| 【表紙】 | |
|---|---|
| 【提出書類】 | 有価証券報告書 |
| 【根拠条文】 | 金融商品取引法第24条第1項 |
| 【提出先】 | 近畿財務局長 |
| 【提出日】 | 平成26年12月19日 |
| 【事業年度】 | 第65期(自 平成25年10月1日 至 平成26年9月30日) |
| 【会社名】 | マルホ株式会社 |
| 【英訳名】 | Maruho Co.,Ltd. |
| 【代表者の役職氏名】 | 代表取締役社長 高木 幸一 |
| 【本店の所在の場所】 | 大阪市北区中津一丁目5番22号 |
| 【電話番号】 | 06-6371-8876(代表) |
| 【事務連絡者氏名】 | 執行役員 財務経理・情報システム担当 有竹 伸夫 |
| 【最寄りの連絡場所】 | 大阪市北区中津一丁目5番22号 |
| 【電話番号】 | 06-6371-8876(代表) |
| 【事務連絡者氏名】 | 執行役員 財務経理・情報システム担当 有竹 伸夫 |
| 【縦覧に供する場所】 | マルホ株式会社東京支店 (東京都新宿区西新宿六丁目22番1号) |
第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
(1) 連結経営指標等
(注) 1 当社は第63期より連結財務諸表を作成しております。
2 売上高には、消費税等は含まれておりません。
3 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
4 株価収益率については、当社株式が非上場であるため記載しておりません。
5 第63期、第64期及び第65期の連結財務諸表については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、有限責任監査法人トーマツにより監査を受けております。
(2) 提出会社の経営指標等
(注) 1 売上高には、消費税等は含まれておりません。
2 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
3 株価収益率については、当社株式が非上場であるため記載しておりません。
4 第63期、第64期及び第65期の財務諸表については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、有限責任監査法人トーマツにより監査を受けておりますが、第61期及び第62期の財務諸表については、監査を受けておりません。
2 【沿革】
当社は、大正4年7月に木場栄熊がマルフォード社(米国)と日本代理店契約を結び、大阪市東区道修町にマルホ商店を創業したことに始まります。その後、事業を拡大するため、大正9年4月に合資会社マルホ商店を設立し、さらに昭和14年12月に設立した株式会社マルホ商店が昭和15年2月に事業を引き継ぎました。しかしながら、戦時の企業整備令により和協製薬株式会社と統合し、昭和19年2月に株式会社マルホ商店を解散しました。
以後の沿革は、以下のとおりであります。
| 昭和24年10月 | 木場栄熊らが大阪市東区道修町に株式会社マルホ商店を設立し、事業を再開 |
|---|---|
| 昭和38年8月 | 大淀研究所を開設 |
| 昭和38年9月 | 大淀工場を竣工 |
| 昭和40年10月 | 社名を現在のマルホ株式会社に変更 |
| 昭和42年7月 | 新 大淀工場を竣工、大淀工場を大淀研究所に改築 |
| 昭和47年3月 | 彦根工場を竣工 |
| 昭和47年11月 | 新 大淀工場を新 大淀研究所に改築、大淀研究所を新 大淀研究所分室と改称 |
| 平成10年10月 | 中央研究所(現 京都R&Dセンター医薬開発研究所)を開設し、研究所を集約これに伴い、新 大淀研究所を閉鎖 |
| 平成17年7月 | ヤツデ株式会社を株式の取得により子会社化 |
| 平成18年2月 | 京都R&Dセンター内に創剤技術研究所を開設 |
| 平成18年11月 | ロンドン支店を開設 |
| 平成20年6月 | デュッセルドルフ駐在員事務所を開設 |
| 平成21年9月 | 東京開発事務所を開設 |
| 平成21年10月 | ニューヨーク駐在員事務所を開設 |
| 平成22年11月 | 長浜工場を竣工 |
| 平成23年5月 | Maruho North America Inc.(米国)を設立し、同年10月にニューヨーク駐在員事務所を現地法人化 |
| 平成23年12月 | Maruho Europe Ltd.(イギリス)を設立し、翌年4月にロンドン支店を現地法人化 |
| 平成24年2月 | Cutanea Life Sciences, Inc.(米国)を株式の取得により子会社化 |
| 平成25年3月 | Maruho Deutschland GmbH(ドイツ)を設立し、同年4月にデュッセルドルフ駐在員事務所を現地法人化 |
| 平成25年12月 | マルホ発條工業株式会社を株式の取得等により子会社化 |
| 平成26年2月 | 立山製薬工場株式会社を設立し、同年3月に前田薬品工業株式会社より医薬品製造事業の一部を譲受 |
| 平成26年4月 | ヤツデ株式会社の保険調剤薬局事業をスズケングループに譲渡し、同年9月に同社の清算を結了 |
3 【事業の内容】
当社グループは、当社、子会社9社(連結子会社6社、非連結子会社3社)及び関連会社2社(持分法適用関連会社1社、持分法非適用関連会社1社)の計12社により構成されており、医療用医薬品の製造・販売を中心とする医薬品事業を主な事業内容としております。
当社グループを構成している各社の当該事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。
なお、以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。
医薬品事業・・・ 当社は、医薬品・化粧品・医療関連製品の製造、販売、並びに輸出入を主要な事業としております。
Maruho North America Inc.は、当社が米国で実施する臨床試験について、開発推進・承認申請・承認取得業務及び市場調査を受託しております。
Maruho Europe Ltd.は、当社が欧州で実施する臨床試験について、開発推進・承認申請・承認取得業務及び市場調査を受託しております。
Maruho Deutschland GmbHは、当社が欧州で実施する事業開発を受託しております。
Cutanea Life Sciences, Inc.は、米国で皮膚疾患治療薬の開発を行っております。
Biofrontera AGは、欧州で主に医療用医薬品の開発・販売を行っている会社の持株会社であります。
立山製薬工場㈱は、医療用医薬品の製造準備を進めております。
前田薬品工業㈱は、医薬品・医薬部外品の製造及び製造販売を行っております。
当社の医薬品事業における主要品目は、以下のとおりであります。
| 製品名 | 主な効能・効果 | 薬の作用と効果について |
|---|---|---|
| ヒルドイド | 皮脂欠乏症、指掌角皮症、凍瘡、瘢瘡・ケロイドなどの治療 | 皮膚の保湿作用があり、皮膚の乾燥性症状を軽くする。使用部位の血行を促進し、血行障害に基づく痛みや腫れを軽くする。 |
| ファムビル | 単純疱疹、帯状疱疹の治療 | 単純疱疹と帯状疱疹の原因となっているウイルスの増殖を抑える。 |
| オキサロール | 乾癬、魚鱗癬、掌蹠角化症、掌蹠膿疱症の治療 | 表皮角化細胞の増殖を抑制し、表皮肥厚を改善する作用がある。 |
| 強力ポステリザン | 痔の症状(出血、痛み、腫れ、そう痒)、肛門手術創、肛門周囲の湿疹や皮膚炎などの治療 | 白血球遊走能を高めて局所感染防止作用を示し、肉芽形成促進作用及び抗炎症作用により傷を早く治す作用がある。 |
その他の事業・・ マルホ発條工業㈱及び亀岡スプリング㈱は、各種精密スプリング・板ばね及び各種自動包装機・省力機器の製造・販売を行っております。
Maruho Hatsujyo Innovations,Inc.は、医療機器分野における欧米パートナー企業の調査・選定を行っております。
アスモリ㈱は、保険代理店業を行っております。
ヤツデ㈱は、平成26年4月に保険調剤薬局事業をスズケングループに譲渡し、同年5月に解散の決議を行い、9月に清算結了しております。
当社グループの主要な事業活動を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
(注)上記のほか、非連結子会社かつ持分法非適用会社3社及び持分法非適用関連会社1社があります。
4 【関係会社の状況】
平成26年9月30日現在
| 名称 | 住所 | 資本金又は出資金 | 主要な事業の内容 | 議決権の所有(又は被所有)割合(%) | 関係内容 |
|---|---|---|---|---|---|
| (連結子会社) | |||||
| Maruho North America Inc. | 米国ペンシルベニア州 | 300千ドル | 医薬品事業(医薬品の開発推進・承認取得業務の受託) | 100.0 | 当社が医薬品の開発推進業務等を委託役員の兼任あり |
| Maruho Europe Ltd.(注)5 | イギリスロンドン | 800千ポンド | 医薬品事業(医薬品の開発推進・承認取得業務の受託) | 100.0 | 当社が医薬品の開発推進業務等を委託役員の兼任あり |
| Maruho Deutschland GmbH | ドイツデュッセルドルフ | 50千ユーロ | 医薬品事業(医薬品事業開発業務の受託) | 100.0 | 当社が医薬品事業開発業務等を委託役員の兼任あり |
| Cutanea Life Sciences, Inc. | 米国ペンシルベニア州 | 1ドル | 医薬品事業(皮膚疾患治療薬の開発) | 100.0 | 役員の兼任あり |
| マルホ発條工業㈱(注)3、4、5 | 京都市下京区 | 93百万円 | その他の事業(精密スプリング・板ばね及び各種自動包装機・省力機器の製造・販売) | 24.5[27.4] | 当社が製造機械等を購入等役員の兼任あり |
| 立山製薬工場㈱ | 富山県中新川郡立山町 | 10百万円 | 医薬品事業(医薬品の製造) | 70.0 | なし |
| (持分法適用関連会社) | |||||
| Biofrontera AG | ドイツレバークーゼン | 22,196千ユーロ | 医薬品事業(持株会社) | 20.1 | なし |
(注) 1 「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
2 「議決権の所有(又は被所有)割合」欄の[外書]は、緊密な者等の所有割合であります。
3 マルホ発條工業㈱は、株式追加取得等により当連結会計年度において持分法適用関連会社から連結子会社となりました。
4 持分は100分の50未満でありますが、実質的に支配しているため子会社としております。
5 特定子会社であります。
6 有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況
平成26年9月30日現在
| セグメントの名称 | 従業員数(名) |
|---|---|
| 医薬品事業 | 1,349 |
| その他の事業 | 177 |
| 合計 | 1,526 |
(注) 1 従業員数は就業人員数であり、当社グループ外から当社グループへの出向者を含み、パートタイマー及び派遣社員を除いております。
2 前連結会計年度末に比べ従業員数が239名増加しております。主な理由は、平成25年12月にマルホ発條工業㈱を子会社化したためであります。
(2) 提出会社の状況
平成26年9月30日現在
| 従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
|---|---|---|---|
| 1,297 | 38.5 | 11.5 | 8,251 |
(注) 1 従業員数は就業人員数であり、当社から社外への出向者、パートタイマー及び派遣社員を除いております。
2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3 当社の従業員はすべて医薬品事業に属しております。
(3) 労働組合の状況
当社グループには労働組合はありません。
労使関係については円滑な関係にあり、特記すべき事項はありません。
第2 【事業の状況】
1 【業績等の概要】
(1) 業績
当連結会計年度における我が国の経済は、政府・日銀によるデフレ脱却と経済再生に向けた取り組みが行われて以降、円安・株高傾向が進行し、穏やかな回復基調をたどりました。一方、消費増税に伴う駆け込み需要による反動減の影響や外需の伸び悩みなど、先行き不透明な状況が続いております。
こうした中、我が国の医薬品業界は、引き続き進展する高齢化に伴う医療ニーズの増加などにより、依然として一定の市場の成長が見込める領域であるといえます。
しかしながら、高齢化に伴う医療費の増大や生産年齢人口の減少による負担力の低下に対応するため、医療費適正化政策が一層厳しさを増すことは避けられません。医薬品の領域に関しても、平成26年4月には、通常薬価改定(業界平均5.64%の薬価引下げ(別途、消費増税対応分として2.99%の薬価引上げ))に加え、後発品の薬価収載から一定の期間を経過しても後発品への置換えが進んでいない長期収載品に対する追加的薬価引下げ(いわゆる「Z2」制度)の創設や、後発医薬品のより一層の使用促進と価格抑制策の同時実施など、薬剤費支出の適正化に向けた複数の対策が講じられ、その事業環境は厳しさを増しております。
他方、平成26年5月に公布・施行された「健康・医療戦略推進法」の基本理念を受けて7月に閣議決定された政府の「健康・医療戦略」において、製薬産業はその牽引役となることが期待されております。こうしたことから、平成22年に導入され、現在も試行継続されている革新的な新薬に対する薬価の優遇制度(新薬創出・適応外薬解消等促進加算)をはじめ、新たな医薬品や医療機器の創出に対する政策的支援は引き続き堅調に推移すると考えられます。
このような事業環境のもと、当社グループは長期ビジョン2011“「Excellence in Dermatology」~皮膚科学領域での卓越した貢献を~”の実現に向け、第1次中期計画(平成23年10月~平成26年9月)に全力で取り組んでまいりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は693億67百万円(対前年同期比7.8%増)となりました。また、積極的に研究開発を行った結果、利益面につきましては、営業利益は62億56百万円(対前年同期比42.4%減)、経常利益は62億2百万円(対前年同期比44.2%減)、当期純利益は36億39百万円(対前年同期比49.0%減)となりました。
なお、研究開発費は184億52百万円(対前年同期比24.1%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 医薬品事業
平成23年4月からアステラス製薬株式会社より国内のプロモーション活動を受託しておりましたアトピー性皮膚炎治療剤「プロトピック軟膏0.1%/0.03%小児用」は、平成26年4月1日の販売権継承を境にさらに戦略的展開を強化し、堅調な売上を確保しました。また、血行促進・皮膚保湿剤「ヒルドイド」は、高齢化やスキンケアに対する認識の向上などの外部環境変化を好機として継続的に伸長し、前年同期から増収となりました。一方、経皮吸収型・気管支拡張剤「ホクナリンテープ」は、後発医薬品やその他競合品の影響などを受けて、前年同期から減収となりました。
これらの結果、当セグメントの売上高は633億円43百万円(対前年同期比0.4%増)、セグメント利益は55億67百万円(対前年同期比48.5%減)となりました。
