一の資産または負債の市場価格
レベル2:レベル1以外の、直接または間接的に観察可能な価格で構成されたインプット
レベル3:観察可能な市場データに基づかないインプット
償却原価で測定する金融商品の帳簿価額と公正価値は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | |||||||
| 帳簿価額 | 公正価値 | 帳簿価額 | 公正価値 | |||||
| 社債 | 487,185 | 489,509 | 605,243 | 614,283 | ||||
| 長期借入金 | 444,486 | 448,319 | 590,157 | 592,709 | ||||
上記には、帳簿価額が公正価値の合理的な近似値となっている以下の金融商品は含めておりません。
現金及び現金同等物、営業債権及びその他の債権、貸付金、その他の金融資産(その他)、営業債務及びその他の債務、短期借入金、コマーシャル・ペーパー、預り金、その他の金融負債(その他)
社債の公正価値は、市場価格に基づいて算定しております。
長期借入金は、将来キャッシュ・フローを新規に同様の契約を実行した場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。
償却原価で測定する金融商品の公正価値ヒエラルキーについては、社債はレベル2、その他のものはレベル3に分類しております。
公正価値で測定する金融資産および金融負債は、以下のとおりであります。
金融商品のレベル間の振替は、振替のあった報告期間の期末日に認識することとしております。なお、前連結会計年度および当連結会計年度において、レベル間の振替が行われた金融商品はありません。
前連結会計年度(2020年3月31日)
(単位:百万円)
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 資産: | |||||||
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | |||||||
| 貸付金 | - | - | 66,091 | 66,091 | |||
| 長期未収利息 | - | - | 15,706 | 15,706 | |||
| ヘッジ手段に指定されたデリバティブ資産 | - | 3,225 | - | 3,225 | |||
| ヘッジ手段に指定されていないデリバティブ資産 | - | 2,256 | - | 2,256 | |||
| その他の金融資産 | - | - | 6,834 | 6,834 | |||
| 小計 | - | 5,481 | 88,631 | 94,112 | |||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | |||||||
| 株式及び出資金 | 146,329 | - | 201,606 | 347,935 | |||
| その他の金融資産 | 1,235 | 766 | - | 2,001 | |||
| 小計 | 147,564 | 766 | 201,606 | 349,936 | |||
| 合計 | 147,564 | 6,247 | 290,237 | 444,048 | |||
| 負債: | |||||||
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融負債 | |||||||
| ヘッジ手段に指定されたデリバティブ負債 | - | 2,879 | - | 2,879 | |||
| ヘッジ手段に指定されていないデリバティブ負債 | - | 1,143 | - | 1,143 | |||
| 条件付対価 | - | - | 31,228 | 31,228 | |||
| その他の金融負債 | - | - | 12,905 | 12,905 | |||
| 合計 | - | 4,022 | 44,133 | 48,155 | |||
当連結会計年度(2021年3月31日)
(単位:百万円)
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 資産: | |||||||
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | |||||||
| 貸付金 | - | - | 150,958 | 150,958 | |||
| 長期未収利息 | - | - | 17,000 | 17,000 | |||
| ヘッジ手段に指定されたデリバティブ資産 | - | 366 | - | 366 | |||
| ヘッジ手段に指定されていないデリバティブ資産 | - | 2,599 | - | 2,599 | |||
| その他の金融資産 | 4,443 | 1,452 | 338 | 6,233 | |||
| 小計 | 4,443 | 4,417 | 168,296 | 177,156 | |||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | |||||||
| 株式及び出資金 | 170,608 | - | 189,075 | 359,683 | |||
| その他の金融資産 | - | 1,155 | - | 1,155 | |||
| 小計 | 170,608 | 1,155 | 189,075 | 360,838 | |||
| 合計 | 175,051 | 5,572 | 357,371 | 537,994 | |||
| 負債: | |||||||
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融負債 | |||||||
| ヘッジ手段に指定されたデリバティブ負債 | - | 4,201 | - | 4,201 | |||
| ヘッジ手段に指定されていないデリバティブ負債 | - | 2,168 | - | 2,168 | |||
| 条件付対価 | - | - | 8,337 | 8,337 | |||
| その他の金融負債 | - | - | 14,355 | 14,355 | |||
| 合計 | - | 6,369 | 22,692 | 29,061 | |||
レベル3に区分された金融商品の当期首から当期末までの変動は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | ||||||||||
| FVTPLの金融資産 | FVTOCIの金融資産 | FVTPLの金融負債 | FVTPLの金融資産 | FVTOCIの金融資産 | FVTPLの金融負債 | ||||||
| 期首残高 | 80,882 | 61,221 | 95,332 | 88,631 | 201,606 | 44,133 | |||||
| レベル3へ(から)の振替(注1) | - | - | - | - | - | - | |||||
| 利得および損失合計 | 2,903 | 26,617 | △48,071 | 1,669 | △20,373 | △22,450 | |||||
| 純損益 (注2) | 2,903 | - | △48,071 | 1,669 | - | △22,450 | |||||
| その他の包括利益 (注3) | - | 26,617 | - | - | △20,373 | - | |||||
| 増加(注4) | 7,203 | 114,920 | 582 | 79,652 | 8,070 | 889 | |||||
| 減少 | - | △738 | △798 | △6,444 | △255 | △708 | |||||
| その他(注5) | △2,357 | △414 | △2,912 | 4,788 | 27 | 829 | |||||
| 期末残高 | 88,631 | 201,606 | 44,133 | 168,296 | 189,075 | 22,692 | |||||
(注) 1 レベル間の振替はありません。
2 純損益に含まれている利得および損失のうち、FVTPLの金融資産に関するものは、連結損益計算書の「金融収益」および「金融費用」に含まれております。また、FVTPLの金融負債に関する利得および損失のうち、条件付対価の公正価値変動は連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に、その他の金融負債に係るものは「金融収益」および「金融費用」に含まれております。
3 その他の包括利益に含まれている利得および損失は、決算日時点のFVTOCIの金融資産に関するものです。これらの利得および損失は、連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産」に含まれております。
4 前連結会計年度におけるFVTOCIの金融資産の増加は、主にロイバント社との戦略的提携に伴う同社株式の取得によるものであります。当連結会計年度におけるFVTPLの金融資産の増加は、主にペトロ・ラービグ社への融資の実施によるものであります。
5 「その他」には主に外貨建金融商品に係る為替換算差額が含まれております。
6 公正価値ヒエラルキーレベル3に区分された公正価値測定は、適切な権限者に承認された評価方針および手続に従って行われており、金融商品の個々の資産性質、特徴ならびにリスクを最も適切に反映できる評価モデルを決定しております。また、評価者は公正価値の変動に影響を与え得る重要な指標の推移と公正価値の推移を比較し、合理的に説明可能であるか継続的に検証しております。
レベル3に区分された金融商品の公正価値測定に係る重要な観察不能インプットは、以下のとおりであります。
・FVTPLの金融資産については、割引キャッシュ・フロー法により公正価値を算定しており、重要な観察不能インプットは将来キャッシュ・フローの総額(前連結会計年度末93,903百万円、当連結会計年度末190,342百万円)および割引率(前連結会計年度末2.80%、当連結会計年度末1.83%)であります。
・FVTOCIの金融資産は主に非上場株式で構成されており、原則として割引キャッシュ・フロー法等により公正価値を算定しておりますが、公正価値が純資産価値に近似していると考えられる非上場株式等については、主に純資産価値に基づく評価技法により公正価値を算定しております。
・FVTPLの金融負債のうち、条件付対価は割引キャッシュ・フロー法により公正価値を算定しており、重要な観察不能インプットは関連する事業から生じる売上収益および割引率であります。その他の金融負債は、一部の連結子会社で発行済の優先株式の持分を、株式の保有者の要求に基づきいつでもその純資産価値に基づく価額で償還可能であるため金融負債として認識したものであり、純資産価値に基づく評価技法により公正価値を算定しております。
・上記観察不能インプットは、将来の不確実な経済条件の変動の結果によって影響を受ける可能性があります。
レベル3に区分された金融商品について、重要な仮定の変動が公正価値に与える影響は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | |||
| FVTPLの金融資産 | 将来キャッシュ・フロー総額 | 5%低下した場合 | △4,078 | △8,404 |
| 割引率 | 0.5%上昇した場合 | △1,979 | △5,596 | |
| 0.5%低下した場合 | 2,031 | 5,807 | ||
| FVTPLの金融負債(条件付対価) | 売上収益 | 5%上昇した場合 | 1,088 | 111 |
