| 【表紙】 | |
|---|---|
| 【提出書類】 | 四半期報告書 |
| 【根拠条文】 | 金融商品取引法第24条の4の7第1項 |
| 【提出先】 | 関東財務局長 |
| 【提出日】 | 平成29年11月13日(2017年11月13日) |
| 【四半期会計期間】 | 第69期第2四半期(自 平成29年7月1日(2017年7月1日) 至 平成29年9月30日(2017年9月30日)) |
| 【会社名】 | 日立化成株式会社 |
| 【英訳名】 | Hitachi Chemical Company, Ltd. |
| 【代表者の役職氏名】 | 執行役社長 丸山 寿 |
| 【本店の所在の場所】 | 東京都千代田区丸の内一丁目9番2号 |
| 【電話番号】 | 03(5533)7000 |
| 【事務連絡者氏名】 | 経営戦略本部 コーポレートコミュニケーションセンタ 法務グループ法務担当部長 高橋 毅 |
| 【最寄りの連絡場所】 | 東京都千代田区丸の内一丁目9番2号 |
| 【電話番号】 | 03(5533)7000 |
| 【事務連絡者氏名】 | 経営戦略本部 コーポレートコミュニケーションセンタ 法務グループ法務担当部長 高橋 毅 |
| 【縦覧に供する場所】 | 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号) |
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
(注) 1.当社は、国際財務報告基準(以下、IFRS)に基づいて連結財務諸表を作成している。
2.当社は、要約四半期連結財務諸表を作成しているため、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載していない。
3.「売上収益」には、消費税及び地方消費税は含まれていない。
4.「希薄化後1株当たり四半期(当期)利益」については、潜在株式が存在しないため記載していない。
2【事業の内容】
当第2四半期連結累計期間において、当社及び当社の関係会社が営む事業の内容について、重要な変更はない。なお、主要な関係会社における異動は、以下のとおりである。
(先端部品・システムセグメント)
当社グループの持分法適用会社であったPCT, LLC, a Caladrius Companyは、2017年5月19日付で当社の連結子会社となり、商号をPCT Cell Therapy Services, LLCに変更した。また、2017年10月1日付で商号をHitachi Chemical Advanced Therapeutics Solutions, LLCに変更した。
さらに、当社の子会社であるSiam Magi Co., Ltd.がThai Storage Battery Public Company Limitedの株式を取得したことにより、同社は2017年7月25日付で当社グループの持分法適用会社となり、その後、当社及びSiam Magi Co., Ltd.が共同で実施した公開買付けにより、2017年9月8日付で当社の連結子会社となった。
第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはない。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はない。
2【経営上の重要な契約等】
当第2四半期連結会計期間において、新たに締結した重要な契約は以下のとおりである。
株式譲受契約
当社は、2017年3月21日開催の取締役会において、Korphaibool Family(Mr. Kavie Korphaiboolほか4名)との間で、Thai Storage Battery Public Company Limitedの株式43.9%を当社の子会社であるSiam Magi Co., Ltd.が取得する契約を締結することを決議し、2017年7月20日付で株式譲受契約を締結した。その後、当社及びSiam Magi Co., Ltd.は、Thai Storage Battery Public Company Limitedの残り56.1%の株式に対して共同で公開買付けを実施し、当社グループの同社における持分比率は2017年9月8日付で86.9%となった。
なお、詳細は、「第4 経理の状況 1 要約四半期連結財務諸表 要約四半期連結財務諸表注記 5 企業結合」に記載のとおりである。
また、当社は、2017年9月25日開催の取締役会において、協和発酵キリン株式会社との間で、同社の完全子会社である協和メデックス株式会社の株式66.6%を当社が取得する契約を締結することを決議し、2017年9月29日付で株式譲受契約を締結した。
3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間の当社グループの業績は、売上収益は、半導体関連の好調な需要を背景とした半導体回路平坦化用研磨材料や銅張積層板等の増加をはじめ、環境対応自動車向けのリチウムイオン電池用カーボン負極材の増加のほか、新規案件の立ち上げ等に伴う自動車部品の増加、さらにはイタリア共和国のFIAMM Energy Technology S.p.A.を前年度第4四半期に連結子会社化したこと等に伴う蓄電デバイス・システムの増加により、3,199億円(前年同期比24.4%増)と前年同期実績を上回った。利益については、物量増や継続的な原価低減等の増益要因があったものの、コンデンサカルテルに関する係争中の案件について合理的な範囲で費用化したことにより、営業利益は197億円(前年同期比22.5%減)、税引前四半期利益は、219億円(前年同期比6.2%減)と、それぞれ前年同期実績を下回った。親会社株主に帰属する四半期利益は、法人所得税費用の減少により、168億円(前年同期比0.0%減)と、前年同期実績並みとなった。
① 機能材料セグメント
電子材料
半導体用エポキシ封止材は、中国市場における売上が増加したこと等により、前年同期実績を上回った。
半導体用ダイボンディング材料は、一部顧客の需要が減少したこと等により、前年同期実績を下回った。
半導体回路平坦化用研磨材料は、3次元構造のNAND型フラッシュメモリー等の需要増により、前年同期実績を上回った。
電気絶縁用ワニスは、海外市場における自動車向け等の売上が増加したことにより、前年同期実績を上回った。
無機材料
リチウムイオン電池用カーボン負極材は、環境対応自動車向けの売上が増加したことにより、前年同期実績を上回った。
カーボン製品は、カーボンブラシの売上が減少したものの、ディスプレイ製造装置向け摺動部品の売上が増加し、前年同期実績並みとなった。
樹脂材料
機能性樹脂は、食品包装用樹脂が堅調に推移したほか、硬化剤の売上が増加したこと等により、前年同期実績を上回った。