② その他の事業
主として当連結会計年度において連結子会社となりましたマルホ発條工業㈱のばね・包装機事業が寄与し、売上高は60億73百万円、セグメント利益は6億88百万円となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ65億57百万円増加し、476億75百万円となりました。現金及び現金同等物の増加の内訳は、営業活動により得られたキャッシュ・フロー46億41百万円、投資活動により使用したキャッシュ・フロー89億80百万円及び財務活動により得られたキャッシュ・フロー106億87百万円であります。
営業活動により得られたキャッシュ・フローは、46億41百万円と前年同期に比べ7億42百万円の減少となりました。これは、法人税等の支払額が42億20百万円と前年同期に比べ13億71百万円減少したこと並びに運転資本(売上債権、たな卸資産及び仕入債務)の増加額が11億95百万円と前年同期に比べ10億14百万円減少した一方で、税金等調整前当期純利益が68億64百万円と前年同期に比べ41億39百万円減少したことによるものであります。
投資活動により使用したキャッシュ・フロー89億80百万円の主な内容は、生産設備等の有形固定資産の取得による支出43億88百万円、販売権等の無形固定資産の取得による支出56億22百万円、Biofrontera AG株式の追加取得等による支出14億30百万円、平成24年2月に買収したCutanea Life Sciences, Inc.の条件付取得対価の支払額8億16百万円、連結の範囲の変更を伴うマルホ発條工業㈱株式の取得による収入34億49百万円及び事業譲受による支出5億64百万円であります。
財務活動により得られたキャッシュ・フロー106億87百万円の主な内容は、社債の発行による収入100億円であります。
2 【生産、受注及び販売の状況】
(1) 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 生産高(百万円) | 前年同期比(%) |
|---|---|---|
| 医薬品事業 | 52,684 | △2.9 |
| その他の事業 | 5,314 | ― |
| 合計 | 57,999 | +6.9 |
(注) 1 金額は、販売価格によっております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3 「その他の事業」の金額は、当連結会計年度において連結子会社となりましたマルホ発條工業㈱の生産実績であります。
(2) 受注状況
当社グループでは販売計画に基づいて見込生産を行っており、受注生産は行っておりません。
その他の事業では、一部受注生産を行っておりますが、金額的重要性が乏しいため、受注状況の記載は省略しております。
(3) 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 販売高(百万円) | 前年同期比(%) |
|---|---|---|
| 医薬品事業 | 63,343 | +0.4 |
| その他の事業 | 6,023 | +386.6 |
| 合計 | 69,367 | +7.8 |
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3 「その他の事業」の販売実績の増加は、主として当連結会計年度において連結子会社となりましたマルホ発條工業㈱のばね・包装機事業の売上によるものであります。
4 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
3 【対処すべき課題】
当社グループは、長期ビジョン2011“「Excellence in Dermatology」~皮膚科学領域での卓越した貢献を~”の実現に向け、第1次中期計画(平成23年10月~平成26年9月)に取り組んでまいりました。引き続いて第2次中期計画(平成26年10月~平成29年9月)に取り組み、「国内製品の売上拡大」「プロダクト創出」「ケアサイクル」「海外事業」「組織・人事」の5つの要素を変革の柱として確実に実行を推し進めてまいります。
研究開発活動におきましては、経営資源の最適配分のもと、皮膚科学領域を基軸としてアンメット・メディカル・ニーズを充足させるため、開発品の探索経路の多様化を追求しつつ自社創薬や開発導入に積極的に取り組んでまいります。
生産活動におきましては、海外事業展開を見据えながら、製薬企業の使命と責務を果たすべく、製造及び品質の管理強化、主力製品の生産能力拡充、グローバルサプライチェーンの体制整備などによって、グローバル基準の品質確保と安定供給に努めてまいります。
販売活動におきましては、情報提供体制の刷新に取り組み、医療関係者により一層信頼される質の高い情報提供活動を行うことで、新製品の立ち上げや市場浸透を目指してまいります。あわせて早期の化粧品事業の基盤確立に向けた取り組みを行ってまいります。
海外事業活動におきましては、事業ステージに応じた海外事業展開を一段と加速してまいります。米国事業は商業化を視野に基盤整備を強化し、欧州事業は展開の方向性を引き続き検討してまいります。
経営基盤の強化におきましては、創業100周年を迎える平成27年を節目とし、新たな成長を目指して次世代人材の輩出や人事制度の刷新を図るとともに、持続的競争優位の確立を目指して収益力の強化や戦略機能の強化を推進してまいります。
4 【事業等のリスク】
本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。なお、文中の記載内容及び将来に関する事項は本書提出日現在において当社グループが判断したものであり、投資に関連するリスクをすべて網羅するものではありません。
(1) 法的規制等に関するリスク
当社グループは、「薬事法」等関連法規の厳格な規制を受けており、各事業活動の遂行に際して許認可等を受けております。これらの許認可等を受けるための諸条件及び関連法規の遵守に努めており、現時点において当該許認可等が取り消しとなる事由は発生しておりません。しかし、法令違反等によりこれらの許認可等が取り消された場合には、規制の対象となる製商品の回収、又は製造並びに販売を中止することを求められる場合もあり、当社グループの事業活動に重大な影響を及ぼす可能性があります。
また、今後これらの規制の強化、又は新たな規制の導入により事業活動が制約された場合には、当社グループの業績又は財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(2) 医薬品行政の動向に関するリスク
日本の医療用医薬品は、国が定める薬価基準によって公定価格が決められており、この薬価基準は原則として2年に1度の改定で概ね引き下げられます。このほか、医療保険制度の改革や後発品使用促進等による薬剤費抑制策の動向によっては、業績又は財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(3) 医薬品の研究開発に関するリスク
当社グループは日々研究開発に全力を注いでおりますが、その過程で当初期待した有効性が証明できなかったり、安全性の問題等で、開発の変更や遅れが生じたり断念する可能性があります。このような場合には、投入した費用の回収が難しくなるほか、計画通りに製品を上市できないことで、当初予測していた収益を下回る可能性があります。
(4) 他社医薬品との競合によるリスク
医療用医薬品は、販売している医薬品と同種の効能を持つ他社医薬品との競合に加え、先発医薬品の特許が切れると発売される同成分の後発医薬品との価格的な競合にさらされます。これらの競合の激化は、既存製品の売上に大きな影響を及ぼす可能性があります。
(5) 特定の製品への依存に関するリスク
主力製品である血行促進・皮膚保湿剤「ヒルドイド」の連結売上高に対する比率は、平成26年9月期で約51%を占めております。有力な競合品の出現や後発医薬品の伸長等により売上高が減少した場合は、業績又は財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(6) 製品の品質・副作用・安全性に関するリスク
使用する原材料の品質に懸念が生じた場合や、製品に開発段階で発見できなかった副作用や安全性上の問題が生じた場合には、製品の回収や販売中止、さらに補償問題に進展し、業績又は財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(7) 製造・供給に関するリスク
技術上の問題、使用原材料の供給停止、インフルエンザ等のパンデミック・火災・地震・その他の災害等により工場が閉鎖又は操業停止した場合、あるいは物流機能等が停止した場合には、製品の供給が妨げられ、業績又は財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(8) 知的財産に関するリスク
当社グループが知的財産を適切に保護できない場合、又は当社グループの認識の範囲外で第三者の知的財産を侵害する場合には、業績又は財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(9) 他社との提携に関するリスク
当社グループはアライアンス戦略を推進し、研究・開発・販売の各段階において、国内外の会社と共同研究、共同開発、導入等の提携を行っております。今後、何らかの事情によりこれらの提携関係が変更・解消になった場合、業績又は財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(10) 訴訟に関するリスク
現在、当社グループの経営に影響を与えるような訴訟は提起されておりませんが、当社グループが国内外で継続して事業活動を行う過程において、特許関連、製造物責任、環境関連、労務関連、その他に関して訴訟を提起され、業績又は財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(11) 情報管理に関するリスク
当社グループが保有する個人情報や機密情報の保護・管理については社内規程を制定し、また従業員教育等を通じて情報流出の防止に細心の注意を払っておりますが、予期せぬ事態により情報の流出・漏洩が発生した場合には、当社グループの社会的信用の低下等により、業績又は財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
5 【経営上の重要な契約等】
(1) 販売契約等(導入)
| 契約会社名 | 相手先の名称 | 契約内容 | 契約締結年 |
|---|---|---|---|
| 当社 | 北陸製薬㈱(現 アボット ジャパン㈱) | 経皮吸収型・気管支拡張剤「ホクナリンテープ」の国内における共同販売 | 平成9年 |
| 当社 | 中外製薬㈱ | 尋常性乾癬等角化症治療剤「オキサロール軟膏」の国内における独占販売 | 平成13年 |
| 当社 | 中外製薬㈱ | 尋常性乾癬等角化症治療剤「オキサロールローション」の国内における独占販売 | 平成18年 |
| 当社 | 旭化成ファーマ㈱ | 抗ヘルペスウイルス剤「ファムビル」の国内における独占販売 | 平成19年 |
| 当社 | アステラス製薬㈱ | アトピー性皮膚炎治療剤「プロトピック」の国内におけるプロモーション及び独占販売・平成23年4月より国内におけるプロモーションを受託・平成26年4月に国内における販売権を継承 | 平成22年 |
| 当社 | ノバルティス ファーマ㈱ | 同社が乾癬の治療薬として製造販売承認申請中(平成26年9月30日現在)のヒト型抗ヒトIL-17A モノクローナル抗体 セクキヌマブ製剤の国内における共同プロモーション及び独占販売 | 平成26年 |
(2) 事業譲受契約
平成26年、立山製薬工場㈱は、前田薬品工業㈱との間に、同社の立山工場で営む医薬品製造事業を譲り受ける契約を締結いたしました。本契約に基づき、立山製薬工場㈱は、平成26年3月に対象事業に関する資産、負債及び契約を継承しております。
6 【研究開発活動】
当社グループは、“「Excellence in Dermatology」~皮膚科学領域での卓越した貢献を~”を長期ビジョンに掲げ、皮膚科学領域におけるスペシャリティファーマとして、アンメット・メディカル・ニーズを充足させるべく、積極的な研究開発活動を行っております。また、開発品の導入にも積極的に取り組んでおります。
当連結会計年度の研究開発費は184億52百万円であります。
当社の研究の状況につきましては、主に皮膚科学領域におけるアンメット・メディカル・ニーズに対応する新薬の創出を目指して創剤創薬研究を進めるとともに、国内外の研究機関と共同し、新規化合物基礎研究や新規製剤技術研究、病態病理・治療法の研究に積極的に取り組んでおります。
当社の臨床開発の状況につきましては、以下のとおりであります。
新有効成分として開発を進めておりました、M6050(一般名:過酸化ベンゾイル)は尋常性ざ瘡の治療薬として平成26年3月に、M5120(一般名:オゼノキサシン)はざ瘡(化膿性炎症を伴うもの)及び表在性皮膚感染症の治療薬として平成26年7月に、製造販売承認申請を行いました。
M8010は尋常性乾癬を対象とした臨床試験を終了し、共同開発先である中外製薬株式会社とともに製造販売承認申請に向けて準備中であります。
M5180はグローバル開発品目として尋常性乾癬を対象に、国内では第Ⅱ相試験を、米国及び欧州では第Ⅲ相試験を実施中であります。
M5220は帯状疱疹及び単純疱疹を対象に、M7030は乳児血管腫を対象に、それぞれ国内で第Ⅲ相試験を実施中であります。
M1170は掌蹠多汗症を対象に、国内で第Ⅱ相試験を実施中であります。
平成26年6月にGalderma S.A.(スイス)から導入しましたM7040は頭皮の尋常性乾癬を対象に、第Ⅲ相試験に向けて準備中であります。
脂漏性皮膚炎を対象に開発を進めておりましたM1100は開発を中止しました。
また、Cutanea Life Sciences, Inc.(米国)につきましては、CLS001は酒さ及びざ瘡を対象とした第Ⅱ相試験を米国で実施中であります。
開発パイプライン 平成26年9月30日現在
7 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、収益及び費用、損失並びに資産、負債等の額の算定に際して様々な見積り及び判断が行われており、その時点で最も合理的と考えられる基準に基づいて実施しておりますが、実際の結果は見積りに内在する不確実性があるため、これらの見積りと異なることがあります。
(2) 財政状態の分析
① 資産の部
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ247億8百万円増加し、1,247億50百万円となりました。その内訳は、流動資産の増加118億19百万円及び固定資産の増加128億88百万円であります。
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産は、870億10百万円となり、前連結会計年度末に比べ118億19百万円増加しました。主な内容は、現金及び現金同等物の増加65億57百万円、売上債権の増加16億27百万円並びにたな卸資産の増加21億93百万円によるものであります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産は、377億40百万円となり、前連結会計年度末に比べ128億88百万円増加しました。主な内容は、設備投資、マルホ発條工業㈱の新規連結、事業譲受及び販売権の取得等に伴う有形固定資産の増加68億10百万円及び無形固定資産の増加54億25百万円によるものであります。