| 5%低下した場合 | △1,088 | △111 | ||
| 割引率 | 0.5%上昇した場合 | △435 | △111 | |
| 0.5%低下した場合 | 326 | 111 | ||
(9) 金融資産の譲渡
当社グループは営業債権の一部について流動化を行っております。しかし、当該流動化債権の中には、債務者が支払いを行わない場合に、当社グループに遡求的に支払義務が発生するものがあり、このような流動化債権については、金融資産の認識の中止の要件を満たさないことから、認識の中止を行っておりません。
認識の中止の要件を満たさない方法で譲渡された譲渡資産および関連する負債に関する帳簿価額は、次のとおりであり、譲渡資産は主に連結財政状態計算書の「営業債権及びその他の債権(売掛金)」に、関連する負債は主に「社債及び借入金(短期借入金)」に計上しております。なお、これらの公正価値は帳簿価額と合理的に近似しております。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 譲渡資産の帳簿価額 | 1,613 | 3,982 | |
| 関連する負債の帳簿価額 | 1,613 | 3,982 |
(10) デリバティブ
当社グループでは、外貨建ての営業債権債務等に係る為替レートの変動リスクに対するヘッジ取引を目的とした為替予約取引、社債及び借入金等に係る支払金利の変動リスクに対するヘッジ取引を目的とした金利スワップ取引、アルミニウム地金の販売および購入に係る市況変動リスクに対するヘッジ取引を目的とした商品先物取引(先渡取引)等のデリバティブを利用しております。
これらのデリバティブは、キャッシュ・フロー・ヘッジとしてヘッジ指定された一部の取引を除き、ヘッジ手段として指定されていないものの、当社グループではデリバティブをリスクのヘッジ目的でのみ利用し、その限度額を実需の範囲としていることから、ヘッジ手段に指定されていないデリバティブについても為替や商品相場の変動による影響を有効に相殺していると判断しております。
(キャッシュ・フロー・ヘッジ)
キャッシュ・フロー・ヘッジとは、将来キャッシュ・フローの変動リスクを回避するためのヘッジです。
当社グループは、社債及び借入金等に係る支払金利の変動リスクに対するヘッジ取引を目的とした金利スワップ取引、発生可能性の高いアルミニウム地金の予定販売取引に係る市況変動リスクに対するヘッジ取引を目的とした商品先物取引を利用しております。
ヘッジ会計を適用する際は、ヘッジ関係の開始時および継続期間中にわたり、ヘッジされているリスクに起因するヘッジ対象のキャッシュ・フローの変動が、ヘッジ手段のキャッシュ・フローの変動により相殺される経済的関係にあることを確認するために、ヘッジ対象とヘッジ手段の重要な条件が一致しているかまたは密接に合致しているかどうかの定性的な評価、あるいはヘッジ対象とヘッジ手段のキャッシュ・フローが同一のリスクによりその価値変動が相殺し合う関係にあることの定量的評価を通じて、ヘッジの有効性を評価しております。また、当社グループは、ヘッジ関係の開始時にヘッジ対象リスクの価値変動に起因するヘッジ対象の価値変動とヘッジ手段の価値変動の比率を見積って必要なヘッジ手段の数量を決定しており、原則としてヘッジ比率は1対1になっております。
なお、これらのヘッジ取引については、予定取引の中止等により非有効部分が発生する可能性があるものの、当社は有効性の高いヘッジを行っているため、通常、重要な非有効部分が発生するリスクは僅少であると想定しております。また、各連結会計年度において純損益に認識したヘッジ非有効部分の金額に重要性はありません。
金利スワップ取引の主な支払利率、ならびに商品先物取引における平均価格は以下のとおりであります。
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | |||
|---|---|---|---|---|
| キャッシュ・フロー・ヘッジ | ||||
| 金利リスク | ||||
| 金利スワップ取引 | ||||
| 支払固定・受取変動 | 0.59%―1.34% | 0.75%―1.34% | ||
| 商品価格リスク | ||||
| 商品先物取引 | ||||
| アルミニウム地金の先物契約 | 2,027.56ドル/MT | 2,038.78ドル/MT |
① ヘッジ手段として指定した項目に関する金額
ヘッジ指定されているヘッジ手段が当社グループの連結財政状態計算書に与える影響は以下のとおりであります。なお、ヘッジ手段に係る資産の帳簿価額(公正価値)は「その他の金融資産」に計上しており、ヘッジ手段に係る負債の帳簿価額(公正価値)は、「その他の金融負債」に計上しております。
キャッシュ・フロー・ヘッジ
前連結会計年度(2020年3月31日)
(単位:百万円)
| 取引の種類 | 契約額等 | 契約額等のうち1年超 | 帳簿価額(公正価値) | |||||
| 資産 | 負債 | |||||||
| 金利リスク | ||||||||
| 金利スワップ | 105,047 | 85,047 | - | 2,642 | ||||
| 商品価格リスク | ||||||||
| 商品先物取引 | 14,798 | 5,663 | 3,180 | 4 | ||||
当連結会計年度(2021年3月31日)
(単位:百万円)
| 取引の種類 | 契約額等 | 契約額等のうち1年超 | 帳簿価額(公正価値) | |||||
| 資産 | 負債 | |||||||
| 金利リスク | ||||||||
| 金利スワップ | 83,850 | 74,350 | - | 1,729 | ||||
| 商品価格リスク | ||||||||
| 商品先物取引 | 18,090 | 7,428 | 25 | 1,895 | ||||
② 連結損益計算書及び連結包括利益計算書におけるヘッジ会計の影響
キャッシュ・フロー・ヘッジとして指定されたヘッジ手段から生じた評価損益の増減は、以下のとおりです。
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
| キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の変動額の有効部分 | ||||
| 金利リスク | 商品価格リスク | |||
| 2019年4月1日 | △2,537 | 836 | ||
| その他の包括利益 | ||||
| 当期発生額(注1) | 104 | 1,987 | ||
| 組替調整額(注2) | 892 | △49 | ||
| 税効果 | △297 | △570 | ||
| 2020年3月31日 | △1,838 | 2,204 | ||
(注) 1 ヘッジ非有効部分を認識する基礎として用いたヘッジ対象の価値の変動はヘッジ手段の公正価値の変動に近似しております。
2 組替調整額の連結損益計算書上の主な表示科目は、金利リスクについては「金融費用(支払利息)」、商品価格リスクについては「売上原価」であります。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
| キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の変動額の有効部分 | ||||
| 金利リスク | 商品価格リスク | |||
| 2020年4月1日 | △1,838 | 2,204 | ||
| その他の包括利益 | ||||
| 当期発生額(注1) | 89 | △4,996 | ||
| 組替調整額(注2) | 822 | △49 | ||
| 税効果 | △277 | 966 | ||
| 2021年3月31日 | △1,204 | △1,875 | ||
(注) 1 ヘッジ非有効部分を認識する基礎として用いたヘッジ対象の価値の変動はヘッジ手段の公正価値の変動に近似しております。
2 組替調整額の連結損益計算書上の主な表示科目は、金利リスクについては「金融費用(支払利息)」、商品価格リスクについては「売上原価」であります。
38.重要な子会社
(1) 重要な子会社
当社の重要な子会社は「第1 企業の概況 4 関係会社の状況」に記載のとおりであります。
(2) 重要な非支配持分がある連結子会社
当社が重要な非支配持分を認識している連結子会社の要約財務情報等は以下のとおりであります。なお、要約財務情報はグループ内取引を消去する前の金額であります。
大日本住友製薬㈱
① 非支配持分割合及び非支配持分の累積額
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 非支配持分割合 | 48.24% | 48.24% | |
| 非支配持分の累積額 | 358,044 | 347,675 |
② 非支配持分に配分された純損益及び非支配持分に支払った配当
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 非支配持分に配分された純損益 | 14,825 | 7,730 | |
| 非支配持分に支払った配当 | 6,320 | 5,362 |
③ 要約財務情報
(ⅰ)要約連結財政状態計算書
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 流動資産 | 364,090 | 459,795 | |
| 非流動資産 | 892,444 | 848,332 | |
| 資産合計 | 1,256,534 | 1,308,127 | |
| 流動負債 | 496,498 | 278,147 | |
| 非流動負債 | 124,176 | 381,802 | |
| 負債合計 | 620,674 | 659,949 | |
| 資本合計 | 635,860 | 648,178 | |
| 負債及び資本合計 | 1,256,534 | 1,308,127 |
(ⅱ)要約連結損益計算書及び要約連結包括利益計算書
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 482,732 | 515,952 | |
| 当期利益 | 35,918 | 36,829 | |
| 当期包括利益 | 39,905 | 41,007 |
(ⅲ)要約連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 46,128 | 135,601 | |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △312,684 | 8,875 | |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | 231,081 | △57,215 | |
| 現金及び現金同等物に係る換算差額 | △113 | 4,729 | |
| 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | △35,588 | 91,990 | |
| 現金及び現金同等物の期末残高 | 101,708 | 193,698 | |
(3) 支配の喪失を伴わない子会社に対する親会社の所有持分の変動
当社は、当連結会計年度において、当社の連結子会社であるスミトモ ケミカル インディア リミテッドの株式の一部を売却しました。
支配の喪失を伴わない子会社に対する所有持分の変動による資本剰余金への影響は以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 非支配株主との資本取引による変動 | - | 6,575 |