ディスプレイ用回路接続フィルムは、スマートフォン向けの売上が増加したことにより、前年同期実績を上回った。
タッチパネル周辺材料は、スマートフォン向け等の売上が増加したことにより、前年同期実績を上回った。
粘着フィルムは、半導体モールド用離型フィルムの売上が増加したものの、液晶ディスプレイ表面保護用フィルムの売上が減少したこと等により、前年同期実績並みとなった。
配線板材料
銅張積層板は、スマートフォン向け等のパッケージ用基板の売上が増加したことにより、前年同期実績を上回った。
感光性フィルムは、スマートフォン向けの売上が増加したことにより、前年同期実績を上回った。
この結果、当セグメントの売上収益は1,494億円(前年同期比12.7%増)、セグメント損益は246億円(同10.7%増)となった。
② 先端部品・システムセグメント
自動車部品
樹脂成形品は、当第2四半期にドイツ連邦共和国のISOLITE GmbHを連結子会社化したほか、新製品の立ち上げ等により、前年同期実績を上回った。
摩擦材は、新製品の立ち上げ等により、前年同期実績を上回った。
粉末冶金製品は、建設機械用部品の売上が増加したことにより、前年同期実績を上回った。
蓄電デバイス・システム
車両用電池、産業用電池・システムは、前年度第4四半期にイタリア共和国のFIAMM Energy Technology S.p.A.を、当第2四半期にタイ王国のThai Storage Battery Public Company Limitedを連結子会社化したこと等により、前年同期実績を上回った。
キャパシタは、産業機器向けの売上が増加したことにより、前年同期実績を上回った。
電子部品
配線板は、ICTインフラ向けの売上が増加したこと等により、前年同期実績を上回った。
その他
診断薬・装置は、アレルギー診断薬の売上が減少したこと等により、前年同期実績を下回った。
この結果、当セグメントの売上収益は1,705億円(前年同期比36.7%増)、セグメント損益は△49億円(前年同期はセグメント損益31億円)となった。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末から273億円減少し、803億円となった。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、買入債務が減少したこと等から、前年同期実績と比較して128億円少ない、136億円の収入となった。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、子会社株式の取得による支出が増加したこと等から、前年同期実績と比較して409億円多い、545億円の支出となった。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入による収入が増加したこと等から、前年同期実績と比較して311億円多い、117億円の収入となった。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はない。
なお、当社は株式会社の支配に関する基本方針を定めており、その内容等(会社法施行規則第118条第3号に掲げる事項)は次のとおりである。
当社は、「材料技術」「プロセス技術」「評価技術」を基に多様な市場のすべてのバリューチェーンにおいてイノベーションを実現し、社会に新たな価値を提供することにより、適切な利益を獲得して事業の持続的成長を達成するとともに、ステークホルダーと協働することを通じ、企業価値の最大化を図ることを経営の基本方針としている。
こうした方針の下、当社は、株式の上場を通じて、資本市場から事業の維持及び拡大に必要な資金を調達するとともに、親会社の(株)日立製作所による合理的なガバナンス機能を十分発揮させつつ株主の視点に立ったコーポレート・ガバナンスを確保すると同時に、上場会社として、すべてのステークホルダーとのコミュニケーションを深め、当社の強みを生かした自律性と緊張感のある経営を実践することが当社の企業価値向上に極めて重要であると考えている。
一方、当社は、日立グループの一員として、経営情報の交換、研究開発、製品の供給等の事業活動において、 (株)日立製作所及びそのグループ会社との協力関係を維持、発展させ、日立グループのブランド力等の経営資源を有効活用することも、当社の企業価値向上に資するものと認識している。
当社としては、親会社のみならず、すべての株主にとっての企業価値の最大化を常に念頭に置き、日立グループ会社との関係においては事業運営及び取引の独立性を保つことを基本としつつ、経営計画の策定、ガバナンス体制の確立等に取り組んでいる。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費は151億円である。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はない。
(5) 従業員数
連結会社の状況
前連結会計年度末と比較して、当第2四半期連結累計期間末における当社グループの従業員数は2,301名増加した。その主な理由は、Thai Storage Battery Public Company Limited等を連結子会社化したことにより、先端部品・システムセグメントの従業員数が2,117名増加したことによるものである。
(6) 主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設計画は次のとおりである。
| 日立化成(株)(当社) | 神奈川県川崎市幸区 | 機能材料 | 半導体実装材料・プロセスの研究開発設備 | 3,000 | 自己資金 | 2017年4月 | 2019年3月 |
|---|
第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
| 種類 | 発行可能株式総数(株) |
|---|---|
| 普通株式 | 800,000,000 |
| 計 | 800,000,000 |
② 【発行済株式】
| 種類 | 第2四半期会計期間末現在発行数(株)(2017年9月30日) | 提出日現在発行数(株)(2017年11月13日) | 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 | 内容 |
|---|---|---|---|---|
| 普通株式 | 208,364,913 | 208,364,913 | 東京証券取引所市場第一部 | 権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式であり、単元株式数は100株である。 |
| 計 | 208,364,913 | 208,364,913 | ― | ― |
(2) 【新株予約権等の状況】
該当事項なし