② 負債の部
当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べ148億87百万円増加し、308億72百万円となりました。その内訳は、流動負債の増加45億85百万円及び固定負債の増加103億1百万円によるものであります。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債は、186億38百万円となり、前連結会計年度末に比べ45億85百万円増加しました。主な内容は、事業譲受に伴う短期借入金の増加29億51百万円によるものであります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債は、122億33百万円となり、前連結会計年度末に比べ103億1百万円増加しました。主な内容は、当社が第1回無担保普通社債を発行したことに伴う社債の増加100億円によるものであります。
③ 純資産の部
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ、98億20百万円増加し、938億78百万円となりました。主な内容は、利益剰余金の増加34億10百万円及びマルホ発條工業㈱を新規連結したことによる少数株主持分の増加56億40百万円によるものであります。
以上の結果、自己資本比率は、70.7%となりました。
(3) 経営成績の分析
当連結会計年度における売上高は、693億67百万円(対前年同期比7.8%増)、営業利益は62億56百万円(対前年同期比42.4%減)、経常利益は、62億2百万円(対前年同期比44.2%減)、当期純利益は36億39百万円(対前年同期比49.0%減)となりました。
① 医薬品事業
医薬品事業における売上高は633億43百万円(対前年同期比0.4%増)となりました。これは、主に血行促進・ 皮膚保湿剤「ヒルドイド」、抗ヘルペスウイルス剤「ファムビル」及び尋常性乾癬等 角化症治療剤「オキサロール」の売上によるものであります。
売上原価は207億46百万円(対前年同期比2.4%増)、販売費及び一般管理費は370億29百万円(対前年同期比15.6%増)となったため、セグメント利益は55億67百万円(対前年同期比48.5%減)となりました。なお、販売費及び一般管理費の内訳は、販売費124億96百万円(対前年同期比2.2%増)、一般管理費(研究開発費を除く)61億51百万円(対前年同期比24.6%増)及び研究開発費183億81百万円(対前年同期比23.6%増)であります。
② その他の事業
その他の事業における売上高は60億73百万円となりました。これは、主として当連結会計年度において連結子会社となりましたマルホ発條工業㈱のばね・包装機事業が寄与したことによるものであります。
売上原価は45億64百万円、販売費及び一般管理費は8億20百万円となったため、セグメント利益は6億88百万円となりました。
営業外損益は、持分法による投資損失1億77百万円などを計上したことにより、54百万円の損失となりました。
特別損益は、マルホ発條工業㈱を株式の追加取得等により連結子会社としたことに伴い、負ののれん発生益16億67百万円及び段階取得に係る差損9億49百万円などを計上したことにより、6億62百万円の利益となりました。
(4) キャッシュ・フローの状況の分析
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ65億57百万円増加し、476億75百万円となりました。現金及び現金同等物の増加の内訳は、営業活動により得られたキャッシュ・フロー46億41百万円、投資活動により使用したキャッシュ・フロー89億80百万円及び財務活動により得られたキャッシュ・フロー106億87百万円であります。
営業活動により得られたキャッシュ・フローは、46億41百万円と前年同期に比べ7億42百万円の減少となりました。これは、法人税等の支払額が42億20百万円と前年同期に比べ13億71百万円減少したこと並びに運転資本(売上債権、たな卸資産及び仕入債務)の増加額が11億95百万円と前年同期に比べ10億14百万円減少した一方で、税金等調整前当期純利益が68億64百万円と前年同期に比べ41億39百万円減少したことによるものであります。
投資活動により使用したキャッシュ・フロー89億80百万円の主な内容は、生産設備等の有形固定資産の取得による支出43億88百万円、販売権等の無形固定資産の取得による支出56億22百万円、Biofrontera AG株式の追加取得等による支出14億30百万円、平成24年2月に買収したCutanea Life Sciences, Inc.の条件付取得対価の支払額8億16百万円、連結の範囲の変更を伴うマルホ発條工業㈱株式の取得による収入34億49百万円及び事業譲受による支出5億64百万円であります。
財務活動により得られたキャッシュ・フロー106億87百万円の主な内容は、社債の発行による収入100億円であります。
(5) 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループの経営成績に重要な影響を与える主な要因は、以下のとおりであります。
① 主力製品の動向
医療用医薬品である血行促進・皮膚保湿剤「ヒルドイド」は、当社グループの連結売上高の5割を超える主力製品となっております。「ヒルドイド」に関して他の有力な競合品の出現や後発医薬品の伸長、その他の事情により売上高が減少した場合には、当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があります。
② 医薬品行政の動向
定期的な薬価基準の引き下げ、医療保険制度の改革や後発医薬品の使用促進等による薬剤費抑制策の動向により、 当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があります。
(6) 経営者の問題意識と今後の方針について
医薬品業界においては、薬価基準の引き下げや後発医薬品のさらなる使用促進策をはじめとした薬剤費抑制の傾向が一層強まっており、当社グループを取り巻く経営環境はさらに厳しさを増すことが予想されます。
その中で、重要課題を、「アンメット・メディカル・ニーズを充足させるための積極的な自社創薬や開発導入」「グローバル基準の品質確保と安定供給」「医療関係者により一層信頼される質の高い情報提供活動」「早期の化粧品事業の基盤確立」「事業ステージに応じた米国・欧州での事業展開」「次世代人材の輩出と人事制度の刷新」とし、持続的競争優位の確立を目指した収益力の強化や戦略機能の強化を推進してまいります。また、さらなる企業価値の向上を図るためにコーポレート・ガバナンスの強化、コンプライアンスの徹底、内部統制システムの整備に引き続き努めてまいります。
第3 【設備の状況】
1 【設備投資等の概要】
当社グループは、医薬品製造設備の増強、研究開発機能の充実・強化等を中心とした設備投資を継続的に実施しております。
当連結会計年度の設備投資額の総額は82億96百万円であり、セグメントごとの主な設備投資額について示すと次のとおりであります。
(医薬品事業)
当連結会計年度において、設備投資額の総額は81億79百万円となりました。主な内容は、当社彦根工場への大型蓄電設備、医薬品製造設備の導入及び社内業務効率化を目的としたソフトウエアの導入並びに立山製薬工場㈱の生産設備の取得によるものであります。立山製薬工場㈱は、前田薬品工業㈱より平成26年3月31日に医薬品製造事業の一部を譲り受けております。
なお、重要な設備の除却又は売却はありません。
(その他の事業)
当連結会計年度において、1億17百万円の設備投資を実施しました。主な内容は、マルホ発條工業㈱の生産設備の取得によるものであります。
なお、重要な設備の除却又は売却はありません。
2 【主要な設備の状況】
(1) 提出会社
平成26年9月30日現在
(注) 1 現在休止中の主要な設備はありません。
2 上記の金額には消費税等は含まれておりません。
3 帳簿価額のうち「その他」は、「工具、器具及び備品」及び「建設仮勘定」等の合計であります。
4 上記のほか、建物等を連結会社以外から賃借しております。年間賃借料は、京都R&Dセンター及び本社等が562百万円、支店及び営業所が311百万円であります。
(2) 国内子会社
平成26年9月30日現在
(注) 1 現在休止中の主要な設備はありません。
2 上記の金額には消費税等は含まれておりません。
3 帳簿価額のうち「その他」は、「工具、器具及び備品」及び「建設仮勘定」等の合計であります。
3 【設備の新設、除却等の計画】
(1) 重要な設備の新設等
平成26年9月30日現在
(注)上記の金額に消費税等は含まれておりません。
(2) 重要な設備の除却等
特に記載すべき事項はありません。
第4 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
| 種類 | 発行可能株式総数(株) |
|---|---|
| 普通株式 | 20,000,000 |
| 計 | 20,000,000 |
② 【発行済株式】
| 種類 | 事業年度末現在発行数(株)(平成26年9月30日) | 提出日現在発行数(株)(平成26年12月19日) | 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 | 内容 |
|---|---|---|---|---|
| 普通株式 | 7,650,720 | 同左 | 非上場 | (注)1、2 |
| 計 | 7,650,720 | 同左 | ― | ― |
(注) 1 当社は単元株制度を採用しておりません。
2 株式の譲渡制限に関する規定は次のとおりであります。
当社の発行する全部の株式について、会社法第107条第1項第1号に定める内容(いわゆる譲渡制限)を定めており、当該株式の譲渡又は取得について取締役会の承認を要する旨を定款において定めております。
(2) 【新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
(5) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
| 年月日 | 発行済株式総数増減数(株) | 発行済株式総数残高(株) | 資本金増減額(百万円) | 資本金残高(百万円) | 資本準備金増減額(百万円) | 資本準備金残高(百万円) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 平成元年12月18日 | 997,920 | 7,650,720 | 49 | 382 | ― | ― |
(注) 上記の増加は、普通株式1株につき0.15株の株式配当によるものであります。
(6) 【所有者別状況】
平成26年9月30日現在
(7) 【大株主の状況】
平成26年9月30日現在
| 氏名又は名称 | 住所 | 所有株式数(千株) | 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%) |
|---|---|---|---|
| マルホ社員持株会 | 大阪府大阪市北区中津一丁目5番22号 | 1,321 | 17.27 |
| 高木 幸一 | 兵庫県宝塚市 | 765 | 10.00 |
| 小野 昭雄 | 埼玉県さいたま市浦和区 | 340 | 4.45 |
| 赤城 悦雄 | 神奈川県横浜市港北区 | 340 | 4.45 |
| 杉田 文子 | 兵庫県宝塚市 | 252 | 3.30 |
| 冨田 美子 | 兵庫県宝塚市 | 252 | 3.30 |
| 第一三共株式会社 | 東京都中央区日本橋三丁目5番1号 | 230 | 3.01 |
| 日清ファルマ株式会社 | 東京都千代田区神田錦町一丁目25番地 | 230 | 3.01 |
| 吉田 光子 | 兵庫県宝塚市 | 198 | 2.60 |
| 難波 和彦 | 大阪府大阪市阿倍野区 | 171 | 2.25 |
| 計 | ― | 4,102 | 53.62 |
(注) 所有株式数の千株未満は切り捨てて表示しております。
(8) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
平成26年9月30日現在
② 【自己株式等】
平成26年9月30日現在
| 所有者の氏名又は名称 | 所有者の住所 | 自己名義所有株式数(株) | 他人名義所有株式数(株) | 所有株式数の合計(株) | 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%) |
|---|---|---|---|---|---|
| ― | ― | ― | ― | ― | ― |
| 計 | ― | ― | ― | ― | ― |
(9) 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
2 【自己株式の取得等の状況】
【株式の種類等】
該当事項はありません。
(1) 【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2) 【取締役会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
該当事項はありません。
(4) 【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
該当事項はありません。
3 【配当政策】
当社は、各事業年度の利益状況と将来の事業展開を総合的かつ長期的に考慮し、事業拡大と収益力向上のための内部留保に努めるとともに、株主への利益配分にも十分考慮し、安定的に継続して実施することを基本方針とし、業績に応じた特別配当等で株主の支援に報いるよう努めております。
当社は、株主総会決議により、年1回の期末配当を行うこととしております。
第65期事業年度は、継続的な安定配当の基本方針のもと、業績の状況及び経営環境等を勘案し、平成26年12月19日の定時株主総会決議により、1株当たり17円50銭、総額1億33百万円の配当を実施しました。
内部留保金の使途につきましては、積極的かつ長期間にわたる研究開発投資及び合理化・省力化を目的とした設備投資等に充当します。
(注) 基準日が第65期事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。
| 決議年月日 | 配当金の総額(百万円) | 1株当たり配当額(円) |
|---|---|---|
| 平成26年12月19日定時株主総会決議 | 133 | 17.50 |
4 【株価の推移】
当社株式は非上場でありますので、該当事項はありません。
5 【役員の状況】
(注) 1 所有株式数の千株未満は切り捨てて表示しております。
2 取締役の任期は、平成26年9月期に係る定時株主総会終結の時から平成28年9月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
3 監査役の任期は、平成24年9月期に係る定時株主総会終結の時から平成28年9月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
4 当社では、取締役による意思決定機能・経営監督機能と執行役員による業務執行機能を分離し、それぞれの役割を明確化することにより各々の質の向上を図り、長期的かつ継続的な企業体質の強化を目的として、執行役員制度を導入しております。
執行役員は、以下の19名であります。
社長執行役員 高木 幸一
専務執行役員 前田 誠二
常務執行役員 今西 一郎 サイエンス統括