39.関連当事者
(1) 関連当事者との取引
関連当事者との重要な取引は以下のとおりであります。
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
① 共同支配企業および関連会社に対する売上取引および債権残高
| 種類 | 売上高 (百万円) | 債権残高 (百万円) |
|---|---|---|
| 共同支配企業 | 29,369 | 22,689 |
| 関連会社 | 110,860 | 32,036 |
② 共同支配企業および関連会社に対する購入取引および債務残高
| 種類 | 購入高 (百万円) | 債務残高 (百万円) |
|---|---|---|
| 共同支配企業 | 355,144 | 24,820 |
| 関連会社 | 63,162 | 18,078 |
③ その他の重要な取引
| 種類 | 会社等の名称 | 取引の内容 | 取引金額(百万円) | 科目 | 期末残高(百万円) | |
| 共同支配企業 | ラービグ リファイニング アンドペトロケミカル カンパニー | 資金の貸付(注1) | - | その他の金融資産(貸付金) | 66,386 | |
| 受取利息(注1) | 2,670 | その他の金融資産(長期未収利息) | 17,670 | |||
| 債務保証(注2) | 164,454 | - | - | |||
| 工事完成に係る偶発債務(注3) | 262,019 | - | - | |||
| 担保の差入(注4) | 61,327 | - | - | |||
(注) 1 資金の貸付については、市場金利を勘案して決定しております。
2 ペトロ・ラービグ社の金融機関からの借入債務につき、債務保証を行っております。なお、取引金額には、保証債務の期末残高を記載しております。
3 ペトロ・ラービグ社の金融機関からの借入債務につき、工事完成に係る保証を行っております。なお、取引金額には、工事完成に係る偶発債務の期末残高を記載しております。
4 ペトロ・ラービグ社の金融機関からの借入債務を担保するため、当社が保有する同社株式を物上保証に供しております。なお、取引金額には、担保に係る債務の期末残高を記載しております。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
① 共同支配企業および関連会社に対する売上取引および債権残高
| 種類 | 売上高 (百万円) | 債権残高 (百万円) |
|---|---|---|
| 共同支配企業 | 18,861 | 22,455 |
| 関連会社 | 101,917 | 27,930 |
② 共同支配企業および関連会社に対する購入取引および債務残高
| 種類 | 購入高 (百万円) | 債務残高 (百万円) |
|---|---|---|
| 共同支配企業 | 280,456 | 52,886 |
| 関連会社 | 75,010 | 25,129 |
③ その他の重要な取引
完工保証の終了
当社とサウジアラビアン オイル カンパニー(以下「サウジ・アラムコ社」という。)が共同で設立したペトロ・ラービグ社は、サウジアラビアのラービグにおいて、石油精製・石油化学の統合コンプレックス事業を運営しております。既存の「ラービグ第1期計画」の拡張計画「ラービグ第2期計画」の総事業費のうち約52億米ドルについては、ペトロ・ラービグ社が銀行団とプロジェクト・ファイナンス契約を締結し、銀行借入により調達しております。当社はその50%について工事完成に係る保証を行っておりましたが、同契約で定める連続操業実績や債務返済能力に関する所定の条件を充足したため、当該完工保証は2020年9月30日付で終了しました。
ペトロ・ラービグ社は、2019年末以来、市場環境が急速に悪化する中で定期修繕実施の影響などもあり、運転資金が不足しているため、当社とサウジ・アラムコ社は、これを補う目的として、同社へ総額20億米ドルの融資(うち、当社分は持株比率37.5%に相当する7.5億米ドル)を実施しました。
| 種類 | 会社等の名称 | 取引の内容 | 取引金額(百万円) | 科目 | 期末残高(百万円) | |
| 共同支配企業 | ラービグ リファイニング アンドペトロケミカル カンパニー | 資金の貸付(注1) | 83,033 | その他の金融資産(貸付金) | 150,958 | |
| 受取利息(注1) | 2,025 | その他の金融資産(長期未収利息) | 17,000 | |||
| 債務保証(注2) | 177,227 | - | - | |||
| 工事完成に係る偶発債務(注3) | - | - | - | |||
| 担保の差入(注4) | 215,502 | - | - | |||
(注) 1 資金の貸付については、市場金利を勘案して決定しております。
2 ペトロ・ラービグ社の金融機関からの借入債務につき、債務保証を行っております。なお、取引金額には、保証債務の期末残高を記載しております。
3 ペトロ・ラービグ社の金融機関からの借入債務につき、工事完成に係る保証を行っておりましたが、2020年9月30日付で終了しました。
4 ペトロ・ラービグ社の金融機関からの借入債務を担保するため、当社が保有する同社株式を物上保証に供しております。なお、取引金額には、担保に係る債務の期末残高を記載しております。
(2) 主要な経営幹部に対する報酬
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 報酬及び賞与 | 831 | 818 |
40.コミットメント
決算日以降の支出に関するコミットメントは以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 有形固定資産の取得 | 73,782 | 98,092 | |
| 無形資産の取得 | 77,231 | 72,600 | |
| 合計 | 151,013 | 170,692 |
無形資産の取得に関するコミットメントは、主として第三者と締結した医薬品の技術導入契約等に関する権利の購入によるものであります。これらの契約は、契約締結時に支払う一時金に加え、開発の進捗に応じて開発マイルストンを支払う場合があります。上記金額は、割引前のものであり、また成功確率の調整は行わず、現在開発中であるすべての品目が成功すると仮定した場合に生じる潜在的なマイルストン支払額をすべて含んでおります。マイルストンの達成は不確実性が非常に高いため、実際の支払額と大幅に異なる可能性があります。
なお、これらの契約のうち、主要なものに関しては、「第2 事業の状況 4 経営上の重要な契約等」に詳細を記載しております。
41.偶発債務
連結会社以外の会社等の金融機関等からの借入債務等に対して、次のとおり債務保証および保証類似行為を行っております。これらは、金融保証契約に該当し、債務保証先が債務不履行となった場合、当該債務を負担する必要があります。債務保証等の残高は、次のとおりであります。
(1) 保証債務
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 共同支配企業 | 166,261 | 179,470 | |
| 従業員(住宅資金) | 54 | 36 | |
| その他 | 744 | 858 | |
| 合計 | 167,059 | 180,364 | |
(2) 保証類似行為
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2020年3月31日) | 当連結会計年度(2021年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 共同支配企業 | 262,019 | - |
ペトロ・ラービグ社におけるラービグ第2期計画に関するプロジェクト・ファイナンスに完工保証を行っておりましたが、当該完工保証は2020年9月30日付で終了しました。完工保証の終了については注記「39.関連当事者」に記載しております。
上記項目については、経済的便益流出の発生可能性が高くない、または十分に信頼性をもって見積りができないと判断し、引当金を計上しておりません。
42.後発事象
該当事項はありません。
(2) 【その他】
当連結会計年度における四半期情報等
| (累計期間) | 第1四半期 | 第2四半期 | 第3四半期 | 当連結会計年度 | |
| 売上収益 | (百万円) | 500,188 | 1,046,771 | 1,642,610 | 2,286,978 |
| 税引前四半期(当期)利益 | (百万円) | 13,871 | 38,840 | 93,505 | 137,803 |
| 親会社の所有者に帰属する四半期(当期)利益又は親会社の所有者に帰属する四半期損失(△は損失) | (百万円) | △6,759 | △1,089 | 21,936 | 46,043 |
| 基本的1株当たり四半期(当期)利益又は基本的1株当たり四半期損失(△は損失) | (円) | △4.13 | △0.67 | 13.42 | 28.16 |
| (会計期間) | 第1四半期 | 第2四半期 | 第3四半期 | 第4四半期 | |
| 基本的1株当たり四半期利益又は基本的1株当たり四半期損失(△は損失) | (円) | △4.13 | 3.47 | 14.08 | 14.74 |
2 【財務諸表等】
(1)【財務諸表】
①【貸借対照表】
| (単位:百万円) | |||||||||||
| 前事業年度(2020年3月31日) | 当事業年度(2021年3月31日) | ||||||||||
| 資産の部 | |||||||||||
| 流動資産 | |||||||||||
| 現金及び預金 | 1,848 | 43,211 | |||||||||
| 受取手形 | ※2 1,605 | ※2 1,307 | |||||||||
| 売掛金 | ※2 184,343 | ※2 197,801 | |||||||||
| 商品及び製品 | 157,391 | 143,188 | |||||||||
| 仕掛品 | 1,346 | 261 | |||||||||
| 原材料及び貯蔵品 | 43,121 | 48,453 | |||||||||
| 未収入金 | ※2 88,481 | ※2 93,027 | |||||||||
| その他 | ※2 9,536 | ※2 30,148 | |||||||||
| 貸倒引当金 | △5,148 | △5,560 | |||||||||
| 流動資産合計 | 482,522 | 551,836 | |||||||||
| 固定資産 | |||||||||||
| 有形固定資産 | |||||||||||
| 建物 | 45,761 | 45,731 | |||||||||
| 構築物 | ※4 29,203 | ※4 28,320 | |||||||||
| 機械及び装置 | ※4 124,841 | ※4 116,585 | |||||||||
| 車両運搬具 | 426 | ※4 369 | |||||||||
| 工具、器具及び備品 | 8,961 | ※4 9,383 | |||||||||
| 土地 | 47,777 | 47,696 | |||||||||
| リース資産 | 19 | 30 | |||||||||
| 建設仮勘定 | 14,903 | 13,738 | |||||||||
| 有形固定資産合計 | 271,892 | 261,853 | |||||||||