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項なし
(4) 【ライツプランの内容】
該当事項なし
(5) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
| 年月日 | 発行済株式総数増減数(株) | 発行済株式総数残高(株) | 資本金増減額(千円) | 資本金残高(千円) | 資本準備金増減額(千円) | 資本準備金残高(千円) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 自 2017年7月1日至 2017年9月30日 | ― | 208,364,913 | ― | 15,454,363 | ― | 32,861,522 |
(6) 【大株主の状況】
2017年9月30日現在
| 氏名又は名称 | 住所 | 所有株式数(千株) | 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%) |
|---|---|---|---|
| (株)日立製作所 | 東京都千代田区丸の内一丁目6番6号 | 106,699 | 51.21 |
| 日本トラスティ・サービス信託銀行(株)(信託口) | 東京都中央区晴海一丁目8番11号 | 9,426 | 4.52 |
| 日本マスタートラスト信託銀行(株)(信託口) | 東京都港区浜松町二丁目11番3号 | 4,478 | 2.15 |
| チェース マンハッタン バンク ジーティーエス クライアンツ アカウント エスクロウ(常任代理人 (株)みずほ銀行決済営業部) | 5TH FLOOR, TRINITY TOWER 9, THOMAS MORE STREET LONDON, E1W 1YT, UNITED KINGDOM(東京都港区港南二丁目15番1号) | 2,639 | 1.27 |
| 日本生命保険(相) | 東京都千代田区丸の内一丁目6番6号 | 2,093 | 1.00 |
| GOVERNMENT OF NORWAY(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | BANKPLASSEN 2, 0107 OSLO 1 OSLO 0107 NO(東京都新宿区新宿六丁目27番30号) | 2,049 | 0.98 |
| 日立化成グループ持株会 | 東京都千代田区丸の内一丁目9番2号 | 2,032 | 0.98 |
| 日本トラスティ・サービス信託銀行(株)(信託口7) | 東京都中央区晴海一丁目8番11号 | 1,991 | 0.96 |
| エイチエスビーシーバンクピーエルシーステートオブクウェートインベストメントオーソリティークウェートインベストメントオフィス(常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部) | 8 CANADA SQUARE, LONDON E14 5HQ(東京都中央区日本橋三丁目11番1号) | 1,955 | 0.94 |
| 日本トラスティ・サービス信託銀行(株)(信託口5) | 東京都中央区晴海一丁目8番11号 | 1,954 | 0.94 |
| 計 | ― | 135,320 | 64.94 |
(7) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
② 【自己株式等】
2【役員の状況】
該当事項なし
第4 【経理の状況】
1.要約四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」(以下、IAS第34号)に準拠して作成している。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(自 2017年7月1日 至 2017年9月30日)及び第2四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年9月30日)に係る要約四半期連結財務諸表について、新日本有限責任監査法人による四半期レビューを受けている。
1【要約四半期連結財務諸表】
(1) 【要約四半期連結財政状態計算書】
(2) 【要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書】
【要約四半期連結損益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
【第2四半期連結会計期間】
【要約四半期連結包括利益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
【第2四半期連結会計期間】
(3) 【要約四半期連結持分変動計算書】
前第2四半期連結累計期間(自 2016年4月1日 至 2016年9月30日)
当第2四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年9月30日)
(4) 【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
【要約四半期連結財務諸表注記】
1.報告企業
日立化成株式会社(以下、当社)は日本国に所在する株式会社であり、東京証券取引所に株式を上場している。
当社の本社及び主要な事業所の住所はホームページ(URL http://www.hitachi-chem.co.jp)で開示している。
当社及び子会社(以下、当社グループ)の要約四半期連結財務諸表は2017年9月30日を期末日とし、当社グループ並びにその関連会社及び共同支配企業に対する持分により構成されている。当社グループは、機能材料及び先端部品・システムの製造・加工及び販売を主たる事業としている。
2.作成の基礎
(1) 準拠する会計基準
当社は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たしていることから、同第93条の規定により、IAS第34号に準拠して要約四半期連結財務諸表を作成している。要約四半期連結財務諸表には年次連結財務諸表で要求されている情報の全ては含まれておらず、利用に際しては前連結会計年度の連結財務諸表と併せて参照されることが望まれる。
また、当要約四半期連結財務諸表は、2017年11月13日に当社執行役社長により承認されている。
(2) 見積り及び判断の利用
当社は、要約四半期連結財務諸表の作成に当たり、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす会計方針の適用、判断、見積り及び仮定の設定を行っている。
見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直しており、その見積りの変更による影響は、見積りを変更した会計期間及びその影響を受ける将来の会計期間において認識される。また、実際の業績はこれらの見積りとは異なる場合がある。