常務執行役員 鬼頭 康彦 事業統括
執行役員 三浦 裕晃 管理担当
執行役員 有竹 伸夫 財務経理・情報システム担当
執行役員 浜田 順一 欧州事業・海外事業推進担当
執行役員 杉田 淳 北米事業統括
執行役員 北田 孝秀 製品戦略担当
執行役員 愛宕 栄彦 開発統括
執行役員 棚瀬 敦 グローバル開発プロジェクト担当
執行役員 石濱 豊 臨床開発担当
執行役員 赤塚 正裕 研究担当
執行役員 山﨑 廣志 CMC統括
執行役員 山川 浩 化粧品事業担当
執行役員 石丸 靖之 営業ライン統括
執行役員 入口 文博 営業スタッフ担当
執行役員 安井 清 営業ライン東日本担当
執行役員 大西 整 営業ライン西日本担当
6 【コーポレート・ガバナンスの状況等】
(1) 【コーポレート・ガバナンスの状況】
① 企業統治の体制
イ 企業統治の体制の概要
当社は、マルホグループとして、すべてのステークホルダーから信頼を得て、さらなる企業価値の向上を図るためにコーポレート・ガバナンスの強化を図るとともに、コンプライアンス体制、リスク管理体制及び情報管理体制を統合的に整備し、以下のとおり内部統制システムの構築を推進しております。
ロ 会社の機関の内容
会社の機関・内部統制の関係は、以下に示すとおりであります。
・取締役会
取締役会は、代表取締役社長及び取締役7名の合計8名で構成されております。経営の最高意思決定機関としての役割を持ち、原則3ヵ月に1回以上開催し、取締役会規程に定める重要業務の決定と業務執行状況の監督を行っております。
・執行役員制度
戦略意思決定、業務執行、経営監督の3つの経営機能を強化するために、執行役員制度を導入しております。提出日現在は取締役による兼務を除き11名であります。
・リスク・コンプライアンス管理委員会
リスクの適切な管理を推進するためにリスク・コンプライアンス管理委員会を設置しております。委員会の役割は、1)事業運営リスクの特定・評価・リスクオーナーの決定、2)事業運営リスク対策の進捗管理、3)マルホ・コンプライアンス・プログラムの統括で、専務執行役員が委員長を務めます。
② 内部統制システムの整備の状況
当社は、取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制並びに業務の適正を確保するために必要な体制(内部統制システム)を次のとおり整備しております。
以下、平成19年9月25日開催の取締役会において決議された「内部統制基本方針」を記載します(平成26年8月1日改訂施行)。
イ 当社の企業使命実現のために
・社是「真実の追求」および経営基本方針のもとに、企業使命「我々は、人類の健康に対して、質の高い貢献を行うことを使命とする」を掲げ、製薬企業に求められる“あるべき姿”を追求し、真に患者さんが必要とされる医薬品を医師に提供するために、常に誠実・公正・適切かつ透明性の高い企業活動を行うことを経営のよりどころとする。
ロ 取締役および従業員の職務執行が法令および定款に適合することを確保するための体制
・コンプライアンス・プログラム(企業行動憲章、コンプライアンス行動規準、推進体制、具体的取り組み等)に基づき、代表取締役社長、または他の取締役の中から任命されたコンプライアンス統括責任者のもとにコンプライアンス推進組織を設置し、他のコンプライアンス関連部門・委員会等との有機的な連携のもとにコンプライアンス啓発・教育を実施するとともに各種推進施策を講じ、コンプライアンス経営を推進する。
・コンプライアンスに関する疑義ある行為等について直接相談・通報できる社内および社外の内部通報窓口を設置・運用し、コンプライアンス経営の実践に活用する。
・財務報告の信頼性を確保するため、財務報告に係る内部統制の整備・運用、評価、報告および改善を行う。
ハ 取締役の職務執行に係る情報の保存および管理に関する体制
・取締役会議事録、執行役員会議事録、稟議書、その他取締役の職務執行に係る情報について、文書管理および情報セキュリティ関連規程により、情報類型毎に情報の作成、保管・保存、廃棄等のルールを定め、文書または電磁的記録の方法により閲覧可能な状態で適切に管理する。
ニ 損失の危険の管理に関する規程その他の体制
・リスク管理組織を設置し、当社を取り巻く主要なリスク(ビジネスリスク、コンプライアンスリスク、危機リスク、人事リスク、財務リスク、情報管理リスク、環境リスク等)を全社的視点から統合的に管理する。また、リスク毎の管理責任・体制を明確にし、その管理・責任部署は、中長期または事業計画策定・遂行の中で主体的に所管リスクの評価を行い、リスクの内容に応じたリスク回避、リスク低減、リスク移転の措置等を行う。
・事業継続の観点からBCP(事業継続計画)を作成するとともに、緊急事態に対する危機管理に関しては、迅速、適正かつ統一的管理を行うために危機管理責任者、事務局、危機管理組織等を設置し対応する。
ホ 取締役の職務執行が効率的に行われることを確保するための体制
・執行役員制度を導入し、取締役が適切かつ迅速に意思決定し、取締役の監督のもとに執行役員が効果的かつ効率的にその業務を執行する体制を構築する。
・取締役会規程をはじめとする会議規程、組織規程、職掌規程、職務権限規程および稟議規程により適切な権限委譲を行い、意思決定、関係組織長等への指示・伝達、業務執行が迅速に行われる体制を構築する。
ヘ 当社およびその子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制
・子会社管理規程に基づくグループ経営の基本原則に従い、子会社の独立性を尊重しつつ、高い倫理観をもって、グループ全体の経営を推進する。
・子会社の経営については、原則として当社の取締役または従業員を取締役として子会社に派遣し、子会社の取締役会を介して事業運営管理を行い、事業の適正を確保する。
また、取締役として派遣する者のうち一人を子会社の管理責任者として指名し、一元管理する。
・グローバルコンプライアンス行動規準を子会社に浸透させ、グループ全体としてコンプライアンス経営を推進する。
ト 内部監査体制について
・代表取締役社長直轄等、執行部門から独立した内部監査部門を設置し、内部統制システムの整備・運用状況(コンプライアンス経営、リスク管理および情報管理を含む)について、各部門責任者による自主点検と内部監査部門による監査を実施する。
・グループ経営における業務の適正を確保するために子会社業務の遂行状況につき適宜調査を行う。
チ 監査役監査が実効的に行われることを確保するための体制
・監査役が、その職務を補助すべき従業員を置くことを必要としたときは、当該従業員を置くものとし、取締役からの独立性を確保する。
・取締役は、経営の基本的方針・計画に関する事項、その他重要な事項について、事前に監査役に通知する。
・監査役は、取締役会のほか重要な意思決定の過程および業務執行の状況を把握するために重要な会議に出席する。
・監査役は、業務執行に関する重要な文書を閲覧し、必要に応じて取締役または従業員に対しその説明を求める。
・取締役は、経営に影響を及ぼす重要事項について監査役に都度報告する体制を整備する。
・監査役は、子会社管理責任者および子会社監査役と相互に情報共有または意見交換し緊密な連携を図る。
・監査役は、コンプライアンス推進部門等と連携し、効果的かつ効率的に監査を実施する。
リ 監査役、会計監査人と内部監査部門との連携
・監査役、会計監査人および内部監査部門は、監査を通じて認識した課題もしくは将来のリスクを情報共有し、また、必要に応じて協議、意見交換を行うなど、連携強化を図る。
ヌ 反社会的勢力排除に向けた基本的考え方
・市民社会の秩序または安全に脅威を与える反社会的勢力および団体に対して毅然とした姿勢で臨み、不当または不法な要求に一切応じないことを基本方針としてコンプライアンス行動規準に定め、全役員・従業員に周知徹底する。
・警察当局および暴力追放運動推進センター等の外部専門機関との連携による情報収集、組織的な対応が可能となる体制の整備、正常な取引関係を含めた一切の関係の排除に取り組む。
③ 内部監査及び監査役監査の状況
内部監査部門として独立的・客観的な立場から監査を行うため、代表取締役社長直轄の内部監査部(8名)を設置しております。内部監査部は、当社がすべてのステークホルダーからの信頼を得て、持続的かつ健全な成長を遂げるために、内部統制システムの構築(ガバナンス・リスクコントロール・コンプライアンス体制)を推進するとともに、社内各業務が適正に行われるよう監査(助言・啓発)することにより、社内の自浄作用を促進する役割を担っております。
監査役は、監査役監査規程に従い、取締役会その他重要な会議に出席、取締役等から職務の執行状況を聴取するほか、重要な決裁書類を閲覧、本社及び主要な営業所において業務及び財産の状況を調査すること等により、取締役の職務執行を監査しております。
イ 監査役と内部監査部との連携状況
内部監査部は監査役と定期的にミーティングを行い、監査計画や監査結果等について情報共有・意見交換し、互いに効率的かつ効果的に監査を実施できるできるよう連携しております。
ロ 監査役と会計監査人との連携状況
監査役は会計監査人より年間監査計画及び監査の重点項目につき説明を受け、監査役の要望を伝達する等、相互に意見交換を行うとともに、監査報告会においても適宜質問を行う等、監査結果に関する意見交換も実施しております。
また、監査役、内部監査部及び会計監査人の三者は相互に情報交換を行い、監査を実施しております。
④ 社外取締役及び社外監査役
当社は、社外取締役及び社外監査役を選任しておりません。
なお、前事業年度において高木 昌一氏、杉田 文子氏の2名が当社の社外取締役でありましたが、高木 昌一氏は、同氏が業務執行取締役を務めるマルホ発條工業㈱が当事業年度において当社の子会社になったことにより社外取締役に該当しないこととなりました。また、杉田 文子氏は、任期満了のため平成26年12月19日開催の定時株主総会終結の時をもって退任いたしました。
⑤ 役員の報酬等
当事業年度の役員報酬の額は、取締役4億42百万円(支給人数10名)、監査役35百万円(支給人数1名)であります。このうち、社外取締役の報酬の額は、10百万円(支給人数2名)であります。
報酬の額は、基本報酬、賞与及び退職慰労金(役員退職慰労引当金繰入額及び特別功労加算金)の合計額であります。
⑥ 会計監査の状況
当社の会計監査業務を執行した公認会計士は、石黒訓氏、目細実氏及び大谷博史氏であり、有限責任監査法人トーマツに所属しております。
また、当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士9名及びその他6名により構成されております。
⑦ 取締役選任の決議要件
当社は、取締役の選任決議について、株主総会において議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨、またその決議は累積投票によらないものとする旨を定款に定めております。
⑧ 株主総会の特別決議要件
当社は、株主総会の円滑な運営を行うため、会社法第309条第2項に定める株主総会の決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款に定めております。
(2) 【監査報酬の内容等】
① 【監査公認会計士等に対する報酬の内容】
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
② 【その他重要な報酬の内容】
前連結会計年度
在外連結子会社は、当社の監査公認会計士等と同一のネットワークに属しているデロイト トウシュ トーマツ リミテッドのメンバーファームに対して監査証明業務に基づく報酬1百万円、非監査業務に基づく報酬3百万円、合計5百万円を支払っております。
当連結会計年度
在外連結子会社は、当社の監査公認会計士等と同一のネットワークに属しているデロイト トウシュ トーマツ リミテッドのメンバーファームに対して監査証明業務に基づく報酬2百万円、非監査業務に基づく報酬4百万円、合計7百万円を支払っております。
③ 【監査公認会計士等の提出会社に対する非監査業務の内容】
前連結会計年度
当社が監査公認会計士等に対して報酬を支払っている非監査業務の内容は、内部統制推進体制の構築に関するアドバイザリー業務、ディスクロージャー体制整備に関するアドバイザリー業務等であります。
当連結会計年度
当社が監査公認会計士等に対して報酬を支払っている非監査業務の内容は、主に財務報告に係る内部統制に関する助言・指導業務であります。
④ 【監査報酬の決定方針】
該当事項はありませんが、当社の規模、特性及び監査計画日数等を総合的に勘案し、監査報酬を決定しております。
第5 【経理の状況】
1 連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
(1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。以下「連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しております。
なお、当連結会計年度(平成25年10月1日から平成26年9月30日まで)の連結財務諸表に含まれる比較情報については、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則等の一部を改正する内閣府令」(平成24年9月21日内閣府令第61号)附則第3条第2項により、改正前の連結財務諸表規則に基づいて作成しております。
(2) 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。
なお、当事業年度(平成25年10月1日から平成26年9月30日まで)の財務諸表に含まれる比較情報については、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則等の一部を改正する内閣府令」(平成24年9月21日内閣府令第61号)附則第2条第2項により、改正前の財務諸表等規則に基づいて作成しております。
2 監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(平成25年10月1日から平成26年9月30日まで)の連結財務諸表及び事業年度(平成25年10月1日から平成26年9月30日まで)の財務諸表について、有限責任監査法人トーマツにより監査を受けております。
3 連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて
当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、適正な連結財務諸表等を作成するため、社内規程及びマニュアル等を整備するとともに、外部機関の行う研修・セミナーへの参加や会計専門誌の定期購読等によって理解を深め、会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制を整備しております。
1 【連結財務諸表等】
(1) 【連結財務諸表】
① 【連結貸借対照表】
② 【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】
【連結包括利益計算書】
③ 【連結株主資本等変動計算書】
前連結会計年度(自 平成24年10月1日 至 平成25年9月30日)
当連結会計年度(自 平成25年10月1日 至 平成26年9月30日)
④ 【連結キャッシュ・フロー計算書】
【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1.連結の範囲に関する事項
(1) 当社の連結子会社の数 6社
連結子会社の名称
Maruho North America Inc.