| 無形固定資産 | |||||||||||
| 特許権 | 396 | 393 | |||||||||
| ソフトウエア | 11,703 | 16,252 | |||||||||
| のれん | 2,141 | 1,633 | |||||||||
| その他 | 6,637 | 5,987 | |||||||||
| 無形固定資産合計 | 20,877 | 24,265 | |||||||||
| 投資その他の資産 | |||||||||||
| 投資有価証券 | 108,491 | 115,496 | |||||||||
| 関係会社株式 | ※1 417,396 | ※1 415,443 | |||||||||
| 出資金 | 567 | 660 | |||||||||
| 関係会社出資金 | 109,191 | 109,704 | |||||||||
| 長期貸付金 | ※2 66,461 | ※2 150,625 | |||||||||
| 長期前払費用 | 15,933 | 14,752 | |||||||||
| 前払年金費用 | 60,976 | 61,566 | |||||||||
| その他 | ※2 23,455 | ※2 24,151 | |||||||||
| 貸倒引当金 | △611 | △672 | |||||||||
| 投資その他の資産合計 | 801,860 | 891,724 | |||||||||
| 固定資産合計 | 1,094,629 | 1,177,842 | |||||||||
| 資産合計 | 1,577,151 | 1,729,678 | |||||||||
| (単位:百万円) | |||||||||||
| 前事業年度(2020年3月31日) | 当事業年度(2021年3月31日) | ||||||||||
| 負債の部 | |||||||||||
| 流動負債 | |||||||||||
| 支払手形 | ※2 3,218 | ※2 2,573 | |||||||||
| 買掛金 | ※2 126,295 | ※2 138,334 | |||||||||
| 短期借入金 | ※2 103,784 | ※2 197,074 | |||||||||
| 1年内償還予定の社債 | 45,000 | 30,000 | |||||||||
| コマーシャル・ペーパー | 2,000 | - | |||||||||
| 未払金 | ※2 66,222 | ※2 67,283 | |||||||||
| 未払費用 | ※2 11,092 | ※2 11,052 | |||||||||
| 預り金 | ※2 37,941 | ※2 46,144 | |||||||||
| 賞与引当金 | 10,400 | 10,700 | |||||||||
| 修繕引当金 | 9,275 | 10,024 | |||||||||
| 固定資産撤去費用引当金 | 1,907 | 1,364 | |||||||||
| その他 | 2,893 | 4,601 | |||||||||
| 流動負債合計 | 420,026 | 519,149 | |||||||||
| 固定負債 | |||||||||||
| 社債 | 445,000 | 455,000 | |||||||||
| 長期借入金 | 351,146 | 354,910 | |||||||||
| 繰延税金負債 | 16,614 | 28,398 | |||||||||
| 長期預り金 | ※2 7,376 | ※2 7,324 | |||||||||
| 長期前受金 | 13,679 | 11,347 | |||||||||
| 固定資産撤去費用引当金 | 2,618 | 3,120 | |||||||||
| 環境対策引当金 | 1,697 | 1,428 | |||||||||
| 関係会社事業損失引当金 | 647 | 794 | |||||||||
| 修繕引当金 | 2,202 | 539 | |||||||||
| その他 | 667 | 1,433 | |||||||||
| 固定負債合計 | 841,647 | 864,295 | |||||||||
| 負債合計 | 1,261,673 | 1,383,444 | |||||||||
| 純資産の部 | |||||||||||
| 株主資本 | |||||||||||
| 資本金 | 89,699 | 89,699 | |||||||||
| 資本剰余金 | |||||||||||
| 資本準備金 | 23,695 | 23,695 | |||||||||
| その他資本剰余金 | 2 | 2 | |||||||||
| 資本剰余金合計 | 23,698 | 23,698 | |||||||||
| 利益剰余金 | |||||||||||
| 利益準備金 | 21,361 | 21,361 | |||||||||
| その他利益剰余金 | |||||||||||
| 別途積立金 | 130,000 | 130,000 | |||||||||
| 繰越利益剰余金 | 32,337 | 54,436 | |||||||||
| 利益剰余金合計 | 183,698 | 205,797 | |||||||||
| 自己株式 | △8,329 | △8,334 | |||||||||
| 株主資本合計 | 288,766 | 310,859 | |||||||||
| 評価・換算差額等 | |||||||||||
| その他有価証券評価差額金 | 25,346 | 36,608 | |||||||||
| 繰延ヘッジ損益 | 1,366 | △1,233 | |||||||||
| 評価・換算差額等合計 | 26,711 | 35,375 | |||||||||
| 純資産合計 | 315,477 | 346,234 | |||||||||
| 負債純資産合計 | 1,577,151 | 1,729,678 | |||||||||
②【損益計算書】
| (単位:百万円) | |||||||||||
| 前事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当事業年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | ||||||||||
| 売上高 | ※1 678,436 | ※1 645,996 | |||||||||
| 売上原価 | ※1 556,357 | ※1 523,985 | |||||||||
| 売上総利益 | 122,079 | 122,011 | |||||||||
| 販売費及び一般管理費 | ※1,※2 134,106 | ※1,※2 135,504 | |||||||||
| 営業損失(△) | △12,027 | △13,493 | |||||||||
| 営業外収益 | |||||||||||
| 受取利息及び配当金 | ※1 54,545 | ※1 58,347 | |||||||||
| 為替差益 | - | 5,042 | |||||||||
| 雑収入 | ※1 6,414 | ※1 3,934 | |||||||||
| 営業外収益合計 | 60,958 | 67,323 | |||||||||
| 営業外費用 | |||||||||||
| 支払利息 | ※1 7,793 | ※1 7,896 | |||||||||
| 休止設備費用 | 1,716 | 1,916 | |||||||||
| 社債発行費 | 2,426 | 194 | |||||||||
| 為替差損 | 3,342 | - | |||||||||
| 雑損失 | ※1 4,786 | ※1 5,734 | |||||||||
| 営業外費用合計 | 20,062 | 15,740 | |||||||||
| 経常利益 | 28,869 | 38,089 | |||||||||
| 特別利益 | |||||||||||
| 投資有価証券売却益 | 3,717 | 19,519 | |||||||||
| 固定資産売却益 | - | ※3 1,453 | |||||||||
| 特別利益合計 | 3,717 | 20,973 | |||||||||
| 特別損失 | |||||||||||
| 有形固定資産除却損 | 3,351 | 3,276 | |||||||||
| 投資有価証券評価損 | - | 3,111 | |||||||||
| 関連事業損失 | ※4 750 | ※4 1,752 | |||||||||
| 減損損失 | 1,624 | 1,426 | |||||||||
| 特別損失合計 | 5,725 | 9,565 | |||||||||
| 税引前当期純利益 | 26,860 | 49,497 | |||||||||
| 法人税、住民税及び事業税 | △281 | 283 | |||||||||
| 法人税等調整額 | 4,357 | 7,495 | |||||||||
| 法人税等合計 | 4,077 | 7,778 | |||||||||
| 当期純利益 | 22,784 | 41,719 | |||||||||
③【株主資本等変動計算書】
前事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
| (単位:百万円) | ||||||||
| 株主資本 | ||||||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | ||||||
| 資本準備金 | その他資本剰余金 | 資本剰余金合計 | 利益準備金 | その他利益剰余金 | ||||
| 別途積立金 | 繰越利益剰余金 | その他利益剰余金合計 | ||||||
| 当期首残高 | 89,699 | 23,695 | 2 | 23,698 | 21,361 | 100,000 | 75,524 | 175,524 |
| 当期変動額 | ||||||||
| 剰余金の配当 | △35,970 | △35,970 | ||||||
| 当期純利益 | 22,784 | 22,784 | ||||||
| 自己株式の取得 | ||||||||
| 自己株式の処分 | 0 | 0 | ||||||
| 別途積立金の積立 | 30,000 | △30,000 | ||||||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | ||||||||
| 当期変動額合計 | - | - | 0 | 0 | - | 30,000 | △43,187 | △13,187 |
| 当期末残高 | 89,699 | 23,695 | 2 | 23,698 | 21,361 | 130,000 | 32,337 | 162,337 |
| 株主資本 | 評価・換算差額等 | 純資産合計 | |||||
| 利益剰余金 | 自己株式 | 株主資本合計 | その他有価証券評価差額金 | 繰延ヘッジ損益 | 評価・換算差額等合計 | ||
| 利益剰余金合計 | |||||||
| 当期首残高 | 196,884 | △8,322 | 301,959 | 47,596 | 747 | 48,342 | 350,301 |
| 当期変動額 | |||||||
| 剰余金の配当 | △35,970 | △35,970 | △35,970 | ||||
| 当期純利益 | 22,784 | 22,784 | 22,784 | ||||
| 自己株式の取得 | △7 | △7 | △7 | ||||
| 自己株式の処分 | 0 | 0 | 0 | ||||