当要約四半期連結財務諸表上で認識する金額に重要な影響を与える会計上の判断、見積り及び仮定に関する状況は、前連結会計年度の連結財務諸表と同様である。
(3) 表示方法の変更
(要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
従来、独立掲記していた「投資活動によるキャッシュ・フロー」の「持分法で会計処理されている投資の売却による収入」は、重要性が乏しくなったため、当第2四半期連結累計期間より「その他」に含めて表示している。この表示方法の変更を反映させるため、前第2四半期連結累計期間の要約四半期連結財務諸表の組替えを行っている。
この結果、前第2四半期連結累計期間の要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書において、「投資活動によるキャッシュ・フロー」に表示していた「持分法で会計処理されている投資の売却による収入」351百万円、「その他」△475百万円は、「その他」△124百万円として組み替えている。
従来、独立掲記していた「財務活動によるキャッシュ・フロー」の「非支配持分株主からの子会社持分取得による支出」は、重要性が乏しくなったため、当第2四半期連結累計期間より「その他」に含めて表示している。この表示方法の変更を反映させるため、前第2四半期連結累計期間の要約四半期連結財務諸表の組替えを行っている。
この結果、前第2四半期連結累計期間の要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書において、「財務活動によるキャッシュ・フロー」に表示していた「非支配持分株主からの子会社持分取得による支出」△393百万円、「その他」△194百万円は、「その他」△587百万円として組み替えている。
3.重要な会計方針
当要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、前連結会計年度の連結財務諸表において適用した会計方針と同一である。なお、当第2四半期連結累計期間の法人所得税費用は、見積平均年次実効税率に基づき算定している。
4.セグメント情報
報告セグメントの収益及び損益は以下のとおりである。
前第2四半期連結累計期間(自 2016年4月1日 至 2016年9月30日)
(注) セグメント損益の調整額は、セグメント間取引消去額である。
当第2四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年9月30日)
(注) セグメント損益の調整額は、セグメント間取引消去額である。
5.企業結合
当第2四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年9月30日)
(FIAMM Energy Technology S.p.A.の取得)
当社は、2017年2月13日付で、FIAMM Energy Technology S.p.A.を株式の取得及び第三者割当増資の引受により子会社化した。当該企業結合に関し、前連結会計年度において取得原価の配分が完了しなかったため暫定的な処理を行っており、当第2四半期連結累計期間にその一部につき配分を行った。取得対価及び配分後の支配獲得日における取得した資産及び引き継いだ負債の公正価値、及びのれんは以下の通りである。
① 取得した資産及び引き受けた負債、非支配持分
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| 項目 | 金額 |
| 流動資産 | |
| 売上債権 | 11,507 |
| 棚卸資産 | 8,270 |
| その他 | 8,764 |
| 非流動資産 | |
| 有形固定資産 | 9,663 |
| 無形資産 | 13,107 |
| その他 | 3,197 |
| 資産合計 | 54,508 |
| 流動負債 | |
| 買入債務 | 16,400 |
| 短期借入金 | 13,535 |
| その他 | 5,538 |
| 非流動負債 | |
| 長期借入金 | 8,003 |
| その他 | 2,296 |
| 負債合計 | 45,772 |
| 非支配持分 | 11 |
| 親会社持分 | 8,725 |
取得した資産及び引受けた負債は、取得原価の配分が完了していないため、暫定的に算出された金額である。
② 取得により生じたのれん
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| 項目 | 金額 |
| 取得の対価 | 11,387 |
| 非支配持分 | 4,670 |
| 当社グループが取得した識別可能な純資産の公正価値 | △8,725 |
| 取得により生じたのれん | 7,332 |
当第2四半期連結累計期間において、一部についての取得原価の配分を行ったことに伴い、支配獲得日におけるのれんの金額は6,124百万円減少している。
(PCT, LLC, a Caladrius Companyの取得)
① 企業結合の概要
(a) 被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称 PCT, LLC, a Caladrius Company
事業の内容 再生医療用細胞の受託製造
(b) 企業結合の主な理由
当社グループは、2018中期経営計画の中で、ライフサイエンス事業について、「材料技術及び診断薬事業を基に将来の基盤事業へ育成」することを基本方針とし、「遺伝子診断、再生医療事業へ新規に参入」することを重点施策としている。
今回のPCT, LLC, a Caladrius Companyの持分取得により、同社の持つブランド力、製造拠点、販売網等のリソースを当社グループに取り込むことで、欧米を含むグローバルで再生医療用細胞の受託製造事業を展開するため。
(c) 取得日
2017年5月19日
(d) 取得企業が被取得企業の支配を獲得した方法
現金を対価とする持分の取得
(e) 結合後企業の名称
取得日付でPCT Cell Therapy Services, LLCへと名称を変更し、2017年10月1日付でHitachi Chemical Advanced Therapeutics Solutions, LLCへと名称を変更している。
(f) 取得した議決権比率
取得日直前に所有していた議決権比率 19.9%
取得日に追加取得した議決権比率 80.1%
取得後の議決権比率 100.0%
(g) 取得企業を決定するに至った主な根拠
当社の連結子会社であるHitachi Chemical Company America, Ltd.が、現金を対価とする持分の取得により、PCT, LLC, a Caladrius Companyの議決権の過半数を取得したため。