Maruho Europe Ltd.
Maruho Deutschland GmbH
Cutanea Life Sciences, Inc.
マルホ発條工業㈱
立山製薬工場㈱
前連結会計年度において持分法適用関連会社でありましたマルホ発條工業㈱は、株式の追加取得等により子会社としたため、当連結会計年度より連結の範囲に含めております。また、当連結会計年度において、立山製薬工場㈱を新たに設立したため、連結の範囲に含めております。
なお、連結子会社でありましたヤツデ㈱は、清算結了したため、連結の範囲から除外しております。
(2) 主要な非連結子会社の名称等
亀岡スプリング㈱
連結の範囲から除いた理由
非連結子会社3社は、いずれも小規模会社であり、合計の総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないため、連結の範囲から除外しております。
2.持分法の適用に関する事項
(1) 持分法を適用した関連会社の数 1社
持分法適用の関連会社の名称
Biofrontera AG
Biofrontera AGは、株式の追加取得により関連会社としたため、当連結会計年度より持分法の適用範囲に含
めております。
(2) 持分法を適用しない非連結子会社及び関連会社のうち主要な会社の名称等
前田薬品工業㈱
持分法を適用しない理由
持分法を適用していない非連結子会社3社及び関連会社1社は、それぞれ当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ、全体としても重要性がないため、持分法の適用範囲から除外しております。
(3) 持分法の適用の手続について特に記載する必要があると認められる事項
Biofrontera AGの決算日と連結決算日との差異が6ヶ月以上あるため、連結決算日直近となる中間決算日現在の財務諸表を使用しております。ただし、連結決算日との間に生じた重要な取引については、持分法適用上必要な修正を行っております。
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社の決算日は、連結決算日と一致しております。
4.会計処理基準に関する事項
(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法
① 有価証券
その他有価証券
時価のあるもの
決算期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は、移動平均法により算定)
時価のないもの
移動平均法による原価法
② デリバティブ
時価法
③ たな卸資産
主として総平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)
(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有形固定資産(リース資産を除く)
当社及び国内連結子会社
定率法
ただし、平成10年4月以降に取得した建物(建物附属設備は除く)については、定額法を採用しております。
在外連結子会社
定額法
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建物及び構築物 7年~60年
機械装置及び運搬具 2年~12年
② 無形固定資産(リース資産を除く)
定額法
なお、主な償却年数は次のとおりであります。
ソフトウエア(自社利用分) 5年(社内における利用可能期間)
販売権 5年
③ リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法
なお、所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、リース取引開始日が平成20年9月以前のリース取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。
(3) 重要な繰延資産の処理方法
社債発行費については支出時に全額費用処理しております。
(4) 重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
なお、当連結会計年度末における計上額はありません。
② 賞与引当金
従業員に対して支給する賞与に備えるため、支給見込額に基づき当連結会計年度に見合う分を計上しております。
③ 返品調整引当金
将来の商品及び製品の返品による損失に備えるため、過去の実績を基礎として算出した返品に伴う損失見込額を計上しております。
④ 役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支払に備えるため、内規に基づく当連結会計年度末要支給額を計上しております。
(5) 退職給付に係る会計処理の方法
① 退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、期間定額基準によっております。
② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法
数理計算上の差異及び過去勤務費用は、各連結会計年度の発生時において、全額を損益処理しております。
(6) 重要なヘッジ会計の方法
① ヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ処理によっております。
なお、振当処理の要件を満たしている為替予約については、振当処理によっております。
② ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段…為替予約
ヘッジ対象…外貨建買掛金及び外貨建予定取引
③ ヘッジ方針
外貨建取引の為替相場の変動リスクを回避する目的で為替予約取引を行っております。
④ ヘッジ有効性評価の方法
為替予約は取引の重要な条件がヘッジ対象と同一であり、ヘッジ効果が極めて高いことから、有効性の評価を省略しております。
(7) のれんの償却方法及び償却期間
のれんは、その効果が発現すると見積られる期間(計上後20年以内)で均等償却しております。
(8) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。
(9) その他連結財務諸表作成のための重要な事項
消費税等の会計処理
税抜方式によっております。
(会計方針の変更)
(退職給付に関する会計基準等の適用)
「退職給付に関する会計基準」(企業会計基準第26号 平成24年5月17日。以下「退職給付会計基準」という。)及び「退職給付に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第25号 平成24年5月17日。以下「退職給付適用指針」という。)を、当連結会計年度末より適用し(ただし、退職給付会計基準第35項本文及び退職給付適用指針第67項本文に掲げられた定めを除く。)、退職給付債務から年金資産の額を控除した額を退職給付に係る負債又は資産として計上する方法に変更しております。
なお、当社グループにおいては未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用はありませんので、この変更による退職給付に係る負債又は資産に与える影響はありません。
(未適用の会計基準等)
・「退職給付に関する会計基準」(企業会計基準第26号 平成24年5月17日)
・「退職給付に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第25号 平成24年5月17日)
(1) 概要
本会計基準等は、財務報告を改善する観点及び国際的な動向を踏まえ、未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の処理方法、退職給付債務及び勤務費用の計算方法並びに開示の拡充等について改正されました。
(2) 適用予定日
退職給付債務及び勤務費用の計算方法の改正については、平成27年9月期の期首より適用予定であります。
なお、当該会計基準等には経過的な取り扱いが定められているため、過去の期間の連結財務諸表に対しては遡及適用しません。
(3) 当該会計基準等の適用による影響
影響額については、当連結財務諸表作成時において評価中であります。
(表示方法の変更)
(連結貸借対照表関係)
前連結会計年度において、「無形固定資産」の「その他」に含めていた「販売権」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記することとしております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「無形固定資産」の「その他」に表示していた2,037百万円は、「販売権」166百万円、「その他」1,870百万円として組み替えております。
(連結損益計算書関係)
前連結会計年度において、独立掲記しておりました「営業外収益」の「受取保険金」は、金額的重要性が乏しくなったため、当連結会計年度より「その他」に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「営業外収益」に表示していた「受取保険金」33百万
円、「その他」135百万円は、「その他」169百万円として組み替えております。
(連結貸借対照表関係)
※1 非連結子会社及び関連会社に対するものは、次のとおりであります。
| 前連結会計年度(平成25年9月30日) | 当連結会計年度(平成26年9月30日) | |
|---|---|---|
| 投資有価証券(株式) | 964百万円 | 2,189百万円 |
※2 担保資産及び担保付債務
担保に供している資産及び担保付債務は、次のとおりであります。
| 前連結会計年度(平成25年9月30日) | 当連結会計年度(平成26年9月30日) | |
|---|---|---|
| 建物及び構築物 | ―百万円 | 497百万円 |
| 土地 | ― 〃 | 22 〃 |
| 計 | ―百万円 | 519百万円 |
| 前連結会計年度(平成25年9月30日) | 当連結会計年度(平成26年9月30日) | |
|---|---|---|
| 長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む) | ―百万円 | 86百万円 |
3 当社は、運転資金の効率的な調達を行うため、取引金融機関3社と貸出コミットメント契約を締結しております。
これらの契約に係る借入金未実行残高等は、次のとおりであります。
| 前連結会計年度(平成25年9月30日) | 当連結会計年度(平成26年9月30日) | |
|---|---|---|
| 貸出コミットメントの総額 | 30,000百万円 | 30,000百万円 |
| 借入実行残高 | ― 〃 | ― 〃 |
| 差引額 | 30,000百万円 | 30,000百万円 |
(連結損益計算書関係)
※1 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりであります。
※2 一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費の総額は、次のとおりであります。
※3 固定資産売却益の内容は、次のとおりであります。
※4 固定資産除売却損の内容は、次のとおりであります。
(連結包括利益計算書関係)
※1 その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額
| 前連結会計年度(自 平成24年10月1日至 平成25年9月30日) | 当連結会計年度(自 平成25年10月1日至 平成26年9月30日) | |
|---|---|---|
| その他有価証券評価差額金 | ||
| 当期発生額 | △153百万円 | 451百万円 |
| 組替調整額 | ― 〃 | △1 〃 |
| 税効果調整前 | △153百万円 | 449百万円 |
| 税効果額 | △32 〃 | △78 〃 |
| その他有価証券評価差額金 | △185百万円 | 371百万円 |
| 繰延ヘッジ損益 | ||
| 当期発生額 | △7百万円 | 5百万円 |
| 組替調整額 | ― 〃 | ― 〃 |
| 税効果調整前 | △7百万円 | 5百万円 |
| 税効果額 | 3 〃 | △1 〃 |
| 繰延ヘッジ損益 | △4百万円 | 3百万円 |
| 為替換算調整勘定 | ||
| 当期発生額 | 584百万円 | 435百万円 |
| その他の包括利益合計 | 393百万円 | 810百万円 |
(連結株主資本等変動計算書関係)
前連結会計年度(自 平成24年10月1日 至 平成25年9月30日)
1 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
| 当連結会計年度期首株式数(株) | 当連結会計年度増加株式数(株) | 当連結会計年度減少株式数(株) | 当連結会計年度末株式数(株) | |
|---|---|---|---|---|
| 発行済株式 | ||||
| 普通株式 | 7,650,720 | ― | ― | 7,650,720 |
| 自己株式 | ||||
| 普通株式 | 32,702 | ― | ― | 32,702 |
2 配当に関する事項
(1) 配当金支払額
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額(百万円) | 1株当たり配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 平成24年12月21日定時株主総会 | 普通株式 | 133 | 17.50 | 平成24年9月30日 | 平成24年12月25日 |
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
| 決議 | 株式の種類 | 配当の原資 | 配当金の総額(百万円) | 1株当たり配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 平成25年12月20日定時株主総会 | 普通株式 | 利益剰余金 | 133 | 17.50 | 平成25年9月30日 | 平成25年12月24日 |
当連結会計年度(自 平成25年10月1日 至 平成26年9月30日)
1 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
| 当連結会計年度期首株式数(株) | 当連結会計年度増加株式数(株) | 当連結会計年度減少株式数(株) | 当連結会計年度末株式数(株) | |
|---|---|---|---|---|
| 発行済株式 | ||||
| 普通株式 | 7,650,720 | ― | ― | 7,650,720 |
| 自己株式 | ||||
| 普通株式 | 32,702 | 24,561 | 57,263 | ― |
(変動事由の概要)
自己株式の増加数の主な内訳は、次のとおりであります。
関係会社の持分比率の変動による増加 24,561株
自己株式の減少数の主な内訳は、次のとおりであります。
関係会社による自己株式(当社株式)の処分による減少 57,263株
2 配当に関する事項
(1) 配当金支払額
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額(百万円) | 1株当たり配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 平成25年12月20日定時株主総会 | 普通株式 | 133 | 17.50 | 平成25年9月30日 | 平成25年12月24日 |
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
| 決議 | 株式の種類 | 配当の原資 | 配当金の総額(百万円) | 1株当たり配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 平成26年12月19日定時株主総会 | 普通株式 | 利益剰余金 | 133 | 17.50 | 平成26年9月30日 | 平成26年12月22日 |
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次のとおりであります。
| 前連結会計年度(自 平成24年10月1日至 平成25年9月30日) | 当連結会計年度(自 平成25年10月1日至 平成26年9月30日) | |
|---|---|---|
| 現金及び預金 | 39,606百万円 | 46,490百万円 |
| 預入期間が3ヶ月を超える定期預金等 | △100 〃 | △310 〃 |
| 有価証券 | 1,611 〃 | 1,495 〃 |
| 現金及び現金同等物 | 41,118百万円 | 47,675百万円 |
※2 当連結会計年度に株式の取得により新たに連結子会社となった会社の資産及び負債の主な内訳
株式の追加取得等により新たにマルホ発條工業㈱を連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の内訳並びにマルホ発條工業㈱株式の取得価額と取得による収入(純額)との関係は、次のとおりであります。
| 流動資産 | 6,529百万円 |
|---|---|
| 固定資産 | 2,026 〃 |
| 流動負債 | △1,412 〃 |
| 固定負債 | △200 〃 |
| 少数株主持分 | △5,238 〃 |
| 小計 | 1,704百万円 |
| 支配獲得時までの持分法評価額 | △970 〃 |
| 負ののれん発生益 | △1,667 〃 |
| 段階取得に係る差損 | 949 〃 |
| 追加取得した株式の取得価額 | 15百万円 |
| 現金及び現金同等物 | △3,465 〃 |
| 差引:取得による収入 | 3,449百万円 |
※3 当連結会計年度に現金及び現金同等物を対価とする事業の譲受にかかる資産及び負債の主な内訳
連結子会社である立山製薬工場㈱が、前田薬品工業㈱の医薬品製造事業の一部を譲受したことに伴い増加した資産及び負債の内訳並びに事業の譲受価額と事業譲受による支出は、次のとおりであります。
| 流動資産 | 136百万円 |
|---|---|
| 固定資産 | 2,212 〃 |
| のれん | 277 〃 |
| 流動負債 | △2,062 〃 |
| (うち短期借入金) | (△2,062 〃 ) |
| 事業の譲受価額 | 564百万円 |
| 現金及び現金同等物 | ― 〃 |
| 差引:事業譲受による支出 | 564百万円 |
(リース取引関係)
1 ファイナンス・リース取引
(借主側)
所有権移転外ファイナンス・リース取引
① リース資産の内容
・有形固定資産 医薬品事業における工具、器具及び備品であります。