| 別途積立金の積立 | - | - | |||||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | △22,250 | 619 | △21,631 | △21,631 | |||
| 当期変動額合計 | △13,187 | △6 | △13,193 | △22,250 | 619 | △21,631 | △34,824 |
| 当期末残高 | 183,698 | △8,329 | 288,766 | 25,346 | 1,366 | 26,711 | 315,477 |
当事業年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
| (単位:百万円) | ||||||||
| 株主資本 | ||||||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | ||||||
| 資本準備金 | その他資本剰余金 | 資本剰余金合計 | 利益準備金 | その他利益剰余金 | ||||
| 別途積立金 | 繰越利益剰余金 | その他利益剰余金合計 | ||||||
| 当期首残高 | 89,699 | 23,695 | 2 | 23,698 | 21,361 | 130,000 | 32,337 | 162,337 |
| 当期変動額 | ||||||||
| 剰余金の配当 | △19,620 | △19,620 | ||||||
| 当期純利益 | 41,719 | 41,719 | ||||||
| 自己株式の取得 | ||||||||
| 自己株式の処分 | 0 | 0 | ||||||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | ||||||||
| 当期変動額合計 | - | - | 0 | 0 | - | - | 22,099 | 22,099 |
| 当期末残高 | 89,699 | 23,695 | 2 | 23,698 | 21,361 | 130,000 | 54,436 | 184,436 |
| 株主資本 | 評価・換算差額等 | 純資産合計 | |||||
| 利益剰余金 | 自己株式 | 株主資本合計 | その他有価証券評価差額金 | 繰延ヘッジ損益 | 評価・換算差額等合計 | ||
| 利益剰余金合計 | |||||||
| 当期首残高 | 183,698 | △8,329 | 288,766 | 25,346 | 1,366 | 26,711 | 315,477 |
| 当期変動額 | |||||||
| 剰余金の配当 | △19,620 | △19,620 | △19,620 | ||||
| 当期純利益 | 41,719 | 41,719 | 41,719 | ||||
| 自己株式の取得 | △5 | △5 | △5 | ||||
| 自己株式の処分 | 0 | 0 | 0 | ||||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | 11,262 | △2,599 | 8,664 | 8,664 | |||
| 当期変動額合計 | 22,099 | △5 | 22,093 | 11,262 | △2,599 | 8,664 | 30,757 |
| 当期末残高 | 205,797 | △8,334 | 310,859 | 36,608 | △1,233 | 35,375 | 346,234 |
【注記事項】
(重要な会計方針)
1 資産の評価基準及び評価方法
(1) 有価証券
①満期保有目的の債券
償却原価法
②子会社株式及び関連会社株式
原価法(移動平均法)
③その他有価証券
時価のあるもの
期末日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
時価のないもの
原価法(移動平均法)
(2) デリバティブ
時価法
(3) たな卸資産
原価法(貸借対照表価額については収益性の低下による簿価切下げの方法により算定)(総平均法)
2 固定資産の減価償却の方法
(1) 有形固定資産(リース資産以外)
定額法
(2) 無形固定資産
定額法
(3) リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間定額法
3 引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
受取手形等貸金の貸倒れによる損失に備えるため設定しており、一般債権については合理的に見積った貸倒率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
(2) 賞与引当金
従業員賞与等の支出に備えるため設定しており、支給見込額に基づき、当事業年度に負担すべき額を計上しております。
(3) 退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため設定しており、当事業年度末における退職給付債務および年金資産の見込額に基づき計上しております。なお、退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。
過去勤務費用は、主としてその発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(3年)による定額法により費用処理しております。
数理計算上の差異は、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(3年)による定額法により按分した額を、発生の事業年度あるいは翌事業年度から費用処理しております。
(4) 修繕引当金
製造設備等にかかる定期修繕費用の支出に備えるため設定しており、支出費用見込額のうち前回の定期修繕の日から当事業年度末までの期間に対応する額を計上しております。
(5) 環境対策引当金
環境対策を目的とした支出に備えるため設定しており、当事業年度末における発生費用の見積額を計上しております。
(6) 固定資産撤去費用引当金
固定資産の撤去工事に伴う費用の支出に備えるため設定しており、その支出費用見込額を計上しております。
(7) 関係会社事業損失引当金
関係会社の事業に係る損失に備えるため、当該会社の財政状態を勘案し、投資額を超えて当社が負担することとなる損失見込額を計上しております。
4 その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
(1) 繰延資産の処理方法
支出時に全額費用として処理しております。
(2) ヘッジ会計の方法
①繰延ヘッジ等のヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ処理によっております。また、為替予約等が付されている外貨建金銭債権債務等については主に振当処理を行っております。金利スワップについては特例処理を採用しており、また当事業年度末において、「LIBOR を参照する金融商品に関するヘッジ会計の取扱い」(実務対応報告第40号 2020年9月29日)を適用しております。
②ヘッジ手段とヘッジ対象
| ヘッジ手段 | ヘッジ対象 | |
|---|---|---|
| 為替予約 | 外貨建債権債務取引 | |
| 金利スワップ | 資金調達等に伴う金利取引 | |
| 商品先渡取引 | アルミニウム地金の売買取引 |
③ヘッジ方針
デリバティブ取引の限度額を実需の範囲とする方針であり、投機目的によるデリバティブ取引は行わないこととしております。
④ヘッジ有効性評価の方法
それぞれのヘッジ手段とヘッジ対象が対応していることを確認することにより、有効性を評価しております。ただし、特例処理を採用している金利スワップについては、有効性評価を省略しております。
(3) 消費税等の処理方法
税抜方式によっております。
(4) 連結納税制度の適用
連結納税制度を適用しております。
(5) 連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用
「所得税法等の一部を改正する法律」(令和2年法律第8号)において創設されたグループ通算制度への移行およびグループ通算制度への移行にあわせて単体納税制度の見直しが行われた項目については、「連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い」(実務対応報告第39号 2020年3月31日)第3項の取扱いにより、「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2018年2月16日)第44項の定めを適用せず、繰延税金資産及び繰延税金負債の額について、改正前の税法の規定に基づいております。
(6) 退職給付に係る会計処理
退職給付に係る未認識数理計算上の差異、未認識過去勤務費用の会計処理の方法は、連結財務諸表におけるこれらの会計処理の方法と異なっております。
(重要な会計上の見積り)
財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用ならびに資産、負債、収益および費用の金額に影響を及ぼす判断、見積りおよび仮定を行う必要があります。実際の結果は、見積りおよび仮定に関する不確実性があるために、翌事業年度に係る財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があります。
見積りおよびその基礎となる仮定は継続して見直されます。会計上の見積りの見直しによる影響は、見積りを見直した会計期間およびそれ以降の将来の会計期間において認識されます。
経営者が行った財務諸表の金額に重要な影響を与える判断、見積りおよび仮定は以下のとおりであります。
・固定資産の減損(連結財務諸表注記「16.非金融資産の減損」)
固定資産 45,839百万円
・繰延税金資産の回収可能性(連結財務諸表注記「18.法人所得税」)
繰延税金負債(純額) 28,398百万円
なお、会計上の見積りの内容に関する理解に資する情報については、連結財務諸表注記に同一の内容を記載しているため、省略しております。
当事業年度においては、新型コロナウイルス感染症の拡大により、上期を中心に自動車関連などの事業分野で一定の影響を受けたものの、その影響は当事業年度末にかけて緩やかに減少しました。新型コロナウイルス感染症の収束時期は見通せないものの、翌事業年度以降の当社の業績等への影響は限定的との仮定を置いて、会計上の見積りを行っております。
(表示方法の変更)
(「会計上の見積りの開示に関する会計基準」の適用)
「会計上の見積りの開示に関する会計基準」(企業会計基準第31号 2020年3月31日)を当事業年度の年度末に係る財務諸表から適用し、財務諸表等に重要な会計上の見積りに関する注記を記載しております。
ただし、当該注記においては、当該会計基準第11項ただし書きに定める経過的な取扱いに従って、前事業年度に係る内容については記載しておりません。
(貸借対照表関係)
※1 担保資産
担保に供している資産は、次のとおりであります。
| 前事業年度(2020年3月31日) | 当事業年度(2021年3月31日) | |||
| 関係会社株式 | 104,578 | 百万円 | 104,578 | 百万円 |
関連会社の借入金215,502百万円(前事業年度は61,327百万円)を担保するため、物上保証に供しております。
※2 関係会社に対する資産及び負債
関係会社に対する金銭債権または金銭債務は、次のとおりであります。
| 前事業年度(2020年3月31日) | 当事業年度(2021年3月31日) | |||