② 取得の対価
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| 項目 | 金額 |
| 現金及び現金同等物 | 8,828 |
| 条件付対価 | 440 |
| 取得日直前に保有していた資本持分の公正価値 | 2,173 |
| 合計 | 11,441 |
条件付対価は、被取得企業の特定の業績指標の水準に応じて支払う契約であり、当社グループは当該業績指標の水準を見積り、貨幣の時間価値を考慮して計算している。なお、条件付対価の金額は暫定的に算出された金額であり、上限額は5,000千USDである。
子会社株式の取得による支出は以下のとおりである。
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| 項目 | 金額 |
| 現金及び現金同等物による取得の対価 | 8,828 |
| 取得した子会社の現金及び現金同等物 | △521 |
| 子会社株式の取得による支出 | 8,307 |
③ 取得関連費用
企業結合に係る取得関連費用として、前連結会計年度において株式取得に係る業務委託費用等144百万円を連結損益計算書の「その他の費用」に計上している。
④ 段階取得に係る差益
取得日直前に保有していた被取得企業の資本持分を取得日における公正価値で再測定した結果、段階取得に係る差益119百万円を要約四半期連結損益計算書の「その他の収益」に計上している。
⑤ 取得した資産及び引き受けた負債
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| 項目 | 金額 |
| 流動資産 | |
| 売上債権 | 561 |
| その他 | 1,283 |
| 非流動資産 | |
| 有形固定資産 | 1,395 |
| その他 | 55 |
| 資産合計 | 3,294 |
| 流動負債 | |
| 買入債務 | 226 |
| その他 | 1,084 |
| 非流動負債 | 513 |
| 負債合計 | 1,823 |
| 資本 | 1,471 |
取得した資産及び引受けた負債は、取得原価の配分が完了していないため、暫定的に算出された金額である。
⑥ 取得により生じたのれん
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| 項目 | 金額 |
| 取得の対価 | 11,441 |
| 当社グループが取得した識別可能な純資産の公正価値 | △1,471 |
| 取得により生じたのれん | 9,970 |
のれんは、今後期待される将来の超過収益力から発生したものである。認識されたのれんのうち、一部は税務上損金算入が見込まれている。なお、のれんの金額は、暫定的に算出されたものである。
⑦ 当社グループへの業績に与える影響
要約四半期連結損益計算書に計上されている取得日以降の被取得企業の「売上収益」は1,599百万円、「四半期損失」は245百万円である。
(ISOLITE GmbHの取得)
① 企業結合の概要
(a) 被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称 ISOLITE GmbH
事業の内容 自動車・航空機・産業用途の断熱部品の製造・販売
(b) 企業結合の主な理由
当社グループは、2018中期経営計画の中で、自動車部材事業について、「グローバルトップサプライヤーになるための基盤強化」を基本方針とし、海外における開発・製造・営業拠点の拡充等に取り組んでいる。
今回のISOLITE GmbHの持分取得により、国内での既存の販売網を通じて同社の断熱部品を日本の自動車メーカーへ拡販するとともに、同社の有する欧州での販売網や製造拠点を活用して日立化成の自動車部材の欧州展開を加速するため。
(c) 取得日
2017年7月3日
(d) 取得企業が被取得企業の支配を獲得した方法
現金を対価とする持分の取得
(e) 結合後企業の名称
ISOLITE GmbH
(f) 取得した議決権比率
取得日直前に所有していた議決権比率 0.0%
取得後の議決権比率 100.0%
(g) 取得企業を決定するに至った主な根拠
現金を対価とする持分の取得により、当社がISOLITE GmbHの議決権の過半数を取得したため。
② 取得の対価
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| 項目 | 金額 |
| 現金及び現金同等物 | 9,239 |
| 取得対価調整額(未払) | 113 |
| 合計 | 9,352 |
子会社株式の取得による支出は以下のとおりである。
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| 項目 | 金額 |
| 現金及び現金同等物による取得の対価 | 9,239 |
| 取得した子会社の現金及び現金同等物 | △229 |
| 子会社株式の取得による支出 | 9,010 |
③ 取得関連費用
企業結合に係る取得関連費用として、株式取得に係る業務委託費用等253百万円を前連結会計年度の連結損益計算書及び当第2四半期連結累計期間の要約四半期連結損益計算書の「その他の費用」に計上している。
④ 取得した資産及び引き受けた負債、非支配持分
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| 項目 | 金額 |
| 流動資産 | |
| 売上債権 | 2,058 |
| 棚卸資産 | 2,421 |
| その他 | 588 |
| 非流動資産 | |
| 有形固定資産 | 4,132 |
| 無形資産 | 6,727 |
| その他 | 3 |
| 資産合計 | 15,929 |
| 流動負債 | |
| 短期借入金 | 2,215 |
| その他 | 2,072 |
| 非流動負債 | |
| 繰延税金負債 | 1,952 |
| その他 | 2,100 |
| 負債合計 | 8,339 |
| 非支配持分 | 9 |
| 親会社持分 | 7,581 |
取得した資産及び引受けた負債は、取得原価の配分が完了していないため、暫定的に算出された金額である。
⑤ 取得により生じたのれん
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| 項目 | 金額 |
| 取得の対価 | 9,352 |
| 当社グループが取得した識別可能な純資産の公正価値 | △7,581 |
| 取得により生じたのれん | 1,771 |
のれんは、今後期待される将来の超過収益力から発生したものである。認識されたのれんのうち、税務上損金算入が見込まれるものはない。なお、のれんの金額は暫定的に算出されたものである。
⑥ 当社グループへの業績に与える影響