② リース資産の減価償却の方法
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計処理基準に関する事項 (2)重要な減価償却資産の 減価償却の方法」に記載のとおりであります。
なお、所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、リース取引開始日が平成20年9月以前のリース取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっておりますが、重要性が乏しいため記載は省略しております。
2 オペレーティング・リース取引
(借主側)
オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度(平成25年9月30日) | 当連結会計年度(平成26年9月30日) | |
| 1年内 | 474 | 398 |
| 1年超 | 1,717 | 1,563 |
| 合計 | 2,192 | 1,962 |
(金融商品関係)
1 金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金運用は短期的な預金等に限定し、資金調達は銀行借入及び社債発行による方針であります。
デリバティブは後述するリスクを回避することを目的とし、投機的な取引は行わない方針であります。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。有価証券及び投資有価証券は、市場価格の変動リスクに晒されております。
営業債務である買掛金の支払期日は、1年以内であります。また、その一部には製剤等の輸入に伴う外貨建のものがあり、為替相場の変動リスクに晒されております。
デリバティブ取引は、外貨建の営業債務及び予定取引に係る為替相場の変動リスクに対するヘッジ取引を目的とした先物為替予約取引であります。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社は、営業債権について、社内で決められた手順に従い、関連部署が主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。
デリバティブ取引の利用にあたっては、カウンターパーティーリスクを軽減するために、信用度の高い金融機関とのみ取引を行っております。
当連結会計年度の連結決算日現在における最大信用リスク額は、信用リスクに晒される金融資産の連結貸借対照表計上額により表わされております。
② 市場リスクの管理
当社は、外貨建の営業債務について、月別に把握された為替相場の変動リスクに対して、原則として先物為替予約を利用してヘッジしております。なお、為替相場の状況により、輸入に係る予定取引により確実に発生すると見込まれる外貨建の営業債務に対する先物為替予約取引を行っております。
有価証券及び投資有価証券については、定期的に時価や発行体の財務状況等を把握し、取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。
デリバティブ取引については、社内で決められた手順に従って取引を行い、その結果を執行役員会及び取締役会に報告することにより取引情報の管理を行っております。
③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当社は、財務経理部が適時に資金計画を作成・更新することにより、流動性リスクを管理しております。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
「デリバティブ取引関係」注記におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。
(5) 信用リスクの集中
当連結会計年度の連結決算日現在における営業債権の約8割を主要な4社が占めております。
2 金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含めておりません((注2)を参照ください。)。
前連結会計年度(平成25年9月30日)
(単位:百万円)
| 連結貸借対照表計上額 | 時価 | 差額 | |
|---|---|---|---|
| (1) 現金及び預金 | 39,606 | 39,606 | ― |
| (2) 受取手形及び売掛金 | 18,629 | 18,629 | ― |
| (3) 有価証券及び投資有価証券 | |||
| 関連会社株式 | ― | ― | ― |
| その他有価証券 | 2,574 | 2,574 | ― |
| 資産計 | 60,810 | 60,810 | ― |
| (1) 支払手形及び買掛金 | 4,422 | 4,422 | ― |
| (2) 短期借入金 | ― | ― | ― |
| (3) 未払金 | 5,058 | 5,058 | ― |
| (4) 未払法人税等 | 1,815 | 1,815 | ― |
| (5) 社債 | ― | ― | ― |
| (6) 長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む) | ― | ― | ― |
| 負債計 | 11,297 | 11,297 | ― |
| デリバティブ取引(*) | 5 | 5 | ― |
(*) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については、( )で示しております。
当連結会計年度(平成26年9月30日)
(単位:百万円)
| 連結貸借対照表計上額 | 時価 | 差額 | |
|---|---|---|---|
| (1) 現金及び預金 | 46,490 | 46,490 | ― |
| (2) 受取手形及び売掛金 | 19,599 | 19,599 | ― |
| (3) 有価証券及び投資有価証券 | |||
| 関連会社株式 | 2,113 | 1,364 | △749 |
| その他有価証券 | 1,938 | 1,938 | ― |
| 資産計 | 70,142 | 69,393 | △749 |
| (1) 支払手形及び買掛金 | 5,073 | 5,073 | ― |
| (2) 短期借入金 | 2,951 | 2,951 | ― |
| (3) 未払金 | 5,777 | 5,777 | ― |
| (4) 未払法人税等 | 1,026 | 1,026 | ― |
| (5) 社債 | 10,000 | 9,996 | △3 |
| (6) 長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む) | 86 | 86 | 0 |
| 負債計 | 24,915 | 24,912 | △2 |
| デリバティブ取引(*) | 10 | 10 | ― |
(*) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については、( )で示しております。
(注1)金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
資 産
(1) 現金及び預金、並びに(2) 受取手形及び売掛金
これらはすべて短期で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(3) 有価証券及び投資有価証券
株式は取引所の価格によっております。また、MMF等については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
なお、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については、「有価証券関係」注記を参照ください。
負 債
(1) 支払手形及び買掛金、(2) 短期借入金、(3) 未払金並びに(4) 未払法人税等
これらはすべて短期で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(5) 社債
元利金の合計額を、新規に同様の社債発行を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。
(6) 長期借入金
元利金の合計額を、新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。
デリバティブ取引
「デリバティブ取引関係」注記を参照ください。
(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額
(単位:百万円)
| 区分 | 前連結会計年度(平成25年9月30日) | 当連結会計年度(平成26年9月30日) |
|---|---|---|
| 非上場株式 | ||
| 子会社及び関連会社株式 | 964 | 75 |
| その他 | 977 | 1,094 |
| 外国投資法人への出資 | 604 | 567 |
| 合計 | 2,546 | 1,737 |
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「(3)有価証券及び投資有価証券」には含めておりません。
(注3)金銭債権の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(平成25年9月30日)
(単位:百万円)
| 1年以内 | 1年超5年以内 | 5年超10年以内 | 10年超 | |
|---|---|---|---|---|
| 現金及び預金 | 39,606 | ― | ― | ― |
| 受取手形及び売掛金 | 18,629 | ― | ― | ― |
| 合計 | 58,235 | ― | ― | ― |
当連結会計年度(平成26年9月30日)
(単位:百万円)
| 1年以内 | 1年超5年以内 | 5年超10年以内 | 10年超 | |
|---|---|---|---|---|
| 現金及び預金 | 46,490 | ― | ― | ― |
| 受取手形及び売掛金 | 19,599 | ― | ― | ― |
| 合計 | 66,089 | ― | ― | ― |
(注4)社債及び長期借入金の連結決算日後の返済予定額
連結附属明細表の「社債明細表」及び「借入金等明細表」に記載しております。
(有価証券関係)
その他有価証券
前連結会計年度(平成25年9月30日)
| 区分 | 連結貸借対照表計上額(百万円) | 取得原価(百万円) | 差額(百万円) |
|---|---|---|---|
| 連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの | |||
| 株式 | 204 | 80 | 123 |
| 小計 | 204 | 80 | 123 |
| 連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの | |||
| 株式 | 758 | 1,000 | △242 |
| その他 | 1,611 | 1,611 | ― |
| 小計 | 2,370 | 2,612 | △242 |
| 合計 | 2,574 | 2,693 | △118 |
(注) 非上場株式(連結貸借対照表計上額 977百万円)及び外国投資法人への出資(連結貸借対照表計上額 604百万円)については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
当連結会計年度(平成26年9月30日)
| 区分 | 連結貸借対照表計上額(百万円) | 取得原価(百万円) | 差額(百万円) |
|---|---|---|---|
| 連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの | |||
| 株式 | 426 | 162 | 264 |
| 小計 | 426 | 162 | 264 |
| 連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの | |||
| 株式 | 17 | 29 | △12 |
| その他 | 1,495 | 1,495 | ― |
| 小計 | 1,512 | 1,525 | △12 |
| 合計 | 1,938 | 1,687 | 251 |
(注) 非上場株式(連結貸借対照表計上額1,094百万円)及び外国投資法人への出資(連結貸借対照表計上額 567百万円)については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
(デリバティブ取引関係)
1 ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
該当事項はありません。
2 ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引
通貨関連
前連結会計年度(平成25年9月30日)
(注) 時価の算定方法 取引先金融機関から提示された価格等に基づき算定しております。
当連結会計年度(平成26年9月30日)
(注) 時価の算定方法 取引先金融機関から提示された価格等に基づき算定しております。
(退職給付関係)
前連結会計年度(自 平成24年10月1日 至 平成25年9月30日)
1 採用している退職給付制度の概要
当社は、確定給付企業年金制度及び退職一時金制度を設けております。また、一部の国内連結子会社は、退職一時金制度を、一部の海外連結子会社は、確定拠出年金制度を設けております。
2 退職給付債務に関する事項
| イ 退職給付債務 | △6,771百万円 |
|---|---|
| ロ 年金資産 | 6,807 〃 |
| ハ 連結貸借対照表計上額純額(イ+ロ) | 35百万円 |
| ニ 前払年金費用 | 54百万円 |
| ホ 退職給付引当金(ハ-ニ) | △18百万円 |
(注) 連結子会社は、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を採用しております。
3 退職給付費用に関する事項
| イ 勤務費用 | 408百万円 |
|---|---|
| ロ 利息費用 | 132 〃 |
| ハ 期待運用収益 | △145 〃 |
| ニ 数理計算上の差異の損益処理額 | △793 〃 |
| ホ 退職給付費用(イ+ロ+ハ+ニ) | △398百万円 |
(注) 簡便法を採用している連結子会社の退職給付費用は、イ 勤務費用に計上しております。
4 退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
(1) 退職給付見込額の期間配分方法
期間定額基準
(2) 割引率
2.0%
(3) 期待運用収益率
2.5%
(4) 数理計算上の差異の処理年数
各連結会計年度の発生時において、全額を損益処理しております。
当連結会計年度(自 平成25年10月1日 至 平成26年9月30日)
1 採用している退職給付制度の概要
当社は、確定給付型の制度として、確定給付企業年金制度及び退職一時金制度を採用しております。また、一部の連結子会社は、確定拠出型の制度を設けております。
2 確定給付制度
(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
| 退職給付債務の期首残高 | 6,771百万円 |
|---|---|
| 勤務費用 | 423 〃 |
| 利息費用 | 135 〃 |
| 数理計算上の差異の発生額 | 60 〃 |
| 退職給付の支払額 | △305 〃 |
| 退職給付債務の期末残高 | 7,085百万円 |
(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表
| 年金資産の期首残高 | 6,807百万円 |
|---|---|
| 期待運用収益 | 170 〃 |
| 数理計算上の差異の発生額 | 419 〃 |
| 事業主からの拠出額 | 518 〃 |
| 退職給付の支払額 | △282 〃 |
| 年金資産の期末残高 | 7,633百万円 |
(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
| 積立型制度の退職給付債務 | 7,085百万円 |
|---|---|
| 年金資産 | △7,633 〃 |
| 連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 | △547百万円 |
| 退職給付に係る資産 | △547百万円 |
|---|---|
| 連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 | △547百万円 |
(4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
| 勤務費用 | 423百万円 |
|---|---|
| 利息費用 | 135 〃 |
| 期待運用収益 | △170 〃 |
| 数理計算上の差異の損益処理額 | △359 〃 |
| 確定給付制度に係る退職給付費用 | 29百万円 |
(5) 年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
| 債券 | 29.7% |
|---|---|
| 株式 | 42.9〃 |
| 一般勘定 | 26.9〃 |
| その他 | 0.5〃 |
| 合計 | 100.0% |
② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(6)数理計算上の計算基礎に関する事項
当連結会計年度末における主要な数理計算上の計算基礎
割引率 2.0%
長期期待運用収益率 2.5%
3 確定拠出制度
連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、49百万円であります。
(税効果会計関係)
1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
| 前連結会計年度(平成25年9月30日) | 当連結会計年度(平成26年9月30日) | |
|---|---|---|
| (繰延税金資産) | ||
| 研究開発費 | 3,360百万円 | 4,142百万円 |
| 繰越欠損金 | 526 〃 | 1,786 〃 |
| 賞与引当金 | 725 〃 | 653 〃 |
| 役員退職慰労引当金 | 283 〃 | 306 〃 |
| 減価償却費 | 361 〃 | 174 〃 |
| その他 | 615 〃 | 930 〃 |
| 繰延税金資産小計 | 5,873百万円 | 7,993百万円 |
| 評価性引当額 | △992 〃 | △2,664 〃 |
| 繰延税金資産合計 | 4,880百万円 | 5,328百万円 |