| 短期金銭債権 | 166,063 | 百万円 | 206,294 | 百万円 |
| 長期金銭債権 | 84,076 | 170,178 | ||
| 短期金銭債務 | 121,842 | 128,056 | ||
| 長期金銭債務 | 527 | 481 | ||
3 偶発債務
(1) 保証債務
借入債務および仕入債務に対し、次のとおり債務保証を行っております。
| 前事業年度(2020年3月31日) | 当事業年度(2021年3月31日) | |||
| 272,613 | 百万円 | 273,345 | 百万円 | |
(2) 保証類似行為
工事完成にかかる偶発債務
| 前事業年度(2020年3月31日) | 当事業年度(2021年3月31日) | |||
| 262,019 | 百万円 | - | 百万円 | |
(完工保証)
サウジアラビアにおけるラービグ第2期計画に関するプロジェクト・ファイナンスに完工保証を行っておりましたが、当該完工保証は2020年9月30日付で終了しました。
(3) 債権流動化に伴う買戻し義務額
| 前事業年度(2020年3月31日) | 当事業年度(2021年3月31日) | |||
| 241 | 百万円 | 699 | 百万円 | |
※4 圧縮記帳額
圧縮記帳の実施による取得価額の減額は、次のとおりであります。
| 前事業年度(2020年3月31日) | 当事業年度(2021年3月31日) | |||
| 機械及び装置 | 261 | 百万円 | 218 | 百万円 |
| 構築物 | 25 | 1 | ||
| 車両運搬具 | - | 1 | ||
| 工具、器具及び備品 | - | 0 | ||
(損益計算書関係)
※1 関係会社との営業取引および営業取引以外の取引の取引高の総額は、次のとおりであります。
| 前事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当事業年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | |||
| 営業取引による取引高 | ||||
| 売上高 | 323,632 | 百万円 | 314,492 | 百万円 |
| 仕入高 | 262,541 | 235,176 | ||
| 営業取引以外の取引による取引高 | 21,979 | 12,654 | ||
※2 販売費及び一般管理費のうち主要な費目および金額ならびにおおよその割合は、次のとおりであります。
| 前事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当事業年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | |||
| 運送費及び保管費 | 21,511 | 百万円 | 22,287 | 百万円 |
| 従業員給料 | 17,812 | 18,148 | ||
| 業務委託費 | 13,902 | 13,588 | ||
| 賞与引当金繰入額 | 3,598 | 3,647 | ||
| 減価償却費 | 3,308 | 3,302 | ||
| 研究費 | 48,046 | 49,296 | ||
| 退職給付費用 | △449 | 1,871 | ||
| おおよその割合 | ||||
| 販売費 | 44 | % | 45 | % |
| 一般管理費 | 56 | 55 | ||
※3 固定資産売却益の内訳は、次のとおりであります。
| 前事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当事業年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | |||
| 土地 | - | 百万円 | 1,438 | 百万円 |
| その他 | - | 15 | ||
※4 関連事業損失の内訳は、次のとおりであります。
| 前事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当事業年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | |||
| 株式評価損 | 138 | 百万円 | 859 | 百万円 |
| 関係会社事業損失引当金繰入額 | 85 | 147 | ||
| 貸倒引当金繰入額 | 527 | 745 | ||
(有価証券関係)
子会社株式及び関連会社株式
前事業年度(2020年3月31日)
| 区分 | 貸借対照表計上額(百万円) | 時価(百万円) | 差額(百万円) |
|---|---|---|---|
| 子会社株式 | 69,082 | 419,354 | 350,272 |
| 関連会社株式 | 117,621 | 155,595 | 37,975 |
| 合計 | 186,703 | 574,950 | 388,247 |
当事業年度(2021年3月31日)
| 区分 | 貸借対照表計上額(百万円) | 時価(百万円) | 差額(百万円) |
|---|---|---|---|
| 子会社株式 | 67,778 | 611,283 | 543,505 |
| 関連会社株式 | 117,621 | 254,547 | 136,927 |
| 合計 | 185,399 | 865,831 | 680,432 |
(注) 時価を把握することが極めて困難と認められる子会社株式及び関連会社株式の貸借対照表計上額
(単位:百万円)
| 区分 | 前事業年度(2020年3月31日) | 当事業年度(2021年3月31日) |
|---|---|---|
| 子会社株式 | 218,610 | 218,087 |
| 関連会社株式 | 12,083 | 11,957 |
| 合計 | 230,693 | 230,044 |
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「子会社株式及び関連会社株式」には含めておりません。
(税効果会計関係)
1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
| 前事業年度(2020年3月31日) | 当事業年度(2021年3月31日) | |||
| 繰延税金資産 | ||||
| 投資有価証券 | 30,716 | 百万円 | 30,464 | 百万円 |
| 繰越欠損金 | 31,991 | 30,691 | ||
| 固定資産減損損失 | 6,479 | 5,643 | ||
| たな卸資産 | 3,214 | 3,289 | ||
| 賞与引当金 | 3,184 | 3,276 | ||
| 減価償却費 | 2,697 | 2,842 | ||
| 退職給付引当金 | 1,772 | 2,092 | ||
| 固定資産撤去費用引当金 | 1,386 | 1,373 | ||
| その他 | 9,545 | 11,890 | ||
| 繰延税金資産小計 | 90,984 | 91,560 | ||
| 税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 | △30,122 | △30,691 | ||
| 将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 | △45,689 | △52,692 | ||
| 評価性引当額小計 | △75,811 | △83,383 | ||
| 繰延税金資産合計 | 15,173 | 8,177 | ||
| 繰延税金負債 | ||||
| その他有価証券評価差額金 | △10,507 | △15,478 | ||
| 前払年金費用 | △18,671 | △18,852 | ||
| 退職給付信託設定益 | △1,488 | △1,806 | ||
| その他 | △1,121 | △439 | ||
| 繰延税金負債合計 | △31,787 | △36,575 | ||
| 繰延税金負債の純額 | △16,614 | △28,398 | ||
2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主要な項目別の内訳
| 前事業年度(2020年3月31日) | 当事業年度(2021年3月31日) | |||
| 法定実効税率 | 30.6 | % | 30.6 | % |
| (調整) | ||||
| 交際費等永久に損金に算入されない項目 | 0.5 | 0.1 | ||
| 受取配当金等永久に益金に算入されない項目 | △57.1 | △32.3 | ||
| 外国税額 | 2.7 | - | ||
| 外国子会社からの配当にかかる源泉税 | 4.1 | 2.3 | ||
| 住民税均等割 | 0.2 | 0.1 | ||
| 評価性引当額増減 | 34.5 | 15.1 | ||
| その他 | △0.3 | △0.2 | ||
| 税効果会計適用後の法人税等の負担率 | 15.2 | % | 15.7 | % |
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
④ 【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】
(単位:百万円)
| 区分 | 資産の種 類 | 当期首残高 | 当 期増加額 | 当 期減少額 | 当 期償却額 | 当期末残高 | 減価償却累計額 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 有形固定資産 | 建物 | 45,761 | 3,385 | 245 | 3,170 (2) | 45,731 | 129,163 |
| 構築物 | 29,203 | 1,780 | 31 | 2,632 (132) | 28,320 | 107,551 | |
| 機械及び装置 | 124,841 | 20,869 | 581 | 28,544 (728) | 116,585 | 738,884 | |
| 車両運搬具 | 426 | 71 | - | 128- | 369 | 1,910 | |
| 工具、器具及び備品 | 8,961 | 4,059 | 22 | 3,616 (13) | 9,383 | 77,336 | |
| 土地 | 47,777 | - | 81 | - | 47,696 | - | |
| リース資産 | 19 | 21 | 1 | 8- | 30 | 22 | |
| 建設仮勘定 | 14,903 | 43,080 | 44,244 (522) | - | 13,738 | - | |
| 計 | 271,892 | 73,265 | 45,205 (522) | 38,099(875) | 261,853 | 1,054,866 | |
| 無形固定資産 | 特許権 | 396 | 146 | - | 149 | 393 | - |
| ソフトウエア | 11,703 | 6,775 | 82(29) | 2,144 | 16,252 | - | |
| のれん | 2,141 | - | - | 508 | 1,633 | - | |
| その他 | 6,637 | - | - | 649 | 5,987 | - | |
| 計 | 20,877 | 6,921 | 82(29) | 3,450 | 24,265 | - |
(注)1 「当期減少額」および「当期償却額」欄の( )内は内数で、減損損失の計上額であります。