被取得企業の取得日から2017年9月30日までの経営成績は重要性が乏しいため記載を省略している。
(Thai Storage Battery Public Company Limitedの取得)
当社グループは、2017年7月25日付でThai Storage Battery Public Company Limitedの株式43.9%を取得している。その後、更なる株式取得をめざして公開買付けを実施した結果、当社グループは、2017年9月8日付で同社の株式の過半数を取得した。
① 企業結合の概要
(a) 被取得企業の名称及びその事業の内容
対象となる企業の名称 Thai Storage Battery Public Company Limited
事業の内容 鉛蓄電池の製造・販売
(b) 企業結合の主な理由
当社グループは、2018中期経営計画の中で、蓄電システム事業について、「規模の拡大によるグローバル市場での地位確立」を基本方針とし、製品力の強化、拠点拡充等に取り組んでいる。
今回のThai Storage Battery Public Company Limitedの株式取得により、同社の持つブランド力、製造拠点、販売網等を活用し、東南アジアにおける自動車用及び産業用鉛蓄電池事業の一層の強化、拡大を図るため。
(c) 取得日
2017年9月8日
(d) 取得企業が被取得企業の支配を獲得した方法
現金を対価とする株式の取得
(e) 結合後企業の名称
Thai Storage Battery Public Company Limited
(f) 取得した議決権比率
取得日直前に所有していた議決権比率 43.9%
取得日に追加取得した議決権比率 43.0%
取得後の議決権比率 86.9%
(g) 取得企業を決定するに至った主な根拠
当社及び当社の連結子会社であるSiam Magi Co., Ltd.が、現金を対価とする株式の取得により、Thai Storage Battery Public Company Limitedの議決権の過半数を取得したため。
② 取得の対価
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| 項目 | 金額 |
| 現金及び現金同等物 | 7,835 |
| 取得日直前に保有していた資本持分の公正価値 | 8,162 |
| 合計 | 15,997 |
子会社株式の取得による支出は以下のとおりである。
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| 項目 | 金額 |
| 現金及び現金同等物による取得の対価 | 7,835 |
| 取得した子会社の現金及び現金同等物 | △748 |
| 子会社株式の取得による支出 | 7,087 |
③ 取得関連費用
企業結合に係る取得関連費用として、株式取得に係る業務委託費用等329百万円を前連結会計年度の連結損益計算書及び当第2四半期連結累計期間の要約四半期連結損益計算書の「その他の費用」に計上している。
④ 段階取得に係る差益
取得日直前に保有していた被取得企業の資本持分を取得日における公正価値で再測定した結果、段階取得に係る差益312百円を要約四半期連結損益計算書の「その他の収益」に計上している。
⑤ 取得した資産及び引き受けた負債、非支配持分
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| 項目 | 金額 |
| 流動資産 | |
| 売上債権 | 1,747 |
| 棚卸資産 | 3,959 |
| その他 | 1,002 |
| 非流動資産 | |
| 有形固定資産 | 4,379 |
| その他 | 1,440 |
| 資産合計 | 12,527 |
| 流動負債 | |
| 短期借入金 | 4,255 |
| その他 | 2,332 |
| 非流動負債 | 311 |
| 負債合計 | 6,898 |
| 非支配持分 | 122 |
| 親会社持分 | 5,507 |
取得した資産及び引受けた負債は、取得原価の配分が完了していないため、暫定的に算出された金額である。
⑥ 取得により生じたのれん
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| 項目 | 金額 |
| 取得の対価 | 15,997 |
| 非支配持分 | 727 |
| 当社グループが取得した識別可能な純資産の公正価値 | △5,507 |
| 取得により生じたのれん | 11,217 |
非支配持分は、被取得企業の識別可能な純資産の公正価値に対する非支配株主の持分割合で測定している。
のれんは、今後期待される将来の超過収益力及び既存事業とのシナジー効果から発生したものである。認識されたのれんのうち、税務上損金算入が見込まれるものはない。なお、のれんの金額は、暫定的に算出されたものである。
⑦ 当社グループへの業績に与える影響
要約四半期連結損益計算書に計上されている取得日以降の被取得企業の「売上収益」は1,041百万円、「四半期損失」は230百万円である。
なお、PCT, LLC, a Caladrius Company、ISOLITE GmbH及びThai Storage Battery Public Company Limitedの各社の企業結合が期首に行われたと仮定した場合の、当社グループの要約四半期連結損益計算書の「売上収益」は331,323百万円、「四半期利益」は15,935百万円である。なお、当該注記は四半期レビューを受けていない。
6.配当金
前第2四半期連結累計期間(自 2016年4月1日 至 2016年9月30日)
(1) 配当金支払額
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額(百万円) | 1株当たり配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 | 配当の原資 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016年5月25日取締役会 | 普通株式 | 5,206 | 25 | 2016年3月31日 | 2016年5月27日 | 利益剰余金 |
(2) 基準日が当該第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当該第2四半期連結会計期間の末日後となるもの
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額(百万円) | 1株当たり配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 | 配当の原資 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016年10月26日取締役会 | 普通株式 | 5,206 | 25 | 2016年9月30日 | 2016年11月30日 | 利益剰余金 |