| (繰延税金負債) | ||
| 仕掛研究開発 | △935百万円 | △1,047百万円 |
| 退職給付に係る資産 | ― 〃 | △194 〃 |
| その他 | △100 〃 | △138 〃 |
| 繰延税金負債合計 | △1,036百万円 | △1,380百万円 |
| 繰延税金資産の純額 | 3,844百万円 | 3,947百万円 |
2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
| 前連結会計年度(平成25年9月30日) | 当連結会計年度(平成26年9月30日) | |
|---|---|---|
| 法定実効税率 | 38.0% | 38.0% |
| (調整) | ||
| 永久に損金算入されない項目 | 1.2% | 1.7% |
| 試験研究費の税額控除等 | △9.5〃 | △22.8〃 |
| 評価性引当額の増減 | 5.8〃 | 24.2〃 |
| 税率変更の影響 | ―〃 | 4.3〃 |
| 負ののれん発生益 | ―〃 | △9.2〃 |
| 段階取得に係る差損 | ―〃 | 5.3〃 |
| その他 | △0.4〃 | 0.2〃 |
| 税効果会計適用後の法人税等の負担率 | 35.1% | 41.7% |
3 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律(平成26年法律第10号)」が平成26年3月31日に公布され、平成26年4月1日以後に開始する連結会計年度から復興特別法人税が課されないこととなりました。これに伴い、当連結会計年度の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用した法定実効税率は、平成26年10月1日に開始する連結会計年度に解消が見込まれる一時差異について、前連結会計年度の38.0%から35.6%に変更されております。
その結果、繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金額)が295百万円減少し、当連結会計年度に計上された法人税等調整額が295百万円増加しております。
(企業結合等関係)
当連結会計年度(自 平成25年10月1日 至 平成26年9月30日)
取得による企業結合
1 当社は、前連結会計年度において持分法適用関連会社でありましたマルホ発條工業㈱の株式を追加取得したうえ
で、取締役の追加選任を行い、平成25年12月10日に同社を連結子会社といたしました。
(1) 企業結合の概要
① 被取得企業の名称及び事業の内容
被取得企業の名称 マルホ発條工業㈱
事業の内容 精密スプリング・板ばね及び各種自動包装機・省力機器の製造・販売
② 企業結合を行った主な理由
マルホ発條工業㈱は、昭和29年に当社より分社し、当社と共通の理念のもと、取締役を相互に派遣するなど友好的な関係を構築してまいりました。今般、より緊密な資本関係を構築することを目的として、マルホ発條工業㈱の退任役員等より株式を追加取得いたしました。
③ 企業結合日
平成25年12月10日
④ 企業結合の法的形式
現金を対価とする株式取得
⑤ 結合後企業の名称
企業結合後の名称の変更はありません。
⑥ 取得した議決権比率
企業結合直前の議決権比率 14.0%[27.4%]
追加取得した議決権比率 10.5%
取得後の議決権比率 24.5%[27.4%]
[外書]は緊密な者等の所有割合であります。
⑦ 取得企業を決定するに至った根拠
現金を対価とした株式の取得をしたためであります。
(2) 連結財務諸表に含まれる被取得企業の業績の期間
平成25年12月1日から平成26年9月30日までの期間の業績を連結損益計算書に含めております。
なお、平成25年11月30日までの期間の業績については、持分法による投資損益として計上しております。
(3) 被取得企業の取得原価及びその内訳
| 企業結合直前に所有していたマルホ発條工業㈱の株式の時価 | 21百万円 |
|---|---|
| 追加取得したマルホ発條工業㈱の株式の時価 | 15百万円 |
| 取得原価 | 36百万円 |
(4) 被取得企業の取得原価と取得するに至った取引ごとの取得原価の合計額との差額
段階取得に係る差損 949百万円
(5) 発生した負ののれんの金額及び発生原因
① 発生した負ののれんの金額
1,667百万円
② 発生原因
被取得企業の資産及び負債を企業結合日の時価で算定した金額が、取得原価を上回ることにより発生したものであります。
(6) 企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳
| 流動資産 | 6,529百万円 |
|---|---|
| 固定資産 | 2,026 〃 |
| 資産合計 | 8,556百万円 |
| 流動負債 | 1,412百万円 |
| 固定負債 | 200 〃 |
| 負債合計 | 1,613百万円 |
(7) 企業結合が当連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす影響の概算額
重要性が乏しいため記載を省略しております。
2 連結子会社である立山製薬工場㈱は、関連会社である前田薬品工業㈱より平成26年3月31日に医薬品製造事業の一
部を譲り受けました。
(1) 企業結合の概要
① 相手企業の名称及び取得した事業の内容
相手企業の名称 前田薬品工業㈱
取得した事業の内容 当社外用剤製品の製造受託事業
② 企業結合を行った主な理由
平成24年9月以降、当社は前田薬品工業㈱と資本業務提携を進めてまいりましたが、今般、前田薬品工業㈱の事業運営のあり方を両社で検討し、当社外用剤製品を製造受託する立山工場の早期操業のための準備を当社主体で進めることにいたしました。なお、立山製薬工場㈱は、立山工場を運営するため、両社が出資し、設立した会社であります。
③ 企業結合日
平成26年3月31日
④ 企業結合の法的形式
現金を対価とする事業譲受
⑤ 結合後企業の名称
企業結合後の名称の変更はありません。
(2) 連結財務諸表に含まれる取得した事業の業績の期間
平成26年3月31日から9月30日までの期間の業績を連結損益計算書に含めております。
(3) 取得した事業の取得原価及びその内訳
| 取得の対価 | 564百万円 |
|---|---|
| 取得原価 | 564百万円 |
(4) 発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
① 発生したのれんの金額
277百万円
② 発生原因
取得原価が企業結合時の時価純資産を上回ったことにより発生したものであります。
③ 償却方法及び償却期間
5年間にわたる均等償却
(5) 企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳
| 流動資産 | 136百万円 |
|---|---|
| 固定資産 | 2,212 〃 |
| 資産合計 | 2,348百万円 |
| 流動負債 | 2,062百万円 |
| 負債合計 | 2,062百万円 |
(6) 企業結合が当連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす影響の概算額
重要性が乏しいため記載を省略しております。
(資産除去債務関係)
重要性が乏しいため記載を省略しております。
(賃貸等不動産関係)
重要性が乏しいため記載を省略しております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の分配の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっている構成単位から、当社グループが主な事業内容としている医薬品の製造・販売を中心とする「医薬品事業」に係るものを集約したものであります。
「医薬品事業」は主に医療用医薬品の製造・販売を行っております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね一致しております。
セグメント間の内部収益及び振替高は、市場実勢価格に基づいております。
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 平成24年10月1日 至 平成25年9月30日)
(単位:百万円)
(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、保険調剤薬局事業を含んでおります。
2 調整額は、以下のとおりであります。
(1) セグメント利益の調整額6百万円は、セグメント間取引消去であります。
(2) セグメント資産の調整額△145百万円は、セグメント間債権の相殺消去等であります。
(3) セグメント負債の調整額△130百万円は、セグメント間債務の相殺消去であります。
3 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
当連結会計年度(自 平成25年10月1日 至 平成26年9月30日)
(単位:百万円)
(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ばね・包装機事業等を含んでおります。
2 調整額は、以下のとおりであります。
(1) セグメント資産の調整額△44百万円は、セグメント間債権の相殺消去等であります。
(2) セグメント負債の調整額△11百万円は、セグメント間債務の相殺消去であります。
3 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 平成24年10月1日 至 平成25年9月30日)
1 製品及びサービスごとの情報
単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。
(2) 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。
3 主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円)
| 顧客の名称又は氏名 | 売上高 | 関連するセグメント名 |
|---|---|---|
| アルフレッサ㈱ | 17,184 | 医薬品事業 |
| ㈱メディセオ | 13,013 | 医薬品事業 |
| ㈱スズケン | 12,565 | 医薬品事業 |
| 東邦薬品㈱ | 9,266 | 医薬品事業 |
当連結会計年度(自 平成25年10月1日 至 平成26年9月30日)
1 製品及びサービスごとの情報
単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。
(2) 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。
3 主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円)
| 顧客の名称又は氏名 | 売上高 | 関連するセグメント名 |
|---|---|---|
| アルフレッサ㈱ | 17,047 | 医薬品事業 |
| ㈱メディセオ | 13,842 | 医薬品事業 |
| ㈱スズケン | 12,889 | 医薬品事業 |
| 東邦薬品㈱ | 8,888 | 医薬品事業 |
| 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】 |
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 平成24年10月1日 至 平成25年9月30日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 平成25年10月1日 至 平成26年9月30日)
(単位:百万円)
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 平成24年10月1日 至 平成25年9月30日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 平成25年10月1日 至 平成26年9月30日)
報告セグメントに含まれない事業セグメントにおいて、マルホ発條工業㈱を株式の追加取得等により連結子会社としたため、1,667百万円の負ののれん発生益を計上しております。
【関連当事者情報】
前連結会計年度(自 平成24年10月1日 至 平成25年9月30日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 平成25年10月1日 至 平成26年9月30日)
該当事項はありません。
(1株当たり情報)
(注) 1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため、記載しておりません。
2 1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
| 項目 | 前連結会計年度(自 平成24年10月1日至 平成25年9月30日) | 当連結会計年度(自 平成25年10月1日至 平成26年9月30日) |
|---|---|---|
| 当期純利益(百万円) | 7,136 | 3,639 |
| 普通株主に帰属しない金額(百万円) | ― | ― |
| 普通株式に係る当期純利益(百万円) | 7,136 | 3,639 |
| 普通株式の期中平均株式数(千株) | 7,618 | 7,639 |
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
⑤ 【連結附属明細表】
【社債明細表】
| 会社名 | 銘柄 | 発行年月日 | 当期首残高(百万円) | 当期末残高(百万円) | 利率(%) | 担保 | 償還期限 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| マルホ㈱ | 第1回無担保普通社債 | 平成26年8月15日 | - | 10,000 | 0.5 | 無担保社債 | 平成31年8月15日 |
| 合計 | - | - | - | 10,000 | - | - | - |
(注)連結決算日後5年内における1年ごとの償還予定額の総額
| 1年以内(百万円) | 1年超2年以内(百万円) | 2年超3年以内(百万円) | 3年超4年以内(百万円) | 4年超5年以内(百万円) |
|---|---|---|---|---|
| - | - | - | - | 10,000 |
【借入金等明細表】
| 区分 | 当期首残高(百万円) | 当期末残高(百万円) | 平均利率(%) | 返済期限 |
|---|---|---|---|---|
| 短期借入金 | - | 2,951 | 0.5 | - |
| 1年以内に返済予定の長期借入金 | - | 60 | 1.1 | - |
| 1年以内に返済予定のリース債務 | - | 25 | 4.0 | - |
| 長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く) | - | 25 | 1.1 | 平成27年10月~平成28年2月 |
| リース債務(1年以内に返済予定のものを除く) | - | 96 | 4.0 | 平成27年10月~平成33年10月 |
| 合計 | - | 3,159 | - | - |
(注)1 「平均利率」については、借入金等の期末残高に対する加重平均利率を記載しております。
2 連結貸借対照表ではリース債務のうち1年以内に返済予定のリース債務は流動負債「その他」に、返済予定が1年を超えるリース債務については固定負債「その他」に含めております。
3 長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く)の連結決算日後における返済予定額は以下のとおりであります。
| 区分 | 1年超2年以内(百万円) | 2年超3年以内(百万円) | 3年超4年以内(百万円) | 4年超5年以内(百万円) | 5年超(百万円) |
|---|---|---|---|---|---|
| 長期借入金 | 25 | - | - | - | - |
| リース債務 | 25 | 23 | 14 | 14 | 18 |
【資産除去債務明細表】
当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が、当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、記載を省略しております。
(2) 【その他】
該当事項はありません。
2 【財務諸表等】
(1) 【財務諸表】
① 【貸借対照表】
② 【損益計算書】
③ 【株主資本等変動計算書】
前事業年度(自 平成24年10月1日 至 平成25年9月30日)
当事業年度(自 平成25年10月1日 至 平成26年9月30日)
【注記事項】
(重要な会計方針)
1.有価証券の評価基準及び評価方法
(1) 子会社株式及び関連会社株式
移動平均法による原価法
(2) その他有価証券
時価のあるもの
決算期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は、移動平均法により算定)
時価のないもの
移動平均法による原価法
2.デリバティブ等の評価基準及び評価方法
時価法
3.たな卸資産の評価基準及び評価方法
総平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)
4.固定資産の減価償却の方法
(1) 有形固定資産(リース資産を除く)
定率法
ただし、平成10年4月以降に取得した建物(建物附属設備は除く)については、定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建物 19年~50年
機械及び装置 7年~12年
工具、器具及び備品 2年~20年
(2) 無形固定資産(リース資産を除く)
定額法
なお、主な償却年数は次のとおりであります。
ソフトウエア(自社利用分) 5年(社内における利用可能期間)
販売権 5年
(3) リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法
なお、所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、リース取引開始日が平成20年9月以前のリース取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。
5.繰延資産の処理方法
社債発行費については支出時に全額費用処理しております。
6.引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
なお、当事業年度末における計上額はありません。