また、「減価償却累計額」欄には減損損失累計額を含めております。
2 当期増加額のうち主なもの 百万円
① 建物
春日出工場 レジスト新工場 1,339
春日出工場 第二配電所 256
愛媛工場 化成肥料厚生分析棟 226
② 機械及び装置
春日出工場 レジスト製造設備 2,599
愛媛工場 微粒アルミナ製造設備 965
千葉工場 ボイラー水管工事 820
③ 建設仮勘定
千葉工場 ボイラー水管工事 836
千葉工場 オレフィン製造設備 771
春日出工場 第二配電所 689
④ ソフトウエア
東京本社 新ERPシステム(S4HANA) 3,834
3 当期減少額のうち主なもの 百万円
建設仮勘定
春日出工場 レジスト新工場建設 4,066
愛媛工場 微粒アルミナ製造設備 1,039
千葉工場 ボイラー水管工事 836
【引当金明細表】
(単位:百万円)
| 科目 | 当期首残高 | 当期増加額 | 当期減少額 | 当期末残高 |
|---|---|---|---|---|
| 貸倒引当金 | 5,759 | 938 | 465 | 6,233 |
| 賞与引当金 | 10,400 | 10,700 | 10,400 | 10,700 |
| 修繕引当金 | 11,478 | 11,249 | 12,164 | 10,562 |
| 環境対策引当金 | 1,697 | 33 | 302 | 1,428 |
| 固定資産撤去費用引当金 | 4,526 | 1,416 | 1,457 | 4,485 |
| 関係会社事業損失引当金 | 647 | 147 | - | 794 |
(2) 【主な資産及び負債の内容】
連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。
(3) 【その他】
該当事項はありません。
第6 【提出会社の株式事務の概要】
| 事業年度 | 4月1日から3月31日まで |
|---|---|
| 定時株主総会 | 6月中 |
| 基準日 | 3月31日 |
| 剰余金の配当の基準日 | 9月30日 3月31日 |
| 1単元の株式数 | 100株 |
| 単元未満株式の買取り 及び買増し | |
| 取扱場所 | 特別口座に記録された単元未満株式の買取り及び買増し 三井住友信託銀行株式会社証券代行部 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 特別口座以外の振替口座に記録された単元未満株式の買取り及び買増し 振替口座を開設した口座管理機関(証券会社等) |
| 株主名簿管理人 | 三井住友信託銀行株式会社 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 |
| 取次所 | - |
| 買取・買増手数料 | 以下の算式により算定した1単元当たりの株式売買委託手数料相当額を買取または 買増株式数で按分した額の手数料を徴収します。 (算式)1株当たりの買取価格または買増価格に1単元の株式数を乗じた合計金額のうち 100万円以下の金額につき 1.150% 100万円を超え500万円以下の金額につき 0.900% 500万円を超え1,000万円以下の金額につき 0.700% (円単位未満の端数を生じた場合には切り捨てます。) ただし、1単元当たりの算定金額が2,500円に満たない場合には、2,500円とします。 |
| 公告掲載方法 | 電子公告により行います。ただし、事故その他やむを得ない事由によって電子公告ができない場合は、日本経済新聞に掲載して行います。 なお、電子公告は当社ホームページに掲載し、そのURLは以下のとおりであります。 https://www.sumitomo-chem.co.jp/koukoku/ |
| 株主に対する特典 | なし |
第7 【提出会社の参考情報】
1 【提出会社の親会社等の情報】
当社は、親会社等はありません。
2 【その他の参考情報】
当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に次の書類を提出しております。
| (1) | 発行登録書及び添付書類 | 2020年6月26日 関東財務局長に提出 | ||||
| (2) | 発行登録追補書類及び添付書類 | 2020年10月16日 関東財務局長に提出 | ||||
| (3) | 訂正発行登録書 | 2020年9月30日 2021年3月31日 関東財務局長に提出 | ||||
| (4) | 有価証券報告書及び添付書類並びに確認書 | 事業年度(第139期) | 自 2019年4月1日至 2020年3月31日 | 2020年6月24日 関東財務局長に提出 | ||
| (5) | 内部統制報告書及び添付書類 | 2020年6月24日 関東財務局長に提出 | ||||
| (6) | 四半期報告書及び四半期報告書の確認書 | 第140期第1四半期 | 自 2020年4月1日至 2020年6月30日 | 2020年8月11日 関東財務局長に提出 | ||
| 第140期第2四半期 | 自 2020年7月1日至 2020年9月30日 | 2020年11月11日 関東財務局長に提出 | ||||
| 第140期第3四半期 | 自 2020年10月1日至 2020年12月31日 | 2021年2月5日 関東財務局長に提出 | ||||
| (7) | 臨時報告書 | 2020年6月26日関東財務局長に提出 | ||||
| 金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)に基づく臨時報告書であります。 | ||||||
| 2021年3月31日関東財務局長に提出 | ||||||
| 金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第3号(特定子会社の異動)に基づく臨時報告書であります。 | ||||||
| (8) | 臨時報告書の訂正報告書 | 2020年9月30日関東財務局長に提出 | ||||
| 金融商品取引法第24条の5第5項の規定に基づく2020年6月26日提出の臨時報告書(株主総会における議決権行使の結果)に係る訂正報告書であります。 | ||||||
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書
2021年6月23日
住友化学株式会社
取締役会 御中
有限責任 あずさ監査法人 東京事務所
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 山 田 裕 行 | ㊞ |
|---|
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 川 瀬 洋 人 | ㊞ |
|---|
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 米 山 英 樹 | ㊞ |
|---|
<財務諸表監査>
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている住友化学株式会社の2020年4月1日から2021年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結財政状態計算書、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結持分変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書及び連結財務諸表注記について監査を行った。
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第93条により規定された国際会計基準に準拠して、住友化学株式会社及び連結子会社の2021年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項
監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
| メチオニン事業に関する固定資産の評価に関連する使用価値の見積りの合理性 | |
| 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 | 監査上の対応 |
| 連結財務諸表注記「16.非金融資産の減損」に記載のとおり、住友化学株式会社の当連結会計年度の連結財政状態計算書において、健康・農業関連事業セグメントに含まれるメチオニン事業に関する固定資産47,759百万円が計上されており、総資産の1%を占めている。これらの固定資産は規則的に減価償却されるが、減損の兆候が存在する場合は、減損テストが実施される。減損テストにおいては、回収可能価額が帳簿価額を下回る場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、帳簿価額の減少額は減損損失として認識される。メチオニン事業においては、減損の兆候が存在することから、当連結会計年度において減損テストが行われている。減損テストにおける回収可能価額には使用価値を用いており、使用価値の測定に用いる将来キャッシュ・フローの見積りは、経営者が作成したメチオニン事業の事業計画を基礎として行われる。当該事業計画の作成に当たっては、将来のメチオニンの販売価格及び製造コストに重要な影響を及ぼすナフサの仕入価格を主要な仮定としており、これらの予測には高い不確実性を伴い、経営者による判断が将来キャッシュ・フローの見積りに重要な影響を及ぼす。また、使用価値の測定に用いる割引率の見積りにおいては、計算手法及びインプットデータの選択に当たり、評価に関する高度な専門知識を必要とする。以上から、当監査法人は、メチオニン事業に関する固定資産の評価に関連する使用価値の見積りの合理性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、「監査上の主要な検討事項」の一つに該当すると判断した。 | 当監査法人は、メチオニン事業に関する固定資産の評価に関連する使用価値の見積りの合理性を評価するため、主に以下の手続を実施した。(1)内部統制の評価固定資産の減損テストにおける使用価値の見積りに関連する内部統制の整備及び運用状況の有効性を評価した。評価に当たっては、特に将来キャッシュ・フローの見積りに関する内部統制に焦点を当てた。(2)使用価値の見積りの合理性の評価将来キャッシュ・フローの見積りの基礎となるメチオニン事業の事業計画の作成に当たって採用された主要な仮定の合理性を評価するため、主要な仮定及びその根拠について経営者及びメチオニン事業の責任者に対して質問したほか、主に以下の手続を実施した。● メチオニンの販売価格の予測について、経営者による仮定の根拠となった外部評価会社の報告書の内容を理解した。その上で、経営者が不確実性を考慮して見積った将来の販売価格と過去の販売価格を比較検討した。また、既に受注している将来の販売取引について、各販売地域における複数の顧客からの注文書等に基づく販売価格との整合性を確認した。● ナフサの仕入価格の予測について、その検討資料を閲覧するとともに、経理部門の責任者に対して検討過程を質問し、その内容を理解した。また、過去からの趨勢分析を行い、将来の仕入価格の予測と比較検討した。● 主要な仮定の合理性についての評価結果並びに過去のメチオニン事業の事業計画の達成状況及び差異原因についての検討結果を踏まえて、メチオニン事業の事業計画に一定の不確実性を織り込んだ場合の、当連結会計年度以降の将来キャッシュ・フローの見積りに与える影響について検討した。加えて、割引率について、当監査法人が属する国内 ネットワークファームの評価の専門家を利用して、主に以下の手続を実施した。● 割引率の計算手法及びその主要な前提条件並びに計算過程が会計基準の要求事項に照らして適切かどうかを検討した。● 利用可能な外部データとの照合により、割引率の見積りに当たって選択したインプットデータの合理性を評価した。 |