当第2四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年9月30日)
(1) 配当金支払額
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額(百万円) | 1株当たり配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 | 配当の原資 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2017年5月24日取締役会 | 普通株式 | 6,247 | 30 | 2017年3月31日 | 2017年5月26日 | 利益剰余金 |
(2) 基準日が当該第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当該第2四半期連結会計期間の末日後となるもの
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額(百万円) | 1株当たり配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 | 配当の原資 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2017年10月25日取締役会 | 普通株式 | 6,247 | 30 | 2017年9月30日 | 2017年11月30日 | 利益剰余金 |
7.1株当たり四半期利益
1株当たり四半期利益及びその算定上の基礎は以下のとおりである。
(注) 希薄化後1株当たり四半期利益については、潜在株式が存在しないため記載していない。
(注) 希薄化後1株当たり四半期利益については、潜在株式が存在しないため記載していない。
8.金融商品の公正価値
(1) 帳簿価額及び公正価値
主な金融商品の帳簿価額及び公正価値は以下のとおりである。
(単位:百万円)
(2) 公正価値の測定方法
公正価値の測定は当社の評価方針及び手続に従って行われており、金融商品の個々の資産性質、特徴並びにリスクを最も適切に反映できる評価モデルを決定している。また、担当部署は公正価値の変動に影響を与え得る重要な指標の推移を継続的に検証している。
短期間で決済される社債及び借入金の公正価値は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額によっている。
決済までの期間が長期の借入金のうち変動金利のものはその金利が短期間で市場金利を反映すること、また、当社グループの信用状態に大きな変動が生じていないことから、その公正価値は帳簿価額と近似していると考えられるため当該帳簿価額によっている。一方、固定金利のものは元利金の合計額を期末時点で新たに同様の借入を行ったと仮定した場合に想定される利率で割り引いた現在価値を公正価値としている。
決済までの期間が長期の社債の公正価値については取引先金融機関から入手した評価価額によっている。
上記以外の金融資産及び金融負債の公正価値は概ね帳簿価額と近似している。
(3) 公正価値のレベル別分類
使用した指標により以下のとおり3つのレベルに区分している。
レベル1
同一の資産又は負債の活発な市場における相場価格により測定した公正価値
レベル2
レベル1以外の直接的又は間接的に観察可能な指標を使用して測定した公正価値
レベル3
観察可能でない指標を使用して測定した公正価値
公正価値に複数の指標を使用している場合には、その公正価値測定の全体において重要な最も低いレベルの指標に基づいて公正価値のレベルを決定している。公正価値のレベル間の振替は各四半期の期首時点で発生したものとして認識している。
上場株式についてはその株価により公正価値を測定しており、公正価値レベル1に分類している。
非上場株式については割引将来キャッシュ・フローに基づく評価技法及び純資産価値に基づく評価技法等を用いて公正価値を測定しており、公正価値レベル3に分類している。
債券については取引先金融機関から提出された評価価額により公正価値を測定しており、公正価値レベル3に分類している。
社債及び借入金については公正価値レベル2に分類している。
デリバティブ取引については取引先金融機関から提出された評価価額により公正価値を測定しており、FVTPLの金融資産又はFVTPLの金融負債として公正価値レベル2に分類している。
経常的に公正価値により測定する金融商品は以下のとおりである。
前連結会計年度末(2017年3月31日)
| (単位:百万円) | ||||
|---|---|---|---|---|
| 項目 | レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 |
| 資産 | ||||
| その他の金融資産 | ||||
| デリバティブ | - | 627 | - | 627 |
| 有価証券等 | 9,146 | 249 | 5,096 | 14,491 |
| 負債 | ||||
| その他の金融負債 | ||||
| デリバティブ | - | 848 | - | 848 |
当第2四半期連結会計期間(2017年9月30日)
| (単位:百万円) | ||||
|---|---|---|---|---|
| 項目 | レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 |
| 資産 | ||||
| その他の金融資産 | ||||
| デリバティブ | - | 9 | - | 9 |
| 有価証券等 | 9,957 | 261 | 5,298 | 15,516 |
| 負債 | ||||
| その他の金融負債 | ||||
| デリバティブ | - | 179 | - | 179 |
前連結会計年度及び当第2四半期連結会計期間において、公正価値レベル1とレベル2の間の重要な振替は行われていない。
公正価値レベル3に区分される経常的に公正価値により測定する金融商品の増減は以下のとおりである。
前第2四半期連結累計期間(自 2016年4月1日 至 2016年9月30日)
| (単位:百万円) | |||
|---|---|---|---|
| 項目 | FVTPLの金融資産 | FVTOCIの金融資産 | 合計 |
| 期首残高 | 884 | 4,132 | 5,016 |
| 純損益 | △38 | - | △38 |
| その他の包括利益 | - | △59 | △59 |
| 購入 | 110 | 230 | 340 |
| 売却又は償還 | △11 | △16 | △27 |
| 支配獲得による振替 | - | - | - |