(2) 投資損失引当金
関係会社への投資に係る損失に備えるため、当該会社の財政状態等を勘案し、計上しております。
(3) 賞与引当金
従業員に対して支給する賞与に備えるため、支給見込額に基づき当事業年度に見合う分を計上しております。
(4) 返品調整引当金
将来の商品及び製品の返品による損失に備えるため、過去の実績を基礎として算出した返品に伴う損失見込額を計上しております。
(5) 退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上しております。
① 退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、期間定額基準によっております。
② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法
数理計算上の差異及び過去勤務費用は、各事業年度の発生時において、全額を損益処理しております。
(6) 役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支払に備えるため、内規に基づく当事業年度末要支給額を計上しております。
7.ヘッジ会計の方法
(1) ヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ処理によっております。
なお、振当処理の要件を満たしている為替予約については、振当処理によっております。
(2) ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段…為替予約
ヘッジ対象…外貨建買掛金及び外貨建予定取引
(3) ヘッジ方針
外貨建取引の為替相場の変動リスクを回避する目的で為替予約取引を行っております。
(4) ヘッジ有効性評価の方法
為替予約は取引の重要な条件がヘッジ対象と同一であり、ヘッジ効果が極めて高いことから、有効性の評価を省略しております。
8.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
消費税等の会計処理
税抜方式によっております。
(表示方法の変更)
以下の事項について、記載を省略しております。
・財務諸表等規則第8条の6に定めるリース取引に関する注記については、同条第4項により、記載を省略しております。
・財務諸表等規則第8条の28に定める資産除去債務に関する注記については、同条第2項により、記載を省略しております。
・財務諸表等規則第68条の4に定める1株当たり純資産額の注記については、同条第3項により、記載を省略しております。
・財務諸表等規則第75条第2項に定める製造原価明細書については、同だたし書きにより、記載を省略しております。
・財務諸表等規則第86条に定める研究開発費の注記については、同条第2項により、記載を省略しております。
・財務諸表等規則第95条の5の2に定める1株当たり当期純損益金額に関する注記については、同条第3項により、記載を省略しております。
・財務諸表等規則第95条の5の3に定める潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額に関する注記については、同条第4項により、記載を省略しております。
・財務諸表等規則第107条に定める自己株式に関する注記については、同条第2項により、記載を省略しております。
(貸借対照表関係)
前事業年度において、「無形固定資産」の「その他」に含めて表示しておりました「販売権」は、金額的重要性が増したため、当事業年度より独立掲記することとしております。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度の財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前事業年度の貸借対照表において、「無形固定資産」の「その他」に表示していた321百万円は、「販売権」166百万円、「その他」155百万円として組み替えております。
前事業年度において、独立掲記しておりました「投資その他の資産」の「敷金」は、科目を掲記すべき数値基準が、資産総額の100分の1を超える場合から、100分の5を超える場合に緩和されたため、当事業年度より「その他」に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度の財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前事業年度の貸借対照表において、「投資その他の資産」に表示していた「敷金」1,039百万円、「その他」382百万円は、「その他」1,422百万円として組み替えております。
なお、当該変更は、財務諸表等規則第33条に基づくものであります。
(損益計算書関係)
前事業年度において、独立掲記しておりました「営業外収益」の「受取保険金」は、営業外収益の総額の100分の10以下となったため、当事業年度より「その他」に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度の財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前事業年度の損益計算書において、「営業外収益」に表示していた「受取保険金」33百万円、「その他」131百万円は、「その他」165百万円として組み替えております。
(貸借対照表関係)
1 保証債務
関係会社の不動産賃貸借契約に対し、未経過賃借料の債務保証を行っております。
| 前事業年度(平成25年9月30日) | 当事業年度(平成26年9月30日) | |
|---|---|---|
| Cutanea Life Sciences,Inc. | ―百万円 | 292百万円 |
2 当社は、運転資金の効率的な調達を行うため、取引金融機関3社と貸出コミットメント契約を締結しております。
これらの契約に係る借入金未実行残高等は、次のとおりであります。
| 前事業年度(平成25年9月30日) | 当事業年度(平成26年9月30日) | |
|---|---|---|
| 貸出コミットメントの総額 | 30,000百万円 | 30,000百万円 |
| 借入実行残高 | ― 〃 | ― 〃 |
| 差引額 | 30,000百万円 | 30,000百万円 |
(損益計算書関係)
※1 販売費に属する費用のおおよその割合は前事業年度39%、当事業年度36%、一般管理費に属する費用のおおよその割合は前事業年度61%、当事業年度64%であります。
販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりであります。
※2 固定資産売却益の内容は、次のとおりであります。
※3 固定資産除売却損の内容は、次のとおりであります。
(有価証券関係)
子会社株式及び関連会社株式は、市場価格がなく時価を把握することが極めて困難と認められるため、子会社株式及び関連会社株式の時価を記載しておりません。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められる子会社株式及び関連会社株式の貸借対照表計上額は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
| 区分 | 前事業年度(平成25年9月30日) | 当事業年度(平成26年9月30日) |
|---|---|---|
| 子会社株式 | 5,463 | 9,150 |
| 関連会社株式 | 59 | 43 |
| 計 | 5,523 | 9,193 |
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
| 前事業年度(平成25年9月30日) | 当事業年度(平成26年9月30日) | |
|---|---|---|
| (繰延税金資産) | ||
| 研究開発費 | 3,322百万円 | 4,142百万円 |
| 投資損失引当金 | 341 〃 | 1,089 〃 |
| 賞与引当金 | 705 〃 | 610 〃 |
| 役員退職慰労引当金 | 283 〃 | 298 〃 |
| 減価償却費 | 355 〃 | 171 〃 |
| その他 | 483 〃 | 916 〃 |
| 繰延税金資産小計 | 5,491百万円 | 7,228百万円 |
| 評価性引当額 | △638 〃 | △1,965 〃 |
| 繰延税金資産合計 | 4,853百万円 | 5,263百万円 |
| (繰延税金負債) | ||
| 前払年金費用 | △19百万円 | △194百万円 |
| その他 | △71 〃 | △95 〃 |
| 繰延税金負債合計 | △91百万円 | △290百万円 |
| 繰延税金資産の純額 | 4,762百万円 | 4,973百万円 |
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
| 前事業年度(平成25年9月30日) | 当事業年度(平成26年9月30日) | |
|---|---|---|
| 法定実効税率 | 38.0% | 38.0% |
| (調整) | ||
| 永久に損金算入されない項目 | 1.1% | 1.8% |
| 試験研究費の税額控除等 | △9.4〃 | △24.6〃 |
| 評価性引当額の増減 | 4.1〃 | 22.5〃 |
| 税率変更の影響 | ―〃 | 4.8〃 |
| その他 | 0.3〃 | △1.3〃 |
| 税効果会計適用後の法人税等の負担率 | 34.1% | 41.2% |
3.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律(平成26年法律第10号)」が平成26年3月31日に公布され、平成26年4月1日以後に開始する事業年度から復興特別法人税が課されないこととなりました。これに伴い、当事業年度の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用した法定実効税率は、平成26年10月1日に開始する事業年度に解消が見込まれる一時差異について、前事業年度の38.0%から35.6%に変更されております。
その結果、繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金額)が295百万円減少し、当事業年度に計上された法人税等調整額が295百万円増加しております。
(企業結合等関係)
重要性が乏しいため記載を省略しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
④ 【附属明細表】
【有価証券明細表】
【株式】
【その他】
【有形固定資産等明細表】
| 資産の種類 | 当期首残高(百万円) | 当期増加額(百万円) | 当期減少額(百万円) | 当期末残高(百万円) | 当期末減価償却累計額又は償却累計額(百万円) | 当期償却額(百万円) | 差引当期末残高(百万円) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 有形固定資産 | |||||||
| 建物 | 17,555 | 263 | 71 | 17,747 | 9,484 | 739 | 8,262 |
| 構築物 | 485 | 14 | 0 | 499 | 337 | 24 | 162 |
| 機械及び装置 | 10,287 | 1,642 | 68 | 11,861 | 8,770 | 730 | 3,091 |
| 車両運搬具 | 62 | 3 | 2 | 63 | 55 | 8 | 8 |
| 工具、器具及び備品 | 6,273 | 606 | 313 | 6,566 | 5,543 | 582 | 1,022 |
| 土地 | 890 | ― | ― | 890 | ― | ― | 890 |
| 建設仮勘定 | 821 | 3,731 | 2,666 | 1,886 | ― | ― | 1,886 |
| 有形固定資産計 | 36,375 | 6,261 | 3,120 | 39,516 | 24,191 | 2,086 | 15,325 |
| 無形固定資産 | |||||||
| ソフトウエア | 5,597 | 1,019 | 1,234 | 5,382 | 3,277 | 523 | 2,104 |
| 販売権 | 9,300 | 4,550 | ― | 13,850 | 9,700 | 566 | 4,150 |
| その他 | 6,254 | 581 | 721 | 6,114 | 6,099 | 0 | 15 |
| 無形固定資産計 | 21,151 | 6,151 | 1,955 | 25,347 | 19,077 | 1,090 | 6,269 |
| 長期前払費用 | 92 | 39 | ― | 131 | 86 | 21 | 44 |
(注) 当期増加額のうち主なものは次のとおりであります。
機械及び装置 彦根工場 電力貯蔵システム 1,336百万円
ソフトウエア 新会計システム導入 360百万円
新生産管理システム導入 350百万円
販売権 製品導入関連 4,550百万円
【引当金明細表】
| 区分 | 当期首残高(百万円) | 当期増加額(百万円) | 当期減少額(目的使用)(百万円) | 当期減少額(その他)(百万円) | 当期末残高(百万円) |
|---|---|---|---|---|---|
| 投資損失引当金 | 960 | 2,100 | ― | ― | 3,060 |
| 賞与引当金 | 1,858 | 1,713 | 1,858 | ― | 1,713 |
| 返品調整引当金 | 1 | 1 | 1 | ― | 1 |
| 役員退職慰労引当金 | 784 | 55 | ― | ― | 839 |
(2) 【主な資産及び負債の内容】
連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。
(3) 【その他】
該当事項はありません。
第6 【提出会社の株式事務の概要】
| 事業年度 | 10月1日から9月30日まで |
|---|---|
| 定時株主総会 | 10月1日から3ヶ月以内 |
| 基準日 | 9月30日 |
| 株券の種類 | ― |
| 剰余金の配当の基準日 | 9月30日 |
| 1単元の株式数 | ― |
| 株式の名義書換え | |
| 取扱場所 | 大阪市北区中津一丁目5番22号 マルホ株式会社 |
| 株主名簿管理人 | ― |
| 取次所 | ― |
| 名義書換手数料 | 無料 |
| 新券交付手数料 | 無料 |
| 単元未満株式の買取り | |
| 取扱場所 | ― |
| 株主名簿管理人 | ― |
| 取次所 | ― |
| 買取手数料 | ― |
| 公告掲載方法 | 官報 |
| 株主に対する特典 | なし |
(注) 定款に株式の譲渡制限規定を設けております。
第7 【提出会社の参考情報】
1 【提出会社の親会社等の情報】
当社には、親会社等はありません。
2 【その他の参考情報】
当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。
(1) 有価証券届出書(第1回無担保社債)及びその添付書類
平成26年7月10日近畿財務局長に提出
(2) 有価証券届出書の訂正届出書
訂正届出書(上記(1)有価証券届出書の訂正届出書)平成26年7月29日近畿財務局長に提出
訂正届出書(上記(1)有価証券届出書の訂正届出書)平成26年8月1日近畿財務局長に提出
訂正届出書(上記(1)有価証券届出書の訂正届出書)平成26年8月7日近畿財務局長に提出
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
独立監査人の監査報告書
平成26年12月19日
マルホ株式会社
取 締 役 会 御 中
有限責任監査法人 トーマツ
指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 石黒 訓 ㊞
指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 目細 実 ㊞
指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 大谷 博史 ㊞
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられているマルホ株式会社の平成25年10月1日から平成26年9月30日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。
連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に連結財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、連結財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による連結財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、連結財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての連結財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、マルホ株式会社及び連結子会社の平成26年9月30日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。2.XBRLデータは監査の対象には含まれておりません。
独立監査人の監査報告書
平成26年12月19日
マルホ株式会社
取 締 役 会 御 中
有限責任監査法人 トーマツ
指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 石黒 訓 ㊞
指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 目細 実 ㊞
指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 大谷 博史 ㊞
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられているマルホ株式会社の平成25年10月1日から平成26年9月30日までの第65期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。
財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、マルホ株式会社の平成26年9月30日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。2.XBRLデータは監査の対象には含まれておりません。