| 北米(がん領域)ののれんの減損テストにおける回収可能価額の見積りの合理性 | |
| 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 | 監査上の対応 |
| 連結財務諸表注記「16.非金融資産の減損」に記載のとおり、住友化学株式会社の当連結会計年度の連結財政状態計算書において、医薬品セグメントの連結子会社である大日本住友製薬株式会社(以下「大日本住友製薬」という。)及びその北米連結子会社であるスミトモ ダイニッポン ファーマ アメリカ インコーポレーテッド(以下「SDPA社」という。)が子会社を買収した際に認識した北米(がん領域)ののれんが24,237百万円計上されており、総資産の1%を占めている。のれんは、毎期又は減損の兆候が存在する場合にはその都度、減損テストが実施される。減損テストにおいては、回収可能価額が帳簿価額を下回る場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、帳簿価額の減少額は減損損失として認識される。当連結会計年度において、北米(がん領域)ののれんの減損テストにおける回収可能価額には使用価値を用いている。使用価値の測定に用いる将来キャッシュ・フローは、経営者が作成した北米(がん領域)の事業計画を基礎として見積られるが、北米(がん領域)において開発が進められている開発品の上市時期、研究開発活動の成功確率、販売価格等を含む収益予測の計画には高い不確実性を伴い、これらの経営者による判断が将来キャッシュ・フローの見積りに重要な影響を及ぼす。また、使用価値の測定に用いる割引率の見積りにおける計算手法及びインプットデータの選択に当たり、評価に関する高度な専門知識を必要とする。以上から、当監査法人は、北米(がん領域)ののれんの減損テストにおける回収可能価額の見積りの合理性が、当連結会計年度の連結財務諸表において特に重要であり、「監査上の主要な検討事項」の一つに該当すると判断した。 | 当監査法人は、北米(がん領域)ののれんの減損テストにおける回収可能価額の見積りの合理性を評価するため、大日本住友製薬の監査人に監査の実施を指示し、以下を含む監査手続(大日本住友製薬の監査人が北米(がん領域)を統括するSDPA社の監査人に実施を指示したものを含む。)の実施結果について報告を受け、十分かつ適切な監査証拠が入手されているか否かを検証した。(1)内部統制の評価SDPA社の監査人は、北米(がん領域)ののれんの減損テストにおける使用価値の見積りに関連する内部統制の整備及び運用状況の有効性について、特に将来キャッシュ・フローの見積りに関する内部統制に焦点を当てて評価したこと。(2)使用価値の見積りの合理性の評価将来キャッシュ・フローの見積りの基礎となる北米(がん領域)の事業計画の作成に当たって採用された主要な仮定やその根拠について、経営者及び北米(がん領域)の責任者に対して質問したほか、SDPA社の監査人は、主に以下の手続の実施を通じて、その合理性を評価したこと。● 将来キャッシュ・フローの見積りに利用された事業計画と経営者によって承認された事業計画との整合性を確認したこと。● 開発品の収益予測の主要な構成要素である開発品の上市時期、研究開発活動の成功確率、販売価格と、外部専門機関等から入手した情報を比較したこと。● 前連結会計年度と当連結会計年度の会計上の見積りに使用した主要な仮定を比較し、当連結会計年度の変更理由について、当連結会計年度の状況に照らして合理性を評価したこと。● 評価の専門家を利用して、割引率について、当該専門家が外部情報等に基づき独自に見積った割引率と比較して合理性を評価したこと。 |
連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、国際会計基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、国際会計基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
連結財務諸表監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・連結財務諸表の表示及び注記事項が、国際会計基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
・連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
<内部統制監査>
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、住友化学株式会社の2021年3月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。
当監査法人は、住友化学株式会社が2021年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
内部統制報告書に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。
なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。
内部統制監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。
・財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。
・内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、内部統制報告書の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1 上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は有価証券報告書提出会社が別途保管しております。2 XBRLデータは監査の対象には含まれておりません。
独立監査人の監査報告書
2021年6月23日
住友化学株式会社
取締役会 御中
有限責任 あずさ監査法人 東京事務所
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 山 田 裕 行 | ㊞ |
|---|
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 川 瀬 洋 人 | ㊞ |
|---|
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 米 山 英 樹 | ㊞ |
|---|
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている住友化学株式会社の2020年4月1日から2021年3月31日までの第140期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、住友化学株式会社の2021年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項
監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
| メチオニン事業に関する固定資産の減損損失の認識の要否に関する判断の妥当性 | |
| 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 | 監査上の対応 |
| 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおり、住友化学株式会社の当事業年度の貸借対照表において、メチオニン事業に関する固定資産45,839百万円が計上されており、総資産の3%を占めている。これらの固定資産は規則的に減価償却されるが、減損の兆候が存在する場合は、資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することによって、減損損失の認識の要否を判定する必要がある。判定の結果、減損損失の認識が必要とされた場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、帳簿価額の減少額は減損損失として認識される。メチオニン事業においては、減損の兆候が存在することから、当事業年度において減損損失の認識の要否の判定が行われている。当該判定に用いる将来キャッシュ・フローの見積りは、経営者が作成したメチオニン事業の事業計画を基礎として行われる。当該事業計画の作成に当たっては、将来のメチオニンの販売価格及び製造コストに重要な影響を及ぼすナフサの仕入価格を主要な仮定としており、これらの予測には高い不確実性を伴い、経営者による判断が将来キャッシュ・フローの見積りに重要な影響を及ぼす。以上から、当監査法人は、メチオニン事業に関する固定資産の減損損失の認識の要否に関する判断の妥当性が、当事業年度の財務諸表監査において特に重要であり、「監査上の主要な検討事項」に該当すると判断した。 | 当監査法人は、メチオニン事業に関する固定資産の減損損失の認識の要否に関する判断の妥当性を評価するため、主に以下の手続を実施した。(1)内部統制の評価固定資産の減損損失の認識の要否に関する判断に関連する内部統制の整備及び運用状況の有効性を評価した。評価に当たっては、特に将来キャッシュ・フローの見積りに関する内部統制に焦点を当てた。(2)将来キャッシュ・フローの見積りの合理性の評価将来キャッシュ・フローの見積りの基礎となるメチオニン事業の事業計画の作成に当たって採用された主要な仮定の合理性を評価するため、主要な仮定及びその根拠について経営者及びメチオニン事業の責任者に対して質問したほか、主に以下の手続を実施した。● メチオニンの販売価格の予測について、経営者による仮定の根拠となった外部評価会社の報告書の内容を理解した。その上で、経営者が不確実性を考慮して見積った将来の販売価格と過去の販売価格を比較検討した。また、既に受注している将来の販売取引について、各販売地域における複数の顧客からの注文書等に基づく販売価格との整合性を確認した。● ナフサの仕入価格の予測について、その検討資料を閲覧するとともに、経理部門の責任者に対して検討過程を質問し、その内容を理解した。また、過去からの趨勢分析を行い、将来の仕入価格の予測と比較検討した。● 主要な仮定の合理性についての評価結果並びに過去のメチオニン事業の事業計画の達成状況及び差異原因についての検討結果を踏まえて、メチオニン事業の事業計画に一定の不確実性を織り込んだ場合の、当事業年度以降の将来キャッシュ・フローの見積りに与える影響について検討した。 |
財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
財務諸表監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1 上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は有価証券報告書提出会社が別途保管しております。2 XBRLデータは監査の対象には含まれておりません。