| レベル3からの振替 | - | - | - |
| その他 | △4 | △8 | △12 |
| 四半期末残高 | 941 | 4,279 | 5,220 |
当第2四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年9月30日)
| (単位:百万円) | |||
|---|---|---|---|
| 項目 | FVTPLの金融資産 | FVTOCIの金融資産 | 合計 |
| 期首残高 | 1,088 | 4,008 | 5,096 |
| 純損益 | 15 | - | 15 |
| その他の包括利益 | - | 80 | 80 |
| 購入 | 135 | 6 | 141 |
| 売却又は償還 | △31 | - | △31 |
| 支配獲得による振替 | - | - | - |
| レベル3からの振替 | - | - | - |
| その他 | △4 | 1 | △3 |
| 四半期末残高 | 1,203 | 4,095 | 5,298 |
上記の金融資産に係る純損益は要約四半期連結損益計算書の「金融収益」及び「金融費用」に含まれており、その他の包括利益は要約四半期連結包括利益計算書の「FVTOCIの金融資産の公正価値の純変動額」に含まれている。
当社は、子会社の非支配持分株主に対して当該非支配持分の売建プット・オプションを付与している。当該プット・オプションの対象となっている非支配持分は当該プット・オプションに係る金融負債に振替え、非支配持分と金融負債の差額は資本剰余金の減少として処理している。当該金融負債は公正価値により認識され、前連結会計年度末及び当第2四半期連結会計期間末における金額は、それぞれ14,495百万円及び16,739百万円である。
当該金融負債の公正価値は将来キャッシュ・フローを現在価値に割り引いて算出しており、公正価値の変動額は資本剰余金の増減額として認識することとしている。
当該金融負債の公正価値のヒエラルキーのレベルはレベル3である。
なお、当該金融負債は、上表に含んでいない。
9.偶発事象
当社及び一部の子会社は、アルミ電解コンデンサ等の取引に関して独占禁止法違反の疑いがあるとして、欧州を含む複数の国と地域の競争当局から調査を受けている。また、米国等において、当社及び一部の子会社に対して集団代表訴訟を含む民事訴訟が起こされている。これらの影響額は未確定であるが、発生の可能性が高く、かつ、金額を合理的に見積ることが出来る部分については、負債に計上している。
10.後発事象
当社は、2017年10月25日の取締役会において、国内無担保普通社債の募集に関する決議を行った。
(1) 社債の種類 無担保普通社債
(2) 発行総額 200億円以内(但し、複数回に分割して発行することができる)
(3) 発行価額 額面100円につき100円
(4) 償還年限 15年以内
(5) 利率 年1.5%以下
(6) 発行時期 2017年11月1日から2018年3月31日まで(なお、状況により期間中に発行しないことがある)
(7) 償還方法 満期一括償還(但し、買入消却、繰上償還条項を付す場合がある)
(8) 担保・保証 無担保・無保証
(9) 資金使途 設備資金、投融資資金、運転資金
(10) その他 発行総額、年限、利率、発行時期、幹事証券会社、引受会社、財務代理人等、発行条件の詳細その他必要事項の決定については、上記条件の範囲内で執行役社長に委任するものとする。
2 【その他】
剰余金の配当
当社は、2017年10月25日開催の取締役会において、剰余金の配当を行うことを次のとおり決議した。
①配当金の総額 6,247百万円
②1株当たり配当額 30円
③基準日 2017年9月30日
④効力発生日 2017年11月30日
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項なし
独立監査人の四半期レビュー報告書
2017年11月13日
日立化成株式会社
執行役社長 丸山 寿 殿
新日本有限責任監査法人
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 葛 貫 誠 司 ㊞ |
|---|
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 樫 山 豪 ㊞ |
|---|
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている日立化成株式会社の2017年4月1日から2018年3月31日までの連結会計年度の第2四半期連結会計期間(2017年7月1日から2017年9月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2017年4月1日から2017年9月30日まで)に係る要約四半期連結財務諸表、すなわち、要約四半期連結財政状態計算書、要約四半期連結損益計算書、要約四半期連結包括利益計算書、要約四半期連結持分変動計算書、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書及び要約四半期連結財務諸表注記について四半期レビューを行った。
要約四半期連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第93条の規定により国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した四半期レビューに基づいて、独立の立場から要約四半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行った。
四半期レビューにおいては、主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対して実施される質問、分析的手続その他の四半期レビュー手続が実施される。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
監査人の結論
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の要約四半期連結財務諸表が、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して、日立化成株式会社及び連結子会社の2017年9月30日現在の財政状態、同日をもって終了する第2四半期連結会計期間及び第2四半期連結累計期間の経営成績並びに第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況を適正に表示していないと信じさせる事項がすべての重要な点において認められなかった。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。